細野豪志

ほそのごうし

小選挙区(静岡県第五区)選出
自由民主党
当選回数8回

細野豪志の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第186回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第1号
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○細野委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、坂本剛二君を委員長に推薦いたします。
○細野委員 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
02月13日第186回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○細野委員 おはようございます。細野豪志でございます。  まず、福島のことについて御質問させていただきたいと思います。  週末、民主党党大会を福島で行いました。党大会の前にそれぞれが視察に行ってまいりまして、私は、郡山にある子供が屋内で遊ぶ施設、ペップキッズこおりやまというの...全文を見る
○細野委員 後段の部分で総理が、オリンピックにかかわる関連のイベントであるとか、さらには事前合宿などについて、今、発言をされました。これは非常にいいことだと思います。  もちろん、それぞれの地域が独自の努力をすることによって、そういったものを企画したり、誘致をしたりするというこ...全文を見る
○細野委員 招致活動の中で、福島は東京から二百五十キロ離れているから大丈夫なんだという発言が一部出てきて、あれは本当にまずいなと思いました。それに対して総理が、最後のプレゼンテーションの質問の中で、サッカーボールを持っている被災地のお子さんの話をされて、あれは私は本当にいいメッセ...全文を見る
○細野委員 先ほど申し上げたように、今目の前でやっておられることはわかっているんです。  私が言っているのは、もう少し先の話ですね。これから数年かけ、一年後、二年後から二〇一八年あたりまでは、今、根本大臣がおっしゃったような目の前の対応ではとても賄い切れないぐらいの復興需要と東...全文を見る
○細野委員 最後の、組織委員会において検討がされるべきであるということに関しては、踏み込んでいただきたいと思います。どういった形でこの準備や運営に復興をかかわらせるのか、これは政治そのもの、政府そのものの役割ですから、踏み込んでいただきたいということを私の方は要請をいたします。 ...全文を見る
○細野委員 今、総理が言われた、二十万以上の町の、二十万未満でも一定の機能を持っている地方の都市を中枢拠点都市とするんですか、こういった形でしっかりとサポートをしていく、そういったところを元気にしていくというアプローチは、これは私もいいと思います。問題は、それをどうやってやるかな...全文を見る
○細野委員 政権全体での優先順位を伺いたかったので、総理にお答えをいただきたかったんですが、では、総理、もう少し具体的に伺います。  今、新藤大臣の方からは、手挙げ方式でやるということも積極的に考えていくという話がありました。恐らくそれは、今法案の準備をされている、事務とか権限...全文を見る
○細野委員 法案の中に、市町村がきちっと賛成をできるような状況を前提とするという条文も入れたんですね。つまり、手挙げ方式で市町村も関与できるという枠組みをつくってもなおやらないというのは、出先機関改革はやらないということなんですよね。  総理に、そもそも、ちょっとお伺いしたいん...全文を見る
○細野委員 残念ながら、この分権のテーマは総理になかなか答弁をいただけないので、もう時間も最後、短くなりましたから、もう一度伺いたいと思います。  この国のあり方として、国家が強い権限を持って、地方についても一緒に考えていくというような言い方をされましたけれども、それは、権限、...全文を見る
○細野委員 今、道州制についておっしゃいましたけれども、手挙げ方式での地方支分局の移管すらできないのに、分権ができるわけないですよ、道州制ができるわけないですよ。あるとき突然、それぞれの道州ができて、そこに権限と財源を移すなんてことはあり得ませんから。旧来型の分権についての発想か...全文を見る
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○細野分科員 おはようございます。  きょうは終日の審議ということで、お疲れさまでございます。  下村大臣とは文部科学委員会の方で何度か議論させていただきましたので、その継続のテーマについて幾つか質問させていただきたいと思います。  まず、二点、大臣にお礼を申し上げたいと思...全文を見る
○細野分科員 私も同じことを感じていまして、児童養護施設に入る子供の場合は、今は圧倒的に虐待が多いですから、本当に幼児期に親から否定をされるということになると、やはり人間不信、社会不信、ひいては何のために生まれてきたのかみたいなことを考えることも多いわけですよね。そういう子供を育...全文を見る
○細野分科員 大臣が非常にこの問題について強い思いを持って取り組んでいただいているとよくわかりましたので、ぜひ、横浜市の例なども見ていただいて、どういうサポートができるのか、具体的な検討に入っていただきたいと思います。  次に、オリンピック・パラリンピックのことについて質問させ...全文を見る
○細野分科員 体力的にはしんどいんです、しかしこれは大事なんで行くんですというメッセージなら、私もそうとるんですけれども、最後、暗いなで締められると、ああ、行きたくないんだなととるのが普通だと思います。  この議論は、もうこれ以上、余り建設的に深まりませんのでおきたいと思います...全文を見る
○細野分科員 ちょうど私、子供が中学生なものですから、何となく高校の受験というのは身近に感じるんですけれども。  例えば、来年の四月に入る高校ということになると、進学するかどうか、どこに行くかどうかという目標は大体もう春か夏ごろには決めて、準備するわけですよね。それでいうと、ど...全文を見る
○細野分科員 確認ですけれども、文部科学省としては、中学校についても一年おくれぐらいではつくるべきだというふうなお考え、寮としても来年の四月にはできればつくるのが望ましいというお考えということでよろしいですか。
○細野分科員 大臣、今、局長がかなり踏み込んで、今の状況で言える範囲でおっしゃったんだと思うんですけれども、この学校は、意識としては国立の中高一貫校のつもりで対応していただきたいと思うんですね、前にも質問申し上げましたけれども。ですから、多様な、そして非常に特徴のある前向きな教育...全文を見る
○細野分科員 福島の現状というのは、やはり原発事故を受けて、マイナスの部分がかなりあると思うんですね。教育の充実というのは、このマイナスをゼロにするという発想ではだめで、プラスに持っていくぐらいの力をここで示さない限り、それこそマイナスの部分はまさに埋まらないと思うんです、逆に。...全文を見る
○細野分科員 ありがとうございました。
03月12日第186回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○細野委員 ここまでも各委員の皆さんから、二月の十四日以降の災害について具体的な質問がありました。  私も、現地に先週行かせていただきまして、深刻な被害の状況を見てまいりましたので、古屋大臣を初めとした政府の皆さんには、メニューのさらなる充実、さらには省庁の縦割りを超えた対応と...全文を見る
○細野委員 今回の災害対応の中で、私がやや姿が見えなかったなと思っているのは官邸なんですね。  きょうは、加藤副長官に来ていただきました。  資料を三枚配りましたが、横書きのポンチ絵、これをごらんいただきたいと思います。  一月の三十日に政府で検討された会議の中で、西川徹矢...全文を見る
○細野委員 長官御自身も官邸に入っておられませんし、ほかの動きも含めて周辺の記者などにも確認いたしましたが、ほとんど動いた形跡がないんですね。なぜあれだけの大災害だったのに官邸が動かなかったかなというのを少し私なりに検証してみたんですが、もう一枚の表をごらんいただきたいと思います...全文を見る
○細野委員 私、若輩で、古屋大臣と比べると人生経験は不足していますが、図らずも危機管理については相当の経験があるんですね。  そのときに大事なことは、きちっと担当者がコミットして責任感を持ってやること。しかも、意思決定ができる現場にできるだけしっかりいるということは大変重要です...全文を見る
○細野委員 メディアに出るとか、そういうことを申し上げているのではないんですね。そのときにもう死者も出ているわけだし、現場では大変なことになっているわけです。そのときに、常にきちっと連絡がとれる体制が内閣府としてとれていたかということを言っているわけです。  知事と大臣が携帯で...全文を見る
○細野委員 状況が混乱しているとか現場が大変だということと、内閣府に二人しかいなかったことは全く別問題ですよね。把握できないからこそ、把握に努めるのにしっかり夜もやっておかなきゃならないわけでしょう。  大臣、今、質問に答えていませんよ。最も大切な十五日の夜に内閣府に職員が二人...全文を見る
○細野委員 よしという声が聞こえましたけれども、ちょっとピントが外れていると思いますよ。ここは内閣府が責任を持ってやるんだから、きちっと対応すべきところに不備があったと私は思います。そのあらわれの一つが自衛隊の災害派遣だと私は思うんですね。  私も、地元に陸上自衛隊が大変多うご...全文を見る
○細野委員 結果としては、この対応というのはそれぞれの現場に任せる形になっているんですね。埼玉県などでも、出すか出さないかで大変難しい判断があった。私の地元の御殿場でも、出すか出さないか、微妙な判断があったんですが、隣の小山町は出たけれども御殿場は出なかった、そういう対応がありま...全文を見る
○細野委員 十六日前後の時点で、ちょっと防衛省から出ている資料を拝見しましたら、二百数十名、全国で出ています。  その後なんですね、問題は。もう一度この表をごらんいただきたいと思います。お配りした資料を大臣もごらんください。  二月の十七日になって防衛大臣が指示を出しているわ...全文を見る
○細野委員 時間がなくなりましたので、これで終わりますけれども、災害対応というのは、さっき当事者意識が大事だということを申し上げましたけれども、もう一つ大事なことがあって、それは、事態がどうなるかわからないときはやや広目に構えるんですよね。広目に構えて準備をして、大したことがなけ...全文を見る
04月11日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○細野委員 きょうは金曜日の、しかも本会議の後ですので、大臣は答弁をされた後ということで、大変お疲れさまです。お疲れだと思うんですが、非常に大事な法案でございます。私の方もしっかりと質問したいと思いますので、御答弁をよろしくお願い申し上げます。  まず、原子力損害賠償支援機構法...全文を見る
○細野委員 今大臣がおっしゃった後段の部分はよく理解できます。すなわち、機構は最大の出資先ですから、東電に対しては経営上の非常に強い影響力を行使し得る。したがって、廃炉についても、さまざまな問題があった場合には指摘をしやすい、ここは理解できるんですね。  前段の部分がちょっとよ...全文を見る
○細野委員 そこがやや、なぜ一緒にやるのかというところが、一時的にはそういうことも理解はできなくもないんだけれども、すとんと落ちないところがあるなというふうに私の中では実は残っております。  それと同時に、それでは具体的に、このスキームが、例えば廃炉に向かって、恐らく三十年、四...全文を見る
○細野委員 今、大臣の御答弁の中で、賠償のスパンと廃炉のスパンは違うんだというお話がございました。  そこをちょっと確認したいんですが、今大臣がおっしゃろうとしたことは、賠償に四十年というのは、さすがに、ここまでかけるべきではないですよね。もっと早くきちっとけじめをつけるべきだ...全文を見る
○細野委員 わかりました。  もう一つ確認をしたいのが、大臣は、これはあくまで事故炉だということをおっしゃいましたね。認識としては、同じ廃炉でも、事故炉の廃炉と通常炉の廃炉は別物なので、これは一緒にやるべきじゃない、相乗効果がややあるというような言い方も少しされましたけれども、...全文を見る
○細野委員 今の上田長官の答弁は私も同じ意見です。つまり、今回の事故炉の廃炉というのは、考え得る中でいうと最も困難な作業をやることになりますから、これをやり得る技術、例えばさまざまな無人化の技術なんかは、当然、通常の廃炉においてもいろいろ応用可能なわけですよね。ですから、相乗効果...全文を見る
○細野委員 ちょっと私の質問に今必ずしも答えていただけなくて、役割分担があるのはわかっているんですよ。機構は技術的なアドバイスをする、IRIDはメーカーなんかが集まる、現場は東電なり、あとはいろいろなメーカーがやる。わかっているんですけれども、どこが主体となって、ここをしっかりと...全文を見る
○細野委員 大臣が御答弁をされたとおり、機構が、その音頭取りは無理だと思いますね。これだけのおもしを言うならば負っているわけですし、積極的に何かやるという組織ではないですよね。むしろ、これだけの事故があったことについて、これにしっかりと対応していく、このマイナスをできるだけ埋めて...全文を見る
○細野委員 今の上田長官の答弁はちょっと苦しいと思いますよ。賠償を抱えている機構がそんなことできますか。ここはまさに、福島の問題に対応する、もう本当に最前線の組織になるわけですよね。これだけのおもしをここに載せておいて、廃炉のいろいろな国際貢献だとか、そこについてもここにやれとい...全文を見る
○細野委員 大臣、この後、御答弁をいただきますので。  ちょっとこれをごらんいただけますか。これは皆さんに配付している資料なんですけれども、その辺のことをいろいろ考えまして我々が提案しているのが、これは私も直接かかわらせていただいたんですが、この提案なんですね。  廃炉機構と...全文を見る
○細野委員 確かに、言葉の使い方は気をつけなきゃならないと思うんですね。  ただ、大臣、現実として、二百基を超える原発がそろそろ廃炉のプロセスに入ってきていて、世界の中でそういう経験を持っているところがほとんどない。一番早く走っていて比較的経験があるのはイギリスですけれども、イ...全文を見る
○細野委員 ありがとうございます。  次に、人材の問題に移りたいと思うんです。  私がこの機構の絵を見たときに、東電が引き続き、カンパニー制をとったとはいいながらも廃炉の主役を担うという絵、やむを得ないところがあると思うんです。やむを得ないんですが、これを見たときに直観的に感...全文を見る
○細野委員 私、事前に申し上げたつもりだったんですが、ちょっと私の方が数字を把握していますので申し上げると、平成二十四年度だけで七百十二人ですね。平成二十三年度に四百六十五人。平成二十五年度になって、もう二十四年度に相当おやめになったので数が減っているんですが、それでも四百八十八...全文を見る
○細野委員 一般論としてはそう答弁するしかないんだと思うんですけれども、事態は相当深刻ですね。  そこで、廃炉部門を切り分けるという、少し私としては大胆な提案をしたのは、もちろん東京電力全体がしっかりやってもらわなきゃいかぬのは事実なんですよ。賠償ももちろんしっかりやってもらわ...全文を見る
○細野委員 大臣にもう一歩踏み込んで御答弁いただきたいんですけれども、ここでできる廃炉部門と東京電力のカンパニーというのが、まさにこれは一対一に符合するわけですね。  カンパニーの責任者は、増田さんという福二の所長をやっておられた方で、私もよく存じ上げているけれども、しっかりや...全文を見る
○細野委員 私もそれは理解しているんです。  私が言ったカンパニーというのは、東電の中のまさに福一に関するカンパニーですから、それが存在することは認めた上で、それに対して廃炉の専門技術的な助言であるとか指導とか勧告をするのがこの新しい機構の組織ですよね。そこが一対一の関係にある...全文を見る
○細野委員 私は、機構の方のこの部門の人の給料は正直余り関心がないので、そこは優秀な人が集まるような形にしていただきたいと思いますが、それを言っているんじゃなくて、現場に近いところにいる技術者の待遇をちゃんとしてもらいたいという意図ですので、十分大臣はそれを理解していただいたとい...全文を見る
○細野委員 Jヴィレッジがあるのは広野町なんですよね。広野町に十七名いて、経産省、復興庁、文科省、農水省、国交省、環境省、規制庁、JAEAもいるわけですよね。そこに入ればいいじゃないですか。一緒の場所ですか。
○細野委員 大臣、私は原発事故担当というのをやっていたので、ある種、オールラウンドでやれたんですよ。厚生労働省であろうが経産省であろうが環境省であろうが入り込んでいろいろやって、各大臣の御協力で動かせたんですけれども、今、茂木大臣は経産大臣でおられるので、機構という観点からすると...全文を見る
○細野委員 大臣にかなり踏み込んで御答弁いただいたので、ちょっとチェックしてみてもらえませんか。現場があって、そこのバックオフィスがJヴィレッジまではいいと思うんです。ただ、そのさらにバックに、労務管理についてやる人が、監督者が、チェックする人がいるというのはちょっとバランスが悪...全文を見る
○細野委員 そろそろ時間も少なくなってまいりましたので、次に、資金の問題についてお伺いしたいと思います。  まず確認なんですけれども、この法律に基づいて新しく廃炉部門が設置をされますね。廃炉部門が設置をされるんですが、廃炉に係る費用についてはこの機構がどう関与することになるのか...全文を見る
○細野委員 ここは我々も気をつけて発言しなきゃならないと思っているんですね。というのは、やはり国民負担がどんどんふえていくということになると、これはもう大変なことですから、できるだけそこは少ない方がいいわけです。  ただ一方で、今は回っているとしても、廃炉について、いろいろ口は...全文を見る
○細野委員 ここからちょっと大臣にお伺いしたいんですけれども、昨年、遮水壁とALPS、これに四百七十九億円、予算がつきましたよね。これは私も責任があるので、ああいう段階で国費投入ということで、その緊急性とかも含めて対応されたことは評価したいと思います。  ただ、なかなか悩ましい...全文を見る
○細野委員 大臣にお伺いしたいのは、いろいろなことがこれからトラブルとしても起こる可能性がありますね。緊急性があるものもあるだろうし、さらにより先進的なものを投入しなきゃならないケースは出てくるわけですね。そういう場合も、またこのスキーム、国費投入という直接的なスキームを使うこと...全文を見る
○細野委員 よくわかりました。  私が申し上げたかったことをもう一度言いますね。それは、国費投入のALPSとか凍土壁でやったスキームよりは、必要になった場合ですよ、本当に必要なときに限定すべきですけれども、いろいろな事故がこれから起こることは、防がなきゃならないけれども、可能性...全文を見る
○細野委員 最後に、法案から離れますが、再稼働の問題について。  川内原発の再稼働の審査が今規制委員会の方でかなり精力的に行われているというふうに承知していますが、ちょっと国民の側から見るとわかりにくいのは、では誰が再稼働の判断をするかということなんですね。  そのときに、ち...全文を見る
○細野委員 役割分担としては、そういうことだと思います。  ただし、規制委員会と資源エネルギー庁というところで、そこの押しつけ合いだけはしないように、客観的な判断は規制委員会がきちっと、適合審査そのものはやるけれども、説明なりとかいうところは、経産省、エネ庁、そこにあるというこ...全文を見る
04月16日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
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○細野委員 非常に大事な法案ですのでしっかり中身の議論をしていきたいと思うんですが、その前に一点だけ、教育に対する基本的な認識という面で大臣にお伺いしたいことがあります。  これは二月二十日の予算委員会なんですけれども、戦後教育についての質疑、やりとりがありまして、その中で安倍...全文を見る
○細野委員 マインドコントロールと言うからには、誰かもしくは何かによってコントロールされていて、変えちゃいかぬなというそういう雰囲気というか、そういうことが自民党にあったということをおっしゃっているわけですね。  では、そのマインドコントロールしていた主体というのは何なんですか...全文を見る
○細野委員 ちょっと御答弁いただきたいので、それがGHQだということですね。
○細野委員 しつこいようなんですが、ややここは大事なところなので、マインドコントロールと言うからには、どこかにコントロールされているから、日本の政府もしくは自民党がコントロールされていたという話ですね。  GHQというのが直接的な表現過ぎるのであれば、それは占領政策、占領時代と...全文を見る
○細野委員 もう一つこれに関連して大臣にお伺いしたいんですが、この考え方には、ある種、戦後教育そのものを真っ向から否定をしてかかる考え方がかなりあると思います。少なくとも私は、この議事録を読んでそう受けとめました。  では、戦中、戦前どうだったのかということなんですよ。国家教育...全文を見る
○細野委員 今の大臣の御答弁の中身であれば私も納得できるんですよ。戦後、いろいろ教育制度が本来であればもっと変えていくべきところを変えられなかったという流れの中で今回の改革案が出てきたのであれば私も納得できる、我々も改革案を出していますから。タイミングも含めて、もう少し早い方がい...全文を見る
○細野委員 答弁の一番頭のところで、現場を大事にするんだという話がありました。もちろん、いじめの問題なんかを含めて考えると、大臣がある程度そういったところについて具体的に何かできる仕組みがある。これは議論があっていいと思うし、必要かもしれません。ただ、出発点は、やはり現場を大事に...全文を見る
○細野委員 地域住民の意向をどう反映をしていくかというのは、私は重要な要素だと思います。  きょうは法案提出者の吉田さんにも答弁席に座っていただいていますが、この野党案、民主党と維新で出した法案にはここがどう書かれているか、御答弁いただきたいと思います。
○細野委員 我々の案にもありますけれども、学校教育に住民が参加をする枠組みとしてやはり一番自然なのは、コミュニティースクールだと思います。私もかなりの数のコミュニティースクールを見ましたけれども、それは、極めて限定的な住民が例えば教育委員会に入るであるとか、そういう仕組みよりも、...全文を見る
○細野委員 では確認ですが、この総合教育会議に、いじめの問題などの危機管理についても対応することを期待している、こういう理解でいいですか。
○細野委員 ちょっと恐縮なんですが、危機管理ということを考えると、こういう会議は一番向かないと思います。私は若輩なんですけれども、たまたま、危機管理のことについてはややいろいろなことにかかわってきた経緯があって、いろいろなものを見てきましたけれども、責任の所在が明確でない会議体で...全文を見る
○細野委員 危機管理というのは、誰かが責任を持って最後決めるしかないんです。それを先延ばしできればそれは幸いなんですが、先延ばしできないケースもあり得る。いじめの問題もそうでしょう。感染症もそうかもしれない、例えば学校を閉鎖するかどうかとかそういうことも含めて。例えばですよ。そう...全文を見る
○細野委員 ちょっと私の質問にそこは的確に答えていただいていないのですが、私は、この危機管理の、本当にここは判断をしなければならないという場面は首長の出番だと思います。むしろ、総合教育会議というのを設定してそこについて関与させるのであれば、そこだけは首長が指示をできるようにすべき...全文を見る
○細野委員 大臣、実際にこういう例が生じているわけですよ。大変残念なケースとして大津の事件があって、大津市の教育長は教育委員会にも十分な情報を伝えずに、対応が後手後手に回ったということが言われていますよね。つまり、そのときに首長が関与していたら、もしかしたら違ったかもしれない。そ...全文を見る
○細野委員 大臣、ここはちょっとお考えいただいた方がいいんじゃないですか。事務の調整という言葉は余りふさわしくないですよ。  私、原発事故の対応をしまして文部科学省の皆さんとも一緒に仕事をさせていただきました。率直に言って、優秀な方が多いし、教育について熱心にやっておられると思...全文を見る
○細野委員 危機管理の判断をするときに、最後の責任を誰が負うかは極めて重要なんですよ。というのは、右か左か判断せざるを得なくなるケースがあり得るわけです。そのときに、結果についても責任を負えるような体制にしておかなきゃいかぬ。それは、私は教育長じゃ無理だと思います。  合議制に...全文を見る
○細野委員 では、質問を終わります。
04月25日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○細野委員 おはようございます。  早速、法案の審議に入りたいと思います。  先週も私質問させていただいておりまして、総合教育会議で危機管理をするということについて、率直に申し上げてやや不安があるのではないか、そういう趣旨で発言をさせていただきました。そこをもう少し具体的に聞...全文を見る
○細野委員 今、局長が御答弁されたように、犯罪が発生をした場合であるとか、さらには、それこそいじめにより死傷者が出るという深刻な事態に陥った場合に、この総合教育会議がそれを協議するということになるわけですね。  もう一つ確認ですが、この総合教育会議というのは、物事を決定する会議...全文を見る
○細野委員 大臣から非常に明確に御答弁いただいたと思います。協議はするけれども、最終の判断権者は教育委員会、すなわち、その責任者である教育長であるということですね。  危機管理が非常に悩ましいのは、ちゃんと協議をして一致できるまで判断を先延ばしできるのであれば、しっかり協議すれ...全文を見る
○細野委員 法案提出者にお伺いしますが、民主党と維新が共同提出をしている案では、こういった事態における判断の最終責任は誰にありますか。
○細野委員 大臣、私も、この総合教育会議というのができることによって、今の制度よりは危機管理において前進したことは認めます。今の制度よりはいいです、明確にこれは。しかし、こういう問題について、最終的な判断権者として教育長がいいか、首長、例えば市長がいいかといえば、明らかに市長の方...全文を見る
○細野委員 これは大臣もわかった上でおっしゃっているんだと思うんですけれども、総理でも閣僚でも市長でもそうなんですけれども、その人間が現場のことについて物すごく詳しいなんということはあり得ないんですよ。当然、それは担当者なり責任者からしっかり話を聞いて、その上で判断をするわけです...全文を見る
○細野委員 今、笠さんがおっしゃったことがかなり的を得ていると私は思うんです。  つまり、この二人が実質的に議論することになるわけです。その場合に、見解が分かれた場合に、判断を先延ばしする可能性は非常に高いです。最終的に教育長の判断が優先されるにしても、首長が明確に反対した場合...全文を見る
○細野委員 大臣がおっしゃりたいことは、政治的な中立性が担保できるかどうかは、これは議会によってさまざまでわからないけれども、教育長なり教育委員長なりをチェックする役割は、議会がしっかりできるような仕組みになっているということですね。  ただ、大臣、議会のその仕組みはもともとあ...全文を見る
○細野委員 大臣、ちょっとお言葉なんですけれども、今は法律を議論していて、制度をどうするかという議論をしているわけですよ。大津の問題というのは深刻にあった。それがきっかけになっているのに、いや、それは制度の問題ではなくて人の問題ですなんて言い出したら、ここで議論をしている中身は意...全文を見る
○細野委員 大臣、むしろそれは逆に機能する形もありますよ。  今度は教育委員長さんは教育長でもあるわけです。事務局の責任者ですよね。これまでは、事務局の責任者たる教育長とは別に教育委員長がいて、教育委員がほかにもいましたから、ここは言うならばアウトサイダーで、確かに執行機関であ...全文を見る
○細野委員 事例というのはあらゆるものが言えると思いますよ。  首長と教育長というのは、当然これまで、総理もそうですが、任命もするわけですから非常に近い関係にもあるわけですから、政治的な中立性が侵されたような場合に、チェックをしなければならないようなケースはあり得ますよ。  ...全文を見る
○細野委員 危機管理の問題については先ほど前段の部分で大分議論しましたので、総合教育会議ができることは半歩前進だと思います。ただし、そこで危機管理をきちっとやり切れるかということについては、私は疑問を持っています。  では、政治的中立性はどうですか。教育長が首長の意向をそんたく...全文を見る
○細野委員 教育長というのは、従来事務方のトップですから、それはやはり首長の意向をより強く受けやすい立場ですよ。それと離れたところに教育委員長がいて、教育委員の互選で選ばれていて、これは第三者的な機能を果たしているからチェック機能を果たせたのであって、今回その二つが一緒になるので...全文を見る
○細野委員 今回の政府案なんですけれども、私も、今の制度からすると前進だと思います。ただし、私が今指摘したような危機管理の面での対応が本当にできるのかどうか、さらには、第三者的なきちっとしたチェックを果たせるのかどうか、こういった幾つかの点において、正直に言いますと、やや中途半端...全文を見る
05月08日第186回国会 衆議院 憲法審査会 第5号
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○細野委員 民主党の細野豪志でございます。  今、保岡委員の方からも御発言がありましたけれども、この重要な法案につきまして七会派が共同提案に至った、これは、先人の皆さんの大変な御努力も含めて、非常に重要なことであったし、私は、その御努力をされた皆さんに心より敬意を表したいと思い...全文を見る
○細野委員 合意文書を見ますと、確認書などを見ますと、こうしたことについて各党の担当部局に引き継ぐという、やや、余り聞きなれない形になっておりまして、かなりこの部分については、さまざま党によっても考え方は若干違うでしょうし、課題があるというふうに思いますので、国民にしっかりと開か...全文を見る
○細野委員 北側委員にも、その点をお聞かせいただきたいと思います。  特に、与党を組んでおられて、憲法については、非常に難しい、考え方のやや相違もあると率直に思うんですが、そこは、与党だけではなくて各会派がしっかりと議論して、よりいいものをつくっていくというアプローチを公明党と...全文を見る
○細野委員 時間もなくなりましたので、最後に。  さまざまな問題を、特に憲法については信頼関係のもとに協議できるこの枠組みというのをぜひ各党に大事にしていただきたい、このことを最後に申し上げて、終わりたいというふうに思います。  ありがとうございました。
05月14日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
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○細野委員 きょうは、三人の参考人の方々から、それぞれの立場から非常に有益なお話をいただいたと思います。冒頭、心より感謝を申し上げます。  特に、越参考人には、御遺族の方の手紙を代弁する形で御発言をいただきました。私も、越市長にももちろんお伺いしたいことがありますが、御遺族の方...全文を見る
○細野委員 非常に明確に御答弁いただきまして、ありがとうございました。  次に、今、大津市は、訴訟を抱えておられて、市長がその被告の代表になっているわけですね。教育委員長はその訴訟の対象になっていません。  例えば、生活保護の問題などで何らかの事故が生じて訴訟になった場合は、...全文を見る
○細野委員 越参考人に対しては最後に。  先ほど、御遺族の方のお手紙の中で、教育行政の可視化が必要だという御主張がございました。これはもう本当にそのとおりだと思います。  そこでお伺いしたいのが、これから市長がかかわることになる総合教育会議ですが、ここは、それこそ教育に対する...全文を見る
○細野委員 ありがとうございました。  次に、小松参考人にお伺いします。  総合教育会議について前向きな御評価がございました。一方で、小松参考人は、さまざまな発信の中で、権限と責任の明確化が必要であり、今の教育委員会制度はそれが不明確である、そういうことも書いておられます。 ...全文を見る
○細野委員 最後に、門川参考人にお伺いします。  京都の事例を非常に丁寧に御説明いただきました。  私も、京都の旦那衆の心意気というんでしょうか、それこそ、かまど金を集めて番組学校をつくった、その伝統が、今のコミュニティースクールの運営にも、それこそ百数十年たっているけれども...全文を見る
○細野委員 門川市長の方から京都の事例を非常にわかりやすく教えていただきまして、ありがとうございました。  最後に一言だけ感想を申し上げると、教育の本質は、教育委員会の制度があるんですけれども、私はそれよりも、地域でどうこれを活性化していくか、こっちの方がより本質的だと思うんで...全文を見る
○細野委員 地教行法の改正案も、審議もかなり終盤に差しかかってまいりまして、私も三回目の質問ということでございます。  かなり論点も詰まってきたかなという感じもいたしますが、改めて、この法案が審議されるに至った原点がどこにあるかというあたりについて、まず少し話をさせていただきた...全文を見る
○細野委員 そこの認識は全く大臣と一致をいたします。  つまり、大津でのあのいじめの事件において、教育委員会、特に教育長の暴走というのをとめることができなかった。それがきっかけとなって、いろいろ委員の方からは、人が問題なんだという話が出てきていますけれども、当然、それは人の問題...全文を見る
○細野委員 私、数日前にお会いをしました。  私も、いろいろお書きになったものなんかはその前も読んでおりましたし、大津のあの件についてはいろいろな資料が出ていますから、それはもうかなり読んでいますので、事前にわかっておったつもりだったんですが、改めて、お会いをして、やはり、そう...全文を見る
○細野委員 ぜひお会いをいただきたいと思います。  そこで、具体的な論点に入っていきたいと思うんですが、いずれも、私、今、大津の事件について申し上げましたので、そこを起点として大臣と議論をしていきたいと思います。  まず、私も二回の質疑の中でさんざん議論してきていることなんで...全文を見る
○細野委員 今大臣が指摘された問題点、私も報告書を読んでおりますから、基本的には承知をしておりますけれども、全て教育委員会及び教育委員会の事務局、教育長も含めて、そちらの問題ですよね、指摘されたのは。  つまり、教育委員会という、市当局、さらには市長から独立したところで起こって...全文を見る
○細野委員 つまり、大臣はこうおっしゃりたいわけですか。現場をよくよくわかっている大津市長の判断よりも、現場から遠いところにおられる大臣の方が判断としては正しい、大津市長のおっしゃっていることは違うということをおっしゃっているわけですね。
○細野委員 私は、大津市長に対しても、新しい制度ができた場合はどうかというのを、これまでの経緯に照らして聞いていますから、そこは決して私の言っていることが別に論理がおかしいということではなくて、まさに、市長の言っていることは間違っていて、大臣は自分は正しいというふうにおっしゃって...全文を見る
○細野委員 では、もう一度確認しますが、いじめのような危機的な状況においても、首長の判断能力よりも、現場に近いところにいる教育長の判断の方がまさっている、したがって、首長には指示権は与えるべきではない、これが大臣のお考えですね。
○細野委員 いや、大臣の答弁を質問者として確認するのは、当然、質疑のやりとりの中ですることですから、それをそのままオウム返しするなら意味ないじゃないですか。それはしっかりと私はこう解釈していますということを申し上げております。  では、少なくとも、大臣がおっしゃっていることは、...全文を見る
○細野委員 その総合教育会議の権限というのは十分なのか十分でないかというのを議論しているわけですね。我々の主張というのは、危機的な状況については首長がきっちり対応できるようにしておくべきだ、そういう主張なんです。  そうしましたら、もう一つ、これと関連してお伺いをします。  ...全文を見る
○細野委員 今大臣が言われた、いじめの事案が発生をして、ほかの生徒とか児童とかに被害が及ぶ可能性があるかどうかというのを、大臣がそんなのを本当に判断できるんですか。そういう判断こそ、本当に危機的な状況にあるのであれば、現場に近いところ、そして、例えば教育長がやれないのであれば、そ...全文を見る
○細野委員 大臣、首長が対応しない場合とおっしゃいましたね。  総合教育会議では、首長は指示権がないわけだから、教育長がやらなかった場合に対応できない仕組みになっているじゃないですか。協議はできますよ、実質的な要請はできるかもしれないけれども、それで十分な対応をしなかった場合に...全文を見る
05月16日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第18号
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○細野委員 地教行法の議論もきょうが採決ということですので、大詰めを迎えております。私も、この法案で四回目で、皆さんに御配慮いただいて、随分時間をとらせていただいて質問してまいりました。  いろいろ法案の違いがありましたので、やや大臣と激し目のやりとりもいたしましたけれども、き...全文を見る
○細野委員 今、吉田提出者の方から御説明がありました監査委員会なんですけれども、この監査委員会がしっかりチェック機能を果たすというのは衆法の基本的なたてつけだと思うんです。  一方で、首長の暴走という観点からすると、この監査委員会の権限というのは勧告にとどまる、つまり強制力がな...全文を見る
○細野委員 当然尊重されるべきものだと私も思います。  また一方で、もう一つの視点は、冒頭の答弁の中で吉田さんも言っておられましたけれども、民意をどう反映するかというところの最後のとりでは、首長の場合はあるわけです。つまり、リコールであるとか、当然選挙というものがありますから、...全文を見る
○細野委員 今の大臣御答弁は、与党内の協議も踏まえて、過去の経緯を非常に丁寧に御説明いただきました。我々の出している法案と方向性が全く違うとは思いません。やや最後のところの制度の設計は違いますが、方向性として首長に、しっかりと判断できるのを努力したんだという御趣旨も含めて、受けと...全文を見る
○細野委員 私の地元の静岡県も、実は余りコミュニティースクールがないんです。余り押しつけがましく言うのは好ましくないと思いまして、私も首長さんにお会いするたびに控え目に、しかし、ぜひやりましょうということで言ってきましたら、最近うちは幾つかできまして、ですから、そういう取り組みも...全文を見る
○細野委員 これは恐らく、この委員会に所属をする議員としては、進めていくということに関しては一致をできるところではないか。ですから、確かに大臣も言われたとおり、一割という目標はちょっと寂しい感じもしますよね。ですから我々は全てにということで法案の中に書きましたけれども、それに向か...全文を見る
○細野委員 私は、安全保障については徹底した現実主義に立って対応すべきだという考え方を持っています。  少し古い話になりますけれども、私が議会に送っていただいた直後に有事法制の議論が始まりまして、当時は、民主党の中では有事法制については非常に消極的な意見が多かった時期もあったん...全文を見る
05月22日第186回国会 衆議院 本会議 第26号
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○細野豪志君 民主党の細野豪志です。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました政府提出の学校教育法及び国立大学法人法の一部を改正する法律案について質問いたします。(拍手)  法案の中身に入る前に、安倍政権の基本的な姿勢について一言申し上げます。  安倍...全文を見る
06月04日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第21号
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○細野委員 本会議でも質問させていただきましたけれども、引き続いて質問を法案についてさせていただきたいと思います。  午前中の参考人質疑も含めて、やはり九十三条が一番議題になっております。それは、学長と教授会の役割分担、大臣も所信の中で言っておられるように、権限と責任の一致を見...全文を見る
○細野委員 今、大臣から冒頭で、中教審の中間取りまとめ、具体的な記述を御説明をいただきました。  この中教審の答申の中では、今例に挙げた四つの項目を並列で、「教授会の審議を十分に考慮した上で、学長が最終決定を行う必要がある。」とされていたわけです。  ところが、法案の中では、...全文を見る
○細野委員 今、二つについては「重要な事項」に当たるというふうに確認をされました。  確認ですけれども、これは学長の判断で入るか入らないかと決まるのではなくて、今言われた課程の編成と教育研究業績については、法文上これは必ず当たるということでいいですね。学長が当たらないということ...全文を見る
○細野委員 いや、ここは大事なところなんで、当たり得るんじゃなくて、当たるんですね。つまり、学長なり総長の判断で、ここに書かれているとおり、聞くことが必要であるかどうかの判断は法文上学長にあるというのは理解しますよ。ただ、この「重要な事項」に法文上当たるのかというのは、重要な法文...全文を見る
○細野委員 局長は私の質問を理解されていないと思います。  学長の判断があるというのは認めているんですね、聞くか聞かないかは。でも、聞くか聞かないかの判断は学長に判断されるけれども、そもそも「重要な事項」に何が当たるのかということについて確定しておかないと、学長も判断できないじ...全文を見る
○細野委員 いや、今の答弁はちょっとひどいと思いますよ。つまり、「教育研究に関する重要な事項」そのものが確定していないわけです。そうすると、意見を言う側は、それこそ、二項の三号に基づいて意見を言っているのか、もしくは三項に基づいて教授会は意見を言っているのか、それすら曖昧になるん...全文を見る
○細野委員 教育課程の編成と教員の教育研究業績等の審査、これはもうどう考えても「重要な事項」ですよ。これが入らないのであれば、この二項三号なんて要らないですね。それすら恣意的に判断できるなんてことは、法案を出した側としては無責任だと思いますよ。  これは委員長、どういう部分が当...全文を見る
○細野委員 大臣の答弁を了とします。局長は、当たるか当たらないかは学長の判断だとおっしゃったから。それは明らかに違うので……(下村国務大臣「いや、違わない」と呼ぶ)いや、違います、違います。それは明らかに違いますから、少なくとも、では、局長の答弁と大臣の答弁をしっかり確認をした上...全文を見る
○細野委員 そうしますと、前段で答弁をされた、当たり得るけれども、学長が重要かどうかを判断するんだという答弁は撤回するということでいいですね。
○細野委員 ここだけで時間をとるわけにはいかないので、大臣の答弁を了としますが、ちょっと議事録を精査してください。精査した上で、訂正するなら訂正するで、しっかりと次回にお願いしたいと思います。  では次に、具体的な、この三号のところの、なぜ学長が教授会の意見を聞くことが必要であ...全文を見る
○細野委員 そういうプロジェクトなり研究部門というのはあり得ると思います。つまり、学部に偏らずに、もしくは学部に入らずに、特別に学長が設けていて、それについて教授会が横からいろいろと違う意見を言うというのはむしろ混乱する可能性があるので、そこは私もわかります。  そうしますと、...全文を見る
○細野委員 局長、確認ですが、学長の判断で聞き得るが、聞かなくても違法ではないわけですね。聞かなくてもいいんですね。お願いします。
○細野委員 部門会議で文科省の方からいろいろな話を聞いた中で、何で九十三条のようなこういう大規模な改正が必要なのかというのを、立法事実として何があるんですか、どういうことを考えているんですかと私は質問したんです。大分考えておられて、その場でややアドリブ的に、学部や学科を廃止をする...全文を見る
○細野委員 ちょっと今の、皆さんもわかりにくかったと思うんですよ。  つまり、学部の教授会の意見を聞かずに、ちょっと端的に例を挙げましょう。例えば、ある大学の、私は法学部なので、仮に私が犠牲になったとして、法学部はなくなりますという判断を、ある大学の法学部の教授会の意見を聞かず...全文を見る
○細野委員 ちょっとやや不明確ですが、学部の意見を聞かずとも廃止をできるという趣旨の答弁がありました。  大臣、ちょっとここを考えていただきたいんですけれども、私も、時代の変遷で学部を廃止したり学科を廃止したりしなきゃならないことはあると思うんです。当然、そこの人は反対するでし...全文を見る
○細野委員 大臣のお考えと私の考えが全く同じであることはわかりました。そこはよくわかりました。  ただ、大臣、そういうことができないようにしておかないと、つまり、それは学長さんというのは、もう基本的には大変に学があって、見識があって、人格者がなっておられますよ。そのことを別に疑...全文を見る
○細野委員 ほかの仕組みはよくわかっているんです。やはり、この法案そのものの、法文そのものの問題点を私は指摘をしました。  委員長にお願いしたいんですが、私どもはガバナンス改革そのものには賛成をしながら、やはり、ここの九十三の条文について懸念を持っています。具体的な修正の中身に...全文を見る
○細野委員 承りましたとちゃんと議事録に残しておいてくださいね。委員長が承りましたと言ってくださいましたので、理事会でしっかりと協議していただきたいと思います。
○細野委員 さて次なんですが、もう一つやはり確認をしなければならないのは、教員の評価なんです。これも重要事項に当たるという答弁、大臣がありました。残り五分ですので、また舌足らずになりますので、もうちょっと簡潔にやりとりして、それできょうは終わりたいと思うのですが、これも大臣に聞き...全文を見る
○細野委員 私も、教授会だけの意見を聞いて決める必要はないと思います。いろいろな意見を聞いた上で評価をしていただいた方がいいと思います。しかし、少なくとも専門家同士の教授会の評価は聞いた上で、学生であるとか、さらには外部の人間であるとか、さまざまなそういった評価を総合的にして、最...全文を見る
06月06日第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第22号
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○細野委員 水曜日、九十三条について質問をさせていただいて、それを受けまして、今回修正案が各会派から提出されたということを評価したいと思います。  特に、局長答弁を聞いておりまして改めて感じましたことは、仕組みとして、最終決定権は学長にある、これは教育研究に関することでも同様で...全文を見る
○細野委員 確認ですが、その施行通知は、法案が、修正案が、仮定の話でありますが、可決をされたら速やかに出されるということでよろしいでしょうか。
○細野委員 それはさまざまな要素があるでしょうから、いろいろな要素が入った施行通知ということですので、それは結構です。ただ、この部分については今御発言された通知がそのまま発出されるということなのかということが一つ。もう一つは、当然参議院でのさまざまな議論も経てということであります...全文を見る
○細野委員 これは、修正をしていただいた、受け入れていただいたということ自体非常に重たいことだというふうに思っておりますので、民主党として責任ある対応をしてまいりたいし、我が党において衆参に溝は全くありませんので、しっかり連携してやってまいりたいというふうに思っております。  ...全文を見る
○細野委員 わかりました。そういったプロセスを踏むんだろうと思います。  ただ一点だけ、もう一度、済みません、しつこいようで恐縮ですが、教育課程の編成、さらには教員の教育研究業績の審査、これは通知の中に入っているわけですね。ですから、その通知内容をそのまま反映するものについては...全文を見る
○細野委員 今大臣から、それぞれの大学によって詳細については違うという御趣旨の答弁がありました。私はそれも大事な視点だと思います。大まかな方向性であるとか中身については、当然そういう有識者の方々で議論するということでいいと思いますが、それぞれ、やや大学について個性もありますし、当...全文を見る
○細野委員 今の答弁で確認ができたことはよかったと思います。  大臣は滝川事件というのは御存じですよね、これは教科書にも書いてありますから。京都大学で起こった事件なんですけれども、滝川教授というのが、思想的に政府からもしくは国会からにらまれるような見解を出して、それが学長、総長...全文を見る
○細野委員 時間がなくなりましたが、最後にもう一問だけ。  本会議でも質問をさせていただいたんですが、大学に行けない子供たちがいる。特に、親が経済的、社会的に厳しい状況で、児童養護施設に行っているであるとか住んでいるであるとか、里親とか、そういう子供についての対応をぜひ文科省と...全文を見る
○細野委員 以上で質問は終わりますが、法案の修正という中で、大臣はもとより、本当に、この委員会の皆さんに大変な御努力をいただいたことに心より感謝を申し上げたいというふうに思います。  ありがとうございました。
10月30日第187回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○細野委員 細野豪志でございます。  私は、きょうは、福島の問題、原発の問題について宮沢大臣と、当然総理もでありますが、そして、国民の年金の問題について塩崎大臣そして総理と議論してまいりたいというふうに思います。  まず、宮沢大臣にお尋ねをいたします。  配付をした資料をご...全文を見る
○細野委員 今確認を宮沢大臣にいただいたペーパーの二段落目にはこういうことが書いてあります。「原子力政策の推進に当たっては、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故を片時も忘れてはなりません。事故を真摯に反省し、被災された方々の心の痛みに誠実に向き合い、廃炉・汚染水対策と福島の復...全文を見る
○細野委員 なぜお行きにならなかったのか、東京でそういう法律をつくっていたとか、そういう話をされましたけれども、私は福島の皆さんには理解されないと思います。  この間、何人か福島の方とお話をしましたが、正直言ってちょっと信じがたいという、全ての方がそういう反応でした。ある方は、...全文を見る
○細野委員 私は、この福島の問題に関しては党派は関係ないと思っているんです。したがって、これまでも、政権の中で福島のために一生懸命やっている方については、ここは個人的にはいろいろな形で協力をしてきました。しかし、残念ながら、少なくとも今の宮沢大臣からはそういう気持ちが伝わってこな...全文を見る
○細野委員 このペーパーを経産省が出したことというのは非常に意味が大きいんですね。これは、経産省は、安全性を確認するのは原子力安全委員会の仕事ですよ。しかし、再稼働そのものを説明し、住民の理解を得るのは経産大臣の仕事ですから、この福島第一原発と川内原発、当然この事故を受けてやって...全文を見る
○細野委員 川内原発は何という型の原発ですか。
○細野委員 津波のリスクについてはどう見られていますか、川内原発の。
○細野委員 大臣、ここが大事なところなんですね。  東京電力の福島第一原発、あそこは、津波に襲われてああいう事故になりました。川内原発はなぜ津波のリスクがないんですか。
○細野委員 川内原発の高さは約十三メートルぐらいありまして、高台にありますから、その意味での津波のリスクが比較的小さいんです。これは、この仕事をやっている人間の常識です。  もう一つ伺います。大臣は吉田調書は読まれましたか。
○細野委員 そうしますと、吉田調書のポイントはどこにあるというふうにお考えになりますか。そこから導き出せる教訓は何ですか。
○細野委員 吉田調書を読みますと、本当にいろいろ真剣に考えなきゃならないことがあるんですよ。東日本壊滅も意識をしたという発言。さらには、私がまさに一番恐怖したところですけれども、四号機のプール、このプールがいかに危機的な状況になって、それに対応したか。これはもう本当に大事な教訓な...全文を見る
○細野委員 今の最後の質問は、確かにやや込み入ったところであったかもしれない。  ただ、総理、ぜひ御理解いただきたいのは、今、原発の本格的な審査に入っているのは全部PWRなんです。つまり、BWRは深刻な事故を起こしてまだ明確な基準ができていませんから、後回しをされていて、PWR...全文を見る
○細野委員 大臣、その話もちょっと何人かにしてみたんですね、福島の方に。ある方はこうおっしゃいました。こんなことに福島を利用しないでほしい、寄附をして、いいことをしたというような形で利用しないでほしい、そういう声がありました。(発言する者あり)やじにありましたが、民主党員ではあり...全文を見る
○細野委員 大臣、よく考えてください。総理と相談していただいてもいいと思います。閣議の、確かに大臣規範はありますよ。これはかつて閣議でいろいろ議論された経緯があるでしょうけれども、それはきちっと了解を得れば、この問題について例外にできますから。それがまず大臣として、少なくとも本気...全文を見る
○細野委員 自分が政権をとってから上がっているという話をされたんですが、そういう話を、どっちの責任とかにしたくないから、あえて八年という長目でとったんです。  それをおっしゃるなら、総理、麻生財務大臣がおられますけれども、我々が政権をとる前の数年間は、これはマイナス六・一兆円の...全文を見る
○細野委員 塩崎大臣は個人の資産で株を六千七百万円近く持っておられる、積み上げると。それは個人的にいろいろ引き継がれたものがあるでしょうから、それについていい悪いとは申し上げません。(塩崎国務大臣「何が問題なの」と呼ぶ)いや、問題だとは申し上げません。  したがって、そういうこ...全文を見る
○細野委員 資料を配っています。(発言する者あり)いや、違います。国民年金、厚生年金に当たる公的年金については全て債券に投資しています。一方で、公務員年金については株に六四%投資しています。これはきちっと私は確認しています。日本は全く逆のことをやろうとしている。  最後にもう一...全文を見る
○細野委員 もう私はここは質問しません。委員長、ここは質問しません。最後に指摘したいことは、日本の制度について指摘します。アメリカについていろいろ御見解があるのであれば、それはまた違う場所でお伺いをします。  私が伺いたいのは、日本の制度、総理、いいですか、総理、よろしいですか...全文を見る
○細野委員 最後に、きちっと反論だけはしたいと思います。  厚生労働大臣、これは、配っている資料の下から二番目の紙は、厚生労働省が私に渡した資料ですよ。一番左の社会保障信託基金は、確かに日本のGPIFとは若干制度は違います。違いますけれども、最終的な基本ポートフォリオは債券一〇...全文を見る