細野豪志

ほそのごうし

小選挙区(静岡県第五区)選出
自由民主党
当選回数8回

細野豪志の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第190回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○細野委員 おはようございます。  私の方からは、きょうは経済を中心に質問させていただきたいと思いますが、その前に、冒頭で、少し政治と金のことについて申し上げたいと思います。  朝、あべ議員の方から、山井理事を初めとした民主党の議員に対するさまざまな指摘がありました。指摘は真...全文を見る
○細野委員 記憶が曖昧だというのは時々政治家が使う言葉で、国民から不信を招くんですが、大臣、三日前ですからね。三日前に行かれて、殊さらにこのことについてみずから講演をされているわけですから、さすがにどうかという気がします。  まず、これは福島のためにも正確に指摘した方がいいと思...全文を見る
○細野委員 私のことはいいといえばいいんですよ、いろいろなことを言われていますから。当時のいろいろな難しい判断の中で、私も、いろいろな御批判があるとすれば、それを受けとめなければならないとも思いますよ。  ただ、これを決めたときは、健康被害のことをどう考えるのか、そして、将来的...全文を見る
○細野委員 私も、帰還の問題と、例えば安全の問題などと混同されないようにということは相当気をつけたつもりです。その誤解があるとすれば、それは今の大臣である丸川大臣がしっかりやっていただかなければならない仕事だというふうに思いますよ。  ただ、その前提は、まずこういう基本的なこと...全文を見る
○細野委員 それでは、総理にお伺いしたいと思います。  総理の施政方針演説の中で、幾つか私は気になったことがあります。  まず一つ、総理に考えていただきたいのは、冒頭の部分でこういう御発言をされているんですね。「批判だけに明け暮れ、対案を示さず、後はどうにかなる、そういう態度...全文を見る
○細野委員 これだけ冒頭で明確に野党を向いておっしゃって、いや、それは民主党のことではありませんと言うのは、余りに、最近の総理らしいと言えば総理らしいということになるのかもしれませんが、御答弁だと思いますね。  そこで、もう一つ指摘をしたいんですが、私、ちょっと総理を見ていまし...全文を見る
○細野委員 機会がなかったとおっしゃいますが、与野党の党首会談というのは、基本的には与党・政府の方が呼びかけるんです。それに応じて与野党が話し合わないと、小さい方が呼びかけたって、聞く耳を持っておられなければ、実際に会談は成立しないじゃないですか。  ですから、三年以上にわたっ...全文を見る
○細野委員 もう一つ言い忘れました。  先ほどの法案の中に、これは全て党として既に了承したものだけを並べましたが、企業・団体献金の禁止についても、維新の党としっかりと一致をした案を出したいというふうに思っています。やはりその部分について根本的な解決というのをしていかなければ、甘...全文を見る
○細野委員 きょうは総裁はお呼びはしませんでしたが、マイナス金利を導入して、その直後に株がこれだけ下落をし、しかも円高になるという、当初想定をしたのとは全く逆の動きになっているわけですよね。ですから、結局は、マイナス金利というこの政策そのものは、少なくともこれまで見たところで言う...全文を見る
○細野委員 先ほど、名目GDPが二十八兆円ふえたとおっしゃいましたが、二〇一二年の七—九から二〇一五年の七—九までの非常に都合のいいところの四半期をとって、名目で二十八兆円とおっしゃっているんですね。  大臣、これは経済のイロハですが、成長率というのは何で見るかというと、実質で...全文を見る
○細野委員 雇用の統計というのは、景気の遅行指標です。おくれて来ます。実際に、確かに、需給が逼迫して上がったという面があるでしょう。  実質のGDPというのは、全ての結果を総合した総合成績、結果なんです。それが明確に下がっているのに、今でも経済の基調が回復基調にあるということを...全文を見る
○細野委員 今一言だけ、足元の動きをしっかり見つつという御答弁ありましたが、しっかり見てください。数字はかなり明確に語っていると思いますよ。明らかに日本の経済は変調を来している。アベノミクスはしっかりと、これは本当に、所得をふやす、さらには働き方を変える、それにシフトしていかない...全文を見る
○細野委員 我が国は一千兆の借金を抱えているわけですね。それをやりくりしながら、つまり、借りかえ借りかえをしながら、また新規に数十兆、毎年出している。日本の財政を考えたときに、これは麻生大臣が一番よくわかっておられると思うんですが、一番怖いのは金利の上昇なんですよ。  今、石原...全文を見る
○細野委員 いや、大臣は余りわかっておられないように聞こえましたね。  注意深く見守るのではなくて、政府の想定している最もいいケースで経済が回復した場合は金利がGDPを上回るので、財政が発散するリスクがあるんじゃないですか、この一番希望的なケースでどうですかということを言ってい...全文を見る
○細野委員 はい。  それでは、後は同僚議員がしっかりと政治と金の問題について追及をするというふうに思いますので、以上で終わります。
09月30日第192回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○細野委員 民進党の細野豪志でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  民進党は、蓮舫さんを新しい代表に選びまして再スタートいたしました。方針は、批判より提案をということでございます。これまでも我々はそのことに心がけてきたつもりです。  例えば、ことしの通常国会で成立を...全文を見る
○細野委員 私が伺いたいのは、あの本会議という場所でスタンディングオベーションをするということがふさわしいかどうかということを伺いたいわけですね。  私、本会議場におりましたが、自民党の議員の中で、それは真っ先に立った議員もいましたが、相当ちゅうちょしながら周りを見て立った議員...全文を見る
○細野委員 議院運営委員会で随分議論したようですが、総理のところにはきちっと議運の懸念は伝わっていないという印象ですね。  私、総理を見ていて常に感じるんですけれども、立法府というのは常に行政に対してはある種の緊張感を持っていなきゃならないんですね。何度か総理は、私は立法府の長...全文を見る
○細野委員 そして、もう一つ指摘をしたいのは、与党の側のおごりです。  きのう福井照議員が、この方はTPP特別委員会の理事をやっている方ですね、強行採決をするという断定的なお話をされた。これまで、私も結構長い間国会にいますけれども、委員会の理事がそれこそ実際の議論が始まる前に強...全文を見る
○細野委員 午前中に引き続いて、私の方から質問させていただきます。  午後は民進党の時間でございまして、今、国民の関心事であるさまざまなテーマについて、それぞれの質問者がしっかりと政府の姿勢を問いただしたいというふうに思っております。  特に、国民の間では、東京オリンピック・...全文を見る
○細野委員 総理、我々はこれに協力します。必要な調整というのは与党の中の調整なんです。総理がしっかりイニシアチブをとって、早々に部会を通して閣議決定まで持っていく。そこからでないと国会は協力できないんですよ。  もう目の前にCOPの会議もあるんだから、そこで蚊帳の外に置かれるよ...全文を見る
○細野委員 前向きな答弁をいただいたというふうに理解をしたいと思いますが、この環境問題についての自民党の中というのはいろいろありますからね。やや心配をしているということもあわせて申し上げたいと思います。  では次に、憲法の問題について議論をしてまいりたいと思います。  先日、...全文を見る
○細野委員 率直に言って、若干柔軟になってきたかなというふうに思いますね。  さらにちょっと踏み込んでお伺いしたいんですが、総理、公明党の井上幹事長は先日の「日曜討論」でこうおっしゃっているんですね。自民党の草案をたたき台にして憲法審査会で議論することにはなっていないとおっしゃ...全文を見る
○細野委員 なかなかベースにするという考え方を変えていただけないんですね。  それでは、自民党案が本当にベースになるに値する案かということについて、ちょっと議論を深めてまいりたいと思います。  総理、憲法九十七条、御存じだと思うんですが、この条文を自民党の改憲草案は削除してい...全文を見る
○細野委員 いやいや、総理、それはおかしいと思いますよ。総裁の立場もありますからベースにしますとさっきおっしゃったところじゃないですか。憲法の議論のまさにこれがベースになるわけでしょう。その重要な条文、しかも九十七条という根幹の条文で、もちろん事前にも通告してあって、なぜ削除した...全文を見る
○細野委員 委員長、これは議論できませんよ。だって、総理に対して憲法の改正草案の一番重要なところについて聞いているのに、何も答えないんですよ。この予算委員会で憲法の議論が成立しないなんということがあっていいんですか。  これはそもそも院の権威にもかかわるし、委員長、しっかり考え...全文を見る
○細野委員 私もかつて議事録で確認したことがありますが、総理、長妻委員の質問に対しては、九十七条について答えていますよね。その議事録は私も読んでいます。  今、自民党が非常に多数をとって、国民の皆さんも関心があるんですよ。しかも、具体的な議論にいよいよ入っていく。だからこそ、総...全文を見る
○細野委員 総理、私は細かい条文について聞いているんじゃないんです。(発言する者あり)九十七条の削除が細かい条文であるというふうに考えておられる自民党の皆さんは、大きな勘違いだと思いますよ。  私は、総理、その姿勢は認めることはできません。なぜなら、ここでそれを認めてしまったら...全文を見る
○細野委員 総理、ここは御理解いただきたいんですが、私は、憲法の議論はきっちりしたいという考えなんです。だから総理に……(発言する者あり)逐条までは聞きませんよ、細かいことは。しかし、幾つかの主要な考え方については総理の考えを伺った上で議論できるかどうかという、そこまでいかないと...全文を見る
○細野委員 ありがとうございます。  では、時間も少なくなってきましたので、生前退位の問題について質問させていただきたいと思います。  陛下の会見、八月八日でしたけれども、私も本当に背筋を正して聞かせていただきました。非常に重たい言葉を陛下が一言一言お述べになった。  私は...全文を見る
○細野委員 全然お答えいただいていないんですが、公務の軽減と生前退位というのは違いますね。生前退位についてしっかり検討するということでいいんですか。そこを聞いているんです。
○細野委員 今も生前退位という言葉を使われないんですね。  陛下の会見、私は何度も読みました。直接聞いた上に何度も読みましたが、ここを懸念されている。みずからの健康状態が深刻な状況に至ったときの社会の停滞。  総理、ここをよく考えませんか。もちろん、判断するのは我々ですよ。仮...全文を見る
○細野委員 きょうは内閣法制局長官にも来ていただいたのでお伺いをしたいんですが、二つお伺いしましょう。  特別立法で一代限りで生前退位を位置づける、そういう議論があると聞いています。ただ、憲法二条には、「皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、こ...全文を見る
○細野委員 非常に重要な答弁であったと思います。  皇室典範によってもしっかりやり得るということですので、全国民を代表する議会でしっかりとこの問題については議論して、国民にもしっかり説明をしていくことが必要である、このことを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございま...全文を見る
11月17日第192回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
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○細野委員 発言の機会をいただきまして、ありがとうございます。  この憲法審査会でこうした議員間の討議を行うことができる形になっているということは本当にすばらしいことだと思います。これは、長年にわたって憲法審査会が積み重ねてこられた議論の形式として、通常の委員会では政府に対して...全文を見る
○細野委員 済みません。せっかくの議論ですので、余り時間を使わないように、もう一言だけ発言します。  そうすると、山下委員、この九十七条の最高法規のところに人権規定が入っているという、人権に関する記述が入っているというこの歴史的な意味、現代的意味、すなわち、こういう条文が最高法...全文を見る
11月24日第192回国会 衆議院 憲法審査会 第3号
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○細野委員 会長、ありがとうございます。  私からは、緊急事態についての考え方を少し述べさせていただきたいと思います。  先ほど、古屋委員の方から、緊急事態について、自民党側からの提案というふうに受けとめさせていただきました。  私は、三・一一のときに総理の補佐官をやってお...全文を見る