細野豪志
ほそのごうし
小選挙区(静岡県第五区)選出
自由民主党
当選回数8回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月26日 | 第193回国会 衆議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○細野委員 民進党の細野豪志でございます。 安倍総理を初め閣僚の皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。 私からは、まず、日本という国家の基本にかかわる、天皇陛下の御譲位の問題についてお伺いしたいというふうに思います。 総理も施政方針演説の冒頭で、陛下の御公務の負担軽...全文を見る |
○細野委員 議論の結論についてここで総理に断定的に述べていただきたいと言っているわけではないんですね、総理。象徴天皇というのはどういう役割を果たしていただいているのかということについて総理はどうお考えになっているかという、極めて国家の基本的なことについてお伺いをしていますので、お...全文を見る | ||
○細野委員 もう少し具体的にお伺いしたいと思います。 政府でも有識者会議を開いておられまして、多くの方からヒアリングをされています。その中のヒアリング対象者の一人に八木秀次麗澤大学教授がおられまして、十一月三十日にこういう発言をされています。先ほどの総理の御発言とも重なります...全文を見る | ||
○細野委員 八木氏は、退位そのものに反対をしておられる、そういう御意見をお持ちなんですね。 私が有識者会議でやや違和感を覚えましたのは、御譲位について国民の九割が賛成をしているんですね。であるにもかかわらず、ヒアリング対象者十四人のうち六人が退位そのものに反対をする意見を述べ...全文を見る | ||
○細野委員 ということは、八木氏が事実に反することを言っておられるか、もしくは、官邸から電話をしてきたという担当者が安倍総理に言ったよという虚偽のことを言ったか、どっちかですね。 これは極めて重要なプロセスの問題ですので、八木秀次氏をこの予算委員会の参考人として、きちっと出て...全文を見る | ||
○細野委員 もう一つ総理にお伺いしたいことがあります。 天皇陛下を含めた皇室の皆さんの人権をどう考えるかですね。やや唐突な質問に思うかもしれませんが、非常に重要なことですので、総理にお伺いをしたいんです。 天皇陛下は、憲法上の国民に入りますか、入りませんか。それによって、...全文を見る | ||
○細野委員 つまり、天皇陛下は国民ではないということですか。 | ||
○細野委員 これは学説もやや分かれていまして、例えば、いわゆる憲法の非常に重要な基本書の一つを書かれている芦部信喜教授は、天皇陛下は国民であるというふうな学説を立てておられる。一方で、私は大学で佐藤幸治先生から憲法を習いまして、この方も非常に重要な基本的な本を書かれている方ですが...全文を見る | ||
○細野委員 そこは、総理と私も見解が一致します。やはり伝統の継承者として非常に重要な役割を担っていただいているので、人権という極めて、本当に国民にすべからく与えられている権利がない状態であっても、そういう役割を担っていただかなければならないわけですね。 ただ、総理、ここはどう...全文を見る | ||
○細野委員 陛下がそういうふうに、本当にみずからの役割を全うすべく努力してこられた姿を私も拝見してきました。そこは同じです。 ただ、今、総理の発言を聞いていると、陛下の人権について、できる限り尊重していくという言葉は残念ながら出なかったですね。これは私は残念だと思います。そう...全文を見る | ||
○細野委員 参考意見だという話がありましたので、ここからまさに国会でしっかり議論をしていきたいというふうに思いますね。 この御譲位を特別法にするのか、皇室典範にするのかというのは極めて重要です。 そこで、改めてちょっと私の方で申し上げたいのは、固有の事情があるから特別法だ...全文を見る | ||
○細野委員 法制局長官の答弁は聞きました、秋の臨時国会で、予算委員会で。ですから、もうそれは結構です、同じ答弁でしょうから。ですから、法制局長官の答弁は、特別法でやっても憲法違反ではないという答弁ですね、確かに。 しかし、保守派の憲法学者の中にも憲法違反の疑義について言う、そ...全文を見る | ||
○細野委員 総理、それは余りに都合がよ過ぎると思いますよ。だって、集団的自衛権については大石先生の意見を聞いておいて、この問題については大石先生の学説は違います、そういう話ですか。 少なくとも、集団的自衛権も重要ですよ、憲法解釈を変える変えないは大変重要だったけれども、国家の...全文を見る | ||
○細野委員 立法技術上の問題は私も理解します。 今総理は、皇室典範の改正をしないとは言っていないとおっしゃいましたね。すなわち、皇室典範の改正も含めて幅広に議論して、必要があれば改正するという理解でよろしいんですね。答弁ください。 | ||
○細野委員 わかりました。 もう一点だけ、この点について聞きたいと思います。 御譲位が可能となる制度になった場合は、その後どう皇統を守っていくかということが重要になるわけですね。今、一部聞こえてくるところですと、秋篠宮殿下が皇太子に言うならば該当する、そういう地位につかれ...全文を見る | ||
○細野委員 私もこの問題にすぐに結論が出るとは思っていません。しかし、逆に言うと、こういう議論が行われるときでないと、こうした議論も正直言うとなかなかやりにくい面があるので、あえてさせていただいているんですね。 そこで、総理、かつて総理はこういう発言をされていますね。男系を維...全文を見る | ||
○細野委員 正直言って今の総理の答弁は、私は聞いてちょっとびっくりしましたね。一つの選択肢ですか。 すなわち、皇太子殿下、秋篠宮殿下、この宮家の御家族については、我々も非常によく拝見をしておりますし、大変親しみを持っています。ほかにも幾つか宮家がありますから、大事な役割を担っ...全文を見る | ||
○細野委員 一つ、今回、給付型奨学金を導入されたというのは高く評価したいと思います。 特に、その中で児童養護施設について、六百人の子供について、二万円から四万円という金額は正直十分ではありません。十分ではありませんが、給付型の奨学金が導入されることになった。 私は幾つかの...全文を見る | ||
○細野委員 私も、貸付制度はいい制度だと思いますね。しっかり仕事についたら返さなくていいよという制度が導入された。 ですから、我々のときも努力したんですけれども、安倍政権になってさらに児童養護施設の問題について取り組んでいることは評価しています。それをぜひこれからも前に進めて...全文を見る | ||
○細野委員 総理、今聞いていただきましたか。高校までは行けるんです、生活保護世帯でも。しかし、大学は行けないんです。 こういう言葉があるんですね、稼働に資する。すなわち、稼げる人は稼がせるというのが生活保護の考え方なんですよ。だから受験料すら出さないんです。子供たちはどう考え...全文を見る | ||
○細野委員 総理、最後に申し上げますが、正確に申し上げますね。生活保護世帯としては、そこの子供、生活保護世帯そのものの子供としては大学にも専門学校にも行けないんです。世帯を分離して別家計にしないと行けないんです。 私は、先進国として恥ずかしいことだと思いますよ。一九七〇年に高...全文を見る | ||
03月16日 | 第193回国会 衆議院 憲法審査会 第1号 議事録を見る | ○細野委員 私からも、緊急事態における国政選挙の延長について発言をさせていただきます。 私は、あの東日本大震災のときに総理の補佐官をやっておりましたので、あの緊急事態においてどのようなことが起こったのかということについて相当知り得る立場にあります。その立場で申し上げるならば、...全文を見る |
03月17日 | 第193回国会 衆議院 環境委員会 第5号 議事録を見る | ○細野委員 民進党の細野豪志です。 原子力の規制という極めて重要な法案について質疑の機会をいただきましたので、気になる点もございますのでしっかりと質問していきたいと思います。 具体的に質問に入る前に、きょうは資源エネルギー庁の電ガ部長の村瀬さんに来ていただいていますので、...全文を見る |
○細野委員 村瀬部長も私も、原発の事故の直後、直接対応していますので、東芝が果たしてきた役割の重要性については共通認識があると思うんですよ。 私も、何人もの技術者の名前と顔が思い浮かぶぐらい東芝の皆さんにお世話になった。ただ、現実的にここまで、それこそ決算が固まらない、さらに...全文を見る | ||
○細野委員 経産省が電力会社について、特に原子力部門に、できる限り競争力を高める、しっかりやれるようにということで、かなり働きかけをしているのは承知をしています。ですから、それはしっかりやっていただきたい。 一方で、やはりメーカーについてもここから本腰を入れてやっていかないと...全文を見る | ||
○細野委員 今委員長がおっしゃったように、あれだけの過酷な事故があったんだけれども、急性被曝による死亡者が発生しなかったというのは、これは現場の努力ということもありますけれども、いろいろな幸運も重なりました。この事故において特筆すべき点だというふうにも思います。 また、委員長...全文を見る | ||
○細野委員 私は、慌ててやってもらいたいとは全く思っていません。特にBWRの場合には事故が起こっているわけですから、より、いろいろなことを心配する方もいるでしょう。ですから、そこはしっかり委員長の目で見きわめていただいて、本当に安全性が確保できているのかどうかということは慎重にし...全文を見る | ||
○細野委員 やはり、原子力防災ということを考えた場合に、何が起こり得るかとか、どういう人がそこにいるかということについて、イメージを持てるか持てないかで随分違うと思います。そういう意味では、大臣、福島に頻繁に通っておられますし、伊方の地元でもあるということですので、そういう明確な...全文を見る | ||
○細野委員 つまり、これまでは、検査しますよということで、原子力規制庁の職員が、実際常駐していますよね、検査のときには一部増強するんでしょうけれども、常駐していて検査をする。まさにその検査そのものを、白黒でチェックして、よかったですねということでやっていた。これからは、その検査を...全文を見る | ||
○細野委員 そのことが確認できたというのは、これは非常にこの法案の大きなポイントですので、重要なことだと思います。 ただ、一方で、これは荻野次長にお伺いしたいんですが、実際は、これまで相当マニュアル化されていた検査というのがあったと思われますから、それを単純にやる検査官の仕事...全文を見る | ||
○細野委員 荻野次長は、法案をつくったときに担当していただいた方でもありますから、よくよく仕組みは熟知した上で取り組んでいただいているというふうに思うんですが、これは若干個人的な見解も含めてなんですけれども、やはりどこかで待遇も考えていかなきゃいかぬ面はあると思うんですね。 ...全文を見る | ||
○細野委員 では次に、もう一度山田部長にお伺いしたいと思うんですが、今回新しく、廃止措置、つまり廃炉についての規定が入りました。やはり、これがなかったというのは法律的な部分でいうと穴があいていたということでございますので、よかったと思うんですね。 ただ、一点気になるのが、廃炉...全文を見る | ||
○細野委員 部長、私が言ったのは、待ちではなくて、規制庁の側から、やはり更新についてしっかり取り組むようにそこは指導していくという必要があるんじゃないかというのが私の意見です。それについてはどうですか。 | ||
○細野委員 そこは、廃炉については国民の関心は今非常に高まっていると思いますので、ぜひしっかりやっていただきたいと思います。 最後に、テロ対策について、これは警察御出身ということでありますので、荻野次長に伺います。 今回、さまざまな防護措置について対応が加わったというのは...全文を見る | ||
○細野委員 原発の中に入ると、ちょっと印象として受けるのは、電力会社だけじゃなくて建設業者、メーカー、下請、いろいろな会社の方が実際は中に入っているんですよね。それをどこまでクリアランスするかというのは本当に難しいと思います。 ただし、やはり私も相当諸外国の原発を見ましたけれ...全文を見る | ||
○細野委員 テロ対策、最後に質問いたしましたけれども、非常に重要な役割を皆さんに担っていただいているので、本当にこれは国民のためにしっかり仕事をやり切っていただきたい、このことを最後にお願いして、質問を終わりたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
04月04日 | 第193回国会 衆議院 本会議 第16号 議事録を見る | ○細野豪志君 民進党の細野豪志です。 私は、民進党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案について質問いたします。(拍手) 東京電力福島第一原発事故から六年が経過いたしました。東日本大震災の被災地はどこも復興の途上にあり...全文を見る |
05月09日 | 第193回国会 衆議院 環境委員会 第15号 議事録を見る | ○細野委員 私からは、まず、中間貯蔵施設についてお伺いします。 かなりの月日がたっている中で、環境省としては、福島の除染を進めるために、非常に努力をしてこられたというふうに承知をしておりますし、その努力の結果として、前進もしてきたというふうに承知しております。 まず大臣に...全文を見る |
○細野委員 今、会津地方からという話がありましたけれども、会津以上に、中通りさらには浜通りには深刻な、それこそフレコンバッグの膨大な数が敷地の中に置いてあるわけですね。これをどうやってこれから処理していくかということなんでありますけれども、まず確認をしたいのが、これは総理も発言を...全文を見る | ||
○細野委員 今、二〇二〇年の一番下限の五百万立方メートルという数字を御答弁されたんですが、五百万でとどまったとしても仮置き場はなくなる、こういう認識でよろしいんですか。 | ||
○細野委員 市町村の要望という話がありましたが、除染の事業自体は市町村がやるという形になっていますよね、中通りとか会津なんかは。そこはわかるんです。ただ、そこで出てきたフレコンバッグを運ぶのは国の直轄事業ですよね。 ですから、ちょっとこれは、市町村の要望ということで、まずは優...全文を見る | ||
○細野委員 大臣にもぜひ御認識いただきたいんですが、これはやはり、環境省が本当に指導力を発揮して、みずから計画的にやっていかないと、二〇二〇年の目標達成というのはかなり難しいと思います。 もちろん、山の中にあるものとか、いろいろなところがありますから、その状況を知っているのは...全文を見る | ||
○細野委員 次に、少しこの事業主体について気になることがございますので、これは大臣にお伺いしたいんですけれども。 まず大臣、ちょっと数字として改めて確認をしたいんですが、福島環境再生事務所というのがありますね。これは私が大臣をやらせていただいているときにつくった事務所なんです...全文を見る | ||
○細野委員 そうしますと、中間貯蔵施設の整備は環境再生事務所の仕事なんですか、JESCOの仕事なんですか。どっちなんですか。 | ||
○細野委員 つまり、責任の主体は環境再生事務所にあり、その支援をJESCOがやっているということですね。わかりました。 そこで、JESCOなんですけれども、JESCO法の改正も私のときにやったんですね。それまでPCBだけをやっていたのが役割としては非常に大きく拡大をして、ちょ...全文を見る | ||
○細野委員 環境再生事務所の方も相当柔軟に人を集めたと思いますよ。実際は、環境省だけではなくて、地方の国交省関係者とか、さらには農水省関係者が相当入っていますよね。ですから、役所の人員という意味では、環境省だけではなくて、相当幅広に環境再生事務所に入っているんですよ。だから、JE...全文を見る | ||
○細野委員 では、次に行きます。 除染についてですけれども、大臣、これは私、本会議でも、福島の再生特措法のときにも質問をしたんですけれども、やはり一番気になるのは、復興再生拠点の除染は汚染者負担の原則の例外になって、国が費用を負担するという、この部分なんですね。 このこと...全文を見る | ||
○細野委員 そうしますと、これだけ重大な公害事案において汚染者負担の原則の例外を設けることの意味はどうお考えになりますか。 いろいろ役所から聞きました。答弁もいただきました。プログラム規定なので例外はあるんだと言うんだけれども、非常に重大な公害事案において例外をつくるんですよ...全文を見る | ||
○細野委員 もう一度確認しますけれども、この事故そのものに国も責任があり、長期的にかかるので、極めて重大な公害事案であるけれども、例外的に国が除染について費用を負担するんだということでよろしいですか。 | ||
○細野委員 もう一つ私が懸念をしているのは、一体幾らかかるかなんですよね。 きょう事務方にも来ていただいていますが、改めて聞きますけれども、帰還困難区域というのは相当広いですよね。今、拠点をつくるというので、拠点は限定的なんでしょうけれども、ずっと広がる可能性がある。 除...全文を見る | ||
○細野委員 まあ、説明は何度か聞いたんですけれども、どうも、ちょっとこの問題に関しては環境省は待ちの姿勢なんですよね。復興庁があって、そこで復興をしながらやるんだ、そこから出てきた数字をもとに対応するということなんですが。 環境大臣、これはぜひ御認識いただきたいんですが、除染...全文を見る | ||
○細野委員 大臣、今局長の答弁を聞かれて、もしかしたら若干お感じになったかもしれないんだけれども、レンジャーの方の主要な仕事は国立公園を守ることなんですね。そういう意味では、環境に一切影響がないように頑張るのは当然レンジャーの皆さんの仕事なんです。 ただ、ちょっと視野を広げる...全文を見る | ||
05月18日 | 第193回国会 衆議院 憲法審査会 第5号 議事録を見る | ○細野委員 民進党の細野豪志です。 会長、発言の機会をいただきまして、ありがとうございます。 多くの方から御発言がありましたけれども、まずこの地方自治について我々が認識しなければならないのは、やはり憲法のわずか四条文という規律密度の低さだろうというふうに思います。 国...全文を見る |
○細野委員 細野でございます。 発言の機会を二回目いただきまして、ありがとうございます。 古屋先生の方から、非常に私の出した提案を前向きに御評価いただきまして、過分なお言葉をいただいたというふうに思います。 さまざまな緊急事態において国政選挙を行い得ない状況であるにも...全文を見る | ||
05月19日 | 第193回国会 衆議院 環境委員会 第18号 議事録を見る | ○細野委員 私からは、今回、三点、この議案の案件となっている中で、福島環境事務所の設置に関して、これに特化をして質問させていただきたいと思います。 まず、大臣にお伺いします。 福島地方環境事務所をつくること自体は、仕事の量を考えれば、ようやくここまで来たなという感じがしま...全文を見る |
○細野委員 福島環境再生事務所をつくったのは私のときでございまして、そこがここまで人員が大きくなったということに関しては、もう大臣御指摘のとおりです。 ちょっと思い起こしますのは、最初の除染の予算をつくったときに、環境省の官僚の皆さんにちょっとたたき台をつくってくれと、予算を...全文を見る | ||
○細野委員 ちょっとはっきりしないんですが、きちっと指定職の事務所長を置くように環境省としては努力する、そういう理解でいいんですか。 | ||
○細野委員 もう一点気になるのが職員の採用なんですね。 大体半分ぐらいは本省から行っているということですから、これは安定的に仕事をしていただける。ただ一方で、実際には、農水省の地方局の方であるとか、国交省の地方整備局の方であるとか、私のときもそうですけれども、相当かき集めて、...全文を見る | ||
○細野委員 ここは大臣にも一言御答弁いただきたいんですけれども、やはり地方環境事務所にするというのは、これは法律に基づく非常に重要な役割を担うということですから、形式は整ったわけですね。ただ、実態は、まだ私はそれに即した形になっていないと思います。 大臣はよくお考えになった上...全文を見る | ||
○細野委員 では、次の問題に移っていきたいと思うんですが、福島地方環境事務所で行う業務の中の一つに、放射線健康管理というのがございます。これも、当初はどこの役所がやるか大議論があったんですね。健康問題ですから厚労省という考え方もあったと思います。また、事故の原因をつくった経産省と...全文を見る | ||
○細野委員 わかりました。 そこで、部長にお伺いしたいんですが、甲状腺の検査、相当精力的に、福島県の方、やっておられます。なかなか地域によっては受けていただけないという方もおられますけれども、子供さんについては、特に浜通りなどではかなり受けていただいているという状況です。 ...全文を見る | ||
○細野委員 今の分析が決してお手盛りであってはいかぬと思うんですね。客観的に福島県の状況と福島県以外の状況を比較した上で、本当に被害がないのかということについては常に冷静な目で見て、その上で、やや私が不足していると思うのは、そういう説明をきちっとするというところは率直に言って不足...全文を見る | ||
○細野委員 こっちの活動は、非常に息の長い活動が必要だと思います。ついつい我々も、予算の大きい除染であるとか中間貯蔵であるとか廃棄物に目が行きがちなんですが、福島県の皆さんにとっては、それと同等かそれ以上に重要な問題が健康だというふうに思いますので、環境省として責任を持ってしっか...全文を見る | ||
○細野委員 松本町長も、事故が起こったときは議長をやっておられて、その後、直後に町長になられて、もう長くやられていますよね。非常に責任感のある方で、富岡と楢葉でいろいろお互いに難しい面があったんですが、そこまで来ていただいたというのは非常に重いことだと思います。 大臣、副大臣...全文を見る | ||
○細野委員 失礼しました。四局ですね、四局は維持するんだけれども中身が変わるということですね。ただ、いずれにしても、体制が拡充することは間違いないと。 時間も限られていますので、最後に申し上げたいのは、やはりこれだけの役割を担うとなると、さっき福島の事務所の話もしましたけれど...全文を見る | ||
○細野委員 いろいろ幅広く質問させていただきましたけれども、福島の事務所の整備がされたこと、さらには、環境省として本省の体制も強化されたことは、おそらく環境委員会のメンバーはみんな高く評価をしていると思いますので、あとはそれに見合った役割をしっかり省を挙げて果たしていただきたい、...全文を見る | ||
05月25日 | 第193回国会 衆議院 憲法審査会 第6号 議事録を見る | ○細野委員 民進党の細野豪志でございます。 教育の無償化について今議論が闘わされておりますので、一言申し上げたいと思います。 まず、民進党は、昨年、教育無償化についての法案を提出しておりまして、一歩一歩前進をしていくという立場で、まず法律から始めるという立場でございます。...全文を見る |
○細野委員 二回目ですので、簡潔に発言させていただきます。 まず第一点目、中谷幹事の方から御説明があった点、地方自治との関係で御発言がありました。 私は、地方自治との関係においても、緊急事態、十分対応し得るという理解でございますけれども、具体的に御指摘いただいたので、ぜひ...全文を見る |