前原誠司

まえはらせいじ

小選挙区(京都府第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数10回

前原誠司の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第132回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○前原委員 新党さきがけを代表いたしまして、御質問をさせていただきたいと思います。  それに先立ちまして、今般の大震災におきまして亡くなられた皆さん方に対して、心から御冥福をお祈り申し上げたいと思います。それから、被災をされた方々、お見舞い申し上げますとともに、復興に向けて最善...全文を見る
○前原委員 次に、行政改革の問題に移らせていただきます。  公共事業の問題についてお伺いしたいと思いますけれども、私は、今この日本の置かれている財政状況というものに非常に危惧をしております。  去年、国債の発行残高が二百兆円を超えた。また、国鉄清算事業団等々の隠れ借金と言われ...全文を見る
○前原委員 談合はあるということを御認識をお持ちであるというふうなことで、一面安心をし、しかし、そういう認識があってなおかつ、ある意味でまだまだ現状としてはそれがまかり通っているというふうな問題については、今後、政府・与党協力して絶滅のために努力をしていかなきゃいけないと思ってお...全文を見る
○前原委員 まだ質問してない部分までお答えをいただきまして、ありがとうございます。  さっき大臣がおっしゃったこと、ちょっと矛盾するのですよね。談合というのはある、そして、積算総額を公表すると談合を助長するとおっしゃいましたけれども、談合はあって、さっき申し上げたように、建設省...全文を見る
○前原委員 ありがとうございました。  残り時間が少なくなってまいりましたので、外交問題を二つあわせて総理と外務大臣にお伺いしたいと思います。  まず総理にお伺いをしたい――後でまとめて御答弁を賜ればと思いますが、総理にお伺いをしたいのは、APECの問題でございます。  こ...全文を見る
○前原委員 それでは終わらせていただきます。(拍手)
02月07日第132回国会 衆議院 外務委員会 第2号
議事録を見る
○前原委員 きょうは、NPTについて御質問をいたしたいと思います。  四月にこれの二十五年目ということで延長問題が来るわけでございますけれども、百七十カ国、二月にアルゼンチンが入るということでございますので百七十一カ国、過半数が大体八十六カ国でございます。見通しとして、現在、い...全文を見る
○前原委員 今御答弁ございましたように、これは過半数を上回ればそれでいいというふうなたぐいの問題では全くないと私も思っておりまして、あと二カ月余りでございますけれども、日本としてもできるだけの努力をしていただきたいと思います。  その具体的な内容についてお尋ねをしていきたいわけ...全文を見る
○前原委員 イスラエルの、いわゆる中東における位置づけといいますか、これは非常に歴史のある話でありまして、これはまあ周知の事実でございますけれども、要は神様がユダヤ人の国をつくり忘れたというふうな歴史からさかのぼって、パレスチナ、アラブに対する不信感というものが非常に根強いという...全文を見る
○前原委員 時間が迫ってまいりましたので最後の質問にさせていただきますけれども、今の問題の中で、再度お伺いしますけれども、ゴラン高原に対するPKOの問題の是非というものを、与党の中でも今一生懸命議論させていただいているところでございます。  こういう大震災が起こった後でございま...全文を見る
○前原委員 今御答弁ありましたけれども、慎重に検討するということでございますけれども、もともとPKO法をつくるたたき台といいますか、お手本になったPKOでございまして、その部分については信頼性は持てるだろうというふうに思っておりますが、やはり国民の目から見て、日本がどういうかかわ...全文を見る
02月08日第132回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○前原委員 公述人の皆さん、大変御苦労さまでございます。大変貴重な御意見を開陳をしていただきまして、まことにありがとうございました。  中国の、今危篤だと言われておりますけれども、最高指導者であります鄧小平さんの言葉に、黒い猫でも白い猫でもネズミをとる猫はいい猫だというふうな言...全文を見る
○前原委員 どうもありがとうございました。  今のお答えをいただいたものについても、さらに何点かは掘り下げていかしていただきたいと思います。  木村公述人にお話を伺いますけれども、家族ヘルパー的なものについては介護保険というふうなお話をしていただきました。そういう介護保険とい...全文を見る
○前原委員 ありがとうございました。  鈴木公述人にさらにお伺いしたいわけでございますけれども、郵便、簡保も含めて見直しをしていくべきだというふうなお話がございまして、その中でも簡保、郵貯については民営化をしていく方向で考えていくべきだ、また、分割・民営化という方向で考えていく...全文を見る
○前原委員 ありがとうございました。  時間も参りましたので最後の御質問になるかと思うんですが、宮脇公述人に対してさせていただきたいと思うわけでございます。  公的融資の問題、財投の抜本的な改革が必要だというふうなことがございました。そして私は、同列にとらえていくのは、先ほど...全文を見る
○前原委員 どうも御意見ありがとうございました。  お三方からいただきました御意見、特に、特殊法人の問題あるいは公的金融の問題については二月十日というのが一つの目安になっておりますので、我が党といたしましても参考にさせていただきまして、今最後に宮脇公述人からお話がございましたけ...全文を見る
02月17日第132回国会 衆議院 外務委員会 第4号
議事録を見る
○前原委員 新党さきがけを代表いたしまして、旅券法の一部を改正する法律案について、賛成の立場から御質問させていただきたいと思います。  今回、旅券の有効期間を原則五年から十年に延ばすという改正がこの法律案の骨子でございますけれども、これについては、平成四年六月の第三次行革審の答...全文を見る
○前原委員 表紙、査証欄また写真の転写等々の改善を加えられたということでございます。不正使用については後で関連して御質問させていただきたいと思います。  日本も国際規格ということで十年旅券というふうなことになるのではないかと思いますけれども、どういった国々で十年の有効期間の旅券...全文を見る
○前原委員 世界の趨勢であるということで、日本もそれに適合する形で運用面をぜひうまくやっていただきたいと要望をさせていただきます。  きよう、この委員会で審議をいたしまして、そして本会議、そして参議院ということでございますが、この改正旅券法の施行期日について御質問させていただき...全文を見る
○前原委員 では、次に移らせていただきます。  先ほども少し触れたわけでございますけれども、今度は旅券の不正入手問題について御質問をさせていただきたいと思います。  去年の記事でございますけれども、ある新聞に、アメリカにおいて不正入国した留学生のあっせん業をやっていた男性がア...全文を見る
○前原委員 そういう表には言えないテクニックもお持ちだということでございますので、ぜひそういった偽造等々の問題について、せっかくこういう質を変えられたチャンスでありますので、その点の強化も怠りなくやっておられると思いますが、その点についてもきっちり運用もしていただきたいと思います...全文を見る
○前原委員 終わります。
02月21日第132回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
議事録を見る
○前原分科員 新党さきがけを代表いたしまして、外務省並びに防衛庁に御質問をさせていただきたいと思います。通告に従いまして御質問させていただきます。  まず一点目の、中国の海軍力増強についてということでございます。この実態については諸般ございまして、今まで中国というものは陸軍、大...全文を見る
○前原分科員 今、川島アジア局長から御答弁がございましたように、中国の兵器の質自体が非常に古い部分が多い、これも事実でございます。また、改革開放路線に従って、国防の近代化というものも将来目指す四つの近代化の一つでございますので、そういった路線もあるだろうというふうに私も思っており...全文を見る
○前原分科員 今の御分析は非常に甘いというふうに私は思います。数人の軍事専門家の中で、これは中型の空母でありますけれども、中国がいわゆる海外購入というものを打診をしているというふうなことをおっしゃっています。その真偽はもちろん、ましてや武器に関する問題で、兵器の購入でありますから...全文を見る
○前原分科員 ということは、自制をしつつということではございますから、棚上げをしようと中国も含めて話がなされていたわけでありますけれども、それにもかかわらずこういう行動をとったことは、日本国政府として遺憾であるというふうに解釈をしてよろしいわけでございますか。大臣、お願いします。
○前原分科員 当事者でないのでそういう見解は出せないという御説明でございますけれども、先ほど大臣から御答弁ございましたように、日本にとってもこれは重要な航路でございます。そういったところから、日本がこの件について何も言わないというのは、逆に私はおかしな部分があるのではないかと思い...全文を見る
○前原分科員 中国がこの南沙諸島にこだわる理由、これは唯一と言っていいと思います資源の問題。もちろん島の領有権、漁業的な権益の問題もございますけれども、大まかに言ったら資源の問題であろうと私は思っております。したがいまして、資源といえば極めて経済的な問題ではないかと思っております...全文を見る
○前原分科員 では、領有権を主張している国々の中で自主的に解決をされる問題であるというふうな御認識でいらっしゃいますか。
○前原分科員 では、次の問題にまた絡めてお話をしたいと思います。  台湾問題でございますけれども、私、中国の現状を見ますと、改革開放というものが過熱をし過ぎている、つまり、政治的な自由は抑えつつ、経済的には社会主義を捨てていわゆる資本主義、自由競争体制を取り入れようというのが中...全文を見る
○前原分科員 内部で議論されていて表に出せないということなら結構ですけれども、そういう仮定の議論はされていないということでよろしいのですか。全く議論は内部でも……。お二方、簡単に、イエスかノーかでお願いします。
○前原分科員 いや、内部で話をしたことがあるのかどうか。今言ってくれというのではなくて。
○前原分科員 結構です。中で議論をされているなら安心をいたしました。今回の地震でも危機管理ということが言われているわけでありまして、具体的な国の名前が挙がる問題でございますので、公の場で出すということはもちろん差し控えるべき問題であろうがと思いますが、内部ではやはり話し合いをして...全文を見る
○前原分科員 もう時間が終わりましたので、一つだけ確認で、では、李登輝総統は、日本政府としては従来のパターンで呼ばないというお立場であるかどうか、その点だけちょっと確認して、終わりたいと思います、
○前原分科員 終わります。
03月10日第132回国会 衆議院 外務委員会 第7号
議事録を見る
○前原委員 新党さきがけを代表いたしまして、四条約につきまして御質問させていただきたいと思います。  まず、日本・ポーランド航空協定の件について御質問させていただきたいと思います。  これは、従来航空協定、二国間協定ということで、新たにポーランドとも航空協定を結ぶということで...全文を見る
○前原委員 今申されましたようなハイジャックの防止とか、こちらの物理的な問題等々ございますけれども、人の交流というものがその国との関係を強化するというのはだれもが認めるところでございますので、早急にこの点について御検討をいただきたいと思います。  関連をいたしまして、日本とアメ...全文を見る
○前原委員 具体的な日程は決まっていないということでございますけれども、近々に始まるのだろうということを期待も含めてお話をいたします。  それでは、中断した理由というものについて、日本側としてはどういうところが問題だと思っているのか、あるいはアメリカとしてはどういう問題があると...全文を見る
○前原委員 大づかみの議論でございますけれども、アメリカはとにかく原則自由にしていこう、しかし日本は、それについては基本的にはある程度制限を加える中で安全性の確保なども行っていきたいという考えであると思っております。ただ、そこら辺の問題、今お話がございましたけれども、以遠権の問題...全文を見る
○前原委員 よくわかったような、わからないような話が後になったのですけれども、要は韓国のソウルあるいはシンガポール、台湾、こういったところが、急速に成長するアジアの中で国際空港の整備を行っていって、ハブ空港争いをしている部分もあるわけであります。日本もそれに負けないように空港整備...全文を見る
○前原委員 日米の大きな経済協議の中の一つとも位置づけられておりますので、ぜひまとめる方向で行っていただきたいし、また日本がそういった国際社会の流れから取り残されないように、もちろんバランスが必要でありますけれども、その点についても十分配慮した上で、航空行政を前に進めていただきた...全文を見る
○前原委員 ぜひその御努力をお願いしたいと思います。  このスケトウダラの資源保存に関連して、鯨の問題について一点お伺いをしたいわけでございます。  要は、野生生物の保護を訴える環境団体などから、商業捕鯨というものがいけない、けしからぬ、そういう話があるわけでございます。しか...全文を見る
○前原委員 ありがとうございました。  最後の質問をさせていただきたいと思います。最後の質問は、万国博に関する条約に関連した質問でございます。  この万国博の取り決めを変えるということ、あるいはいわゆる開催の期間、そういったものを変える、あるいは決めるということでございます。...全文を見る
○前原委員 終わります。
03月29日第132回国会 衆議院 外務委員会 第11号
議事録を見る
○前原委員 新党さきがけを代表いたしまして御質問をさせていただきたいと思います。  まず、今回のサリン事件で亡くなられた方々に対しては、本当に心から哀悼の意を申し上げるとともに、まだ後遺症などで苦しんでおられる皆さん方には心よりお見舞いを申し上げたいと思っております。  今回...全文を見る
○前原委員 条約に関連して国内法の整備において新たに厳しくなるということでございますけれども、昨日の本会議でも自治大臣が特別立法に言及をされておりました。  化学兵器禁止法、その法案の中におきましては、化学兵器の使用、発散については無期懲役が一番重い刑になっている。そして、化学...全文を見る
○前原委員 要は、化学兵器禁止法、今は法案でございますけれども、それでは情況証拠の積み上げ等々で不備な面があるので、その点については特別立法で補っていくという解釈でよろしいのでしょうか。
○前原委員 今の御説明でよくわかりました。  次に移らせていただきますが、先ほど社会党の伊藤先生からも御質問がございましたけれども、宗教法人の認可の問題についてちょっとお尋ねをしたいと思います。  今回強制捜査というものが行われておりますけれども、いろいろ失踪の事件とか拉致の...全文を見る
○前原委員 今御答弁がございましたように、これは信教の自由と非常に密接にかかわってくる問題でありますし、非常に難しい対応をしなくてはいけない問題ではないかと思っております。  信教の自由というのは憲法で規定をされていることでございますけれども、ただ、反社会的な行為でありますとか...全文を見る
○前原委員 ありがとうございました。  次に移らせていただきます。  今回審議をさせていただいている条約の中には、いわゆる化学兵器転用可能な化学物質を生産する工場については抜き打ち査察の対象になるということになっております。しかも、届け出制であるということであります。マスコミ...全文を見る
○前原委員 チャレンジ査察を受け入れない場合においては、今回整備をしようとしている国内法において罰則の規定があるというふうなことでございます。しかしながら、これは核の問題で北朝鮮がずっと査察を拒否をしてきたというふうなことでありまして、疑惑が解明されないというケースもあり得るので...全文を見る
○前原委員 これで終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月10日第132回国会 衆議院 外務委員会 第16号
議事録を見る
○前原委員 このたび、ゴラン高原へPKOを派遣するかどうかという与党調査団のさきがけの代表といたしまして現地に行ってまいりました。また、その前後にいろいろ中東政策についても関心を持ち勉強させていただきましたので、その点を中心にきょうは御質問をさせていただきたいと思います。  ま...全文を見る
○前原委員 今ゴランへPKOを出す意義というものをお話しいただきましたけれども、事前に通告した内容から外れるかもしれませんが、一つだけお伺いしておきたいと思いますが、我が党内にもある議論でありますけれども、要は外務省あるいはPKO本部が国連から要請があったのかあるいは探し出したの...全文を見る
○前原委員 今の御答弁のように、まず事務的に法律にのっとっているかどうかというふうな御判断を外務省でされて、それがある程度クリアできたら相談というふうなものをこれからさせていただくという確認ができたということで、この件については前向きに評価をさせていただきたいと思います。  次...全文を見る
○前原委員 パレスチナは自治政府ということで、正式なオーソリティーを受けていないということで円借款が技術的に難しいという話を伺っております。  その中で、私も初めて今回勉強させていただきまして知ったわけでありますけれども、開発銀行というものが、この中東・北アフリカ地域のみない、...全文を見る
○前原委員 次の質問に移らせていただきますが、順序を変えて、イランの問題について先にお伺いをしたいと思います。  アメリカが対イラン制裁というようなものを決めまして、禁輸ということを決めて同調を求めてきているわけでございますけれども、それについて外務大臣の御所見を伺いたいと思い...全文を見る
○前原委員 時間が参りましたので要望にとどめておきますけれども、イランが和平に反対をするというふうな考え方がありますけれども、イランの原理主義的な考えに割がしシリアも影響を受けていて、正面切ってはシリアも反対をしておりませんけれども、要は、パレスチナとイスラエルの和平あるいは周辺...全文を見る
05月12日第132回国会 衆議院 外務委員会 第17号
議事録を見る
○前原委員 二十分しかありませんので、御答弁も簡潔にお願いをしたいと思います。  まず、日米宇宙損害協定に関する質問でございますが、日本の宇宙開発研究という分野について御質問をさせていただきたいと思います。  私も不勉強でございまして、宇宙開発事業団というのは、NASDAとい...全文を見る
○前原委員 ありがとうございました。  今お話があったように、宇宙開発委員会というものを定期的にやられて、重複がないような努力をされているということでありまして、二つのものを足して一つにしたら行革になるかというとそうでもありませんし、そういう努力を引き続き続けていただきたいこと...全文を見る
○前原委員 今、告発しなかったというふうなことでございますけれども、私もいろいろな先輩、後輩また知り合い等々に商社の方々がおられまして、内々にお話をいろいろ聞いたりする場面もございますけれども、要は日本のODA、無償の場合はタイドでやる、そして円借款はアンタイドということで、逆に...全文を見る
○前原委員 申し上げるまでもございませんけれども、国民の税金で行われている援助また公共事業でございまして、また今回、こういった政府調達協定というものも日本が加盟をする中で、いわば同じような事件が起きるということは、国際的な信用を失ってしまうということにも大きくつながってくる問題で...全文を見る
○前原委員 終わります。
06月07日第132回国会 衆議院 外務委員会 第19号
議事録を見る
○前原委員 政府開発援助に焦点を当てて御質問をさせていただきたいと思います。  まず、北朝鮮に対する米支援問題についてお伺いをしたいと思います。  先ごろ三党の代表団が北朝鮮に行きまして、国交正常化の交渉というものの糸口をつくるという役割を果たされてまいりました。御承知のよう...全文を見る
○前原委員 北朝鮮に対する支援の問題とも絡んできますけれども、ちょっとODAの原点に戻って御質問をさしていただきたいと思います。  北朝鮮とあわせまして、今回、パレスチナの暫定自治政府に対して日本が無償援助を行うということが報道されておりました。誤解を避けるためにあらかじめ申し...全文を見る
○前原委員 再度御質問したいんですけれども、パレスチナという中東和平のかぎを握っている地域なので、ODA大綱の例外として行うのか、あるいはODA大綱の中の解釈として、いわゆる国家の体をなしていない地域に対しても行えるという認識、あるいは未承認国家に対しても、もし国と認めた場合行え...全文を見る
○前原委員 重大なポイントでございますので突き詰めて、要望も含めて御質問もしたいわけでありますけれども、要は、今、一定の制約はあるけれどもという条件つきで未承認国家に対しても、あるいはまだ完全な国の体をなしていない、地域といいますか、そういう国になりかけているものに対しても、この...全文を見る
○前原委員 これは委員長に対して申し入れといいますか、要望させていただきたいのでありますけれども、制約はあるけれども例外ではない、しかしながら政策的な判断でということになりますと、言ってみればODA大綱を拡大解釈できる可能性もありますので、未承認国家あるいは国家の体をなしていない...全文を見る
○前原委員 その理念についてでありますけれども、政府開発援助大綱の基本原則の中で、三番目のところには、「国際平和と安定を維持・強化するとともに、開発途上国はその国内資源を自国の経済社会開発のために適正かつ優先的に配分すべきであるとの観点から、開発途上国の軍事支出、大量破壊兵器・ミ...全文を見る
○前原委員 時間が来ましたので、終わらせていただきます。
06月12日第132回国会 衆議院 予算委員会 第31号
議事録を見る
○前原委員 新党さきがけを代表いたしまして、二つの信用組合の問題、それから不良債権処理の問題について御質問をさせていただきたいと思います。  まず御質問させていただきたいのは、今回の東京協和、安全両信用組合の救済については、二つの信用組合はひどい経営であった、放漫経営、乱脈融資...全文を見る
○前原委員 たとえ何%でもそういう危険性があれば、大蔵省、日銀としてそういう手段をとれなかったのだというふうなことでございまして、その点を国民の皆さん方に広く御理解をいただくように周知徹底をしていただきたいし、また、今おっしゃったペイオフの制度の充実、それから、いわゆる今までの護...全文を見る
○前原委員 これもおいおい、金融の自由化とともに大蔵省あるいは政府が直面をされていく具体的な問題点になってくるのではないかと思います。総理を含めて、そういうものについて先手、先手に対応策あるいは政府の方針というものを示していかれますように御要望をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○前原委員 両大臣の御答弁から、機関委任事務を現段階において見直すつもりはないと。しかしながら、なかなか、都道府県の能力と言ったら語弊があるかもしれませんけれども、今までの仕事の範囲を超えた部分も出てきている。そういったところは逆に、地方分権を進めるためにも、政府として一致協力し...全文を見る
○前原委員 日銀の総裁、来ていただいていますね。話を少し今度は拡大して、全体の今の経済の状況等々について日銀総裁に御質問をさせていただきたいと思います。  政府が出している統計、日銀が出している統計を見ておりますと、景気、もちろん円高等があって、またその修正があるのかもしれませ...全文を見る
○前原委員 時間が参りましたので、終わらせていただきます。ありがとうございました。
10月11日第134回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○前原委員 新党さきがけを代表いたしまして、御質問をさせていただきたいと思います。  通告をしておりました内答をちょっと順序を変えて行わさせていただきたいと思いますが、まず初めに、土地の問題について総理に御質問をさせていただきたいと思います。  きょうもいろいろ議論がございま...全文を見る
○前原委員 今総理がお答えになりましたように、地価というものあるいは土地の活用というものを考えた場合に、土地神話というものはもう一たん崩れたんだ、そして資産運用あるいは投機的な対象から有効利用というものにパラダイムの転換をしたんだ、そしてそれを前提としていわゆる景気対策を行ってい...全文を見る
○前原委員 まあふえるにしてもそれほど四十兆から大きく出るようなものではないんではないかという御答弁でございました。それじゃ、十一月末にはまた改めて不良債権の額を今個別の金融機関の積み上げの中から御公表いただくということでありまして、それはぜひやっていただきたいと思います。  ...全文を見る
○前原委員 あわせてお尋ねをしたい、あと要望したいことがございますが、今の不良債権の問題でありますけれども、日本の会計制度そのものにも大きな問題があるのではないかと、これは海外の金融機関からも指摘をされている部分があります。  一つは、簿価を採用することによりまして尋常には、尋...全文を見る
○前原委員 最後に要望をして終わりたいと思いますけれども、公定歩合も引き下げられて、そして銀行の業務純益というものが最大になっているということがあります。言ってみれば、預金者の利息が銀行救済に使われている、一つのこれも公的資金がなと。そして、自己競落会社、特別目的会社というものを...全文を見る
10月25日第134回国会 衆議院 外務委員会 第2号
議事録を見る
○前原委員 国際海事衛星機構、インマルサットについて御質問をさせていただきたいと思います。  重複を避けて御質問をいたしますが、先ほど山元委員からも御質問がございましたように、今回の阪神・淡路大震災の際には防災無線というものが機能しなかった部分があって、電話回線に頼らざるを得な...全文を見る
○前原委員 外務省には次の質問とあわせて今の御質問にお答えいただきたいと思いますが、災害だけではなくて、発展途上国においては通信施設を持っていない、例えば離島で構成されているところでありますとか、そういうところにわざわざ電線を引く、あるいは海底ケーブルを引くとか、そういうことにな...全文を見る
○前原委員 ぜひ援助のあり方、日本も財政危機でございますし、ODAの額がこのままふえ続けるかどうかということも大変疑問視をされるわけでございまして、効果的な援助というところでぜひこのインマルサットの活用ということもお考えをいただければというふうに思います。  次の質問に移らせて...全文を見る
○前原委員 最後の質問に移らしていただきますが、最後の質問は、このインマルサットが使われるようになった場合の通信の秘密の確保、セキュリティーの確保、これが安全保障の見地から大変必要になると思いますけれども、この点についてちょっと御質問したいと思います。  ちょっと通告はしており...全文を見る
○前原委員 今の質問、ちょっとだけ簡単にお答えいただきたいのですけれども、これは盗聴はされないというシステムなんですか、ちょっと教えていただきたいんですが。
○前原委員 先ほどちょっとお願いしていたような質問をさしていただきたいと思うんですが、CIAがやった盗聴について日本側が具体的にどういう抗議をされたのかということを御質問したいと思います。  私が一国民としてマスコミ報道なんかで聞いている場合には、大変抗議の度合いが弱いんじゃな...全文を見る
○前原委員 私は、そういう諜報活動とか情報収集なんというのは専門家じゃありませんので詳しいことはわかりませんが、例えば日本側がアメリカ政府に対して内部の調査を申し入れして、果たしでそういう活動の事実がありましたと言うものなのかどうか、その点についても私なんかは率直に疑問を持つわけ...全文を見る
○前原委員 また改めてこの点については御質問させていただきます。  終わります。
11月01日第134回国会 衆議院 外務委員会 第3号
議事録を見る
○前原委員 まず国際穀物協定について、重複を輝けて質問をさせていただきます。  ある論文に、これはアメリカの研究所から出された論文でありますけれども、二〇三〇年には中国の穀物が二億七百万トンから三億六千九百万トン不足する、あるいは日本のOECFと中国との共同で研究をした内容につ...全文を見る
○前原委員 要望にとどめておきますが、そういう減反政策等を緩めてしまうとまた短期的に食糧過剰になる、余剰になるということはありますし、ほかの問題等々の、お金の問題も出てきますので、なかなか難しい問題だと思いますが、長い目で、人づてに作物ができるものでありますから、一たん農業従事者...全文を見る
○前原委員 あわせて、もう一度お伺いしたいわけでございますが、この与党案について、きょうの新聞で、期限を初めは定めていたのに期限という言葉が外れたどうのこうのという記事がございましたが、趣旨はそうじゃなくて、我々与党三党は一致しておりまして、沖縄からの言葉というのは、核抜き本土並...全文を見る
○前原委員 再度の質問になりますけれども、これからもちろん俎上にのせて努力をしていただくということでありますが、ちょっとカテゴリーの問題がございますが、十四事案、特に普天間飛行場とかあるいは嘉手納の弾薬庫、非常に広い面積で、沖縄県民が最も目に見える形で期待をされている部分でありま...全文を見る
○前原委員 終わります。
11月02日第134回国会 衆議院 外務委員会 第4号
議事録を見る
○前原委員 新党さきがけの前原でございます。今説明がございました特別協定について、御質問をいたします。  そもそもこの特別協定というものが規定をされている根拠というのは、地位協定の二十四条であります。二十四条を読んでおりますと、原則は米軍の負担で行う、しかしながら、細目で、特別...全文を見る
○前原委員 原則は米軍負担であるという政府の御答弁ですけれども、実際上、数字は私もいろんなところで見ているわけでございますが、改めて確認しますけれども、日本の負担割合は全体の何割を占めておりますか。
○前原委員 誤解を生まないために前提としてお話ししますけれども、私は、日米安保を堅持すべきだという観点から御質問をしておりますし、また、この特別協定についても、ある程度の負担というものは日本はやるべきだ、特に、今の日米安全保障条約においては、形の上では双務性を有していると言われて...全文を見る
○前原委員 比率はわかりますか。ないですか。ではいいです。  拡大解釈ではないということでありますけれども、一九七八年度から労務費のうち管理費と福利費。それから、七九年度からは米軍隊舎、それから家族住宅の建設費、日本人従業員給与のうち国家公務員の水準を超える部分についても、思い...全文を見る
○前原委員 今の折田局長のお話を伺いますと、この特別協定に基づいては、今後は人件費のベースアップ分以外はもはや日本が思いやりであろうが何であろうが出す余地はない、そういうふうに解釈してよろしいわけですか。
○前原委員 ある程度短期間に考えた場合については、もはやベースアップ分ぐらいしか上がる余地はないというお答えだと思います。  では、ちょっと違う角度からこの特別協定を見ていきたいと思うのですが、九五年度の総額は六千二百五十七億円、うち思いやり予算が二千七百十四億円ということで、...全文を見る
○前原委員 先ほどの質問、お答え出ますか。韓国、ドイツの米軍兵士一人当たりの負担は幾らになっているか。
○前原委員 では、わかり次第お答えいただけますか。  アメリカの基準に基づいてということでありますが、実際、シーリングというものが日本の防衛費にはあって、先ほど申し上げたように、一般物件費の中にホスト・ネーション・サポートが入って、これが膨れると、逆に自衛隊の隊舎の整備というも...全文を見る
○前原委員 これは先ほども申し上げたことで、くどくど申しませんが、やはり今の出していただいた数字から見ても、日本における一人当たり兵士の負担というものがいかに大きいのかといったことはやはり受けとめて議論をしていかないと、これは国民の理解をなかなか得られないのではないかと思います。...全文を見る
○前原委員 私も基本的には、アメリカは日米安保条約というものをアメリカ側から見てもメリットがあって、堅持していくだろうということは思います。これはいろいろな理由があると思いますけれども、一つは、これから世界におけるアジアというものが経済の成長センターになる、そしてアメリカの投資と...全文を見る
○前原委員 今の御答弁からすると、今までの日米安保に全く日本があぐらをかいているということはだめだ、新たな日米のパートナーシップにおいてグローバルな国際貢献というものもともに考えていく時期ではないかということで解釈させていただいてよろしいのですか。
○前原委員 私もある程度、大臣の御答弁がございましたが、同じような感覚で、これからの日本の役割あるいは日米が共同で果たしていくべき役割というものを考えていまして、しかし一足飛びに、では日米安全保障条約というものが本来の意味での双務性、つまりアメリカが攻撃をされたら日本もそれを援護...全文を見る
11月29日第134回国会 衆議院 外務委員会安全保障委員会沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○前原委員 新党さきがけを代表して質問をさせていただきたいと思います。  まず、専守防衛について質問をさせていただきたいと思います。  我が国の防衛力は専守防衛というものを本旨としておりますので、防衛上の必要からも相手国の基地を攻撃するような戦略的な攻撃はとれないという解釈で...全文を見る
○前原委員 じゃ、ちょっと違う視点から質問をさせていただきたいと思いますけれども、専守防衛という範囲ですね。  これは、田中角榮さんが総理大臣のときの答弁でありますけれども、「専守防衛ないし専守防御というのは、防衛上の必要からも相手の基地を攻撃することなく、もっぱらわが国土及び...全文を見る
○前原委員 理事者側で結構でございますので、ちょっと御説明をいただきたいのですけれども、私の質問の趣旨は、機能面から、例えば、空中給油機を持ったからといって、航続距離が伸びるということが、それイコール相手方の脅威につながることではないという、全体的な戦略バランスの中でそういうもの...全文を見る
○前原委員 もう一点だけ、今のところにつけ加えて質問なのですけれども、仮に我が国が攻撃をしかけるというふうにほかの国が思った場合においても、単に空中給油機能を導入したからといって、足は伸びるけれども、全体的なバランスの中でそれほど日本の侵略能力というものがこれで物理的に上がるもの...全文を見る
○前原委員 ありがとうございました。  今のお答えで、空中給油機能を導入したから、足が伸びるからといって、今までの日本の専守防衛という考え方は変わらないし、総合的な戦力の中でその能力も高まるものではないというふうなことが確認できたと思っております。  次に移らせていただきます...全文を見る
○前原委員 座して死を待つべしという意味ではないということは認識は一緒なのでありますけれども、例えば第三国からミサイル攻撃を今受けた場合、例えば一千キロぐらい離れたところから受けた場合、座して死を待つべしという意味ではない、敵基地攻撃も立派な自衛手段の一つであるというふうな今まで...全文を見る
○前原委員 じゃ、そのような事態になったときにはどのように自衛権というのを行使するのですか。
○前原委員 その意味からも、今、日本というのは日米安保なしてはみずからの自衛能力すらないというふうなことは、やはり我々政治の立場からも有権者には言っていかなくてはいけない問題ではないかと思っています。  ただ、これからのことを考え、きのう新しい防衛大綱が決まりましたけれども、閣...全文を見る
○前原委員 防衛庁長官に端的に伺いますけれども、北朝鮮でノドンの発射訓練があって日本海に着弾したというふうなことがありましたけれども、防衛庁長官は、それは今の防衛力というものに反映をさせるに足り得るものではない、つまり考慮すべきものではないとお思いなのかどうか、お伺いしたいと思い...全文を見る
○前原委員 そうすると、別に防衛庁長官を困らせるつもりで質問しているわけじゃございませんけれども、先ほどの統一見解とはずれてくるのではないか。つまり、先ほど敵基地攻撃のところで私が昭和三十四年の政府の統一見解を申し上げたときは、「このような事態は今日においては現実の問題として起こ...全文を見る
○前原委員 時間が来ましたので終わらせていただきますけれども、やはり憲法の範囲内でということは、それは当然のことだと思います。しかし、憲法の中の範囲でさえ、あるいは今までの防衛大綱あるいはきのう閣議決定をされた新防衛大綱、基盤的防衛力というふうな概念、そしてまた憲法九条で保障され...全文を見る
12月06日第134回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○前原委員 今上原先生が最後に御質問されたマラリアの問題について質問をさせていただきたいと思います。  この問題については、この特別委員会でも何度も取り上げられていることでございますので、概要について申し上げる必要はないと思いますけれども、まず総論として、この問題について、今ま...全文を見る
○前原委員 一九四七年に刊行されました「八重山民生府衛生部業績別冊」というものに所収されている「一九四五年戦争による八重山群島のマラリアについて」という記述を読みましたならば、強制疎開による死亡者は三千七十五名ということであります。  確かに戦争というものの中で、戦闘あるいは空...全文を見る
○前原委員 今の答弁について二点、ちょっと質問したいのです。  まず、政治的な判断によって、軍令があった、軍の命令があった。これは、軍令があったかどうかというのは、与党が決めたから軍令がありましたというのは全くおかしな話で、政府の調査としてどうだったのか、軍令があったのを認めら...全文を見る
○前原委員 この委員会でも多分相当議論された問題だと思いますけれども、今の答弁に対してちょっと私はおかしいと思うのは、確かに、沖縄県もすべての戦災を補償しろという要望はされていません。自由意思で疎開をしてマラリアに感染した住民については補償対象に含めないということをおっしゃってい...全文を見る
○前原委員 しかし、この慰藉事業にしても、さっき上原先生がちょっと申されていましたけれども、要はこの慰藉事業について沖縄県にも分担実施を求めるということでありまして、慰霊碑とか祈念館とか除幕式とか見舞金ということが「例えばことして、例として書いてありますけれども、「見舞金について...全文を見る
○前原委員 開発庁としてやることができないから県と協力するというのはおかしな話です。さっきも御答弁されましたけれども、軍令によって、それはどういう政治的な判断とおっしゃるのかは知らないけれども、いわゆる政府も今は、もちろん個々のケースにはばらつきがあったけれども、基本的には軍令に...全文を見る
○前原委員 時間が来ましたので終わりますけれども、再度長官にお伺いしておきます。  では、与党三党で個人補償までというところへ踏み込んで結論が出てきた場合については、国の単独事業として個人補償をする御用意があるのですか。
○前原委員 どうもありがとうございました。
12月13日第134回国会 衆議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○前原委員 まず、住専問題の処理期限についてお伺いをいたしたいと思います。  これまでに関係当事者同士の話し合いが何度か行われてきたようでありますけれども、なかなか進展がいたしておりません。総理は、決着は今月の十九日までというふうなことを言われておりますし、また先ほど大蔵大臣も...全文を見る
○前原委員 では、今のお二人のお話を伺っていると、最終的には政治的な決断というものを大蔵大臣あるいは農水大臣が責任を持ってやられるというふうに理解をしてよろしいわけでございますか。
○前原委員 農水大臣には後の答弁とあわせて今の話もお伺いしたいと思います。  ちょっと原点に返りまして、私がこの住専の問題で非常に不可解なのが、いろいろな、外野と言ったらなんでありますけれども、直接当事者ではない人たちまでが入り込んできて、そして主にロス負担の割合の話についてい...全文を見る
○前原委員 農水大臣は私の質問に直接答弁をされていないと思います。農協側に立った御説明ということでは、二点おっしゃったことについては理解は私もしております。経緯とかあるいはその再建計画の中身、それからいろいろな取り決め、また二番目の金融不安等々、農協系統に与える不安あるいは実際的...全文を見る
○前原委員 時間が来ましたので終わります。