前原誠司

まえはらせいじ

小選挙区(京都府第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数10回

前原誠司の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月12日第142回国会 衆議院 議院運営委員会 第1号
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○前原委員 衆議院事務局調査局規程制定については、調査局を設置し、そのもとに各調査室を置くことによって組織改革を行い、立法府の調査機能の強化を図ることになるので、我が会派といたしましては賛成をいたします。  しかし、現在、各調査室長はそれぞれに相当する省庁からの人材が充てられて...全文を見る
03月02日第142回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○前原委員 まず、沖縄の基地問題につきまして、御質問したいと思います。  総理と、まず二年前の状況について、回想をともにさせていただきたいというふうに思っております。  二年前の二月、私、当時さきがけにおりまして、安全保障の担当をしておりました。二月に、中山太郎先生を団長とし...全文を見る
○前原委員 私が、まず、質問に入る前になぜこういう質問をしたかと申しますと、この普天間返還という大きな問題の具体的なプロセスの出発点になると思いますのが、総理と知事がどういう話をされたのか。これは、信義の問題というのは大変重要な問題だと思うわけであります。  普天間返還が県内移...全文を見る
○前原委員 それでは、直接はお述べになりませんでしたけれども、市長選と閣議決定がおくれたということについては関連がないということでよろしゅうございますか。総理から。
○前原委員 しかしながら、今絡みはないということをお答えされましたけれども、どうぞ。
○前原委員 意地の悪いということをおっしゃいましたけれども、私は、基本的に、ですから、沖縄の基地の問題とそれから経済振興を絡めるということになると、つまり、今まで問題になってきたように、札束で沖縄県民の気持ちを逆なでする、そのことによっていわゆる基地というものの存在を認めてもらう...全文を見る
○前原委員 私が後で質問しようとしたところ、アンダーラインまたそこも引いてありますから、そこを述べようとしてアンダーラインを引いていたわけです。  私は、別に、沖縄の基地だけ返せ、こういうことだけで今の議論をしたわけではありません。新たな役割というものを認めなければいけないとい...全文を見る
○前原委員 さて、その集団的自衛権の解釈であります。  私自身も、この間、ガイドラインが国会で御報告された中で質問に立たせていただきまして、質問をしたことでございますけれども、なかなか明確な御答弁はいただけませんでした。簡単に言えば、憲法解釈を変えるつもりはない、今までの政府の...全文を見る
○前原委員 憲法解釈ですから、総理自身がなかなか政治的な判断のもとで答えにくいというのはわかりますけれども、先ほどからちょっと態度を見ておりますと、誠実にお答えいただいているのかどうかということで、私は極めて疑問を抱かざるを得ない。何かばかにされているような気がしてならないわけで...全文を見る
○前原委員 お伺いしたかったのは、簡保民営化、そして郵貯五年後見直しをして、そして民営化する条件が整えば民営化という趣旨は何だったのかということをお伺いしているわけです。
○前原委員 議論が全然かみ合っていないのですけれども、要は、私の言った趣旨というのは、郵貯、簡保、年金という入り口の部分でお金が集まる、そして運用の仕方、簡保だけはちょっと別建てになりますけれども、基本的には、資金運用部というところで国債を買ったりとか財投機関に対しての貸し付けな...全文を見る
○前原委員 こういう公社化の自主運用は将来的な民営化につながるということでありますけれども、ここに書かれているのは、ずっと国営を維持するということが書いてありますよ、この行革会議の中に。おっしゃっていることと違うじゃないですか。だって民営化を将来するということになったら、これの趣...全文を見る
○前原委員 それぞれの判断、その時々の政権の判断になるかもしれませんが、それぞれの判断で国営か民営かということは、それはおかしいですよ、厚生大臣。  趣旨は、財投改革をしなくてはいけないし、将来民営化せざるを得ないというのも私は厚生大臣と一緒で、だから考え方は共有できていると思...全文を見る
○前原委員 私の時間が参りましたので、これで質問は終わらせていただきますけれども、委員長にちょっとお諮りをさせていただきたいと思います。  今の御答弁も不十分でございますし、また、金融危機管理審査委員会の七名のうち、三名は民間の方になられました。できたてのものでございますので、...全文を見る
○前原委員 じゃ、私の質問を終わります。
04月02日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○前原委員 民友連の前原でございます。  まずは、今議題となっております防衛庁設置法の一部改正、そして自衛隊法の一部改正につきまして御質問をさせていただきたいと思います。  まず、今回の防衛庁設置法あるいは自衛隊法の一部改正の中で一つポイントになりますのが、陸上自衛隊の自衛官...全文を見る
○前原委員 済みません。ちょっと私、今のはよくわからなかったのですが。  陸上自衛隊の自衛官の定数は削減するのですね。定数削減をして充足率が今年度上がると思うのですけれども。この法改正によって定数が削減をされて、実際の実員は減らないわけですよね。実員も減るのですか。その後の充足...全文を見る
○前原委員 要は、陸上自衛隊の自衛官の定数削減をしても充足率というのはそれほど上がらないということですね。八四%ぐらいですから、上がらないということでございますね。  この充足率の話をすると、それは防衛庁の皆さん方も、あるいは大臣も含めて当然だと思っておられるでしょうけれども、...全文を見る
○前原委員 今、伊藤参事官の御答弁の中で、充足率が低い要件というのは財政上の理由が一つあるとおっしゃいましたけれども、それはそうなんですか。つまり、本来なら一〇〇%にすべきだけれども財政上の理由があって充足率が一〇〇%になっていない、わざと逆に人員を、充足率を低くしているというこ...全文を見る
○前原委員 もちろん実員ベースで給料は発生するのでありましょうけれども、定数を定めたら、それに伴って予算をつけて、そして手当てをするというのが当たり前の姿だと思うのですね。  したがいまして、これは要望にかえさせていただきますが、できる限り一〇〇%に近づく努力をするべきだろうと...全文を見る
○前原委員 一〇〇%と実際の充足率の乖離がありますと、平時だからある程度人数は抑えておいて、しかし、装備はいつ何どきのことがあるかわからないからそういう形でそろえておくのだということになると、装備をそろえるためにわざとそういう形で定数と充足率の乖離が出てくるような懸念も招かないと...全文を見る
○前原委員 九年度につきましては、三月までできっちり一〇〇%、六百九十六名の即応予備自衛官を集められたということで、その御苦労には敬意を表します。  これから先の話になりますけれども、予備自衛官も含めて、数をふやすに当たって、元自衛官という範疇だけから探していくというのはなかな...全文を見る
○前原委員 自衛官と予備自衛官の数も含めた比率でありますけれども、日本の場合は、予備自衛官、即応予備自衛官も含めた比率というのは極めて低いのですね。長官も御存じだと思いますけれども、諸外国なんかは、予備自衛官というかそういう範疇の方々の比率がかなり大きい。  先ほどお話のあった...全文を見る
○前原委員 今回の法改正の中に、統幕機能の強化がございます。これは、民主党の安保政策の中にも統幕機能の強化というものを書いておりまして、基本的にその方向性としては私も賛成でございます。  今回、災害時などあるいは国際協力の部分でも、いろいろな機関と連携をとりながら統幕の機能強化...全文を見る
○前原委員 任せるということにはならないと思うのですね、防衛局もあるし、経理局もあるし。そして、そういう方々が全体の判断の中で、国際情勢なんかを分析する中で考えられるというのは当たり前だと思うのですよ。ただし、そういう部分についても、もちろん各幕からいろいろな意見は吸い上げられて...全文を見る
○前原委員 統幕機能の強化については、今後、ガイドラインの見直しも含め、また、こういう硬直化した予算編成のあり方を含めて御検討いただければということで要望させていただきます。次の質問に移らせていただきますけれども、三月三十日の朝日新聞に、ロシアの戦闘機スホーイに試験的に訓練で、空...全文を見る
○前原委員 その目的、そしてまた何日間、何人自衛官の方が行かれたのか。三月十七日に帰ってこられているという話でありますけれども、多分、その報告というか、それは上官として聞かれている部分があると思いますので、その目的、趣旨、そして具体的にどういう人員で行ってきて、どういう報告を受け...全文を見る
○前原委員 私、去年だったと思いますけれども、この試乗の話ではなくて、一機あるいは二、三機でありましょうか、購入をするような話が部内であった。つまり、スホーイ27の機能あるいはどういうものかということをきっちりと調べるためには、大体ばらして調べるということが一つの機能の調査として...全文を見る
○前原委員 当然ながら、概算要求とかそういう段階では上がってきてないのは私もわかっていますけれども、その前の段階、あるいはさらにもっと前かもしれないけれども、訓練で乗るということ自体は、その性能を調べるということが大きな要因だと思うのです。これは冷戦時代だったら絶対あり得ないこと...全文を見る
○前原委員 去年の早い段階、あるいは昨年の末かもしれませんよ、そういう話が私は防衛庁内部であったということは存じ上げています。しかし、それがどのレベルの話なのか、雑談程度なのか、その辺については、今長官おっしゃるとおり、私も知ることはできません。  ただ、私が質問したかった内容...全文を見る
○前原委員 今までの防衛庁の調達計画なんかを見ると、ヨーロッパの戦闘機なんかも選定機種に選ばれたりなんかしているわけですよ、調査の段階では。だから、長官おっしゃるように、国内産業のある程度の基盤維持というものももちろんある、ライセンス生産というものの基盤をどのように維持していくか...全文を見る
○前原委員 今のお答えの方が、私は、大臣、申しわけありませんけれども、筋からするとそのとおりだと絶対思いますよ。ですから、基盤整備も必要なのはよくわかっています。大臣のお立場としても、そういうことを守っていきたいというお考え方もよくわかりました。しかしながら、本当に高い買い物です...全文を見る
05月07日第142回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○前原委員 民主党の前原でございます。  通告をしております内容について順次質問をさせていただきたいと思います。  まず、この法律の改正案についてでございますが、三点あるということでございます。国際的な選挙監視活動、人道的な国際救援活動のための物資協力、そして武器使用、この三...全文を見る
○前原委員 今カンボジアの例を挙げられましたので、一つだけちょっとつけ加えて御質問したいと思います。  今までも、国際平和協力法によらない選挙監視活動というのは数多くされているわけですね。外務省設置法に基づく派遣というものもあるといろ話を聞いておりますけれども、今カンボジアの話...全文を見る
○前原委員 カンボジアの和平については、かなり日本が主体的な関与を持って今まで進めてこられたと認識をしておりますし、この法律が当てはまる当てはまらないということを度外視をしても、今局長がお答えになったように、どうか現行法で対応できる部分については積極的に対応していただきたいという...全文を見る
○前原委員 事務局長、恐縮でございますが、簡潔に答弁をお願いをいたします。  今おっしゃったように、ある程度柔軟に対応していかなければいけない部分はあると思うのです。  私も、初めて選挙に出る前に、カンボジアのUNTACが行われていて、私はPKO賛成の立場でいろいろな方といろ...全文を見る
○前原委員 要は、当初の計画どおり進んでいるということでよろしいわけですか。そして、この備蓄拠点というのは今どこになっているのですか。
○前原委員 こういう備蓄制度を設けられているわけですから、三年間で当初の計画を整備するということですので、どうかそれは進めていただきたいというふうに思います。  次に、武器使用について少し御議論をさせていただきたいと思うのでありますが、質問をするというよりも、私は、今までの答弁...全文を見る
○前原委員 方針に変更はないと政府は見ておられるということですね。ということは、国連が関与をする場面というのが減ってきた、こういう認識でよろしいのでしょうか。
○前原委員 関連して質問をいたしますけれども、今ゴラン高原に自衛隊が派遣をされているわけでありますが、国連から日本への新たなPKO参加要請というものは現在あるのかどうか、その点についてお答えをいただけますでしょうか。
○前原委員 えらい冷たい言い方をされましたけれども、要は、今はあるのですか、ないのですか。  ちょっと質問の仕方を変えますよ。例えば本体業務が凍結をされている、また、日本の限られた今のPKO法の中において、日本としてやれるPKOがゴランのほかに今あるというふうに政府として認識を...全文を見る
○前原委員 それは具体的にどういう地域のPKOなのか、PKOは今やっているわけですよね。それで、UNDOFについても、日本が、これはいろいろなやりとりの中で表にできない部分はあると思いますけれども、要はカナダ部隊から輸送部隊のみをかえるという極めて変則的な変更を行っているわけです...全文を見る
○前原委員 この法律をつくったときには上限を二千人と決めていますね。全世界で一万を超える方々が出ているという中で四十数名というのは、少ないなということであると思います。  これは官房長官にお答えいただけますでしょうか、実際問題、具体的にどこに出るとか出ないとか、お立場として言え...全文を見る
○前原委員 これ以上質問はいたしませんが、私が申し上げたかったのは、ゴランの場合については、これは具体的なことはなかなか政府のお立場として言えないと思いますが、変則的な形の中でもとにかく出ようということで出られて、それは、カナダの一部隊の六つある役割のうちの一つの輸送というところ...全文を見る
○前原委員 時間が来ましたので、終わります。
05月11日第142回国会 衆議院 議院運営委員会 第37号
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○前原委員 民主党を代表し、今提案をされました動議について、反対の討論を行わせていただきます。  我が党の主張は、財政構造改革法の改正については、前国会で議論した財政構造改革のための特別委員会を再度設置し、五十人委員会として、税については、それぞれ大蔵、地行委員会、そしてまた中...全文を見る
○前原委員 後で正式にこの委員会で決められることでございますが、あしたの本会議は、案件が極めて多うございます。そして、サッカーくじ法案、また行政改革の中央省庁再編の基本法案については、理事会においては、我が党、そして自由党、共産党の賛同を得まして、記名採決ということを要求して、そ...全文を見る
05月12日第142回国会 衆議院 本会議 第37号
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○前原誠司君 私は、民主党を代表し、ただいま議題になりました緊急経済対策に関する特別委員会設置に反対の討論を行います。  このたび政府は、あれほど橋本内閣がこだわり長時間を費やして審議を行った財政構造改革法を、半年もたたないうちに再び変更し、総額十六兆円を超える経済対策を行うと...全文を見る
○前原誠司君(続) 以上のような理由から、民主党は、ただいま提案のありました便宜的な特別委員会の設置には断固反対をし、財革法は財政構造改革特別委員会を再度設置し、補正予算は予算委員会で議論し、その後、関連法案を、大蔵、地方行政、そして商工の各常任委員会の場で審議することを強く求め...全文を見る
07月30日第143回国会 衆議院 議院運営委員会 第1号
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○前原委員 甚だ僭越ではございますが、委員各位のお許しをいただきまして、一同を代表し、前委員長並びに新委員長に対しまして、一言ごあいさつ申し上げます。  亀井善之前委員長は、昨年九月に御就任以来、その円満なるお人柄と強い信念をもって当委員会の円滑なる運営と国会の権威の向上に尽力...全文を見る
09月03日第143回国会 衆議院 本会議 第7号
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○前原誠司君 私は、民主党を代表して、北朝鮮のミサイル発射について質問いたします。  去る八月三十一日正午過ぎ、北朝鮮は同国の東海岸から弾道ミサイルを発射し、燃料部分のブースターは日本海に落下し、弾頭部分は日本列島上空を通過して、三陸沖の太平洋に弾着しました。このたびの北朝鮮の...全文を見る
09月10日第143回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○前原委員 昨日、北朝鮮によりまして弾道ミサイルの発射実験が行われましたことは、しかもそのミサイルが我が国の上空を通過して三陸沖に着弾をしたということは、まことにゆゆしき事態であり、我が党としても抗議をし、そして二度とこういうことが起こらないように責任を持った対処を政府に求めてい...全文を見る
○前原委員 他国に対しては、ロシア、アメリカとも事前通告がなかったということですか、それともその事実については確認をしていないということですか。イエス、ノーで結構ですので、簡単にお答えください。
○前原委員 先ほどの質問に対する答弁の中で、国連への提訴というものも視野に入れて考えたいということを外務大臣がおっしゃいました。こういう実験というものについて、国際法上問題があるのかないのか、その点について御見解を外務大臣からお伺いしたいと思います。
○前原委員 外務大臣、大気圏外だっなかなかったかがまだ確認できていないからというふうな言い方をされましたけれども、確かに大気圏内だったら領空侵犯で、それは問題だということはありますよ。ただ、技術的な問題からすればこれは大気圏外であったということは確認されているわけでしょう。そうい...全文を見る
○前原委員 ちょっと技術的な話をさせていただきたいと思いますが、これは防衛庁、防衛庁長官おわかりになれば御答弁いただきたいのですけれども、この射程が大体どれぐらいであったのか、それからテポドンというスカッドミサイルの改良型についての命中精度をどのように考えておられるか、その点につ...全文を見る
○前原委員 命中精度について、スカッドミサイルの改良型ということであれば、ある程度の、例えばアメリカ側が持っているようなミサイルの誘導装置なんかをつけているかどうかということはわかるわけですよね。  ちょっと、大臣でなくて、専門的に御答弁いただきたいと思います。
○前原委員 専門家の方々のお話によりますと、一回の発射実験、実験かどうかというのはもちろん確認できておりませんけれども、発射で実戦配備ができるかどうかというのは極めて疑わしい、こういう話があるわけですね。となると、実戦配備を一回だけの発射で行ってしまうのか、あるいはさらなる訓練が...全文を見る
○前原委員 今回、昨日の十二時過ぎに、在日米軍司令部より防衛庁に対して、早期警戒情報として連絡があったということでございますけれども、この早期警戒情報というのは衛星に基づいて行われて、二年前ぐらいからこういう体制ができ上がって知らされたということでありますが、また報道等によります...全文を見る
○前原委員 この早期警戒情報、日米安全保障条約に基づいてアメリカからその情報を得ているということでございますけれども、今後のTMDの開発とあわせて、この偵察衛星というものの有用性というものが一つの大きなポイントになってくると思うのですが、TMDをどのようにこれから考えていくかとい...全文を見る
○前原委員 ちょっと、御答弁をもう一度お願いしたいのですけれども、要は研究中で、今ノドンやテポドンには対応できるかどうかはまだわからないというふうなお答えなんですか、今のお答えは。
○前原委員 技術的に可能かどうかということをもう一度御答弁いただきたいのが一つと、あと、偵察衛星の必要住について、今防衛庁長官はどう思っておられるのかということが二つ。そしてもう一つは、今の御答弁を総合的に勘案しても、今回のこのミサイルの発射を受けて、TMDについては、やはり日本...全文を見る
○前原委員 外務大臣にお尋ねをしたいと思いますが、国連に提訴する可能性も含めてということでございましたけれども、では具体的に、国連に提訴した場合に、今回の事態を受けてどのような対応を国連に求めるというおつもりなのか。提訴はするということでありますけれども、具体的にどういう取り組み...全文を見る
○前原委員 先ほどの東郷条約局長の御答弁ですと、かなり国際法違反の疑いが強いという御答弁だったと思うのですけれども、その上で、提訴と私が申し上げましたのを提起とおっしゃいましたけれども、ではどういう事柄を提起するのか。ですから、北朝鮮がそういう発射を行ったということを提起して、具...全文を見る
○前原委員 私が伺いたかったのは提起の具体的な内容でございまして、今、議長声明ということをおっしゃいましたけれども、北朝鮮に対して国連としてどのような対応をとってもらいたいかというようなことを具体的に日本政府として持って提起されるのか、あるいは、それはこういう違法行為というものが...全文を見る
○前原委員 時間が参りましたので、質問を終わります。
12月18日第144回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○前原委員 民主党を代表して質問をさせていただきます。  まず、我が党の今回の米英両国によるイラク空爆についての見解を幹事長談話として申し上げさせていただきます。   今回、イラクの査察受入れの外交努力が実ら  ず、米英両国が武力行使に訴えざるを得なかっ  たことは誠に残...全文を見る
○前原委員 退避勧告が出されていたということでございますけれども、事情がまた一変をいたしました。実際に武力攻撃が行われたということでありますので、今おっしゃったアンマンの大使館を通じてでもその方々と連絡をとっていただいて、そういう御希望を持っている方々についてはできる限り外務省と...全文を見る
○前原委員 これについては予想はなかなか難しいかもしれません。我が国のことばかりあるいは邦人のことばかり考えるというのは、ある意味でエゴかもしれませんけれども、しかし、まず邦人の命というものをいかに扱うかということが在外公館の大きな仕事であると思いますし、また、在外公館に働いてい...全文を見る
○前原委員 これは事実関係だけお伺いをさせていただきますが、アメリカとイギリスの爆撃の標的とその被害状況はどのような状況になっているのか、日本政府として持っておられる範囲で結構でございますので、お教えをいただきたいと思います。
○前原委員 イラクのテレビ報道ですので確たることはわかりませんが、町中が攻撃を受けている映像というのが映っていました。これは米英からの攻撃ではなくて、米英の航空機を撃つためにみずから撃ったものが落ちてきたのかもしれません。しかし、日本に対しては、いわゆる軍事施設のみを標的としてい...全文を見る
○前原委員 またそういう状況というものがわかれば、逐次国会等に報告をしていただきたいというふうに要望させていただきます。  次に、大方の見方としては、ラマダンに入ればこの空爆というものは一たん休憩に入るのではないかということでございますが、十二月の二十一日か二十日ですね、そこか...全文を見る
○前原委員 きのうのきょうのことですので、今の程度でしかなかなかお答えできないのかもしれませんが、見通しについては、やはり外務省として、しっかり分析をしていただいて我々に示していただく、それによって日本の政府の支持表明が的確であったかどうかという判断にも私はつながってくると思いま...全文を見る
○前原委員 要は、今外務大臣がおっしゃったのは、安保理決議の六七八の二番目、「同地域における国際の平和および安全を回復するために、あらゆる必要な手段を取る権限を与える。」こういうことでありますけれども、これは「加盟国に対し、」ということでありますが、これは単独でもいいのか、あるい...全文を見る
○前原委員 条約局長、今のでよろしいですか。
○前原委員 では、日本の解釈としては、安保理決議の六七八というものに「あらゆる必要な手段を取る権限を与える。」と書いてある、そして、それについては加盟国のおのおのがその決議に基づいて行うことができるという解釈のもとで、日本国政府としては、国際法上は問題ない、こういう判断を下したと...全文を見る
○前原委員 今、条約局長が前へ出てこられて、そのとおりですとおっしゃったんですから、その解釈についてはそうだということにいたしましても、しかし、まだやはり納得できないものがある。  きのう安保理が極めて紛糾をしておりましたし、アナン事務総長が、先ほど我が党のコメントにも引用させ...全文を見る
○前原委員 いや、その前提は、私も認識は一緒なんですよ。先ほど申し上げたように、イラクのフセイン大統領あるいはイラクの国自体が極めて不誠実な対応であった、そして停戦合意に反するいろいろなもめごとを起こしてきたという前提は全く一緒です。ですから、その上で私は申し上げている。  手...全文を見る
○前原委員 私は、いたずらに時間をかけて平和外交努力をし続けるべきだと申し上げたのではありません。つまり、空爆というのは一つの手段としてあっていいのだろうと私は思っています。我が党の声明にもそう書かせてもらっています。  しかしながら、いわゆるUNSCOMという国連の機関で査察...全文を見る
○前原委員 ロシア、中国、またフランスなどの国々も含めて反対の意見もかなり出ているわけでありますし、何よりもアメリカの国内、議会の中で大統領の決定に対しては余り多くの支持が得られていないということも考えると、私は、この問題については、今おっしゃったことが適切であったかどうかという...全文を見る
○前原委員 日本は支持を表明いたしましたけれども、事態がこれからどう展開していくかわかりませんが、日本へ何らかの協力が要請される可能性について、外務大臣、お答えをいただきたいと思います。
○前原委員 これは、長期化をしてくれば、湾岸戦争のときのような要請が出てくると思いますので、そういう要請があった段階で、また速やかに国民、国会の前に示していただきたいと思います。  イラクの問題と関連して、北朝鮮の問題について、残りの時間を使って御質問をさせていただきたいと思い...全文を見る
○前原委員 今大臣のお話の中でもございましたけれども、我が国としては、また第二のテポドンのようなものが撃たれた場合にはKEDOへの拠出は難しい、協力は難しいということでありますし、またアメリカでもそういう意見というのは中心的なんですね。  大臣御承知だと思いますけれども、アメリ...全文を見る
○前原委員 防衛庁長官の答弁は全然わからないんですが、防衛局長か官房長、どっちか僕の質問に答えてください。
○前原委員 仮に予算案が一月から審議されて、そして三月ごろ、そこからいろいろな重要法案の審議になると、ガイドラインの法整備のできるのが四月とか五月とか、そういうことになりますね。最悪の場合、仮にそれ以前にそういう事態になってしまった場合、日本としてどういう協力の可能性があるんです...全文を見る
○前原委員 時間がもうそろそろ参りますので、まとめさせていただきたいと思いますけれども、外務大臣については要望させていただきたいと思います。  一つは、この北朝鮮の問題は相当深刻であるという認識、持っておられると思いますが、僣越ながらこの間アメリカへ行かせていただいてそういう思...全文を見る
○前原委員 終わります。