前原誠司
まえはらせいじ
小選挙区(京都府第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数10回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月24日 | 第147回国会 衆議院 建設委員会 第2号 議事録を見る | ○前原委員 おはようございます。 きょうは、川の問題について大臣といろいろ議論をさせていただきたいと思いますが、そのテーマになる川は、吉野川と川辺川でございます。 まず、吉野川から、質問通告をしております内容に沿って御質問をさせていただきたいと思います。 まず、大臣も...全文を見る |
○前原委員 大臣はいろいろな知識がおありでございますので、今まで、議事録を読んでいましても、御質問のほかのことを答えられることがかなり多いわけでございまして、長良川の問題は、かなり水質が悪くなっているという話も聞いておりますので、その点についてはまた別の機会に質問いたします。 ...全文を見る | ||
○前原委員 公共事業というのは我々の税金で行われるものでございまして、それを請け負う、もちろんそれはしっかりやってもらわなきゃいけないわけでありますけれども、その立場の人たちが、住民の意向というものを感情的だとかばかばっかりだと言うことは、私は余りにもおごりが多いんじゃないかとい...全文を見る | ||
○前原委員 私がその立場にいれば、一たん全く白紙に戻すということは、はっきり申し上げたいと思います。 それで、先ほどおっしゃったことで、要は、数字は神の啓示だということは、これは九千何がしの賛成の方々の数字をとって言われたんだということでありました。これはいかようにも説明は後...全文を見る | ||
○前原委員 私が質問していますのは、現在の国の可動堰化にはこだわらないという御発言はどういう意味なのかということなんですね。 つまり、先ほど、住民の方々もゼロからスタートしてもらいたいということをおっしゃった。大臣も自分はゼロからだとおっしゃっているけれども、しかし可動堰化と...全文を見る | ||
○前原委員 それだったら、一月二十四日にされた定例会見、国の可動堰化計画にはこだわらないという大臣のお言葉は何ですか、それは。つまり、こだわらないということは、これは一たん白紙に戻して、そしてゼロから、もちろん可動堰化も一つのオプションだけれども、ほかのいろいろな考え方をあわせて...全文を見る | ||
○前原委員 今の大臣の御答弁ならばわかるんですよ。我々も、固定堰が堰上げを起こす、ピーク流量の話はまた別で、またどれぐらい堰上げが起こるかという議論は後でさせていただきますけれども、その問題意識はあるわけです。ですから、我々は、全く手つかずで、今のままでいいとは全然思っていない。...全文を見る | ||
○前原委員 答えられる問題なんです。つまり、先ほど大臣が御答弁されたのは、私は時系列的に申し上げた、そして私は、紆余曲折、ぶれていると申し上げたら、全然ぶれていないとおっしゃった、自分の考え方は全然変わっていないんだと。だから、一つだけお答えくださいよ。一月二十四日の大臣の定例会...全文を見る | ||
○前原委員 僕は何も内容についてどうのこうの聞いているわけじゃないんだ。大臣の発言をそっくりそのまま引用して、これ、おっしゃったことはそのとおりですねと聞いているんです。それについて答えられないというのはおかしいじゃないですか。そういう答弁があるんだったら、僕はもう質問を続けられ...全文を見る | ||
○前原委員 もう詭弁も甚だしい。 つまり私は、定例記者会見というのは、大臣の、これは公式の記者に対して、記者に対してということは、それを通じて全国民に対しておっしゃっていることですよ。そのことについて、そのままでいいのかどうかということだけを聞いているのに、それについて答えら...全文を見る | ||
○前原委員 要は、今おっしゃったゴム式とか起伏式とか引き上げ式、全部可動堰なんですよ。その種類を言っているんじゃないのです。 だから、私が申し上げているのは、現在の国の可動堰化計画にはこだわらない、これならという案、方法がほかにあれば取り入れるという発言はそのままなのかという...全文を見る | ||
○前原委員 今、御説明をいただきました。 要は、現在の国の可動堰化計画というものはかなり限定をしたものだ、つまり、鉄板を上げたりおろしたりする引き上げ式のものであって、それにはこだわらないと。そんな、本当に、さっきの数字は神の啓示のところは、その数字は九千何票の方だとおっしゃ...全文を見る | ||
○前原委員 政府委員は結構です。 細かいところの議論は、質問通告しておりませんし、大臣もそこまではということでありますので、では質問主意書等々で、これは今度は対応させてもらいます。 つまり、建設省の中の技術基準で、起伏式は吉野川のような大きな川ではだめだということになって...全文を見る | ||
○前原委員 山に目を向けなきゃいけないということで、北朝鮮や中国の例もとっておっしゃったわけでありますけれども、私も、吉野川の可動堰計画というのはいろいろな意味で目を覚まさせるものであったと思うんですね。つまりは、我々は可動堰がどうのこうのというその一点で議論をしがちでございます...全文を見る | ||
○前原委員 国土交通省になる前でも、今からでも常に農林水産大臣と連携をとられながらそういうリーダーシップを発揮してもらいたいというふうに思いますし、我々もそういう提案を続けていきたいというふうに思います。 さて、ちょっと川辺川まで行こうと思ったんですけれども行けないので、もう...全文を見る | ||
○前原委員 そもそも住民投票が行われた一つの大きな理由というのは、私は議会制民主主義が機能不全に陥っているということが一つあると思うのですね。 私は、この間、人吉に行きまして、川辺川のダムに対していろいろな意見を持っておられる方々と十二時過ぎまでお話をさせていただきましたけれ...全文を見る | ||
○前原委員 直接のお答えはありませんでしたけれども、二つ指摘をいたしました。つまり、徳島市民の意向だけではだめなんだよということをよくおっしゃいますけれども、他のいろいろな調査では、可動堰があることによってはんらんするのではないかと建設省が予想されている地域についてはかなりの反対...全文を見る | ||
○前原委員 これから、ゼロからという、さっきちょっともめた部分がありましたけれども、議論をしていただくということで、我々としては、堤防の補強、それからこの第十堰そのものの補修強化というものの中で対応できるのではないかというふうに思っておりますし、そういうことを申し上げたいと思いま...全文を見る | ||
○前原委員 終わります。 | ||
03月10日 | 第147回国会 衆議院 本会議 第10号 議事録を見る | ○前原誠司君 高齢者、障害者等の移動の自由を確保するための法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 高齢者や障害者等移動について制約を持っている人々は、長い間公共交通機関や道路の利用について、大変な制限を受けてきました。一九八一年からの国連・国際障害者の十年は、ノーマ...全文を見る |
03月22日 | 第147回国会 衆議院 建設委員会 第5号 議事録を見る | ○前原委員 民主党の前原でございます。 河川法の審議でございますので、まず河川法について、一問だけ前もって総括的なことについてお話を伺いたいと思います。 私がきょう質問をする内容については、熊本県の川辺川ダム計画についてがメーンでございます。 この川辺川ダム、私も現地...全文を見る |
○前原委員 法律をつくった趣旨というのは一体何なのかということをやはり考えなくてはいけませんし、三十三年という長い月日の中で、いろいろな環境変化、これからるる具体的に質問をしてまいりますけれども、環境変化が起きている中で、法律はさかのぼらないということは、私は、新たに改正した河川...全文を見る | ||
○前原委員 我が党は、基本的に政治家同士の議論ということで大臣に御答弁をお願いしたいというふうに思っておりますが、もし大臣、専門的なことに携わるということであれば、どうぞ河川局長に振っていただいて結構でございます。その点についてはちょっと細かい議論もしていきたいと思いますので、結...全文を見る | ||
○前原委員 私が質問したことだけに答えてもらえれば結構です。 要は、市房ダムは一時間ごとの記録しかない。そして、幸野ダムについては、流入量、放流量、ピークになる直前までは十分単位でやっていたのに、それ以降は一時間単位になっている。何か証拠隠滅と疑われても仕方のないような状況が...全文を見る | ||
○前原委員 よろしくお願いします。 竹村局長、質問のことだけお答えください。 それで、市房ダムが人吉に対してすべて流れ込んでいる川の源ではない。したがって、市房ダムだけの責任で異常な洪水が起きたかどうかというものは、これは相関関係というものは必ずしもあるとは言えないかもし...全文を見る | ||
○前原委員 私も、質問する前提、二つほど申し上げたいと思うのですね。 私は、ダムを全部否定しているわけではありません。ダムが果たしている役割というのは大きいものもあるということで、ダムを全否定しているわけではありません。しかし、ダムというものを過信してもいけないということの中...全文を見る | ||
○前原委員 河川局長、イエスかノーかで、一言だけで答えてください。 | ||
○前原委員 先ほど大臣が御答弁されたように、人間というのは万能じゃないわけです。そして、もちろん善意で、また職務上一生懸命それを追求しようとして、しかしながら、過失が起きる可能性はある。つまり、ダムというのはそういう危険性があるんだということをやはり我々は認識しなきゃいけないとい...全文を見る | ||
○前原委員 二つ聞きます。 河川局長、先ほど大臣がなべ底調節はもうしていないということなんですが、川辺川ダムはなべ底調節をする前提じゃないですか。これが一つ。 もう一つは、八十分の一という前提を一番初めに言われました。それが本音だろうと思うのですね。これは悪い意味で言って...全文を見る | ||
○前原委員 一点目は、要は、なべ底調節という言葉は気に入らないということであれば、結局は不定率調節方式というのをやられるということですね。つまりは、効率的であるけれども、今まで建設省の中では操作が困難であるということが内部でも言われている方式というものを採用する、これが確認をでき...全文を見る | ||
○前原委員 国のお答えとしてはそれが限界でありましょう。国としては、裁判、判決が出るまでは、負けることは当然想定していない、そういう御答弁だと思います。 国にとっては不吉なことかもしれませんが、敗訴した場合の前提に立っていろいろちょっとシミュレーションしていきたいというふうに...全文を見る | ||
○前原委員 法律的なことで結構でございます。敗訴とかを前提にしなくても、仮に農水省が計画変更をされるというときには、要は多目的ダム事業そのものの一つの柱の変更になるわけでございますので、ダムそのものの見直しというものが避けられないと思うんですが、その点について御答弁いただきたいと...全文を見る | ||
○前原委員 今御答弁がありましたように、四つのうちの一つでも基本的な計画変更があれば、ダムそのものの計画の見直しもしなければいけないということが法律的に確認をできたわけでございます。 したがいまして、九月の段階でどういう判決が出るかということに関して、これは大きくダムの事業に...全文を見る | ||
○前原委員 いや、誤解じゃないですよ。今さっき河川局長がおっしゃったように、農水省の計画の見直しが迫られたときには、これは特定多目的ダム法に基づいてダムの計画そのものを見直さなきゃいけないわけです。だから誤解じゃないんです。だから、大臣、さっきの私の質問に答えてください。 | ||
○前原委員 今大臣が御答弁されたことは、私も全く同感であります。 裁判所は三審制であるというのは、それは事実であるからそのとおりでありますし、四百年に百度ですか、私はそれは知りませんでしたけれども、非常に洪水の多い地域であるということで、その中でダムの計画が出てきたんだろうと...全文を見る | ||
○前原委員 今、政務次官が御答弁されたように、これは水産業協同組合法の規定ではなくて、いわゆる民法の方から読んでくるというふうに伺っております、七百九条の損失補償ということで。つまりは、この漁協ができている前提となっている水産業協同組合法については、そのような損失補償についての取...全文を見る | ||
○前原委員 つまり、内水については、今おっしゃったような漁業権漁業ということでございまして、許可制ではないということなんですね。しかも、球磨川はすべて、支流も含めて、一帯の漁協に対していわゆる漁業権が与えられているというところでございます。 そこで、農水省に御質問をしたいわけ...全文を見る | ||
○前原委員 時間が来ましたのでこれで終わりにしますけれども、一応の規定はあるけれども、しかし、今までそういう事例はない。しかも、水産業協同組合法においては、そういう損失補償についての取り決めすら持っていない。 つまりは、いわゆる漁業権というものを与えるということの中で、やって...全文を見る | ||
03月29日 | 第147回国会 衆議院 運輸委員会 第6号 議事録を見る | ○前原議員 政府案とは違いまして、民主党案では、既存の施設につきましてもバリアフリー化を義務づけた内容になっております。基本指針に定めるところに従いまして、事業者等が計画的に推進をするという内容でございます。 私どもは、一カ月にわたりましてパブリックコメントを拾い上げまして、...全文を見る |
04月18日 | 第147回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号 議事録を見る | ○前原委員 民主党の前原でございます。 瓦長官に、長官になられてから大分たちますけれども、私も、質問をさせていただくのは初めてでございますので、まずは、御就任おめでとうございますと、おくればせながら申し上げたいと思います。 それと同時に、ちょっと思い起こしてお話をしたいの...全文を見る |
○前原委員 一番初めにお願いをしましたように、大臣は安全保障の専門家でありますし、いろいろな思いがおありだと思いますので、ぜひ防衛庁長官として、余り読まれなくて結構ですので、御答弁をいただきたいと思うわけでありますが、再度お伺いいたします。 大臣としては、やはり隊員の方々の命...全文を見る | ||
○前原委員 私もそのとおりだと思いますし、部隊はつくったはいいけれども、基本的に今の武器使用基準では、例えば海上警備行動でしたら、海上自衛隊員の方々に、胸を張って元気に行ってきてくれということは、やはりなかなか言いがたいような状況ではないかと私は思いますので、今の積み上げの議論も...全文を見る | ||
○前原委員 先ほど申し上げましたように、警察機関である海上保安庁と、その後の仕事をする自衛隊の役割分担というものはおのずと違ってくるんだろうと思いますし、今防衛庁長官やあるいは海上保安庁長官からお話があったように、本当にうまく連携をとり合い、情報も共有し合い、スムーズにそういった...全文を見る | ||
○前原委員 これは先ほどの武器使用の話とも絡んでくるわけでありますけれども、もう一度大臣に率直に御答弁いただきたいと思うのでありますが、今のいわゆる非危害射撃というものについて、かなり厳格な運用をせざるを得ない。 つまり、何かがあったときには、国の命令に従って職務を遂行してい...全文を見る | ||
○前原委員 大臣ですから、個人的な意見じゃなくて、それはもう責任者でございますから、ぜひそれは逆にやるということで意思表明をしていただいた方が、隊員の皆さん方も安心して仕事ができるのじゃないかというふうに思います。後で治安出動に関連してまた同じような質問をしますので、その点につい...全文を見る | ||
○前原委員 確かに、今大臣がおっしゃったように、法律の問題については防衛庁のみの所管ではない部分がございます。しかしながら、それを放置しておけば日本の安全保障にかなり大きな問題が生じる可能性があるわけで、それの初期消火という意味で、これは警察機能と含めて、政府内での検討では防衛庁...全文を見る | ||
○前原委員 閣議というのは基本的には全会一致で今来ているわけですね。やはり大臣の重みというのは、防衛庁長官というのはいわゆる国務大臣でいらっしゃるわけで、閣議を構成する重要なメンバーのお一人なわけです。そういう大臣が、やはり安全保障を任されているというお立場の中で、私はしっかりと...全文を見る | ||
○前原委員 端的にもう一度お答えいただきたいんですが、ということは、今おっしゃった中には、外国人が集団として暴れた場合、騒擾というような状況が起きた場合には、治安出動の下令はあり得るということですか。 | ||
○前原委員 法律は理論じゃないのですからね。実際起きたときに、この条文に基づいてどう行動を起こすかということですから、今の御答弁は、あるということですね、あり得るということですね。これはわかりました。 では、私の理解が浅かったのでありましょうけれども、治安出動は、いわゆる日本...全文を見る | ||
○前原委員 次に質問をしようとしていたところに絡んできますので、次の質問をさせていただきます。 今総括政務次官がおっしゃったように、九十条の一項、「職務上警護する人、施設又は物件が暴行又は侵害を受け、又は受けようとする明白な危険があり、武器を使用するほか、他にこれを排除する適...全文を見る | ||
○前原委員 具体的に、物事というのは、ある程度めどをつけて、それまでに結論を出すという政治意思がやはり必要だと思うのです。今おっしゃったように、明確な、具体的な取り決めがないということですけれども、やはりこれはしっかりと決めておかないといけないことだと思いますし、起きてから慌てて...全文を見る | ||
○前原委員 昭和二十九年といったら原子力発電所なんかなかったでしょう。だから、そういう全く違う状況になっているわけで、危機管理に対する意識とか、あるいはそのときの環境というのは全く違うわけですし、また、日本が危機にさらされると想定されるシミュレーションなんというものも全く違ってく...全文を見る | ||
○前原委員 ここはもうちょっと私は精査した議論が必要だと思うのですね。今のような話を聞いていると、一般国民には漠として全然わからないという状況ですし、法律の運用として、ではこの法律に基づいてある程度のマニュアルを移されているのか、あるいはそれについてのROEができているのかといえ...全文を見る | ||
○前原委員 ぜひリーダーシップをとっていただいて、きょう質問させていただいた幾つかの点については、具体的な改善が目に見える形で出てくるようにお願いをしたいと思います。それと同時にお願いしたいのは、法律を決めるということと同時に、それに基づいてのマニュアルといいますか、ROEという...全文を見る | ||
○前原委員 時間が来ましたので終わりますが、大臣、最後に一点だけ御答弁をいただいて終わりたいと思います。 今総括政務次官がおっしゃったのは百三条の話であって、例えば大規模災害のときのある一定程度の役割を防衛庁・自衛隊に与えるという法改正がもうできているわけですね。災害対策基本...全文を見る | ||
○前原委員 質問を終わります。ありがとうございました。 | ||
04月21日 | 第147回国会 衆議院 運輸委員会 第11号 議事録を見る | ○前原委員 民主党の前原でございます。法律の議論をさせていただきます前に、大臣に有珠山の件について一言お願いをし、またお答えをいただきたいと思います。 災害という問題については与党、野党関係ございませんで、私は、今までの政府の取り組み、また運輸大臣あるいは北海道開発庁長官とし...全文を見る |
○前原委員 引き続き御努力いただきたいと思いますし、私もきょうは本会議が終わりましたら北海道に行きまして、また現地の方々とお話をさせていただく中で違った視点でさらなる要望がございましたら、運輸大臣に対して申し入れをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ...全文を見る | ||
○前原委員 実態をぜひごらんいただき、また調べていただく中で、今検討していただくということでございますので、必要であれば大臣のリーダーシップでもってその点は果断に行っていただきたいというふうに要望をさせていただきたいと思います。 旅客自動車運送事業等運輸規則というものがござい...全文を見る | ||
○前原委員 労働省、来ていただいておりますでしょうか。労働省に二、三お伺いをしたいと思うわけであります。 「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準について」ということが平成元年に発令をされております。これは労働基準局長から発令をされておりまして、平成九年にそれが改正をされ...全文を見る | ||
○前原委員 という御答弁なんですが、実態はどうかということが問題でございます。 私もそんな、すべてをお聞きしているわけではございませんけれども、タクシー業界の中では、この労働省が禁止をすべきという通達をされている累進歩合制度というものが相当広がっているのではないかという声をよ...全文を見る | ||
○前原委員 済みません。ちょっと聞き逃したんですけれども、何年ですか、最新のは。 | ||
○前原委員 それはちょっと古過ぎるんじゃないですかね。昭和五十九年といったら、私、まだ大学生ですから。相当古いものが最新ということは、最近の実態というものがとらえられていないということであります。では、最近の実態というものは労働省として把握していないということですか。 それと...全文を見る | ||
○前原委員 実態からすると、かなり労働省が出されている通達に反した形がとられているということでございますけれども、指導をしていくということの中で、では具体的に実が上がるようなやり方というのはどういうやり方をされているのか。 あと、運輸大臣にお伺いをしたいのでありますけれども、...全文を見る | ||
○前原委員 その点は、本当に二つの役所が協力し合ってさらなる努力をしていただかないと、通達ではだめだといいながら、実態ではかなりそれが広まっているということでは、一体行政は何をしているのか、またその行政に対してハッパをかける政治は何をしているのかということになってしまいますので、...全文を見る | ||
○前原委員 運輸大臣、問題は、健康保険とか厚生年金の掛金というものの事業者負担というものを回避するために要は日雇い的な形の人をふやして、そして正規雇用という形を減らしてきている、こういう状況があるわけです。 私が申し上げるまでもなく、大臣もよく認識をされているように、確かに労...全文を見る | ||
○前原委員 時間が参りましたので、簡単に一点だけ御質問して、それで終わらせていただきたいと思います。 同僚の今田議員が乗り合いバスについては相当御質問をされましたので、私からは一つのポイントだけ質問をして、それで終わりたいと思うわけでございますけれども、この一般乗り合い旅客自...全文を見る | ||
○前原委員 このように、運輸省がこれから、法律改正後も果たされる役割というのはかなり大きいということがこの審議でわかったと思いますので、ぜひともリーダーシップをとっていただく中で御努力をいただきたいということをお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。 ありがとうござ...全文を見る | ||
05月10日 | 第147回国会 衆議院 逓信委員会 第11号 議事録を見る | ○前原委員 民主党の前原でございます。 財投改革という観点から、郵便貯金法の改正について幾つか大臣に御質問をさせていただきたいと思います。まず、質問をさせていただきます前に、私自身が持つ財投改革のイメージについて、あるべき姿についてお話をさせていただきたいと思います。 今...全文を見る |
○前原委員 今までは入り口のみに責任を持っていればよかったということから、大臣のお言葉をかりますと、入り口も、そして今度は出口も責任を持って目配りをすることが必要となった、こういうお話ですね。それはそのとおりだと思います。 そうであれば、これからちょっと二つ続けて質問をしたい...全文を見る | ||
○前原委員 今の政務次官の御答弁と先ほどの大臣の御答弁というのは、私はちょっと食い違っていると思います。 どこが食い違っているか。入り口のみならず、出口に対しても目配りをしていかなくてはいけない、そういう責務が、この義務預託廃止、自主運用によって生じたんだということを大臣はお...全文を見る | ||
○前原委員 ちょっとかみ合っていない議論でありますけれども、私としては何を言いたかったかというと、自主運用になった、自主運用の資金というものは、先ほど郵貯については公共心から預けておられる方々が多いということを大臣から御披露があったわけでありますけれども、では、そういうお金であれ...全文を見る | ||
○前原委員 今おっしゃったように、大臣というのは閣僚でありまして国務大臣、国務大臣ということは、その担当の役所のみならず、国政全般について責任を持つということでありますし、閣議決定というのは今基本的に全会一致を原則としているわけですね。ということは、郵政省、あるいは総務省になる幹...全文を見る | ||
○前原委員 今お話を聞いておりますと、やはり基本的には金利とか発行の年月の長さといったところが主な判断基準になるという御答弁でありますけれども、私が伺いたかったのは、その財投機関債は、政府保証がついているから、それが変な話、極端な話、全然経営的にはだめでも、政府保証がついていれば...全文を見る | ||
○前原委員 確かに、金利の条件、発行量、それから債券の期間、そういったものは当然ながら一般の投資家の方々と横並びの情報を得て、それを買われるということでありましょう。ありましょうが、先ほど財投債のときにも申し上げましたように、私は何を言いたかったかといいますと、要は、不要なのか、...全文を見る | ||
○前原委員 ぜひ今のような御答弁をもとに、国務大臣として、国全体のいわゆる負債というものをふやさないという観点の中から、その財投機関債を発行する財投機関に対しての財務内容、経営状況、不要か必要かということも含めて、厳しく判断を加えていただきたいと思います。 それでは、次の質問...全文を見る | ||
○前原委員 巨額の郵貯・簡保資金を運用されること、それで損失を出さないことと同時に、バランスシートの中では負債は出ていないのだけれども、いわゆる期間リスクにおいて資金繰りというものが難しくなるということのないような、それは専門家の方々がしっかりやられるのでしょうけれども、今おっし...全文を見る | ||
○前原委員 今御答弁いただいたように、これはあくまでも経過措置であって、経過措置の移行段階というものが終われば、これはまさしく自主運用ですから、三省で話をしてそれを引き続き続けるということであれば、これは自主運用にならなくて、先ほど我々が懸念したことを申し上げました、つまりは、一...全文を見る | ||
○前原委員 事業形態の話をし出すと、また一時間ぐらいは時間をもらわなければいけませんので、その点については議論はきょうはやめさせていただきたいと思いますが、今、二割程度は適切ではないかという御議論がありました。大臣がおっしゃったように、多過ぎるのか少な過ぎるのかわからないというと...全文を見る | ||
○前原委員 時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。 | ||
05月11日 | 第147回国会 衆議院 憲法調査会 第9号 議事録を見る | ○前原委員 九条について特化をして意見を申し上げたいと思います。 まず、押しつけ論についてでございますが、実効性の観点が重要だという立場にとりまして、現時点で戦争直後のやりとりを細かく云々することには、私は無理があろうと思っております。その点に照らしても、しかしこの九条につい...全文を見る |
08月03日 | 第149回国会 衆議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○前原委員 民主党の前原でございます。 まず、今委員長から、道路公団の副総裁を参考人として呼ぶということでありました。私が今回質問するに当たりまして、参考人としてぜひ呼びたいとお願いしたのは、藤井総裁であります。 今まで予算委員会の理事会の場でかなりの議論があったと伺って...全文を見る |
○前原委員 私は理事からちゃんと聞いていますよ。つまりは、決めたわけでない、与党の反対によって呼んでこられないだけだということを聞いています。今の委員長の仕切りはおかしいんじゃないか。 | ||
○前原委員 よく理解して発言をしています。だから、自浄能力をこの予算委員会として、国会として発揮をして、ちゃんと呼びなさいということを申し上げているわけです。だから、ちゃんと協議してください。うちの理事はちゃんと要求をしています。 そのことに基づいて質問をさせていただきたいと...全文を見る | ||
○前原委員 現在の条件のままでは目標とする整備の実現は困難だというのは、そのとおりであります。 私が言いたいのは、現状の制度、条件のままで、一万一千五百二十キロメートルどころか、整備計画区間の九千三百四十二キロメートルも無理だというのが私の申し上げたいことなんですよ。 ど...全文を見る | ||
○前原委員 今副総裁がおっしゃったことで、二つ問題点があるんですね。 一つは、国費の部分的な拡充ということをおっしゃったんですね。道路公団というのは、これは特殊法人ですね。特殊法人で、今までの道路建設費用というのは財投から借りて、そしてつくっていっているわけです。しかも、今ま...全文を見る | ||
○前原委員 私が聞いたのは、要は、償還は順調であるということについて、先ほど平成十年度、平成二十六年度の借入金の、これは道路公団の試算ですよ、試算を申し上げたのです。しかし、収入は横ばいですねという話をした。だけれども、さっき副総裁は、償還は順調ですとおっしゃった。それは国費で賄...全文を見る | ||
○前原委員 ですから、今申し上げたように、償還準備金、つまり積立金が順次ふえているから償還計画は順調ですということはおかしいのですよ。つまり、どういうことかというと、財投の金を借りていて、そしてそのお金についての利子も返していかなくてはいけないし、何よりも、さっき申し上げたように...全文を見る | ||
○前原委員 全然明快じゃないですね。全然わからない。 官房長官、お答えいただきたい。ちょっともう一遍私の論理をお話ししますから、聞いておいていただきたいと思います。 まず事実認識から建設大臣がちょっと間違っておられる部分があるのは、つまりは、道路公団というのは独立採算なん...全文を見る | ||
○前原委員 問題点は認識をしていただいているということで安心をいたしましたし、本来ならば、総理がおられれば、総理が内閣としての決意というものを示していただかなくてはいけないし、特殊法人改革の中で、別に道路公団だけを私はやり玉に上げるつもりは全くありません。ただ、なぜ道路公団を挙げ...全文を見る | ||
○前原委員 私がお聞きしているのは、企業会計にして透明度を上げる中で、また情報公開をして透明度を上げる中で今の道路公団としての問題、つまりどんどん見えなくなってきて、償還期限を先送りして、将来的に、ふたをあけたらたくさんの不良債権を抱えるようなことになっているんじゃないか、それを...全文を見る | ||
○前原委員 時間も限られてきましたので、それでは次の質問に移らせていただきたいと思います。 農林水産大臣に来ていただいております。 今自民党さんの中で、また政府と協力をしながら、公共事業の見直しというものが精力的にやられているということでありまして、我々、個別事業の見直し...全文を見る | ||
○前原委員 大臣、私がお尋ねしたのは、その経緯もさることながら、そういう話が出てきたいわゆる農政上の変化、つまりは食糧の問題も含めて、米の問題も含めて、減反の問題も含めてでありますけれども、その変化と、あとは干拓そのものに対してどういう社会状況の変化が起きているのかということ、そ...全文を見る | ||
○前原委員 私がお伺いしたかったことがお答えをいただけません。 つまりは、食糧自給率の問題はおっしゃいました、自給率が低い、四二%あるいは四〇%台に落ちてきていると。しかし、知事がおっしゃった厳しい状況であるから凍結の方向でということと、自給率が低下をしているということは、む...全文を見る | ||
08月04日 | 第149回国会 衆議院 建設委員会 第1号 議事録を見る | ○前原委員 民主党の前原でございます。 小野次官、お越しでございますね。小野次官にまずお話をお伺いしたいと思います。 きのう予算委員会で質問をさせていただきましたときに、道路公団の政策的な問題もかなりやったわけでありますけれども、それと同時に、藤井総裁にかかわる話を聞きた...全文を見る |
○前原委員 よろしくお願いいたします。 それでは、小野次官にお伺いをしたいと思います。 まず、事前にお知らせをした個別の問題に入る前に、若築建設という、建設省だけではありませんけれども、国が発注をする公共事業の受注業者主催の宴席に、今まで建設省が発表されている中では平成八...全文を見る | ||
○前原委員 若築の主催であるということは御存じなかったということ。それから、それについては、言葉じりをとらえるようで恐縮でありますけれども、公務員倫理規程ができたからいけないということではなくて、そういう問題が起きるからそういう規程をつくったわけであって、できた今となってはよくな...全文を見る | ||
○前原委員 そのときに、竹下元総理大臣、それから当時秘書をされていた竹下亘さんは出ておられましたですか。 | ||
○前原委員 そのときに、若築建設の石橋浩会長、それから石橋産業の林雅三相談役も出ておられた、そしてまた逮捕された画商の福本邦雄さんも出ておられた、こういうことでありますけれども、事実ですか。 | ||
○前原委員 若築建設の石橋浩会長と石橋産業の林雅三相談役はいかがですか。 | ||
○前原委員 名刺交換をされたのか。そして、建設省以外のメンバーの方が十人ぐらいというお話でありますと、今数えていってもまだちょっと足りないんですね。つまりは、竹下元総理大臣、秘書官がおられたかどうかわからない。それから若築の石橋さんと、それから林さんと、それから福本さん。あと五人...全文を見る | ||
○前原委員 次官にはまたちょっと引き続き御質問しますが、扇大臣、おとといの予算委員会で我が党の菅政調会長が質問をしたときに、藤井道路公団総裁から何度かお話を聞かれたということでありますけれども、その際に、林雅三さんとは一回も会ったことがない、こういうお話を大臣に対してされていると...全文を見る | ||
○前原委員 ですから、事実関係だけでいいのですよ。林雅三さんと会ったということは聞いて——会っていない、そういうことですね。(扇国務大臣「会っていないというか知らない」と呼ぶ)知らないと。ちょっとおかしいわけです。ですから、今の扇大臣の話と次官の話が食い違う部分があるのですね。何...全文を見る | ||
○前原委員 しかしながら、事実として、少なくともこの平成八年の五月と七月に何時間かかけて一緒に飯を食っているわけです、林雅三さんと、そして藤井さんは。だけれども、大臣に対しては知らないということをおっしゃっている。これは食い違っているのじゃないですか、大臣。 | ||
○前原委員 ちょっと皮肉っぽく言いますけれども、扇さんも立派な建設大臣になられたなと。つまりは、就任されたときの、一般の感覚でこの問題をどうとらえるかとおっしゃっていた雰囲気と全然違う。完全に守りに入っている。つまり、国民はどういう疑惑を持っているかという視点からこのことは考えな...全文を見る | ||
○前原委員 十分当てはまると思うんですね。つまりは、あなたに対して守るものがあるかどうかじゃないんですよ。建設省に対して、政府に対しての問題、あなたの個人の話じゃない。個人の話で、こんな建設委員会という公のところで僕もこんな質問をしたくない、自分も政策問題をやりたい、しっかりと。...全文を見る | ||
○前原委員 守りに入ったという言葉がいたく気に入らなかったようでありますけれども、そういう御姿勢であれば、大臣、ちょっと二つのことを藤井さんに聞いてもらって、また明らかにしてもらえませんか、藤井総裁に。 一つは、大臣に対しては林雅三さんという人とは面識がなかったと。大臣のおっ...全文を見る | ||
○前原委員 そこまで意地悪は言いませんから。 では、後半の件についてはそういうところでぴんときたという御説明を受けられたということで、では、前者の件についてはもう一度確認をしていただきたいと思います。そして、何らかの形で世間に発表していただきたい。 それで、次官、済みませ...全文を見る | ||
○前原委員 今のはちょっと幾つか前提の話がついていたと思うんですけれども、別に大臣が御一緒じゃなくてもいいんですよ。 それから、さっき昔はよくあったというお話をされましたけれども、いつぐらいからそういうことが自粛をされ始めたのか。つまりは、大臣が一緒じゃなくてもいいですけれど...全文を見る | ||
○前原委員 今、政治家の勉強会の話が出てきましたけれども、亀鑑会、亀のかがみ、かねへんに監督の監、この亀鑑会、御存じですね。 | ||
○前原委員 そのメンバーでいらっしゃいますよね、小野次官は。そして、その主宰者は福本さんですね。福本邦雄さんですね。 | ||
○前原委員 この件についてはもうそろそろ最後にしたいと思いますが、この問題で、中尾元建設大臣から若築建設という特定の企業に対して現次官、小野次官、もしくは平成八年の五月に集まられたほかのメンバー、あるいは七月に集まられたメンバーの中で、若築に対して便宜を図ってやってくれ、こういう...全文を見る | ||
○前原委員 少ないということはどういうことですかね。 | ||
○前原委員 これからいろいろな捜査で明らかになっていく部分もあるわけでありますし、発表されているように、若築建設が受注がふえたのかどうかについての客観的な精査というものもあるでありましょうし、その点について、ぜひ司法の点も含めて、また、我々としてできることについてはしっかりと聞い...全文を見る | ||
○前原委員 これは国土交通省になって、大臣が引き続きやられるのかどうかは知りませんけれども、この道路公団の天下りを、総裁のポストを民間にかえると言われただけで、歴史に名前が残りますよ。それぐらい僕は大きな変化だと実は思っておる。 きのう申し上げたように、道路公団だけ目のかたき...全文を見る | ||
○前原委員 時間が参りましたので、最後に一点だけ、総括政務次官に、質問というか、さっき岩屋先生の質疑を聞いていて、一つだけかなり気になることがありますので、ちょっとそれだけ私指摘して、もしお考えがあれば御答弁いただきたいと思います。 長良川の認識は全く私と百八十度異なります。...全文を見る | ||
○前原委員 お願いします。 もう一つだけ。扇大臣、吉野川なんですけれども、前任者の中山建設大臣が、徳島に行って吉野川可動堰の住民投票を行った方々とお話をされるというお約束をされておりました。徳島に行って吉野川の住民投票をされる方々とお話をされるということで、多分、大臣としては...全文を見る | ||
○前原委員 もうこれで終わりますけれども、事実認識がかなり間違っています。つまり、反対運動をされた人じゃないんです、あの人たちは。住民運動を進めていかれた方々なんです。 それで、もう一つ言うと、徳島市も、市議会、あるいは徳島県全体も賛成の決議をやっているんです。しかし、市民の...全文を見る | ||
11月09日 | 第150回国会 衆議院 憲法調査会 第4号 議事録を見る | ○前原委員 きょうは先生、お忙しい中来ていただきお考えを聞かせていただきまして、ありがとうございました。時間も限られておりますので、簡単に質問項目を述べさせていただきたいと思います。 九条を規範的意味として考えた場合、自衛隊は違憲である。単純にあの文章を読めば多くの人たちがそ...全文を見る |
○前原委員 今質問をさせていただこうということに関連して先生がお答えをいただきました。さらにそれについてはお話を伺いたいんですが、通説としてという前提つきでございますけれども、先生は自衛権はお認めになっている。ということは、国として自衛権は持っているけれども、自衛権の行使はしては...全文を見る | ||
○前原委員 武力を伴わない自衛権の行使というのはどういうものでしょうか。先生のイメージされるものを教えていただけますか。 | ||
○前原委員 さらにその上で御質問をいたしますけれども、先ほど、具体的に、攻めてくるとしたらどういうケースがあり得るのかということを、もし攻めてこられたらどうするのかという話をする人はやらなければいけないということを先生はおっしゃいました。 後で先ほどの朝鮮半島の御認識も含めて...全文を見る | ||
○前原委員 先生のおっしゃることで一つ矛盾があると私は思うんです。 その矛盾は何かというと、さっき構造的暴力の解決に尽力をすべきということをおっしゃいました。つまりは、理想は争い事や暴力はすべてなくなったらいいということですけれども、先生は、構造的暴力というものは地球上に存在...全文を見る | ||
○前原委員 先生が今おっしゃった一言で私は議論をしたかいがあったなと思うのは、そういう状況になれば憲法の限界ですということを先生みずからお認めになったということは、私は今の議論の一つの大きなポイントだと思うのですね。 あと五分しかありませんので、議論をしても結構ですけれども、...全文を見る | ||
○前原委員 根本的に私は先生と立場が違います。今おっしゃった憲法解釈という意味においては、それは一つのお説であろうと思いますし、先生が憲法解釈には限りなく忠実でなければいけないという御趣旨は、一時間のお話を伺っていてよくわかりました。その中で、自衛隊も違憲である、組織自体が違憲で...全文を見る | ||
○前原委員 時間が参りましたので、残念ですが終わらせていただきます。ありがとうございました。 |