前原誠司

まえはらせいじ

小選挙区(京都府第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数10回

前原誠司の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○前原委員 民主党の前原でございます。  扇国土交通大臣と、それから後ほど道路公団の藤井総裁に質問をさせていただきたいと思います。  まず、扇大臣に質問をさせていただきますけれども、今赤城委員に対して、国土交通省、つまり四省庁の統合のメリットというものをお話しされました。私が...全文を見る
○前原委員 多分、一般の国民からして、一緒になった、そして連携をした施策をより進めていくんだ、機構のあり方についてはこれから、途上であるということなんですけれども、そこまでは総論として理解ができても、先ほど申し上げたように、何も人員削減というものがすべてではないと私も思っておりま...全文を見る
○前原委員 コンパクトな答弁ありがとうございます。  これからを見ていただきたいと。それはぜひ見させていただきたいと思うわけでありますが、私が質問した内容についてはお答えをいただいておりません。  つまりは、これから、統合のメリットとか連携というもの、あるいはスピードアップと...全文を見る
○前原委員 名前が変わったのは当たり前でして、一緒になったんだから名前を変えないと役所の体というものはなさないわけです。  地方整備局の話をされました。私は、この地方整備局については余り評価していないのですよ。なぜかというと、東京に陳情に来るのを地方整備局に陳情に行くのに変わる...全文を見る
○前原委員 努力はぜひしていただきたいと思うわけでありますが、言葉じりをとらえるようで恐縮な部分もありますけれども、地方の意見を聞くために地方整備局という形にしたということになれば、では、今までの建設省や運輸省の仕事というものは、それほど聞いていなかったのか、こういうことを言われ...全文を見る
○前原委員 今の御答弁ならかなり私も、生意気な言い方でありますけれども、前向きに評価ができると思うのですね。つまり、地方整備局に国の権限を、中央に集中していたものを分散させた、しかし結果的に、国の出先機関だということではなくて、これから地方整備局を地方分権の受け皿にしていくための...全文を見る
○前原委員 シーガイアの話をされましたけれども、それは宮崎県とかに私は気の毒だと思いますよ。  つまりは、大きく二つ問題点があって、リゾート法という法律そのものが大きな間違いであったという反省を、やはり政府、国会でやっていかなくてはいけないということと、第三セクター方式というも...全文を見る
○前原委員 中長期計画について答弁ください。
○前原委員 中長期計画についての御答弁がないわけでありますけれども、基本的にはそれは変える気はないということだろうというふうに思います。  道路公団の総裁も来られていますけれども、もう一つだけ扇大臣に伺って、道路公団の問題に移りたいと思うわけであります。  政府・与党で公共事...全文を見る
○前原委員 政府・与党の逆宣伝の言葉をそのままおっしゃいましたけれども、民主党があるいは私が、私は社会資本整備の政策責任者でありますが、公共工事がむだだと言ったことは一回もありません。むだな公共事業はやめようと言っただけであって、公共事業がむだなどということは一言も言ったことはな...全文を見る
○前原委員 今の大臣の言葉をいえば、もちろん単年度でできない公共工事がいっぱいあるのは私も知っています。その中で、形として、量としてあらわれてきていないのだということになれば、今の大臣のお言葉だと、将来は減るという話になりますよ。今の御答弁だと、将来は減るという話ですよ。
○前原委員 ということは、むだなものを見直していく中で、あるいはコスト縮減をする中で、将来的には公共事業の額を減らしていく、あるいは減らしていくということよりも、事業を見直しているのだから自然に減っていく、そういうことですか。
○前原委員 最後はそれで多分逃げられるのだろうというふうに思っていました。(扇国務大臣「逃げていません」と呼ぶ)私の見方からすると逃げておられるわけであります。  対GDP比でよくあるのは、日本の公共投資額というのは、狭義の公共投資額の定義で大体対GDP比六%ぐらいなんですね。...全文を見る
○前原委員 だから、プール制でその償還計画を立てて推移を見守っているのじゃなくて、プール制にしても年間二百億円の赤字が出ていますね、どうするんですかという質問をしているんです。あなたへの質問全部むだ。どうするんですか。その一点だけ答えてください。
○前原委員 そうしたら、ここで資料要求をさせていただきたいと思います。  今、総裁が、五十年というタームでは、今単年度では二百億円という赤字が出ているけれども、五十年というもので見ればちゃんとそれはうまく合うんだ、償還できるんだ、こういう話でありました。  その試算の根底にな...全文を見る
○前原委員 それでは、そういう資料をぜひ見てみたいものであります。お願いをいたします。  それでは、同じように、誤解なく、していただきたいわけでありますが、高速道路というものは、今まで非常にうまい形で整備をされてきたと私は思います。つまりは、国費だけでは、あるいは税金だけではな...全文を見る
○前原委員 そうなればいいわけでありますけれども、先ほどの、東京湾アクアラインの話をさせていただきましたけれども、五十年間で見てもらえればちゃんと大丈夫ですよという総裁の御答弁でありましたので、そこについては資料も出していただいて、その発言には責任を持っていただきたいと思うわけで...全文を見る
○前原委員 確認で恐縮なのですが、今総裁のおっしゃったことは十分理解はしております。ただ、チェックをする際に、プールで今までチェックをしているわけですが、つまりは、プールだとよくわからない。そして、換算起算日がどんどん先延ばしになって償還期間も延びるという中で、個別の道路の採算性...全文を見る
○前原委員 それはおかしいのじゃないですかね。つまりは、一つ一つの路線の決定というもの、予定路線を立てて基本計画を決定し、環境影響評価というものを国土交通省の中でやっていくわけですよね。その中で、国土交通省と相談をしてということではなくて、そうしたら、総裁、これは国土交通省が明ら...全文を見る
○前原委員 ちょっと頭が悪いので最後のところはよくわからなかったのですが、総裁のおっしゃっていることはよくわかっているのです。要は、プール制になっていて、最初につくったものは費用が安く済んでいて、後でつくるものは金がかかる。だから、もうかっているところから内部補助という形で、そし...全文を見る
○前原委員 出していただいたもので納得しなかったら、また質問をして出していただくようにいたしますので。  以上で終わります。
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○前原分科員 民主党の前原でございます。  河野外務大臣とは自社さ政権のときの外務大臣として議論をさせていただいたことがありますが、それ以来ということで、内閣の支持率の低さ、それから機密費、またグリーンビルの問題等々、大変な時期に外務大臣をやって、そのことについては御苦労さまと...全文を見る
○前原分科員 ぜひ、新政権とも密接なつながりをさらに持っていただきまして、私の要望としましては、いろいろなことをアメリカが決める前に、また日本が決める前に、その前段階から、まあ今までもやっておられると思いますけれども、よりそういうものを強めていただきたい。  私が思っております...全文を見る
○前原分科員 残りのガイドラインをどのように日米間で議論するかという御答弁を再度いただきたいのと、時間がありませんのでもう一つだけお伺いしますけれども、日本有事の際に、尖閣諸島が、安保条約の第五条に基づいてアメリカが防衛の義務を負うのかどうか。私も交流のあるマイケル・グリーン氏の...全文を見る
○前原分科員 そのマイケル・グリーン氏の論文では、国務省がそれについては明確には認めていない、国防総省については認めているということでありまして、アメリカの見解はどうであるかということについては、これは後でお知らせをいただきたいと思います。この場では結構でございます。  時間も...全文を見る
○前原分科員 最後に二点、日ロ問題をやりたかったのですけれども、時間がありませんので、またぜひこれは外務委員会でやらせていただきたいと思いますが、二つ個別の事案についてお伺いしたいと思います。  これは外務大臣のお立場としてお答えをいただきたいわけでありますが、一つはセーフガー...全文を見る
○前原分科員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、最後の検定の問題は、外交ルートからそういう懸念の表明があるということでございますが、歴史を客観的にできるだけ記述し、後世に伝えるというのは我々の役目でありますし、それがゆがめられたものであってはいけない。しかしながら、これは...全文を見る
○前原分科員 終わります。
03月16日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○前原委員 民主党を代表して、ただいま議題となりました住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案につきまして、反対の立場から討論をいたします。  反対の第一の理由は、住宅金融公庫の業務が民間金融機関を著しく圧迫している事実が存在しているにもかかわらず、それに対して抜本的な対策がとら...全文を見る
05月16日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○前原委員 おはようございます。民主党の前原でございます。  まずは、扇大臣、御再任おめでとうございます。それから、副大臣、政務官の皆さん方、御就任また御再任おめでとうございます。  代表して扇大臣に御質問したいわけでございますが、泉副大臣とあわせて御再任ということでございま...全文を見る
○前原委員 今の御発言を伺いまして心強くと思いました。つまりは、大臣としては、森内閣でも御一緒だったわけでありますが、新しい内閣に入って、当然継続される部分は多くおありだと思いますけれども、聖域なき改革という小泉内閣のスローガンを引き継いで扇大臣も頑張っていかれるということでござ...全文を見る
○前原委員 道路特定財源を、今までの経緯、また今までの効用というものは認めつつも、聖域なき改革の一つとしてその使途を見直していく、こういうことでございますね。それについては賛成でございますし、いろいろ自民党の中でもあるいは役所の中でも意見はあるとは思いますけれども、大臣のリーダー...全文を見る
○前原委員 大臣の範囲の外じゃないですよ、大臣の管轄の問題ですから。それで、この税についても大臣が財務省なり税調なりに御意見をおっしゃる話だと私は思いますよ。  ですから、今のお話をもう少し整理をさせていただきますと、暫定税率については外すということではないけれども、しかし、い...全文を見る
○前原委員 国民といいますかユーザーの認識というのは、暫定税率、かさ上げ分というのは道路に特化されている、だから高いんだ、もしこれが今議論されているような一般財源化、つまり特定財源にしないということであれば、当然かさ上げ分は外してしかるべきだろうと。こういうことを申し上げて、その...全文を見る
○前原委員 大臣、ガイアックスという新しい燃料を御存じですか。ガイアックスというのは、アルコール燃料でして、環境に優しいと言われていまして、これを開発している業者があるわけです。これについて、税を所管する財務省、それから前の通産省である経済産業省が何とか税を取ろう取ろうとするわけ...全文を見る
○前原委員 環境の視点というのは、これからぜひ大臣も念頭に入れて考えていただきたいと思うわけですね。  つまりは、先ほど申し上げましたように、道路を使うから税金を取るという仕組みになっているわけです。ただ、別の視点が生まれてきまして、環境重視、二十一世紀は環境の時代だとも言われ...全文を見る
○前原委員 いろいろ詰めたいところもありますけれども、ちょっと別の観点から、道路特定財源の問題については最後の質問にしたいと思うわけであります。  きょうお話を聞いていて、より一般財源化の道を探るべきだという御答弁をされました。そうすると、幾つか今までのスキームといいますか、枠...全文を見る
○前原委員 質問の意味を御理解いただいていないみたいなんですが、二つあります。  つまりは、三十兆という国債発行の制限をつけるということは、十四年度の財政の中期展望では三兆三千億の歳出削減をしないとそのキャップにはまってこない。そうすれば、公共事業もその中に入るんですか。別に三...全文を見る
○前原委員 森内閣のときに質問して答弁されたことと違うわけです。内閣がかわったからいいといえばいいんですが、例えば公共事業の見直し、具体例を見直したときに、あるいはコスト縮減の話をしたときに、では、それだけ公共事業費を減らすのかと聞いたら、大臣は、減らしません、そういうことをおっ...全文を見る
○前原委員 委員長、答弁を聞いておられてわかりますか。質問している内容と全然違うことを答えているじゃないですか。何を言っているのか全然わからない。そんないいかげんな答弁していて、ごまかして、雄弁なだけで、内容は何もないよ。質問していることに全然答えていないんだ、はぐらかして。そん...全文を見る
○前原委員 副大臣も質問をわかっていないんだよ。そんな副大臣、大臣ばかりじゃ国土交通省は大丈夫かな。  違う。私が言っているのは、一般財源化というのは極論かもしれない。しかし、広げるという話はされたんですよ。しかも、空港特会の話をしていますよ。そんな、あなたから授業を受ける必要...全文を見る
○前原委員 削減しないと言っているのですか。ということは、小泉内閣の……(扇国務大臣「削減しなさいと言っているのです。指令をしたと言っているのです」と呼ぶ)要は、いいですか、国債の三十兆のキャップをはめるわけですよ。それで、さっき公共事業の削減をしなさいと言ったけれども、大臣は、...全文を見る
○前原委員 だから、何度も同じ質問をさせないでください。時間がもったいないんだから。(扇国務大臣「私も何度も同じことです」と呼ぶ)何言ってんだよ。  ちょっとこの態度を何とかしてくださいよ。委員長、この態度だともう質問できないですよ。  何だその態度は。何様のつもりだ。いいか...全文を見る
○前原委員 今初めて答弁したじゃないですか。(扇国務大臣「いえいえ、さっきから言っているのですよ」と呼ぶ)違うよ。金額が示せないというのは、今初めて答弁したのですよ。それを聞いているのだから。  では、幾ら減らせという話はせずに、削れるところだけ出してこいと、そんな指示の仕方は...全文を見る
○前原委員 前の内閣では公共事業費は減らさないと言った。そしてこの内閣では公共事業費を減らすと命令している。その点はいいのですね。もうそこだけでいいです。もう時間がもったいないから。返事はそのとおりか違うかだけでいいです。はいかいいえでいいですよ。
○前原委員 全然質問に答えてないじゃないですか。  委員長、これはひどいよ、この答弁は。全然質問したことに答えていないのだから。この大臣の答弁だけはひどいよ。
○前原委員 大臣と副大臣の言っていることは違うじゃないですか。削減しろと命令したとさっき言ったじゃないか。今副大臣の言っていることは違うじゃないですか。  こんなでたらめな内閣の中で、質問したことにも答えない。むちゃくちゃだよ、こんなの。
○前原委員 納得できない、答弁には。説明になっていない。  心意気が変わったって、ふざけるんじゃないですよ。内容の議論をしているんだ。ふざけるなよ。そんないいかげんな答弁はないよ。
○前原委員 大臣、さっきの答弁と違うのは、一つは、前の内閣では公共事業の全体像はさわらない、削減しないということをおっしゃったのですよ。つまりは、個別の公共事業の見直しはします、一つの工事ごとのコスト削減の努力はしますと。そうしたらお金が浮きますね、その浮いた分についてどうするの...全文を見る
○前原委員 ちょっと議事録を精査して、さっき言ったことをもう一遍ちょっと見ないと、私は納得できません、今の答弁では。全然整合性とれていない、二人の言っていること。  それと、副大臣がおっしゃるのは前におっしゃったことと違うよ。(発言する者あり)そんなことないって、認めないんだっ...全文を見る
○前原委員 私、国会の議論をさせていただいて、こんなに悔しい思いをしたのは初めてですよ、八年間国会議員させていただいているけれども。  つまりは、何を言いたいかというと、扇大臣の、前言ったことを取り繕う発言をされる。まだ否定されているでしょう。それだったら、さっき言ったことは全...全文を見る
○前原委員 藤井道路公団総裁にも来ていただきまして、質問時間がちょっとなくなりました。それは、わざわざ来ていただいて、おわびを申し上げますし、竹村河川局長も来ていただいていますけれども。  一つだけ最後に申し上げたいと思うんですが、額を指示していないというのは本当なんですか。う...全文を見る
○前原委員 委員長、一つ、大臣に対してこれはぜひ言っていただきたい。むだな答弁が多過ぎる。聞いたことに答えればいいのに、それ以外のことはべらべらしゃべり過ぎだ。それについては注意していただきたい。それが委員長に対して申し上げたいことの一つです。  最後に、額を言わずに減らせと言...全文を見る
06月20日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第24号
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○前原委員 扇大臣、まだお足が悪いようですので、座ったまま御答弁いただいて結構でございます。  それでは、まず、国際海上コンテナ輸送について質問をさせていただきたいと思います。  国際海上コンテナというのは、戸口から戸口までの一貫輸送が原則となっておりまして、その間は封印され...全文を見る
○前原委員 問題意識は持っておられて、それについては経済産業省としても取り組まなきゃいけない、そういうお考えであるということでよろしいのですね。もう一度御答弁いただきます。
○前原委員 アメリカでは、輸入コンテナを水際でチェックして、国際海上コンテナの陸上輸送の安全を確保するために、荷主責任を明確にした法律があると伺っております。また、EUも同じような法律の検討をもう既に始めていると伺います。  我が国といたしましても、このような海上コンテナ輸送の...全文を見る
○前原委員 道交法の改正のみならず、今内容もある程度おっしゃいましたけれども、例えば、コンテナの中に満遍なく荷物が積んであればいいんですけれども、偏っている場合とかですと車がカーブのときに横転をしやすいとか、あるいは先ほど事例を申し上げましたけれども、危険物が入っているのに、それ...全文を見る
○前原委員 平成三年のことをおっしゃいました。そのときに大変な被害が出たということを率直にお認めになったわけですが、それは、今局長がおっしゃったように、きれいな水のときにやったからのみならず、今まで蓄積したものをかなり流すことをしてしまったわけですね。つまりは、木の葉とかいろいろ...全文を見る
○前原委員 調査をしたとおっしゃいますけれども、例えば、反対をされている方々が推薦をされている方々、専門家については、例えば黒部川土砂管理協議会や黒部川排砂評価委員会のメンバーに入っていませんよね。審議会方式というのはいつもそういう批判が出てくるわけでありますけれども、行政の都合...全文を見る
○前原委員 二問目にはまだ答えていないんですね、局長は。  一問目も、これは具体的な名前を申し上げるとその方に迷惑になります、差しさわりがありますけれども、国の審議会のメンバーになるということは、大学の先生方もみずからの研究についての結論というものを相当縛られるという話を私はい...全文を見る
○前原委員 水かけ論になりますので、また、ほかの質問もしたいのでこれでやめますが、先ほどおっしゃった協議会の問題は、出先で決めるとおっしゃいましたけれども、出先に行っている人も基本的には国土交通省から行っている人で、私は、本省の許しを得なくて勝手に決めるなんということはあり得ない...全文を見る
○前原委員 今大臣おっしゃるように、経済財政諮問会議の答申とそごがあってはいけないということで延びているということについては、それは率直に私は、生意気な言い方ですが、認めたいと思います。ただ、閣議決定は二十七ですか、火曜日ですね、その五月までにまとめるというものとの整合性は、私は...全文を見る
○前原委員 先ほど、削れるべきものは削る、そして、省の中の縦割りというものを排除する、運輸省と建設省、あるいは国土庁、北海道開発庁が一緒になったメリットを生かしたいということですよね。  となれば、二つのことが前提になると私は思うのです。一つは、そうなれば、十六本の公共事業の長...全文を見る
○前原委員 質問は簡単なんです。十六本の長期計画の見直しをするのか、それと、特定財源の一般財源化と小泉さんはおっしゃっているけれども、それについては同意をするのかしないのか。  前者については見直すかどうかだけでいいです。小泉さんのおっしゃっていることと大臣のおっしゃっているこ...全文を見る
○前原委員 ここに小泉さんはいないので比較することはできませんが、都議選の演説で一般財源化とおっしゃっていますよ。それは新聞に載っているじゃないですか。ということは、内閣で言っていることが違う。だから、小泉さんがおられないからここで比べることはできませんけれども、言っていることが...全文を見る
○前原委員 言葉の問題だと思うのですね。一般財源化といったら、本当にフリーで使ってくださいということで、どこまで広げるかという意味でおっしゃっているのだと思いますが、私は、福祉や教育まで広げるということは、もう一般財源化だと思いますよ。ここら辺は定義の問題になりますから、もうこれ...全文を見る
○前原委員 もう時間が来ましたので終わりますが、一つだけうそがあります、藤井総裁がおっしゃったことで。  何がうそかというと、トータルのネットワークが完成して採算見通しが合うんだとおっしゃいましたけれども、そうじゃない。つまりは、東京湾アクアラインができたときにどういう見積もり...全文を見る
○前原委員 今夢がないととられないように、そこだけは注意しておいてください。  終わります。
11月06日第153回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○前原委員 二つの法案のうちの一つの、国際機関等に派遣される防衛庁職員の処遇等に関する法律の一部を改正する法律案に関連した質問をさせていただきたいと思います。  今政府の内部あるいは与党の中で、PKOの問題についていろいろ議論されているということを聞いております。まず、事実関係...全文を見る
○前原委員 そこで、先ほど少しお話をしましたように、今、政府内部あるいは与党の中でも、参加五原則の見直し、そしてまた本体業務の凍結解除の問題が議論されているということでございます。一部の報道によりますならば、もう来年の一月には実施計画を閣議決定して、そして三月には自衛隊を派遣する...全文を見る
○前原委員 今までの政治の決定の仕方というのは、もちろん連立政権になってからは、与党の議論の中で決まったものについて政府がそれを行うということは、理解できなくはありませんけれども、私は野党民主党という立場でありますけれども、小泉政権の大きな意思決定の仕方というのは、何を政府として...全文を見る
○前原委員 今凍結解除の話をされましたけれども、参加五原則の問題はいかがですか。今防衛庁長官がお答えになったように、本体業務の凍結解除についてはやるべきであると。やるべきであるということになれば、より危険な任務というものを伴うわけで、そうすれば、当然ながらこの参加五原則の中の一つ...全文を見る
○前原委員 ということは、簡単に御答弁いただいたら結構なんですが、もう一度伺いますけれども、今の御答弁の内容というのは、本体業務の凍結解除の問題と参加五原則の見直しは、これは離して議論できる問題ではないと。つまりは、一体的に議論をすべき問題であるということで認識してよろしいんです...全文を見る
○前原委員 長官、質問にお答えをいただきたいと思うわけでありますが。  PKFの凍結解除については積極的に行うべきだということをおっしゃいました。となれば、先ほど言及されたように、隊員の生命、安全というものにより配慮をするための問題として武器使用基準の問題が当然出てくるという話...全文を見る
○前原委員 ということは、参加五原則の中の五番目の武器使用については、今おっしゃったような趣旨を踏まえた見直しが必要だということをおっしゃったわけですね。それはイエスかノーで結構ですけれども、あと参加五原則の四項目の中でほかに検討を加えなければいけない点はないんですか。
○前原委員 ちょっと今の御答弁、よくわからなかったんですが、平和になったときに参加できないということはどういうことなのか。  今の参加五原則では、停戦合意が紛争当事者の間で成立をしているということですよね。そしてまた、当該平和維持隊が活動する地域の属する国を含む紛争当事者が当該...全文を見る
○前原委員 時間も差し迫っていますので、このPKOの問題でいわゆる参加五原則の見直し、またPKFの凍結解除の問題で、東ティモールの後に来るのは、可能性としてはアフガニスタンあるいはその周辺諸国ということがあり得ると思うんですね。もちろん、今、防衛庁長官おっしゃったように、現時点で...全文を見る
○前原委員 最後がいかにも官僚がつくった文章を棒読みされたような感じですが、御自身の言葉で、それを読まずにもう一度最後に答弁いただきたいんですが、要は、アフガニスタンの和平、復興について、今のPKO法では、今の防衛庁長官の御答弁にもありましたように、凍結解除あるいは参加五原則の見...全文を見る
○前原委員 今のような前提で、つまりは最後の御答弁をいただきたいわけでありますけれども、もちろん、今、防衛庁長官おっしゃったように、仕組みを変えてすぐ出ていけるということじゃありませんし、仕組みを変えれば訓練をして自衛隊員の安全確保というもの、あるいは、先ほどから議論のあるように...全文を見る
○前原委員 これで質問を終わらせていただきますけれども、今の最後の御答弁のように、与党三党でいろいろな議論が行われている、あるいはいろいろな世論があると思いますけれども、やはり大臣という最高のポストにつかれたわけですから、自分自身はこう考えてこうしたいという思いを、私は、もう全面...全文を見る