前原誠司

まえはらせいじ

小選挙区(京都府第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数10回

前原誠司の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第164回国会 衆議院 本会議 第2号
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○前原誠司君 民主党の前原誠司です。  私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、総理の施政方針演説について質問いたします。(拍手)  昨年末から、豪雪によって全国的な被害が出ており、今まで百名以上の方が亡くなられておられます。お亡くなりになられた方々の御冥福を心よりお祈...全文を見る
○前原誠司君 幾つか質問をしたいことがございますけれども、時間の関係で一点だけにとどめさせていただきます。  まず、光と影の、影の部分についての答弁がなかったことについては、これは再質問ではなくて、答弁漏れということで答弁をいただきたいと思います。  一点、先ほど私は、証人喚...全文を見る
○前原誠司君(続) 伊藤公介議員の証人喚問に応ずべきということを、自民党総裁としての考えをもう一度述べていただきたいと思います。  終わります。(拍手)     〔内閣総理大臣小泉純一郎君登壇〕
02月06日第164回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○前原委員 民主党の前原でございます。  ここからは民主党、野党の質問でございますので、しっかりとお答えをいただきたいと思います。  まず一つ……(発言する者あり)いや、総理が元気がないように見えたものですから、元気を出してお答えをいただきたいと思います。  まず第一点、大...全文を見る
○前原委員 その上で、じゃ、今からお話をすることについて本当に見直す必要がないのかどうなのかということを、具体的な例を挙げてお話をさせていただきたいと思います。いわば、総理が行革国会と言われる本気さを私はぜひ伺いたいというふうに思います。  まず、防衛施設庁の官製談合の問題につ...全文を見る
○前原委員 これは、本来、防衛庁長官みずからが、今の防衛庁あるいは防衛施設庁の体質というものをしっかりとらえて、そして、もし防衛施設庁の解体というものをおっしゃって、防衛庁の統合とおっしゃるのであれば、現実にどういう体質なのかということをしっかりと御自身が見きわめた上で解体的出直...全文を見る
○前原委員 防衛施設庁から出していただいた資料で、我々スタッフで計算をいたしました。後ですり合わせていきたいと思いますが、我々の調べでは九七・九九%、つまりは九八%、約九八%がその落札率でありました。百九十一件のうち低かったのが二回だけ、七四・六と六五・二一、二回だけで、逆に、百...全文を見る
○前原委員 後で伺おうかと思ったんですが、今そういう答弁をされましたので、若干言いにくいことでありますけれども、私は、個人的に額賀長官について何も、恨みも何もありません。一九九八年に辞任をされたときのこと、そして今回も、要はずっと行われていて、たまたま今長官が長官をされているわけ...全文を見る
○前原委員 質問と全然違うことを答えておられますよ。  つまりは、今私が伺っているのは、九七・九九%という落札率、そして、今もう取り調べを受けて、初めは成田空港のいわゆる空調工事の談合問題、そこから派生して防衛施設庁に飛び火をしてきた。そして、防衛施設庁を調べたら、出るわ出るわ...全文を見る
○前原委員 これは要は、談合要因があるということは、談合が行われていると認められたということでいいんですね。恒常的に行われていたからこういう高いものになって、極めてそれが不自然だ、競争原理が働いていないと。談合体質で今までの発注工事が行われていたということをお認めになったというこ...全文を見る
○前原委員 この答えはまた後で聞きます。  私がなぜこの問題にこだわっているかというと、防衛庁、防衛施設庁の問題だけではないんです。すべての発注官庁に同様の形態がある、それの一つの顕著な例、典型例が防衛施設庁の話なんです。  申し上げましょう。  防衛施設庁の建設工事の予算...全文を見る
○前原委員 二千億の防衛施設庁のお金で、先ほど、業者の人は競争原理が働いたら七割だとおっしゃった。そこまで下がらないにしても、一割下がっても二百億円、二割下げたら四百億円税金が浮くんですよ。それだけ、官僚の天下り、そして業者の受け入れ、談合によって税金が余分に使われているというこ...全文を見る
○前原委員 根本的な議論は、また後でさせていただきたいと思います。  財務大臣に伺いたいと思いますが、会計法では一般競争入札によるということが基本になっていますね。随意契約とか指名競争入札というのは特別である、こういうことになっております。  防衛施設庁から防衛施設技術協会、...全文を見る
○前原委員 当然ながらこれは見直していかないと、こういうことも抜け穴になっているということを申し上げたいと思います。  竹中総務大臣にお聞きしますけれども、平成八年の九月二十日に、閣議決定で、公益法人の設立許可及び指導監督基準についてということで、所管官庁の出身者がみずからの関...全文を見る
○前原委員 そういう答弁が来ると思っておりました。  つまりは、基準では、理事のうち所管する官庁の出身者が占める割合は、それぞれ理事現在数の三分の一にすることということで書いてあるんですが、それでプラスして運用指針というものをつくっている。そこで、言ってみれば、今総務大臣がお答...全文を見る
○前原委員 総理にお伺いしたいと思いますが、先ほど防衛庁長官の答弁を聞いておられて、実態というものについては、談合が行われているかどうかについて明言は避けられましたけれども、しかし、その体質改善をしなきゃいけないということをおっしゃいました。  一九九八年に、御自身が、背任問題...全文を見る
○前原委員 私は、一九九八年の辞任というものは、これは問責決議案がまとめられたものでありましたけれども、国会自身が、防衛庁の調達に対してしっかりと是正をしなさいと。そして、責任をとってやめられて、結果的に何も変わっていないどころか、その体質が延々と続いている。そしてまた、その責任...全文を見る
○前原委員 では、どうやって談合体質を改善して、そしてそれについての責任はどう総理としてとられるつもりなんですか。  一九九八年の防衛施設庁の談合の問題で改善すると言って、何も改善されてなくて温存されてきたんですよ、その構図が。だれがそんな口先だけの空手形を、国民が信用するでし...全文を見る
○前原委員 総理、御自身もこの談合体質があるということは認めておられるわけでしょう、この発注状況を見たときに。  行革国会と総理がおっしゃっている。税金の無駄遣いを徹底的になくすということは、これは我々は真の改革競争をやろうということを言っている。さっき申し上げたように、四十兆...全文を見る
○前原委員 では、予算委員会の場で、今私が申し上げたような各省庁の公益法人、そして株式会社、それがどういうお金の流れになっていて、天下りはどういう状況になっているのか、また、それから先の、いわゆる先ほど申し上げたような丸投げのようなことも含めて、内閣が資料を提出して、それを前提に...全文を見る
○前原委員 しっかりとそれを、資料を、我々の議論の材料になるわけですから。情報公開というものが大前提でなければ、それは我々、まともな予算審議できないですよ。(発言する者あり)前提とかそういうこと抜きに、客観的に院の立場として、三権分立のまさに予算委員会という立法の場として、それを...全文を見る
○前原委員 総理、先ほど予算の健全な執行をしっかりやっていきたいということをおっしゃいました。きょう、幾つか私は提案をさせていただきたいと思います。  例えば、五枚目の資料を見てもらえますか。五枚目の資料。天下り規制法案。  この資料の五のところでありますが、先ほど申し上げた...全文を見る
○前原委員 それから、官製談合防止でありますけれども、今、公務員の関与について罰則がないんですね。罰則がない。それと同時に、道路公団とか郵政公社などは、これは株式会社化されるということでありますが、株は国が持っていますね。ですから、そういうところがまさに脱法的にこれにも当てはまっ...全文を見る
○前原委員 最後、この問題について質問いたしますが、もう時間がありませんので、先ほどお答えをいただいたことで踏まえておきますが、公務員の早期勧奨退職制度、まさに私もここに問題があると思っているんです。早くにやめるから天下り先を見つけなきゃいけない、こういう仕組みができてしまってい...全文を見る
○前原委員 私、あと三十分質問時間をいただいておりますので、格差の問題についてじっくりまたあした議論させていただきたいというふうに思っておりますが、そのさわりとして、幾つかあしたの議論の導入部分として総理と私は意見交換をさせてもらいたいと思います。  まず一つは、格差はあいてい...全文を見る
02月07日第164回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○前原委員 おはようございます。昨日に続いて質問をさせていただきます。  総理、まず資料をお渡ししておりますが、七の資料を見ていただけますでしょうか。きのうも最後にお見せをした資料でございますが、ここから再スタートをさせていただきたいと思います。  この図というのは、正規労働...全文を見る
○前原委員 私が伺ったのは、正規雇用が減って、そして非典型労働がふえてきた。しかし、ことしになってその変化の兆しが見えてきたと。私の質問に対して総理は、では正規雇用がふえる方がいいと、そういうことをおっしゃっているという認識でよろしいですね、そこでうなずいていただいたら結構です。...全文を見る
○前原委員 この非典型労働の方、これは、きのうも申し上げた数字でありますが、月給が十万未満の方が非典型労働の全体の三七・二%、そして十万円から二十万円の方が四〇・八%。つまりは、月給で二十万以下の方が、非典型労働者、嘱託とかパートの方々のおよそ八割を占めている。月給二十万以下です...全文を見る
○前原委員 原則と私が申し上げたのはどういう意味かというと、正社員についてはさまざまな手当等がついている、そういうパラメーターを除いて、実際には同じ仕事をしたら同じ賃金をもらえなきゃいけない、しかし今はそれができていないからこれほどの所得格差があいている、それを是正するべく同一労...全文を見る
○前原委員 違う観点で質問をさせていただきたいと思います。  資料の十二をごらんいただけますでしょうか。  これは何かといいますと、被生活保護世帯、人員数、保護率の推移ということで、年々生活保護世帯、人員、保護率がふえている、こういう状況であります。今や百四万世帯ぐらいの方が...全文を見る
○前原委員 そういうことを聞いているんじゃないんです。現実の問題の中で起きていることについて、どう政治家としてあるいは総理としてお考えになるか、そして、どう対応していかなきゃいけないのかということをお伺いしているわけです。  ちょっと資料を見ていただきたいと思います。  資料...全文を見る
○前原委員 総理、今のはちょっと不謹慎な私は答弁だと思いますね。なぜなら、私は、学力が高い子、勉強ができる子がいい子だとは言っていない。つまりは、所得が多い家庭でも勉強が嫌いな子はいっぱいいる。それはほかの道に進んだらいい。それは、所得に関係なく、向き不向きはあるでしょう。私は、...全文を見る
○前原委員 同感だという言葉について、私は、同じと見られたくありません、今の答えであれば。つまりは、機会の平等が与えられていない、そのことによって子供にひとしくチャンスが与えられていない、機会の平等さえ与えられていないという社会によりなりつつあるというのが、統計で、あるいは現場の...全文を見る
○前原委員 それは詭弁ですよ。  つまりは、チェックできたという、後でまた別の観点から申し上げますが、「輸出プログラムの遵守を確保させるための責任を負う」ですよ。確保されていなかったんじゃないですか。だから、危険部位が来たんじゃないですか。  ということは、その輸出プログラム...全文を見る
○前原委員 違うよ。とめたということ、とめたのも、これも後で申し上げますが、ひょっとしたら、結果的にはサンプル調査でしょう、ということは、入ってきているかもしれない。全部とめたなんという抗弁はできないと思いますよ、これは後で質問いたしますが。  繰り返し申し上げますよ、同じ答弁...全文を見る
○前原委員 違う観点から申し上げましょう。  食品安全委員会プリオン専門調査会で座長代理を務められた東京医科大学の金子教授が、あるメディアの取材に対してこうおっしゃっているんですね。「不安が的中した」と述べられた上で、「諮問を受けた時、日本向けプログラムが守られることを前提に議...全文を見る
○前原委員 今、何の自己弁護か、よくわからなかったです。私が、ポイントとして、もう一遍言いますよ、二つ。  査察は前提でないとおっしゃいましたね。しかし、そこはしっかりやるから議論しないでくれと言われたんですよ。それは、吉川座長も金子座長代理もそうおっしゃっているんですよ。政府...全文を見る
○前原委員 答弁になっていないですよ。同じことを言い続けている。  私が聞いているのは、輸出プログラムの遵守はアメリカの責任、それを確保するのは日本の責任、入ってきてとめたから日本として責任を果たしましたじゃなくて、そういう危険部位を輸出させないことが輸出プログラムの遵守じゃな...全文を見る
○前原委員 総理、今のやりとりを聞いていただいたと思いますけれども、私は、日本のリーダーとして、ぜひ総理に、こういう観点から責任あるお答えをいただきたいと思うわけです。  今の中川農林水産大臣の話を聞いていますと、最終的には食品安全委員会の責任にすりかえて、結果的にはリスク管理...全文を見る
○前原委員 先ほどから議論しているように、遵守するのはアメリカの責任ですよ。しかし、遵守を確保するのはリスク管理機関である日本の責任であって、結果として、マックスで七百三十トン、それが流通している可能性があって、危険な部位が混入しているかもしれない牛肉を食べさせられたのは国民です...全文を見る
○前原委員 指図しているんではなくて、国民の生命と健康に極めて大きな影響を及ぼす問題について、日本のリーダーが文句つけなくてだれが文句つけるんですか。それができていないからリーダーとして無責任、無反省だと言っているんです。  質問を終わります。
02月22日第164回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○前原誠司君 今国会初めての党首討論をさせていただきます。  世間の注目はライブドアに集まっているようでありますけれども、この問題については後ほど総理とじっくり議論をさせていただきたいと思います。  まず私は、この国会は、民主党は安全国会というふうに位置付けておりますけれども...全文を見る
○前原誠司君 民主党は小さな政府は求めておりません。効率的で無駄のない政府はつくっていかなくてはいけないと思っておりますが、必要なところには予算は使うべきだと。これは後で教育の話で総理と議論させていただきたいと思います。  そこで一つ、今、改革ということをおっしゃいました。そし...全文を見る
○前原誠司君 総理、一点だけ確認をさせていただきたいんですが、今、私は公益法人の問題についてお話をいたしました。つまりは、公務員の総定数には入らないで、しかしながら税金が投入をされていて、総理は今、御自身が、この間の私の予算委員会での議論の中で言及されたように、二年間は直接、例え...全文を見る
○前原誠司君 三月十日に閣議決定をされるということでありますので、それ以降、国会の中でこうやって議論することもあると思いますけれども、是非、私は、今申し上げたようなところ、そして先ほど総理が、二年間は公益法人には天下りできないと。しかし、迂回というものがあると。  それからもう...全文を見る
○前原誠司君 是非、具体的にその会計法の特例の見直しというものもやっていただき、公益法人だけが仕事を有利に受け取れる状況と、そしてその先の先ほど申し上げた丸投げですね、そういったことは国民感覚からしたらこれはもう許し難い、犯罪行為に近い問題である。税金の無駄遣い以外何物でもない。...全文を見る
○前原誠司君 いや、私が申し上げたのは、私が申し上げたのは五年間でどういう教育の取組をしてきたのかということで、その習熟度の話を、だけを聞く話を私は答弁で求めたんではありません。  それと同時に、私は、悪平等だとおっしゃいましたけれども、これはこの間の予算委員会二日目で総理と議...全文を見る
○前原誠司君 この問題はこれぐらいにさせていただきたいと思いますが、二つだけ今の答弁に対して私は申し上げておきたいと思いますけれども、三分の二以上の都道府県で実際土曜日を正に使って補習授業などをしているところがある、そういう面も含めて対応することが必要だということが一つと。例えば...全文を見る
○前原誠司君 確証は出すと言っているんです。総理、総理、総理、聞いておられますか。確証は出すと言っているんです。(発言する者あり)出すと言っている。つまりは、国政調査権とセットにそれをしっかりとやってもらえるかどうかということを私は大前提として出したいと言っているんだ。  例え...全文を見る
○前原誠司君 与党にある、政府・与党にあるということになれば、実際問題、我々が口座番号も含めて明らかにした場合、国政調査権を行使してまで、それを明らかにするかどうか分からないじゃないですか。それが明らかにされないまま、我々だけ情報を出せ出せと言って握りつぶされたら、我々はカードが...全文を見る
○前原誠司君 口座の問題も明らかにする。元帳についての国政調査権を明らかにしてもらうんであれば、我々としては堂々とその証拠を出すということを申し上げているじゃないですか。だから応じてもらいたいということを申し上げているんです。これを出さずして我々が非難されることはない。  答弁...全文を見る
04月03日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○前原委員 民主党の前原でございます。委員長のお取り計らいで前倒しにしていただいたことを、まず御礼申し上げます。  さて、総理に主に質問させていただきたいと思いますが、きょうはこういう本を持ってまいりました。「郵政民営化論」、懐かしく思っておられると思いますけれども、これは、一...全文を見る
○前原委員 総理、壊れたレコードのように、昔の自慢話を聞くために質問しているんじゃないんです。  私が質問しているのは二つ。一つは、郵政民営化というものが、その入り口と出口でつながっていたときの巻頭言であって、二〇〇一年の財政投融資改革、僕も完全だと思っていませんよ、基本的な構...全文を見る
○前原委員 二つ目は、年金福祉事業団の話を先ほどおっしゃいましたけれども、この五年間で、官の天下り、肥大化というのはますます巧妙化されているんですよ。全然そういう既得権益というのは壊されていない。そのことが私は大問題だと言っているわけですよ。  総理、自慢話はもういいですから、...全文を見る
○前原委員 私は、そのことは全く当たらないと思いますね。  後で質問しようと思っていましたが、ちょっと前倒しで、では質問いたしましょう。  この流れができたのは、別に小泉総理になってからじゃないんですよ。橋本さんのときのいわゆる行政改革会議、これは九七年十二月の最終報告書、こ...全文を見る
○前原委員 何をおっしゃっているか全然わからないです。  つまり、二つは民営化される、一つは地方に移管される、残りの五つが一つの金融機関になる。沖縄については平成二十三年ということで先でありますけれども、なる。私が聞いているのは、今全体の八つのこの政府系金融機関について、竹中大...全文を見る
○前原委員 やはり委員長、大臣はわかっておられないですね。分母はGDPって、それはもう大きな間違いで、GDPの分母は、八つの政府系金融機関の合計が分母なんですよ。  では、どうぞ。
○前原委員 きょうは入り口の議論ですので、私はトップバッターで立たせていただいておりますので、この半減という意味を一度政府で整理して、委員会の理事会に提出をしていただきたい。それでまた、これからかなりの時間議論すると思いますので、そのための政府の見解を示していただきたい。委員長に...全文を見る
○前原委員 ですから、これから委員会が続いていくわけですから、その場で政府の今の見解、半減の定義をしっかり出していただいて、さっき申し上げたように、民営化をするのが全部外に行ってしまうのじゃないということであれば、どういう基準でその半減というものを政府としておっしゃろうとしている...全文を見る
○前原委員 今おっしゃったように、統合した後の赤字削減計画、それをしっかり示して、国民負担、私は与謝野大臣がおっしゃったことについてはある部分同意いたします。つまり、政策金融機関というのは、民間がやらないところでしっかりとフォローするという意味での政策金融機関、それがなければ全部...全文を見る
○前原委員 できるだけ赤字削減計画をしっかり出すように努力をしていただきたいというふうに思います。それだけは要望しておきたいと思います。  先ほど、与謝野大臣がおっしゃったことに同意すると申し上げましたが、ただ、金融機関であることはこれは間違いないわけでありまして、金融のノウハ...全文を見る
○前原委員 それで結果的には何も変わってきていなかったのが今の霞が関だと私は思いますよ。つまりは、適材適所といいながら、変える変えるといいながら、何も変わらなくて巧妙化してきているのが今の霞が関、まさに天下りの全体像だと私は思いますよ。それでは本当の改革、先ほども申し上げた巻頭言...全文を見る
○前原委員 だから中身のない法案だと言っているわけですよ。何にも、これからやります、これから考えますということで、方向性だけ決めて、どう転ぶかわからない、どれだけの数値目標の中で行革効果が上がるかわからない。こんな法案だったら、私は本当に議論できないじゃないですか。  本来であ...全文を見る
○前原委員 答えていないんですよ。適材適所とか、今後考えますとか、その方向性だとか、そんな抽象的な言葉のやりとりをするんだったら、この委員会の意味は何もないじゃないですか。これは、行革推進法案という名前をつける方が恥ずかしいような法案ではないですか、議論して詰められないじゃないで...全文を見る
○前原委員 郵政の自慢話をだらだらだらだらおっしゃるから、壊れたレコードだと申し上げたんです。質問をしたことだけに答えればそういうことを言わなかったんです。  先ほど、八を一にしたから方向性を示しているじゃないかと。小泉改革の本質はそこなんですよ、あるいは自民党改革の本質はそこ...全文を見る
○前原委員 担当大臣、中馬大臣ですので、今おっしゃったように、早期勧奨退職制度をなくすという前提の中でシステム設計をしっかりやっていただきたい、このことをまず第一点申し上げておきたいと思います。  それから、それが行われれば、私は相当この問題はなくなると思うんですが、公益法人等...全文を見る
○前原委員 迂回天下りというのはなくすと。それは各省庁に対してしっかりと厳格に運用させる、そのとおりですね。
○前原委員 ぜひ、言いっ放しじゃなくて、そのことについてはしっかりと対応していただきたいと思います。  そうすると、でも、公益法人とか要らなくなるケースというのは、今からお話ししますが、多々出てくると私は思っております。  その公益法人等、独立行政法人も含めてでありますが、天...全文を見る
○前原委員 それであれば、内規で、そういう通達でやるんじゃなくて、会計法の見直しの中で、すべて会計法はそんな特例規則なしに、基本は一般競争入札なんだ、それは公益法人も他の財団もかかわらず一般競争に付すのが原則だということにしないと、そういう事例も見られましたじゃなくて、例えば、一...全文を見る
○前原委員 きょうが初めの議論ですので、委員長に資料の要求を申し上げたいと思います。  国がそういった公益法人等、独立行政法人等に会計法適用外で発注するもので特命随意契約というのはどれだけあるのか、それをすべて各省庁に情報をこの委員会に提示してもらいたい。  それと同時に、そ...全文を見る
○前原委員 その資料を出されれば、同僚議員がこの委員会でその細かな議論というのは国民につまびらかにわかるように議論させていただきたいというふうに思っております。  さて、もう一度総理と議論をさせていただきたいと思いますが、行政改革という言葉に立ち返りたいと思いますが、無駄を削る...全文を見る
○前原委員 いや、無駄遣いをなくすための争いはいいと思いますが、方向性は、先ほど申し上げたように、簡素で効率的なだけではだめだということを我々は申し上げているわけです。  今伺ったのは、各省の優秀な人間を片道切符で出して、ずっとこれに目を光らせる、そして行革推進本部にいる役人が...全文を見る
○前原委員 最後に、縦割り行政の弊害を打破するという意味では同じものだと思いますが、我が党が従来から緊急事態基本法というものを出して、これは継続審議になって、今国会に出すということは、細田国対委員長と我が党の渡部恒三国対委員長の間で取り決めをされました。  その中には、平素の危...全文を見る
○前原委員 実現されることをしっかり、我々もしつこくそれについては関与していくということを申し上げて、私の質問を終わります。
10月10日第165回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○前原委員 民主党の前原でございます。  総理、まずは訪中、訪韓、お疲れさまでございました。  北朝鮮の核実験の問題については後ほど質問をさせていただくといたしまして、この訪中、訪韓の中で、中国、韓国との関係改善の努力をされているということについては、これは私は評価したいと思...全文を見る
○前原委員 もちろん、それを否定するわけではありません。  しかし、今回、行くか行かないか、行ったか行かなかったかということについても明らかにしない、こういう立場に要は変わられたわけですね。今までは、行くべきだ、次の首相もその次の首相も行くべきだということをおっしゃっていたのが...全文を見る
○前原委員 今まで、総理になられる前となられた後で、この靖国問題のみならず、随分考え方を変えておられるんですね。  例えば、村山首相の談話についても、これは官房長官のときでありますけれども、いわゆる侵略戦争かどうか、どう定義づけるかという問題も当然ある、まだ学問的に確定している...全文を見る
○前原委員 それであれば、今まで言っていたこととは違いますということをまず国民に対してしっかり説明をすべきですよね。総理になったから考え方を変えますということをしっかりと言った上で、そして、そういうあいまいな考え方をやるということを言うべきではないですか。  それから、あと二つ...全文を見る
○前原委員 それは、その時点でどういう外交関係にあるかということを含めて、もちろん総理が責任をとられるべき、自分自身でもおっしゃっていました、それについては自分で責任をとるとおっしゃっていたことでありますから。私がこっそり行くと申し上げたのは、行くか行かないか、行ったか行かなかっ...全文を見る
○前原委員 私の考え方を申し上げて、それについては否定をされた。すべて、先ほど申し上げたように、あいまい戦術をとって、それがどういう形で露呈をしたときに、総理御自身がそういうことも含めた責任をとれるということだと私は思っておりますので、その点については私の意見を申し上げるにとどめ...全文を見る
○前原委員 そうしたら、初めから、今の日中関係の政治的な問題を克服して政治と経済両輪でいくと言った方が、こういう要らぬ誤解を生まないで済んだんじゃないですか。だから、これはずっと読んでいったら、さっき申し上げたように、考え方がずっと変わっているんですよ、先ほどの歴史観の問題も含め...全文を見る
○前原委員 安全を守ることはさることながら、今私が申し上げたのは、いわゆる所有権ですね、尖閣の所有権。そして、当然ながら、国連海洋法条約で認められる日本の権益については、そういったさまざまな、もちろん外交的なものもそうでありますし、自衛隊あるいは海上保安庁、そういったものも含めて...全文を見る
○前原委員 その点で一点だけ確認しておきたいのですが、F4ファントムの後継機が現中期防の中で決まってくるということでありますけれども、当然ながら、今のような総理の答弁を背景として機種選定に当たるという、やはり強い意思を持っていただかなくてはいけないのではないかと私は思います。その...全文を見る
○前原委員 東シナ海の天然ガス油田開発についてもお伺いしたいと思います。  この日中共同プレス発表においては、平和の海、協力の海にしていくということ、これは長年言われている美辞麗句でありまして、まあ美辞麗句と言うと言い過ぎかもしれません。私も結果的にはこうなればいいなというふう...全文を見る
○前原委員 共同開発についてもかなり隔たりがありますね、今までの主張では。つまりは、中国は、中間線の日本側で共同開発して、今やっているところは自分たちでやるよと。日本は、共同開発なら当然ながら中間線の両側にまたいでやるべきだということで、もう自分たちのやっているものは中国は自分た...全文を見る
○前原委員 繰り返しになりますが、協議を進めるのは当たり前のこと。しかし、時間稼ぎをしているかもしれない。それをしっかりと、お互いが同じテーブルに着くためには、日本の権利である試掘というものをやるということを含めて検討すべきじゃないかということを申し上げているわけです。
○前原委員 国民がどういうふうに見ているかというのがあると思うんですね。安倍さんに期待していた像、先ほど申し上げたこの「美しい国へ」に書いてあることの、歴史認識も含めての、今まで書かれてそして期待をされたことと今実際やられていること。私は評価するところもありますよ、中国、韓国に行...全文を見る
○前原委員 これは総理、気をつけて答弁してくださいよ。かなり最近、私、これは質問していますからね。そのときもそうじゃないという答弁を政府はしていますから。  いつですか、では。いつ総合的に判断をして金正男という認定をしたんですか。ちゃんと答えてください、逃げずに。
○前原委員 ああ言えばこう言うという切り返しが大変お上手だと私は思いますが、ただ、これについては、その時点でも、金正男、顔写真もちゃんと出ていた、成田空港で。そして、これは金正男に間違いないということを専門家の方々もみんな言っていた。しかし、そのときにはそういう判断ができなかった...全文を見る
○前原委員 でも、そこで帰してしまった。では、総理がおっしゃることが仮に事実としても、そこで帰してしまったということは大変な外交的ミスだと思われませんか。つまり、覚せい剤のいわゆる売人というふうに目されているわけでしょう。そしてまた、今まさに、総理が一生懸命取り組まれてこられた拉...全文を見る
○前原委員 拉致問題に一生懸命取り組んでこられた総理からすると、大変寂しい答弁だと思いますよ。  あの写真を見たときに、あるいは公安関係者を含めて、あるいは入国関係者を含めて、金正男だとわかっていたわけでしょう。ただ、それは確認ができていなかったということでしょう。拉致問題を一...全文を見る
○前原委員 この日朝平壌宣言の中に三番、四番、一部抜粋で読ませていただきますと、三点目は、「双方は、国際法を遵守し、互いの安全を脅かす行動をとらないことを確認した。」ミサイルをぶっ放し、地下核実験を行って核保有宣言をする、これが「互いの安全を脅かす行動をとらないことを確認した。」...全文を見る
○前原委員 私がお聞きをしているのは、この文書、共同宣言、平壌宣言というものを北朝鮮はまさにないがしろにし、この文書そのものは今は空文化している。いや、意思はいいですよ、日本政府としての意思は。しかし、実際問題、これをじゅうりんされて、ないがしろになって、空文化されているというこ...全文を見る
○前原委員 その制裁のことでありますが、国連憲章第七章に基づく制裁決議の採択に全力を挙げるということですね。しかし、現時点においても、拒否権を持つ常任理事国である中国、ロシアは慎重な姿勢は崩していません。そういう状況であるのは総理も御承知のとおりだというふうに思います。  その...全文を見る
○前原委員 一九九四年に北朝鮮の瀬戸際外交、核開発問題というのが顕在化したときに、アメリカは、寧辺の施設、これを攻撃するということを一つのオプションにして日本側に打診をしてきました。  そのときの日本側に求めてきた千を超える具体的な要望について、私見たことがありますけれども、つ...全文を見る
○前原委員 国連決議が仮にまとまった場合に、今申し上げた臨検、船舶検査、法的には日本は周辺事態と認定しない限りできないですよね。それについては国連決議が、今おっしゃったように、そういう前提になった場合、臨検をする、あるいは検査をするという可能性は十分あると思いますよ、経済封鎖のみ...全文を見る
○前原委員 今回、この暴挙を働いたのは北朝鮮、非があるのは北朝鮮であります。そしてまた、すべての責任を北朝鮮が負わなくてはいけない。  しかし、今アメリカの中でどういう議論が起きているかというと、それは総理の耳にも入っていると思いますけれども、ブッシュ政権に対する批判が、イラク...全文を見る
○前原委員 いずれにしても、先ほどから何度か総理が答弁されているように、ミサイルを持っている、運搬手段を持っている。核保有宣言をし、核実験、どの程度のものかわかりませんが、行った。それが融合した場合に一番脅威を感じるのは我が国であります。  唯一の被爆国として、二度とああいう悲...全文を見る
○前原委員 はぐらかしちゃだめですよ。  では、情報については操作があったという、誤りを、それをうのみにした間違いを認めるんですか。それと、今申し上げた、今のイラクの内戦状況とも言われているような状況の結果については責任を負うんですか。この二つ、イエスかノーかで答えてください。
○前原委員 これで終わりますが、きょうの答弁を聞いていまして、若い清新な総理のイメージとは全くかけ離れていて、例えば靖国問題、あるいは、きょうは聞きませんでしたが消費税についても、まさに逃げて逃げて参議院選挙後に逃げ込む、そして問題先送りをする、そして明確なことについては説明責任...全文を見る
10月27日第165回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○前原委員 民主党の前原でございます。  麻生外務大臣に、きょうは少し大局的な議論を外交、安全保障でさせていただければというふうに思っております。  通告をしておりますように、まずは核の問題について議論させていただきたいと思います。  核保有の議論をすることがどうのこうのと...全文を見る
○前原委員 今回のライス国務長官の訪日というのが、北朝鮮の核実験、向こうが主張している、アメリカは一応認定をした、日本はまだそれについての公式なコメントは出されておりません。日本政府は出されておらない。  そういう中で、要は、北の核については、私は核抑止力というものについて二つ...全文を見る
○前原委員 外務大臣のお立場としては今の御答弁になるんだろう、当然だと思います。そしてまた、ライス国務長官が今回訪日をされて、今、大臣が五、六回お会いされた中で、向こうから極めて明確に言ってきたというのは、それはそれで私は評価をすべきことなんだろうと思います。  ただ、先ほど申...全文を見る
○前原委員 要は、核抑止力というのはその面では働かない点が出てくるということをお認めになった答弁だと思います。  その次に質問しようと思っていたことをもう大臣が言及されましたので、引き続きそういった議論をしていきたいと思います。  先ほどの相互確証破壊、そしてまた、対称的な核...全文を見る
○前原委員 私も、東海村、それから、この間アクティブ試験が始まった六ケ所村、両方とも視察に行かせていただきましたけれども、今大臣がおっしゃったように、恐らくプルトニウムだけで日本は国内外に四十トンぐらいのプルトニウムを持っている。しかし、プルトニウムだけで持っていると転用できると...全文を見る
○前原委員 先ほども冒頭に申し上げたように、やはりちゃんと議論しておいて、メリット、デメリットを総合的に判断する中で、核保有の議論というのは、私は、非現実的だというところで結論づけるというのが一番健全なんだろうと思うんです。  核を持つということになればNPTは脱退する、そうす...全文を見る
○前原委員 核の議論はこれで最後にしたいんですけれども、この最後が一番、実は私は核心の問題だと思っておりまして、アメリカとの同盟関係ですね。  大臣の方がお詳しいと思いますけれども、歴史的な経緯を申し上げると、佐藤栄作首相が一九六四年の十二月に、当時の駐日米大使であるライシャワ...全文を見る
○前原委員 核の議論はこれぐらいにさせていただきたいと思いますが、結論として、最後のアメリカのところは、核武装を主義主張でおっしゃる方は、それは私はいいと思うんです。主義主張まで立ち入るわけにいきませんから。しかし、先ほど申し上げた経済的な影響とか、核拡散のいわゆる蓋然性を高めて...全文を見る
○前原委員 次に、安倍内閣で集団的自衛権の見直しというものを内部でやっていこうということを聞いております。私は、集団的自衛権の行使については、フルレンジではないけれども認めるべきだという考え方に立って、今までもそのことについては主張をしてまいりました。ただ、観念論でこの議論をした...全文を見る
○前原委員 時間がもうわずかになってきましたので、もう一事例、私の集団的自衛権の憲法解釈の中で、日本の国益を損ねているという点をお話をしたいと思います。  これは、厳密に言えば、集団的自衛権というよりも、マイナー自衛権の集団的自衛権版。マイナー自衛権というのは、つまり部隊の自衛...全文を見る
○前原委員 とにかく、こういった安全保障、外交の議論というのは、現実論の中で建設的な議論をしっかりしていくということが私は大事だと思いますし、それから、集団的自衛権の議論を閣内あるいは政府部内でされる場合には、余り形而上学的な議論ではなくて、具体的なニーズという国民にわかりやすい...全文を見る
11月14日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第11号
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○前原委員 おはようございます。民主党の前原です。  きょうは、伊吹文部科学大臣そして民主党の提案者に対して、通告をしております問題につきまして質問をさせていただきたいというふうに思います。  教育基本法の問題、内容が議論されているわけでありますが、まずあらかじめ、私の所感を...全文を見る
○前原委員 都道府県の教育委員会そして市町村の教育委員会の問題については後ほど議論させていただきたいと思うわけでありますが、今伊吹大臣からお話がありましたのは、不適格という考え方の基準については都道府県の教育委員会でその基準をつくっているけれども、それについて文部科学省は入ってい...全文を見る
○前原委員 民主党の法案については私が民主党の提案者と議論しますので、大臣はそこまで御心配いただかなくて結構ですから、私の質問だけにお答えをいただきたいと思います。  つまりは、今お認めになったように、この中教審の答申だけでは指導力不足の教員というのは直らないのではないか、やは...全文を見る
○前原委員 民主党の提案者に伺いますけれども、教員の質の向上のためにはどういった仕組みが必要だと考えておられるのか、教育基本法の中身を含めて提案者の方に簡潔にお答えいただきたいと思います。
○前原委員 教育行政のあり方をということで大臣はおっしゃいましたので、少しそこに踏み込んで議論させていただきたいと思います。  二点を大きなテーマとして意見交換、議論させてもらいたいと思います。一つは教育委員会のあり方です。もう一つは、先ほど大臣が言及をされました学校運営協議会...全文を見る
○前原委員 では、例えば人事の問題にしても、どのように考えていくかということが私は大事なことだと思います。そこで、あわせて、学校運営協議会制度も含めてちょっとこの教育委員会のあり方を議論させていただきたいと思います。  大臣と私は同じ京都でございまして、京都市の教育委員会の取り...全文を見る
○前原委員 今、高井委員からお話がありましたように、大臣、私も、これをてこに地域力を取り戻すという発想は大事な点なんだろうというふうに思うんです。  大臣がおっしゃったことも私はうなずいて聞かせていただきました。人事権をそこに全部与えていいのかという問題については、ボスがだれが...全文を見る
○前原委員 二〇〇〇年施行の地方分権一括法で、国による都道府県教育長の任命承認権とか教育委員会の是正要求権を撤廃された経緯がありますね。つまりは分権していこうということであります。どこまで分権していくのかということについては議論のあるところだと思います。先ほど、理事会という言葉は...全文を見る
○前原委員 大きな会社をイメージしていただきたいんですが、例えば、昇進して部長あるいは支店長、あるいはもうちょっといった取締役になっていくとしますね。そのときに、過去に一緒に汗をかいて働いた人間、そういった者をやはりある程度引き上げて、自分の仕事を一緒にやれる、この人なら一緒に汗...全文を見る
○前原委員 つまり、人間関係で、水面下であの人が欲しい、この人が欲しい、それはあるでしょう。でも、それはいかぬという話をしているわけです。いかぬというか、それを表に出して、校長にある程度の人事権をゆだねる。もちろん調整は必要です。そこでまた私は教師の評価というのが出てくると思うん...全文を見る
○前原委員 私の高校時代の一つの思い出を申し上げれば、日本史の先生で宅間先生という方がおられて、大体、日本史というのは最後まで終わらないんですよね。受験前に江戸時代まで行ったらいい方で、明治以降はなかなか行かないということで、大臣が先ほどおっしゃったように、その宅間先生は補習をみ...全文を見る
12月13日第165回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○前原委員 民主党の前原です。  きょうは、中間選挙の後のアメリカの外交政策の変化、転換というものを、イラクそれからトランスフォーメーションを中心に議論させていただきたいというふうに思いますが、その前に、時間があったらまたロシアに戻りますが、ロシアの話を少しさせていただきたいと...全文を見る
○前原委員 二島が七%、歯舞、色丹で七%、国後を入れて三島で三六%。ですから、おっしゃるように一四%だから、択捉というのは六四%あるわけでして、すごく大きいんです。ですから、今まさに外務大臣がおっしゃったように、半々にしたとしても、択捉はある程度は入れなきゃいけないということで、...全文を見る
○前原委員 島の話だけしても、そういうことを言うと怒られる団体の方がおられるかもしれませんが、私は、まさに今大臣がおっしゃったところで一つ大事なことは、ロシアとの関係をどう考えていくのかというところで、こののどに刺さった魚の骨の問題、領土問題、入り口の問題といってもいいと思います...全文を見る
○前原委員 周辺環境のパワーバランスも含めて、ぜひリーダーシップを発揮していただきたい、こういう問題については党派は関係ありませんので、しっかり頑張っていただきたいというふうに思います。  さて、きょうの本題でありますけれども、アメリカで中間選挙が十一月に、先月でありますが行わ...全文を見る
○前原委員 これは、アメリカの各種世論調査でも、まさに今大臣がおっしゃったように、イラク戦争、これがもう最大の理由だというふうに思います。  これから申し上げるところで、一つ一つこれも簡潔にお答えをいただきたいと思うわけでありますが、十一月の下旬から、アメリカのメディアのイラク...全文を見る
○前原委員 大臣、私の質問にお答えになっていただいていないんですが、日本がどういう活動をしたとか、今の状況を聞いているんじゃないんですね。  ライス国務長官自身がイラク政策について誤りがあったと認めているわけです。支持を表明した日本の外務大臣として、この発言について、誤りがあっ...全文を見る
○前原委員 私の質問に答えていただきたい。  先ほど御自身がおっしゃったように、開戦に至ったいきさつ、あるいは軍事の展開も含めた、数がどうだったのか、規模がどうだったのか、あるいはいろいろな国が参加することの条件がどうだったのかということもあるでしょう。そしてまた治安状況の問題...全文を見る
○前原委員 私も断片的なものでありますが、ただ、米国がイラクで誤りを犯したかと聞かれれば、確かに犯した、別のやり方ができた分野があるのは間違いないという言い方をしている。そして、その誤りには具体的には言及しない、しかしこれからが大事だということを言っている。  私は、ここで議論...全文を見る
○前原委員 ぜひ、麻生大臣、これは真摯に、先ほど申し上げたように、やはりイラクの問題というのはこれから本当にますます抜き差しならない大変なことになっていくと思います。  クルドが大丈夫だから、別世界でという話ですけれども、バグダッド周辺、真ん中の辺やスンニの地域というのは本当に...全文を見る
○前原委員 時間が来ましたので終わりにいたしますが、それを移行していくプロセスというのも大事だと思います。アングロサクソンの顔が見えなくするというのは大事だと思いますし、ただ、それで本当に今の宗派間の対立というのがなくなるかどうかはなかなかわからない。  そうなったときに、これ...全文を見る