前原誠司

まえはらせいじ

小選挙区(京都府第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数10回

前原誠司の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第174回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○前原国務大臣 今回、この所要経費一千億円と計算をしておりまして、今松原委員がおっしゃったように、一つは省エネの新築の住宅、エコ住宅と言われるもの、それからリフォーム、この二つの柱でございます。  それで、では、一千億円で全体の事業費は大体どのぐらいなのかということになると、我...全文を見る
○前原国務大臣 今、松原委員がおっしゃったように、人や物それから情報、これをどう日本に集め直していくのかという観点が私は大事だと思います。もちろん、国土の均衡ある発展ということも大事でございますけれども、拠点というものをつくっていかなければ、すべて日本の空港、港湾、そういったもの...全文を見る
○前原国務大臣 首都高も、今、国土交通省の内部で話をしていますのは、七百円、一定の料金でございますが、今の償還計画と同時に、今委員の御指摘をされた老朽化、更新というものを考えたときに、それをしっかりと織り込んだ料金体系にする中で、安全、そして首都の高速道路網をしっかり維持発展させ...全文を見る
○前原国務大臣 さまざまな要因があろうかと思います。今、吉田委員が御指摘をされた経営の中身の問題、甘えの問題、親方日の丸の体質、高コスト体質、さまざまございますし、また、今世界じゅうの航空会社が苦しんでいるのは、リーマン・ショック以降の世界同時不況、あるいはインフルエンザ、こうい...全文を見る
○前原国務大臣 公的資金というその範疇をどのように考えるかということでございますが、日本航空の再生のために、日本政策投資銀行、これは株式会社でございますが、国が一〇〇%株を持っているところでありますけれども、そこのつなぎ融資、そして半官半民の企業再生支援機構、こういったところが資...全文を見る
○前原国務大臣 今、吉田委員の質問を伺っていて、私が、十年前ですか、橋本龍太郎総理だったか大蔵大臣だったか忘れましたけれども、同じ質問をしたことを思い出しております。つまりは、国鉄清算事業団でJRの株、あるいは清算事業団が引き取った土地、これをうまく売っていれば、これだけ膨大な借...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど吉田委員がおっしゃったたばこでございますけれども、六十年間返済で、そのときにたばこの値段を上げたということで、一本当たり〇・八二円、八十二銭のお金を今でもずっとたばこを吸っておられる方は国鉄の債務の返済に充てられているということでございます。  いずれにい...全文を見る
○前原国務大臣 その質問も、私は野党時代、何度もここの国会で取り上げたことがあります。  つまりは、本来であれば、例えば名神とか東名とかは、あのときはコストも安かったですから、つくって、そして償還できれば順次無料化していくという形で考えられていたのが、自民党政権のときには、どん...全文を見る
○前原国務大臣 今回の補正予算でフラット35の金利を下げさせていただくということになっているわけでありますが、今、伴野議員から具体的にというイメージで御質問がございましたので、申し上げます。  例えば、今の金利で、市場動向でお金を借りれば、当初の十年間の金利は一・七八%というこ...全文を見る
○前原国務大臣 おっしゃるとおりです。
○前原国務大臣 百四十三のダムについて、何をもって再検証するのかしないのかということについての一線は、本体工事に入っているかどうかということでありまして、胆沢ダムは本体工事に入っておりましたので、継続をしております。
01月22日第174回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○前原国務大臣 予算額は一千億円でございまして、事業費規模は大体三兆四千億円になる。そして、一番マックスのポイントとしては三十万ポイントということでございます。また、リフォームについては、窓の断熱などについては一万八千ポイントを予定しているところでございます。
01月25日第174回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○前原国務大臣 まず、自公政権で続けてきた北部振興策というのが基地の受け入れとカップリングされていたというのは、今おっしゃったとおりでございます。  我々といたしましては、沖縄の負担軽減、そして日本の安全保障における日米同盟という抑止力、これを両立させながら、同時に、どうやって...全文を見る
○前原国務大臣 さっきから話を聞いていましたけれども、ここまで財政赤字を膨れ上がらせて、GDPの約二倍の借金を膨れ上がらせて、そしてばらまきの公共事業をやってきたのはどの政党ですか、どの政権ですか。ダムだって二千八百九十つくり、空港も九十七つくり、そしてコンテナの港も六十五つくり...全文を見る
○前原国務大臣 こういうようなところの抜本的な見直しをやる中での八ツ場ダムの見直しなんですよ。自分たちのツケをほっておいて、今の政権に文句を言うのはやめていただきたい。
01月26日第174回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(前原誠司君) 特に箇所付け含めてたくさんの要望を各地域からいただきます。道路、それから橋、空港、港湾、それを一つ一つ、首長さん、市長さん、町長さん、議会の方々を受けていたら、我々政務三役、それだけでもう仕事がパンクをしてしまいます。そういう意味では、民主党で、特に都道...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 信頼する秘書に任せております。
○国務大臣(前原誠司君) 政治資金で不動産を買うべきではないと思います。
01月27日第174回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(前原誠司君) 富岡議員におかれましては、政府・与党の考え方をしっかりと堅持しながらも地元との橋渡し役を果たしていただいていることに心から感謝を申し上げたいというふうに思います。富岡議員のお力添えもありまして、ようやく地元の皆さん方とお話合いをすることができました。 ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 熊本県の川辺川ダムの水没予定地域であった五木村でも同じ話をさせていただいたわけでございますが、やはり生活再建の案というのは国が押し付けるものではないと、やはり地域の方々と御相談をしながらまとめていくものだろうと考えております。五木村についてはかなりそうい...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 富岡議員の御指摘は、まさに私は正鵠を得たポイントだと思います。  生活再建においてよく自治体の方が言われるのは、群馬県も含めてでありますけれども、インフラなんですね。近々態度を決めなくてはいけない湖面一号橋やほかのインフラというものについてのお話合いが...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 高速道路の無料化の話の前に、成長戦略の話で、我々も経済官庁でございますので少しお話をさせてもらってよろしいですか。──それでは、高速道路の無料化の話をさせていただきます。  今回は一千億円という予算でございます。その中で、主要幹線につきましてはこれは料...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 貴重な御提言ありがとうございます。一千億では無料区間というものを全国でつくっていくということでありますが、利便増進事業の中で今議員がおっしゃった定額割引のようなものを取り入れさせていただこうというふうに考えております。
○国務大臣(前原誠司君) 来年の十月に羽田の四つ目の滑走路ができます。そのことによりまして、今三十・三万回でございますけれども、管制がうまくいきましたら、最終形で、夜間も入れて四十四・七万回まで増えてまいります。したがって、その増枠分を半分、できればそれ以上国際線に振り向ける中で...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) これはなかなか難しい問題でございます。  といいますのも、関空の今負債総額は一兆一千億円でございます。これが最大の問題点になっておりますし、また、兵庫選出の辻議員には若干申し上げにくいことなんですが、神戸空港も含めて近接した、八尾も含めると四つの空港が...全文を見る
01月28日第174回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(前原誠司君) 私、弘友先生の問題意識は全く一緒です。  地元で、ある地域で、農排水事業の下水道整備を選ぶのか、当時は建設省所管の下水道整備を選ぶのか、そのころはまだ厚生労働省所管のコミュニティープラントというのがあって、こういう各省庁のまたがったものがある、そしてま...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 総理がお答えをされる前に私の方から話をさせていただきます。  この問題は、今委員がおっしゃったように二十年以上にわたる大きな問題でございまして、特に国鉄民営化がなされたときの職員が二十二万四千三百十人ということで、それから最後に残られたのが千四十七名と...全文を見る
02月01日第174回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(前原誠司君) 石原議員にお答えをいたします。  私への質問は五問でございました。  まず、八ツ場ダムと川辺川ダムの中止の理由についてお尋ねがありました。  日本が抱える少子高齢化、人口減少、莫大な借金、こういった背景で公共事業の大幅な見直しを行っておりまして、河...全文を見る
02月02日第174回国会 衆議院 本会議 第6号
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○国務大臣(前原誠司君) 高速道路無料化についてお尋ねがありました。  高速道路の段階的無料化に向け、観光振興や物流効率化など地域経済への効果、高速道路や一般道路の渋滞や環境への影響、そして他の交通機関への影響などを検証することを目的に、社会実験を行うこととしております。  ...全文を見る
02月03日第174回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(前原誠司君) 岡田議員にお答えをいたします。  建設業者の適正規模、それから事業転換及び従業員の雇用への支援についてのお尋ねがございました。  私が二十万社というふうに申し上げたのは、現在五十万社余りでございますけれども、年間の売上げが百万円を超えている業者数は二...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 松村議員にお答えいたします。  五十万社から二十万社という話は、先ほどもお答えをいたしましたけれども、百万円以上の売上げをしている業者の数が二十万社ということでございまして、ここから更にどれだけ減らすことになるのかということが大きな議論になると思ってお...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 鈴木議員にお答えをいたします。  高速道路政策についてお尋ねがございました。  まずは、地域間交流の活性化に向けて、高速道路の原則無料化を段階的に進めていくことにしておりまして、まず六月から平成二十二年度、一千億円の予算の中で約千六百キロの無料化を実...全文を見る
02月04日第174回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(前原誠司君) 今、柳澤委員がおっしゃったように、コンクリートが悪いと申し上げているわけではありません。コンクリートから人へというのは予算配分の重点を変えていくという意味でございまして、国土交通省だけでも平成二十二年度予算案では四兆八千五百八十五億円の公共事業費を計上し...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 新幹線、リニアの売り込みを今一生懸命にアメリカのみならず世界各国にやっておりまして、我が国の成長戦略の一つとして位置付けたいというふうに思っております。そういう意味では、今議員の御提案の件というのは参考にさせていただいて、政府全体として検討するに値すると...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 白議員におかれましては、このJALの問題については、再建計画のときにもいろんなアドバイスをいただきまして本当にありがとうございました。  今議員おっしゃったように、いろんな要因が複合的にあると思います。会社自体の硬直的な組織の問題もさることながら、やは...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 白委員のおっしゃるとおりだと思います。  空港整備特別会計、今整備勘定と言っておりますけれども、これは着陸料や空港使用料、こういったもの、あるいは貸付けやあるいは一般会計から入れて、そして施設を造り続けると、こういう仕組みになってきたわけでありまして、...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 全く白眞勲委員のおっしゃるとおりでありまして、ただ、議員は御承知だと思いますけれども、空港使用料というものと合わせると他国はかなり高くなるということでありますが、それは考え方の違いで、航空会社の負担軽減のためには着陸料を見直していくということは、私は、競...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 山本委員、前国土交通大臣政務官をされておりまして、国土交通行政にはお詳しい方だと思っております。  先ほど総理がお答えになったことに若干ちょっと付け加えてお話をいたしますと、いつも申し上げているように、人口が減っていく、少子高齢化が進んでいって社会保障...全文を見る
02月05日第174回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○前原国務大臣 貴重な御提言ありがとうございます。  まさに古賀先生がおっしゃるとおりだと思っておりまして、具体的なプロジェクトで道路局の予算あるいは河川局の予算ということで別々に考えるのではなくて、具体的なプロジェクトで一体化してやるべきものがあれば、そういった省の中の局の垣...全文を見る
○前原国務大臣 岡島委員のおっしゃるとおりだと思います。  空港使用料というものも別途ありまして、それについては海外は高い、着陸料は低くて空港使用料は高い。日本は逆であります。いずれにいたしましても、航空会社が支払うのは着陸料でありまして、これが高いと航空会社にしわ寄せが行く。...全文を見る
○前原国務大臣 全く御指摘のとおりだと思います。  今、国土交通省の成長戦略会議の中の航空部会におきまして、今御指摘のあった観点も含めた空港整備勘定の抜本的な見直しをやらせていただきたい、そのことによって日本の航空産業の競争力強化を図っていきたい、このように考えております。 ...全文を見る
○前原国務大臣 お尋ねのありました空港ターミナルビル会社等三十二社の平成二十年度における営業収入は二千六百三十七億円。そして、営業損益、つまり利益は、約二百一億円でございます。
○前原国務大臣 大変いい御指摘をいただいておりまして、まさに今、成長戦略会議の中の航空部会の一つの大きなポイントとして議論しております。  特に私が問題だと思っておりますのは、議員も御指摘をされました財団法人空港環境整備協会。公益法人でありまして、ここがかなりのドル箱の駐車場な...全文を見る
○前原国務大臣 嘉手納ラプコンの移管に伴う航空局の管制官の訓練につきましては、平成十六年十二月十五日から移管に向けての訓練を行ってまいりました。平成二十年一月には、訓練が当初よりもおくれましたので、移管を延期することとなりましたけれども、現在は訓練を終了しておりまして、終了したメ...全文を見る
○前原国務大臣 今、照屋議員から鉄軌道の調査費が三千万円というお話がございましたが、鉄軌道の可能性を含めた将来の公共交通システムのあり方を初め、沖縄振興のあり方の検討に必要な調査が二億円でございまして、その中身についてはまだ調整をしておりますので、三千万円と固まったわけではござい...全文を見る
○前原国務大臣 前大臣でいらっしゃいますのでよくおわかりだと思いますけれども、十一月に事業計画というもので、個別の事業に対してどのぐらいのお金をつけるかということを地方に対してお示しするということをやります。  今回、政権交代がありましたために、公共事業を一八・三%、平均でかな...全文を見る
○前原国務大臣 民主党に伝えました仮配分は、検討作業段階のものを一たん整理したものにすぎず、当該情報が地方公共団体に対してその意味が正確に伝達される前に公になると誤解等を招くなどにより、国と地方公共団体との間の率直な意見の交換等が損なわれるおそれがございます。今後、負担をいただく...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返しの答弁になって恐縮でございますけれども、国と地方公共団体との間で今後率直な意見交換の妨げになるおそれがありますので、提出は差し控えたいと思います。
○前原国務大臣 金子前大臣にお答えした中身と同じで恐縮でございますが、民主党に伝えた仮配分は、検討作業段階のものを一たん整理したものにすぎません。当該情報が地方公共団体に対してその意味が正確に伝達される前に公になると、誤解等を招くなどにより、国と地方公共団体との間の率直な意見交換...全文を見る
○前原国務大臣 石破委員は長らく与党でおられたのでおわかりだと思いますが、十一月の末に事業計画ということをそれぞれの箇所について出しております。そして、それを調整して、そして仮配分ということで自治体に対して地方整備局を通じて投げかけようとしていたものについて、党からも要望を受けて...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返し、恐縮でございますが、これから地方自治体と相談をしていってまだ動き得る数字でございますので、誤解を与えないために提出は差し控えさせていただきたいと思います。
○前原国務大臣 繰り返しで恐縮でございますが、党からも要望をいただいておりましたので、仮配分についての状況を説明し、それが県連等を通じて漏れたことについては、想定外でございました。極めて遺憾だと思っております。  したがいまして、今、予算の議論を事業計画に基づいてやっていただき...全文を見る
○前原国務大臣 信じております。(棚橋委員「すばらしい」と呼ぶ)
02月08日第174回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○前原国務大臣 発想が違うんだと思いますね。  恐らく町村委員は、使った人が料金を払うということを受益者負担だとおっしゃっているんだと思いますが、我々は、高速道路の料金を下げる、あるいは無料化をすることによって、物流コストやあるいは人の行き来、物の行き来、そういったものを活性化...全文を見る
○前原国務大臣 まず、私からお答えをさせてもらいます。  先ほど町村委員がおっしゃった、込んでマイナスになるということですが、全部含めて二・七兆円の便益が出るということであります。ただし、局部でも込んだり、あるいは全体としてCO2をどれだけ効率的に削減をするかという前提で社会実...全文を見る
○前原国務大臣 まず、二つお尋ねがあったと思いますが、地方に任せていくということは、もうこの予算の中で一つクリアをしております。つまりは、社会資本整備総合交付金というもので、今までの補助金というものを地域が使い勝手のいいものにしていこうということ、これをやらせていただいているとい...全文を見る
○前原国務大臣 公共事業全般について見直しをしていくというのが我が党、我が政権の柱でございます、コンクリートから人へと。それで、そのコンクリートから人へという考え方の中で河川のあり方を見直していかなくてはいけないということで、できるだけダムに頼らない方針をということを我々はベース...全文を見る
○前原国務大臣 非公開にしている大きな理由は、河川のあり方でダムに頼らない場合は、どこの堤防を強化するのか、あるいははんらん原というものを設けるのかということになると、必ず個別具体の話になります。そうすると、公開にすると、それによっていろいろな意見、問題が起きてくるということで、...全文を見る
○前原国務大臣 まず、そのグラフは誤りがあります。  まず、この五百二十五億円というのは必ずしも返すべきものではない、法律的に。それから、一千四百六十億のところは、一都五県の負担額と書いてありますが、これは事実ではありません。国の負担額も入っておりまして、国は五百八十五億円、そ...全文を見る
○前原国務大臣 委員御指摘の観点というのは非常に重要でございまして、介護の施設は一人当たりにすると日本はほかの国と比べて遜色ありませんけれども、住宅ということになると極めて少ないということでございまして、昨年できた法律を、しっかりと国が助成をしていくということを進めると同時に、か...全文を見る
○前原国務大臣 一般論ということでありますが、秘書が逮捕されるということは、それは相当重い問題だと思います。  ただ、それが自分自身どういう問題であったのかどうなのかということを判断しないと、やめるやめないということは軽々に言える問題ではないと思います。
02月09日第174回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○前原国務大臣 委員御指摘のように、七年連続で増加していた観光客が昨年は減りました。ただ、これは沖縄のみならず日本全体の状況でございまして、八百三十五万人のインバウンドが六百七十九万人まで落ちている。ですから、アジアをターゲットに、まずはことし何とか一千万人、特に中国、ビザの問題...全文を見る
○前原国務大臣 私が野党のときに質問をしていたことと全く同じ質問をされております。おっしゃるとおりです。  それで、私は野党のときに、この道路保全技術センターは自分たちで仕事ができていない、そして丸投げをしていて、能力のある民間企業にこれをゆだねていた、こういうことでありまして...全文を見る
○前原国務大臣 先ほどお答え申し上げたように、十二月末で退任をしております。そして、今委員がおっしゃった役職については、その前から、自民党政権のときからずっとついているものでありまして、横滑りではありません。  これから我々は、千百十三の公益法人、仙谷大臣のところでもされるかも...全文を見る
○前原国務大臣 今、十二月の末以降で再任されたと言われましたか。それは違いますね。我々が今得ている情報では、平成二十一年五月二十七日、これは社団法人日本トンネル技術協会会長、それから社団法人日本道路協会の副会長には平成二十年五月二十七日再任、そして社団法人日本道路建設業協会理事、...全文を見る
○前原国務大臣 きのうも、みんなの党の江田議員が同様の趣旨をおっしゃって、民主党は天下りをなくしていない、公約違反だというふうにおっしゃいましたけれども、再任の時期が来たときに全部そういったものについては見直しをして、そして再々任はしないということでやっております。  それまで...全文を見る
○前原国務大臣 河野委員おわかりだと思いますけれども、役人が悪いのではなくて、政治がしっかりグリップできるかどうかということが私は大きな問題だと思っておりまして、そういう観点から、民主党政権では、政務三役、しっかりとグリップをしながら、我々の方針に従って仕事をしっかりやってもらう...全文を見る
○前原国務大臣 それについては、先ほど馬淵副大臣から答弁をさせていただきましたように、内部で調査はいたします。
○前原国務大臣 溝畑観光庁長官を任命させていただきましたけれども、我々、今観光行政は三つの点で飛躍をしていきたいというふうに思っています。  一つは、海外からのお客さんを飛躍的にふやしていくということ。二つ目は、休日の平準化というものをしっかりとやる中で、国内の観光需要を大きく...全文を見る
○前原国務大臣 経営的に大変厳しい状況だということは存じ上げておりましたし、その粉飾決済まがいというのが本当なのかどうなのか、それは確かではありません。  しかし、先ほど申し上げたように、たった三人から、平均二万人の観客数に育て上げて、そして、ナビスコ杯ですか、優勝をするという...全文を見る
○前原国務大臣 二つの点で、言葉、事実認識が違うと思います。  大分県に天下りではありません、出向したわけです。天下りというのは、例えば、定年前に早期勧奨退職で、そしてポストにつくというのが天下りであって、自治省にいて、そして大分県に出向された、こういうことであります。  も...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど議席から幼なじみじゃないかという話がありましたけれども、京都の人ではあるけれども、幼なじみでは全くありません。私は、国会議員になって十年ちょっとたってからその方を知ったということで、全くそういった勘ぐりは、議席からでもやめていただきたいと思います。  それ...全文を見る
○前原国務大臣 まず観光庁長官の任期は二年間、結果を出すということで頑張っていただきたいと思っております。
○前原国務大臣 ぜひ大分へ行ってお話を聞いてください。  知事の威をかりて、大分はまだまだ経済的には、大きな企業、工場もありますからそれなりの経済発展はしておりましたけれども、やはり一地方都市で、いかにお金を集めて、スポンサーを集めて、平塚ベルマーレをやっておられるからわかるで...全文を見る
○前原国務大臣 先ほども申し上げましたように、インバウンドにつきましては、二〇一六年に二千万人、そして二〇一九年に二千五百万人、そして近い将来、その先でありますけれども、三千万人にするための道筋をつけていただくということと、そして平準化については、来年度社会実験ができるような段取...全文を見る
○前原国務大臣 自民党さんの目標は、二〇二〇年までに二千万人だったわけであります。短期的な目標はありませんでした。  しかし、我々はこの一年で、六百七十九万人まで落ちていますけれども、何とか一千万人を達成しようと、二年ではありません、ことし、今年度何とか達成しようということで頑...全文を見る
○前原国務大臣 その記事は読んでおりませんので詳しくはわかりませんが、情報漏えいではないかという御指摘については、それに当たらない。  国家公務員法第百条第一項において漏らしてはならないとされている職務上知ることのできた秘密とは、一般に知られていない事実であって、ほかに知られて...全文を見る
○前原国務大臣 リコールを届け出たということは、必ずしも今おっしゃることには当たらない。つまりは、企業の方で、改善措置をとるのか、サービスキャンペーンするのか、あるいはリコールという形をとるのかということの中で判断をされたことだというふうに思っております。  もちろん、我々は我...全文を見る
○前原国務大臣 リコール隠しに当たるかどうかというのは、なかなか判断が難しいところだと思いますけれども、私も、佐々木副社長さんから話を聞きましたのは、これはブレーキの設定の問題である、フィーリングの問題であると。これは吉井委員が先ほどおっしゃったとおりでありますけれども。それは会...全文を見る
○前原国務大臣 製造物に対する安全性というものはきっちり担保されなきゃいけないというのはもう当然のことでございますけれども、それを前提として申し上げると、リコールがふえるということ自体、私は悪いことだと思っておりません。  なぜかといいますと、今回が該当するかどうかは別にして、...全文を見る
02月10日第174回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○前原国務大臣 中島委員にお答えいたします。  できるだけダムに頼らない治水へと転換をしていくために、昨年十二月に、今後の治水対策のあり方に関する有識者会議を設置いたしました。その会議におきましては、堤防や遊水地などの整備に加えて、今委員から御指摘がございました森林の保全対策を...全文を見る
○前原国務大臣 委員御指摘のように、今までつくったものの老朽化が進んでいく、河川における発電所ダムなどもその中に入ってまいります。しかし、今の仕組みは、財政的措置も含めてそのような仕組みはございません。したがいまして、先ほど委員も御指摘をされましたように、内部で検討しておりまして...全文を見る
○前原国務大臣 連立政権でありますので民主党の政策だけではだめで、社民党さんや国民新党さんとの連立政権でありますので協調しながらやっていきたいと思いますが、鳩山内閣として、地方分権は一丁目一番地ということでありまして、原口大臣を中心に、分権について今しっかりとした足取りを進めてい...全文を見る
○前原国務大臣 委員御指摘のように、特に地方の交通機関、並行在来線、今度は、先生の御地元ですと肥薩おれんじ鉄道というもの、これもなかなか大変だというふうに伺っておりますし、バスそれから地方鉄道、フェリー、こういった公共交通機関の経営は非常に厳しいという認識をしております。ますます...全文を見る
○前原国務大臣 予算委員会の理事会で御決定をいただけるものと思っております。
○前原国務大臣 金子前大臣にお答えをいたします。  先ほど御答弁しましたように、この資料につきましては、ぜひ予算委員会の理事会で御議論いただきたいというふうに思っております。  その上で改めてお答えをいたしますならば、箇所づけあるいは内示というものは、委員おっしゃるように、予...全文を見る
○前原国務大臣 事業計画につきましては、十一月の末にこれはもう自治体に伝えてございます。それで、さまざまな御要望もいただきましたし、これは前大臣でいらっしゃいますので釈迦に説法でございますが、予算をつけても消化できるところと、あるいは事業がもう詰まっていて予算をつけてもなかなかで...全文を見る
○前原国務大臣 地方自治体以外のものも含まれていたということはそのとおりでございますし、また、繰り返しになりますけれども、具体的な箇所づけとか内示というのは、予算が成立をした後に財政法にのっとって行っていくものでございまして、今回、党にお見せをしたものというのはあくまでも仮配分で...全文を見る
○前原国務大臣 それは事実申し上げたことでございます。  ただ、予算委員会の中で、委員や石破委員を含めて多くの方々から資料要求が、資料を出せという御要望があって、内閣の意思として、理事会の決定に従うということを決めたわけでございます。
○前原国務大臣 調べて、後刻お伝えをいたします。
○前原国務大臣 お答えは一緒になりますけれども、調べてお答えをいたします。  それで、先ほどおっしゃったことで申し上げますと、民主党に伝えた仮配分は、検討作業段階のものを一たん整理したものにすぎず、今後、直轄事業負担金を御負担いただく地方公共団体との調整において変わり得るもので...全文を見る
○前原国務大臣 今おっしゃっている情報というのは、事業計画のことですか、それとも仮配分のことですか。どちらですか。
○前原国務大臣 行政情報公開法の不開示情報は、開示しないことができる情報であり、必ずしも開示してはならない情報を指すものではありません。  したがって、不開示情報というのは、開示しないことができる情報ということで、開示しないことはできるわけであります。
○前原国務大臣 ですから、不開示情報としております。
○前原国務大臣 修正も何も、これは予算案として提示をしているものであって、仮配分を示しているものであって、実際の箇所づけをしたものでも、内示をしたものでもありません。  したがって、予算が通った後に正式なルールにのっとってやっていくということでございますので、そのように御理解を...全文を見る
○前原国務大臣 凍結を解除したとかしないとかではなくて、あくまでも今の段階では仮配分になります。したがって、予算が決まった段階で箇所づけをし、内示をさせていただきます。
○前原国務大臣 事実関係だけお伝えをいたしますが、一月の下旬に党側から、二十二年度に向けた検討状況について教えてほしいという要請がございましたので、三日月政務官が国土交通担当の阿久津副幹事長に対して、関係資料を適宜見繕って中間的な状況説明を行ったというふうに報告を受けております。
02月12日第174回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○前原国務大臣 後藤田さんからもこういう質問をもらうと私は思いませんでした。  要は、私は、客観的な基準で百四十三のダムを、再検証するものと進めるものを分けたわけです。それは、本体工事に着工しているか否かという点であります。  これでいいますと、例えば用地取得、胆沢が七〇%、...全文を見る
○前原国務大臣 石井知事にはお会いしております。  そして、参議院の予算委員会でもお答えをしましたが、自民党さんを通じてでも、あるいはみんなの党さんを通じてでも、共産党さんを通じてでも、公明党さんを通じてでも、他党を通じてでも、要望していただくのは結構でございます。
○前原国務大臣 委員おっしゃるように、平成二十年六月十六日に、尖閣諸島の領有権を主張する台湾人活動家が乗船した台湾船籍の遊漁船が、台湾海岸巡防署所属の巡視船に随伴され、尖閣諸島周辺の領海内に侵入し、領有権主張活動を実施した。  そのときに、退去させるために海上保安庁の巡視船が警...全文を見る
○前原国務大臣 短く。  仮に台湾に対して中国が協力をしようということになったとしても、尖閣諸島は日本の固有の領土でありますので、海上保安庁としてしっかり主権を守るということでございます。
02月15日第174回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○前原国務大臣 今委員御指摘のように、空港内のバスサービス等の配慮は、公共交通機関にとっては大変重要なポイントだというふうに思います。  ただ、これも、値段とか見ていますと、日本航空も全日空も、羽田空港でのいわゆるバスサービスについては民間委託をしておりまして、かなり値段が高い...全文を見る
○前原国務大臣 下地委員が言われた二つの点というのは大事なことだと思うんですね。一つは、沖縄が望まれることをしっかりと国が協力してやっていくということと、あとは、今までの施策をちゃんと検証していく、この二つは非常に大事だと思います。  そこで、下地委員はもうよく御存じだと思いま...全文を見る
○前原国務大臣 今、官房長官がお答えになったとおりであります。建設省におられた福井先生でありますのでよく御存じだと思いますが、今回提出をさせていただいたものの内容は、仮配分の内容よりもより詳しいものに、または正確なものに、アップ・ツー・デートなものになっておりますし、先ほど御自身...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど官房長官が御答弁をされましたように、地方に出して、最新のもの、この方が国会の議論に資するのではないかということの全体の判断の中で、そういう御判断をされたんだと思います。  そして、今委員がおっしゃったように、民主党から漏れたことは私は非常に遺憾だというふう...全文を見る
○前原国務大臣 理事会でお決めいただければ、我々は準備はしておきます。
○前原国務大臣 県連等を通じて自治体などに流れたことは極めて遺憾でございまして、それは本当に想定外でございました。  それで、まず憲法違反ではないかということでございますが、これは、福井委員は恐らく憲法十五条をおっしゃっているんでしょうか。十五条の二項、「すべて公務員は、全体の...全文を見る
○前原国務大臣 確かに民主党に仮配分の検討状況は説明しましたが、これは、党を通じて実際に仮配分の情報を伝えようとする意図で行ったものではございませんので、先ほど委員がおっしゃった、職員に対して一部の利益のためにその影響力を行使したというような服務規範の違反には当たらないということ...全文を見る
○前原国務大臣 馬淵副大臣と重複しないようにお話をしますが、我々はできるだけ透明性、客観性を維持した予算審議をしていただきたいと思っておりました。そういう意味で十一月に事業計画を公表し、そして二月一日に事業評価、こういったものも出させていただいたわけであります。  その中で党に...全文を見る
○前原国務大臣 基本的には考え方は同じでございます。今の委員の御意見も踏まえて、我々は、しっかりとした客観性、透明性、そして、予算を国会で御議論いただくというのが国権の最高機関の役目だと私は思いますので、それに資するような形で、今回の反省も含めて整理をさせていただきたいと考えてお...全文を見る
○前原国務大臣 先般、御同僚の吉井委員にもお答えをしましたけれども、リコールそのものは悪いことではなくて、むしろ責任を果たすという意味では、リコールを積極的にやっていただくことは、私は好ましいことだと思っています。悪いのは、リコール隠しあるいはクレーム隠しをして、ユーザーを不安に...全文を見る
○前原国務大臣 結果としてそういうふうに多くの方々が感じられて、そして、先ほど答弁をしましたように、ユーザー目線ではない形での対応がとられてきたということは、私はそういうふうに見られても仕方のないことだというふうに思います。
○前原国務大臣 大変建設的な御意見だと思います。  それで、リコールというのは、会社が届けるときと、そして、会社から情報を得て、会社がどうしても起きないというか、そういったときに国土交通省として勧告ができるということがございますけれども、その情報をどのように得るかという今の仕組...全文を見る
○前原国務大臣 日本航空の事業再生計画というものは、企業再生支援機構法に基づく企業再生委員会というところが、果たして三年以内で再生可能なのかどうかという議論を徹底的にしていただいて、そして、できるという御判断をいただいたのが今回の事業再生計画だと思っております。  中身につきま...全文を見る
○前原国務大臣 月々一千百億円のお金が流出していくという、まずその算定根拠を示していただいて、議論をさせていただきたいと思います。
02月16日第174回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○前原国務大臣 城井委員にお答えをいたします。  城井委員がお示しをされましたグラフでも明らかでございますけれども、一九八〇年には、日本の東京湾、大阪湾を含めまして、かなりのアジアの雄という地位でございましたけれども、今や完全に他国の港湾に抜かれているというのが現状でございます...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど言及をいたしましたが、先般、名古屋港に行ってまいりました。名古屋の港湾関係者の方とお話をしておりまして、若干あきらめムードみたいなものが初めはございました。つまりは、既存の量からすると東京湾や大阪湾にはかなわないということで、手を挙げても無理なんじゃないかと...全文を見る
○前原国務大臣 これから分権の時代になります。今回の公共事業におきましては、二・二兆円の社会資本整備総合交付金という形にして、地域がより使い勝手のいいものにさせていただくという仕組みを取り組ませていただきました。一括交付金への過渡期の施策と考えていただいたら結構であります。  ...全文を見る
○前原国務大臣 前政権で行われておりました高速道路の割引、料金体系は極めて複雑でございまして、わかりにくい。そしてまた、ETC土日千円、また、ETC限定による不公平感、いろいろな課題がございます。  きのうも、城井委員からフェリー業界の方々に会わせていただきまして、現場の厳しい...全文を見る
○前原国務大臣 首長を御経験された観点から、建設的な御意見、ありがとうございます。  今、若泉委員がおっしゃったように、道路構造については道路構造令という政令がございますが、このたび、我が鳩山政権になりまして、平成二十一年十二月十五日に閣議決定されました地方分権改革推進計画にお...全文を見る
02月17日第174回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○前原国務大臣 お出しをした資料は、にせではございません。最新版をお出しした。あくまでも与党の理事と御相談をして出させていただきました。
○前原国務大臣 与党の理事と御相談をして出させていただきました。
○前原国務大臣 御指摘の事実は当たらないと思います。
○前原国務大臣 昨年十二月十六、十七、十八の三日間、国土交通省におきまして、民主党の四十七都道府県連から要望を聞く機会を設けたことは事実でございます。これは、国土交通省として、民主党の各県連から所管公共事業等について御要望をお聞きしたものでございます。
○前原国務大臣 提出を求められた資料については、理事会あるいは与党の理事と御相談をして出していく、これからもそういう姿勢を貫きたいと思います。
○前原国務大臣 繰り返しになりますが、にせものの資料ではありません。最新の資料を出したということであります。  しかし、それでも、前の古い資料でも、県連を通じて出たことは遺憾でありましたけれども、その資料を出せということで、理事間で御相談をされ、与党の理事と相談をして出させてい...全文を見る
○前原国務大臣 何度伺われても、にせものではありません。  そして、与党の理事と、また理事会で協議をされて、その古いものでもよければ出せということでしたから、我々は出させていただきました。それだけのことであります。
○前原国務大臣 初めにお出しをした資料はにせものではありません。最新のものを与党理事と相談して出させていただいただけであります。(発言する者あり)
○前原国務大臣 予算委員会の審議に資すように、最新のものを与党理事と相談して出させていただきました。
○前原国務大臣 予算委員会の質疑に資すように、最新のものを出させていただいた。  そして、今お尋ねのことについて申し上げれば、再度そういう御要請があったので、与党理事と御相談をして、古いものというものを出させていただいたということでございます。(発言する者あり)
○前原国務大臣 繰り返しになって恐縮でございますが、予算委員会の質疑に資すように、整備局を通じて自治体にお話をした最新のものをお出ししたということでございます。(発言する者あり)
○前原国務大臣 今まで提出した資料は、すべて与党理事と御相談をして出させていただきました。
○前原国務大臣 この国会において、官房長官から、予算委員会の理事会で話がまとまれば出します、理事会の決定に従います、こういうことでございましたので、私もそれに歩調を合わせております。
○前原国務大臣 今回民主党に行われたいわゆる仮配分の説明は、昨年十一月の事業計画通知や二月一日の個別箇所の事業評価結果などで既に公表した情報、または公表済みの情報からおおむね類推できる情報で近日中に公表予定のものなどを内容としているため、実質的な秘匿の必要性は認められず、秘密に該...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど私が御説明をしたのは、すべて、かつではありません、またはという議論をしているわけであります。  つまりは、仮配分の説明は、昨年の十一月の事業計画通知や二月一日の個別箇所の事業評価結果でおおむね公表した情報、それから、またはであります、公表済みの情報からおお...全文を見る
○前原国務大臣 民主党に提示した資料は作業途中のものであり、今お話のありました河川の話も含めて、地方公共団体に負担を求めない業務取扱費、事務費が事業費から控除されておらず、仮配分の額が過剰に表記されているなどのことによって、我々としてはまだ精査できていないものであったということで...全文を見る
○前原国務大臣 私は質疑ではなくて答弁でございますが、今おっしゃったことを含めて申し上げると、要は、十一月にもう事業計画を我々は出しているわけであります。そして、その事業計画の中で、地方に対する直轄事業のいわゆる負担金、これを分権の中で廃止をしていくということの議論の中で、維持管...全文を見る
○前原国務大臣 県連を通じて自治体に流れたというのは想定外であり、極めて遺憾でございます。
○前原国務大臣 繰り返しになりますけれども、事業計画でもう既に十一月末に公表しておりますし、また、いわゆる事業評価についても二月には公表しているものでございます。したがって、類推のできるということであります。
○前原国務大臣 実質的な秘匿の必要性が認められるかどうかは、具体的な情報ごとに個別に判断が必要であり、既に公表済みの情報からおおむね類推できることと近日中に公表予定であることの二条件がそろえば、機械的に秘密でなくなると申し上げているわけではありません。  民主党への提供資料にあ...全文を見る
○前原国務大臣 赤澤委員は、運輸省でしたか建設省でしたか、もとは国土交通省におられたのでおわかりかもしれませんが、事業について、例えば十一月の時点の事業計画の段階において、用地が取得できるかどうかというものはまだ自治体がわかっていないところもありますけれども、逆に言えば、用地が取...全文を見る
○前原国務大臣 県連から自治体に流れたということは想定外であり、極めて遺憾でございます。
○前原国務大臣 想定外であり、極めて遺憾でございます。
○前原国務大臣 政務三役で決めたものでございます。(発言する者あり)
○前原国務大臣 事実関係としては、これは以前御答弁をしておりますけれども、一月二十八日に三日月大臣政務官から阿久津副幹事長に見繕ってお見せをしているということであります。
○前原国務大臣 存じております。
○前原国務大臣 議論の前提が違うと思います。株価の話とこの仮配分の話は全く別だと思っております。
○前原国務大臣 今回、仮配分において示した事業については、昨年末の予算編成の結果を踏まえ、開通時期が近いもの、事業年数が短いものを優先するという方針のもと、地元地方公共団体の意見、要望や、事業の進捗、地元調整の状況等を総合的に勘案して、引き続き幅を持って示したものでございます。
○前原国務大臣 先ほど馬淵副大臣がお答えをしたとおりでございますが、昨年末の予算編成の結果を踏まえ、開通時期が近いもの、事業年数が短いものを優先するという方針のもと、地元地方公共団体の意見、要望や、事業の進捗、地元調整の状況等を総合的に勘案し、引き続き幅を持って示したものでござい...全文を見る
○前原国務大臣 まず、先ほど凍結ということをおっしゃいましたけれども、凍結という言葉は当たりません。  ゼロから一億円程度と示した事業は、昨年十一月に都道府県等に説明をした事業計画において、当該事業の進捗状況や地元の調整状況などを踏まえて最小限進捗させることを今後検討していくと...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返しの答弁になりますけれども、地元地方公共団体の意見、要望や、事業の進捗、地元調整の状況等を総合的に勘案し、引き続き幅を持って示したものでございます。  なお、BバイCについては、今回二月に公表させてもらったものは自民党・公明党連立政権時につくられたものでご...全文を見る
○前原国務大臣 おっしゃっている意味がよくわかりません。
○前原国務大臣 二〇〇四年から人口減少になり、そして今二二%の六十五歳以上の高齢化になり、対GDPでいえば一・七倍もの借金をつくる中で、今の予算案を審議していただいておりますけれども、半分以上が社会保障費です。この全体のやりくりをどうやっていくかということの中で、我々は、コンクリ...全文を見る
○前原国務大臣 笠井委員にお答えいたします。  我々民主党は、野党のときから、談合は決して許されてはいけない犯罪であって、公共事業が高どまりをするということで、その分税金の無駄遣いが行われるということで、厳しく対応していかなくてはいけない、そういう認識を持っております。
○前原国務大臣 笠井委員が指摘をされているのは、平成十六年九月二十九日に入札執行を予定していた胆沢ダムの堤体盛り立て第一期工事に関して、落札者が決定しているとの情報が九月二十一日にあった件、また、平成十七年二月二十五日に入札執行を予定していた同じく胆沢ダムの原石山材料採取第一期工...全文を見る
○前原国務大臣 先ほどお答えをいたしました平成十六年の堤体盛り立て工事と、平成十七年の原石山材料採取工事の二回だと思います。
○前原国務大臣 若干繰り返しになって恐縮でございますが、一回目が、平成十六年九月二十一日、胆沢ダム堤体盛り立て第一期工事、このときの情報内容は、入札前に落札者が鹿島建設に決定している、こういうものでございます。  二回目が、平成十七年二月二十三日、胆沢ダム原石山材料採取工事、こ...全文を見る
○前原国務大臣 そのとおりでございます。  堤体盛り立てについては鹿島が落札をし、原石山材料採取工事については大成JV、水谷建設も落札をしております。
○前原国務大臣 まず、今までの対応のマニュアルを若干御説明いたしますと、談合事案というものが起きれば、まずは職員による工事費内訳書等の確認、そして、公正入札調査委員会に付議を検討すべき基準に該当するかどうかということを検討して、付議すべきだということになれば、各地方整備局に設置さ...全文を見る
○前原国務大臣 これは、私も、笠井委員から御質問をいただくということで、もちろん、野党時代には談合に厳しく今まで追及をしてまいりましたが、この今申し上げたマニュアルが果たして機能するのかどうなのかということについては、私も疑問を持っております。  例えば、この公正入札調査委員会...全文を見る
○前原国務大臣 そのとおりでございます。  ただ、あくまでもそれは平成十六年と平成十七年時点のことでございます。
○前原国務大臣 詳しい事実関係は確認をしておりませんが、このマニュアルに従ってやられたものと推察をしております。
○前原国務大臣 甚だ疑問であります。
○前原国務大臣 今、当時の質問と聴取内容というものを手元に持っておりますけれども、これは明らかにセレモニーでしかない、こういうふうに私は思っておりますし、今おっしゃったような時間稼ぎになるというふうに言われれば、その可能性も排除し切れないと思っております。
○前原国務大臣 仮に談合していたとすれば、談合していた業者が集まって、がん首そろえて聞かれたら、そういう事実はありますかと聞かれたら、ありませんと答えるのが当たり前でございますので、そういう意味においては、このマニュアルは全く機能しないマニュアルであるというふうに思います。
○前原国務大臣 私がこの立場につかせていただいてから約五カ月になりますけれども、この五カ月の間に幾つかのことをやり始めております。その一つが入札制度の見直しでございまして、今議員のおっしゃったようなことは前政権のものでありますので、抜本的に入札制度のあり方を見直すと同時に、談合情...全文を見る
○前原国務大臣 今、入札制度の改革をやっておりまして、そしてその事例としてさまざまな過去の談合事案、先ほど委員のおっしゃったような談合事案も含めてその検証はしておりますし、きょうお示しをいただいた胆沢ダムの問題でも、結果的に談合情報が寄せられていた業者が二回とも落札をしているとい...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返しになって恐縮でございますが、委員も御指摘をされ、また私も先ほど読み上げさせていただきましたけれども、仮に談合している人たちを呼んで、そして談合していますかなどと聞いて、していますなどと答えるはずがないわけでありまして、そういったものも含めて、このマニュアル...全文を見る
○前原国務大臣 議員の御質問は、胆沢ダムの談合情報も含めて小沢幹事長との関係があるのではないかという前提のもとでお話をされているわけでありますが、それはあくまでも類推の域を出ないと私は思っておりますので、もしそれがしっかりと示されれば、また違うお答えになると思います。  また、...全文を見る
○前原国務大臣 その公共事業と小沢幹事長の関係については、私は知る立場にはありません。  ただ、一般論として申し上げれば、公共事業を受注している企業から多額の献金をもらうことはいかがなものかというふうに私は正直思います。
02月18日第174回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○前原国務大臣 石田委員にお答えをいたします。  シーシェパードによる我が国の調査捕鯨への妨害行為は悪質かつ危険であり、極めて遺憾でございます。非常に憤りを感じております。  このため、シーシェパードの主要船舶の旗国でありますオランダに対して、鳩山総理からはバルケネンデ首相、...全文を見る
○前原国務大臣 過去の経緯については、農水副大臣をされた委員の方がよく御存じだと思いますが、平成十九年度には三人の海上保安官を乗せております。ただ、現地で仮に捕まえても日本まで連れてこなくてはいけない、結果的に同じではないかということで、二十年度から乗っておりませんが、今回のよう...全文を見る
02月19日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第1号
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○前原国務大臣 国土交通行政につきまして、私の所信を述べさせていただきます。  初めに、国土交通省の所管分野に関し、最近、話題になったことについて申し述べます。  まず、日本航空については、先月十九日、企業再生支援機構が支援の決定を行うとともに、裁判所が会社更生法に基づく更生...全文を見る
02月19日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○前原国務大臣 宇宙開発を担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。  宇宙開発利用は、我が国の成長を支えるプラットホームの大きな柱の一つである先端的な科学技術の粋を集めた分野であり、その推進により、世界をリードする新たなフロンティアの開拓や二十一世紀の戦略産業として我が国...全文を見る
02月24日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○前原国務大臣 中島委員にお答えをいたします。  中島委員も御承知だと思いますけれども、このダムの建設当初の総工費費用見積もりは二千百億円でございました。改定が重ねられて、最終的に四千六百億円になっているわけでございますが、今後続けたとしても四千六百億円でおさまるかどうかという...全文を見る
○前原国務大臣 一般論でお答えをしたいと思いますけれども、公共事業を受注している企業から多額の献金をもらうことはいかがなものかという感想を持っております。
○前原国務大臣 中島委員の提出をしていただいたグラフ、表を見ますと、明らかに落札率が高過ぎるという認識を持っております。  一般論として申し上げれば、談合をすれば落札率は当然高くなります。これが談合が行われていたかどうかということについては、調べておりませんのでその因果関係は明...全文を見る
○前原国務大臣 個別の契約については調べてからでないと私は物を言える立場ではございませんが、一般論としては、今委員が御指摘されたように、私も地方議員から国会議員、ずっとこの問題に取り組んでまいりましたけれども、これだけ予定価格に張りついているということは極めて異常でありますし、客...全文を見る
○前原国務大臣 指名競争入札というものが談合の温床というふうに言われていたわけでありまして、また、新たに挑戦する企業の参入障害にもなっていたということであります。  平成十六年ごろまでは一般競争入札は大体七・三億円以上で行われておりましたけれども、徐々に一般競争入札の拡大がなさ...全文を見る
○前原国務大臣 この八ツ場ダムにつきましては、地元の皆さん方は当初は反対をされていて、しかし、時間の経過とともに苦渋の選択を受け入れられて、ダム推進にかじを切られたわけであります。それは、すべてが下流の方々の安全、治水、そしてまた利水のためを思って決断をされたことでございまして、...全文を見る
○前原国務大臣 党としてさまざまな形で調査をしていただくということは大変結構なことだと思いますし、政府として御協力できることについては、できる限りの協力をさせていただきたいと思います。
○前原国務大臣 具体的な数字を挙げてきょうお示しをいただきましたので、省内で過去の、捜査権は国土交通省にはございませんので、どれだけ調べられるかということについての限界があるかもしれませんが、できる限り調査をさせていただきたい、このように考えております。
○前原国務大臣 この村井議員が提出された資料というのは、私は極めてすばらしい資料だと思います。  今、政務二役に私からお願いをしておりますのは、国土交通省の公益法人、このお示しをいただいた財団法人ダム水資源環境整備センターも含めてでございますけれども、他の民間企業などでできるも...全文を見る
○前原国務大臣 まず冒頭、名前が間違っておりましたので訂正いたします。ダム水源地環境整備センターということで、水資源と申し上げておりまして、済みませんでした。  先ほど御答弁したとおりでありますが、まず、他の民間企業等で代替できるものについては、基本的に公益法人でやるべきではな...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど、馬淵副大臣が答弁させていただいたとおりでございますけれども、村井委員が御指摘をされましたように、建築基準法四十八条のただし書き、この例外規定が具体的にどういうものなのかという運用方針をしっかり策定して、そして、特定行政庁に周知していくことによりまして、現場...全文を見る
○前原国務大臣 中島委員にお答えをいたします。  現在、建設業者の数は五十万社余りでございますけれども、年間百万円以上の工事を受注している企業はその五分の二程度ではないかと思っております。  今回、政権交代によりまして、コンクリートから人へということで、公共投資額は減らし、ま...全文を見る
○前原国務大臣 委員御指摘のように、建設労働者の賃金、そして労働条件の安定とあわせて、公共工事の質の確保を図ることは大変重要なテーマであると認識をしております。委員が御指摘をされました公共工事報酬確保法案あるいは公契約法というものについては、以下のようなポイントを重視されていると...全文を見る
○前原国務大臣 首長を経験された中島議員が具体的に地域の懸念として御発言をされていることは、重く受けとめなくてはいけないと思っておりますが、我々としては、この社会資本整備総合交付金というものが、従前の補助金と比べて、地方の使い勝手はむしろ向上すると思っておりますし、必要な地域に必...全文を見る
02月25日第174回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○前原国務大臣 おはようございます。  国土交通省関係の平成二十二年度予算について、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計予算につきましては、所要の国土交通省関係予算を計上し、その歳出予算額は五兆五千八百四十七億円です。  また、社会資本整備事業特別会計、自動車安...全文を見る
○前原国務大臣 今委員からお話がございましたように、全国の重要港湾、今百三港ございますけれども、財政赤字、そして少子高齢化、また人口減少という制約要因の中で、公共投資額を抑制していかなくてはいけない、また、選択と集中をやらなければ、すべて総花的な予算をつけるということでは日本全体...全文を見る
○前原国務大臣 白石委員の御地元の東予港については、現状においては、平成十九年でありますけれども、百三港のうち二十六番目ということであります。もちろん、その大事なポイントというのは、現在の貨物の取扱量というのが一つの大きな基準になりますし、また、委員が御指摘をされた、その背後の、...全文を見る
○前原国務大臣 貴重な御提言、ありがとうございます。  高速道路会社がサービスエリア、パーキングエリアについては管理をしておりますので、今委員がおっしゃったようなさまざまな取り組みをしているところもたくさんございます。そういう意味では、つないでというようなお話がございましたけれ...全文を見る
○前原国務大臣 野田委員にお答えをいたします。  今回、政権交代がありまして初めての予算案でございましたけれども、二〇〇四年をピークに日本の人口は減っていっております。そして、現在は、六十五歳以上の人口比率は二二%ぐらいでございますけれども、これからどんどんどんどんそれがふえて...全文を見る
○前原国務大臣 委員が八女市長のときに取り組まれた事例というのを我々も調べさせていただきました。福島中学校の屋内運動場ということで、大変うまくやられたという話を伺っております。他にも取り組んでおられると。  今委員がおっしゃったことは非常に大事な観点だと思っております。あるスト...全文を見る
○前原国務大臣 金森委員にお答えいたします。  委員は、四日市の市会議員また三重県議を長らく務められて、地域のことは本当によく御存じな方でございますので、そういった方にむしろアドバイスをいただきながら、今後の国土交通行政というものも進めてまいりたいと考えております。  多岐に...全文を見る
○前原国務大臣 今、柿澤委員がおっしゃいましたように、スーパー堤防計画というのは、首都圏の人口、資産が高密度に集積したゼロメートル地帯などを洪水や高潮から守ることを目的として、計画規模を上回る洪水でも破堤による壊滅的な被害を回避するために、幅広い堤防をまちづくりと一体的になって整...全文を見る
○前原国務大臣 はい。すべてやると幾らになるかというのは計算しておりません。  なお、委員には御説明をさせていただいていると思いますけれども、五水系六河川で八百七十二・六四という計画がございますが、まずは重点区域として二百キロメートル強を整備させていただきたいと考えております。
○前原国務大臣 御指摘の北小岩地域につきましては、江戸川区が実施する土地区画整理事業と連携をして、現在、測量や地元説明を実施しているところでございますけれども、事業の推進について、今委員が御指摘をされたように、さまざまな御意見があると承知をしております。今後とも十分な合意形成を図...全文を見る
○前原国務大臣 これは、今回の場合は江戸川区でございますけれども、やはり地元の協力、理解がなければできない。まちづくりと一体の事業でございますので、そういう意味では国土交通省河川局がやるんだと言ってできるものではないと認識しておりますので、江戸川区からは区の行政としては進めるとい...全文を見る
○前原国務大臣 政権交代が起きまして、八ツ場ダムの本体工事の中止というものを発表させていただきました。利根川水系全体で申し上げますと、今委員が御指摘をされた一九四七年のカスリン台風というものが、これは計画高水として計算をされているわけであります。  委員の御指摘のように、今写真...全文を見る
○前原国務大臣 資料を見せていただいて、ありがとうございます。確かに、区の負担は四・六%ということで、非常に低いわけであります。  一般論からすると、私も委員と同じような問題意識をずっと持っていました。例えば、私は京都府議会議員、委員は東京都議会議員をされておりましたけれども、...全文を見る
○前原国務大臣 委員の御指摘は、さっきのスーパー堤防も含めて、私の問題意識とかなり似通っております。やはり時間がたってできていない事業は一たんアセスメントを加えるべきだというのは、まさにそのとおりだろうと思います。時代が変わって、必要な公共事業、必要でなくなる公共事業もあると思い...全文を見る
○前原国務大臣 大変いい観点での御議論をいただいたと思っております。今のままの公共事業を進めていけば国が破綻をするのは目に見えておりますし、必要な公共事業もありますので、選択と集中というものをキーワードにやっていきたいと思っております。  したがいまして、きょういただいた二つの...全文を見る
○前原国務大臣 当日、私も選挙の応援で三島に宿泊をしておりまして、大変揺れて、飛び起きたのを覚えております。  今委員おっしゃったように、また金井道路局長もお答えをさせていただきましたけれども、高速道路で約二千七百カ所、そして直轄国道で約二千カ所ということで、これは我々、直轄国...全文を見る
○前原国務大臣 委員御指摘のように、「道路土工 のり面工・斜面安定工指針」というのは、土工構造物に関する産学官の専門家の委員会により策定された指針でございまして、最新の知見や技術を踏まえ、盛り土の設計、施工方法等を規定しているものでございます。  したがいまして、本指針について...全文を見る
○前原国務大臣 今おっしゃった新東名高速道路及び中部横断自動車道の整備につきましては、地元からも強い要望をいただいているところでございます。  今後の高速道路整備のあり方については、これまでの経緯や国民の幅広い意見も踏まえつつ、必要な事業をできるだけ効率的に進めることができるよ...全文を見る
○前原国務大臣 今委員が御指摘をされた維持管理費、高速道路会社だけで年間千七百億円ぐらいの維持管理費がかかっております。また、高速道路のいわゆる有利子負債と言われるものは約三十五兆円でございます。したがって、仮に完全無料化をした場合には、この一千七百億円そして三十五兆円については...全文を見る
○前原国務大臣 今委員御指摘のように、いわゆるバリアフリー法の基本方針では、平成二十二年までに原則としてすべての鉄道駅及び軌道停留場についてホームドア、可動式ホームさく、点状ブロックということで書かれているわけでございますけれども、点状ブロックは九九%達成で、ホームドアと可動式ホ...全文を見る
○前原国務大臣 今委員が御指摘をいただいた点は大変重要でございますし、きょうはここに川本住宅局長も同席をさせていただいておりますけれども、川本住宅局長とそれから厚労省の老健局長で協力をしながら、今委員が御紹介をされた事業について打ち合わせをし、進めていく作業をしておりますので、さ...全文を見る
○前原国務大臣 森本委員にお答えをいたします。  さまざまな制約要因の中で、公共投資額を減らしました。そのことによって、選択と集中というものをやっていかなくてはいけない。  港のお話で申し上げれば、重点港湾が百三ございますけれども、これを大体四十ぐらいにこれから絞り込んでいこ...全文を見る
○前原国務大臣 打越委員にお答えをいたします。  今お話をされましたように、昨年の三月に奄美特別措置法が改正、延長されたのを受けまして、各産業振興の促進を中心とした奄美群島振興開発基本方針を策定したところであります。  そして、それを受けて、鹿児島県で奄美群島振興開発計画を策...全文を見る
○前原国務大臣 海洋基本法というのが平成十九年にできまして、そして昨年の三月に海洋エネルギー・鉱物資源開発計画というものがまとまりました。そこの中に入っておりますメタンハイドレートそれから海底熱水鉱床というものについては、去年の三月からの時点で十年先に商業化する、十年かけて商業化...全文を見る
○前原国務大臣 玉木委員にお答えをいたします。  四国フェリーそして国道フェリーの方も国土交通省に来られまして、お話を海事局で聞かせていただきました。そのときに、両フェリーの方が、前政権の国策によってということをおっしゃっておりました。それは、今、玉木委員がおっしゃったような、...全文を見る
○前原国務大臣 今、玉木委員おっしゃったように、本四特別措置法というものをつくりまして、架橋後残存する航路に対するお金、それから廃止をする航路事業者に対する交付金というものが出されてきているわけでありまして、これは、平成十四年五月の交付を最後にするまで続けられたところでございます...全文を見る
○前原国務大臣 さすが旧大蔵省、財務省出身の玉木委員の質問だと伺っていました。  残念ながら、政権交代をしてまだ初めての予算編成でございまして、社会資本整備総合交付金というものをつくりました。先ほど委員が御指摘をされたように、できるだけ地域が使い勝手のいいものにしていこうという...全文を見る
○前原国務大臣 玉木委員がおっしゃったように、現に使われている方がおられます。全体で大体三千百名ぐらいでありますが、我々が今知り得た範囲でいいますと、通院が大体千六百人、それから通勤が八百四十人、通学が四百三十名余り、買い物が百六十名余り、習い事や研修、試験が七十名ちょっとという...全文を見る
○前原国務大臣 瀬戸内の多島美というのは、私も、非常にすばらしいと思いますし、観光資源に必ずなり得ると確信をしております。  ただ、海外からの観光客、これは四国というくくりにさせてもらいます、中国地方も入っているわけでありますが、日本に来ている外国からの方で、それを一〇〇%で考...全文を見る
○前原国務大臣 佐々木委員にお答えをいたします。  人口減少、少子高齢化そして莫大な財政赤字、こういった中で今までのような公共事業というのはできないと思いますし、また、これは共産党さんとも同じ認識に立てると思いますけれども、社会保障、教育、こういった人への投資というものがまだま...全文を見る
○前原国務大臣 平成十六年三月一日に当時の石原大臣は、「御望山検討会がどのような結論を出すのか見守る。もちろん、見守る中で重要な要素としては安全性。地質学上、そこに坑口を開くことに危険があるというような結論になれば、その意見は十分に参考にさせていただくということは言えるんだと思い...全文を見る
○前原国務大臣 あくまでも一般論でございますけれども、誘導をして、意図的に何らかの結論に導くようなアンケートのとり方はすべきではないと思います。
○前原国務大臣 地区ごとにまとめて提出をさせていただきます。
○前原国務大臣 前政権のもとでやられたことでございますけれども、さまざまな再検討、あるいは現地調査、専門家の意見、安全性の検討結果などを総合的に勘案して案がつくられて、現在その案が岐阜市と岐阜県に渡されている。あくまでも、この事業を採択するかどうかの決定は地元の岐阜県そして岐阜市...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返しになりますけれども、検討会の報告書の取りまとめでは、今先生がおっしゃったように御望山の安全性は確認されないという報告書が出ている。ただ、その後にルートを少し奥に変えて、そしてまたボーリングをして、そして安全性については問題ないということで、その結果として今...全文を見る
○前原国務大臣 政権もかわったことでありますので、委員の御指摘もありましたので、一度岐阜県、岐阜市の意向確認をさせていただくということでよろしゅうございましょうか。(佐々木(憲)分科員「もっと積極的に言ってください」と呼ぶ)  もう十一時になりましたので。
02月26日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○前原国務大臣 竹内委員にお答えをいたします。  先ほどおっしゃったように、初当選が同じで、中選挙区定数五の京都一区でございましたけれども、まだ来られていませんが、穀田恵二さん、それから伊吹文明先生、唯一引退されたのが奥田幹生先生でありましたけれども、あのときのトップ当選は穀田...全文を見る
○前原国務大臣 竹内委員にお答えをいたします。  私も、政権交代の歴史的な使命の中で、国土交通行政にかかわるさまざまな意思決定、政策決定、あるいは税金の使い道の配分決定、こういったものは、できるだけ透明性を確保しなくてはいけないと思っております。  今回の仮配分の経緯につきま...全文を見る
○前原国務大臣 今、国民のそれぞれの頭の中にある不安というのは、もちろん個人的な不安は別にして、この国の行き先に対する不安というのは、私は主に三つあると思っているんですね。  どんどんどんどん日本の人口が減っていく、これは寂しい話ですよね。非常に不安になる、人口が減っていくとい...全文を見る
○前原国務大臣 一般論といたしまして、マンションの管理主体である管理組合による計画的な修繕が行われるように、まず国土交通省として啓発を行っていく、これが大事でありますし、分譲時点でも購入者が適切な判断ができるようにするための措置を講ずることも大事だと思っております。  また、今...全文を見る
○前原国務大臣 前向きに検討させていただきたいと思います。
○前原国務大臣 穀田委員にお答えをいたします。  さまざまな複合的な要因があると思っておりますけれども、まずは、日本航空という会社そのものの体質というものも大きな問題ではなかったか。余剰人員を抱えて硬直的な組織体制であった、また、意思決定が進まないことによって遅延をしたというこ...全文を見る
○前原国務大臣 問題意識は、穀田委員と私はほぼ同じであります。ただ、九十七の空港がありますし、離島航路というのは極めて重要であります。これは生活の足、命のきずなにつながるものでありますので、維持をしていかなくてはいけない。これはまた別個の問題としてやっていかなくてはなりません。 ...全文を見る
○前原国務大臣 まず、穀田委員がおっしゃったアメリカの圧力という話でありますが、これはよく言われる議論であります。  確かに、毎年毎年、アメリカから日本に対する改善要求というものが行われてきたというのは私も存じ上げておりますし、その中身に沿って幾つかの施策が自民党政権下でとられ...全文を見る
○前原国務大臣 御巣鷹山の事故は私が大学生のときでありまして、非常に鮮明に、そのショッキングだったことを覚えております。また、時間が経過して私がこういうポジションを拝命するに当たりまして、今委員がおっしゃったように、一月十二日でございましたけれども、八・一二連絡会の方々、御遺族の...全文を見る
○前原国務大臣 委員がおっしゃったように、働く方々のモチベーションをいかに維持し高めていくかということは最も大事なポイントであり、新たにCEOになられた稲盛会長は、会長就任に当たりまして、できるだけ現場を回り、ひざを交えて、何を考えているのか直接聞き、また私の思いも伝え、彼らが再...全文を見る
○前原国務大臣 穀田委員から、航空のみならず、小糸工業の件もおっしゃいました。データの捏造、隠ぺい、許されざることでありまして、極めて悪質だというふうに思っておりますし、JR西日本の福知山線事故についてもお述べになられました。  もちろん、民間企業でありますので、利益を出すとい...全文を見る
02月26日第174回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○前原国務大臣 失礼ながら、事前の通告をいただいておりません。
○前原国務大臣 済みません、何をイエス、ノーですか。
○前原国務大臣 企業再生支援機構が決めました。
○前原国務大臣 まず、私が大臣に就任したのは九月の十六日でありますけれども、破綻の意味を聞かれたときに、つぶれてなくなることだということを言っています、私の破綻というのはそうだと。つまりは、九月の二十二日の時点から、法的整理はしないという言い方はしておりません。法的整理には二つあ...全文を見る
02月26日第174回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○前原国務大臣 畑議員にお答えをいたします。  民間の観点からというお話もございましたけれども、今お話のありました貨物調整金制度につきましては、現在、整備新幹線の整備に関する基本方針において、並行在来線の維持、また、今御指摘のありました貨物の維持のあり方、これについても検討する...全文を見る
○前原国務大臣 委員からお示しをいただきましたこの資料一ですね。一の対象外になっているところについてどうするかという議論も含めて、内部で議論をさせていただきたいと思います。  いずれにしましても、これから、既着工についてはしっかりと決められた年限までに完成をさせたい、このように...全文を見る
○前原国務大臣 運用の改善でできるものは、実際に運用の改善をしっかりしていただくということが大事だと思います。  私の選挙区でも、限界集落で、スクールバスはあったんですけれども、そのスクールバスが、いわゆる教育委員会の管轄で、デイサービスに行かれる、あるいは病院に行くお年寄りの...全文を見る
○前原国務大臣 遠藤委員にお答えをいたします。  遠藤委員が今まで観光問題に一生懸命取り組んでこられたことに、心から敬意を表したいと思います。  先ほどおっしゃったことは、全く我々の問題意識と同じであります。財政出動がこれからなかなか見込めない中で、何を成長戦略の核に置いてい...全文を見る
○前原国務大臣 遠藤委員の御指摘はすべて、私はうなずいて聞かせていただきました。  日本の観光の大事なところというのは、もちろん豊かな自然、そして文化、芸術、歴史、こういったものがベースにあるわけでありますけれども、根本はおもてなしの心だと思うんですね。おもてなしの心がなければ...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど申し上げましたように、観光というもので三本柱を挙げております。一つは、先ほどのインバウンドをどうふやすかということ。二つ目は、ゴールデンウイークやシルバーウイークに観光客が集中しますので、そういう意味では、休日の分散化による観光需要の平準化というものをやって...全文を見る
○前原国務大臣 服部委員にお答えをいたします。  委員が御指摘をされましたように、新石垣空港の建設に伴い、洞窟の発掘を平成十九年から実施したところ、人骨、獣骨等を発見いたしました。人骨につきましては、放射性炭素年代測定を行いましたところ、今回、三点において、一万五千年から二万年...全文を見る
○前原国務大臣 委員御指摘のとおり、新石垣空港建設予定地の地下には洞窟等が存在をしております。委員、これが洞窟の分布図でございまして、お持ちでございますか、後でお渡しをさせていただきたいと思います。  そして、この洞窟を守るために、建設工法検討委員会というものをつくっていただき...全文を見る
○前原国務大臣 今委員が御指摘をされましたように、環境大臣から意見が出されております。新石垣空港整備に当たっての環境影響評価において、今後、新たに事業実施区域及びその周辺で洞窟が確認された場合は、既に確認されている洞窟と同様の調査を行うことということで、この環境大臣の意見に従って...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど長安大臣政務官がお答えをいたしましたように、同一路線で他社にしていないことをやれば問題はあろうかと思いますけれども、そうでない場合については、これは、むしろ地方の取り組みとして考えていただければというふうに私は思っております。  航空行政について申し上げれ...全文を見る
○前原国務大臣 先ほどお答えしましたように、地方空港の経営改善につきましては、各空港の設置管理者たる地方自治体が自主的に御判断をいただくということでございます。  確かに今まで、採算計画を立てて、新たな空港をつくって、そして、今実態を見れば、全然その目標を達成していないというと...全文を見る
03月01日第174回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○前原国務大臣 中島議員にお答えをいたします。  箇所別の事業費は、地元地方公共団体の御意見、要望や、用地確保、地元調整の状況等を総合的に勘案しながら検討作業を行っております。知事や県連要望があるということは地元からの御要望があるということであり、地元の御要望は検討に当たっての...全文を見る
○前原国務大臣 仮配分の問題に関しましては、十一月に事業計画を出しまして、そして二月の初めに事業評価というものを行ったところでございまして、それをもとに仮配分という形で地方と御相談をする中で、地元の御負担もいただく内容でございますので、我々としてはこのプロセスというものを完遂させ...全文を見る
○前原国務大臣 民主党から自治体に漏れたということで、それは訂正をさせていただきます。  私が先ほど申し上げましたのは、事業計画によりまして、今回の仮配分、また二月初めに出させていただきました事業評価から、類推はされるものでございました。  しかし、今回、何度か御答弁をさせて...全文を見る
○前原国務大臣 今回、憲法十五条の「すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。」とか、あるいは、国務大臣等は国民全体の奉仕者として公共の利益のための職務を行い、公私混同を断ち、職務に関して清廉潔白性を保持することと……(伊東委員「一般公務員は」と呼ぶ)それが今お...全文を見る
○前原国務大臣 国家公務員法第百条第一項に規定する秘密とは、一般に知られていない事実であって、他に知られないことについて相当の利益を有するもの、すなわち、非公知性と秘匿の必要性の二つの要素を具備している事実をいうものと解されております。  今回、民主党に行われた仮配分の説明資料...全文を見る
○前原国務大臣 今申し上げましたのは国家公務員法でございます。政務三役は国家公務員法には当たりません。つまりは、今申し上げたのは、事務次官等に係っている国家公務員法に対する我々の考え方を申し上げたわけであります。  ただし、国家公務員法は一般職の国家公務員に対し適用され、政務三...全文を見る
○前原国務大臣 伊東委員にお答えをいたします。  民主党に提示をした資料は作業途中のものであり、費用を分担する都府県が複数あっても、事業地の都府県だけに事業費全体を計上している。あるいは、地方公共団体に負担を求めない業務取扱費、事務費が事業費から控除されておらず、仮配分の額が過...全文を見る
○前原国務大臣 一月の終わりだったと思います。ですから、まだ選挙は始まっていなかったわけでありますが、まず、長崎の諫早の駅前で街頭演説を行いました。そこについては、具体的な事業名なんということは一切話しておりません。これは、さまざま調べていただいたら明らかになると思います。  ...全文を見る
○前原国務大臣 冒頭、先ほどの応援の件で一言だけ申し上げると、私は、いろいろなところに行ったときには、首長さんにお話を伺うようにいたします。そして、できること、できないことをお答えしておりますし、この間、島原に行ったときも、できないことはできないということで、利益誘導するつもりは...全文を見る
○前原国務大臣 お許しをいただいて、まず私から答弁をさせていただきたいと思います。  繰り返し恐縮でございますが、ふえたというのは、ことし限りのものであります。つまりは、直轄事業負担金の問題、維持管理の問題、それが十一月の時点から六百億円余り出てきたという中で配分をした。  ...全文を見る
○前原国務大臣 委員がおっしゃった今の御提案というのは極めて私は大事なところだと思いますので、そういったことも踏まえて参考にさせていただきながら、できるだけ透明度を高めて事業評価をしていただけるように努力をしていきたいと考えております。
○前原国務大臣 総理がお答えをされたとおりなんでございますが、国土交通省を担当する私としては、自治体の首長さんとか議長さんがばらばら全部来られるのは、これは大変だということで、そこで仕切ってもらっているということであります。  ただ、何度も私、予算委員会でも答弁させていただいて...全文を見る
○前原国務大臣 八ツ場ダムの本体工事については中止ということを明らかにさせていただいているわけでございますけれども、ただ、単に中止ということではなくて、その治水、利水の代替策についてどういうものがあるのかといったことを、この有識者会議でまとめていただいた基準、物差しというものに合...全文を見る
○前原国務大臣 次の御質問にかかわることかもしれませんけれども、少子高齢化、そして人口減少、莫大な借金の中で、今までの公共事業というものを本当に続けていけるのかということで、政権交代を機に公共事業を全面的に見直させていただいているところであります。  ダムにつきましても、例えば...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど後半でお答えをいたしましたように、私の問題意識としては、今の基本計画あるいは整備計画、そういったものを抜本的に見直していかないと、幾らお金があっても足りない、こういう状況になっているわけであります。ただ、治山治水というのは極めて大事なテーマでございます。 ...全文を見る
○前原国務大臣 公共事業というものをできる限り国民の代表、代弁者である国会議員の皆さん方に公平、客観的に御議論をいただくために、これから、十一月に事業計画を出させていただき、そして、新たな基準に基づいた事業評価というものを国会の議論に資する形のタイミングで出させていただき、また、...全文を見る
○前原国務大臣 大変いい御指摘だと私は思います。  今までは、直轄事業負担金があったことによって、地域がみずからの懐ぐあいを勘案して、直轄事業について協力するかどうかといったところが話し合いが行われていたわけであります。これをなくしていくということは私は分権の中であり得べしだと...全文を見る
○前原国務大臣 ステップ・バイ・ステップで分権を進めていくというふうに考えていただければと思います。今までそれぞれ個別の事業の補助金ということでやっていたのをもう少し大ぐくりにして、個別の補助金のいわゆる混合型でもできていくということでは一歩前進ととらえていただいたら結構です。 ...全文を見る
03月01日第174回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第3号
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○前原国務大臣 鳩山総理、また官邸からの指示によりまして、国土交通省におきましては、二月二十八日九時三十三分、これは津波警報、大津波警報が発令された時刻でございますけれども、非常態勢に移行をいたしました。そして、委員御承知のとおり、国土地理院とか、あるいは気象庁、海上保安庁、地方...全文を見る
○前原国務大臣 我々、コンクリートから人へというフレーズを使わせていただいている背景には、人口減少社会になっているということと、少子高齢化が進んでいる、またGDP比一・七倍もの長期債務をこの国が抱えているということから、医療、年金、介護、教育、子育て支援、そういったものにもっと力...全文を見る
○前原国務大臣 そのような報道が一部なされたことについては私も承知をしておりますが、国土交通省として具体的な検討をしているということは全くございません。  第四滑走路は十月にできます。現在三十・三万回の離発着回数というものを四十四・七万回まで上げていくということ、同時に、首都圏...全文を見る
○前原国務大臣 米軍が今まで管理をし、また今も一部は引き続き管理をしております横田空域というものが一部返還をされまして、これが平成二十年の九月の二十五日でございましたけれども、それを機に、広島、福岡、ソウル方面便というものが、今まで川崎を通っていなかった一日百十便程度が川崎上空を...全文を見る
○前原国務大臣 中身は存じ上げております。  東京都が一千億円、そして神奈川県、横浜市、川崎市がそれぞれ百億円、無利子貸し付けをしていただくということで第四滑走路というものができるということは存じ上げております。
○前原国務大臣 事情は御地元の田中委員の方がよく御存じだとは思いますけれども、全く果たされていないということにはならないのではないかと思いますし、また、自民党政権下での経緯も先生は恐らくよく御存じなんだろうというふうに思っております。  いろいろな経緯があったというふうに存じ上...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返しになって恐縮でございますが、今委員のおっしゃった問題意識というのは十二分に我々も認識をしております。したがって、鳩山政権になってから、十二月に羽田空港臨空都市懇談会というものを設けて議論を始めております。  そこには国土交通省航空局の空港部長、これは座長...全文を見る
○前原国務大臣 アクセスの話が大きなポイントだと思いますが、これは、田中委員の御努力もあって、平成十九年だったと思いますけれども、大師橋が六車線になりまして、その結果としてかなり渋滞は緩和されているというふうに伺っております。これは前政権下で行われたことでございますので、そういっ...全文を見る
○前原国務大臣 今お話を伺っておりまして、これは、先生の選挙区の事情ということをはるかに超越した、国益の観点で御質問されていると認識をしております。重く受けとめて、しっかり対処させていただきたいと思います。川崎口の話、メモにもちゃんと書かせていただきました。(田中(和)分科員「区...全文を見る
○前原国務大臣 小里委員にお答えをいたします。  私が初当選のときだったと思いますけれども、阪神・淡路大震災が起きまして、お父様が防災担当として非常に大きな役割を果たされて、対応そしてまた復旧復興に御尽力をされたこと、大変私は敬意を持って見させていただきました。その御子息の委員...全文を見る
○前原国務大臣 中流にある鶴田ダムの再開発につきましても、しっかりと事業完成までやり遂げるということで、引き続き努力をさせていただきたいと考えております。
○前原国務大臣 小里先生、これは吉松のあたりでございますか。(小里分科員「そうです」と呼ぶ)姶良郡湧水町ですね。  激特事業に採択をされているものにつきましては、先ほど申し上げたように、しっかりと取り組ませていただきたいと考えております。ちょっとその阿波井堰というものが、個別名...全文を見る
○前原国務大臣 それでは、詳しく調べまして、先生に結果を御報告させていただきたいと思います。
○前原国務大臣 整備新幹線の財源についてのお尋ねでございますが、先ほど委員がおっしゃったように、今まで整備方式につきましては、JRみずから建設する場合を除きまして、鉄道・運輸機構が鉄道施設を建設し、そしてまた、機構が鉄道施設を保有してJRに貸し付けて、JRが鉄道事業を運営するとい...全文を見る
○前原国務大臣 委員御指摘のフリーゲージトレーンにつきましては、平成九年度から本格的な技術開発を推進しているということで、具体的には、一次試験車での知見を踏まえて、平成十九年三月に新型車両を製作して、平成二十一年十二月まで在来線及び新幹線での走行試験を実施したということでございま...全文を見る
○前原国務大臣 今お答えをさせていただきましたとおり、まず、このフリーゲージトレーンというのは、長崎新幹線というものを考えて今開発を進められているというふうに伺っております。今委員からおっしゃった、長崎新幹線以外の活用についてということでございますけれども、さまざまなニーズという...全文を見る
○前原国務大臣 今、小里委員が御指摘をされました南九州西回り自動車道は、八代から鹿児島に至る延長百四十キロメートルの高規格幹線道路でございまして、熊本県南、鹿児島西薩地域の沿線都市と拠点都市鹿児島市を連絡し、九州南西部の地域経済の活性化と安全、安心の確保に寄与する路線だと認識をし...全文を見る
○前原国務大臣 今、小里委員から御指摘を賜りました社会資本整備総合交付金でございますけれども、地域主権の確立に向けまして、地方公共団体が地域のニーズに合った社会資本整備を行うための新たな交付金として創設をしたものでございます。  この交付金は、従来の個別補助金とは異なりまして、...全文を見る
○前原国務大臣 福井委員にお答えをいたします。  国交省といたしましては、鳩山総理、また官邸の指示のもと、昨日は、国土交通本省といたしまして、津波警報あるいは大津波警報が発令をされました九時三十三分に非常態勢をしかせていただきまして、地方整備局、地方運輸局、あるいは国土地理院、...全文を見る
○前原国務大臣 御指摘ありがとうございます。  二つ申し上げたいと思うんですが、まず一つは、トヨタから私に報告があったときに来られたのが、佐々木さんという副社長さんでありました。そのときは、対外的には説明に行きたいとおっしゃっているという言い方をしたんですが、催促をしないと説明...全文を見る
○前原国務大臣 私が国土交通大臣を拝命しまして、大きく言えば二つのことをやらせていただいていると思っています。それは、政府全体の予算の使い道を見直していく中で公共投資の抑制を図っていく、その延長線上に、治水のあり方、そして道路整備、港湾、空港、鉄道、こういったインフラ整備をどうパ...全文を見る
○前原国務大臣 その基本的な認識は福井委員と全く一緒であります。  土曜日には、私、地元、私の選挙区ではなかったんですけれども、京都府南部の建設フォーラムというものに呼ばれまして、建設業界の方々が集まっておられるところでお話をいたしました。そこでも今から申し上げることをお話しし...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど委員がおっしゃった地方整備局については、今重要な役割を担っているのは事実でございます。  他方で、これから分権の議論というのが出てくると思います。どういった分権の形になり得るのか、最終形が。我々は、基礎自治体にできるだけ権限、財源をということを言っておりま...全文を見る
03月02日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○前原国務大臣 岸田委員にお答えをいたします。  まず、自公政権のときの平成二十一年度予算のときには秋口に、十月の下旬ごろから都道府県への事業計画を通知、公表された。そのときは近畿地方整備局のみで試行されたということでございますが、我々は、それをさらに全地方整備局で本格実施をし...全文を見る
○前原国務大臣 各地域の要望の取りまとめを行ってきた党側から、二十二年度に向けた検討状況について教えてほしいとの要請がありましたので、地方公共団体と調整などを行うための途中段階の幅を持った数値を仮配分として示す新たな取り組みを説明しておくため、その時点での関係資料を適宜見繕って、...全文を見る
○前原国務大臣 党側から、各自治体からの要望を取りまとめていただいておりました。もちろん、直接自治体から要望をいただいたものもございますけれども、そういった取りまとめを行っていただいた党側から要望がありましたので、現段階ではという注釈つきで、仮配分としてはこれぐらいのものをという...全文を見る
○前原国務大臣 そこが今回、私が鳩山総理から処分を受けたところだと思っております。この資料については、まだ途中段階の仮配分であって、外に漏らしてもらっては困るということをしっかりと調整して、その適宜見繕った資料をお見せするべきであったのが、その点についての意思疎通がしっかり図られ...全文を見る
○前原国務大臣 今、岸田委員がおっしゃったことについては、政務三役に適用がある、国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範のことをおっしゃっているんだと思っております。  これにつきましては、御指摘のとおり、一般職の国家公務員に対して適用されている国家公務員法と同様の守秘義務が規定をさ...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど申し上げましたように、この情報というものは、事業計画において既に公表した情報でございますし、公表済みの情報からおおむね類推できるもので、近日中に地方公共団体に説明する予定の情報等を内容にしたものであること、あとは先ほど申し上げたとおりでございますけれども、私...全文を見る
○前原国務大臣 見解の相違の部分はあるかもしれませんが、不開示情報と秘密の問題を分けて我々は考えていきたいというふうに考えております。  事業計画である程度の幅を示しておりますし、先ほど岸田委員がおっしゃいましたように、二月の一日に事業評価というものを出させていただいたというこ...全文を見る
○前原国務大臣 二月の十日と十五日にそれぞれ予算委員会に提出した資料の概要をまずお知らせいたしますと、二月の十日に予算委員会に提出いたしました資料は、予算委員会与党理事の指示によりまして、仮配分について最新の資料であり、負担の当事者である地方公共団体に混乱の生じることがない、地方...全文を見る
○前原国務大臣 岸田委員にお答えをいたしますと、岸田委員も大臣等の要職を経験されておられますのでおわかりになっていただけると思いますが、委員会というのは、理事会での協議において、資料提出を政府がその委員会に求められて行うということでございます。  私も、今おっしゃったように、委...全文を見る
○前原国務大臣 私は、予算委員会で予算案を御審議いただく立場の閣僚の一人でございますので、予算委員会の理事さんの御指示に従うということで、要求をされる資料を提出させていただきました。
○前原国務大臣 すべての都道府県の事業について事業計画を出させていただき、これは十一月の末でございますけれども、そして予算審議に資する形で事業評価というものを出させていただいたということで、私は、より客観性、透明性が高まったと考えております。
○前原国務大臣 民主党の要望だけではなくて、知事さんからも要望をいただいておりますし、これは岸田委員も御地元の選挙区を抱えておいででありますのでおわかりいただけるように、やはり地元の要望の高いところというのは、総合的な判断の一つの大きな材料になると考えております。  そして、繰...全文を見る
○前原国務大臣 あくまでも相対的な議論になるかもしれませんけれども、自公政権のときには、具体的な箇所については予算が決まってから箇所づけということで決まってきたわけでございますが、我々はそれを予算編成の十一月の段階から、幅はありますよ、幅はありますけれどもお示しをする、そして事業...全文を見る
○前原国務大臣 御批判は甘んじて受けたいと思います。  私ども政務三役が目指したところと、そして党の要望に従って資料をお見せして、それが県連を通じて事前に漏れたということについては、それは想定外ではありましたけれども、そういうものをしっかりと周知徹底しなかったということで私は処...全文を見る
○前原国務大臣 けさ、閣議の後に鳩山総理に呼ばれまして、口頭注意を受けました。
○前原国務大臣 ございました。党に対して資料を見せたときに、その取り扱いについて十分な意思疎通を図らなかった、そのことによって混乱を招いたということについての処分だということでございます。
○前原国務大臣 守秘義務違反については、先ほど議論をさせていただきましたように、不開示情報と守秘義務の対象である秘密とはイコールではありません。不開示情報の部分集合として守秘義務に係る秘密というのがあるわけでありまして、今回は、秘密ではないけれども地方との関係において私の判断で不...全文を見る
○前原国務大臣 三ッ矢委員にお答えをいたします。  私どもがフレーズで使っておりますコンクリートから人へというのは、別に、コンクリートを全部やめて、すべて人への投資に税金の使い道を変えるという意味ではありません。予算の使い道を、比重をコンクリートから人に変えていくということであ...全文を見る
○前原国務大臣 車に例えるとより話がややこしくなるかもしれないなと思って伺っておりました。私の感覚では、車もかわるのではないか。乗っている国民は一緒ということで、私は、車そのものもかわっているのではないかと思いますが、余りこれの議論自体に意味があると思いませんので、この車の議論は...全文を見る
○前原国務大臣 三ッ矢委員は、旧運輸省、そして国土交通省のOBでいらっしゃいますので、だれが暇になったとおっしゃっているのか、またこっそり教えてもらえれば、そこに仕事を集中させていきたいというふうに思っております。  私は、政策とかマニフェスト、あるいは民主党の今まで積み上げて...全文を見る
○前原国務大臣 三ッ矢委員に十一月の段階でお答えしたときに、具体的に詰めていたわけではありませんが、政務三役の間で、どうやって公共事業の割り振りというものを、失礼な言い方ですけれども、今までの政権とは違う形でやっていくのかという議論は、ずっといたしておりました。その一つの結果とし...全文を見る
○前原国務大臣 それは、本当に三ッ矢委員おっしゃるとおり、政府全体で決めなくてはいけないことでありますけれども、ただ、公共事業は大宗が国土交通省でありますし、農水省もある程度ございますけれども、国土交通省がどういうスタンスで臨むかということが、政府全体のスタンスにもかかわってくる...全文を見る
○前原国務大臣 独立行政法人の役員公募につきましては、学識経験者など第三者から成る選考委員会による書類選考、面接を実施していただき、選考委員会としての評価結果を任命権者、理事につきましては理事長、監事につきましては大臣に御提示をいただきました。  その後、理事については、任命権...全文を見る
○前原国務大臣 これは、先生、お尋ねは公募のポスト数ですか。公募は六つでございます。
○前原国務大臣 結果が異なったものについては再公募をしたということであります。  もうちょっと詳しく申し上げましょうか。済みません、私の頭の整理も含めて。恐縮でありますが。  公募対象のポストの選考結果ということでありますが、監事が四名、そして理事が十一名、合わせて十五名でご...全文を見る
○前原国務大臣 ちょっと数字ははっきり覚えておりませんが、応募した人の五百三十何名かのうち、役人OBが、恐らくこれも三十名ちょっとだったと思いますけれども、絞られてきて、役人の人が優秀な人が多いというのはわかりますよ。わかりますけれども、五百何名いて、役人の人が三十数名しかいなく...全文を見る
○前原国務大臣 これは、国会で延々と議論がされてきた天下りの問題ともかかわると私は思うんですね。  もちろん、公募から選び込んだ人というのは、それはいわゆるポリティカルアポインティーで選ぶわけですから、そういう意味では天下りに当たらないというのが恐らく三ッ矢委員の御指摘だという...全文を見る
○前原国務大臣 観光というのは、財政出動を伴わないで経済を活性化させる、成長の一つの大きなかなめの政策だというふうに私は思っております。  本保前長官は、今まで初代の観光庁長官としてしっかり仕事をしていただいて、その礎を築いていただいたと私は思っております。  八百三十五万、...全文を見る
○前原国務大臣 お褒めをいただいた後、それが崩れてきているので答えやすいわけでありますが、想定外であったわけで、想定内を前提とした質問にはお答えはしかねますので、申しわけございません。
○前原国務大臣 今委員がおっしゃったことについては二つのことを申し上げたいと思うんです。  内示という言葉を使ったことについては、金子前大臣の予算委員会での質問で訂正をさせていただいております。仮配分ということで訂正をさせていただいております。  二つ目には、今委員がおっしゃ...全文を見る
○前原国務大臣 想定外でありました。  今委員がおっしゃったことは私も、先生は石川県でいらっしゃいますよね、他の県では記者会見までした県連もありましたし、またホームページに載せた議員もいたということでありまして、本当に遺憾でございます。極めて遺憾でございます。
○前原国務大臣 先ほど三ッ矢委員にもお答えをいたしましたけれども、今の日本の置かれている状況というのは、私は三つの制約要因があると思っています。人口が減っていく、少子高齢化が進んでいく、そしてGDP約一・七倍の長期債務を抱えているということであります。この制約要因の中で、恐らく先...全文を見る
○前原国務大臣 これは釈迦に説法かもしれませんが、国それぞれによって違うと私は思っています。つまりは、高齢化率がどれぐらい進んでいるのかということもあるでしょうし、そして既存のストックの維持管理費にどれぐらいのお金がかかるかといったところもありますでしょうし、そしてまた、地域地域...全文を見る
○前原国務大臣 地方においては恐らく、委員の御地元の石川県と同じような状況だと思っております。  ただ、お言葉を返すようで恐縮でございますけれども、我々政権について半年であります。この十年で二六%、二七%が倒産、破産、夜逃げをしたというのは、これは自民党政権のもとでの企業件数の...全文を見る
○前原国務大臣 そういう御質問だったら、我々の当事者意識としてお答えをしなくてはいけないと思っています。  つまりは、これから公共投資を減らすわけです。しかし、繰り返しになって恐縮でありますけれども、地方交付税はふやしました、子ども手当、高校無償化、農業の所得補償、あるいはさら...全文を見る
○前原国務大臣 詳しいことはまた長安政務官に答弁をお許しいただければと思いますが、先ほど先生がおっしゃったことで、今の地域の現状をどう見ますかということで二六・何%落ちたということで申し上げたわけで、我々の責任を回避するつもりはありません。  その上で、今委員が御指摘をされたこ...全文を見る
○前原国務大臣 重点港湾の選定に当たりましては、港湾の背後圏や地理的な位置関係等の地域拠点性、これがまず一つです。それから、国際及び国内海上輸送網における拠点としての重要性を示す貨物取扱量実績、こういったことを中心に決めていこうということでありますが、あとは、経営の斬新性、例えば...全文を見る
○前原国務大臣 通告いただいております。  昨年十月十九日付で、民主党及び社民党の職員が内閣官房専門調査員として採用され、各府省に配置されております。国土交通省には三名の専門調査員が配置されており、政務三役に対して専門的な知見に基づいて必要な情報提供や助言を行ってもらっておりま...全文を見る
○前原国務大臣 では、調べてお答えをいたします。
03月02日第174回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○前原国務大臣 今まで均衡ある国土形成というものが行われてまいりまして、この観点も確かに重要でございますけれども、国際競争力を強めていくためにはやはり大都市の競争力強化というものは極めて重要である、また、それがひいては日本全体の底上げにつながっていくというふうに考えております。 ...全文を見る
○前原国務大臣 具体的な指示が後ほどあるかもしれませんが、その前に御答弁をいたします。  先ほど委員がおっしゃった点で申し上げれば、私、先般、東京駅の視察に行ってまいりました。今、旧東京駅の改修をやっているわけでありますけれども、今二階です。もともと三階だったのが、空襲で三階部...全文を見る
○前原国務大臣 個別の事業については、事業評価もしておりますし、今までの進捗状況もありますし、それに基づいて発言をしたわけでありまして、全く御指摘は当たらないと思っております。
○前原国務大臣 笠井委員にお答えをいたします。  検証作業の進め方は現在検討中でございますが、例えば、当時の関係者からの聞き取りや、入札関係書類の調査を行っていきたいと考えております。
○前原国務大臣 時間については、いつまでということは決めておりませんが、できるだけ徹底的に調査を行いたいと思っておりますし、そして、明らかになった結果については公表していきたいと考えております。     〔海江田委員長代理退席、委員長着席〕
○前原国務大臣 談合情報が寄せられて、それに対する国交省としての対応というものはかなり改善はしてこられているわけでありますけれども、しかし、検証するスキームというものが国土交通省の中に限られておりまして、例えば、独立性の高い第三者機関を通じてやるとか、そういったことがいろいろ考え...全文を見る
○前原国務大臣 あらゆる角度から調査をしたいと思っております。
○前原国務大臣 国土交通省の担当になりまして、私の問題意識の一つは、継続事業についてはほとんどが随意契約ということになっております。ですが、第一期については透明度の高い入札方法がとられつつある、一般競争入札が拡大されつつあるわけでありますが、いわゆる継続事業になるとほとんど随意契...全文を見る
○前原国務大臣 今御指摘の工事についての具体的な期日についてはちょっと確認ができておりませんのでお答えはできませんし、また、胆沢ダムだけではありません、全国各地で今公共事業が行われておりまして、それをどの時点を境に、先ほど申し上げました継続工事についての発注のあり方の見直しをする...全文を見る
○前原国務大臣 今委員が引用された点についてはそのとおりでございまして、今、省内に指示をしております。  一般競争入札を拡大していくということと同時に、総合評価方式のあり方、恣意的な点数のつけ方がされないかどうなのかといったところの今見直しをしているところでございます。
○前原国務大臣 鳩山政権からの取り組みとして、すべての地域において事業計画を十一月末に出させていただきました。そして、二月一日に個別の事業の事業評価というものを出させていただきました。  今回、仮配分というものが問題になったわけでございますが、平成二十三年度予算を議論していただ...全文を見る
03月03日第174回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(前原誠司君) 遅刻をいたしましたことを心からおわびを申し上げます。申し訳ありませんでした。(発言する者あり)
○国務大臣(前原誠司君) 日本航空は、年間旅客数が約五千万人、本邦航空会社の国際線七十四路線の約五割を占める三十五の単独路線、それから国内線二百六十六路線の約四割を占める百八の単独路線を運航するなど、我が国の発展の基盤である航空ネットワークの重要な部分を担っている日本最大の航空会...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私がまず今お答えをする段階で、九月の十六日に私は閣僚に任命をされました。そして、九月の末に、正確に言いますと二十五日だったと思いますけれども、二十四日かもしれません、ちょっとそれは正確ではございませんが、二十四日にJALの再生についての計画が出されるとい...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 報道等でそういった話があるというふうに聞いておりますけれども、少なくとも国がタスクフォースに支払ったお金というのは五万円余りでございます。そして、デューデリジェンスや企業再生、再生計画の策定において幾つかのコンサルタント会社あるいは会計事務所との契約があ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 脇委員にお答えをいたします。  今、日本が抱えている大きな制約要因というのは三つあります。人口減少、少子高齢化、莫大な財政赤字。その中で、医療、介護、年金あるいは子育て支援、教育、様々な投資もやっていかなくてはいけないという中で、鳩山内閣としましては、...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今御答弁をいたしましたように検証の対象としておりまして、治水対策のあり方に関する有識者会議で取りまとめられました考え方に基づきまして、この八ツ場ダムというものの検証としておりますので、予断を持たずにこの検証結果を待ってその後について議論を進めていきたいと...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 中止の方針は打ち出させていただいておりますけれども、検証の対象としておりますので、予断なく検証の対象に加えるということで、その基準を作ってもらっております治水対策の有識者会議、この結論を待って検証をさせていただきたいと考えております。
○国務大臣(前原誠司君) 就任直後に中止の方針を打ち出させていただきまして、十月の何日かはちょっと失念をいたしておりますけれども、予断を持たずにこの八ツ場ダムにつきましても検証の対象に加えるということの方針を十月の下旬だったと思いますけれども、公表をさせていただいております。
○国務大臣(前原誠司君) 内閣の方針というものについては、八ツ場ダムについては中止の方向で、本体工事については中止の方向でということでございますけれども、様々な細かなところまですべて了解を得ているわけではございませんけれども、検証対象に加えるということについては御理解を内閣でいた...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 政権交代がございまして、私が国土交通大臣を拝命をいたしまして、民主党の考え方に基づいて中止の方針を発表させていただいたところでございます。
○国務大臣(前原誠司君) 脇委員も建設省河川局におられましたので、分かっておられておっしゃっているんだと思いますが、すべてのことについて一々総理にお伺いを立てていたら行政というのは執行できません。そういう意味では、大筋のことについては御相談をし、アドバイスをいただきながら、個別の...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 衆議院選挙がございました。そして、その衆議院選挙を戦う上で、今は連立三党でございますけれども、民主党といたしましてはマニフェストを決めて、それについての中身を政権を取らせていただいた後にやっていくということでございまして、野党の時代に積み重ねた議論を基に...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 恐らく各大臣ともマニフェストに書かれてきたこと、国民の皆さん方にお約束をしたことについてできるだけ忠実にやっていくということ。ただ、その大きな方向性についてはもちろん、鳩山内閣、連立政権でございますので、連立政権の枠組みの中で合意を得ること。そして、細か...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 野党のときに様々な観点から検討をいたしました。そして、政権を取って、そしてそれを実行していくに当たりましては、もちろんそういったバックグラウンドはございますけれども、先ほど申し上げたように検証対象にも加えて、そして、野党と与党の立場は違いますので、議員よ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 河川法におきましては、国土交通大臣は一級河川の河川管理者として位置付けられておりまして、水系ごとに河川整備基本方針を定めるとともに、河川整備基本方針に沿って計画的に河川の整備を実施すべき区間について、河川整備基本方針に即して河川整備計画を定めて、洪水、高...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 責務というよりは、これは前政権がやってこられたことでございまして、八ツ場ダムというのはまだ法的には事業中でございます。私は、八ツ場ダムの本体工事の中止を、方針は示しておりますけれども、この法律に基づく中止の手続には入っておりません。  したがいまして、...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 特定多目的ダム法は、治水及び利水の両方の目的を有するダムのうち、発電、水道又は工業用水道の用に供されるものについて、その建設及び管理を国土交通大臣の下に一元化することにより、多目的ダムの効用を速やかにかつ十分に発揮させるため、多目的ダム建設及び管理に関し...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 基本計画が生きているか生きていないかと言われると、今委員が御指摘のようにまだ生きておりますけれども、このダムの本体工事の中止、そして、もちろんいろんな方々との御相談をしなくてはなりませんけれども、最終的にはこの基本計画を廃止をして法的手続に入るということ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 水資源開発促進法は、河川の水系における水資源の開発及び利用の合理化の促進を図ることを通じて国民経済の成長と国民生活の向上に寄与することを目的としたものであり、国土交通大臣は、広域的な用水対策を緊急に実施する必要があると認めるときは、関係する行政機関への協...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほどから申し上げておりますように、法律に基づく事業計画は生きております。したがいまして、今回、私としては法律の中でいわゆる生活関連事業というのは必要だと思っておりましたので、この予算を付けさせていただいたところでございます。したがって、これは脇委員おっ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) ですから、この基本計画の見直し、廃止に向けて今取組を進めているところでございます。  しかし、委員おっしゃったように法治国家でございますし、この事業については法律に基づいた事業計画、基本計画に基づいているわけであります。したがって、特にこの特定多目的ダ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) ですから、法律ではまだ廃止をしておりませんし、その予算も付けております。予算の中には、先ほど申し上げたように、私がこの特定多目的ダム法も含めての法律を廃止をしていない、また予算を付けたというのは、生活関連の事業については、これは私も就任直後、地元に行きま...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) ですから、恐らく委員分かっておっしゃっていると思いますけれども、やめられてないんですよ。やめる方針を出しているわけです。やめる方針を出して、本体工事については掛からないということで予算措置をしていないということで、ですから法律的にはまだこの流れは続いてい...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 本体工事の入札の中止、延期を決められたのは前政権だと記憶をしております。金子大臣のときに入札の延期をされたと聞いております。
○国務大臣(前原誠司君) そのまま延期をいたします。
○国務大臣(前原誠司君) いろんな理由があったとしても、延期をされたのは前政権ですから、金子前大臣でありますから、その流れを踏襲をしているわけです。我々も延期をしていると。  それで、やめるということは、先ほどそれは脇委員がおっしゃったように、法律に基づかないと最終的にやめられ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど脇委員おっしゃったように、三つの法律に基づいて基本計画とか実施計画が作られているということでありまして、この計画はまだ存在をしております。  私どもが申し上げておるのは、八ツ場ダムの本体工事は中止をすると。しかし、その中止をすると宣言をするだけで...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほどの法制局の答弁とかぶる部分があって恐縮でありますが、あくまでも中止の方針を示しているだけでありまして、法的な中止のいわゆる手続には入っていないということでございます。
○国務大臣(前原誠司君) その前提として、本体工事の中止を前政権が中断されたと同様に継続させていただいているということでございます。
○国務大臣(前原誠司君) 脇委員、中止の方針を表明をしていて、そしてその中止をするかどうかについては、地元の皆さん方や関係都県の知事の皆さん方には検証対象に入れさせていただきますということを言っているわけです。そして、その検証対象にしているがゆえに、有識者懇談会の結論を待って、中...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) いや、そんなことはないと思います。事業は法的に生きていて、その中で、地元でお約束をした生活関連の必要な事業についてはやるということについて今も継続して、今なおやらせていただいております。
○国務大臣(前原誠司君) 国土交通大臣の諮問機関として、省令に基づいて設置をさせていただいております。
○国務大臣(前原誠司君) いや、だから省令に基づいて設置をさせていただいています。
○国務大臣(前原誠司君) アドバイスをいただいて、そして正式な手続にのっとって対処してまいります。
○国務大臣(前原誠司君) これは今までも同じだと思いますけれども、大臣にアドバイスをする諮問機関として、それについては庁費から払っております。
○国務大臣(前原誠司君) 無視はしておりません。あくまでも、アドバイスをいただいてそれを参考にし、最終的には正式なルートにのっとって決定をしていくということでございます。
○国務大臣(前原誠司君) 様々な政策アドバイスをいただいて、そしてそれに基づいて政策判断を行い、最終的には正式な手続にのっとって政策決定をさせていただきます。
○国務大臣(前原誠司君) 有識者から様々なアドバイスをいただいて、そしてその政策を基に正式なルートで政策決定をしてまいります。
○国務大臣(前原誠司君) 分かりやすい例を申し上げれば、前政権で日本航空の再建の有識者会議と懇談会というのをつくっておられました。その位置付けと全く一緒だと考えていただいたら結構でございます。  つまりは、航空政策についてはちゃんとした会議体はございますけれども、前政権でもこの...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 本体工事には掛かりませんが、先ほどお話をさせていただきましたように、生活関連事業というのは継続をしてやらせていただくことになっております。
○国務大臣(前原誠司君) 今できるだけダムに頼らない治水というものを考える中で、予断を持たずに再検証するということで、有識者会議の結論を得て、そして委員がおっしゃるように正式なルートにのっとって考えていくところでございますので、そういった仮定の御質問には今お答えをしかねます。
○国務大臣(前原誠司君) 総理がお答えになるかもしれませんが、日本の置かれている様々な状況を勘案して、政権交代で税金の使い道を変えていくということで、コンクリートの予算を人への関連の投資に回すということで、コンクリートから人へという予算の比重が変わるということをこのフレーズによっ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私も様々な建設業界の会合に呼ばれまして、委員がおっしゃるような懸念を表明される方もおられますので丁寧にお答えをしております。  税金の使い道を変えたわけであって、コンクリートは大事だと、コンクリートがなければいわゆるインフラ整備もできませんし更新もでき...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 我々のこのフレーズの趣旨をいろんなところで徹底して御説明をして、そしてコンクリートが悪いという意味ではないということをこれからもお訴えをしていきたいと考えております。
○国務大臣(前原誠司君) できるだけ丁寧に御説明をして御納得いただけるように努力したいと考えております。
○国務大臣(前原誠司君) 我々の意図するところをしっかりとお伝えする努力をこれからも続けてまいりたいと考えております。
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど脇委員にお話をしましたように、使うとおしかりをまた受けるかもしれませんが、三つの制約要因がある中で、我々は政権交代の後、コンクリートから人へというフレーズの中で、申し訳ございません、コンクリートが悪いということではありません、予算の配分を変えさせて...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今の御指摘は、もう全く私一〇〇%同感であります。百万円以上の完工高の会社は二十万社ぐらいだと思いますけれども、登録をしている業者というのは五十万以上あると思います。  そういった中で、先ほど委員がおっしゃったことで私が今思い付いたことで申し上げれば、間...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) その御指摘もそのとおりであると思います。ダンピングの防止をしっかりやるということと、最低価格、これ今上げております。余り低過ぎるとたたき合いになって、利益を得ないのに取るというようなところも出ておりますので、そういったものについてはちゃんと見直していく。...全文を見る
03月04日第174回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(前原誠司君) 今回、公共事業の縮減によりまして、新規については予算は付けないということをすべての公共事業について徹底をしたところでございます。また平成二十三年度以降どうしていくかということについては、新たな事業評価の基準を作りまして、高いものから順次取りかかるというこ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほどから委員の質問を聞いていまして、我々、政権交代を訴えて今回選挙に勝たせてもらったわけです。この政権交代の背景に何があったかというと、これは櫻井委員の専門分野である少子高齢化が進んでいって社会保障がこれから増大していくと、医師の不足やあるいは年金の安...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 撤回するつもりはありません。  これは、すべての地域の方々が、櫻井さんのその場に就かれたら同じことをおっしゃいますよ、それは。だれもが地域の代表として出てきているわけですから。私だって、もし資金が潤沢で、そしてこれだけの借金がなくて、そして様々な要望が...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私も一月三十日に長崎に行きましたが、予算を付けます、補助金を付けますと言ったことは一切ございません。
○国務大臣(前原誠司君) 近藤先生の御質問でございますが、平成二十年度におきまして、全産業における女性の占める割合は四一・六%、それに対して建設業は一四・五%ということで、確かに低うございます。また、事務系が二三・四%で、作業者、機械運転とかそういった方になると二・五%ということ...全文を見る
03月05日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○前原国務大臣 金子委員にお答えをいたします。  国土交通副大臣として国土交通行政の推進に御尽力をいただいておりましたこと、心から敬意を表したいというふうに思いますし、また、昨年、川辺川ダムの見直しの会議を熊本県の人吉で行ったときに、わざわざ御出席をいただきましたことに御礼を申...全文を見る
○前原国務大臣 我が党の候補者が立てられなかったのはお二人が強かったんだと思いますけれども、ダムの問題があるから我が党の候補者を立てなかったということではありません。  それと、百四十三のダムすべてを検証する、見直すということであって、確かにマニフェストには八ツ場と川辺川ダムに...全文を見る
○前原国務大臣 まず、先ほど金子委員が、時間がかかったのは丁寧にやってきたからなんだという御主張をされました。それについて私は異論を挟むつもりはありません。地元合意をしっかりやってこられた結果として時間がかかったというのは、そういった面もあると思います。  ただ、例えば、五十七...全文を見る
○前原国務大臣 では、簡単に。  恐らく金子委員は大東水害訴訟の判決も踏まえておっしゃっているんだと思います。河川管理者というのは、自然条件、土地利用の状況、時間的、財政的な制約条件を加味してしっかりとやるということでありますので、今の置かれた状況の中でどうやったらしっかりと河...全文を見る
○前原国務大臣 小渕委員にお答えをいたします。  まず、政権交代による政策変更があったとはいえ、地元の方々には塗炭の苦しみをおかけしているということについては、私は、九月の二十三日に伺ったときも、そしてこの間、一月の二十四日に伺ったときも、心からおわびを申し上げたわけであります...全文を見る
○前原国務大臣 率直に私は申しわけないと思います。政策変更によってそういう生活の前提が変わるわけですので、いわゆるダム湖を観光資源として、それが観光資源になるかどうかという検証はまた別の観点から必要だとは思っておりますけれども、そういう前提で代替地に移られた、あるいは移られようと...全文を見る
○前原国務大臣 まだ持てておりません。
○前原国務大臣 まだ、ダム前提の皆さん方、お気持ちにお変わりがないということで、ダム中止というものを前提とした生活再建には応じられないというのが多くの方々のお気持ちではないかと思います。  ただ、ためにする議論ではありませんが、事実として小渕委員には申し上げますけれども、さまざ...全文を見る
○前原国務大臣 今委員がおっしゃったとおり、住民の方々に話し合いをしていただく前提として、中止の方向性には変わりはありませんけれども、他のダムと同様、予断なく再検証させていただくということをお約束しております。それはそのままとっていただいたら結構であります。  法律に基づいて中...全文を見る
○前原国務大臣 今委員から御指摘がございましたように、私が河川局、現場の事務所に指示をいたしまして、湖面一号橋の今後の扱いを判断するための材料の一つとして、川原湯地区と川原畑地区にお住まいの方々の移転に関する意向調査をアンケート方式によって実施しております。  その内容につきま...全文を見る
○前原国務大臣 精査ができ次第、公表させていただきます。
○前原国務大臣 予算の計上をしております。先ほど申し上げたように、本体工事の中止の方針は示しておりますけれども、有識者会議の物差し、基準というものがまだできていないわけでありますし、予断なく再検証をさせていただくダムに含めておりますので、その結果というものも踏まえた対応になろうか...全文を見る
○前原国務大臣 ジェスチャーでやっているつもりはありません。  それから、繰り返しで恐縮でありますが、小渕議員のところに届く声というのは推進派の方々からの声が届きますし、私の耳に届いてくるのは湖面一号橋は要らないという声がやはり届くんですよね。  ただ、それは全体としてどうい...全文を見る
○前原国務大臣 今開いております有識者会議におきましては、治水のみならず利水についても議論をしていただいているところでございます。今委員がおっしゃったように、一都五県含めて、下流域からは御要望もいただいているわけでございますけれども、どういった代替案があり得るのかということについ...全文を見る
○前原国務大臣 萩原委員長初め、地元の方が直接五万以上の署名を持ってこられまして、持ってこられた署名、いろいろな署名を持ってこられておりますが、唯一大臣室に置いてある署名はそれ、五万以上の署名は大臣室に置いてございます。
○前原国務大臣 考え方は全く変わっておりません。  どういうことかと申し上げますと、これは後で委員が御質問されるかもしれませんが、特定多目的ダム法に基づいて言えば、一都五県の知事との協議を経なければ、法律として中止はできないわけでありまして、いかに国土交通大臣といえども、中止だ...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返しになって恐縮でございますが、我々としては、住民の方々はあくまでも白紙撤回でなければ議論に臨まないということをおっしゃり、しかし、今まで御苦労されて、そしてその前提条件が崩れて、先ほど小渕委員から、一日一日本当にどのような心境で生活をされているのかということ...全文を見る
○前原国務大臣 昭和二十七年の事業計画以来、地元の皆さん方は、当初皆さん方が反対をされていたわけでございますけれども、しかし、下流域の治水、利水のことを考えて、苦渋の選択としてダム建設を受け入れられた。しかし、政権交代によって、その苦渋の選択を受け入れられたダム建設というものが中...全文を見る
○前原国務大臣 これは、九月二十三日に現地に初めて行きましたときに、そういった御指摘がございまして、それについては率直に認めた上で、そのことについておわびを申し上げ、そして、今どうして方向転換、方向転換というのは、できるだけダムに頼らない治水をということに我が党の考え方として至っ...全文を見る
○前原国務大臣 今委員がおっしゃったとおりでございまして、十二名か十三名から意見陳述がございまして、涙ながらにお訴えをされる方々もおられました。特に、これは委員ですか、去年のこの委員会で御指摘をされました。つまりは、先祖代々のお墓を代替地に移転しなくてはいけない苦労がわかるかとい...全文を見る
○前原国務大臣 私は三つのことを申し上げたんです。  一つは、とにかくおわびをしたいということと、なぜ見直すに至ったかという理由を御説明したいということと、もう一つは、言葉のあやなのかもしれませんが、お許しをいただければ、ダムを前提としない生活再建について議論させていただきたい...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返しになって恐縮でありますが、住民の方々という中にもいろいろな御意見があるわけです。佐田先生のところに届く意見と私どもに届く意見というのは、さっき小渕委員にもお答えしましたけれども、真逆な意見が届くわけであります。  例えば、水没地域になる方々でも、湖面一号...全文を見る
○前原国務大臣 これは、この間、人吉で金子委員にも御出席いただいて対話集会をやりましたけれども、地域地域で、生活再建案というのはやはり一義的には地元がお考えになるものだと思っています。国がここはこういうものがいいんじゃないかということを押しつけるものではないと私は思っております。...全文を見る
○前原国務大臣 ダム建設の本体工事を中止するということで御理解をいただいた前提で、そういう御要望があれば、それも一つの考えとして検討させていただきたいと考えております。
○前原国務大臣 今、確固としたイメージを持っているわけではありませんが、地元の佐田委員や小渕委員が、仮に、そういうことを考えてもいいぞということで、国がそういう案を出すことも、地元の皆さん方が本当に今、ダムでなきゃ絶対だめだとおっしゃっている方々も含めて、そういう御意見をいただく...全文を見る
○前原国務大臣 基準づくりを夏までに行っていただくということになれば、それぞれの水系ごとの個別のいわゆるヒアリングとかもやっていかなくてはいけませんので、川辺は今、流域の自治体の皆さん方にも御協力をいただいて御議論いただき、ことしには一定の方向性は出るのではないかと期待はしており...全文を見る
○前原国務大臣 ダムのないではなくて、できるだけダムに頼らない治水ということであります。  すべてのダムが悪いと申し上げているわけではありません。先ほど金子委員にもお答えをしましたけれども、堰堤の高さが十五メートル以上の規模のダムは、もう既に二千八百九十以上もつくられております...全文を見る
○前原国務大臣 御指摘の点は極めて大事なことだというふうに思っておりますが、ただ、今の基本方針にのっとってそれを全部やれということになると、莫大な費用がかかるというのはこれは御承知のとおりだと思います。それを本当に今の前提でやっていくのかどうなのかということ。  そうでなければ...全文を見る
○前原国務大臣 塩川委員にお答えをいたします。  今委員御指摘のように、一月二十四日に水没地区住民の方々との意見交換会を開催させていただきました。  私が申し上げた趣旨は三点ございまして、一点目は、政策転換により御迷惑をおかけしている地元住民の方々におわびを申し上げたかったと...全文を見る
○前原国務大臣 そのとおりでございます。
○前原国務大臣 御意見として拝聴させていただきたいと思います。
○前原国務大臣 中止の理由につきましては、まず、政権交代による政策変更によって、できるだけダムに頼らない治水を考えていると。その理由は何かということで、現在の日本の置かれている人口減少、少子高齢化、莫大な財政赤字、そして、既存のいわゆるダム等のストックの維持管理費がこれから相当程...全文を見る
○前原国務大臣 まさにそのとおりだと思います。野党のときに、さまざまなデータをもとに、我々は、私は現地には足を運んでおりませんが、さまざまな同僚議員が足を運んで、意見交換も重ねながら、そしてさまざまな分析を加えて、中止という方向性をマニフェストに盛り入れたわけでございます。  ...全文を見る
○前原国務大臣 それは、委員会の場でも、先ほど申し上げました基本高水それから計画高水の差の問題であるとか、今までさまざまな形での利根川水系での、これは自民党政権でありますけれども、ダムがつくられてきたり、河川整備、堤防強化、さまざまな対応策がとられてきた中で、果たして我々はさらに...全文を見る
○前原国務大臣 それは知りませんでした。早速チェックをして、もしそれが出ているのであれば取り下げたいと思います。
○前原国務大臣 今御指摘をされた点は、我々が野党時代に申し上げている点であります。したがって、問題意識の観点というのは同じなんです。  例えば、地すべり一つとりましても、野党のときには、その危険性がある、果たしてそれができるのかということもありましたし、あるいは同僚議員がこれか...全文を見る
○前原国務大臣 委員御指摘のとおり、今までの公共事業というのは、一たん着手をすれば最後までやり遂げるという前提に立っておりまして、途中でやめるということを前提にしておりません。したがいまして、途中でやめた場合の何らかの補償措置とかそういったものについての手当てや法律や、あるいはそ...全文を見る
○前原国務大臣 まだ中身については精査をしておりませんけれども、大事なことは、先ほど来から、八ツ場について申し上げれば、ダム湖を前提とした生活というものを考えて苦渋の選択を受け入れられたということでございますけれども、では、ダムがなかったらどうやって生活していくんだといったところ...全文を見る
○前原国務大臣 今、予断を持って中身について言及することは避けたいと思いますし、いずれにしても、新たな立法措置が必要で、その中身については今後検討していきたいと考えております。
○前原国務大臣 川辺川ダムのいわゆるダムに頼らない関係自治体の協議というものが、どのような形でいつまとまるのかといったところにもかかわってくると思いますし、私もその意味では、また、人吉や五木村、あるいは相良村、そういった地域に足を運んで、皆さん方との意見交換をさせていただかなくて...全文を見る
○前原国務大臣 現時点におきましては、ダムを中止した場合ということで考えております。  ただ、他の公共事業を中止してどのような被害が出るのか、出ないのかということについては精査をする必要がありますので、具体的な事例が出てきた時点で考えなければならないと考えております。
○前原国務大臣 今、中島委員御指摘のように、関係六都県や現地住民等の皆さん方との対話というのは、極めて大事なことだというふうに思っておりまして、一都五県の知事とは昨年十月二十七日に話し合いの場を設け、地元住民の方々とは去る一月二十四日に意見交換を実施したところでございます。  ...全文を見る
○前原国務大臣 中島議員につきましては、地元の議員として、川辺川ダムの建設の中止、あるいは県として白紙撤回、それを受けての流域でのダムに頼らない治水対策に対して、多大なるお力添えをいただいていることに心から感謝を申し上げたいと思います。また、八代市長をされていたという御経験から、...全文を見る
○前原国務大臣 路木ダムを含みます補助ダム事業につきましては、昨年十二月十五日に、各都道府県知事に対して、国として、直轄ダムについては再検証しているので、補助ダムについても同様の再検証をしてほしいというお願いはしております。  ただ、この委員会でも何度かお答えをしておりますよう...全文を見る
○前原国務大臣 熊田議員が大変よく調査をされて御質問されていることに敬意を表したいと思います。  その熊田委員の御努力も踏まえて、しっかりと我々は、砒素の情報そして沈殿物の濃度を含めたあらゆる情報を適宜情報公開していきたいと考えております。
○前原国務大臣 興味深い資料を見せていただきまして、ありがとうございます。  今、馬淵副大臣から答弁がありましたように、私自身も、一者応札の比率が高いことは好ましいことではないと考えております。特に、委員にお示しをいただきましたこの資料については、複数の応札者があって、辞退をし...全文を見る
○前原国務大臣 一般論として、例えば、一回目、応札をして落とせなかった、あるいは不調に終わった、そして、これ以上切るときついなということでやめるということはあるかもしれませんが、この表を見る限り、議員が御指摘をされるような、すべて納得ができるかどうかというと不自然な点もございます...全文を見る
○前原国務大臣 あくまでも一般論ですよ、一般論では、事業者は、入札の参加を表明した後であっても、国や自治体が発注する工事等の応札状況を踏まえ、必要となる資機材の調達や技術者の配置が困難となった場合には、入札を辞退することもあり得るのではないかと思っております。  したがって、一...全文を見る
○前原国務大臣 以前お答えをしたように、しっかりとできる範囲の中で調べてまいりたいと考えております。
○前原国務大臣 国会議員は、地元から選挙で選ばれてきているわけでありまして、この場で発言をすることはすべて妨げられるものではございません。  ただ、他方で、これは一般論として申し上げますと、建設業、公共事業を受注している企業から多額の献金をもらうというのはいかがなものかという思...全文を見る
○前原国務大臣 あくまでも一般論で申し上げるわけでございますけれども、我々議員がやはり厳に慎まなくてはいけないのは、業界団体からの要望とかあるいはお世話になっているところからの要望をそのまま国会で、質問をその立場に立ってするということはよくないことであるし、ましてや、そういったと...全文を見る
○前原国務大臣 国会議員は議場ではその発言について制約は受けないというふうに私は認識をしておりますが、一般論として、公共事業を受注している企業から多額の献金をもらうことはいかがなものか、そういう思いを持っております。
03月08日第174回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(前原誠司君) 谷岡委員にお答えいたします。  現在、気象庁の職員の数が五千三百八十三名で、そのうち気象大学校出身者が四百五十名ということで、八・四%という比率でございます。そのほかは、Ⅰ種、Ⅱ種、Ⅲ種、その他ということで、国家試験を受けて気象庁に入っているということ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 東海道新幹線ができて今年で四十五年になりますけれども、死亡事故はゼロ、そして平均遅延時間は一分未満、そして耐震性にも優れておりますし、環境性能にも優れていると。  そういったことを売り込んでいくということも大事なんですけれども、例えばヨーロッパの高速鉄...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) まず現実から申し上げますと、日本のゼネコン大手五社の海外売上比率というのは、一番高いところで大林組が二四・二%、これは二〇〇八年の実績でございますが、それが一番大きなところで、一番低いのが竹中工務店の一〇・〇%ということであります。他の国のゼネコンであり...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほどの地域のモデルをつくっていくという委員の御提言は大変すばらしい提言だと思いますので、しっかりと前向きにとらえて進めていきたいと思っております。ありがとうございます。  あと、道路関係公益法人の問題でございますけれども、これも委員の御指摘のとおりス...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 大変重要な中身が書かれていると思います。
○国務大臣(前原誠司君) それぞれの事象で適宜適切に常任委員会あるいは党執行部が判断をして処分を下していたと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 御本人もその事実関係もはっきり申し上げられておりますし、また国民にそういった政治不信を催したということについてはおわびをされているということでございますが、党規約にかかわることだという認識はございません。
○国務大臣(前原誠司君) 党規約にかかわることだと思っておりません。
○国務大臣(前原誠司君) 品位をどういう定義で語るかということにもよるかと思いますけれども、少なくとも、これだけ内閣の支持率が下がっているということは、国民の不信を買っている一因にはなっているということではないでしょうか。
○国務大臣(前原誠司君) 鳩山政権になりまして、住宅政策について幾つかの施策を取らせていただいております。  今委員がおっしゃった住宅版のエコポイントもそうでありますし、あとはフラット35の利率を下げること、そして建築基準法の見直しということで、まず第一弾は運用改善ということで...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 加藤委員におかれましては、海洋基本法の制定と、またその後の海洋基本法フォローアップチームで御尽力をいただいておりますことに、心から敬意を表したいと思います。  今お話のあった様々な発電でありますが、私も昨日、おとついと沖縄に行ってまいりまして、久米島と...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 海洋における再生可能エネルギーの利用につきましては、先ほど委員が御指摘のように、地球温暖化対策を進める必要性もあること、また自然エネルギー源を陸上のみならず海上にも求めるという必要があることから、内外の研究の動向を十分に調査しながら、その利用に今後も取り...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 複雑だというふうにおっしゃっておりまして、また農水大臣もそのように答弁をされましたが、実は通常、発電水利使用の申請に必要な書類というのはかなり簡素化されておりまして、河川流量の確認とか、発電のための取水が可能かどうかの計算、治水、利水、環境への対策、発電...全文を見る
03月09日第174回国会 衆議院 本会議 第12号
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○国務大臣(前原誠司君) 国の直轄事業に係る都道府県等の維持管理負担金の廃止等のための関係法律の整備に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  国が管理する道路、河川等の維持管理に要する費用に係る都道府県等の負担金については、平成二十二年度から廃止し、その費用...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 若井議員にお答えいたします。  まず、公共事業の今後のあり方についてお尋ねがありました。  人口減少、少子高齢化、厳しい財政状況という我が国の現状を踏まえれば、公共事業については、国民にとって本当に必要なものかどうかを厳しく見きわめる必要があります。...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 金子恭之議員から、十四問質問をいただきました。少々お時間をいただきます。  公共事業費の今後のあり方について、まずお尋ねがありました。  人口減少、少子高齢化、厳しい財政状況という我が国の現状を踏まえれば、公共事業については、国民にとって本当に必要な...全文を見る
03月09日第174回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(前原誠司君) 宇宙開発を担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。  宇宙開発利用は、我が国の成長を支えるプラットホームの大きな柱の一つである先端的な科学技術の粋を集めた分野であり、その推進により、世界をリードする新たなフロンティアの開拓や、二十一世紀の戦略産業...全文を見る
03月09日第174回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(前原誠司君) 沖縄北方担当大臣として答弁をいたします。  泡瀬干潟の第一期の工事については、今委員が御指摘のように高裁で公金差止めの判決が下されたところでありまして、それを受けて、今沖縄県と沖縄市が中身の見直しを行っておられるところでございまして、三月中に東門沖縄市...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 背景について私は存じ上げませんが、東門沖縄市長から、沖縄県とちゃんと相談をして、そしてそれが市民にも県民にも納得をしていただけるような経済合理性とそして需要予測、そういうものに基づいたものを出していただくようにということをお願いをしております。
○国務大臣(前原誠司君) 密談と言われても、たくさん人がおられましたので、それが密談と言うんだったら集団密談かもしれませんが、お話をしたのは事実でございますけれども、別に私は事業継続というものを言質を与えたわけではありません。私がこの担当になったときに、泡瀬干潟については一期中断...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) いずれにいたしましても、三月中に東門沖縄市長さんが計画案を出されるということでありますので、その経済合理性、そして需要予測、そういったものをしっかりと見せていただいて判断をしたいと考えております。
○国務大臣(前原誠司君) 必要なインフラ整備というのはやっていかなくてはいけませんが、私は、今委員が御指摘をされた点というのは傾聴に値する点だと思っております。つまりは、公共事業中心の沖縄振興であってはやはり持続的なものではないだろうと思っておりますし、観光にしても、あるいはこの...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) これは分権の議論の中で出先機関、地方のそういった部署、これをどう統合していくのかということは、分権の計画の担当である総務大臣と相談しながら着実に進めていきたいと考えております。
○国務大臣(前原誠司君) この趣旨は、自公政権のときには振興政策とそして基地問題はリンクをさせて、そして協力をしたところに何十%、何十%という、まさに査定をして予算を付けていたというやり方は我々は取らないということを申し上げているわけであります。  したがいまして、県内、県外を...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今委員が御指摘をされた都市内の農地というのは、食料生産だけではなくて、緑地やあるいは避難地、又は子供の農業体験やレクリエーションという場として多様な役割を果たしていると思っております。こうした観点から、従来より都市計画制度においては、市街化区域内の保全す...全文を見る
03月10日第174回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(前原誠司君) 礒崎議員にお答えいたします。  公共事業削減に関するお尋ねがありました。  人口減少、少子高齢化、莫大な財政赤字という日本が置かれた状況を踏まえますと、公共事業を抑制し、一方で、子育て、教育、社会保障など、人への予算配分へと変えていかなければならない...全文を見る
03月11日第174回国会 参議院 国土交通委員会 第1号
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○国務大臣(前原誠司君) おはようございます。  国土交通行政につきまして、私の所信を述べさせていただきます。  初めに、国土交通省の所管分野に関し、最近、話題になったことについて申し述べます。  まず、日本航空につきましては、一月十九日、企業再生支援機構が支援の決定を行う...全文を見る
03月11日第174回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(前原誠司君) 少し長いレンジで見れば、高速道路が整備されてきた、あるいは、先ほど委員が御指摘のように、フェリーの航路というのは瀬戸内海がかなり集中をしておりますけれども、本四架橋三本できたということで、フェリーを取り巻く経営環境は極めて厳しくなってきていると。それにプ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 委員の御地元の山鳥坂ダムも検証対象に入っておりまして、今年の夏ごろに中間取りまとめを治水の有識者会議でまとめていただくことになっております。これを前提としてどのような治水をしていくのかということを議論していきたいと思いますけれども、委員も特別委員になられ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今委員がおっしゃったように、沖縄振興計画は現行の計画は二〇一一年で切れます。先般も沖縄に土日使って訪問させていただきまして、様々なこの計画の中身のレビューを含めて視察をさせていただきました。今年が主にやっぱりレビューの年になって、そして沖縄県とも御相談を...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) いい御提案だと思います。  私は前向きなつもりで、むしろ短くして、そしてしっかりと検証する中で時宜を得た振興計画、またその中身を作っていくべきだという意味で、十年は長過ぎて五年の方がいいんではないかという御提案をしたわけでありますが、今委員が御指摘のよ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先般、沖縄に伺ったときに私が見させていただいたのは、まず、うるま市のIT津梁パーク、あとは特別自由貿易地域、そして沖縄アクターズスクール、それから国立劇場おきなわ、ここに土曜日には行かせていただきました。  ITについては、かなりうまくいっているという...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 普天間飛行場の返還、また代替地の検討については、今、平野官房長官のところで取り組まれているところであります。  私も先般沖縄に伺って申し上げたのは、やはり最低でも、普天間飛行場というのは前のラムズフェルド・アメリカ国防長官いわく、世界一危険な飛行場とい...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) まずは普天間飛行場の危険除去というものを行うことが大変大事だということを申し上げているわけであります。  現在、普天間飛行場の代替施設については平野官房長官のところで三党でしっかりと案をまとめておられるところでございますので、それを受けて我々としては対...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 普天間飛行場というのは海兵隊の基地でありますし、ヘリが常駐をしている。今、イラク、アフガニスタンに行っていて減ってはおりますけれども、しかし常駐をしていて、あの上空で旋回をしていると。  沖縄の国際大学の、墜落事故というのがありまして、私もあの直後に沖...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今、平野官房長官の下で与党三党で普天間飛行場の代替地についての議論がなされておりますので、その結論を待ってということでありまして、今予断を持って私から申し上げることではないと思っております。
○国務大臣(前原誠司君) 今から十三年、十四年前だったと思いますが、私がさきがけの沖縄問題の担当者として、自民党が中山太郎先生、そして自社さでワシントンに行ったときのことを今でもよく覚えておりますけれども、社民党は井上一成先生という大阪出身の方でございました。(発言する者あり)ち...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) それでですね……(発言する者あり)
○国務大臣(前原誠司君) それで、私、今でも覚えていますのは、ペンタゴンのある会議室で三党で、そのときは国防次官補代理だったキャンベル、今は国務次官補でありますけれども、カート・キャンベル氏と話をしたときに、初めて普天間飛行場の返還について与党で言及したのは私と井上一成さんなんで...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 大臣としての立場ですから、今様々な検討が加えられているということで、まずは普天間飛行場の危険性の除去が何よりも大事だということで申し上げているわけであります。
○国務大臣(前原誠司君) 繰り返しの答弁になって恐縮でありますが、とにかく普天間飛行場の危険性の除去というものが何よりも大切だということで今まで取り組んできたわけです。そして、その危険性の除去を、取り除くために与党三党で知恵を絞って、今、平野官房長官の下で検討されているわけであり...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今いろんな案が政府・与党の中で考えられているわけであります。  委員も御承知のとおり、沖縄県民の負担の軽減、特に普天間飛行場というのは世界で一番危ない基地だと言われている中で、その危険の除去というものをしっかりやっていくと。  他方で、なぜ、じゃ沖縄...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私が申し上げた趣旨は、普天間飛行場が返還されたときには、その際には嘉手納以南の跡地利用に取り組む必要があると、そういうことを述べたものでございます。
○国務大臣(前原誠司君) 今、平野官房長官が御答弁されたように、平野官房長官のところで与党三党で普天間飛行場の危険の除去のために御尽力されているところであります。その中で、その結論で普天間飛行場が返還されるということになった暁には、しっかりと跡地利用についても沖縄担当大臣として努...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 重みがあるからこう申し上げているわけであります。  いずれにいたしましても、平野官房長官の下で与党三党で今普天間飛行場の危険除去のために一生懸命作業をされておりますので、それをしっかり支えていきたいと、このように考えております。
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど経緯を申し上げたように、私はこの問題については人一倍思い入れを持ってやってきたと思っております。そういう意味では、ばかにするつもりなんて全くございません。普天間が返還されたときには、その際には嘉手納以南の跡地利用に取り組む必要がある旨を述べたもので...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私が申し上げた趣旨は、普天間が返還されたときには、その際には嘉手納以南の跡地利用に取り組む必要がある旨を述べたものでございます。
○国務大臣(前原誠司君) 何度も同じ答えになって恐縮でございますが、普天間が返還されたときには、その際には嘉手納以南の跡地利用に取り組む必要がある旨を述べたものでございます。
○国務大臣(前原誠司君) 繰り返しになって恐縮でありますが、普天間が返還されたときには、その際には跡地利用を取り組む必要があると、こういうことを述べたものでございます。
○国務大臣(前原誠司君) 現在、平野官房長官の下で普天間の危険除去に向けて与党三党で誠心誠意努力されているところでございますので、私はそのことについての発言は控えたいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 委員は私では役不足だと思われるかもしれませんが、私は、五時半から今日は県議会の皆さん方と時間をお取りをしてお会いすることになっておりますし、仮にほかの大臣が時間が取れないということであれば、私が責任を持って他の大臣にはお伝えをしたいと、このように思います...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 全国各地の首長さん、あるいは議員の方々、議長さんがそれぞればらばらで来られますと、政務三役としてはなかなか仕事に集中できない面があるのは委員も御承知いただけると思います。そういう意味で、民主党が窓口になって陳情の一元化をしていただいたということは大変有り...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私は聞いたことはございませんし、例えば、名前は差し控えますけれども、自民党の議員さんが首長さんをお連れになって地元の陳情を伺ったこともございますし、公明党さんが業界団体の方を連れてこられてお会いしたこともございますし、共産党さんがいろいろ活動団体の方と来...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 元次官にお答えをいたします。  一番初めにお話をされた議論というのは、私極めて大事だと思っておりましたのは、この国が果たして財政面で持続可能なのかという問題意識を非常に強く私は持っております。バブルのときでさえ一番多かった税収は六十兆円余り、しかも二年...全文を見る
03月12日第174回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(前原誠司君) 今までもJALの問題に厳しく追及されてきた議員に心から敬意を表したいと思います。  このJALの問題につきましては、日本航空と、そしてそのいわゆるメーンバンクである日本政策投資銀行が企業再生支援機構に支援の申請をされまして、企業再生支援委員会による議論...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 平成二十一年三月期決算におきましては、これは継続企業の前提に立った貸借対照表を作成をしまして、今議員が御指摘をされました一千九百六十七億円の資産超過であります。これは金融機関におられた議員もお詳しいと思いますけれども、継続企業の場合、こういった算定をする...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 役人が作った答弁という言い方をされますが、二十一年の三月期決算というと、これは自公政権のときですから、自公政権のときに継続企業ということでこのようないわゆる決算が行われたということであります。しかし、JALの問題というものを先送りはさせないということで政...全文を見る
03月15日第174回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(前原誠司君) 小池委員にお答えをいたします。  高規格堤防、いわゆるスーパー堤防でございますけれども、首都圏等の人口、資産が高密度に集積した地域を洪水や高潮から守るために、計画規模を上回る洪水でも破堤による壊滅的な被害を回避できる幅広い堤防でございまして、通常の堤防...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど御答弁をいたしましたように、人口とか資産が集積をしているところの堤防強化をして洪水あるいは高潮、こういったことから守るということは大変重要なことでございますが、委員も御指摘のように、今二十年以上たって全体の進捗率が五・一%、完成をしているのは三%ち...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 委員お尋ねの江戸川における高規格堤防と沿川市街地等の一体的かつ計画的な整備を推進するために、平成十二年九月に関東地方整備局、関係都県及び沿川十五市区町は委員会を設置をいたしまして、住民の方々から提案、意見も踏まえて、平成十三年三月に江戸川沿川整備基本構想...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 江戸川区内の高規格堤防計画区間のうち、北小岩地区の約二・二キロメートルにつきましては、高規格堤防と町づくりの一体整備を行うため、平成十六年から関東地整と江戸川区で検討会を立ち上げたのは先ほど申し上げたとおりでございます。  これと同時に、今委員がおっし...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 御党が、あるいは小池委員がどのような形でアンケートを取られたか分かりませんが、(発言する者あり)あっ、党でやったわけじゃない。いずれにしても、パーセンテージはよく細かくは承知をしておりませんけれども、反対論もあれば賛成論もあるということと同時に、先ほど申...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 住民全体にアンケート調査をしたり聞き取り調査はしておりませんけれども、反対の御意見もあるのも承知をしておりますし、先ほど申し上げたように、こういった勉強会を立ち上げてくれという住民の方々もおられるという認識は持っております。
○国務大臣(前原誠司君) 両面あると思っております。  先ほど委員も御指摘もありましたけれども、政権が替わりまして、できるだけダムに頼らない治水をということで、有識者会議をつくりまして、いわゆる判断の基準軸づくりを今一生懸命やっていただいておりまして、それは川辺川ダム以外のすべ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) これは高規格堤防要整備計画の延長の中ででよろしいですか。これで申し上げますと、江戸川、利根川、どちら。江戸川でよろしいですか。  江戸川は、先ほど申し上げたように、百二十・六キロメートルの中で完成堤防が、通常堤防でございますけれども、三十八・八キロメー...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 九七年の河川法の改正というのは、大きくポイントは二つありました。一つは環境重視、もう一つは地域の声を大事にすると、これが河川法改正の大きな趣旨でございまして、それも踏まえて対応していかなくてはいけないと思っております。  いずれにしても、ここは考え方は...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 済みません、質問を失念をしておりました。当然ながら、それぞれの水系においての河川整備を今の改正河川法の趣旨にのっとってやれば、地域の方々の、流域の方々の意見を伺わなくてはいけませんので、そういった仕組みは当然必要になると思います。
○国務大臣(前原誠司君) すばらしいアドバイスだと思いますので、住民の方々との話合いもしていきたいというふうに思っておりますし、我々民主党政権できて、このスーパー堤防というものをダムと同様やはり、もちろん治水、利水は極めて大事でございますけれども、税金の使い道を考えたときに、自公...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) まだ具体的にどこを整備していくのかということについて決めているわけではございません。委員も調べられてお分かりだと思いますけれども、元々この利便増進事業というのは、いわゆるスマートインターチェンジ、それから料金値下げ、これを行うためにある意味で高速道路の赤...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私が記者会見で申し上げましたのは、年末に党からの要望がございまして、一つはこの利便増進事業を使うということでありましたけれども、もう一つは高速道路会社にお金を入れて道路を建設すると、こういうお話がございました。こういうことについては今まで民主党の中で議論...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 逆の議論をされる方もたくさんおられるわけで、一八・四%も削ってけしからぬと、こういう御議論もありますし、我々としてはコンクリートから人へという考え方は全く変えるつもりはありません。つまりは、今までのようにどこもかしこも道路を造るだけ造る、あるいは空港も港...全文を見る
03月16日第174回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○国務大臣(前原誠司君) 委員御指摘のように、新たな料金制度の導入に際しましては高速会社の料金システムの改修というものが必要になります。これまでの休日上限千円などの様々な割引を導入してきた実績を踏まえて、今後速やかな改修作業を着手するということでありますが、六月の実施は可能との報...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 考え方はほぼ内部では固まっておりますし、しかるべき段階にどういった上限制を導入するのかということは委員の皆さん方にもしっかりお伝えをしていきたいと、このように考えております。
○国務大臣(前原誠司君) 今、辻元副大臣と三日月政務官のところで交通基本法案というものを議論していただいております。これから高齢化が進んでまいります。また、環境の問題もあり、移動する権利というものをどのように確保していく中で地球環境にも資していくのかといったことを考えてもらうわけ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 委員御承知のとおり、日本航空は、年間の旅客数が約五千万人でございまして、日本の航空会社の国際線七十四路線の約五割を占める三十五の単独路線を有しておりますし、また国内線二百六十六路線の約四割を占める百八の単独路線を運航するなど、我が国の発展基盤である航空ネ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) はぐらかしているわけではございません。私が脇委員に申し上げたのは、現段階ではこの八ツ場ダムの本体工事の中止ということを、方針を示しているだけで、特定多目的ダム法に基づいた法律上の中止の手続には入っていないということを申し上げているわけであります。  こ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 特定多目的ダム法に基づくダム事業の具体的な進め方に関しての判断権限は国土交通大臣にございますし、また、特定多目的ダム法において基本計画の変更や廃止の規定が存在することを踏まえれば、八ツ場ダムにおいても中止の方針を示した上で本体工事の中止を行うことが直ちに...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) その御指摘は当たらないと思っております。  繰り返しになって恐縮でございますけれども、中止の方針を示した上で本体工事の中止を行うことが直ちに法令に違反しているとは考えておりません。
○国務大臣(前原誠司君) いや、ですから、このダム事業の具体的な進め方に関しての判断権限は国土交通大臣にあるわけです、具体的なその進め方に関して。しかも、この基本計画の変更や廃止の規定が存在しているということを踏まえれば、今中止の方針を示した上で本体工事の中止を行うことが法令に違...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 繰り返しになって恐縮でありますけれども、この特定多目的ダム法に基づく具体的な事業の進め方についての判断権限は国土交通大臣にあるというのは委員も御承知のとおりだと思います。したがって、その判断の中で今本体工事を中止をしているということは法令違反ではないと。...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) ですから、合意というか、基本計画自体はまだ生きているわけですよ。基本計画を廃止するとか変更するという手続に入っていればそれは委員のおっしゃるとおりでありますけれども、まだ入っていなくて基本計画が生きている、その基本計画の中で、具体的な進め方に対しての判断...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) またまた繰り返しになりますけれども、この特定多目的ダム法に基づくダム事業の具体的な進め方に関しての判断基準は国土交通大臣にゆだねられていると。そして、現段階、じゃどうなのかと言われると、この基本計画を廃止するという作業には入っていないわけです。そして、地...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 基本計画はまだ生きているんです。基本計画そのものの廃止とか変更とかという作業には入っていないわけです。これにかかわることになれば、またその法律に定められた手続を踏んでいかなくてはいけないということでありますけれども、方針を今示しているわけで、そしてこのダ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私がこの立場に就かせていただいたときに申し上げたことは、できるだけダムに頼らない治水ということを申し上げました。  それは、絶対ダムが駄目だということを申し上げたわけでもございませんし、ただ、今、日本が置かれている状況はどのようなものかといったときに、...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今までもうお造りになったものについては当然ながら洪水調整機能というものはあるわけでございますし、それをどう活用していくのかということは大変重要なことだというふうに思っております。  これからの問題として、全部ダムが駄目だということを申し上げているわけで...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) さすが河川畑をずっと来られて、技官でいらっしゃった委員の御指摘、私はごもっともだと思います。  じゃ、自民党政権時代と今の政権とどこが違うのかといったところを考えたときに、財政的な制約と、そして人の命あるいは生活を守るということをどう考えながら今の治水...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 厚生労働大臣ではありませんので、二万円と二万六千円の違いというのはうまく御説明できないかもしれませんが、この子ども手当を導入した背景というのは、いつも私が申し上げている三つの制約要因なんですね。人口減少で少子高齢化が進んで莫大な財政赤字があると、これを多...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 簡単でいい。まあ、委員の御質問ですからお答えしているわけで、そういうものを使って出生率を上げて、今の日本の制約要因の問題点を解決するというところでこの子ども手当というのは導入されたと私は認識をしておりますし、全体のパイの中で、これは私は決める決定権はあり...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) これは、様々な利水計画の中でも同様な議論がなされるわけであります。確かに取水制限等々やっておられるところもありますし、そういったところからすれば、そういった取水制限をしたくないからお金を出してでも八ツ場ダムをと、こういう御意見なのは理解できるわけでござい...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 委員御指摘のように、国が本体工事の中止の方針を示している一方で、関係都県等の多数が来年度予算に本体工事分を計上しているということを明らかにされているのは私も承知をしております。このような状況でありますけれども、既に関係都県等の御理解を得るまでは八ツ場ダム...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 脇委員、おっしゃることは大変重要なことだというふうに思っております。  我々もこの半年間、かなりの業者からのヒアリングを行ってまいりました。その中で、今委員が御指摘をされた民事再生法で出直せば経営審の点数が高くなって仕事を取りやすくなるというのは、これ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) これは私が初当選したころですので十六年ぐらい前に、あのときは細川内閣のときだったと思いますけれども、今先生の言われた工事完成保証人制度というのは、あのころはまだ談合がかなり当たり前に行き渡っていた時代でありましたので、談合を助長するということで廃止すべき...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 予定価格は、発注者が過去の取引の実例価格等に基づいて標準的な単価等を用いて算出する価格であります。  予定価格だけでよろしいですか。はい。
○国務大臣(前原誠司君) もう委員おっしゃるとおりで、委員から詳しく教えていただいた方がいいかと思いますが。  私も物価版というのを見たことがありますけれども、そういった物価版、単価の書いてあるもの、どれだけの人数が要るか、そういった様々な算出方式に基づいて、そして最後にどのぐ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) そのとおりだと思います。
○国務大臣(前原誠司君) そのとおりではございますが、先ほど工事完成保証のところでお話をさせていただきましたように、昔は談合というものがまかり通っていて、そしてボーリングという形で予定価を聞き出して、そして談合して、そしていわゆる受注する企業だけがそのボーリングした予定価格に積算...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 何か今まで責められていて急に褒められるとちょっとくすぐったい感じがいたしますが。  委員おっしゃることは私も大筋同感でありまして、だからこそ競争入札は拡大するけれども、総合評価方式という、単に価格だけではないという形で、私はこの総合評価方式もたゆまざる...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) もうそのとおりだと思います。  官製談合という言葉がございました。談合が付いているので、いい悪いだと悪いんですが。例えば、官製談合で、悪い範疇で二つ申し上げると、一つは、官製談合を行うことによって、行った側が不当な利益を得ていたと。あるいは、それが天下...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど答弁のときに付け加えるのを忘れましたが、総合評価方式の導入に当たっては脇委員が主体的な役割を果たされたと伺っておりまして、心から敬意を表したいというふうに思います。  今の直轄事業負担金の問題でございますけれども、委員おっしゃるように、国の直轄事...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 委員今おっしゃったこともそのとおりだと思いますし、また、大事なことは、地方の負担がなくなれば自分のお金を出さなくていいということで、本当に必要かどうかというその事業採択の可否の部分が弱くなって、国がやってくれるんだからとにかく頼んでおけばいいやと、こうい...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) そのとおりです。  今、辻元副大臣、三日月政務官中心に考えていただいている交通基本法案のベースになっているのが、平成十八年に民主党と社民党で共同提案した交通基本法案でございまして、この中には、今委員御指摘のように、第一条の目的のところで、交通が人の移動...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 大江委員にお答えします。  確かに一千四百兆円に上る金融資産があるというふうに言われておりますけれども、これを国が、国民が持っている資産であるので、国が借金してそれを帳消しじゃないかという議論がありますが、そういう面もあるかもしれません。  しかし、...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 公共事業費を全体の中でどう見ていくかという、我々だけで判断できない問題だと思います。  大江委員がおっしゃるように、公共事業で物すごく結果として乗数効果の高かったもの、あるいは経済を更に前進させるような公共事業というのはあったと思うんですね。例えば、私...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) いや、それはもちろん、建設業界が地場の主要な産業であるということは間違いないことだというふうに思います。  委員の地元の和歌山県でちょっと調べてまいりましたけれども、これをどう見るかなんですね。
○国務大臣(前原誠司君) 要らない。はい。
○国務大臣(前原誠司君) それはございません。  ただ、先ほど委員もおっしゃいましたけれども、公共投資というのはかなり自民党政権から減らしてきておられるんですね。私が議員になったときは対GDP比でいうと六%を超えておりましたけれども、今や先進国と同じぐらいの三%程度まで落ち込ん...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) お約束をしていたことと違うことを申し上げたわけでありますが、これは国民にどう説明をするかということだと思います。  私は常に二つのことを申し上げているんですが、暫定税率、一か月間だけ下がったときがありましたけれども、あのときのガソリンの価格というのは大...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 和歌山の選出の議員でいらっしゃいますので、一番よく状況は分かっておられると思いますが。  今、海南まで四車線化、供用されていますね。それから、海南から有田までが今事業中ということで、有田から御坊までの十九キロ間はこれは一般国道の四十二号線ですよね。そこ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 意図はございませんし、関空は国際拠点空港として羽ばたいてもらいたいという願望は大江委員と同じように持っていますが、今のキャパシティーでいいますと二十三万回離発着できるのに、二本の滑走路でですね、それが今十万回ちょっとで、半分以下でしかないと。しかも、あそ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 西田委員にお答えします。  十一月の十九日だったと思います、前回議論させていただきましたのは。そのときも西田議員から伝統構法について建築基準法の見直しを含めて検討するようにということで御意見をいただきまして、私も検討させていただきますと、こういう答弁を...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 委員の御指摘は非常に大事だと思います。特に、私は選挙区が京都でございまして、私の選挙区の中にも相当古い寺社仏閣等がたくさんありますし、世界遺産の清水寺の清水の舞台というのはくぎが一本も使われていない純粋な木造建築でございまして、そういうものを残していこう...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 江戸城再建プロジェクトがあるというのは知りませんでした。名古屋城は昔のその建て方の図面が残っているということで、河村市長がそれに基づいてやりたいとおっしゃっているのは知っておりましたけれども、委員からの質問の御提示があって調べますと、江戸城再建を目指す会...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今委員から御指摘ございましたように、江戸川から利根川の上流部の特に右岸、堤防が一たび決壊しますと、そのはんらん水は埼玉県東部だけではなくて東京都まで達しまして、首都圏の中心部に壊滅的な被害を及ぼすという可能性がありますし、先ほどカスリン台風の事例を委員が...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 平成二十一年度、利根川上流区間、これは二百六十八・六キロ、両岸でございますが、事業費が約百一億のうち利根川の第一期区間、さっき申し上げた二十三・五キロの堤防強化には半分を超す五十六億円を重点的に投入をしているところでございまして、先ほど委員御指摘のような...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 昭和二十二年のカスリン台風からかなりの年月がたちまして、それ以降、利根川上流には幾つかのダムができましたし、堤防強化あるいは掘削、そういった河川整備が行われてきたところでございます。  今回の八ツ場ダムの中止というものの方針は今打ち出しておりますが、予...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 委員の御趣旨はよく分かりました。  スーパー堤防になりますと、堤防の高さをHとしますと、大体幅が三十Hという、三十倍の幅を取ります。そして、堤防の高さ、徐々に下げていきますけれども、それぐらいの巨大な堤防ができるわけでございますけれども、その上にまちづ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 西田委員から暫定水利権についてのお尋ねがございました。  先ほど委員が御指摘をされたように、埼玉県全体ではダムなどによる安定水利権が六八%、それから河川の自流による安定水利権が四%、そのほかが二七%が暫定水利権でありますけれども、八ツ場ダム暫定水利権が...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 渕上委員にお答えをいたします。  日本航空は我が国の発展の基盤である航空ネットワークの重要な部分を担っていることから、安全、安定的な運航を確保しつつ、確実な再生を図る必要があり、政府としては十分な資金を確保するなど、必要な支援を行っていくこととしており...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) まず、建設業につきましては、公共投資は減りますけれども、大都市とか中核都市で今様々な規制緩和、また都市再生計画などを成長戦略会議で立案をして、それはプライベート・パブリック・パートナーシップという民間の資金をできるだけ入れて運営も民間に任せるというような...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 渕上委員が御指摘のように、交通運輸分野における安全、安心の確保は最も基本的な、そして大変重要な使命であると考えておりますし、陸海空にわたる交通行政を所管している国土交通省の果たす役割は極めて大きいと認識をしております。  そのため、運輸安全マネジメント...全文を見る
03月17日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○前原国務大臣 本体工事の中止の方針は表明しておりますけれども、特定多目的ダム法に基づく手続には入っておりませんし、基本計画もそのまま生きているということでございます。今委員が御指摘をされましたように、再検証の河川に含めまして予断なく検証していくということでございます。中止の方針...全文を見る
○前原国務大臣 現時点においての法的な根拠あるいは計画については、河川局長がお答えをしたとおりでございます。  ただ、政権交代後、どのような治水を行っていくのかということを、今、治水の有識者会議で議論していただいておりまして、その評価軸、そして、今までのそれぞれのダムの基本計画...全文を見る
○前原国務大臣 委員の御質問に足らなければ、また事務方から補足して答弁をさせていただきますが、今委員が御指摘をされましたように、地盤沈下が起こっているということは事実でございます。  このために、定期的に堤防の測量を実施し、また監視を行っておりまして、利根川では、昭和五十三年か...全文を見る
○前原国務大臣 現在、治水の有識者会議でもその観点が話題の一つのテーマになっております。例えば、ゲリラ豪雨というものがどこで降るのかということによって、河川の整備の仕方も変わってくる可能性があるわけですね。例えば、ダムというのは私は有効な治水対策の一つだというふうに思いますけれど...全文を見る
○前原国務大臣 特に水没地域だとみなされていた地域はかなり時間もかかっておりますし、また、水没をするという前提で、道路整備とかあるいは個別のお宅の補修、管理なんというのはされてきていないと思います。相当御迷惑をかけている状況で、余り時間はかけていられない問題だと思っております。 ...全文を見る
○前原国務大臣 今、竹内委員がおっしゃったように、もちろんどの河川も人の命にかかわってくることでございますので、治水というのは大変大事でございますけれども、特にこの利根川水系というのは、首都圏を流れる、また、万が一のことがあれば多大な人的、経済的被害、あるいは委員のおっしゃったよ...全文を見る
○前原国務大臣 柿澤委員にお答えします。  平成二十年度までに既に支出をした額は約三千二百十億円でございます。
○前原国務大臣 実際やってみないとわからないというのが正直なところだと思いますが、四千六百億円から今の今までかかった三千二百十億円を引いた金額は約千三百九十億円だというお答えをしておきます。
○前原国務大臣 今、河川局長が答弁したとおりでありまして、三・四というBバイCは、平成十七年四月に策定された治水経済調査マニュアルに基づいてやられているという意味においては、この数字というものは適正なものである。  しかし、先ほどから申し上げているように、治水の標準軸といいます...全文を見る
○前原国務大臣 我々は、例えば道路の事業評価のあり方についても見直しをするということを今表明しておりますし、当然ながら、河川についても見直していかなくてはいけない、このように思っております。  委員も御存じだと思いますけれども、これは、要は、BバイCですからC分のBですよね。C...全文を見る
○前原国務大臣 BバイCだけが一つの基準ではないと思っております。つまりは、ほかの代替案が治水としてあるのか、利水としてあるのかということ、そして先ほど申し上げたように、改正河川法の一つの大きな柱は、地域住民の意向というものもございますので、流域の自治体との話し合いということも当...全文を見る
○前原国務大臣 柿澤議員も東京都議会で民主党の議員でいらっしゃいましたし、民主党の都議会は八ツ場ダム反対ということで都議会選挙を戦ったという前提で質問をされている、私はこういう理解をしておりますけれども、根本のお尋ねですので、もう一度お話をさせていただきます。  私は、ダムがす...全文を見る
○前原国務大臣 中止の方針は示しました、中止をするという方針は示しましたけれども、ダム事業というのは、議員も御存じのとおり、特定多目的ダム法とかあるいは河川法とか、さまざまな法律によって計画がされていて、基本計画があるわけですね。そして、この基本計画というものを廃止しようというこ...全文を見る
○前原国務大臣 中止の方針を示しておりますが、予断なく再検証するということは、予断なく再検証するということです。  そして、先ほどから申し上げておりますように、さまざまな、別に政権交代で、前の政権がやっていたことだから否定するということじゃなくて、我々の政権の根本的なところは、...全文を見る
○前原国務大臣 ちょっと時系列で申し上げると、私は初め、金子委員がおられて申しわけありませんが、川辺川ダムと八ツ場ダムについては中止という方向性を打ち出しました。先ほど申し上げたように、これはどちらも法的な中止の手続に入っておりません。法律で決められた基本計画があるわけですから、...全文を見る
○前原国務大臣 佐田委員にお答えをいたします。  きのうの国土交通委員会の参考人意見陳述で、川原湯温泉旅館組合長の豊田明美さんがお話をされたことについて、概要について私も伺いました。今の川原湯地区の状況というのは、平成十年と二十年では大きなさま変わりだと。平成十年のときには十八...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返しお話をしておりますように、当該住民の皆さん方にはまことに申しわけなく思っております。  私の生活再建の考え方は、基本的には住民の方々にその案をお考えいただく。これは、自治という観点においては、まずはどのような生活を考えられるのか。もちろん今はダムを前提に...全文を見る
○前原国務大臣 佐田委員のお考えはそういうお考えなのかもしれませんが、どのような地域においても、地域がどういう産業で、あるいはどういうなりわいで、あるいはどういう特性を持ってやっていくかということは、やはり自治、地域で決めていただく、そして地方自治体やあるいは国がお手伝いをするこ...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返しになって恐縮でございますが、どのような地域であっても、やはり自治というものが基本であると思います。例えば、町議会があって、そして町長さんがおられて、その中で町のあり方というものの計画を立てていかれるというのが、私は大前提だというふうに思っております。  ...全文を見る
○前原国務大臣 仮に地元の方々が中止を受け入れていただく、その場合にどういった町を望まれるのかというところもお話を伺わなくてはいけないということで、もとに戻すということも一つの選択肢だということを申し上げたわけでございます。
○前原国務大臣 名称が、できるだけダムに頼らない治水を考える有識者会議でございますので、それは先生のおっしゃったとおりでございます。  ただ、その前提として、別にダムが全部悪いんだということを申し上げているわけではございませんし、逆に、ダム反対派の方からは、公開もされていないし...全文を見る
○前原国務大臣 意見調整というか意見交換はさせていただいておりますけれども、現在、一都五県の知事さんは推進という立場でございます。  先ほど、群馬の大沢知事さんの発言をひもといて委員はお述べになられましたけれども、基本計画が変更されていない、廃止されていないというのはそのとおり...全文を見る
○前原国務大臣 できるだけ綿密かつ虚心坦懐のお話し合いをしていかなくてはいけないと思っております。  地域の方々やあるいは首長さんとお話をする前提として、我々としては、中止の方針はお示しをしておりますけれども、予断ない再検証をするということでございますので、その再検証の結果をも...全文を見る
○前原国務大臣 詳しくはまた、しっかりと法的な関係を調べて委員にお答えをさせていただきたいと思っておりますが、概括申し上げますと、暫定水利権によって、特に埼玉県というのは、恐らく二六%ぐらいが暫定水利権によって利水の恩恵を受けているということであります。  暫定水利権というのは...全文を見る
○前原国務大臣 カスリーン台風のときに、実際に八斗島地点で流れた水量が約一万七千立方メートル毎秒ということで認識をしております。それがいわゆる計画高水として考えられている。  そして、基本高水については、先ほど河川局長が別の議員に対して御答弁をさせていただきましたけれども、河道...全文を見る
○前原国務大臣 今委員が御指摘をされたことにも含まれておりますけれども、一番大きいのは、やはり河道の掘削、引き堤、堤防の強化、かさ上げ、それから遊水地。それから、既存のダム、日本全体で二千八百九十ぐらいあるわけですから、これの例えばしゅんせつをしたり機能強化をしたりと。金子副大臣...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど委員がおっしゃった、どう雨が降るかわからないというのはおっしゃるとおりであります。特に、これから集中豪雨、ゲリラ豪雨などはどこに降るかわからない。  先ほど、平均が六百立方メートル毎秒ということで、それはそのとおりでございますし、千五百カットできるときもあ...全文を見る
○前原国務大臣 ただいま議題となりました国の直轄事業に係る都道府県等の維持管理負担金の廃止等のための関係法律の整備に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  国が管理する道路、河川等の維持管理に要する費用に係る都道府県等の負担金については、平成二十二年度から廃止...全文を見る
03月17日第174回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(前原誠司君) 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣の前原誠司でございます。沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、所信の一端を申し述べます。  まず、沖縄政策について申し上げます。  沖縄の本土復帰から三十八年がたとうとしています。これまで、社会...全文を見る
03月18日第174回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(前原誠司君) では、私から。  現在、四千七百万戸の住宅のうち、耐震化基準を満たしているものは約七五%、三千五百五十でございますが、年末にまとめました新成長戦略では、平成三十二年までに九五%まで高めるということで決めております。現在、耐震診断とかあるいは耐震補助とい...全文を見る
03月19日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○前原国務大臣 川村委員にお答えをいたします。  人口減少、少子高齢化、財政赤字という制約要因の中で、公共事業のあり方を全般的に見直して、そして税金の使い道を変えていくというのが、我々鳩山政権の使命であると思っております。その中で、地域には、公共事業費の削減ということで大変御苦...全文を見る
○前原国務大臣 中島委員にお答えをいたします。  今委員が御指摘をされましたように、ことし、平成二十二年度においては二・二兆円の社会資本整備総合交付金、そしてこれからは一括交付金ということに順を追っていくわけでございまして、国と地方の役割分担の議論というものをさらに進めていかな...全文を見る
03月19日第174回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○国務大臣(前原誠司君) 国土交通省関係の平成二十二年度予算について、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計予算につきましては、所要の国土交通省関係予算を計上し、その歳出予算額は五兆五千八百四十七億円でございます。  また、社会資本整備事業特別会計、自動車安全特別会...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほどから三日月政務官がお答えをしておりますように、直線では二百七十キロメートルが成功したと、しかし急曲部では所期の速度を出し切れていないということで更に今開発を続けているという段階でございまして、この記事のように、断念をした、あるいは断念を考えていると...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 整備新幹線につきましては、私を含めた政務三役で構成する整備新幹線問題検討会議というのがございます。そして、その中で、三日月政務官が主宰をして小川総務大臣政務官及び大串財務大臣政務官が参加をする整備新幹線問題調整会議というのがございまして、今後は幅広くいろ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 三日月政務官から何度もお答えをしましたように、今年の夏までにしっかりと開発をしていくということで、フリーゲージを前提として、今のところは、認可の日が平成二十年三月二十六日でありますけれども、おおむね十年程度で完成させるという今の計画は変わっておりません。
○国務大臣(前原誠司君) 私も野党のときに木曽川導水路を取り上げて、今お話をされたような議論をしたことがございます。したがって、この最大取水量とそして水利権で設定されているものの差というものをしっかり見ながら計画を見直すべきは見直すという考え方については、私は基本的には大河原議員...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今、大河原議員が指摘をされましたように、総合水資源管理という考え方は平成二十年十月に中間取りまとめとして公表されたものでございまして、平成二十一年の「日本の水資源」において紹介をされているのは議員も御承知のとおりでございます。  この総合水資源管理とは...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 基本的な考えは、今までの水利権の在り方というもの、省庁縦割りで極めて融通が利かない、ただし今申し上げたような総合管理の手法を取り入れてきて農業用水を他に転用してきているということもございますし、そういう意味では進んできている面もあると思いますけれども、更...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 大河原委員は今、水資源機構を流域ごとに解体してと、こういった大胆な御提案もいただいたわけでありますが、水資源の開発よりは、今完全に管理に移行しておりますし、そういう意味においては、先ほど委員が御提示をいただきましたこの総合水資源管理ということをしっかりや...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 大江委員にお答えいたしますが、公共事業が悪だということを言ったことは一つもございません。ただ、本当に必要な公共事業かどうなのかということの線引きと、あとは予算全体の割り振りの中での公共事業の比率というものを考えたときに、かなり今減ってきております。これは...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 政権交代から半年余りたちました。そして、その中で申し上げるのは、前政権でも、今委員が御指摘をされた維持管理について、なかなか危ない面が出てきたと。特に橋ですよね。老朽橋という面で、例えば通行制限をするとかあるいは通行規制をするとか、そういった橋がどんどん...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) ちょっと前までは北朝鮮を除くというふうにパスポートには書いてあったと思いますが、今は書いてないんじゃないでしょうか。
○国務大臣(前原誠司君) 例えば、ビザなし交流を使えば北方領土には行けます。竹島については、日本人が行けるかどうかということを、済みません、私は詳しく存じ上げません。
○国務大臣(前原誠司君) 幾つか申し上げれば、前政権と比べて、予算でいうと、海上保安庁の予算全体は減っていますけれども、これ人件費で減っているわけで、いわゆる物件費、つまり装備の費用は前政権よりも我々はより取っていて、今申し上げたような二隻目の「しきしま」級も含めて、よりこれには...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 中間線のところで中国がガス田あるいは油田を開発している。そして、日中の間で合意をして共同開発をするという合意はしたけれども、その合意内容はまだ履行されていないということから考えると、私は中国は早く合意内容を履行すべきだというふうに思いますし、そういうもの...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) それはうがった見方です。  関空は、やはりあれだけの二本の滑走路があって、そして二十四時間使えるということで、これ以上国際線に向いている飛行場はないと、私はそう思っておりますので、これをどううまく活用していくかということを第一義的に考えて物事を組み立て...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 茨城で九十八番目でございまして、あとは、前政権でお決めになった空港としては岩国がございます。これが現時点においては打ち止めということではないかと思いますね。
○国務大臣(前原誠司君) この関空の問題というのは六月までにしっかりとした考え方を示すという前提で、今年の予算で七十五億円の補給金というものが出ているわけであります。  財務省がすべてを決めるということについて非常に私も不快感も持っていますけれども、しかし、航空行政を預かる立場...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 佐藤委員が御指摘をされておりますように、近年、建設投資額が公共、民間を通じて減少する一方で、建設労働者数や企業数の減少の割合が小さいことなどから、賃金実態を調査して決定している公共工事設計労務単価が低下傾向にあるというのは今おっしゃったとおりであります。...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 予算委員会でも委員とはこの点について議論をさせていただきましたけれども、過去三十年間、離島にじゃどれぐらいの公共事業をやってきたのか、奄美にどれぐらいの公共事業をやってきたのか。これは委員も御存じだと思いますけれども、昭和五十年から平成十七年までの三十年...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 簡単にイエスかノーかだけではちょっとお答えができないのでありますが、委員御指摘のように、離島平均で平成二十二年一月百四十九・一円、一リッター当たりのガソリンの値段でありますけれども、全国平均は百二十六・九円ということですので、その差額は二十二・二円という...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今、八ツ場ダムの本体工事の中止の方針を我々はお示しをしておりますけれども、これはあくまでも中止の表明でございまして、特定多目的ダム法に基づいたいわゆる基本計画の廃止の手続に入っているわけではございません。今委員がお示しをいただきましたこの資料十三に書かれ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今回私どもが考えましたのは、直轄事業の円滑な実施を図るためには事業費の一部を負担していただく地方との調整と透明化を図るということが大事だということで、事業計画を十一月に発表し、二月に事業評価というものを出して国会審議に資するようにということでやらせていた...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今、草川先生が三件の事故についてお話をされました。  この平成十八年十月の鹿島港周辺で発生した座礁海難は、今お話のありましたように、急速に発達した低気圧による影響で事故が起きました。これらの海難において、事前に海上保安庁が避難するよう注意喚起を行ってい...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 鹿島港だけかという御質問については、これは調べてまた草川委員にお答えをさせていただきたいというふうに思いますけれども、しかしながら、遠浅で太平洋に直接面していて大変難しい港だということは理解をしております。そのため、防波堤の整備を着実に今進めているところ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今委員がおっしゃったような議論があったということは承知をしております。
○国務大臣(前原誠司君) 専門家の方々の見地からすると難しい港であると。したがって、今委員が御披瀝をいただいたような意見というものが多数出たんだろうということは、それは事実だろうと思います。他方で、鹿島港というのは大変重要な港でございまして、取扱量も非常に多うございますし、またこ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今、草川委員が御指摘をされましたように、この平成十八年十月に起きました、立て続けに三つ起きた事故、これを受けまして、鹿島港座礁事故を踏まえた現地連絡協議会というのがつくられて、そして会議が重ねられて、そして平成十九年の三月に、今委員も御指摘をされた「鹿島...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今委員がおっしゃった避難勧告発令基準というものを私も今見ております。  低気圧接近時の避難勧告基準、これは新規にできた基準でございますけれども、確かにその避難勧告の四に、鹿島港仕向けの船舶がある代理店等は、当該船舶と連絡を取り、他の港又は泊地等、泊まる...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 平成八年から平成十八年における鹿島港及び付近における走錨による海難の発生状況は、衝突が二件、乗り揚げが四件でございます。  先ほど委員が示された平成十八年の大型船舶三隻の座礁事故を踏まえて、鹿島港座礁事故を踏まえた現地連絡協議会において、これまで設定さ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) なかなかダイレクトにお答えしにくい御質問でございますが、いずれにいたしましても、これ先ほど御答弁をいたしましたように、鹿島港は遠浅で、太平洋に面した、海岸も人工的に造られた港でございまして、操船上、極めて難しい港であるということは十分承知をしております。...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先生御指摘のように、日本に寄港する外国船舶は非常に多いわけでございます。そして、こうした外国船舶を始めとする航行環境に不慣れな船舶による海難を減少させるために、船舶交通がふくそうする海域を巡視している海上交通センターからの情報提供や危険防止のための勧告と...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 外国船舶に対する航法指導等ということで、ホームページの翻訳、航法指導用パンフレット作成等ということで千六百七十六万六千円の予算を計上しております。
○国務大臣(前原誠司君) 海洋国家という言葉は私にとっては二つの意味で非常に胸にぐっとくる言葉であります。それは、私の好きな坂本龍馬が、島国から海洋国家へ転換をするということで、つまりは島国というのは閉鎖的な閉じこもったイメージだけれども、むしろ海というのは通路、航路であるという...全文を見る
03月23日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○前原国務大臣 岸田理事にお答えをいたします。  道路と河川、両方ございまして、道路の特定事業というのは、指定区間内の国道の安全かつ円滑な道路の交通に支障を生ずることを防止するために速やかに行う必要がある工事、それと災害復旧でございます。また、河川におきましては、指定区間外の一...全文を見る
○前原国務大臣 両方の側面がございます。
○前原国務大臣 その点については間違いございません。
○前原国務大臣 岸田委員にお答えをいたします。  道路につきましては四百六十二億円、河川については百十七億円でございます。合計しまして五百七十九億円でございます。
○前原国務大臣 これは何度もお答えをしているところでございまして、今委員がおっしゃったとおり、特定事業についての地方負担分を残すことによりまして、概算要求時に見込んでいなかった予算が確保されることになりましたので、地方公共団体の要望や事業の進捗状況等を総合的に勘案して、必要な道路...全文を見る
○前原国務大臣 むしろ透明度を高めるために、十一月に、前政権では近畿に限られていた事業計画というものをすべての地域で公表し、二月の一日に事業評価というものを出させていただいたということでございまして、そういったものとかあるいは用地取得の進捗状況などを含めて、総合的な観点からできる...全文を見る
○前原国務大臣 今、岸田委員がおっしゃいましたように、今回地方負担分の軽減になるのは、新設、改築の業務取扱費と維持管理の業務取扱費、そして維持管理の特定事業を外したものについてでございまして、千五百六十九億円の軽減になる。他方、では地方が負担をすべき直轄事業として二十二年度へ残る...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど委員が御紹介をいただきましたように、我々のマニフェストには直轄事業の地方負担金の廃止ということを述べております。四年間仮に政権を担ったとして、そして四年間でどのようにそれを見直していくかということを今議論しております。これにつきましては、直轄事業負担金制度等...全文を見る
○前原国務大臣 受益者負担の原則というものに立てば、先ほど申し上げたように、平成二十二年度については新設、改築と維持管理の特定事業分のみが受益者負担原則というものが適用されるということでございますが、我々は、受益者負担原則というものも、それはそういった考え方はございますけれども、...全文を見る
○前原国務大臣 地方に権限が移譲されますので、地方は、みずからの権限、財源の中でどのような事業をやっていくかということをみずから決められるということになります。  他方、国の直轄事業というものについて申し上げれば、今委員が御指摘のような受益者負担の原則はなくなるわけです。これは...全文を見る
○前原国務大臣 委員の御指摘のとおりの御理解で結構でございます。  いずれにいたしましても、先ほど申し上げましたワーキングチームによって、今後のプロセスと、委員が御指摘をされたいわゆる受益者負担の原則というものがどう取り込めるのか取り込めないのかということも含めて、制度設計につ...全文を見る
○前原国務大臣 一番初めに岸田理事から、御党も維持管理につきましては直轄事業の地方の負担をなくしていく、こういうお話でございました。そういう意味におきましては、維持管理についても受益者負担の原則がなくなるということでございまして、我々は同じような問題意識を持たなければいけない、そ...全文を見る
○前原国務大臣 三ッ矢委員にお答えをいたします。  さまざまな要因で内閣支持率が下がっているということは、極めて残念なことでございます。  我々は、政権交代ということを国民から負託されて仕事をさせていただいているわけでございますので、とにかく焦らずに、しかし着実に税金の使い道...全文を見る
○前原国務大臣 これは、さまざまな世論調査等で明らかなように、やはり政治とお金の問題についての国民の不信感というものが極めて大きく影響しているのではないか、私はそういう認識を持っております。
○前原国務大臣 根本的な考え方をどう変えていくのか、変えないのかという選択なんだと私は思うんです。  つまりは、国の直轄事業といえば国がやるべきものですよね。しかし、先ほど岸田理事や、三ッ矢理事が今おっしゃっているように、受益者負担の原則というものを入れて、国が行うべきことにつ...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど岸田委員にもお答えをいたしましたけれども、この特定事業というものは道路と河川がございまして、道路につきましては、指定区間内の国道の安全かつ円滑な道路の交通に支障を生ずることを防止するために速やかに行う必要がある工事、それから災害復旧。そして、河川については、...全文を見る
○前原国務大臣 三ッ矢委員にお答えをいたします。  三ッ矢委員御指摘のとおり、高度経済成長期に我が国の道路は集中的に整備をされておりますので、建設後五十年を経過する橋梁が現在の八%から二十年後には五一%に急増するということで、今後、補修、更新費用がかなり増加をするという見込みで...全文を見る
○前原国務大臣 直轄事業負担金の業務取扱費と公共事業に係る補助金の事務費の廃止については、事務の合理化等を図るために行うとしたことでございます。  直轄事業負担金の業務取扱費については、全国的に構築された国の実施体制に要する経費を都道府県ごと案分する計算方法が複雑であり、そして...全文を見る
○前原国務大臣 済みません、先生の今のお尋ねは、業務取扱費に対する地方負担、国庫補助事業の事務費に対する国の負担額という御質問でよろしいですか。  前者が約七百八十八億円、後者が約七百五十億円でございます。
○前原国務大臣 当然ながら、今の業務取扱費の地方負担がなくなるということに対して、事業量は減ることになります。
○前原国務大臣 今、竹内委員から御指摘がありましたように、新幹線の安全性というものは極めて大事なことでございます。  一九六四年に開業して以来、四十五年間になりますけれども、死亡事故は一度もございませんし、平均遅延時間は一分未満ということで、それが日本の新幹線の安全性と、そして...全文を見る
○前原国務大臣 穀田委員にお答えをいたします。  私は常に、日本には三つの制約要因がある、人口減少、少子高齢化、そして莫大な財政赤字、その中にあって予算の使い道を変えていくことが鳩山政権の大きな目的であり、そして、コンクリートから人へという流れで予算の使われ方も変えていかなくて...全文を見る
○前原国務大臣 長寿命化修繕計画でございますけれども、これは、先ほど三ッ矢委員にも答弁をさせていただきましたけれども、我が国の道路は高度成長期に集中的に整備されたため、建設後五十年を経過する橋梁が……(穀田委員「そこはわかっているんです、さっき聞きましたから」と呼ぶ)はい。要は、...全文を見る
○前原国務大臣 国が地方公共団体に助成を行う事業の範囲については、国と地方の適切な役割分担を踏まえて個別に定められてきたものでありまして、今回の交付金化に伴って、この国と地方の役割分担が変更されることにはなりません。しかし、新交付金の制度では、計画の目標達成のため、基幹となる事業...全文を見る
○前原国務大臣 まず、車両管理業務については、委員御承知だと思いますけれども、昭和五十八年の閣議決定によりまして、技能労務職員等が携わっている事務事業については、民間委託等の合理化措置を積極的に講ずることとし、これらの職員の採用は、公務遂行上真に必要な場合を除き、昭和五十九年度以...全文を見る
○前原国務大臣 こういったことは、委員が資料で示しておられるように、一般競争入札導入後ということでありまして、これは平成二十一年度発注から全面的に一般競争入札を導入しているわけであります。こういった、今委員が御指摘をされた問題点が起きているということは承知をしております。  こ...全文を見る
○前原国務大臣 委員御指摘のとおり、一般競争入札が導入されたことによりまして、平成二十一年度発注においては入札参加者が約四倍になっています。平成二十年が三十九者、そして平成二十一年が百五十者ということで、四倍増になっている。平均落札率が約三割低下をしているということで、平成二十年...全文を見る
○前原国務大臣 そこはやはり、共産党さんと我々の立場の違いだと思います。つまりは、公務員としてやるべきことはやったらいいじゃないかというのが穀田委員の御趣旨だと思いますが、我々は、民間でできることは民間でやってもらうということで、委託、そして民間で選ぶときは競争性を高めた入札を行...全文を見る
○前原国務大臣 予算委員会でしたか、柿澤委員から同様の指摘をいただきまして、その御懸念についてはそのとおりですというお答えをしたことを覚えております。したがって、委員と私は問題意識を共有しております。  ただし、今回のこの直轄事業の負担金をなくすということの背景は、もちろん受益...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど委員が引用されたところというのは、社会資本整備総合交付金のところと少し重なっているのではないかと思います。これはまた後ほど御議論されるんだろうと思いますので、それは除いておきます。  柿澤委員も東京都議会議員をされましたけれども、私も京都府議会議員をさせて...全文を見る
○前原国務大臣 一歩前進だと思っております。ただ、これがすべていいということではありませんし、これからのプロセスとしては、さらなる分権を進めていかなくてはいけないと思っております。  従来の個別補助金と異なって、地域のニーズに合った各種インフラ整備の自由な選択と、創意工夫を生か...全文を見る
○前原国務大臣 今御指摘をされました高速法等一部改正法案では、利便増進事業のメニューを拡充するということでございます。今までは料金の値下げ、それからスマートインターチェンジというものに使えていたものを、より幅広いものに使っていくということを我々としては決めさせていただきました。 ...全文を見る
○前原国務大臣 私が大臣に就任をして以降、国幹会議の廃止というものを申し上げました。ただ、この国幹会議というのは、我々が参加をして、我々というのは民主党の議員も、野党時代でありましたけれども参加をして、賛成をして、いわゆる整備計画がもう決められているものがあるわけですね、四車線化...全文を見る
○前原国務大臣 議決はもう経ているんです。つまりは、国幹会議という今までの、今もあります、まだ廃止法案が通っておりませんので国幹会議というのはあるんです。その国幹会議の中で、野党であった我々も含めて全会一致で決定された計画というものがあって、それをやるということですので、議決をパ...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返しになりますが、新直轄というのは、採算のとれない箇所を国として税金を使ってやる、したがって、できた暁にはその道路は無償で供与される、有料道路にはならないということでございます。  しかし、これは、今までの償還計画に入っていたものについて切り分けて、国債整理...全文を見る
○前原国務大臣 ただいま議題となりました国土調査促進特別措置法及び国土調査法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  国土調査は、国土の開発及び保全並びにその利用の高度化に資するとともに、あわせて地籍の明確化を図るため、国土の実態を科学的かつ総合的に調...全文を見る
03月23日第174回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(前原誠司君) おはようございます。  平成二十二年度内閣府沖縄関係予算及び北方対策本部予算について、その概要を御説明いたします。  初めに、沖縄関係予算について御説明します。  内閣府における沖縄関係の平成二十二年度予算総額は、二千二百九十七億九千四百万円、前年...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 谷岡委員が御指摘をされましたように、沖縄というのは三点の面での特殊事情がございます。  一つは歴史的な事情であります。さきの大戦における最大の地上戦によりまして、多くの県民を巻き込んだ熾烈な戦いが行われました。県民の約四分の一に当たる約九万四千人の一般...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 谷岡委員から、基金のようなものを創設するということの必要性とともに、大学の国費による無償化、そしてまた百人単位での留学という御提案をいただきました。  まず、現実問題といたしまして、沖縄県における海外留学派遣事業実績ということ、これは沖縄県と文部科学省...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 衆議院選挙のときに様々な発言があったということは承知をしております。その後に三党連立政権ができて、三党合意に基づいて今の検討が行われるということでございまして、いずれにいたしましても、この国会でも何度もいろんな閣僚からもお話をしておりますように、普天間飛...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私も参加をいたしますけれども、今伺っている範囲で申し上げれば、与党三党の意見のすり合わせの現状報告ということを今日行われるということで、今日具体的に決まるという話ではないというふうに私は伺っております。
○国務大臣(前原誠司君) とにかく、今日の会合は、今までの与党三党での調整の経緯をその中心となっている官房長官から報告を受けるというふうに聞いております。
○国務大臣(前原誠司君) 秋元委員にお答えをいたします。  閣議決定がされるというような話は私は伺っておりません。あくまでも関係する閣僚が集まって、そして私が今伺っているところでは、今までの検討状況についての報告を受けると、こういうことでございます。  したがいまして、今の段...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今、秋元委員が御指摘をいただいたことは大変重要なことだと思います。  まずは、普天間飛行場の危険除去というものを最低限の仕事としてしっかりやっていく中で、そして様々な今米軍に供されている基地が返還されたときには、これは国がしっかりとバックアップをして、...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 木庭委員にお答えをいたします。  委員が今お述べをいただいたように、私も十月に根室、そしてそれから羅臼の方に海上保安庁の船で行きまして、右手に国後島を見ながら、根室とそして羅臼で地元の方々との意見交換会をさせていただきまして、北方領土に私も視察に行かせ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) ラッコの問題については、新たな視点として委員から御指摘をいただきました。  私もテレビを見まして、ラッコというのは高級海産物を主食としていますので、動物園でも一番金の掛かる動物の一つだという話を聞いておりますし、今は道東でウニの被害が極めて多くて、かな...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先般、沖縄県の県議会の方々が超党派で来られまして、島尻委員も大臣室にわざわざお越しをいただきましたし、山内先生もお越しをいただきまして、様々な政党、民主党もおいででございましたけれども、まさに超党派でおいでをいただきました。  今、木庭委員からもお話が...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 自公政権のときにやられてきたことを否定をするつもりは全くございません。現に現在の沖縄振興計画というのは前政権が作られたものをベースにやっているわけでありますし、それは何よりも、何党が政権を担っているということではなくて、沖縄県からの要望を踏まえた振興計画...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 木庭委員が御指摘をされましたように、今般、沖縄県の強い要望を踏まえて、那覇空港発着の貨物専用航空便にかかわる航空機燃料税の軽減措置を講じることとしたことであります。現在参議院でこの税制改革について御議論をいただいておりまして、成立すればそれができるという...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今の視点というのは極めて大事なところだと思っておりまして、これは沖縄のみならず、日本全体で観光立国、どうやって観光を経済の成長の柱にしていくのか、また需要拡大の柱にしていくのか、そのことを現政権で今一生懸命に取り組ませていただいているところでございます。...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) これは沖縄担当大臣というよりはむしろ国交大臣として、那覇空港というのは滑走路一本しかありませんし、しかも軍民共用ということで、潜在的な需要があるのに離発着回数が制約されているというのは、もう委員おっしゃるとおりであります。  したがいまして、空整勘定の...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 紙委員にお答えをいたします。  私は就任直後の記者会見において、この泡瀬干潟の一期工事については中断、二期工事については中止ということを述べさせていただきまして、現在一期工事が中断をされているところであります。また、私が申し上げただけでもなく、裁判によ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今、紙委員が御指摘ありましたように、これまでの裁判では、土地利用計画の経済合理性の見通しについて厳しい判断が下されたと認識をしております。高裁判決では土地利用計画の見直しに必要な調査のための公金支出は認められたことから、現在沖縄市が鋭意新しい土地利用計画...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 一回目に沖縄に伺ったときに、今、紙委員がおっしゃったように、東門市長に対してそのような中身のことを申し上げましたし、二度目にお会いした先般も同じような中身の話を私はさせていただきました。  いずれにいたしましても、現在、そういった裁判所の判断それから私...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) どこに線を引くかというのはなかなか厳しい判断が求められると思っております。司法判断も下されているし、我々も国費というものを投入する以上は、経済合理性、採算性そして厳しい需要予測というものに基づいた計画をお立てくださいということを言わざるを得ません。しかし...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) まず、事実関係として申し上げますと、確かに、新港の建設、しゅんせつ工事のいわゆる残土をこの泡瀬干潟の一期工事の埋立てに使っているということはそのとおりでございます。  ただ、我々はこの新港地区での整備事業は継続していきたいと思っておりますし、仮にですよ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) こういった新たなものを造るときは、今、紙委員のおっしゃったような鶏が先か卵が先かという議論が必ず行われますし、そういった議論は私は必要だと思っております。  しかし、いずれにいたしましても、東の港湾に面している特別自由貿易地域においては、先ほど申し上げ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) ですから、先ほど御答弁をいたしましたように、リンクはさせていないと、もう既に。もちろん、沖縄市から第一期を継続する、どういう計画でやるかというお話があって、その中身は厳しく検討をさせていただきますけれども、継続をするということになったときには、それは新港...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) じゃ、一言だけ。  干潟の大切さ、そして残していかなくてはいけないという御認識は私も共有をしております。だからこそ、一期は中断、二期は中止ということを政権発足当初に申し上げたわけでございます。  いずれにいたしましても、一期が仮にやられたとしても、干...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 山内先生にお答えをいたします。  まず、先ほどおっしゃった鉄軌道のところについて若干訂正をさせていただきたいと思います。委員が調査費三千万とおっしゃいましたけれども、これは報道ベースでございまして、三千万で決まっているわけではございません。(発言する者...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 山内先生の御質問でございますけれども、私も沖縄担当であると同時に鳩山内閣の一員として、今政府がゼロベースで様々な観点からの調査を行って、三党連立、社民党、国民新党からも意見を伺う中でまとめる作業をされているわけでございまして、それをしっかりと私はサポート...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 山内委員の迫力にかなり押されておりますけれども、いずれにいたしましても、沖縄の方々の思いというものは、今先生がおっしゃったことにもう集約されていると思っております。社民党、国民新党、民主党の三党で議論されているところが今官房長官のところに集約をされて、そ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今、山内委員がおっしゃったように、私も基地経済という立場には立ちません。跡地が返ってきて、それを有効利用すれば、様々な観点での経済活動が可能になり、それが沖縄の自立的な発展につながっていくという認識は全く委員と同じでございます。  今の仕組み、沖縄振興...全文を見る
03月26日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○前原国務大臣 向山委員にお答えをいたします。  先ほどおっしゃった映画は、残念ながら見ておりませんで、まことに申しわけありません。  地籍調査の進捗率は、今委員が御指摘をされたように、全体で四九%、十年間で六%しか進んでいない、そして、都市部ではさらに低くて、二一%、十年間...全文を見る
○前原国務大臣 小宮山委員にお答えをいたします。  京都府全体では七%でありますけれども、私の選挙区の京都市では全くやっていない、〇%ということでございまして、大変遺憾に思っております。  とにかく、土地の取引を含めて、あるいは課税を含めて、地籍調査というのは根本の問題でござ...全文を見る
○前原国務大臣 田中委員にお答えをいたします。  国交大臣政務官のときに測量法の改正に御尽力をされ、また今は、公共物境界確定議員連盟の会長さん、また、今お話をされました地理空間情報活用推進基本法、これは自民、公明、民主、三党の議員立法でございましたけれども、それにも深く関与をさ...全文を見る
○前原国務大臣 田中委員のGISについてのお尋ねでございますが、まず、現状どうなっているのかということをお話しいたします。  平成二十年度の総務省の調べによりますと、複数の部局でアクセス可能な部局横断型のGIS、これは統合型GISというそうでございますが、都道府県では四十七のう...全文を見る
○前原国務大臣 国土交通省というのは、河川も管理をしているわけでありますけれども、一番大事なポイントの一つというのは、自然災害があったときにどのような対処をするかということです。今委員がおっしゃったように、例えば避難所がどこにあるかとか、それから災害時の要援護者の分布はどこにある...全文を見る
○前原国務大臣 委員の質問通告で、私も初めて、日本が地籍調査のまさに後進国であるということを知りましたし、京都市ではまだやっていないということは、本当に極めて残念なことだというふうに思っております。  世界史的な面で見ますと、ヨーロッパ大陸では、十九世紀前半にナポレオン一世が地...全文を見る
○前原国務大臣 いろいろな要因があったとは思いますけれども、これはやはり行政として責任を感じなければいけない状況である、このように認識をしております。
○前原国務大臣 この法改正、御審議いただいている中身におきましては、三点において、より国が関与をして、あるいは他の方策を用いて地籍調査を進めるということを御審議いただいております。  平成二十二年度から、地籍調査の前提となる官民の境界情報整備に必要な基礎的な情報を国が整備する都...全文を見る
○前原国務大臣 そのようなことはあってはいけない、不公平があってはいけないというふうに思っております。  今、四九%が終わっているということで、あと五一%やっていかなくてはいけないわけですが、それを総花的にやるのではなくて、今委員が御指摘のあったように、やはり土地取引とか土地利...全文を見る
○前原国務大臣 委員がお示しをされました下の表でございますけれども、右側の黒塗りのところについてはかなり精度が高い。しかし、地図に準ずる図面、四二%というのは、必要な精度を有していない古い図面でありますし、そのうちの旧土地台帳附属地図、委員が御指摘されたように明治六年から二十年と...全文を見る
○前原国務大臣 まず、今後十カ年において、いつまでにだれがということでありますけれども、これについては、後ほど馬淵副大臣から答弁をさせていただきたいと思います。  今委員からお話のありました、官民の境界の確定を完了した図面とか、あるいは民民、民間同士で境界を確定した図面というの...全文を見る
○前原国務大臣 地理空間情報活用推進基本計画におきましては、「官民境界に類する地点の調査は、適正な公物管理や地籍調査の促進に大きな効果があるため、着実に事業を推進する。」とされているところでございます。  土地の正確な境界情報は、重要な地理空間情報の一つであると認識をしておりま...全文を見る
○前原国務大臣 おっしゃるように、例えば道路、河川などにかかわる官民境界につきましては、公共事業の用地買収時や、道路、河川等の隣接地所有者から官民境界確定の申請があった場合などに、道路、河川等の管理者が確定を行っているところでございますけれども、さらに今後は、道路、河川等の管理者...全文を見る
○前原国務大臣 これは委員も一番よくおわかりのように、気合いとか意気込みだけでできる話ではございません。  十年前の議論を見ておりますと、都市部においては、先ほど委員は、面積ではなくて筆数が問題だと。特に都市部についてはそうでございまして、十年前は一七%なんですね。それで、十年...全文を見る
○前原国務大臣 私も、この法案の中身を初めて知りましたときに愕然としたわけです。そして、新たな十年間の計画を国会に御提示して、委員の皆さんそして国会で御議論いただくというときに、どういうやり方がいいのかということも私なりに考えました。そして、委員が先ほど御指摘をされたように、我々...全文を見る
○前原国務大臣 竹内委員にお答えをいたします。  国土調査は、国土の開発及び保全並びにその利用の高度化に資するとともに、あわせて地籍の明確化を図るために、国土の実態を科学的、総合的に調査するものでございます。  そのうち、一筆ごとの土地の所有者、境界等に関する地籍調査について...全文を見る
○前原国務大臣 竹内委員にお答えをいたします。  先ほど田中委員にもお答えをいたしましたけれども、この法律をどう実行していくかということについては少しまた省内で検討をして、着実に実が上がるようにしていかなくてはいけない、そういう思いは持っております。  他方、地籍調査の実施状...全文を見る
○前原国務大臣 委員御指摘のとおり、この委託先というものについては、専門性を持った方々にお手伝いをいただくということが大変重要だというふうに思っております。  現状におきましても、地籍調査の実施に当たりましては、地籍測量や一筆地調査の外注が行われており、高度な測量技術を有してい...全文を見る
○前原国務大臣 やはり未着手の自治体があるというのはゆゆしきことだと思っておりまして、話を聞いておりますと、問題意識を持っていない首長さんもおられるのではないかということでございますので、未着手の自治体については、新たな十カ年計画を国会でお認めいただきました暁には、しっかりとそれ...全文を見る
○前原国務大臣 委員御指摘のとおり、市町村によっては個別の課題というものがあって、それが、単に首長さんの問題意識がないということではなくて、できない要因になっているということもあろうかと思っております。  今御指摘をいただいた点の後者については、先ほどからお話があるように、かな...全文を見る
○前原国務大臣 別に都市部だけをやったらいいというわけではなくて、今おっしゃるような山林も大変重要だと思っております。  未実施の山林面積は約十万平方キロメートルとかなり膨大でございますし、また、林地の地籍調査の進捗率は平成二十一年度末見込みで四二%と、全国平均の四九%よりは低...全文を見る
○前原国務大臣 まず、今回のこの三本木の事例の原因を徹底的に解明するということが大事だと思っておりますし、市町村等地籍調査の実施主体に関しては、正確な調査を実施してもらうように、改めて指導を徹底してまいります。また、都道府県に対しても、成果の認証の徹底について、さらなる注意喚起等...全文を見る
○前原国務大臣 今、柿澤議員がおっしゃったように、これまでの十カ年計画においては目標が達成できていないわけであります。計画策定後の諸事情の変化はあるにしても、率直に言えば、やはり計画策定に当たって、地籍調査の早期完了への意欲の余り、予算面、体制面での達成可能性への配慮がおろそかに...全文を見る
○前原国務大臣 委員が御指摘をされた、過去の民間の開発において境界確定をした宝の山がある、これをしっかりと活用すべしというのは、大変いい御指摘だと私は思います。  過去にさかのぼって補助制度が適用できるようにいたしますので、周知徹底を図るということの中で、今まで努力されてきたも...全文を見る
○前原国務大臣 国土調査促進特別措置法及び国土調査法の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決されましたことに深く感謝申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議において提起さ...全文を見る
03月30日第174回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○国務大臣(前原誠司君) おはようございます。  ただいま議題となりました国の直轄事業に係る都道府県等の維持管理負担金の廃止等のための関係法律の整備に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  国が管理する道路、河川等の維持管理に要する費用に係る都道府県等の負担...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 平山委員にお答えをいたします。  我が党を含めた連立三党は、選挙前に、衆議院総選挙の前に地方分権を具体的に進めていくんだといったことを公約に掲げて、そして政権交代を実現をいたしました。できるだけ地域のことは地域で決めていただく。財源、権限というものを我...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 平山委員御懸念のように、この直轄事業の負担金をなくしますと、受益者負担の原則というものが今まで前提になっていたのがなくなるんではないかと、こういった御懸念があります。それは両方の懸念がありまして、いわゆる地方の負担がなくなるので、地方からは陳情合戦になる...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 済みません。質問を先に答弁をしまして申し訳ありませんでした。  直轄事業負担金を廃止をするということで、これからまた段階的にやっていくわけでありますけれども、今までは、国の事業であろうが地方が主体となる事業であろうが国と地方が折半をして、比率は別にいた...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど若干触れましたように、やっぱり事業採択の透明度、客観性を上げるということが何よりも重要なことではないかと思っております。  その意味では、事業計画というものをしっかりと予算編成の段階でお示しをして、そしていわゆる事業評価というものもお示しをする中...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今、平山委員からお話のありました直轄事業負担金の問題というのは、国と地方の役割分担、これからどうしていくのかということと、あとは社会資本整備の在り方、地方主権の実現という大きなポイントをどううまく地方にも御協力いただきながら混乱なく進めていくかという、ま...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 草川委員にお答えをいたします。  今御指摘がございましたように、鳩山政権におきましては、公共事業を大幅に削減をし、そして社会保障、医療、介護、そしてまた子育て支援、子ども手当、そして高校の無償化、また農業の所得補償、さらには地方交付税の増額といった税金...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 草川委員に答弁をいたします。  今おっしゃったように、国の直轄事業において負担金がなくなれば形の上では受益者負担というものがなくなる形になるわけでありますが、しかし、事業においてはやはり国が地方と相談せずに勝手にやるということもまいりませんし、また地域...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 透明度を高める、客観性を高めるということは、私は、まずは事業計画というものをしっかりと予算編成のときにお示しをして、そしてその事業ごとの事業評価というものもお示しをし、そして、それは何のためにお示しをするかというと、最終的に国会の議論で、先ほど平山委員の...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) それはございません。  これは、衆参の予算委員会で鳩山総理御自身も、また私も答弁をさせていただいておりますけれども、要は、千八百余りある市町村の首長さんあるいはその議長さんたちがばらばらに陳情に来られると、これはもう我々、仕事が政務三役なかなかできにく...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど委員のおっしゃったことは極めて私大事なことだと思っています。  戦前でも二大政党の時期というのはございました。政友会、民政党という時期がありましたけれども、歴史を勉強される方の話を伺いますと、この政友会、民政党が大衆迎合合戦に終始をして、そして、...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今お尋ねのありましたことについては、ワーキングチームの座長が長安大臣政務官でございますので、私の答弁の後に長安政務官から補足をさせていただきたいと思います。  この直轄事業負担金制度等に関するワーキングチームは、道路、河川、ダム等のすべての直轄事業にお...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今、草川委員が御紹介をしていただきましたように、私もこの淀川水系流域委員会というものに対して大変高い評価と関心を持っておりました。  平成九年に河川法が改正されまして、そのポイントは二つありまして、環境配慮、そして地域住民の話をよく聞こうと、この二つが...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 河川あるいはそれ以外の公共事業についても、地域の様々な意見を聞いた上で実施することが重要ではないかという先生の御意見だと思っております。基本的に、私はその御意見は大変重要だと思っております。  国土交通省では、平成二十年の四月、これは自公政権のときでご...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) まさに今御披瀝をいただいた問題意識を持って大臣にならせていただいて、そして治水の在り方を根本的に変えていくということで今有識者会議をつくって治水の新たな評価軸というものをまとめている段階でございます。その新たな評価軸が作れましたら、当然ながら淀川水系にお...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 差別をしているわけではありません。有識者会議でしっかりとした座標軸を決めていただくということで様々な意見もいただいておりますし、また、この有識者会議におきましては、例えば情報公開というものが前提で、いまだおみえをいただいておりませんが、是非私の方から意見...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) ダイレクトにお答えをしておりませんでしたが、先ほど私が申し上げたのは、政権交代を行った中で、すべての今のダム事業について、本体工事に掛かっていないものについてはいったん凍結をして、そして治水の評価軸、利水の評価軸を新たに今やり直しているわけですね。という...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) ですから、流域委員会の議論そのものも、前政権下に行われていた淀川水系の治水計画、河川整備計画などに基づいて議論がなされていたと思いますが、これそのものも新たな評価軸でどうしていくかということを今根本的に議論しているわけです。その議論が、評価軸が定まった段...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 小池委員にお答えをいたします。  小池委員は、建設省の御出身で国のお立場もよく分かっておられると思いますし、また徳島市の助役から市長を三期十二年やられたということで地方のお立場も、両方お分かりをいただいた上でお話をしていただいているものだと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 存じません。
○国務大臣(前原誠司君) 吉野川というのは、四国三郎と言われるぐらい非常に洪水の多い川であるということは認識をしておりますし、そういう意味においては治水対策をしっかりやっていかなくてはいけない重要な河川の一つであると思っております。不勉強で誠に申し訳ございませんが、三十の橋のうち...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 女性の方だったと思いますけれども、亡くなられるという痛ましい事故があったのは存じております。
○国務大臣(前原誠司君) 極めて重要な事業だという認識は持っております。
○国務大臣(前原誠司君) 今回は、新規事業は凍結をして、そして継続事業を中心にやらせていただいている予算になっております。当然ながら、新規でも、今委員のおっしゃった安全にかかわる問題とか、地域から極めて要望が高く、また事業評価、BバイCも高い事業については今後もやっていくというこ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) いや、両方でございますので、先ほど長安政務官がお答えをした事業量の確保という面もあるということであります。
○国務大臣(前原誠司君) この直轄事業負担金につきましては、今回、維持管理、特定事業を除いた維持管理そして業務取扱費、こういったものを廃止をするということでありまして、今委員おっしゃったように建築そして改築、こういったものについては負担金をいただくということに今はなっているわけで...全文を見る
03月31日第174回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○国務大臣(前原誠司君) おはようございます。  ただいま議題となりました国土調査促進特別措置法及び国土調査法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  国土調査は、国土の開発及び保全並びにその利用の高度化に資するとともに、あわせて地籍の明確化を図るた...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) お答えをいたします。  まず、地籍調査が進捗してこなかった要因としては、立会い等により一筆ごとに土地所有者などの確認を得るなど調査実施に多くの時間と費用を要すること、また、都市部では権利意識が強く境界確認作業への協力が得にくいこと、さらには、山村部では...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今回の新たな国土調査事業十箇年計画を策定するに当たりまして、国土調査を一層促進していくために、調査の主要実施主体である市町村等の財政面、体制面における負担軽減を図ることが必要だと認識をしております。このために、今回の法改正によりまして、これまで認められて...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 草川委員にお答えをいたします。  第六次十箇年計画の中身につきましては現在検討中でございますけれども、地籍調査の計画策定に当たりましては、地籍明確化の緊急性を踏まえて、優先的に地籍を明確化すべき地域を絞り込むなど、きめ細やかでめり張りのある計画としなく...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 平成二十二年度から実施をいたします都市部官民境界基本調査は、地籍調査の進捗していない都市部における取組をより一層強化するために、地籍調査の前提となる官民の境界情報の整備に必要な基礎的な情報について国自らが整備するものでございます。  この都市部官民境界...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) お答えいたします。  まず、具体例を申し上げた方が説明がしやすいと思いますので申し上げますと、平成十一年九月に台風がやってまいりまして、岐阜県で集中豪雨がございましたけれども、この場合、地籍調査を実施したところと実施していないところのいわゆる比較が非常...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 国土調査促進特別措置法及び国土調査法の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決をされましたことに深く感謝申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいまの附帯決議に...全文を見る
03月31日第174回国会 参議院 本会議 第13号
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○国務大臣(前原誠司君) 有村議員にお答えをいたします。  高速道路の無料化についてお尋ねがありました。  環境影響評価法の対象となる事業は、規模が大きく、環境影響の程度が著しいものとなるおそれがある事業であり、高速自動車国道については、その新設事業や改築事業であって、車線数...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 加藤議員にお答えをいたします。  環境影響評価の事後調査の義務付けについて、お尋ねがありました。  国土交通省所管の環境影響評価の事後調査につきましては、現在でも、住民や知事、環境大臣等の意見等を踏まえながら、予測の誤差が大きい可能性がある場合や実績...全文を見る
04月07日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○前原国務大臣 穀田委員にお答えいたします。  企業の再建に当たりましては、第一義的には、経営者が現場の労働者の声を聞いて、経営再建に反映させるとともに、社員の力を結集させていくことが必要であると考えております。稲盛会長も、会長就任後、速やかに羽田空港などの現場に赴かれまして、...全文を見る
○前原国務大臣 大阪の方から、私も、二通お手紙をいただきました。一通は、私の選挙区にお住まいの方でありましたし、お一人は、直接電話でかけてこられまして、お話を伺いました。個別のお話を聞いていますと、それぞれの生活があり、大変な思いをされているということについては、私も大変胸が締め...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返しになりますけれども、日本航空は二兆円以上の負債を抱えて破綻をしたんですね。会社更生法の適用を今申請して、裁判所で更生計画を立てているところでございまして、大幅なリストラというのは不可避であります。そうしないと再生はできないわけであります。  ただし、その...全文を見る
○前原国務大臣 私も稲盛会長とはお話をいたしましたけれども、非常に心を痛めておられますし、真摯に、やはりこういったものについては労働組合とも話をして解決をしていかなくてはいけないという御認識を持っておられると私は思います。  いずれにしても、一般論でございますけれども、企業が人...全文を見る
○前原国務大臣 一月十九日に会社更生法が適用された時点においては、企業再生支援機構がまとめた再生計画、これを着実に実行する、これが再生への道筋だということでございましたし、それについては私も納得、合意をしておりました。  ただ、しばらくたっておりますが、こういった問題は、議員も...全文を見る
○前原国務大臣 委員は先ほど古川内閣府副大臣に対して、新聞にいろいろリークさせて既定路線をつくってという話をされましたけれども、そういうことは我々は当然ながら政府としてしておりません。しかも、各紙見ますとばらばらのことが書いてありまして、恐らく推測記事も含めた、私は、まだ確定をし...全文を見る
○前原国務大臣 三ッ矢委員にお答えいたします。  三ッ矢委員も、旧運輸省、そして国土交通省におられたので、この航空行政については精通をされていると思います。  先ほど責任論の話がありましたけれども、責任論を今議論するよりは、いかに確実、着実にJALを再生させるかということを、...全文を見る
○前原国務大臣 ですから、事前調整の意味は、今、古川副大臣がおっしゃったように、機構がスポンサーとなってやるということが事前調整で決められていたということ、そして、主要債権者である金融機関五行が連名で支援の申し込みを行うということ、それから、運航を継続するために必要となる商取引債...全文を見る
○前原国務大臣 委員長の御指示でございますので、答弁させていただきます。  まず、企業再生支援機構の再建計画についてでございますけれども、企業再生支援機構は、裁判所と協議をした上で、更生会社の事業及び財産の管理に関する情報を外部に提供することは、今後の更生計画の作成に支障を来す...全文を見る
○前原国務大臣 竹内委員にお答えをいたします。  さまざまな要因はあろうかと思いますけれども、一義的な問題は、委員が御指摘のように、やはり日本航空の高コスト体質にあったのではないかと私は思っております。その高コスト体質の原因になったのは、不採算路線の存在、あるいは大型機の大量保...全文を見る
○前原国務大臣 竹内委員は、先ほど御自身もおっしゃっておりましたけれども、三和銀行にお勤めをされていたということで、バンカーとして、金融の専門家でいらっしゃいます。その観点から、この資産査定、経営再建を金融機関にという御意見はあろうかと思います。  私が大臣の指名を受けましたの...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど、タスクフォース案は採用されなかったとおっしゃいましたけれども、私的整理の枠組みという意味ではそうかもしれませんが、企業再生支援機構というもののいわゆるバックアップによってという意味においては、タスクフォース案の報告書を我々は採用した、こういうことであります...全文を見る
○前原国務大臣 政府としましても、企業再生支援機構また日本航空とも相談をしながら、日本航空の再生を確実にするということの中で、何が提出できて、できないのかというようなお話し合いもしてまいりましたけれども、先ほど三ッ矢委員にもお答えをいたしましたように、最終的に、裁判所との御判断の...全文を見る
○前原国務大臣 ちょっと今の質問は看過できないですね。だれが責任をとらないと言いましたか。  我々は、今までの自公政権の中でこれだけ莫大な負債を背負い込んで、もう先送りできないような状況になったものを、言ってみれば、九月十六日に閣僚になって、そして九月二十四日に経営改善計画を出...全文を見る
○前原国務大臣 事実関係をしっかり認識して質問してくださいよ。  だから、私は、このことをしっかりと着実にやるということで、今責任問題どうのこうのということじゃなくて、やることが私の責任なんだということを先ほどから答弁しているじゃないですか。そのことで私がしっかりと日本航空の再...全文を見る
○前原国務大臣 更生計画は企業再生支援機構、そしてJALが共同してつくる、その際にはDBJやあるいはメガ三行を含めての融資団と相談をされるということであります。  そういう意味で、管財人とも御相談をされているんでありましょう。出せる資料、出せない資料ということは先ほど答弁をさせ...全文を見る
○前原国務大臣 さっきお答えをしたとおり、第三・四半期にかなりの赤字が出ているということの中で、これは会社更生法の申請をされた一月十九日以降にそういった発表がなされている中で、企業再生支援機構が当初つくられた再生計画よりも、より深掘りをした方がいいのではないか、こういうことは国交...全文を見る
04月07日第174回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(前原誠司君) 二之湯議員にお答えいたします。  一括交付金について見解のお尋ねがございました。  国土交通省といたしましては、硬直的で使いにくいひも付き補助金については基本的に廃止をするという考え方に沿って改革を積極的に進めているところでございます。具体的には、平...全文を見る
04月08日第174回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○前原国務大臣 おはようございます。沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣の前原誠司でございます。  沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、所信の一端を申し述べます。  まず、沖縄政策について申し上げます。  沖縄の本土復帰から三十八年がたとうとしています...全文を見る
04月08日第174回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○国務大臣(前原誠司君) おはようございます。  ただいま議題となりました土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  平成十六年の新潟県中越地震、平成二十年の岩手・宮城内陸地震においては、河道...全文を見る
04月13日第174回国会 衆議院 本会議 第21号
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○国務大臣(前原誠司君) 高速自動車国道法及び道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する等の法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  高速自動車国道の整備については、国土開発幹線自動車道建設会議を廃止し、社会資本整備審議会での厳格な審議や事業...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 加藤議員にお答えをいたします。十問いただきました。  まず、本法案の基本理念、原則についてお尋ねがありました。  道路整備を初めとする公共事業については、国民にとって本当に必要なものかどうかを見きわめた上で、国民の安全を守り、我が国の国際競争力を強化...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 北村議員に十五問、質問をいただきました。お答えをいたします。  利便増進事業を拡充した理由についてお尋ねがございました。  利便増進事業につきましては、地域から道路整備についての強い要望があることを踏まえ、現在は料金引き下げとスマートインターチェンジ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 失礼をいたしました。十四問しか答弁をしておりませんでした。  最後の答弁でありますが、今後の高速道路の整備のあり方についてお尋ねがございました。  道路整備を初めとする公共事業については、国民にとって本当に必要なものかどうかをもう一度見きわめて、その...全文を見る
04月13日第174回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○国務大臣(前原誠司君) 室井委員にお答えをいたします。  平成十三年の土砂災害防止法施行後、土砂災害のおそれのある区域を土砂災害警戒区域といたしまして、平成二十二年三月末の時点で約十七万八千か所、特に土砂災害のおそれが著しい区域を土砂災害特別警戒区域として約七万四千か所指定を...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) いろいろと御意見を聞かせていただきました。  まず、八ツ場ダムにつきましては中止というものを宣言をさせていただきましたけれども、この委員会でも何度も議論をさせていただいておりますように、特定多目的ダム法に基づいての、いわゆる法律に基づく中止というものに...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 野党のときに我々が高速道路の原則無料化というものを打ち出しまして、それを受けた形で自公政権では大幅な高速道路料金の割引の仕組みというものを設けられたというのは、これは皆さん御承知のとおりでございます。  ただ、現行の料金割引というのは、これは一時的なも...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今回の料金体系御提示しているのは、こういった国会の場で御議論いただくために事前に法案提出とともにお示しをしたわけでございますけれども、この本四の高速の上限料金については、競合するフェリーそれからJR四国、こういった他の交通機関に配慮をいたしまして、高速国...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 委員のお考えはお考えとして承りました。  事実関係として委員がおっしゃるとおりなのは、本四架橋が三本できたときにフェリー会社に対して合計七百四十四億円のお金が投入をされたということで、その問題については特別措置法を設けて対応されてきたということでありま...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 利益率でございますか、それとも負債の……
○国務大臣(前原誠司君) JAL全体の赤字の中で、国際線の赤字が約八割、国内線の赤字が約二割、大ざっぱに申し上げるとそのぐらいの比率でございます。
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど比率は申し上げましたけれども、では、国内の問題はなかったのかというと、そうではございません。今まで数次にわたって、これは委員各位も御承知のとおりでございますけれども、廃止の路線というのがどんどんどんどん膨れ上がってきまして、そういう意味では、かなり...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 十八日にちょうど視察に行くことになっておりますので、今委員がおっしゃったことは見させていただきたいと思います。  いずれにいたしましても、今、有識者会議で新たな治水の在り方、評価軸をしっかりとまとめるということでございまして、安全というのは委員がおっし...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 草川委員にお答えをいたします。  今取り上げられたところは、全部読まれてないので、もうちょっと前後に違う言葉もございますが、一つ申し上げたいのは、常に申し上げているように、莫大な借金があって少子高齢化が進んでいって人口減少になってくると、こういう中で公...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 防災については優先順位を付けるということはもちろんございません。それは、人が住んでおられるところ、あるいは人が住んでおられなくてもそこがしっかりと、今回御議論いただいているようなこの法案などは、人が住んでないところでもしっかりと情報提供して管理しないと、...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 委員から御質問をいただくということで私もこの日経コンストラクションの記事を読ませていただいておりますが、委員が引用されている前段に私は公共事業の見直しというものを言って、それはすべての施策についてはそうならざるを得ないということを申し上げているわけであり...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 大変重要な御指摘だというふうに思います。どういったやり方があり得るのかを含めて検討させていただきたいと考えております。
○国務大臣(前原誠司君) 渕上委員にお答えをいたします。  土砂災害から国民の生命、身体を守るためには、砂防法等に基づきまして砂防堰堤の整備などのハード対策を進めるとともに、土砂災害防止法などに基づきまして、ハザードマップや情報伝達体制の整備などの警戒避難体制の整備のほか、住宅...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決されましたことに深く感謝申し上げます。  今後、審議中における委員各位の御高見や...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) ただいま議題となりました賃借人の居住の安定を確保するための家賃債務保証業の業務の適正化及び家賃等の取立て行為の規制等に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  我が国の住宅市場において、民間賃貸住宅は住宅ストック全体の約三割を占めており...全文を見る
04月15日第174回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○国務大臣(前原誠司君) 植松委員にお答えをいたします。  今御指摘をされましたように、入居者、家主、また業者の三者の見地に立ってバランスを取った政策を推進していくべきであるというのは、もう御指摘のとおりだと思います。また、委員が御指摘をされましたように、民間賃貸住宅は、現在、...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今委員御指摘のように、リストラなどによりまして職のみならず住居も失うという厳しい状況に置かれた方々に対して、居住の安定確保は極めて重要な課題だと認識をしております。  このために、離職者向けに公営住宅等の空き家の活用が円滑に図られるように、利用手続の合...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今委員がおっしゃった悪質という定義がなかなか難しいものもございますが、一般的に申し上げれば、賃借人の家賃等の弁済情報は、家賃債務保証を行おうとする事業者や賃貸借契約を締結しようとする賃貸人にとって重要な判断要素となるものというふうに考えております。  ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) まず、法的な裏付けから申し上げますと、この計画というものはJR東海が自分の資金で行うということをおっしゃっているわけでありますけれども、今の委員の御指摘も含めて、国としてどう考えるのかという観点は非常に重要だと思っております。  法律で申し上げますと、...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 国内ではまだ営業運転はしておりませんけれども、長らく委員の地元の山梨で実験線というものを造りまして、かなりのレベルまで、実用可能性は高まっているということだと思いますし、またその技術を、今唯一持っているJR東海がアメリカにも営業運転に供する形で売り出した...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私も答弁いたしますが、静岡県選出の政務官がおられますので、また同じような考え方持っておられるかもしれませんけれども、富士山というのは、委員御指摘のように、外国人、特に中国の方には非常に人気があるということで、富士山を見たいという方が大変多いということは私...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今、米長委員御指摘のように、平成十九年十二月二十五日にJR東海が発表したこのペーパーによりますと、設備投資については、路線建設費と車両費で五・一兆円ということを考えており、地域負担を前提とする中間駅及びそれに関連する費用は織り込んでいないという発表をして...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 金メダリストの荻原委員の御提案でございますので、観光庁で少し勉強、検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 日曜日。
○国務大臣(前原誠司君) 荻原委員の御意見、真摯に承りました。  草津の御出身で、そして長野原高校の御出身でお知り合いもたくさん今の当該地域におられると思います。そういう中で、地域の方々は何の瑕疵もありませんし、責めを負うことは全くない中で今中止の方針をお示しをして再検証にのせ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 委員や他の委員も御指摘をされましたように、最近の人間関係の希薄化などを背景にいたしまして、民間賃貸住宅の賃貸借契約において、従来からの慣行でありました連帯保証人制度に代わって、入居しようとする方々の家賃債務を一時的に肩代わりする家賃債務保証サービスを提供...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) これでも短くした方でございまして、まだ元々の法案は長くて、短くした方でありますが。  そのネーミング云々よりも、どういった趣旨でこの法案を出させていただいたかといったことをしっかりと分かるようにこれから周知徹底に努めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(前原誠司君) 耐震偽装の問題がございましてかなり厳しく強化をされて、結果として着工件数が落ちたりというようなことがありましたし、また、耐震偽装というのはコンクリートの、いわゆる鉄筋コンクリートが対象だったにもかかわらず、四号の住宅にも影響が及んだりということがございま...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 大江委員おっしゃったそのヒートアイランド現象のようなものがどのような状況下でつくられているというのは、私も専門家じゃございませんし、詳しく見たわけではございませんので、調べてみたわけではございませんので今御答弁をすることはできかねますけれども、両面あると...全文を見る
04月19日第174回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○国務大臣(前原誠司君) 亀井委員にお答えをいたします。  政権交代後、ダムにできるだけ頼らない治水をということで有識者会議をつくりまして、今新たな評価軸を作っているところでございますが、今日お答えをすることは、今までの積み重ねの中で事実関係としてどうなっているのかといったこと...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 総合評価落札方式の実施に当たりましてはそのプロセスの透明性が重要だと認識をしておりまして、既に私からこうした観点からの不断の見直しを行うように指示をしております。三月五日の会見で発表いたしましたとおり、平成二十二年度の予算執行から以下のような改善策を講ず...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今、泉政務官がお答えをしたとおりでありますが、民主党の政策インデックスには宇宙政策の推進体制の一元化というものが書かれてございます。ただ、今は、亀井議員の所属をされております国民新党さんと、また社会民主党さんとの連立政権でございまして、今後この三党で宇宙...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 水戸委員にお答えをいたします。次に質問されることの答弁を先にしないように気を付けながら答弁をしたいと思いますが。  まず、総括はいかんということで、法改正のことについては多分また御質問されると思いますので、後ほどにさせていただきたいと思いますけれども、...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 定義で申し上げると、今提案をしていただいている港は四か所ということになります。四か所というのは、四港ではありません。四か所ということでありまして、例えば今おっしゃった名古屋、四日市は一体的に手を挙げていただいておりますのでそれは二港で一か所ということであ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今までの自民党政権では、コンテナでも六十五か所の港を造ってきたわけでありますし、遅ればせながら平成十六年からスーパー中枢港湾というのをやってきたわけであります。一定の効果は得たけれども、しかし取引量は逆にどんどんどんどん他国の中心的な港とは懸け離れてきて...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど水戸委員から、この港湾の競争力強化については産業政策と一体になってやらなきゃいけないという御指摘がありまして、その点の取組あるいは規制緩和、こういったものが必要じゃないかという御質問がございました。  ちょっとざっくばらんに申し上げますと、この四...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 我が国の港湾と競争関係にある近隣のアジア諸国におきましては、主要な国際港湾の管理運営は、国益を反映する仕組みを整えた上で、民の視点と経営の自由度を持った主体が行っているのが通例でございます。これは委員も御承知のとおりだと思います。  一方、我が国の港湾...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 愛知委員にお答えをいたします。  私は、総選挙が終わった後に、なぜ勝利をしたのか、政権交代が起きたのかと聞かれたときにいつも答えておりましたのは、民主党が勝ったとは思っておりませんということを私は申し上げておりましたし、今もその気持ちは同じでございます...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) これは、一つは、やはり税金の使い道を変える。これは言葉で言うのは簡単で、なかなか自民党政権でもできなかったことだと思います。  私も国会に籍を置かせていただいて十六年になりますけれども、橋本総理のときにシーリングというのをやられた。予算を削るというとき...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 詳細は長安政務官からお答えをさしていただきますけれども、平成二十一年の十二月の段階で、国土交通省の所管の公益法人というのは千九十八ございます。それについてすべて、国土交通省の政務二役、副大臣、政務官五人いますけれども、すべてを担当割りをしてすべての事業仕...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) できるだけダムに頼らない治水への政策転換というものを民主党政権、鳩山政権で行わせていただいておりまして、昨年十二月の二十五日に、現在事業中の全国のダム事業につきまして、一定の客観的要件を満たす事業を除いたすべての事業を検証することと公表いたしました。 ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 委員はお分かりの上で質問されていると思いますが、小沢幹事長の問題とこの胆沢ダムの問題は全く関係はありません。我々はどこかで線引きをしなきゃいけないんです、検証するには。  私は、四年ほど前にこの胆沢ダムの工事現場に行きました。たまたま私の大学時代の同級...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 仮定の質問にはお答えできないということで御容赦をいただきたいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 峰崎副大臣に指名されるのかと思いまして、ちょっと気を緩めておりましたけれども。  私は、この点については、まず一つは、我々がこの暫定税率を廃止をしてガソリンの価格を安くしなくてはいけないと言っておりました当初の目的というのは、リーマン・ショックの前であ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 委員御指摘の点というのは、私どもは甘んじて受けなくてはいけないと思っております。確かに、選挙のときには暫定税率を廃止をしてガソリンの値段を下げると言っていたのに、それがどういう理由があれそれをやらなかったということについては、御批判は甘んじて受けなくては...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 我々は選挙のときに、高速道路の原則無料化と、段階的に社会実験を行いながらやっていきますということをお約束をいたしまして、その方向性は何も変わっておりません。物流コストを下げて、そして経済の活性化を図っていくという姿勢は、何ら方向性としては変化はございませ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) この原則という言葉について説明せよと言われましたら、私はこうお答えをいたします。  初めから、首都高速道路と阪神高速道路については引き続き料金はいただくと、有料制は維持するということを申し上げておりました。これはやはり、大都市、また車の交通量の多いとこ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 繰り返しの答弁になって恐縮なんですが、大都市近辺で無料化とかあるいは値段を下げた場合にどういった車の流れになるのか。逆に渋滞が生じたり、あるいはそのことによって経済活動にマイナスの影響が起きる、あるいはCO2がより排出をされるということになれば、我々の目...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今おっしゃった一兆四千億というのは、利便増進事業の中で、今までスマートインターチェンジと割引に使っていたものを一部の整備区間、これは国会でもう、国幹会議で決まったところについて再検証を行う中でやるということを決めたものを広げるということの議論をされている...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど愛知委員の一番初めの御質問にお答えをしたときに、私が政権交代の意味はということを申し上げましたけれども、税金の使い道を変えることだと、それが一つの目的だと申し上げました。  人口が二〇〇四年をピークに減っているんですね、今。日本の人口が一億二千七...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 何か社会の試験を受けるような感じですが、七世紀か……(発言する者あり)七世紀ですか。
○国務大臣(前原誠司君) 大変すばらしい御指摘だと思います。  結論からまず先に申し上げますと、コンクリートの長寿命化をどう進めていくかということと、あとは、駄目になってから修理するのは高く付きますので予防的な取組をどのようにしていくのか、そのことによってトータル・マネジメント...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 大変大事なポイントを御指摘をされたと思います。  現在の基準というのは、コンクリート構造物の耐久性向上について定めたものは、平成十二年三月に決められました土木コンクリート構造物耐久性検討委員会から受けた提言に基づいてのものであります。  具体的に言え...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) お答えいたします。  福知山線脱線事故と呼んでおります。
○国務大臣(前原誠司君) これは、正式の路線の名称は福知山線ですけれども、JR西が、通称といいますか、使っている名称がJR宝塚線だったということで、その方が分かりやすいということで使っていると思います。  ちなみに、京都と大阪の間は東海道線でありますけれども、JR西日本はJR京...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 極めて漠としたお答えで恐縮でございますが、東北地方の山の中かなという思いを持ちました。宮城と岩手にまたがった東北地方の山の中だというイメージを持ちます。
○国務大臣(前原誠司君) それぞれの案は各役所で作るんだと思いますけれども、例えば法案の名称を含めて最終的にチェックをするのは内閣の法制局ではないかと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 大事な御指摘だと思いますし、観光庁を所管するのも国土交通省でありますし、気象庁を所管するのも国土交通省でありますので、今の議員のアドバイスを受けて、少し内部でどういったネーミングをするかということも含めまして検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 新潟県全体で、発生後約十日間で五万人の宿泊がキャンセルされたと聞いております。
○国務大臣(前原誠司君) 両庁とも国土交通省所管でございますので、今委員の御指摘を踏まえて検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 最終的には国土交通大臣が指名をすることになっております。
○国務大臣(前原誠司君) 後追いになりますけれども、台湾では高速道路が真ん中が取り外せて、そして戦闘機なんかの離発着ができることになっていると思いますし、私も北朝鮮へ二回行ったことがありますけれども、北朝鮮の中央道路はそういった、戦車や戦闘機が離発着できるような、そういった構造に...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私はあの地域では視察に行きましたのは美浜と大飯、それからあとは「もんじゅ」には視察に行きましたけれども、今おっしゃった高浜には行ったことはございません。  風向き次第だと私は思います。あの土地でいいますと、こういう若狭湾に沿った形で道路が、国道が走って...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 行ったことはありませんが、通ったことは何度もあります。
○国務大臣(前原誠司君) 御指摘をいただいたことを踏まえて検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 今委員が御指摘をされましたように、我が国におきましては、高度経済成長時代に集中投資をいたしました社会資本の老朽化が進行いたしますことから、維持管理費、更新費の増大が見込まれております。このため、建設から維持管理まで含めたトータルでのコスト縮減を図るという...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 鰐淵議員と議論したことを今思い出しておりました。恐らく、そのときにもお答えをしたと思いますけれども、受益者負担の原則というものを狭義にとらえるか広義にとらえるかということで意見が異なってくる部分もあるんではないかと思っております。  委員のおっしゃった...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) どれを基準にして値上げになるかということは若干意見の分かれるところかもしれません。  選挙が近くなってきて、これは昨年の衆議院選挙でありますが、我々が高速道路の原則無料化ということを訴えて、自民、公明両党で利便増進事業という形でかなり料金を下げられると...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 政務三役、あるいは事務方も含めまして、かなりの業界団体からのヒアリングを行わせていただきました。  私自身も、例えば、四国と本州を結ぶ本四架橋についてのいろんな議論がございますけれども、我々としては、内航汽船、フェリーの会社の皆さん方とか、あるいはそれ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私の立場からは、民間会社の経営状況に係る数字については明らかにすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、先ほど議員御自身がまさにおっしゃったように、自民党、公明党政権のときにやられた土日千円、あるいは様々な割引制度の中でJR各社がかなりの減収にな...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 党からの要望があって、これは民主党を含め与党三党からの要望ということでありまして、最終的に鳩山内閣としてその要望について、伺うところは伺う、伺わないところは伺わないということで最終判断をして、そして今回の利便増進事業については、これは閣法でございますので...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 前年度から比べまして、当初予算の段階では約一五%の公共事業費を削減をいたしまして、公共事業費だけで、国土交通省分の公共事業費で四兆八千五百八十五億円ということを計上いたしました。  仮にこの一・四兆円というもの、これ十年間で使わせていただくという枠組み...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 大事な御指摘だと思います。  まあ、順序が逆かどうかは別にいたしまして、交通基本法の議論をしっかりとやって、平成二十三年度には通常国会においては、議論していただいて、高齢化社会又は環境重視ということの中で移動の権利というものをしっかり確保する、そのため...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 山下委員にお答えをいたします。  この法定外福利厚生費についてでございますが、食券交付につきましては鉄道・運輸機構がこの三つの法人の中で唯一残っていたわけであります、二十一年まで。二十二年度から、つまりは四月一日からは廃止をいたしました。したがって、こ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) こういった団体にメスを入れるというのが私は政権交代の民主党に課せられた使命だと思っておりますので、これはしっかりと見直しをさせていただきたいと思っております。  まず、現状を申し上げますと、随意契約でありますけれども、こんな透明性に欠ける、あるいは業務...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 昨日、平井七丁目のスーパー堤防を視察をさせていただきました。そこに北小岩一丁目の方々もお越しをされておりまして、要望書、そしてその中身について御説明をされた方もおいででございました。昨日は荒川のスーパー堤防でございましたので、江戸川区長さん、それから地元...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 二つ小池議員には申し上げたいわけでありますが、今回、この一・四兆円、十年間でということでありまして、先ほど鰐淵議員にもお答えをいたしましたけれども、一年間で平均をいたしますと約一千四百億円ということでございまして、仮に一千四百億円を付け加えたといたしまし...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 国幹会議というものについては、極めて議論が形骸化し、そして物事を決めるだけの仕組みだということで我々は国幹会議を廃止をするということであります。  しかし、国幹会議で我が党の議員も賛成をして、つまりは整備計画の中身とその会議の進め方、あるいは会議自体の...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 政権交代をして七か月余り……
○国務大臣(前原誠司君) だから、その説明でありますけれども、政権交代をしてすべて一挙に何事もできるというわけではありません。  BバイCについては、新たな新機軸作っていますよ、我々、今。まとめてやっておりますけれども、しかしそれに今回の事業について当てはめるかどうかというと、...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 小池議員は、共産党の議員として外環は反対だという前提で物事を考えておられるのでそういった論理の組み方をされていると思います。私は……(発言する者あり)よろしいですか、答弁ですので。  もう一度申し上げます。国幹会議という会議の在り方については我々は疑問...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 住民というのは、どれだけの範囲をもって住民とおっしゃっているのか分かりませんが、様々な方の御意見があると承知はしております。その中で、我々としては、この東京外環については必要な事業だという前提の下で、我々が野党でありましたけれども、国幹会議において出した...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 様々な御意見があることは知っております。したがって、様々な方の意見を聞きながらやっていくと。  そして、東京外環だけにこだわっておりますけれども、すべての事業が、大掛かりな事業なんていっぱいあるんですよ。東京外環だけが大掛かりな事業じゃないんです。そう...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 渕上委員にお答えする前に、先ほど山下議員に平成二十二年六月末をもって水資源機構を解散すると申し上げましたが、正しくは水資源協会でございまして、訂正をさせていただきます。  渕上委員にお答えをいたします。公共交通に対して深い理解と愛情を持って接してこられ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今委員から問題を示されましたように、このタクシー事業をめぐりましては供給過剰の進行とそして過度な運賃競争による収益基盤の悪化、そして運転者の労働条件の悪化などが問題として発生をしております。これに対処するためにタクシー適正化・活性化法が施行されまして、こ...全文を見る
04月20日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○前原国務大臣 畑委員にお答えをいたします。  当初から申し上げておりますように、日本の置かれている制約要因、少子高齢化、そして人口減少、また莫大な財政赤字、これを考えたときには、今までの予算の使い方を全面的に見直していく。例えば少子化対策であるとか、あるいは増大する社会保障、...全文を見る
○前原国務大臣 赤澤委員にお答えをいたします。  国土交通省から民主党に対して行いました仮配分の説明が、結果として、民主党から地方公共団体等に提供されまして、地方公共団体等に無用な混乱や誤解を招くおそれを生じさせたことは、遺憾と言わざるを得ません。  こうした事態が生じました...全文を見る
○前原国務大臣 お答えいたします。  高速道路の原則無料化につきましては、国民の理解を得ながら段階的に進めることとしております。まずは、六月より、地域経済への効果、渋滞や環境への影響、他の交通機関への影響などを検証することを目的に、全国の高速道路の約二割、一千六百二十六キロメー...全文を見る
○前原国務大臣 自公政権のときにつくられましたこの利便増進事業につきまして、例えばETC土日千円、これについては、皆さん方御承知のとおり今年度限りであります。したがって、例えば、それを前提にしてそれから値上がりするというふうに思っておられる方々もおられます。  今回の我々の案と...全文を見る
○前原国務大臣 我々が選挙の前にお約束をしましたのは、高速道路料金の原則無料化、そして社会実験を行いながら段階的に行っていく、こういうことであります。もともとが、首都高速道路また阪神高速道路におきましては、料金体系は維持すると申し上げてまいりましたのは、これは、都市部におきまして...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返し申し上げますが、原則無料化の原則ということの中に、首都高と阪神高速については料金を取り続けるということを申し上げたわけです。  我々の目指すところは一体何かというと、今あるインフラは徹底的に利活用していこうということであります。そして、できるだけ値段を下...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど原則と申し上げたのは、我々が高速道路の原則無料化で何を目指すのかということを御説明いたしました。つまりは、今あるインフラは徹底的に利活用する、そのことと、そして、料金を下げ、無料化にするところをつくることによって日本経済全体のプラスになるような形をつくってい...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返しの答弁になって恐縮でございますが、原則ということで何キロということを答えろというのは、それは難しいわけであります。  我々が目指しているものは何かというと、今あるインフラは徹底的に利活用し、そして、値段を下げたり無料にする中で物流コストを下げ、また、人の...全文を見る
○前原国務大臣 今から試行、社会実験をしていくわけですので、予断を持って今どうのこうのとお答えすることは差し控えたいと思います。
○前原国務大臣 何度御質問されましても、私は同じ答えしか申し上げられません。それがすべてであるからであります。  我々が目指している高速道路の原則無料化というのは、今ある高速道路を徹底的に活用していこう、そして、値段を下げたり無料にしていく中で物流コストを下げ、また、人の移動が...全文を見る
○前原国務大臣 これは、今までの政権で、有利子負債が三十兆、無利子負債も含めると三十四兆円ほどあると思いますけれども、それを無料化にして返していくとなると、これは何年で返すかという期間がもちろん決まってくるわけでありますが、その償還というものに我々は税金から一・三兆円ということを...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返しになりますけれども、我々は、原則無料化ということを申し上げてきたわけであります。そして、その原則無料化というものを、社会実験を行いながら最終形を決めていくということを選挙前にお訴えいたしました。そして今、有利子負債は三十兆円以上ある。そして、何年で償還する...全文を見る
○前原国務大臣 三度、四度と同じ答弁になってまことに恐縮でございますが、我々が目指しているこの原則高速道路の無料化というのは、今までつくったインフラを、高速道路を徹底的に利活用していこう、そして、そのことによって、また料金を下げたり無料化にする区間を設けることによって物流コストを...全文を見る
○前原国務大臣 再三の答弁になって恐縮でございますが、我々がこの高速道路原則無料化で何を目指したのかということをもう一度御理解をいただきたいと思います。  今までつくった高速道路を徹底的に利活用していく。そして、そのためには、例えば、議員の御地元はどうかわかりませんけれども、一...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど委員長から御指示がありました政府としての原則無料化の考えを示せということについては、お出しをさせていただきたいと思います。  ちなみに、選挙の前の民主党マニフェストの当該部分を読ませていただきますと、簡単ですので、短いので読ませていただくと、「高速道路は段...全文を見る
○前原国務大臣 私の答弁が政府の見解でございますので、議事録を援用していただいて、それを政府の見解と考えていただいて結構でございます。
○前原国務大臣 お出しをしろという委員会の御指示があればお出しをしますが、そのお出しをするものは、私の答弁を抜粋したものになると思います。
○前原国務大臣 再三再四恐縮でございますが、我々が目指していたものは一体何なのかということは、今まで整備をしてきた高速道路を徹底的に利活用していこう、そのために、無料化区間をつくったり、あるいは料金を値下げすることによりまして物流コストを低減させる、あるいは人の行き来を活性化させ...全文を見る
○前原国務大臣 平成二十二年度の予算における直轄事業の予算配分は、事業の必要性、緊急性を初め、地元地方公共団体の御意見、要望や、用地確保、地元調整の状況等を総合的に勘案しながら行ってまいりました。  具体的には、箇所づけに向けたプロセスができる限り客観、透明なものとなるよう新し...全文を見る
○前原国務大臣 今回、初めての試みといたしまして、十一月に事業計画を発表して、二月一日には予算審議に資する形で事業評価というものもお示しいたしましたし、また、幅を持ったものでございますけれども、仮配分というものを出させていただいたわけでございます。  今回、我々としては、党にお...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど徳田委員に御説明申し上げましたように、今回特例になった一つのポイントというのは、直轄事業負担金の維持管理費については、概算要求の段階ではすべて廃止がされるという前提で予算を組んでおりましたけれども、特定事業につきましては、それが平成二十二年度一年間だけは残る...全文を見る
○前原国務大臣 今回の予算につきましては、常に申し上げておりますように、人口減少、少子高齢化、また莫大な財政赤字という日本が置かれている状況を踏まえまして、予算配分を根本的に見直すということで、公共事業は全体で一八・三%、国土交通省では約一五%の公共事業費を抑制して、そして、その...全文を見る
○前原国務大臣 一番初めにお答えをいたしましたように、コンクリートから人へということで予算の使い道を我々は大きく変えたわけです。そして、奄振の中での公共事業費は減ったということでありますけれども、我々は、子ども手当、高校の無償化、さまざまな形での直接給付というものもふやしていって...全文を見る
○前原国務大臣 鳩山総理がお答えをされましたように、ローカルマニフェストというのは、我々も尊重すべきものだというふうに理解をしております。  他方で、全体の予算の中で、コンクリートから人へということで、予算全体を見渡す中で、先ほどから申し上げておりますように、公共事業費は減らし...全文を見る
○前原国務大臣 ローカルマニフェストというのは、鳩山総理もお答えをされましたように、尊重すべきものだと考えております。
○前原国務大臣 先ほどからお答えをしておりますように、全体の予算として、コンクリートから人へということで予算配分を変えたわけです、我々は。公共事業費は減っておりますけれども、地方交付税はふえたし、子ども手当というのは直接行っている。そして、高校の無償化というのもできている。鹿児島...全文を見る
○前原国務大臣 竹内委員にお答えをいたします。  私の出させてもらったテレビをごらんいただいたということで、私は後で確認という言葉に変えております。そういう意味では、協議ではございません、確認でございます。あくまでも閣議決定したものでございますし、法案については、与党の社民党さ...全文を見る
○前原国務大臣 この法律のたてつけを御説明いたしますと、利便増進事業に使っていたお金の中身を変えていくということとか、あるいは国幹会議の廃止、こういったものが主要な法律案になっているわけでございまして、料金体系については、これは法律マターではございません。  ただ、我々としては...全文を見る
○前原国務大臣 流れとしては、十一月に事業計画をお示しして、二月の一日にそれぞれの事業についての事業評価をお示しし、そして仮配分を公表する、こういう流れでいっていたわけであります。それは委員おっしゃるとおりなんです。  ただ、事前に党に対して、要望を受けておりましたのでお示しを...全文を見る
○前原国務大臣 公共事業費、国土交通省だけで一五%程度削っておりましたので、今回の方針としては、新規事業は行わない、継続事業のみに限る、まずこういった仕切りをいたしました。そして、事業計画を示したものは、これは幅を持ったものでございました。  ただ、先ほど同僚委員にもお答えをし...全文を見る
○前原国務大臣 そういうことは全くございません。  先ほど委員も御指摘をされました、県連や知事からの要望ありというものが三百八事業ございましたけれども、要望があって増額したものが百八十六、要望がありながら増額しなかったものが百二十二でございまして、もちろん、その百八十六と百二十...全文を見る
○前原国務大臣 そのとおりでございます。
○前原国務大臣 概算要求のときは、やはり総額になると思います。そして、まだ固めたわけではありませんが、イメージとして、委員がお尋ねでございますので申し上げると、ことしやろうとしていたことをさらに、より公平性、客観性、透明性を高めたいと思っていますが、十一月に事業計画を出させていた...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど申し上げたのは、ことしは十一月の時点で幅を持った事業計画を出させていただいた、そして、予算審議に資する形で事業評価を出させていただいたということです。  今回は、いわゆる県連を通じて少し漏れたというのがあって、そこでずれた面がありましたけれども、やはりきれ...全文を見る
○前原国務大臣 この場というのは国交委員会ですけれども、予算委員会で議論をいただく、同じ意味ですね、国会で御議論いただくという意味でございます。
○前原国務大臣 国会では、与野党ともに御議論いただいて、その意見を拝聴する中で最終的に決めるということでありまして、野党の意見だから聞かないということはございません。  ただ、先ほどから申し上げておりますように、しっかりと事業計画、そしてまた事業評価、仮配分というのを出させてい...全文を見る
○前原国務大臣 穀田委員にお答えをいたします。  今回の予算につきましては、昨年の十一月に事業計画を発表いたしまして、幅を持った形で個別事業の事業計画を発表し、二月一日に事業評価をこれまた個別の事業について発表させていただき、二月の九日に仮配分を発表させていただいたということで...全文を見る
○前原国務大臣 穀田委員は岩国空港を頭の中に入れてお話をされていると思いますが、この岩国空港は、平成十七年十月、日米合同委員会において、民間空港再開、一日四往復が合意をされ、そして平成十九年の五月には、地元自治体に対して防衛施設庁が、米軍が策定した岩国基地のマスタープランを提示、...全文を見る
○前原国務大臣 今回の事業は、米軍が管理する岩国飛行場の中に民航用ターミナル地区を整備するものでありまして、国土交通省所管公共事業の新規事業採択時実施評価の実施要領に基づいて、新規事業評価を実施して、事業の必要性を確認しているところでございます。
○前原国務大臣 柿澤委員にお答えをいたします。  柿澤委員からの質問の、私の答弁が江戸川区議会で取り上げられて紛糾したというのは初めて伺いました。  現地、平井七丁目の荒川のスーパー堤防を視察させていただきましたけれども、現地を見た感想と、柿澤委員に答弁した内容というのは全く...全文を見る
○前原国務大臣 国土交通省の中に成長戦略会議というのをつくっておりまして、五つの分野で今議論していただいておりますが、その中の一つが都市・住宅でございまして、都市の中でインフラの整備あるいは都市の再開発ということをやっていかなければならない。  国際的な都市間競争というのは非常...全文を見る
○前原国務大臣 今、個別具体の事業についてこれをPPPでということをお話しするのは差し控えたいと思いますけれども、道路、鉄道、それから港湾整備、あるいは空港、こういったものにもこのPPPというのは私は適用できると思っております。  また、先ほど委員が言及されたコンセッション方式...全文を見る
○前原国務大臣 この件については、みんなの党というか、柿澤委員とは完全に方向性は一緒だと思いますし、さまざまな知恵を絞って、これから、財政難、人口減少、少子高齢化の中でも、インフラの更新やあるいは日本で培ったノウハウというものを国内あるいは海外へ展開していく中で、それを成長分野に...全文を見る
04月20日第174回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○国務大臣(前原誠司君) 西田委員にお答えをいたします。  今、西田委員が一つの事例としておっしゃいましたように、家賃債務保証業者というのはなかなか知られていないという面もございますし、また実態的には宅地建物取引業者が家賃債務保証業者の代理人となっていることが大半であって、そう...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 御指摘の本法案の第六十二条におきましては、家賃債務保証業者から保証を拒まれて賃貸住宅への入居が困難となった方々の居住の安定を図るために、国及び地方公共団体に対しまして、他の家賃債務保証業者や家賃債務保証を受けることを条件としない賃貸住宅に関する情報提供、...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 戸数につきましてはまた調べて委員にお答えをしたいと思いますが、例えば、ちょっと目安だけで申し訳ございません、公営住宅の応募倍率ということで申し上げますと、全国平均では八・六倍になっております。東京では二十八・四倍ということで、大都市圏ではより高いというこ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今お尋ねのありました本法案の第六十三条におきましては、国及び地方公共団体は、家賃関連債権の取立てに関する違法又は不当な行為に関して、情報の収集及び提供並びに賃借人その他の者が相談又は助言その他の支援を受けることができる体制の整備に努めることとしております...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 公的な家賃債務保証制度につきましては、高齢者住まい法、これは高齢者の居住の安定確保に関する法律でございますが、この法律に基づきまして、高齢者居住支援センターが高齢者世帯の家賃に係る債務を保証しておりまして、高齢者世帯以外にも障害者世帯、子育て世帯、外国人...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私も、委員から質問通告をいただきまして、この数字を見て、けたが一つ少ないという御指摘は私も同じような感覚を持ちました。  この使い勝手につきましてはやはり、よりこの制度を周知徹底をすると同時に、使い勝手のいいものにしていくということが大切だと思いますの...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私も地元では賃貸マンションに住んでおりまして、更新料が来たときにはぞっとするわけでございますけれども。  この判決訴訟ですね、更新料訴訟は、今、西田委員が御指摘をされましたように、有効判決が出ているものもあれば無効判決も出ているということで、いまだ裁判...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 賃借人の居住の安定を確保するための家賃債務保証業の業務の適正化及び家賃等の取立て行為の規制等に関する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決をされましたことに深く感謝申し上げます。  今後、審議中...全文を見る
04月21日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○前原国務大臣 柚木委員にお答えをいたします。  まず、事実関係からでございますが、空港環境整備協会は、現在国が管理する二十七空港のうち、十八空港において空港駐車場の運営を行っている。そして、同協会が駐車場事業を行っている空港数は、平成十七年一月時点の二十三空港から五カ所削減を...全文を見る
○前原国務大臣 今、政務二役で千九十八の公益法人の仕分けを独自に行っているわけでありますが、国土交通省の方針としましては、民間企業でできる法人については基本的には要らない、あるいは民間企業に再委託をしている法人も基本的には要らない、そういう仕分けをしております。  今、柚木委員...全文を見る
○前原国務大臣 御質問いただいている柚木議員や、あるいは先ほど答弁されておりました津村政務官を含めて、宇高フェリーに関する御要望をいただいたわけであります。  高速道路の、前政権での土日、ETC限定、千円、これによりましてフェリー業界は大打撃を受けるということで、一たんは四国フ...全文を見る
○前原国務大臣 大口・多頻度、それから夜間や通勤などの割引、これにつきましては、今五割でありますけれども、三割に率を下げはいたしますけれども、激変緩和措置として平成二十二年度の試行ではやらせていただこうと思っております。  そして、柚木委員がおっしゃったように、あくまでも試行な...全文を見る
04月21日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○前原国務大臣 竹内委員にお答えをいたします。  私はその詳しい経緯は存じておりません。高木先生がこの参考人質疑でおっしゃったことがすべてでございまして、私は詳しい内容について存じておりません。
○前原国務大臣 私が大臣を拝命したのが九月の十六日で、そして九月の二十四日に日本航空から再建計画が提出をされたわけでありますけれども、その中身については具体性あるいは実現可能性が不十分ではないか、また、みずから日本航空の財務状況についてしっかり調べたいということで、企業再生にお詳...全文を見る
○前原国務大臣 それは事実でございます。  タスクフォースがさまざまなデューデリ、資産査定をしていただいて、日本航空の経営実態というのがおおよそ明らかになった。ただ、さまざまなステークホルダーがおられます。高木先生がおっしゃったことも、高木先生なりにそういう感じを受けておられた...全文を見る
○前原国務大臣 企業再生支援機構というのは、委員も御承知のとおり、半官半民でございまして、所管は内閣府、これは菅副総理の所管でございます。また、この企業再生支援機構の法律の中身につきましては、御承知のとおり、申し入れがあった場合においては、その企業の支援をするかどうかというものは...全文を見る
○前原国務大臣 私が企業再生支援機構にお願いをしたことは、今まで問題が先送りされ続けてきて、このような状況にまで放置されてきた、今回は最後のチャンス、ラストチャンスとして、抜本的な改革が行われなければいけないということがまず一つと、もう一つは、運航の継続、安定というものをお願いし...全文を見る
○前原国務大臣 高木先生はみずから責任を持ってやっていただいた、そういう自負をお持ちでそういった御発言をされているんだと思っております。  しかし、タスクフォースの最終報告におきまして、企業再生支援機構の活用ということを提言していただいて、JALがその申請を行った段階で、受け入...全文を見る
○前原国務大臣 それは、さまざまな御意見がそれぞれの個人個人にはあったと思いますけれども、最終的には、支援決定をする前提として、企業再生支援機構の企業再生支援委員会が支援をする前提としての法的整理というものを、プレパッケージ型の法的整理というものをお決めになったということだろうと...全文を見る
○前原国務大臣 タスクフォースの報告書において、企業再生支援機構の活用をする、そして、その案を日本航空が取り入れて、企業再生支援機構に支援の申請を行うということをされたわけであります。  独立性の高い企業再生支援機構が、支援決定を行うかどうかの是非を、改めて資産査定、デューデリ...全文を見る
○前原国務大臣 三ッ矢委員にお答えをいたします。  先ほどJALを守るとおっしゃいましたけれども、JALを守るのではなくて再生するということで、我々は今取り組みをしているわけであります。  そして、十一月に委員と議論をさせていただきました日本航空救済の必要性いかんということに...全文を見る
○前原国務大臣 前政権からDBJ中心に融資をされてきて、そしてグループ全体で二兆三千億の負債を抱えて、結局はつぶれた、こういうことであります。そして、その要因というのは、さまざまな要因はございます。それは委員とも議論させていただきました。  救済の必要性ということについては、先...全文を見る
○前原国務大臣 私は、機構から、この再生計画を確実に実施していけば再生は可能である、こういう話を聞いておりましたし、そういう思いを持っておりました、その時点。  そして、今、更生計画をまとめるに当たりまして、世界全体の景気動向をどういうふうに見るかということももちろんございます...全文を見る
○前原国務大臣 これは、運輸省、国土交通省におられた三ッ矢先生には釈迦に説法であると思いますけれども、この手の問題というのは非常にステークホルダーが多いんですね。例えば、日本航空からしますと、一番命運を握っているのは、今は管財人を兼ねている企業再生支援機構でありますけれども、企業...全文を見る
○前原国務大臣 食い違ってはおりません。  それから、先ほど委員がおっしゃったことで申し上げますと、二次破綻の懸念が起きているから企業再生支援機構がつくった再生計画を見直すのではなくて、二次破綻を避けなきゃいけないということで、より深掘りをしたものにしていくということで努力は今...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど答弁をさせていただきましたように、日本航空というのは、年間旅客数が五千万人、そして本邦の航空会社の国際線六十九路線の約五割を占める三十四の単独路線、そして国内線二百四十八路線の約四割を占める九十七の単独路線を運航する。つまりは、地域と地域を結ぶネットワーク、...全文を見る
○前原国務大臣 ネットワークの見直しをしないと、ネットワークというのは、路線の数とか、あるいはどこを飛んでいるというネットワークの意味では、それは見直さないといけないし、再生計画でも、再生前よりもかなり見直すということをされているわけでありますから、見直してもらうということは大事...全文を見る
○前原国務大臣 両面あると思うんですね。つまりは、日本航空という企業の再生を通じてネットワークを残していくということでありまして、日本航空の再生自体が目的かどうかということになると、そこは不可分のところがあるのではないかと私は思っております。  いずれにしても、先ほどから答弁を...全文を見る
○前原国務大臣 窮境原因の御質問でございますけれども、これは、まずは外的な要因としては、先ほどから申し上げているような、国際線における、インフルエンザとかあるいはリーマン・ショックとか、そういったものによって落ちるということもあるでしょうし、あるいは、これは反論されるかもしれませ...全文を見る
○前原国務大臣 社員の意識については、稲盛会長が、この委員会でも御披露したことがありますけれども、運航に支障がなかったことがかえって、この会社が会社更生法を適用された会社だという意識がないんじゃないか、こういうことをある場所でおっしゃっておられました。  やはり社員が、一度つぶ...全文を見る
○前原国務大臣 これも釈迦に説法だと思いますけれども、国土交通大臣の法的なかかわる根拠、これは今の日本航空に対しては何があるかといいますと、一つは会社更生法であります。国土交通大臣は、日本航空の国際線の路線転換を定める事業計画等について認可権限を有しておりますので、会社更生法に基...全文を見る
○前原国務大臣 私は、この計画が着実に実行されれば再生可能だというふうに思っておりました。  ただ、日本航空を所管する大臣として、先ほどから委員もおっしゃっているように、二次破綻は絶対に避けなくてはならない。また、さまざまな経済的な、世界経済の要因というのがどう振れていくかわか...全文を見る
○前原国務大臣 これは控えようと思ったんですが、どら息子とおっしゃいましたね。それはだれがどら息子にしたんですかと私は申し上げたいです。シャブ漬けの息子とおっしゃいましたね。だれがシャブ漬けにしたんだと。それを私はあえてここでは申し上げておきたいと思います。  ただ、そのどら息...全文を見る
○前原国務大臣 ジェントルマンだと思っていましたけれども、非常に失礼な質問だと私は思いますね。  八ツ場ダムの問題については、これから責任を持ってしっかりやりますよ。  そして、要は、ぼやだったのを大火事、これは自分たちの責任を放棄する話ですよ。二兆三千億円ものを莫大な借金を...全文を見る
○前原国務大臣 菅原委員にお答えをいたします。  自分自身で御都合のいいような部分だけ抜いてお話をされておりますけれども、私が一番初めにこのことに言及したのは九月の二十二日なんです。  九月の二十二日、これは、九月の十六日が私が就任したときですけれども、破綻はさせないとしてき...全文を見る
○前原国務大臣 菅原委員は同じ年でありますし、ことしが年男。そして、お世辞じゃなく、きのうもある財界の方とお会いして、非常に褒めておられましたよ。  でも、今のお話を聞いていると、このお立場になればまた考え方は変えられると私は思うけれども、先ほど、ある時点で法的整理を考えると言...全文を見る
○前原国務大臣 これは、先ほど三ッ矢委員にお答えをいたしましたけれども、公的資金が投入された企業とされていない企業で公平性が失われるようなことがあってはならないということでありまして、公取の委員長は否定的な答弁をされましたけれども、私は、検討に値する、やはり何らかの措置を考えない...全文を見る
○前原国務大臣 この日本航空の窮境原因というのは一体何なんだということで、再三議論をさせていただき、私も答弁させていただいたんですが、その原因の一つが、大型機材、非常に燃費効率の悪い、満杯のときはいいけれども、閑散期とかは空気を運んでいるような、そんな大型機材が大量保有されていた...全文を見る
○前原国務大臣 先ほどの機材の大型の問題とあわせて、やはり余剰人員を抱え続けてきたということが窮境原因の一つだと思っております。  このリストラ案については、今、企業再生支援機構の再生計画をさらに深掘りするということで、機構とJALがその案をまとめておられる段階だと思います。そ...全文を見る
○前原国務大臣 何もぶれていないんですよ。国際線が、JALは保有をされるということをおっしゃっているわけでしょう。その中で、より深掘りをして路線を見直すということでないと、二次破綻をさせないために我々は公的資金を入れて、そして再生をさせるということですから、より深掘りをということ...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど三ッ矢委員にお答えをいたしましたものの中にもありましたけれども、どういう関与を国土交通省あるいはそのトップの大臣ができるかということを申し上げます。  会社更生法に基づき、裁判所は国土交通大臣に意見を聞かなければならない。だから意見を言います。また、裁判所...全文を見る
○前原国務大臣 お答えをいたします。  更生計画案の提出の期間についてでありますけれども、一月の十九日に更生手続が開始決定をされまして、六月三十日まで予定されているものと承知しておりますけれども、手続の進行によっては変更になる場合もあると承知をしております。  いずれにいたし...全文を見る
○前原国務大臣 金子前大臣にお答えをいたします。  先ほどから答弁をさせていただいておりますように、公的資金を入れた会社が安売りをして公的資金が入っていない会社と競争するというのは、これはだれがどう考えてもおかしな問題でありますし、不公平だと言わざるを得ません。したがいまして、...全文を見る
○前原国務大臣 これは委員が最もお詳しいことだと思いますけれども、日本航空と全日空の歴史というものは、大手二社体制ということで相当すさまじいものがあったというふうに伺っております。  その意味で、今回日本航空には、企業再生支援機構が管財人となって、更生計画を今まとめて実施すると...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど委員がおっしゃったJALの再生が目的でないというのはまさにそのとおりで、JALの再生を通じて、航空産業の共存共栄、そして適度な競争の中での顧客の満足と地域の活性化、こういったものを求めていく、また、それをしっかりと実現していくのが我々の仕事だというふうに認識...全文を見る
○前原国務大臣 最終的な、経営判断といいますか、経営判断をするのは日本航空そのものでありますけれども、更生計画をまとめるのはまさに管財人であり、先ほどからお話をしておりますように、更生計画を承認して、いよいよ会社更生手続に入るのは裁判所であるということでございます。
○前原国務大臣 三人の管財人のうち、二人が支援機構であります。瀬戸委員長と中村専務が管財人でありまして、まさにその更生計画をまとめる立場でいらっしゃるわけであります。  しかも、企業再生支援機構が支援決定を行って、その再生計画というものをベースに更生計画がまとめられているという...全文を見る
○前原国務大臣 これはもう釈迦に説法でございますけれども、会社更生法、そして航空法、株式会社企業再生支援機構法、これにのっとって、法的根拠に基づいて事業計画などに意見具申をし、そして、我々の立場をしっかりと主張していくということになろうかと思います。
○前原国務大臣 より深掘りをして、二次破綻は絶対に避けなくてはいけない、そして着実に実行可能な更生計画にしなくてはいけないというところで我々も意見を申し上げているところでございますけれども、最終的に路線あるいはリストラの範囲を決められるのはJALであり、企業再生支援機構でございま...全文を見る
○前原国務大臣 基本的には、一月十九日の段階で企業再生支援機構がまとめられた再生計画というものに基づいて着実に行われることが望ましいという立場でスタートをいたしました。  その中で、一月、二月の段階では、赤字体質というものから脱却できていないということと、世界経済の見通しの不透...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返しの答弁になって恐縮でございますけれども、現在、JALと機構が、ステークホルダー、さまざまな方々と相談をされながら、より深掘りをした更生計画をまとめられている最中であり、私どもといたしましては、会社更生法、航空法、株式会社企業再生支援機構法、これに基づいてし...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど委員がおっしゃったように、JALの再生が目的でないというのは、そのとおりであります。JALの再生を通じて、航空産業の発展と、そしてそれが経済活動にプラスになるように、また地域間が結ばれて、地域の活力というものがより生まれてくるようにということが大きな目的でご...全文を見る
○前原国務大臣 これから国際航空の需要がどうなっていくのかというのがありますけれども、今、金子委員からお話のあった、二社でいくのが果たしていいのかどうなのかという議論を始めるべきだと申し上げたのは、一月十九日の会社更生法が決まったときに私が申し上げたことであります。  今回の再...全文を見る
○前原国務大臣 経営をしていただいている以上は、そういった公租公課があるという前提で経営をしていただかなくてはいけませんけれども、ただ、我々は今、空整勘定の見直しの中でその引き下げができないかということを成長戦略会議の中で議論しているところでございます。
○前原国務大臣 先ほど答弁をさせていただきましたように、空整勘定の見直しというものを行っていく中で、今委員が御指摘の点も含めて見直しているところでございます。  きのう委員とは岩国空港の話をいたしましたけれども、基本的には、大々的な新たな空港はもうつくらない、こういう前提で、し...全文を見る
○前原国務大臣 これは就任当初にぜひ見直しをしたいというふうに思っておりまして、できれば平成二十二年度の予算にも反映をさせたいと思っておりましたけれども、政府全体として特別会計の見直しを平成二十三年度の概算要求に合わせてやるということでございますので、それについてはあわせて取り組...全文を見る
○前原国務大臣 私の答弁の後に、辻元副大臣、先ほどの答弁でちょっと追加があるということでございますので。  これは委員も御承知のとおり、空整勘定というのは、歳入歳出を考えた場合に、歳入については、空港使用料ということで先ほどから議論になっている公租公課があり、それから借入金とし...全文を見る
○前原国務大臣 空港というのは、国管理と地方管理がありますけれども、国管理で廃港の検討を国交省でしているというのはありません。  地方空港の存廃については、これは地方自治体が自主的に判断をするものでありますけれども、現在のところ、廃港を検討している空港があるとは聞いておりません...全文を見る
○前原国務大臣 どのペーパーをもって開示をされていないとおっしゃるのかわかりませんが、航空分野も含めて重点項目は公開をしておりますので、もしなかったら、すぐお届けします。
○前原国務大臣 この三空港問題については、関空と伊丹が国の管理でありますし、神戸は神戸市が管理する地方空港でございます。したがって、一義的に我々が神戸空港をどうのこうのするということは、国が地方空港に対して言うことは、これは私は越権行為だと思っております。  では、関空と伊丹の...全文を見る
○前原国務大臣 柿澤委員にお答えをいたします。  会社更生法を適用すると、事前に調整をしておかないと、例えば機材の債権であるとか、あるいはマイレージであるとか、そういったものについての債権も保護されなくなるということで、例えばこの二つを、事前に話し合いをする中で、会社更生法に基...全文を見る
○前原国務大臣 もう少し具体的に質問いただければありがたいです。
○前原国務大臣 その意味においては、先ほど来から御答弁をさせていただいておりますように、日本政策投資銀行、そして企業再生支援機構がどのような資金提供を行うかということについては、議論はなされておりました。  ちなみに、融資枠としては、日本政策投資銀行が三千億円、うち機構保証が一...全文を見る
○前原国務大臣 企業再生支援機構がつくりました再生計画というものについて、その中身についてもさることながら、これを企業再生支援機構が着実に実行していく、そのためのファイナンスもしっかり行っていくということで計画が出され、我々もそれについて、これを着実にやっていただくことが再生につ...全文を見る
○前原国務大臣 いや、何も人が悪くないですよ。一月、二月と赤字が続いたということについては先ほどもお答えをしておりますし、あとは、計画そのものの前提となっているいわゆる旅客動向、そしてまた、旅客というパイは仮に一定であっても、委員御存じのように、全日空はふえて、そしてJALは減っ...全文を見る
○前原国務大臣 先ほどもう答弁をさせていただきましたけれども、更生計画案の提出期間については、一月十九日の更生手続の開始決定に際しまして、六月三十日までに予定されているものと承知をしておりますが、手続の進行によっては変更となる場合もあると承知をしております。  その六月三十日が...全文を見る
○前原国務大臣 まだ更生計画もまとまっていませんし、それが実行されていない段階で、今おっしゃったようなことを判断するというのは、私は少し早過ぎるのではないかというふうに思っております。
○前原国務大臣 いろいろな観点から御議論いただきましたけれども、先ほど同僚の議員にもお答えをいたしましたように、公的資金を入れられた企業がそうでない会社と不公平があってはいけないし、また、公的資金を入れられて、それをダンピングに使い、そしてダンピング競争に陥るということは、厳に慎...全文を見る
○前原国務大臣 まずはこの更生計画をしっかりしたものにつくり上げるということ、これがスタートラインに立つ大事なことだと思いますので、しっかりと法的根拠に基づいて関与していきたい、このように思っております。
○前原国務大臣 ただいま議題となりました海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  船舶からの油の排出による海洋汚染及び排出ガスの放出による大気汚染の防止につきましては、これまで、千九百七十三年の船舶による汚染の...全文を見る
04月23日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○前原国務大臣 石井委員にお答えをいたします。  我が国は、輸出入の九九・七%、これはトン数ベースでございますが、海上輸送に依存しております。そのため、海上輸送にかかわる国際的な制度は、我が国に多大な影響を及ぼすものと認識をしております。  特に、海事に関する国際的な制度に関...全文を見る
○前原国務大臣 お答えいたします。  今委員が御指摘をされましたように、物流は、我が国の産業経済活動や国民生活を支える上で必要不可欠な基盤でございます。  我が国の物流を担う海運、トラック、航空等の輸送機関が、その特性を生かして、民間企業として競争を通じて荷主のニーズにこたえ...全文を見る
04月26日第174回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○国務大臣(前原誠司君) 塚田委員にお答えをいたします。  昨日、多くの県民の皆様方が県民大会に参加されたと認識をしております。普天間飛行場の移設問題に関して示された県民の思いにつきましては、政府として真摯に受け止めていかなくてはいけないと考えております。  いずれにいたしま...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) この問題というのは、中国の軍事力増強も含めて、この地域の戦略環境というのは予断を許さないわけでありまして、この地域の安定、そしてまた繁栄のためには日米同盟関係に基づくアメリカのプレゼンスというものは私は大変重要だというふうに思っております。  他方、国...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) お答えをいたします。  政府と民主党の最高首脳会議というのがございまして、四月の二十一日だったと思いますけれども、党側から料金の見直しについて要望が来たと。しかし、マスコミを批判するわけではありませんけれども、鳩山総理もあるいは平野官房長官もそれは引き...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) これは一般論として、すべての法案というものは国会の御審議がなければ通らないわけですね。そして、国会の審議を経た上で最終的にどう御判断をされるかということになるわけであります。通る法案もあれば通らない法案もあるということで、これは国権の最高機関ですから御審...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 同じ御答弁になると思いますけれども、現時点においては見直すつもりはない、そして、与党と相談して料金を変えるということはございません。国会の議論の中で御議論いただいて最終的に国土交通省として判断をするということでありますので、それは信用していただきたいと思...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 我々が、我々がというかこれは民主党がでありますけれども、選挙のときにお示しをしたマニフェストには原則無料化ということを書かせていただいておりますし、(発言する者あり)いや、これは事実ですから、原則無料化ということが書いてある。そして、社会実験をしながら段...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) お答えいたします。  今後、我が国においては、高度経済成長時代に集中投資をした社会資本の老朽化が進行してまいります。  具体的には、建設後五十年以上を経過した社会資本の割合については、現時点と二十年後においては、道路橋については、二〇〇九年が八%です...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) まず申し上げたいのは、我々のマニフェストは四年間で実現をするということの中で、公共事業費につきましては一・三兆円の減ということで、これは国土交通省だけではありませんが、農水省も含めてもうほぼその四年分の減額をしておりますので、このことについては、我々はあ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) そのとおりでございます。
04月27日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○前原国務大臣 岐阜県、山梨県、長野県、奈良、滋賀、あとは、長野は申し上げましたね、栃木、群馬、埼玉。済みません、助けていただきました。
○前原国務大臣 今、野田委員が指摘をされましたように、外航海運は世界単一市場の中で激しい国際競争を行っております。欧州などの海運先進国におきましては、自国船社の全運航船舶を対象としたトン数標準税制の導入などによりまして国際競争力の強化を進めております。例えば、コンテナ船部門におい...全文を見る
○前原国務大臣 まず、一つ大きなポイントとして申し上げれば、我々は、去年の四月の二十七日に国幹会議で、先ほど野田委員もおっしゃった東海北陸自動車道の四車線化の問題も含めて決められたわけでございます。これは、我が党の議員も入って賛成をして、そして整備が決まったものでありましたけれど...全文を見る
○前原国務大臣 要望については、今までそういった議論は政府の中でも、民主党の中でもしてこなかったものが要望として出てきたということであります。したがって、今まで議論したことではないということ。  しかし、この要望について、最終的に内閣としてお受けをするという決断を鳩山総理はされ...全文を見る
○前原国務大臣 不本意とかそういう話ではなくて、最終的に内閣として党からの要望については承る、それについてそれぞれの担当省庁で検討し、中身を議論した結果、閣法として出しているわけでありますから、最終的には私の責任で出させていただいているということでございます。
○前原国務大臣 先ほどの野田委員のお話の中で、若干事実と異なる、報道ベースで引用されたんだと思いますけれども、政府・民主党首脳会議があったときに、高速道路料金の値段について党側からお話があったという話がありましたけれども、そのときに、わかりました、そうしましょうとはおっしゃってい...全文を見る
○前原国務大臣 総理に一つ一つそれぞれの大臣が詳しくお話するということはございません。そういう意味においては、もちろん閣議決定をするわけでありますので、それぞれの法案の中身については、一定の説明はいろいろなことをさせていただきますけれども、詳細に私から直接説明したことはございませ...全文を見る
○前原国務大臣 幾つか申し上げたいことがありますが、先ほど、恩恵にあずかるところとあずからないところという話がありましたけれども、例えば利便増進の中に入れた東京外環とかあるいは四車線化は直接的に恩恵にあずかるというふうにとられるかもしれませんが、その一・一兆円というお金を利便増進...全文を見る
○前原国務大臣 このスキーム自体は閣議決定をしたわけでございまして、このスキームは鳩山政権としてしっかりやっていくということでございます。  中身につきましては、これは法律事項ではございません。しかし、国会審議の場に提示をして、そしてこれでやらせていただきたいという思いを伝えて...全文を見る
○前原国務大臣 斉藤委員にお答えをいたします。  今回の法改正は、MARPOL条約附属書1及び附属書6の改正を国内法に取り入れるものでございます。国際海事機関、IMOにおける条約改正の検討に当たりましては、関係業界団体を含む我が国全体の意見を踏まえて対応してきておりまして、規制...全文を見る
○前原国務大臣 後で御質問があるかもしれませんけれども、先ほど辻元副大臣が野田委員にお答えをいたしましたように、日本の企業、船舶会社、あるいは日本関連といいますか、そういったものには余り大きな影響はないということでございます。例えば貨物油の船舶間積みかえの規制ということになれば、...全文を見る
○前原国務大臣 環境大臣を経験されていまして、環境に対しての思いは人一倍斉藤議員は強いと私は思います。また、これももちろんわかった上で御質問いただいているんだと思いますけれども、海洋汚染の防止とか、あるいは船舶が大気に対する影響というものをできるだけなくしていくという方向性のもの...全文を見る
○前原国務大臣 中小の船主への対応策ということでございますけれども、先ほど申し上げましたように、今回の規制というのはいろいろございます。南極海域における重質油の積載の禁止、これは中小にはまず関係がないということでありますし、そして、貨物油の船舶間の積みかえの規制も、これも基本的に...全文を見る
○前原国務大臣 委員は東工大学の大学院を出られて、またアメリカのプリンストン大学で研究をされて、工学博士でいらっしゃるということで、工学博士にこの答弁をするのは若干ちょっとちゅうちょをするわけでございますが、しかし、今御指摘のように、環境技術というものをしっかりと日本は持っており...全文を見る
○前原国務大臣 今、斉藤委員がおっしゃいましたように、国連気候変動枠組み条約、UNFCCC、この京都議定書においては、国際海運からのCO2抑制、削減対策というのは、別個にIMOによってその削減対策を追求することが規定をされております。  なぜかというお尋ねでございますけれども、...全文を見る
○前原国務大臣 国際海運からの二酸化炭素排出量というのは、先ほど委員も言及されましたけれども、二〇〇七年におきましては約八・七億トンでございまして、これは世界全体の二酸化炭素排出量の三%に相当いたします。国としてはドイツの排出量とほぼ同じぐらいの量でございます。  今後、海上の...全文を見る
○前原国務大臣 今委員が御提案をされました日本の排出量の枠の中でということについては、それがどのような形でできるのかどうかということは検討させていただきたいと思いますが、何よりも重要なのは、先ほど委員がおっしゃったように、このまま放置をしたら、特に途上国の経済発展によってCO2が...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど野田委員にも答弁をさせていただきましたように、今まで議論をしてきた中身ではなかった、しかし、党からの要望で出てきた中身にそういったものが入っていた、そして、内閣全体としてそれを受けとめるということで、他にもさまざまな御要望が党からございまして、その中には国土...全文を見る
○前原国務大臣 内閣の責任として閣議決定をして出させていただいている以上、責任を持って出しているということでありまして、速やかに御審議をいただいて、可決をいただければありがたいと考えております。
○前原国務大臣 ぜひお願いしたいと考えております。
○前原国務大臣 ぜひ速やかに御審議をいただいて、可決をしていただきたい、このように考えております。
○前原国務大臣 私は、政権交代で、前の政権がやったことについてすべて否定をするなんという考えに全く立ちません。すばらしいことについてはしっかり評価をして、そして引き継ぐということが大事だ、私はこれは本音でそう思っておりますし、このETCについては、例えば、先ほどの補助の話もありま...全文を見る
○前原国務大臣 お答えいたします。  今、穀田委員がおっしゃった水難救済会の活動というものは、大変ありがたいことであります。海上保安庁だけではカバーできない面を、全国千二百六十七カ所、救助員の方が約五万五千人ボランティア登録していただきまして、何かがあればはせ参じていただくとい...全文を見る
○前原国務大臣 今、穀田委員がおっしゃったように、発動時四時間未満は五千円、発動時四時間以上二十四時間未満が六千円、発動時から二十四時間以上が九千円ということであります。  そしてまた、余り言うとまた短くと言われますので短くやりますが、とにかく、この水難救済会の救助活動というの...全文を見る
○前原国務大臣 プレジャーボートについては、また後ほど議論をさせていただくことになろうかと思いますけれども、この水難救済会のみならず、例えば地元で活動していただいております社会福祉協議会とか体育振興会とか、あるいは消防団とか、基本的にボランティアで地域活動のために御尽力をいただい...全文を見る
○前原国務大臣 消防団とか、我々、地域のことでお互いよく知っているわけでありますけれども、火事があればいつも出ていくということと同時に、例えばうちの地域だと、五日と二十日、これについては訓練をする。あるいは、日曜日なんかでも、例えば山林火災訓練なんかを行ったり、さまざまな活動をさ...全文を見る
○前原国務大臣 穀田委員の御質問でそれを検討するということではなくて、例えば、そういうお考えをこの社団法人日本水難救済会がみずから我々国に対しておっしゃってこられれば、我々は検討しますよ、当然ながら。だって、この方々は、少なくとも私がヒアリングをした段階においては、自分たちはこう...全文を見る
○前原国務大臣 柿澤委員にお答えをいたします。  独立行政法人海上災害防止センターでございますけれども、目的は、海上防災のための措置を実施する業務を行うとともに、海上防災のための措置に必要な船舶、機械器具及び資材の保有、海上防災のための措置に関する訓練などの業務並びに海上災害の...全文を見る
○前原国務大臣 今委員がおっしゃったとおり、昨日の事業仕分けにおきまして、この独立行政法人海上災害防止センターにつきましては、実施主体は公益法人などの民間主体、事業規模は現状維持とすることとされました。  事業仕分けによりまして、海洋汚染防止法に定める海上防災の基本的な仕組みや...全文を見る
○前原国務大臣 政権交代の後、独立行政法人の役員の任期切れが来たものについては、天下りはすべて許さない、そして公募を行ってやっておりますので、今話をされている海上災害防止センターの役員の任期が切れるのがいつかということは、私はちょっと詳しく調べておりませんでしたけれども、当然なが...全文を見る
○前原国務大臣 私は、野党時代から、このUR都市機構については、伏魔殿のような、そしてファミリー企業は多いし、天下りはいっぱいいるし、そして随契がまかり通っているという極めてうさん臭い団体であるという思いを持っておりましたので、まず、このポストについてから、平成二十五年までに競争...全文を見る
○前原国務大臣 その新聞記事については詳しくは存じ上げておりませんし、また、中身の真偽については定かではございませんけれども、仮にそれが本当だとして、国交省の役人でそういった、調査委員会をつくっているんだから、それで仕分けは乗り切れるということを言っている人間がいるとすれば、それ...全文を見る
04月27日第174回国会 参議院 国土交通委員会 第10号
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○国務大臣(前原誠司君) ただいま議題となりました海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  船舶からの油の排出による海洋汚染及び排出ガスの放出による大気汚染の防止につきましては、これまで千九百七十三年の船舶によ...全文を見る
04月28日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号
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○前原国務大臣 ただいま議題となりました排他的経済水域及び大陸棚の保全及び利用の促進のための低潮線の保全及び拠点施設の整備等に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  海に囲まれ、かつ国土の面積も狭隘な我が国にとりまして、排他的経済水域及び大陸棚は、天然資源の探...全文を見る
04月28日第174回国会 衆議院 農林水産委員会国土交通委員会連合審査会 第1号
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○前原国務大臣 中野渡議員にお答えします。  私も米粉のパイをぜひいただきたいと思います。  基本方針の概要につきましては、今、山田農林水産副大臣が御説明をされたとおりでございますが、特に国土交通省としましては、国が整備をする公共建築物における木材の利用の目標を定めるに当たり...全文を見る
○前原国務大臣 川村委員にお答えします。  進捗状況につきましては、長安政務官からお答えをさせていただきます。  今御指摘ありましたように、木材利用というものを公共、民間、あるいは橋、そういったものにも広めていくためにどうしていくのかということでございますが、公共建築物等での...全文を見る
○前原国務大臣 谷委員にお答えいたします。  この件について、特にコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
○前原国務大臣 お答えします。  この検察審査会という制度については、一回目に起訴か不起訴かということで判断がなされて、起訴となれば三カ月以内に検察がそれを受けてどうするのかしないのか、それにおいて、また何もしないとか、あるいは不起訴相当と検察がした場合に、また検察審査会によっ...全文を見る
○前原国務大臣 お答えをいたします。  私も、大学のときに友人たちと初めて城崎温泉に行ってから大変好きになりまして、もう数え切れないぐらい城崎温泉には行っておりますけれども、大変いい町並みで、外湯もすばらしくて、本当にすばらしい温泉地だと思っております。  それで、今、谷委員...全文を見る
○前原国務大臣 今委員が御指摘をされましたように、建築基準法におきましては、延べ面積が三千平方メートルを超える建築物については、周辺地域一帯への延焼を防止する等の観点から、当該建築物の壁や柱等について耐火構造とすることを義務づけているところでございます。  先ほど先生が引用され...全文を見る
○前原国務大臣 西委員にお答えをいたします。  国土交通省の中だけの話をさせていただきますが、少子化また高齢化、そして人口減少、莫大な財政赤字、こういった制約の中で、国土交通省として、前年度比一五・三%という公共事業の削減を行ったところでございます。  その流れの中で、例えば...全文を見る
○前原国務大臣 西委員御指摘のように、こういう木造建築物の建設につきましては、その計画、設計が円滑かつ効果的に行われるためには、必要な知識そして技術を持つ人材の育成が極めて大切な課題でございます。このため、木造建築物の設計上のポイントを用途別にまとめた事例集による情報提供などの取...全文を見る
○前原国務大臣 西委員おっしゃいましたように、官庁施設の設計業務委託料につきましては、国土交通省官庁営繕部が定めました、官庁施設の設計業務等積算基準に基づいて算定をしております。  同基準によりますと、構造設計上の特殊要因がある場合は業務量を補正することで、委託料が若干増加をす...全文を見る
○前原国務大臣 穀田委員にお答えいたします。  WTO協定の内外無差別の原則との関係から、国等の工事の発注におきましては、地元産材の優遇はできないこととなっております。しかしながら、地元産材をできるだけ有効に利用することは、地域経済の活性化また雇用創出に貢献するものと認識をして...全文を見る
05月10日第174回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○前原国務大臣 この機構発足当時の沖縄担当大臣は小池委員だというふうに承っておりますし、今おっしゃったことについては、私も大きな方向性といいますか、考え方としては委員と共有するものであります。  今回は、事業仕分けというもので、さまざまな観点から議論がなされたというふうに伺って...全文を見る
○前原国務大臣 鳩山総理は、御自身の思いの中で、できるだけ沖縄の負担軽減をしたい、こういう思いをずっと一貫して持っておられると思いますし、また、その思いの中で今までも行動されてきたんだというふうに思っております。  我々今申し上げられることとしては、五月末までに決着をさせるとい...全文を見る
○前原国務大臣 現時点で、鳩山総理から政府としての、また総理としての正式に決まった考え方というのは示されておりません。その環境整備に向けて、今あらゆる選択肢の中で、政府の中で議論をしている最中でございます。
○前原国務大臣 とにかく、政府一体となって総理の思いを実現すべく努力をしていく、それに尽きるわけであります。
○前原国務大臣 実らなかったことを考えるよりは、今、実るように努力をしていく、こういうことでございます。
○前原国務大臣 当然、鳩山総理は、日米同盟関係の重要性、そしてまた抑止力、そういうものはよく御存じなわけであります。  ただ、鳩山総理の性格であると私は思いますけれども、謙虚さからああいう発言になったということで、全くもって抑止力を御存じなかったということは、私は日ごろずっと鳩...全文を見る
○前原国務大臣 とにかく、政府一体となって五月末に向けてしっかりと、沖縄の負担軽減のために、普天間の返還のために努力をしていく、それに尽きると考えております。
○前原国務大臣 いろいろと報道はされておりますけれども、政府として公式に申し上げたことについては、総理は徳之島に一部機能をお願いできないかということはおっしゃいました。これはおっしゃった。それからもう一つは、すべて県外にということはなかなか難しいということも沖縄に向かっておっしゃ...全文を見る
○前原国務大臣 そのときの地元の合意というものをどのように定義づけるかということだと私は思っております。やはり、しっかりと地元の方々とお話をしながら、そして、その地元の理解を得るための不断の努力というものは五月を超えてでもやっていかなくてはいけない点ではないか、私はそう思っており...全文を見る
○前原国務大臣 今私が申し上げたとおりでございまして、基本的には五月末の決着ということに向けて、今、内閣として努力をしているところでございますけれども、その中身の地元の合意ということについては、何をもって合意とするかということについて、私は、やはり人と人のかかわりの中で話し合いが...全文を見る
○前原国務大臣 そのような明確な言葉の定義を我々は申し上げたことはございません。
○前原国務大臣 そのことも含めて、今、政府一体となって各関係方面に努力を働きかけているという現状でございます。
○前原国務大臣 とにかくと言うと怒られますので、いずれにいたしましても、政府として、先ほど申し上げたように、総理がおっしゃっていることは、徳之島に一部、部隊もしくは訓練の移転をお願いできないかということは明確に外に向けておっしゃっております。そして沖縄に対しても、すべて県外という...全文を見る
○前原国務大臣 先ほどからお話をしておりますように、総理が明確に今までおっしゃったのは、徳之島に一部の訓練やあるいは機能の一部を受け入れてもらえないかということはおっしゃいました。そして、それと同時に、沖縄の負担をすべてなくすということはなかなかできないかもしれないということは率...全文を見る
○前原国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、さまざまな報道がなされておりますけれども、それはあくまでも推測の域を出ないものでありまして、それを前提にお答えすることは建設的な議論ではないんだろう、このように私は思います。
○前原国務大臣 できなかった前提の議論をしても仕方がありませんので、しっかりと政府としての考え方を決めて、実行できるように努力していくということであります。
○前原国務大臣 今、関係閣僚が中心になってさまざまな方面との調整を行っている段階でございまして、今、明確にこの段階だということを申し上げる状況ではございません。
○前原国務大臣 出すべく今努力をしているところでございます。
○前原国務大臣 私は、内閣府特命担当大臣として沖縄も担当しておりますけれども、国土交通大臣も兼務をしております。その中で、アメリカとベトナムを訪問して、日本のインフラ技術の輸出というものが国益にかなうという思いで官民一体となって行ってきたところでございます。  総理につきまして...全文を見る
○前原国務大臣 マニフェストには書いていなかったというのは今岡田外務大臣がおっしゃったとおりでございますけれども、私は、当時代表であった鳩山総理の言葉は重い、このように思います。
○前原国務大臣 先ほど小池委員にもお答えを申し上げたとおり、私は、国会議員になって十六年間、ずっと鳩山総理と政治活動をともにしておりますけれども、全く知らなかったなんということは絶対あり得ないし、今まで、こういった勉強会や、あるいはさまざまな形での御認識を持った発言はされているわ...全文を見る
○前原国務大臣 第二次世界大戦後、日本を取り巻く環境というのは、まずソ連、これは長らく仮想敵国として防衛白書にも書かれていたわけでありまして、自衛隊は特に北方重視、また、米軍もまさにいかにソ連に対する抑止力を持つかということで行ってきた。と同時に、この東アジアの戦略環境というのは...全文を見る
○前原国務大臣 まずは、遠山議員、御当選おめでとうございました。  今お話ありましたけれども、どのように見えているかどうかということでありますけれども、政治家というのは、立場についているついていないは別にして、見えるところもあれば、見えないところでも仕事をするということもありま...全文を見る
○前原国務大臣 今、遠山委員がおっしゃったように、十九年度退職交付金と二十年度前期高齢者交付金との差額がマイナスで、しかも、二十年度、被保険者一人当たりの所得が全国平均より低い市町村というのは八十九あって、そのうちの二十五が沖縄なんですね。  ですから、先ほどおっしゃった二つの...全文を見る
○前原国務大臣 沖縄に限らず、日本の観光というものを観光立国という考え方に基づいて基幹産業にしていこうというのが今の政権の基本的な考え方でございまして、柱は三つございます。  一つは、インバウンドをどうふやしていくのか。先ほど委員おっしゃったように、ことし一千万人を目標に頑張り...全文を見る
○前原国務大臣 赤嶺委員にお答えをいたします。  いまだに発見されていない御遺骨が存在をするということで、その場合のDNA鑑定については、先ほど厚生労働省から答弁がありましたように、積極的にDNA鑑定というものを申し入れてもらう、こういうことでございますので、これは赤嶺委員がお...全文を見る
○前原国務大臣 照屋委員にお答えをいたします。  義務教育未修了者への就学機会の提供につきましては、沖縄県と文部科学省において検討していただく問題と考えておりますが、今先生から御指摘がありましたように、戦争のために義務教育を修了できずに現在もNPO法人で学ばれている方がおられる...全文を見る
○前原国務大臣 玉城委員にお答えをいたします。  沖縄選出の議員として大変御苦労をおかけし、また、沖縄県民の気持ちに立って今まで御尽力をされてきたことに心から敬意を表したいというふうに思っております。  鳩山総理も、議員と同じようにできる限り沖縄の負担軽減をやりたいという本心...全文を見る
○前原国務大臣 恩納村が御地元の玉城委員にお答えをいたします。  この沖縄科学技術大学院大学というのは、知的クラスターの形成あるいは人材の育成を通して、沖縄の自立的発展につながるものと大いに期待をしておりますし、沖縄振興策の柱となる重要なプロジェクトでありまして、引き続き平成二...全文を見る
○前原国務大臣 山岡委員にお答えをいたします。  当時の我が国の領土、陸上部分において戦闘が行われたという意味におきましては、沖縄戦が国内唯一の地上戦であるという表現は、委員御指摘のように、必ずしも正確ではないという認識を持っております。  確かに、沖縄戦は、県民の約四分の一...全文を見る
○前原国務大臣 喜んでお会いしたいと思います。
○前原国務大臣 北方四島は我が国固有の領土でございますし、鳩山総理も、二月七日の北方領土返還運動の大会において、非常に力を入れてこの問題に取り組みたいということをおっしゃり、精力的にメドベージェフ大統領や、あるいは岡田外務大臣はラブロフ外相とも議論をされているところでございます。...全文を見る
05月11日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号
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○前原国務大臣 菊池委員にお答えをいたします。  海洋基本法というのを平成十九年の四月に成立をさせたわけであります。これは、自民党、公明党、民主党の有志で、超党派でこの法律をつくろうということになりまして、私もその動きに参画をしたわけでありますけれども、今まで海洋立国でありなが...全文を見る
○前原国務大臣 北方四島及び竹島については、現状において我が国の施政を行使することが困難な状況にあるというのは、委員も御承知のとおりでございます。そのために、我が国として講ずることのできる措置には制約がありまして、その結果として、我が国として当該地域において低潮線保全区域を定める...全文を見る
○前原国務大臣 北方四島、竹島につきましてでありますけれども、この低潮線保全区域の指定及び当該区域における行為規制の運用を行うためには、我が国として、低潮線周辺の海底の地形、地質等の自然条件を調査によって把握することが不可欠でございます。しかしながら、北方四島及び竹島については、...全文を見る
○前原国務大臣 御趣旨の点は全く私も同感でございまして、一日も早くしっかりとした港湾整備を行っていきたい、このように考えているわけであります。  ただ、先ほど長安大臣政務官から御答弁したように、現地の、深い浅い、いわゆる深さの測量、あるいは波浪、波ですね、波や土質に関する調査を...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど答弁をさせていただきましたように、排他的経済水域を含めた日本の主権の及ぶ範囲というのは世界第六位でございまして、この排他的経済水域や大陸棚には、豊富な水産資源に加えまして、先ほど御答弁がありましたように、メタンハイドレート、それから海底熱水鉱床、あるいはコバ...全文を見る
○前原国務大臣 神山委員にお答えをいたします。  委員御指摘のとおり、国家権益をどう確保するかということと国際公共財としてどう生かしていくのかという、両方のバランスというのは極めて大事な視点だというふうに思っております。  今までは、国家権益という視点もかなり欠けていて、そし...全文を見る
○前原国務大臣 林委員おっしゃるように、宇宙と並んで海洋開発というのはまさにフロンティアでございまして、しっかりとこの基本計画にのっとって着実に進めていくことが大事だ、このように考えております。先ほど菊池委員の御質問にも答弁させていただきましたけれども、メタンハイドレートと海底熱...全文を見る
○前原国務大臣 今の御指摘も大変重要なポイントだというふうに思っております。例えば、我が国の深海底の探査能力を有する調査船をどこが持っているかということでお話をすると、先ほど委員がおっしゃったJOGMEC、独立法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構、資源エネルギー庁、それから今度は...全文を見る
○前原国務大臣 同僚委員にもお答えをいたしましたけれども、海洋基本法というのは、大きく四つの目的があります。  一つは、水産資源。排他的経済水域の中の水産資源をどう我々として活用していくのかということ。  それから二つ目が、大陸棚や排他的経済水域の下にある海底資源。先ほど委員...全文を見る
○前原国務大臣 竹内委員にお答えをいたします。  各省にまたがるさまざまな仕組み、これをいかに連携させていくのかということが大事だということは先ほど申し上げたところでございます。  要は、目的は、先ほど来から何度も答弁をさせていただいておりますように、これは委員も言及されまし...全文を見る
○前原国務大臣 海洋国家といたしまして、管轄海域を構成する領海、排他的経済水域といった我が国の主権をしっかり守り抜く国家としての意思を確固として持ち続けることは大変重要でございまして、そのために、これらの管轄海域の根拠となる基線、とりわけ基線を有する離島は、御指摘のとおり重要なも...全文を見る
○前原国務大臣 他国の例はともかくとしまして、我が国がどういうことをやってきたかといいますと、平成八年六月に、先ほどおっしゃったように、国連海洋法条約を批准した、同年七月に、排他的経済水域及び大陸棚に関する法律、排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律、...全文を見る
○前原国務大臣 プレジャーボートでございますが、それぞれの航行目的や航行進路がさまざまであることや、あるいは操船者の操船練度、知識等にも差がありますことから、おのおのの事情に応じたきめ細かな対策が必要だと考えております。  このため、国土交通省では、船舶検査により構造、設備の安...全文を見る
○前原国務大臣 それはそのとおりであります。これは国土交通省の大臣官房の運輸安全監理官室がつくっているものでございまして、しっかりと周知徹底をしていかないといけないものだと感じております。
○前原国務大臣 委員御指摘のように、小型船舶の総隻数が四十一万八千隻であります。平成二十年度に船舶検査を受検すべき隻数が約十三万三千隻でございましたけれども、そのうち適正に船舶検査を受検した隻数が約十万三千隻。ということは、約三万隻が船舶検査を受検していないということでございます...全文を見る
○前原国務大臣 御提言は御提言として、謹んでお聞きをいたしました。  いずれにしても、先ほど長安政務官からお答えをさせていただきましたように、三水域連携による放置艇対策検討委員会から提言がなされておりますので、この提言をもとに、何ができるかということをしっかりと我々も省の中で議...全文を見る
○前原国務大臣 過去のことは過去のこととして反省をしなくてはいけませんけれども、有志の自民、公明、民主の議員が、やはりこれではいけないということで、海洋基本法をつくり、海洋基本計画をつくって、そしてフォローアップチームというものもこの三党で行いながら、具体的な海洋資源や水産資源、...全文を見る
05月11日第174回国会 衆議院 本会議 第27号
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○国務大臣(前原誠司君) 山崎議員にお答えをいたします。  環境と経済の調和という考え方について、環境の価値をどうとらえているのかというお尋ねがありました。  環境は、人間の健康で文化的な生活に欠くことのできないものであり、社会資本整備に当たっての前提と認識をしております。 ...全文を見る
05月11日第174回国会 参議院 国土交通委員会 第11号
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○国務大臣(前原誠司君) 室井委員にお答えをいたします。  今、中国では上海で万博が行われておられますけれども、そういった時期においても中国の海洋調査、またデモンストレーションというのは非常に活発でございまして、外務省を通じて抗議をしているところでございます。  我々の主権と...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 我が国の造船業は長きにわたって世界のトップシェアを誇っておりましたけれども、しかし残念ながら、先ほど室井先生が言及されたように、今や韓国が一位と、そして中国にまで抜かれて今日本は三位ということでございます。韓国は船の買取りなんかをやっていて、これはOEC...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今、佐藤委員がおっしゃったように、我が国だけ批准をして他国が批准をしていないことによって我が国の海運事業者のみが不利になるということはあってはいけないというのは委員御指摘のとおりだと私どもも思っております。  今回、このMARPOL条約の附属書Ⅰは、こ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) これは、今、佐藤先生がおっしゃったこと、大変重要なことでございまして、この条約改正の国際対応や法律改正におきましては、海運事業者等のステークホルダーとの意思疎通を図ってまいりました。数年にわたりましてこの条約改正の検討に当たりましては関係業界団体を含む我...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 委員御承知のとおり、ある程度は今も行っておりますが、平成二十一年度が〇・九億円、今年度の予算が〇・八億円で、船舶からの環境負荷低減のための対応策ということで予算は付けてやっておりますけれども、じゃ果たしてそれで十分かと、そしてまた国際競争力の面でもっとバ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 我々は、高速道路の原則無料化、そして段階的に社会実験を行っていくということで、今回は六月から高速道路の約二〇%に当たります一千六百二十六キロメートルで無料化の実験を来年の三月末までやらせていただくと。そして、今国会に提案をさせていただいております利便増進...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 草川委員にお答えいたします。  海洋汚染防止法では、油を排出した船舶の所有者だけでなく、衝突した相手船舶等の排出の原因となる行為をした者側にも油防除措置の義務を課しておりまして、海上保安庁は当該義務が適切に履行されるよう、これらの者に対して指導を行って...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) まず一点目でございますけれども、平成十六年の船舶油濁損害賠償補償法の改正では、一般船舶から油流出について無過失責任を課して保険の加入を義務化したところでありますけれども、船舶所有者等の責任制限については船主責任制限法によることとしておりまして、従前とは変...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 渕上委員にお答えいたします。  委員も御承知のとおり、国ごとを縦とすると船の世界でのNOx排出対策あるいはCO2の対策というのは横になるわけでございまして、IMOが中心になってこれをやっていかなくてはいけませんし、この規制については今までも日本は積極的...全文を見る
05月12日第174回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(前原誠司君) 谷岡委員にお答えをいたします。  沖縄におきましては、県民が望む二〇三〇年ごろの将来像、これを実現をさせるために沖縄二十一世紀ビジョンというものが策定されたのは御承知だと思います。他方、国におきましても、沖縄振興審議会等を通じまして現在の沖縄振興特別措...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先般、衆議院の沖北の委員会におきまして公明党の遠山議員から同趣旨の御質問をいただきまして答弁をしたときには、十九年度の退職金、交付金と二十年度前期高齢者交付金等の差額がマイナスで、しかも二十年度被保険者一人当たりの所得が全国平均より低い市町村というのは全...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) るる報道等で言われておりますけれども、政府があるいは総理が表でおっしゃったことは何かというと、徳之島の三町長に対して、沖縄の基地の機能の一部をそして訓練の一部を受け入れてもらえないかということと、そして沖縄に行かれて、すべて県外に移転するというのはなかな...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 沖縄行きを決められたのは鳩山総理御自身の御判断でありますし、また、島尻委員がはたで見られていてどう思われたかということは先ほどお話をされたわけでありますけれども、しかし、そういうものも覚悟の上で総理は沖縄の皆さん方との対話をしたい、あるいは沖縄の方々の話...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) そもそも、このくい打ち桟橋方式というのは政府で決めたわけでもありませんし、報道で行われているのみでございますので、当然ながら我々としては今それについてコメントする立場ではございません。
○国務大臣(前原誠司君) 先般、島尻委員と、あれは予算委員会でしたか、議論をさせてもらったときに、仮にという言葉を付けて相当おしかりを受けたわけでありますけれども、私は、沖縄の普天間飛行場の最低でも危険除去、そしてやっぱり返還というものをしっかりやっていくということがスタートであ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 一般的に抑止力というのは、ある相手がいて、ある相手が日本を侵略する、あるいはどこかの国を侵略をすれば相当ひどい犠牲を伴うと、あるいは犠牲どころか大変な被害を被るということを相手に思い知らせることによって侵略を思いとどまらせるのが抑止力ということであります...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど同僚議員にお答えをいたしましたけれども、今総理としておっしゃっていることは何かというと、二つあるわけです。一つは、徳之島の三町長に対して、沖縄の部隊の機能の一部の移転をしてもらえないか、あるいは訓練の一部の移転をしてもらえないかというお願いをされて...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 沖縄県が平成十五年度に取りまとめました旧軍飛行場用地問題調査・検討報告書によりますと、沖縄県内に旧日本軍が造った飛行場の件数につきましては十六か所となっております。  その名称は、本島及びその周辺では伊江島飛行場、沖縄北飛行場、沖縄中飛行場、沖縄南飛行...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど申し上げました十六か所のうち既に旧地権者に返還された飛行場は、沖縄南飛行場、石嶺秘密飛行場、沖縄東飛行場、与根秘密飛行場、中飛行場、西飛行場の六飛行場でございます。  なお、平喜名飛行場、宮良秘密飛行場、海軍飛行場については、元々村有地でございま...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 伊江島飛行場が伊江島補助飛行場、これ米軍の基地でございます、それから、沖縄中飛行場が今の米軍の嘉手納飛行場でございます。  それから、先ほど申し上げたように、所有権は返還されておりますけれども、牧港補給基地というのは米軍基地として利用されて旧地主に地代...全文を見る
05月17日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○前原国務大臣 おはようございます。  国土交通省所管の平成二十年度歳入歳出決算につきまして、概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計について申し上げます。  収納済み歳入額は四百一億八千八百万円余であります。支出済み歳出額は六兆一千七百一億一千八百万円余であります。 ...全文を見る
○前原国務大臣 所管事業に係る予算につきましては、その適正な執行を図るよう常に努力しているところでありますが、平成二十年度の決算検査報告におきまして、不当事項等として御指摘を受ける事態を生じましたことは、まことに遺憾であります。  御指摘を受けた事項につきましては、直ちにその是...全文を見る
○前原国務大臣 大西委員にお答えをいたします。  まず、土日千円というものについてでございますが、私は一定の効果というものが上がったんではないか、このように考えております。土日に旅行に方々に行かれる方がかなり多くなりましたし、よく言われるのは、かなり遠いところから香川県の百円と...全文を見る
○前原国務大臣 一九八〇年ごろには、東京湾あるいは大阪湾はアジアの中でも最もコンテナの取扱量の多い港だったわけでありますけれども、今や完全にシンガポールや香港あるいは上海、また人口は日本よりもかなり少ない韓国の釜山あるいは台湾の高雄、こういったところにも抜かれているというのが現状...全文を見る
○前原国務大臣 先ほどから馬淵副大臣あるいは佐藤河川局長からもお答えをしていますけれども、余っているといいましても、次年度以降の繰り入れというもので使われているわけであって、我々が野党時代に追及していた、特別会計で剰余金が積み重なってきて何か埋蔵金のようなものになっているという勘...全文を見る
○前原国務大臣 今、副大臣また河川局長から答弁をさせていただいたとおり、全体としてはまだ把握をできておりません。  これについては、やはり、地方公共団体の御協力をいただいて、その把握に努めてまいりたい、このように考えております。
○前原国務大臣 御指摘の、工事未着手用地の有効活用でございますけれども、事業実施の必要性の検証を行ってきている事業再評価等を踏まえまして、中止等となった事業の用地を対象に、財産の有効活用の観点から、適切に対応するように指導してまいりたいと考えております。  なお、今後工事が予定...全文を見る
○前原国務大臣 我々民主党は、野党のときから、特別会計の見直し、そして、本当に必要なものは一般財源化していくということを申し上げてきたわけでございますので、きょう委員が御指摘をされた点も含めて、政府・与党と一体となって改革のために歩みを進めていくということで、また、委員も特別会計...全文を見る
○前原国務大臣 田中委員にお答えいたします。  今、田中委員がおっしゃったことでかなりもう尽きているのではないかというふうに思っておりますが、過去のことを振り返るよりは今後のことをどうしていくのかという観点から、その問題意識で少しお話をさせていただきたいと思います。  先ほど...全文を見る
○前原国務大臣 今、田中委員がおっしゃったスーパー中枢港湾でございますけれども、平成二十年度現在、目標である港湾コストの三割の低減については達成は約二割、リードタイムについては目標の一日程度に短縮することができたということで、全くだめだったということではない。一応というか、一定の...全文を見る
○前原国務大臣 これは今、先ほど先生がおっしゃった京浜港として手を挙げていただいているわけですね。そして、ヒアリングを今行っておりまして、この間は横浜の林市長さんがプレゼンテーションをされた、こういうことでございます。  国際コンテナ戦略港湾の採用に当たって、先生もごらんになっ...全文を見る
○前原国務大臣 けさはエレベーターの中で御一緒させていただきまして、ありがとうございました。  二つ申し上げたいんですが、実は、整備新幹線については、きのう、私は福井県の小浜というところに伺いまして、それで、そこでもお話をしたのでありますけれども、北陸新幹線の延伸について、我々...全文を見る
○前原国務大臣 今委員が引用された資料とちょっと違いますので、こちらの資料の方が古いかもしれませんが、一応、政府が直接航空管制業務を実施しているのが日本とフランス、そしてアメリカ、非営利法人がカナダ、それから政府が一〇〇%株式を持っている国営企業でやっているのがドイツ、オーストラ...全文を見る
○前原国務大臣 高井委員から御質問をいただくということで、このエコ公共交通大国おかやま構想、見させていただきました。両備グループが岡山に提言をされたと聞いておりますし、公有民営による官の役割と民の役割を明確にして、歩いて楽しいまちづくりを進める、そして、それが環境に優しく、高齢化...全文を見る
○前原国務大臣 ちょっと時系列的に改めて確認をいたしますと、二月の十二日に四国フェリーと国道フェリーが事業廃止届を出されました。二月の十七日に玉野市長と高松市長が私のところに来られまして、航路存続を要望されました。翌日十八日に岡山県知事と香川県知事がまた私のもとに来られまして、航...全文を見る
○前原国務大臣 その宇塚さんのことについては、大口国交審からもその話を昔、大臣になったすぐ後ぐらいだったと思いますけれども、そういう人がいたということは認識をしてもらいたいということで教えていただきまして、御苦労されたことについては本当に心から敬意を表したいというふうに思っており...全文を見る
○前原国務大臣 今の事実関係を載せようと思っております。政府として中止の方向性として臨んでいるけれども、予断のない再検証をしているという書きぶりになろうかと思います。
○前原国務大臣 お答えをさせていただきます。  先ほど中国の話がございましたけれども、まず喫緊の課題としては、朝鮮半島というのはまだまだ非常に不安定ですし、その不安定の度合いを高めているというのが実情だと思います。  委員御承知のとおり、韓国の艦艇が爆破して沈没をした。これに...全文を見る
○前原国務大臣 この間、福井委員も四国選出の自民党の国会議員のお一人として大臣室に来ていただきまして、中谷議員とか……(福井分科員「いや、大臣室には行っていません。名前だけ」と呼ぶ)そうですね、議員のお名前もありましたけれども、四国選出の自民党の議員全員から御要望を承っております...全文を見る
○前原国務大臣 阿知波委員にお答えをいたします。  今委員が御指摘されましたように、平成十八年にできました行政改革推進法においては、この空港整備特別勘定、これを「将来において、独立行政法人その他の国以外の者に行わせることについて検討するものとする。」こういう規定がなされているわ...全文を見る
○前原国務大臣 今、阿知波委員がおっしゃった約七千名ということでございますが、これは航空関係職員のうち社会資本整備特別会計の定員が七千百四名ということで、そのうち航空管制業務に係る専門職員数、これは平成二十一年度で四千四百三十六名ということになっております。  阿知波委員が御指...全文を見る
○前原国務大臣 国が管轄をしている空港の収支は今まで公表しておりますが、委員御指摘のとおり、地方空港でなかなか収支が明らかになっていないということで、我々国土交通省の航空局から各自治体に対して、ぜひ収支を公開してほしいといった要請はしておりますし、できるだけそういったものが公開さ...全文を見る
○前原国務大臣 単純な民営化ではなくて、例えば関空と伊丹におきましても、地べたは国が持って、そして運営権を売却して効率的な運営をしてもらうということ。  なぜ下を持つかというと、やはり何かのときに国がしっかり関与をするということ、例えば大災害とかあるいは有事とか、こういったとこ...全文を見る
○前原国務大臣 お答えをいたします。  問題意識は全く同じでありまして、だからこそ、羽田の二十四時間国際拠点空港化ということを我が政権になってから初めて打ち出して、内際分離を取っ払うと。  つまりは、羽田が国内線で、そして成田が国際線で、離れているからハブにならないわけですよ...全文を見る
○前原国務大臣 今御指摘のように、主要空港のアクセスの問題というのは大変重要で、例えば関空、伊丹の問題でも、将来的にはリニアが大阪まで来ますので、そうすると伊丹の役割というのは相当低下をする。そのときには私は廃港も含めて考えていかざるを得ないと思います。  ただ、そのときも、大...全文を見る
○前原国務大臣 私が国会議員になったころは、社会資本整備の中期計画というのは十五本ありまして、それぞれが五カ年計画とか七カ年計画とかいうものがあって、一番大きいのは道路ですよ、そしてその次に大きかったのは河川ということで、非常に大きな予算規模がありました。  それが今は、我々も...全文を見る
○前原国務大臣 コンクリート業界ですか。
○前原国務大臣 この間、ある会合でというか、結婚式で、同じテーブルでコンクリート協会の会長さんと一緒になりまして、ごあいさつをしたときに、国土交通省に、コンクリートから人へという言葉にまず抗議に行ったんですよということで、その方は女性の方でして、おっしゃっておりました。  私が...全文を見る
○前原国務大臣 私自身はございません。
○前原国務大臣 先ほど委員がおっしゃった中で、逆の意味で私も同感だったのは、与党から野党になって見えてきた世界があるということをおっしゃいましたよね。我々も、野党から与党になって見えてきた世界というのがあるわけです。  例えば、先ほど、私が使い始めたというコンクリートから人へと...全文を見る
○前原国務大臣 今までの自民党政権でも、各地域ブロックごとの重点戦略と重点目標ということで五カ年計画を計画されて、そして、主要な事業についてはいつ完成するかということを示してこられたわけですね。例えば、国土開発幹線自動車道計画にいたしましても、いつミッシングリンクはつながります、...全文を見る
○前原国務大臣 成長するアジアとどうつなげていくのかということは極めて大事でございますが、それと同時に、総花的な港湾整備ではなくて選択と集中ということもこれまた必要だというふうに思っておりますので、特定重要港湾そして重要港湾の絞り込みという作業を行っていく中で、絞り込んだところを...全文を見る
05月18日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
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○前原国務大臣 中川委員にお答えをいたします。  中川委員は大阪で、私は京都でありますけれども、私は選挙区が京都市でありますけれども、下水の整備は一〇〇%ではございません。しかも、我が選挙区の中には、水道がない地域もまだございます。私も議員の活動をやってくるときに、地域からの要...全文を見る
○前原国務大臣 八八%という数字を委員はおっしゃったわけでありますけれども、これは各都道府県が構想を持って、それの積み重ねた数字というものがあるわけでありますけれども、各都道府県では、これは委員御承知だと思いますけれども、現在、この構想について見直しをされているんですね、各都道府...全文を見る
○前原国務大臣 今、資料二を見させていただきまして、私の選挙区の記述も載せていただいておりますけれども、簡単に感想を申し上げれば、けしからぬという一言に尽きると私は思っております。  大阪府等の調査におきまして、御指摘の表現、先ほど委員がおっしゃったような不適切な表現が含まれる...全文を見る
○前原国務大臣 委員の御指摘というのは、私は大変的を得た、いい御指摘だと思っております。  実態把握についてでございますけれども、国土交通省といたしまして、これは自治体が、先ほど委員は大阪府が実態調査をしているということで言及がございました。我々もこの大阪府がやられている土地差...全文を見る
○前原国務大臣 ブランクがあって再当選をされてきて、私はお世辞抜きで、前もこういう質問をされていて、また当選をされてきて議席を得られて同じ観点で質問をされるというのは、本当に心から敬意を表したいというふうに思っております。  NEXCOですけれども、四月一日時点で申し上げると東...全文を見る
○前原国務大臣 簡潔に。  本当にすばらしい御質問でありますので、中川委員の御質問を受けて、国土交通省関係の所管の独法、公益法人、これについて、いわゆる法定の雇用率がちゃんと守られているかどうかということを全部調べさせていただきます。そして、達成していないところについては、しっ...全文を見る
○前原国務大臣 詳しくはまた藤本政務官から答弁をさせていただきますけれども、事業仕分けそのものについてちょっと私の方から話をしたいと思います。  事業仕分けというのは、今二回目をやっているわけでありますが、私はこれは、先ほど藤本政務官が答弁をさせていただきましたように、中身につ...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど両面必要だと申し上げたのは、このUR都市機構については、例えば、都心回帰という時期があったわけですよ。そして、非常に高額の家賃の、立派な、公営住宅というよりは高級マンションなんかを手がけたときがあって、これなんかだけを見ると、何で民間がやらずにURがやるんだ...全文を見る
○前原国務大臣 前回も、予算委員会の分科会で遠藤委員から非常に建設的な御提案、またフィールドリサーチに基づく現実的な問題点に対しての言及がありまして、大変役に立っているところでございます。  来てくださる方をふやすということは大事でございますけれども、先ほど委員も御指摘のように...全文を見る
○前原国務大臣 金子委員にお答えをいたします。  国土交通省の直轄管理区間において、河川管理施設及び許可工作物の実態調査を現在行っているところです、その前提として。中間的に取りまとめたところでございますが、全国の河川管理施設の約一万三百カ所のうち、築後、つまりはつくってから四十...全文を見る
○前原国務大臣 まだそのことについて明確に決めたわけではございませんし、今回、委員の御地元の荒瀬ダムについては、県に対して、社会資本整備総合交付金というものを活用して、そして技術的な支援とか、あるいは荒瀬ダムの上流の川、流れてきている川に砂がたまっているということについて、これを...全文を見る
○前原国務大臣 その発言をされたその日に、松野副長官からこういう発言をしたという話がございまして、大筋で我々も同じ問題意識を持っていますということを申し上げました。  これは金子委員が副大臣のときも同じだと思いますけれども、右肩上がりで人口がふえて経済発展をしているときに、いっ...全文を見る
○前原国務大臣 完成しているダムの数は二千九百ほどあります。  なぜ川辺と八ツ場なのかということについて申し上げれば、我々が政権交代をする直前というのは、国の事業あるいは補助事業を含めて百四十三の事業が継続されていたわけでありますけれども、その中にあって、八ツ場については、計画...全文を見る
○前原国務大臣 大臣に就任させていただいて直後に、川辺川ダムの建設予定地五木村にも行きましたし、人吉では、委員も御参加をいただいて、意見交換会に出させていただきました。  私は、地元の皆さん方には本当に申しわけないと思っているんです。これは、体育館に三百人ぐらいですか、五木村の...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど、三条件をおっしゃいましたね。同意をしていただける三条件ということでありますけれども、なぜ我々が政権交代でできるだけダムに頼らない治水を目指したのかというと、別に前政権のものを否定しようとしているわけではないんです。  ですから、先ほど申し上げたように、継...全文を見る
○前原国務大臣 地元の議員ならではの非常に具体的なお話がございました。  私も何度か地元に行かせていただいて、川のそばに人吉旅館というのがありますよね。あそこのおやじさんが、柱に、ここまで来たんだという、それは背丈以上のところまで出水したという話も伺いました。でも、そのおやじさ...全文を見る
○前原国務大臣 だから、先ほど御説明したように、選挙目当てじゃないんですよ。日本の財政の状況とか、ほかに使わなきゃいけないことを考えたときに、今までどおりの河川整備で本当にやっていけるのかということに我々は疑問を持っているので治水の評価軸を変えるということであって、選挙目当てじゃ...全文を見る
○前原国務大臣 中島委員にお答えをいたします。  ある新聞の報道で、昨年十二月末時点で検証対象としていた五十八ダムのうち、各都道府県として二十五ダムについて検証を行う考えであること、また、全体の八割に当たる四十四ダムは、検証するか否かにかかわらず建設を進めたい意向を持っていると...全文を見る
○前原国務大臣 荒瀬ダムは熊本県の企業局がつくられた発電用ダムであって、今後も、撤去する場合はつくった者が撤去するという大前提は、これはやはり原則であるということは踏まえておきたいと思います。  これを前提としながらも、国と熊本県が協力して検討会議というものを設置いたしまして、...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど御答弁したことも若干重なりますが、原則は原則として保ちつつも、しかし、やはり初めてのケースでもございますので、国と県の検討会議を設けて、百億もかからないと思います、コスト縮減を行ったり、あるいは交付金制度の活用、それから技術面の課題、こういったものについて、...全文を見る
○前原国務大臣 何せ一番初めてのことでございますので、どのようなことができるかということは模索しながら今やっているところでございます。  御地元である委員の御提言も含めて、しかも下流の八代の市長をされていたという御経験も含めて、さまざまな御提案を我々は検討させていただきたいと思...全文を見る
○前原国務大臣 セントラムがまだできていなくて、富山港線のLRTに乗らせていただきました。もともとJRの、あるいは国鉄のローカル線だったわけでありますが、それを低床式のものに変えて、駅もふやして、乗りおりが非常に便利なようにして、そして乗降客数が飛躍的にふえたということで、私は、...全文を見る
○前原国務大臣 今、三日月政務官がお答えをしたことに若干つけ加えますと、若干というか重ねてになりますけれども、脱車社会というよりは、むしろ、高齢化社会と環境重視ということを考えたときに、こうならざるを得ないだろうということなんですよね。  つまりは、お年寄りの方も、いつまでも車...全文を見る
○前原国務大臣 国土交通省では、高い安全、環境性能を有する自動車の普及、国際流通の円滑化を図る観点から、安全、環境基準の国際調和活動を今まで推進してまいりました。具体的には、国際統一基準の策定を行う唯一の場であります国連の会議体、自動車基準調和世界フォーラムに参画をしまして、統一...全文を見る
○前原国務大臣 今、柿澤委員がおっしゃった静か過ぎる音対策ということでありますが、昨年七月から、有識者を交えまして静音性に対する検討会を開催し、検討を行ってまいりました。この結果、特に音が静かな低速走行時に車から音を出す対策が必要であるとの結論が得られまして、本年一月に、歩行者に...全文を見る
○前原国務大臣 ただいま議題となりました特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法第五条第一項の規定に基づき、特定船舶の入港禁止の実施につき承認を求めるの件につきまして、提案理由及びその内容の概要を御説明いたします。  我が国は、平成十八年十月九日の北朝鮮による核実験を実施した旨の...全文を見る
05月19日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○前原国務大臣 黒岩委員にお答えをいたします。  委員御承知だと思いますけれども、二〇〇二年の日朝平壌宣言というものの中にも、拉致という言葉は入っていないんですね。しかしながら、その中身については、当然、拉致問題を含む人道的な問題というものを解決するということでありますし、この...全文を見る
○前原国務大臣 川島委員にお答えをいたします。  政府といたしましては、北朝鮮籍船舶の入港禁止措置を講ずることによりまして、北朝鮮に対し、拉致、核、ミサイルといった諸懸案の解決に向けた具体的な行動を求めることが我が国の平和及び安全の維持のために特に必要があると認め、本措置を講じ...全文を見る
○前原国務大臣 済みません、もう一度ちょっと質問を。申しわけありません。
○前原国務大臣 失礼いたしました。  効果がないわけではないと思います。つまりは、効果があっても、北朝鮮が効果があると認めるということは、彼らにとってはメンツもつぶれるし、また屈辱的なことであるわけで、効果があったとしても言ってこない、そういった外交をずっと北朝鮮はやってきたん...全文を見る
○前原国務大臣 政府といたしましては、二〇〇二年の九月に日朝間で交わした日朝平壌宣言にのっとって、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決をして、不幸な過去を清算して国交正常化を図るという方針には全く変わりはございません。したがって、この諸懸案の一日も早い解決に向けて具体的...全文を見る
○前原国務大臣 重ねて申し上げることになるわけでございますけれども、この北朝鮮に対する姿勢というのは、私は政権交代で大きく変わるというものではないと思っておりますし、何よりも、国連決議というものがあって、そして国際社会で連携して対応していこうということになっているわけであります。...全文を見る
○前原国務大臣 福井委員にお答えをいたします。  拉致の問題というのは、これは政権がかわろうがかわるまいが、人権が侵害をされる、テロでございまして、許されるべきではない。そして、御家族の方々を含め、一日も早い帰還を願っておられるわけでありますので、前政権から努力をされてきたこと...全文を見る
○前原国務大臣 私がずっと安全保障を考えるときに何を考えてやっているかということを少しお話をしたいと思うのでありますが、日本の主権が脅かされる可能性のあるものというのは、私は大きく三つあると思っているんですね。  一つは、テロであります。これはさまざまなテロが考えられるわけです...全文を見る
○前原国務大臣 国土交通大臣としていつも私が申し上げているのは、公共事業の見直し、きのうも金子委員と河川の問題について議論させていただきましたけれども、まさに福井委員がおっしゃる、人口も減っていく、しかも少子高齢化が進んでいって、これから社会保障に莫大なお金がかかっていく。毎年自...全文を見る
○前原国務大臣 まず、延長期間をなぜ一年としたのかということでありますけれども、今後の北朝鮮の対応を見きわめつつ、我が国の平和及び安全を維持するために特に必要か否かという観点から、当該措置につき評価をするために一年間の期間を設けた、こういうことでございます。  それから、他省庁...全文を見る
○前原国務大臣 答弁いたしました。
○前原国務大臣 私が持っている資料でございますけれども、UAEによる貨物検査事案は、入港したコンテナ船を検査した。それから、イタリアによる押収事案というものは、イタリア中部の造船所で製造されていた北朝鮮向け豪華ヨット二隻を押収した。それから、韓国による貨物検査事案は、釜山に入港し...全文を見る
○前原国務大臣 何度も答弁をさせていただいているように、衆法に書かれている自衛隊の関与というものは、確認をしているわけでありまして、法律の枠組みではないわけですね。確認をしている。つまりは、自衛隊法の規定によって自衛隊は動くということになるわけです。そして、私が海上保安庁を担当さ...全文を見る
05月20日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第3号
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○前原国務大臣 今、斉藤委員からお話がございましたように、定期点検整備実施率、平成九年の調査が四一・六%、平成十三から十五年度の調査が四三・四%、平成二十年度の調査が四三・五%と、ほとんど上昇していないということでございまして、法定点検であるにもかかわらず四割程度しかないというこ...全文を見る
○前原国務大臣 整備率向上のために国土交通省として行っておりますのが、ユーザーの保守管理意識の向上による点検整備の実施促進のための運動でございまして、これをしっかりとこれからも行っていくことが大事だというふうに思っております。  また、今委員が御指摘をされたように、評価する仕組...全文を見る
○前原国務大臣 京成電鉄から申請のありました、今委員が御指摘をされた成田空港線の上限運賃は、鉄道事業法第十六条の第二項に規定する認可基準、つまり総収入が適正な原価に適正な利潤を加えたものを超えないものに基づいて、運輸審議会から、認可基準に適合するものと認められ、申請どおり認可する...全文を見る
○前原国務大臣 よかったらこれは後でお渡しをいたしますが、京成成田空港線と他社との運賃比較ということで、これは北総線の運賃値下げを実現する会の資料でございますが、これは我々国土交通省で用意したものであります。  一番上が成田空港線でありまして、確かにここの膨らみは大きいのであり...全文を見る
○前原国務大臣 菅原委員にお答えをいたします。  昨年の四月二十七日の国幹会議で東京外環が正式に決定をされたわけでありまして、我々は野党でありましたけれども、国幹会議に民主党の議員も賛成をしておりますので、これについては、政権交代後も、当然ながら国幹会議で決めた路線については継...全文を見る
○前原国務大臣 この東京外環、関越—東名は、首都圏三環状道路を形成して、首都圏の都心方向に集中する交通を適切に分散導入するとともに、交通渋滞の解消、沿道環境の改善等を図る上で重要な道路であると認識をしております。  国としては、これまで四百回を超える地域住民の方々との対話を行っ...全文を見る
○前原国務大臣 現行の料金水準のもとでは、新規整備に伴う収入増加分によってすべての事業費を償還できる道路はもう想定されていないということでございまして、つまりは、これからやる道路で有料道路として着工するのは最後だという意味で、それ以外については、新直轄などで必要な道路については行...全文を見る
○前原国務大臣 去年の四月の二十七日に国幹会議で決まったものでございますので、これはやらせていただくということであります。そして、もう閣議決定をして国会の審議を始めているものでございますので、速やかな審議をいただいて、そして予定どおり着手をしたいというのが私の思いであります。 ...全文を見る
○前原国務大臣 今、三日月政務官からお答えをいたしましたように、この四十八条に基づくただし書きの運用方針につきましては、引火性溶剤の保管方法、乾燥機等の爆発防止策、そして建築物の防火措置の三つの観点から、安全対策の検討を行っております。  実は、私も地元でクリーニング業界の顧問...全文を見る
05月20日第174回国会 参議院 国土交通委員会 第12号
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○国務大臣(前原誠司君) おはようございます。  ただいま議題となりました排他的経済水域及び大陸棚の保全及び利用の促進のための低潮線の保全及び拠点施設の整備等に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  海に囲まれ、かつ国土の面積も狭隘な我が国にとりまして、排他...全文を見る
05月25日第174回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○国務大臣(前原誠司君) 室井理事にお答えをいたします。  理事も御承知のとおり、日本は国土面積では世界第六十一位でございますけれども、領海あるいは排他的経済水域を含めますと世界第六位の広大な海洋国家でございます。この広大な主権をどのように守っていくのかということは極めて重要で...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 中国艦艇が、今委員がおっしゃったように沖ノ鳥島を一周するように航行した旨の報道があったことについては承知をしておりますが、そのような事実は確認されていないと承知をしております。  我が国の大陸棚延長申請に対しまして、中国は、平成二十一年二月、沖ノ鳥島は...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 荻原委員にお答えをいたします。  領有権の問題が起きている場所というのは二か所あると思っておりまして、それは北方領土とそして竹島ということでありまして、これは日本の固有の領土でありながら実効支配ができていないということでございますが、これについては、し...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 荻原委員の御主張というのは私はよく理解をしているつもりですし、お気持ちも重なる部分は多いわけでありますが、今回の法律の二条第三項をもう一度御覧いただければ、「「特定離島」とは、本土から遠隔の地にある離島であって、天然資源の存在状況その他当該離島の周辺の排...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 草川委員にお答えをいたします。  尖閣諸島の低潮線のうち、排他的経済水域の根拠として保全が必要なものについては、本土や他の離島の低潮線と同様に低潮線保全区域として政令にて指定する際の対象に含まれております。低潮線保全区域の指定につきましては、今後低潮線...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど室井委員が中国の海島保護法の話をされておりました。海島というのは海の島でありますけれども、これはいわゆる中国が自分たちの領土である離島の管理強化などを定めたものでございまして、これは恐らく東シナ海の尖閣諸島、あるいは南シナ海の南沙諸島なども対象に含...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 日米安保条約におきましては、第五条におきましてこのように書かれております。各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれかの一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私は、沖縄担当大臣も兼務をしております。沖縄担当大臣というのは、沖縄の振興というものにかかわるものでございます。  この普天間の移設問題については、よく五閣僚というもので集まっておりますけれども、総理、それから外務大臣、防衛大臣、官房長官、そして沖縄担...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 草川先生が御指摘をされたいわゆるガス田、東シナ海のガス田から仮に大量の油等が流出した場合という御質問でございますが、このガス田につきましては、日本と中国の中間線よりも中国側海域に存在する構築物につきましては海洋汚染防止法の適用はないことから、当該構築物の...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) ただいま議題となりました国際連合安全保障理事会決議第千八百七十四号等を踏まえ我が国が実施する貨物検査等に関する特別措置法案及び特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法第五条第一項の規定に基づき、特定船舶の入港禁止の実施につき承認を求めるの件につきまして、提...全文を見る
05月27日第174回国会 衆議院 本会議 第32号
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○国務大臣(前原誠司君) 航空法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国においては、今後、羽田空港及び成田空港における発着容量の拡大、航空機の小型化に伴う多頻度運航の進展、団塊世代の操縦者の大量退職が予測されており、これらに的確に対応するため...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 阿知波議員にお答えをいたします。  公正競争の確保とJAL再生支援策のバランスについてお尋ねがありました。  日本航空は、年間旅客数約五千万人、本邦航空会社の国際線六十九路線の約五割を占める三十四の単独路線、国内線二百四十八路線の約四割を占める九十七...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 三ッ矢議員にお答えをいたします。  まず、高速自動車国道法及び道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する等の法律案の取り扱いについてお尋ねがございました。  本法律案は、政府として閣議決定を行い、国会に提出をし、この本会議でも...全文を見る
05月27日第174回国会 参議院 国土交通委員会 第14号
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○国務大臣(前原誠司君) 佐藤委員にお答えをいたします。  今回の法律案は、安保理決議第一七一八号、それから一八七四号に基づきまして、この中身について日本もその役割を担うということで、これに限った法案ということで特別措置法としていたわけでございますが、今後、これはまさに佐藤委員...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 関係省庁と相談をしてということになりますけれども、私は、日本の安全保障あるいは警察活動の充実ということを考えれば、一般法というものは当然検討していかなくてはいけないと、また、検討するだけではなくて、そういったものの整備は必要だと、このように考えております...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 周辺事態というのは、周辺事態に当たると認定をされたときに周辺事態法の適用になって、またそれに基づく船舶検査が行われるということになるわけでございますが、この法律の立て付けとしては、例えば周辺事態に認定されたとか、あるいは武力攻撃事態が起きたということのと...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 周辺事態に認定をされた場合に行われる船舶検査活動法というものは、これは海上自衛隊が行うということになるわけでございます。周辺事態に認定をされるケースとしては六類型が言われているわけでございますけれども、どういった状況下でこの周辺事態が認定をされるかという...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) いや、安全保障の専門家の佐藤委員に少しぶしつけかもしれませんが、こういうものはあいまいの方がいいんじゃないですか。あいまいという意味は、海域を指定せずに、そういった不審な船が出てきたときにどこにおいても対応できると。それは、国連決議においてすべての国連加...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) シミュレーションというよりは、これは自衛隊と海上保安庁が絶えず連携をして、そしてある意味で共同行動を取っているというのは一番委員が御存じだと思うんですよ。例えば、佐渡沖の北朝鮮の不審船のときは、あれは海上保安庁が一義的に当たりましたけれども、対応できない...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 委員のおっしゃるシミュレーションというのがかなり具体的なものを指しているのかどうなのかというところが私は若干ちょっと理解ができませんが、繰り返しになりますけれども、あらゆる場面を想定して関係各機関で連携をしながらやっていくということは、当然ながら調整をし...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 海上警備行動が発令をされた場合は、不審船というか対応する船舶に対しては自衛隊が行うということになるわけでありますけれども、例えば、何が起こるか分かりませんよね。つまりは、そこのスポットだけなのか、あるいはテロ活動なりがいろんなところで起きてくるかは分かり...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 少し整理してお話ししますと、そういう北朝鮮なりの、まあ北朝鮮と言い切ってしまうのはいかがかと思いますが、北朝鮮の特定船舶というか、北朝鮮の船がある場所に存在をしていると。そして、それについて、この法律に基づいて、いわゆる旗国の同意を得て貨物検査をしようと...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) いや、でも……
○国務大臣(前原誠司君) いやいや、つまりは、先ほど委員がおっしゃったのは、貨物検査の話をされているんでしょう。先ほど榛葉副大臣が答弁されたように貨物検査は自衛隊はできなくて、八十二条というのは、海上警備行動というのは、例えば、今私が何を言おうかとしていたのは、こういう指示に基づ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど榛葉副大臣が答弁されたとおりで私は全く問題がないと思っております。  といいますのも、この法律で想定されるのは北朝鮮の商船ですよね、商船。それで、北朝鮮の商船を、海上保安庁が近づいて、そしていわゆる貨物検査をやろうということについては、当然ながら...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 基本的には、海上保安庁は海上保安庁で独立した組織で様々な状況に対応するべく準備はしておりますので、法律的にそれを妨げているという法律はないと思いますけれども、基本的には海上保安庁が独自にしっかりとそういう準備を行って対応するということだと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 米長議員にお答えいたします。  現行法の下では、北朝鮮特定貨物については検査、そして提出、保管等の措置を行うことができないために、今般当該措置を可能とすべく立法措置を講ずることにしているところでございます。  じゃ、例えばどのようなことが現行法では対...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 米長委員の選挙区、特に国道五十二号線のこの縦に通っている道というのは、まさに中央構造線の近く、フォッサマグナの近くで非常に地形が脆弱なところでございまして、そういう意味では、雨が降ると土砂崩れなどが起きやすい要警戒地域であるという認識を持っております。 ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 草川委員にお答えをいたします。  これは先般の国土交通委員会でも御答弁をした中身でございますが、改めて答弁をさせていただきます。  委員が今おっしゃったように、平成十六年の油濁損害賠償保障法の改正は、日本に入港するタンカー以外の外国船舶等に対して、燃...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 草川委員御指摘のとおり、特定船舶入港禁止に関する特別措置法では、北朝鮮寄港船や、あるいは北朝鮮チャーター船についても入港を禁止できることとなされているわけでございまして、現在、北朝鮮に対する制裁強化について各関係省庁において検討をしているところでございま...全文を見る
08月02日第175回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○前原国務大臣 マニフェストには、社会実験を行いながら段階的に原則無料化をしていくということであります。  この原則という意味は、首都高速道路や阪神高速道路は当初から除外をしておりますが、それは、通行量の多いところを無料化すると、むしろ混雑をして、物流コストの低減や渋滞緩和とい...全文を見る
○前原国務大臣 一般論でまずお答えをいたしますが、不動産鑑定評価に当たりまして、依頼者側から評価額に関する額が示されて、それによりまして不動産鑑定士が評価額を変更するということは、不動産の鑑定評価に関する法律に言う不当な鑑定評価として、懲戒処分に該当するおそれがございます。
08月03日第175回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○前原国務大臣 この概算要求を決めるに当たりまして、一割一律カットとあわせて、さまざまな観点を勘案するという文言が骨格の中に盛り込まれております。つまりは、マニフェストを実行するに当たって、平成二十二年度予算を組むに当たってどれだけ貢献をしたのかといったところを勘案するという文言...全文を見る
○前原国務大臣 お尋ねの高速道路の無料化でございますが、マニフェストに書いてありますのは、社会実験を行いながら段階的に原則無料化をしていくということで、来年度も社会実験を継続させていただければと思っております。  原則という意味におきましては、衆議院選挙の当初から申し上げており...全文を見る
○前原国務大臣 今、ダムの見直しをやっております背景というのは、委員も御承知のとおり、莫大な財政赤字をこの国が有し、また、少子高齢化が進んでいく中で社会保障費の自然増も多くなってきているという中で、今までの総花的な公共事業は見直していかなくてはいけないということで、治水についても...全文を見る
○前原国務大臣 中間取りまとめはもう発表して、今パブリックコメントをしているところでありまして、さまざまな方々からその評価軸についての御意見はいただいているところでございます。  斉藤委員よくおわかりのように、ダムというのは山の上につくりますよね。では、その上流に集中豪雨が降っ...全文を見る
08月04日第175回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(前原誠司君) まず、新会館においての今委員から御指摘のあったことについてでございますが、まず新議員会館におきましては、建築基準法に基づきまして、ホルムアルデヒド等の揮発性有機化合物、VOCを発散する建築材料等の使用制限を行うとともに、供用開始前に五種類のVOC室内濃度...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 委員が御指摘のように、住宅、そしてまたそれにかかわる不動産・土地政策というのは景気に大変大きな影響を与えると思います。  したがいまして、政権交代の後に我々は住宅政策何をしてきたのかということについてポイントを申し上げれば、一つは住宅版のエコポイントと...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 十五年で償却をされて価値がなくなるということで、市場として成り立たないという今の現状があります。  それで、この中古住宅あるいはリフォーム市場を活性化しようと思うと幾つかのポイントが大事になってくるということで、今取組をしているのが、建築時それから修繕...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 大変いい御指摘だと思います。  アメリカの場合では、リーマン・ショックの前というちょっと前提付きでありますけれども、どんなに古い家でもリフォームをしたら買ったときよりも更に中古住宅でも高く売れるということの市場があるわけですよね。  翻って、日本を見...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) このリバースモーゲージの考え方というのはかなり前から言われていることで、一部取り入れられているものもございます。しかし、先ほど委員が御指摘をされた、土地とそれからその上物の住宅、それがしっかり評価されないと、例えば金融資産に替えるという仕組みをつくる金融...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 御指摘のとおりだと思います。  その資産価値をつくるためには、先ほど申し上げたような中古住宅をどう評価するかという仕組みをつくらないといわゆる資産というものが上がらないという今の日本の現状に直面をするわけでございまして、先ほど御質問いただいて答弁をさせ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 国道百八号のお話を今されましたけれども、この経緯を若干申し上げますと、この百八号は県管理の国道でございまして、先ほど櫻井委員がおっしゃったように、なかなかもう拡幅は難しいということで、花渕山バイパスというものを造ろうということで県がやられて、国としては補...全文を見る
08月05日第175回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(前原誠司君) 今、政務三役で具体的にその国に行きましてセールスを行っている国は、アメリカ、ブラジル、それからベトナムでございます。ほかにもこれからアプローチをしていかなくてはいけないところがございまして、マーケットリサーチをしているわけでありますけれども、正直申し上げ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私、この国際展開を成長戦略の一つに位置付けたときに、まず足下の組織で若干驚いたのは、植松委員も御承知のとおり、国土交通省というのは四つの役所が一つになった役所でございまして、旧建設省、運輸省、国土庁、それから沖縄、北海道開発庁と、こういう四つの役所が一緒...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 植松委員から予算委員会で御提案をいただきまして、それについては具体的に平成二十二年度に御提案を踏まえた事業を実施していこうということで、今取組を始めているところであります。  具体的に申し上げますと、各地域において、海外に進出をしている中小建設企業を代...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど植松議員が一番初めに申されたように、人口減少の社会になっていきますし、また高齢化が進んでいきますので、医療、介護、年金などの社会保障の費用が当然ながら大きくなっていくと。と同時に、GDPの一・八倍もの長期債務がある中で、今までのような総花的な公共事...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) まず一つは、観光圏というものを決めておりまして、今、植松委員がおっしゃった直島地域も含めて香川せとうちアート観光圏というものを指定をさせていただいておりまして、そういった点からの支援も香川県やあるいは当該自治体と御相談をしながらやらせていただきたいと思っ...全文を見る
09月07日第175回国会 参議院 国土交通委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(前原誠司君) おはようございます。  平成二十二年八月十八日に発生しました海上保安庁ヘリコプター墜落事故について御報告いたします。  同日午後三時十分ごろ、香川県仲多度郡多度津町の佐柳島の沖合において、海上保安庁広島航空基地所属のヘリコプター、ベル412EP型に不...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) この事故が起きましてから六管本部では対策本部を設置をいたしまして、行方不明者の捜索、五人のうちお一人は行方不明になっておりましたので、その方の捜索を最優先にしようということと、あと御遺族への対応ということで、この幹部の職員は初動には行方不明者の捜索そして...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど植松議員にもお答えをいたしましたけれども、今回の事故については私は、まあ今事故原因については運輸安全委員会で徹底調査がなされているところでございますので予断を与えるような発言は控えたいと思いますけれども、送電線に引っかかるというのはヘリコプターにお...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) あっ、意識ですか。失礼しました。  まあ、士気は高いと、こういうふうに思っております。  例えば、小笠原沖で転覆した漁船、三日間たってそれを自らの命を顧みず救助をしたとか、あるいはそういったケースが多々ございます。これは、やはり日ごろ訓練をしっかり積...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 地方検察庁と話合いをして、捜査機関でございますので、そういった修習のために海上保安庁がお役に立てるんであれば、私はそういったものは続けていくべきだというふうに思っておりますけれども、その中身については、今回の事故を踏まえて、どのようなものにしていくのかと...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 八月の十八日でございましたけれども、事故が起きたのは。私は当時、鹿児島県の南大隅町の土石流災害現場の視察をしておりました。事故が起きたのが三時十分でございますけれども、私が第一報を受けましたのは約一時間後の午後四時十分、秘書官からその一報を受けました。香...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私からですね、次の訪問先が種子島でございまして、西之表市において、これは九州地方整備局のヘリで南大隅町から種子島まで移動したわけでございますけれども、午後六時三十五分ごろに海上保安庁から電話がございまして、事故の現場の状況、乗組員の死亡、四名死亡、残る一...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 三時十分に事故が起きたわけでございますけれども、初めは墜落したヘリの機体の色が銀色であったということも、目撃者の話がございまして、海上保安庁のヘリは銀色ではございません。そういう意味では、当庁のヘリとおおよそ確認できたのが三時三十四分であったと、こういう...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) ちゃんと事実関係を確認してからお話しをいただきたいと思います。  私が南大隅町で土石流災害の被災地の視察をしていたときに、当然ながら戻る必要があるのかということは再三再四、海上保安庁長官に対して私は確認をしております。ただ、現状においては四名の方が亡く...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) ございました。  あと、先ほど副大臣、政務官にというお話がありましたけれども、海上保安庁のトップである長官に対して私は話をしているわけですよ。そして、当然ながら副大臣、政務官には話は行っております。
○国務大臣(前原誠司君) 乾杯のときには口を付けました。
○国務大臣(前原誠司君) 出しておりません。
○国務大臣(前原誠司君) 当然ながら、事故に関する経過の報告を逐一受けておりました。  あと、先ほど委員はそういうふうにおっしゃいますけれども、それはトータルとして私はどのようにこの事故の、言ってみれば四人の方が亡くなって、そして病院に搬送されている、そして御遺族の方への対応に...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 詳しく確認をしてお答えをしたいと思いますけれども、私の記憶では、レセプションが終わって中締めが終わった後、私はもうそのまま宿舎に帰っていると思います。
○国務大臣(前原誠司君) 慌てて帰られたということで、その慌ててかどうかというのは、あなたが分かるはずはありません。  私は、電話ではやり取りをして、そして指示も出しておりました。しかしながら、実際やはりどういう状況なのかということについては、本省に戻って、そして、私が指示をし...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 海上保安庁の長官の下にいる次長が現場に向かったということでございますので、その報告を待とうということで私が判断をいたしました。
○国務大臣(前原誠司君) 今、公葬の準備をしておりまして、早ければ九月下旬には公葬をさせていただきたい、公務災害を認定した上で公葬をさせていただきたいと、そう考えております。
○国務大臣(前原誠司君) 自衛隊におられた佐藤委員でありますので、いろいろその現場感覚でお話をされている面もあろうかと思いますが、私は佐藤委員のおっしゃることがすべて正しいとは思っておりません。それは国民の皆さん方が御判断をされることだと思いますし、私はその佐藤委員の価値観をすべ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今回の問題については、いろんな考え方があると思います。私は、正直申し上げて、今回の問題の対応についてはいろいろ反省すべき点はあると思いますよ。しかしながら、四人の方々の御遺族の方々にどうこれから対応していくのか。(発言する者あり)初めは四人だったわけです...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今委員がおっしゃったように、八月の二十日の会見において、デモ飛行の海域から墜落現場までは約十七キロ離れていることから、デモ飛行の際の低空飛行と墜落時の低空飛行の直接の因果関係は考えられないという説明を私はいたしました。  あのときの報道ぶりは、要は隠し...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) ヘリコプターの航空事故防止対策については、国土交通省で従来からは、ヘリコプター等の小型機を運航する航空会社に対し安全監査等を通じ安全運航を指導するとともに、自家用操縦士等に対しては、講習会等を通じ、法令等の遵守、無理のない飛行計画による運航、厳重な見張り...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 委員が御指摘をされた点は極めて重要なポイントだと考えております。  海保におけるメンタルサポート体制といたしましては、本庁及び各管区海上保安本部に職員相談室長を、各海上保安部署、大型巡視船には職員相談取扱責任者を配置をして、職員のメンタルを含む様々な相...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) このゲリラ豪雨対策というのは、まさに先ほど委員がおっしゃったように、どこで降るか分からないということでありまして、私も先般、広島県の庄原市というところに行ってまいりましたけれども、十分間で四十四ミリの雨が降るということで、時間換算にすると、単純に六倍をす...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 五十七年間、計画がされてからできなかったダムでございますが、今回の政権交代の方針転換で地元の皆さん方には大変私は御迷惑をお掛けをしているということは、改めておわびを申し上げなくてはいけないというふうに考えております。  一都五県含めた自治体の皆さん方の...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 委員御指摘のとおり、仮に事故に直接関係ないといたしましても、疑義を持たれるようなことについてはすべてつまびらかにすると、国民の皆さん方に説明責任を果たすという観点からは今回の対応は極めて私はおかしなものであったというふうに思っております。  五人の方が...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) もう御趣旨のとおりでございまして、実際問題、今、尖閣の付近で哨戒活動をしていた海保の巡視船と中国の漁船が衝突をしたということも、委員会中ではございますけれども、私のところには情報が入っておりますし、それについて、今現実の問題として情報収集を徹底をし、そし...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 政権交代をする際の総選挙において、これは今連立政権でございますので、民主党のことだけを申し上げることをお許しいただければ、民主党といたしましては、四年間で一・三兆円の公共事業費を削減をすると、そして他のマニフェスト関連予算に振り向けるということをお約束を...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今委員がおっしゃったように、事業評価をしっかりとしてBバイCの高いものを優先的に行っていくということで、事業評価というのは極めて私は大事だと思っております。  そこで、今、この三便益というものが柱になっているわけです。申し上げるまでもありませんが、時間...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほども同僚議員の方に答弁をさせていただきましたけれども、私が八月二十日の会見において申し上げたのは、ある報道が、デモ飛行の延長線上で低空飛行していたから送電線に引っかかって墜落をしたと、こういう趣旨の報道があったと、これについては、デモ飛行の海域から墜...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今回の佐柳島の送電線の事故についてでございますけれども、委員がおっしゃるように、この送電線の鉄塔の高さ、鉄塔自体の高さは八メートルということで極めて低いものでございまして、木などが生い茂った場合については見えなくなる可能性がたくさん、見えなくなる可能性が...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 吉田委員の御指摘というのは私は非常にいい点をおっしゃっていると思います。つまりは、予算の効率的な執行を行って余ったものについては経済対策に回すべきだと、こういう御提言だと思います。私は傾聴に値をする御意見だと思います。  そこで、国土交通省の現状だけ申...全文を見る
09月09日第175回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(前原誠司君) 谷岡委員にお答えをいたします。  この嘉手納飛行場以南の跡地の、返還についてでございますけれども、これは今後の沖縄振興の観点から極めて重要な課題であると考えておりますし、この跡地利用の在り方については、現在、知事、市町村長、有識者等をメンバーといたしま...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) これは以前も谷岡委員から御指摘をいただいて、我々も参考にさせていただいているところでございますけれども、沖縄県において振興を考える際に、沖縄二十一世紀ビジョンを策定をしたときに、県民アンケートあるいは市町村のワークショップなどを実施をして、各地域各層の県...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 平成二十二年度の予算と、そして平成二十三年度の概算要求ということで比べさせていただきますと、今委員が御指摘をされました農業農村整備については、これは前年度比八・一%増の増額要求をさせていただいております。また、農山漁村地域整備交付金、これについては前年度...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今お話がありましたように、本事業に対して農水省が平成二十三年度の概算要求に二百二十億円、これ非公共でございますけれども、概算要求していると承知をしております。  沖縄担当大臣といたしまして、沖縄の農業振興の基盤づくりを戦略的に推進すべく、本事業について...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今委員が御指摘をされましたように、現行の沖縄振興特別措置法は平成二十三年度末で期限を迎えるところでございまして、昨年度来、これまで実施をしてまいりました沖縄振興策の現状、そして課題について沖縄振興審議会でレビューを行ってきておりまして、本日、この委員会の...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今後の沖縄振興の在り方につきましては、先ほど仲井眞知事や基地を持たれている自治体の首長さんたちもお越しになりまして、御要望を承りました。また、午後には、恐らく今、同時刻だと思いますけれども、官邸に行かれて官房長官にも同様の申入れをされているということでご...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 繰り返しの御答弁になって恐縮でございますが、官邸にも今、仲井眞知事始め関係の首長さん含めて申入れをされておりますので、その後また官邸とも相談をしながら適切に対応をしっかりとしてまいりたいと考えております。
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど同僚委員の御質問にもお答えをいたしましたけれども、嘉手納以南の基地が返還をされた場合、これから沖縄の自立的な経済発展を考えた場合に非常に大事な跡地利用計画になろうかと思っておりますし、この跡地利用のまずはバックアップをしっかり国としてやり、そして一...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほどから委員の御質問で若干ちょっと気になっていてダイレクトにお答えをしなかったのでありますけれども、これから十年間という言い方をされておりますが、ポスト沖振について十年にするかどうかまだ決めておりません。  それは、例えば五年にして五年しか考えないよ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) あくまでも前提は、時代の流れが速いわけですね。したがいまして、十年という計画というものが本当に沖縄にとっていいのかどうなのかということを考えたときには、私は、もう少しスパンの短い期間で、しかし着実にそれはやっていくというようなものの方がいいのではないかと...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 普天間の問題とは同列にお考えいただかなくて結構だと思います。あくまでも沖縄から御要望いただき、そして平成二十三年度末の三月三十一日が、平成二十四年の三月三十一日が振興計画が切れる段階でございますので、あと一年半余りございますけれども、地元ともしっかり御相...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 平成二十三年度の税制要望で、これはちょっと国土交通大臣としての答弁になりますけれども、航空機燃料税について、地方への譲与税を除く十三分の十一については半額で要望をし、その結果として航空機燃料税の負担軽減を航空各会社に是非享受してもらいたいと。これからLC...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 空港が、現在ある、あるいは新たな空港ができた場合、どのような便を飛ばすのかということについては、まさに地元が航空会社、これは内外問わず航空会社としっかりと議論をしていただいて誘致をしていただくというのが基本になります。  例えば茨城空港という空港につい...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) この普天間の返還の問題については、日米間、2プラス2中心に御努力をいただいているところでございますので、沖縄担当大臣として申し上げられるのは、返還をされた後にしっかりと跡地利用が進むように地元の皆さん方としっかりと議論をし、準備をするということに尽きるか...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 県議会から御要望をいただいているのは委員がおっしゃったとおりでございますけれども、日米合意をしっかり説明をして、そして御納得をいただけるようにしっかりと説明責任を果たし、そして努力をしてまいりたいと考えております。
○国務大臣(前原誠司君) 秋野委員におかれましては、当選早々、先月、石垣、宮古、与那国などなど視察に行かれて、そして今の沖縄の現状をつぶさに見てこられたということで、心から敬意を表したいというふうに思います。  その上で、来年が、沖縄振興、現在の振興計画の最終年でございまして、...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど御答弁をいたしましたように、地方譲与税を除いた十三分の十一については、半額で平成二十三年度の税制改正要望をさせていただいているところでございます。  なお、今、沖縄の離島航路につきましては、既に航空機燃料税については半額にしているところでございま...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今、一としますと、沖縄は半額になっているわけですね。こちらを半額にするということは一般と沖縄が同じになってしまいますので、この沖縄の部分を更に半額にするよう要望をいたします。
○国務大臣(前原誠司君) お答えいたします。  私も、今、岡田大臣が答弁をされたように、全く同じ能力あるいは予算であることが対等だとは思っておりません。予算規模では全くアメリカの方が大きいわけでございますし、また、日米安保条約というものを見ていただきますと、集団的自衛権の義務を...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 抑止力という議論をするときに、私は一番大事なのは同盟国である日米関係の信頼感だと思います。これは、信頼感がなければ私は抑止力という議論は根底から崩れてしまうのではないかというふうに思っております。  そういう意味では、お互いの国で積み重ねてきた信頼感、...全文を見る
09月10日第175回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○前原国務大臣 東シナ海におきましては、我が国は領土問題を一切抱えておりません。尖閣諸島を含め、我が国固有の領土の領海をしっかりと守る、また排他的経済水域をしっかり守るというのは、主権にかかわる問題でございますので、今までもしっかりとやってまいりましたし、これからも毅然と対応して...全文を見る
○前原国務大臣 時間がかかったことについてでありますが、また憶測の記事について一々私が答弁する立場にはございませんけれども、事実関係から申し上げますと、非常に離れた場所で行われたことでございますし、また外交案件に関することでもある。そしてまた、海上保安庁はそういったものを随時ビデ...全文を見る
○前原国務大臣 今、谷田川委員御指摘のとおり、我が国の主権をしっかり守っていくということは極めて重要でございますし、また、そういった違法操業が常態化しないような環境をつくることも極めて重要でございます。  今長官から答弁をいたしましたように、状況に応じて警備強化などを柔軟に行っ...全文を見る
○前原国務大臣 日本航空の更生計画案の提出が当初より二カ月おくれたという御指摘はそのとおりでございますが、ただ、人員の削減あるいは路線の縮小、こういったことは同時並行的にやってまいりましたし、そういう意味においては、二カ月おくれたことについての影響はさほどない、私はこのように思っ...全文を見る
○前原国務大臣 今回、八月十二日に御巣鷹山に慰霊登山をさせていただいて、そして追悼式典に参列をさせていただきました。  その前に、御遺族の方々の御著書あるいは手記、あるいは「茜雲」という御遺族の方々の思いがつづられた文集、こういったものを読ませていただき、また、事故当時に群馬県...全文を見る
○前原国務大臣 今副大臣が答弁をしたとおりでございますが、若干つけ加えますと、私も谷田川委員のお考えと方向性は同じでございまして、新たにつくるというのは基本的にもうこれで終わりにして、それをいかに活用していくかということであります。となると、今までのつくることを目的にしてきたこの...全文を見る
○前原国務大臣 これはもう本当に千葉県の御協力のおかげで四本目の滑走路ができたと思っておりますし、漁業交渉のみならず、千葉県上空を飛ばせていただく御協力がなければ、四本目の滑走路また容量の拡大もできなかったわけでございますので、谷田川議員の御地元も含めて、千葉県の皆さん方には心か...全文を見る
○前原国務大臣 千葉県の御協力もいただいて四本目の滑走路ができる。そのことによって、現在は年間三十・三万回の離発着をしているわけでありますが、それが、管制が習熟をしてくれば、四十四・七万回ということで十四・四万回ふえることになります。したがいまして、国際線であろうが国内線であろう...全文を見る
○前原国務大臣 委員御指摘のとおり、日本の首都圏の空港の兄貴分はこれからも成田であり続けるわけです。といいますのも、今、成田は二十二万回でございますが、これは地元の御協力で三十万回までふやしていただけるということでございます。仮に千葉県の御了解もいただいて成長戦略どおりふやしたと...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど谷田川委員にもお答えをいたしましたように、東シナ海において我が国は領土問題を抱えておりません。したがって、領海侵犯については、毅然とした対応を行うということが大事なポイントであることは言うまでもございません。  他方で、我が国の立場はそうでありますけれども...全文を見る
○前原国務大臣 私が報告を受けておりますのは、二回会議をやっていると思います。二回目が今委員がおっしゃったように夜の九時からでございまして、恐らく夕刻の早い時間に一回目はもう既に行われていると思います。  その会議に出る前に、鈴木長官には私の部屋に来ていただきまして、現状の報告...全文を見る
○前原国務大臣 佐藤委員にもお答えをいたしましたけれども、見直すべきところは見直していくということは大事でございますけれども、佐藤委員は自衛官としてみずからの体験をもとに質問をされていたんだと私は思います。ただ、実力組織ではありますけれども、例えば、自衛隊と防衛大臣、あるいは海上...全文を見る
○前原国務大臣 当該事案におきましては、海上保安庁は、一一八番通報を受けまして、直ちに巡視艇、航空機を出動するとともに、奄美保安部から職員を車両にて陸行し対応したと聞いております。先ほど委員のおっしゃった、いそなみ陸行班でございます。  海上保安庁は、活動の場が主として海上でご...全文を見る
○前原国務大臣 更生計画案につきましては、不採算路線からの撤退、ジャンボ機を初めとする非効率機材の完全退役、そして人員数を約五万人から三万人まで減らすという大幅な削減等によりまして、収益力の強化あるいは危機対応力の向上が図られていると考えております。この大幅なリストラを通じまして...全文を見る
○前原国務大臣 これは委員も御承知のとおり、この更生計画案については民間の金融機関も同意をされているわけであります。  今委員がおっしゃったのはリファイナンスの点だと思いますけれども、例えばこの更生計画案、これは委員が資料としてお出しをいただいているもので、上の図でございますけ...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返しの答弁になりますけれども、この更生計画案がまとめられました。そして、裁判所がこれについて認定をしていただくということになるわけでございますけれども、五千二百十五億円も債権放棄をする。そして、もちろん、一月十九日の中には書かれておりましたけれども、あれについ...全文を見る
○前原国務大臣 委員はおわかりになって質問されているんだと思いますけれども、企業再生支援機構は、トータルで三年間、再生支援、企業再生を、日航を支援するということで管財人にもなって、計画を主体的にまとめてきたわけです、日本航空と相談をしながら。  したがいまして、今後この計画が着...全文を見る
○前原国務大臣 航空事業は、今委員がおっしゃったように、外的な要因、例えばリーマン・ショック、あるいはイラク戦争、SARS、こういう今まで起きたイベントリスクによって非常に大きな影響を受ける業界であることは、委員が御指摘をされたとおりでございます。  そのために、更生計画案では...全文を見る
○前原国務大臣 日本航空は会社更生法を適用したわけです。そして、企業再生支援機構を管財人として、このバックアップのもとで、これからトータルで三年間で再生をさせる、こういうスキームで、今再生途上であるわけであります。したがいまして、他の民間の航空産業あるいは企業はそういった支援が受...全文を見る
○前原国務大臣 委員は、では日本航空をどうしたらよかったとおっしゃるんですか。  我々は、二兆円以上の債務を抱えて、これは前に理事が製造者責任は自分たちにもあるということはおっしゃっておりましたけれども、先延ばしをして、これだけの有利子負債を抱えるようになってにっちもさっちもい...全文を見る
○前原国務大臣 それを我々は、企業再生支援機構の、これも自民党政権下でつくられた仕組みですよ、企業再生支援機構は。そういう仕組みを使って、そして日本航空の再生を三年以内でやっていくということを今やっているわけです。  その中で、先ほど答弁をさせていただいたように……(発言する者...全文を見る
○前原国務大臣 私には質問権がありませんのでお答えをいただけませんでしたけれども、自民党政権下では、とにかくこれは先延ばしにしてきて、これだけの借金を膨らませたわけでしょう。それをどう処分するかということで、我々は企業再生支援機構というものを使って、そして二カ月は延びましたけれど...全文を見る
○前原国務大臣 そういう御指摘は承っておきますけれども、私はこれをしっかりと着実にやってもらうことが大事だということを申し上げております。
○前原国務大臣 その点はしっかり受けとめて努力をさせていただきたいと思います。
○前原国務大臣 塩川委員にお答えをいたします。  国土交通省といたしましても、循環型社会の形成に向けて、建設リサイクル法等によりまして、建設工事に係る資材の再資源化を推進してまいりました。  しかし、今回、再資源化された再生材に、建設リサイクル法、廃棄物処理法等に基づき適切に...全文を見る
○前原国務大臣 御指摘の点については、私も詳しくは知りませんので、しっかりと調査をさせていただきたいと思います。
○前原国務大臣 その点については委員御指摘のとおりでございまして、再生砕石の品質確保のために、現在、アスベスト等の有害物質が混入することがないよう、解体時には建設リサイクル法によりコンクリート塊等の分別解体が義務づけられておりまして、また、処理時には、廃棄物処理法により、石綿含有...全文を見る
○前原国務大臣 一般論で申し上げますと、解体工事を含めました建設工事においては、適正な請負金額で契約が行われるべきではありますけれども、近年の厳しい受注環境のもとでは、委員が御指摘をされたように、下請企業へのしわ寄せが起こりやすい現状であるという認識を持っております。
○前原国務大臣 委員御指摘の点は大変重要なポイントでございます。  建設業法の第十九条の三に「不当に低い請負代金の禁止」というのがございます。「注文者は、自己の取引上の地位を不当に利用して、その注文した建設工事を施工するために通常必要と認められる原価に満たない金額を請負代金の額...全文を見る
○前原国務大臣 前最高裁判所判事の才口千晴弁護士を初めとする外部委員五名によるコンプライアンス調査委員会から八月二十六日に管財人に提出されました調査報告書によれば、旧経営陣に刑事上及び民事上の法的責任は認めがたいとされておりますが、一方で、同報告書では、経営トップの責任ある経営問...全文を見る
○前原国務大臣 先ほども同僚委員にお答えをいたしましたけれども、公租公課の見直しというのは競争力のある我が国の航空業界においては不可欠だ、こう思っておりまして、まずはその第一弾といたしまして、三年間、地方譲与税分を除いた十三分の十一の航空機燃料税を半額で税制改正要望させていただい...全文を見る
○前原国務大臣 熊本の御出身の中島先生でございますので、検証対象には含まれておりませんけれども、川辺川ダムで考えていただきますと、水没予定地である五木村については、道路のつけかえとか、あるいは代替地にもう移転をされている方、たくさんおられるわけですね。もうほぼ移転をされてしまって...全文を見る
○前原国務大臣 柿澤委員にお答えをいたします。  この更生計画案というのは、管財人である企業再生支援機構、ここが中心となり、また日本航空とも相談をされながらまとめられたものでございまして、債権放棄も含めまして、ステークホルダー、民間の金融機関等も理解をいただいてこの更生計画案と...全文を見る
○前原国務大臣 着実に実行していただきたいと考えております。そのための指導監督をこれからも続けてまいります。
○前原国務大臣 この計画案につきましては、日本航空そして管財人である企業再生支援機構がつくられたものだという認識を持っております。我々は、これをしっかりと着実に実行していただくことで着実な日本航空の再生を図っていきたいと思っておりますし、国としてもその前提で支援をしていきたいと考...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど同僚委員にもお答えをいたしましたけれども、五千二百十五億円の債権放棄も含めて、この更生計画案についてはメガバンクも了解をしてもらっているところでございますので、我々はこの更生計画案を着実に実行していく、そのことに尽きるということを申し上げたいと思います。
09月28日第175回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第2号
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○国務大臣(前原誠司君) おはようございます。今般、外務大臣に就任しました前原誠司でございます。  外交防衛委員会の開催に当たり、謹んでごあいさつを申し上げます。  私は、外交の究極の目的は国益を追求し、高めることだと考えております。そうした目的を達成する際に前提となる我が国...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 斎藤委員にお答えをいたします。  東シナ海において領土問題は存在をしておりません。尖閣諸島は我が国固有の領土でございまして、主権をしっかり守っていく、今後もそれに邁進をしていくというのはもう当然のことでございます。  私は、議員になりましてから三回、...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 国土交通大臣のときに見ております。
○国務大臣(前原誠司君) 明白に中国漁船がかじを切って体当たりをしてきたと。そして、中国漁船がもし故意ではなくてミスで当たってきた場合には、その当たる瞬間とか直前とか、あるいは当たった後においても、エンジンを逆回転をさせて、そして離れる措置をとるはずでありますけれども、そういった...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今、松本副大臣が答弁をいたしましたのは、法令というのは、処分保留でございまして、まだ検察の証拠物件として検察の中にあるということでございまして、刑事訴訟法第四十七条におきましては、訴訟に関する書類は、公判の開廷前にはこれを公にしてはならない。ただし、公益...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど斎藤委員に答弁をさせていただきましたように、東シナ海においては領土問題は存在しておりません。尖閣諸島というのは我が国の固有の領土でございまして、その主権を守るというのは国家として当然のことでございます。したがいまして、同様な事案が起きればまた日本の...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 河北省の石家荘で起きました四名の邦人の、向こうの言い方ですと居住監視ということについて、どのような案件で居住監視がされているのかという説明が具体的にまだ中国側からございません。そして、領事面会も二十五日にいたしたわけでございますけれども、一度だけでござい...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 正確に幾つの会合に出たかということについてはカウントはしておりませんが、少なくとも他国の外務大臣と一対一の会談を行ったのは十九回でございました。そして、あとは、国連のMDGといいまして、いわゆるミレニアム開発目標ということで、最貧国に対する支援をどのよう...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) よくお調べになって質問されていると思いますが、国交大臣のときは、今航空業界が大競争時代に入りまして、LCCも含めて相当環境が変わってまいりまして、そして空整勘定の見直しなども行って航空機燃料税をむしろ引き下げようということで、今税制改正要望では十三分の十...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど同僚委員の斎藤委員にもお答えをいたしましたけれども、東シナ海において領土問題は存在をしておりません。尖閣諸島は我が国固有の領土でございまして、主権を守っていくというのは当然のことでございます。  その中で、今回、公務執行妨害、海保の船への体当たり...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) そのとおりでございます。
○国務大臣(前原誠司君) この件は司法手続にのっとって行われたものでございまして、外務省として立ち入るべき問題ではございません。
○国務大臣(前原誠司君) いや、今の御質問を聞いておりますと、外務大臣ではなくて法務省に答弁を求めるお話じゃないでしょうか。
○国務大臣(前原誠司君) 時差が十三時間ございます。寝ておりまして、秘書官の電話で聞かされました。一時前だったと思います。現地時間で午前一時前だったと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 先ほどから委員のお話を伺っておりまして、私なりに整理をいたしますと、公務執行妨害で逮捕されたと、この手続は全く司法なわけですよね。しかし、その手続の中で、例えば勾留延長してから特に中国の対応が非常に厳しくなってきたと、そして様々な問題が出てきたと、そうい...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) その当時は今委員がおっしゃったように国土交通大臣でございまして、海保の所管をしておりました。そのビデオを見まして、体当たりをしてきたのが明白であるということの中で、最終的には逮捕ということに至ったわけでございます。  ただ、他方で、送検をする、あるいは...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) これは刑事訴訟法にかかわる話でございますので、私からコメントするのは差し控えたいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) やってきております。  まず、ビデオの話ですが、それはもう先ほど答弁したとおりでございまして、海保が逮捕をすると、そして取調べをして送検をするわけですね。そのときの証拠物として慎重であったということは御理解をいただきたいと思います。  その中で、じゃ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) これは国家の主権にかかわる問題ですので、私は与党も野党も関係ないと思いますし、じゃ、今まで日本の安全保障に対してずっと政権を担ってこられた自民党はどれだけ予算を掛けてそれをやってこられたのか、あるいは海保について予算を本当に掛けられてやってきたのか、すべ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) そういうことも踏まえて、是非これは与野党を超えて日本の主権をどう守っていくかという建設的な議論を私はさせていただきたいと思いますし、御協力もお願いしたいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 私も、国交大臣を辞める前の日に石垣に行きまして、そして追突をされた、追突というか衝突をされた巡視船艇を見まして、またその乗っている海上保安庁の職員を激励をいたしました。今までもいろんな管区、沖縄も含めて回らせていただいておりますけれども、士気は極めて高く...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど委員は領有権をめぐる争いという言い方をされましたけれども、領有権をめぐる争いはございません。日本の立場から、東シナ海における領土問題は一切存在をしないと。尖閣諸島は我が国固有の領土でございまして、その主権をしっかりと今後も守っていくということが政府...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 検討するって、もうちゃんとそれはしっかりと内閣として対応するということは当然でございますし、ただ、外交は相手のあることでありますので、そういう意味においては国内法にのっとって日本の領海、領土を守るということは引き続きやっていくということでありますけれども...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 尖閣諸島は、一八八五年以降、政府が沖縄県当局を通ずる等の方法により再三にわたり現地調査を行い、単にこれが無人島であるのみならず、清国の支配が及んでいる痕跡がないことを慎重に確認の上、一八九五年一月十四日に現地に標杭、くいですね、標くいを建設する旨の閣議決...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) しっかり時系列、年号、日にちも覚えて空で言えるように、簡潔に言えるように努力をしたいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 検察が判断をされたことであります。
○国務大臣(前原誠司君) 繰り返し述べておりますように、東シナ海に領土問題は存在しておりません。尖閣諸島は日本の固有の領土であります。その姿勢は一貫をしております。
○国務大臣(前原誠司君) 検察の手続によって貫かれたと思っております。
○国務大臣(前原誠司君) 検察が事件の性質等を総合的に考慮した上で国内法に基づき判断を行った結果だと思っております。
○国務大臣(前原誠司君) 検察のことを外務大臣に聞かれても困ります。
○国務大臣(前原誠司君) ですから、内閣の検察を所管する法務省を呼ばれてその質問をされたらいかがでしょうか。(発言する者あり)
○国務大臣(前原誠司君) もう一度、済みません。
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど佐藤委員にも答弁をいたしましたけれども、国内の刑事事案が起きてそれについて処分を決めるのは、これは検察でありますが、それに基づいて様々な外交問題が起きてくるということについては、当然ながら外交、外務省の仕事だと思います。
○国務大臣(前原誠司君) ですから、繰り返し申し上げておりますが、検察のことは法務省をお呼びになって聞いてください。
○国務大臣(前原誠司君) 越権行為とは全く考えておりません。検察がある事案において処分をして、それに対して外交問題が起きたら外務省としては対応していくということでございます。
○国務大臣(前原誠司君) ですから、国内法に基づいて判断をされたことであり、しかし、そのことにおいて外交問題が生ずるということについては、外務省として外交問題としてしっかりと対応していくということであります。
○国務大臣(前原誠司君) 委員のお考えはお考えとして承りました。  先ほど岸委員に対して答弁をさせていただきましたように、この事件が起こった当初、私は国土交通大臣、海保を所管する大臣でございましたけれども、ビデオを見ました。しかし、取調べをして送検をするということにおいて証拠物...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私は、国土交通大臣として海保を所管しております。そして、十一管、特に石垣の海上保安部とは相当何度も何度も話をして、現場の状況はどうなのかということについては常に話を聞いております。  今回の事案というか、今年はかなり船が多い、漁船が多いということでござ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) いや、先ほども申し上げたとおり、偶発的な要素が高いと、可能性が高いと思っています。
○国務大臣(前原誠司君) まあいろんな考え方はあると思いますし、もう少し現場も見られて、海保の現場の人間の話も聞かれてその御判断をされたらいかがでしょうか。
○国務大臣(前原誠司君) 外交交渉でございますので、すべて申し上げることもできない面もありますけれども、外交問題としてしっかりと対応しなくてはいけないと思っております。  ただ、やっぱり原則は、隣国であり、そして経済の問題も含めて、もちろん主権の問題は大事でありますし、自らの日...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) お答えをいたします。  先ほども同僚委員にお答えをいたしましたが、繰り返しで恐縮でございますけれども、二か国間の外相会談というのは十九回やりました。特に同盟関係を結んでいるアメリカのクリントン国務長官とは、この問題については私の方から詳しく事の経緯とい...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今回の一連の出来事について、やはりしっかりと日本の立場を各国に私は何度も何度も繰り返し説明をすることが大事なんだろうと思いますし、先ほどから答弁をさせていただいているように、東シナ海では領土問題は存在しない、そして日本の領土である尖閣諸島についてしっかり...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 一義的には海上保安庁が尖閣諸島をしっかりと守り、哨戒活動、警戒活動を続けているところでございまして、それについてしっかりと引き続きやっていくことになろうかと思いますし、また情報提供も含めて、先ほど北澤防衛大臣からもお話がありましたように、連携をして行って...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 中国はいわゆるコーストガードに相当するものについては四部署ございまして、今尖閣を、領海の辺りを航行している漁政、リョウセイと言う方もおられますが、漁政という二隻の船はこれは日本の水産庁に当たる部署の公船でございます。  そういう意味におきましては、いず...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 委員が御指摘のように、外交や安全保障を考えていく上で、情報、インテリジェンスというのは極めて私も重要だというふうに思っております。  今も様々な情報機関というか情報部門があり、それが情報収集をしているわけでありますけれども、新たな情報機関の必要性につい...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 貴重な御示唆をありがとうございました。  沖縄にそういう資料が残っているというお話も伺いまして、是非我々も先生方のお力も借りて、そういったものがあれば、しっかりとそういう尖閣が日本の固有の領土であるという理由の補強を、それをしっかりとそういったものでや...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 運用にかかわる話でございますので、防衛大臣としっかりと相談をしながら取り組ませていただきたいと思います。
09月30日第175回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○前原国務大臣 お答えいたします。  クリントン長官との話の中で、尖閣諸島については日本の施政下であり、日本の施政下においては日米安保条約第五条が適用されるということは明確に話がございました。  それと同時に、大事なことは、日本の安全保障のみならず、日米同盟関係というのは、ア...全文を見る
○前原国務大臣 尖閣周辺というのは漁場でございまして、中国の漁船のみならず、台湾の漁船も日常茶飯事で操業しております。  私も国会議員になってから三度、海上保安庁の飛行機で上空を飛んで、そしてどのような状況かというものを見てまいりましたけれども、要は、日常茶飯事、領海内に入って...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど田中康夫委員の質問をひもといて、今、小野寺委員、御質問されましたけれども、申し上げておきますが、田中委員の質問は、事実に基づいた質問ではなくて、新聞記事に基づいた質問なんです。だから、新聞記事に基づいたものを全部事実という前提で質問をされている。極めて私は、...全文を見る
○前原国務大臣 これは、ニューヨークにいた私にも事前に事務次官から、担当職員を送るということについて了解がございました。したがいまして、私が了解をして出しているということで、私の責任で送ったということでございます。
○前原国務大臣 職務代行ということは、それは確かにそうでございますが、外務大臣として、次官から、そういう者を送るということの事前の了承を得る話がありまして、これはニューヨークの二十二日の午前一時ぐらいだったと思いますけれども、話をして、送る、そして事実関係を話すということで、私が...全文を見る
○前原国務大臣 いや、全く不自然ではないと思います。この問題については、検察は法務省、そして海保は国土交通省所管でありますので、総合調整の官邸、官房長官に相談するというのは何の不自然もないと思います。
○前原国務大臣 繰り返しの答弁になって恐縮でありますけれども、この職員の派遣を決めたということについては、私が次官から報告を受けて、そして了承したということであります、ニューヨークから。したがって、その職員を送ることについて了承し、また中身についても私はちゃんと把握をしております...全文を見る
○前原国務大臣 副大臣をやられていたのでおわかりだと思いますけれども、政治が、政務三役が判断をして職員がその職務をしているわけですね。そのことについて私は了承し、そして派遣をして、そして仕事をしてもらったということですから、一々私はその職員の名前なり担当部署を言う必要はないと思い...全文を見る
○前原国務大臣 隠しているわけではありません。先ほど申し上げたように、個々の職員というのは政務三役の指示に従って動いているわけですよ、すべての仕事について、別に今回の事柄ではなくて。そして、私が今回、事前に相談を受けて、そして了承して説明に行っているということですから。  小野...全文を見る
○前原国務大臣 塩崎議員もよくおわかりだと思いますけれども、一つの刑事事件が外交問題に発展するなんていうのは、古今東西ごまんとあると思うんですね。つまりは、刑事事件については司法当局で粛々とやるけれども、それを契機にいろいろな外交問題が起きたときには外交当局、政府がどう対応してい...全文を見る
○前原国務大臣 非常に建設的な御指摘だと思います。  山本香苗委員から、そらで言えるようにしろという御指摘もいただきまして、もう私は見ずに答弁いたしますが、一八八五年にだれも領有していないということを確認し、そして十年かかって調査をした結果、一八九五年に閣議決定をして、尖閣諸島...全文を見る
○前原国務大臣 私は大切なことは主に二つあると思っておりまして、日本側の原則というのをしっかり堅持するということであります。それは、東シナ海には領土問題はない、したがって、尖閣諸島は日本の固有の領土であり、今回起きた事案については公務執行妨害という日本の国内法に基づいて対応すると...全文を見る
○前原国務大臣 お答えいたします。  中国政府や台湾当局が独自の主張を開始したのは一九七〇年代以降でございまして、具体的には、中国、台湾とも一九七一年にそれぞれ声明を発出しております。中国の声明は一九七一年の十二月三十日、これが尖閣諸島の領有権に関する中華人民共和国政府外交部の...全文を見る
○前原国務大臣 そのとおりでございます。  先ほど御答弁いたしましたように、一九六〇年の中国が出した公図においては中国領に含めておりません。日本の領土という記述になっております。
○前原国務大臣 もちろん、例えば、日米首脳会談の前には日米外相会談というものが行われまして、例えば尖閣諸島の日米安保条約第五条の適用などについては私で話をいたしましたし、他の個別の案件については私が話をしております。  かように、私は十九カ国の外相と会談をさせていただきましたし...全文を見る
○前原国務大臣 個別のやりとりについてすべてを把握しているわけではありませんが、委員がおっしゃったように、しっかりとその点について中国並びに国際社会に対して発信をしてこれたかどうかということについては、大いに反省するところがあるんじゃないかと思います。
○前原国務大臣 先ほども同僚の委員に答弁をさせていただきましたように、調査は一八八五年からしておりまして、十年かけて、他の国が統治をしていないのかどうなのかという慎重な調査のもとに、これはどの国も統治をしていないということがわかった上で、先占、先に占有するという国際法上認められた...全文を見る
○前原国務大臣 お答えいたします。  政府といたしましても、この事案が発生した後、いろいろな機会をとらえて中国側にハイレベルから、違法操業事案及び接触事件の発生に対しまして抗議そしてまた遺憾の意を表明しているところでございます。  先ほどから何度も繰り返し政府として答弁をさせ...全文を見る
○前原国務大臣 委員の御指摘も踏まえて、中国語バージョンもつくりたいというふうに考えております。
○前原国務大臣 四人のうち三人が釈放されたということは事実でございますけれども、まだ一人釈放されておりません。  そもそも、今回、どういう要件で、向こうの言い方だといわゆる住居監視になっていたのかも明確でありませんし、もう一人まだ残されているということでございますので、早期解決...全文を見る
10月07日第176回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(前原誠司君) 尖閣諸島周辺の領海内での衝突事件に関する立場についての御質問がございました。  今般の事件につきましては、中国漁船による公務執行妨害事件として、我が国法令に基づき厳正かつ粛々と対応するのは当然でございます。  そもそも尖閣諸島は我が国固有の領土であり...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 郡司議員に二つ御質問をいただきました。  まず、極東アジア情勢を見据えた海兵隊施設の在り方についての御質問でございますが、我が国をめぐる安全保障環境は依然として不安定であり、不確実性が増しております。このような中、東アジアの各地域に近い沖縄に高い機動力...全文を見る
10月08日第176回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(前原誠司君) 尖閣諸島周辺領海内での衝突事件に関する私の発言に関する報道についての御質問がありました。  議員御指摘の報道のような事実はございません。  以上です。(拍手)    〔国務大臣仙谷由人君登壇、拍手〕
○国務大臣(前原誠司君) 岸議員から私に二問質問がございました。  まず一点でありますけれども、普天間飛行場の移設問題に関する質問であります。  普天間飛行場の移設問題につきましては、本年五月二十八日の日米合意を踏まえて取り組むと同時に、沖縄に集中した基地負担の軽減についても...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 片山議員からは私に四問質問がございましたが、東シナ海のガス田の問題は大畠経済産業大臣が御答弁をされました。また、尖閣諸島の管理については菅総理が答弁をされましたので、私は二点だけ答弁をさせていただきたいと思います。  まずは、中国に対しての外交一元化に...全文を見る
10月12日第176回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○前原国務大臣 FTAというのは自由貿易協定で、EPAというのは経済連携協定というものでありますが、FTAの方がどちらかというと狭い概念であります。関税の撤廃とか、あるいはサービスの取引をより容易にするためにFTAを結ぶということでありますが、それにプラスをして、例えば投資環境で...全文を見る
○前原国務大臣 TPPというのは、トランス・パシフィック・パートナーシップというものの略でございまして、漢字に直しますと、環太平洋連携協定というものでございます。現在九カ国、この間まで八カ国でありましたけれども、マレーシアが十月四日から九日の第三回の交渉会合に参加をいたしましたの...全文を見る
○前原国務大臣 まだ公式の数値は公表はされておりませんけれども、ただ、IMFが最近、直近、十月六日に公表した最新の経済見通しによりますと、二〇一〇年のGDPにおきましては、日本が五兆三千九百九億ドル、そして中国が五兆七千四百五十一億ドルということでございますので、これによりますと...全文を見る
○前原国務大臣 二〇〇九年の中国の輸入額でございますが、一位が日本でございまして、千三百九億ドル、シェアは一三%。二位が韓国、千二十六億ドル、シェアは一〇・二%。三位がアメリカ、四位がドイツでございます。
○前原国務大臣 中国と韓国のFTAにつきましては、本年五月に共同研究が終了をいたしまして、現在、本交渉開始に向けた事前協議が行われております。
○前原国務大臣 韓国は、アメリカとは二〇〇七年六月に、EUとは今月の六日にFTAを署名いたしましたが、まだ未発効となっております。  なお、韓米のFTAでございますけれども、牛肉の問題が大きな国内問題になったというのは議員も御承知のとおりでございますけれども、アメリカ側が本FT...全文を見る
○前原国務大臣 現状においてでありますけれども、日本は、FTAは十一の国と結んでいますが、貿易に占めるFTA比率というのは一六・五%であります。それに対して、お尋ねの韓国は、FTAの数は七つなんですが、しかし、貿易額に占めるFTA比率というのは三六%ということでございます。  ...全文を見る
○前原国務大臣 円でございます。  ウォンですと、先ほどの七百二十五億円は一兆三百六十一億ウォンになります。そして、農業農村総合対策は百十九兆ウォンになります。ですから、今申し上げたのは円でございます。
○前原国務大臣 何度か国会で答弁をさせていただいておりますけれども、私が見たのは国土交通大臣のときでございまして、そのときに、その状況把握をするという意味で見ました。  しかし、それは、海上保安庁が逮捕して、司法手続に入るときには、そのビデオというものが証拠として取り上げられる...全文を見る
○前原国務大臣 これも今まで何度も答弁しておりますけれども、刑事事件を発端として外交問題に発展してきた事例というのは、古今東西、もうごまんとあると思います。しかし、その発端の事例については刑事事件として扱うというのが当たり前で、そのことについて波及をした外交問題については政府を挙...全文を見る
○前原国務大臣 東シナ海においては領土問題は存在をしない、そして、尖閣諸島は我が国固有の領土である。その前提の中でこれからも実効支配を続けていく。そして、実効支配を続けるためにはどういう体制が必要なのかということは、これは政府内でも当然検討していきますし、予算にかかわることですか...全文を見る
○前原国務大臣 いろいろな事情にお詳しい石破政調会長なら私の申し上げることがどういうことを意味するかということをおわかりいただけると思いますが、先般の日米外相会談におきまして、日米の同盟の深化をやっていこうということを合意いたしました。  後ろから言いますと、人の交流、そして二...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど河野委員から国土交通省についてのお話がありましたので、前職のときのことですので、お話しいたします。  現役出向の話……(河野委員「時間に入れないでくださいよ、これは委員長の持ち時間ですよ。私は聞いていないんだから」と呼ぶ)ちょっと河野委員、我々、現役出向と...全文を見る
10月13日第176回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○前原国務大臣 やめたわけではありません。  これは、委員も御承知のとおり、APEC全体で、ボゴール合意というのがあって、途上国・地域も入れて二〇二〇年までに一体として二十一カ国・地域が自由な貿易を行うような仕組みをつくる、こういうことで、二〇一〇年が先進国の一つの評価の年にな...全文を見る
○前原国務大臣 このEUとの交渉については、総理からも指示をいただいているところでございますので、しっかりと取り組みをさせていただきたいと考えております。
○前原国務大臣 十年間という意味をどうとらえるかだと思います。これは、西村委員御自身も、TPPに逆に今すぐ入ったとしても、十年間は暫定期間としていろいろな例外措置がとれるということをみずからおっしゃっていて、実際もそのとおりでありますし、それはどういうふうにとるかということだと思...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど同僚の西村康稔議員にもお答えをいたしました。西村委員の御質問は宮腰委員とは違う観点で、むしろ推進のお立場で御質問されたと思いますけれども、いずれにしても、東アジア共同体構想を捨てたわけではございませんし、APECというものが二〇二〇年を目指して、二十一の国・...全文を見る
○前原国務大臣 先ほどから質問を聞いていますと、海外のメディアの報道も日本に対して厳しいものばかりを取り上げられて、そして、中国に対しても同様の厳しいメディアの報道は海外にいっぱいあります。そういうものを両方取り上げてやられるのが日本の国会議員として真っ当な意見ではないですか。 ...全文を見る
○前原国務大臣 先ほどから伺っておりますと、二〇〇四年の段階では、小泉政権は賢明な判断をして、日中関係を考えた、こういうことをおっしゃっていますけれども、今まさに議員がおっしゃったように、あのときは政冷経熱だったんですよ。つまりは、いい悪いじゃないですよ、事実問題として申し上げて...全文を見る
○前原国務大臣 みずからそういう爆音と言われる状況に置かれたことはないと思いますけれども、一般的な騒音レベルで申し上げますと、自動車の警笛が百十デシベルぐらい、そしてジェット機の離陸が百三十から百四十デシベルぐらいだということでございますので、百二十三デシベルというのは相当の騒音...全文を見る
○前原国務大臣 そこにお住まいの沖縄の皆さん方、また、特に当該地域の皆さん方には、大変な重荷といいますか御迷惑をおかけしているというふうに認識をしておりますし、大変深刻な問題であると考えております。  平成八年に普天間飛行場における航空機騒音規制措置についての合意がなされている...全文を見る
10月14日第176回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(前原誠司君) 尖閣は日本の固有の領土でありまして、東シナ海には領有権問題は存在をいたしません。小野寺議員が取られた行動というのは全くまともな、正当な行動だと思っておりますし、必要があれば政府としてもそのような共同した行動を取らせていただきたいと、このように考えておりま...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 総理もお答えをされると思いますけれども、外務省としてしっかりとグーグルに対して申入れを行いたい、そう思います。
○国務大臣(前原誠司君) そうさせていただきたいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 先ほどから質問を伺っていますと、日本政府は何もしていないと、フジタの問題について。それは山本委員も御存じだと思いますけれども、外務省としては適切に何度も丹羽大使、あるいは私も程永華大使を呼んで、四人の身柄の安全確保、そして領事面会の随時実施、そして早期の...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 事実でございます。
○国務大臣(前原誠司君) この懇談には日本から、別所外務審議官、山野内総理秘書官と英語の通訳でございます。
○国務大臣(前原誠司君) していなかったと承知をしております。
○国務大臣(前原誠司君) このASEMの会議に臨むに当たりまして、外務省といたしましては、こちら側から首脳会議を望むような段階ではまだないと、こういう思いを我々持っておりましたので、またそういう指示も官邸からはございませんでしたので、そういう姿勢で臨んだということでございます。
○国務大臣(前原誠司君) いずれにいたしましても、先ほど答弁をいたしましたように、その会議に同席をしていたのは、通訳を入れて外務省からは三名でございます。
○国務大臣(前原誠司君) 論点についてのメモについて私は見ております。
○国務大臣(前原誠司君) 外務省から報告する事項というのはございませんが、適宜会合するときに担当部局の者が出席をしていたということと、あとは以前、参議院の外交防衛委員会でもお話しになりましたけれども、那覇地検が中国との関係において話を聞きたいと、こういうような要請があって担当者を...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) いや、ですから、何度も国会で答弁しておりますように、一刑事事件から、今、衛藤先生が言われたように、戦争になったケースなんていうのは古今東西いっぱいありますよ、紛争になったことは。しかし、この発端となった刑事事件は刑事事件として処分をする、しかし、その刑事...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 事件の当時、私、国土交通大臣をしておりまして、ビデオは見ましたし、今委員が引用されたように、ビデオを見る限りは極めて悪質なものだというふうに思いました。  逮捕を決めたのは海上保安庁でございます。
○国務大臣(前原誠司君) 民主党政権になってから日米関係が弱くなったと、こういうお話でありますけれども、私自身はそうは思っておりません。  いずれにしても、この日米同盟関係というのは日本の安全保障、外交の基軸でございますし、この間のオバマ大統領との菅首相の首脳会談におきましても...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今までずっと政権を握られていたのは自民党でありますし、自民党はすべての今おっしゃったようなトータルの中国観を持っておられたという前提でお話をされていると思います。  しかし、我々としては、今おっしゃった様々な分野についてはもちろん各省連携をし、そして、...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど申し上げたように、日本にとっての貿易の輸出あるいは輸入、両方ともナンバーワンは中国でありますけれども、中国にとっても輸入のナンバーワンは日本であります。つまりは、中国の経済も、日本の輸入というものがナンバーワンですから、かなり大きな割合を占めている...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 五年前、これは小泉政権ですけれども、猪口委員は議員になっておられたと思いますけれども、あのときにはいわゆる国連の六十周年ということで安保理改革というのが行われていたというのは委員も御承知のとおりだとございますが、そのときに、いいか悪いかは別ですよ、これは...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) まあやっていきますよ。やっていきますし、しかし、国際政治学者で、しかも実際の議員をやっておられるので、なかなか大変な国であるということは御存じでしょう、それは、今までやってきて。  それはしっかりやっていきますよ、トータル、それをやるのが外交だと私は思...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) しかるべき時期に行います。
○国務大臣(前原誠司君) この件については、アメリカ側とも緊密に連携をしておりますし、話をしております。しかるべきに行います。
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど答弁をいたしましたように、今日すぐに外務省の当該担当者からグーグル日本法人に対しまして、尖閣諸島が我が国固有の領土であり、領土問題は存在しないとの立場をしっかり説明をして、尖閣諸島及び各島の中国側呼称を削除するように申し入れたところでございます。
10月15日第176回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(前原誠司君) 関連があるとは承知をしておりません。
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど私が答弁をさせていただいたのは、相関関係は承知をしていないということを申し上げたわけであります。  その上で、このフジタの問題でありますけれども、四人がいわゆる向こうの言い方で言いますと住居監視に置かれた後に、在外公館を通じ、あるいは私も程永華大...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 尖閣の歴史的な背景と、そして今起きていること、つまりは中国はどのようなリアクションで来ているのかという事実を述べてきたという報告を受けております。
○国務大臣(前原誠司君) 何度か委員会等で答弁をさせていただいておりますけれども、一刑事事件から二国間の紛争になったり問題になるということはございます。これは、歴史上も戦争になったようなこともございます。  この件について、しかし刑事事件については検察当局が判断をし、ほかのいわ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 日本側は中国語の通訳はおりませんでした。向こうも日本語の通訳はおりませんでした。日本語をしゃべるアジアの副局長がいたということでございます。
○国務大臣(前原誠司君) 法務省から要請があって、そして事実関係の分かる者を沖縄に送ったということでございます。
○国務大臣(前原誠司君) これは衆議院だったと思いますけれど、もうこの議論は何度かされておりますので、また議事録を御覧になれば結構かと思いますけれども、総合調整、外務やあるいは法務にかかわることで官邸が調整するのは当たり前のことでございまして、法務省からそういう申出があったという...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) そのような事実は全くありません。要は、尖閣の歴史的な背景と、今どういう対応を中国が取っているのかということ、それについて話をしてきたというふうに聞いております。
○国務大臣(前原誠司君) いや、御趣旨の意味が分かりませんが、事実は一つであって、尖閣の歴史的な背景と、そして中国がどういう反応をしてきているかということについて説明をしてきたと報告を受けております。
○国務大臣(前原誠司君) 全くないと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 総理がASEMに立たれる前には日中首脳会談をセットするという前提ではございませんでしたので、そういう構えになっていなかったということでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(前原誠司君) 今御指名いただきましたんでお答えをさせていただきますけど……(発言する者あり)
○国務大臣(前原誠司君) 例えば、小野議員、ニューヨークには私は先に行きまして、そして、例えば日米の首脳会談の前に外相会談をやると。小泉さんの秘書官をやられていたからお分かりだと思いますけれども、外相会談ではかなり細かいことを詰めるんです。そして、私からは、それこそ尖閣の歴史から...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私の好きな言葉に、ゴルバチョフが総書記のころだったと思いますけれども、外交には敵も味方もいない、あるのは国家利益だけだというのが私は非常に好きな言葉でございまして、私が外交を行っていく原点は国益を増進することだと思っております。
○国務大臣(前原誠司君) 藤井先生とお話をしていると、大学のときの授業を思い出すような御質問を受けているような気がいたしますけれども、基本的な、今の御質問にお答えをするとすると、基本的なという意味は、トリッキーな国ってありますよね。つまりは、一点豪華主義で、それのみに頼って外交を...全文を見る
10月18日第176回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(前原誠司君) 私もこの会計検査院の報告を見まして大変驚きました。これだけの、相当程度のワインはあるんだろうなとは思っておりましたが、今委員が御指摘のように、ある公館では年間消費量の約三十倍ものワインを保管をしていて、保管しているだけだったらまだいいんですけれども、駄目...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) そのとおりでございます。
○国務大臣(前原誠司君) そのとおりでございます。
○国務大臣(前原誠司君) 担当者でございますので、尖閣の歴史的な経緯、そして今どういう状況が起きているのかということを伝えてきたということでございます。
○国務大臣(前原誠司君) 御質問の趣旨は、私が国土交通大臣のときにということでございましょうか。
○国務大臣(前原誠司君) 初めての事例であると。今までは、小泉政権のときは入管法違反で強制送還をしているということでございましたけれども、今回の事案については公務執行妨害、しかも漁船が海保の巡視艇に体当たりをしてくると、こういう事案でございましたので、極めて悪質な事案であるという...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 川口委員からこの対日措置について表を作っていただいておりますけれども、私、累次、記者会見等でも申し上げておりますけれども、中国がとってきた対抗措置というのは極めてヒステリックなものではないかと、このように思っておりますし、また、レアアースの問題については...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 川口委員に申し上げますが、政権交代があっても私は外交や安全保障の大事な部分というのは当然継承すべきだと、そういうふうに思っております。  また、例えば、私がよく使う言葉でアジア太平洋地域の公共財として日米同盟関係は極めて重要であるというのは、これは橋本...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 歴史的にも中国と日本の関係というのは非常に結び付きの強いものがございますし、また地理的にも、あるいは現時点における経済的な貿易量、これは日本にとって最大の輸出国は中国でございますし、最大の輸入国も中国であると。中国からしても、最大の輸入国は日本であり、そ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先般、ASEMの会議で菅総理と温家宝首相の間で話合いをして、そして日中関係を正常化に戻していこうという合意をしていただきましたので、今、外交ルートを通じて二国間で話合いを進めているところでございます。
○国務大臣(前原誠司君) 逆質問をできないのがつらいんですが、まず一つは、衆議院でもそういう新聞の記事を引用して、それを決め付けて質問をされた方がおられました。それについては違いますということを答えましたので、別に張本人と言われることについてやぶさかではありませんが、事実ではない...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 累次答弁があるように、検察が決めたことでありますので、私それをそのとおりに政府の一員として思っております。  ただ、問題は終わってないんですよ、この問題は。何度も私は国会で答弁をしておりますように、先ほど大津事件の話をされました。一刑事事件が外交問題に...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 委員長の御指名をいただきましたので、私から答弁をさせていただきます。  一八九五年の一月の十四日に閣議決定で編入をしたわけでありますが、その前に約十年間、他の国が実効支配をしていないのか、あるいは住んだ形跡がないのかということを調べた上で閣議決定をした...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) すぐ精査をして、必要であればそのようにさせていただきます。
○国務大臣(前原誠司君) 先般、ASEMで菅総理とそして温家宝首相が会談をされて、そして二国間関係の正常化というものを合意をされました。今委員がおっしゃったこともすべて含めて外交ルートで話合いをしているところでございまして、日本の立場をしっかり守りながら交渉に臨んでいきたいと、こ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今経産大臣がお答えをされたとおりでありますが、それに加えて少しだけ申し上げますと、要人往来とか、あるいはそういう資源を持つ国のニーズを踏まえた経済協力、あるいは投資協定、こういうものを結んでいくことも大変重要だと思いますし、あるいはその当該資源保有国が日...全文を見る
10月19日第176回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○前原国務大臣 おはようございます。  衆議院安全保障委員会の開催に当たり、委員各位に謹んでごあいさつを申し上げ、安全保障政策について所信を申し述べたいと思います。  外交の究極の目的は、国益を追求し、高めることであります。我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増していること...全文を見る
10月19日第176回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(前原誠司君) おはようございます。  外交防衛委員会の開催に当たりまして、謹んでごあいさつを申し上げます。  私は、外交の目的は、国益を追求し、国力を高めることだと考えております。そうした目的を達成する際に前提となるのが、盤石な安全保障体制です。不安定・不確実性を...全文を見る
10月20日第176回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(前原誠司君) 参議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、ごあいさつ申し上げます。  本日は、最近の北朝鮮をめぐる状況について御報告いたします。  九月に行われた朝鮮労働党代表者会などを経て、北朝鮮においては党や軍にかかわる新たな人事が行われまし...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 広野委員から、今、北朝鮮が昨年行ったデノミについて御質問がございました。  昨年十一月末にこの通貨単位の切下げを行ったと我々も承知をしております。ただ、北朝鮮当局は公式にはデノミ実施を対外的には発表しておりません。また、その成否についても一切発表をして...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 国連で一八七四などの決議が採択をされておりまして、国際社会一丸となって北朝鮮に対する制裁を行っていこうと、これは核実験等の問題でございますけれども。それにプラスをして、日本の独自の措置をやはり着実に今実施をしていくことが重要だというふうに思っております。...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 菅総理になられましてから、アメリカそして韓国の首脳会談を行われております。私も一か月でありますけれども、就任をいたしましてから、アメリカのクリントン長官とも話をいたしましたし、また韓国については、柳外交通商部長官がお辞めになられて、そして今は金長官が決ま...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 一般に、脱北者事案につきましては、政府としては北朝鮮人権法の趣旨を踏まえて個別具体的な事情を勘案しながら適切に対処をしているというのは、今、松本副大臣から答弁をいたしましたとおりでございます。現時点で何名の方がおられるかということは、先ほど副大臣からお話...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 拉致問題に関しましては、二〇〇八年八月の日朝協議の合意に従いまして、北朝鮮による調査の早急なやり直しが重要だと考えておりまして、現在は北朝鮮側にボールがあるという認識を持っております。  我が国といたしましては、北朝鮮による調査のやり直しが早期に開始を...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今、柳田担当大臣からお話をされたとおりでございますけれども、拉致の実行犯の引渡しを求めないというわけではございません。  これは、塚田委員とも目的、主な目的は共有していると思いますけれども、とにかく主要な目標が生存者の即時帰国と安否不明の拉致被害者に関...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 六者協議は引き続き北朝鮮の諸懸案を解決するための最も現実的な枠組みであると、そういう認識を持っております。今議題になっております拉致問題を含む日朝間の懸案事項については、これは六者会合の共同声明でも言及をされておりまして、六者会合の枠組みの中に位置付けら...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) まず大前提としては、拉致の被害者の方々やあるいは日本人妻の方々ですね、つまりは今北朝鮮におられる邦人の方々の安全確保というのは極めて重要な案件でありまして、政府としてはあらゆる事態を想定して遺漏なき対応策を取らなきゃいけないというのは委員の御指摘のとおり...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) これは、細かいことを言って恐縮でございますけれども、法律の立て付けとしては防衛省がお答えになるものだというふうに思っておりますけれども、しかし、要は政府全体としてどう対応していくかということでございます。  私もある昨日の講演の中で申し上げたのは、有事...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 山谷委員の今の御意見、しっかりとお聞きをさせていただきました。
○国務大臣(前原誠司君) 浜田委員にお答えをいたします。  反日デモが中国で起こっていることは大変遺憾なことでございますが、中国政府もしっかりとそれを抑える方向で努力をされているという認識でございますし、先般ASEMの会談で菅総理大臣が中国の温家宝総理と会われまして、関係改善の...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今、浜田委員がおっしゃったこと、若干、総理のぶら下がりにおけるやり取りを正確にお伝えをいたします。  六者協議は、南北、つまりは北朝鮮と韓国の間でああいう大きな事件、つまりは哨戒艦沈没事件があったわけでありますから、その両者の中でどういう判断があるかと...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 現在がどういう状況なのかということが極めて大事だと私は思っております。  情報に関してつまびらかに申し上げるわけにはいきませんけれども、一応、例えば冷却塔なんかを、寧辺の、破壊をしましたけれども、またあの地域で新たな動きが出始めております。つまりは、そ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) これは一番初めに浜田委員にお答えをしたことになりますけれども、この六者協議の臨み方というのは、私は両にらみでいいと思うんです。両にらみというのは、まず一つは、全く何も北が用意しませんよと、つまりは、核の問題にしても拉致の問題にしても何も進展する用意がない...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 柴田委員はASEMの第一セッションにおける菅総理の大臣発言というところをひもとかれて御質問をされているんだというふうに思いますけれども、グローバルな課題において、北朝鮮による核・ミサイル開発等といった課題に対してということでございます。等という言葉を使っ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) それはもう当然のことだと思っておりますし、今、柴田議員からは、いろんな首脳会談、外相会談というところでおっしゃっているわけでありますけれども、例えば菅総理になった後でも、カナダとの首脳会議では拉致問題について明確に言及をしております。イギリスの首脳会議、...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 長年拉致問題に御尽力をされてきた中山先生に、まず心から敬意を表したいというふうに思います。  同時に、この目的と手段というのは一体何なのかということを我々はやはりしっかり考えていかなくてはいけないと思っておりまして、目的は共通していると。それは、拉致被...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今先生がおっしゃった中身というのは、一部は二〇〇二年の日朝平壌宣言の前提条件というものをおっしゃったものだと思っております。私は、この職をお預かりをする上で、二〇〇二年の日朝平壌宣言というものをしっかりと受け止めて、一番最後に先生がおっしゃった国交正常化...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今の先生の御示唆というのは重く受け止めて対応をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 亀井委員にお答えいたします。  政府といたしましては、今回の党代表者会の決定を含めまして、北朝鮮情勢につきまして引き続き情報収集をし、分析をし、また他国との連携を密にしながら引き続き注視をしていく考えでございます。  今回の決定が経済政策を含め北朝鮮...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 北朝鮮問題に関しましては、種々の機会をとらえまして韓国始め関係国との間で、首脳レベルあるいは閣僚レベルで、様々なレベルで情報交換を行いまして緊密な意思疎通を行っているところでございます。  日韓シャトル外交の一環といたしまして昨年十月に行われました日韓...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 確かに中国は共産党一党独裁体制でありまして、体制の面においては日本を含む民主主義国家とは体制が異なるのは事実でありますが、他方で、今経済活動を中心にグローバルなスタンダードというものを求められていっております。また、それなしではグローバルな活動ができない...全文を見る
10月21日第176回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○前原国務大臣 お答えいたします。  申し上げるまでもありませんが、尖閣諸島が我が国固有の領土であり、国際法上にも歴史上にも問題がないということは当然のことでございまして、東シナ海には領有権問題は存在しないという前提でお答えをいたしますが、一九七八年十月二十五日に、当時のトウシ...全文を見る
○前原国務大臣 まず、一九九二年に中国が採択をした領海及び隣接区域法でございますが、これは、我が国固有の領土である尖閣諸島を中国の領土として規定するものであり、我が国としては絶対に受け入れられないものであり、したがって、同法制定後速やかに、東京及び北京において、中国側に対し抗議の...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど答弁をいたしましたように、トウショウヘイ氏の棚上げ論については、我々は合意をしていないというものであります。これは確認をさせていただいた上で申し上げれば、中国の反応について我々はコメントする立場にありません。  しかし、あの海域というのは、神風理事も御承知...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど神風理事が言及をされましたように、まず、日米安保条約第五条というのはどんなものか、簡単におさらいをいたしますが、我が国の施政のもとにある領域における、日米いずれか一方に対する武力攻撃が発生した場合には、日米両国は共同して日本防衛に当たるということであります。...全文を見る
○前原国務大臣 この在沖縄海兵隊のグアム移転につきましては、日米両政府は二〇一四年を目標にこれを実現することに合意しておりまして、米側からは、環境影響評価決定書が公表された現時点においても、二〇一四年の移転完了の目標について変更はないとの説明を受けております。
○前原国務大臣 繰り返しになりますけれども、米側からは、現時点において、二〇一四年の移転完了目標について変更はないと説明を受けております。
○前原国務大臣 過去の経緯を含めて、下地議員が特に地元の議員としてそういった思いを持たれることはよく理解をいたします。  五月の二十八日の日米合意、これは沖縄の皆さん方に御説明をしっかりして、おわびも含めて我々は御理解をいただかなくてはなりません。そういったものも含めて、二〇一...全文を見る
○前原国務大臣 アメリカの立場からすると、政権交代が起きて日米関係はどうしていくんだろう、こういう様子見のところは正直言ってあったと思います。  日米同盟関係は民主党を中心とする政権でも基軸であるということは伝えておりましたが、例えばこの普天間の問題にしても、我々は、沖縄の負担...全文を見る
○前原国務大臣 報道では、やると言っていたものが見送りになったような書き方でありましたけれども、それ自体が事実ではございません。岩屋委員はずっと与党におられて防衛問題にかかわっておられたのでよくおわかりでしょうが、2プラス2をやるときは何らかの文書ということは考えておりましたけれ...全文を見る
○前原国務大臣 今回の事件は、検察が事件の性質等を総合的に考慮した上で国内法に基づいて判断を行った結果として承知をしておりまして、自分としても、検察の決定として尊重しております。
○前原国務大臣 累次国会で答弁をしておりますけれども、一刑事事件というものが外交問題になる、あるいは戦争になる、これは過去の歴史でたくさんあることであります。(発言する者あり)  しかし、今、中谷委員からお話がありましたけれども、刑事事件については刑事事件として判断をする、しか...全文を見る
○前原国務大臣 今、岩屋委員は、野党の立場だからはっきり言うけれどもという前提をつけてお話をされました。  影の防衛大臣ですか、我々は次と言っておりましたけれども、そのお立場になられる可能性もあるわけで、御理解をいただきたいと思いますけれども、やはりこの問題については原則はしっ...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど神風委員にお答えをいたしましたように、いわゆる棚上げ論ですね、一九七八年の当時のトウショウヘイ副総理が発言されたことについては、日本側は合意したことではないということを改めて申し上げておきたいというふうに思います。  そしてその上で、歴史的に見ても、これは...全文を見る
○前原国務大臣 七千余りの島が日本にはありまして、私が国土交通大臣をしていたときに、例えば南鳥島、それから沖ノ鳥島、これについてはいわゆる強化をしようということで、予算もつけるということで、今御審議をいただくような準備をしております。また、平成二十二年度の予算にも入ってございます...全文を見る
○前原国務大臣 御党の小野寺議員が申し入れをされたということを受けて、参議院だったと思います、予算委員会で、政府としてもというお申し入れがありまして、早速我々も行動をとらせていただきました。今の新藤委員からの御提案についても、前向きに検討させていただきたいと思います。
○前原国務大臣 その写真は、新聞社が撮っている写真ですよね。(新藤委員「これはね」と呼ぶ)新聞社が撮っている写真であります。  それで、一つは、この白樺についてでありますけれども、先ほど新藤委員がおっしゃったように、今までなかった機材が運び込まれて、そして掘削を行っている可能性...全文を見る
○前原国務大臣 問題意識は佐藤委員と全く一緒でございます。  今月末の日米外相会談で、この間の九月のニューヨークでの首脳会談で確認をした、先ほど言及をいただきました三分野において、より具体的な中身、安全保障分野、経済協力、そして文化、人的交流、それを具体的なテーマでどこまで詰め...全文を見る
○前原国務大臣 我が国が平和と繁栄に対してしっかり国際社会にコミットメントするということは大事なことでございまして、そのために、平和構築、あるいは幅広い形で積極的に協力をしていくということが大事なことであるというのは、委員と全く問題意識は同じでございます。  御指摘の点でござい...全文を見る
○前原国務大臣 読んでおりません。
○前原国務大臣 先ほど北澤防衛大臣からお話のありました普天間の問題、私も最大のテーマだと思っております。  私が国会議員になって十六年ほどになりますけれども、初めの一期目は与党でありました、日本新党とさきがけという。そのときに、自社さ政権の中で沖縄から最も強く言われたのが、あの...全文を見る
○前原国務大臣 想像を絶する爆音、騒音だと推察をしております。  今、北澤防衛大臣からもお話がございましたように、防衛、外務の三役で、まあ二役、副大臣と政務官で、相談をしながら、現地の調査をさせていただいて、そしてその実態を米側に直接申し入れるということを、調整をして努力をさせ...全文を見る
10月21日第176回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(前原誠司君) 佐藤委員にお答えをいたします。  検察審査会というのは国民から選ばれた方々が御判断をされる場所であって、国民感覚というのは一番私は反映をされるものだというふうに思っております。そこで、仕組みとしては二回起訴相当になれば強制起訴になるということで、今回そ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) それぞれの国が、二十一か国が参加をされて、地域の問題あるいは地域の成長、そしてまた二〇二〇年にはAPEC全体で経済統合していこうというその過程を、プロセスを議論をする場でございますので、それぞれの国が参加をされることが自らの利益になられると思いますし、ど...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) その丸山議員の発言をもう前提として今佐藤委員は御質問されているわけでありますが、この間の決算委員会ではそういうことはないということを否定をされているわけでございますので、そのことについては是非伝聞を前提にして御質問するんではなくて真実を前提にしてお話をい...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 報道で、まあインターネットだったかもしれませんが、そういった発言をされたということについては事実として存じ上げておりますが、私は検察が菅政権の足を引っ張ろうとかあるいは悪意でもって何かを判断したということは全くないと信じておりますし、今回の事案というのは...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) そのときに初めて知りました。
○国務大臣(前原誠司君) 当然総理にもお話があったということは確認をしておりますので、検察が決めたことについて総理と相談する必要はないと私は思いました。
○国務大臣(前原誠司君) これは、お隣に座っておられる山本議員にこの場でお答えをしたことの繰り返しになるかもしれませんけれども、これは国交大臣のときに何度か十一管区の石垣の事務所に私は行きまして、そして今まで国会議員になってから三度あの上空を私は飛んでおります。  その話とそし...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) この中国外交部報道官の発言に全く理解できません。
○国務大臣(前原誠司君) 十六日以降、中国の各都市でいわゆる反日デモなるものが行われておりまして、日系企業が経営するスーパーのガラスが割られるなどの被害が生じております。  これを受けまして、在中国大使館及び在重慶総領事館から中国側関係当局に対して遺憾の意を伝えるとともに邦人及...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) デモにつきましては、もちろん注意深くしっかりと注目していきたいと思いますし、またしかるべき申入れを必要なときに逐次行っていきたいと考えております。  二つ委員の御発言で私の考えを改めて申し上げたいんですが、まず菅総理が喜納前議員の著書に書かれているよう...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) いや、そこまで言われるんだったらじゃなくて、佐藤委員と全く同じ意見であるとおっしゃったので、何度も言及されますので、私はそういう思いでありますということを申し上げたわけです。
○国務大臣(前原誠司君) 高校授業料の無償化の対象に今おっしゃったような朝鮮学校を含めるかについては、審査の基準をどうするかについて文部科学省において検討が行われていると承知をしておりますし、また民主党の中でも議論が行われております。  今後は文部科学大臣が必要に応じて私を含め...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 現在文部科学省の中で審査の基準をどうするかというものが議論されていると思いますが、この審査の基準を議論する際に今佐藤委員のおっしゃったようなことも含めて私は議論されるというふうに考えております。
○国務大臣(前原誠司君) 御指摘の総理談話は、あくまで当時の韓国が一つの国であったという事実に基づいた認識を述べられたものでありまして、同総理談話はあくまでも現在の韓国の方々に向けられたものでございます。  日朝関係については、先ほど佐藤委員のおっしゃったように、日朝平壌宣言に...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 当時の手続にのっとって行われたものであると認識をしております。
○国務大臣(前原誠司君) この問題につきましては、手続にのっとってやられたにいたしましても、いわゆる併合された側の国民の心情、そういったものを勘案をした場合に、それをどう今の時点で我々が歴史を総括して評価をするかということも大事なことだろうというふうに思っておりまして、そういう思...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 総理の談話の中で朝鮮王室儀軌などの図書をお渡ししたいと、こういうことをおっしゃっているわけでありまして、現在国有財産になっているものでございますので、もしそれをお渡しする場合には引き渡すということになります。
○国務大臣(前原誠司君) なぜこれを条約にしてそして国会の御承認も求めるかということになれば、今この朝鮮儀軌というものについては日本の国有財産であります。国有財産を他の国に渡す場合、譲渡ですね、渡す場合については、これは国有財産を引き渡すためのその取決めが必要だということで条約化...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) いずれにいたしましても、この朝鮮儀軌の引渡しを実施するためには、国有財産を国外に持っていく話でございますので、条約を作って国会で御審議をいただくことになると思いますので、そのときに詳しくまた御議論いただければ大変有り難いと思っておりますが、言わずものがな...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) この安保条約というのは改定されて今年が五十年でございますけれども、先ほど岸理事からは五条をという話でございましたけれども、私はこの日米の同盟関係というのは非対称的な双務性だと思っております。日本に何かがあった場合に自国が攻撃されたものとみなして日本の防衛...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今御指摘をされた点について私は岸理事と全く同じ考えであります。  まずは自分の国は自分で守るという意思がない国に対して、たとえ同盟国で防衛義務を負っているからそれは役割を果たしてくれるだろうというのでは、それは同盟国としても助けがいがない国になってしま...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 岸委員がおっしゃったことは、我々も真摯に受け止めなくてはいけないと思います。というのも、やはり選挙のときには少なくとも県外ということを言って選挙を戦い、そしてもちろん沖縄の負担軽減をという本心から努力をしたわけでありますが、政治は結果がすべてであって、結...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど岸理事がASEANの議員の方々との交流の中身について言及をされましたけれども、我々も様々な議員あるいは政府関係者、今の立場ですと外務大臣、いろいろお話をいたしましても、やはり日本の役割と同時に日米同盟関係を結ぶことによってアメリカのプレゼンスという...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 国際社会には核戦力を含む大規模な軍事力が存在をしておりますし、また日本の周りを見ましても、今議員が言及されたように中国それからロシア、そして北朝鮮も核開発の疑惑が持たれているという状況であります。一方で、日本は唯一の被爆国として非核三原則をこれからも堅持...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先般のASEMの首脳会合の機会をとらえて菅総理と温家宝首相が会われて、そしてハイレベルの交流を適宜行っていくことあるいは最近延期となった交流事業の再開を含む民間レベルの交流を推進していくことで一致をされました。  これを受けて今外交ルートでいろいろと話...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 法律でいいますと、刑事訴訟法の四十七条に基づいて法務省、検察が提出について御判断をされるということでございますけれども、その取扱いについては、今議決をされて提出を前提に考えている衆議院の予算委員会でそのタイミングまたその形態についても話合いがなされている...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 十六日には四川省の成都、河南省の鄭州及び陝西省の西安、また十七日には四川省の綿陽、また十八日には湖北省の武漢、それぞれの市におきまして今議員がおっしゃったような尖閣諸島に関して我が国に対する抗議活動が行われたということは承知をしております。  岸委員に...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 引き続き申入れをしっかりと行っていきたいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 中国側の反応について余りこちらから予断を持って判断をするのはいかがなものかと思います。  いずれにいたしましても、我が国は中国漁船の公務執行妨害事案として我が国の法令に基づき厳正に対応したわけでありますが、それにもかかわらず、中国側が一方的に事態をエス...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 細谷雄一先生は若い研究者でありますけれども、私も非常にすばらしい学者さんだと思っておりますし、特にイギリスの研究では、私も何冊か本を読みましたけれども、大変示唆に富んだ、我々政治家が外交、国際政治を行っていく上では大変いい御示唆をいただいているんではない...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 閉会中審査のときにも山本理事にはお話をさせていただきましたけれども、ビデオを出すということについては、私はあのときは国交大臣で海保の担当をしておりましたけれども、逮捕をするという前提で、まあ逮捕をしたら取調べしてすぐ送検しますよね。送検したらそれが証拠と...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今回の事件のことは横に置いておいても、今、山本理事がおっしゃったようなこの地域における地殻変動というのは私は起きていると思います。したがって、その地殻変動というものをどのように我々は認識をして対応していくのかということが大事だと思います。  まず一つに...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 戦略的というのは大局に立ってと、こういう意味でありまして、日中双方が、大局ということは将来にわたりと、今だけを見るんではなくて将来にわたり、あるいは二国だけ見るんではなくていろんな地域、国際社会というものも全体に見ながら二国間を見ていくということが戦略的...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) よろしくない。  それと、互恵関係の基本的な中身ということになりますとちょっとかなり長くなるんですけれども、いいですか、時間。といいますのも、これはお隣に座っておられる岸理事のお兄様が総理大臣のときにこの戦略的互恵関係というものを温家宝総理との間で結ば...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) それで結構でございます。
○国務大臣(前原誠司君) 一九五一年九月のサンフランシスコ平和会議直前の同年七月、在京英国大使館から英国本国政府に対して千島列島の戦略的価値に関する意見具申の電報が発出されており、同電報においては、当時の日本が東西両陣営のいずれに付くかによって千島列島の戦略的価値が大きく異なるこ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 子の親権の問題でございますが、ハーグ条約締結につきましては、検討すべき論点が多数ありまして、現在は外務省と法務省の間で協議を進めているところでございまして、また与党にもいろいろな御意見があって、その考え方を受け止めているところでございますので、私は少しじ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 例えば我が国の法制度との整合性とか、あとは中央当局の指定、子の安全な返還の確保、こういった問題があると思っております。
○国務大臣(前原誠司君) 今省庁間でも議論しておりますし、与党でも議論しております。また、現在外務省でホームページでアンケートを実施をしておりまして、幅広く御意見も承りたいと思いますし、委員の御意見も是非こういった場で御披瀝いただければ有り難いと思います。
○国務大臣(前原誠司君) いずれにしても、幅広くいろんな方々の御意見は承りたいと思っておりますので、今の御意見は参考にさせていただきたいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 小熊委員にお答えいたします。  我が国の一貫した立場に関して国内外で正しい理解を得るために、外務省ホームページを含む対外発信の強化、外交ルートを通じた働きかけに加えまして、累次の機会に外国メディアへの反論書簡掲載や申入れを実施をしております。  今後...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) このインターネット等で流れております例えば反日デモの呼びかけなどについては各在外公館を中心に常時注意を払っておりますし、関連情報が確認をされた場合には各在外公館から各地の関係当局に対しましてデモ申請、許可等の事実関係を照会するとともに日系企業及び在留邦人...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 失礼しました。  外務省といたしまして、様々な御意見もいただいて各国語に訳したものそれからQアンドA、こういうものも作らせていただきましたし、そういったものをまたいろんなところにリンクをさせていただく、あるいはいろんな報道機関に対して提供していく、ある...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど委員から膨大な情報があって本当にそれが正しいのかどうなのかという信憑性に対する御指摘がございました。  これを確認する手段といたしまして、本当にそのデモ申請、許可がなされているのかどうなのかと、こういう事実確認を各地の在外公館からさせていただいて...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 結果として、在留邦人がけがをされたというような情報もございませんし、また我々の注意喚起だけでは十分ではないと思いますけれども、しかしその中で、注意喚起もさせていただく中で、例えば渡航情報なんかも出しております。そういったことの中で現時点では幸いにもけがを...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今委員が御指摘をされました中国漁政局の漁業監視船、漁政一一八が魚釣島の周辺海域に向けて出航したとの報道については承知をしております。ただ、現時点においては、尖閣周辺海域で当該船舶が確認されたとの報告は受けておりません。  いずれにいたしましても、政府と...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私も国土交通省におりましたので、海保がどのような対応を取るのかということはすべて申し上げられませんが、お分かりいただけると思いますけれども、どんな対応を取るかについてはすべてお話しできないことについてはおわびを申し上げておきたいというふうに思いますが。 ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 中国はあしき隣人だとは思っておりません。  我々は、やはり今回の一連の事案について、もちろん原則というものはしっかり守っておかなくてはいけませんし、日本の立場からいうと東シナ海においては領土問題は存在しない、また尖閣諸島は日本の固有の領土であるという原...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今の御質問を外務省としてお答えするというのはなかなか難しい御質問かと思います。いずれにしましても、今のある法律の中で検察当局が事件の性質等を総合的に考慮した上で、国内法に基づいて判断をした結果だというふうに思っております。  ただ、今谷岡理事から一つの...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 日本はASEANとのEPAを結んでおりますし、またASEANの多くの国々が入っているAPEC、今度は横浜で行われます、日本が議長国になるわけでありますが、ボゴール目標に従って、まずは先進国地域が二〇一〇年、今年ですね、そして二〇二〇年までには途上国と地域...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私に来ますか。農水副大臣に行くと思ったんですが。  いずれにしても、私の立場で申し上げられるのは、経済外交をやっていこうと、経済外交というのは多角的なやはりリスクヘッジをやっていかなきゃいけない。それは今おっしゃった食料であり、そして資源でありエネルギ...全文を見る
10月22日第176回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○前原国務大臣 おはようございます。  外務委員会の開催に当たり、所信を申し述べます。  私は、外交の目的は、国益を追求し、国力を高めることだと考えております。そうした目的を達成する際に前提となりますのが、盤石な安全保障体制であります。不安定、不確実性を抱え、厳しさが増す我が...全文を見る
10月22日第176回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○前原国務大臣 皆様、おはようございます。  衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、最近の北朝鮮をめぐる状況について御報告いたします。  九月に行われました朝鮮労働党代表者会などを経て、北朝鮮においては党や軍に...全文を見る
10月25日第176回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(前原誠司君) まず、予算委員会が長引きまして、皆さん方にお待たせをいたしましたことをおわびを申し上げます。  沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たりまして、沖縄及び北方問題に関しての諸施策についての方針を申し述べます。  まず、沖縄に関する事項について述...全文を見る
10月25日第176回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(前原誠司君) 今、川上委員より、ハイチにおけるコレラの感染の現状はどうかという御質問がございました。  現在、ハイチにおきまして、コレラの感染により、昨日の段階で感染者数は三千名以上に上っておりまして、死者数は二百五十名以上に増加しておりまして、かなりまた範囲が広が...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) APECの会議に合わせてオバマ大統領は訪日をされる予定でございます。  先ほど菅総理から答弁をさせていただきましたように、そもそも初めから共同宣言ありきで作業を進めてきたわけではございません。たしか私の記憶が正しければ、鳩山前総理が就任直後にそういった...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 玄葉政調会長は国家戦略担当の閣僚として内閣にも入り、また党の政策のかなめの役もしておられますし、またその玄葉政調会長の下で山口壯衆議院議員をPTの座長として、より自由な貿易、TPPのみならずFTA、EPAどうしていくのかということについて党内でも十分議論...全文を見る
10月26日第176回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(前原誠司君) おはようございます。  今、島尻委員からお話のありました日印のEPA、包括的ということでCが付いてCEPAということでございますけれども、TPPは、私の理解をするところでは、これに参加をするという地域の中でできるだけ関税を撤廃した自由な貿易をやっていこ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 外務大臣の域を超える発言になるかもしれません、それは国務大臣として御容赦をいただきたいと思いますが、TPPに入る入らないの問題を横に置いても、今のままの農業でいいのかということは、恐らくここにおられる委員の皆様方は共通の問題として考えておられるんではない...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 質問の通告をいただくまで私は存じ上げませんでした。
○国務大臣(前原誠司君) 御質問の前提として、この琉球との表現が何が問題だという御認識なのか、その点を伺えればまた違った答弁ができるんではないかと思いますので、お聞かせをいただければと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 要は委員の問題意識は、到着地が那覇なのに琉球となっている、ここが問題だという御認識でございますか。
○国務大臣(前原誠司君) 例えば沖縄の大学は琉球大学ですし、沖縄の銀行は琉球銀行ですし、それから沖縄の新聞は琉球新報ですし、沖縄でなければいけないんでしょうか。琉球でもいいんじゃないでしょうか。
○国務大臣(前原誠司君) 読ませているのかどうなのかということはこれは台湾にお聞きをいただきたいんですが、要は漢字で琉球となって括弧で英語でOKINAWAとなっているという認識でございます。
○国務大臣(前原誠司君) ちょっと、いまいち委員の御質問の趣旨がよく分からないんでありますが、琉球となっていて、それはオキナワと読まないのに括弧でOKINAWAと書いてあることが問題だと、こういう御指摘なんでしょうか。
○国務大臣(前原誠司君) 沖縄県ですよね。沖縄県、那覇空港ですよね。ですから、ダイレクトに到着地を表示するんであれば那覇となるのが一番正しいんではないかと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 沖縄選出の島尻委員の御提案ですので検討をさせていただきますが、沖縄の方々がどうそれを考えられるのかということについて少し私自身もいろんな方にお話を伺ってみたいなと。  私が逆にちょっとちゅうちょしたのは、沖縄の地の方というのはやっぱり琉球という言葉に非...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 尖閣の歴史的な経緯から見ても、だれがどう考えたって日本の固有の領土でありますし、先占という形で、しかも十年間じっくりと、ほかに人が住んでいないのか、あるいは他の国が影響力を行使していないのかということを見極めた上で一八九五年の一月十四日、山本香苗議員には...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 御指摘のように、広報活動をあまねくやっていくということは極めて大事なことでございます。  私も、外務大臣との話合い、あるいはマルチの場、あるいは大使との様々な懇談含めて、できる限り懇切丁寧に尖閣の歴史、今回どういう事案であったのかということは説明をして...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) お金を掛ければいいというものでもないと思います。もちろんある程度の費用は掛けて広報活動をしっかりやっていかなくてはいけないというふうに思っておりますけれども。  委員御指摘の日本の立場を理解してもらっていない国については、引き続きしっかりと働きかけを行...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今、浜田委員がおっしゃいましたように、名古屋につきましては、在名古屋中国総領事館が名古屋市内の国有地購入につき東海財務局と交渉中であり、今後、同じく取得を希望する愛知学院大学との取得面積、ロケーションにつき調整が必要だと報告を受けております。  新潟に...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 一般論で申し上げますが、本邦に所在する外交団、領事団がその活動を十分に行うため必要な施設を適当な手段で確保することはこれは望ましいと考えておりますし、また、委員も御承知だと思いますけれども、領事関係に関するウィーン条約というものの第三十条におきましては、...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど答弁をさせていただきましたように、この領事関係に関するウィーン条約というものは、手助けをするというのはありますが、領事機関のために必要な公館というのは領事機関の事務所のみということになっておりますし、また、そういった観点から、本当に必要以上のものに...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 二〇〇九年度末時点での円借款の累積額は三兆三千百六十五億円、無償資金協力が約千五百四十四億円、技術協力が約一千七百四億円、これは二〇〇九年度末時点での累積の額でございます。  次に、二〇〇九年度の供与実績でございますが、無償資金協力が十三億四千八百万円...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私が当選二回か三回のころだったと思いますが、浜田委員と同じような質問をした覚えがございます。  これは、IPUという世界の議員連盟の会合がカイロでありまして、エジプトの、その会場になったところが立派な会議場だったんですね。その会議場に入るところに大きな...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 全く事実ではございませんし、むしろ私がいろんな方々とお話をしている中で伝わってくるのは、条件を付けて日本が入ってくるということについてはむしろアメリカは慎重であると。つまりは、もし入ってくるんであれば、これは日本に対してだけではなくていろんな国に対してT...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 外務省の外交官でいられた石川議員、アラビストだと伺っておりますが、是非御活躍を期待をしております。  質問にお答えをいたしますけれども、まず、尖閣諸島が我が国の固有の領土であるということは、これは間違いのない事実でございますし、領有権問題は存在しない、...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) まだハノイにおいて日中首脳会談がセットされたと確定したわけではございませんが、今調整をしているところでございますし、どのような場においても日本の立場をしっかりと主張して今後も実効支配を続けていくということは大変大事なことだというふうに思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) まず、尖閣における中国漁船の事案にかかわる注意喚起でございますが、この衝突事件発生後、中国国内において在中国日本大使館に対する抗議行動を始めとする我が国に抗議する行動が散発をしておりましたので、在中国公館から在留邦人に対して注意喚起を実施をいたしました。...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今委員が御指摘をされました事案でございますが、二十一日の夕刻に中国・モンゴル課から官邸に報告をいたしております。その後、再三にわたりまして中国側に対し事実関係の確認を求めておりましたところ、二十三日夜に中国側から領事通報があり、その直後、新華社でも報道を...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今年の年末にメキシコのカンクンでCOP16があるというのは委員も御承知のことだと思います。その前の一つの重要な会議としてこの森林保全にかかわる気候変動交渉が名古屋で今日行われているわけでございまして、私とそしてパプアニューギニアの外務大臣が共同議長という...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 期待される成果でございますけれども、まずこれまでの森林保全の取組の実績を閣僚級で確認をしたいと思っています。例えば、データベースの設置や情報共有の仕組みの構築、それからREDDプラスの資金、活動の現状分析を行った暫定報告書の発出、そしてステークホルダーの...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 現時点ではございません。
○国務大臣(前原誠司君) 中国側で来られておられるのは環境関係の方だと思いますので、もちろん擦れ違ったらどの国の方についてもあいさつはしたいというふうに思っておりますけれども、国家林業局の担当次長が来られるということでありますので、会ったら、擦れ違ったらごあいさつぐらいはしようと...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 中国漁政局の漁業監視船、漁政一一八及び漁政二〇二につきましては、十月二十四日の夜、これは午後九時前後ということでございますが、海上保安庁の巡視船により接続水域内を航行中であることが確認された後、十時三十分過ぎまでに接続水域を出域したと承知をしております。...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今私が持っている資料には中国の漁船がいたかどうかは確認できませんので、調べてまた後刻委員にはお伝えをしたいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) あの事案が発生をして以降、日中関係、ぎくしゃくをしていた面もありましたけれども、ASEMの会合で菅総理と温家宝首相が会談をされまして、大局に立って日中関係改善に努力していこうということで今いろんな話合いを外交ルートで行っているところでございまして、そうい...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 山内先生にお答えいたします。  COP10では、生物多様性の保全に関する新たな世界目標の策定、あるいは遺伝資源の利用とその利益配分のためのルール作りなどが重要な課題として議論されております。この会議では、世界各国が生物種の減少など現在の危機的な生物多様...全文を見る
10月27日第176回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○前原国務大臣 中林委員にお答えをいたします。  大変大きなテーマを簡単に二つ質問をいただきましたけれども、二つとも、恐らく講演で話をすれば一時間ずつぐらい話ができるようなテーマだと思っておりますが、簡単にお話をさせていただきたいと思います。  外交において必要なのは、まず、...全文を見る
○前原国務大臣 この沖縄政策協議会のもとに、沖縄振興部会と今委員が言及された米軍基地負担軽減部会、この二つを設置するということになりました。  普天間の問題が最大の問題ではありますけれども、現状においては、この米軍基地負担軽減部会では、それは正面から今は取り上げない、こういうこ...全文を見る
○前原国務大臣 先般の議論では、ワーキングチームといいますか事務レベルでの会議をつくろうということになりました。  といいますのは、知事、那覇市長、金武町長、あるいは四大臣が一堂に会して議論を頻繁にやるというのはなかなか物理的に難しい面もございますので、しかし議論は進めていかな...全文を見る
○前原国務大臣 長らくアメリカにおられた中林議員にぜひアドバイスをいただきたいと思いますけれども、いろいろな方とお話をしておりまして、やはり日米間の人材交流が先細りしているんではないか、あるいは、日本人がアメリカの例えば大学とか研究所に留学する数も減ってきている、他方で中国や韓国...全文を見る
○前原国務大臣 大事な御指摘だと思います。  ただ、この尖閣の問題については、我々のスタンスは領有権問題は存在しないということでありますので、存在しないものを殊さら声を上げて主張するのもいかがなものかという面もあったことは御理解をいただきたいと思います。  ただ、事実でないこ...全文を見る
○前原国務大臣 逃げるわけではありませんが、外務省がまとめるという立場には恐らくないんだろうと思います。これはやはり内閣官房で各役所の数値の根拠というものはしっかりと整合性をとっていく、あるいは政調会のもとでそういった数値を内閣と与党、すり合わせていくということが大事だと思います...全文を見る
○前原国務大臣 勝又委員にお答えをいたします。  尖閣の問題が起きたときは国土交通大臣でありました。海保というものの能力、そしてまた士気、これは私はすばらしいものがあるというふうに思っております。また、もちろん、こういった場で申し上げることのできないようないろいろな規則、内規、...全文を見る
○前原国務大臣 私は、水というのは当然のことながら高いところから低いところに流れるというふうに思っておりまして、技術協力が成り立ち得る前提というのは、お互いに与え得る技術がある、あるいは相手側に欲しい技術がある場合のみ技術協力ができる、それは同盟国であるアメリカとの間であったって...全文を見る
○前原国務大臣 勝又委員と議論をしていると、もう一〇〇%本音で話したくなるので、自分を抑えるのがなかなか大変で、しかも、前に座っておられる理事がいい質問だとあおられるので、なおさら答弁が非常にやりづらくなるわけでありますが、外務大臣という立場と、この武器の問題については、防衛大臣...全文を見る
○前原国務大臣 大変いい御指摘だと思います。  今、世界地図をつくって、どの国にどんなインフラ需要があるか、どの国にどんな資源があるか、そして日本がODAを供与しているかしていないか、しているとすればどういう形でODAを供与しているかということをすべて同時に見られるような仕組み...全文を見る
○前原国務大臣 党で決められたことだと思いますが、ただ、民主党の一議員としては、企業・団体献金の廃止という方向で法案まで出すということを決めていたのに、まだ出していないのでそれは法律違反ではありませんけれども、企業・団体献金の再開を決めるということは、国民からすれば、違う方向を向...全文を見る
○前原国務大臣 今、日中の外交ルートで調整をしている段階でございます。
○前原国務大臣 検察が判断をされて、どういう出され方をするのか、されないのか、そこは私が今申し上げる立場にはないというふうに思っておりますが、いずれにしても、先ほど小野寺委員がおっしゃったように、私は国土交通大臣としてビデオを見ました。短縮版、五分ぐらいでありましたけれども、海保...全文を見る
○前原国務大臣 今回、九月の日米外相会談において、クリントン長官からはもう少しダイレクトな言い方で、尖閣について日米の安保条約第五条の適用というものが表明されたわけでございます。もちろん施政権というものが前提であることは間違いありませんが、より踏み込んだ形での話が行われたと認識を...全文を見る
○前原国務大臣 影の内閣の外務大臣の小野寺議員がお会いをいただいたということで、私はきのう、午前中は委員会、午後はREDDプラスの会合で名古屋に行ってまいりまして、残念ながらお会いできませんでしたので、伴野豊副大臣がお会いをさせていただきました。委員と同様のお申し入れを承りました...全文を見る
○前原国務大臣 現状においては考えておりません。
○前原国務大臣 白樺の件でよろしいでしょうか。(小野寺委員「はい」と呼ぶ)  白樺につきましては、これまでなかった機材の搬入が確認をされておりまして、掘削を行っている可能性はあると思っておりますが、まだ断定できる状況にはございません。引き続き分析し、また確認をしているところでご...全文を見る
○前原国務大臣 仮にそういう状況になった場合にはしかるべき措置をとらなくてはいけないと思っておりますが、これは影の外務大臣でいらっしゃる小野寺委員もおわかりだと思いますけれども、今からこんなしかるべき措置ですよということを申し上げることは、むしろ国益にならないということは御理解を...全文を見る
○前原国務大臣 何度もお答えをいたしますが、影の外務大臣、つまりは政権与党になれば外務大臣になられるお立場でありますので御理解をいただけるというふうに思いますけれども、機微に触れる話については、こういう場では差し控えさせていただきたいと思います。
○前原国務大臣 今、私の発言を引用して質問をされましたけれども、私は一貫して、農業を切り捨てていいなんということは一度も言ったことはございませんし、これっぽっちも思っておりません。  これはむしろ、水産業を特に、専門家でいらっしゃいますし、また地元が一次産業が中心の小野寺委員の...全文を見る
○前原国務大臣 先ほどの篠原農水副大臣の四・一兆円の試算は、副大臣みずからおっしゃっていたように、二つの大きな前提に立って試算がされている。つまりは、TPPのみならず全部の国に対して関税を取っ払うということと、何ら農業に対する対策を講じなかった場合ということでありまして、特に私は...全文を見る
○前原国務大臣 韓国はかなりの予算を農業に費やして自由化を図られた。韓国は、TPPに入るということは言っておりません。これは、いろいろな国とFTA、EPAをやっているということで。  ただ、その額をGDPに合わせて比較をするというのも、若干乱暴な議論ではないか、こういう思いを私...全文を見る
○前原国務大臣 中国の各地で行われている抗議活動について、現時点で在留邦人及び日本人旅行者に対する被害は確認されておりませんが、日系企業が経営するスーパーや在留邦人等が経営される飲食店等においてガラスが割られたり、設備が破壊される等の被害が生じたというのは、委員が御指摘のとおりで...全文を見る
○前原国務大臣 今、小野寺委員が挙げられた例、これが事実だとすれば、非常に残念なこと、遺憾なことだというふうに思います。具体的な事例を教えていただければ、我々はしっかりと対応させていただきたいというふうに思いますので、またお知らせをいただければと思います。  なお、他の企業につ...全文を見る
○前原国務大臣 院でお決めになったことですので、私が口を挟むべきことではないというふうに思います。
○前原国務大臣 国土交通大臣のときに何か私が逮捕をしたような御質問でしたけれども、海上保安庁が判断をして、これについては外交問題になり得るということで、官邸も含めて、外務省も含めて、相当程度相談をしながら決定したことでございます。  その後については、検察に送致をされて、そして...全文を見る
○前原国務大臣 私は官邸での会議には出席をしておりませんので、中身については申しわけありませんが承知をしておりません。海上保安庁長官が出席をしておりました。
○前原国務大臣 検察の御判断で、そしてまた四十七条にのっとってどういう御判断をされるかということではないかと思っております。
○前原国務大臣 むしろ逆で、それについては関与すべきではないというのが司法の独立だと私は思っております。  何度も国会で答弁をさせていただいておりますけれども、起きた事案によって、いわゆる刑事的な判断をするのはあくまでも司法手続でやるわけですが、そのことによって外交問題になった...全文を見る
○前原国務大臣 同じ答弁になって恐縮でありますけれども、その点については検察が法と証拠に基づいて判断をするということで、その案件が起きたことによってさまざまな外交問題が起きたことについては、しっかりと、まさに政治主導で解決をしていくということだと思います。
○前原国務大臣 この問題につきましては、事件発生直後から、累次、中国側に抗議をして、遺憾の意を伝えてきているところであります。  ただ、これは一般論で申し上げますと、民間漁船が我が国の公船に対して損害を与えたということであれば、この損害賠償請求というのは当該民間漁船の責任者に対...全文を見る
○前原国務大臣 現在、調査をするということを政府の中で検討しているという事実はございません。
○前原国務大臣 エネ庁の細野長官が答弁されたのと全く一緒でありまして、掘削を行っている可能性はあるけれども、これを断定できる状況にはない。引き続き分析をし、確認をしているということでございます。  エネ庁とも外務省は密接な連携をとっておりますので、政府内で意見が異なるということ...全文を見る
○前原国務大臣 アジアに関するシンポジウムでしょうか。それなら、かすかに記憶にございます。
○前原国務大臣 覚えておりません。
○前原国務大臣 三つのことを申し上げたいと思いますが、一つは、やはり世界第二位の経済大国、世界第三位の経済大国、ことし抜かれる、もう抜かれたのかもしれませんけれども、並ぶ経済大国でありますし、日本からすると中国は貿易量のナンバーワン、輸入のナンバーワン、輸出のナンバーワン、中国か...全文を見る
○前原国務大臣 双方とも存在をしておりません。
○前原国務大臣 つまりは、トウショウヘイさんがおっしゃったことについて合意をしていない、こういうことでございます。
○前原国務大臣 とにかく、合意をした事実はないということでございます。
○前原国務大臣 ございません。
○前原国務大臣 そのような報道や、あるいは定例会見でそのような、今、河井委員が触れられたような発言があったことについては承知をしておりますけれども、日本政府の立場としては、そのような合意はないということでございます。
○前原国務大臣 一つ一つの記者会見にお答えをすることは私は妥当ではないと思います。私が申し上げるのは、日本政府として、そのような合意は存在をしないということでございます。
○前原国務大臣 これは河井委員の質問主意書にもお答えをいたしましたけれども、あくまでも、今資料で出されたように、田中角栄さんは「尖閣諸島についてどう思うか?私のところに、いろいろ言ってくる人がいる。」、周恩来総理は「尖閣諸島問題については、今回は話したくない。今、これを話すのはよ...全文を見る
○前原国務大臣 これは、今までのすべてのやりとりを調べる作業というのは大変でございますが、私が聞いている限りは、この部分を言及されて何かやりとりが行われたということは承知をしておりません。
○前原国務大臣 そのような認識は現時点で持っておりません。
○前原国務大臣 私は再三申し上げているところでございますけれども、なぜ四名の方がいわゆる住居監視というものに置かれたのかという説明がまだ明確に中国側から得られていない状況でございますので、今その回答を求めているところでございます。
○前原国務大臣 このフジタの四名の社員の方は記者会見において、軍事管理区域とは気づかなかった、こういう発言をされているわけでありますけれども、中国側からは、先ほど申し上げたように、被疑事実、そして適用条文等の事案の詳細について何ら説明を受けておりません。それを求めているところでご...全文を見る
○前原国務大臣 この四人の方が居住監視に置かれているときにも、今委員がおっしゃったような人質というような前提で政府が対応していたことは全くございません。我々は極めてニュートラルに話をしておりました。  つまりは、例えば、私が程永華大使を外務省に呼んで私から要請したことは三つです...全文を見る
○前原国務大臣 関係があるとは現時点において承知をしておりません。
○前原国務大臣 私がコメントする立場にはありませんが、岡田幹事長も別に人質だという認識は持っておられないのではないかと思いますが、いずれにしても、河井議員とその仲介役の自民党議員との間の話でございますので、政府の立場としてコメントすることはございません。
○前原国務大臣 それぞれの国会議員はみずからの信念に基づいて行動されることでございますので、それについて私がコメントすることはございません。
○前原国務大臣 最後に河井議員がおっしゃったことは私は非常に大事だと思っていまして、これは我々が長らく野党にいたときも、私自身は、外交や安全保障という国益にかかわるテーマについては与党も野党もない、これはオール・ジャパンで、もちろん、主張すべきことは主張する、追求すべきことは追求...全文を見る
○前原国務大臣 済みません。ちょっと数はわかりません。教えていただければと思います。
○前原国務大臣 まず、お答えする前に、二つのことについてお話をしたいと思います。  まず一つは、我々は、自民党政権時代の早期勧奨退職、そしてわたりに次ぐわたりの天下りはやめるということで、天下りの廃止、禁止というものを実行してまいりました。そして、国土交通省でも、一番厳格にそれ...全文を見る
○前原国務大臣 お答えはしますけれども、外務委員会でありますし、前職のことだといっても、それは私が国土交通大臣のときのことでございますので、理事会で合意をされてこういう質問というのがもしされているのであれば、私は理事会の決定には従いますけれども、こういう質問を、特に細かな時系列的...全文を見る
○前原国務大臣 天下りをなくす、つまりは、自民党型の、河野さんがいかに立派なことを言われても、ずっと天下りを野方図に放置してきたのは自民党政権じゃありませんか。そういうわたりとか早期勧奨退職というあしき天下りをやめるということで、天下りを拡大したということは全く当たらないと思って...全文を見る
○前原国務大臣 後で調べてお伝えをいたします。
○前原国務大臣 いつ、どの時点でということについては調べてお答えをしますが、事実誤認が二つございます。  一つは、国家公務員退職手当法施行令の一部を改正する政令というのは閣議決定しているんですよ。長妻さんもサインしているんです。私もサインしています。だから、長妻さんだけをいいよ...全文を見る
○前原国務大臣 今申し上げることは差し控えたいと思います。
○前原国務大臣 一々、役所の中でいろいろ検討したことをすべてつまびらかに国会で答弁しなきゃいけないんですか。
○前原国務大臣 それも答弁を差し控えます。
○前原国務大臣 それも答弁を差し控えます。
○前原国務大臣 何度も申し上げますけれども、現役出向が悪いとおっしゃるのは、それは議員の判断ですよ。私どもは、現役出向は悪いということで判断をしていませんから。定年でやめさせる、一回の退職金でオーケー。  自民党政権はどうだったんですか。早期勧奨退職をさせて、そして天下りを何度...全文を見る
○前原国務大臣 今のは存じませんが、少し今、議員がおっしゃったことで答弁してよろしいですか。
○前原国務大臣 この天下りのポイントは、いわゆる今までの人事管理ということ中で定員を削減してきたわけですね、国家公務員の総定数を削減してきた。しかし、自民党政権下では、アウトソーシングをして入れてこなかった、そのためにいっぱい公益法人をつくってやってきた。そして、その人たちにいわ...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返し申し上げますけれども、自民党政権のときに天下りの受け皿をどんどんつくって早期勧奨退職をさせて、そして何度も何度も高い給料、退職金、そういうものをもらって役人がいい思いをした、それをなくすということで我々は取り組んでいるんじゃないですか。(河野委員「なくして...全文を見る
○前原国務大臣 私がお願いをして、できるだけダムに頼らない専門家の会議を、有識者会議をつくったというのは河野委員も御承知のとおりだと思います。京都大学名誉教授の中川博次先生にお願いをして、我々はその議論をやってきました。  そのときの議論の基本高水、計画高水あるいは飽和水量、す...全文を見る
○前原国務大臣 八ツ場ダムを含めてどのような評価軸をつくるかということの評価軸を有識者会議でまとめていただいたわけです。その議論の中心的な議論は利根川水系でありました。  では、逆質問はできませんけれども、カスリーン台風のときにいわゆる基準点である八斗島でどのぐらいの水が流れた...全文を見る
○前原国務大臣 どちらが答弁でどちらが質問かわからなくなってきましたが、いずれにしても、はっきり申し上げたいのは、飽和水量の話はかなり問題になりました。つまりは、戦後のあの時期というのは、確かに木がそれほど生えていなかった。しかし、今はかなり植林もされて山の保水能力も上がってきて...全文を見る
○前原国務大臣 委員御指摘のように、アフガニスタンの状況というのは、よくならないどころか悪くなっている面もあるのは事実だと思います。だからこそアメリカは、イラクを引き揚げて、そしてアフガニスタンに集中的に投下をするということで、軍隊もふやすということをやられているんだろうと思いま...全文を見る
○前原国務大臣 まずは、国際社会にも、またカルザイ大統領に対しても、日本はこういう姿勢で臨みたいということで、それを明らかにしたわけでありますので、それをやっていくということが私は大事なことではないかと思っております。  また、それを日本がやってくれるという前提で向こう側も期待...全文を見る
○前原国務大臣 国際社会でカルザイ大統領を支えていく、その前提でさまざまな協力が構築をされているわけでありまして、基本的にはカルザイ大統領を支えていくという方針は変えるべきではないと思いますけれども、しかし、委員もおっしゃるように、貴重な国民の税金を使って行っていることであります...全文を見る
○前原国務大臣 よく整理しなくてはいけないのは、アルカイダ、そしてタリバン、こういったものを分けて考えるのか、あるいは重なる部分も当然ながらあるわけでありますけれども、どのように考えるのか。その点において、私は大事なポイントだというふうに思っております。  部族社会でございます...全文を見る
○前原国務大臣 率直に言って、難しい問題だと思います。  しかし、他方で、六十五年前にいわゆる戦勝国のグループとしてつくられているわけですね。これは釈迦に説法ですけれども、ユナイテッドネーションというのは戦勝国の集まりですから。そして、中国の入れかわりはありましたけれども、勝っ...全文を見る
○前原国務大臣 海上保安庁という実力組織の内部の決まり、あるいは、どういうものを想定しているのかということについて、つまびらかに申し上げることは差し控えたいというふうに思いますけれども、私は、内部のさまざまな話を聞き、また巡視艦にも何度か行きましたけれども、そういう点から見ても、...全文を見る
○前原国務大臣 変わっておりません。
○前原国務大臣 私の真意は、これは御党の参議院議員の山本議員から、偶発的ではないのではないか、計画的、意図的に中国が行ってきたことではないかということに対して、私は、海保の現場でいろいろ話を聞いている、あるいは今回の事情というものを聞いている中で、計画的なものであったとは言えない...全文を見る
○前原国務大臣 直近の日中戦略対話というのは、平成二十一年、去年の六月二十四日でありますので自公政権下であると思いますけれども、これが直近の日中戦略対話でございまして、そのような話がなされたとは承知をしておりません。
○前原国務大臣 私がこの職務についてこの事案を調べる中で、過去の経緯というものをかなり詳しく調べましたけれども、その過程において、今赤松委員がおっしゃったような暗黙の了解とか明示的な合意というものはないというふうに私は思っております。
○前原国務大臣 私が思っておりますのは、主権にかかわることについては、当然、原理原則、貫いていかなくてはなりません。しかし、隣国というのはお互い引っ越しをするわけにはいきませんし、特に日中関係というのは、世界第二位、第三位の経済大国、そしてお互いが相互依存をし合っているわけですね...全文を見る
○前原国務大臣 今、防衛大綱の見直しの中で、どうやって危機管理体制を強化するのかということを、ここにおられる吉良委員を中心に党でも議論していただいておりますし、我々も関係閣僚として議論に加わらせていただいております。  事実関係で申し上げれば、有事法制のときに、あのときは赤松先...全文を見る
○前原国務大臣 釈迦に説法だとは思いますが、外交というのは目に見えるところだけで行われているものではございませんし、日中間での外交ルートでの話し合いというのは、ずっと継続して行っております。その中身の詳細については控えさせていただきたいと思います。
○前原国務大臣 私は、そこはむしろ日本は泰然としておいた方がいいのではないかと思っております。何か目には目をみたいな、何か応酬が激しくなると、それが連鎖的になるような気がいたしますし、日本は、私は、そこは泰然と構えていたらいいと。  むしろ、これは国交大臣のときにしたことですけ...全文を見る
○前原国務大臣 笠井委員にお答えをいたします。  今、選挙のときの公約を挙げて私の発言に言及をされました。それはそのとおりであります。ただ、私は、二つの意味でおわびをしなきゃいけないということを申し上げております。  一つは、一九七二年に沖縄が日本に返還をされて以降、沖縄に過...全文を見る
○前原国務大臣 委員御指摘のように、辺野古でどのようなものにしていくのかということは、今後日米間で、沖縄の御意見も承りながら決めていくことにはなろうかと思いますけれども、COP10の議長国の名に恥じないように、生物多様性の保全という面をしっかりと認識して取り組むべき課題である、こ...全文を見る
○前原国務大臣 嘉手納の滑走路の修復のために、一本ずつ行うということで、計十八カ月かかるというふうに報告を受けておりますけれども、それに伴うダイバートが行われているということはよく承知をしております。  まず申し上げたいのは、これはあくまでも一時的なものであって、恒常的なもので...全文を見る
○前原国務大臣 私は、申し入れをしたというのは、平成八年に合意された騒音規制措置を遵守するようにということを申し入れたわけでございます。  いずれにしても、騒音の被害が続いているということは十分承知をしておりますし、近く安住防衛副大臣が現地に行って、その騒音被害の実態をみずから...全文を見る
○前原国務大臣 こういった問題は、現地の米軍の責任者にしっかりと物を言うのは大事だと思っております。  今度、在日米軍の総司令官がかわりました。フィールド中将という人になったわけでありますけれども、そのことについては、この間は表敬で来られたのでお話をしておりませんけれども、私か...全文を見る
○前原国務大臣 アメリカ側からは、この補修期間に限ったものである、もちろん悪天候時なんかは今までもダイバートが行われてきたケースはあるわけでありますけれども、あくまでも嘉手納飛行場の滑走路の修復の期間だけである、こういう報告を受けております。  沖縄の負担軽減というものはトータ...全文を見る
○前原国務大臣 私も、あのヘリが墜落をした後に沖縄国際大学の現場に行って、まあ不幸中の幸いで、人的被害がよくなかったものだと思いましたし、改めて普天間飛行場の返還、危険の除去というものをやっていかなくてはいけないということを感じました。  そもそも自社さ政権のときでありましたけ...全文を見る
○前原国務大臣 この在日米軍駐留経費負担というものは、在日米軍の駐留に必要な経費を実際に負担するという意味で、在日米軍の円滑かつ効果的な運用の維持に不可欠なものだと思っておりますが、同時に、我が国の厳しい財政状況というものを考えたときに、納税者が納得し得る内容とすべく、一層の効率...全文を見る
○前原国務大臣 中身につきましては、今まさに議論をしている最中ですので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。  クリントン長官とは、このことについては話をいたします。日本側の中身の要求というものについてはしっかり伝えていきたいと思いますし、同時に、このホスト・ネーショ...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返しの答弁になって恐縮でございますが、今まさに議論をしている最中でございますので、答弁は差し控えさせていただきたいと思います。
○前原国務大臣 同じ答弁になってまことに恐縮でございますが、今まさに議論をしている最中でございますので、答弁は控えさせていただきたいと思います。
○前原国務大臣 いずれにいたしましても、五月二十八日の日米合意というものを踏まえて、これからお互い努力をしていくということになるわけでありますけれども、そこの一つの大きな出発点になっているのが普天間飛行場の返還でございまして、辺野古に移す、そして海兵隊の司令部要員八千名というもの...全文を見る
○前原国務大臣 合意した時点では、一般論として再生可能エネルギーということで合意をしております。実際にそういった施設をつくるということになると、それがどういう再生可能エネルギーなのかということについては、具体的なその段階に入ったときに詰めていくことになろうかと思います。
○前原国務大臣 再三同じ答弁になって恐縮でございますが、今まさに詰めている最中でございますので、答弁は差し控えさせていただきたいと思います。
○前原国務大臣 これは委員も資料をお持ちだと思いますけれども、この在日米軍駐留経費というものについては、ピークが平成十一年でございまして、二十二年度はそのピーク時に比べると三一・八%減っているということで、減額をされてきているわけでありまして、そういう意味では、先ほどおっしゃった...全文を見る
○前原国務大臣 一九七二年に沖縄が日本に返還されてから、約七五%の施設・区域がたった〇・六%の沖縄県に集中をしてきたということと、また、先般の総選挙において、民主党は、少なくとも県外移設ということを言っていたわけですね。それが、五月の二十八日に結局は辺野古というところに決めること...全文を見る
○前原国務大臣 民主党は、野党のとき、また先般の総選挙の前に、それぞれの候補者が本音で、沖縄の皆さん方の負担軽減を図らなきゃいけないということの中で、少なくとも県外、できれば国外ということを言ったわけです。これは私は、鳩山代表のみならず、すべての民主党の候補者あるいは今議員になっ...全文を見る
○前原国務大臣 今、名古屋で開催されていますCOP10については、世界各国が現下の危機的な生態系や生物の状況を認識して行動していく機運をしっかりつくることが重要だと認識をしております。  普天間飛行場の移設につきましては、日米合意を踏まえて取り組んでまいりますが、生物多様性の保...全文を見る
○前原国務大臣 計画が記述されている表を私も見たことがございます。二〇一二年ごろというこの計画の記述は見たことがありますけれども、これは、先ほど委員が引用されたように、アメリカとして正式に決まった計画としては我々は聞いておりません。
○前原国務大臣 繰り返しになって恐縮でございますけれども、マリン・アビエーション・プランの中ではそういうものが書いてあるということは承知をしておりますけれども、このプランが、いまだ国防総省として正式に承認した計画ではない、そして、沖縄への配備については現時点では確定をしていないと...全文を見る
○前原国務大臣 仮に機種が変われば、滑走路の長さとか、あるいは基地の面積というものが変わる可能性がある、その場合においては、ある一定の範囲を超えた場合、長さを超えた場合については、今の沖縄の環境影響評価の仕様書についてはやり直すということが書いてあるということを私は申し上げたわけ...全文を見る
○前原国務大臣 今、服部委員おっしゃったように、私、松本副大臣に指示をしましたので、お許しをいただければ、松本副大臣から答弁をさせたいと思います。
○前原国務大臣 朝鮮儀軌等の引き渡しにつきまして、今、政府の内部で範囲、手続等を含めて調整しているところでございまして、国有財産を他国に引き渡すものになりますので、協定が必要になってまいります。したがって、国会での御承認というものをいただかなくてはいけませんので、その手続も含めて...全文を見る
11月01日第176回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○前原国務大臣 細野議員は個人の資格で行かれたと思っておりますし、それについて外務省が、あるいは外交政策が決められたという事実は全くございません。
○前原国務大臣 今の武部議員の前提条件が私は間違っていると思いますので、抗議のしようもございません。とにかく、細野議員は個人の資格で中国に行っておられて、そして、それについて外務省あるいは外交政策がそれに従ったということは全くございません。
○前原国務大臣 NHK等で報道がなされていることは承知をしておりますけれども、事実確認はまだしておりません。
○前原国務大臣 北方四島は我が国固有の領土であるのは、武部委員も御承知のとおりでございます。仮に、報道どおり今回メドベージェフ大統領が国後島を訪問されたとしたら、日本の原則的立場と全く相入れずに、また我が国国民の感情を傷つけるものであり、全く極めて遺憾でございます。  とにかく...全文を見る
○前原国務大臣 事実でございます。
○前原国務大臣 先ほどの私の講演の発言について、全体を見ていただきたいんです。農業を切り捨てろなんて一言も言っていないんです。つまりは、自民党の今までの農政が一・五%、そして今の農業従事者の平均年齢は六五・八歳になって、もうじり貧の状態だ、TPPに入る、入らないにかかわらず、農政...全文を見る
○前原国務大臣 お答えいたします。  菅内閣として、非核三原則を堅持する方針には何ら全く変わりはございません。また、非核三原則につきましては、内外に十分周知徹底されていると考えておりまして、改めて法制化する必要はないと考えております。
○前原国務大臣 沖縄の皆さん方には、一九七二年の本土復帰以来、過大な基地負担をお願いしてきたこと、また、先般の総選挙では、少なくとも県外、できれば国外ということを言いながら、五月二十八日の日米合意ではまた辺野古に戻ってきたという意味においては、二重の意味でおわびを申し上げなくては...全文を見る
○前原国務大臣 私は、政治活動は二十八歳からやっております。京都府議会議員に二十八で当選をさせていただいて、さまざまな企業から浄財をいただいてまいりまして、企業献金が悪だという考え方には立っておりません。  しかし、党として、企業・団体献金をなくしていく、法制化もするという考え...全文を見る
○前原国務大臣 事前に御通告いただいておりません。ほかの方の答弁のときには資料を持っていたときもあるんですけれども、かなりの数と戦略的という冠で二国間で進められておる。二十、三十は優に超えていたんではないかと思います。  ちゃんとした数は、またお伝えしたいと思います。
11月05日第176回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○前原国務大臣 今、海保の鈴木長官がお話をしましたように、午前中が参議院の国土交通委員会で、第六管区のヘリが墜落をした、それに関する集中質疑を行っておりまして、その最中に、秘書官からメモが入りましてこの事案について知ったということでありまして、委員会が終わった後に、本省に戻り、そ...全文を見る
○前原国務大臣 国土交通大臣室に大きなテレビがございまして、そこで、DVDだったと思いますけれども、映像を私は見ました。
○前原国務大臣 機械的な詳しいことは私もわかりませんが、いずれにしても、今調査をしています。私も、朝早く馬淵国交大臣から連絡を受けまして、調査をしっかりするということでありますので、それほど時間を置かずに皆さん方には事実をお伝えできるのではないかと思いますので、もう少しお待ちをい...全文を見る
○前原国務大臣 今、海保を監督している国土交通省、国土交通大臣を中心に事実を調査しているという報告を受けておりますので、それを待って、どのような対応をとるかということを決定していくことになると思います。
○前原国務大臣 特段、私が今回連絡を受けたのが午前の一時四十分ぐらいだったと思いますけれども、それ以降で、中国側から外務省に対して何らかの照会が来ている、あるいは反応があるということは聞いておりません。  いずれにいたしましても、ASEMの会議で菅総理と温家宝首相が会われて、そ...全文を見る
○前原国務大臣 九月の七日に事案が起きまして、そして、被疑者を逮捕して石垣に連れていったわけですね。そして、取り調べをしてすぐに検察に送致をするということで、まあ長くても二日ぐらいだろうということでありまして、当然ながら、検察に送れば、このビデオというものが証拠として扱われること...全文を見る
○前原国務大臣 今回ユーチューブに載った画像というものの調査を今明確にやっております。  その段階で、また新たに、我々政府として国会の場で、あるいは国民の皆さん方にお示しをすることになると思いますけれども、仮にこれが海上保安庁が撮影をしたものがベースとなって流出をしたということ...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど答弁をさせていただきましたように、今調査中でございまして、海保が撮ったものが流出をされているのかどうなのか、あるいは仮にそうだったとしても、どういうものが流れていたのかといったところを徹底的に調べなくてはならないと思っておりますし、また、先ほど答弁しましたよ...全文を見る
○前原国務大臣 メモは見ましたけれども、要は、これは小野寺委員ももう外務省から聞かれているかもしれませんが、首脳が会議の始まる前に立ち話をしているときに、私が聞いたのはブルネイの首脳だったと思いますが、菅総理が話をしているときに温家宝首相が入ってこられて、次々と握手をされて、菅総...全文を見る
○前原国務大臣 メモの内容については、つぶさにどういう内容だったかということの詳細までは差し控えたいと思いますが、その前に、これは小野寺委員も御承知のとおり、日中外相会談をやったわけです。日中首脳会談というのはまだセットされていませんでした。  日中外相会談で、当初は三十分の予...全文を見る
○前原国務大臣 私のイメージする会談というのは、事務方がちゃんとセットして、そして通訳、ノートテーカーも含めてしっかりとした、要は準備を整えた上でやるのが会談だと私は思いますので、私のその定義からすると、会談ではない。先ほど、しょぼしょぼとおっしゃいますけれども、要は、土壇場にな...全文を見る
○前原国務大臣 外務省が発表しておりますのは、会談ではございません、十分間の懇談です。
○前原国務大臣 河野駐ロ大使を一時帰国させまして、今回のメドベージェフ大統領の国後訪問の背景、ねらい、あるいは国内におけるさまざまな動き、こういったものをヒアリングいたしました。
○前原国務大臣 さまざまな要因があると思います。詳しくはつまびらかには申し上げませんけれども、さまざまな要因があってのことでありますし、また報道ベースについては玉石混交でございますので、こういった正式の場でお伺いいただければ、お答えできる範囲でお答えをしたいと思います。
○前原国務大臣 理由は幾つもあると思いますし、いろいろな報道、見方がされていることも承知をしておりますけれども、一つ事実として申し上げたいのは、この五年で、ロシアの地位のある方々が北方四島へ訪問している回数がかなりふえてきております。副首相あるいは外相、ラブロフ外相も行っておりま...全文を見る
○前原国務大臣 ハノイに私も三日ほどですか、二泊三日ほどおりましたけれども、会議でラブロフ外相、メドベージェフ大統領と会うこともすれ違うこともございませんでした。お互い、さまざまなバイの会談、マルチの会談、そういったものがある中で、忙しく動き回っていて接触の機会がなかったというこ...全文を見る
○前原国務大臣 まだ決定はしておりません。
○前原国務大臣 北方領土は日本の固有の領土であり、四島の帰属を確定して、そして平和条約を日ロ間で結ぶという日本の方針は全く変わっておりませんし、また、北方四島への訪問についての日本の立場というものも、再三伝えているとおりでございます。  そういう意味において、我々としては、これ...全文を見る
○前原国務大臣 外相同士の会談というのはできるだけやるべきだと私は思っておりまして、日ロ外相会談もやりたいと思っておりますし、日本の立場をしっかりと伝えたいと考えております。
○前原国務大臣 APECにお越しになるということで、APECの議長国として、APEC加盟メンバーについては歓迎をしたいと思っております。  ただ、どの国と首脳会談をやるかということについては、今まだすべて決まっているわけではございません。
○前原国務大臣 お言葉を返すようでありますが、APECという場は、これは二十一カ国の経済をしっかりと議論し、将来の経済統合に向けての議論を積み重ねていく場で、たまたまことしは日本が議長国だということでありますので、議長国としてAPEC加盟メンバーを歓迎するのは私は当たり前だと思い...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返しの答弁になって恐縮でございますが、どの国と首脳会談を日本がやるかということはまだ確定をしておりません。  しかし、少なくとも私はラブロフ外相とは日ロ外相会談はやりたいと思っておりますし、日本の立場についてはしっかりと議論をしたい、こう思っております。
○前原国務大臣 ロシアや中国を含めて、どの国と菅首相がバイの首脳会談をやるかということはまだ決まっておりません、これは同じ答えになって申しわけございませんが。  ヨウケツチ外相とは、私はぜひまた議論したいということを先方にも伝えておりますし、また、ハノイでの外相会談の後、握手を...全文を見る
○前原国務大臣 二十カ国の首脳が来られるわけです。その首脳からさまざまなオファーもいただいておりますし、我々の考え方もございます。どの首脳も我々にとって議長国としての大事なお客様でございますので、今、さまざまな点を勘案しながら最終日程調整をしているところでございます。
○前原国務大臣 私の思いとしておなかの中にある思いはございますけれども、これは総理とも御相談をし、また、さまざまな観点から、限られたスロットの中でどういった首脳会談をするかということについて今調整をしているところでございまして、同じ答弁になって申しわけございませんが、今調整をして...全文を見る
○前原国務大臣 外務大臣という立場ではありますけれども、国務大臣として、日本のいかなる地域についても主権をしっかり守っていくということは大事ですし、日本は七千の島から成る島嶼国でございますので、そういう意味においては、しっかりとした島嶼防衛を全体として行っていくということが大事だ...全文を見る
○前原国務大臣 外務省の担当局からは、先ほど小野寺委員の御質問にも答弁をいたしましたけれども、二〇〇五年以降、要人の北方領土への訪問がかなりふえている。副首相あるいは外相級の訪問がふえているし、また、サハリン州知事は数度にわたって訪問をしている。  その背景については、これも先...全文を見る
○前原国務大臣 どの時期であろうと、北方四島は我が国固有の領土でありますし、それについては、我々は従前から外交ルート等を通じてロシア側に伝えてまいりましたので、今回の訪問については極めて遺憾でございます。
○前原国務大臣 一九五六年に日ソ共同宣言というものがまとめられて、そして領土交渉というものは今までかなり長い間やられ続けてきたわけでありますけれども、残念ながら、解決に至っていない、平和条約の締結につながっていないということでございます。  根本の練り直しが迫られるかというと、...全文を見る
○前原国務大臣 まずは、日ロ、日中の首脳会談あるいは外相会談でございますが、外相会談については、ぜひやろうということをそれぞれの国に伝えておりますし、首脳会談につきましても、菅総理は議長でありますので、全体会議のリードをされていくということの中で、バイ会談、二国間会談のスロットが...全文を見る
○前原国務大臣 先ほども答弁いたしましたように、今回のビデオの問題で、秘書官からメールが入りましたのが一時四十分ぐらいでございまして、その後、何回かメールが来ますので、そういう意味では、ぐっすりというわけではありませんけれども、しっかりと元気にやっておりますので、御心配いただきま...全文を見る
○前原国務大臣 読書家でいらっしゃって、いつも新幹線でお会いすると本を読んでおられる赤松先生、またそのことについての御著書もみずから書かれている。非常にそういう意味での見識と洞察力を持たれた先生からの質問で、民主党の議員であり、今は内閣の一員でありますけれども、そういう立場を離れ...全文を見る
○前原国務大臣 前総理である鳩山総理は、この問題について、私は意欲は強くお持ちだったと思います。特におじい様が日ソ共同宣言をまとめられたときの総理でありますので、個人としても強い意欲を今でも私はお持ちだというふうに思います。  そういう意味では、どの政権がというよりも、こだわり...全文を見る
○前原国務大臣 ちょっと言葉じりをとらえて申しわけありませんが、別にけんかをするつもりはありません、外交はけんかじゃありませんので。中国とも、日本の立場をしっかり申し上げたわけであって、ロシアとも、日本の原則的な立場と、しかし、そういったものを解決した上で平和条約を結んで、ともに...全文を見る
○前原国務大臣 国土交通大臣のときにビデオの公開に慎重であったということは、先ほど答弁したとおりでございます。その後は、証拠物件として検察にお預けをしておりまして、処分保留ということでありますので、証拠物件もそのまま保留をされていた、そして刑事訴訟法の二百四十八条に基づいて判断が...全文を見る
○前原国務大臣 結論から言うと、怒られておりません。  お言葉を返すようでありますが、午前中に、何日かはもう忘れましたけれども、八時半から一時間二十分にわたって日中外相会談をやって、お互いぜひ首脳会談をやるように努力をしようということで別れまして、そしてその後にぶら下がりをした...全文を見る
○前原国務大臣 いろいろな見方があると思いますし、例えば、先ほど先生のおっしゃった括弧つきのけんかというものは別に外でやらなくてもいいわけで、例えば外相会談でやって、それを別に外に言う必要もないわけでありますので、国の主張すべきことはしかるべきときにしっかり主張するということは、...全文を見る
○前原国務大臣 北方四島は日本の固有の領土でありまして、この問題を解決して、そして平和条約を結ぶという日本の政府の方針は全く変わっておりません。
○前原国務大臣 ロシアの最高指導者が日本の固有の領土に訪れたということに対して、遺憾の意を表明して抗議をしたわけであります。
○前原国務大臣 それで結構だと思います。
○前原国務大臣 私の記憶しているところで申し上げれば、一八七五年に千島樺太交換条約を日露間で結んで、樺太は放棄をし、北方四島と千島列島すべてを日本の領土にした、そして日露戦争において、一九〇五年にポーツマス条約を結んで、樺太の南半分というものを日本がそのことによって譲り受けたとい...全文を見る
○前原国務大臣 それは同じ認識です。
○前原国務大臣 要は、旧ソ連の侵攻というものがあって、しかもそれは八月十五日以降も続いたわけですね。そういう意味においては歴史的な事実は今、笠井委員のおっしゃったとおりでありますけれども、ただ、私は、その後の、日本の戦後処理のあり方としてのサンフランシスコ平和条約のことを申し上げ...全文を見る
○前原国務大臣 いや、歴史的な経過は一つですから、見直すも見直さないもないと私は思います。  一八五五年の日露通好条約においても、要は、当時からも自然に択捉と得撫の間が境界線ですねということで、この択捉、国後、歯舞諸島それから色丹、この四島についてはもう日本の固有の領土であった...全文を見る
○前原国務大臣 間違いありません。
○前原国務大臣 済みません、西村条約局長の昭和二十六年十月十九日の……(笠井委員「十九日と十一月五日です」と呼ぶ)十月十九日と十一月五日。  十月十九日の資料は持っているんですが、十一月五日は持っておりませんので、ちょっと確認できません。申しわけないです。
○前原国務大臣 そのとおりでございます。
○前原国務大臣 るる国会答弁等も含めてお話をされましたけれども、政府の解釈としては、北方四島が歴史上一度も他国の領土となったことがないという歴史的事実、特に一八五五年の日露通好条約でも、択捉と得撫島の間を国境をそのまま確認していたこと、また、千島樺太交換条約において、得撫島以北の...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど笠井委員が引用された西村局長の国会答弁でございますけれども、この答弁の中には、確かに先ほどおっしゃったように、千島の中には北千島のみならず南千島も入るということを言っておりますが、その後に、他方において、南千島と北千島は歴史的に見て全く違うものであるという答...全文を見る
○前原国務大臣 これは服部先生の方がお詳しいんだと思いますけれども、環境アセスをどうするかということは、沖縄県の環境影響評価条例で決まっているわけですね。服部先生、これはよろしいですね。その中で書かれているものは、機種の変更は書いていないです。  私も記者会見で、沖縄担当大臣と...全文を見る
○前原国務大臣 質問通告をいただく前には存じ上げておりません。
○前原国務大臣 ASEANという国々が協力関係をさらに強固にしていき、そして一体性を強めていっているというのは委員も御存じだと思いますし、また、ASEANプラス3というもの、あるいはASEANプラス6という形で、日本も含めての地域協力、地域連携がどんどん進んでいっているということ...全文を見る
○前原国務大臣 根底においては、求める社会像というのは、私は服部委員とは根本的に違っていないと思います。山紫水明のこの日本の国土をしっかり守っていく、そしてまた食料安全保障という観点からも食料自給率を上げていく、そういう意味においての方向性は恐らく服部委員と同じだと思うんですね。...全文を見る
○前原国務大臣 ただいま議題となりました原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とヨルダン・ハシェミット王国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、本年六月以来、ヨルダンとの間でこの協定の交渉を行いました。その...全文を見る
11月08日第176回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○前原国務大臣 武正委員がおっしゃったように、当初三十分の予定が、一時間二十分にわたって話をいたしました。  まずは、私の方から尖閣諸島についての日本の確固とした立場を申し上げた上で、相手側も話がございました。その上で、人的交流、東シナ海の資源開発、防衛交流、レアアースの問題、...全文を見る
○前原国務大臣 今回、メドベージェフ大統領が国後に訪問したということは、国後を含めて北方四島は我が国固有の領土であり、四島の帰属を確定させて平和条約を締結するという我が国の考え方からすると大変遺憾なことでございまして、抗議をしたところでございます。  今回の背景について、どのよ...全文を見る
○前原国務大臣 新聞報道等で、あるいは午後の野党側の質問等でも、この問題を普天間の問題やあるいは尖閣の問題に結びつけて論じる向きがあるというのは承知をしておりますし、そのことについては私は否定はいたしません。  ただ、この分析というものを客観的に、もう少しちゃんと見た方がいいと...全文を見る
○前原国務大臣 お答えをいたします。  環太平洋パートナーシップに今参加表明をしている国を申し上げますと、豪州、シンガポール、チリ、ニュージーランド、ブルネイ、米国、ベトナム、ペルー、そして同年十月からマレーシアが交渉に参加をしております。
○前原国務大臣 中国とロシアの関係で今お話をされましたけれども、それは、両国の利害が一致しているところについては協力をする、利害が一致しないところについては相反する。それは、どの国だって国益を目指して外交をやっているわけですから、その部分だけ取り出したら協力しようということになっ...全文を見る
○前原国務大臣 中国が言ってきたことに、一々それに反論するという立場はとりません。先ほど石破委員にも申し上げたとおり、向こうの立場を我々は有権解釈する立場にありませんから。  東シナ海においては……(発言する者あり)
○前原国務大臣 いやいや、場外の方がやじを飛ばされるもので。
○前原国務大臣 中国の立場を有権解釈する立場にはありません。  東シナ海における領土問題は存在しないわけですから、我々の立場ははっきりしている。尖閣は日本の固有の領土である、それでいいじゃないですか。
○前原国務大臣 中国側からの要請を受けまして、外務省から国土交通省あてに要請をいたしました。
○前原国務大臣 要請を総合的に判断して、申し入れをいたしました。
○前原国務大臣 私が中国の国内法を何で解釈しなきゃいけないのかと思いますが、お尋ねでございますのでお答えをいたしますと、中国では、集会デモ行進示威法を根拠に、抗議活動が一定の範囲内で認められているということを承知しております。
○前原国務大臣 逮捕者が出たとは聞いておりません。
○前原国務大臣 この抗議、反日デモにつきましては、邦人の保護、そして日本のスーパー等への破壊活動、これについての申し入れというものを我々はしております。  それと同時に、後で御質問があるのかもしれませんけれども、日本の国旗に対する焼却事案等は、これは国家を侮辱する行為でございま...全文を見る
○前原国務大臣 まだ正式な回答はございません。
○前原国務大臣 これは、結論から申し上げますと後者であります。  なぜ住居監視になったかということを再三再四回答を求めていますけれども、今のところ明確な回答がなく、引き続き、これについてはしっかりと伝えていきたい、どういう理由で住居監視になったのかということについては求め続けた...全文を見る
○前原国務大臣 その理由は、高橋さんですか、最後まで住居監視に置かれた方がビデオを回していたということで、その方だけが三人とは別であったという説明は受けております。
○前原国務大臣 ですから、再三お答えをしているように、明確な照会を求めています。なぜ住居監視に置かれたのか、その部分についての明確な返答はありませんので、しっかりこれについては求め続けたいと思っております。
○前原国務大臣 先ほどの委員の御質問でありますが、九月二十九日に、これは私、大臣として、駐日ロシア大使にその旨についてはしっかりと伝えておりました。いろいろなルートで伝えておりますということは申し上げておきたいと思います。  そして、今申されたことでございますけれども、我々とし...全文を見る
○前原国務大臣 私もこの立場に立って、自民党政権でいろいろな領土交渉をされてきたのをつぶさに確認をいたしましたけれども、この菅内閣、民主党政権としては、四島が日本の固有の領土であり、四島の帰属を確定するという……(平沢委員「いや、鳩山さんのことを聞いている」と呼ぶ)いや、ですから...全文を見る
○前原国務大臣 トウカセンさんは元外交部長、日本でいうと外務大臣、また国務委員でいらっしゃいますが、今はもう、前あるいは元のつくお立場の方で、まさに二十一世紀の新の日中の時代をということで来られた方でございますので、政府の場では、私が一番初めにこの立場についてお会いしたのはヨウケ...全文を見る
○前原国務大臣 東シナ海には領土問題はございません。委員の御指摘は間違いでございます。
11月09日第176回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○前原国務大臣 一年間国土交通大臣をやらせていただきまして、八ツ場ダムを含めて、ダムによる、ダムありきの河川の整備の見直しを行ってまいりまして、まだ結論が出ていない中で、しかし新たな座標軸、治水の効率的なあり方あるいは他の代替手段というものを馬淵副大臣とともにまとめてまいりまして...全文を見る
○前原国務大臣 慎重に検討すべきだと思います。
○前原国務大臣 先ほどの航空交渉の話については、実態からおっしゃっていることですので、一つの参考にさせていただきたいと思います。  いずれにしても、今回のTPPの協議というものについては、まだ、マレーシアを含めて九カ国がこれからどのような形にするかということについて決めていくわ...全文を見る
○前原国務大臣 関心があったという話は聞いております。結果的に参加しないというのは、今委員のおっしゃったとおりであります。
○前原国務大臣 私が申し上げたのは、九カ国、つまりは、中国とか韓国とか今おっしゃいましたけれども、そういった国、参加の意思を表明している国も他にもありますけれども、そういった国ではなくて、九カ国が今後、来年のアメリカのAPECに向かって非常に頻繁にこれから議論をしていくということ...全文を見る
○前原国務大臣 東京とノルウェーの外交ルートを通じまして、ノーベル平和賞の授賞式に日本政府関係者の出席を控えるよう求める旨の申し入れがあったことは事実でございます。  今後、在ノルウェー日本大使の出席いかんについては適切に判断をしたいと思います。
○前原国務大臣 柿澤委員、一般論ですけれども、APECに参加をするかどうかというのは各国の意思なんですよ。APECで自由貿易とかあるいは域内の成長というものを議論するかどうかということはその国々が決めることであって、参加をしてもらう、もらわないということについて、我々はホストです...全文を見る
11月12日第176回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○前原国務大臣 今、阪口委員がおっしゃったように、十一月七日に二十年ぶりにミャンマーで総選挙が行われました。総選挙が二十年ぶりに行われたということ自体は、それは私は半歩前進だとは思いますけれども、しかし、完全に公平公正な選挙であったかというと疑問符がございます。  例えば、上院...全文を見る
○前原国務大臣 十月の末にハノイでASEANの会合がございまして、私もハノイに行きまして、ミャンマーの外務大臣とかなり時間をとって、時には激しく議論をいたしました。そして、選挙監視についてもっと受け入れるべきではないかという要望も私からさせていただきましたけれども、ミャンマーの外...全文を見る
○前原国務大臣 原発のみならず、先ほど阪口委員が御指摘をされた高速鉄道あるいは高速道路、港湾、空港そして上下水道、日本のさまざまなすぐれた技術というものを、今後、海外の広がる市場において日本の企業が受注をしていくということは極めて大事なことだと思います。  今までは、ともすれば...全文を見る
○前原国務大臣 阪口委員御指摘のように、オーストラリアという国は極めて国際貢献に対して積極的でございますし、また、これはカナダと共通している部分もありますけれども、国際貢献というものをみずからの世界でのプレゼンスを高めることに使っているという意味では、先駆的な取り組みをされている...全文を見る
○前原国務大臣 きのう、おとといとAPECの閣僚会議が行われまして、今、大泉委員がおっしゃった点も一つのセッションの大きな議題となりました。といいますのも、いろいろな枠組みというかアーキテクチャーがあるわけですね。ASEANというものもある、あるいはASEANプラス3、ASEAN...全文を見る
○前原国務大臣 どこの首脳と会談を行うかということは、まさに最終調整を今しているところでございまして、菅総理大臣は議長でございますので、なかなか、マルチの会合もたくさん出ていただかなくてはいけませんし、またさまざまな国とのバイ会談というものも予定をされておりまして、今最終調整をし...全文を見る
○前原国務大臣 浅野委員にお答えをいたします。  オーストラリアは、我が国にとりまして、国際社会の諸課題に共同して今までも対処してまいりました。また、経済、貿易関係あるいは政治や安全保障関係での協力というものも極めて緊密なものがございます。  特に、国際社会の諸課題への協調と...全文を見る
○前原国務大臣 北方四島は我が国固有の領土でありますけれども、我が国が現在、管轄権を事実上行使できない状況にあるということでございまして、四島の帰属を確定して、そして平和条約を結ぶ。一九五六年の日ソ共同宣言以降、解決をしないこの領土問題、何とか解決をしたいという思いでございまして...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返しになって恐縮でございますけれども、北方領土は我が国固有の領土であるけれども、管轄権を事実上行使できない状況が続いているということでございます。
○前原国務大臣 さまざまな見方はあるかもしれませんが、私どもはそのような見方を余りしておりません。  これは累次、今までも国会で答弁をしてきておりますけれども、私は、やはり大きいのは、国際社会の中で資源価格が高騰して、石油や天然ガスの産出国であるロシアの財政というものが豊かにな...全文を見る
○前原国務大臣 河野ロシア大使の発言は、これはマスコミに対して行ったものでございまして、そういった趣旨を大使が発言したということは承知をしております。ただ、一方で、小寺欧州局長の発言については、これは非公式な形で行われたのか行われていないのか、そこは確認をしておりませんし、そのよ...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど焦らずにと申し上げたのは、焦ると交渉相手に足元を見られて交渉がうまくいかない、あるいはこちらの言い分というものがたたかれる、こういう意味で申し上げたわけでありますが、他方で、浅野議員がおっしゃったように、解決をしていない、長く解決をしていない問題で、元島民の...全文を見る
○前原国務大臣 責任のとり方というのはケース・バイ・ケースで考えるべき問題だと私は思っておりますし、今回のビデオ流出という案件については、いまだ捜査中の案件でございますので、捜査の推移を見守ってまいりたいと考えております。
○前原国務大臣 先ほどと同じ答弁になりますけれども、捜査中の案件でありますので、真相究明をしっかりするということがまずは先決だと思います。
○前原国務大臣 恐縮でありますが、何度も同じ答弁になりますが、とにかく、捜査中の案件でありますので、真相究明をするということが先決だと思っております。
○前原国務大臣 日中関係というよりも、大事なことは、いわゆる公務執行妨害事案の参考資料として海保が検察に出したもの、これが何らかの形で漏れたということが、私は大変大きな問題であるというふうに思っております。  いずれにいたしましても、そういった観点での問題が大変大きいというふう...全文を見る
○前原国務大臣 私は法務大臣ではありませんので、その質問にはお答えしかねます。
○前原国務大臣 私が国土交通大臣のときに、事案が起きてすぐにビデオを見て、これは極めて悪質な事案であるという判断をいたしました。その思いは全く変わっておりません。
○前原国務大臣 私に有権解釈権があるわけではありませんが、計画性はなかったけれども故意にやったのは間違いないということではないでしょうか。
○前原国務大臣 私であります。
○前原国務大臣 当然、この資料というものは公開しなかったそのときの判断は、逮捕をしてすぐに検察に送致をされる、そのときに証拠物件になるということですので、公開をしなかったわけですから、当然ながら厳重な管理が行われるべきだというふうに考えておりました。
○前原国務大臣 私が検察の公表したものを解釈する立場にはありませんけれども、一つだけひっかかったのは、とっさの故意というのもあるんじゃないですか。つまりは、私が先ほど申し上げたのは、計画性はなかったかもしれないけれども故意であったことは間違いないと思うと私は申し上げましたけれども...全文を見る
○前原国務大臣 これは、今、2プラス2ということで、閣僚間で、外相また防衛大臣クラスで2プラス2の会合を行っているのは、外務副大臣もやられた小野寺委員はよく御存じだと思いますけれども、アメリカと豪州であります。  なぜ豪州と2プラス2を結んでいるのかといえば、アメリカとお互いが...全文を見る
○前原国務大臣 日韓の首脳会談におきましては、今、十四日の午前中に実施をする予定でございます。他の首脳会談につきましては、今調整中でございます。
○前原国務大臣 日韓に限らず、首脳会談においてどういうテーマで議論をするかということについては、その両国間の諸事情を踏まえて首脳間で検討しているところでございます。
○前原国務大臣 繰り返しの答弁になって恐縮でございますけれども、日韓に限らず、首脳間で話し合われることについては、両国間の諸事情を踏まえて、両首脳間で検討されることになると思います。
○前原国務大臣 今、さまざまな国とのさまざまな問題について小野寺委員が言及をされましたけれども、多くの問題意識は共有をしているというふうに、今お話を伺って感じておりました。
○前原国務大臣 この戦略的互恵関係というものについては、安倍政権のときに話をされているものであります。  これは、二〇〇六年の十月八日、安倍総理訪中時の共同プレス発表の中身でありますけれども、「双方は、共通の戦略的利益に立脚した互恵関係の構築に努力し、また、日中両国の平和共存、...全文を見る
○前原国務大臣 どのようなワードを使うかということだと思いますけれども、私もこの立場につかせていただいて一カ月半余り、幸いにも、ニューヨークで国連総会があり、ハノイでASEANがあり、そして今、APECをやっているということで、余り海外に行かなくても多くの国々の外相との二国間会談...全文を見る
○前原国務大臣 一つは、私は、この地域が、お互いの国が存在をするアジア太平洋地域が平和であること、これがまず一つ大きな利益だと思います。二つ目には、きのう、おとといとAPECの閣僚会議の議長をさせていただいて、中国側からも何度となく発言がございましたけれども、やはり自由な貿易体制...全文を見る
○前原国務大臣 委員のおっしゃったように、言葉というのは大変大事でございます。戦略的というものを使うかどうか。例えば、戦略的という言葉の意味をより深く考えるのに戦術的との違いというのがありますけれども、極めてミクロの視点で物事を考えるのが戦術的で、マクロの視点で考えるのが戦略的だ...全文を見る
○前原国務大臣 戦略的なパートナーシップということを相互で確認をしております。
○前原国務大臣 安全保障の問題においては、どちらも私はそれぞれの重要性があると思っております。  例えば、中国とは、隣国でありますし、海を隔てて、同じシーレーンというものを有しているという意味においては、海洋の安全を保つという意味においては同じ重要性を共有しなければいけないとこ...全文を見る
○前原国務大臣 例えば防衛交流というものについては日中だってやっているわけでありますし、そういうものをやっていくことは大変重要だということを申し上げたわけであります。  今委員のおっしゃった防衛協力という部分においては、先ほどから何度も答弁をしておりますように、豪州とはサマワで...全文を見る
○前原国務大臣 だれも、どことどこが同列同格という話をしているわけではありません。しかし、大事なことは、一般論ですよ、A国とB国があって、そしてある観点から聞かれた場合、A国よりB国の方が大事ですということを外務大臣が言うということは極めて慎重であるべきだということで私は申し上げ...全文を見る
○前原国務大臣 確認しております。
○前原国務大臣 中国の立場を私が説明する立場にありませんが、お尋ねでございますので申し上げますと、二〇一〇年七月十三日の中国外交部の定例記者会見において報道官が、中国の核心的利益につき、国家主権、安全、領土保全と発展利益を指すという旨の応答をしておりますし、またさまざまなところで...全文を見る
○前原国務大臣 まず、今のお答えをする前に、核心的利益についてでありますけれども、私が先ほど申し上げたのは、中国が諸外国との間で発出した共同声明等において、台湾、チベット、新疆ウイグル自治区が核心的利益の具体例として明示されているものと承知はしておりますが、他方で、尖閣諸島が中国...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど委員からお話のありましたように、日豪間は戦略的パートナーということで、日本と他国の間でそういった言葉が使われているものもございます。  そういう意味においては、日本と中国の間でも、お互いが確認して、そしてそういう言葉を使っているという御認識に立っていただけ...全文を見る
○前原国務大臣 今の御質問の前提として改めて申し上げておかなくてはいけないのは、日中間に領土問題は存在をしないということであります。  その上で、私が先ほど日中間の戦略的互恵関係を高めていくということはどういうところかということを御質問にお答えしたのは、とにかく経済の相互依存関...全文を見る
○前原国務大臣 まだ未定でございます。
○前原国務大臣 尖閣は我が国固有の領土でございまして、東シナ海には領土問題は存在をいたしません。したがって、我が方から確認する事案はございません。
○前原国務大臣 河井委員の御意見については、そういった見方もあるなというふうに拝聴しておりました。
○前原国務大臣 ある有名なという方がどなたなのかということについては、私が持っている資料と河井委員がおっしゃっている方とが符合するかどうかわかりませんが、中国の学者の中で、そういう意見をおっしゃっている方がいるということについては承知をしております。
○前原国務大臣 徐勇という大学の教授が、今委員がお示しをされたような意見を持っているということについては承知をしておりますけれども、これは中国国内の一部の学者で行われていることであり、沖縄が我が国の領土であることについては論をまたないことでございまして、沖縄の帰属をめぐる争いが生...全文を見る
○前原国務大臣 河井委員の問題意識については、御見識として拝聴させていただきました。  先ほど答弁をさせていただきましたように、一民間人の主張について見解を申し上げる立場にはありませんけれども、沖縄が我が国の領土であることについては論をまたないところであり、沖縄の帰属をめぐる争...全文を見る
○前原国務大臣 私も、国際司法裁判所、ICJが今までどのような判断をさまざまな係争案件について出してきたのかということについては関心を持って見ておりますし、今、河井委員が指摘をされたペドラ・ブランカ事件判決についても、もともとマレーシアが、ジョホール王国でありますけれども、実効支...全文を見る
○前原国務大臣 今までもこの尖閣についてはいろいろな上陸希望というものが出されてきたわけでありますけれども、しかし、実効支配をしているということ、そしてまた民間の土地を借り上げているということ、これは魚釣島、南小島、北小島でございますけれども、そういった観点において国がしっかりと...全文を見る
○前原国務大臣 その逆でございまして、今までもそういうことをしてこなかったわけでございまして、その上で実効支配がしっかりできているということを考えれば、今までの方針どおりでいいのではないかと考えております。
○前原国務大臣 これは何度も国会で答弁をさせていただいておりますけれども、五分余りのビデオを私は見ました。事件のあった翌日だったと思います。ですから、九月八日だったと思いますけれども、見まして、極めて悪質な事案だというふうに思いました。そして、海上保安庁が公務執行妨害で船長を逮捕...全文を見る
○前原国務大臣 奄美大島沖の事案だというふうに思います。あのときは、まさに北朝鮮の工作船と銃撃戦になりまして、結果的に北朝鮮の工作船は自爆をして沈没するということで、事案としてはまさに被疑者死亡の形でもう片づいているということで、これから公判とかがあるという事案ではなかった。した...全文を見る
○前原国務大臣 当然、海上保安庁に対しては、これは検察に送致をされたときの証拠物件として扱われるものだということで、指示はしておりました。
○前原国務大臣 今回のビデオ流出の経緯がどういうものであったかという問い合わせについては外交ルートでございましたけれども、抗議とか反発とか、そういうものは届いておりません。
○前原国務大臣 現在捜査中の案件でございますので、真相究明を行うことが今一番大事なことだと考えております。
○前原国務大臣 さまざまな総合的な判断というものを、何をもってそれを指されているのかということはよくわかりませんが、もしこのビデオ流出の関係でおっしゃっているとすれば、先ほどお答えをしたとおり、今捜査の途中であり、真相究明が最も大事だというふうに考えております。
○前原国務大臣 何度も同じ答弁になって恐縮でございますが、今捜査中の案件でございまして、真相究明が最も大切だと考えております。
○前原国務大臣 私が見ましたのは五分余りのものでありまして、二回にわたる衝突の映像は映っておりましたけれども、そして海上保安庁の職員が船に乗り込むときの映像は映っておりましたけれども、それほど詳しくは、例えば捕まえる瞬間とか、そういうものは映っていなかったと記憶をしております。
○前原国務大臣 少しこの問題については整理する必要があると私は思っております。  どういう整理かというと、時系列的にもう一度見ていく必要がある。先ほど、私が国交大臣のときに、公開には慎重であるべきだということを申し上げました。それはなぜかというと、それは公判に使われる、捜査資料...全文を見る
○前原国務大臣 今後この処分保留をどうしていくのかということとも関連はしていくと思いますが、いずれにしても、刑事訴訟法四十七条をどう解釈するかという問題に私は最終的には行き着くと思います。
○前原国務大臣 さまざまな国と今、下交渉をしているところもございますし、また、そういった段取りがつき次第、国会と御相談をして、協定を出させていただきたいと考えております。
○前原国務大臣 国土交通大臣には逮捕権はございませんので、逮捕を決めたのは海上保安庁でございます。
○前原国務大臣 当然、事案については報告を受けておりますし、相談も受けております。
○前原国務大臣 それは、当然、ビデオを見なければ判断はできません。極めて悪質な事案だというふうに私はビデオを見て思いました。
○前原国務大臣 これは、何度も国会のさまざまな場で申し上げていることでございますし、午前中にも答弁をさせていただきましたけれども、海上保安庁が逮捕をした、取り調べは長くて二日であろう、そして、検察に送致をするということになればこのビデオは証拠物件として扱われる、したがって、公開に...全文を見る
○前原国務大臣 そこまで、今赤松委員のおっしゃるようなところまで思っていたかと言われると、そこまでは考えていなかった。  ただ、先ほどのことに付言して申し上げますと、相談を受けた、そしてビデオを見た、私なりの判断は伝えた。しかし、最終的には、これは外交問題になる可能性の極めて高...全文を見る
○前原国務大臣 事案が起きた、そして、最終的に船長が公務執行妨害で逮捕をされた、取り調べを海保が行い、検察に送致をした、それが、今委員がお話をされている、時系列で見るとそのあたりのことだと思いますけれども、私は、そのときに、ビデオを見て、編集ビデオでございましたけれども、明らかに...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返しになって恐縮でございますし、今委員がおっしゃられたこととほとんど同じことの繰り返しになるかもしれませんが、事案が起きて、官邸との相談はありましたけれども、海保が逮捕をするということに至り、逮捕をして、取り調べをして、そして検察に送るということになった場合に...全文を見る
○前原国務大臣 その後は検察が決めることですので、そこまで私が絵を描く立場にはございません。
○前原国務大臣 自分がどう思っていたか、どういう結末になるかということを今申し上げても私は意味のないことだと思っておりますので、検察が決めたことについて、我々はそれを、まさにそうしたんだということを認識しているということであります。
○前原国務大臣 海上保安庁は、いろいろなところですばらしい活動をしております。例えば、小笠原沖で漁船が転覆をして、九十時間ぐらいたった船内から三人でしたか四人でしたか、救い出すということをいたしましたし、また、転覆をしているタンカーあるいはさまざまな船、そこから、荒波にもかかわら...全文を見る
○前原国務大臣 十月の十八日と承知をしています。
○前原国務大臣 その厳重管理を指示されたのは現国交大臣でありますけれども、当然ながら、私の思いとしては、それは、ビデオを公開した方が世間一般にわかるという御意見がいろいろなところから出されているのは私も承知をしておりますが、何度もお答えをしておりますように、逮捕が九月の八日、取り...全文を見る
○前原国務大臣 これも再三再四国会で答弁をしておりますが、刑事事件についての対応というのは、これは捜査当局あるいは検察が行うことであって、それにかかわる事柄で外交問題や他の大きな問題になってくるときには、政府全体として、あるいは外交当局が取り扱う問題であって、刑事事件そのものは、...全文を見る
○前原国務大臣 これは、一義的には海上保安庁第十一管区が対応するものでございまして、尖閣諸島をしっかりと周辺警備をしているということでございます。  今までも実効支配をしっかりやってきたわけでございますけれども、今後もそれについてしっかりやっていくということでございまして、体制...全文を見る
○前原国務大臣 きょう、丹羽大使は一時帰国をいたします。APECにおいて、これは中国に限らず、赴任国の首脳が来られる際に、それぞれの赴任地の大使は戻ってきているということであります。そして、首脳会談が行われれば同席をするということになります。  私は、丹羽大使とは個別に会って、...全文を見る
○前原国務大臣 まだ、いつ帰るということは、私は報告を受けておりません。
○前原国務大臣 外交をやっていく上で一つの大きなポイント、もちろんそれはすべてではありませんけれども、一つの大きなポイントというものは、首脳同士の信頼関係、人間関係、あるいは外交当局者同士の信頼関係、人間関係、これは私は極めて重要なファクターだと思います。もちろん、それぞれの首脳...全文を見る
○前原国務大臣 いずれも赤松委員の御指摘は大変重要なポイントだと私は思っております。  もともと、武器輸出三原則が生まれた背景には、紛争当事国、それから国連決議、そしてまた対共産圏、ここには武器は輸出をしないということでありましたけれども、だんだん厳しくなってきて、基本的には武...全文を見る
○前原国務大臣 笠井委員にお答えいたします。  今委員が御指摘のように、日米、それから米豪、この両国同士はあった。今回、日豪も結ぶということでありますが、この三つが連関をするというふうには、法的なつながりは想定をしておりません。  あくまでも、日豪のACSAにつきましては、平...全文を見る
○前原国務大臣 これは笠井委員よく御存じのとおりであると思いますけれども、日米関係というものは日米安全保障条約に基づいて、非対称的ではありますけれども、お互いが条約上の責務を負って、例えば五条では日本が他国から攻撃された場合においてはアメリカが防衛の責務を負うとか、あるいは六条に...全文を見る
○前原国務大臣 繰り返しの答弁になって恐縮でございますが、日豪のACSAというものはあくまでも日豪二国間のものでございまして、アメリカからすると、日米がある、あるいは米豪があるといったところでございまして、国際的な平和維持活動あるいは国際的な大自然災害、そういったものに今までもオ...全文を見る
○前原国務大臣 その点は委員のおっしゃるとおりだと思います。
○前原国務大臣 今、イラクのことについてお話がございました。イラクについても、いわゆるサマワという地域の人道支援のために、自衛隊はみずからの判断で派遣をし、自己完結の作業をしておりましたけれども、しかし、治安面での警備というものをオーストラリアが担ってくれたということは大変ありが...全文を見る
○前原国務大臣 それぞれの国が、日本なら日本が、オーストラリアならオーストラリアが、みずからの判断で国際的な協力活動に参加をするわけでありまして、その中での協力をする場合は協力をする。そして、今回のACSAというものが物品役務のより円滑な融通に資するということで、何かアメリカをす...全文を見る
○前原国務大臣 提供するものについて、範囲については、日米ACSAは日米ACSAで決まっている、日豪ACSAはこれで御議論をいただいて決まれば決まってくるということでございますので、余り一緒にして考えずに、分けてお考えをいただいたらいかがかと思います。
○前原国務大臣 恐らく、笠井委員が御懸念のことというのは、要は、例えばオーストラリアをスルーしてアメリカに行くのではないか、そういうような懸念で物事をおっしゃっているわけですか。それであれば、先ほど申し上げたように、日米は日米でACSAがある、日豪は日豪でACSAがある。というこ...全文を見る
○前原国務大臣 今、政府の中でそのような、今委員がおっしゃったような、大規模なアフガニスタンへの自衛隊の派遣というものについては考えておりませんので、その先のことについてはお答えをする必要はないと思います。
○前原国務大臣 まだ、アフガニスタンへの医官などの派遣については、政府の内部で検討段階中のものでございまして、正式にそれが決定しているわけではございませんので、これもまた、その先のことについては今お答えをする段階ではないと思います。
○前原国務大臣 現時点においては、今、条約審議をお願いしている内容しか考えておりません。
○前原国務大臣 繰り返し答弁をさせていただいているように、さまざまなオペレーションというものは、当然ながらそれぞれの国が国内法に基づいて行わなくてはいけないし、また条約に基づいて協力できる場合とできない場合があるわけであります。  アメリカとの場合は、日米安全保障条約に基づいて...全文を見る
○前原国務大臣 今の御質問は笠井委員のどういった御懸念から出されているのかということを私なりに考えてみたんですが、少し私の洞察力が薄くて、どういう御趣旨でその質問をされているというのがよくわかりません。  つまりは、先ほど申し上げておりますように、アメリカがあって、オーストラリ...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど伴野副大臣が答弁をしたとおりでございまして、その状況状況において考えるということでございますが、現時点においては、日豪ACSAを我々としては考えて、国会での御審議をお願いしているところでございます。
○前原国務大臣 そういう見方を笠井委員はされていますけれども、今回の目的は、あくまでも二重の税負担の回避、あるいは税当局間での納税者情報の交換のための重要な法的枠組みなんだという点で、素直に御理解をいただければありがたいと思います。
○前原国務大臣 確かに、委員がおっしゃるように、経済活動のグローバル化が進んでおりますし、また国際的な投資交流というものがどんどん促進されているというのは事実でございます。日本は、かなりの地域で租税条約を今、結んでおります。四十八条約、五十九の国と地域の間で適用している、これは十...全文を見る
○前原国務大臣 先般も記者会見でお答えをしておりますけれども、北米局長がお会いをするという予定の時間が十一時半でございましたけれども、そのとき、徳永政務官は海外出張、そして松本副大臣は国際会議で講演し、その後農水委員会に出席、そして、ほかの政務三役は衆議院の外務委員会に出席をして...全文を見る
○前原国務大臣 確かに、御要望や陳情の窓口は党に一元化をしているわけでございますけれども、その判断、どのレベルで会うのかという判断をいたしますのは、それぞれの政務三役で判断をしたいと、我々は、特に外務省では思っております。  先ほど服部委員がおっしゃっていただいたように、その日...全文を見る
○前原国務大臣 国土交通大臣のときは、正直申し上げて、全国千七百を超える自治体の首長さんあるいは議長さん初め、お越しになられたいということで、これはとてもじゃないですけれども、すべての要望にはおこたえしかねるということで、政務三役だけでは対応できないものについては事務方も対応して...全文を見る
○前原国務大臣 先ほども答弁をいたしましたように、仲介の労をとってくださった玉城デニー議員には私はおわびを申し上げました。改めて、名護の稲嶺市長さん、また名護市の市議会の議長さん初め議員の方々には、公務が立て込んでいたとはいえ、お会いできなかったことについては、心からおわび申し上...全文を見る
○前原国務大臣 これは極めて大事なことでございまして、先ほど同僚委員にもお答えをさせていただきましたけれども、我々が他国との間で原子力協定を結ぶ際の前提条件は、スリーS、これをしっかりやっていくということであります。セーフガーズ、それからセーフティー、そしてセキュリティー、この三...全文を見る
○前原国務大臣 今御指摘の二条三項というのは、まさに、濃縮や再処理設備等の移転の禁止ですよね。ですから、不拡散ということで、これはセーフガーズの中に入っているわけでございますし、濃縮、再処理の禁止、そして再移転の事前同意制、すべてこういったものについては、我々としては、担保する中...全文を見る
○前原国務大臣 今委員から資料を御提示いただきまして、初めて認識をいたしました。
○前原国務大臣 仮にそういう事故が起きたときにどうするんだ、こういうことでございますが、前提としては、日本は今五十五基だと思いますけれども、原子力発電所については、極めて世界からも評価を受けるような安全性を保っているというふうに私は思っておりますし、だからこそ、今回初めてベトナム...全文を見る
○前原国務大臣 先般、シン・インド首相が来られたときに、私からこの考え方は強く申し上げたところであります。シン首相からは、核実験をすることはない、こういうお話がございましたけれども、仮に核実験が行われた場合には、我が国からの協力については停止をいたします。
○前原国務大臣 現在、日印の原子力協定の交渉中でございますので、中身については詳細は差し控えたいと思いますけれども、先ほど委員に対してお答えをした基本的な考え方、基本的にはというふうに申し上げた基本的な考え方はしっかりと盛り込んでいくための努力は今しているところでございます。
○前原国務大臣 武器弾薬は、今服部委員が言われたように、提供の対象から除外しております。銃とかあるいは火器等の戦闘行為において直接人の殺傷その他の武力行使の手段として用いられる物品については提供されません。  今回提供される物品役務の一部は、軍用航空機や軍用車両の部品とか構成品...全文を見る
11月15日第176回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○前原国務大臣 今、小林委員おっしゃったように、議員外交、大変重要でありまして、そしてまた、経済外交を行っていく上では、さまざまな日本の企業が海外のインフラを受注したり、プラントを受注したりということは極めて大事でございます。  小林興起議員が御努力をされて、ベトナムのある鉄鋼...全文を見る
11月16日第176回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○前原国務大臣 外務委員会でも委員とは何度もこの議論はしておりますし、今まで答弁をさせていただいたとおりでありますし、計画性はないのではないかと。しかし、とっさでも、明らかに故意であったというふうに私は思っております。
○前原国務大臣 発表したのは確かに十分前でございますが、さまざま外交ルートで話し合いをしていて、とにかく、お互いが日中首脳会談をやろうという前提の中で、スロット等の問題があり、余り細かくロジ的なことを申し上げるのは差し控えたいと思いますけれども、野党の皆さん方もマスコミも、ともす...全文を見る
○前原国務大臣 従来から申し上げておりますように、東シナ海においては領有権問題は存在をいたしませんし、尖閣諸島は我が国固有の領土であるということであります。  今回、あの事案以来、胡錦濤国家主席とは菅首相は初めてお会いになられましたので、日本の確固とした立場をお伝えになられまし...全文を見る
○前原国務大臣 細かなやりとりというのは、これは首脳間で行われたこと、外相間で行われたことについて、細かにどういう言葉で言ったのかということについて申し上げることは差し控えたいと思いますけれども、先ほど答弁をさせていただいたように、私が若干はらはらするぐらい、菅総理は日本の確固と...全文を見る
○前原国務大臣 まず、中国とは違って、外相会談から先にやりました。会談が一時間、そしてワーキングランチが一時間余りということで、二時間以上、ラブロフ外相とは話をいたしましたし、冒頭、メドベージェフ大統領の国後訪問に対して遺憾の意をあらわすとともに、抗議をした。  そして総理も、...全文を見る
○前原国務大臣 どのような資料に基づいて秋葉委員が今の御質問をされたのかわかりませんが、領土問題、そして経済協力関係、これは日ロ間を今後進めていく上での車の両輪でございまして、領土問題についても話し合っていくことは首脳間でも外相間でも確認をされております。
11月16日第176回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(前原誠司君) 東議員にお答えをいたします。  メドベージェフ大統領の国後訪問についてお尋ねがございました。  二〇〇五年以降、ロシアの政府高官の北方領土訪問は急増しております。例えば、二〇〇五年には国防大臣、二〇〇六年には教育科学大臣やサハリン州知事、二〇〇七年に...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 吉井議員にお答えをいたします。  第一次産業がGDPの約一・五%であることは事実であります。また、日本の貿易量に占めるEPA、FTAカバー率は、昨年の末時点において一六・五%。韓国の三六%や、EU各国が軒並み五〇%を超えていることを考えれば、第一次産業...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 柿澤議員にお答えいたします。  国後訪問の原因についてお尋ねがございましたが、先ほど同僚議員にお答えをしましたので簡潔に申し上げますと、資源価格が高騰し、クリル発展プログラムが行われており、そのフォローアップが主な目的だと思っておりまして、議員の御指摘...全文を見る
11月17日第176回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(前原誠司君) 外務省の情報収集及び官僚との関係についてのお尋ねでありますが、外務省では、対中国、対ロシアを含めて適切に情報収集を行い、その結果は私にも随時伝えられております。情報収集活動の不断のチェックも必要で、随時行っております。事務当局との緊密かつ円滑な意思疎通を...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 小熊議員にお答えをいたします。  まず、ロシア側の姿勢についてでありますが、二〇〇五年以降、ロシアの政府高官の北方領土訪問は急増しております。例えば、二〇〇五年には国防大臣、二〇〇六年には教育科学大臣やサハリン州知事、二〇〇七年には第一副首相、外務大臣...全文を見る
11月17日第176回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(前原誠司君) 中谷委員にお答えをいたします。  先ほど菅総理がお答えになられましたのに若干付け加えますと、今回の閣僚会合、そして首脳会合で確認をされたことの大きなポイントは、二〇〇一年からWTOのドーハ・ラウンドというものが行われておりますけれども、いまだにこれ合意...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 絶対にありません。
○国務大臣(前原誠司君) まず、時系列でありますので、しっかりとお答えをいたしたいと思います。  九月の七日の午前十時十五分に中国トロール漁船が巡視船「よなくに」に接触し、逃走するという事案が発生をいたしました。当時、私は参議院の国土交通委員会に出席をしておりましたが、その最中...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) この問題については、私は国土交通大臣でございました。外交問題を統括するのは岡田前外務大臣でございました。それを調整するのが官邸でございました。そして、私はその事案を聞いて海上保安庁長官に対して、国土交通省、海上保安庁としての指示を出して、そして二度にわた...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 当時、岡田外務大臣は外遊中でございまして、私は直接連絡をするというよりは、それは官邸が行っていたと承知をしております。
○国務大臣(前原誠司君) 二つ申し上げたいわけでありますが、その当時、外務大臣になるとは私は想定をしておりませんでした。したがって、外務大臣がどうのこうのということについては当たらないと思います。  あと、私はその当時国交大臣としてビデオを見ましたけれども、これは福島議員もビデ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 海上保安庁はいろんな事案について情報共有をするということで、教習用にビデオを共有しているということは私自身ももちろん知っておりましたけれども、今回の事案は、先ほど私には質問がありませんでしたからお答えをいたしませんでしたが、公開をしたらよかったじゃないか...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) いろんな立場からお話をされるのは分かりますけれども、まず一つは、あの事案で私はビデオを見て、極めて悪質な事案だと思いました。したがって、その観点から、国土交通大臣として、海上保安庁を統括する国土交通大臣の立場として私は意見を言いました。  そして、外交...全文を見る
11月18日第176回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(前原誠司君) この所長のレベルの人事は大臣は直接やりません。そして、私は、この中前さんが所長になったということは知りませんでした。そしてまた、彼が選挙に出ると聞いたときも国土交通省の職員が出るということは初耳でございましたし、むしろ職員を通じてどういうバックグラウンド...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 全くございませんし、彼がその所長を辞めて国土交通省を退職した後にはあいさつに来ました。
○国務大臣(前原誠司君) 今お話がありましたように、ASEANプラス3、これは中国が提唱した、そして、ASEANプラス6、これは先ほど委員が御指摘をされたように日本が提案をしたということでありますし、同時に、二〇一五年を目標にASEANは地域統合をしていこうということを考えている...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 先ほどお答えしたことと若干重複する面もございますけれども、ASEANプラス6については日本のイニシアチブで始まって、ASEANプラス3と少しオーバーラップする形で四つの分科会、これは二つのみ動いていて、あとの二つはASEANだけで議論をしているテーマでご...全文を見る
11月19日第176回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(前原誠司君) 何度か山本委員にはこの点はお答えをしておりますけれども、九月の七日に逮捕をいたしまして、そして取調べは長くて二日であろうと。そうなると、検察に送致をされるということで、写したビデオ映像というのはこれは証拠物件になるということで、公開には慎重であったという...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今このような事案になっておりますので今からそういう議論はできるかもしれませんが、一刑事事件として物事が起きた、そしてそれを写していた映像があった、逮捕して取調べをして検察に送致をするということであれば、そういったビデオというものはまずは非公開にして、そし...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私が非公開と決めたのではなくて、私は国土交通大臣として海上保安庁を管轄する立場にいたわけです。そして、海上保安庁が逮捕を決めた。そして、海上保安庁の船に対して公務執行妨害事案があった。それを写していたビデオがあった。そのビデオを検察に送るということについ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私がこの話を聞きましたのは九月七日の午前十一時過ぎ、参議院の国土交通委員会をやっておりまして、そのときに秘書官から話を聞きました。そして、それから後、海上保安庁長官に事の経緯を聞きまして、そして事の経緯を踏まえて対応するということで、海上保安庁長官と相談...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 官邸ということについて、最終的な責任ある立場の方は官房長官だと思いますけれども、まずは官邸の事務方に海保の長官なりあるいは幹部が相談したんだと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 今の御質問は、ありません。  そして、もう一度整理をいたしますと、外交問題になるから官房長官のところで調整をして、外遊中であった岡田大臣とも相談をしたということは、それは山本委員のおっしゃるとおりであります。  しかし、これは公務執行妨害という事案で...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今、山本委員のおっしゃったそのレアアースとかそういうものだけが日本の利益ではありません。何度も答弁しておりますように、日本にとって最大の輸出国は中国、最大の輸入国は中国でありますし、中国から見ても最大の輸入国は日本、輸出国はアメリカが一位で二位が日本であ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 山本委員がおっしゃるように、条約という形で両国が確認をしているというものは、この四つの文書のうちこの日中平和友好条約、一九七八年に結んだものでございます。  ただ、この日中平和友好条約に書かれていないもので、例えば台湾にかかわるものであるとか、あるいは...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今、日中平和友好条約の第二条を山本委員は示されて質問されたというふうに思います。とにかく、これに書かれているように、お互いが覇権を目指すべきではないと、その確認を常にしていくことが大事なことだと思います。
○国務大臣(前原誠司君) したがって、お互いが覇権を求めないようにしていくべきだということを申し上げているわけです。
○国務大臣(前原誠司君) 参加をしている国は、シンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイの四か国でございまして、交渉中は、その四か国プラスアメリカ、豪州、ペルー、ベトナム、マレーシアの合計九か国でございます。
○国務大臣(前原誠司君) シンガポール、チリ、ブルネイ、ベトナム、マレーシア。で、ペルーはもう最終調整段階でございます。
○国務大臣(前原誠司君) 現在、人権理事会というものに改組をされていますが、当時、二〇〇四年は国連人権委員会というものでございまして、加盟国は五十三か国でございました。  反対をしたのはアメリカ、棄権票を投じたのはオーストラリアでございます。
○国務大臣(前原誠司君) 外務省を今お預かりをしている立場として簡単に申し上げたいと思いますけれども、情報収集能力というのは常に高めていかなくてはいけませんし、また、戦略環境は変化をしておりますので、それにどう対応するかということについては、当然ながら日々刻々対応も変えていかなき...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 五月二十八日の日米合意、これをしっかり履行していく。  沖縄には、今、舛添委員がおっしゃったように、この間の総選挙で少なくとも県外、できれば国外と言いながら最終的には辺野古に戻ってきたということと、そして、一九七二年の返還以降、過度に負担を押し付けてき...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) これはアメリカともかなり調整をして、そして、給油活動はやめましたけれども、今のアフガン支援策についてはアメリカも心から感謝をしてくれておりますので、いろんな形でのテロとの戦いというものに我々も協力していきたいと考えております。
11月22日第176回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(前原誠司君) 松田委員にお答えいたします。  初めに、憲法にということではなくというお話でしたが、ただ、やっぱり憲法というのは非常に大事でございまして、憲法の中の大きな柱の一つが、三つの柱、国民主権、平和主義と併せて大事なことが基本的人権の尊重でございまして、これは...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私も野党のときにはかなり質問主意書は出した方でありますし、松田委員と同じように返ってくるたびにがっかりしたと。ただ、これは議員の権利ですから、政府としてこれは閣議決定をしてお出ししているわけですから、しっかり精査していることは間違いありませんけれども、私...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 幾つかの点でお話をしたいわけでございますが、松田委員がおっしゃったように、人権にかかわることについて物を言うことは内政干渉ではないと我々も考えております。したがって、今回の劉暁波さんの件につきましても、釈放されることが望ましいということを申し上げているわ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 改めて申し上げますけれども、基本的人権、そして自由、これが認められるということは、普遍的な価値であり大事なことだというふうに思います。ただ、個別の決議案についてはその院、院で、各院、会派が御議論されてお決めになることでございますので、参議院でどのような御...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今外務大臣をやらせていただいております。その意味では、自分の個人の意見というものを今までと同じように自由に言える立場ではないということも御理解いただきたいと思いますし、ただ、適切に判断するという先ほどのお話で、適切に判断すると私が言う前から在ノルウェー大...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 前回の総選挙のときに民主党は少なくとも県外、できれば国外ということを言いながら、結果として辺野古に戻るということで、大変、沖縄の皆さん方に私は心からおわびを申し上げなくてはならないと思います。また、一九七二年の返還以来、七五%の施設・区域が集中をしてきた...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) アメリカの中でもいろんな意見があるということは我々も承知をしておりますけれども、様々な検証の結果、結果として五月二十八日に日米で合意をしたということでございまして、それについて沖縄の皆さん方にしっかりと御説明をしながら進めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(前原誠司君) 自社さのときに、私、さきがけのこのSACOの問題の担当をしておりまして、今、吉田委員がおっしゃったように、沖縄の御要望も、一番大きかったのは、最上位に来ていたのは普天間飛行場の返還でありました。十三事案というもののトップに来ていたのが普天間飛行場の返還で...全文を見る
11月25日第176回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○前原国務大臣 これ以上のいわゆる対立激化というものは何としても避けなくてはいけないと思いますし、国内世論は非常に厳しいものがあると思いますけれども、韓国が理性的な対応をされていることには我々は評価をしなくてはいけないし、また、北朝鮮がさらなる挑発をしないように、まずは日米韓、そ...全文を見る
○前原国務大臣 韓国、アメリカ、そして中国との外相のお話の中で、対話のための対話はしない、つまりは、何らかの前進というものがなければ、六者協議というものは行っても意味がないのではないかという確認をしております。また今回、さらに事態を悪化させることを北朝鮮がやったわけでありますので...全文を見る
○前原国務大臣 田中委員のさまざまな分析というのは、まことに的を得た点が多々あると思います。  今回の砲撃事件のいわゆる被害国は韓国でございまして、韓国の考え方というものをしっかりと我々は緊密に連携をとって把握をし、日米韓、連携をし、また中国、ロシアとも連携をしていく。その中で...全文を見る
○前原国務大臣 さまざまな情報というのは、韓国あるいは米国、あるいは当然ながら自国で収集をしておりますけれども、どのようなものが具体的にあったのか、なかったのかと言うこと自体が日本の国益を損ねることになりかねませんので、御理解をいただいて、差し控えさせていただきたいと思います。
○前原国務大臣 まず、外務省としての対応についてお話をしたいと思います。  私に連絡がありましたのは、日本時間の三時十八分でございました。そのときはオーストラリアでラッド外相との会談中でございまして、三時二十分に官邸において情報連絡室が立ち上がり、三時三十分、この日の在京当番は...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど、事実と違うとおっしゃいましたけれども、事実を申し上げたわけです。  つまりは、邦人に対して北方限界線付近に近づかないように注意喚起する知らせを八時に出したということです。そして、今委員がおっしゃったように、午後十一時ごろに邦人に対して北方限界線付近に近づ...全文を見る
○前原国務大臣 自衛隊法ですので、私がお答えをするのはいかがかと思いますが、いずれにしても、この集中審議が行われたということは、もちろん見直すべきところは見直すということは大事でありますけれども、いかに日本全体として危機管理をしっかりしていくかという点での、私は与野党を超えた集中...全文を見る
○前原国務大臣 ミサイルの話をされたわけでございますが、我々外務省あるいは防衛省、さまざまなインテリジェンスを扱うところにおいては、まさに三百六十五日、二十四時間体制で、懸念を有する箇所については常時監視をしているわけでございまして、そういう意味におきましては、今のおっしゃったこ...全文を見る
○前原国務大臣 北朝鮮の立場を我々はおもんぱかる必要は全くありません。今回の事案については、無防備な民間人を無差別に砲撃するという許しがたい行為に出たわけでございまして、これは言語道断だと言わざるを得ません。  ただ、今の御質問にある程度のお答えをするとすれば、濃縮ウランの問題...全文を見る
○前原国務大臣 ウラン濃縮についてもゆゆしき事態でございますし、それに引き続き今回の砲撃事件がございました。  今回の砲撃事案のいわゆる当事者、被害国は韓国でございまして、これが引き続き起きた以上は、韓国がどのような形でこの問題に対応するか、国際社会との連携というものを求めるか...全文を見る
○前原国務大臣 今までございません。
○前原国務大臣 この休戦協定については、我が国は当事者でないということは委員も御承知のとおりでございます。  したがいまして、この解釈をする立場にはないということを申し上げた上で、しかし、韓国政府の合同参謀本部は、今回の砲撃は朝鮮軍事休戦協定違反である旨を発表しておりますし、ま...全文を見る
○前原国務大臣 国連憲章は、当然我が国も国連加盟国として解釈をする立場にあるわけでございますけれども、全体像を把握した上でないと確固たることは申し上げられないということを前提に、現時点での我々の認識を申し上げますと、これについては、やはり国連憲章の第二条第四項、「すべての加盟国は...全文を見る
○前原国務大臣 委員がもうおっしゃっていただいているので、我が国は当事者でありませんが、しかし韓国側が、この「南北間の和解と不可侵及び交流・協力に関する合意書」に違反している旨を言っております。この第二章にある点について、南北不可侵について合意違反であるということを韓国は主張をし...全文を見る
○前原国務大臣 昨日、菅総理が李明博大統領と電話で話をされ、私も金星煥外交通商部長官と話をしました。また、昨日、程永華中国大使とも話をし、けさ、クリントン長官とも電話で話をいたしましたけれども、各国ともやはり、さらなる挑発というものを何とか押しとどめなくてはいけない、そのために、...全文を見る
○前原国務大臣 昨日、金星煥外交通商部長官と電話で二十五分ほど話をいたしまして、今、阿部委員が御指摘をされたことも含めて意見交換をいたしました。  今回、ウラン濃縮、そして今回の砲撃事案ということで、特に後者については、当事国、被害を受けている国が韓国であることから、韓国の意向...全文を見る
○前原国務大臣 我が国に避難民が流入した場合の基本的な手順といたしまして、避難民を発見した際の身柄の保護、応急物資の支給、身体検査の実施、上陸手続、入管、税関、検疫、収容施設の設置及び運営、我が国が庇護すべき者等に当たるかどうかについてのスクリーニング、こういった手順というのは設...全文を見る
11月25日第176回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(前原誠司君) 機微に触れる話もございますけれども、ないということはございません。
○国務大臣(前原誠司君) じゃ、私からまず。  今の川上委員のおっしゃったことも、様々要因はあると思います。ただ、日米韓あるいは中国の外相とも話をしている中で、六者協議の在り方については、対話のための対話であってはいけないと、つまりは六者協議で合意をしたことを進める議論でなくて...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今回の、北の言い分は、韓国が軍事演習を行ったと、そして、その軍事演習を行った地域については、先ほど川上委員がおっしゃったようにそのNLLというのは国連軍が引いたラインでありますけれども、それには北朝鮮は反発をしておりまして、一九九九年に海上軍事境界線とい...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 委員御指摘のように、国連軍というのは、当然ながらいまだ休戦中でありますので存在をしておりますし、ヘッドクオーターは座間にございますけれども、今回の、どう判断をするかということは委員が御指摘をされた点も含めて考えていかなくてはいけない面もあるかもしれません...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 詳細についてはまだ韓国側から報告は受けておりません。
○国務大臣(前原誠司君) ええ、分かりました。短く答えます。  高木文科大臣から、このプロセスを進める上で外務大臣としてヒアリングを受けました。そのときに私が申し上げた前提条件は二つございまして、一つは、朝鮮学校の思想教育、この中身についてしっかりとコミットメントしてもらいたい...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今回の砲撃事案の被害国、当事者は韓国でございます。昨日、総理は李明博大統領とも電話で話をされましたし、私も金星煥外交通商部長官と話をいたしまして、当然ながら国連への対応を含めた話合いをしているわけでございますけれども、まずは、当事国である韓国がどのような...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 昨日、程永華駐日大使を外務省に来てもらいまして話をいたしました。全く問題意識は小熊委員と私は同じでございまして、もちろん当事国である韓国の思いをしっかり受け止めながら日米韓の連携をしっかり取る。しかし、六者協議でも議長国でありますし、また、国連の場で何か...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今回の北朝鮮によります砲撃は、韓国のみならず我が国を含めたこの地域の平和と安全に対する挑戦でありまして、そういうゆえに我々は強く非難をしているわけでございます。まずは、今の御指摘の前提となるのは、北朝鮮がこのような挑発行為を繰り返さないことをしっかりと我...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今回は、北朝鮮の砲撃が韓国に対して行われたということで、被害を受けた国は韓国でございますし、韓国がどのような対応をするかということを我々は第一義的に尊重しなくてはいけないと思っております。  その上で、韓国の思いというものをしっかりと、今話合いを進めて...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) お答えいたします。  休戦協定につきましては、これは当事国ではございませんので日本が判断をする立場にはございませんけれども、韓国側についてはそのような発言があるという認識を持っております。  また、今回無防備な一般人に対する砲撃が行われたということで...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) この六者協議につきましては、韓国そしてアメリカ、中国とそれぞれ話をしておりますけれども、我が国も含めてこの四か国で共通をしておりますのは、対話のための対話再開であってはいけないと、やはり何らかの前進が得られるものでなければならないという点では一致をしてお...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今回の事案につきましては、北朝鮮からの砲撃を受けた当事国である韓国の意向をしっかり踏まえて行動していきたいと思っておりまして、この件についても韓国と密接に今協議をしているところでございます。
11月26日第176回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(前原誠司君) 二〇〇八年の九月に原子力の供給国のグループが、核実験をインドがモラトリアムをしていること、約束と行動というものをしっかり実行していくという前提で例外化をしたところでございまして、日本もそれを踏まえて今回のインドとの原子力協定の交渉に入ったところでございま...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今、協定のまさに交渉中でございますので、細かなところについては差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 先ほどお答えをしたとおりでございますが、今交渉中の案件でございますので、中身については差し控えさせていただきます。
○国務大臣(前原誠司君) 同じ答弁になって恐縮でございますけれども、交渉中の案件でございます。  そして、先ほど委員がおっしゃったNPTに入るように求めていくと、もちろん非核国として、そして非核保有国として。そして、CTBT条約にも入ってもらうということの働きかけは今後も続けて...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 恐縮でございますが、先ほどお答えをしたように、今まさに交渉中の案件でございますので、答弁は差し控えさせていただきます。
○国務大臣(前原誠司君) 交渉中の案件でございますので、答弁は差し控えさせていただきます。