前原誠司

まえはらせいじ

小選挙区(京都府第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数10回

前原誠司の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第177回国会 衆議院 本会議 第1号
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○国務大臣(前原誠司君) 第百七十七回国会の開会に当たり、外交の基本方針について所信を申し述べます。  私は、外務大臣就任以来、ダイナミックに変革をするアジア、世界の中で日本外交がより一層建設的な役割を果たしていくために、中長期的視点に立った経済外交を展開していく重要性を強調し...全文を見る
01月24日第177回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(前原誠司君) 私は、外務大臣就任以来、ダイナミックに変革するアジア、世界の中で、日本外交がより一層建設的な役割を果たしていくために、中長期的視点に立った経済外交を展開していく重要性を強調してきました。  日本はこれまでODAなどを通じて様々な国際貢献を行ってきていま...全文を見る
01月27日第177回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(前原誠司君) 中曽根議員への答弁の前に一言申し上げます。  去る二十四日の参議院本会議における私の外交演説につきましては、もとより参議院を軽視する意図は全くございませんでしたが、丁寧さを欠いたものであり、ここにおわびを申し上げます。今後は丁寧な演説に努めてまいります...全文を見る
01月28日第177回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(前原誠司君) 川田議員にお答えをいたします。  TPP協定に関する情報収集についてのお尋ねでございますが、同協定交渉参加国は、アジア太平洋地域における高い水準の自由化を目標とし、市場アクセスのみならず、様々な非関税分野のルール作りを含む包括的協定の作成を目指して、二...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 藤井議員にお答えをいたします。  二点ございました。  中国の領海法制定に対する政府の対応についてでございますが、一九九二年に中国が採択をした領海及び隣接区域法は、我が国固有の領土である尖閣諸島を中国の領土として規定するものであり、我が国としては到底...全文を見る
01月31日第177回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○前原国務大臣 多少本質的な話になると思いますけれども、外交をやる上で大変重要なことというのは、私は国力だと思っています。国力以上のことはできません。  なぜ、日本の存在感というものが相対的に薄らいでいるようにいろいろな報道でなされるかというと、世界第二位、第三位の経済大国であ...全文を見る
○前原国務大臣 私は、必ずしも中国と価値観が共通していないというふうには思っておりません。もちろん、隣国とかあるいは近い国ほどさまざまな問題が起きることはあります。しかし、価値観という観点から見ても、中国と日本が大きく変わる国かといえば、私はそうではないんだろうと思っています。 ...全文を見る
○前原国務大臣 戦略的互恵関係の定義でありますけれども、私は、まず最低でも、経済の相互依存関係は極めて高まっていると。日本からすると輸入も輸出もナンバーワンの国は中国ですし、中国から見ても、輸入は日本からがナンバーワンであります、輸出はアメリカに次いで日本はナンバーツーでありまし...全文を見る
○前原国務大臣 対策本部を二十九日ですか、立ち上げまして、その前に対策室というのはできておりましたけれども、何度も、一日二回、対策会議をこの三日間開いておりまして、現地の奥田大使とも話をしております。  その結果として、外出禁止令というものが、きょうは午後の三時から朝の八時まで...全文を見る
○前原国務大臣 去年、シン首相が日本に来られまして、菅総理との間で包括的なEPA協定に署名をしていただきましたので、あとは国会で批准をしていただくということをお願いしたいと思います。
○前原国務大臣 過去十一回の協議を日豪間で行っておりまして、膠着状況にありました。去年の十一月にオーストラリアに行って、フレッシュスタートを切ろうということで合意をいたしまして、二月七日、東京でようやく新たな協議が始まるということでございまして、事務方でその中身について今詰めてい...全文を見る
○前原国務大臣 私の思いとしては、年央までにしっかりと妥結をする、そしてオーストラリアとの間でそういった取り決めを結ぶということを期待しております。
○前原国務大臣 EUからは、主に非関税にかかわる向こう側のリクエストをもらっておりまして、それを今議論しているところでございまして、ことしに予定をされている、これは上半期に予定されています、総理とEU代表の間で再開を合意して、これも早く締結をさせたいと考えております。
○前原国務大臣 去年は日本がAPECの議長国でございまして、来年はアメリカが議長国でホノルルで行われる予定でありますけれども、それまでに、先ほど山口委員が言及をされた九カ国の間でほぼ毎月一回のペースで協議を行って、何とか合意をしたいというスピードで今物事が進んでいるわけであります...全文を見る
○前原国務大臣 御質問の意味は、私がですか。(下地委員「もちろん外務大臣がですよ。日米合意をやってもらいたい、理解してもらいたいということですよ」と呼ぶ)はい。お願いをしております。
02月01日第177回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○前原国務大臣 まず、後者からお話をいたします。  私の地元の企業で手機の織物をしている会社が、中国で仕事をされておりましたけれども、中国の人件費が上昇したということで、北朝鮮で仕事ができないかということを相談を受けまして、そして、京都の朝鮮総連を通じて、その企業が北朝鮮に工場...全文を見る
○前原国務大臣 覚えております。
○前原国務大臣 二つのことを申し上げたいと思います。  一つは、現実に、二〇〇二年、そしてその後に、小泉元総理が訪朝されて拉致被害者が帰ってこられた。政治が直接動いた中で拉致被害者が帰ってこられたのは、これは事実であります。また、拉致問題がまだ全面的に解決されていない中で、やは...全文を見る
02月02日第177回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○前原国務大臣 APEC、二十一カ国・地域がございますけれども、このAPECは、経済統合を目指していこうということで、FTAAPというものを目指しているわけであります。TPPはその中の一つの道筋として考えられているわけでございまして、現状の九カ国だけを考えて物事を見るのではなくて...全文を見る
○前原国務大臣 武正委員が副大臣のときに御努力をされたテーマの一つでありますけれども、今はマダガスカルと日本のみが留保をして、ルワンダは外れたということであります。  この社会権規約につきましては、どういう規定になっているかと申し上げますと、「種々の形態の中等教育は、すべての適...全文を見る
02月03日第177回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○前原国務大臣 日本とEUのEPAにつきましては、これはTPPの議論とはまた別個に今進めておりまして、TPPと関連をして何か政府から聞こえてくるとすると、私はそれは違った見方ではないかと思っております。
○前原国務大臣 まずメリットから申し上げますと、日本とEUのEPAのメリットというか、入らないことによるデメリットと言った方がいいかもしれませんけれども、これは小里委員御承知のとおり、自動車の関税は一〇%、それから薄型テレビの関税は一四%ということで、韓国とEUがEPAを結んだこ...全文を見る
○前原国務大臣 赤嶺委員から出されました資料、これは返還前のやりとりが示されたものでございます。これは委員が先ほど御提示をされたとおりでございまして、結果的に、この経緯度線で囲む方式について、尖閣諸島はすべて囲まれております。一九七二年の五月十五日に返還をされたときには経緯度線と...全文を見る
○前原国務大臣 外交交渉事ですので、さまざまな議論がなされたと思っております。しかし、その上で押さえなくてはいけないのは、まず日本の政府の固有の立場、変わらない立場であります。  一八九五年の一月十四日に、それまでに約十年ぐらい、この尖閣諸島というものが他の外国の影響下に全くな...全文を見る
○前原国務大臣 まず私から答弁をさせていただきたいと思いますけれども、日中関係というのは、その尖閣の問題で一時期ぎくしゃくをいたしましたけれども、お互いが相互互恵関係というものをしっかり築いていこうということで、今緊密な連携をとりながら関係改善に取り組んでいるところでございます。...全文を見る
○前原国務大臣 このロードマップの話と辺野古への移設の問題と日米地位協定の改定あるいは運用の見直しの問題は、リンクさせてはおりません。また、これからもさせるつもりはございません。  この事件、事故の問題、あるいは環境の問題、あるいは騒音の問題、こういった問題については、我々も事...全文を見る
○前原国務大臣 まず、指名をいただきましたので私からお話をしたいと思いますが……(山内委員「前原大臣には後で別の聞き方をしようと思ったんですけれども」と呼ぶ)そうですか。済みません、御指名でありますので、私から答弁をさせていただきたいと思います。  山内議員はJICAの職員をさ...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど答弁いたしましたように、ODA予算をふやしたいんですよ。自民党政権が平成九年からODAをずっと減らし続けてきて、そして今のような状況になっているわけです。ODAをふやしたい。  だけれども、委員御承知のとおり、今の財政状況でいいますと、我々の政権は、中期財...全文を見る
○前原国務大臣 御専門なのでわかった上で言われているんだと思いますけれども、ODA予算はすべてインフラですか、違うでしょう。ちゃんとMDGsにも、保健や教育、貧困の面にも目配りをして、限られた中でも集中と選択をしっかりやっていますよ。そして、箱物にだって、経済成長がなければ貧困は...全文を見る
02月04日第177回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○前原国務大臣 お答えをいたします。  TPPに参加を表明している国は九カ国ございまして、日本が協議、情報収集をしている国はベトナムを除く八カ国でございます。まだベトナムとはその協議、情報交換ができておりません。  それで、昨年の十二月にニュージーランドにおきまして第四回交渉...全文を見る
○前原国務大臣 今、鹿野農林大臣がお答えされたとおりでございます。
○前原国務大臣 今世界の人口が約七十億人、そして二〇五〇年の推計人口は九十億人ということを考えた場合、恐らく、食料増産の可能性を含めますと、これは先生の方がよほど御専門でいらっしゃいますけれども、食料需給は相当逼迫をしてくるだろう。そうなると、みずからの自給率を高めて食料安保とい...全文を見る
○前原国務大臣 事実関係として、第一次産業のGDPに占める割合は一・五%だということを申し上げております。そして、他の産業分野においては、先ほど玄葉国家戦略担当大臣からも話がありましたように、規制緩和とか、あるいは非関税障壁がなくなったりとか、あるいは高関税がゼロになった場合にお...全文を見る
○前原国務大臣 まず、私はずっとこの予算委員会のやりとりを聞いていて、アメリカ脅威論みたいなものが非常に強い、あるいは、アメリカから言われてTPPを日本はやらざるを得ないんだ、しかも、ある議員なんかは、普天間の問題の要はしりぬぐいでTPPをやらされるんだ、こういう議論をする人がい...全文を見る
○前原国務大臣 お答えいたします。  このTPP交渉というのは九カ国が今参加の意向を示しておられまして、日本としては、現段階においては情報収集をさせていただいているわけでありますが、ベトナムを除く八カ国との情報収集を今させていただいているところであります。  原則的には十年以...全文を見る
○前原国務大臣 先日の日米貿易フォーラム、これは、テーマとして議論をしましたのは、TPPと、そして郵政もあったということで、TPPの中で郵政を議論したわけではございません。これは前々からあった話でございますので、別個の問題として議論をさせていただいたという認識でいていただければと...全文を見る
○前原国務大臣 本来は玄葉国家戦略担当大臣に御質問いただければというふうに思っておりますけれども、我々外務省の立場としては、外交交渉の窓口を提供するということで、九カ国との議論をできる限りセットしていくという役割を外務省としてはしていきたいと思っておりますし、また、その中で得られ...全文を見る
02月07日第177回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○前原国務大臣 今、吉良委員がおっしゃったように、外交や安全保障は、私は、政党、党派あるいは政権交代でころころ変わっていたら大変だという思いを野党時代からずっと持っておりました。そういう意味で、自民、民主、公明三党で超党派での安全保障の議員連盟も代表世話人でやってまいりましたし、...全文を見る
○前原国務大臣 この仕事につかせていただいて五カ月弱になりますけれども、改めて感じますのは、先ほど、ブラジルの話を吉良委員からしていただきましたけれども、これから伸びていく、さっき飛ぶ鳥を落とす勢いという言い方をされましたけれども、そういった国の熱気みたいなものを非常に強く感じま...全文を見る
○前原国務大臣 我々は、この四年間で公務員の人件費を二割削減するということで国民にお約束をしているわけであります。その中にあっても、それはもちろん、この役所はもっと減らせるとか、この役所はむしろ増強しなきゃいけないとか、そういうことはあると思いますけれども、今外務省をお預かりして...全文を見る
○前原国務大臣 御意見は、私、かなり共通をしておりまして、先ほど答弁の中で、日本は人口減少だということを申し上げました。二〇〇四年からどんどんどんどん人口減少、しかも、今は緩やかな減少ですけれども、このまま放置しておけば相当激しい人口減少になっていきまして、日本だけをマーケットに...全文を見る
○前原国務大臣 委員おっしゃったことは身をもって今感じているところであります。  例えば、国交大臣のときからやってきた高速鉄道の海外展開ということも、正直申し上げて日本はかなりおくれております。  なぜおくれているかといいますと、コンサルから会社をつくって、そして地方政府も含...全文を見る
○前原国務大臣 私も、先ほど九段会館の北方領土返還運動全国大会に出席をさせていただきまして、また決意表明もさせていただきました。  この問題というのは、四島が日本の固有の領土であることは紛れもない事実でございまして、この四島の帰属を確定して、そしていまだ結ばれていないロシアとの...全文を見る
○前原国務大臣 まず申し上げたいのは、これは先ほど吉良委員の質問にもお答えをいたしましたけれども、森元総理に私はお話を伺ってまいりました。十六回プーチン首相と会われてお話をされたということで、そのときも森元総理もおっしゃっておりましたけれども、領土問題というものを解決するというの...全文を見る
○前原国務大臣 防衛大臣、また政務官がるる述べておられますように、これについては適切なものであるという認識を持っております。
○前原国務大臣 反対しております。
○前原国務大臣 まず、三年前でありますけれども、さまざまな議論が党内でございました。ただ、このホスト・ネーション・サポート自体が不必要かという議論は、我々はした覚えはありません。中身の問題として、我々としては、問題があるのではないかという議論をした中で、最終的には反対という結論に...全文を見る
○前原国務大臣 済みません、今の質問の意図が十分わからなかったんですが、政権交代後にこの議論をしたかどうかということでございますか。(小野寺委員「ええ、地位協定がまず変わったかどうか。それから、政権交代後にこの協定についての議論をしたかどうか」と呼ぶ)  地位協定の見直しについ...全文を見る
○前原国務大臣 これは、下線以外のところも全部読んでいただきたいんですね。反対理由というのは……(小野寺委員「いや、それは全部読みました。下線理由は、理由になっていないのがほとんどなので」と呼ぶ)ただ、下線理由だけでおっしゃっているということでありますので。  下線部以外のとこ...全文を見る
○前原国務大臣 ひどくなったという御指摘は全く当たらないと思います。それと同時に、三年前が間違っていたということは全くございません。  さっき申し上げたように、小野寺委員が配られたこの資料の一番最後から三つ目のパラグラフと、それから最後から二つ目のパラグラフを見ていただいたらお...全文を見る
○前原国務大臣 自分の考えを押しつけないでいただきたいと思いますね。  私は日米関係の重要性というものを、私は今まで、日米関係の重要性というのは、野党のときから何度も何度もこの予算委員会でも言っているはずです。したがって、日米関係が大事でないなんて民主党が言った覚えは全くありま...全文を見る
○前原国務大臣 押しつけるなということを申し上げた理由を、では、申し上げます。  今、もう議事録を精査したらわかると思いますけれども、小野寺議員は、三年前にこの日米安保の重要性をわかっていなかった、それを謝りなさいということをおっしゃったんですよ。それについては、違います、我々...全文を見る
○前原国務大臣 大きく言って二つございます。  一つは、使い方の中身を変えたということでございます。  もう一つは、戦略環境の変化というのは、小野寺委員は私のカウンターパートナーで次の内閣の外務大臣でいらっしゃるのでおわかりだと思いますが、北朝鮮やあるいは周りの国々の軍事力増...全文を見る
○前原国務大臣 防衛大臣が必要であれば御答弁をされるというふうに思いますけれども、我々としては、二〇一四年の目標は変えておりません。
02月08日第177回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○前原国務大臣 きのう北方領土返還運動の全国大会で申し上げましたけれども、私が政治家を志した一つの原点が、この北方領土の問題でありました。松下政経塾にいるときに末次一郎先生にもいろいろと教えていただき、この問題を解決しなければ戦後は終わらないということを私も強く思いまして、政治家...全文を見る
02月09日第177回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○前原国務大臣 まず、このプロセスにおける外務大臣のかかわり方ということについて御説明をいたしますと、今回も高木文部科学大臣から事前にお話がございまして、私の方から、朝鮮学校で行われている教育内容について改善が行われることが望ましいということと、そのときは、まだ延坪島への攻撃の前...全文を見る
○前原国務大臣 あくまでも、このプロセスというのは、委員も御承知のとおり、最終的には文科大臣がお決めになる話で、その前に、文科大臣から、いわゆる相談といいますのか意見聴取というのかがありまして、それは、外交をつかさどる今立場におりますので、今委員が読み上げていただいたような二つに...全文を見る
02月10日第177回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○前原国務大臣 お答えします。  まず、大事なことは、日米安保条約に基づいてお互いのそれぞれの責任を果たしていくということが大事なことだと思います。  五条というのは、日本に対して他国から攻撃があったときには、アメリカはみずから攻撃を受けたものとみなして集団的自衛権を行使する...全文を見る
○前原国務大臣 鳩山政権のときに、普天間の問題が焦点がむしろ当たり過ぎて、何か日米同盟イコール普天間の基地の問題のような見られ方をした、そのことによって日米同盟が揺らいだように見えたということは、日本にとってもアメリカにとってもよくなかったし、また、そう見えたことに対して他の国が...全文を見る
○前原国務大臣 よく対米追従とかアメリカの言いなりとか、そういったことが言われることがありますけれども、実際こういう仕事をやらせていただいて、それはアメリカから要望が来ることもあります。例えば、牛肉の問題あるいは保険の問題、さまざまな分野でのアメリカからの要望が出てきていることは...全文を見る
○前原国務大臣 存じ上げません。
○前原国務大臣 今出している予算案はベストなものを出しておりますので、これをしっかりと御議論いただいて、速やかに御承認いただきたいと思っております。
○前原国務大臣 先般もここの場で同様の質問をいただきまして、私が北方領土返還運動全国大会の場で申し上げた中身についてはお答えをしたところでございますが、改めて申し上げますと、私は、大学で国際政治を専攻して、そして松下政経塾で延長線上でさまざまな国際関係に関する研究をさせていただき...全文を見る
○前原国務大臣 マニフェストに書き切れないものについては、政策インデックスというものを我々は用意いたしまして、その中に我々としては言及をさせていただいているということでございますし、菅総理も施政方針演説の中でこの問題についてしっかりとした考え方を述べておられますし、私の外交演説で...全文を見る
○前原国務大臣 話す機会をいただいたことに感謝申し上げたいと思います。  さまざまな高官が北方領土を訪れたり、あるいは軍備を増強するなんという話もあるわけでありますけれども、大事なことは、国際法に照らし合わせてみた場合、我々の固有の領土であるということは、これは紛れもない正当な...全文を見る
○前原国務大臣 大統領のみならず、こういった閣僚級、大臣クラスが行ったときには、我々の立場と相入れない行動であるということで、その都度、ロシア側に日本の立場をしっかり伝えて抗議をしているところでございます。  その上に立って申し上げますと、国防大臣が行ったということなんですが、...全文を見る
○前原国務大臣 二つお尋ねがございました。  まず、具体的な提案があったのかということについては、具体的な提案があったと認識はしておりません。  それと同時に、共同開発、これは仮定の御質問になるわけでありますけれども、ロシアの法律の管轄下に置かれる中での共同開発なんてあり得な...全文を見る
○前原国務大臣 今回の防衛大綱の議論では、四大臣が八回にわたって、一回二時間以上だったと思いますけれども、加わりまして、私もその中で議論に参加をさせていただきました。  中国とは、経済関係においては、日本からすると輸出も輸入も第一位ということでありますし、中国からしても、輸入は...全文を見る
○前原国務大臣 今委員のおっしゃったことの繰り返しになるかもしれませんが、日豪EPA交渉につきましては、昨年十一月に、包括的経済連携に関する基本方針、閣議決定をされたものでありますが、それを踏まえて、世界の潮流から見て遜色のない高いレベルの経済連携を進める、センシティブ品目につい...全文を見る
○前原国務大臣 おっしゃるとおりでございます。
○前原国務大臣 この日米貿易フォーラムは、日米両国間の貿易・投資にかかわる話でございまして、今委員が取り上げられたテーマとは別個にTPPはございます。  その別個の、別個というかTPPのほかに扱われたテーマといたしまして、二国間の問題あるいは日米双方の通商政策というところで、今...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど蓮舫大臣が答えられた、先生も御参加された事業仕分けとは別個に、各役所が行っている独自の仕分けというのがあります。私は、中島先生も国土交通委員会におられましたので御承知だと思いますけれども、各整備局にある建設弘済、建設協会、あるいは道路保全技術センターとか、あ...全文を見る
02月14日第177回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(前原誠司君) 又市先生が御指摘のように、まず、イラクそのものが十二年間にわたりまして国連の決議などに違反をし続けて、そして自ら大量破壊兵器に対する情報開示をやってこなかったといったことが大きな要因であったことは事実でございますけれども、他方、あの戦争について日本が協力...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) では、前段の治安情勢について私からお答えいたしたいと思います。  治安対策を強化しております。これは日本の警察も同じなんですが、治安対策を強化すると顕在化する事案が増えてくるということで、二〇一〇年の治安事案件数が一万二千二百二十四件と、前年の七千四百...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) ただいまの在外公館における会計経理等の見直しについての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処いたします。
02月16日第177回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○前原国務大臣 私が外務大臣を拝命したのが九月の十七日でございますけれども、もうその直後からそういった可能性に対する情報というのは上がっておりまして、九月の下旬、具体的な日付は忘れましたけれども、ロシアのベールイ大使を外務省に呼びまして、それについてしっかりと私の方から申し入れを...全文を見る
○前原国務大臣 そういった報道があるということについては存じ上げておりますけれども、これは、このたびのロシア訪問でも、私は、だれが何回要人が行こうが、あるいは軍備増強をしようがしまいが、日本の固有の領土であるという法的評価には全く影響はないということは申し上げているところでござい...全文を見る
○前原国務大臣 今、中谷議員がおっしゃったとおりでありまして、海兵隊の任務というのは、何か紛争があったときに真っ先に投入される部隊が海兵隊であります。  先ほど北澤大臣から町村議員の質問に答えておられましたけれども、なぜ沖縄かということの一つの理由は、日ごろの訓練の場所、そして...全文を見る
○前原国務大臣 防衛庁長官をやられた中谷議員でございますので、余り個別の例に基づいて議論をしているということについては、私からは言及は避けたいというふうに思っておりますけれども、一般論として、邦人救出のあり方については、政府の中でさまざまな議論をしているところでございます。
○前原国務大臣 この点は、アメリカに言われてということではありません。  アフガニスタンに対して日本がどういう貢献ができるのかという中で、独自に考えていることでございまして、先ほど総理が答弁をされましたように、今検討中でございまして、結論を得て判断をしていくということになります...全文を見る
○前原国務大臣 まず一つは、先ほどおっしゃった、日米関係がおかしいということはありません。私は、日米関係は極めて盤石で強固なものである。それは、やはりお互いが戦略環境に基づいて協力していくことが大事だということで認識をしておりますので、そういう意味では、何か普天間の問題がすべてで...全文を見る
○前原国務大臣 尖閣の日本の立場は委員も御存じのとおりでありますが、しかし、お互い、東シナ海を挟んで隣国でございますので、一般論として、日中間で誤解や摩擦を減ずるべく、常日ごろから中国側との意思疎通というものを強化することは重要で、また、このような観点から、万が一不測事態が発生し...全文を見る
○前原国務大臣 遠山委員御承知のとおり、昨年の五月二十八日の2プラス2の共同宣言の中でも、牧港補給地区の一部については先行返還を目指す、早期返還における優先分野として位置づける、こういうことであります。  同時に、仲井真知事からも、このキャンプ・キンザーについては切り離して何と...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど公明党の遠山議員にもお答えをいたしましたけれども、昨年の五月二十八日の2プラス2での共同宣言において、牧港補給地区、いわゆるキャンプ・キンザーの一部について、早期返還における優先分野として合意をしているところでございます。  一方で、浦添市の皆さんあるいは...全文を見る
○前原国務大臣 今、照屋先生がおっしゃったように、米軍が本日午前十時半ごろ、嘉手納飛行場においてパラシュート降下訓練を行ったわけであります。六名が嘉手納飛行場に降下をしたということであります。  このパラシュート降下訓練につきましては、私も自社さのときの担当でありましたので、よ...全文を見る
○前原国務大臣 その点はちゃんと把握をしております。  それで、数日間、伊江島の天候が悪くて、パラシュート降下訓練もあるいは空母艦載機のパイロットも、ある一定期間の訓練をしなければその資格が剥奪をされるということで、おりなきゃいけない。そして、きょうが本当に伊江島が天候がいいか...全文を見る
○前原国務大臣 ロシア側の政府高官がこういう発言をした、それに対して、こういった場で質問を受けてまた私や菅総理が発言をした、そのことによって、私はマスコミを通じて交渉をやるものではないと思っていますし、ラブロフ外相とも、直接会って議論しようということを今回も言ってまいりましたし、...全文を見る
○前原国務大臣 十一月のAPECの横浜の会議で、メドベージェフ大統領が直接、菅総理に対して訪ロ要請をされたということでございまして、今後どのような議論をお互いしていくかということの前提の中で、我々としては、総理に行っていただく準備というものを遺漏なくやっていくということで、準備を...全文を見る
○前原国務大臣 今、柿澤委員がおっしゃったことについての問題意識というのは、私も共有をしている部分がございます。  現在、私は菅内閣の閣僚でございまして、この集団的自衛権の問題においては、現時点で、例えば憲法解釈を変えてやるということではありません。また、先ほど武器輸出三原則の...全文を見る
02月17日第177回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○前原国務大臣 はい。  私の発言をぜひ全部お読みいただきたいと思います。そうすれば、農業の必要性、そして、我が党としてあるいは今の政権として、食料自給率を一〇%上げて五〇までにまずは持っていかなきゃいけないんだということについて一致した認識を持っているということはおわかりをい...全文を見る
○前原国務大臣 インドシナ難民につきましては、一九七八年から二〇〇五年末まで、合計で一万一千三百十九名であります。  ただ、今回は、先ほど山内委員がおっしゃったように、一年間約三十名で三年間ということで、今は第一陣は二十七名が来ております。  同じところで申し上げますと、百八...全文を見る
02月21日第177回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○前原国務大臣 まず、一回目の視察についてでございますけれども、何か私が、週刊誌はそう書きたがるものでありますけれども、日朝議員連盟にしか入っていないというような書き方の中で記述がございますけれども、京都府議会の中には、日中議員連盟、日韓議員連盟、日華議員連盟、日朝議員連盟、四つ...全文を見る
○前原国務大臣 今、事前の通告がない御質問でございますので、それについては調べて答えさせていただきますが、あくまでも請暇願を出しておりますし、在北京の外務省にもちゃんとそれは通達しないと、北京経由で平壌に入っているわけですから、入れませんので、そういう意味においては、国会議員とし...全文を見る
○前原国務大臣 どのように調べられてそれをおっしゃっているのかわかりませんが、私はあくまでも国会議員でありましたので、堂々と行っております。そして、国情視察ということで、河村織物の工場も視察をしましたし、さまざまな場所にも行ったということであります。  この間から稲田議員の質問...全文を見る
○前原国務大臣 今御質問をいただきましたので、調べてお答えをいたします。
○前原国務大臣 一議員として、請暇願を出して行っているわけであります。まず、そのことは申し上げたいというふうに思います。  そして、それと同時に、週二便しか飛んでいないんですよ、北京と平壌の間は。それで、北京に入って、そして北京から平壌に入って、週二便しか飛んでいませんので、帰...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど、周辺事態法という話をされましたけれども、周辺事態法は、民主党は賛成していますよ。周辺事態法の修正の責任者は私でしたから。自民党の久間議員と私は修正協議をして、でも、その年だったかどうか忘れましたけれども、少なくとも民主党は、周辺事態法に対して私が修正の協議...全文を見る
○前原国務大臣 高麗ホテルというところに宿泊をいたしまして、その高麗ホテルでたまたまばったり玄関でお会いをいたしました。
○前原国務大臣 北朝鮮という国に行かれるとよくわかると思うんですが、通訳と監視役、そして屈強な男性がついております。そういう人が、ああ、あの日本人はよど号の元犯人ですよということで教えてくれて、偶然、高麗ホテルの出口でばったりお会いしました。全くの偶然であることは事実でございます...全文を見る
○前原国務大臣 恐らく四名だったと思いますけれども、名前は失念をいたしました。
○前原国務大臣 一九九九年のことでありますので、帰ってから公安調査庁に話をいたしました、それは事実でございますが、四名の名前は忘れました。
○前原国務大臣 写真を撮りましたし、その写真も公安調査庁に渡しております。
○前原国務大臣 弁護士らしからぬ極めてノスタルジックというか物語風の話をされますが、私は神に誓って、偶然に会った、そしてそういうものは予定をされていなかった。  そして、先ほどやじにありましたように、高麗ホテルというのは本当に危ないホテルなんですよ。それはもう府会議員のころから...全文を見る
○前原国務大臣 実は会いたかったんです、朝鮮労働党の幹部とも。しかし、河村織物から申し入れをいたしましたけれども、結果的には会うことができませんでした。
○前原国務大臣 そこまでは知らないですね。  いつ閉鎖されたのかと、これは、累次の制裁決議がなされておりますので、結果的に、中国から物を持ってきて北朝鮮で。そして、つづれなんですね、河村織物さんというのはつづれをやっている。つづれをやっているというのは、電気を使わなくていいんで...全文を見る
○前原国務大臣 私には一切そういう陳情はありませんでしたし、経産省にそういうものを出されていることも全く存じ上げません。  先ほど申し上げたように、私は北朝鮮に対しては朝銀の問題等でかなり厳しくやっておりましたので、そういうことを勘案して私には相談をされなかったんだと思います。
○前原国務大臣 河村さんとのおつき合いは、私が二十五歳のころだと思います。松下政経塾にいるときに、西陣で私は研修をしておりまして、二十八歳のときに無所属で府会議員に立候補いたしましたときに、資金的な面も応援をしていただきました。  そして、府議時代も、二年ぐらいはいわゆる政治資...全文を見る
02月22日第177回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○前原国務大臣 衆議院安全保障委員会の開催に当たり、委員各位に謹んでごあいさつを申し上げ、安全保障政策につきまして所信を申し述べたいと思います。  我が国周辺地域においては、グローバルなパワーバランスの変化が顕著にあらわれており、我が国を取り巻く安全保障環境は厳しさを増しており...全文を見る
02月23日第177回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○前原国務大臣 外務委員会の開催に当たり、ごあいさつを申し上げますとともに、主な国際情勢について御報告をいたします。  まず、昨日ニュージーランドで発生いたしました地震に関して、同国政府からの正式要請を踏まえて、政府専用機で国際緊急援助隊救助チームを現地に派遣することといたしま...全文を見る
02月23日第177回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○前原国務大臣 JALの再建については、私は、いろいろと田中委員はおっしゃっていますけれども、判断は間違っていなかった、そして、今はうまくいっている、そしてうまくいかせなければいけない、そう思っております。  八ツ場ダムにつきましては、私は一年国交大臣をやらせていただきましたけ...全文を見る
○前原国務大臣 西委員御指摘のP4協定というのは、先ほど総理からお答えをいたしましたように、二十章百九十六条から成りまして、すべての項目については先生も御存じだと思います。私も英語の文章を事務方からもらいましたけれども、これを全部訳すというよりは、今の御趣旨を踏まえて、一章から二...全文を見る
02月24日第177回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○前原国務大臣 報道では存じ上げております。
○前原国務大臣 報道では存じ上げております。
○前原国務大臣 官房長官の答弁されたとおりでありまして、法的根拠のない形で支配されているということでございます。
○前原国務大臣 繰り返しになりますけれども、法的根拠のない形で支配されているということでございます。
○前原国務大臣 今、下村委員が御指摘をされました海島保護法でございます。これは二〇〇九年に採択をされておりますけれども、尖閣諸島への直接の言及があったわけではございませんけれども、一定の懸念がございましたので、これについては中国側にその懸念を伝えております。  それから国防動員...全文を見る
○前原国務大臣 実は、この委員会に出席をする前に、外務省において対策本部を開きまして、西ケ廣大使と電話で話をいたしました。  今、日本大使館の館員を含めて、おられる人たちは五十二名でございます。観光客は、幸いにも全員海外に出たということでございます。  そして、その五十二名の...全文を見る
○前原国務大臣 韓国のみならず他の友好国と連携をとって、同乗できることについては同乗していただく、あるいは同乗させていただくということはしておりますし、この六名とも全員連絡がとれるようになっております。できればトリポリにまで来ていただいて、そして国外にというふうに思っておりますけ...全文を見る
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○前原国務大臣 平成二十三年度外務省所管予算案について概要を御説明いたします。  平成二十三年度一般会計予算案において、外務省は六千二百六十二億二千三百十五万五千円を計上しております。これを前年度と比較いたしますと、四・七%の減額となっております。  他方、ODA予算は、外務...全文を見る
○前原国務大臣 阪口委員が、外交の専門家としてさまざまな国に行かれて、議員外交で日本の強みを売り込み、また人的ネットワークを生かして御努力をいただいていることに、心から敬意と感謝を申し上げたいと思います。  今、お話のありましたように、経済外交というものを推進していく目的という...全文を見る
○前原国務大臣 まず、具体的に申し上げて、私が国土交通大臣をさせていただいていたときに、高速鉄道を先進国、特にアメリカ、あるいは他の国に採用してもらいたいという思いがございましたけれども、今お話のありましたJBICにつきましては、先進国で使えるものは原子力発電所だけだったわけです...全文を見る
○前原国務大臣 JBICの投融資機能強化というのがございますし、JICAの海外投融資機能を年度内に再開させたいというふうに思っております。それから、NEXI、保険でございますが、これも、現地通貨、先ほど阪口委員がおっしゃったように、現地通貨為替リスク対応強化あるいは付保率の引き上...全文を見る
○前原国務大臣 私が外務大臣を拝命して五カ月余りになりますけれども、いろいろな国の外務大臣あるいは政府高官と話をいたしました。あるアフリカの高官としておきましょう。高官がお話を我々にしてくれましたのは、中国との比較でありました。  アフリカは中国がかなり進出をしているということ...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど申し上げたように、国々の発展の度合い、レベルというのは千差万別だと思います。その上で、円借款に満たないというところがあれば、円借款が供与できるようになるためには、その国のどういった部分を改善してもらいたいのかといったことを、まずは無償協力、技術協力、こういっ...全文を見る
○前原国務大臣 阪口委員が、いろいろな国に行かれて、ODAの使い方をこれほどしっかりと、ある意味で厳しくチェックをされているということは大変私はすばらしいことだと思います。改めて敬意を表したいと思います。  その上で、この三公社、カンボジアのプノンペン水道公社、シアヌークビル港...全文を見る
○前原国務大臣 浅野委員の質問主意書にもお答えをいたしましたとおり、政府の考え方といたしましては、北方四島の帰属の問題を解決してロシア連邦との間で平和条約を締結するという基本方針を堅持しつつ、北方四島の我が国への帰属が確認されれば、実際の返還の時期、態様及び条件については柔軟に対...全文を見る
○前原国務大臣 先ほどお答えをしたとおりでございますけれども、北方四島の帰属の問題を解決してロシア連邦との間で平和条約を締結するという基本方針を堅持した上で、北方四島の我が国への帰属が確認をされれば、実際の返還の時期、態様及び条件については柔軟に対応するということでございます。
○前原国務大臣 アルファというのは、二とおっしゃっているわけではありませんので、アルファとおっしゃっているということについて言えば、それは政府の考え方と違うと言わざるを得ないわけでございます。
○前原国務大臣 浅野議員も、北方領土返還要求運動の全国大会に御出席をされていたと思います。私の記憶が正しければ、鳩山前総理の近くに座っておられたんだと壇上から拝見をしておりましたけれども。  外務省が用意したペーパーというのはあくまでも参考でございまして、これは総理であろうが、...全文を見る
○前原国務大臣 それがどういう意味を持つかということについて私が聞かれれば、これはロシアに行ってラブロフ外相あるいはナルイシキン大統領府長官にも申し上げましたけれども、元島民のみならず、北方領土返還運動に頑張ってこられた方々のみならず、日本国民全体の思いというものを代弁されておっ...全文を見る
○前原国務大臣 このことは、ラブロフ外相との会談の中で私から提起をいたしました。  大きなポイントとして、まず一つは、まさに浅野委員は地元でいらっしゃいますけれども、根室の皆さん、北方領土問題に取り組んできた皆さん、あるいはそれをサポートしてくださった地域の皆さん方というのは、...全文を見る
○前原国務大臣 時期については、今明確に申し上げることができないことは御理解をいただきたいというふうに思っておりますが、どういう具体的な提案ができるかということをしっかりとまとめて、また、浅野議員は地元でいらっしゃいますので、いろいろな御提案をいただいて、我々としては、採用できる...全文を見る
○前原国務大臣 井戸まさえ議員が、ハーグ条約、親権の問題について熱心に取り組んでおられますことに、心から敬意を表したいというふうに思っております。  ハーグ条約の締結の可能性につきましては、関係省庁の副大臣会議を設置するなどいたしまして、政務レベルでの積極的な関与のもと、真剣に...全文を見る
○前原国務大臣 まず、幾つかポイントを申し上げたいのは、春ということではなくて、この一年の上半期のいずれかの時期ということを申し上げてまいりましたので、まず、春ではない。(井戸分科員「訪米ということですか」と呼ぶ)ええ、訪米です。総理の訪米ですよね。総理の訪米については、上半期は...全文を見る
○前原国務大臣 一月二十五日の沖縄政策協議会の負担軽減部会においての発言について、赤嶺委員からのお尋ねでございますけれども、本年一月の米軍によります沖縄周辺等の海域における爆撃訓練につきましては、実際には、あらかじめ指定された訓練区域外の海域では行われなかったものと承知をしており...全文を見る
○前原国務大臣 もともと広い訓練区域を認めているわけですから、基本的にはそこでやってください、こういうことであって、仮に訓練区域外の我が国のEEZにおいてやる場合においては、国際法上の権利及び義務に妥当な考慮を払ってくださいよということをしっかりと伝える、こういうことでございます...全文を見る
○前原国務大臣 米軍を含む外国軍隊が我が国の国際法上の権利及び義務に妥当な考慮を払う限りにおいては、我が国のEEZで訓練を行うことは国際法上禁止されておりません。  他方、特に、沖縄近海におきましては、既に米軍にかなりの広さの訓練区域を認めておりますことから、射爆撃等の訓練は、...全文を見る
○前原国務大臣 もともとの合意というのが、グアムに移る海兵隊の八千人については司令部要員、こういうことでございましたけれども、その八千人というものについての中身を、どの程度かということについては、まだ具体的に我々は知り得ておりませんけれども、中身を見直すということを意味しているん...全文を見る
○前原国務大臣 お尋ねのグローバル・ポスチャー・レビューでございますけれども、海外の米軍基地、部隊の配置を現在の戦略環境に一層適したものにするための米軍の体制の見直しのプロセスであることは、委員も御承知のとおりでございます。  現在、オバマ政権のもとで、GPR、グローバル・ポス...全文を見る
○前原国務大臣 このGPRというのは、米軍の海外での基地、部隊の配置の見直しを戦略環境に合わせて行っていく、こういうものでございまして、このことについて我々が判断をするという立場にはございません。
○前原国務大臣 先ほども申し上げましたように、去年の五月の二十八日の共同発表文書というのは、委員も御承知のとおりだと思いますけれども、二〇〇九年二月十七日の在沖縄海兵隊グアム移転に係る協定に定められたように、第三海兵隊機動展開部隊の要員は約八千人、そして家族約九千人が沖縄からグア...全文を見る
○前原国務大臣 先ほど防衛副大臣が答弁をされましたように、我々としては数を知り得ておりませんので、その知り得ていないという前提でお答えすることは難しいということは御理解をいただきたいと思います。
02月28日第177回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○前原国務大臣 この地震が発生をしてから、かなりがたつわけでございますけれども、二十三日以降生存者が発見をされていないということについて、極めて残念に思っているところであります。  一方で、六十六名の緊急援助隊の皆さん方は、二十四時間態勢で、かわるがわる仮眠をとりながら、極めて...全文を見る
○前原国務大臣 それは内閣府で試算をしたものでありますけれども、二つ申し上げたいと思います。  一つは、日本の得意な工業製品、自動車に関する関税がアメリカなどは低いということ、逆に言えば、中国などは高いということであります。そして、農業については、中国あるいはアジアの国々と比べ...全文を見る
○前原国務大臣 これは、石破委員とは何度も議論いたしましたけれども、検察の判断というものについて、これは法を犯した者について検察が判断をしたということであります。しかし、それによって外交問題が生ずるというのは、古今東西ごまんとあるといって、ごまんもあるのかという話もありましたけれ...全文を見る
○前原国務大臣 今お尋ねのものにつきましては、一九七八年は、これは民公有地賃借料、基地交付金、そして……(笠井委員「総額で結構です」と呼ぶ)それを足したものですね。(笠井委員「足したもので結構です」と呼ぶ)千七百三十五億円。それから、一九八七年につきましては三千四百一億円。それか...全文を見る
○前原国務大臣 失礼しました。  二〇一〇年につきましては……(発言する者あり)いやいや、それはSACOと米軍再編を入れていますので、それは別ですので。済みません、暗算がなかなか大変で。済みません、すぐ計算します。五千六百九億円でございます。
○前原国務大臣 日本側の負担は、一九七八年が三五%、一九八七年が三六%、二〇〇九年はちょっと、またすぐ計算いたします。
○前原国務大臣 この中身につきましては、例えば、訓練移転であるとか、あるいは周辺対策であるとか、あるいは提供施設の移転であるとか、日本側が求めて行っている費用も含まれているわけでございまして、そういう費用もカウントすれば、この数字というものは私は妥当だというふうに思っております。
○前原国務大臣 十年以上たっておりまして、日本を取り巻く戦略環境というのは私は大きく変わっていると思いますし、それと同時に、今回のホスト・ネーション・サポートについては、使い道について大きく変える。つまりは、娯楽施設の人件費については減らす、そして光熱水料費については減らすという...全文を見る
○前原国務大臣 米軍再編の今後のあり方については、普天間の移転先も含め、あるいは、グアムへの八千人、そして軍人のみならず軍属、家族九千人、計一万七千人、そういったものの移転も含めて今後進めていくということでございまして、ロードマップは進めていくということでございます。
○前原国務大臣 全体像を示したかというふうに言われたので、ロードマップについてはそれで進めていくということをお答えしたわけであります。
○前原国務大臣 このホスト・ネーション・サポートにつきましては、先ほど申し上げたように、人件費とか、あるいは光熱水料費とか、あるいは施設費とか、そういった今米軍に対して我々が提供しているものについて払うというのが基本的なものでございます。そして、それにプラスをしてSACOの経費、...全文を見る
○前原国務大臣 先ほどお答えをいたしましたように、我々が反対をした理由については、ホスト・ネーション・サポートそのものに反対をしたわけではありません。中身の使い道については改善の余地があるということで、先ほど申し上げたように、娯楽性のある人件費について多額に払うのはいかがなものか...全文を見る
03月04日第177回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○前原国務大臣 衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、所信の一端を申し述べます。  昨年十一月、北朝鮮は韓国・延坪島を砲撃し、民間人を含む四名のとうとい命が失われました。北朝鮮による砲撃は許しがたいものであり、政府は、北朝鮮に対する強い非難を表明した上で...全文を見る
03月04日第177回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(前原誠司君) ODA全般について今大幅な見直しを指示しております。
○国務大臣(前原誠司君) 中国向けも含めて大幅な見直しを指示をしております。
○国務大臣(前原誠司君) 経済状況が非常に厳しい中で、そしてまた、それぞれの国の経済成長で国力が大きく変わっております。そういうものを踏まえて、大幅に中国も含めてODAの在り方の見直しを指示したということでございます。
○国務大臣(前原誠司君) 中国のGDPというのは日本を抜きました。もちろん地域の貧富の格差はありますけれども、世界第二位のGDPの中国に対してその下の国がODAを増やすなんということは、これは絶対にあり得ないことであります。  大幅な見直しを指示したということは、そういうことも...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 山本一太委員よく御存じのとおり、対中ODAの中には、環境の問題とか、言ってみれば光化学スモッグとか、日本に極めて大きな影響が及んでいるものもあります。しかし、これは基本的に中国でやってもらうというのが私はベースだというふうに思っておりますが、そういう案件...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) まずは委員長のお許しをいただきまして。  これは丹羽大使個人の意見を申されたんだと私は理解をしております。
○国務大臣(前原誠司君) 万全を期して対応させていただきたいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 報道ではそのようなことについては承知をしておりますけれども、実際どうかということについてはまだ確認は取れておりません。
○国務大臣(前原誠司君) 累次この件については答弁をしておりますけれども、二〇〇五年以降、油の値段が上がったこともありまして、ロシアからすると、最果ての地であるこのクリルにもいわゆる経済開発計画というのが行われまして、それのフォローアップにかなりの高官、大臣が行っているということ...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 我が国の領土であります。
○国務大臣(前原誠司君) 我が国の固有の領土でありますので、法的根拠がない形で支配されているということでございます。
○国務大臣(前原誠司君) 法的根拠のない形で支配されているということでございます。
○国務大臣(前原誠司君) 繰り返しの答弁になって恐縮でございますけれども、法的根拠のない形で支配されているということでございます。
○国務大臣(前原誠司君) 繰り返しになって恐縮でございますけれども、法的根拠のない形で支配されているということでございます。
○国務大臣(前原誠司君) これ、山本一太議員、誠に申し訳ありませんが、何度聞かれましても政府としてのお答えは、法的根拠のない形で支配されているというお答えになります。(発言する者あり)
○国務大臣(前原誠司君) 何度も同じ答弁になって恐縮でありますが、法的根拠のない形で支配されているということでございます。
○国務大臣(前原誠司君) 違うかどうかという判断は横に置きまして、今、法的根拠のない形で支配をされているということになります。(発言する者あり)
○国務大臣(前原誠司君) 横に置かなくても、法的根拠のない形で支配されているという答弁になります。
○国務大臣(前原誠司君) 何度も同じ答弁になって本当に恐縮でございますけれども、法的根拠のない形で支配をされているということでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(前原誠司君) 先ほど総理がお答えをされましたように、FTAAPへの道ということで今具体的に議論しているのは、ASEANプラス3、ASEANプラス6、そして日中韓FTAというものも今議論をしているところでございまして、これについては二〇一二年、つまりは来年に研究結果が出...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) どこというよりも、これは林委員よくお分かりのように、このTPPの九か国のうちのほとんどの経済規模が、これはアメリカなんですね。アメリカについては、米韓FTAというものを一つの区切りとして、これからの自由貿易についてはTPPの枠組みをやると、こういう話が伝...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 今非公式協議がこのTPPで行われておりまして、これはまだ具体的な国名を申し上げられませんが、九か国以外、これは日本を含めると十か国ですが、十か国以外でもこのAPECの加盟国の中でTPPに関心を持っている国が出始めております。そういう意味では、このFTAA...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) どの報道でございましょうか。    〔委員長退席、理事森ゆうこ君着席〕
○国務大臣(前原誠司君) その報道につきましては、私がパーティー券を売った先の誤記入がございまして、それについて訂正をしたということと、関係各位に御迷惑をお掛けをしたことについておわびを申し上げたということでございます。
○国務大臣(前原誠司君) 調べてお答えをしたいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 会計責任者が通帳を見まして、その会社の名前、振り込み先の会社の名前が私どもの事務所の名簿にございませんでした。名簿になかったがために、インターネットで検索をすると幾つかの会社が複数出てきて、そしてその住所と代表者を書いたということでございまして、この代表...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 私は、いわゆる今議論になっているSさんとは面識がございますので、Sさんにお願いをして、そしてパーティー券を買っていただいたということでございます。
○国務大臣(前原誠司君) 存じ上げております。
○国務大臣(前原誠司君) 私がお願いに上がりましたのはSさんでございます。
○国務大臣(前原誠司君) 恐らく今から六、七年前だと思いますけれども、先ほど野田大臣から、ある会合を中心的にやっておられる方から紹介を受けて何度かお会いをしたことがございます。
○国務大臣(前原誠司君) その初めの印象というのは余り覚えておりません。その主催者がやられる会合には余り顔を出さない方であります。
○国務大臣(前原誠司君) 存じ上げませんでした。
○国務大臣(前原誠司君) 存じ上げませんでした。
○国務大臣(前原誠司君) 報道で知りました。
○国務大臣(前原誠司君) そのようなことはございません。
○国務大臣(前原誠司君) 最終的には、この収支報告書、政治資金収支報告書というのは私の責任でございますが、なぜこういう間違いをしたかということを聞いたときに事務所から返答がありましたのは、先ほどお答えをしたとおりでございます。
○国務大臣(前原誠司君) その脱税で捕まった企業の関連会社を調べておりまして、全体像が分かった段階で全額返還をしたいと思っております。
○国務大臣(前原誠司君) 私がお願いしたものもございます。  それから、昨日記者会見で申し上げたように、その中心的な人物に対して野田大臣、蓮舫大臣を紹介したのは私でございます。
○国務大臣(前原誠司君) そのSさんを御紹介いただいたそのグループの中心の方を御紹介したのが私だということを申し上げたわけであります。
○国務大臣(前原誠司君) 党のパーティーもお願いしております。
○国務大臣(前原誠司君) 存じ上げておりません。
○国務大臣(前原誠司君) 全く知りませんでした。
○国務大臣(前原誠司君) それが事実かどうかは私は確認をしておりません。仮にそういう過去があったとすれば、それは、私がお付き合いしたことについては問題があったというふうに思います。
○国務大臣(前原誠司君) ございます。
○国務大臣(前原誠司君) 私が中学二年のときに山科に引っ越しまして、その団地のそばに焼き肉屋を経営されている方だと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 大変政治の世界に出る前からも親しくしていただきましたし、特に私が政治の世界に出るようになってからは一生懸命に応援をしていただいております。
○国務大臣(前原誠司君) 在日の方であります。
○国務大臣(前原誠司君) 委員が今日資料で出されておりますことを私も昨日ある方から聞きまして、献金を受けておりました。これについては、返金をして収支報告書を訂正をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 委員が指摘をされたものについては五万だと聞いておりますし、私が昨日事務所から聞いた金額も同じ金額を聞いております。
○国務大臣(前原誠司君) 私も昨日事務所の人間からそれを聞いたところでありますので、全体像を調べてしっかりと対応させていただきたいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 全体像を把握してからお答えをした方がいいと思います。(発言する者あり)
○国務大臣(前原誠司君) 全体像を把握してから判断をした方がいいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) まずは全体像を把握させていただきたいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) できるだけ早くしたいと思います。
○国務大臣(前原誠司君) 今回のニュージーランドの地震におきましては、一九九〇年以降で十五回、国際緊急援助隊を送っておりますけれども、一番早かったのが台湾の地震の二十一時間、今回はインドネシアの津波と並ぶ三十九時間ということで、ニュージーランドの距離を考えれば早い対応が取れたんで...全文を見る
○国務大臣(前原誠司君) 法律では、この国際緊急援助隊の所管というのは外務大臣になっておりまして、ただ、今回極めてスピーディーであったのは、例えば防衛省におかれては、この予備的な派遣も含めて政府専用機の派遣を決定をしていただきました。夜通しで千歳の政府専用機を北澤防衛大臣の指示の...全文を見る
09月26日第178回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○前原委員 おはようございます。  二年半ぶりの予算委員会でございまして、十数年間、野党で、この場でかなり厳しく追及をしてまいりました。与党である自覚をしっかり持って質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、改めて、東日本大震災でお亡くなりになられた皆さん方に心...全文を見る
○前原委員 九月の下旬、きょうは二十六日でございますが、いよいよ本格的な台風シーズンは十月だと言われているわけであります。しかも、九月の台風で大きな被害が残っている地域があって、二次災害、三次災害の可能性がございます。今、平野防災担当大臣がおっしゃったように、できるだけ早く対応策...全文を見る
○前原委員 私は、今の日本の置かれている状況というのは、今までの政治の中で、日本の制約要因と言っていいと思います、先ほど総理もお触れになられましたけれども、私は常々三つの大きな制約要因があるということを申し上げています。  一つは、人口減少社会に入ったということであります。二〇...全文を見る
○前原委員 次の質問までお答えをいただきまして、ありがとうございます。  就業の問題、外国人労働者の問題はまた後で聞こうと思っておりましたけれども、少子化対策、例えばフランスという国は、合計特殊出生率が一・八を超えていると思います。これは先進国の中ではかなり高い数字であります。...全文を見る
○前原委員 私はやはり、先ほど、後世に野田内閣というものがどう評価されるかということについて、今、当面の課題をしっかりやられるということでありますが、私の希望としては、野田内閣が一つの転換点となって、国家戦略というものにしっかり取り組んだ、そして、方向性を持って、その羅針盤で政治...全文を見る
○前原委員 今、総理は幾つかのポイントをおっしゃいました。産業空洞化、為替の問題も含めて。需要と供給の問題、これはデフレギャップの話だと思います。そして、労働人口の減少、電力供給という話をされました。  これは、当然、総理がおっしゃるとおりでありますけれども、私はそれにつけ加え...全文を見る
○前原委員 すぐにできることについて御努力をいただいていることは高く評価をいたしますし、やはり国家ファンドも含めた抜本的な円高対策に日本が備えをしっかり行うということが、意思を示すだけで、私は、またそれに対して、マーケットに対する一つのメッセージになるというふうに思いますので、し...全文を見る
○前原委員 菅政権では、このTPPに参加するかどうかについては、六月ということが一つの目安になっておりました。あるいは、日豪のFTA、EPAについても、六月ということがめどになっておりました。ただ、三月十一日に起きた大震災の後、その対応に集中をするということで、内政の問題、復旧復...全文を見る
○前原委員 こういう一つ一つの経済成長の制約要因を取っていくということが大事だと思いますので、ぜひ、我々も与党でありますので、政府と一体となって緊密に連携をとりながら、議論をし、そして結論を出していくということで、協力は惜しまずやらせていただきたいというふうに思っております。 ...全文を見る
○前原委員 私、西川福井県知事ともお話をいたしましたけれども、今まで協力をされてきて、そして、政府が誠実なる対応を、今まさに枝野大臣がおっしゃったように、安全と、そして地元住民に対する安心感をどう与えるかということ、その条件が整えば、協力という姿勢は全く変わっていないということは...全文を見る
○前原委員 大臣のおっしゃることもわかるんです。わかるんですが、企業経営者からすると、円高そして電力供給の問題を含めて、外に出るかどうかというところを腰を浮かして見ている企業というのがかなりあると私は思うんです。  したがって、そういう意味においては、あらましはどのぐらい、例え...全文を見る
○前原委員 私自身は、今の御答弁では少し不十分だと思います。  なぜかというと、福島の原子炉とあるいは最新型の原子炉は違いますし、福島の事故を受けた後に、電力会社は相当、私も美浜に行って、ここまでやっているのかというような応急措置も含めて、そして二、三年後の恒久措置も含めて、か...全文を見る
○前原委員 ぜひ御努力いただきたいと思いますし、これは自見先生のところ、金融庁にもかかわる話でございますので、自見先生、これについては協力してやるということを一言だけ御答弁いただけますか。
○前原委員 短い御答弁ありがとうございました。ぜひ、金融庁、協力をしていただいて、法改正をすると言っていただきましたので、御努力をいただきたいと思います。  それでは、時間も短くなってまいりましたので、我々がしっかりと政権交代前に申し上げていた天下りの問題について質問させていた...全文を見る
○前原委員 これは、それぞれの所管の大臣が相当ねちこくフォローし続けないと、なかなかなくなりませんよ。  私は、国交大臣をやらせていただいて、道路保全技術センター、これはなくす、駐車場整備推進機構、これは民営化する、そして、今一番私は前田大臣にぜひ頭の中に入れておいていただきた...全文を見る
○前原委員 これで終わりますけれども、とにかく、二年前に我々は国民の大きな期待をいただいて政権交代をしたわけです。言ったことについてはやはり責任を持ってやり抜くということが必要だと思いますし、ここは私は踏ん張りどころだと思います。  さまざまな役人の抵抗、巻き返しもあるかもしれ...全文を見る
10月31日第179回国会 衆議院 本会議 第4号
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○前原誠司君 民主党の前原誠司です。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、野田内閣総理大臣の所信表明演説につきまして、総理に質問いたします。(拍手)  冒頭、第三次補正予算の審議に当たり、改めて、東日本大震災、津波被害、そして先般の台風、豪雨災害でお亡くなりになられた方々に...全文を見る