前原誠司

まえはらせいじ

小選挙区(京都府第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数10回

前原誠司の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第189回国会 衆議院 本会議 第2号
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○前原誠司君 民主党の前原誠司です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、平成二十六年度補正予算の財政演説に対して質問いたします。(拍手)  まず、いわゆるイスラム国を自称するテロ集団、ISILへの対応と中東情勢について伺います。  一月二十日、ISILによって拘束され...全文を見る
01月30日第189回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○前原委員 民主党の前原でございます。  補正予算の締めくくり総括質疑ということで、同僚議員が行った質問観点をおさらいして、さらに政府に改善を求めるという視点で質問をさせていただきたいと思います。  今回の補正予算の質疑で、我が党の議員、特に補正予算にかかわって質問した議員は...全文を見る
○前原委員 時間が限られていますので、それは話を伺った上で聞いているわけでありますが、宮沢大臣がおっしゃったことは若干違って、事業の内容が違うことはないんですよ。  つまりは、地域人材バンク拠点というものについては、これは当初の方にやっているんですけれども、概算要求の中にも入っ...全文を見る
○前原委員 何か、頼りない、弱々しい答弁でありまして、六十・一億円も積んでおいて、留保つきです、使えないかもしれません、もごもごと言う。それが真実だと思うんですよ。無理ですよ、そんなの。だって、当初で十億でしょう。  しかも、人材をIターン、Uターンさせるという事業は大事なこと...全文を見る
○前原委員 では、そのために、使い勝手が悪かったら一つにするんですか。  それともう一つ、そういう答弁があると思っていましたので伺いますが、石破大臣のところは地方創生事業ですから、これだけの予算を使ったら大都市から地方に何人戻ったのか、これを検証してもらいたい、そして国会に報告...全文を見る
○前原委員 与党が多数を握っている中で、この予算は通りますね。そうすると、経済産業省のこのIターン・Uターン事業、厚生労働省、ほかにもあるんですよ、ほかの役所にもありますね。しかし、これについては、大都市から地方へもう一度戻ってもらって、職についてもらう。  さっき石破大臣は、...全文を見る
○前原委員 総理、今、石破大臣が前向きな答弁をされたんですが、今はもう本当に一つの事業のことについてお尋ねしました。  ただ、そういった重複事業が、総理は、渡辺周議員の本会議での代表質問に対して、重複を排除する、その前提として、施策の効果検証を厳格に実施するとおっしゃっているん...全文を見る
○前原委員 もう一つの事業は、これは我が党の後藤祐一議員が質問されました農水省の農地中間管理機構関連予算、西川大臣、いわゆる農地集積バンクであります。  これについては、きのうお話がありましたように、二十五年度の補正で四百億円、二十六年度当初で三百五億円、そして今回の補正で二百...全文を見る
○前原委員 最後に、総理、去年の十月六日、衆議院の予算委員会、当時は恐らくみんなの党だったと思いますけれども、浅尾委員の質問に対して、それはあれですね、二十五年度補正予算の効果は一体どうだったんだという質問に対して、総理はこう御答弁されております。「五兆円の対策を打ったところでご...全文を見る
○前原委員 この補正予算についてもそういった御報告をしていただくということでありますし、それをもとに、本当に、先ほどの重複、あるいは本当に補正で必要だったのか、どういう効果があったのかなかったのかということも含めて、ちゃんとしっかり国会で議論できるような材料を政府から提出をしてい...全文を見る
02月04日第189回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○前原委員 民主党の前原でございます。  昨年の十月の三日にこの場で質問をさせていただきまして、アベノミクス五つの誤算ということで質問をいたしました。  これだけ円安になっているのになかなか輸出が伸びない。それから、これだけ金利を下げて、そしてマネタリーベースをふやしているの...全文を見る
○前原委員 黒田総裁、二年前は、二年で二%、しかも、できるだけ早くとおっしゃった。そのときは多くの国民、マーケット関係者は、四月までに二%上がる、二%に物価上昇がなるというふうに考えていたんですよ。原油価格のことをおっしゃいましたけれども、それだけでは原因になりませんよ。後でお話...全文を見る
○前原委員 多くの人たちは、二年で、つまりは二〇一五年の四月の段階で二%に上がるという意思表示をしたと思っていた。それをいろいろと理由をつけておっしゃっているけれども。  では伺いますよ。はっきり答えてください。二〇一五年度を中心とする期間とはいつですか。二年程度とはどのぐらい...全文を見る
○前原委員 今の答弁の中で若干尻尾を出されたのは、やはり二〇一五年を目途に、ちょっとはみ出るかもしれないということをおっしゃったわけでありますが、つまりは、三年にはならないというのが、今の話だったら二年程度ですから、三年になったら二年程度じゃないんですよ。ということは、今の話でい...全文を見る
○前原委員 全然拍手するところじゃなくて、だって、一番のポイントはGDPでしょう。この一年間、GDPはマイナスじゃないですか。それで好循環が続いているといったって、何の説得力もないですよ。しかも、十八カ月連続、実質賃金が下がり続けているわけですから、どんどんどんどん。だって、先ほ...全文を見る
○前原委員 今総裁がおっしゃったように、二%の物価安定目標、これはなかなか難しいと思いますよ。一般では、展望レポートは願望レポートと言われていますから、二%にするというのはなかなか難しいわけでありますが、そうなるにしても、あるいは日銀が言っているように二%になるにしても、消費税引...全文を見る
○前原委員 ちょっと、財務大臣に質問しない方がよかったと今思いましたが。  総理に聞きます。  総理は、好循環を生み出すんだ、そして、要は思い切ってやるんだと。後で高橋是清さんの話をさせてもらいますけれども、思い切ってやるんだということで、そして有効求人倍率も上がった、株価も...全文を見る
○前原委員 二〇一三年六月に、イギリスで安倍総理は講演されて、高橋是清さんのことを取り上げて演説されたのを、御自身の演説ですから覚えておられると思います。高橋是清さんという方が一九三一年に大蔵大臣につかれたわけでありますけれども、このリフレ政策を称賛されているのが安倍さんでありま...全文を見る
○前原委員 総理、さっき笑っておられましたけれども、これは笑うような話じゃないんですよ。つまりは、本当にそういうストレスをためながら、今の指標がいいというふうにおっしゃっているかもしれないけれども、それは、未来永劫続く施策をやっておられないんですよ。それまでに本当に実体経済がよく...全文を見る
○前原委員 質問に答えないなら長々としゃべらぬでください、しかも、同じこと、いつも同じことを。  私がきょう言っているのはそういうことじゃない。短期的に成果が上がっているかどうかを言っているんじゃなくて、この成果を得るためにどれだけストレスをためてやっていって、それがたまってい...全文を見る
○前原委員 このやりとりはこれで終わります。つまりは、私がきょう申し上げたかったのは、仮に今いい成果が出ているとしても、それは相当なストレスをためながらやっていて、それが爆発をしたら元も子もなくなるような危険なギャンブルをやっているんだということ、そのことを指摘させていただきたい...全文を見る
○前原委員 後者の質問にお答えをいただいていないと思うんですけれども、どれぐらいで下げどまらせるということなのか。それは、やはり大きな政策目的だと思うんですね。  この政府からいただいているものだと、うまくいった場合においては九千万人ということになっていますが、九千万人で安定さ...全文を見る
○前原委員 もう時間がないので、また本予算の質疑のときにも譲りたいと思いますけれども、他国の事例を見ますと、出生率を結果として回復しているところ、出生率を目標にしている国というのは余りないんですね、出生率を結果として回復している国というのは、家族向け支出、子供向け支出というものが...全文を見る
○前原委員 ある程度、財政支出を伴い、また中身を詰めていかないとこの国家目標というのは達成できないということですので、相当、予算の組み替えも含めて思い切ったこと、あるいは歳入改革も含めて思い切ったことをやらないと、本当にこの国家目標は達成できないということ、このことを申し上げ、ま...全文を見る
02月20日第189回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○前原委員 おはようございます。民主党の前原でございます。  質問に先立ちまして、まず、安倍総理大臣に残念なことを申し上げたいと思います。  きのうもそうですが、国会中、閣僚席からやじを飛ばされるということ、これは極めて品位に欠ける。そしてまた、御自身がやじを飛ばしたことにつ...全文を見る
○前原委員 ちょっと反省が足りないんじゃないですか。  事実誤認って、きのう、玉木議員の質問のときに、農林水産大臣のときに何で日教組が出てくるんですか。それは、そこでやじを飛ばしていたのは総理自身でしょう。  反省をもっとしてもらいたい。しっかりと自分自身が反省をするというこ...全文を見る
○前原委員 これは全く反省していないですね、あなた。(発言する者あり)そのとおりだって、きのうは西川さんのいわゆる献金疑惑について玉木議員が質問して、それに対してあなたはそこからやじを飛ばしていたんですよ。  聞かれたらそれを答弁するならわかりますよ。それを開き直って、また抗弁...全文を見る
○前原委員 反省はしないし、素直ではないし、器量が小さい。それを国民の皆さん方に示したと思いますよ。  委員長、総理のみならずほかの大臣、名前は言いませんよ、多分自分自身だと思っておられる方がおられると思いますが、余りにも答弁席からやじがひどい。これについては、しっかり委員長か...全文を見る
○前原委員 こんなくだらぬことで五分も時間を使うというのは、本当に情けない話であります。  それでは、質問をいたします。  まず、旧朝鮮総連ビルのことについて伺います。この問題は、単なるビルの賃貸の問題じゃなくて、外交問題、そして国民の血税がどれだけ無駄に使われたかという非常...全文を見る
○前原委員 ちょっとこのグラフをごらんいただきたいわけでありますが、今、預金保険機構の理事長からお話ありましたように、朝鮮総連に対してはどういう問題があるのかということであります。  朝銀信用組合という、いわゆる民族系の金融機関というのが最大三十八ございました。一九九七年から二...全文を見る
○前原委員 ということは、合計で一兆三千四百五十三億円の公的資金がこのいいかげんな金融機関に対して投入をされて、国民の税金、血税としていわゆる穴埋めをされた、こういうことであります。  そして、先ほど理事長からお話がありましたけれども、では、朝鮮総連が、預金保険機構、RCCに対...全文を見る
○前原委員 一兆三千四百五十三億円で、認定されているのが、たったですけれども、それでも六百二十七億円という金額でありまして、このうち幾ら回収できましたか。
○前原委員 六百二十七億円のうち回収できたのが三十七億円、つまりは、いまだに朝鮮総連に対してRCCは五百九十億円の債権を持っている、こういうことになるわけであります。  さて、ここからが本題なんですが、今回の旧朝鮮総連ビルの競売、転売をめぐる経緯というのが非常に怪しくて、まずは...全文を見る
○前原委員 外務大臣に伺いますけれども、日朝協議の中で、北朝鮮側が旧朝鮮総連ビルの継続使用を議題として取り上げていますか。
○前原委員 預金保険機構にもう一遍聞きます。  五百九十億円の債権があるんですね。仮にグリーンフォーリストと朝鮮総連が賃貸契約を結べば、賃料をRCCは差し押さえるべきじゃないですか。いかがですか。
○前原委員 これはすごく大事な答弁をされたんですね。  つまりは、朝鮮総連が継続使用を転売を行って図ろうとしても、五百九十億円の債権がある以上は、賃貸契約を結べば、それはあらゆる預金保険機構、RCCの権能を使って、賃貸契約も差し押さえができるんですよ。つまりは、継続使用というも...全文を見る
○前原委員 総理と私、当選同期で、総理が一番初めに質問されたのかどうかわかりません。私もこの問題については十回ぐらいやりました。そんな同じ問題意識を持ってお互い取り組んだ問題だということであります。  総理に伺いますけれども、拉致の問題というのはしっかりと解決しなきゃいけない、...全文を見る
○前原委員 拉致の問題、一年ということで、半年が過ぎたわけであります。これについては、外交当事者でないとなかなか接し得ない情報もあると思いますけれども、今総理のおっしゃった違法な問題と、また拉致の問題も北朝鮮が起こしたテロでありますから、こういった問題を取引材料に使わない、そして...全文を見る
○前原委員 委員長、資料請求をしたいと思いますが、この七つの信用組合、七つというのは、資料五を見ていただきますと、新設が四、既存が三あるんですが、七つなんですが、先ほど資料四で申し上げたことが徹底されているかどうか、それぞれの金融機関について、金融庁から検査の資料をしっかりいただ...全文を見る
○前原委員 その上で、金融担当大臣、一つ伺いますけれども、この資料五の「既存」のところで、岐阜市に本店があるイオという信組、これは見ていただくと、不良債権比率が二五・九二%なんです。四分の一以上が不良債権化しているわけですね。これはちょっとおかしいと思いませんか。  このことを...全文を見る
○前原委員 その調査結果も、委員長、委員会に提出をしていただきたいと思います。
○前原委員 それでは次に、アベノミクスのリスク、アベノリスクとそれからアベノミクスのコスト、アベノコストについて質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、黒田日銀総裁、お越しをいただいていると思いますが、二月十二日の経済財政諮問会議で、昨年、格付会社ムーディーズが...全文を見る
○前原委員 今答弁されたのは議事録に載っているものですよね。つまりは、議事録に載っていない中で発言をされているということを私はその場におられた方から確認をしているわけであります。  それと、今おっしゃったバーゼル委員会につきましても、ことしの一月二十三日、リスクウエートゼロの見...全文を見る
○前原委員 質問には答えておられないんですが、ただ、それが、バーゼル委員会が見直した場合には、急激なリスクが来るということは事実だというふうに思うんですね。  前回の質問で指摘をさせていただいたんですが、安倍総理の消費増税延期によって、日銀の金融政策というのは確実にリスクは高ま...全文を見る
○前原委員 では、違う質問をしましょう、違う形で。  限界が来るまでに、つまりは何らかのさまざまな異変が起きるまでに、この追加緩和を続けたら必ず二%を達成できると言い切れますか。言い切れるかどうか、それをお答えください。
○前原委員 委員長、質問に答えていないんですよ。  つまりは、必ず二%は実現できる、そしてそれまでの追加緩和はやり続ける、それはベストシナリオであって、それができるかどうかわからないんです。  私が先般ギャンブルだと言ったのは、その二%が達成できるまでに、追加緩和をやっていっ...全文を見る
○前原委員 今総裁がお答えになられた二つというのは連動しているわけですよ。切り離すことはできない。それはわかっておっしゃっていると思うんです。  つまりは、今、株が上がっている。きのう岸本委員が質問されたGPIFが株を買っているというので、株も上がっている。あるいは、追加緩和に...全文を見る
○前原委員 答えていないんですよ、だらだらと。そんな政策目的はわかりますよ、そうなっているかどうかは別にして。そんなに貸し出しもふえていないし。  聞いているのは、その政策効果がどうのこうのじゃなくて、実質金利がマイナスということは、結果的に、国民の資産が目減りをして、国の借金...全文を見る
○前原委員 答えになっていないよ。これ、ひどいですよ。全体のことを聞いていないでしょう。全体のことを聞いていなくて、実質金利がマイナスだったら、国の借金は減る、目減りをする、国民の金融資産は目減りをする、それはあるのかどうなのかということを聞いているんですよ。それを言わないで、全...全文を見る
○前原委員 ですから、要は、全体でうまくいくと言いながら、国民に対してはちゃんと説明していなかったんですよ。国債を買うことによってイールドカーブを下げて、そしてインフレ期待を持たせることによって、名目金利からいわゆるインフレ期待を引いたもの、実質金利はマイナスで、つまりは、国民の...全文を見る
○前原委員 時間が参りましたのでこれで終わりたいと思いますけれども、やはり、払っている人と払わない人、払えない人、この不公平さの中で差が生じるということがあってはいけないし、やはりしっかりと国としてこういうものについては法律の改正も含めて取り組むということが大事だと思います。 ...全文を見る
03月13日第189回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○前原委員 民主党の前原です。  第二次安倍政権が誕生してから二年余りがたちました。異次元の金融緩和が始まってから約二年がたちました。果たして国民の生活は本当に改善されているのか、この観点から幾つか質問をさせていただきたいと思います。  安倍総理、締めくくり総括でありますので...全文を見る
○前原委員 簡単に答えてください。  これが実質賃金の説明ですと言っているのが、実質賃金の説明で合っていますかと聞いているんです。イエスかノーでお答えください。
○前原委員 総理は、実質賃金、名目賃金すらわかっていないんですよ。これは名目賃金ですよ。名目賃金がこれですよ。  実質賃金というのは何ですか、今、平均の実質賃金とおっしゃったけれども。実質賃金と名目賃金がわからなくてアベノミクスは成功だと言っているんですか。
○前原委員 それだったら、これは名目じゃないですか。名目のことを実質と言っていて……(安倍内閣総理大臣「いやいや、それは違うって」と呼ぶ)いや、違わないですよ。間違っていることをごまかしちゃいけないですよ。さっきの説明は、名目の話をされているんですよ。わかっていない。  二枚目...全文を見る
○前原委員 べらべらと苦しい答弁を続けられますね。  では、幾つか申し上げましょう。  これは総理が間違っているということを素直に認めた方がいいですよ。この説明は、まず実質賃金の説明ではない。これは名目賃金の説明である。それは率直に、余りじたばたせずに、言いわけせずに認めた方...全文を見る
○前原委員 苦しい答弁が続きますね。ある意味で、実質賃金と名目賃金がわからない方にマクロ経済をどうのこうのと言ってほしくないですね。  余りにも往生際が悪いので、ちょっと四枚目のフリップを出しましょう。  これは左側を見てください。安倍政権の二年間で、今、賃金を上げる上げると...全文を見る
○前原委員 実質賃金が大事だということは、聞いたことは最後にちょこっとだけお答えされましたけれども、これから前の部分は要りませんから。もう何度も何度も壊れたレコードのように聞かされていますから。  実質賃金、実質可処分所得がどうやって上がるかというのが大事だということなんです。...全文を見る
○前原委員 アメリカがことしにも利上げをするのではないかというふうに言われています。そうすると、日米金利差がさらに拡大をして、そして、今若干もうそういう傾向にありますけれども、きょうで百二十一円ぐらいですか、一ドルが。そうすると、円安がさらに進んでいくということになると、輸入物価...全文を見る
○前原委員 今総理がお答えいただいたので大体お答えいただいていることになっているんですが、もう一度確認をさせてください。  私は先ほどアベノミクスの問題点をいろいろ指摘させていただきましたけれども、では、政府、日銀が共同文書をつくられて、それで物価上昇というのが仮にできたとする...全文を見る
○前原委員 正直にお答えをいただいたと思います。  二%の物価安定目標が仮に達成されたということになれば、本来、先ほどの賃金の話で申し上げると、実質賃金を上げなきゃいけないということですけれども、マクロスライド分、実質年金額は下がり続ける、そういう仕組みになっているということを...全文を見る
○前原委員 今、厚生労働大臣は重要な答弁をされたと思います。  これは予算委員会の中でも一度答弁されているんですけれども、基礎年金だけに生活を頼るなということをおっしゃっているんですよ。つまりは、基礎年金はそういうものじゃないんですよということを答弁されたんです。私は、国民全体...全文を見る
○前原委員 今総理が御答弁いただいたように、本当に生活の苦しい方から、それから、ちゃんとストックのある方、老後が安心な方、いろいろおられると思うんですよ、先ほどの三千九百五十万人の方々。それを一律マクロ経済スライドを発動するということでは、私はやはり、この生活の苦しい方々がどんど...全文を見る
○前原委員 締めくくり総括質疑、民主党として最後ですので、この予算案に対してのスタンスを申し上げたいんです。  先ほど、三枚目のパネルで申し上げました、二年間の経済はよくなっているんだ、よくなっているんだということをおっしゃっている。それは、よくなっている数値もあるでしょう。し...全文を見る
06月01日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第6号
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○前原委員 民主党の前原です。  まず、日米防衛協力の指針について質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、中谷大臣に質問いたしますが、一九九六年四月の十七日に、橋本・クリントン両首脳によりまして、日米安保共同宣言が採択をされた。これは中谷さんも御存じだと思いま...全文を見る
○前原委員 概括的には今おっしゃったところで、もちろん外れているわけではありません。それは役所が用意した答弁を読まれているわけですから、それについては。  ただ、大事なところが抜けているので、今からそれについて議論をさせていただきたいと思います。ここからは総理も聞いておいていた...全文を見る
○前原委員 では、伺いますよ。  一緒に仕事をしていましたよね、あのころは。沖縄の問題で一緒にペンタゴンにも行きましたし、ゴラン高原にもPKOを派遣するかどうかで、一緒に行って、徹夜でエルサレムで合意をしたというケースで一緒に仕事をしていたわけでありますけれども。  あのとき...全文を見る
○前原委員 それも、うそなんですよ。防衛省の中で仕事をされていて、ないということになっているんですよ。つまりは、そういう要望が具体的にあったんだ。  中谷さん、ここは真剣に答弁していただかなきゃいけないけれども、アメリカが北朝鮮の空爆を計画していた、しかもそれは非常に切迫したも...全文を見る
○前原委員 連立与党の中で、そういった前提の中で、今だったら特定秘密保護法案に指定されるようなものを我々は見ながら、そういった話をしたわけですね。  もう一度申し上げますよ、中谷さん。  先ほどの答弁は、アメリカが北朝鮮を空爆するというオプションを持っていたということを知らな...全文を見る
○前原委員 例えば、金泳三元大統領が二〇〇八年に当時の駐韓アメリカ大使に会って、私がビル・クリントン米大統領の寧辺核施設爆撃計画を阻止していなければ今ごろ韓半島は非核化されていたはずだ、こういうことも述べておられるということが報道されているわけですね。  中谷大臣、この安全保障...全文を見る
○前原委員 今は何でも機密情報を知り得る立場でしょう。そして、当時は、あなたは安全保障の専門家として、一緒に仕事をしたじゃないですか。そのときに、アメリカからの要望項目もあった。それは、アメリカが北朝鮮を空爆するというオプションを前提に物事をやっていたわけでしょう。  それを全...全文を見る
○前原委員 こういう、日本の安全保障にとって大事な議論をしているわけです。そして、日本国民全員が、一番日本の安全保障にとって危機があるとすればどこの国なのかということはわかっているわけですよ。北朝鮮でしょう。  北朝鮮が核開発をし、ノドンミサイルを二百発以上持っている。そして工...全文を見る
○前原委員 この委員会、この場所、あるいはテレビ、院内テレビでずっと見させてもらっていますが、中谷さんよりも、今、総理の方がいい答弁ですよ。なかなかそういうのは今までなかったけれども、長く答弁されていて。そうなんですよ、軍事オプションというのはあったんですよ。あったということをお...全文を見る
○前原委員 だから、そう言えるかと言っているわけです。  つまり、中東とか離れている場合だったら、今おっしゃることについては一定の担保ができるかもしれません。しかし、朝鮮半島でそういう行為が起きたときに、実際、一九九四年に起きかけたわけですよ、軍事オプションとして。そのときに、...全文を見る
○前原委員 いや、大事なところだから、しっかりと詰めておきたいと思います。  これ、国民の皆さん方も、アメリカが北朝鮮を根拠なく攻撃する、先ほど申し上げたように、法的根拠なく。だって、一九九四年にはやろうとしたわけですから。その際に、これは一番蓋然性の高い話ですから、私は、法律...全文を見る
○前原委員 究極の選択じゃないんです。あり得ることを言っているんです。  日本の安全保障にとって、では何でミサイル防衛を数兆円かけてつくっているんですか、日本は。このミサイル防衛で撃ち落とすことができるのはどこのミサイルですか、中谷大臣。
○前原委員 周辺国とはどこですか。
○前原委員 繰り返し申し上げているように、ノドンミサイルは二百基以上ある。これに対してのミサイル防衛システムなんですよ。そして、では何で北朝鮮のためにそういった、税金を使ってミサイル防衛システムをつくっているといったら、北朝鮮の脅威があるからでしょう。そして、北朝鮮の脅威に対して...全文を見る
○前原委員 だから、これはまさに本音と建前の議論からすると、建前の法律なんです。建前の法律でいいのかということ、これは大きな問題ですよ、大きな問題。つまりは、この法律は建前の法律になっている。しっかりとこの点は、私は問題であるということはテークノートしておきたいと思いますし、本当...全文を見る
○前原委員 中谷さん、自衛隊法はポジティブリストですか、ネガティブリストですか。
○前原委員 そうなんですよ。自衛隊法というのはやれることが書いてあるんです。ネガティブリストというのは、やっちゃいけないことが書いてあって、それ以外はやってもいいんですよ。つまり、この別表から考えると、自衛隊法、実際は自衛隊法がベースでしょう。だって、自衛隊が、自衛官が対応するわ...全文を見る
○前原委員 最後の一言が本音ですよ、縛られることがないようにと。それは問題なんですよ。  ちゃんとどういうことをやるかということを示してもらわなきゃいけない。だったら、この別表に書いてあること以外で何が具体的に協力内容としてあり得るんですか、答弁してください。
○前原委員 中谷大臣、資料を渡していますから、そこに。事務方からもらった答弁書ばかり見ているから、私が出した資料を見ていないんです。  私の質問は、別表以外に、旧ガイドラインの別表以外にやり得ることというのは何があるのかということを聞いているんです。時間の無駄をさせないでくださ...全文を見る
○前原委員 委員長、具体的にどういった活動内容を想定しているのかということについては、この委員会で、しっかりとやはり提示をしていただいて、そして、その中身についても議論をしたいというふうに私は思います。また、それが大事だと思いますね。委員長もそう思われると思います。  ぜひ、そ...全文を見る
○前原委員 最後に、総理、総理がアメリカに行かれた後に、私、訪米いたしまして、今回の総理の訪米というのは極めて向こうでは好評でした。それは、私は当たり前だと思うんですね。支援の内容をこれだけ拡大する、こういうことを言えば、それはアメリカは期待をしますし、それについてはウエルカムな...全文を見る
○前原委員 日米同盟は大変重要ですし、その中身を変えていく、そして充実させていくことは大事ですが、やみくもに日米同盟の協力関係を強化したらそれは全て日本の国益になるということではない、いろいろな失うものもある、そういうことをしっかりと認識した上で、トータルで、どうすれば日本の安全...全文を見る
06月10日第189回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○前原委員 お疲れさまでございます。民主党の前原です。  まずは、現在の為替水準につきましてお話をさせていただきたいと思います。  皆さん方にお配りをしております資料、一枚目をごらんいただけますでしょうか。下の左側が二〇〇七年からのドル・円の為替レートでありまして、きょうが先...全文を見る
○前原委員 私は主に二つの要因があると思っていまして、一つは、アメリカの経済がいいということですね。アメリカの経済がいいということが大前提でありますし、それから、その経済がいいからこそ、テーパリングから今度は利上げへと、イエレンさんが年内にも利上げかという話をされている中で、市場...全文を見る
○前原委員 質問は、荒いという言葉を使われた背景には、ボラティリティー、つまり変動幅が大きいということはよくない、こういう意味でおっしゃったんですかという質問をしております。
○前原委員 そのお答えをいただければと思います。  黒田総裁も、安倍総理とお話をされた後の、会談後の発言で、為替レートが経済のファンダメンタルズを反映し安定的に推移することが望ましい、こういうことをおっしゃっているわけであります。  黒田総裁も、今、麻生大臣がお答えになられた...全文を見る
○前原委員 それでは伺いますが、今の為替相場は日本のファンダメンタルズを反映しているとお考えなのかどうなのか、その辺についてお答えください。
○前原委員 図一の下の右のグラフをごらんいただきたいんですが、これは実質実効為替レートというものとドル・円を並べたものでありまして、今、黒田総裁がリーマン・ショック後とおっしゃいましたけれども、プラザ合意あたりからずっと、この実質実効為替レートとドル・円というものをグラフにしたも...全文を見る
○前原委員 その前段の説明は私もしているわけですね。ですから、それを踏まえて、今の、プラザ合意前の水準になっていることについて、先ほど総裁は、私が後ほど使おうとした例えば競争力とか、あるいは実力という言葉を使われましたよね、そういう面からして、この円安に振れているということについ...全文を見る
○前原委員 ある意味で、一つの方向性について、もちろん前提条件を置きながら発言をされたわけで、実質実効為替レートにおいて、これ以上の円安が進むということは考えられないということをおっしゃったわけであります。  対象国を絞ったナローベースの実質実効為替レートと、少し対象国を広げた...全文を見る
○前原委員 先ほどBRICSと資源国の話をしましたけれども、実は、韓国ウォンとかユーロ、それからイギリスのポンド、これもこの実質実効為替レートだと落ちていっているんですね。そういう意味では、逆に言うと、先ほど申し上げたようにドル高であって、円安というよりも、そういった国と考えると...全文を見る
○前原委員 若干厳しい言い方をすると、二年で二%ということをおっしゃっていた、しかし、今回は、一バレル百ドルぐらいで計算をしていた原油価格が五十五ドル程度まで下落をした、こういうことですけれども、それでも、これは展望レポートに書かれていますけれども、原油価格下落による寄与度という...全文を見る
○前原委員 それで、去年の十月三十一日の追加緩和のときに、日銀からわざわざ御報告をいただきました。どういう趣旨なのかといった報告をいただいたときに私が驚いたのは、原油価格が下落をした、これは経済にとってはプラスです、国民にとってはボーナスです、しかしながら、ここで物価の上昇という...全文を見る
○前原委員 総裁、過去の話をしているんじゃないんです。  先ほど申し上げたように、これから、CPIは対前年度比ですから、そのとおりですとおっしゃったように、一—三、四—六、七—九、こういったものはCPIがなかなか伸びてこない、マイナスになるかもしれないということの中で、本気でデ...全文を見る
○前原委員 そこで、仮にということで、もしそういう状況になればちゅうちょなくということをおっしゃっているわけですが、どういったことが考えられるのかということについて、少し総裁と議論させていただきたいというふうに思うわけであります。  これは一度予算委員会でもやらせていただいて、...全文を見る
○前原委員 私が次に質問しようとしたことに答えられていて、私が今質問したことには答えられていないんですね。つまりは、買い入れが物理的に可能かどうかという話は後でしようと思っていたんです。その答弁を今されたんですね。  そうじゃなくて、私は、財政法第五条に言う財政ファイナンスでは...全文を見る
○前原委員 総裁がおっしゃりたかったのを私なりに解釈すると、国は借金をするために国債を発行している、そこは、どこが持とうが、実際問題、国の財政健全化に向けてちゃんとやってもらわないと、どこが保有しているかどうかというよりは、そこの柱が崩れたらだめなんだ、そういうことをおっしゃりた...全文を見る
○前原委員 先ほど申し上げたような、後で麻生大臣に伺いますが、政府が財政再建についての取り組みというものが不十分であったり、あるいは、やはりどう見ても発行している国債の額の日銀が保有する割合というものが余りにも大き過ぎるということが見られたときには、私は、マーケットが特に小さくな...全文を見る
○前原委員 では、私が具体的に申し上げますので、それでいい、正しい、あるいは自分も意見が同じかどうか、それだけで結構ですので、少し私の意見を申し上げます。  付利金利を下げると、金融機関にとっては超過準備を持つインセンティブというのが薄れますよね。薄れるということは、日銀に、資...全文を見る
○前原委員 先ほどの量の話に戻りますけれども、付利金利を引き下げないとおっしゃったので、追加緩和をさらにされるとすると、この選択肢は消えたわけであります。  図九をごらんいただけますか。これが日銀のバランスシートの推移であるわけでございますけれども、資産、負債、両方とも当然なが...全文を見る
○前原委員 その事実関係は、私も短い期間でしたが、ここにおられる古川さんの後に経済財政担当大臣をやらせてもらったのでよくわかっておりますけれども、答弁が変わられていますよね。  つまりは、物価安定目標が達成されて、金融経済が正常化したもとにおいてまた復活するという考え方でござい...全文を見る
○前原委員 復活する、その上で今後どうするか検討するということはどういうことですか。復活するということと検討するのは、検討したら復活しないかもしれないじゃないですか。  二〇一三年の五月には、復活するということを言い切っておられるわけですよ。それしか選択肢はなく、言い切っておら...全文を見る
○前原委員 繰り返すようですけれども、二〇一三年五月八日は、復活すると言って終わっているんですよ。その時点で、しかし、その上でどうするかどうかはまた考えますなんて一言もおっしゃっていないんですよ。だから、変わっているんですよ。それだったら、変わっているとおっしゃった方が僕は非常に...全文を見る
○前原委員 さて、その上で、いわゆるどういうシナリオを描いているかということで、麻生財務大臣のお考えも承りたいなと思っているわけであります。  内閣府が出している中長期の経済財政に関する試算ということで、きょうは西村副大臣もお越しをいただいているわけでございますけれども、二つの...全文を見る
○前原委員 先ほどから議論しているように、かなりリスクを背負っていわゆるアベノミクスというものの柱をつくっておられるのが日銀の異次元の金融緩和ですよね。その対をなすのが財政再建。そこがアンカーで、しっかりといかりがおりていないと異次元の金融緩和というのは吹っ飛びますから、そういう...全文を見る
○前原委員 二〇一五年の半減も、補正予算でかなり粉飾的なものをやっているというのは何度も指摘をされてきたことでありますし、私は、先ほどの、民間議員のさらに経済の上振れということについてはもっとかた目に見なきゃいけないというのは、それは御見識だと思いますよ。ただ、私は、経済再生ケー...全文を見る
11月10日第189回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○前原委員 民主党の前原でございます。  まず、きょうは消費増税についてお話をしていきたいというふうに思っております。  安倍総理に二つほどまず確認をさせていただきたいと思います。  午前中の稲田さんの質問にも御答弁をされていましたが、私の質問にもお答えをいただきたいと思い...全文を見る
○前原委員 ちょっと気になったんですが、基本的にはというのは、基本的というのがつくと例外になっちゃうんですけれども、今の基本的にということは、リーマン・ショック級のものがない限りは上げるという意味で基本的とおっしゃったのならそれはそれで結構ですが。
○前原委員 そして、では、軽減税率というものが今与党の中で議論をされていると伺っておりますけれども、二〇一七年四月に、よっぽどのことがない限りは消費税を一〇%に上げる、そして軽減税率はそのときに一緒に導入するということが与党の方針として固まっているということでよろしいですか。
○前原委員 総理にお答えをいただきたいんですね。  自民党総裁として、自民党の税調会長をかえられました。野田毅先生という方は立派な方だと私は思いますけれども、その方をかえて、宮沢税調会長になったわけですね。専ら言われているのは、公明党との議論を加速化させるということだというふう...全文を見る
○前原委員 ということは、総理、先ほど山井さんが臨時国会をということでありましたが、来年の通常国会においては、これは後で財務大臣に質問させていただきますけれども、仮に軽減税率を導入するということになりましたら、かなり作業が要りますよね。そうなるということは、来年の通常国会に、これ...全文を見る
○前原委員 なぜこの質問をしたかというと、きょうの本題の一つなんですね。  三党合意というのがありました。我が党が政権のときに、自民党、公明党との間で三党合意を行って、そして社会保障・税の一体改革を行ったわけです。それについては、国交大臣になられた石井大臣が政調会長として真摯に...全文を見る
○前原委員 私の質問は、なぜ軽減税率を選んだのかという質問で、確認です。  今総理は、いわゆる給付つき税額控除については、執行面での所得の把握等に問題があり、こういうことで軽減税率を選ばれたという御答弁と解してよろしいですか。
○前原委員 今の御答弁は、若干、天に唾する話なんです。  なぜかというと、所得の把握に問題ありということになれば、今から導入しようとしているマイナンバーに、みずから政府が問題を抱えている、つまりは、これの実施について問題を認識しているということの裏返しにほかならないんですね。 ...全文を見る
○前原委員 課題と問題の言葉の違いというのはあるかもしれませんが、では、もう一点から指摘しましょう。  財務省が、日本型軽減税率制度、還付ポイント制度というのを出されましたね。何かこれはいつかお蔵入りをしてしまって、国会が開催されていませんでしたけれども、それを議論するすべもな...全文を見る
○前原委員 そうなんですよ。  整理いたしましょう。つまりは、マイナンバー制度に問題があると言っていない、課題だとおっしゃった。では、課題は克服すればいい。マイナンバー制度をしっかりと国民が理解をし、安心をして、そしてまさに正確な資産と所得の把握をできる、そして社会保障や税につ...全文を見る
○前原委員 まず左上をごらんいただきますと、軽減税率というもの、これは、緑の折れ線グラフが消費税一〇%、そして青の線が五%ということであります。八%にもうなっているんですけれども、一応五%で表はつくらせていただいたんですが、例えば、酒とか外食を除く食料や書籍、出版物というものを軽...全文を見る
○前原委員 給付つき税額控除は一長一短があるとおっしゃいました。  百歩譲って、私は、マイナンバー制度を導入したら所得の把握、資産の把握ができるからデメリットはない、絶対に低所得者対策、むしろ軽減税率よりもよっぽど給付つき税額控除の方がいいということは改めて申し上げたいと思いま...全文を見る
○前原委員 どういうものを導入されるかということはまさに麻生財務大臣がお決めになることだというふうに思いますが、いずれにしても、中小企業者からすると煩瑣になるということですね。  穴があく、手続的に難しい、そして、申し上げたように、非効率的なんです、軽減税率というのは。  さ...全文を見る
○前原委員 一億総活躍、私はそれができればいい社会だと思いますよ。そういう方向性、的か矢か、的とおっしゃいましたけれども、それについて、私は、その方向性について文句を言うつもりはありません。合計特殊出生率一・八、それはやるべきだと私も思いますよ。ちなみに、一・八でも人口は減り続け...全文を見る
○前原委員 合理的な説明はありません。連立与党の合意の約束に基づいてということは、公明党さんに配慮してということだということで理解をさせていただきました。これから、もっと説得力のある、中身ですよ、政策の中身、手続だけじゃなくて、それをしっかり求めていきたいと思います。  最後に...全文を見る
○前原委員 ちょっとパネルをごらんいただきたいんですが、今回この問題が起きたのは、三井不動産レジデンシャル、ここがいわゆる販売元ですね、そして元請が三井住友建設、そしてくい打ち工事を担当したのが日立ハイテクノロジーズ、そしてくい打ち工事を施工したのが旭化成建材、こういうことだった...全文を見る
○前原委員 私も、一年間国交省で仕事をさせていただきましたので、大臣の立場であれば同じことを言うと思います。徹底的にまずはこれを調べる。徹底的に調べて、この全体の構造問題にまで思いをめぐらせて、そして再発防止策をとる、こういうことが大事だと私も思います。  その上で、パネルには...全文を見る
○前原委員 時間が来ましたので終わりますが、公共事業には品質確保法というのがあるんですね。ただ、民間工事にはないんです、品質確保法というのは。麻生大臣、今、そのとおりだとおっしゃっておりましたけれども、これは、今の業法でしっかりとできていなかったら、こういう法律も検討されるべきじ...全文を見る
○前原委員 終わります。