前原誠司

まえはらせいじ

小選挙区(京都府第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数10回

前原誠司の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○前原委員 まず、総理に伺います。  総理は、平成三十年度の予算審議の中で、再三、歳出改革とあわせて経済成長をさせなければ財政再建はできないと言われてきました。もちろん、経済成長と歳出改革というのはともに必要だと考えますけれども、経済成長と歳出改革で財政再建はできるとお考えです...全文を見る
○前原委員 確かにこの五年間で税収はふえました。そして、新規発行国債の額は減りました。しかし、平成三十年度の予算を見ておりますと、一般会計の歳出歳入の規模は九十七・七兆円ですね。そして、歳出の国債費は約二十三兆円、四分の一ですよね。そして、この二十三兆円のうち、十四兆円が元本の返...全文を見る
○前原委員 委員長、これは総理を招いての総括ですから、財務大臣は今までずっと聞いているんですよ。総理に当ててください。そうしないととめますよ、質問を。そのための総理出席でしょう。委員長、それをしっかり踏まえて、答弁者はお答えください。  今総理が言われたように、私が聞きたかった...全文を見る
○前原委員 直接お答えになられませんでしたけれども、要は、下方修正していることを認められたことになるわけですね。  じゃ、成長実現ケースとは何かということですが、この内閣府の出しているものでいいますと、アベノミクスで掲げたデフレ脱却、経済再生という目標に向けて、政策効果が過去の...全文を見る
○前原委員 じゃ、二をごらんください。  この上、二〇一七年、より現実的なペースで発現する形と書かれている成長実現ケースで、実質が一・九、名目は二・〇になっているじゃないですか。もう足元からおかしな数字を出しているんじゃないですか。  今、裁量労働の問題ででたらめなデータとい...全文を見る
○前原委員 それは説明になっていないでしょう。だって、二〇一七年、実績の話ですよ。今、もう二〇一八年の二月の終わりですよ、きょうは。そして、一月二十三日に出されたものということは、大体もう、二〇一七年度じゃないんですよ、これは。二〇一七年ですよ。一七年のものを、そして、これからの...全文を見る
○前原委員 今私が申し上げたこの一・六、一・四というのは、二〇一七年です。年度ではありません。年度ですね、これは。中長期試算は年度ですね。  そうしたら、これは年度で、これにぴったしくるんですね。ベースラインもこれにきているんですよ。(発言する者あり)いやいや、これはえらい違い...全文を見る
○前原委員 そのとおりなんですよ。  繰り返し申し上げますよ。今回は、いわゆる経済再生ケースから、より現実的なものに変えるということで、成長実現ケースとしたわけですね。  そして、〇・八というのは、今、越智副大臣がおっしゃったように、統計上データがとれる八〇年代以降で、そこは...全文を見る
○前原委員 答弁になっていないじゃないですか。一番経済成長率がデフレ前に高かったところを持ってきて、これから実現できますという答えになっていないじゃないですか。  総理、二〇一七年の数字は、度だから、あともう一カ月すればわかるわけですよ、大体。二カ月かな。四月、五月ぐらいになれ...全文を見る
○前原委員 夏に正式なPB黒字化の前提条件、そして試算を出されると聞いています。  もしこういう、もう一度いいかげんな、だって、〇・八って、本当にこれは、話を聞いておられる方、一九八二年から八七年のバブルの時期の、そしてまだ日本が人口がふえているときのそのものと、これからの、人...全文を見る
○前原委員 私の質問にダイレクトにお答えいただけますか。  この財政というものを、言ってみれば、また拡大、発散基調になる、それを防ぐために政治的に金融政策というものを求められた場合に、安定的に二%を超えているわけですよ、こういう場合は。名目金利が成長率を上回っているということは...全文を見る
○前原委員 時間がわずかになってきましたので、最後に総理にお伺いしたいと思います。  三の表を見ていただけますか。国民負担率。  これは去年も予算委員会で、総理とこの同じ表、数字はアップデートしますので、数字は変わってはいるわけでありますけれども、日本は相変わらず、国民負担率...全文を見る
○前原委員 終わります。
05月23日第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号
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○前原委員 国民民主党の前原です。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  国土交通委員会で石井大臣に質問するのは恐らく初めてだと思います。基本的な事柄が中心でありますので、基本的には大臣にお答えをいただきたいと思いますし、また、実務的なところはほかの方でも結構でご...全文を見る
○前原委員 私は、二〇〇九年から一年間、国土交通省におりましたけれども、そのときに、ちょうどリーマン・ショックの後でして、どうやったら日本の経済がよくなるかということをいやが応でも考えなきゃいけない状況でございました。  そのときに国土交通省の中に成長戦略会議というのをつくりま...全文を見る
○前原委員 ぜひまたお時間のあるときでも見ていただいたら結構なんですが、五つの成長戦略というのを決めて、一つは海洋です。そのときに、国際コンテナ戦略港湾とか国際バルク戦略港湾、あるいは拠点港湾、例えば日本海側の拠点港湾とかクルーズ拠点港湾とか、こういうものを決めた。特に、集中と選...全文を見る
○前原委員 では、今の御答弁をいただいた続きで質問いたしますけれども、この愛知県の道路公社の案件はうまくいっていますか。そして、どれだけの、公社で行った場合よりも、より高い収益というものが得られるという想定をされていますか。
○前原委員 局長、私の質問に答えておられないんです。つまりは、特区でやってどれぐらいの収益が上がりましたかということを聞いているわけです。私が答えます。  要は、三十年間で公社の場合は一千百六十九億円だったものが、民間に任せて千三百九十一億円の収支になるわけですよ。つまりは約二...全文を見る
○前原委員 今大臣が御答弁された中身を私なりに解釈しますと、愛知県はうまくいった、うまくいった例があるんだから、ほかの地方道路公社も、こういう仕組みがありますからできるだけ使ってくださいということを情報提供していこう、こういう御答弁だったと思うんです。  もちろんタイムスケジュ...全文を見る
○前原委員 おっしゃることは理解はできるんです。  そうなると、実はここ、本丸があるんですよ、この話は。つまりは地方公社じゃないんです。NEXCOなんです。あるいは首都高であり、阪神であり、本四であり、こういったいわゆる高速道路の償還主義というものを見直して、そして、ある意味で...全文を見る
○前原委員 そういう議論はあったということをわかった上で、大臣がどのように、つまり政府として、繰り返し申し上げますけれども、コンセッションをこの分野においては進めていくということの一つが道路なんです。そして、特区で愛知はうまくいっている、そしてほかのところも手を挙げてもらいたい。...全文を見る
○前原委員 ぜひ前向きに御検討いただければというふうに思います。  もう一つの分野、水の分野で一つ、二つ質問をさせていただきたいわけであります。  東日本大震災の後、あれは五月、連休の後だったと思いますけれども、あれは、三月十一日に地震が起きて、五月、ゴールデンウイークの後だ...全文を見る
○前原委員 今お答えいただいたとおり、改正水道法でありますと、今だと自治体が、言ってみれば、この水道を持つのか、あるいは民間が持つのか、二者択一になっちゃうわけです。だから、今もできることはできるんですよ。しかし、天変地異などの起きやすいこの日本列島において全体のリスクをなかなか...全文を見る
○前原委員 石崎さん、私の認識では、現在の水道法は、自治体の持っている水道事業に関する認可を取り消して、そして民間に移すという、法的には完全に責任が自治体から民間に移る形でしかコンセッションが活用できないという認識なんです、私は。今の御答弁はちょっと違うんですけれども、そこはまた...全文を見る
○前原委員 役所の所管でいうと水道は厚労省であったり農水省であったり、あるいは下水道は違うというのはあるかもしれない、下水道もほかのところもございますが。海外に展開するとか、あるいは、自治体においては一括してやりたいというところもあろうと思いますので、私が申し上げたのは、コンセッ...全文を見る
○前原委員 アプリの話をされました。後で質問しようと思っていたことですが、インバウンドがふえてきて、そして、海外から日本のタクシーの配車というものを行えないのかということで、韓国あるいは中国、それからウーバー、こういった、韓国はカカオですか、それから中国は滴滴、そしてウーバー、こ...全文を見る
○前原委員 国交省には地方運輸局がありますし、地域に応じたニーズ、問題点というのは上がってくると思いますので、そういった多様な取組というものをしっかりとそういう出先機関で頑張っていただきたいということは申し上げておきたいと思います。  では最後に一問、質問をさせていただきたいと...全文を見る
○前原委員 終わります。ありがとうございました。
11月13日第197回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○前原委員 前原でございます。  まずは、この質問の機会をいただきました渡辺理事に感謝を申し上げたいと思います。  それから、岩屋大臣、御就任おめでとうございます。悲願の防衛大臣になられて、ますますの御活躍をお祈りしたいというふうに思っております。  まず、敬意を表して、一...全文を見る
○前原委員 外務大臣にも同じ質問をします。
○前原委員 ありがとうございました。  お二人の御答弁をいただいたわけでありますけれども、私も、まず防衛大臣がお答えになられたことで申し上げると、北朝鮮はなかなか安心ができない。米朝首脳会談というのは歴史的なものでありましたけれども、ショーに終わる可能性もあるということで、これ...全文を見る
○前原委員 私は、今おっしゃったことは同意します。  私の質問は、覇権、若しくはナンバーワンを目指しているという認識を持っているかということを聞いたんです。それについて、イエスかノーか、お答えください。
○前原委員 それを踏まえて次の質問に行きたいと思います。  十月四日に、アメリカのペンス副大統領がハドソン研究所で講演をしています。これについて質問をするということを申し上げていますので、両大臣は読んでいただいているというふうに思いますけれども、きょうこの委員会室におられる方々...全文を見る
○前原委員 いや、質問に答えていないでしょう。  私が大臣のとき、河野委員にいろいろ質問を受けましたけれども、極めてダイレクトで、アグレッシブで、僕はその河野太郎さんの方が好きでした。  大臣になると、もちろん守らなきゃいけないことがある。そして、本音のことは言えないところも...全文を見る
○前原委員 意味がわからない。  日米同盟、そして、先ほど、一番初めにみずからがおっしゃった言葉ですよ。戦後築いた価値観を守らなきゃいけない。その価値に対する挑戦だということをペンス副大統領が言っているわけです。そのことについて、いや、それは違う、ペンス副大統領の言っていること...全文を見る
○前原委員 私の質問は、今説明しましたよね、ペンス副大統領の演説のサマリーを。その中でこれは違うというところはありますかと聞いているんだ。  これ、言わないということになると、全部同意するということになりますよ。それでいいんですね。
○前原委員 個別のお話に移っていきますけれども、価値観、価値観ということを大上段におっしゃるんであれば、中国が今、まさに自分でゲームチェンジャーと言ったんですよ。国家資本主義という言葉を使ったのは河野大臣なんですよ。まさに民主主義の挑戦をしようとしている。民主主義よりも効率のいい...全文を見る
○前原委員 今の答えを総合すると、今回の日中首脳会談や日中外相会談では言っていないということですよ。  つまりは、米中の今の衝突の中で、そして、日本とは何とかうまくつき合っておこうということの中での今の流れがあるわけであって、恐らくそれは皆さん感じておられると思いますよ。本気で...全文を見る
○前原委員 そうなんですよ、禁止はされていないんです。それは調べられるようなことではないというふうに思うわけでありますが、確実を期して聞かれたんだろうというふうに思いますけれども。  アメリカ政府、それからアメリカ政府の取引企業、これは、ファーウェイとZTEというところについて...全文を見る
○前原委員 そのとおりなんですよ。つまりは、ZTE、ファーウェイというのは中国企業ですけれども、4Gのときはよかった。まあ、私は余り詳しいことはよくわからないんですけれども、4G、5Gの違いはということで調べて、三つの特徴があるそうです。  最大通信速度が現行の4Gの数十倍とい...全文を見る
○前原委員 先ほどの、日中外相会談を全部読ませてもらいましたけれども、明確に何も言っていないですよ。言っていない、言っていない。ちゃんと私はヒアリングを受けましたけれども、そんなに明確に私が申し上げたことを言っている形跡はないですから。それは言っておきますよ。  これは政府から...全文を見る
○前原委員 河野大臣、国務大臣としても伺いますけれども、やはりこの外交、安全保障というのは情報が命ですよね。これが、こういった法律を盾に、今までもそういう危惧がなされているわけです。  例えば、ちょっとこれは次の質問の導入のことなので次の質問にもかかわりますけれども、この十月十...全文を見る
○前原委員 國重政務官にお尋ねしますけれども、これは二〇一九年に一部前倒しをするということですね、5Gの割当てというものを。  今の問題意識を前提に、しっかりと対応してもらいたいと思うんです。これは安保委員会ですので、防衛大臣、外務大臣はお越しいただいておりますけれども、総務大...全文を見る
○前原委員 しっかりと対応をお願いしたいと思います。  岩屋大臣にお聞きしますけれども、先般の中国共産党の大会でいろいろなことが決まったわけです。注目されたのは、国家主席の任期がなくなったということがありましたけれども、もう一つ我々としては看過できないことがあったわけであります...全文を見る
○前原委員 終わりますが、きょう私が質問したのは中国についてでありますが、一番初めに申し上げたように、敵対をしたり対峙をすべきだということを申し上げているわけではないです。隣国ですから引っ越しもできませんし、仲良くしなきゃいけない。  だけれども、これは河野大臣もおっしゃったよ...全文を見る
11月20日第197回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○前原委員 前原です。  午前中の質問の最後でございますので、よろしくお願いいたします。  麻生大臣、私も、福岡で発言をされたことについてお伺いいたします。  三人伺われましたので、大体理解をしてきました。要は、麻生大臣がおっしゃりたかったのは、福岡市の市長そして北九州市の...全文を見る
○前原委員 私自身も小学校から大学までずっと国公立なんです。税金を使わせてもらって学ばせていただいているという感謝は持っておりますけれども。  北九州それから福岡、税収とか人口とかそういうものは出てきますけれども、比較する対象が果たして全て正しいかどうかという、均等かどうかとい...全文を見る
○前原委員 それでは、私も消費税の話をさせていただきたいというふうに思いますが、まず、この間の所信を伺って、同僚議員の古本議員も同じように感じたということをおっしゃっていたんですけれども、この所信の中で、大臣はこうおっしゃっているんですね。消費税率については、法律に定められたとお...全文を見る
○前原委員 やはり、こういうことを明確にこれから発信を続けていただかないと、先ほど同僚議員の質問の中で、うえの副大臣が答弁された、まだ三七%しか事業者の中で準備をしていない、こういう話がありましたね。五二%は具体的に準備をしているということもあわせておっしゃいましたけれども、やは...全文を見る
○前原委員 二つの点をおっしゃったと思います。痛税感の緩和と逆進性の緩和、こういうことでございますが、二つ、その議論をしていきたいと思いますけれども、資料でお配りをしている二ページをごらんいただけますでしょうか。  右下の図でございますけれども、軽減税率で、消費税が占める割合を...全文を見る
○前原委員 一般の方々は一円でも安い方がいい、したがって、二%は、必ずしも私は、そんな少ない数字で痛税感ということを言うべきではないとは申しません。しかしながら、私は、財務大臣が痛税感、痛税感ということを余り声高におっしゃるべきではないと思いますよ。それがひとり歩きするんですね。...全文を見る
○前原委員 簡単に伺いますけれども、先ほど麻生大臣も、日本の最大の問題点は人口減少であると。やはり人口減少対策というのはしっかりやらなきゃいけないと思うんですね。  兵庫県に明石というところがありまして、明石の市長というのは我々の同僚だった泉房穂さんという方なんですけれども、こ...全文を見る
○前原委員 フランスだけではなくてイギリスも、フランスは、第一子よりは第二子も生まれた人にお金を出して、第三子が生まれたらよりお金を出すということで、私が調べた限りでは、三人子供がいれば、二十年間で四千万円ぐらい給付が受けられるという仕組みになっているんですね。イギリスは、働く女...全文を見る
12月03日第197回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○前原委員 北方領土問題についてお話を伺いたいと思います。  まず河野大臣、一九五六年の日ソ共同宣言というのは、有効であり、日本国政府として尊重する立場ですか。
○前原委員 一九九一年の日ソ共同声明というのは、有効であり、日本は尊重する立場ですか。
○前原委員 千島列島の中に北方四島は含まれますか。
○前原委員 北方四島は日本の固有の領土ですか。
○前原委員 一つまず申し上げたいのは、私は、いろんなこれから領土問題の交渉があっていいと思います。しかし、その上で、一九五六年からずっと議論をしてきて解決できなかった問題についていよいよ交渉になっているから、今までのことも含めて、交渉の過程にあるから何も申し上げませんということに...全文を見る
○前原委員 四島の帰属問題を解決しということを除いても、領土問題を解決するということについて変わりない、こういう御飯論法です。御飯は食べていないけれども、パンは食べた。領土問題を解決すると言って、四島の帰属ということを明確に言わない。でも、領土問題を解決するという方針は変わってい...全文を見る
○前原委員 これは大事な答弁なんですよ。政府の法的立場に変わりはないということは大事なことなんです。  それで、この法的立場は変わりはないけれども、いろいろな交渉の中でこれからさまざまなことがあるので明確なことは言えないということをおっしゃいました。では、違う形でこれから質問を...全文を見る
○前原委員 同じ単語が使用されているんです。  それで、プーチンは何と言っているか。プーチン大統領は何と言っているかというと、この日ソ共同宣言について、歯舞諸島及び色丹島を日本に引き渡すと言っているが、それについてどのような基準が設けられて、どちらの主権になるかは記されていない...全文を見る
○前原委員 私が外務大臣のときに、毎月のようにラブロフ外相とは会ったり、あるいは電話会談をいたしました。彼が一回、えらいけんまくで電話会談で怒ってきたことがあって、それは、日本の新聞報道を見て、これは事実なのかということを確認をしてきたわけです。  私が申し上げたのは、まあマス...全文を見る
○前原委員 おっしゃったように一般的な平和条約というのは、戦争状態の終結、それから賠償請求権問題の処理、それから国境線の画定、今外務大臣がおっしゃったとおりです。  他方で、この戦争状態の終結、賠償請求権の問題の処理というのは、日ソ共同宣言で終わっているんじゃないですか。
○前原委員 繰り返す必要はないかもしれませんが、共同宣言の中には、戦争状態の終結と、そして賠償請求権問題については書かれているんです。日ソ共同宣言についてはもう書かれていますので、要はこれから何がポイントになってくるかというと、今外務大臣がおっしゃったように、国境線の画定というこ...全文を見る
○前原委員 今、若干最後がひっかかるんですけれども、日本の立場はそうです。日本の立場はそうですが、彼らが日本の考え方と一緒だよと言うことが、平和条約、国境線の画定においては必要なんじゃないですか。  つまりは、彼らがどう言うのではなくて、日本の立場を彼らに理解させるということが...全文を見る
○前原委員 多分わかっておられると思うんです。  中国との問題がありますね。中国、ロシア、これは表面的には非常にうまくいっているということでありますが、それは、お互い国同士です。しかも、数千キロメートルの国境を接している大国同士の中でいろいろな思いがある。  中国は注視してい...全文を見る
○前原委員 ちゃんと答えてください。
○前原委員 では、その上で、尖閣については日本の領土だと認めてもらうということは大事なことじゃないですか。
○前原委員 わかっております。今聞いているのは、ロシアに認定してもらうということが大事じゃないですかということを聞いております。
○前原委員 竹島はどうですか。
○前原委員 では、別の視点から伺いましょう。  クリミア、ウクライナ東部をロシアの領土と認めますか。
○前原委員 過去のみずからの答弁というのを私も全て持っておりますけれども、今までの答弁をもう一度していただけませんか。  クリミア、そしてウクライナ東部、どういうお答えをされているのか。これは誰のものなのか。力によって変更されたものではないのか。どうですか。
○前原委員 答えてもらっていません。これは物すごく大事な問題なんです。ひょっとしたら、日ロ平和条約が結べなくなる一つの大きな要因になるかもしれませんよ。  ロシアが、クリミアを認めろ、ウクライナ東部を認めろ、そうでなければ平和条約を結ばないと言う可能性、十二分にありますよ。だっ...全文を見る
○前原委員 日本国民はこの北方領土の問題については、長年解決しなかった問題であり、大臣に対して僣越ですけれども、日ソ共同宣言の方向性については大方の国民が私は理解をするんじゃないかと思います。  つまり、二島先行返還、二島継続協議といういわゆる日ソ共同宣言の方向性についてはおお...全文を見る
○前原委員 私が求めた答弁ではない点が多々ありましたけれども、宮腰大臣に質問をさせていただきたいというふうに思います。  私も外務大臣もそうですが、沖縄北方担当大臣をさせていただき、北方領土も沖縄の問題も私も思い入れを持って取り組ませていただきましたし、大臣が今まで議員としてこ...全文を見る
○前原委員 私も鳩山内閣のときに国土交通大臣兼沖縄北方担当大臣をさせていただいて、ちょうど国土交通大臣もやらせていただいておりましたので、二本目の滑走路をつくりたいというのが最も大きな沖縄県の御要望でございましたので、その決定もさせていただきました。  また、野田政権ときの政調...全文を見る
○前原委員 今まで以上に沖縄に愛を持って取り組んでいただければと思います。  終わります。
12月07日第197回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○前原委員 おはようございます。前原です。  まず、世界経済の見通しにつきまして、先ほどの同僚委員とは重複しないように質問させていただきたいというふうに思います。  グローバル金融市場では、世界的な景気減速懸念が高まっております。背景にありますのは、米中摩擦の深刻化、それに伴...全文を見る
○前原委員 今週のニューヨーク・ダウというのは、上がって下落し続けているということでございます。日経平均もかなり下がって、きょうは午前中は若干上がっているようでございますけれども。  そのダウ平均が下がり続けている二つの大きな要因というのは、一つはこの逆イールド、もう一つは、今...全文を見る
○前原委員 私も、先ほど申し上げたように、世界第一の経済大国、第二の経済大国ですから、余り首を絞め合うと両方が失速する、世界全体が悪い方に行ってしまうということの中で、ある程度の言ってみれば圧力と妥協、こういうものは、特に、今総裁がおっしゃったように、関税の面では出てくると思いま...全文を見る
○前原委員 アメリカの中央銀行、そして今からヨーロッパの中央銀行の話を伺って、その後、いよいよ日本の金融政策についてお話をしたいというふうに思うのであります。  なぜ私がこういう話をしているかというと、もちろん世界経済がどうなっていくかという懸念が大前提にありますけれども、これ...全文を見る
○前原委員 やはり、さまざまな状況の中で、バランスシートはまだまだおっしゃったようにECBも高い状況ですし、FRBも高いですね。高い状況の中で、しかしながら、金融政策の余地を広げていこうという中で取り組んでいる。もちろん、それは慎重に、中央銀行の政策目標というのは物価安定ですから...全文を見る
○前原委員 以前、総裁とは議論させていただきましたけれども、私は二〇一六年の九月の政策変更というのは一定評価をしているんです。つまりは、量的拡大をやっていると限界が近づくということの中で、量から金利へと政策目標を変化されて持続可能性を高められたということについては私は評価をしてい...全文を見る
○前原委員 ステルステーパリングというか、実際、見たら、金利もそして国債買入れもテーパリングに見えているわけです。そして、金利も、倍とおっしゃったのは、もうちょっと上げていいんだなとみんな思っているわけです。一部じゃないです、思っている。  さまざまなこういう金融政策をやってい...全文を見る
○前原委員 時間がなくなってまいりましたので、最後の質問通告はちょっとあわせてさせてもらいたいんですが、若干本音を今おっしゃったと私が思っているのは、政府と日銀の共同声明、これは私が経済財政担当大臣をしているときに、アコードのようなものをということで、それをリバイスされたわけであ...全文を見る
○前原委員 はい。  これを下げる、こんなことが考えられると思うんですけれども、まず、共同声明というのはこのまま続けるということでいいのか。それとも、景気が減速したときに、追加緩和ということの要求が私は出てくると思いますよ、そのときに何がとり得るのか。その点についてお答えくださ...全文を見る
○前原委員 終わります。ありがとうございました。