前原誠司

まえはらせいじ

小選挙区(京都府第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数10回

前原誠司の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○前原委員 それでは、まず財務大臣にお伺いをしたいと思いますが、消費税の引上げについてでございます。  まず、現行の事業者免税点制度つまりは免税業者について質問したいと思いますが、現在この免税事業者というのは大体数でいうとどのぐらいあると財務省は見ておられますか。
○前原委員 四百八十八万者が推計されるということでございますが、どういう職種が多いか、大臣、お答えいただけますか。
○前原委員 一千万円以下の売上げであれば免税業者となる。これは二年前ですね、一年前ではなくて二年前でありますけれども、一千万以下ということは、その業者が一千万円を超えるかどうか。もちろん計算してやっている業者さんもあるかもしれませんが、一応消費税を取った上で、そして、一千万円以下...全文を見る
○前原委員 私も事務方から伺ったときには、わかりません、こういうことでありました。  今後、消費税を引き上げるに当たって、一度財務省として、そんなにすぐにということではありませんが、一度ぜひ推計をしていただきたいというふうに思います。  というのも、これから質問させていただく...全文を見る
○前原委員 少しかいつまんで話をしますと、私が質問した意味は、免税業者、つまり、先ほど質問をした、今でしたら推計四百八十八万者については登録できないんですね。つまりは、課税業者でなければ登録できないという法律のたてつけになっているわけです。  私が伺ったのは、なぜ免税業者は登録...全文を見る
○前原委員 最後の質問にいたしますけれども、大臣に対しては。  いわゆる事業者免税点、つまりは、免税業者についてはだんだんだんだん少なくしてきた経緯があるわけですね、これは御存じのとおり。三千万円から一千万円に引き下げたり、いろんな言ってみれば条件を付して、そして減らしてきた経...全文を見る
○前原委員 またこの議論はさせていただきたいと思います。  黒田総裁に質問させていただきたいというふうに思いますが、イールドカーブ・コントロールというものを導入されて、それでも年間八十兆円という国債の対前年度比のネット増というものをやっていくということはおっしゃっているわけであ...全文を見る
○前原委員 FFレートの先ほど数字を申し上げました。今の二・六五よりも低い金利で取引がされているということになると、いわゆる利下げの可能性があるわけですね。FRBというのはテーパリングを行ってきて、そして利上げを行ってきた、そして不景気に備えてのいわゆる金融政策の余地を残してきた...全文を見る
○前原委員 お配りした資料、二ページをごらんいただきたいわけでありますが、「日銀の保有比率が高い銘柄」、これは、日銀はあくまでも投資信託という形で、直接的には持っていないということで公表されていないわけでありますが、こういう比率になっているということであります。  だんだんだん...全文を見る
○前原委員 終わります。
02月20日第198回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○前原委員 国民民主党の前原です。  まずは、第二次安倍政権六年間の経済運営について質問をさせていただきたいと思います。  麻生大臣になるのか茂木大臣になるのかわかりませんが、簡潔にお答えください。  アメリカのムニューシン財務長官が、昨年十月十三日、インドネシアのバリだっ...全文を見る
○前原委員 その後でしょう、ムニューシンの話は。  ですから、これからの協議で、日本の意思として、為替のこの協議はしないということを明確に言ってもらえませんか。
○前原委員 答えていないんですよ。  総理、トランプ大統領との話の中で、自動車、それから農産物、恐らく為替、こういったものをツイッターで言っていますよね、お得意のツイッターで。中国、EU、その他の国々、この通貨安誘導を認めない、こういう発言をしていますね。  この為替の問題を...全文を見る
○前原委員 話を聞いていると、国益に反するということの中に為替のその協定を入れるのか入れないのかということを明言されていないんですよ、二人とも。それをはっきり言ってもらえませんか。ムニューシンは明確に言っているわけですよ。  為替条項を協定に盛り込むように言うということについて...全文を見る
○前原委員 同じ答弁を繰り返しているだけじゃないですか。国益になることについてしっかり議論するということについて、為替のことについては入れないということをなぜ言えないんですか、総理。  総理、総理、全体を、だってこの人は担当じゃないんでしょう。担当じゃない。今、担当じゃないと自...全文を見る
○前原委員 これは役所のたらい回しと一緒ですよ。要は、二回答えた茂木大臣は、自分の範疇ではないということを二回答えられた。  それで、総理が全て、森羅万象まで全部把握されるんでしょう、森羅万象。だったら、日米の物品協定の議論について、為替の項目は入れない、これは日本の国益に反す...全文を見る
○前原委員 もうこれはいいですよ。だって、答えないんでしょう。  国益になるかどうか、入れるか入れないか、答えますか、本当に。じゃ、答えてください。ちゃんと答えてください。
○前原委員 それは詭弁ですよ。だって、為替というのは、これはまさに、後で質問しますけれども、向こうが、中国、そしてEU、その他の国々、日本、こういう国々を名指しをする中で、通貨安政策をしている、これについて是正をさせるんだということを明確に言っていますよね。  では、これを、今...全文を見る
○前原委員 甘いですね。全くもって甘い。自分は直接言われていない。そして、為替というのは、当たり前のことで、そういうものはマーケットで決まるものだと。それだったら、明確に為替条項をこの協定の中に入れるなんて言いませんよ。  まあ、後でロシアの話も時間があったらしますけれども、腰...全文を見る
○前原委員 今の答弁の中で、いろいろおっしゃいましたけれども、いわゆる金融緩和というものが為替の変化の要因であるということは認められたんですよ。いろいろありますよ、ほかにもありますよとおっしゃったけれども、主要な要因であるということは認められたわけです。  ちょっと二枚目の資料...全文を見る
○前原委員 二つ申し上げたくて、名実が逆転したというのは事実でありますが、これは、隣に座っている麻生総理のときにリーマン・ショックが起きて、あのとき世界経済がどおんと落ち込んだわけです。そして、その中からどんどんどんどん上がっていく中で、GDPギャップというものは民主党政権の中で...全文を見る
○前原委員 驚いたのは、こういう話は私は総理がみずから直接答弁をされると思いましたけれども、こういう、何か自信がなくなるとほかの人に振るというのも……(安倍内閣総理大臣「そうじゃない」と呼ぶ)いやいや、そうでしょう。だって、今までこれだけ自分自身の、経済がアベノミクスでこんなによ...全文を見る
○前原委員 交渉を進めるということと、日本の立場というものをしっかり守った上でそして果実を得るというのは、私は違うと思いますよ。  そして、まず、私が国土交通大臣兼北方担当大臣だったときと外務大臣のときに使わなかった言葉は、たった一つです。不法占拠という言葉だけ使わなかった。し...全文を見る
○前原委員 厳しく評価をされるのではなくて、歴史で正しい評価をされるように交渉することを望みます。  終わります。
02月26日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○前原委員 国民民主党の前原でございます。  まず、消費税の引上げにつきまして、さまざまな観点から議論をさせていただきたいと思います。  まず、麻生大臣にお伺いをさせていただきたいというふうに思います。麻生大臣には大きな政策的なことを伺い、そして、技術的なことにつきましては星...全文を見る
○前原委員 おっしゃるとおりで、結果が出ますので、この場合、本当に平準化されたかどうかということについては、そのときの状況を見なくてはいけないわけでありますが、政府がやったことについてしっかりとチェックをする、注文をつけるというのが我々野党の仕事だというふうに思いますので、その観...全文を見る
○前原委員 私がお伺いしたのは、オリンピック、もちろん二〇二〇年という、エポックメーキングなイベントがあるわけでありますが、それもあわせてお考えになるということは当然かもしれませんが、この一年、平成三十一年度の予算でかなり手厚く反動減対策をされていますね、そうしたら、その次の年に...全文を見る
○前原委員 この平準化対策というものが行われたということでありますけれども、日本が今直面しているのは、長らく言われ続けていることでありますけれども、二〇一〇年ぐらいから人口が減ってきて、そして今、国の借金だけで一千百兆円ぐらいですか。働く人、若い人たちが減ってきて、これはいいこと...全文を見る
○前原委員 今御答弁をいただいたことで、二つ、まず私の意見を申し上げた上で、更に質問したいんですが、やはり現役世代に対する支援、支援というお言葉を大臣は使われましたけれども、私からすると分配ですね、これが極めて少ないのが日本の特徴だと思います。  やはり年金にしたって、賦課方式...全文を見る
○前原委員 長く御答弁をいただき、しかも旧約聖書やら古事記やら、非常に高尚なお話をされましたけれども、私の質問は、四二・五という国民負担でやっていけますかということが質問だったわけです。  それは、長寿社会になっているということはいいことです。大臣とは私は世代が一世代か二世代ぐ...全文を見る
○前原委員 こういった話については追って、社会像のあり方というのは、今も大事ですけれども、やはり借金というのは将来の世代に対するツケを回している、今の世代がツケ回しをしているということですから、行革も大事、しかしやはり、歳出改革も大事でありますが歳入改革も大事ということの中で、追...全文を見る
○前原委員 このインボイスが導入されるのはまだ先ですので、また、この当委員会でも議論をさせていただきたいと思います。  ほかの省庁の方も来られていますので、質問を先に進めさせていただきたいと思います。  次は、幼児教育の無償化、高等教育の無償化について少し質問をさせていただき...全文を見る
○前原委員 次に、三歳から五歳までの推計未就園児、これは平成三十年は三歳、四歳、五歳合わせて九万五千人なんですね。今おっしゃったのが十五万人。それから、三歳から五歳が、これは全世帯、所得に関係なく無償化しますよということですね、九万五千人。単純に計算すると、大体二十四万五千人が今...全文を見る
○前原委員 三十二万人の目標で対応できるという今御答弁でしたけれども、韓国の例、副大臣は御存じですよね。韓国は無償化を先行させて、そして受皿が足りなくて大問題になっているということは、御承知のとおりであります。  つまりは、無償化を先行させて、施設そして保育士に対する待遇改善を...全文を見る
○前原委員 ですから、韓国の前例があるわけですね。今おっしゃったことも、それは一つでしょうけれども、しっかりと他国の、今私は韓国の前例を申し上げましたけれども、無償化を先行させて、私は無償化については賛成なんです、賛成ですけれども、順序というものが大事だと思うんですね。  つま...全文を見る
○前原委員 預けられることによって収入があるということですけれども、それによっていわゆる非課税世帯がなくなるから減るという話は、ちょっと私は御答弁としてはいかがかというふうに思います。  そこは問題点として指摘させていただき、とにかく、順序が大事。施設、受皿、そして保育士の待遇...全文を見る
○前原委員 少子化の問題というのは、いろいろな複合的な要因があると思います。その際、私が皮膚感覚で思うのは、大学を卒業するときに、例えばある私学で、それは学長がおっしゃっていたことですから事実でありましょう、それは全体に、それこそ普遍化できるかどうかわかりませんが、半分の学生が三...全文を見る
○前原委員 時間が参りましたのでこれで終わりますが、やはり今後、世界の経済の循環というものを考えたときには、なかなか厳しい局面になってくる。そうすると、この間、答弁で、追加緩和というものも必要だということでありますけれども、やはり金融機関への影響、株式への影響ということを考えた場...全文を見る
03月12日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○前原委員 おはようございます。国民民主党の前原です。  まず、対外有償軍事援助、以下FMSと言わせていただきますけれども、このことにつきまして質問させていただきたいと思います。  まず、お配りをしている表、資料の一枚目をごらんをいただきたいというふうに思います。  これは...全文を見る
○前原委員 今、防衛大臣が言及されました新大綱、そして中期防に別表がございますよね。私、きょう質問するに当たって、防衛省の方に、これから五年間の見通しを出してほしいということを申し上げました。でも、答えは出せません、こういうことでありました。  もちろん、確固としたものを出せと...全文を見る
○前原委員 勉強してください。そして、勉強していただいた上で、委員長、この安保委員会に提出をするようにお取り計らいをいただきたいと思います。
○前原委員 FMSは、先ほど申し上げたように、メリット、デメリットがあるわけです。  このメリットには、一般では調達できない軍事機密性の高い装備などをアメリカから調達できる、そして、アメリカしか製造できない最新鋭の装備というのが調達できる、スケールメリットにより価格低減が期待で...全文を見る
○前原委員 一千億円縮減ができたというふうにおっしゃっていますけれども、当たり前のことなんですよ。つまりは、逆に言うと、今までは高いものを買わされていたということになるわけです。つまり、縮減されて当たり前。しかも、この未精算額については、今の取決めでは、未精算額と計上するのは、納...全文を見る
○前原委員 またそれについては成果を報告していただきたいと思います。  次、F35についてでありますけれども、この新大綱、新中期防に合わせて、決定に合わせて、取得数を四十二機から百四十七機に変更するという閣議了解を行っております。そして、この閣議了解においては、二〇一九年以降に...全文を見る
○前原委員 また正確な数字は教えてください。  つまり、一機当たり数十億。大きい金額であることは間違いありません。  しかし、国内企業が参画する道が閉ざされるんです、これで。私が今申し上げた問題意識、変更してしまったことによって、金額は少なくなった、しかしながら、国内企業の基...全文を見る
○前原委員 苦渋の決断だったということなんですが、やはりこの国内産業基盤、防衛基盤を整えようと思ったら年月がかかりますし、後で申し上げるとおり、今申し上げましょうか、時間も割愛するために。  お配りをしている資料の二つ目をごらんください。これは、主要防衛関連企業の売上高に占める...全文を見る
○前原委員 百五機プラスということのその根拠もわかりませんし、そして、先ほど数十億とおっしゃったことも精査してもらって、数十億も、九十九億から十億までありますから全然違うわけですよ、それによって。ですから、そういう意味においては、そこは精査して、私がこの間聞いたのは、これは間違っ...全文を見る
○前原委員 もうおととしになりますかね、アメリカに行って、いわゆるアメリカの防衛産業というところも回らせていただきました。そのときに、このF35というのは第五世代ですよね、超音速、ステルス、こういった機能を持つということで。そして、ほかのアメリカの防衛産業は、次をもう研究をしてい...全文を見る
○前原委員 これは大臣、生意気な言い方をしますけれども、末は博士か大臣かと。大臣というのはすごく大事なポストですよね、また尊敬もされてきた。大臣になられたら、やはり何かに対して、政治生命をかけて、あるいは本当に命もかけてまで何かやり切るという私は気構えが必要だと思います。  そ...全文を見る
○前原委員 失礼しました。非常任理事国じゃなかったでしたっけ。失礼しました。  この中身は御存じ……。
○前原委員 これを読むと、中身については差し控えるということでありますが、瀬取り、つまりは、北朝鮮の石炭についての瀬取りが数多く行われているということと、それからサイバー攻撃ですね、日本のビットコインなどについてもこの北朝鮮がかかわっていて、そして五回の攻撃を成功させて、推計で五...全文を見る
○前原委員 オリンピック、来年です。そして、次に少し時間があれば外務大臣にお尋ねしたいと思いますけれども、この日朝の話というものもこれから行っていかなくてはいけないという、極めて政治的にも、そしてオリンピック憲章というものに照らし合わせて、そして、当然ながら北朝鮮は逆にそういった...全文を見る
○前原委員 しっかりとそこは、先ほど申し上げたように、いろいろなところで、言ってみれば、批判の口実を与えないように取り組むということと同時に、オリンピックの成功ということも大事なことでありますので、しっかりと対応していただきたいというふうに思います。  先般、米朝首脳会談があり...全文を見る
○前原委員 これで終わりますけれども、六カ国協議がまだ生きているときに、さまざま私もその立場でいさせていただいたこともありますけれども、つまりは、そういう多国間協議の場で拉致の問題を取り上げるなということを、北朝鮮以外の当事者、六カ国協議の参加国から言われたこともありますし、そう...全文を見る
05月15日第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○前原委員 国民民主党の前原です。  まず、委員長と与党の筆頭の理事に申し上げておきたいと思いますが、かなり与党側の欠席が多いですし、定足数に満たなくなったら質疑をすぐやめますので、その点はしっかりと留意していただきたいというふうに思います。  さて、まず、麻生大臣に、財政の...全文を見る
○前原委員 今のことをまとめると、要は、政府が行った負債というものが返済できなくなると。運営ができなくなるとか金利の上昇ということを個別におっしゃいましたけれども、要は、政府が抱える負債の返済不能、若しくは利払いが不能になること、いわゆる債務不履行ということでいいんでしょうか。
○前原委員 英語で言うと、デフォルトでいいですね。
○前原委員 それでは、今まで財政破綻、デフォルトを起こした国の例を幾つでもいいので挙げていただけますか。  具体的にどの国かということを答えてくれと言っていたわけじゃないので、私の方から申し上げると、例えば、ドミニカとか、それからエクアドルとか、それからコートジボワール、ウクラ...全文を見る
○前原委員 質問は違うんですよ。つまり、MMTの話は、そこから、この前提を聞いた上で、その次にしようと思っていた話で、今、MMTの話はまだしていないんです。質問を一切していない。  私が聞いているのは、要は、通貨発行権がある国が自国建て通貨で負債の返済不能に陥ることはないという...全文を見る
○前原委員 いやいや、端的にお答えいただきたいんです。  通貨発行権がある限り自国通貨建ての負債の返済不能に陥ることはないということについては、いや、違うということを今おっしゃったんですね。違うということでよろしいですね。それをお答えください。
○前原委員 私も同じ考えなんですね。ただ、こういう主張があって、それがMMTの基盤になっておりますので、今の御答弁は物すごく大事なんです。つまりは、今の議論をする前提として、自国通貨が発行できれば幾ら自国通貨建てで借金しても大丈夫なんだという議論は違いますよということをまず明確に...全文を見る
○前原委員 黒田総裁、そのメカニズムを伺っているんです。同じ認識ですので、やゆするとかそういうことではなくて、では、どういうメカニズムでインフレ、そして取り返しのつかないハイパーインフレーションになるかというメカニズムを伺っているわけです。  では、私がまず申し上げるので、それ...全文を見る
○前原委員 それに加えて、そのメカニズムを少し、もうちょっと進めていきたいというふうに思うんですが、インフレが発生をするということになったときに、日銀はどちらを優先させるんですかね。  例えば、日銀はそんな政策はとりません、ですから日銀としてお答えするのはということであれば、一...全文を見る
○前原委員 よくわかりました。  MMTの危険性というのは、ハイパーインフレーションを起こす可能性がある、自国通貨建て、自国通貨の通貨発行権があってもそれはデフォルトする可能性があるんだということの中で、そして、そういうものが起きれば中央銀行としては非常に難しい対応をしなくては...全文を見る
○前原委員 今までの金融政策を踏まえてのこれからの金融政策については引き続きこれからも議論をさせていただきたいと思うんですが、その中にあって、きょうも議論になっていますけれども、米中の経済摩擦というものの不透明さが出てきているということの中でどう考えるかということであります。 ...全文を見る
○前原委員 御説明いただきまして、ありがとうございます。  私がお聞きしたかったのは、今御答弁は全く外れてはいないんですが、要は、貿易にかかわる合意の中に為替は何らかの形では入れない、しかし、もっと言えば、プラザ合意みたいな違う形での為替の合意というのがあり得るのかということを...全文を見る
○前原委員 わかりました。  その上で、黒田総裁に、今後の米中経済摩擦が世界経済、日本に与える影響の中で、さらなる緩和という議論も出てくるかもしれませんが、その前提として、いろいろな、今までの金融緩和に対する副作用というのがあるわけですね。それについて、きょうは地方銀行の状況に...全文を見る
○前原委員 それは、今まで何度もおっしゃっていることはよくわかっているんです。その上で聞いているわけです。  つまりは、マクロとしての金融政策ということは、先ほど申し上げたとおり、私自身も、リーマン・ショックの後の日銀の対応については問題あり、それが急激な円高を生んだ、そして、...全文を見る
○前原委員 もう時間が来ました。終わりますけれども、この六年間でかなり地場の金融機関は弱っているという認識はお持ちだと思います。そういうことの中で、さらに米中のこういった経済摩擦の中で、そしてそういう可能性もあるということになると、トータルとしての理屈はわかるんですが、地域地域を...全文を見る
06月06日第198回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○前原委員 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。前原です。  きょうは防衛大綱、中期防についての質問が主ということでございますので、そもそもの話から少しさせていただきたいと思います。  前々回だったと思いますけれども、岩屋大臣とお話をいたしましたが、もちろん自衛...全文を見る
○前原委員 おっしゃる点については私も同意をいたします。  その上で、今回の防衛大綱で、私は常に申し上げているのは、アメリカの力をかりることは大事だし、日米同盟関係は重要だけれども、しかしながら、みずからの主体性、自主性というものをどう高めていくかといったことが大事でありますが...全文を見る
○前原委員 おっしゃるように、宇宙、サイバー、新たな領域というものと、それから、他国の日本みずからの防衛交流の拡大、それから、後で伺いますが、装備、こういったものについての主体性がより強まっているということについてはおっしゃる面もあると思いますが、まず、先ほど私は四つ申し上げまし...全文を見る
○前原委員 私が今質問をしているのは、防衛省の中でしっかりやられるというのは、これは当たり前のことであります。それはしっかりやっていただかなくてはいけませんが、しかし、防衛省が集める、大臣のお言葉をかりると、インフォメーションというのは限られているわけですよ。  では、外務省な...全文を見る
○前原委員 外務大臣、いかがですか。
○前原委員 ぜひ、お二人の大臣は国務大臣として、そういう政府全体の要は情報収集能力、分析能力を高めて、そして、それぞれが言ってみればタコつぼに入らないような形での、言ってみれば日本全体のレベルを上げていくようにリードしていただきたいということを要望しておきたいと思います。  二...全文を見る
○前原委員 私が一番初めに申し上げたF22の機体をベースにするというのが、これはロッキード、それからF15の派生型がボーイング、それからユーロファイターの次期戦闘機テンペスト、これがイギリスのBAEシステムズということで、今、深山長官がお答えをされたところというのはほぼ報道内容と...全文を見る
○前原委員 長官の正直な御答弁で、全ては開示ということは、一定の程度のものについては、報道の部分というのはそれは間違っていない部分もあるんだと思いますが、問題はここからなんです。  おっしゃるように、問題はここからでして、要は、別の報道では、このF22をベースとするものについて...全文を見る
○前原委員 大事なところで少し曖昧になるんです。もちろん、具体的に議論が煮詰まっていかない限りは、その主体性というものがいかなるものなのかということについてはなかなか具体的に言えないということはあるというふうに思いますが、もう少し定性的に、この主体、我が国主導の開発というものがど...全文を見る
○前原委員 ぜひ防衛大臣、それは前向きに考えていただけませんか。
○前原委員 いや、だからこそ、その意志を示してほしいと言っているわけです。  もう時間がないですから私が申し上げるだけにしておきますが、やはり、日本の防衛産業がついてこれるかどうかということなんですよ。例えば政府がそういう意志を持っても、今の日本の防衛産業というのは、これは何度...全文を見る
○前原委員 違う観点で質問いたします。  米連邦議会は、二〇一八年の八月に外国投資リスク審査近代化法というのを定めて、外国主体による安全保障上の支障が出かねない対米投資を規制する対米外国投資委員会の権限を強化しました。それから、輸出管理改革法というのを制定して、商務省による新興...全文を見る
○前原委員 総務副大臣に伺いますけれども、特定の企業を日本は名指しをしておりませんが、今のしかし日本の考え方、また日米関係、そしてトランプ大統領の大統領令を含めて考えると、5Gのいわゆる基地を含めて、中国企業が参入することは可能ですか。
○前原委員 いや、わかっていますが、事実上できますかという話を聞いているんです。
○前原委員 時間がそろそろ差し迫ってまいりましたので、最後に一点だけ指摘をしておきたいというふうに思います。  中国というのは、二〇四九年が建国百年なんです。そして、その百年に向かって、例えば一帯一路、これは言葉をちょっと選んで言わなきゃいけませんが、戦前の日本がとっていた大東...全文を見る
10月11日第200回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○前原委員 前原誠司です。  会派の質問としては最後でありますので、よろしくお願いいたします。  まず、総理が力を入れたいとおっしゃっている憲法の問題について伺いたいと思います。  まず、自民党の総裁として総理に伺いたいんですが、自民党の憲法の考え方というのはどれなんだとい...全文を見る
○前原委員 その上で、今の御説明はわかりました、私、総理が本当に憲法改正に熱心なのかどうなのかということを私も疑っているんですよ。  第二次安倍政権が始まったときに、総理、一番初めに憲法改正でおっしゃったことを覚えておられますか。これは、選挙が終わった後、いよいよ自民党の総裁と...全文を見る
○前原委員 安保法制のときにも私は感じたんですね。安保法制で集団的自衛権、これの行使を一部認めるということで、これは私も考え方は違わなくはありません。しかし、立法事実を三つ見て驚きましたよ。米艦防護、ホルムズ海峡の機雷掃海、それからミサイルのインターセプト。全部、審議の中で、そう...全文を見る
○前原委員 昨日、田原総一朗さんには電話をいたしました。そして、私が確認をしたら、そう言ったということをおっしゃっていました。  二人でお話しされたんですから、私は知る由がありません。したがって、安倍総理が今おっしゃったことについては安倍総理が責任を持たれて、そして、田原総一朗...全文を見る
○前原委員 質問だけに答えてください。別に、具体的な中身を、やりとりを聞いているんじゃない。不公平だということを言ったかどうかという趣旨のことを聞いているんですよ。  記者会見の文章を、これ、国民の皆さん方にも読ませてもらいます。  日米安保から離脱を検討しているのかという質...全文を見る
○前原委員 質問に答えずに、そして、質問と違うことをべらべら時間潰しで答えないでください。しかも、相手は明確にもう記者会見で言っていることについてイエスかノーかも答えられないんだったら、予算委員会なんかできないでしょう。外交問題、安保問題なんて議論できないでしょう。ふざけるなと言...全文を見る
○前原委員 トランプ大統領は何と言っているか。  そのことに、安倍総理はわかっているし異存もないはずだと言ったら、言っていることは理解されていないということと一緒なんじゃないですか。  つまり、安倍総理が幾ら説明をしたって、トランプはそう思っていないんですよ。不公平だと思って...全文を見る
○前原委員 アメリカ側が出しているデータ、ちょっと古いんですけれども、二〇〇四年版、これが最新でありますが、今総理の言われたように、日本は七四・五%、ドイツが三二・六%、韓国が四〇%、イタリアが四一・〇%、イギリスは二七・一%、一番高いんですね。ですから、倍なんか払うと向こうの給...全文を見る
○前原委員 防衛大臣になられてまだ日が浅いんですけれども、実現可能性、これは防衛白書ですよ、防衛省がまとめられた防衛白書から私は引用しています。実現している可能性となっていたものが、既に実現していると見られると。  進歩しているというのは、読んだらわかるんです。私が聞いているの...全文を見る
○前原委員 そうですね。  そして、ストックホルム国際平和研究所は、北朝鮮が二、三十個の核弾頭を持つ、つまりは小型化に成功した、こういうことが言われているわけであります。  さて、ことしの五月から九月に四回発射されたロシアのイスカンデル型弾道ミサイルは、低い弾道で発射されて、...全文を見る
○前原委員 じゃ、私が言いましょう。  SM3は対応できないんですよ。  イージス艦搭載のミサイルシステムやイージス・アショア、変わりますよ、イージス艦とそれからイージス・アショアでは変わります。変わりますけれども、SM3という仕組みには変わりはないんですね。レーダーは変わる...全文を見る
○前原委員 私もだんだん、河野さんといろいろ議論する中で性格もわかっているので、時間の無駄になるのでこれ以上聞きませんけれども。  これは一般常識。SM3はこの新たなミサイル弾道では対応できない。  ということは、総理、総理に伺います。  イージス・アショアを二基、これをこ...全文を見る
○前原委員 安保、憲法の話はこれで終わりますけれども、おじい様、岸信介元首相が旧安保から新安保に安保条約を改定されましたよね。アメリカは責務を負っていなかったものを、負ってもらうという形に変えたんですね。これによって政権を失うことになるわけですが。  でも、私は、現行の安保条約...全文を見る
○前原委員 いや、黒田総裁、これはあくまでも私は一つの物差しで申し上げたわけでありますから、これだけをもって言っているんじゃないんです。  日銀が、追加緩和があるとすると四つのメニューを持っておられると。短期金利の引下げ、長期金利操作目標の引下げ、資産買入れの拡大、マネタリーベ...全文を見る
○前原委員 はい。  黒田総裁、では、お答えください。
○前原委員 終わります、終わります。一言だけ言わせてください。  今おっしゃったように、他国との比較はありますけれども、金融緩和を続けたことによって株価を上げて、この安倍政権の、言ってみれば、経済がうまくいったように見せかける大きなツールを私は日銀が担わされてきた、上げ底だった...全文を見る