前原誠司

まえはらせいじ

小選挙区(京都府第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数10回

前原誠司の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月17日第200回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○前原委員 国民民主党の前原でございます。  会派の時間をいただきまして、ありがとうございます。  まず冒頭に、きょうは一月十七日でございまして、二十五年前の五時四十六分に阪神・淡路大震災が起きました。多くの方々がお亡くなりになられ、また、多くの方々が被災をされました。改めて...全文を見る
○前原委員 詳しく伺う前にもう一つ簡単な質問をしますが、海賊とテロ組織は区別できますか。
○前原委員 私が聞いているのは海賊とテロ組織の定義ではなくて、オペレーションをしている自衛官に外見上区別ができるかと聞いているわけです。  例えば、尖閣に漁船が来た、漁民だと言っていて、果たして本当にそれは漁民なのか。ひょっとしたら、意図を持った武装した集団かもしれないというこ...全文を見る
○前原委員 質問に答えていません。
○前原委員 そうですか。それは意外な答弁でした。  じゃ、テロ集団が海賊の特性をしっかりと認識して、海賊に見間違うような、そういった装備をしてテロ行為を行ってくるということは全くないというふうに言い切れますか。
○前原委員 なぜこういうことを聞いたかといいますと、外形からは、あるいは外見からはなかなか判断できないということなんです。  ですから私は、先ほどの中谷元防衛大臣の質問を伺っていて、まさに私も同じことを今から質問しようと思って今のことを伺ったんですけれども、なぜアデン湾について...全文を見る
○前原委員 現時点での認識はわかりましたよ。直ちにはないということも、今の状況を見ればそうですけれども、事態が急変する可能性はありますよね。そのときに、全く準備していませんでしたと、特別措置法を。  つまりは、繰り返し申し上げますけれども、アデン湾に送ったときは、海警行動ではだ...全文を見る
○前原委員 検討はされるということですね、あらゆる事態を想定して。
○前原委員 繰り返しになりますが、いつ起きるかわかりませんので、しっかり内部では検討しておいていただきたいと要望しておきます。  それから、これはずっと言われ続けていることなんです。河野大臣も国会に出られて長らく議席を置いておられると思うんですが、私もずっとひっかかっているのは...全文を見る
○前原委員 いや、私のこだわりだから調べますというのでは困るんです。防衛大臣として私の問題意識を共有されますかということを聞いているわけです。共有したら、自分の意思として話を聞かれて検討するということが必要だと思うんですが、いつもの河野さんらしく、びしっとやってください。
○前原委員 では、十二分に調査研究してください。お願いします。  それでは、これがどのようにこれから拡大していくのか、イラン、アメリカの関係が。  その上で一つ伺いたいと思いますけれども、一月十四日にワシントンのCSISで、大臣、講演されましたよね。流暢な英語で講演されたとい...全文を見る
○前原委員 これはまだ私は英語を読ませていただいていないので、また、予算委員でもありますので、国会が始まったら予算委員会でも、しっかりと、大臣がどういう発言をされたのかというファクトをベースに質問させていただきたいと思いますけれども。  今の状況が、つまりは、尖閣諸島への公船の...全文を見る
○前原委員 私は、先般の国会におきまして、この習近平国家主席の国賓訪問に対する質問主意書というのを出させていただいています。  私の問題意識は、ウイグルあるいは香港、こういったものの人権侵害、そして南シナ海での振る舞い、また、尖閣列島へのチャレンジ、こういうものがあって、果たし...全文を見る
○前原委員 時間が迫ってまいりましたので最後の質問になろうかと思いますけれども、イランの革命防衛隊のコッズ部隊の司令官であったソレイマニ司令官が殺害をされました。これについては自衛権だということをアメリカ政府は言っているようでありますが、アメリカの中でもいろいろなこれに対する異論...全文を見る
○前原委員 事実関係は私もよく存じ上げているわけでありますが、ちょっとこれについては、しっかり日本政府として、私、両大臣に、慎重にやはりこれは扱ってもらいたい。つまりは、同盟国であるアメリカだから、わかりました、そうですねということを簡単に言ってほしくないんです。  なぜそうい...全文を見る
○前原委員 終わります。
01月28日第201回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○前原委員 会派を代表して質問させていただきたいと思います。  まず、安倍総理、先ほど我が党の大西健介議員の質問のときにビザの緩和の話がございましたけれども、事実関係だけちょっと申し上げておきます。  我々が政権についたときに、私は国土交通大臣でありましたのでよく覚えておりま...全文を見る
○前原委員 国民の皆様方も、戦々恐々とされている方々が多いと思います。危機管理は政府の極めて大切な仕事でございますので、感染防止、また、更に広がらないように御尽力をいただきたいということだけ申し上げておきたいと思います。  ここから先は、基本的に総理にお答えをいただきたいと思い...全文を見る
○前原委員 いや、総理が施政方針演説で八年連続減額となったということをおっしゃっていますから、幾ら減額になったかということを伺った。  私が答えましょう。千四十三億円ですね。千四十三億円でございますね。  これは当初ですか、何予算ですか。答えてください。
○前原委員 補正を含めた決算ベースでは、八年連続の減額になりますか。
○前原委員 資料の六枚目をごらんいただきたいわけですが、確かに、これは当初ベースでは八年連続減額なんですが、総理、財政赤字ってカウントされるのは当初予算だけですか。補正予算を出すことによって、どんどんどんどん財政規律が崩れていっているんじゃないですか。つまりは、この施政方針演説は...全文を見る
○前原委員 十三兆円上がった中の九兆円強は消費税ですから、消費税を上げたことによっていわばその分税収がふえたということは申し上げておきたいと思います。  私がこの点にこだわるのは何かというと、安倍総理の七年間のロジックというのは、経済が成長する、経済が成長すると税収がふえる、税...全文を見る
○前原委員 財政法第六条、二分の一以上は、いわゆる国債整理基金、借金の返済、国債の償還に充てるために使うということですね。  今回、特例法を使うということは、要は、半分以上は納められませんということなんですよ。だから特例法をつくっているわけですね。  そして、この一兆三千二百...全文を見る
○前原委員 いつの予算ですか。
○前原委員 いや、簡単な話なんですよ、令和二年度に入れるんですよ。  つまりは、本来であれば、剰余金というのは、半分以上は借金の返済のため、つまり財政健全化に使わなきゃいけない。だけれども、それを財政健全化に使わないように、特例で今回は法律を通してくださいねというのがこの補正予...全文を見る
○前原委員 すごい答弁ですよ。つまりは、本来であれば財政健全化に回さなきゃいけないという財政法第六条のルールがあるのに、それを、言ってみれば特例で、しませんと。そして、補正予算に使った分の残りは、本来であれば借金の返済、国債整理基金に入れないけれども、令和二年度の予算に使わせても...全文を見る
○前原委員 何の答弁をしているのか、さっぱりわからなかったですね。つまりは、総理、読むところを間違えない方がいいですよ。質問しているところと全くずれた答弁をされるぐらいだったら、時間の無駄ですからされないでください。  先ほど麻生財務大臣が、そのとおりですよとおっしゃった方がよ...全文を見る
○前原委員 時間稼ぎの答弁、私が聞いていない答弁は長々されましたけれども、私が聞いたところの話はおっしゃっていない。  つまり、実質ということをおっしゃったけれども、三十六カ国の中で第何位ですか、七年間のいわゆる成長率。何か、この施政方針演説の、七年間で一三%の経済が成長しまし...全文を見る
○前原委員 私は公平にやりたいと思います。雇用は改善していますよ、間違いなく雇用は改善している。失業率は下がり、有効求人倍率が上がっている。いろいろな要因がある、きょうはそれは言いません。それは私は認めます、評価します。だからこそ内閣支持率も高いし、いろいろな評価もあるんだと思い...全文を見る
○前原委員 だらだらと、いつもの壊れたレコードのような答弁、むなしく、恐らくテレビを見ている方には聞こえていると思いますよ。  きょう私が申し上げているのは、総理の国内での、コップの中でのいわゆる実績を全て挙げてくださいということを申し上げているんじゃないんだ。世界の中で、競争...全文を見る
○前原委員 先ほど、一枚目のものに入っているわけでありますが、二〇一六年、教育機関に対する公的支出の対GDP比、これはOECDで最下位のはずですよ。最下位ですよ。OECD平均は四・〇で、そして日本は二・九であります、対名目GDP比で。ですから、経済規模に比して、そして教育支出は低...全文を見る
○前原委員 大体そういう答弁に今までもなるんですね。つまりは、子供が少ない、これも問題なんですよ。  そして、先ほど申し上げたように、でも、三十年間、教育とか科学技術に対しての予算は変わっていないわけですね。そして、今や、対名目GDP比でいうとOECD諸国の最下位であります。一...全文を見る
○前原委員 今総理がおっしゃったことで、自民党の憲法改革草案の中に教育の無償化というのが入っているということをおっしゃいましたよね。  ただ、今総理が、前国会で私と憲法についてやりとりをさせていただいたときに、四つのテーマというものをおっしゃっていましたね。四つのテーマの中には...全文を見る
○前原委員 総理の政治家としての僕は意思を聞いているんです。つまり、憲法改正が大事だとおっしゃっているんでしょう。九条だけですか。九条も大切だと思いますよ、私は、議論することは。だけれども、全ての根本の問題は、まさに日本の人材育成。これは少子化にもつながるんです。なぜなら、教育の...全文を見る
○前原委員 これで終わりますが、とにかく、国家百年の大計に立って、七年やってこられて、何をなすべきか。私は人材だと思いますよ。教育だと思いますよ。科学技術だと思いますよ。そういったことをしっかりとやってもらいたいということを申し上げて、質問を終わります。
02月04日第201回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○前原委員 前原でございます。会派の最後でございますので、よろしくお願いいたします。  まず、総理大臣、前回も質問させていただいたのは施政方針演説を引用してでございましたけれども、今回も、まずは施政方針演説を引用させていただいて、質疑をしていきたいというふうに思います。  総...全文を見る
○前原委員 もう既に江津を離れておられる方、なぜこのような例を、今いろいろと言いわけがましくおっしゃいましたけれども、なぜこれを一つの例に取り上げたかというのは疑問に思います。これは指摘をするだけにしておきたいと思います。  一月三十一日に総務省が二〇一九年の人口移動報告を発表...全文を見る
○前原委員 北村大臣、残念ながらって、残念じゃないでしょう。いや、いいです、いいですよ。もうどうぞお座りください。いや、残念じゃない。  いわゆる施政方針演説で転入超過だという例で江津市を挙げられて、去年も転入超過だったんです。よかったですねということを僕は言いたかったんです。...全文を見る
○前原委員 北村大臣、そこで残念ながらとおっしゃらなきゃいけないんです。  島根県は、残念ながら転出超過なんですね。そして、この一月三十一日に発表されたものでいいますと、千九百七十一名の転出超過で、一昨年が千三百五名ですから、悪化しているんです、島根県は。江津は二年連続よかった...全文を見る
○前原委員 総理、ちょっと見苦しいですよ。言いわけをずっと言っているんですよ。(発言する者あり)
○前原委員 要は、総理たる者は、目標を定めたらそれに邁進するのが総理の責任ですよ。そして、景気がよくなったら東京に集中するんです。それを是正するのがあなたの仕事じゃないんですか。それができていないで、景気がよくなったから東京転入がふえたんで仕方ないですと、言いわけでしかないです、...全文を見る
○前原委員 また言いわけしていますね。  私の質問にだけ答えてください。二〇二〇年に達成できますかと聞いています。それだけ答えてください。
○前原委員 自分が立てた目標でしょう。それはそんなに簡単にできないですねだったら、総理をやめなさいよ。総理をやめて、できないことは言うな、それだけですよ。できない目標を掲げておいて、できなくなったら言いわけをして、これをやるのは難しいんですよと。それだったら、誰だって総理をできま...全文を見る
○前原委員 まず、表一をごらんいただきたいというように思いますが、これは何が必要なのかということなんですけれども、この表一を見ていただきますと、普通交付税の算定方式というのが出ています。  基準財政需要額というものが決まるわけですね。基準財政需要額というのは、ちょっと専門的にな...全文を見る
○前原委員 それは、私が言ったことを今総務大臣がおっしゃったんです。それはわかっているんです。それを、私は、地方が努力をしたら税収がもっとふえるような仕組みにしないといけないんじゃないですかということを総理に尋ねています。  総理、総理。そこは、総理、答えてください。どうぞ。
○前原委員 地方創生ということは、私、いろいろなメニューを教えてもらって、レクを受けて、結局、上意下達なんですね。国が地方に、こういうメニューがありますよ、いかがですかという話になっているわけです。  だけれども、私は、これはむしろ、権限、財源を移譲して、そして、地方が努力をす...全文を見る
○前原委員 総理、エピソードとエビデンスという違いがあるんですね。総理が言っているのはエピソードなんですよ。  つまり、うまくいった事例を一つ二つ挙げたって、結局、東京一極集中というのはとまっていないわけですし、そして、景気がよくなれば東京に集まる傾向にあるんですよということは...全文を見る
○前原委員 いや、私自身が返済猶予を受けた人間ですので、いろんな仕組みがあるというのはわかっていますよ。私が申し上げているのは、これから制度が始まりますということと、今までの制度の中で、要は返さなきゃいけない人との不公平が出てくるのではないかということを申し上げているわけです。 ...全文を見る
○前原委員 私が申し上げていることについては総理も御理解いただけていると思うんですね。したがって、特にこの制度がスタートしたということになると、その後、私は遡及させるべきだということを、これから政治家の責任として言い続けますよ。  そうなると、特に、やはりこれから、自分たちのと...全文を見る
○前原委員 ぜひ御検討いただきたいと思います。  残りの時間で、黒田日銀総裁にお越しをいただいておりますので、黒田総裁に伺いたいと思います。  新型コロナウイルスで、インバウンドのお客様が減っている、中国人が三月までに四十万人のキャンセルになるのではないかと言われておりますし...全文を見る
○前原委員 今の御答弁ということは、必要であれば追加緩和も辞さず、そのときには、今までおっしゃっていた短期政策金利の引下げ、長期金利操作目標の引下げ、資産買入れの拡大、マネタリーベース拡大ペースの加速という四つ、あるいはそれらの組合せということをやるということでよろしいんですか。
○前原委員 日銀総裁、二〇一六年の九月に長短金利操作、イールドカーブコントロールが導入されまして、それ以来、どういう政策目標になっているかといいますと、長期金利については、十年物の国債金利がゼロ%程度で推移するように長期国債の買入れを行う、その際、金利は、経済、物価情勢等に応じて...全文を見る
○前原委員 この新型コロナウイルスについての不確定な要素というのがたくさんあるので、なかなか確定的なことは言えないと思うんですが、私が伺いたいのは、八十兆から十五兆までこのネット増というのは減っている。つまりは、今、黒田総裁が答弁されたように、世界全体で、金利の低下の中で、要は、...全文を見る
○前原委員 時間が参りましたので、これで終わりにしたいと思いますが、最後、総理に一点だけ申し上げておきたいと思います。  この新型コロナウイルス、影響がどうなるかわかりません。危機管理についてはしっかりやっていただくと同時に、今後、経済にどういう影響が及んでくるのかわかりません...全文を見る
○前原委員 危機管理は政府の仕事ですので、しっかりやっていただくことをお願い申し上げて、質問を終わります。
02月17日第201回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○前原委員 会派を代表して、最後の質問をさせていただきます。  質問通告していないことなんですけれども、安倍総理、ずっと私はこの議論を聞いていまして、この予算委員会、ずっと聞いていまして、今、内閣支持率が各種世論調査で落ち始めておりますが、その大きな理由というのは、やはりこの桜...全文を見る
○前原委員 残念ですね。国民の七割以上が信頼していない。それについて、しっかりと、やはりみずからが氷解させることをできるのは、私は安倍総理しかおられないと思います。残念です。  さて、まず私は郵政三事業の話をさせていただきたいと思います。  二〇〇五年の八月八日に、小泉純一郎...全文を見る
○前原委員 きょうの終わり値は千十一円でありまして、簿価の五八・四%なんですね。  日本郵政の四半期報告書には、取得原価の水準にまで回復する可能性が見込めなくなった場合には、減損損失を計上することが必要と書かれているが、まだ減損損失は計上しないんですか。
○前原委員 今見ていただきましたように、ずっと下がり続けているわけですね。それで、回復しないという判断が、なぜ行われているかということは不思議であります。  是非は後で問いたいと思いますけれども、日本公認会計士協会が定めた金融商品会計に関する実務指針によれば、株価が取得価格に比...全文を見る
○前原委員 先ほどお認めになりましたように、一株当たりの簿価は千七百三十二円なので、その半分、八百六十六円を下回れば減損処理を行わなければいけないということになります。きょうの終わり値は千十一円ということで、先ほど申し上げたように、五八・四%までおりているということで、かなりだら...全文を見る
○前原委員 今お答えいただきましたように、二〇一八年度の実績が七〇・四%、そして二〇一九年度の予想が六九・四%、おっしゃったように約七割なんですね。じゃ、メガバンク三行はどれぐらいかというと、三割程度です。地銀で無配のものを除くと、地銀の配当性向は二五%ぐらいです、平均して。 ...全文を見る
○前原委員 先ほど申し上げたように、八九%は日本郵政ですからね。ですから、一割しかないわけですよ、そこは。ということを考えると、この配当性向、高い配当性向を見直すということは、私は一つの今後の、やはり逆転していくために、攻めの経営に行くために大きなポイントだと思います。これは、た...全文を見る
○前原委員 総理に伺いたいと思います。  今までのやりとりを聞いていただいたと思うんですが、増田社長が例えばどういう答弁をされても、先ほど図で、チャートで見ていただいたように、政府のもとに日本郵政があって、日本郵政のもとにいわゆる三事業、三社というものがございます。したがって、...全文を見る
○前原委員 質問に答えていただいていません。私は、他の金融機関とこれだけハンディがあって公平な競争ができますかと聞いております。
○前原委員 私は、二万四千の特定郵便局を維持するということには賛成ですし、その前提で議論したいと思っているんですが、きょう申し上げたように、表で、図でごらんをいただいたように、このままだったら、ずっと株価は下がり続けますよ、ゆうちょは。  つまりは、新たな成長戦略といったって、...全文を見る
○前原委員 総理、ちょっとこれ、勉強してもらった方がいいと思います。僣越ですけれども、きょう私が申し上げたことは、二万四千のネットワークを守るために、ゆうちょ、かんぽにお金を出させるという発想ではなくて、ゆうちょ、かんぽが自由に業務を行えるような環境をつくることが、むしろ二万四千...全文を見る
○前原委員 麻生財務大臣、本質的な答弁をされたんです。つまり、そんな能力はありませんよ、金を貸し出して、それを運用する能力はありませんよと。そのとおりですよ。でも、それは、その壁を越えてあげない限りは、ずっとその能力はつきませんよ。つまりは、制約されているから、そのことを考えなく...全文を見る
○前原委員 増田社長でよかったのかという議論は、失礼ながらあるんですよね。つまりは、金融についてお詳しくはない。知事をやられた、そして総務大臣もされた、そして行政の経験はおありだ、その点では立派な方だというのは誰もがわかっている。  だけれども、私は、今の少しお話を伺ってがっか...全文を見る
02月25日第201回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○前原分科員 おはようございます。立国社会派の前原でございます。  まずは、新型コロナウイルス感染拡大に伴います航空産業、観光産業、運輸業に対する経済対策について伺いたいというふうに思っております。  まず、観光についてでございますが、私も選挙区が京都でございまして、外国人観...全文を見る
○前原分科員 今大臣がお答えをいただきましたように、資金繰り、特に中国関連ということの前提がついておりますけれども。  先ほど私がお話をしましたように、国内旅行でも影響が随分出ている状況でございまして、資金繰り、中国縛りのみならず、かなり根本的な対応策を打っていただかなければ、...全文を見る
○前原分科員 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  航空産業につきましても、少しお話を伺いたいというふうに思います。  私もちょうど十年ほど前に国土交通大臣を一年間やらせていただきまして、日本航空の再生というものにかかわったわけでありますが、その前に、私が大臣に...全文を見る
○前原分科員 赤羽大臣、これはまだ正式な業界からの要望が出ていないということでありましたけれども、業界の中において、まあ業界といっても二つしか大きなところはございませんし、先ほど大臣が御答弁されたように、LCCは大体二社の系列のものが、特に全日空が多いわけでございますので、そうい...全文を見る
○前原分科員 藤川財務副大臣もお越しいただきましたが、藤川財務副大臣におかれましても、ぜひ国交省からお話があったときには対応していただきたいと思いますが、いかがでございますか。
○前原分科員 よろしくお願いいたします。  あと、航空関係について、もう一つだけでありますが、運休になっている便がございますよね。この運休になっている便の発着枠の保全というものもかなり航空業界は心配をされております。スロットですね。これについてはしっかりと、これは新型コロナウイ...全文を見る
○前原分科員 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  次に、ちょっと私の選挙区の個別の道路の問題ついてお話をさせていただきたいというふうに思います。事務方の方で結構でございますので。  私の選挙区、京都市左京区に花脊峠という峠がございますけれども、ここにトンネルを...全文を見る
○前原分科員 かなり少ないわけでございますけれども。  京都市がこれはやるかやらないかということを一義的に決めるということなんですが、国が支援をする、補助をするということになろうかと思いますけれども、このBバイCというものを考えた場合に、国としてはどういう基準を持っておられるの...全文を見る
○前原分科員 交通量からするとなかなか厳しいものでありますが、今大臣からは、京都市から要望があれば国として検討する、こういうお答えだったと思いますので、その際にはしっかりと御対応いただければと思っております。  それでは、次に、外国人の土地取得に対する規制について質問をさせてい...全文を見る
○前原分科員 今義家副大臣がお答えをいただきましたように、外国人土地法というのは使えないということでございます。  そして、新たに検討を加えなくてはいけないのは、憲法上どうなのかということでございます。それが、資料でお配りをしている下の方に書かれているわけであります。  「民...全文を見る
○前原分科員 憲法上も、別に、全て外国人の土地規制というものは憲法上だめだということではないということで、規制目的を明確にしなくてはいけないということがおわかりをいただけるのではないかと思います。また、規制手段については、手段が必要かつ合理的であることも大事だということが確認でき...全文を見る
○前原分科員 その上で、一般例外というのは、このGATS第十四条、ございますね、「ただし、それらの措置を、同様の条件の下にある国の間において恣意的若しくは不当な差別の手段となるような態様で又はサービスの貿易に対する偽装した制限となるような態様で適用しないことを条件とする。」という...全文を見る
○前原分科員 原発を所管されている経産省、お願いします。
○前原分科員 水源地を管轄される農水省、お願いします。
○前原分科員 一部の報道で、経済財政諮問会議、今度まとめられる骨太の方針の中にそういった法律をという話がございましたが、そういう事実はございますか。
○前原分科員 赤羽国土交通大臣、私がお配りしている資料の二を見ていただけますか。これは私の選挙区の、今は中国人含めて外国人が来ないということでありますが、たくさん、どんどんどんどんふえている時期に、これは清水寺とか六波羅蜜寺といったところの近辺の土地のいわゆる所有者の推移をごらん...全文を見る
○前原分科員 両面あるのはそのとおりだと思いますし、また、人口減少の中でインバウンドをふやすということを我々もやってきたわけでございまして。ただ、弊害も出ているということの中で、ぜひ両面を踏まえた上で御検討いただきたいというふうに思います。  終わります。ありがとうございました...全文を見る
04月28日第201回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○前原委員 立国社の前原です。  まず冒頭に、新型コロナウイルスによりまして亡くなられた皆様方に心から御冥福をお祈り申し上げたいと思います。また、今、病気と闘っておられる方々の一日も早い御回復を、これも心からお祈り申し上げたいと思います。また、医療現場を始め、このコロナウイルス...全文を見る
○前原委員 私は、今のこの予算では、この戦争、第三次世界大戦と総理がおっしゃった戦争には勝てないと思っております。  なぜかというと、まさにこの数式であらわれているように、今回の景気の悪さというのは、きょう一日ずっと総理も御答弁されていたので、総理も認識されていると思うんですけ...全文を見る
○前原委員 私の質問は、経営者の立場に立って、こういった状況の中で、つまりは、何度も申し上げておりますけれども、需要が蒸発しているんです。消えてなくなっているんです。そして、その分を借金で穴埋めしているんです。  今おっしゃった、法人上限二百万、個人百万、それは、ないよりはあっ...全文を見る
○前原委員 総理、御自身でもおっしゃっていて、思っておられると思うんですけれども、損益として、その分、税を納めなくていいということは、減るだけで、でも納めなきゃいけないんでしょう。そして、ことしの分は猶予されるだけなんですよ。  何度も申し上げますけれども、この危機というのは需...全文を見る
○前原委員 事務方からお話を伺っておりますけれども、何か、今度、六月の経営会議までその決定が先送りされるような話でありますけれども、これはまさに出血をしている状況ですね。だって、バスはほとんど動いていないんですから。ホテルや旅館に人は入っていないんですから。  そういう意味では...全文を見る
○前原委員 一点だけ確認しておきますけれども、観光バス業界からもそういった話があるということは耳にされていると思いますので、先ほどのいわゆる旅館、ホテル等以外の企業、業界というものもそういうものが、運送業界も入るということについて、一言確約していただけませんか。
○前原委員 よろしくお願いいたします。  雇用調整助成金については、多くの同僚議員が質問をされましたので、私からは一点に絞ってお話をしたいと思います。  一つの大きなポイントは、八千三百三十円という上限、これを外さない限りは、いかに胸を張っても、十分の十にするといったって余り...全文を見る
○前原委員 八千三百三十円については上限を撤廃すべきだということを申し上げましたが、十分の九、十分の十に中小企業にしていただいているということについては、私は一定の評価をいたします。  そして、労働局の皆さん方も、OB、OGの方々もたくさん集まってこられて、まさに三密のような状...全文を見る
○前原委員 同じ決意を日銀の黒田総裁にもお願いしたいと思います。
○前原委員 私が決意を聞いたのは、今の段階はいわゆる自己資本比率も高いということはよくわかっています。しかし、先ほど触れた帝国データバンクの話じゃありませんし、私がきょう問題意識で申し上げたように、需要が喪失する恐ろしいこれは病なんですよ。ということは、全世界でそれが広がっている...全文を見る
○前原委員 厚生労働大臣も、四月の十七日であったと思いますが、記者会見で、抗体検査に着手する、こういう表明をされておられます。  それで、これからPCR検査と、これは拡大していかれるということでありますが、この検査と抗体検査もあわせてやられて、そして実態数を把握していくというこ...全文を見る
○前原委員 今、検査キットと申されたわけでありますが、要は定性検査ですよね。ということは、ウイルスが出てきました、そして、私も厚生労働省のドクターから教えてもらったんですけれども、IgMという抗体がまず出てくるんですか、IgMという抗体が抑えて、そして免疫細胞がぱくっと食べる。そ...全文を見る
○前原委員 ぜひ、この新型コロナウイルスとの戦いというものを、あらゆる技術というものを駆使して、この抗体検査を含めて、そして全体像を把握して収束をさせる。そして、焦ってはいけませんけれども、経済活動、きょう申し上げたように、これは需要が蒸発する大変恐ろしい状況でありますので、そう...全文を見る
11月18日第203回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○前原委員 国民民主党の前原でございます。  まず麻生大臣にお伺いをしたいと思いますけれども、今回の新型コロナウイルスに対する対策、第一次補正、第二次補正とも事業規模でいいますと約百十七兆円ということでございますし、また、その二つに関して申し上げると、追加の財政支出が約六十兆円...全文を見る
○前原委員 特定の歳入がなければ特別会計は組めないということは、これは事務方から伺っておりますので、私もわかった上で質問しています。  その上で、今の御答弁でありますと、特定の歳入がない、そして、東日本大震災のときは、後でまたお話をしますけれども、特定の歳入があった、だから特別...全文を見る
○前原委員 復興のときの話を少しさせていただきたいんですけれども、十九兆円というのは大変だったんです。どういうことをやったかというと、まず一つは、政府の持っている資産、この売却をやろうということで、東京メトロとかJTの株式の売却とか、エネルギー特会の見直しとか、こういうことで売却...全文を見る
○前原委員 まあ、全然答えてもらっていないんですね。全て答えてもらっていない。時間の無駄だと思いますけれども。  では、ピンポイントで伺いますけれども、コロナ対策の増税は考えないということですか。
○前原委員 今、需要が失われて、GDPが大きく落ち込んでいる中で、現時点においては財政支出が必要であって、増税というものを行うべきではない、私も明確にそこは申し上げておきたいと思いますけれども、しかし、将来の中で、お配りをした図一をごらんください。ワニの口ということを言われていま...全文を見る
○前原委員 今、黒田総裁がお答えになったとおりの面があると思いますけれども、五ページを見ていただきますと、これは世界の比較なんですね。これを見ると、圧倒的に日本は賃金が上がらない国であるということが一目瞭然です。これはもう三十年間上がらない。左は、これはいわゆる一九九一年を一〇〇...全文を見る
○前原委員 これで終わりますけれども、コロナで全て逃げてはいけないと思うんです。私が申し上げたのはコロナ前までで、先ほど景気後退とおっしゃったけれども、景気後退じゃなくて、景気は上がっているときですよね、この七年間というのは。それでもずっと低金利政策、異次元の金融緩和を続けて、結...全文を見る
11月24日第203回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○前原委員 おはようございます。国民民主党の前原でございます。  コロナの感染拡大がまた深刻な問題になっておりますので、この問題につきまして質問をさせていただきたいと思います。  GoToトラベルを中止をされるということを、まあこれは条件次第ということでありますけれども、菅内...全文を見る
○前原委員 では、重ねて質問いたしますが、当初、今おっしゃったことと違う形で東京都が外されましたけれども、その理由は何ですか。
○前原委員 全くわかりませんけれども。  とにかく、知事会からは、国の判断が大事である、そしてまた、地域の指定除外を含めたきめ細かな対応ということが言われているわけでありますので、私は、初めに東京を外したこととそして今回は、今の答弁とは矛盾があると思いますよ。したがって、今後の...全文を見る
○前原委員 そもそも国は、GoToトラベルによって感染は拡大していない、こういうスタンスだったと思います。  現時点で把握されている人数で結構ですが、GoToトラベルによって感染者は何人出ていると政府は認識されていますか。
○前原委員 それは、いつの時点ですか。
○前原委員 GoToトラベルを中断する、地域によっては中断する、そして、都道府県とちゃんと国が調整をされる、大事なことだと思います。  しかし、今政府が把握されている数でありますと、二百人に満たない数ですね。ということは、感染拡大をしている中でGoToトラベルを仮に全部をとめた...全文を見る
○前原委員 今、だから、国交副大臣が答弁される答弁ではないんですよ。政府全体として、GoToトラベルがいわゆる感染の一部だとすれば、それに、何かGoToトラベルをとめれば感染拡大がおさまるような雰囲気ではないのではないかということを申し上げているわけです。  その認識が正しいの...全文を見る
○前原委員 だから、そのしっかり対応するは何をするんですかと聞いているんです。  GoToトラベルをやめれば感染拡大がおさまるのではないということは、国交副大臣の数字からは明らかですよね。となると、今の感染拡大の状況というものはGoToトラベル以外にしっかりと対応策をとらなけれ...全文を見る
○前原委員 地方に任せるという話ですよね、今の話だったら。政府として、全体として何かをやるということではないというふうに認識をしました。  では、地方にしっかりやってくれと言うのであれば、やはり私はしっかりとした資金を提供することが必要だと思いますよ。第一次、第二次の地方創生臨...全文を見る
○前原委員 五百億円で十分だと思われますか。
○前原委員 お願いいたします。  厚生労働副大臣に二つ伺いたいと思います。  一つは、第一次、第二次補正及び予備費で約二・七兆円の医療に対する支援が行われているわけでございますけれども、一般的に言われているのは、コロナ患者を受け入れるところにかなり重点的に配分をされていて、感...全文を見る
○前原委員 終わりますけれども、一般医療への支援の強化、そして雇用調整助成金のさらなる延長、これをしっかりやっていただきたいということを申し上げ、また、葉梨副大臣には来ていただきながら答弁の機会がなかったことをおわびをして、質問を終わります。