前原誠司

まえはらせいじ

小選挙区(京都府第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数10回

前原誠司の2021年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○前原委員 国民民主党の前原でございます。  第三次補正予算案について質問をいたします。  予算委員会と重複する部分がございますけれども、大事なポイントでございますので、質問をさせていただきたいと思います。  この補正予算案につきましては、閣議決定がされましたのは昨年の十二...全文を見る
○前原委員 五兆円の予備費で必要があれば対応するということをおっしゃっておられますけれども、十分ですかねと申し上げたいと思います。  私の選挙区は京都市内でありますけれども、週末、ある貸切りバス会社の稼働台数、売上げを見せてもらいました。去年の四、五、六月はほぼゼロです。それか...全文を見る
○前原委員 それでは足りないということを申し上げているわけであります。  そういった、本当に、こういったときには一番、やはり、困っている方々、あるいはこのコロナ前でも生活に困っておられた方々に、よりしわ寄せが行く。例えば、一人親家庭とか、あるいは学生さんとか、あるいは、言ってみ...全文を見る
○前原委員 飲食店に対してもまだまだ手薄なところがありますし、ましてや、川中、川上の方々にとっては、自分たちは何か光が当たっていないのではないか、そういう意見が多いということについては改めて申し上げ、是非そういった対応も必要であれば更に加えてやっていただきたいということを申し上げ...全文を見る
○前原委員 水際対策も重要ですし、でも、もう国内にいるわけですよね。その方々がこれからどのような感染をしていくかということについて、しっかりとやはり体制を取っていかなきゃいけませんし、その莫大的な感染をどう防ぐかということについては、これは本当に、皆様方、特に政府の皆様方は相当な...全文を見る
02月09日第204回国会 衆議院 本会議 第7号
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○前原誠司君 国民民主党の前原誠司です。  私は、会派を代表して、所得税法等の一部を改正する法律案について、賃上げ及び投資の促進に係る税制、及び中小企業における所得拡大促進税制の見直しに絞って、菅総理に質問いたします。(拍手)  日本の宿痾の一つが、上がらない賃金です。  ...全文を見る
02月16日第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○前原委員 国民民主党の前原でございます。  まず、日銀総裁、黒田総裁に幾つか質問させていただきたいと思います。  三月、来月でございますけれども、政策の点検が行われるということが報道されておりますし、また、総裁も言及をされておられます。  二〇一六年の九月に総括的な検証と...全文を見る
○前原委員 あくまでも枠組みは維持するということで、二%の物価上昇、これが困難な状況であるということの中でそれをどうすればいいのかという話なんですが。  総裁、総裁が着任されてからもうすぐ八年になります。何度も何度も予算委員会やこの財務金融委員会でも議論させていただきましたし、...全文を見る
○前原委員 私が申し上げたのは、すぐ二%を実現できる状況か、特に今のコロナ禍においてそれはなかなか難しいのは分かりますけれども、点検をされたことによって、要は、ちゃんと二%という山を登っている、そういうところがちゃんと見えるような説明をしていただきたい。また、そうでなければ、政治...全文を見る
○前原委員 このイールドカーブコントロールが二〇一六年の十月に導入されるまでは八十兆ネットで増という形で来ていまして、それが、おっしゃるように、それ以降は、今も八十兆円ネット増というところは変えておられないんですよね。変えていないけれども、コロナの直前の足下までには十兆円台までネ...全文を見る
○前原委員 先ほど主要国は全て二%の物価上昇目標だということをおっしゃいました。ただ、私、この間本会議でも質問をさせていただいたんですが、一九九〇年から比べると、賃金が先進国の中で唯一上がっていないのが日本でして、イタリアも余り上がっていないんですけれども、そして、潜在成長率がだ...全文を見る
○前原委員 最後の懸念は、これはよく言われているようにETFなんですね。これだけ、今、時価総額で五十兆円ぐらいのETFを保有しているんじゃないかということを言われているわけです。  二〇一六年のあの量的緩和からイールドカーブコントロールに変えられる前に、やいやいやいやい、これは...全文を見る
○前原委員 国債は減りますけれども、時間がたてば。ETFは減らないんですよ。ですから、そこは本当にうまく、今おっしゃったように点検の中で、イールドカーブコントロールの強化なのか分かりませんが、是非、ETFを余り日銀が買い占めないように、見直していただきたいということを申し上げたい...全文を見る
○前原委員 リスクマネジメントをしっかり考えていただいて対応していただきたいということと、厚生労働副大臣、お出ましいただきながら質問できなかったことをおわび申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
02月17日第204回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○前原委員 国民民主党の前原でございます。  日本の安全保障の問題について質問をいたしたいと思います。  中国が二月一日から海警法という法律を施行しました。これに対して菅総理は、二月八日の衆議院予算委員会で、中国海警法については、国際法に反する形で運用されることがあってはなら...全文を見る
○前原委員 運用される場合ということをおっしゃったわけでありますけれども、しかし、今申し上げたとおり、言ってみれば、軍艦とかあるいは公船というものを除外していないんですね。除外していないことは、この国連海洋法条約の三十条ではあくまでも退去命令止まりであるにもかかわらず、結局それを...全文を見る
○前原委員 国際法違反の懸念があるということを明確におっしゃいませんか。
○前原委員 ここは本当に、中国は尖閣を取りに来ているという前提で物事を考えないといけない。それであれば、国際法に違反するかもしれない、運用次第ではじゃなくて、これはまさに、我々は懸念をしている、そして国際法違反の疑いが極めて強いということをしっかりと言うことが大事なことだと思いま...全文を見る
○前原委員 海上保安庁も、中国の海警に対してそういった事態になればちゃんと武器が使えるということであります。  内閣法制局長官、それでよろしいですか。
○前原委員 政府としてはそういった海上保安庁の考え方については了とするということでありますので、海警という、公船だから我々が二十条の一項というものを使えないということはないということは確認できたと思います。  さて、その上で、海警法第三条には、この法律が及ぶ区域を管轄海域として...全文を見る
○前原委員 切れ目なく対応できる、穴はない、これで十分なのかということを聞いております。  それで十分だという御答弁ですか。自分の考えでお答えください。見ないで。
○前原委員 我々も領海警備法というのを一度出しておりますし、過去に。また、現代に即したものをしっかりやはりやるべきじゃないか、こういう考え方を持っています。しっかりと、これは与野党関係なく、やはり、絶対に日本の固有の領土は守り抜くという国家の意思を示すという意味にも、私は、何らか...全文を見る
○前原委員 当然だと思います。それを認識していただかなきゃいけないし、裏返すと、中国はそこの分断を図りに来る。私は、様々な形態があり得ると思うんですね。例えば、十年前のいわゆる漁船の衝突の問題にしても、あれは武装した、ひょっとしたら、言ってみれば、軍人が漁業民に成り代わってやって...全文を見る
02月24日第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○前原委員 国民民主党の前原でございます。  かなりマクロ的な観点の議論ばかりでございますので、基本的には財務大臣にお答えをいただきたいと思います。  日本がこれだけ世界の中でも飛び抜けて財政赤字が多いにもかかわらず、金利も非常に低い状況で推移をしていて安定をしているというこ...全文を見る
○前原委員 姿勢は恐らく誰も同じだと思うんですが、それを本当に政治家の意思でやるつもりがあるかどうかということが、私、大事なんだと思いますね。  先ほど、社会保障・税の一体改革をやられた野田元総理が質疑をされておりました。私も当時の政調会長で、あのときは三党合意というのがありま...全文を見る
○前原委員 資料の三を御覧いただきたいと思います。  財務省が作られているグラフで、これは何度か私も引用させていただいているんですけれども、三十一年前と今と予算を比べた場合、税収がほぼ一緒で歳出が一・五倍になっている、一・五倍以上になって四十兆増えている。しかし、その一・五倍に...全文を見る
○前原委員 時間が来ましたので終わりますけれども、将来的な財政破綻のリスクをどう回避するのかと同時に、もうずっとこの歳出抑制をほかの分野にしてしまって、特に教育とか科学技術、あるいは国防、こういったものにお金がかけられなくて日本の国力が落ちてきているんだという危機意識を共有して、...全文を見る
○前原委員 国民民主党の前原でございます。  八時間コースの財務金融委員会、財務大臣、皆さん、お疲れさまでございます。  私が最後のバッターでございますし、私も午前中に引き続いて二回目の質問をさせていただきたいと思います。  まず、国債発行計画について伺いたいと思います。 ...全文を見る
○前原委員 日銀総裁にお越しをいただいております。  まず、前提で一つ確認させていただきたいことがあるんですが、二月十六日も当委員会にお越しをいただいて議論をさせていただきました。そのときに私の質問に対して、国債の買入れはあくまでも金融政策目的のため、経済と物価を支えるために行...全文を見る
○前原委員 その上で、では伺いますけれども、先ほど二%の物価目標ということをおっしゃいましたけれども、長らく達成をしておりません。ただし、仮に物価目標が達成して、そしてその先、更なる物価上昇、インフレが過熱懸念があるときは、国債を売って通貨を回収するというオペレーションというもの...全文を見る
○前原委員 この間も指摘したことでございますけれども、確かに、二〇一六年のイールドカーブコントロールに切り替えられて以降は、ネット増の八十兆円というものからどんどんどんどん下がってきていて、コロナの前、直前には十兆円増ぐらいまで下がってきているわけでありますけれども、でも、それか...全文を見る
○前原委員 黒田総裁には次の質問と併せてお答えいただきますけれども、労働分配率が下がっているのは問題だとか、賃金だということ、そのとおりなんですけれども、じゃ、どうするかというところの議論を是非具体的にしていかなきゃいけないと思うんですね。  先ほど麻生財務大臣がおっしゃったグ...全文を見る
○前原委員 そこは私は見解は全く違います。  やはり、日銀が大量に国債を買う、今十二兆円ですか、そういう安心感の中で投資家が株を買うということ、それは、一つ一つの銘柄について吟味するということじゃなくて、全体として買われるということにつながっていると思いますので、私は、百害あっ...全文を見る
○前原委員 果実をそういったものに使うという考え方自体はどうですか。
○前原委員 潜在成長率が低いということ、また賃金が上がらない、これが日本の宿痾であるという問題意識は副総理あるいは日銀総裁とも共有できたと思いますので、それをどうやって解決していくのか、我々も具体的な提案もしてまいりますので、しっかり議論させていただきたいと思います。  終わり...全文を見る
02月25日第204回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○前原分科員 国民民主党の前原でございます。  まず、防衛大臣に伺いますけれども、他国が日本固有の領土を不法占拠している事例は今ございますか。
○前原分科員 その二つでございます。  続いて伺いますけれども、日本も含めた主権国家が武力の行使ができるのはどのような場合ですか。
○前原分科員 今、自衛権の行使のことをおっしゃったと思いますけれども、私から今の私の質問に対する答えを申し上げますと、今の自衛権と、もう一つ、国連決議ですね、国連決議で武力行使を認めればできるということで、二つだけであります。  外務省国際法局長に伺います。  不法占拠されて...全文を見る
○前原分科員 先ほど、武力を行使できるのは二つであると、自衛権とそれから国連決議。先ほど防衛大臣がお答えをされましたように、北方領土と竹島が他国によって不法占拠されているということでありますけれども、自衛隊が武力行使できるかどうかというところを少し議論していきたいと思うわけであり...全文を見る
○前原分科員 現状はこの三要件に当てはまるというふうに考えられますか、法制局長官。
○前原分科員 岸大臣、所管する大臣が判断をしてくださいというのが内閣法制局長官の答弁でございました。  では、この三要件、一つずつ見ていきたいと思います。  要は、自衛権が発動できるかどうかということなんですが、我が国に対する武力攻撃が発生したこと、また、我が国と密接な関係に...全文を見る
○前原分科員 明確にお答えされました。この状況ではないんですね。私もそう思います。  二つ目。これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないこと。これを排除しということ、先ほど、そういう状況にないとおっしゃったわけでありますので、これというのはないわけ...全文を見る
○前原分科員 内閣法制局長官にもう一つ伺いたいと思いますけれども、我が国の考え方というのは、竹島の領有権をめぐる問題はあくまでも平和的手段によって解決を図るとの基本方針に立っているということでありますけれども、七十五年たっているわけですね。七十五年たっていて、不法占拠され続けてい...全文を見る
○前原分科員 期間は関係ないということでよろしいですか。
○前原分科員 防衛大臣、私がなぜこういう質問をしたかということなんです。  韓国軍が、竹島に自衛隊が侵攻するシナリオとそれに対応する韓国側の戦力などを明示した内部文書を作成して、昨年十二月に韓国国会に報告していたということが明るみになりました。けしからぬことだと思うわけです。 ...全文を見る
○前原分科員 おっしゃるところは、私は正鵠を得ていると思います。  まず、竹島は日本の固有の領土であるということを明確に言うということと、したがって、それをそもそも前提としていないことについては受け入れられないということと、そして、先ほどからの議論で明らかになっているように、そ...全文を見る
○前原分科員 個別の事案については、相手のあることだということはよく理解をいたします。  こういった日米韓の連携が大事なんだということの中で、韓国のこういったものについては日本としては断固として受け入れられないんだということを明確に、是非事あるごとに伝えていただき、そして、もう...全文を見る
○前原分科員 今おっしゃったこととは別の意味で、私は、他国と単純に比較ができないということは申し上げておきたいと思います。  例えば、中国は、公表されている国防費という以外にも、地方政府の中にそれが入っているのではないかとも言われていますし、逆に日本は、人件糧食費が四四、五%で...全文を見る
○前原分科員 では、その正面装備の話に、今度は具体的な話に行きたいと思いますけれども、二枚目の資料を見ていただきたいと思いますけれども、F15の能力向上事業というのを御覧いただきたいと思います。  F35A、F35B、これが新たにこれから導入される主力戦闘機になるわけであります...全文を見る
○前原分科員 このF15もしかりですし、あとFMS全体もそうなんですけれども、私は、先ほど防衛費というものはしっかりと増額すべきだということを申し上げましたけれども、若干、このFMSについては問題意識を持っています。  米国が百八十九の国あるいは団体、地域とこういったFMSを結...全文を見る
○前原分科員 私は、今、FMSでないといいものが買えないということは理解をしているんですが、自国生産にすごくこだわってきました。民主党政権のときにも、私、政調会長のとき、武器輸出三原則の見直しを主導しまして、共同開発、共同生産は武器輸出三原則の例外にしよう、こういう形で、今のF2...全文を見る
○前原分科員 防衛大臣、この装備、やはり交渉力も含めて、日本がしっかりとした交渉力を持つためには、もちろんアメリカとの関係も大事なんですが、アメリカが、いい装備を買うんだったら言うことを聞けという大前提なんですね、これは。仕方のないことです。  交渉力を持とうと思えば、やはり自...全文を見る
02月26日第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○前原委員 国民民主党の前原でございます。  まず、住宅ローン控除の特例の延長についてお伺いをいたします。  個人が住宅ローンを利用して住宅を取得して、令和三年末までに居住して一定の要件を満たすときは、その住宅の取得に係る住宅ローンの年末残高の合計額を基に計算した金額を、入居...全文を見る
○前原委員 ということは、来年度は行うということでよろしいんですか。
○前原委員 本改正案では、住宅ローン控除に関しまして、消費税一〇%への引上げに伴う反動減対策の上乗せとして措置をした控除期間十三年間の特例について延長されるとされています、今、主税局長がおっしゃったとおりでありますけれども。控除期間十三年間の特例を受けるのには、一定の期間内に契約...全文を見る
○前原委員 十分な期間かどうかというのは、例えばマンションだったら、初めから入る人と後から入る人とまた違ってくるわけですよ。そういう意味では柔軟性を持つべきではないかと思いますが、今後の検討課題にしてもらえませんか。そういう事例が生じたときには柔軟に運用する。だって、同じ仕組みで...全文を見る
○前原委員 またそういう事例が生じたら言いますけれども、そんなしゃくし定規に切る必要は私はないと思いますよ。だって、これは助ける意味で同じような制度をつくっているわけですから。一日違うだけで、何らかの理由で変わってくるということがあった場合には、是非柔軟に対応してもらいたいという...全文を見る
○前原委員 それであれば、住宅に対する贈与税の非課税枠の拡大、これも実は私が国交省にいたときに、十年前にやったんです、一千五百万で。導入したんですけれども、これも、要はリーマン・ショックの後の百万から六十八万まで年平均で落ちていることに対する施策の一つだったんですね。今は状況が違...全文を見る
○前原委員 是非、国交省住宅局の中で、これから、量を稼ぐというよりは質ですね。耐震、それから省エネ、こういった良質な住宅を造っていく。リフォームもそうです。そういう観点での取組で、やはり時代とともにその要件をちゃんと変えていくとか付加するとか、そういうことを是非取り組んでいただき...全文を見る
○前原委員 デジタルは新しいものにしても、繰越欠損金については今までもあったでしょう。ということは、今の局長の答弁だと、コロナが落ち着いたら、この投資というのは戻さないということですか。賃上げと投資に関わる、やはり税制面での優遇措置というのは、私は両方必要だと思いますよ。コロナが...全文を見る
○前原委員 いや、だから、賃上げ、あるいは新規雇用、それはいいんですよ。それはいいんだけれども、私が申し上げたのは直接投資、これが外れたわけです、今回の案件でね。  コロナが落ち着いた場合においては、ほかでもやっているということなんだけれども、ほかの繰越欠損金なんかずっとやって...全文を見る
○前原委員 お誘いいただければいつでも議論させていただきたいと思いますので。  事前のレクで、平成二十五年度から実施している賃上げ及び投資の促進に係る税制の効果について示してほしいとお願いをしたところ、賃上げや投資は、税制のみならず、企業収益や雇用情勢などの影響を受けるものであ...全文を見る
○前原委員 それを見える化してもらえませんか、我々の議論の材料として。
○前原委員 今、私が聞いているのは、いわゆる賃上げ、それから設備投資、これに対してちゃんと効果を説明してほしい、見える化してほしいということです。  これについて要望しておきます。是非前向きに取り組んでください。  さて、厚生労働副大臣、来られていますか。  賃金が上がらな...全文を見る
○前原委員 そういった部分というのは、それは確かにあると思いますけれども、重要なことで語られなかったことは、労働流動性の話なんですね。労働流動性というものをどう高めていくのかということ、これは日本の雇用慣行なんかにも関わる話ですね、ここをしっかりやらなきゃいけないのと、あとは、医...全文を見る
○前原委員 全く同じ意見で、それはいいんですが、では、この仕組みというものは見直さなくていいのかということであります。その答弁をいただきたいと思います。
○前原委員 おじいちゃん、おばあちゃんの立場からすると、子供や孫に教育のお金を渡すというのは、渡しやすいんですよね。だから、そういう心理的な面ではこの制度というのはよく分かるんですが、先ほど私が申し上げたような、やはり格差の固定化につながる、全ての子供にひとしくチャンスを与えるべ...全文を見る
○前原委員 二〇五〇年はまだ遠いんですけれども、二〇三五年にこのいわゆる電動車というものにすると言っているわけですね。乗用車新車販売で電動車一〇〇%、二〇三五年というのはかなり近いんですよね。  そういう意味では、今副総理がおっしゃったように、必要は発明の母ということはあります...全文を見る
03月02日第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○前原委員 国民民主党の前原でございます。  菅総理に伺いますけれども、私がお配りをしている資料を皆様方には御覧いただきたいと思います。  まず、一ページでございますけれども、これは、スイスの研究機関IMDというのが、世界競争力年鑑ということで、毎年、六十三の国、地域を対象に...全文を見る
○前原委員 総理の思いは分かりました。日本の競争力が低下している、だからデジタルだ、グリーンだ、こういうことですね。  その危機感を持っているかどうか、それだけ一言お答えください。
○前原委員 グリーンとかデジタルとか、私も大賛成ですけれども、そういったものをやるというのは人じゃないですか。全て人ですよね。人が行うことで、人が育たなければそういった技術革新も起きない。  四ページを御覧いただきたいと思うんですけれども、各国の公的教育支出、対GDP比の推移。...全文を見る
○前原委員 今日はこの程度の御答弁かと思っておりました。  しかし、先ほど小林虎三郎の言葉を例に挙げて申し上げたように、やはり人への投資というものが国を興すんです。そして、もちろん安定財源を将来考えなきゃいけませんけれども、やはり今、日本の凋落傾向をとどめるには、人に対する投資...全文を見る
○前原委員 国民民主党・無所属クラブの前原誠司です。  私は、会派を代表して、所得税法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  我が国は、急速に進行する人口減少と少子高齢化、コロナ禍で更に悪化した莫大な財政赤字という深刻な構造問題を抱え、一人当たりのGDPや国際競争...全文を見る
○前原委員 国民民主党・無所属クラブの前原誠司です。  私は、会派を代表して、財政運営に必要な財源の確保を図るための公債発行の特例に関する法律の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  我が国の財政は、従来より非常に厳しい状況に置かれているところ、今般の新型コロナウイル...全文を見る
03月02日第204回国会 衆議院 本会議 第10号
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○前原誠司君 国民民主党の前原誠司です。  私は、会派を代表して、所得税法等の一部を改正する法律案に対して、反対の討論を行います。(拍手)  税は社会を規定します。税負担の大小により国民に対するサービスの手厚さも変わり、税の内容次第で社会のありようも変わります。  第二次安...全文を見る
03月05日第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○前原委員 国民民主党の前原でございます。  まず、アメリカの長期金利について、黒田総裁にお伺いをいたします。  現在、アメリカの金利が上昇しております。アメリカのみならず世界中がコロナの影響で経済が落ち込んでおりましたけれども、アメリカも財政出動、去年が一年間で総額四兆ドル...全文を見る
○前原委員 今おっしゃったように、追加経済対策を、今トリプルブルーといいまして、大統領も上院も下院も民主党ということで、法案とか予算が通りやすくなっているという部分もございます。二月二十七日には、米下院では一・七兆ドル、約二百兆円の追加経済対策が可決された。上院では拮抗しています...全文を見る
○前原委員 先ほど総裁は、他国のこれからの金利の動向、こういったものについて言及することについては差し控えたい、こういうことをおっしゃいました。それはそのとおりなんだろうと思います。  他方で、これはリーマン・ショックの後、経済が落ち込んで、そして、アメリカのみならず世界中が様...全文を見る
○前原委員 今の御答弁は、今後、アメリカの金利上昇があって、日本もそれの影響を受けるということがあったとしても、その変動幅の見直しは必要がないということをおっしゃったということでよろしいですか。
○前原委員 もう一点伺いたいと思うんですけれども、これは毎回総裁には申し上げていること、ETFです。  日経平均株価が三万円を超えたと思ったら一日で千二百円下落をする。また、今日は、午前中は五百七十一円ほどまた下がっております。ボラティリティーが極めて高くなっております。  ...全文を見る
○前原委員 この点については、私、三度も四度も同じ観点から申し上げておりますし、ボラティリティーの高い市場を安定化させるというのが本当に日銀の役割なのかなと私は思いますよ。今おっしゃいましたけれども、それは本当に日銀の、中央銀行の役割ですか。だってほかの中央銀行はやっていないわけ...全文を見る
03月16日第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○前原委員 国民民主党の前原でございます。  関税に関わる質問の前に、麻生副総理に一問、質問通告をしていないテーマでお話を伺いたいと思います。財務、金融の問題ではありません。  今、参議院の予算委員会とか、衆議院の予算委員会も、昨日行われました。いわゆる接待の話なんです。いろ...全文を見る
○前原委員 財務大臣のおっしゃるとおりですよ。あったらある、なかったらない、はっきり答えたらいいんですよね。私は、やはり、大臣に皆さん仕えて仕事をされているわけで、もちろん国家に仕えてですけれども、そういう、部下に対しては徹底的に調べるということを言っていて、自分が何かあやふやな...全文を見る
○前原委員 今、国税に準じてという話をされましたけれども、今回、このコロナ禍において、例えば納税猶予なんかもされていますよね。このいわゆるその他やむを得ない理由というものに、例えば今年のコロナというもの、そういうものは条件として入り得るのか、理由として入り得るのか。いかがですか。
○前原委員 先ほど局長がおっしゃったように、恣意的な運用にならないように、そこをしっかりと、やはり統一的に、今回のようなコロナであれば、これは全国誰が考えても同じということでありますけれども、是非そこは徹底した統一基準というものをつくって、内部で徹底していただきたいということを改...全文を見る
○前原委員 所管省庁から上がってきたものを俎上にのせて、そして、それをどのように扱うかということを最終的に御判断をされる、こういうことですね。分かりました。  それから次に、関税割当て制度ということの在り方についてお話をさせていただきたいと思いますけれども。  関税割当て制度...全文を見る
○前原委員 時間が僅かになってきましたので、あと二問、続けて質問しますので、お答えいただきたいと思います。  一つは、沖縄における特例措置の適用期限の延長の話です。  今回の改正案では、選択課税制度、いわゆる沖縄における関税制度上の特例措置である選択課税制度について、一年間延...全文を見る
○前原委員 時間が参りましたので、終わります。  ありがとうございました。
04月16日第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○前原委員 国民民主党の前原です。  まず、お配りをしている資料の一枚目を御覧いただきたいと思いますが、納税猶予制度の特例措置の適用状況が書かれております。  既存の猶予制度と比べますと、件数でいうと、七・七倍の三十二万二千八百一件。税額は、何と、平成三十事務年度と比べると二...全文を見る
○前原委員 私が問いたいポイントは、これからまた、言ってみれば、売上げが落ちて納税できない方々がいっぱい出てくると思うんですよ。そういう方々はどう考えるのかということです。  つまりは、納税猶予をしていますね。それでこれだけ、件数でいうと七・七倍、そして税額でいうと二十一・八倍...全文を見る
○前原委員 納税猶予にしても、あとは融資にしても、結局は払わなきゃいけないし、結局は返さなきゃいけないんです。  何度も私は去年から予算委員会やこの財務金融委員会でも申し上げているとおり、需要が蒸発しちゃっているわけですよ。これはある種の天災というか災害なんですね。事業者が全て...全文を見る
○前原委員 もちろん、何らかの基準というものは設けなきゃいけないと思います。しかし、やはり、このコロナ禍が長く続けば続くほど体力が失われていっているんですね。私は京都で、観光業がメインのところで活動させていただいておりますけれども、去年と今とでは皆さん方の目つきが変わっていますよ...全文を見る
○前原委員 据置期間の延長を含めて柔軟に対応していただきたいと思いますし、厚生労働副大臣にも雇用調整助成金で伺いたいんですけれども、四月いっぱいで、日額上限一万五千円、そして、雇い止めや解雇を行っていない中小企業については十分の十、これが今度減らされますね。一万三千五百円、十分の...全文を見る
○前原委員 業況特例というのが二か月間あるというのは分かっています。売上げがコロナ前よりも三割以上減っている場合については、五月、六月も日額上限が一万五千円、十分の十が最大限受けられるというのはありますけれども、今後コロナがどういう状況になるか分かりませんけれども、その縮減、もち...全文を見る
○前原委員 これはテイクノートしておきますね。  役人というのは、我々も政権与党のときがありましたけれども、駄目な理由を考えさせると天下一品なんですよ。できないことの理由は何でも上げてくる。だけれども、変えなきゃいけないこととか、ワクチンの開発だって遅れているじゃないですか、日...全文を見る
○前原委員 もう最後で、終わりますけれども、やはり福島の方々を中心に反対をされているというのは、政府の言っていることについて、それが本当にちゃんとやられるのかということ。だから、気持ちの面でもあるんですね。安全と安心は違うと言うじゃないですか。  だから、そういう意味においては...全文を見る
04月20日第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○前原委員 国民民主党の前原でございます。  日銀は、三月十九日の金融緩和の点検で、ETFの買入れにつきましては、年間十二兆円の買入れ額の上限を維持する一方で、六兆円という原則を削除して、東証株価指数、TOPIX連動型のETFに限定すると。つまり、株価が急落する場合で大規模な買...全文を見る
○前原委員 御自身でお答えになったように、他の国はやっていないことを組み入れるということで、臨時、異例の措置、恒常化する危険性ということもおっしゃったし、また、先ほど株式市場のこともおっしゃいましたけれども、これは完全に機能低下しますよ、それは。だって、巨大に日銀が買うわけですか...全文を見る
○前原委員 日本銀行は、アセットマネジャー、運用会社、例えば、野村アセット、大和アセット、日興アセット、三菱UFJ国際、こういったところに委託されていますね。そして、今総裁がお答えになられたように、スチュワードシップ・コード、いわゆる機関投資家向けの行動指針を持ったところに運用さ...全文を見る
○前原委員 今お答えになったように、日本銀行は、こういうアセットマネジャーに対しては議決権行使の指針を示していないんですよ。示していない。だけれども、日本銀行は個別の銘柄も持っておられますでしょう、株。これに対しては議決権行使の指針を出しているんですよ。  要は、これだけ大株主...全文を見る
○前原委員 黒田総裁、おっしゃっていること、分からないでもないんですよ。個別の企業に対しての関与を避ける。例えば人事とかそういったもの、具体的なところは避けるということは分かるんですが。  ちょっと、私がお配りした資料を見ていただけますか。  まず一枚目、これはスイスの研究機...全文を見る
○前原委員 私、全く間違っていると思いますよ、その考え方は。やるんだったら徹底的にやらなきゃ。中途半端ですよ。それは株価全体を押し上げることにはなっているかもしれないけれども、日本の企業の言ってみれば構造改革とか体質改善というものにつながっていないじゃないですか。  さっきの貸...全文を見る
○前原委員 それもおかしな答弁ですね。  スチュワードシップ・コードを進めろという金融庁の立場で、日銀だけはかばう。国家統制経済じゃないんだからといって、国家統制経済じゃないですか、GPIFで株を引き上げて、ETFを買って株価を引き上げて。国家管理じゃないですか、完全な。上げ底...全文を見る
04月23日第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○前原委員 国民民主党の前原でございます。  質問通告はしていないので恐縮でございますが、今日、緊急事態宣言が決定されるということでございまして、麻生大臣に一問、そしてまた厚生労働副大臣に一問、質問をさせていただきたいと思います。  前回のこの財務金融委員会でもお話をさせてい...全文を見る
○前原委員 休業要請するのであればしっかり補償するという原則でやっていただきたいと思いますし、前回の当委員会でも申し上げましたけれども、制度設計には難しいという御答弁ではありましたけれども、納税の猶予だけではなくてやはり減免ということもこれから考えていかなきゃいけない状況になって...全文を見る
○前原委員 是非よろしくお願い申し上げます。  それでは、銀行法の改正について質問をさせていただきたいと思います。  黒田総裁にもお越しをいただいておりますけれども、日本銀行は、本年三月一日から、地域金融強化のための特別当座預金制度というものを始められております。この特別当座...全文を見る
○前原委員 今、麻生大臣から、両制度の同時利用は可能であるといったことでございますので、しっかりとこういったものを、政府と日銀で連携をして地域金融の強化のために使っていただきたいということをお願いしておきたいと思います。  あわせて、黒田総裁、前回の委員会で少し議論させていただ...全文を見る
○前原委員 今、総裁がお答えになられたように、仮に処分する場合は、市場の情勢を勘案した適正な価格とすること、市場に攪乱的な影響を与えないようにすること、損失発生を極力回避することというのは今までも述べておられることなんですね。私が聞きたいのは、その先なんですよ。  つまりは、そ...全文を見る
○前原委員 委員長にお願いしたいんですけれども、先ほどから日銀総裁は政策決定会合でこれは決めることだということですけれども、やはり議論しておいてもらいたいんです。いや、もうされているかもしれません。  それについてやはりこの財務金融委員会にちゃんと、どういうETF買取りのオプシ...全文を見る
○前原委員 最後に少し、ちょっと当委員会にはなじまないかもしれませんが、ゲノム編集食品の表示義務化について伺いたいと思います。  日本でもゲノム編集食品の開発が進んでおりまして、その第一号は高血圧に効果があるギャバを含んだトマトだということでありますが、まず、厚生労働副大臣に伺...全文を見る
○前原委員 今、私の質問には答えておられないんですね。つまりは、我々の子供や孫の世代まで安全なのかということを聞いているわけですけれども、それについては答えがなかった。  時間が差し迫っていますので、農林水産副大臣とそれから内閣府副大臣に伺いたいと思いますが、まず農林水産副大臣...全文を見る
○前原委員 これで終わりますけれども、一番初めに厚生労働副大臣がお答えにならなかったように、我々の子や孫の世代に安全かということについては確証が取れないんですね。今の安全性の基準の中で、これは表示する、これは表示しないというのはやはりおかしいと思うので、全て表示を義務づけ化すべき...全文を見る
12月15日第207回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○前原委員 国民民主党の前原です。  資料に財政法二十九条を配っておりますので御覧いただきたいと思うわけでありますが、これは補正予算に関する条文でございまして、補正予算というのは、基本的に、予算作成後に生じた事由に基づき特に緊要となった経費の支出という場合に限るということが書か...全文を見る
○前原委員 質問時間が短いもので、答弁も短くお願いいたします。  それでは、防衛大臣に伺いますけれども、今回の防衛予算に防衛装備品の安定な納入のための経費四千二百八十七億円というのが入っておりますけれども、これは歳出化経費ですね。  歳出化経費というのは、今まで購入を決めて、...全文を見る
○前原委員 要は、時期は早まらないんですね。これは防衛省から事前にもらっていますけれども、お答えとしては、早まらないんですよ。  今、防衛大臣がお答えになったように、要は、納入の遅延リスクというものを回避するんだということでありますが、コロナ禍において困っている企業というのは、...全文を見る
○前原委員 私の質問に答えておられないんですよ。つまりは、財政支出をしなくて、資金繰りを助けてあげればいいという話ですよね。それをなぜやらないのかということの答弁が全くないんですね。  もう一つお聞きします。  普天間飛行場代替施設の建設、八百一億円と計上されていますね。これ...全文を見る
○前原委員 要は、工事が早く進んでいるから計上しましたということなんですが、防衛省からあらかじめ聞いておりますけれども、これは今埋め立てているところの工事が早く進んでいると。しかし、大浦湾、つまり北側の工事は全く今進んでいないんですね。全体の工期ということについては、この八百一億...全文を見る
○前原委員 説得力が全くありませんね。  これは、財務大臣、御答弁は要りませんけれども、財務大臣がきっちりチェックしなきゃいけない話なんですよ。  つまりは、規模ありきでこの補正予算は組まれているから、補正予算というのは、大体、こういう、言ってみれば甘くなるんですね。本予算は...全文を見る
○前原委員 問題意識が一緒ということは、それは、歳出化経費というものについては、納期時期が短くならないのであれば、早くならないのであれば、これは補正予算に入れるべきではないということについて賛成だということですね。
○前原委員 もう一つ申し上げたいと思うのは、総理は所信表明演説で、今度、資料にも配っております、二枚目、裏側でありますけれども、新たな国家安全保障戦略、防衛大綱、中期防衛力整備計画をおおむね一年かけて策定しますということをおっしゃっていますね。  一年かけて策定をしていく上に当...全文を見る
○前原委員 これで終わりますけれども、考え方は共有するけれども賛成ではありませんと先ほど言われました。そういうことのないような、共有するんだったら、そちらの方向でちゃんと政策は決めてもらうということで頑張っていただくことを申し上げて、質問を終わります。
○前原委員 私は、国民民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました政府提案の令和三年度補正予算二案を撤回のうえ編成替えを求めるの動議に関して、その趣旨を御説明いたします。  まずは、編成替えを求める理由を申し述べます。  新型コロナウイルス感染症により、二年近く、国...全文を見る
○前原委員 国民民主党の前原誠司です。  私は、国民民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提出の令和三年度補正予算二案に反対、国民民主党・無所属クラブ提出の組替え動議に賛成の立場から討論を行います。  この春から秋にかけて、新型コロナウイルスの感染が拡大...全文を見る