牧義夫
まきよしお
比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月08日 | 第151回国会 衆議院 本会議 第11号 議事録を見る | ○牧義夫君 牧義夫でございます。 民主党・無所属クラブを代表いたしまして、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案の政府案並びに民主党・無所属クラブ、日本共産党、社会民主党・市民連合の三会派共同提出の法律案、両法案について質問いたし...全文を見る |
05月30日 | 第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号 議事録を見る | ○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 新しい内閣になりまして初めて質問に立たせていただきますので、改めまして、大臣、副大臣、御就任おめでとうございます。 小泉改革断行内閣の中で、まさにその目玉でもございます教育改革、この二十一世紀百年の計でございますから、どうか抵抗勢力...全文を見る |
○牧委員 私もそんなことくらいしかないのかなと思うわけで、まさにその事件の当事者の人権にかかわるような、そういうプライバシーのものに限ってというふうに私も考えたわけでございますけれども、であれば、その辺のところを明記した上で、この三分の二以上ということになると、これは三分の二以上...全文を見る | ||
○牧委員 ちょっとしつこいようですけれども、その辺のところをもう一つ確認したいと思います。 ここで言う教育委員会の会議とは、これは地教行法の十三条一項で言う会議のみに限定されるんでしょうか。 | ||
○牧委員 であれば、先ほど文部科学省の局長もお話しされていましたけれども、まさに採択の公正化を図るために、より適正化あるいは透明化を図っていかなければいけない、そんなようなお話を聞きました。 例えば採択に関して、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律というものがござ...全文を見る | ||
○牧委員 となると、教科書採択の教育委員会における透明性というのはどこで担保されるのか。まさに、会議は公開するといっても、全く言葉だけの話であって、実行を伴わない情報公開のように思えてならないわけで、まさにその辺の審議会とのやりとりですとか、あるいは都道府県教育委員会から市町村教...全文を見る | ||
○牧委員 くどいようで申しわけないんですけれども、そういう指導を徹底していただきたいということと、地教行法の中でそういう処理ができないのであれば、あるいはこの義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律、これを一部改正するなりなんなり、そういう姿勢を示していただければありがた...全文を見る | ||
○牧委員 ちょっとその質問については後でもう一回触れたいと思います。 次に、「児童又は生徒に対する指導が不適切であること。」非常に簡潔な表現なんですけれども、この「不適切である」というその具体的なイメージとして、この法律はどういうことを想定しているんでしょうか、大臣。 | ||
○牧委員 その判断の手続については、地方の教育委員会にそれがゆだねられているわけでございますけれども、その基準というのが、今のお話で、何が不適切なのか、その要件というものをもう少し明確に明示していただかないと、これは教員の身分にかかわる問題でございますから、そう簡単に処理できるも...全文を見る | ||
○牧委員 確かに、問題教師の話というのは私もよく耳にするわけでございまして、そういう教師から子供を守るということも必要であると思います。そういう目的のみであれば賛成なんですけれども、この運用の仕方によって、それ自体、教師をただ萎縮させるだけに終わるような懸念もございます。 私...全文を見る | ||
○牧委員 その不適格な教員の、ただ転職という安易な、ともすると安易ともとられる、そんな方法をとる前に、今、親御さんとのお話の件についてもお聞きしましたけれども、まずいろいろな角度から、では、どうして問題教員が生まれるのかということも当然究明されなければならないわけでございまして、...全文を見る | ||
○牧委員 いろいろな原因があろうかと思いますというお答えなんですけれども、その辺のところ、きちっとした認識がやはり必要であろうかと思います。 というのは、この不適切な教員の要件として、一、二とあって、児童または生徒に対する指導が不適切であることということと、必要な措置を講じて...全文を見る | ||
○牧委員 取り組みについては、その姿勢についてはわかったのですけれども、例えばの話なんですが、向山洋一さんという方がいて、今、教育技術法則化運動という運動を展開されている元教員の方で、我が党でも一度この方を呼んでヒアリングをやったことがあるのですけれども、この運動を全国各地で、向...全文を見る | ||
○牧委員 研修についてもそうなんですけれども、また、研修のあり方だけじゃなくて、もう一つは採用のあり方についてもやはり同時に問われなければならないと思います。 今の不適格な教師というのを、例えば大阪府教育委員会では四つに分類をしているそうです。成果はあらわれていないが姿勢は評...全文を見る | ||
○牧委員 済みません。時間も余りありませんので、最後にもう一つ質問させていただきます。 今の話に関連するのですけれども、採用時のお話をさせていただきたいと思うのです。 昔は、私が子供のころ教わった先生方の年代というのは、当時、でもしか先生という言葉がございました。先生にで...全文を見る | ||
○牧委員 ありがとうございます。 採用後の職場環境、もう大臣も御認識だと思うのですけれども、本当に親にもしつけられないような子供たちが三十人、四十人と教師を取り巻くわけでございますから、これは普通の人間にとっては非常に過酷であろうと思います。 戦後の教育、まさにそういった...全文を見る | ||
06月27日 | 第151回国会 衆議院 文部科学委員会 第22号 議事録を見る | ○牧委員 民主党の牧義夫でございます。 本日は、特に科学技術関係の問題を中心にこの会議が開かれたということ、そんな御趣旨だということをお伺いいたしておりますけれども、今通常国会も残るところあとわずかとなってまいりました。その中できょうが恐らく今国会最後の質問の機会になろうかと...全文を見る |
○牧委員 今の副大臣のお話でほっといたしました。そういうふうに関心を持って、公正な採択をぜひとも確保していただきたい、そういう決意というふうに受けとめさせていただきました。 さてそこで、去る六月二十一日付の朝日新聞の記事なんでございますけれども、「「つくる会」教科書 五十六の...全文を見る | ||
○牧委員 まさに、そういう段階でその五十六カ所の誤りが指摘されたわけでございますけれども、その五十六カ所の誤り、単純なミス、それから意図的な歪曲も含めてというような記述がありますけれども、その内容について、文部科学省としての御認識はいかがでしょうか。 | ||
○牧委員 いかにもお役所的な御答弁をいただいたわけでございますけれども、これだけ大きく新聞に報道もされ、またその内容について、これはホームページも公開されているわけですね。これについて調査もされていないのか否か。調査をされていないのであるとすると、私はこれは怠慢としか言いようがな...全文を見る | ||
○牧委員 ただ、これは、朝日新聞の読者から見ると、過去に検定の段階で、この「新しい歴史教科書」は百三十七カ所ですか、訂正の箇所があったというような経緯もあって、さらに五十六カ所の誤りが指摘されたというふうに、百三十七足す五十六イコール百九十三カ所の実は間違いがあったのに、文部省は...全文を見る | ||
○牧委員 ただ、単純なミスも含めてというのがあるのですけれども、これはどうなんでしょうか。その辺は全く調査も何もまだされていないということですか。 | ||
○牧委員 そうしたら、検定の方にもさかのぼる話になるのかもしれませんが、いろいろな歴史教科書に記述、記載するに足る、あるいはそれにふさわしい内容かどうかという判断、そういった歴史的な事象を検討するに当たって、例えば定説というか通説というか、あるいは学説というか、一定の史実として定...全文を見る | ||
○牧委員 なぜそれをお聞きしたかというと、例えば、今回の朝日の記事にございます、二十一の学会というふうになっておりますけれども、その中の歴史学研究会というところの事務局長によると、今回の誤りの指摘については「日本史に関する主な学会の過半数が賛同している」という言い方を、この事務局...全文を見る | ||
○牧委員 恐らく、まだその二十一の学会というのがどういう学会なのかということはお調べになっていないと思うのですが、いずれにいたしましても、この問題、検定に問題があったのか、正確に五十六カ所という指摘があるわけですから、いずれにしても、この学会の指摘が正しいのか、あるいは検定に瑕疵...全文を見る | ||
○牧委員 検定に問題がないとすれば、今回の報道も含めて、特定の教科書を挙げてのこういう活動というのは、公正な採択を妨害する行為であるというふうにとらえざるを得ないと私は思うわけでございますけれども、その点についてはいかがでございますか。 | ||
○牧委員 指導を徹底していただくという趣旨はよく理解できるのですけれども、今私が質問させていただいたのは、今回のこの行為が妨害行為に該当しないのかという質問でございます。 | ||
○牧委員 期待したいというお話はよくわかりました。ただ、文部科学省としても、もう既に前もって、特に今回の採択については公正を期するために努力しなければいけないと、三月三十日付の矢野局長名での通知、各教科書会社そして都道府県教育長あての通知もございます。これを拝見すると、特にことし...全文を見る | ||
○牧委員 三月三十日付「教科書の採択に関する宣伝行為等について」と題する通知の中に、採択の公正確保が特に求められているとあります。また、これまでの再三の注意喚起にもかかわらず、平成十二年度においても過当な宣伝行為の事例が見受けられた、こんなようなことが出ているのですけれども、これ...全文を見る | ||
○牧委員 採択の公正を確保するための教科書公正取引実施細則というのがございますよね。この細則を見ると、この中に、報道機関に他社の教科書を誹謗中傷させることを禁じている条項があるのですけれども、今回のこの新聞掲載記事の二十一の学会の行為というのは、これに該当すると私は思うのですけれ...全文を見る | ||
○牧委員 ということであれば、私もあえて、ここで指摘をさせていただきましたので、まず一つは、ここで言う二十一の学会、これがどういう学会なのかということ、それから、この学会の中に、他社の教科書の執筆者あるいは編者あるいは監修者、これが入っているかいないか、これによって公正取引委員会...全文を見る | ||
○牧委員 わかりました。 いずれにしても、ここで最後にお願いをしておきたいのは、本当の意味で公正を期するためにも、例えばこういう記事、これはもう全国の読者が読んでいるわけで、さらにホームページを開いての話ですから、明らかな妨害行為であると私は思うわけでございます。特に、その妨...全文を見る | ||
○牧委員 最後に、確認というか、重ねてお願いをしたいのは、公正な採択を確保したいという意気込みはよくわかるんですが、実際に例えばこういう記事が出たときに、すぐに対応して調査をしていただく、そしてそれについての対応を考えるというのが、公正な採択を確保するための文部科学省としての責務...全文を見る |