牧義夫

まきよしお

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

牧義夫の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月18日第156回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○牧委員 おはようございます。民主党の牧義夫でございます。  まずは前座を務めさせていただきますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。  今回の公健法改正の趣旨は、まず、公害被害者の協会の所在地の移転と、それから自動車重量税からの引き当てを延長する、これだけのお話であり...全文を見る
○牧委員 趣旨はわかるんです。多極分散型国土形成促進法、この趣旨というのは恐らく、東京への一極集中をできるだけ緩和する、そういうお話だと思います。その文言上はこの法律を遵守しているというふうにとれるんですけれども、東京都区部と川崎市というのは都市機能上ほとんど同じような感があるの...全文を見る
○牧委員 そうすると、例えば去年四月一日現在の公健協会の職員七十名、この辺も含めて、統合によって何らかの変動というのはあるんでしょうか。
○牧委員 ちょっと重箱の隅をつつくような話ばかりで恐縮ですけれども、そうすると、協会の事業内容というのは、大きく分けて被害者の救済と予防事業ということだと思いますけれども、事業内容とそれから予算の内訳、その辺のところにちょっと触れたいと思います。  例えば、被害者の救済に対する...全文を見る
○牧委員 今ちょっとお聞きしたのは、今回、統合によって多少合理化ができて、補償給付もその分厚くなればいいなという単純なお話からお聞きしたんですけれども、そこら辺はほとんど変わりないと理解していいわけですね。  それともう一つ、予防事業ですけれども、こちらの原資になっているのは、...全文を見る
○牧委員 それからあと、健康被害者に対する給付の原資になる事業者の賦課金なんですけれども、こちらの方は、こういう不況の中にあって徴収が思うようにいかない部分もあるというように聞いておりますけれども、その辺の実態をちょっと説明してください。
○牧委員 ちょっと今の説明で私は疑問に思うんですけれども、一〇〇%に近いというのは、それだけちゃんと徴収できているという話ですか。去年の三月三十一日現在で見ると、件数、金額ともにかなりあるんですけれども、そこら辺、一〇〇%というのはちょっとおかしいんじゃないですか。
○牧委員 私、意地悪で聞いたんじゃなくて、これからの流れとして、いろいろと事業者も、これ以上公害健康被害を出さないようにそれぞれが努力しているわけですから、これからその原資をどこに求めるかという部分については、やはり広く、大臣も前に所信の中でも環境税の導入を検討されているというよ...全文を見る
○牧委員 それはよくわかるんですけれども、当初の割り切りという言葉がありましたけれども、例えばの話、せんだっての東京大気汚染訴訟もございました。今の大臣のお話が、対象となる人がもうこれ以上ふえないという前提であればそれはわからないでもないんですけれども、例えばこういう新たな、これ...全文を見る
○牧委員 今の大臣のお話よくわかりますけれども、そうすると、私の理解では、公健法の枠では無理だけれども将来的に新たな枠組みをつくるという含みのあるお話だったというふうに私は理解をしましたけれども、それでよろしいでしょうか。
○牧委員 この辺のところを論争していてもらちが明きませんので、私は、その蓋然性に基づいて一定の引き当てがあってもしかるべきかなという考えなんですけれども、これを繰り返してもしようがないので、この辺にしておきます。  もう一回ちょっと事務的な話に戻りますけれども、これで五年延長と...全文を見る
○牧委員 どうしてこういう質問をしたかというのは後ほど申し上げますけれども、ちょっと話をかえます。  さっき私もちょっと申し上げたのですけれども、さきに大臣の所信の中で、二〇〇五年以降早期に温暖化対策税を検討してみたいというような表現がありました。これは、いわゆる環境税と同じも...全文を見る
○牧委員 温室効果ガスを排出するところにのみかかってくるものという理解でいいんじゃないかなと思います。  それともう一つは、今大臣がおっしゃったように、経済的なインセンティブを与えるという観点であろうとも思いますけれども、ただ、これは税収が上がってくることは上がってくるわけで、...全文を見る
○牧委員 御理解が進まないんじゃないかという、よくわかるんですけれども、いかにもお役所的な答弁をいただいて、ちょっと私も心配になっております。私が申し上げた提案はともかくといたしまして、本当に環境税、本気なのかなと今の答弁をお聞きしていてちょっと心配になったわけであります。大臣に...全文を見る
○牧委員 ちょっとそれでは別の質問に入らせていただきます。  さっきもちょっと触れましたけれども、昨年十月に、東京大気汚染裁判、一審の判決が出たわけであります。それに絡む質問については、また来週、参考人も呼んでいろいろな議論が展開されることになろうかと思いますけれども、被害者救...全文を見る
○牧委員 大体私が考えていたとおりの答弁をいただいたわけであります。割り切りというのは、普通日常生活で使う割り切りというのは、割り切って物を考えるとか、これ以上議論してもむだだからもうここは割り切って判断しましょう、そういう意味で間違いないわけで、それと同じ意味なわけでございます...全文を見る
○牧委員 だとすると、今回の東京大気汚染裁判、これは特定の地域、主要幹線道路沿線の住民、そういった地域的特性と健康被害との一定の因果関係が示されたわけで、それでもって判決が下されたわけでありますけれども、そうすると、このデータというのは、今回それをもって割り切るということはできな...全文を見る
○牧委員 一律に割り切ることはできないけれども、でも割り切れるところもあるんじゃないですか。もう一回お願いします。
○牧委員 まあ、ちょっとわかったようなわからないような答弁で、これは多分これからまだ繰り返し角度を変えて質問があろうかと思いますので、余り深追いはしないようにいたしたいと思いますけれども。  ただ、従来の大気汚染、この制度創設当時の、その主役が、硫黄酸化物だとかそういったものか...全文を見る
○牧委員 この点については、多分、また後々質問があろうかと思います。  次に移りたいと思います。  それであれば、この制度創設時の科学的知見と、それから現在環境省で持っている科学的知見、この変遷について、移り変わりについてお聞きしたいと思います。  というのも、例えば、昭和...全文を見る
○牧委員 済みません、私は、これまで十五年間何をやってきたかということをお聞きしているので。十六年度からこういう研究を始めますとか十七年度からというお話を聞いているわけじゃなくて、これまで十五年間何をやってきたのかということを聞いているんですよ。それをお答えください。
○牧委員 ちょっと、こんなことを議論していても時間のむだですので、次へ行きます。  さっきも聞きましたけれども、そうすると、例えばこの間の東京大気汚染裁判で採用された千葉大学の調査データというのがありますよね。多分また質問が出ると思うんですけれども、これは環境省が言うところの科...全文を見る
○牧委員 よりちゃんとした調査をしたいというお話をお聞きしましたけれども、そうすると、今まで環境省としては、例えば主要幹線道路沿道の同様のデータをとるための調査というのはされてきたんでしょうか。
○牧委員 主要幹線道路の沿道などの局地的な大気汚染と住民の健康被害との因果関係というのは、何らかの予見があってしかるべきだと思いますけれども、同様の調査はされていないということは、これは私、国の不作為だと言われてもしようがないと思うんですけれども、大臣、どのようにお考えになります...全文を見る
○牧委員 正直、納得できない答弁であります。調査設計にこれだけの時間がかかるというのは、技術の日進月歩の時代でもありますし、そのまま理解できる話ではないということを申し上げておきたいと思います。  それと、あと、ちょっと通告なくて申しわけないんですけれども、今回の判決を受けて、...全文を見る
○牧委員 ありがとうございました。  時間が三分ぐらいありますので、ちょっとおまけの質問をさせていただきたいと思います。  また春になって、いよいよ花粉症の季節、朝なんかもよくマスクしている人を見かけるんですけれども、この花粉症というのも、これはある意味、公害病ではないかなと...全文を見る
○牧委員 今の御答弁で、調査研究の段階であると。まだ対策については全く触れられないわけでありますから、多分対策は全くないというふうに理解をすればいいんじゃないかなと思いますけれども、やはり、これも一日も早く対策を考えないと、そのうち、これと一緒のように、被害者から、それこそ林野庁...全文を見る
03月25日第156回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○牧委員 民主党の牧義夫でございます。  参考人の皆様方には、お忙しい中、また足元の悪い中、衆議院の方までお運びをいただきましたことを感謝申し上げたいと思います。また、それぞれのお立場で本当に示唆に富むお話をお聞かせいただきましたことを、重ねて感謝を申し上げたいと思うわけであり...全文を見る
○牧委員 ありがとうございました。  次に、浅野先生と村松先生にお聞きしたいと思います。  今、東京大気汚染裁判の判決について、東京都は控訴しなかったわけでございます。ただ、これは、判決の内容そのものすべて承服したわけではなくて、一定の意見をつけているわけであります。  そ...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。今、村松先生がおっしゃったように、国が本気でやってきたのかというのは私も全く同感でございまして、この間の法改正のときの質問でも取り上げたんですけれども、そもそも六十二年の公健法改正の附帯決議で、「主要幹線道路沿道等の局地的汚染については、その健康影...全文を見る
○牧委員 どうもありがとうございました。
04月18日第156回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○牧委員 おはようございます。民主党の牧義夫でございます。  選挙の応援で風邪を引いてしまいまして、ちょっとお聞き苦しいかもしれませんけれども、御容赦お願いいたしたいと思います。  鮫島委員がこの後質問を本格的にされますけれども、その前座をまずは務めさせていただきたいと思いま...全文を見る
○牧委員 立地については民間ではなかなか進捗しなかったということは重々承知をいたしておりますけれども、私の質問は、その実施をするに当たってなぜ事業団をこの二つに分ける必要があるのか、特にPCBの処理の事業について株式会社でやる理由について。  今の御説明だとちょっとわからないん...全文を見る
○牧委員 ということは、言葉をかえれば、採算がとれるからというふうに理解してよろしいんでしょうか。それと、民営化の方が効率的だということですか。その辺も含めて、もう一度お願いします。
○牧委員 ちょっとまだよくわからない。ここのところ、大事なところなので、しっかりと議論していきたいと思うんです。  たしか、二年前の事業団の法改正のときに我が党の委員も質問しているんですけれども、当時、川口環境大臣でございました。立地に当たっては、国がしっかり責任を、裏づけをと...全文を見る
○牧委員 いつまでも話してもしようがないんですけれども、ただ、民間がやるから地元の方が不安になる、今そういうおっしゃり方をされましたけれども、これはあくまでも国がやる事業で、政策目標を達成する、ただその中身についてはPFI方式でいいんじゃないかと私は申し上げたので、今の御答弁だと...全文を見る
○牧委員 わかりました。  一たんそれで理解させていただくとして、ちょっと最初の質問に戻りますけれども、では、なぜ独立行政法人でできないんでしょうか。もう一回、そこのところの説明だけちょっとまだ足りないと思うんですよね。株式会社、特殊会社でやるという、わざわざ分けて。
○牧委員 こだわって申しわけないんですけれども、今の大臣の効率性というお話と、さっきの副大臣の、会社とはいっても国が全株保有をしながら、これはやはり利益を追求するものではないという話とは、多少矛盾すると思うんですよね。
○牧委員 わかりました。  いつまでも言っていてもしようがないのですけれども、政策目的を達成するのはもちろん第一義だと思いますけれども、そういう中で、コスト意識をしっかり持ちつつ、それはどんどん処理能力も高めながら、かつ廉価で行えるような、そういうことを求めるという意味での民営...全文を見る
○牧委員 わかりました。  決定がないということですが、今の御趣旨は理解した上で、公健予防協会と事業団の役員がそのまま横滑りなんということはまさかないと思いますし、また同じような出身省庁のポストを引き継ぐというようなことはないというふうに理解をしてよろしいでしょうか。そこだけ確...全文を見る
○牧委員 今、債務処理の責任をとらせろという声も上がっておりますけれども、それも含めて、あと、また決まったらリストなりなんなりというのはこの委員各位に配付していただけるんでしょうか。
○牧委員 今の質問に関連しますけれども、独立行政法人等の役員についている退職公務員等の状況について、独法五十九法人のうち、二百七十八人中百二十二人、常勤は百七十九人中百三人が退職公務員ですね。特別の法律により設立される認可法人二十六法人のうち、千三十九人中百三十八人、特に常勤では...全文を見る
○牧委員 わかりました。  それでは、先ほどの質問にもありましたけれども、建設譲渡事業についてお尋ねをいたします。  今回の廃止について、その理由をまずお聞かせください。
○牧委員 大臣も副大臣もかわっておられますので、できれば環境省の役人の方にお聞かせいただきたいんですけれども、民主党として、二年前の法改正のときに、建設譲渡事業を廃止すべきだという修正案を提出して否決されているんですけれども、この二年間で状況ががらっと変わったのか。あるいは、不良...全文を見る
○牧委員 今、大変貴重なおもしろいことをおっしゃっていただきましたので、もう一回確認しますけれども、今の炭谷局長のお話ですと、特殊法人に対する世間の風当たりが厳しくなったからここら辺で見直そうという趣旨でよろしいんですね。今のお話だとそうですけれども。
○牧委員 ありがとうございました。  それでは、ちょっとまた話が戻りますけれども、二年前の環境事業団法改正案の附帯決議に「環境事業団が行うすべての事業について見直しを行い、民間や地方自治体では行うことのできない真に国として行うことが必要な事業に限定し、所要の措置を講ずること。」...全文を見る
○牧委員 私、どうしてこれをもう一回聞いたかというと、ちょっと話を整理したかったからなんですけれども、今のお話でよくわかるのは、つまりは立地の問題だけなんですね、国が関与しないとできない部分というのは。  逆にお聞かせいただきたいんですけれども、では、事業団に、あるいは今度の特...全文を見る
○牧委員 実際に委託を受ける会社というのは、その技術を持っている、例えば東京電力ですとか住友電工だとかあるいは神戸製鋼、神鋼パンテックだとか、いろいろな会社があると思いますけれども、そこの技術というのは極めて信頼に足る技術を持っているというふうに私は理解をいたしておりますし、それ...全文を見る
○牧委員 そうすると、今度は特殊会社の管理のもとで、立地が決まったら、そこで例えば入札なりなんなりで処理業者を選定するということで理解してよろしいんですか。
○牧委員 素人にわかるような説明をしていただきたいんですけれども、実際の仕事の、現業の中身の部分というのは民間会社がやるということですね。それでよろしいんですね。  そのことと、であれば、別にこれは別会社を立ち上げなくたって、独法で十分できる話だと私は思います。また話がもとに戻...全文を見る
○牧委員 いつまでも言っていてもしようがないので、次に行きます。  このPCB会社、特殊会社の従業員というのは大体何人ぐらいと想定されていますか。
○牧委員 ついでですから、ちょっともう一つ教えてください。会社の定款というのはあるんですか、もうできているんですか。
○牧委員 もう一つ、簡単な質問ですけれども、この経営は成り立つんですか。
○牧委員 なぜお聞きしたかというと、普通の株式会社であれば、資本は市場から調達して、また利益を配当するというのが趣旨でしょうけれども、今回それは全部国の出資でありますから、これは赤字になったときにだれが責任をとるのか、そこら辺の責任の所在というのをやはりはっきりさせておかなければ...全文を見る
○牧委員 ありがとうございました。時間がないので余りこの辺はこだわらず、次へ行きます。  実施計画があると思います、十年前後ということでありましょうけれども、その事業対象になるPCBの残量に対して、一日の処理能力が大体どれぐらいで処理できるという計算はもちろんあるんでしょうけれ...全文を見る
○牧委員 時間がございませんが、せっかく経済産業においでいただいておりますので、一言だけ最後にお聞きしたいと思います。  財団法人のピーシービー処理協会、あるいはその後、電気絶縁物処理協会がこの処理施設の誘致に取り組んできたわけですけれども、結局、成果を上げることができなかった...全文を見る
○牧委員 終わります。
○牧委員 私は、ただいま議決されました独立行政法人環境再生保全機構法案に対する附帯決議案につき、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党及び社会民主党・市民連合を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     独立行政...全文を見る
05月16日第156回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○牧委員長代理 次に、高橋嘉信君。
05月23日第156回国会 衆議院 環境委員会 第10号
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○牧委員 私は、ただいま議決されました廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につき、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にか...全文を見る