牧義夫

まきよしお

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

牧義夫の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○牧委員 民主党の牧義夫でございます。  大臣には、本会議に引き続きお疲れさまでございますけれども、今しばらく御辛抱のほどをお願い申し上げたいと思います。  所信に対する質問でございますけれども、所信の中にもございましたので、これから始まる法案審議の部分と多少重なるかもしれま...全文を見る
○牧委員 大臣のお考えは大体わかりました。十八年度までとりあえず勝負は先送りして、それまでにきっちりとこちらの考えをまとめて何とか守り抜きたいという、意を決してのお話だったと私なりに理解をさせていただいた次第でございます。  そういう中で、ここだけはっきりもう一度確認をしておき...全文を見る
○牧委員 せっかく大臣の方からまず教育論というお話をいただいたので、あえて申し上げさせていただきたいんですけれども、まず教育論というお話からすると、地方の自由度を高める一定の地方分権の流れの中で、やはり本来的には、例えば教科書検定制度だとかあるいは教員の資格の問題あるいは学習指導...全文を見る
○牧委員 わかりました。  交付金ですとかあるいは負担金に関連して、ちょっとついでの質問でございますけれども、一つさせていただきたいと思います。  子どもの読書活動の推進に関する法律というのが諸先輩の努力ででき上がって、それに基づく基本計画、学校図書館整備五カ年計画、これが十...全文を見る
○牧委員 まさに、今大臣がおっしゃったとおりだと思います。  ちなみに、資料をいただいて調べたら、当初の十四年度において整備されたのが、差し引きすると三百五十五万冊、五カ年計画で五で割れば、当然、一年間に八百万冊整備されなければならないところが、半分以下という数字であります。こ...全文を見る
○牧委員 ありがとうございました。  続いて、食育についてちょっと教えていただきたいと思います。  大臣の所信をお聞きしていて、まず、この言葉に私は正直突っかかったわけであります、いつの間にこういう言葉ができたのかなと。恥をかいてもいけないので、念のために広辞苑で調べましたら...全文を見る
○牧委員 ほかにやることいっぱいあるぞというやじも飛んでおりますけれども、私も全くそう思います。  特に、こういうところでどうして突っかかるかというと、例えば、大臣の所信の中に、私は非常に残念に思うところが一点ございます。環境教育という観点が著しく欠如しているんじゃないかなと思...全文を見る
○牧委員 ありがとうございました。しっかりと取り組んでいただきますようにお願いをいたしたいと思います。  環境教育の重要性というのは私も全く同感でございますし、今、地球上で飢餓状態にある人が八億人以上に上ると言われております。そんな中で毎日二万四千人の方が餓死している、まさに食...全文を見る
03月19日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○牧委員 民主党の牧義夫でございます。  茂木大臣、そして黒川会長にはお初にお目にかかります。本日は、この文部科学委員会にようこそお出ましをいただきましたこと、改めて御礼を申し上げたいと思います。  先ほど来、斉藤委員、そして鳩山由紀夫委員の方から質問がございました。科学者の...全文を見る
○牧委員 だからこそ、行政改革会議においてそのあり方がまず議論がなされてきたんだと思います。  そういう中で、今回の法改正が行われようとしているわけですけれども、先ほど来の大臣の御答弁の中にも改革という言葉がございました。今回の法改正をもって改革とする、その意義についてお聞かせ...全文を見る
○牧委員 おおよそ今回の改正点については、概要はもう伺っておりますけれども、今回の改正で、一言で一体何が変わるんだということを教えていただきたいと思います。
○牧委員 今の御答弁で、今までが真に科学者の学術会議じゃなかったということがよくわかりましたので、次の質問に移りたいと思います。  省庁再編前には廃止論もあったというように聞いております。また、総合科学技術会議では国から独立させた法人化論もあったと聞いておりますけれども、結果と...全文を見る
○牧委員 私が聞いたのは、時系列的なことを聞いたんじゃなくて、どうして国の機関でなければならないという結論に至ったのかという、その理由についてお伺いしたのであって、そこら辺、お聞かせ願えますか。
○牧委員 これ以上これを追求してもしようがないので、当面はということで理解をさせていただきたいと思います。  総合科学技術会議の意見具申の中で、先ほどの鳩山委員の質問にもございましたけれども、十年以内という話がありました。その文言をそのまま読み上げさせていただきますと、「設置形...全文を見る
○牧委員 済みません。今のお話、もっと具体的に、欧米のどこのアカデミーというようなことがあるんでしょうか。
○牧委員 わかりました。  それで、結局、具体的なモデルというのがそのようにあるわけですね。具体的なモデルを目の前にして、なおかつそれが理想的方向と考えられるということをおっしゃっていながら、その理想のモデルが目の前にあって、そこに持っていくのに十年以内と。これは問題を先送りし...全文を見る
○牧委員 この問題はまた、多分後々の質問者からも出るかもしれませんので、これ以上深入りしないようにして、次へ参りたいと思います。  総合科学技術会議の先ほどの意見具申、あり方が出る前に、日本学術会議としてもみずからの改革案を公表されていると聞いております。この中で、例えば地球環...全文を見る
○牧委員 ちょっともう一回、初歩的な質問でありますけれども、その中立的な立場での助言というのはどこに対する助言なんでしょうか。
○牧委員 そうすると、学者の皆さんのいろいろな研究の成果やらいろいろなことがボトムアップ型で上がってきて、そこで意見をまとめて国の政策なりあるいは国家戦略にそれが適切に反映される、それが望ましい形だと思うんです。  たまさか環境問題のお話が出ましたので、ちょっとお伺いしたいんで...全文を見る
○牧委員 会長の御答弁としては今のお話が精いっぱいだと思うんですけれども。  事務方で結構なんですけれども、今のお話、さっき茂木大臣のお話の中にもやはりPR不足というようなお話がありました。もし私の誤解だといけないので、ぜひこの一点に絞ってちょっとお答えいただきたいと思います。...全文を見る
○牧委員 ぜひそういうことを、PR不足と言われないようにどんどん意見具申していただいて、それをやはり国民の目にわかるように発信をしていただければありがたいなと思います。  余り時間がございませんのではしょってまいりますけれども、さっき鳩山委員の質問にもありました、日本の科学者コ...全文を見る
○牧委員 そうすると、先ほどからのお話でいうと、日本学術会議というのが日本の科学者コミュニティーの代表機関ということですけれども、日本学士院というものはあくまでも代表機関じゃないと。ただ功績のあった方たちの栄誉をたたえる、いわば、プロ野球でいうと野球の殿堂というのがありますけれど...全文を見る
○牧委員 今の質問は、この日本学術会議の今度の法改正に、たまたまというか、国会法でこの文部科学委員会が議論の場だということですのでここで議論がある、そのついでにと言ってはなんですけれども、質問をさせていただきました。これにはまだまだいろいろな問題があろうかと思いますので、今後、こ...全文を見る
○牧委員 わかりました。  何が言いたかったかというと、これはまた、こういう場が適切なのかどうかわかりませんけれども、たまたまこの話で私もいろいろ調べていたらこの問題にぶつかったわけで、これはひょっとすると大きな問題じゃないかなと。  日本国憲法第十四条第三項、「栄誉、勲章そ...全文を見る
04月14日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○牧委員 おはようございます。  しばらく間があいてしまいましたけれども、私立学校法の審議、質疑の方を始めさせていただきたいと思います。野党の質問のトップバッターでございますから、ごく大ざっぱなところから入らせていただきたいと思います。  そもそも、日本の私学というもの、明治...全文を見る
○牧委員 済みません、今の質問で、わかるんですが、私も冒頭、余り漠然とした話をし過ぎたのかもしれませんけれども、今回の法改正に至るに及んだその理由、どのような問題点があったから今回改正するのか。  今の大臣のお話もよくわかります。ただ、例えば私立学校に対する公費助成というものは...全文を見る
○牧委員 今の点については、これからの質問の中でもう一度改めてお聞かせいただきたいと思います。  さて、この四月からいよいよ国立大学法人、公立学校法人制度がスタートしたところでありますけれども、これらの法人と今回法改正後の私立学校法人の違いというのは、一言で言うとどんなところな...全文を見る
○牧委員 私もこの独法化の議論には参加しておりませんので、ちょっと改めて聞かせていただいたところなんですけれども、学校の自主性がある程度高まったというのは方向性としてはあると思います。東京大学も何か資産を国債で運用するとか、この間も新聞に出ておりましたけれども、そういった一定の流...全文を見る
○牧委員 わかりました。  ついでの質問で恐縮でございますけれども、高校以下の、例えば都道府県立高校というのはたくさんあると思うんですけれども、高校以下の公立学校の法人化というのは今後、将来的に方向性としてあるんでしょうか。
○牧委員 どうしてこういう質問をさせていただいたかというと、今回の私立学校法を議論するに当たって、やはりここで一度、国公私、あるいは国と地方の役割の違いですとか、その辺のところをきちっと頭の中を整理しておく必要があろうかと思ったので、ちょっとそういう質問をさせていただいたんですけ...全文を見る
○牧委員 今、そこら辺の整理をしていただいた上で、私、特区のお話をお聞かせいただこうと思っていたところ、大臣からもちらっと特区のお話がございました。  今の整理の上で、今、構造改革特区におけるNPO法人やら株式会社による学校の設置というのがあるんですけれども、これの意義について...全文を見る
○牧委員 地方の実情に応じた教育のあるべき姿、またそれをなるべく地方の裁量にゆだねるという方向性については私も全く同感であります。  まず、なぜ今あのような質問をさせていただいたかというと、ちょっと私も疑問に思ったので、事務方で結構ですけれどもお答えいただきたいんですが、今回の...全文を見る
○牧委員 わかったようなわからないような答弁であれですけれども、今、私立学校審議会のお話でありますので、ちょっと一点だけ最後に確認させていただきたいと思います。  今回の法改正に至ったのは、総合規制改革会議の答申に基づいて、この私立学校審議会をより開かれたものにするためというこ...全文を見る
○牧委員 時間が来たので、終了いたします。ありがとうございました。
04月21日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○牧委員 おはようございます。民主党の牧義夫でございます。  学校教育法の一部を改正する法律案について質疑を行いたいと思いますけれども、大臣が参議院の関係でおくれていらっしゃるということで、まず大臣がいない中で質問できる範囲について質問を進めさせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○牧委員 大臣がいないですからしようがないんですけれども、私はなぜおくれたかということを言っているのであって、経過説明は読めばわかるわけですから。  ただ、医療の現場における薬剤師の役割というものが、もう既に前から変わってきているわけで、それなりの対応をもっと早くすべきだったん...全文を見る
○牧委員 とにかく、充実により努めていただきたいと思います。  これは実際にあったお話として薬剤師の方から聞いたんですけれども、例えば、胃を切除した人に胃酸を抑える薬を処方したり、おばあちゃんにバイアグラを処方したり、そういうお医者さんが実際にいるというお話ですから、本当にあっ...全文を見る
○牧委員 今の御答弁ではちょっとよくわからないんですけれども、教育に当たる者としての資質が制度的に担保されていなかったから今回制度化するというお話ですね。だけれども、そうすると、この特別非常勤講師の制度というのは、これは制度的に教育をする資質が担保されていない人を教壇に立たせると...全文を見る
○牧委員 ですから、それなりの能力が認められて教壇に立つわけですから、別に栄養教諭じゃなくても、特別非常勤講師でもこういうことができるわけです。  だから、私は、それをなぜこういう制度を創設しなきゃいけないのかということをお聞かせいただいているのであって、ちょっと回答になってい...全文を見る
○牧委員 副大臣から今せっかくおっしゃっていただいたので、質問をさせていただきたいと思います。  今、食の乱れというお話がございました。今回のこの法案の提案理由の説明の中にも、最初のところで「近年、児童生徒の食生活の乱れを背景として、」とありますけれども、この乱れというのは、一...全文を見る
○牧委員 もう一つ、今のことに関連して、「食生活の乱れを背景として、児童生徒が望ましい食習慣を身に付けることができるよう、」この望ましい食習慣というのはどういうものを言うんでしょうか。
○牧委員 わかりました。  栄養学的なことだけじゃなくて、食事のマナーだとか、あるいは自然の恵みがどうやって自分の口に入るまでたどってくるのか、そこら辺に思いをいたすということにも、やはりこれは教育ですから、しっかりやっていただきたいと思います。  ただ、ちょっと、中教審の資...全文を見る
○牧委員 今の御答弁が精いっぱいだと思いますけれども、やはり、せっかく食育という新しい言葉までつくったわけですから、もうちょっと幅広く、そして奥深く、副大臣のお話にもあったような勉強を文科省の皆さんもしていただきたいなとお願いする次第でございます。  大臣がお見えになりましたの...全文を見る
○牧委員 これは必ずしも御本人が確認できるかどうかわからないんですけれども、過去においてパーティー券の購入があったかどうか、おわかりになる範囲でお答えいただければと思います。
○牧委員 ありがとうございました。  それでは、もう一つ、これも番外編でございますけれども、ただ、今はちょっと個人的なお話をお聞かせいただいて恐縮なんですけれども、今度、こちらはちょっと文科省にもかかわりのあるお話でございます。  もう既に報道もされておりますけれども、自由民...全文を見る
○牧委員 もう一つ玉井さんに聞きたいと思うんですけれども、ということは、三月五日に報告を受けて、京都大学に調査を、文科省が指示をしたわけですよね。
○牧委員 ということは、この報告を受けた時点で、やはりこれはまずいんじゃないかという認識を持ったわけですね。
○牧委員 まずは事実関係、これは非常に正しいと思います。ただ、その裏には、恐らく、これはひょっとすると法に触れるかもしれないという認識があったからこそ事実確認をしたんだと思います。  これはちょっと選挙関係の法令に詳しい方にお話を聞きたいんですけれども、この中西先生が承知してい...全文を見る
○牧委員 あわせて確認をしたいと思います。  もし中西先生が承知していた場合、この場合は中西氏は、公職選挙法百三十六条の二第一項により、公務員等の地位利用選挙運動の禁止に違反するということで間違いないですか。
○牧委員 そうすると、文科省としては、中西先生が承知していた場合、これは公選法上問題がある、そういう危惧を抱いたからこそ事実確認をされたんだと思うのですけれども、今、選挙部長のお話では事実関係を確認していないのでということでありましたけれども、文科省としては事実関係を確認されたわ...全文を見る
○牧委員 それでは、ここで選挙部長にもう一度確認をします。  今のお話を聞かれて、これは結局、御本人が承知をしていなかった場合である、公職選挙法二百三十五条、虚偽事実の公表だということに今の答弁でなると思うのですけれども、どうなんでしょうか。
○牧委員 本人が虚偽であったかどうかを認識していたかどうか、それも当然争点になると思いますけれども、安倍幹事長自身は、事務所が中西氏の妻に申し入れ、了解されたものと思っていた、こういうふうに発言をしているわけです。これは本人に確認していないということを知っていたということになりま...全文を見る
○牧委員 わかりました。  これ以上話してもらちが明かないので、ちょっと目先を変えさせていただきたいと思いますけれども、もし中西先生が承知していた場合、これは公務員等の地位利用に当たるかどうか。これもはっきりはおっしゃいませんでしたけれども、私は、国立大学の教授がこの候補者を推...全文を見る
○牧委員 大臣がおっしゃるとおりだと思います。これは総務省の所管であって、文科省の所管ではないわけでありますけれども、ただ、私が聞いているのは、国立大学の先生というのはそれだけ社会的な信用がある人じゃありませんかということだけです。
○牧委員 わかりました。  今回、さっき玉井審議官のお話にありましたように、本人が承知していなかったということがはっきりしているわけですから、この話はこれ以上突っ込みませんけれども、ただ、逆に、これは本人は承知していなかったという側から質問させていただくと、今度は、そうすると中...全文を見る
○牧委員 中西教授には故意も過失もないという判断は正しいと思います。  私がお聞きをしているのは、これはこの委員会の所管ではないお話ですけれども、ただ、今回、そういうことで中西先生が被害者であるということであれば、教育行政のトップにおられる文部科学大臣としてはどうするんですか。...全文を見る
○牧委員 自民党の幹事長だからとかどうとかという話ではなくて、私は、文部科学大臣に、教育行政のトップとして、国立大学の教授の名前をそういうふうに選挙目当てで利用されたということについて文部科学大臣としてどうお思いになるのか、そこだけお聞かせいただきたいんです。  安倍幹事長をど...全文を見る
○牧委員 ちょっと今のは答弁になっていないと思います。地位利用をしなかったわけですから、中西先生は。ただ名前を勝手に使われたんでしょう。そのことについて文部科学大臣としてどう思われるのか、それだけです。
○牧委員 いや、私が聞いているのはそうじゃなくて、中西先生は、国家公務員としての立場をしっかりわきまえておられたからこそ、今回の話は承知していなかったわけでしょう。名前が勝手に使われたわけですよ。承知していなかったという事実確認をされたんでしょう。だから、それについてどう思うかと...全文を見る
○牧委員 これは適切な判断だとは私は思えません。  審議官は選挙をやられないのでわからないと思います。大臣も委員の皆さんも選挙をやられるのでよくわかると思いますけれども、選挙はがきは限られたスペースで、本当はいろいろな人の推薦人の名前を載せたいんですよ。そういう中で精査をして、...全文を見る
○牧委員 中西教授がどう思われるかと、それ、お話はされていますか、ませんか。
○牧委員 いずれにしても、事実関係からして名前を勝手に使われたということは、ここで、この委員会においてはっきりさせるべきだと思いますし、これは、京都大学の中西教授の名誉のためにも、本当はここで大臣が、それは大変遺憾であるというふうに私は言っていただきたかったなと思いますけれども、...全文を見る
○牧委員 納得できる御答弁をいただけなくて大変残念でございますけれども、まだ午後も質疑がいっぱいありますので、ちょうど時間ではございませんけれども、中途半端になってしまいました。  私も、本当は食育についてまだたくさんお聞きしなければならないことがあったんですけれども、どうして...全文を見る
05月18日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第19号
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○牧委員 民主党の牧義夫でございます。  今、我が党の城井委員から、この法案が通った暁にどのように運用されるのか、運用上の懸念される点を一つ一つ丁寧に質問させていただきましたので、私からはまた、もう一度原点に返って、初歩的な質問から進めさせていただきたいと思います。  そもそ...全文を見る
○牧委員 大臣のおっしゃる趣旨はよくわかります。あえて私が原点に戻ってお聞きしたのは、だからこそ、これが本当に、例えば学校運営協議会の意見が尊重されるべきであるということだけでいいのかどうなのか。人事に踏み込んだ意見まで述べることができる、しかし、本当にそこの権利が担保されるのか...全文を見る
○牧委員 保護者や地域のニーズにこたえるというのは趣旨はよくわかるんですけれども、くどいようですけれども、私はどうしてもちょっとよくわからないのが、どうして法律にしなければならないのか。  今回の法改正というのは、四十七条の五、一から九項までをつけ加えるということであります。 ...全文を見る
○牧委員 その御趣旨もよくわかります。わかって聞いたんですが、だからこそ私は、であれば、四十七の五の一は置くことができるじゃなくて、置かなければならないというのであれば法律として何かこうすっきりするなと思うわけだし、また、四十七の五の四及び五、ここに、それぞれ意見を述べることがで...全文を見る
○牧委員 だとすると、六項の尊重するものとするというのはあえて入れなくても、もうできるという中に、言われた方は尊重しなきゃいけないという意味も含まれているんじゃないですか。ちょっとここはつまらない質問で恐縮ですけれども、そう思いませんか。
○牧委員 大臣から力強く言っていただいたのでそれで納得しますけれども、本当に、意見を述べることができるなんというのは、これは何人たりとも意見を述べることは日本国憲法が保障しているわけで、それをどこまで尊重してもらえるかということがまさにこの法律の重要なところですので、大臣の答弁を...全文を見る
○牧委員 今のお話はもっともなお話だと私も思いますけれども、どうもやはり文科省そのものがいろいろな世間の声にこづき回されて、まさに迷走しているようにしか私の目には映らない。  そんな中でこの文言を見たものですから、例えば地域の住民、保護者の意向に的確に対応した、私は必ずしもその...全文を見る
○牧委員 よくわかりました。  この提案理由説明をさっと拝見して、国が教育権を放棄してしまったのかなという感を抱いたものですから、余計なことまでお聞きをしましたけれども、教育権は基本的に国に帰属するものだという大臣のお考えでありましょうか。最後に確認をさせていただきたいと思いま...全文を見る
○牧委員 質問を終わります。ありがとうございました。
05月19日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第20号
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○牧委員 おはようございます。昨日に続いて質問させていただきます。  今、委員長より地教行法についての審議というお話がございましたけれども、ちょっと、朝、三十分だけお時間をいただいて、せんだってより同僚議員から、数名から質問がなされております例の東北文化学園大学設置に関する問題...全文を見る
○牧委員 学校法人における調査と、それから文部科学省としての職員を派遣しての調査というお話ですけれども、念のためにちょっと確認をいたします。  文科省からの現地派遣における調査、これは、学校法人の役員ですとか前理事長、会計担当職員、設置認可申請の書類の作成に携わった職員、公認会...全文を見る
○牧委員 そこら辺のところがちょっと説明が足りないと私思うんですよ。今の御報告を聞いていると、いかにもしっかりと調べている、この事態に対して極めて常識的な対応をしているようにも一見見えるんですけれども、やはりここで、今後の再発防止やらあるいは制度上の問題、きちっと我々として考えて...全文を見る
○牧委員 今いみじくも、想定を超えた問題であるという御発言がございました。ですから私はここであえて申し上げたいわけで、この設置の申請に当たっての書類に何ら瑕疵がなかったからといって、本当に想定を超えるような、こんな途方もない話が通ってしまった、私はその事実を重く見なければならない...全文を見る
○牧委員 職員が精査をするということですけれども、その際、その文科省の職員の方には一体どの程度の裁量権があるのか、明確に教えていただきたいと思います。
○牧委員 今のお話を聞いていると、ほとんど裁量の余地がない、これは書類さえ出せば、まるで届け出制で学校がどんどんできてしまうかのような御答弁でありますけれども、本当にそれでいいのかどうなのか。  また、実際私は、なるべく行政の裁量権というのは一般的には狭い方がいいとは思うんです...全文を見る
○牧委員 ケース・バイ・ケースで再度呼んで話を聞くというお話ですけれども、そうすると、例えばの話、今回一番問題になっている寄附の名義貸しですね。これは、例えば個人で一番たくさん寄附した方、名前までは言えないでしょうけれども、幾ら寄附をしているんでしょうか。
○牧委員 その二十三億円寄附された方の背景について、何らかのヒアリングをされていますか。
○牧委員 だから、私はそれがおかしいと思うんですよ。では、文科省、いつもそういうふうにやっているのならそれで納得もしますけれども、恐らく違うと思うんですよ。それは、学校を設置するというときは、やはりいろいろな観点から、疑問があるところは根掘り葉掘り聞くと思います。二十三億円もの個...全文を見る
○牧委員 その書類というのは、寄附の申し込みの書類だけですよね。例えば、普通、通常考えられるのは、本当に寄附をすれば、税務署に確定申告して、これは寄附金の税制上の優遇措置もあるわけですから、確定申告で還付請求するなり、そういった手続も当然、本当に寄附をした人であればあると思うんで...全文を見る
○牧委員 この問題だけ詰めてもしようがないので、また次へ進みます。  補助金について返還請求を多分していかれるんだと思いますけれども、これまで、当学園に補助金はどれぐらい出ているんでしょうか。
○牧委員 ついでに伺っておきます。この経常費補助の交付額というのはどうやって算定するんでしょうか。
○牧委員 ある一定の裁量の幅みたいな、学校の経営がどれぐらい前向きなのか、どれぐらい健全なのか、そういった行政の側での判断の余地というか裁量の余地というのも多少あるわけですね、という御説明ですよね。  これは、例えば、毎年毎年、受験生がいると思います。その受験倍率だとか受験生の...全文を見る
○牧委員 済みません。私の質問は、受験生の数。
○牧委員 ただ、例えば受験生の数が定数を割っているとか、そういう場合は、やはりそれは考え方に入ってくるわけでしょう。
○牧委員 ちょっとこれはあえてお聞きしたのは、これは現地の報道でもありますけれども、ある高校が集団的にこの学校に受験をさせて、受験料も肩がわりをしているという実態がありました。これはまとまった数の受験でありますから、組織的な行動であることは間違いないわけで、その受験料というのを本...全文を見る
05月21日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第21号
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○牧委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び関係者は、本法の施行に当たり、次...全文を見る
06月02日第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第25号
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○牧委員 ただいま議題となりました修正案について、提出者を代表して、その主な趣旨及び概要を御説明いたします。  政府原案においては、著作権制度をめぐる内外の情勢の変化に対応し、著作権等の適切な保護に資するため、アジア諸国など物価水準の異なる国において許諾を受けて生産された商業用...全文を見る
11月10日第161回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○牧委員 おはようございます。民主党の牧義夫でございます。  大臣、副大臣、大変おくればせで恐縮でございますけれども、御就任おめでとうございます。また、大臣におかれましては、担当大臣として初の法案でございますけれども、しょっぱなから大変恐縮でございますが、このままでは私ども民主...全文を見る
○牧委員 今大臣がまさにおっしゃったように、これはそもそも平成十三年閣議決定による特殊法人等整理合理化計画に基づいた、まさに大臣おっしゃるとおりだと思います。  反対の理由としてもう一つ、もう一つというか、別の観点から、言葉をかえて言えば、まさにそこら辺のところに私ども疑問があ...全文を見る
○牧委員 大臣の実直なところがよくわかりました。そういうふうに書かれておるということもお述べいただいたので、それはそれでお聞きとどめしておくことにいたしましょう。  それでは、次に進みますけれども、先ほども質問に出ました秘密保持条項ですが、これはやはり、原子力政策、国民的なコン...全文を見る
○牧委員 今の件はわかったんですけれども、これをなぜあえて言うかというと、「もんじゅ」の事故だとか、先ほどお話にもあった再処理工場アスファルト固化処理の火災爆発事故等々、多くの不祥事にこれまで見られてきた部分というのは、やはり隠すということがまず初めにありきで、そこから国民の不信...全文を見る
○牧委員 次に、これも先ほど馳委員の方から質問がございました、原子力委員会、原子力安全委員会の関与についてでございます。  先ほど坂田局長の方から、これが関与しないことの説明ということで答弁をされましたけれども、聞いていると、どうもこの法案ができるまでの経過の説明だけにとどまっ...全文を見る
○牧委員 ここでの答弁はそういうふうにいただいているんですけれども、もう一回、ちょっと確認だけします。  そうすると、従来明記されていた両委員会の関与が消えているというのは、どういう理由からですか。
○牧委員 時間がありませんので、次に進みます。多分、今の件は、またほかの委員も質問すると思います。  ちょっと整理合理化計画のお話に戻るんですけれども、特殊法人等整理合理化計画との整合性についてお尋ねをしたいと思います。  この整理合理化計画の中で、エネルギー研究全体の中での...全文を見る
○牧委員 言葉にするとそういうことだと思うんですけれども、私が申し上げたいのは、それが本当にこの国の原子力政策の中であり方としてなじむものなのかどうなのか、そこら辺のところを申し上げたいわけであります。  例えば、この整理合理化計画の中で、「もんじゅ」再開までの間、予算と人員を...全文を見る
○牧委員 ぜひ真剣に考えていただきたいと思います。  では、次に進みますけれども、これもちょっと確認しておきたいんですが、核融合研究ですね。ITER、これは今話題になっておりますけれども、将来的に大きな期待が寄せられております。かつ、ITERを推進して数千億円規模の出資を引き受...全文を見る
○牧委員 最後に、もう一点お聞かせいただきたいと思います。  この新法人の資本金なんですけれども、旧法人の出資金額から負債を差し引いた額というように理解をしております。その負債というのはいろんな意味があろうかと思いますけれども、過去におけるいろんな負の遺産、遺産とともに負の遺産...全文を見る
○牧委員 私、それではやはり国民の理解、共感は得られないと思うんですね。これまで何をしてきたんだという質問に対して、これまで係争をしてきた、ただ結果として司法の理解が得られなかったという説明でしかないわけです。現実に原告の皆さんというのは、やはり地域における健康被害を懸念されて、...全文を見る
○牧委員 時間が来たので終わりますけれども、いずれにせよ、この問題、全国レベルから見たらそう大きな問題ではないのかもしれませんけれども、こういったこと一つ一つ、きちっと住民の方のあるいは国民の理解とコンセンサスがあって初めて日本の原子力行政が推進できるわけですから、そこら辺のとこ...全文を見る
12月01日第161回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○牧委員 民主党の牧義夫でございます。  午後一番ということで若干ギャラリーがまだ少ないので、一抹の寂しさを禁じ得ないんですが、ぜひ出席の委員の皆様方には一緒にこの問題についてお考えをいただきたい、そんな質問をさせていただきたいと思うんですけれども、ただ、限られた時間でございま...全文を見る
○牧委員 どのように返答されたのか、ちょっともう一度確認をしたいんですけれども、向こうは、アメリカのいやしくも特命全権大使が書面でこちらにそういった意見を申し述べられた。それに対して、今の大臣のお話ですと、担当者が口頭で伝えたということでよろしいんでしょうか。直接会って伝えたんで...全文を見る
○牧委員 私は、形式論を言っているのではなくて、形式的な説明をされたんでしょうけれども、いやしくも特命全権大使が、この文書を見ると、「イット ウッド ビー ア シェーム イフ イット ワー ツー クローズ」、これは恥だと言っているんですよ。これはやはり日本の文科省の姿勢が問われた...全文を見る
○牧委員 念のために聞いておきます。  これは、外務省はその経過について認識をされていたんでしょうか。
○牧委員 これは、ある意味では、一つの外交問題にも場合によっては発展しかねない問題であろうという認識を私は持っているわけです。  その理由として、先ほど銭谷さんの御説明では、設置者の判断で閉じる、閉じないというのは決められるんだというお話でしたけれども、この学校法人明治学院とテ...全文を見る
○牧委員 時間がありませんので急いで言いますけれども、今のお話、私は決して納得したわけじゃなくて、これはアメリカの法律に照らし合わせて、向こうは公益目的を有する団体に寄附するものであるという規定がありますから、向こうの国内法で今後どういうことになるのか、そこら辺のところもやはり文...全文を見る
○牧委員 済みません、私の質問は、八九年とそれから平成十五年、平均じゃなくて、それぞれ単年度の。もう一回お願いします。
○牧委員 またこれはちょっと別の機会にその辺詰めていきたいと思うんです。つまりは、今回、テネシー明治学院に対しては、今の法律の枠組みからすると、制度の枠組みからすると、それは助成はできない、あくまでも現地の法人であるということであろうと思うんですけれども、では、今、本校、学校法人...全文を見る