牧義夫

まきよしお

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

牧義夫の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○牧委員 民主党の牧義夫でございます。  いつものことながら、午後一番の委員会というのはギャラリーが少なくて少々やりづらい点もございますけれども、よろしくお願いいたします。  大臣また委員長、このたびは御就任おめでとうございます。おくればせながら、改めてお喜びを申し上げる次第...全文を見る
○牧委員 大臣には、私の質問に先立って義務教育のことまで御答弁をいただいて、大変恐縮をいたしております。次に義務教育のことをお聞きするつもりでおりましたが、まさに今大臣おっしゃっていただいた部分のところが次の質問で聞きたかったところで。  昨年のこの国会において、前中山大臣は「...全文を見る
○牧委員 その辺のところを酌み取りたいと思う気持ちはたくさんございます。大変御苦労をされたんだなと。苦肉の策という言葉もありましたけれども、それはよくわかるんです。  ただ、大臣にちょっと確認をしておきたいんですけれども、基本的なそもそもの認識ですね。地方分権の一定の流れという...全文を見る
○牧委員 今の大臣のお言葉を聞いていると、いかにも力強く改革を推進しているかのように聞こえるんですけれども。であれば、そもそも国と地方の役割分担、これも簡単に国と地方の役割分担といいますけれども、事こういった教員の問題について言えば、国と人事権者、あるいは人事管理権者といいますか...全文を見る
○牧委員 ということは、せっかく銭谷さんに出てきていただいたので、ちょっとここだけ突っ込んで聞きたいんですけれども、国と都道府県と学校設置者とのこの三者の関係というのは、これがもう最終的な形だというふうに理解してよろしいんでしょうか。今回の法改正でもちょっとそこら辺をいじる話が出...全文を見る
○牧委員 また詳しいところは、法案の審議の中で詰めていきたいと思います。  そこで、再度確認だけしておきたいんですけれども、今回この形、大臣は先ほど来、制度堅持という言葉を数度繰り返して使われましたけれども、堅持ということが将来にわたって恒久的なものと理解していいのかどうなのか...全文を見る
○牧委員 義務教育の最低限の基準が担保されるための財源が確保されるということは恒久的だと。ただ、この制度が恒久的だとは言えないわけですか。どちらですか。ちょっともう一回、はっきり。
○牧委員 そうすると、二分の一が三分の一になって、それがまた例えばさらには四分の一になったり八分の一になっても、それは制度として堅持されている、全額が保障されればそれは堅持されているという意味にとらえてよろしいんですか。
○牧委員 またちょっとこの辺については法案の審議のときにじっくりやりたいと思いますので、次に移らせていただきたいと思います。  午前中から食育のお話、お二人の委員から出ておりました。私も、ちょっと別の観点から、ちょっとだけですけれども、食育のことについて触れさせていただきたいと...全文を見る
○牧委員 今の大臣のお話でよくわかりました。おっしゃっていることはすべて間違いないと思います。これを学校においてあるいは家庭において、地域においてきちっと実践していけば、これはすばらしいことだなと私も思いますけれども。ただ、これは栄養教諭の制度だけで何とかなるものではないというこ...全文を見る
○牧委員 まさにそういう環境教育の重要性は本当にあると思うんです。これは、一つ、頭で理解することと、やはり実際に体で体験すること、この二通りがあると思いますし、もう一つは、例えば、こういう食育ということをせっかく取り上げられるのであれば、そういうところにもしっかり環境教育とリンケ...全文を見る
○牧委員 今のお話に関連して、以前、私もこの委員会でもちらっと聞いた覚えがあるんですけれども、学校給食では、給食の時間に手を合わせて、「いただきます」と言うことをやめさせた学校が幾つかあるというお話を聞いたことがあるんですね、それは宗教的な行為だと。  ただ、私が今申し上げたよ...全文を見る
○牧委員 別にわざわざ調査していただかなくてもいいですけれども、大臣、ぜひこれは大臣の指導力で励行させるようにしていただきたいと思いますけれども、いかがですか。
○牧委員 ありがとうございます。  ちょっとついでですので、給食にまつわる話でもう一つ。  実は、私の地元に名古屋市の中央卸売市場というのがあって、先日もそこの鮮魚の卸の社長さんとお話をしていて、ちょっと耳を疑うような話があったんです。  最近は、パートのおばさんをたくさん...全文を見る
○牧委員 承知していたわけですね。  これは大臣、どう思われますか。こういうのはやめさせた方がいいんじゃないですか。それは確かにパートの雇用創出にはなるかもしれないけれども、私は子供にとっては別にいいことだと思わないんですけれども、いかがでしょうか。
○牧委員 実際に、小学校の子供たちに鶏の絵をかいてみなさいというと四本足の鶏をかいたり、そういう実態が多々あるそうです。そういった観点からも、せっかく食育というのであれば、ぜひもう少しそういった配慮もしていただけるようにお願いを申し上げたいと思います。  次に、学校の安全対策に...全文を見る
○牧委員 今の大臣のお話を聞いてちょっと安心したんですけれども。ちょっとこの文章がよくないですね、いかにも中央省庁だけでやるかのような文章だったものですから。今回の法改正でも、耐震補強やらあるいはアスベスト対策、補助金から交付金化への流れというのがあるわけで、当然地方の取り組みと...全文を見る
○牧委員 私、これはやはり、予算の配分のプライオリティーの問題なんでしょうけれども、この五一・八%という数字は憂慮せざるを得ない数字だなと認識をいたしております。  例えば、地元の小学校の耐震化工事、これは地域のある専門の方がごらんになって、ちょっと余計な工事までしているんじゃ...全文を見る
○牧委員 もう一つ、ちょっとつけ加えてお聞きしたいと思います。  幼稚園の建物の耐震診断あるいは耐震化工事、この辺についてはどういうふうになっているんでしょうか。
○牧委員 先ほどの義務教育の場合もそうですけれども、幼稚園もそうです。  例えば小中学校の場合、やはり、さっき大臣のお話にもあったように、設置者のいろいろな都合だとか希望だとかがあって、その部分で、もういずれ、例えば何年か後に建てかえだからとか、そういうことで進捗していない部分...全文を見る
○牧委員 これまたゆっくりその時間をとってじっくり詰めていきたいと思いますけれども、アスベスト対策、これは簡単に言葉で言い尽くせるものじゃないと思います。その廃棄する場所ももう本当に限られているわけですし、実際に、例えばその表面を吹きつけでコーティングして密封してしまうといったや...全文を見る
○牧委員 ちょっと今の説明では全然具体的な中身というのがわからないんですけれども。非常に私、そういうわけのわからないことをやられると問題だなと危惧をしております。改めてまた時間をいただいて、その中身についてじっくりお聞かせをいただきたいと思います。  時間が来ておりますので、最...全文を見る
○牧委員 ありがとうございました。
03月08日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○牧委員 民主党の牧義夫でございます。  大臣並びに委員長、午前中から引き続き御苦労さまでございます。  ここへ立たせていただいて、ちょうど去年の今時分のことを思い出すわけでございまして、衆議院で予算が通過をして、そしていよいよ四千二百五十億円の税源移譲予定特例交付金の扱いに...全文を見る
○牧委員 確かに大臣がおっしゃるような、いわばナショナルミニマムですね、教育の機会均等だとか無償制だとか、今の水準を維持向上するというミニマムの部分についてのお話はわかるんですけれども、ちょっと観点を変えて、例えば公教育費の財政支出、これが、この数字だけで十分とは言えないと思いま...全文を見る
○牧委員 わかりました。劣っているとは言い切れないということは私もわかります。ただ、やはり文部科学大臣として、もっと追い求める理想はあると思いますから、少なくとも、今ので十分なんだと言い切ってしまうのは、私はどうかなと思うことだけちょっと申し添えさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○牧委員 ちょっと質問の仕方を変えようと思います。というのは、今の御説明ではよくわからないものですから。  というのは、今回のこの措置によって、国民の負担というのはさほど変わらないわけですよね。地方税にせよ国税にせよ、国民の負担であるわけで、変わらないというとちょっと語弊がある...全文を見る
○牧委員 苦しい中での選択ということは十分私も理解をしているつもりです。ただ、やはりここはきちっと、わかりやすく、国民の皆さんにも説明をされておく方がいいかなと思ったものですから、私もあえて質問をさせていただいているわけです。  今度は事務方の回答で結構です。  今のところで...全文を見る
○牧委員 今の答弁は私の質問には的確に答えていないと思います。  私が聞きたかったのは、今局長のお話の中にも地方の裁量という文言が出てきましたけれども、私の質問は、つまりそういうことなんですよ。これによって地方の裁量はどのように拡大したのか、そこを聞きたいんですね。じゃないと、...全文を見る
○牧委員 方向性については私もよく理解できますし、間違っていないと思います。  今、私が冒頭から申し上げてまいったことは、やはり地方分権というからには、本当に地方に裁量をもう少しゆだねて、実際に納税者の目が届くところで、あるいは声が届くところで納税者の税金が適正に使われる、それ...全文を見る
○牧委員 せっかく大臣にそこまでおっしゃっていただいたので、私も全く同感です。私学助成ももっと充実させなければいけないし、税制上のいろいろな措置もやはり考えるべきだと思います。  ついでですから申し上げるんですが、例えば私学に対する個人あるいは企業からの献金というのは今、これは...全文を見る
○牧委員 ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと思います。  それから、今回の国庫負担率引き下げの意義について、これまで質問させていただいてまいりましたけれども、今度はちょっと懸念される部分について何点か申し上げたいと思います。  先ほど来の御説明にあるように、支出の減額を余儀...全文を見る
○牧委員 今の答弁を簡単に要約すると、やはり税源移譲によっては、実際に教育環境を整備する、あるいは現状をしっかりと守っていく、その担保はないということですね、今のお話からすると。それでよろしいですか。
○牧委員 もう一つついでに聞きますけれども、地方交付税法においていろいろ是正措置だとか是正勧告、これに従わない自治体からの地方交付税の返還という規定もありますけれども、この返還の前例というのはあるんでしょうか、ないんでしょうか。
○牧委員 図書整備費のお話がよく引き合いに出されます。学校図書館整備五カ年計画、平成十四年から始まって、五カ年計画で、一年度当たり八百万冊、五カ年で四千万冊という計画で、これで四年間経過したんですね。この進捗状況についてちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○牧委員 努めていかなければならないというお話は、もう去年もおととしもたしか聞いたと思います。  今、進捗状況が、十七年度末で三千二百万冊に至っていなければならないところが、実は半分の千六百万冊でしたというお話でございますけれども、交付金がこういうふうに使われるということは、ど...全文を見る
○牧委員 よくわかります。これは、要は負担金とは違うからということですよね。  ただ、教員の給与については担保されるかもしれませんけれども、先ほど来出ている十兆円という、今の我が国の義務教育、この教育環境というのはどうあるべきか。すべて総合して、きちっと国がその財源は確保しなけ...全文を見る
03月14日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○牧委員 おはようございます。民主党の牧義夫と申します。  参考人の先生方におかれましては、それぞれ重要なお仕事を抱える中わざわざお出ましをいただきまして、本当に心から感謝を申し上げたいと思います。また、先ほど来貴重な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。...全文を見る
○牧委員 ありがとうございました。  一番最初の梶田先生のお話をかりると、ナショナルミニマムそれからローカルオプティマム、そのミックスで教育現場が成り立つということは、私も同感でございます。国がナショナルスタンダードをしっかりと示して財源を保障するというお話であります。私も全く...全文を見る
○牧委員 時間が来たので終わります。  本当に貴重な御意見、ありがとうございました。
03月15日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○牧委員 民主党の牧義夫でございます。  今、池坊委員からも、いろいろな複雑な思いできょうの日を迎えたというお話がございました。私も全く同感でございます。この義務教育費国庫負担法、これについては、この数年にわたって法改正が繰り返され、いよいよ昨年からは給与本体ということで、昨年...全文を見る
○牧委員 今、大臣から御説明があったのは、特区におけるプラスの部分だと思うんですね。我々もやはりそういう部分というのは尊重しなければならないという意見は変わらないんですよ。やはり各地域の実情に応じた教育というのももちろんあるでしょうし、それぞれの地域に応じて、我がふるさとからこん...全文を見る
○牧委員 そうしたら、ちょっと私なりの懸念を申し上げて、お答えをいただきたいと思うんですけれども、例えば、ある地方と別の地方との間の格差というものは、これによって生まれるか、生まれないか、いかがでしょうか。
○牧委員 それでは、これは大臣にお答えいただきたいんですが、今、銭谷さんのお話でローカルオプティマム、その部分がどんどんどんどんこれはふえていって、全国どこへ行っても大体三十人以下学級になってしまったということになると、今度はそれがスタンダードになって、将来的に、ナショナルミニマ...全文を見る
○牧委員 ぜひこれをうまくやっていただいて、今の大臣のお話がありましたように、ナショナルミニマムそのものを全体にかさ上げしていく、そういう方向性になっていけばいいなと私も思います。  ただ、もう一つ、これはやはりナショナルミニマムを割ってしまうようなところが出るんじゃないかとい...全文を見る
○牧委員 ちょっと私、勉強不足なのかもしれないですけれども、この標準法というのは国庫負担法のためにあるんですか。
○牧委員 いや、だから、私の言っているのは、この独立した一つの法律の中で言っている教職員とはという規定があって、そこには別に県費負担の職員だという規定はないわけですよね。それで本当に担保されるんですかということだけ、そこだけちょっと私は気になったものですから、教えてください。
○牧委員 いや、それはわかっているんですよ。私が言いたいのは、今おっしゃったのは国と都道府県とのお金のやりとりの算定の根拠がある、それが一つ。それともう一つは、実際の教員の配属というのは都道府県と市町村との間の話であって、そこら辺で、例えば、お金のやりとりはともかくとして、実際に...全文を見る
○牧委員 いや、私の言っている意味を理解していないんじゃないですか。数は、それはもちろん標準法で担保されると思いますよ。ただ、私言っているのは、ある地域の学校の先生は、県費負担がほとんどいなくて、逆にそこの地域の出身の人だけで占められるような事態もあるいは考えられるんじゃないです...全文を見る
○牧委員 これ以上同じことを繰り返してもしようがないので、ここでこの件についてはやめておきますけれども、教員の質、これはどっちが質が高いとか低いとかという話ではないと思うんですけれども、ここの標準法のところをもうちょっときちっと、ここにいう教職員というのをきちっとしておかないと、...全文を見る
○牧委員 私の質問を先取りしてお答えいただいちゃったような感もございます。昔とは違う役割もあるのかなというお話でございましたけれども、ただ、私は昔のままでよければいいという部分はそれは残すべきだと思うわけでございますし、もう一つは、先ほども私申し上げたように、最近とみに学校の安全...全文を見る
○牧委員 それはそれでいいんですけれども、では、例えば、これは文科じゃなくて厚労の方にお聞きしたいと思うんですけれども、実際に全国の事例を見ると、シルバー人材センターをかなり使っておられるようですね。  ここに「業務委託契約書」がございます。少しマジックで消してありますけれども...全文を見る
○牧委員 これはちょっとおかしいんですね。シルバー人材センター事業そのものというのは、要するに、定年退職後等に、臨時的かつ短期的または軽易な就業を希望する高齢者に対して、日常生活に密着した仕事を提供しとあるんですよね。これは全然違うじゃないですか。しかも、やはり学校の安全とかいろ...全文を見る
○牧委員 わかりました。では、厚労省としては、そこら辺の契約内容をきちっともう一回見直してください。  それともう一つは、やはり学校の安全等を考慮した上で、この際、これは置くこともできるとかどうとかという話でしょうけれども、用務員の位置づけについて、もうちょっと具体的にはっきり...全文を見る
○牧委員 私が言いたかったのは、学校給食のことについてもお伺いしたかったんですけれども、きょうはもう時間切れになっちゃいましたので、また後日、改めてちょっとやりたいと思うんです。  つまりは、ここへ来て、義務教の話あり、そしてまた全体の学校を取り巻く環境等について、私が見ていく...全文を見る
○牧委員 わかりますよ。それで、給食調理員にしろ、あるいは用務員にしろ、結局そうやってアウトソーシングをする、どっちが鶏でどっちが卵かわからないんですけれども、アウトソーシングをする結果、資金需要が減っていく。そういう中で、結局交付税措置も減らされていくという方向性にあるわけです...全文を見る
05月11日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第1号
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○牧委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、森山眞弓君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○牧委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
05月26日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第4号
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○牧委員 民主党の牧義夫でございます。  六十年ぶりの教育基本法改正ということで、私も身の引き締まる思いでここに立たせていただいております。日本の長い歴史の中で、時あたかもこういうときに私も国会議員を務めさせていただいているということ、本当に光栄に思いますし、また、こういった場...全文を見る
○牧委員 個の尊厳のみを追求するんだということでは不十分だ、そういった意味では私どももその意識を共有するところでありますけれども、せんだってよりこの議論が始まって、たび重ねていろいろお話もあったと思うんですけれども、それでは、今の現行法が、これまでの学校運営やらあるいは教育行政を...全文を見る
○牧委員 教育の憂うべき現状というものについての認識があって、ただ、それが直ちに現行の教育基本法に起因するものではない、そのための、解決するためのいろいろな施策をとってきた、簡単に言えばそういう話だと思うんです。それは、我々もみんな一緒になってこれまで心を砕いてきたことだと思うん...全文を見る
○牧委員 そこら辺の、それはもう中教審が言っているように、数々取り組んできたというのはわかるんですよ。ただ、その数々の取り組みにもかかわらず依然として危機的な状況に直面しているということで、では、それはこの取り組みが足りなかったのか、それとも、ここはもう根本的な問題を解消するため...全文を見る
○牧委員 確かに、それは言うとおりだと思います。中教審の答申に、「戦後の我が国の教育は、教育基本法の精神に則り行われてきたが、制定から半世紀以上を経て、社会状況が大きく変化し、また教育全般について様々な問題が生じている今日、教育の根本にまでさかのぼった改革が求められている。」こう...全文を見る
○牧委員 御丁寧な説明、ありがとうございます。  理念と原則についての御説明を受けたわけでありますけれども、特にその理念の部分というのは、これまでの教育改革国民会議あるいは中教審における議論というのも、広く国民にも一定のところまでは知れ渡ってきた、ある程度の普及はしてきたと思う...全文を見る
○牧委員 ありがとうございました。  私がどうしてこういうことを聞いたかというと、やはりこの法律は憲法に準ずる法律であるというその重要性というのは、ただ単に言葉だけで憲法に準ずると言っているんじゃなくて、やはりすべての国民にかかわる法律であると。与党案では「人格の完成を目指し」...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  私がこの質問をあえて申し上げたのは、大臣からの御説明ございましたけれども、やはりこれは、こういうことをやってきたよというその事象だけを時系列的に順を追ったものだと思います。  ただ、私どもとしては、平成十五年三月の中教審の答申以来ことしの四...全文を見る
○牧委員 委員長、よろしいですか。関係資料はざっと時系列的なものはいただきましたけれども、委員の皆さんにも多分お配りされている。されていない。
○牧委員 これからですか。それはいいんです。  ただ、冒頭に私、昭和二十二年の、その息遣いまで感じられるようなこういう議事録を読ませていただいて非常に感銘を受けたわけでありますけれども、やはりこういう話というのは、その議論あるいはその審議の過程というのが大事だと私は思いますから...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  そういうふうに申し上げると、それでは民主党内の議論というのは一体どうだったんだ、何か急にばたばたまとめたんじゃないかというような御意見もあろうかと思います。そこら辺のところは我々もしっかりとこの場でお話をしていただきたいと思うんですけれども、...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  こういったそれぞれの審議の、議論の状況も話し合いながら、この場を有意義なものにこれからもしていっていただきたいと私は思います。  その意味で、もうちょっとつけ加えて質問をさせていただくと、例えば私がお配りした資料があります。これは時系列で、...全文を見る
○牧委員 政府の立場としてはそこまでしか言えないと思いますけれども、もう一つ、そうすると、この四月十三日に与党合意ということで、四月二十五日、自民党部会、政審、総務会了承、この間、二週間足らずであります。他党のことをとやかく言うつもりはございませんけれども、この短い期間に大変だっ...全文を見る
○牧委員 今の私の質問に対する回答としては、今、与党席からも大変よくできましたという言葉があったとおりだと思いますけれども、せっかく有村政務官においでいただいたので、私はちょっと有村さんにお聞かせをいただきたいこともございます。別に私は、女性をいじめたり困らせたりすることをひそか...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  ただ、私は、時間の許す限り、順次聞いていきたいと思います。別に個人攻撃じゃなくて、まだまだ同志がいっぱい自民党内にもいるわけですから、お一人お一人の良心に私は訴えていきたいと思うことをここに宣言させていただきたいと思います。六十年後にこうやっ...全文を見る
○牧委員 済みません、本来だと終わりなんですけれども、五分いただけるということで、せっかく官房長官いらっしゃるので、一つだけ。通告にないんですけれども、これは別に通告しなくていいお話だと思いますので、一つだけお聞かせいただきたいと思います。  政府案で、国を愛する、郷土を愛する...全文を見る
○牧委員 そのとおりだと思います。  ただ、私も、さっき靖国の話が出たので申し上げるんですけれども、心の問題というのは、これはもう内心の自由ですから、小泉総理もおっしゃったように、それは私は自由だと思いますし、他国からとやかく言われてどうこうする話でもないと思います。  ただ...全文を見る
05月30日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第5号
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○牧委員 民主党の牧義夫でございます。  参考人の先生方におかれましては、大変お忙しい中、また急なお呼びかけにもかかわりませず、この特別委員会の歴史的な意義を十分御認識いただいて、きょうはまげて御出席をいただいたものと思います。改めて敬意と感謝をまずは申し上げさせていただく次第...全文を見る
○牧委員 心強い、力強い御声援をいただいて、大変ありがたく思います。  どちらに歩み寄るというよりも、私どもは、教育改革国民会議そして中教審の答申を経て、それからの三年間というものが全くのブラックボックスで、与党の皆さんでさえ、つい四月十三日まではほとんどその中身の議論について...全文を見る
○牧委員 それはよくわかるんです。お考えをお聞かせいただきたかったわけで、せっかく五十年に一度、百年に一度の、これから先の国家百年の計でありますから、やはり中教審の会長としてのいろいろな思いもあろうかと思います。個人的な立場で本当に思うところをお述べいただければ幸いだと思うんです...全文を見る
○牧委員 ありがとうございました。  質問を終わらせていただきます。
06月05日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第9号
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○牧委員 民主党の牧義夫でございます。おはようございます。  私は、けさ一番に質問に立たれました鳩山邦夫元文部大臣のもとで、二十代の終わりから足かけ十二年間、苦節十二年ですね、青春のすべてをささげて務めさせていただいたものでありますから、先ほどの質問を聞かせていただいて、やはり...全文を見る
○牧委員 強いものがあるということはよくわかるんですけれども、これは例を挙げて、例えばの話をやはりしていかなきゃいけないと思います。一つのセンテンスにいろいろな理念を盛り込んでいくと、そのセンテンスの中で一体何が言いたいのかな、その意味合いが、一つ一つが逆に中和されてしまったり、...全文を見る
○牧委員 同じ意味でないものをあえて一つの文章にしたのはどうしてでしょうか。
○牧委員 ちょっとよくわからないですね。  もう一つ、あわせて言うと、今の文言で、伝統、文化をはぐくんできたのは国なんですか、郷土や国がはぐくんできたんですか。私は、これは人がはぐくんできたと思うんですけれども、だから、この言葉をもうちょっと正確に言い直すと、先祖が営々と築いて...全文を見る
○牧委員 ちょっと私には納得できないわけで、一つのセンテンスの中に、この国を愛する心と、それから他国を尊重する態度、これを一つにしてしまうというのは、どちらも私は大切な理念だと思いますけれども、あえて一緒にして、中和して薄めたというふうにしか思えないということだけ、もうこれ以上論...全文を見る
○牧委員 そこで、今のお話で、例えば、歴史上の人物で、じゃ、こういう人は再評価されるんじゃないかというような具体的な、思いつくところで結構ですけれども、あったら教えていただけますか。
○牧委員 これも今事務方から聞いてもしようがないんですけれども、もうちょっと、四十何人じゃなくて、きちっと、我らが先達、誇るべき人間というものを、あるいは再評価される人もいると思うんです、そういう人も含めてきちっとやっていただきたいということを申し上げておきたいと思います。  ...全文を見る
○牧委員 今の銭谷局長のお話だと、他国を理解する教育ということですよね。私はそういうふうにしか聞こえないんですけれども、それで十分だと思いますし、我が国には、他国の国旗を燃やしたりあるいは大使館を襲撃したりするような、そんな恥ずべきことをする人はいないわけですから、とりたてて何も...全文を見る
○牧委員 お立場上、そういうお答えしかできないんだと思いますけれども、私、前もここに立たせていただいたときに、最後にちょっと官房長官に一言申し上げたんですけれども、私、やはりこの態度という言葉に非常にひっかかるんですね。  例えば、二〇〇六年四月四日中国外交部の報道官の定例記者...全文を見る
○牧委員 大変苦しい答弁だったと思います。  靖国にお参りをする心、気持ち、英霊に手を合わせる気持ち、そこの部分については恐らく諸外国は何も言わないと思うんです。ただ、態度で示してくれということをさんざん言ってくるわけですよね。だから、態度というのは心のあらわれなんだから、向こ...全文を見る
○牧委員 つまりは、昭和三十年代から減少傾向にあると。これはわかるんですね、やはり経済的な事情やらいろいろ当時はあったんだと思います。ただ、やはり聞き捨てならないのは、未成年者は逆にずっとふえてきたということで、三十代あたりが一番多かったのが、今やもうそれを十代の人たちの件数が抜...全文を見る
○牧委員 いや、全く、大臣がどう思われるかはわからないんですけれども、私は本当に寒い思いがいたしました、今のお話を聞いて。それは、体にいいわけない。そんなことぐらい、学校で教えなくたって本人だってわかるでしょうし、家庭でもまず一義的には指導する義務もあろうかと思うんですけれども、...全文を見る
○牧委員 今、大臣のお話を聞いてややほっといたしましたけれども、私は、やはりそこら辺の、今のお話、これは大臣のひょっとすると希望的な観測というか、恐らく学校現場ではそういうこともきちっと教えているであろうという、あくまでも推測の範囲かもしれません。  実際に教科書を見ても、先ほ...全文を見る
○牧委員 そのとおり本当にきちっと教育していただきたいと思いますし、やはり教育基本法にそこら辺のところをきちっと位置づける必要が私はあると思います。  一つの明確な価値判断をやはりこの教育基本法の中に示していただきたい。そうしなければ、これは、人に迷惑さえかけなければ何をやって...全文を見る
○牧委員 やはり法律と宗教の関係、あるいは宗教と教育の関係というのは、難しい部分があろうかと思います。お互いにその限界というのがあると思います。  ただ、いろいろな宗教絡みの、宗教団体の裁判の判例を見ても、宗教法人というものは法律的に解散させることはできるけれども、中身の教義に...全文を見る
10月30日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第3号
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○牧委員 民主党の牧義夫でございます。  民主党に与えられた時間、残りの最後の時間を使わせていただいて質問させていただきたいと思います。  まず、ちょっとこれは質問通告にはございませんけれども、先ほど来、いじめの話ですとか、あるいは未履修の話、さまざまな観点から質問がされたわ...全文を見る
○牧委員 今の大臣の言葉を信じさせていただいて、一刻も早くしかるべき場での対応をしていただきたいと思います。今週中にも文部科学委員会を開いていただくなりなんなり、それは私の希望として申し上げさせていただきたいと思うわけでございます。  さて、本題に入りたいと思うわけでございます...全文を見る
○牧委員 残念ながら、まだ国民的な議論とは言いがたいと私は思います。  今回、新しい安倍政権が誕生して、私は、ここで一つのターニングポイントかなと実は思っているんですよ。  私は、安倍さんという人は、実はそう嫌いなタイプではありません。変な意味じゃないですよ。正直申し上げて、...全文を見る
○牧委員 私は、その人事が一つの決意のあらわれかどうかということをお聞きしたんです。
○牧委員 今、総理のお話を聞いて私もやや安心をした部分もございますけれども、だからこそ、ここで中途半端な妥協はしないでいただきたいなと切に思うわけで、後ほど時間があれば申し述べますけれども、今私が伺った人事について、一人一人の態度じゃなくてその心をしっかりと確認すれば、恐らく、ま...全文を見る
○牧委員 深く広くというところは、私も全く異論はないわけでございます。深く広くですね、それをお願いしているわけで、早期成立を目指しますと、拙速に妥協していただきたくない、それを私は申し上げているんだということをぜひ御理解いただきたいんですよね。  やっとチャンスが訪れたと。やっ...全文を見る
○牧委員 それで、もう一つ、これは、きょうはあくまでも初日ですから、これからの議論の土台、土俵をやはりきちっと確定しておくべきだと私は思っております。(発言する者あり)今、まあやめておきましょう、一々答えていたら時間がなくなっちゃいますから。  やはり、しっかり国民的な議論を深...全文を見る
○牧委員 政府の立場を説明するのはそれはわかりますよ。ただ、この大事な議論をする中で、総理の補佐官が、教育担当の補佐官がいるわけでしょう。それはまた別問題だと思いますけれどもね。では、総理に対するアドバイス、助言をするために、現地へ赴いてこういう状況でしたという報告をするためにこ...全文を見る
○牧委員 総理に助言をするぐらいの見識のある補佐官ですから、ぜひ、私どもが質問のお願いをしたときにはこちらに出てきていただけるようなお取り計らいをしていただけるよう、お願いを申し上げたいと思います。官房長官、いかがですか。
○牧委員 こんなことで平行線で行ったり来たり議論していても時間がもったいないので、ここでやめますけれども、これは、私たちの認識は、ぜひ出てきていただきたいということだけは申し上げておきますし、それが最後までできないという官房長官の答弁であったということを重くしっかりと受けとめさせ...全文を見る
○牧委員 ちょっと、わかったようなわからないようなお話で、これは、この美しい国をつくるためには教育の再生が必要だ、そうおっしゃるわけですよね。ではそれが、今回の政府案によってこの美しい国が実現する、今までの教育基本法では実現しないけれども、今度の政府案では実現するというのはどこな...全文を見る
○牧委員 美しい国というのはいいんですけれども、果たして、今現在、この国が美しい国と言えるのかどうなのか、そして美しい国に向かっていると言えるのかどうなのかということを私なりに考えると、一つ気になったのが、総理が何度か、所信表明の中でもおっしゃいましたけれども、努力した人が報われ...全文を見る
○牧委員 いや、その理想はよくわかります。私も共有するものですけれども、これはここで議論する話じゃないかもしれないけれども、特にこの五年何カ月かの間に、こういった状況というのはどんどんどんどん悪い方へ悪い方へ加速しているわけですよ、現状は。だから、これは教育の話とは違うけれども、...全文を見る
○牧委員 ありがとうございました。  質問を終わります。
11月09日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第9号
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○牧委員 民主党の牧義夫でございます。  本日は、お忙しい中、意見陳述者の先生方には、わざわざおいでいただきまして、それぞれ、さまざまな観点から貴重な御意見を賜りましたこと、私からも改めて感謝を申し上げたいと思います。  御承知のように、今衆議院においてこの教育基本法の議論が...全文を見る
○牧委員 ありがとうございました。  高橋先生と私は多分かなり考え方が違うと思いますけれども、いまだ教育基本法についての国民的議論が高まっていないという点だけはどうやら共通するようでございまして、全くそこら辺は同じ意見です。ただ、そのためにもこうして地方公聴会も開催させていただ...全文を見る
○牧委員 もう一つ、宗教教育について、これも一つの大きな論点であろうと思います。  政府案を見てみると、現行法と一点違うところは、「宗教に関する一般的な教養」というところですね。そのぐらいの違いしかないわけでございます。一方、私ども民主党案では、「生の意義と死の意味を考察し、生...全文を見る
○牧委員 伊豆原先生、やはり現場は触れたくないですか。
○牧委員 ありがとうございました。
11月14日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第11号
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○牧委員 民主党の牧義夫と申します。  先生方におかれましては、先週末に急なお呼びかけをさせていただいて、お忙しい中こうしてお出ましをいただき、そしてまた、それぞれのお立場で貴重な御意見をお聞かせいただいたことにまずは感謝を申し上げたいと思います。  お話を伺って、西田先生、...全文を見る
○牧委員 それではまず、西田先生、ざっと目を通していただいたということで、ありがとうございます。  そこで、先ほどの西田先生のお話の中で、やはり学校の教師というのは、しかるべき崇高な使命を果たすためのしかるべき処遇を受けなければならないというお話がございました。私どもも全く同感...全文を見る
○牧委員 ありがとうございました。  それでは、時間がもうございませんので、もう一問だけ西田先生と加藤先生に御意見を伺いたいと思います。  愛国心についての議論がさまざま交わされておりますけれども、我が党案は、これは、日本国を愛する心を涵養するという表現で、前文の中にうたって...全文を見る
○牧委員 ありがとうございました。
11月15日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会公聴会 第1号
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○牧委員 公述人の皆様、おはようございます。  きょうは、お忙しい中、こちらまでお運びをいただきまして、貴重な御意見をまずお聞かせいただいたことに感謝を申し上げたいと思います。  皆様方のこの貴重な意見をもとに、それをしっかりと踏まえて、これからの国会の審議を私たちもしっかり...全文を見る
○牧委員 それぞれ貴重な御意見ありがとうございます。  おおむね、私も、五人の皆さんそれぞれのおっしゃること、すべて正しいと思うわけで、時間的なスパンですとか、そのとらえ方の問題もあろうかと思います。私の質問の仕方も悪かったのかもしれませんけれども、ここへ来て拙速に決めるという...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。きちっと審議をさせていただきたいと思います。  私ども民主党案の、地方の長がその責任を負うという部分について、与党の質疑者の質問の中で大臣の答弁にもありましたけれども、これは、例えばエキセントリックな首長が誕生したときに教育はどうなるんだというよ...全文を見る
○牧委員 ありがとうございました。  義務教育の機会均等それから無償、これをきちっと担保するための、これは憲法がそれを保障していると言われればそれまでですけれども、やはり教育の観点からそこら辺をきちっと私どもは押さえておかなければいけないなという意識を持ったのは、やはり小泉政権...全文を見る
○牧委員 ありがとうございました。  質問を終わらせていただきます。
12月01日第165回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○牧委員 それでは、著作権法の質問に移らせていただきたいと思います。  先ほど、大臣の方から提案理由とその内容の概要の説明がございました。この法案については、この国会が始まって直後に、たしか役所の方からも概略説明を受けておりましたが、私も、今国会は教育基本法の国会であるというこ...全文を見る
○牧委員 私も、正直、ある程度わかった上で聞いているんですが。  今加茂川さんおっしゃったように、社会的なニーズ、これはどんな人がどういうニーズを感じるかという、そういう問題だと思うんですけれども、いみじくもおっしゃったのは、関係団体からの要請であるということですよね。これは、...全文を見る
○牧委員 大臣のお考え、よくわかりました。ただ、審査の迅速性も求められる、これもよくわかります。  では、著作権がその迅速性を阻害してきたのかどうなのかということが一つ議論としてあると思います。それと、審査手続に係るものと内部資料との話がございましたけれども、これも、民間の出版...全文を見る
○牧委員 おっしゃるとおりだと思うんですよね。ないわけですよ。今までも、権利者とそれを使用する者との間で、複写権管理団体における委託出版物についての許諾と利用料の支払いというのは、事前の包括契約あるいは事後処理によって可能となる、そういう制度を取り入れていて、厚労省が前に言ってき...全文を見る
○牧委員 さっきから言っているように、許諾に時間がかかるという実態はないんですよ、今までも。許諾に時間がかかるという実態はないんですよ、もう伊吹大臣はおわかりだと思いますけれども。それでもなおかつ、その権利を制限する理由というのは一体何なんだということを端的に聞きたいんですね。お...全文を見る
○牧委員 そこまで言われれば、もっとはっきり私も申し上げれば、これは恐らく、今まで事実関係として、無断で複写してきた実態というのはたくさんあったと思うんですよ。それを今回追認するような形にするというのが実体じゃないかと私は思います。  それともう一つ、行政手続だけじゃなくて、今...全文を見る
○牧委員 そこら辺のところをしっかりお願いいたしたいと思います。  もちろん、薬というのは人の健康、生命にかかわるものですから、そういった情報についての公共性というか、そういうものは私も否定するものではありませんけれども、一方で、薬というのは特許権で守られているわけで、法律のバ...全文を見る
12月15日第165回国会 衆議院 本会議 第23号
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○牧義夫君 民主党の牧義夫でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました安倍内閣不信任決議案に対し、賛成の立場から討論を行います。(拍手)  ほんの二カ月半前、九月末の安倍内閣発足当時の内閣支持率は、およそ六割を超えておりました。改革、改革と...全文を見る