牧義夫

まきよしお

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

牧義夫の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月25日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○牧委員 維新の党の牧義夫でございます。  きょうは、格差の問題について静かに議論したいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  格差という言葉が政治のシーンに取り上げられるようになって数年たちますけれども、とりわけ最近、殊さら格差問題としてクローズアップされて...全文を見る
○牧委員 私は、先ほど申し上げたように、この問題を情緒的に取り扱うんじゃなくて、ヒューマニズムの問題だとかそういうことじゃなくて、やはり社会政策上の問題としてきちっと捉えるべきだと思っております。  貧困あるいは貧困の連鎖によって、社会的なコスト負担というのがどんどんどんどんこ...全文を見る
○牧委員 概念的には大変いいことをおっしゃっているんですね。  当然なお話なんですけれども、あくまでも概念的な話であって、では、その底上げというのは、具体的にどういうことをされるのか、そこを聞きたいんですよ。それが聞けないと、これは何にもならないですから。そのための質問であった...全文を見る
○牧委員 おっしゃっていることはよくわかるんですけれども、何となく概念的な、きれいな言葉で終わってしまうなという気がして残念であります。もうちょっと踏み込んだお話をしていただきたかったです。  時間がないので次に進みます。  格差全般に対する認識について、これまで予算委員会等...全文を見る
○牧委員 当たり前の話で、特定の人に負担が偏らないというのは、なぜそれを言うかというと、特定の人というのは能力のある人、だから私は応能負担の税に頼るべきだということを言っているわけで、今のお話は論理的に当たり前のお話をされているにすぎないわけですね。  私が聞きたかったのは、な...全文を見る
○牧委員 これは、これ以上議論しても平行線だと思いますので、この辺にしておきますけれども、私は、要は、社会保障という名にかこつけて増税をしたかったんだなという解釈をいたしておりますので、申し上げておきたいと思います。  また、世界じゅうを見回して、社会保障の目的税として消費税、...全文を見る
○牧委員 今のお答えどおりだと思うんですね。  ただ、私が言いたかったのは、社会保障の目的税としての消費税、そういう態度をとっている国があるかということを聞いているわけで、今のお答えでドイツ、フランスが一部入っているということですけれども、これはあくまでも一部だし、フランスなん...全文を見る
○牧委員 こういった世代間の格差をどう解消していくかという話になると、これはひとり厚労省だけの話じゃなくて、やはり税制等ともいろいろな絡みが出てくると思います。こういったことを一体化して考える必要ももちろんあると思うんです。  したがって、大臣の立場でこの場でお答えする立場じゃ...全文を見る
○牧委員 確かにこれは難しい問題でありますし、私も、地元へ帰れば、地元の地域というのはかなり高齢化が進んでおりますから、高齢者から資産を取り上げるような話はなかなかしづらいのであります。  ただ、一方で、遺産を相続する相続人の平均年齢が六十七歳だというふうに聞いています。そうす...全文を見る
○牧委員 マクロ経済スライドについてはちょっと後ほどまた議論したいと思うんですけれども、その大前提として、ずっと長きにわたったデフレ下において、非正規労働者がふえ、そして労働分配率が低下して、国民皆年金制度そのものが破綻の危機にあると私は思っております。  国民年金の納付率とい...全文を見る
○牧委員 改善しているというお話ですけれども、これは国民皆年金の観点からすると、六〇・幾つという数字はその体をなしていないと私は言わざるを得ないと思うんですね。要は、十人のうち四人は無年金だというお話でしょう。  これは、給付の方は二分の一国庫負担が入るわけですけれども、それは...全文を見る
○牧委員 時間がないので先に進みます。  今のマクロ経済スライドのお話なんですが、これは、二〇〇四年に、当時の坂口大臣のときにこの仕組みがつくられたわけで、その後、ずっとこれが発動されずに来たわけで、いよいよこの四月から初めてこれが実施に移されるということであります。  そも...全文を見る
○牧委員 つまり、わかりやすく言うと、デフレのときはこの仕組みは発動させないで、インフレになったときに要するに前に取りっぱぐれた分も取ってしまおう、そういう仕組みの理解でよろしいんですね。
○牧委員 つまりは、インフレになったときにどこかで調整しなきゃいけないわけですよね、この分は。これはすごいごまかしじゃないですか。つまり、デフレのときにもちゃんとやっておけばいいわけですよね。  要するに、一般の国民というのは名目と実質の違いがわからないから、物価が上がっている...全文を見る
○牧委員 そのとおりだと思いますし、大臣がおっしゃった労働市場の参加率、これをもっと高めていかないことには、いかんともしがたいと思います。特に短時間労働の人たちにもっと社会保険に参加していただけるような仕組みも、これからもっとしっかり取り組んでいただければということを私は希望いた...全文を見る
○牧委員 大きな変化にはなっていないというお話ですが、これは、新聞報道によれば、実質何億円も増収になる県もあれば、減らされる県も当然あるわけですね。  つまりは、今の説明を平たく言うと、各都道府県内のサービス消費のうち、医療、福祉にかかった分の比率が大幅に高まったという理解でい...全文を見る
○牧委員 今のお話で、厚労省はそれでいいんですか。つまりは、各都道府県で医療費をたくさん使った県、介護費をたくさん支出した県はたくさん地方消費税が回ってきますというお話です。  では、何も健康づくりだとか医療費を抑制しようという努力をしないで、どんどんどんどんお医者さんにかかり...全文を見る
○牧委員 やはり厚労省は、ちょっと、余りぼけっとしていないで、こういうところをしっかり見ていっていただきたいと思います。同じ政府の中で政策的に逆行する政策だと私は思いますから、そこはきちっと政府内でもっと詰めていただきたいということをお願い申し上げたいと思います。  きょうは、...全文を見る
04月14日第189回国会 衆議院 本会議 第15号
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○牧義夫君 牧義夫でございます。  維新の党を代表して、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律案につき質問をいたします。(拍手)  この法案は、数多くの改正事項のある法案でありますけれども、その名前のとおりに、本当に持続可能な医療保険制度を...全文を見る
04月15日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○牧委員 おはようございます。  先ほど柚木委員からも大阪桐蔭のお話が出ましたが、私も質問するつもりでおりましたけれども、一定のお話をいただきましたので、あえてこれ以上突っ込んだお話はしたくないんですが、ただ、この桐蔭の場合は、父兄からの教材費ですとか、あるいは模擬試験の受験料...全文を見る
○牧委員 わかりました。そのことはそのことでいいです。  それと、きょうのこの質疑の後、文科省設置法の改正等について、また、特にオリンピック・パラリンピックの東京二〇二〇年に向けての特措法の審議がいよいよ始まるわけですけれども、その審議そのものは今週金曜日ということですけれども...全文を見る
○牧委員 今るる御説明いただきましたが、その役員の人たちの構成というのは、主に東京都とJOCによって構成されるという説明でありますけれども、そうすると、JOCという組織そのものは公益財団法人ですから、いわば民間なわけですけれども、これがそのまま組織委員会にユニットとしてビルトイン...全文を見る
○牧委員 なぜそれを確認したかというと、これからいよいよ本題に入るんですけれども、ちょっと属人的な話題になってしまって大変恐縮でありますけれども、そういう形でJOCが深くこの組織委員会に関与するというその中で、私は、もっと政府がいろいろその人選について関与をしていただきたかったな...全文を見る
○牧委員 今の説明ですと、要するに、学校の内部に設置された第三者委員会がそういう結論を出したということなんですけれども、ただ、この新聞社の取材をもうちょっと詳しく読むと、結局、要するに、その電気工事会社が受注の建設会社に謝礼を払って、その建設会社から田中理事長にさらに謝礼が渡って...全文を見る
○牧委員 ぜひ、きちっと鋭意努力していただきたいと思います。  ついでながら、ちょっと確認をしたいんですけれども、いわば私学助成金が入っていて、要は公金ですよね、その公金から発注業者へのリベートをとっていたとすると、これは一私学の問題ではないと私は思うんです。さっきの桐蔭の話み...全文を見る
○牧委員 今、元法務大臣からも答弁になっていないとの指摘がございましたけれども、私も答弁になっていないと思います。  それは、ここでしていても時間がありませんので先へ進みますけれども、なぜこういうことを言うか。私は、決して個人攻撃をしたくて申し上げているんじゃなくて、これから二...全文を見る
○牧委員 非常に感度が鈍いというか、手ぬるいというか、甘いというか、当事者からの報告を受けて、はいそうですかで結局終わっているんですよね。ただ、こういう記事が世界に向けて発信されているという事実をどう受けとめているか、その回答には何らなっていないというふうに私は言わざるを得ないと...全文を見る
○牧委員 特定の事案にかかわるということは、届け出があったということですね。そういう解釈でいいですか。届け出がなかったんだったら、特定の事案にもならないわけですから、今の回答は、届け出があったというふうに解釈してよろしいんですね。
○牧委員 届け出があったら個別の事案なんですけれども、私は、あったかなかったかを聞いているんですね。まあいいですよ。もうこれ以上、多分お答えにならないでしょうから、いいんですけれども。  本当に、私、今、この記事のことだけじゃなくて、さっきも申し上げましたけれども、中枢にかかわ...全文を見る
○牧委員 重ね重ねになりますけれども、このままオリンピックを迎えるわけには私はいかないと。そして、この特措法、これは、法案の中身そのものには異論を唱えるつもりはありませんけれども、やはり私は、世界が注目する中でのオリンピックに向けての準備でありますから、そこら辺のところはやはりき...全文を見る
04月22日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○牧委員 この法案については、さきに本会議で質問させていただいて、二度目の質問になりますけれども、よろしくお願いをいたしたいと思います。  本会議での私の質問の中でも、これはしょせん保険者間の調整だけのびほう策じゃないかというように申し上げました。  今回、この中身を見ると、...全文を見る
○牧委員 今の説明で、すっきりわかったわけではないんですけれども、方向性はわかりました。  今後また消費税が一〇%に引き上げられる、この今後のことも踏まえて、ずっとこういうやり方でいくのかどうか、ちょっと大臣の所見をお伺いしたいと思います。
○牧委員 しかるべき方向性を出していただければと思いますし、ここで私が方向性を押しつける立場にはございませんけれども、やはり、負担と給付の関係というのは簡素でわかりやすいにこしたことはないと思います。そういった意味で、これからも診療報酬で手当てするというやり方が果たして妥当なのか...全文を見る
○牧委員 では、次に進みます。  持続可能性をしっかり確保するための法改正ですけれども、この持続可能性を担保するために何をしなきゃいけないか。せんだって我が党の足立議員の質問の中にも、次から次へとまた財政支援、財政支援という形をとっていくつもりなのかどうなのかというような質問も...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  医療費抑制に医療提供者もそういう取り組みをしなきゃいけないし、同時に、保険者の側もよくそこを考えていただかなければいけないというのは、当然の話であります。  そこで、前回ここで私が質問したことをもう一回繰り返しさせていただきたいんですけれど...全文を見る
○牧委員 つまりは、医療ですとか介護、そういったサービスにかかった費用が算定基準の中に今まで以上に大幅に組み入れられるという解釈でいいと思うんですけれども、そうすると、たくさん医療費をかけた県が地方消費税をたくさん配分されるということになるんですね、平たく言うと。  そうすると...全文を見る
○牧委員 いずれにしても、その辺のそごがないように、くれぐれもきちっとした指導を各都道府県にしていただけますようにお願いをいたしたいと思います。私は、逆のインセンティブが働くのではないかという懸念を持っておりますので、その点については、今後の推移もやはりしっかり見守っていただきた...全文を見る
○牧委員 方向性としては在宅ということを今はっきりおっしゃっていただいたので、それはその方向できちっとビジョンを描いていただきたいなというふうに思います。  それと、先ほど大臣のお話の中にあった、診療報酬からキックバックをもらっていたような事例ですとか、そういったことは、ほんの...全文を見る
○牧委員 わかりました。  さっき私が申し上げたような、これからの地域医療のために設備投資をして、今困っているところの救済も含めて、もちろん診療報酬の見直しも含めて、しっかりと検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  最後に、入院時の食事療養...全文を見る
○牧委員 この件については栄養士会なんかも非常に強い懸念を持っているように聞いておりますし、やはり、経済的に強い弱いに関係なく、この金額になってしまうとちょっと臨界点を超えているのかなという気がします。もう外の方へ流れていってしまうんじゃないかなという懸念を強く持つものであります...全文を見る
04月24日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○牧委員 おはようございます。  この法案の質問に入る前に、先週水曜日に私がさせていただいた質問について、若干整理をさせていただきたいと思います。  私が申し上げたのは、日大の理事長でありJOCの副会長である人物について、海外からのメディアがこういう発信をしていますよというこ...全文を見る
○牧委員 一応わかりました。これについて、それが適切か、あるいはちょっと手ぬるいのかというような価値判断は、あえて私からは差し控えたいと思いますので、今後もまたよろしくお願いをいたしたいと思います。  それでは、法案の中身について質問させていただきたいんです。  皆様方のお手...全文を見る
○牧委員 やはり私の頭が悪いのか、何かよくわからないんですけれども。  要するに、担当大臣というのは、これは全省庁にまたがる話なので、そこの連絡調整みたいなことをするのが主な仕事だというふうに理解するんですけれども、これ以上申し上げませんが、それだったら別に、今現在は文科大臣が...全文を見る
○牧委員 さすがに優秀な官僚が書いたすばらしい作文だと思いますが、とらぬタヌキの何とやらにならないように、しっかりやっていただければと思います。  それから、今のは競技施設についてのお話ですけれども、やはり、もっとその周辺も含めたその後の東京のまちづくりというか、周辺整備も含め...全文を見る
○牧委員 東京に関してはこの辺にして、ただ、オリンピックというのは、東京オリンピックとはいえ、全国民的な行事にほかならないわけですけれども、これは、東京に限らず全国民的な立場で、これから東京二〇二〇を契機に全国の地域振興にこれがどのように資するという絵を描かれているのか、その辺も...全文を見る
○牧委員 しっかりやっていただければと思います。  ただ、もうちょっと具体的に申し上げさせていただきたいんですけれども、ここのところ、日本に海外から訪れる人たちの数が急激に伸びているわけで、数年前までは七、八百万だったのが、もう一千万を超えて、これから二千万を目指すという中で、...全文を見る
○牧委員 大臣の立場でぎりぎりのお話だったと思いますが、ぜひ、推進に向けて、みんなと力を合わせていただければと思いますので、よろしくお願いをいたします。  時間がなくなりましたが、ラグビーの方をちょっとお聞かせいただきたかったんですけれども、もう時間がないので端的にお聞かせいた...全文を見る
○牧委員 競技人口や何かからすると、サッカーやら野球の十分の一ぐらいなので、それをなぜこう言うのかなとちょっと疑問に思ったものですから聞いた次第です。  時間が来ちゃいましたので、これで質問を終わります。
05月13日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○牧委員 おはようございます。  いよいよ昨日から衆議院で労働者派遣法の審議も始まりましたけれども、正規雇用、非正規雇用の問題については厚労委員会で議論するとして、きょうは非正規教員の任用状況について主に議論を進めていきたいと思っております。  その前に、きのうの新聞報道にも...全文を見る
○牧委員 質問通告はここまでなんですけれども、一つ申し上げておくと、平成三十六年までということですよね、二〇二四年まで。まだ生まれていない子供たちが学齢期に達したときにそれだけ自然減を見込んでいるというのは、私はちょっとおかしな話じゃないかと。もうここから先は少子化対策も何もしな...全文を見る
○牧委員 ということは、文科省は、これから少子化はまだまだ進んでいくんだ、だから学級数は自然減するんだという考え方でよろしいんでしょうか。
○牧委員 このことを議論していても堂々めぐりでしようがないので、この辺でやめますけれども、財務省に聞けば文科省だと言うし、文科省に聞けば厚労省だと。  これはまた別の場で議論したいと思いますけれども、政府としてこれから少子化対策をするんだという意気込みを全く感じられないなという...全文を見る
○牧委員 当然そういった問題意識は共有させていただくものでありますけれども、私がきょう議論したかった非正規の教員等々、これも含めて外部人材と言われるようですと、ちょっとゆゆしき話だと思います。  今のお話全般を聞いて、文科大臣としてはどういうお考え方なのか、ちょっとお聞かせをい...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。そういう答えを期待いたしておりました。  大家政務官、ありがとうございました、もう大丈夫ですので。ありがとうございました。  それでは、非正規教員について質問をさせていただきたいと思います。  私がこの質問をするきっかけになったのは、具体的に...全文を見る
○牧委員 平たく言うと、地方の財政状況ということが一番の原因だと思います。もっと平たく言うと、つまりは、安上がりの人材を採用すれば財政的にも楽になる、当然の話ではありますけれども。  国庫負担の定数の中にそういう人がいるということは、当然国庫負担の対象だと思うんですけれども、そ...全文を見る
○牧委員 産休とか育休のことは、きょうはこの際おいておいて、臨時的任用教員についてもうちょっと突っ込んでお聞きしたいんですけれども、この人たちは法定の定数の中にあるということですが、法定の定数の中にあるのであれば、きちっと正式な職員にしてあげればいいのにと私は思うんですけれども、...全文を見る
○牧委員 ぜひ、推測だけじゃなくて、きちっと調べてまた報告をしていただければと思います。  もう一つ聞きますが、その人たちの身分、処遇についてですけれども、平均的な給与の実態ですとか、あるいは社会保障全般はどういうふうになっているのか、それともう一つは、地方公務員法上の身分につ...全文を見る
○牧委員 今のお話ですとそんなに給与の違いがないようにも聞こえなくもないんですが、衆議院の調査室等で私が調べた資料によると、大体、小学校で月額約十万円、中学で十三万、高校になると十五万ぐらいの月額の給与の平均的な差があります。それプラス、今お話があったようなさまざまな福利厚生等々...全文を見る
○牧委員 そういう理屈なんですけれども、私が繰り返し申し上げているのは、全く正規の先生と同じ仕事をしていて、それが毎年毎年反復するわけですね。これは、地方公務員法上、違法とは言いませんけれども、ほとんど脱法行為ですよね。反復して雇用できないということになっているのを、三月三十日で...全文を見る
○牧委員 きちっと指導をしていただきたいと思います。  いろいろ財政事情が厳しいものもあろうかと思いますけれども、これはもう紛れもなく単なる差別であって、それ以外の何物でもないというのは事実であります。  これがもし正規の先生と非正規の先生が違いがあるというのであれば、逆に教...全文を見る
○牧委員 しっかりやってください。  ありがとうございました。
05月20日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○牧委員 午前中の質疑に引き続いて質問させていただきたいと思いますが、午前中、最後は山井さんでございました。なぜか私の質問の前は山井さんということが多いんですけれども、静ひつな環境のもとで議論を進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  いよいよ、...全文を見る
○牧委員 済みません、ついでなんですが、今ちょっと思い出したものですから。通告にありませんけれども、最近、限定正社員という言葉がありますけれども、これは法律用語ですか。
○牧委員 わかりました。  なぜこういうところにこだわるかというと、先ほどの山井さんの話ではありませんけれども、正社員という言葉が世間的にはどういうふうに理解されているかという、その辺のところはやはりきちっと踏まえておかなければいけないなと思うんですよね。  ですから、今回の...全文を見る
○牧委員 私は、今回の問題点は実はこの辺にあるんじゃないかと思うんですね。ですから、最初に申し上げたように、直接雇用が善で派遣が悪である、そういうステレオタイプから脱却をして、必ずしも、直接雇用されたらそれがハッピーエンドだという考え方は私は捨てるべきだと思います。  先ほど来...全文を見る
○牧委員 私が申し上げたのは優良な派遣元の事業者のお話をしているのであって、こういうところは、自分のところで社員のスキルアップも図り、派遣先からもし切られたときに、これはずっと抱えているわけですね。抱え切れなくなったらどうなるかというと、その会社が潰れるんです。もうそれしかないん...全文を見る
○牧委員 今回、一般事業者と特定派遣事業者の区別を廃止して全て許可制にする。これは、届け出制よりも、全て許可制というふうに聞くと、何か規制を強めているかのように聞こえるんですけれども、こういう、一見そういうふうに見えるというのは、私は一番くせ者だと思います。  まず、今回の区別...全文を見る
○牧委員 全ての事業者を許可制にするのはいいんですけれども、私がお聞きしたかったのは、先ほどお話があったように、届け出制とはいいながら無期雇用であったり、派遣契約を切られた瞬間に外へ放り出してしまうような業者じゃなくて、きちっとその会社の中で常時無期雇用で、しかも正社員としての福...全文を見る
○牧委員 なかなかちょっと、私の舌足らずなのか、私が聞きたいことが十分伝わっていないのかもしれないんですけれども。  要は、移行措置ももちろん考えていただいているということ、それから、大規模、小規模という違いについても言及されましたけれども、私はむしろ、大規模とか小規模とかとい...全文を見る
○牧委員 そのようにぜひ進めていただきたいと思います。  繰り返しになりますけれども、今回の法改正というのは、与野党の議論を聞いておりますと、派遣先、派遣元、派遣労働者の三者の構図の中で議論をされておりますけれども、最終的に究極の目的である労働者側の保護の観点から、やはりいろい...全文を見る
○牧委員 いや、それはわかるんですけれども、その申し込みの内容、それがどういう雇用形態で雇用するという内容になるんでしょうか。有期なのか無期なのか、あるいは正社員という言い方は法律にないのかもしれませんけれども、どういう雇用形態の申し込みになるのかという質問です。
○牧委員 いわばその派遣元の条件であればいいということで、直接雇用であれば、それでその要件は満たすという解釈でいいわけですよね。  私は、ここに非常にこの法律の逆に抜け道というか落とし穴があるんじゃないかということを、最初に立ち返って申し上げると懸念しているわけで、直接雇用が善...全文を見る
○牧委員 よほどしっかりしていただきたいと思うんですね。  しかも、これは大きな企業で実際まかり通っている話なわけですよ。その辺、認識しているのか、していないのか。それから、しっかりやっていきますと言っても、それが本当に担保できるのかどうなのか。本当に言い切れるんですか、それを...全文を見る
○牧委員 もう一つは、法令を遵守するにしても、もう既に起こっている事象ですけれども、派遣社員を切ってしまう。派遣社員を切ってしまって、先ほど申し上げたような特定事業者に関しては、きちっと優良な事業者であればあるほど、社員を継続して抱える負担というのが非常に大きいわけです。それをも...全文を見る
○牧委員 ぜひとも一日も早く把握をしていただいて、多分把握されているんだと思いますけれども、私はきょう、直接、そういった寄せられた嘆願について時間があれば読み上げて聞いていただこうと思いました。ただ、派遣先が優位な立場にある大きな会社ですので、ここでそういう話をすると迷惑がかかっ...全文を見る
○牧委員 言わんとするところはよくわかるんです。そういう答え方しかないと思うんですけれども、私の質問は、今局長が言われたような答弁だと、まさに派遣先の思うつぼというか、派遣契約の途中でそれを切ってしまうということが例えば法に触れるということであれば、派遣先は、しっかり責任を持って...全文を見る
○牧委員 これも繰り返しになってしまいますけれども、今回のこの法改正で私が申し上げたかったのは、優良な派遣元事業主がこれからどんどんどんどん倒産の憂き目に遭う、そこにいる優良な社員が失業する、その失業した社員を口を大きく待ち構えているのがブラック大企業とブラック大派遣元事業者だと...全文を見る
○牧委員 しっかり指導監督していただくようにお願い申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
05月22日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○牧委員 きょうは学校教育法の改正ということで、よほど大きな法改正かと思って期待をしておりましたが、果たして、そもそも法改正の必要があるのかないのかというぐらいの、そもそものお話から入らざるを得ないなと思います。特段反対する理由もございませんし、もちろん賛成はさせていただきますけ...全文を見る
○牧委員 その制度化をすることによって、設置者がよりスムーズにこういう取り組みができるということはよくわかります。だから、別に法律化しなくても、スムーズに手続が済む方法もあったでしょうし、その必要性については私もよく理解しているつもりですけれども、せっかく法改正をするんですから、...全文を見る
○牧委員 その辺がやはり文科省の行政の限界だと私は思うんですね。せっかくこれは、要は設置義務を履行できる学校として認めるということになるわけで、同時に、従前どおりの小学校あるいは中学校というのも従前どおり認めるわけで、そこに選択の幅ができたわけですね。  ただ、今の話を聞いてい...全文を見る
○牧委員 あと、先ほども質問が出ていたと思うんですけれども、この制度の導入をするに当たって、その最終的な、まあ、最終的なということを今断言はできないかもしれませんけれども、おおよそのイメージとしての目標というか、その数の目標についてお聞かせをいただきたいと思います。そこへ向かって...全文を見る
○牧委員 加速していきたいというお考えはよくわかりました。一方で、今、地方の財政の状況もあるということもよくわかります。  ただ、これもさっきの質問とちょっとかぶるかもしれませんけれども、確かに、こういう学校を設置するに当たってのイニシャルコストはかかるかもしれないけれども、例...全文を見る
○牧委員 あと、この制度導入によって予想される混乱というか、解消しておかなければならない問題として、教員の免許、資格についての議論が必要だと思います。  この中身については、恐らくこの後、また我が党の初鹿議員からも質問があるかと思うので、一点だけちょっと確認したいんですけれども...全文を見る
○牧委員 済みません、ちょっと確認したいんですけれども、局長、要は、小学校の先生というのは全教科教えるんだから、だから英語を教えても構わないというような説明を私は聞いた覚えがあるんですけれども、そうじゃないですか。
○牧委員 これから教科になったときにどういうことが起きるかということに思いをいたしてちょっと聞いたんですけれども。  つまりは、今回、義務教育学校をつくったときに、これまでの小学校の先生と中学校の先生が混在する形になってくると思うんですけれども、その資格要件が、小学校の先生は、...全文を見る
○牧委員 今いい話を聞かせていただきましたが、悪いところは、心配はないということでよろしいんでしょうね。  今まで、千百三十校、モデル校があるわけですけれども、こういった事例についてはきちっと調べられているんでしょうか。
○牧委員 ありがとうございます。  余り時間がなくなってしまいましたので、一つだけお聞きをして終わりたいと思いますが、次の機会にもう少し突っ込んで質問させていただきたいと思っていたことが、特別支援級のことであります。  先週の質問で、財務省による教職員の削減計画について、大臣...全文を見る
○牧委員 また次の機会にもう少しやらせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
05月27日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
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○牧委員 参考人の皆様方には、お忙しい中お運びをいただきまして、ありがとうございます。また、お話をお伺いさせていただきました。賛成の立場あるいは反対の立場から、それぞれ示唆に富む発言をいただきましたことに感謝を申し上げたいと思います。  まず質問をさせていただきたいと思うんです...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  私どもは、この法案には一応賛成という立場ですので、もう少しそういう立場を代弁する意味でも、天笠先生にもうちょっと頑張って御発言いただきたいと思う観点から、もう一つ、ちょっと突っ込んでお聞きしたいんです。  私がさっき聞いたのは、制度として九...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  次に、教員免許のことについても天笠先生にお聞きしたいんです。  今のお話にも絡むんですが、中学の教員免許、小学校の教員免許、これが将来的には一緒になるという前提なんでしょうけれども、先ほどのお話で、四・三・二の仕組みの中で、三の部分がちょう...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  次に、國定参考人にちょっとお伺いしたいんです。  先ほど見学してきた学校は東京都の港区立ですから設置者は港区でございますけれども、港区の教育委員会、あるいは学校現場の校長を初めとする皆さんの真摯な取り組みというものを目の当たりにしてきたんで...全文を見る
○牧委員 それでは、時間もございませんので、最後に山本参考人にお聞かせいただきたいと思います。  山本参考人の御発言をお聞きして、ほとんどデメリットばかりだったんですけれども、ということは、現行の制度のままでよいというお考え方なんでしょうか。
○牧委員 ただの統廃合のためだったら反対というのは、全く私も意見を一つにするものでございますけれども、何とぞ、しっかりと前へ進めていただけますようにお願い申し上げ、参考人の皆様方に感謝を申し上げて、質問を終わりにさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
05月28日第189回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○牧委員 維新の党の牧義夫と申します。  提出会派の一員でございますから、この法案についてあえてけちをつけるつもりはございませんし、皆様方の御労苦に心から敬意と感謝を申し上げる次第であります。  ただ、今回のこの法案の提出の意義について、先ほど来お話がございますけれども、その...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  一番最初の、初めての選挙には一遍行ってみたいというインセンティブが働くというお話はよくわかるんですけれども、私が申し上げたのは、もう少し、例えば今の若い人とお話ししていると、自分たちはもう将来年金を受け取れないんじゃないかとか、政治そのものへ...全文を見る
○牧委員 少年法、あるいは今お話にも出ました民法、この絡みというのは基本中の基本だと思うんですね。  そもそも、日本国憲法の第十五条三項に規定されていることが普通選挙の保障であるわけですね。「公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。」これが日本国憲法の十五条三項...全文を見る
○牧委員 なるべく早くということですので、きちっとやっていただけますようにお願いをしたいと思います。  これはちょっと私、通告したかどうか記憶が定かじゃないんですけれども、今の話に絡むんですが、多分皆様方でこれまで議論されてきたことだと思いますので恐らくお答えいただけると思うん...全文を見る
○牧委員 ありがとうございました。  次に、政治教育についてお話をお聞かせいただきたいと思いますが、最近、文科省が国立大学にぜひとも国旗掲揚、国歌斉唱を進めてくれというような要請をしたということがございまして、文科委員会なんかでもそれを問題視する人もおりました。  ただ、これ...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  基本的な国民の権利義務ですとか、こういった公民教育については、別に、選挙権があるなしにかかわらず、学校教育の現場でもともとしっかりやっていかなきゃいけない話だったと思います。ですから、今のお話で十分だと思うんです。  一方で、先ほど来お話あ...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  少年ですから、将来ある身でございますから、そこはきちっとやっていただけますように確認をしたいと思います。  あと、ちょっと時間も余りありませんけれども、実際、さっきもお話が出ましたが、今回の法改正で十八歳、十九歳が新たに選挙権を得るというこ...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  最後に、もう一問だけお聞かせいただきたいんですけれども、今のお話で、投票率が低いのは、やはり政治との距離感というのも多分にあると思います。物理的な距離感と同時に、やはり選挙で選ばれる人と選ぶ人との年齢の差、そういった距離感も一方ではあると思う...全文を見る
○牧委員 ありがとうございました。  被選挙権の年齢の問題ですとか、あるいは先ほどの少年法、民法の問題、課題はまだ残っておりますが、とにもかくにも、この法案をぜひとも成立させていただいて、来年の参議院選を迎えたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  ありが...全文を見る
05月29日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○牧委員 さきに提出されました労働者の職務に応じた待遇の確保等のための施策の推進に関する法律案、いわゆる同一労働同一賃金法について、提出者の皆さんに質問をさせていただきたいと思います。  これまで派遣法の議論の中で、短時間労働ですとかあるいは有期雇用等々、さまざまな労働法制のお...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  まさにおっしゃるとおり、現行法では、パートですとか契約社員には均等・均衡待遇が明記をされておりますけれども、派遣だけが、今おっしゃったように、均衡の配慮義務ということ。非常に低いレベルにとどまっているわけですね。  パートですとか契約社員に...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  まさにその実態としての実効性を担保しなければ、今までどおりの、この現行法で均等・均衡待遇が明記されていても、実態としては中身が伴っていない、ましてや均衡の配慮義務というだけでは全く実効性がないということで、その辺の実効性をきちっと担保するとい...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  日本の雇用慣行というのは、これまでの議論の中にもしばしば出てまいりましたけれども、業務の内容によって賃金が決まるというジョブ型ではなくて、会社に所属し続ければ、年功序列というか、賃金が上がっていくという、メンバーシップが今でも主流だと思います...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  そういう御説明をいただければよくわかるわけで、文字どおり、しゃくし定規に、字面だけ捉えて、全く、本当に同一労働であれば同一賃金みたいな誤解がまだまだ世間にはあると思いますので、その辺の御答弁を今いただいた次第であります。  次に、政府の派遣...全文を見る
○牧委員 今のお話にあったとおり、総理にもぜひしっかりとその約束を守っていただいて、調査研究の結果をより具体的な成果として結びつけていただきたいという私なりの希望も申し添えておきたいと思います。  最後に、先ほど、パートですとか契約社員には均等・均衡待遇が明記されているというお...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  この日本の社会の中で、労働市場の中、あるいは労働環境の中で、多様な働き方があると思いますけれども、その中で派遣という一つの働き方の選択肢がこれからもしっかりと、健全に、維持して育成していくということであるのであれば、ぜひとも、こういった法律の...全文を見る
06月05日第189回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
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○牧委員 午前中に引き続き、放射線医学総合研究所法の改正案について質問したいと思います。  午前中の質疑の中にもお話が出てまいりましたけれども、これまでの放医研の活動、一つは、先ほど話にあったように、放射線の医学的利用に関する研究開発、特に重粒子線のがん治療というのが、先進医療...全文を見る
○牧委員 やはり、長期的に調査研究というのは必要だと思います。  ちょっとこれは通告にはないんですけれども、これからも引き続いてというお話ですが、大体どの程度のことを考えていらっしゃるんでしょうか。これから向こう何百年もかかる話なのか、その辺の間隔をお知らせいただきたいと思いま...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  私が何を言いたかったかというと、まだまだこの先、道のりは遠いわけでございます。まだ福島は収束をしておりませんからまだまだこれから遠い道のりだと思いますけれども、ぜひ鋭意取り組んでいただけますように、そんな意味を込めてあえて質問をさせていただき...全文を見る
○牧委員 今のお話にあったように、放射性廃棄物の問題があろうかと思います。これの最終的なソリューションというのは、せんだって平野先生の質問にもありましたけれども、まだ最終的なソリューションの道のりが見えてきていないという中で、減容化というお話もありましたけれども、結局は、放射性廃...全文を見る
○牧委員 そういう理屈はわかるんですけれども、ただ、世界の高速増殖炉を取り巻く現況というものを見ておりますと、アメリカ初め英独仏、どんどんこの事業から撤退をしている中でなぜ日本だけがこれを続けなきゃいけないのかという感があるんですけれども、その辺はいかがでしょうか。  まさに日...全文を見る
○牧委員 ロシアとかインドの話はわかりました。ただ、私は、アメリカが撤退した中で日本が研究を押しつけられているんじゃないかなというような問題意識をちょっと申し上げたというふうに御理解をいただきたいと思います。  最後に、MOX燃料の管理も含めて、これは、安全対策というのは非常に...全文を見る
○牧委員 きょうは時間がないのでここでやめますけれども、しっかり取り組んでいただきたいということと、この「もんじゅ」の必要性については、今後も議論があろうかと思います。その辺の問題意識を申し述べさせていただいて、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
○牧委員 ただいま議題となりました国立研究開発法人放射線医学総合研究所法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、民主党・無所属クラブ及び維新の党を代表し、その提案理由及びその主な内容について御説明いたします。  これまで我が国の放射線医学において、国立研究開発法人放射...全文を見る
06月10日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○牧委員 維新の党、牧義夫でございます。  法案の質疑に入る前に、一言、委員長にも申し上げておきたいと思うんですけれども、言うまでもなく、今、年金の制度の運用をめぐって、全国民的な不安が本当に高まっているところでございます。  そういう中で、もちろん、派遣労働者の雇用の安定化...全文を見る
○牧委員 委員長の認識については理解させていただきましたが、この派遣法の出口の前に、一人残らず国民の皆さんが納得していただけるような議論をしていただけるように、お願いを改めてさせていただきたいと思います。
○牧委員 はい、お願いいたします。  それでは、派遣法についての質問に入りたいと思いますが、ちょっと間もあいてしまいましたので、もう一回簡単におさらいをしたいと思います。  おさらいをするというよりも、今回の派遣法の改正で、業界の健全化ですとか、あるいは雇用安定措置の義務化、...全文を見る
○牧委員 私が心配するのは、その義務化という言葉の軽さなんですね。厚労省の皆さんが使っている意味でのこの義務化という言葉の軽さに、私は非常に懸念を抱いております。  派遣先への直接雇用の依頼、新たな派遣先の提供、派遣元での無期雇用、幾重にも何かネットが張られているように見えるん...全文を見る
○牧委員 具体的にイメージしていただきたいんですね。今部長がおっしゃったとおりの手順だと思いますが、結局は、直接雇用を頼んで断られたらどうするんだ、断られたら別の派遣先を見つけてもらえるのか、そして見つからなかったらどうするのか、こうやって順番に具体的にイメージしていくと、最終的...全文を見る
○牧委員 今の話はわかるんですけれども、悪質な特定業者が今度許可制に移行しないようにしっかり見ていただくというのは、もちろん当然の話であります。  それと、これまでの質疑の中で、とりわけ与党の皆さんの質問の中によくあったのが、これまでの特定業者、届け出制の業者の中に悪質な業者が...全文を見る
○牧委員 ぜひしっかり見きわめていただきたいんですね。  それと、あわせてお願いしたいのは、優良な派遣元の専門職の労働者の皆さん、この人たちを具体的にどう守ってどう救済するのか、その辺について見きわめた上でしなきゃいけないことだと思うんですけれども、その辺のお考えをお聞かせくだ...全文を見る
○牧委員 なぜ私がこういうことをくどくどお願いするかというと、最初の話に戻りますけれども、厚労省の皆さんが例えば義務化ですとかそういう言葉を使っても、本当に実効を伴ったやり方をされているんだろうか、そういうことについての疑問があるから私はくどくどとお願いをするわけであります。 ...全文を見る
○牧委員 それはそうだと思います。私も、自分の答弁を改めて見ると、今の副大臣がおっしゃったこととかなり近いことを言っているんですけれども、ただ、大臣ははっきり義務化と言っているんですね。この義務化という言葉そのもの、さっきもちょっと触れましたけれども、厚労省は余りに軽く扱っていな...全文を見る
○牧委員 私は、別に言葉の遊びをここでするつもりは全くないんです。  ただ、この趣旨というのが、やはり派遣労働者の身分を守るための、そういう人たちの立場を守るための趣旨ですから、そういう中で義務化という言葉が使われて、この義務化という言葉が余りに軽く扱われているんじゃないかと。...全文を見る
○牧委員 本当にしっかりやってくださいね。特に今回、全部許可制にするわけですから、新たな何らかの措置を考えてもいいんじゃないかと思います。  これは、公開する対象が、この間岡本さんが言ったように、情報公開といっても、公の機関が公開するわけじゃなくてそれはあくまでも民間企業ですか...全文を見る
○牧委員 ハローワークで労働条件を提示するのは当たり前の話で、つまり、マージン率というのはどれだけ自分が上前をはねられているかということですから、それは別問題ですよ。  それはきちっと、厚労省がやる意思があれば、少なくともそういうところから手をつけてもらいたかったなということを...全文を見る
06月12日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第9号
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○牧委員 維新の党の牧義夫と申します。  この法案については初めて質問させていただきますし、もとより私は余り外交、安全保障は得意分野ではございませんけれども、ただ、我々維新の党は、全員野球でバッターに立つという方針でございますので、きょう厚労委員会で派遣法の審議もやっております...全文を見る
○牧委員 つまり、平たく言うと、事務方でまとめたものを2プラス2で合意した、単純にそういう話ですね。  その結果の骨子というのもあるんですけれども、この骨子そのものを読み込むと、まさに今回の法案そのものなんですね。そのものなんですよ。だから、閣議決定するよりも何よりも、その前に...全文を見る
○牧委員 今の外務大臣のお話は当たり前の話なので、あくまでもガイドラインですから、指針ですから、それは当然、それに縛られるものではないというのは当たり前のお話だと思います。  私が言いたかったのは、結局それをそのまま法律の形にするだけのことであって、事日米の関係においては、後で...全文を見る
○牧委員 私の考え方とちょっと違うので、今後はぜひとももっと、なぜそれを言うかというと、そもそも今回の法改正についても国民的な理解が進んでいないということから、そこから発しての話なんですね。だから、やはりもっともっと国民を巻き込んで話を進めていっていただかないと、例えば運用改善一...全文を見る
○牧委員 ということは、尖閣に対する何らかの他国による侵攻というか武力行使があったときに、これは個別的自衛権で対処する、そういう理解でよろしいわけですよね。  よく米軍が助けてくれるんだというような話がありますけれども、そうじゃなくて、我が国の自衛隊が個別的自衛権を行使する中で...全文を見る
○牧委員 わかりました。  そういう頭の整理をさせていただきますが、これは、ここから先は話が長くなるのでやめておきますけれども、そのときは米軍が助けてくれるという話を否定する話として、この条約五条、「自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処する」というお話になっていま...全文を見る
○牧委員 リスクを極小化しなきゃいけないというのは当然の話でありましょうし、また、災害派遣等についても、これは本当に大きな危険を伴うとうとい仕事だということも承知をしているつもりですけれども、他国へ赴いて戦闘に参加をする可能性もあるというその仕事と、危険ではあってもこれまでの仕事...全文を見る
○牧委員 その辺は人それぞれ受けとめ方が違うんじゃないかなと思います。せんだっての質疑の中でも出てきましたけれども、民生協力で赴いた方の中にも、帰ってこられてからPTSDでみずから命を絶つような方もたくさんいるわけですから、本当に自衛官の立場に立って、その人たちが本当にまず安全で...全文を見る
○牧委員 次に、予備自衛官についてちょっとお聞かせをいただきたいんです。  予備自衛官についても、防衛大臣が、防衛招集命令書ですとか国民保護等招集命令書あるいは災害招集命令書を発することができると自衛隊法七十条にあります。また、七十条二項では、「招集命令を受けた予備自衛官は、指...全文を見る
○牧委員 わかりました。  そうすると、防衛招集命令で派遣が命ぜられる可能性があるという理解でよろしいんですね。  それからもう一つは、これまでも、毎年毎年、訓練等で殉職される自衛官の数というのが相当な数に上っているということも改めて知るところになったわけですけれども、職務の...全文を見る
○牧委員 今、事務方から、新たなそういったものを創設するつもりはないというお話がありましたけれども、これは事務方から答えるべき話じゃなくて、私は、これは全然今までとは違う、今まで殉職だったのが、殉職と戦死が一緒か一緒じゃないかという考え方もあるかもしれないんですけれども、その辺の...全文を見る
○牧委員 時間がないので、最後に一つだけ聞かせていただきます。  二十世紀型の紛争ですとかそういうのは国対国の紛争だったりすると思うんですけれども、近年の紛争を見ておりますと、イスラム国等々、相手が国じゃない場合が結構あるわけですね。そういうときに、例えば捕虜になった、捕虜にな...全文を見る
○牧委員 時間が過ぎましたので終わります。ありがとうございました。
07月08日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第29号
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○牧委員 牧義夫でございます。  きょうは社会福祉法の一部改正についての質問を行いたいと思っておりますが、その前に、質問通告にはございませんけれども、先ほどちょっと山井議員の方から年金のお話があって、私なりに、それを聞いていて、このまま看過できないなという問題意識を持ったもので...全文を見る
○牧委員 情報がきちっと逐次上がってこないということに大臣なりに憤りを覚えて、厳しく指導をしたのはいいんですが、私が聞きたかったのは、今回、この間違った情報を提供した人たちのところにおわび行脚をしたという情報も、また七月六日になって、これがほぼ終わったところで知らされたということ...全文を見る
○牧委員 私は、これは大変重要な判断を機構は勝手にやった、それを後になって大臣に報告した、そういうふうに言わざるを得ないと思います、うなずいておられますけれども。でも、最終責任者は大臣でありますから、その指導力をもっと発揮していただかなければ、これはとんでもないことになりかねない...全文を見る
○牧委員 基本的な思いは私も全く同じです。この間の派遣法の議論のときに、特定派遣事業者、私は優良な事業者もあるんだよということを再三申し述べたんですけれども、残念ながらなかなかその思いが届かずに、特定の事業者の中の優良なところはこれからどういう末路をたどるのか、非常に心配をしてお...全文を見る
○牧委員 わかりました。  いずれにしても、先ほど来からもお話があるように、いろいろな社会福祉法人をめぐる報道も残念ながらあります。これはごく氷山の一角にせよ、これが新聞、テレビの報道を通じて、社会福祉法人というのはやるともうかるぞというような間違ったメッセージが発せられてしま...全文を見る
○牧委員 同じ質問ですが、警察はどんな認識をお持ちでしょうか。
○牧委員 警察としては精いっぱいの答弁だと思いますが、恐らく、いろいろな実態を把握されているんだとは思います、私のところにもそういった相談があるぐらいですから。ただ、そこが本当に反社会勢力なのかどうなのかという最後の決め手の部分で、なかなか決め手にならないところが多分たくさんある...全文を見る
○牧委員 今の報告のとおり、いわゆる民間の金融機関はもう既に、ずっと前から取り組んでいるわけです。福祉医療機構についてはかなり後手に回ったなという感がありますけれども、ただ、私が先ほど指摘したように、いろいろな反社会勢力との関係があるという認識をWAMが持っているからこそ、後手に...全文を見る
○牧委員 わかりました。  時間がありませんので、介護人材確保の方に移りたいと思います。  処遇改善については、これもいろいろ質問したいんですけれども、時間がないのでまた機会を改めたいと思いますが、一つ、せっかく法務省も呼んでおりますので、ちょっと聞きたいことがございます。 ...全文を見る
○牧委員 この件については、ちょっといろいろとまだ言いたいこと、同床異夢みたいなところがありますけれども、時間が来ましたので、これで終わります。  ありがとうございました。
08月05日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第33号
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○牧委員 牧義夫でございます。  既に維新の党同僚議員が二名もう質問をしておりますけれども、私は、特に今回の法改正の一番の、地域医療連携推進法人制度について質問をさせていただきたいと思います。  地域医療あるいは地域包括ケア、こういった言葉がこの永田町で飛び交うようになって久...全文を見る
○牧委員 ちょっとわかったようなわからないような感がございます。面で捉えてよろしいわけですよね。  今回の法改正でいうと、地域包括ケアシステムの構築に資する事業を行う非営利法人を参加法人として加えることができるとあるわけですけれども、やはり大きな病院が中心になってその医療圏とい...全文を見る
○牧委員 ごめんなさい、今のお話はそれはそれでわかったんですが、私が申し上げたのは、二次医療圏の中で、ここに組み込まれない可能性のあるところ、排除される可能性のある医療機関というのも当然出てくると考えてよろしいんでしょうか。
○牧委員 わかりました。  それと、恐らくもう既に質問が出ているかと思うんですけれども、この参加法人の要件ですが、介護事業等の地域包括ケアシステムの構築に資する事業を行う非営利法人を加えることができるとあります。この構築に資する事業というのは、かなり広範にいろいろなものが考えら...全文を見る
○牧委員 私の質問は、今、二川さんがおっしゃった意味はわかるんですが、なぜ参加法人になれないのか、なぜこの参加法人のカテゴリーから排除されるのかという、その理由をお聞きしているんです。
○牧委員 これはどこまで行っても平行線だと思いますので、これ以上は申し上げませんけれども、いずれにしても、医療と介護の連携という観点からすれば、やはり非営利にこだわっていると本当の意味での連携ということがきちっと実現できないと私は思いますので、いずれこの辺の見直しというのも考えて...全文を見る
○牧委員 まさに、かかりつけ薬局、この地域医療の連携の中の本当に必要欠くべからざる重要なプレーヤーだと思うんですね。  何が言いたいかというと、申し上げるまでもなく薬局というのは営利企業なわけで、今回この枠組みからは排除されるグループに入るわけですけれども、その辺のところをどう...全文を見る
○牧委員 考え方としてはよくわかります。  ただ、そう言ってしまうと、結局、地域医療の評議会があって、そこで決めるんだから、では今回の法人というのは一体何なんだと。今回の立法事実というか、これをしなきゃならない意味がだんだんわからなくなってくるんですね。  例えば、地域医療の...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  一つの例示としてきょうはURにもおいでいただいたわけですけれども、本当に、世の中のさまざまな分野で地域医療というものがしっかりと下支えをされているんだという観点で、もうちょっと有機的に結びつきができるような、せっかく立法するだけの意味を持たせ...全文を見る
○牧委員 まあ、理屈はどのようにでもくっつくものだと思うんですけれども、今の大臣の答弁はそんな感じがいたします。  いずれにしても、アプリオリにそういう規定があるわけじゃないとおっしゃいましたけれども、二十万人、ベッド数を減らすという言葉が初めにありきなんですね。  実際に、...全文を見る
○牧委員 これはいろいろ問題があると思います。現役時代、都会で納税をして、保険料を払って負担をしてきた人たちが、老後、給付を受ける段階になって地方に移るということになったときの財政調整の問題もあるでしょうし、課題はたくさんあると思いますけれども、きょうはその話はしません。  き...全文を見る
○牧委員 現実に即した地域医療構想に基づいてこれから計画を進めていくということでありますけれども、それはよくわかります。  ただ、実際に、一つは、在宅医療そのものをきちっと充実させないまま病床数を減らしてもらっては困るということ。そしてもう一つは、このベッド数の約八割が民間の病...全文を見る
○牧委員 そこはしっかりやっていただきたいと思います。  もうほとんど時間がないんですけれども、一つだけ。  そういった医療費抑制が先にありきじゃないかと私が申し上げたのは、もう一つには、介護型療養病床、これをどんどん老健施設などに転換していくという方針がございますけれども、...全文を見る
○牧委員 時間が来たので終わりますけれども、そうやって、今お話があったように、どんどん新たな課題というのがよくよく調べると出てくるんですね。だから、そこはもう本当に日々きちっと研究しながら、これからの地域医療について考えていただきたいということを最後に申し上げます。  ありがと...全文を見る
08月07日第189回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○牧委員 維新の党の牧義夫でございます。  山井議員の後でございますから、少し静かに質問させていただきたいと思うんですけれども、今回は広範にわたる質問をさせていただきますが、基本的には、安倍内閣の国民に対する責任のとり方について、これを基調にお話をさせていただきたいと思います。...全文を見る
○牧委員 それはわかるんですが、私が言いたかったのは、ここまで国民の疑念が深まっている中で、それでもやるのかというお話で、これまで衆議院選挙のときもそれを問う選挙をやってきたんだというお話であれば、私は、それは違うと言わざるを得ないと思います。そしてもう一つは、ここまで権威ある方...全文を見る
○牧委員 中谷大臣はそう確信されているんでしょうけれども、私は、本当に命の危険を感じながらこの法律に基づいて派遣される自衛官の気持ちに寄り添った話にはなっていないと思います。本当の意味での納得ができる、そんな形にした上で、それなりの行動をとるべきだと私は思います。  憲法につい...全文を見る
○牧委員 そういう答弁がありましたが、テレビをごらんの皆さんは、振り返っていただければ、まだつい最近のことでありますから思い出せると思います。確かに、アベノミクスのこれまでの効果をどう判断するか、どう評価するかということも一つの争点でありました。もう一つは、消費税の先送り。ただ、...全文を見る
○牧委員 私も、これは誰かが責任をとれば物事が解決するというものでないことは承知をしておりますけれども、それにしても、余りにも誰も見事に責任をとらないのが今の安倍内閣だということをあえて申し上げさせていただきたいと思います。  特に礒崎補佐官については、これもお話が再三出ており...全文を見る
○牧委員 誤解を与えた発言を撤回したとおっしゃいましたけれども、私が申し上げたのは、これは誤解じゃなくて本心を言っているんだという印象を国民の皆さんが持っているんだということなんです。その人間を解任しないということが、つまりは安倍内閣が法的安定性を軽く見ているということにつながる...全文を見る
○牧委員 自民党の憲法の草案の中にその三原則をしっかり入れるということはよくわかりました。だからこそ、私が言っているのは、それを否定する人間まで自民党の中で抱えていていいのかどうなのか、せめて離党勧告ぐらいしてしかるべきじゃないのか、それを私は申し上げただけでございます。この辺に...全文を見る
○牧委員 本当に覚悟を固めて、言い逃れできないところはしっかりと明るみに出していただいて、根本的にそのあり方を見直していただきたいと思います。  お盆のさなかに、七十年談話だなんだ、そういうどさくさに紛れて中間報告みたいなことをしないで、もっと正々堂々と、しっかりと開示をしてい...全文を見る
09月11日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第39号
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○牧委員 きょうは、一般質疑の時間をいただきました。遺骨収集のお話も、もう既にたくさん出ております。  私は、今国会、これが多分最後の質問になろうかと思いますので、ちょっとどうしても聞いておきたいことを聞かせていただきたいと思いますが、それに先立って、先ほど来お話が出ております...全文を見る
○牧委員 総合的、計画的に進めていきたいということは言葉ではわかるんですが、それを具体的に進めていただかなければならないんですね。  私が記憶するところによると、七、八年前だったと思うんですけれども、ある関西の、関西というか、あれは兵庫県に入るんですか、加西市というところの老人...全文を見る
○牧委員 このEPAに関しては、資格を取得していただいて、そのまま日本で就労していただきたいという意味合いが強いんだと思います。ただ、人材不足を解消する手だてとしては、なかなか、数字を見ても、これは焼け石に水なのかなという感も拭えないわけでございます。  そもそも、この人材受け...全文を見る
○牧委員 ちょっと、わかったようなわかんないような御説明ですけれども、私は、せっかくそういうことをするのであれば、改善はされていると思いますけれども、よりきちっと、そういう方たちが日本に残って、そして日本の介護事業所における就労ができるような、そういう環境をさらに推進していただき...全文を見る
○牧委員 今後とも適切に情報提供に努めてまいりたいというお話ですけれども、今のお話は情報提供ではないんですよね。具体的にどうなるのか。  例えば、日本語のコミュニケーション能力が当初はN4で入ってもらって、一年以内にN3だとか、具体的な話がもう既にいろいろと飛び交っているわけで...全文を見る
○牧委員 鈴木さん、理屈と御飯粒はどこにでもくっつくといいますけれども、今のお話は無理やりくっつけた理屈にしか私には聞こえないわけで、現地、送り出し国のニーズに合致させることと日本におけるOJTというのは必ずしも一致しないんだと思うんですよね。  それと、もう一つは、例えば、人...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  ちょっと、時間がないので、どうしても確認しておきたいことを最後に一点だけ確認したいと思うんですけれども、これはいろいろな事業者から聞かれるものですから、ここで確認したいんですけれども、実習生の受け入れ方法ですね。  今までの技能実習、農業で...全文を見る
○牧委員 そこはきちっとやっていただきたいと思います。  これまで、例えば溶接工ですとか左官工ですとかそういう人たちを受け入れていた協同組合で、まさか介護の実習生を入れるということはないというふうに今確認をさせていただきたいと思いますけれども、受け入れ団体についてはきちっと厚労...全文を見る