牧義夫

まきよしお

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

牧義夫の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月19日第192回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
議事録を見る
○牧委員 おはようございます。質問の時間をお与えいただいて、ありがとうございます。  また、両大臣におかれましては、御就任おめでとうございます。  とりわけ、松野大臣におかれては、先国会では議運の理事としてお互い対峙をしてまいりましたが、物理的な距離が少しありますけれども、こ...全文を見る
○牧委員 大臣の所信の中にも今のようなお話がございましたので、私はあえて聞いたわけですけれども、あえて質問しましたが、所信に書いてあることの域からは出ていないなと。もう少し突っ込んだお答えをいただければと思ったんですけれども。  まず、見ていただきと、それはよくわかります。全く...全文を見る
○牧委員 ちょっともう一度お願いしたいんですけれども、十四万人の方がまだ避難生活で、その中の四万数千人の方が仮設住宅に住まわれているというお話ですよね。その方たちが二〇二〇年までにはもとの生活に戻れるという見込みなんでしょうか。
○牧委員 もう一つは、先ほど丸川大臣が風評被害とおっしゃいましたけれども、帰還困難区域ですとか居住制限区域、避難指示解除準備区域等々の現状についても、その除染の状況についてまずお聞かせをいただきたいのと、その区域の指定がいつ解除されるのか、その見込みについてもお知らせをいただきた...全文を見る
○牧委員 まだまだ前途多難だなという感じがいたしますし、今経産省からもお話がありました解除になったところでも、まだ必ずしも皆さんが、みずから帰還を選ばれないという方もまだまだ大勢いらっしゃるということもあわせて申し上げておきたいと思います。  あと、汚染水の問題も、凍土壁の手法...全文を見る
○牧委員 この件についてこれ以上余り言うと、おまえはまた風評をあおるのかというようにも言われかねませんので、これ以上申し上げません。  ただ、忘れてならないのは、この二〇二〇東京が決まったときの最後のプレゼンテーション、安倍総理が、もう完全にアンダーコントロールだ、そして港湾内...全文を見る
○牧委員 ぜひ、鉄道やら、高規格の道路やら、防潮壁やら、そういう目に見えるインフラだけじゃなくて、きちっとその対策も政府一丸となってやっていただけますように、改めてお願いを申し上げておきたいと思います。  先ほど長島委員からの質問にもありましたけれども、開催にかかる費用は一体ど...全文を見る
○牧委員 今の言葉を信じてまいりたいと思うんですけれども、いずれにしても、いっとき、いろいろな公共事業で不調が相次いだというのは一方で事実であります。これはやはり、聞いてみると、人手不足に起因するものが大半だったということであります。  安倍総理は、今、四十七都道府県で有効求人...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  基本的には私も理解できる範囲内だと思いますけれども、国内における利用者の特にフェアユース、どういう部分がきちっとフェアユースとして認められるのかというところは、やはり我が国として今後はっきりさせていっていただかないといけないということもあわせ...全文を見る
○牧委員 東京一極集中を是正するという趣旨はよくわかりますが、なぜ京都なのかということは、ちょっと私には、にわかには理解できません。  著作権という、一つの知財の中でも大きな意味を持つものを扱っている文化庁ですから、もうちょっときちっと戦略的に考えていくべきだと思いますけれども...全文を見る
○牧委員 これ以上言っても、時間もございませんので申し上げませんが、ただ、私の意見として申し上げさせていただければ、今大臣がおっしゃったように非常に重要な役割を持っているわけで、知財戦略の中でのポジションというのがあるわけで、文化庁の仕事もいろいろあると思います。宗務もあれば、あ...全文を見る
○牧委員 今のお話は、私も全く同感であります。これをさらにきちっと進めていただければ、もっともっと研究者の皆さんが後顧の憂いなく研究に打ち込める、そういう環境がこれからもつくられていくというふうに確信をいたしておりますが、一つだけ申し上げておきたいのは、大学が持っている知財という...全文を見る
○牧委員 おっしゃるとおり、許諾料を求めている大学は、私の認識では一つもないと思います。ただ、これはやはり宝の持ち腐れで、一兆円以上の受験産業、これを……
○牧委員 はい。しっかりと認識する中で、大学にいかに還元されるかということをしっかり取り組んでいただきますようにお願いを申し上げて、質問を終わります。
10月26日第192回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○牧委員 おはようございます。よろしくお願いいたします。  まず冒頭、選挙の話じゃなくて恐縮なんですけれども、せっかく高市大臣がおいでになっておりますので、ここだけはちょっと聞いておきたいなということを質問させていただきたいと思います。  せんだっての靖国の秋の例大祭に大臣も...全文を見る
○牧委員 私が言いたいのは、では、どのような思いで参拝をされているのか、お聞かせをいただきたいと思います。
○牧委員 これ以上突っ込んでも意味がないのでお話ししませんけれども、今の大臣のおっしゃられた思いというのは、私、冒頭申し上げたように、ほとんどの国民が共有する思いだと思います。靖国に参拝しなくても、みんなが心の中に持っている思いだと思いますけれども、それをあえて参拝をするというこ...全文を見る
○牧委員 これは個人の価値観の問題ですから、これ以上、私も、このことについて、いいとか悪いとか論評するつもりもございませんし、お聞かせをいただければ結構でございますので。ありがとうございました。  もう一つお聞かせいただきたいのは、この靖国なんですが、昭和五十三年にA級戦犯が合...全文を見る
○牧委員 わかりました。  もう一点聞きたいんですけれども、せんだって、亀井静香先生が音頭をとられて、この靖国に賊軍の方たちも合祀されたらどうかという提案があり、多くの皆さんが、もちろん私もそうですが、署名をさせていただきました。  戊辰戦争の戦没者を合祀した東京招魂社が靖国...全文を見る
○牧委員 政府として関与する立場にないのはよくわかるんですが、個人としてどうでしょうか。
○牧委員 もうこれ以上、余りしつこく申し上げませんが、国務大臣としての立場であるので個人としての見解を差し控えるというお話をするのであれば、やはり靖国参拝そのものも、個人として参拝されたんでしょうけれども、国務大臣としての立場と個人としての立場、この辺の使い分けと今のお話の使い分...全文を見る
○牧委員 その仕組みについてはわかるんですが、また、このやり方についての公平性、公正性に別に疑問を持っているわけでもございませんが、私が申し上げたかったのは、もうちょっと、見たい人がいつでも見られるような仕組みですとか、そういったことを考えるべきじゃないかというふうに申し上げたわ...全文を見る
○牧委員 わかりました。確認しておいてよかったです。  それで、この政見放送というのを有効に使ってもらえば、お金のある候補者もない候補者も公平に選挙ができるという意味では、非常に意味があると思います。だからこそ、もっと有意義に政見放送をしてもらいたいなという気持ちで私は申し上げ...全文を見る
○牧委員 わかりました。  大臣、よく研究していただいて、せっかくやるのならもっと有効なものにしていただきたいということだけ申し添えておきたい。もし御意見があればお聞かせいただきたいと思います。
○牧委員 公選法上、インターネットにアップすることは問題ないということを確認させていただきましたが、放送事業者側の許諾が必要だというようなお話でありましたので、そこは特に許諾が要らない状況を確認できれば一番ありがたいなと思うんですが、いかがでしょうか。
○牧委員 ありがとうございます。これも確認させていただきましたので、有効に使わせていただきたいと思います。  さて、ここまでは選挙に出る者が公平公正に扱われる部分だと思うんですが、ちょっと目を転じて、テレビCM、政党のCMがございます。この各党のテレビの利用状況というのは多分ど...全文を見る
○牧委員 それでわかるんですが、放送法上も公選法上も、その枠内でやれば特に問題ないということだと思いますが、ただ、CMにはやはりそれなりのお金がかかります。  このお金のかかるテレビCMについて、結果、これは国民の税金である政党助成金もそこに入ってくるということになるわけでしょ...全文を見る
○牧委員 時間がありませんので次に進みます。  BPO、放送倫理・番組向上機構が、ことしの参議院選と都知事選を扱った報道番組について審議するという報道がなされておりますが、これは、ここにはBPOの方は出てこられないということをお聞かせいただいておりますが、総務省として、どのよう...全文を見る
○牧委員 これは、ある一定の期間までに何らかの結論が出るとか、そういう報告もあるんでしょうか。
○牧委員 特に、私も気になったんですけれども、都知事選、三候補が有力候補ということで、民放は特に、ほとんどの時間がこの三候補の報道に終始していた。ほかのバラエティー等も含めれば、圧倒的にその他の候補者というのは泡沫扱いだったと思うんですけれども、これはどういうところで線を引いて三...全文を見る
○牧委員 みずからの責任においてと言われてしまうと元も子もないというか、これ以上何にも申し上げることはできないんですけれども、やはり私はおかしいと思うんですね、この扱いというのが。  これをどこかで見ていて、おかしいものはおかしいという声を上げなければ、この泡沫扱いされた人たち...全文を見る
○牧委員 その辺、ちょっと認識が違うところが残念であります。これ以上申し上げません。  次に、衆議院選挙についてですが、一票の重みについて既に違憲判決があり、この判決に基づいて、さきの国会でも区割りの画定審議会設置法等の法改正がありました。これでその是正のための〇増十減というの...全文を見る
○牧委員 五月二十七日がデッドラインだということでございますけれども、今お話がありましたように、速報値に基づいて作業はもう既に開始をされ、くしくも本日確定値が発表されるということでございますので、本当に急いで、しっかりと作業を急いで進めていただきますようにお願いを申し上げ、早く済...全文を見る
○牧委員 それはもちろん総理の専権事項ですけれども、違憲状態の中で解散・総選挙をやることについてのお考えはどうかということをお聞かせいただきたいと思います。
○牧委員 これ以上聞きません。  では最後に、先ほど刑事局長からも参議院選の報告がございました。とりわけ十八歳選挙の最初の選挙だったわけですけれども、いろいろ検挙の件数ですとか警告の件数等の御報告がありましたが、十八歳、十九歳の方たちを対象にした調査の結果というのはあるんでしょ...全文を見る
○牧委員 なかったということですね。
○牧委員 それは大変よかったと思います。  今の公職選挙法はなかなか大人にもわかりづらい部分もあり、多分高校の先生もきちっと生徒さんに教え切れていない部分もあると思いますので、これはなかったというのは非常によかったと思うんですけれども、特にネットの利用ですとか、難しい部分がたく...全文を見る
○牧委員 時間が来たので終わります。ありがとうございました。
11月15日第192回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○牧委員 提出者を代表いたしまして、本起草案の趣旨及び内容について御説明申し上げます。  現行の公職選挙法においては、洋上投票が認められているのは船員のみであるため、船員ではない水産高校等の実習生については、洋上投票を行うことができません。このことにより、実習航海中に行われる国...全文を見る
○牧委員 御指摘の趣旨についてはよくわかります。  さきの通常国会において、洋上投票制度の対象となる船舶の範囲を拡大する旨の公職選挙法改正が成立したところでありますけれども、この改正案というのは、船員ではあるものの、それまでの洋上投票制度では対象外とされていた、いわゆる便宜置籍...全文を見る
11月25日第192回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
議事録を見る
○牧委員 おはようございます。  松野大臣には二度目の質問をさせていただきます。きょう、三十分という時間をいただいておりますが、質問の数がちょっと多いかもしれませんので、できるだけ簡潔に、端的にお答えいただければと思います。私も余計なことは申し上げないつもりでおりますので、よろ...全文を見る
○牧委員 財務省の意見も添えながらお答えいただきましたが、私、冒頭、端的にお答えいただきたいと言ったのは、やはり、ここ急激に任期つきの雇用がふえているというその実態を踏まえれば、これはゆゆしき事態だと一言おっしゃっていただければ足りたのではないかなというふうに思いますし、多分大臣...全文を見る
○牧委員 おおよそわかりましたが、まだまだ焼け石に水の感も拭えないなという感想でございます。  そこで、この間もちょっと触れたんですけれども、必ずしもこういう理化学分野の特許に限らず、大学には大学なりにほかの知財もあるんじゃないか、入試問題等々の編集著作権、これも十分生かされて...全文を見る
○牧委員 各大学ごとに十万から三十万というお話は妥当な数字だと思います。恐らく、原著作者も、そんなに権利を強引に求めるようなことは大学に対してはないだろうと思います。  ただ一方で、これを商売にして、年間一兆円産業とも言われる予備校、塾あるいは教材出版等々の人たちに対しては、ま...全文を見る
○牧委員 そこはきちっと促していただきたいと思います。  そして、もう一つは、最初の話に戻りますが、大学そのものが所有する編集著作権、入試問題そのものの著作権の処理についての質問をさせていただきたいと思うんです。  さっきちょっと触れましたように、いわゆる受験産業というんです...全文を見る
○牧委員 しっかり検討していただきたいと思います。  次に、これもやはりちょっと著作権にも絡む話かもしれませんけれども、デジタル教科書について質問させていただきたいと思います。  小中学校で使う教科書のデジタル化について検討してきた文科省有識者会議が、二〇二〇年度からの導入を...全文を見る
○牧委員 ということは、従前どおりの紙媒体の教科書というのはこれまでどおり無償のものとして教育現場で使われ、それと同時に、いわば、その一部を含む、そのコンテンツを含むデジタル教材ができるというような理解で多分いいんじゃないかなと思うんですけれども、そうなると、いろいろな課題がある...全文を見る
○牧委員 そこだけはしっかりしていただきたいと思います。地方の負担になるのか国の負担になるのかはともかくとして、これ以上の父兄への負担ということは避けていただかないと、これまででも、紙の教材だけでもそれなりの負担でありますし、就学援助を受けているお子さんもいるわけですから、その辺...全文を見る
○牧委員 しっかりやっていただきたいと思います。教員の指導力の足りないところを補ったり、あるいは、離島ですとか、そういうところの教育等々にも、私は、このICT環境を整備してこれを進めるということは有意義だと思いますので、ぜひしっかりと進めていただきたいと思います。よろしくお願いい...全文を見る
○牧委員 この道徳の教育がいじめの対策にもつながるというような大臣のメッセージも発信をされております。これも確かに意味のないことではないと思いますが、この道徳教育そのものが子供たちを社会の規範の中に無理やり押しつけるようなものであってはならないということ、そこをきちっと踏まえてや...全文を見る