牧義夫

まきよしお

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

牧義夫の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月20日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○牧委員 国民民主党の牧義夫と申します。  参考人のお三方におかれましては、本当に御多忙中、お出かけをいただきまして、貴重な御意見を賜りましたことに、私からも感謝を申し上げたいと思います。  私は大学では哲学を専攻しておりましたので、産業界からは一番必要とされない人間なのかも...全文を見る
○牧委員 ありがとうございました。  幾つもあったんですけれども、時間が余りないのではしょります。  今回の議論、これは給付型で、新しい制度の創設なわけですけれども、この間、貸与型の、特に有利子の人たちについての議論が置いてきぼりにならないかという懸念を私自身持っております。...全文を見る
○牧委員 ちょっと時間が中途半端になってしまいましたので、ここで終了させていただきたいと思います。ありがとうございました。
○牧委員 国民民主党の牧義夫でございます。  三名の参考人の先生方には、御多用の中お越しいただきまして、本当にありがとうございます。また、貴重な御意見を拝聴させていただきました。ありがとうございます。  早速質問に入らせていただきたいと思いますけれども、冒頭、永田先生から中教...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  三名の先生方の御趣旨には全く賛同するものですけれども、機能強化ということと経営基盤が強化されるということ、これは、ある部分はイコール、そうじゃない部分もあろうかと思います。  その中で、今、永田先生のお話の中に先生の貸し借りという表現もあっ...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  松尾先生にちょっとお聞きしたいんですけれども、今回、全国で初のケースということで、これがうまくいけば次へ次へとまた発展していくんだと思うんですけれども、御説明では、産学連携にかなり重点を置かれているなという印象を受けました。確かに、私も名古屋...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  冒頭、永田先生のお話にもありましたように、中教審の答申というのは今回の法改正につながっているというお話ですけれども、今の松尾先生のお話にもありましたように、これからまたいろいろなケースというものがあろうかと思います。そのとき、どんなケースをほ...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  自発的ということですけれども、中には、岐阜大学が名古屋大学に吸収されちゃうんじゃないかみたいな懸念をする声も、ちょっとちらっと聞こえたんですが、多分、松尾先生もそういうことに配慮されて、きょうも岐阜大学も一緒に来られているという発言があったん...全文を見る
○牧委員 時間になりましたので、終了いたします。  ありがとうございました。
03月22日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○牧委員 国民民主党の牧義夫でございます。  一昨日の参考人質疑に引き続いて、きょうは、大臣を中心に、この法案についての質疑をさせていただきたいと思います。  今回、修学支援とそれから学校教育法等の束ねということで、両法案一緒に審議をしているわけですけれども、まず、先ほど来、...全文を見る
○牧委員 今の大臣の御答弁はある意味正しいと思うんですけれども、少子化対策としては私は間違っていると思うんですよね。ソサエティー五・〇の到来ですとか、そういうことを見据えて子供をつくる親というのはまずいないと思います。国のために子供を産む親というのは、まあ戦時中だったらどうかわか...全文を見る
○牧委員 そこまではよく理解できます。  それでは、ちょっとお尋ねを申し上げますが、今回のこの立法の効果として、どれぐらいの出生率の向上というのを目指しているんでしょうか。あるいは、そういう見積りというのがあるんでしょうか。
○牧委員 今の御説明ですと、確たる根拠というのはなくて、これぐらい教育にお金がかかるという負担感があるから、そこを除去すれば気分的に違ってくるだろうということだと思うんですね。  ということであれば、これは立法化がなされて、すぐにその効果というのが出るかどうかはともかくとして、...全文を見る
○牧委員 ある程度の期待はできると思うんですけれども、今のお話を聞いていると、非常に大ざっぱなんですね。私も、もうちょっと緻密にいろいろなことを考えていただきたい、まあ当然考えていらっしゃるんでしょうけれども。  例えば四年制大学への進学率を見ると、最も低いところでいうと、鹿児...全文を見る
○牧委員 せっかくそこまで認識があるのであれば、双方が非大卒という御両親のところに対する対策というか、進学率を上げるためにはそういう施策がぜひ必要だと思うんですけれども、その辺について前向きに取り組んでいただけるでしょうか。
○牧委員 せっかく大臣にそういう御認識があるわけで、私も次に質問しようと思っていましたが、やはり今回、公金を使って、税金を使って、学ぶ若者たちを支援するわけで、一方では、若くして、未成年でもう社会に出て、働いて納税をする。  一方では税金を納め、一方では税金から給付を受けるとい...全文を見る
○牧委員 ぜひそこはしっかり取り組んでいただければと思います。  そしてもう一つ、先ほどの質問の中で、親の所得の本当にちょっとした違いによってその先が崖だというようなお話に対する説明の中で、大臣は、あらゆる国の機関が総合的にこれに取り組むと。厚労省のお話もありましたけれども、文...全文を見る
○牧委員 もちろん、税金が使われるわけですから、十分な議論の上にこういうものはこの先があろうかと思うんですけれども、少なくとも、先ほど来お話があるように、奨学金というその性格、本当に有利子というものが奨学金になじむのかどうなのかということも含めて、急いでその議論を進めていただきま...全文を見る
○牧委員 ちょっともう一度局長にお聞かせいただきたいんですけれども、細かい、重箱の隅をつつくようなお話で恐縮ですが、今、設置者とおっしゃいましたよね。これは私、あえて公立学校の中には法人化したところと県が直営のところとあるというふうに申し上げたのは、設置者が違うんじゃないんですか...全文を見る
○牧委員 わかりました。法人の設立者という理解でよろしいんですね、設置者じゃなくて。  では、次の質問に移りますが、今回、私学は特になんですが、給付型奨学金、機関としての承認が受けられる学校、これについては経営の基盤等がきちっと問われるわけですけれども、経営の基盤が問われるとい...全文を見る
○牧委員 これから先の少子化を見込んで、そして、さっき申し上げたように、現時点での、今の収支が、消費支出が帰属収入を上回っているという学校が大学で約四割、短大で五割という現状を見ると、これはこれから先、見通しが決して明るいとは言えないわけで、とりあえず今十校が対象外になりそうだけ...全文を見る
○牧委員 ちょっとよくわからない説明で、指導を強化して状況が改善するとはとても思えないんですね。それよりも、むしろ、これから受験をして給付型の奨学金を受けたいというお子さんたちに的確に情報を提供することの方が私は大事だと思います。  とりあえず、まず、うわさされる十校については...全文を見る
○牧委員 ついでながらですけれども、もうちょっと大所高所からのお話で、学部系統別に定員の充足率がいろいろ違ってきていると思います。  これから先の高等教育のあり方として、大きな観点から、学部系統別の定員充足率でいうと、ちょっと私が見た資料によると、極端に歯学部だけが充足率が低い...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  次に、奨学金の債権の回収についてお伺いをしたいと思うんですけれども、去年の臨時国会のときも、私、質問させていただきました。  分別の利益についての説明のないまま保証人から全額を徴収するというような事態があったというお話で、これはきちっと善処...全文を見る
○牧委員 今現在の回収の状況についても少し簡単に教えていただきたいんですけれども、公益財団法人の日本国際教育支援協会の機関保証があって、更に人的保証という形なわけですけれども、どういう段階で回収が成立しているのか、回収会社が取立てに行って回収している率がどれぐらいですとか、機関保...全文を見る
○牧委員 支援機構におかれては、少ない人材で頑張っておられるということはよくわかりました。また、返済する方たちも、もともと学業のためにお金を借りて、真面目に取り組んでいる人が多いわけですから、これは一般の消費者金融と比べたらかなりいい率だということも理解をできます。  ただ、こ...全文を見る
○牧委員 通り一遍の御回答で、ありがとうございます。  時間もございませんので、最後に、学校教育法に関連して、一点だけちょっとお聞かせいただきたいと思います。  今回、国立大学を中心に、私学も含めて連携をとっていくという中で、経営基盤の強化、ここはよく理解できます。ただ、大臣...全文を見る
○牧委員 あらゆる施策が講じられているという御説明ですが、私、個人的に思うのは、もう少し落ちついた環境で、身分の安定もそうですけれども、生活の安定が大事だと思います。目先の成果にとらわれず、じっくり腰を据えて研究する分野というのもあろうかと思いますので、そこもぜひよく考えていただ...全文を見る
04月10日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○牧委員 おはようございます。  法案の質疑に入る前に、ちょっと新聞記事で見た内容について、若干、先に質問させていただきたいと思います。  きのうの新聞なんですけれども、私大研究ブランディング事業について。  これは、当初、最長五年間の継続支援をするという計画だったはずです...全文を見る
○牧委員 この法案に直接関係ないと私は申し上げましたけれども、私立大学の基盤強化という意味では、非常に関係の深いものだと思います。  なぜ計画の途中で打ち切ったのか。先ほど東京医大の話も出ましたが、東京医大だけの話じゃなくて、この制度そのものを打ち切ってしまう理由についてお聞か...全文を見る
○牧委員 ちょっと今の大臣の答弁、解せないのは、教育の質の向上ですとか研究の向上そのものに資するという観点からこれを切ったという話です。  では、そもそもこのブランディング事業というのは、研究の内容等の向上にはつながらないけれども、ただ単にブランドイメージを上げるためだけの、文...全文を見る
○牧委員 いつまでも言っていてもしようがないんですけれども、ただ、ここで打ち切るということで、大学等は大変困惑しているという報道がございます。  ただ、今回のこの打切りに関しては、これは報道で知る限りですけれども、財務省から、ブランドイメージではなく教育、研究の質の向上に資する...全文を見る
○牧委員 その財務省の意見を文科省としては全面的に受け入れたという理解でよろしいんでしょうか。  そもそも、このブランディング事業の趣旨というのがあったはずです。そしてまた、このブランディング事業委員会も今回の決定については大変遺憾だというふうにおっしゃっておりますし、大学関係...全文を見る
○牧委員 今の大臣の御答弁を聞いておりますと、後はもう各大学の対応に任せる、一言で言うとそういう話で、実際に雇用が奪われる方もたくさんいらっしゃるわけですし、私はもうちょっときちっとした配慮が必要だと思います。そのことをとりあえず申し上げさせていただきたいと思いますし、国のそうい...全文を見る
○牧委員 最初の前段の部分は、何か取ってつけた修飾語だと思うんですね。私が端的にお答えくださいと言ったのは、まさに大臣が最後におっしゃった部分、少子化対策だというふうに聞き取れます。  これは、少子化対策ということであれば、この法律を通して、出生率というのは本当に上がるんでしょ...全文を見る
○牧委員 時間がありませんので、先に進みます。  修正案の趣旨について提案者にお聞きをしたいと思います。  提出者は、高等教育修学支援と少子化対策、今大臣から説明ありましたけれども、多分次元の異なる別物と捉えているというふうに思います。改めて、そういった観点から、財源の確保に...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。つまりは、高等教育無償化に向けて、更に対象範囲も今後広げていくという前提のお話だというふうに思います。  続いて提出者にお聞きをしたいんですけれども、新たに運用上の配慮に係る規定を追加した理由について、まずお聞かせください。
○牧委員 今、修正案提出者からお話があったように、これまでの各大学独自の取組というのがあるわけで、ちょっと手元の資料を見ると、例えば収入が七百十四万円以下というような基準のところさえあるわけで、さまざまございます。三百万円台のところもあれば、四百万円台、五百万円台というところがあ...全文を見る
○牧委員 ぜひ綿密に検討していただいて、漏れのないようにお願いをいたしたいというふうに思います。  次に、これまでの議論の中で、あくまでも政府案というのは低所得世帯向けという理解をさせていただいております。つまりは、社会権規約の高等教育の漸進的無償化の理念とは私は別物だという理...全文を見る
○牧委員 ありがとうございました。  私立学校の情報公開についてちょっと伺いたいと思うんですけれども、今回の改正の条文の中に、寄附行為、財産目録、収支計算、事業報告、貸借対照表、役員名簿、監査報告、役員報酬等の支給基準を、在学生その他利害関係者から請求があった場合、「正当な理由...全文を見る
○牧委員 学校経営の透明性をしっかり担保していただけるような仕組みにしていただけるようにお願いをいたしたいと思います。  時間がないので、最後に。  同じく、学校法人のガバナンスに関して、提出者に伺いますけれども、学校法人の理事長の選定及び解職を理事会の権限とした理由について...全文を見る
○牧委員 時間が来たので、終わります。  ありがとうございました。
○牧委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     大学等における修学の支援に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び関係者は、本法の施行に当たっては、次の事項について特段の配慮をすべき...全文を見る
○牧委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     学校教育法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び関係者は、本法の施行に当たっては、次の事項について特段の配慮をすべきであ...全文を見る
05月08日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○牧委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     法科大学院の教育と司法試験等との連携等に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び関係者は、本法の施行に当たって...全文を見る
05月09日第198回国会 衆議院 天皇陛下御即位に当たり賀詞起草委員会 第1号
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○牧委員 これより会議を開きます。  委員長が選任されるまで、年長者として私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○牧委員 ただいまの御法川信英君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○牧委員 御異議なしと認めます。よって、高市早苗君が委員長に御当選になりました。  委員長高市早苗君に本席を譲ります。     〔高市委員長、委員長席に着く〕
05月15日第198回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
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○牧委員 国民民主党の牧義夫でございます。  お聞き苦しいかもしれませんけれども、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  まず、文部科学行政についての一般質疑でございますけれども、冒頭、昨日の東京新聞朝刊一面に載っておりましたが、白須賀政務官が、昨年十月の就任からことし三...全文を見る
○牧委員 緊急事態への対応というのは当たり前の話で、そんなことはわかり切ったことなんです。  私が聞きたかったのは、その対応については、いろいろな判断というのは当然優秀な官僚の皆さんが一義的には判断をされているんでしょうけれども、ただし、形式的にやはりそういった政務の方が決裁を...全文を見る
○牧委員 わかりました。  ただ、いわゆる政務三役の中でも、最初に申し上げたように、原子力研究施設等を所管する立場の者として、今説明があったような緊急事態というのは、本当の意味で、場合によっては国家の存立にかかわるぐらいの大きな問題であるというケースが想定されるわけで、その職を...全文を見る
○牧委員 今の大臣の御答弁によりますと、新聞が問題提起しているそれには該当しないというふうに受けとめさせていただきました。一時間圏内であったという認識だということをおっしゃっていただいたわけで、これについては、またいろいろと細部、議論があろうかと思いますので、時間の都合でここまで...全文を見る
○牧委員 まあ、考え方に変わりはないということをあえて繰り返しおっしゃっていただかなきゃいけなかった。それぐらい、今回これは、削除されたということは一つの、私にとっては衝撃でもございました。  これは学校現場でも学習指導要領等において、今回の改訂学習指導要領においても、更にこの...全文を見る
○牧委員 そこら辺は、やはりきちっと、政府部内においてしっかり意思統一をしていただければというふうに、改めてお願いをしたいと思います。  新しい学習指導要領、二年前の文科省の教育課程課長のインタビューの記事もありますけれども、そこで課長がおっしゃっているのは、「教育基本法は、教...全文を見る
○牧委員 まだ検討段階だということで、一安心ではございますけれども、今の大臣の御説明で、二〇〇九年のときの状況と今がどのように変わったのかということがいま一つちょっとよく見えてこないわけで、例えばSNSを使ったいじめですとか、あるいはゲームに対する依存症ですとか、また不適切な動画...全文を見る
○牧委員 今大臣お聞きになったと思うんですけれども、実態調査は何もしていないんですよね。やはりこれは早急にしていただきたいと思いますし、大体、例えば小中学生の何人に一人がスマホを持っているのか。これは多少報道でもありますけれども、必ずしもみんなが持っているわけじゃないということだ...全文を見る
○牧委員 私も、教育現場におけるICTの活用というのは大いにこれからも進めていくべきだと思いますけれども、今の議論のスマホの持込みというのは、それとは全く次元を異にする話であって、生徒児童が個人的にこれを学校に持ち込むだけの話で、これを学校の教育に利用するわけでもございませんし、...全文を見る
○牧委員 よろしくお願いをいたしたいと思います。  新聞の見出しがスマホ容認と出ていたものですから、そのように誤解をしたことをおわび申し上げたいと思います。  次の議題に移りたいと思います。  この間の地方分権一括法で、学童保育の設置要件が緩和になりました。私は、これはそん...全文を見る
○牧委員 ぜひ本当に、質の向上はきちっと担保していただければと思いますし、もう一つは、時間がないのでもうはしょって申し上げますが、学童保育を充実していく上で一番障害になっているのが、地域によって違うんでしょうけれども、うちの地元なんかでいうと、やはり場所の確保なんですね。やはりこ...全文を見る
○牧委員 今大臣がおっしゃったのは大事なことだと思います。  実施主体が責任を負うということをもうちょっとしっかり広めていただかないと、現場の校長先生、教頭先生、何かその辺、面倒くさがるのかよくわかりませんけれども、学童に限らず、地域に開かれた学校というのをもっとつくっていただ...全文を見る
10月07日第200回国会 衆議院 議院運営委員会 第2号
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○牧委員 このたびの議長の発言について、それを原因としてここまで議会の進展が遅くなったことについては、大変遺憾に思います。  我々としては、これは看過できないお話であったためにここまで来たということを御理解いただきたいというふうに思います。  主権者である国民を代表する国権の...全文を見る
11月13日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○牧委員 立国社の牧義夫と申します。  大臣には初めて質問させていただきますので、改めて御就任おめでとうございます。  多分、大臣はもうお忘れになっていると思うんですけれども、私、大臣と最初にお会いしたのは多分三十年近く前じゃないかな。当時、私、鳩山邦夫代議士の秘書をしており...全文を見る
○牧委員 ちょっと今の表現でははっきりわかりかねるんですが、今の話の私の理解は、これは一旦ゼロベースという形に理解をさせていただきましたので、従前のこの民間試験、今まで検討されてきたことにこだわらずに検討を進めていただきますようにお願いをいたしたいと思います。  そしてもう一つ...全文を見る
○牧委員 円滑な実施に向けて万全が期されているのかどうかということに大変各方面から懸念の声が寄せられているわけで、そのことについてどう考えておられるのかという発言が私はなかったというふうに思います。  この準備の状況についてもお知らせいただきたい。一万人を対象に記述式を、これは...全文を見る
○牧委員 私、今お聞きした限りでは、これは必ずしも十分な事前の調査とは言いがたいというふうに思います。  今のお話ですと、いわば模擬採点ですよね。それでは、一万人、この受験をした人たちが自己採点をしたものと、模擬採点をしたものとの突合というか、その辺の合わせというのはこの調査で...全文を見る
○牧委員 いずれにしても、これは大変不十分だと私は言わざるを得ないと思います。  今、懸念の声が上がっているのは、自己採点が非常に難しいからこそ、大学受験校を選択することについてもいろいろ混乱が生じるんじゃないかというところが、まさに指摘をされている部分なので、せっかくこういう...全文を見る
○牧委員 やはり、まだまだ受け入れる側でも、いろいろな、さまざまな角度からの疑問点やらちゅうちょがあるということです。その辺のところもきちっとしていただいた上で、こういうものを導入していただきたいんですけれども。  ただ、お話によれば、二一年実施のテストから記述式が導入されると...全文を見る
○牧委員 ありがとうございます。  それだけ倍率が低くなってきたということは、同時に、質の低下ということも、あわせてこれは否定できないことだと思います。  今回のこの法改正が、こういったことを改善するためにどれぐらい資する話なのか、そこはちょっとよくわかりませんが、ここをまさ...全文を見る
○牧委員 労働法制上は労働者ということであれば、当然、その労働者の健康だとか生命を守るための労働基準法ですとか労働安全衛生法ですとか、こういった法規が適用されなければならないわけですけれども、それが適用されないという状況について、これはしようがないんだという思いなのかどうなのかと...全文を見る
○牧委員 その趣旨は理解しているつもりですが。  ちょっと、今大臣がおっしゃったような、教師がきちっと子供と向き合う時間をつくる、それは大事な話だと思います。そのために今回の給特法の改正があったんだと思うんですけれども、私は、そもそも、もっと根本から、この給特法そのものを根本か...全文を見る
○牧委員 今説明があったように、この法の制定当時とは、まさにさま変わりをしているわけです。  もう一つ、ちなみに、当時の実態を踏まえて調整額四%というお話だったんですけれども、このときに倣って今調整額を計算すると、どのぐらいが妥当なんですか、何%ぐらいが。
○牧委員 試算が難しいというお話ですが、ざっくり言うと、かなりかけ離れているということだけは言えると思います。  言い方をかえれば、これはお金が全てじゃないですよ、私が言いたいのは、勤務時間を減らすことが第一義であって、お金をよこせと言っている意味じゃないんですけれども、ただ、...全文を見る
○牧委員 しっかり伝える努力をしていただければ、もちろんそれはそう思うんですが、本当にそれが実効性を伴うのかどうかということについては、いまだなお私は疑問を持っておりますし、私が聞こうと思ったら、いみじくも大臣からもお話がありましたが、特に罰則は設けておりませんということで、私が...全文を見る
○牧委員 これは公務員だからということなんでしょうけれども、例えば私学ですとか国立大学の附属学校等であれば、これは労働基準法の対象になるわけですよね。これは実際に、例えば労基署が立入調査に入ったりとか、監督署がですね、そういった事例というのは結構あるんでしょうか、私学等で。
○牧委員 今回は公立学校の特措法の話ですが、私立学校等も文科省の所管ですから、日本の公教育を担っている学校については、知りませんじゃなくて、やはりきちっと実態の調査をしていただければというふうに思います。私も私学の関係者から、かなり過酷な労働環境だということも聞いておりますので、...全文を見る
○牧委員 そこはしっかりやっていただきたいと思います。  一年単位の変形労働時間制について伺いたいんですけれども、こちらも労基法と比較して恐縮ですが、労働基準法でいけば、これは労使協定に基づいてそういった休みのとり方が決まってくるというふうに理解をしておりますけれども、今回のこ...全文を見る
○牧委員 わかりました。必ずしも条例主義一辺倒ではなくて、いろいろな場面で、いろいろな人たちの、当事者の意見を踏まえつつという今のお話で理解をさせていただきました。ぜひともきちっとした、そういった手順だけは踏んでいただきたいとお願いを申し上げておきたいというふうに思います。  ...全文を見る
○牧委員 今のお話、具体的に一つ一つ精査していくべきだと思うんですけれども、文科省の方たちは、これじゃ十分でないという認識は多分お持ちだというふうに思います。私も、概算要求の一覧表を見て、何かちょっと寂しいなというふうに思った次第です。  スクールカウンセラーとかソーシャルワー...全文を見る
○牧委員 事実であると素直にお認めになったのは多としたいんですが、大臣がある席でこういうお話をされたのは、大臣の中ではこれはある種の武勇伝なんでしょうか。いかがですか。
○牧委員 私、若いころけんかをするのは別に構わないと思いますし、武勇伝は武勇伝でいいと思うんですが、大臣というお立場で、あえて他の学校の生徒とけんかしたという話じゃなくて、朝鮮高校の学生とけんかしたというと、何か今の、非常に戦後最悪と言われるこの日韓関係の中で、朝鮮学校って別に北...全文を見る
○牧委員 大変重い職責ですので、くれぐれも誤解を生ずるような発言は気をつけていただきますようにお願い申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
11月15日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○牧委員 私は、立憲民主・国民・社保・無所属フォーラムを代表して、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、反対の立場から討論を行います。  教員の勤務時間の長時間化が深刻となる中、教員が子供と向き合う時間を確保し、子供たちに...全文を見る
11月20日第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○牧委員 先週に引き続いて質問させていただきますが、あらかじめお断り申し上げておきたいのは、質問通告で一番目に通告させていただいた課題については、時間があったら後でさせていただくということで、二問目から入らせていただきたいと思います。  今の質疑を聞いておりまして、何か十月三十...全文を見る
○牧委員 それで、その制度の限界が、その問題が解消されるかどうかということが私は問題だというふうに思います。これから一年をめどに見直しということですけれども、今大臣が挙げられた問題点、列挙された問題点のほかに、まださまざま問題点があろうかと思います。  ここで一つ一つ聞いていく...全文を見る
○牧委員 今、いみじくも大臣が、これまでのさまざまな議論の経過について、よく知らない部分もある、そこら辺をきちっともう一度レビューしてというお話をされたわけですよね。  だからこそ我々は、まずこの場における議論の前提として、これまで共通テストを議論してきた検討・準備グループです...全文を見る
○牧委員 整い次第、一刻も早く出していただきたいということをお願いと、それと、大臣は、おおよそ、そのときのあらましというものは当然御存じの上でこの議論に立っているものだと思いますので、あえていろいろ聞かせていただきたいというふうに思います。  多分、いろいろな検討会議の中で、民...全文を見る
○牧委員 ちょっと私の質問に的確に答えていただいたとは思いませんけれども。  もう一つ。今、グローバル化とかグローバル人材とかというワードが頻繁に出てくるんですけれども、グローバル人材とは一体どんな人材なんでしょうか。
○牧委員 少々意地悪な質問だったかもしれませんけれども。  またちょっと前の話を蒸し返して大変恐縮なんですけれども、大臣が例の身の丈発言をしたときに、あいつ予備校通っていてずるいよねと同じというような表現をされました。大臣の考え方が、この程度の不公平というのは許容範囲というよう...全文を見る
○牧委員 そのように信じたいと思いますが、どうも、教育まで何か新自由主義化の傾向に傾いていくような気がしてどうしてもならないものですから、私はその辺のところは警鐘を鳴らしてまいりたいというふうに思います。  さて、共通テストへの懸念というのは、今の英語の民間試験だけじゃなくて、...全文を見る
○牧委員 適正な手続というお話ですけれども、多分、これだけの規模のものを引き受けるだけの能力というか力を持っているところがほかになかったということも同時に言えるのかなと思いますけれども、そういう発注先がなければこんなものはやらなきゃいいわけで、そういう懸念のあるところにそういう事...全文を見る
○牧委員 これはまだ、私、この質問をすることが決まって、いろいろちょこちょこ調べているだけでもこれだけ出てくるわけですから。これはまさに、例えば、個別指導というと一対一ですよね。教室で今度こういう試験出ますよなんて言ったらすぐに大問題になりますけれども、一対一の個別指導で、あなた...全文を見る
○牧委員 ありがとうございました。大臣の枕元にまた誰かあらわれることを御祈念申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。