桝屋敬悟

ますやけいご

比例代表(中国)選出
公明党
当選回数8回

桝屋敬悟の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第140回国会 衆議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○桝屋委員 引き続きまして、お疲れとは思いますが、関連質疑をさせていただきたいと思います。新進党の桝屋敬悟でございます。  私は、今回の彩福祉グループ、前回の、昨年の臨時国会でも十分いろいろな議論がなされたわけでありますから屋上屋を重ねたくはございませんが、しかしながら、やはり...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  さすがに厚生行政に精通をしておられる総理だなというふうに思いました。この制度を十分御存じでありますし、それからまた正当に評価しておられるということで、安心をしたわけであります。  お話がありましたように、この制度は、本当に私は、福祉需要が...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございました。  問題は、まさにこの制度そのものが悪いわけではなくして、これを悪用したやつが悪いわけでありますから、そういう意味では、制度の運用ということで、私は十分この制度の適正な運営を確保することができるんだろう、こういうふうに思っているわけであります...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  今御説明がありましたように、このスキームの中で、今の御説明では、一つは社会福祉法人、彩の社会福祉法人ですが、ここから補助金をいただいて施設整備をするわけでありますが、この工事請負、この発注の段階で、恣意的なと御説明がありましたように、ここで...全文を見る
○桝屋委員 まあ意見が別になるかもしれませんが、今の説明でも明らかなように、この工事請負契約がきちっとなされて、しかも丸投げなんというようなことが行われなければ、たとえこの法人に工事請負を受けた企業から指定寄附制度でお金が回っても、特には問題ありません、適正にやられていればこうい...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございました。今の十九件等はまた個別に私も研究をしてみたいというふうに思っております。  確かに運営面の業者については、御指摘のように、調査が大変煩雑になるということもあるのでありましょうが、私はそんな小さなぱらぱらとした話をしているのではなくて、大きい企...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございました。大体の施設の、当時の十一億という数字が出ましたから、大変な施設なんだなというふうに思うわけであります。  それで、その国庫補助を受けて整備された平成二年、三年の当該施設、これに対して指定寄附が行われているわけであります。指定寄附というのはかな...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございました。  以上で大体、私は今何をやっているかというと、審査というのはこうやってやるんだよということの検証をこの場でしているわけで、そんなことは厚生委員会でやれとおしかりを受けるかもしれませんが、ぜひ総理にもごらんになっていただきたい、こんな思いから...全文を見る
○桝屋委員 私も、見事な施設であるということで、現地へ行って概要を見させていただきました。本当に見事な施設であります。  地域でこの施設、法人がおつくりになって、地域の福祉関係者の方に資料を配付されておられる。その資料を見させていただきましたけれども、確かに大体数字は合っている...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  私の方も最近つくられた、施設を拡充された部分まで含めた全体の計画書を入手しておりまして、それとの違いがございますから、これはまたしっかり調査をしていただいて、厚生委員会等でしっかりと審議をしたいと思います。  私は、以上のような話をする中...全文を見る
○桝屋委員 時間がありませんから、今の大臣の議論はまた厚生委員会でやりたいと思います。  それで、お示しをいただいたこの元年から七年までの実績の資料、これはやはり私はつぶさにもっともっと検討しなければいかぬ。  それからもう一点、大臣、既に大蔵と共同されて全都道府県を通じて調...全文を見る
○桝屋委員 それからもう一点、これもこのデータの中に入っているのでありますが、これは平成八年十二月十四日の朝日新聞に出ました記事でございます。「兵庫県北部特養ホーム 建設会社、社長は理事長の妻」。要するにさっき僕が申し上げた請負企業として、その法人の請負企業として理事長の妻が入っ...全文を見る
02月19日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
議事録を見る
○桝屋委員 引き続き新進党から質疑をお願いを申し上げます。  私は、今の大臣と山本委員の議論を聞いておりまして、ぜひ引き続き私も介護保険等の議論に参加したいという思いに駆られているわけでありますが、本日私に与えられました使命は、何といいましてもあの特別養護老人ホーム等に係ります...全文を見る
○桝屋委員 私がお尋ねしたがったのは、だれが発信源なのかということをお聞きしたがったわけでありますが、私も、よもやそんな人がいるとは思っておりません。今局長から御説明がありましたように、実際にあの一連の事件を見てマスコミからそういう声が出たのかなと思っておりましたら、実際私どもも...全文を見る
○桝屋委員 ちょっと具体的な話になって恐縮なんですけれども、私は今はどうであるかつぷさに承知をしているわけではありませんが、一連の施設整備の事務にいたしましても、特に私も現場に行って感じたのですが、法人の認可あたりはもう現場におりてしまっている、県に皆任せているわけでありまして、...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。大体概要を伺いました。  最初に私申し上げたように、こうした彩のような問題はないにしろ、同じような傾向、危険性、そうした実態はないのか、こういうふうにお尋ねをいたしましたけれども、やはり、法人運営あるいは工事契約上の実務についても幾つかの問題点...全文を見る
○桝屋委員 まあ、お気持ちはわかります。将来へ向かってしっかりと改善策をというお気持ちはわかるわけでありますが、もう一回最初の話に戻りますが、ちょっと前までおたくの職員が、特養はもうかりまっせと、こう言われていたわけでありますから。ちょっと前であります。私は、そういう雰囲気が全国...全文を見る
○桝屋委員 今、実態調査をされた前提が、公表しないということを前提におやりになったということだから公表できないということなんでありましょうが、いやしくも社会福祉法人であります。本当に公益性を持った法人の実態でありますから、私は、公表することに何ら問題はないだろう。恐らく多くの法人...全文を見る
○桝屋委員 ジェイ・ダブリュー・エムについては既にもう有名な名前でありますから、ここへすべて悪を押しつけるという、そんなイメージがどうも伝わってきてしようがないのでありますが、ぜひ大臣、お願いを申し上げたいと思います。  前提条件で、調査のときには公表しないと。私も文書を見せて...全文を見る
○桝屋委員 御協力いただけるかどうか、全く理解ができないわけでありますが、時間がありませんから次へ参ります。  今の局長の話の中で、丸投げもそうでありますが、法人運営の実態、八%程度の法人において、これは数で二百ぐらいでございますが、理事会が形骸化している可能性があるというよう...全文を見る
○桝屋委員 今の埼玉の事例、一般指導監査に行ったけれども実態を把握できなかった、今の今日の問題は発見できなかった、私、ここが本当に不思議な気が現場に行けば行くほどするわけですね。恐らく私はぴんときただろうと思いますけれども。これは本人に聞いてみないからわからないのですが、一般の感...全文を見る
○桝屋委員 今まさに局長の――局長、ちょっと私の顔を見て聞いていただけますか。一番大事な部分なんでありまして。  指導監査は、今回議論になっているように、社会福祉の各制度、これは国の通知、要綱に至るまで、私は確かに性善説で成り立っていたというふうに思います。今までも幾つか不祥事...全文を見る
○桝屋委員 今大臣のお話をここでずっと聞いておりながら、前回の臨時国会で岡光さんを守られておられる大臣の姿がほうふつと思い出されたわけでありますけれども、大臣のお気持ちはわからないことはない。しかし、これからは、大臣、福祉もどんどんと民間を参入させて新しいシステムを考えなきゃいか...全文を見る
○桝屋委員 よろしくお願いいたします。  それで、さっき局長のお話で、私、何か頭をごまかされたような気になっているのですが、今、特養あたりはゴールドプランでどんどんできているでしょう。恐らく、年間二百から三百でしょう。これをさっき言われた施設整備の内容までチェックするということ...全文を見る
○桝屋委員 それともう一点。入り口部分、もちろんこれはやっていただきたい。ただ、私は、最後のフォローまできちっとやらなきゃいかぬということを今申し上げているわけでありますが、実際に現場の施設で、法人で施設を整備をしたときに一番プレッシャーになるのは、プレッシャーといいますか牽制に...全文を見る
○桝屋委員 これは、質問通告するときに、実態、数をお示しいただきたい、こうお願いしたのですが、数もちょっとよくわかりません、こういうお話でございますから、今の御回答のとおり、会計検査もどちらかというと運営費、措置費、それから、さっきの医師の人件費なんというのは、要するに、償還金の...全文を見る
○桝屋委員 この問題をやろうとしていつも時間がなくなるのでありますが、私は共募だけでやるのも難しいと思います。私は、これはやはり、施設整備全体を進める県というものをしっかりかませて全体を適正に運営するように、そんな体制をぜひ御検討いただきたい、お願いを申し上げたいと思います。 ...全文を見る
○桝屋委員 以上で終わります。ありがとうございました。
02月21日第140回国会 衆議院 労働委員会 第2号
議事録を見る
○桝屋委員 ただいまは、我が新進党労働・雇用政策担当の塩田大臣が、岡野大臣と労働行政各般にわたる幅広い議論をされておられるのを横で見ておりまして、時間も大幅になくなりましたので、私は現実の現場の問題に限って一点、二点、お尋ねを申し上げたいと思います。時間に限りがございますから、御...全文を見る
○桝屋委員 今後具体的な内容をお詰めになるようでございますが、ぜひきめ細かな対応をお願い申し上げたいと思います。  なお、当分の間という御説明でありまして、この当分の間という言葉は大変気になるのでありますが、私は、障害者にとりまして自動車の運転免許取得ということは極めて就労促進...全文を見る
○桝屋委員 今、給付件数、給付実績の御説明をいただきました。一応数字的にも落ちついたかなという気もするわけでございますが、なお今後の推移を見守る必要があろうかという気もいたします。もとより申請主義でございますから、もちろん本人の申請、請求という手続が必要ではございますが、給付漏れ...全文を見る
○桝屋委員 今の局長の御答弁はおおむね理解をいたしますが、ちょっと確認をさせてください。  今局長はこう言われましたね。例えば、一級の九号で認定されている人は、これは随時、原則随時です、こういうお答えがありましたけれども、そういうふうに機械的に認定をされているわけではないのじゃ...全文を見る
○桝屋委員 この問題を飛ばしてもう次へ行きたいのでありますが、大変気になる御答弁で、もう一回確認させてください。  一級九号は原則随時というお考えですか。私は、認定基準を見ますと、障害だけでいきますと、一級の三号以外の方については原則全部随時ということではなくて、その一級三号と...全文を見る
○桝屋委員 時間もありませんから、こればかりやっておられませんが、ではもう一点確認ですが、一級九号はわかりました、お考えは。  あと、併合、準用というような方については、これはどうですか。同じ回答ですか。
○桝屋委員 大変に今の御回答は気になる部分でありますが、きょうは時間に限りがありますから、次に行きたいと思います。  それで、何が問題かといいますと、これは労働省の現場の方も私は十分御承知のことではないかと思うのですが、今まで被災労働者で傷病・障害年金を受けている方で、あるいは...全文を見る
○桝屋委員 三十件というのは、今ちょっと聞き漏らしましたけれども、いつの時点でございましょうか。
○桝屋委員 三十件、たかだか三十件だというお考えかどうかでありますが、先ほどの一番最初の、給付件数が全国で約三千件ぐらいだという御説明がございました。その中で三十件でございますから、私は、かなり多くの方がこの認定に対して疑問を持っておられる、あるいはお悩みを持つておられて、審査請...全文を見る
○桝屋委員 実際に現場で審査請求が出ておる具体的な事例を申し上げますと、まさにさっき一番最初に議論になりました一級九号で私は常時だ、こう御主張されておられる方々、私の手元にも幾つかの審査請求の写し等、あるいは実際の御本人の生活状況等もいただいております。  この方は一級三十号で...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  今のような私の事例を申し上げましたけれども、脊髄損傷者等の実態に即して総合的にという御説明でありましたけれども、私は、実際の現場で認定の実務をいろいろ伺いました。さらにはこの診断書の内容も見させていただきました。  けれども、今申し上げた...全文を見る
○桝屋委員 まだ着任をされたばかりだというお話でございますが、ぜひこの部分、先ほど三十件という話がありましたけれども、数が少ないという認識を持っていただいては困るわけでありまして、本当にマイナーな方々の、数の少ない方々の切実な声だということをどうか御認識をいただいて、一日も早くお...全文を見る
03月18日第140回国会 衆議院 本会議 第18号
議事録を見る
○桝屋敬悟君 私は、ただいま議題となりました臓器の移植に関する法律案について、提出者に質問をいたします。  現在、心臓や肝臓などの病気のため、移植でなければ余命幾ばくもない多くの患者さんは、移植を受けられる日が一日も早く来ることを祈っており、医学界の側でも、移植医療の実施に向け...全文を見る
03月19日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
議事録を見る
○桝屋委員 山本孝史先生に続きまして、新進党の国会議員として質問をさせていただきます。  実は私は、前国会廃案になりました法案の提案議員でありました。残念ながら今回は外れたわけでありまして、そういう意味では、提案された議員の方々は本当に御苦労さまであると申し上げたいと思います。...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。私も、もし用意できるのであれば、対案を一日も早く出していただきたいな、こう思っている一人でございます。  もう一つは、私も、一日も早くこの法案は成立を期すべきである、このように思っているわけでありますが、たとえ法案ができたとしても、先ほどから議...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  今、私見と申されて若干の本音を、実はもっと本音がおありじゃないのかという気もするわけでありますが、しかし、いずれにしても我が国にはそういう歴史といいますか、経緯が残念ながらないという認識でございます。  したがって、今最後の方におっしゃっ...全文を見る
○桝屋委員 私は、ここまである意味では世界で取り残されている、おくれている我が国の移植医療でありまして、さらには、諸外国では脳死を規定する法律がないまま移植が行われている、こういう実態もあるわけでありますから、法律なしで移植医療が行われていくということも我が国の一つの選択肢じゃな...全文を見る
○桝屋委員 いわゆる法治国家、それから、実際やると今のように第三者からの告発がある、こういう観点も一つは理解ができます。その議論ものけて、今の我が国の医療界、移植学会等も含めて、現実に法律がなくてもやろうと思えば実際に私はやれるのではないかという気がするのですが、しかし逆に、やろ...全文を見る
○桝屋委員 わかります。先ほども申し上げたように、私は、廃案になったときに、これはまさに一つの結果だろうという認識をしまして、これから法律がなくても取り組みが進められるのではないか、また、それぐらい医療界でもそういう取り組みがあっていいのではないか、こうも思ったわけであります。し...全文を見る
○桝屋委員 世界的な動向を見ても、我が国はもうこれ以上今のような状況を続けていくことは好ましくないだろうというふうに私は思っているわけであります。  そこで、先ほど山本孝史先生の議論もずっと横で聞いておりましてつくづく感じていることでありますが、脳死を人の死として今回の法律はで...全文を見る
○桝屋委員 今、矢上先生がおっしゃった中で、私は、最初に申し上げましたけれども、医療の世界にいた人間ではありませんから、正直に申し上げて、我が国の移植医療がこれほどおくれてきている、世界の中で日本みたいな国は日本だけであります。この状況の責任の多くは、やはり第一義的には医療界にあ...全文を見る
○桝屋委員 きのうの本会議で、ずっと議員席でやりとりを聞いておりまして、いろいろなやじが飛んでおりましたけれども、いみじくも脳死を人の死とするかしないかというようなことで、やじの中には大変おもしろいやじもありまして、脳死を人の死としないというのであれば、もちろん、生きている人から...全文を見る
○桝屋委員 竹内基準の中で補助検査と言われているような、特に今の聴性脳幹反応、国民に合意を与えるためのコンセンサスづくりのために極めて有益な方法だ、こういうお話もありまして、ぜひそういう意味では、これは政省令の部分になると思いますから、法律さえ通せばいいということではなくして、最...全文を見る
○桝屋委員 どれだけ時間がこれからあるかもわかりませんが、時間の許す限りしっかりと審議をしたい、そんな決意を申し上げて、終わりたいと思います。  ありがとうございました。
○桝屋委員 今、備前の市長さんお答えになりましたので、重ねて三点ほど。  具体的になろうかと思いますが、先ほど話もありましたように、介護保険がもし導入されればということでお答えいただきたいのですが、例の見舞金等の単独事業、どのようにされるのかお伺いしたい、今は決まっていないかも...全文を見る
04月02日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
議事録を見る
○桝屋委員 引き続き介護保険の質疑をさせていただきます。  介護保険の話に入ります前に、二点ほど、それ以外の問題で非常に重要なことがございますので議題にさせていただこう、このように考えております。  最初が例の彩福祉グループ等の問題で、かねてから厚生省内部におかれまして施設整...全文を見る
○桝屋委員 今事業団が調査をされておられるということでありますが、また調査結果が明らかになりましたら、ぜひ御報告をいただきたいと思うわけであります。  社会福祉・医療事業団、当然ながら理事長は厚生省のOBの方が行かれるというようなこともあろうと思いますし、密接に厚生行政とかかわ...全文を見る
○桝屋委員 わかりました。  いずれにしても、若年障害者は基本的に介護保険の世界には入りませんよということですね。六十五歳になればその時点から介護保険、あるいはさっき言われた特定疾病、加齢を要件とする疾病であればその時点からということだろうと思います。  それで、例えば四十歳...全文を見る
○桝屋委員 そうしますと、確認をいたしますと、四十を過ぎて具体的に障害者福祉施策とそれから公的介護保険、両方受けられる可能性がある方については、当然ながら介護という部分については介護保険の用意する介護給付、これがまず優先ですよ。当然ながら障害者施策というのはもっといろいろな多様な...全文を見る
○桝屋委員 さて、そこでもう一点確認をしたいのですが、適用除外は身体障害者療護施設等ということになっていると思うのですが、適用除外はどこまでお考えになっているのか。一番広い幅はどこまであるのか、御説明いただきたいと思います。
○桝屋委員 この二つ、検討を進めるといったって、今もう施設はたくさんあって、ほとんどある施設はわかるわけですから、端的に重心の施設と療護施設は適用除外ということですね、現在のところは。  それで、一つ確認したいのは、そういう適用除外を受けておられる方が、例えば四十からその施設へ...全文を見る
○桝屋委員 わかりました。そこは明確にないというふうに理解をさせていただきたいと思います。  それから、あと適用除外はいわゆる施設入所の方に限られていますが、これは自民党の安倍晋三先生も質疑をされておりました。ただ、安倍先生の質疑では具体的なやりとりまでいっていないものですから...全文を見る
○桝屋委員 在宅の障害者で適用除外になるケースはないというふうに考えていいですね。わかりました。  そうしますと、あと問題なのは、もうちょっと後からも議論をしたいと思うのですが、理論的な整理をこの際させていただきたいと思うのですが、今回の政府案、介護保険法の法案をお出しになった...全文を見る
○桝屋委員 これは私も耳にたこができるほど伺った今回の政府案の説明でございます。若年障害者は、基本的には障害者福祉というものは公的な責任においてやってもらいたいという要望が強い、これが一点。それから二点目が、障害者福祉施策の実施体制が市町村で一元化されていないという問題。そして三...全文を見る
○桝屋委員 お二人の御答弁も、二人とももうよくわからないのでありますが、一つは、今回は介護保険で若年障害者は別の形にします、障害者プランでやりましょう、将来はこれは附則でまた考えるということですな。方向性はそれはやってみなければわかりませんということ。それから、今の二点目の市町村...全文を見る
○桝屋委員 江利用さんのお話を聞いていると、じゃ、公費で介護保険も一緒にやった方がいいのではないかという気持ちにもなるわけでありますが、いずれにしても私は、理論的に介護という部分では、もちろん障害者の福祉施策については、単なる介護という部分だけではなくして、社会参加や職業あるいは...全文を見る
○桝屋委員 ですから、そういう答弁じゃないんですよ。それを聞いたのではないのであります。おわかりになってお答えになっているんだろうと思うのですが、私が聞きたいのは、これは単純な比較はなかなか難しいと思いますが、今一番新しい老人保健福祉マップ、七年度ですから六年度実績、多分七年度の...全文を見る
○桝屋委員 正直に言ってください。お答えできませんというならできませんで結構ですから。  何で私がこんなことにこだわっているかといいますと、やはり在宅の障害者は、大臣も聞いてもらいたいのですが、介護保険でしっかりお年寄りの介護はどんどんいっている。片方では、障害者プランで若年障...全文を見る
○桝屋委員 篠崎部長さん、一つは部長さんが説明員ということもあって、本当に何で説明員なんだろうなと思ったりしておるのです。もちろん数に限りがあるのでいたし方ないかもしれませんが、機構改革されて新しい部ができたという。私は大変大事な部だろうと思いますし、介護保険の議論の中で、ゴール...全文を見る
○桝屋委員 いま一歩大臣にお聞きしたいんですが、大臣は何でも思い切って御発言をされる方でありますから。私は、さっきの議論の中で、障害者の介護とお年寄りの介護、これは将来一体化するべきだと理論的に思っているわけでありますが、大臣の御見解のように、まあ声を聞いて、様子を見てということ...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  障害者の団体も、このたびは別でいい、ただ、将来は一体化していただけるんだろう、いわゆる介護という部分では一体化していただけるんだろうという要望がある。これはもう大臣も恐らく御認識だと思いますが、そのことも報告をさせていただきたいと思います。...全文を見る
○桝屋委員 現場の切実な声をどこまで御理解いただいているか、大変不安であります。  と申しますのは、今私が申し上げた医療と福祉の連携という部分、確かに今部長さんおっしゃったように、現場でしっかりとした取り組みをされておるということも事実でありますが、問題は、障害者の場合は、この...全文を見る
○桝屋委員 知的障害、精神障害もいろいろな制度があるという御説明ではありましたが、私は実感として、今、お年寄りの介護ということで老人介護の中で検討されているようなそこまでの部分に、知的障害や精神障害の介護というのは残念ながらいっていないのじゃないかという気がいたします。確かに、介...全文を見る
○桝屋委員 今の政府案では絶対に工夫に限界があると私は思っておりまして、私どものバウチャー、また次の機会にぜひ御説明もし、御理解も賜りたいと思っておりまして、しっかりこの部分は次の審議にさせていただきたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
04月02日第140回国会 衆議院 労働委員会 第6号
議事録を見る
○桝屋委員 午前中の塩田先生の後を引き続き、障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案、審議をさせていただきます。  最初に、いつも申し上げていることでございますが、きょうは説明員で厚生省からもおいでいただきました。障害者の用語につきまして御要望を申し上げたいと思い...全文を見る
○桝屋委員 ぜひお願いを申し上げたいと思います。精神薄弱と表現する間はまだいいのですけれども、短縮しまして精薄、身障、精薄という、特に職安の現場で障害者担当の雇用担当者がいらっしゃると思うのですが、今の人どうかなと内部で検討するときに、あれは精薄のAさんよとか、こういう表現になる...全文を見る
○桝屋委員 そうしますと、今後、前回が平成三年ですか、五年ごとに見直しということでございまして、五年ごとというと八年ですか、九年ですか。それで、実際いつからどうなるのか、具体的な日程もお教えいただきたいと思います。
○桝屋委員 十年という見通してございますが、前回が平成三年、八年、そうすると、十年にやると、その次は十五年ですか、それとも八年からスタートなのですか、その次の五年というのは。うまらない話ですが、後世のために確認をさせていただきます。
○桝屋委員 私は十年に見直しをして、十年から施行でへまた十五年かなと思っておりましたけれども、十三年でもう一回見直しをする、こういうことですね。ありがとうございます。  さて、この法律なんですが、今回は知的障害、精神薄弱者の方を法定雇用率に入れる、こういう作業でありまして、かね...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  我が国全体として、マクロの話でございますが、障害者の中でどのくらいの人に働いていただける環境をつくるか、そんな議論はなかなか難しいとは思います。今大臣の方から、少なくとも求職をされている方々、求職活動をされておられる方々は何とか円滑に就業の...全文を見る
○桝屋委員 わかりました。  一般雇用者以外のいろいろな形があるということで、そうしますと、七十万という数は大変多い数であります。我が国の在宅の身体障害者の方が大体二百七十万ぐらいとお聞きしておりますが、七十万という数字は、まさにここに二九%で出ているわけでありますから、三割ぐ...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。大体理解ができました。  先ほど、身体障害の世界は三割ぐらいじゃないかという話を申し上げたのですが、知的障害、精神薄弱者は、私の理解では在宅の精神薄弱者は約十七万人ぐらいではないかなというふうに理解をしているわけであります。  この大臣の平成...全文を見る
○桝屋委員 わかりました。  かなりの数字としてダブルカウント、重度の方も雇用しておられるという、これは当然、ダブルカウントするということは雇用を促進するという観点でありましょうから、そこは評価するべきなのかなというふうに感じます。  もう一点、最初の話に戻りますが、さきの大...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございました。  大体全体像が私なりに把握できたわけであります。法定雇用率という世界は、確かに大きな成果を上げてまいりましたけれども、今御説明いたがきましたように、実態としては、身体障害者で半分ぐらいの方、あるいは知的障害では七割ぐらいの方がやはり六十三人...全文を見る
○桝屋委員 六十三人未満の企業については、おっしゃるように、納付金を財源にした報奨金でありますとかいろいろのシステムはあるのだ、こういうことでございます。そこは理解をいたしました。その上でそういう六十三人未満のところについては、恐らく雇用率も日本全体として見ると非常にいいのだろう...全文を見る
○桝屋委員 中長期的という言葉で、さっきいろいろばっと言われたものは検討されているやに理解をしたわけでありますが、しかし、三百人以下は徴収しないというこの暫定措置、これは本則ではないですね。暫定措置ですね。  それで、実際に三百人と三百一人を比較すると、三百人と三百一で差がある...全文を見る
○桝屋委員 総務庁の勧告を聞きおいておるということなのかどうか、そこから先は余り言えないのかもしれませんが、今の景気ということだけで片づけずに、引き続き御検討はぜひお願いを申し上げたいというふうに私は思うわけであります。  さて、あとこれも現場で伺いました。特に今回は知的障害者...全文を見る
○桝屋委員 極めてよくわからない話になってまいりまして、具体的に今のお話を何点か確認させてもらいたいのですが、一つは、今一番最後に話がありました、納付金財政は厳しくなってきておる、単年度で見ると赤というふうに理解していいのですか。実際に、ちょっと数字でもって、どの程度納付金が入っ...全文を見る
○桝屋委員 先ほど御説明があったように、当然ながら、障害者雇用が進めば納付金の収入は少なくなるという構造があろうと思います。したがって、この納付金財政というのは確かに悩ましい微妙な問題を持っていると思うのですが、今の話では、七年度実績で見ると納付金収入が二百二十七億、それに比べて...全文を見る
○桝屋委員 であるならば、当然ながら、ここで将来の財政見通しということが出てくるわけでありますが、ここがまさに今回の法改正に絡む部分、法定雇用率を上げれば収入もふえるのじゃないかということがあるのかもしれません。したがって、法定雇用率の検討というのは極めて大事な部分でありまして、...全文を見る
○桝屋委員 よくわかりました。  これはあえてもう一回入念に言う必要はないのかもしれませんが、制度の趣旨に十分適応した支出になっていたかどうか、もっと言えばもう障害者さえいればみんな出していた、こういうことがあるのかもしれません。したがって適正化を図ったということかもしれません...全文を見る
○桝屋委員 今の方向、検討の方向性でありますが、私もぜひそういう方向で整理されるべきだろう、こういうふうに思います。今、最後の方で言われました、現場で利用しやすいように、あるいは効き目のいく、効果のある、そういう制度にぜひ整理される必要があるのではないかというふうに私は思います。...全文を見る
○桝屋委員 これがどういうルートで支給されるのか、まだつまびらかにしておりませんが、私は、ここで労働省とやるときにいつも思うのでありますが、ここの回答はそれで納得しますけれども、どうか中間で、現場で御確認を、モデル的にどこか点検をしてみていただきたいなという声を現に聞きましたので...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  それでは次に、特定求職者雇用開発助成金と障害者の雇用期間について議論をさせていただきたいと思います。  職業安定所におかれましては、鋭意障害者雇用の取り組みをいただいておりまして、職安の紹介を受けて就業するという方は随分いらっしゃいますが...全文を見る
○桝屋委員 どのぐらいいっておるかデータがないということであります。山口県の事例でもなかなかデータがなかったようでありますからやむを得ないのでありますが、さっき雇用期間の平均が十年とかあるいは七年というお話がありましたけれども、そうすると、大体分布は出るのじゃないですか、一年以内...全文を見る
○桝屋委員 わかりました。  私危惧をいたしますのは、今申し上げたように、助成期間が終わって、いろいろな制度だけ利用して解雇されるというようなことがあってはならぬな。制度を悪用するような事例はないと思うのですけれども、しかし、制度の悪用なんかまだいい方でありまして、大臣が首を振...全文を見る
○桝屋委員 人の配置でありますから、ぜひ私は、与えられた環境の中で、より向いた方をお願い申し上げたいと思うのであります。  福祉の心というものを理解される方と理解がなかなかしにくい方とタイプがあるわけでありまして、それが証拠に、あの職安は行きやすいという声と、あの職安はなかなか...全文を見る
○桝屋委員 おっしゃるとおりでありまして、今の職業センターの生活支援パートナーと職場の技術支援パートナー、この両方の努力が相まっていけばいいのですが、相またぬのです。なかなか人間というのは別だと大変でありまして、しかも職域を開発するという部分ですから、私は、相まっているところは相...全文を見る
○桝屋委員 もう一点、厚生省に確認します。  恐らく厚生省の世界でも、障害者プランができて、人口三十万規模ぐらいで障害者の戦略を考えようということが多分あるだろうと思うのですが、そうしますと、これは身体障害と精神薄弱で違うのかもしれません、四百ぐらいの圏域になると思うのですが、...全文を見る
○桝屋委員 大臣、大分お疲れのようでございまして、ただ、大臣にかわりまして今厚生省に私お願いをしているわけでありまして、そのことをぜひ御認識をいただきたいと思います。  大臣、余り関心がないようでありますが、この障害者の職業センターとそれから通勤寮、極めてこの連携は大事、福祉の...全文を見る
○桝屋委員 ぜひよろしくお願いを申し上げたいと思います。  あわせて、中央においてそういう関係ができれば、地方においても、やはり県なりあるいは市町村においても、労働サイドそして福祉サイドの連携がよくなるわけでありまして、連絡会議等も積極的にやっていこう、こういうお話も伺っており...全文を見る
04月16日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第17号
議事録を見る
○桝屋委員 大変にお疲れのこととは存じますが、引き続き、医療保険制度、健康保険法等の一部を改正する法律案について質疑をさせていただきたいと思います。  先ほど同僚の大口議員の方から何点か議論があったことをなぞりながら、さらに議論を深めさせていただきたい、このように思っております...全文を見る
○桝屋委員 まだよくわからぬのですが、そもそも、政管健保だけで結構なんですが、政管健保は、給付費に対する国庫補助割合が法律で恐らく決まっているのだろうと思います。これは私も確認をいたしました。これは負担ではなくて補助ですね。この補助、先ほど千分の百六十四が百三十になったという、こ...全文を見る
○桝屋委員 そうしますと、特別法では繰り延べたそのお金については、さっき御説明がありましたけれども、いつまでに入れるとか、期限等はないわけですね。要するに、国の財政あるいは健保財政の状況等を勘案して予算の範囲の中で行う、こういうふうに理解をしてよろしいのですか。
○桝屋委員 ここが、私は性格としてよくわからないし、国民もよくわからないだろうと思うのですね。大体、人からお金を借りるときは、一筆とって、いつまでに返しますという必ず念書ぐらい書いてやるわけでありますが、それは今の特例法の話を聞いて私も理解をしたわけでありますが、それはあくまでも...全文を見る
○桝屋委員 よくわかりました。一兆四千億の話は、政管健保の立場に立つと余りしない方がいいかなという気もいたしまして、よく理解をした上でちょっと横へ置いて、それで、先ほどの五千五百九十六億円の話なんですが、これは、この前からこの委員会に丹呉主計官にもおいでいただいて、誠意を持ってど...全文を見る
○桝屋委員 複雑な気持ちで、今大臣のお話を聞いておりました。平成八年度第一次補正千五百四十三億は、大臣は誠心誠意本来の趣旨に立ち返って要求をしていくというお話でもございましたけれども、いみじくもこの千五百四十三億の動きを見ますと、平成八年十一月二十七日の医保審の建議書、「現下の国...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。乱暴な質問で大変恐縮でございました。しかしながら、数字をお示しいただきました、十年前が大体八千万ぐらいですか、今が一億一千万ぐらいですか、トータルで見まして三〇%ぐらい伸びている、当然ながら国民所得も伸びているわけでありますから、この伸びをどう見...全文を見る
○桝屋委員 平成二年が二十九万六千人、平成五年が二十七万六千人、二万人減ったということですか。したがって、一割まではいかないが、着実に二年から五年に至る経過としては減っておる、こういうことですね。  これは、この数字を聞いて私も安心をいたしましたけれども、せっかくゴールドプラン...全文を見る
○桝屋委員 ことし、できるだけ早い機会にということでありますから、我が新進党も、いつ案を提示いただいても議論ができるようにしっかりと準備をしてまいりたい、このように思うわけであります。  さてそこで、先ほども申し上げた高コスト構造の中で、一つ、薬剤の問題は先ほどから随分議論が出...全文を見る
○桝屋委員 これはなかなか国際比較というのは難しいと思うのですけれども、我が国の多剤投与と高薬価、この二つだろう、こういうお話もあったわけでありますが、多剤投与というのは、これは本当に薬の使用量が多いという検証というのはされているのですか。これは国際比較の数字が、私もいろいろ見さ...全文を見る
○桝屋委員 いずれにしても、我が国の薬剤比率は極めて高い。ただ、私は、もう一度、国際比較をもっとしっかりしてみる必要があるのではないかと。  既に厚生省におかれても御認識だと思いますが、既に厚生白書等に載っておりますデータもあるようでありまして、我が国はむしろ、使用量が多いとい...全文を見る
○桝屋委員 今の高木局長の御説明を聞きながら、きのうの新聞ですか、この委員会とは別のところでまたこの部分がしっかり与党の中で議論されているようでありまして、その中で、一日一種類十五円というこの政府案に対して、薬剤費が二百五円以上の場合は五十円を患者から徴収するとした案もある、これ...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  非常に答えにくい質問で恐縮であったわけでありますが、しかし、いずれにしても、今回の高薬剤費対策、多剤投与とそれから高薬価へのシフト、確かにこの二つの要因があるわけでありますから、改革の第一歩、特に患者負担をお願いをするということであるのであ...全文を見る
○桝屋委員 もう一点だけ。お答えしにくいかもしれませんが、先ほどの二百五円以上は五十円という、これはマスコミの記事に出ておったのですが、この場合は、例のお年寄りの実効負担率五・五%が八・八%になるという話も伺いましたが、この二百五円で五十円という場合はどれぐらいの経済効果になるの...全文を見る
○桝屋委員 それは、なかなかお答えできないと思います。今後また議論の中でお尋ねをしたいと思います。  いずれにしても、今回、多くの国民は今のような厳しい健保財政の中で、負担というものは多くの方がある意味では覚悟しておられるわけでありますが、しかし、片や消費税の引き上げ、そして介...全文を見る
04月30日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第22号
議事録を見る
○桝屋委員 引き続き質疑をさせていただきます。  大臣を初め、皆さん大変お疲れだろうと思います。先ほど廊下で伺いましたら、本日、国会で委員会をやっているのは当委員会だけのようでございまして、委員長初め、我が党の理事さん方の積極的な姿勢に心から感謝しつつ、質疑をさせていただきたい...全文を見る
○桝屋委員 医療保険構造改革審議会、ここで、今の話を聞きますと、大臣がこの委員会で盛んに言われている、ともかくこの法案を通して、そして厚生省としての案をつくる、その案をこの審議会にかけて審議を図る、こういうことで理解をしてよろしいのですか。
○桝屋委員 そうしましたら、中医協は当然残るわけですね。それで、一番の問題は、この診療報酬をどうするかという、まさに金目の問題が一番大きいのだろうと私は思うのですが、これは大丈夫なんでしょうかね。一つの構造改革案ができる。恐らく、薬価の問題なんかでも、大きな構造改革ということで案...全文を見る
○桝屋委員 ここで大臣からやってみないとわからないと言われると、今までずっと厚生委員会で聞いてきた話、大臣の確かな決意というのは我々も感じているわけでありますが、ここで、やってみないとわからないと言われると甚だ心配になるわけであります。  今回の医療保険制度の改正、改革の第一歩...全文を見る
○桝屋委員 私は、大臣の今の御決意というのはこの委員会でも何度も聞きまして理解をしておりますが、お願いを申し上げたいのは、各党いろいろな意見が出たという、そういうことで、逆に言いますと、それこそ連立政権では何もできないということかも、そういうことにもなるわけでありまして、私が申し...全文を見る
○桝屋委員 変わらないというふうに理解をしてよろしいですね。ありがとうございます。  そういたしますと、当然ながら、患者負担がふえる部分は公費医療として今後も公費助成の対象としていくということだろうと思います。そういたしますと、当然ながら国の予算も増額を見込まれているのだろうと...全文を見る
○桝屋委員 結核は五億、精神が六十二億、更生医療が三十六億、育成医療が〇・一億、それから特定疾患等が三十億、小慢が三億、これを足しますと二百十億ですか。二百十億になりますかね。
○桝屋委員 ありがとうございました。  それで、もう一点確認ですが、これは国費ベースでしょうか。例えば、地方まで入れた公費助成枠全体ではどのぐらいになるのかというのと、当初予算でちゃんとお組みになっているのかどうか、お教えいただきたいと思います。
○桝屋委員 恐らく、結核とか精神なんというのは四分の三という補助負担率ではないかということを感じております。そういう意味では二百十億、これがもうちょっと、本当は公費全体では、もちろんこれは地方も含めて財政負担をされるのでしょうが、三百億に近いような数字になるかもしれませんし、わか...全文を見る
○桝屋委員 大臣、この話になると、いつも突然わけのわからぬ話になるのです。これは当然といえば当然なんですが、各地方の医療費の助成制度というのは、これはある意味では国の制度ではないし、逆に、先ほど高木局長の方からペナルティーの話が出ましたけれども、むしろペナルティーを議論しなければ...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございました。  前回の病院給食費の自己負担導入に伴う各県、各地方の単独の医療費の助成制度で、二十二が現在二十八になっておる。私は、もう目をつぶるだけで、この二十二が二十八になるそのさまといいますか、現場でどういう議論が行われ、どれほど難しいやりとりがあっ...全文を見る
○桝屋委員 私の気持ちは、多分、大臣も理解できているのだろうと思います。  地方の立場でいいますと、道筋をちゃんとつくってほしい、そして第一歩に取り組んでもらいたい、第一歩はやるけれどもそこから先はわからないよでは地方は動けませんよということでありますので、そういう意味では、私...全文を見る
○桝屋委員 わかりました。要するに実効負担率、かかった総医療費の中の負担割合ということだということですが、この程度の負担であればという議論をずつとされていますけれども、これ以上の負担、もっと言えば、一割を超えるような負担はやはり今の日本の国においては難しいという大臣のお気持ちです...全文を見る
○桝屋委員 大臣、話をころころ変えてもらっては困るのですよ。私、さっきから大臣の答弁を聞いておりましたけれども、何度も、この程度の負担であれば、お年寄りの場合ですよ、ほかのケースではありません。老人の場合に、一割にも満たないのだから、この程度の負担であれば過分な負担とは言えないの...全文を見る
○桝屋委員 そうすると、大臣、何度も恐縮なんですが、それを超える負担というのは、現状において、大臣の御見解としてはどうなんですか。いや、それはなかなか理解が難しいということなのか、適当でないという判断なのか、お考えがあれば。
○桝屋委員 これ以上は禅問答になるような気がいたしますので申し上げませんが、私、ずっとこの委員会に参加して、大臣の答弁を聞いておりましたら、お年寄りの負担というのは、実効負担率、総医療費に占める患者負担、これは一割程度であるのだから、一割に満たないのだから過分な負担ではないという...全文を見る
○桝屋委員 それと、外来は大体理解できたのですが、入院の場合の低所得者の場合でありますと、定額負担一万五千円、これに病院給食という形になると思うのですが、こうした場合には、お年寄り、収入は随分幅があります。幅があるというよりも二極分化している。低所得世帯の人あるいは高額の収入の方...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  今回の案、私ども、政府原案しかまだ頭に入れておりませんから、今回のお年寄りの定額負担というのは、大臣とさっき随分議論させていただきましたが、ある意味では、根拠が余りはっきりしないけれども、本当に負担のぎりぎりの線かなというふうに私自身は感じ...全文を見る
○桝屋委員 局長、今お答えになったのは、私も初めて知った数字なんですが、昭和五十五年ぐらいには、医療機関、病院にお勤めのマッサージ師さんは六千人ぐらいだった、それが、平成二年には七千人になり、平成五年には六千八百人になった、こういう理解でよろしいのですか。これは、はり、きゅう、マ...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  ちょっと私の認識が間違っていたのかもしれません。先ほど、私は、以前は一万六千人ぐらいいたのが今は一万人ぐらいじゃないかという、これは団体の皆さんの話でありますから、これはもちろん精査された数字ではないわけでありまして、今の数字を聞いて若干私...全文を見る
○桝屋委員 効果があるかないかというような、そういうことではなくて、私は本当に効果があるということで申し上げているわけでありますから、今の大臣は何かお話しし過ぎではないかという気がしますが、しかし、いずれにしてもそういう方々、いわゆる医業類似行為の方々も、これから高齢化社会の医療...全文を見る
○桝屋委員 以上で終わります。ありがとうございました。
05月07日第140回国会 衆議院 労働委員会 第9号
議事録を見る
○桝屋委員 午前中の同僚吉田議員に続きまして、均等法改正案質疑をさせていただきます。  いずれにしましても、今回のこの十年ぶりの改正、多くの国民が関心を持って見ておりますし、また、本日も多くの傍聴の方もいらしております。我が委員会としては十分な審議をするという方向で我が新進党も...全文を見る
○桝屋委員 よその国のことだから、我が国は我が国の状況の中で議論をするということでありましょうが、スイスという国は大変に労働時間の長い国だというふうに聞いておりますし、ある意味では我が国に共通部分もあるでありましょうし、そしてまた、我が国がまさにこの委員会で議論をするときに、取り...全文を見る
○桝屋委員 ぜひ間に合うようにお願いを申し上げたいと思います。  それから、具体的な内容に入りたいと思うのですが、十年たちまして、確かに女子をめぐる就労の環境というのは大きく変わってきたということは私も感じております。それは先ほどの同僚吉田議員の議論でもあったわけでありますが、...全文を見る
○桝屋委員 これは後ほど、ポジティブアクションあるいは婦人少年室の行政指導のあり方ということでもう一度議論させていただきたいと思うのですが、この状況というのはまさに氷山の一角でありまして、私も現場に行きまして、女子大生の問題で特にはっきりした男女の差というものを改めて見せていただ...全文を見る
○桝屋委員 今局長の御答弁で、女性の技能技術、そうした特性からして男性のみの募集というものがむしろ逆にふえておる、こういう実態のお話があったわけであります。これは、午前中、吉田議員の方からも話が出ましたけれども、男性のみ、あるいは裏を返しますと女性のみの募集という実態、いわゆる性...全文を見る
○桝屋委員 局長、私が伺ったのは、問題になるのは、やはり今の場合は男性のみの募集、こういうことだろうと思うのですが、実際に募集だけではなくて採用になると、僕はより男性のみの採用になっているケースが多いのではないか、こう思っているわけであります。これは今お答えがなかったのだけれども...全文を見る
○桝屋委員 今局長がおっしゃったように、最初から方針として男性だけというのじゃだめだよと。しかし、結果的には男性だけになった、男性がメーンになったというのは、これは法律上やむを得ないということでございますか。
○桝屋委員 今のところ、大変難しいところだろうという気がいたします。事業主は採用権を持っているわけでありますから、どうにでも申し開きも言い繕いもできるわけでありまして、もちろん、最初から男性だけという、こういう法律が論議される時代になれば、堂々と胸を張って、我が社は男性だけでいく...全文を見る
○桝屋委員 そうしますと、そうした指導に当たられるのは、婦人少年室がメーンになるということでよろしいですか。  それで、ちょっと質問の順番を変えたいと思うのですが、私は、婦人少年室に参りまして最初に感じましたのは、ドアをあけまして、きれいな女性の方が全員並んでいまして、なかなか...全文を見る
○桝屋委員 少数、どのぐらいいらっしゃるのですか。
○桝屋委員 したがいまして、今の局長のお話では、全国どこへ行っても、私がお伺いしたような婦人少年室があるのだろうというふうに理解をいたしました。  これは、非常勤の職員もたくさんいらっしゃると思うのです。今、二百四十というのは正規職員ですね。非常勤の方を含めてもやはり一名ですか...全文を見る
○桝屋委員 この点は、これから均等法改正になりましたら、今までの努力義務規定から禁止規定になるわけでありますから、行政指導の重要性といいますか、また困難性というのは格段に変わってくるのだろう、このように理解をしております。そういう意味でま、今の体制が十分でないとは申し上げませんが...全文を見る
○桝屋委員 これは、法施行に向かって、行政の実施体制としてさらに充実強化をされていくのだろうと思うのですが、しかし、全体として厳しい行政改革の中で、今の体制をすぐにふやすというようなこともなかなか難しいだろうという気がいたします。中国五県を見ましても、多いところで六名、あるいは五...全文を見る
○桝屋委員 局長、現場ではどういう声かというと、恐らく、お役所ですから、例えば先ほどの女子大生あたりからの相談なども、安定所に行きますと、これは女性労働の問題なんだから少年室だよということで、簡単に回されると思うのです。やはり縦割り行政といいますか、そういう弊害の中で、何でもかん...全文を見る
○桝屋委員 実態として、例えば相談件数、先ほども話がありましたけれども、全国の婦人少年室で平成七年度で一万八千、これは六十三年が九千件ですから、もちろん倍以上になっているということではありますが、十四条と三十三条の違いはあるのでしょうが、三十三条でいきましても平成七年度で相当の件...全文を見る
○桝屋委員 それで、婦人少年室の業務の中で具体的な指導件数、それから勧告件数の状況について、特に勧告件数についてはほとんど実績がないという話も伺っているのでありますが、そうした状況を御説明いただきたいと思います。
○桝屋委員 助言、指導、勧告、勧告は三件ですね。指導というのはどのぐらいあるのでしょうか。
○桝屋委員 累積ですか。
○桝屋委員 そうしますと、これは具体的な着手件数、助言件数に比べますと、指導件数、勧告件数というのは割合として極めて少ないわけでありまして、この実態というのはこれでいい、こうあるのが今までは自然だったのだ、こういう御説明ですか。これでよかったのかどうなのかということを御説明いただ...全文を見る
○桝屋委員 私が一等最初にお話しした女子学生のあの悩みの声というのを聞きますと大変な厳しい実態があるわけでありまして、我が地域の状況もそうなんでありますが、そうした状況からしますと、助言でほとんど解決をしておる、助言でほとんど改善されておるということは私はなかなか難しいのじゃない...全文を見る
○桝屋委員 先ほど局長がちらっと言われましたけれども、婦人少年室の指導というのは、今まではまさに粘り強い助言というのを基本とする。もっと言いますと、指導、勧告というのはよほどのことであって、変な話、やらない。よほどのことがあればやるけれども、まずは粘り強い助言、これをしっかりやっ...全文を見る
○桝屋委員 最初は、ですから、指導、勧告がこれほど少ないということは、助言ですべて……
○桝屋委員 いずれにしても、法改正が成った暁には、婦人少年室の業務というのは格段に重要になってくる、私はこういうふうに考えるものでございまして、そういう意味では、私が参りましているじくも事務官が言っておられましたけれども、どれほど指導しても――もちろん、今までの法律の形がそうであ...全文を見る
○桝屋委員 局長の答弁はなかなか僕の頭では理解できないのでありますが、私が申し上げたいのは、ポジティブアクション、まあ事業主が一生懸命やるということもさることなんですが、やはり国の役割ということをこの法改正の中でもっと国の方針として出していくべきではないのか。もちろん、男女雇用機...全文を見る
○桝屋委員 今局長がいみじくも言われた、法律で事業主がポジティブアクションに取り組むことをお願いする、こういう表現をされましたけれども、具体的に、本当に事業主がポジティブアクションに取り組むその要素というのは、法律では期待をしている、期待をしているだけですね、これはぜひやってくれ...全文を見る
○桝屋委員 大臣の話を聞いておりますと、私の議論も全く整理できなくなるのでありますが、私が申し上げたかったのは、要するに、今回法改正したとしても、確かに禁止規定というのは事業主にとって大きな影響はあると思います。しかし、一等最初から申し上げていますように、我が地域の状況を見ても、...全文を見る
○桝屋委員 私が伺いたかったのは、ポジティブアクションに具体的に事業主が取り組むときに国としてどういう支援をするのか、こういうことをお伺いしたがったわけでありますが、トップセミナーをやったりあるいは表彰をやったりということで、これは施行まで若干時間がありますけれども、本当にポジテ...全文を見る
05月14日第140回国会 衆議院 労働委員会 第11号
議事録を見る
○桝屋委員 四人の参考人の皆さん、本日は本当に御苦労さまでございます。貴重な御意見をありがとうございます。  早速でございますが、新進党、二人質問をさせていただ巻たいと思います。  最初に、鷲尾事務局長、参考人にお伺いをしたいのでありますが、今回、この委員会でもいろいろな議論...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  これは今回の委員会でも終始一貫議論されているところでございまして、さらに本日のこの参考人の御意見を承りまして、この委員会でさらに審議を進めてまいりたい、こんなふうに思っている次第であります。  それで、先ほど鷲尾参考人がおっしゃった補強の...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  一番問題なのは育児との関連という御指摘でございました。確かにそこが私も一番大事な点だろうと思っております。  あわせて、今は経営側に全部というわけにはいかないが、こうおっしゃったのだけれども、経営者団体連盟の荒川参考人に今度はその部分をお...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  今回の均等法が少子化現象にどういう影響を与えるか、それはなかなか難しい議論だということでございます。しかし、いずれにしても、何も経営者側だけに、使用者側だけにその努力を求めるわけではなくして、社会環境の整備ということを格段に進めていかなけれ...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  ただ、これは本当に予測がつかないところもあるわけでありますが、先ほどの参考人の方からも、実態の把握あるいは今後の展望という、そのデータはやはり労働省としても努力してもらわなければならぬだろう、こんなふうに私は思っているわけで、その点はさらに...全文を見る
05月16日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第26号
議事録を見る
○桝屋委員 新進党の桝屋敬悟でございます。  今から我が党三人ほど続けまして、本日は修正案も提出されたようでありますが、質疑をさせていただきたいと思います。  私は、修正案というよりも、どうも流れを見ますと、今週これがもう最後の機会、介護保険の当委員会での審議が私に与えられた...全文を見る
○桝屋委員 今の御説明でありますと、まず、認定審査会の市町村に対する意見というのは、「必要があると認めるときは、」ということですよ、必要がなければありませんよということなんですかね。その「必要」というのは、今の二点、一つは「当該被保険者の要介護状態の軽減又は悪化の防止のために必要...全文を見る
○桝屋委員 今の局長の御説明だと、「必要があると認めるとき」は、先ほどから出ている二つのことではなくて、二つのことはその意見の事項、意見を言う場合はこの二つの分野しか言えませんよと。それで、その前に、また別に必要があるときはと、こうくるわけですね。そうすると、この必要があるときは...全文を見る
○桝屋委員 先ほどの説明とまたちょっと違うのでわからなくなってしまったのですが、整理をしましょう。もう一回確認をしますと、「この場合において、認定審査会は、必要があると認めるときは、次に掲げる事項について、」「意見を述べることができる。」こうなっていますね。「必要があると認めると...全文を見る
○桝屋委員 済みません。私が誤解しておりました。そうすると、一は、意見を付することができる事項の最初のジャンルは「療養に関する事項」ですと。それはまさに、今言われたような感染症のような事例あるいは医学的なリハビリテーション、例えば前の質問で出ておりましたデイケアあたりは、ぜひ利用...全文を見る
○桝屋委員 わかるようなわからぬような話でありまして、その「サービス等の適切かつ有効な利用等に関し」、利用者が、被保険者が注意すること、留意することというのが何があるのかなと私もずっと思っているのですが、今、江利用さんおっしゃった、何と言われましたか、例えば病気があるので余り無理...全文を見る
○桝屋委員 今の説明で少しわかったような気がいたします。これは、何も利用者だけが見るものではなくして、システム全体の中で、サービス提供事業者あたりも当然必要な情報ということですね。  そうしますと、この二つについて意見を付することができる、「市町村に意見を述べることができる。」...全文を見る
○桝屋委員 ここは、特に特別のファクターがあるということではなくて、今の二つの項目の必要性が生じたときにやるのだ、こういうことですね。一応それで理解をしたいと思うのであります。  それで、この二つの項目に係る意見が市町村に述べられた場合には、市町村は、それに基づいてサービスの指...全文を見る
○桝屋委員 その御回答を聞いて大分安心をしたのでありますが、したがって、今の二項目めの「留意すべき事項」については、本人に通知されるサービスの指定がつくのであれば、そのサービスの指定に影響を与えるものではないということですね。――わかりました。  さてそこで、そうしますと、一番...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  そうしますと、私が今持ち込んだ事例として、要介護状態になった、施設へ入りたい、そう思って介護認定の申請をした、その結果、来た決定通知に、あなたは施設は入れませんよということが来ることはまずないのだろうという御説明でありますから、そこは安心を...全文を見る
○桝屋委員 要支援、今までの言葉で言いますと虚弱、こういう認定、あのⅠからⅥ区分、説明資料をいただいておりますが、あの一だけですか、なるほどⅠ、いわゆるJの方、こうした方々は虚弱ということですから、施設という選択肢はあなたにはなくなりますよ、こういう理解でいいのですね。  もち...全文を見る
○桝屋委員 そこまでは理解ができました。  さてそこで、要介護認定の申請を市町村に被保険者がする場合、これは「厚生省令で定めるところにより、」市町村に申請をするということになっておりますが、私は、ここは極めて簡単な作業なんだろうと。被保険者証を持って市町村の役場に行ってもいいし...全文を見る
○桝屋委員 よくわかりました。  ここは、私は、できれば申請書まで省けばいい、こう思っているのですが、もちろん申請行為を明らかにするということで必要なのかな、こう思っておるのです。  それで、市町村にそれが届きました。市町村は主治医の意見を求めることができるということになって...全文を見る
○桝屋委員 私が申し上げたのは、介護認定審査会において審査をする場合に、主治医さんというのはやはり介護という観点から非常に重要なパーソンでありますから、キーパーソンでありますから、このキーパーソンが審査会の決定に対して意見を言えるような環境をぜひお考えいただきたい、こういうことを...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  そこの今御説明がありましたことは私もよく理解をしておるのでありますが、今最後に言われたように、今の個別に許可を与えるというやり方で特に大きな問題は出ていないという御説明であったわけでありますが、農協の場合はそんなのじゃなかったのですよ。農協...全文を見る
○桝屋委員 わかりました。非常に厳しい回答でありますが、余りにも味気ないので私もショックを受けております。  大臣、生協はどんなことをやっているのかということを私はもう一回ぜひ御検討いただきたい。私は、農協と生協、社会的な役割にそれほどの大きな差があるわけではない、むしろ介護と...全文を見る
05月16日第140回国会 衆議院 労働委員会 第12号
議事録を見る
○桝屋委員長代理 これにて河上覃雄君の質疑は終了いたしました。  午後一時より再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時二十四分休憩      ――――◇―――――     午後一時二分開議
○桝屋委員 私は、自由民主党、新進党、民主党、社会民主党・市民連合及び太陽党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等のための労働省関係法律の整備に関する法...全文を見る
05月23日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第28号
議事録を見る
○桝屋委員 新進党の桝屋敬悟でございます。  引き続き、児童福祉法の改正質疑を行わせていただきたいと思います。  聞きますと、厚生委員会は予算委員会よりも時間が長くなっているという話も伺いました。今も同僚議員とここで、厚生大臣というのは大変な激務だな、恐らくバッジをつけている...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございました。  今の大臣のお話はもう何度も聞いた話もありますが、しかし大事なところは、九九年度まで、これは、一たん決めた、特に年金の部分については、ある意味では国民との契約のような話でありますから、これを簡単に変えることは難しいというお話でございます。そ...全文を見る
○桝屋委員 私たち新進党も、出されました案に積極的にかかわっていけるようにしっかり今から準備をしてまいりたい、こんなふうに思っております。  大臣おっしゃるように、九八年度だけで百万人新たにまた年金給付の方がふえる、この財源だけでも大変だという事態は私たちも十分わかっているわけ...全文を見る
○桝屋委員 大臣も大分お疲れのようでありまして、私が伺いたいことをあえてとぼけておられるのかもしれませんが、私が申し上げたかったことは、大臣がおっしゃったように、税を財源とする保育サービスでも措置を取っ払って柔軟なサービスをすることができるじゃないか、介護だってそれができる道はあ...全文を見る
○桝屋委員 これは参議院でも随分議論がありました。五か年事業の中で、うまくいっているものもあればそうでないもの、特別おくれているものもあるというような御説明もあったわけでありますが、この資料をいただいておる中で、厳しいものについては一その前にちょっとお伺いしたいのは、保育所措置費...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  この低年齢児受け入れ枠の拡大というのは、もう一回確認しますと、今の局長の御説明では、平成七年度、この五か年事業をスタートさせるときのいわゆる低年齢の待機児童の数、それを解消しようということで六十万という目標を立てた、こういうことですね。 ...全文を見る
○桝屋委員 今の低年齢児は、そういうことでありますから、確かに児童が減少という、これは高齢者と違ってバックが違いますから難しいとは思いますが、私は、先ほどの同僚福島議員の指摘をも考慮していただいて、やはり地域的な戦略が大事だろう、都市部における戦略をどういうふうにお立てになるのか...全文を見る
○桝屋委員 かなり厳しい状況が、今お話がありました。達成が難しいかどうか、それは無理ですとはもちろん言えないと思います。それで、何とか達成に向けて努力をする、こういうお話でありますが、ただ、局長が今おっしゃったように、現場でニーズがないという声も聞いているという話も伺うと、私は、...全文を見る
○桝屋委員 目標は達せないというふうに私は理解をするわけでありますが、一つは、今回、児童福祉法の改正ということも大きな要因だろう。したがって、この改正の姿も見ながら考えていくということだろうと思いますが、私は、安易にこの目標を捨てずに、ぜひ、先ほど福島議員からも、トッププライオリ...全文を見る
○桝屋委員 今私が申し上げている話題というのは極めてナーバスでありまして、なかなかに難しいところなんです。  実は、保育所の措置を変えようという三年前の議論のときも、私は個人的には、いや、それは無理だ、保育のグラウンドが、ある意味では公立に偏っていて非常にかたい部分があるわけだ...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  ここも、きょうは多くの傍聴の方もいらっしゃいますし、それから、現場の声としては本当に切実な声もあろうと思いますが、何も保育だけではない。例えば特養にしても障害者の施設にしても、地方では、事業団あたりをそれぞれ公立がつくって、半分民間に委託し...全文を見る
○桝屋委員 大臣、今の話で、公立は身を引きなさいというのは、これはもう現場の公立保育所からすると大変につらい話であります。私は、そういう時代が来ているというふうに思っております。  ただ、具体的なお話、これは大臣にお聞きするよりもむしろ横田局長にお聞きした方がいいのかもしれませ...全文を見る
○桝屋委員 今の御説明で、定員の扱いは、年度途中は一〇%まで定員オーバーを認めるということを今までやってきたけれども、これからはいろいろなサービスをやればさらにそれ以上の弾力化を認める、こういうことですか。ちょっと私もよく理解できなかったのですけれども。
○桝屋委員 今局長からお話があったように、当然ながら最低基準は守らなければいけませんが、それが守られておれば弾力的に、なお現状の一〇%以上のこともあり得る、検討したい、こういうお話でありました。  それで、逆の場合です。人気があるところにどっと人が行って、こっちは減ってしまった...全文を見る
○桝屋委員 いずれにしても、この法改正の後、保育のグラウンドが相当動き出すだろう。いつごろからそれが始まるかわかりませんけれども、ぜひきめ細かな対策をする、そういう意味で、私は、将来の保育のグラウンドはどんな姿が望ましいのかということを先ほどお伺いしたわけであります。これはなかな...全文を見る
○桝屋委員 まさに、これは地域の実情だろうと私は思います。先ほど横田局長が言われたように、一生懸命取り組むところはそれなりの対応をというお話がありましたけれども、地域の実情に応じて、それぞれの地域でいろいろな保育戦略がこれから行われていくのではないか、私はこう思っております。 ...全文を見る
○桝屋委員 今回の法改正では、市町村は申し込みによって保育を提供しなければいかぬということになっておりますけれども、一次選考で漏れた方については、今の局長の御答弁では、その人はもう一回改めて二次申し込みをする、こういうことですね。どこまでも申し込みをまたやってもらわなければいかぬ...全文を見る
○桝屋委員 今は、保育所については、全国的なオーダーで見ますと若干あきがあるぐらいですから、申し込みがあってもあふれるということはほとんどないのでしょうが、自由競争になって、申し込んでも、第一、第二、第三まで書いたけれども結局どこも入れてもらえなかったということがあってはならぬな...全文を見る
○桝屋委員 これにかわる「保護をしなければならない。」、こういう書きっぷりですね。それは具体的に言うと、必ず保育所を何とかします、二次申し込み、三次申し込みでちゃんとなりますよということで、そういうふうに理解していいですか。
○桝屋委員 私が大変心配しているのは、今回は契約型ということでありますから、ある方が、競争率が高くなるであろうと思われるところについては第一、第二、第三まで希望を書いて出す、そして、結果的に第一希望に行かれなかったという場合もあろうと思うのです、今の話では。そのかわり、次の希望の...全文を見る
○桝屋委員 大体同じことを言っているのだろうと思うのですが、最初の方、情報の開示については、どうですか、公正な方法による選考、くじになるのかどうかわかりませんが、こういう結果であなたは漏れましたということはちゃんとディスクローズされるのかどうか、もう一回確認させてください。
○桝屋委員 異議申し立ての対象になるのですか。もう一回確認させてください。それは間違いありませんか。
○桝屋委員 公正な方法による選考というのは、これはきちっとガイドライン等も定めて指導されるということでありますから、そこに期待をしたいと思うのですが、私は、できるだけ情報開示、今回、二十四条五項で情報提供という新しい条文が入りましたけれども、これは極めて大事だろうと思います。 ...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  いずれにしても、将来、今回を改正の第一歩として保育料の負担については均一的な方向でということでありますが、しかし、私は、福祉的な措置である以上、今局長からもお話がありました低所得対策等、現行の母子家庭や在宅障害者を抱えている家庭等への配慮と...全文を見る
○桝屋委員 私が聞きたかった御答弁はなかったのでありますが、以前は、いわゆる不登校という前に登校拒否という言葉もありましたね。学校へ行かない子供たち、児童を、いわゆる登校拒否ということで安易に児童相談所が取り扱った時代というのもあるのじゃないか。その後、学校へ行かないというのは決...全文を見る
○桝屋委員 長い御説明をありがとうございました。大分理解できたようにも思うのですが、なかなか理解もできない。一つわかったことは、グレーゾーンがあって、そこへいろいろその自立支援のシステムを入れていこう、こういう努力かな、児童福祉施設の体系化ということでは今までもその点は議論されて...全文を見る
○桝屋委員 今の答弁でははっきりしないのですが、最低基準の見直しというのは審議会の中でちゃんとやって、いつまでにどうするというのは決まっているのですか。
○桝屋委員 五分前になりまして、もう少し教護院と養護施設の具体的な内容について議論をしたいのでありますが、時間がなくなりました。  それで、もう一点、先ほど児童相談所のレベルアップ、それから児童相談所の判定ということで話がありましたけれども、今回は審議会の意見を新たに求めるとい...全文を見る
○桝屋委員 本当に児童相談所に持ち込まれているケースというのは、先ほど不登校の問題の取り扱いをめぐって信頼関係がないという話もいたしましたけれども、実は児童相談所の現場というのは大変な思いをして、さらに、親権剥奪というような重たい言葉を背にしょいながら動いているわけであります。 ...全文を見る
05月26日第140回国会 衆議院 決算委員会第二分科会 第1号
議事録を見る
○桝屋分科員 決算委員会第二分科会、引き続き質疑を行わせていただきます新進党の桝屋敬悟でございます。  私は、本委員会で審議対象になっております平成六年度、七年度決算の中で、特に難病の方々の対策について中心的にお伺いをさせていただきたい、あるいは厚生省の取り組みをお伺いをしたい...全文を見る
○桝屋分科員 中西審議官、ありがとうございました。  ちょっと私、聞き取れなかったのですが、筋ジスの方は、今の御説明では全体で幾らになるのでしょうか。一万二千、それから療養所へ入っておられるのが二千、それから施設が五百、さらに十八歳未満が五百ぐらいですから、一万四千ぐらいですか...全文を見る
○桝屋分科員 ありがとうございました。  さて、そこで、そうした実態、これは今言われたようにいろいろな形で、数として一番把握しやすいのは特定疾患の事業の中で把握されるのかな、こういうふうに理解しておるのでありますが、その対策ということでございます。それで、六年、七年の決算委員会...全文を見る
○桝屋分科員 ありがとうございます。  今政務次官の方から御説明をいただいたのは、一つは、国立病院の統廃合あるいは筋ジスの病棟あたりのお話をいただきました。これも私も関心を持っておりまして、ずっと見ておりますが、研究も相当進んでいるようでございまして、ぜひ引き続き研究をお願いし...全文を見る
○桝屋分科員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。いやしくもよく穴があくのですよ。そこが心配でありまして……。  今、中西総務審議官が最初に言われたあの言葉がもう私はひっかかるのです。身体障害者手帳がある人はこっちですよ、ない人はこっちですよと。私がお聞きしたのは、難病対策を障...全文を見る
○桝屋分科員 ありがとうございます。今の三つのモデル地区というのは、まだ発表ができる段階ではないのでしょうね。わかりました。結構です。  それで、一つだけお聞きしたいのは、研究事業は、それは国立病院の統廃合というところまで影響を与えるものでしょうね。当然、そういうリンクはしてい...全文を見る
○桝屋分科員 今の三つの地域のモデル事業、こちらもしっかり関心を持って見てまいりたいと思いますが、時間もありません、最後に一点。  そういう、いわゆる保健医療局の取り組みと、障害者プランでは恐らく福祉の障害者施設の施策体系を見直すという作業に着手されていると思うのですが、そこは...全文を見る
○桝屋分科員 今のお答えでは不十分なのです。なぜ不十分かといいますと、私は、そういうお答えだと、私がどんな発言をしたにもかかわらず、恐らく最後は、この障害者プランに書いてある「難病を有する者に対して、関連施策としてホームヘルプサービス等適切な」、この辺だけで終わりやしないかと。も...全文を見る
○桝屋分科員 ありがとうございます。限られた時間でありますけれども、政務次官、ぜひ大臣にもお伝えいただきたい。  今回の介護保険の議論の中で、多くの難病の方が、ぜひ自分たちを連れていってもらいたいと。私は、実はまだ介護保険の中に若年の障害者を入れることは反対であります。なぜ反対...全文を見る
○桝屋分科員 ぜひその方向で障害者の施策、特に障害者の中でもともすると忘れられてしまう数の少ない難病の方々、これも障害者の一員としてぜひ総合的な体系を御検討いただきたい、このことをお願い申し上げて終わりたいと思います。ありがとうございました。
05月27日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第29号
議事録を見る
○桝屋委員 時間もありませんので、端的にお尋ねをいたします。  巷野参考人にお尋ねをしたいと思うのです。  資料を見ておりましたら、ベビーシッター協会の会長をなさっておられる。今回の児童福祉法の改正、多様な保育に対応していくということで議論が始まったというように理解をしておる...全文を見る
06月06日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第33号
議事録を見る
○桝屋委員 何か、私の質問の時間を今の引き続きでやらなきゃいかぬような責任を感じつつ座っておりますが、委員長、私の質問権は私の質問権としてお認めいただきたいと思うのであります。ただし、今の議論も踏まえながら、引き続き議論をさせていただきたいと思います。  今の同僚山本議員の質問...全文を見る
○桝屋委員 今の三点でございます。私は、産廃の問題は、今、小野局長おっしゃったように、まずは排出する事業者が責任を持つということ、これを徹底しない限り問題は解決しないわけでありまして、そういう意味では、排出事業者が委託する場合は適正な業者を選択するという観点と、それからもう一つは...全文を見る
○桝屋委員 確かに、金額の問題についてはそういうことはあるのだろうと思いますが、後の問題になりますけれども、指導体制の中でさまざまな工夫をぜひお願い申し上げたい、このように思うわけであります。  そこで、先ほど同僚の山本議員からも話のあったことでありますし、それから、先日、土肥...全文を見る
○桝屋委員 したがいまして、今回の改正法が成立したならば、その県で、今までのように、地域住民の同意書をとっていらっしゃいというようなことは、具体的には法の中ではできないということになりますね。そうしますと、私はやはり、県の責任というのは今までに比べますとますます大変なものだろうと...全文を見る
○桝屋委員 局長、それでもう一点、この環境衛生指導員の配置の基準というのは特にないのでしょうが、交付税の算定ベースではどのようになっておるのか、そこも含めて。
○桝屋委員 もう少し、これは自治省との厚生省のやりとりだろうと思うのですが、今の、百七十万人に対して二十人あるいは八人という数字が御説明ありました。この八とかというのは、積算の根拠か何かあるのでしょうか。  と申しますのは、実際に、これはぜひ大臣に今からお願いしなければいかぬこ...全文を見る
○桝屋委員 詳細に承知をしていただきたいのでありますが、それは自治省がやっていることだと。  ただ、これは、現場ではこういう数字というのは動くのですよ。これが走っていくのです。百七十万人で八人というのは一体どうなんだ、多いのか少ないのか、あくまでも基準です、あんなものではかすり...全文を見る
○桝屋委員 自治省を呼んで聞けばよかったわけでありまして、意地悪と思われるかもしれませんけれども、やはり現場はそういうことになるわけでありますから、厚生省におかれても、そういう意識はしっかりお持ちをいただきたい。少なくとも、どういう状況になっているのかというのは、当然、厚生省とし...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  十一府県に対して二千二百万、これは補助率三分の一ですね、国庫負担率は。そういうふうに伺っておりますが、そうしますと、全国で六千六百万ということでありまして、数字としては決して大きいものではありませんが、しかし、私はこういう予算というのは極め...全文を見る
○桝屋委員 まさに、大臣が言ったことと私が言ったことは同じ理解だろうというふうに思っております。もちろん、全く同じ立場で、まさに私は県の役割だろうと思いますので、その県の役割がなかなか思うようにできない、現場に行けば行くほど大変苦しんでいる実態があるわけでありますから、どうか、そ...全文を見る
○桝屋委員 時間もなくなりましたので終わりますが、最後に、大臣にお願いだけして終わりたいと思います。  いよいよこれで、今回の法改正で、いろいろな今までの問題や悪循環を断ち切る第一歩をこれで切ることができるのではないか、いよいよこれから、最終処分場の、現場に行きますと本当にない...全文を見る
06月13日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第34号
議事録を見る
○桝屋委員 引き続き、一般質疑をさせていただきます。  今回、私は、この委員会、長い委員会でありましたけれども、思い返せば、医療そして介護保険、さらには児童福祉法と、さまざまな分野が扱われたわけでありますが、その中でずっと気になっておりました障害者の施策について、三十分ほど議論...全文を見る
○桝屋委員 昨年の四月の状況で一割程度ということで、たしか、毎日新聞の報道も、そんなに進んでいるわけではないということでありまして、見出しには「策定わずか一七%」というような、厳しい評価をされているわけであります。  これはどういう状況なのか。期待したほど進んでいないという評価...全文を見る
○桝屋委員 参事官、私がお伺いしたいのは、なぜ進んでいないかということをやはりシビアに考えなければいかぬのだろう、多くの障害者の方々が期待をしている計画でありますから、それは、そういう障害は取り除き、具体的な対応をしなければいかぬのだろう、こう思うのですね。  なかなかそこまで...全文を見る
○桝屋委員 厚生省としても取り組みを進めておられるようでありますが、今言われたモデル事業、伺いましたら大体各県一カ所、一年に一カ所ぐらいは選定をして進めていこう、全国では大体六十件ぐらいかなということでありますから、六十市町村ぐらいまちょっとずつ進んでいくのかな、こういう気はする...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  今のお話で私も理解をいたしたのですが、今まで二次医療圏とか老人保健福祉圏域とかといういわゆる広域の地域戦略といいますか、こういう方向が進んでまいったわけでありますが、今回は、昨年の十一月のこの通知で、身体障害と知的障害と精神障害、この三つの...全文を見る
○桝屋委員 そうしますと、部長、もう一回確認ですが、障害者の世界で、身体障害、知的障害、精神障害、この三つのジャンルの中で広域の行政がきちっと打ち出しをされたのは昨年の十一月十五日の通知が初めてではないかというふうに私は理解をするのですが、その辺はいかがでしょうか。現場はそのよう...全文を見る
○桝屋委員 総理府も今の話を聞かれて恐らく理解はされているのだろうと思うのですが、市町村の障害者計画、これは、今のような新しい事態、平成八年の十一月十五日に出された具体的な推進方策や、障害者プランで出てきた三十万人に二カ所とか、こういう事態というのは、平成五年の段階で法改正をして...全文を見る
○桝屋委員 総合化の観点からということで、これは大きな課題でありますから、ぜひお願いを申し上げたいと思います。  その中で、私は、特に従来の施設体系を抜本的に見直しをして、例えば四つのジャンルに分ける。働く場、活動の場、これが一つ。あるいは生活の場、これが二つ。それから訓練施設...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  もう一点、時間があれば議論したいところなんですが、ぜひ施設種別、施設体系の見直しの中で、やはり現場で一番お悩みになっている小規模作業所等の助成措置、これも障害者プランには充実という言葉もあったわけでありますから、これもあわせてぜひ御検討もい...全文を見る
○桝屋委員 検討項目が大変多い時代でありますが、ぜひお忘れなく、お願いを申し上げたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
11月21日第141回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
議事録を見る
○桝屋委員 久々の衆議院の厚生委員会でございまして、大臣のお顔を拝見いたしますと、うれしくもあり、本当にお元気なお顔でありまして、本当にお元気かどうか聞いてみたい心境もするわけでありますが、しかし、きょうは一般質疑ではございませんで法案の審議でございますから、早速法案の内容に入ら...全文を見る
○桝屋委員 お答えをいただきましたけれども、きのう通告で申し上げたように、私は箇所数で申し上げたわけだから、ここで私とやっているだけじゃないわけでありまして、多くの方が聞かれているわけだから、わかるように。せっかく私が言った数字がぐちゃぐちゃになって、聞いている人、何にもわからな...全文を見る
○桝屋委員 せっかく教えていただいたのですから、さっき私が申し上げた社会適応訓練事業、それから地域生活支援事業、これは例の人口三十万で二カ所やりますよという、まさに障害者プランの光り物であったと思っておりますが、これとそれから精神科デイケア施設あたりがどういう状況か、概略御説明い...全文を見る
○桝屋委員 余り小さい数字をいっぱい並べても、委員の皆さんも傍聴される方も理解がなかなか難しいと思います。  先ほど、まさに達成率が大事だと思うのでありますが、正直申し上げて、私はよくやっていただいているというふうには理解をいたしております。先ほど申し上げたように、七年からで、...全文を見る
○桝屋委員 これは九年から十年の増が今の数字ですね。福祉ホームが十カ所、授産施設が三十カ所、福祉工場が四カ所でありまして、例えば授産施設あたりは、私の理解では目標は四百カ所と、いただいた調査室の資料では四百になっております。  それで、先ほど御説明がありましたけれども、恐らく施...全文を見る
○桝屋委員 今の御説明では、財政構造改革の影響ではない、むしろ現場の市町村が、あるいは県や市町村の実施体制がなかなか整わないところもある、したがって後半部分でしっかり頑張る、こういう御説明でありました。ぜひお願いをしたいと思いますが、ゴールドプランでもそうでありましたけれども、こ...全文を見る
○桝屋委員 何度も申し上げますけれども、フランというのは数値目標を出したというところに大変に意味があるわけでありますので、そのゴールを目指しながら各市町村取り組んでいるわけであります。どうぞ遅滞のないようにお願いを申し上げたいと思います。  もう一つ障害者プランの中で気になって...全文を見る
○桝屋委員 その一名というのはソーシャルワーカーを意味していたということではないのでしょうか、お答えをお願いします。
○桝屋委員 わかりました。既に手当てをされているということで安心をいたしました。  実は、今回、精神科ソーシャルワーカー、精神保健福祉士法案の審議でございますが、すぐれて医療機関ということになるのでしょうか、今私が申し上げたようなプランの関係、福祉施設の関係で申し上げますと、精...全文を見る
○桝屋委員 ちょっと聞き取れなかったのですが、今回のこの資格とは関係ないのですか、あるのですか。もう一遍。
○桝屋委員 これは、ここまで質問通告していなかったものですから恐縮なんですが、もちろん今回この制度というのはこの法律ができる前でありますから、精神科ソーシャルワーカーという言葉はイコール今回のこの法案の対象となっている方々かどうかというのはもちろん今から議論されるのだろうと思うの...全文を見る
○桝屋委員 百万を百十万に上げたということでありますが、もともとこの百万という前の数字が余りにも小さかったものでありますから、実態からしても相当乖離しておりますし、ここは、今言われた、胸を張って言われたか遠慮して言われたかわかりませんが、プランの中に入ったわけでありますから、ぜひ...全文を見る
○桝屋委員 着実に環境づくりも進めていくという大臣の御決意を伺ったわけでありますが、資格制度と同じように、私は、環境づくり、極めて大事だと重ねてお願いを申し上げておきたいと思います。  そこでお尋ねするんですが、今回この精神保健福祉士法案、お話を伺っておりますと、今の大臣のお話...全文を見る
○桝屋委員 この一万人というのは、精神科をお持ちの医療機関それから保健所あるいは福祉施設、そういう御説明が今ありました。その上で、今御説明がありましたのは、最低限必要な数字なんだ、たしかそう私はお聞きしたのです、最低限必要な数字だと。しかし、当面は必置にはしない、各施設当たりの必...全文を見る
○桝屋委員 この資格法が制定されますと、将来の考え方としては、各病棟に一人ぐらい精神科ソーシャルワーカーがいらっしゃって、社会復帰のために働いていく、こういう姿だろうと思います。  それは福祉施設あるいは保健所あたりでは、具体的に言うとどういうイメージになるのでしょうか。各施設...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  大体どういう整備か、障害者プランの関連で何点かお尋ねをいたしました。その辺では大分イメージがわかってきたわけでありますが、法案の内容に入りたいと思うのであります。  精神保健福祉士法案のまずは目的でありまして、私は、この法案ができたときに...全文を見る
○桝屋委員 まさに丁寧に御説明をいただきましたけれども、今言われたような、そういう姿勢でなければならぬと私は思っております。単に総量規制で、この社会的入院を何とかしなきゃいかぬということで、今までの精神保健対策、とにかく施設に入っている人はみんな出てもらおう、こういう安易なことで...全文を見る
○桝屋委員 恐らく今のような答弁があるだろうと思って、聞きたくない質問であったわけでありますが、伺えば伺うほどなかなかわからない、国民から見るとますますわからない話でありまして、端的に言いますと、今回の精神保健福祉士というのは、さっき言いました、まさに精神障害者福祉の領域で保健福...全文を見る
○桝屋委員 今の御説明は、私も理解できないことはありません。今までの経緯からいたしまして、PSWを、今回環境が相整った、そして緊急の必要性がある、したがって、資格法をつくるんだという、ここは理解ができるのであります。ただ、私、前回の、社会福祉士、十年前の議論をしたときには国会議員...全文を見る
○桝屋委員 時間もございませんから、最後にもう一点、今の話を大臣にお伺いしたいと思うのですが、MSWの有益性、必要性ということを今私はお訴えをいたしました。そういう意味では、今後の問題も含めて、今御説明がありましたけれども、私は、今それと同じく心配がありますのは、PSWができると...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  それで、最後に大臣、今のような御認識をいただいたことを大変に感謝申し上げますが、もう一点、全く話は変わるのですが、大臣も前国会のときに、医療保険制度の抜本改革をやりますよということで、医療の技術というものを再評価するんだということで、医療保...全文を見る
12月05日第141回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
議事録を見る
○桝屋委員 福島委員に引き続きまして、私も介護保険、本当に我々衆議院にとりましても久方ぶりといいますか、改めてもう一回法案を読み直さなければならない、こんな思いできょうはこの場に立たせていただいております。しかし、そうは言いつつも、本当に極めて大事な法案でありますから、許された限...全文を見る
○桝屋委員 済みません、羽毛田局長、この事業費補助方式を仕組んだ目的というのは二つあって、一つは効率化、一つは、ちょっと私聞き取れなかったのですが、最初の一つをもう一回。
○桝屋委員 ですから、今の御説明では事業費補助方式は、介護保険が始まる、その中で介護報酬を今から検討する、そこへ向かっての一つの段階的な準備という側面が一つと、それからもう一つは、やはり効率化を図った方がいい、受け取る立場に立っても効率化を目指すのだ、こういう御説明でございます。...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  まさに、今局長おっしゃったような、そのことを考慮していただきたいと思うわけであります。  私も、効率化はいずれ必要だ。介護保険が始まりましたら、恐らく要介護の認定をめぐって大変な混乱があるでありましょうから、これはもう準備として始めざるを...全文を見る
○桝屋委員 結構です。そのとおりだと思います、私も。  ただ、段階的といいましても、この期に及んで、ただいま平成九年度のもう末でありますから、十年、十一年、私どもはこの法案に反対しておりますが、通されますと十二年から始まってしまうわけであります。段階といったって、そんなに時間は...全文を見る
○桝屋委員 介護保険に本当に取り組んでおられる局長とも思えない言葉だと私は思うわけであります。厳しい言い方をしますが、おっしゃるとおり、局長が言うように、特養については、生活の場であります。したがって、人間の生活がかかっているから、これはやはり経過措置は必要だろう、この御説明。デ...全文を見る
○桝屋委員 見解が違うからこれ以上は議論しませんが、確かに、経過措置を考える場合だって、地域では特養に入っている人もデイサービスを使っている人も同じです。それぐらいに現場は悩んでいるということだけひとつ御理解をいただきたいと思うのであります。  私は、現在のデイサービスが運用上...全文を見る
○桝屋委員 私が申し上げているのは、実際に要介護の方の処遇がその地域でできてないという実態があれば大問題だと思います。その市町村で、恐らく町村ぐらいでしょう、そんな中で、実際に地域の要介護の方は処遇ができている、新しくスタートした介護保険の事業計画の中でもフォローできている、それ...全文を見る
○桝屋委員 ヘルパーにつきましては、これは随分今までにヘルパーの運営方式を変えてきておられますから、準備を随分してこられていますから、そこの理解というのは私は多くの市町村で理解をされているのだろうというふうに思っておるわけであります。しかし、やはり現場は、目指す方向はわかりつつも...全文を見る
○桝屋委員 名答弁をいただきまして……。私は大臣とお話をするたびに不思議な気持ちになるのでありますが、ただ、今大臣が、いやいやそれはもうこれから効率化なんだ、何ぼやるかだというふうにおっしゃらなかった、両方大事だと言われたことは評価したい。  やはり市町村にとっては、どういう体...全文を見る
○桝屋委員 ぜひお願いをいたします。  今、江利川審議官からは、農協もあるから大丈夫だと。農協があるから大丈夫なのじゃないのでありまして、一つの例だろうと思いますが、その例はいっぱいあるわけではない、ごく一部でありますから、それで大丈夫というような御説明をいただくと心配にもなる...全文を見る
○桝屋委員 ぜひよろしくお願いをしたいのであります。  時間もないので、私は、最後の御質問にしたいと思うのですが、大臣、今厚生省は各市町村に対してどういう指導をされているかというと、私が聞いた実態を報告しますと、ことし九年度は計画策定に向けた準備期間だと。この計画というのは、介...全文を見る
○桝屋委員 大臣、全国の三千二百の市町村の中で、本当にギブアップしているところもあります。そういうところについては、私は、勇気を持って余裕を与える、あるいは暫定的な態勢があってもいいのではないか、こう思いますが、最後に、そういう本当に困ってギブアップしているところも、いや何として...全文を見る
○桝屋委員 最後に大臣がおっしゃった地域の実情、ここをぜひきめ細かな対応をお願いしまして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。