桝屋敬悟

ますやけいご

比例代表(中国)選出
公明党
当選回数8回

桝屋敬悟の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
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○桝屋委員 新党平和の桝屋敬悟でございます。平和・改革を代表いたしまして、今回の補正予算関連法案、質疑をさせていただきます。  上杉自治大臣には初めて委員会でお目にかかります。私は今までずっと長い間厚生をやっておりまして、本当に福祉をやろうと思えば、やはり地方の行財政に手をつけ...全文を見る
○桝屋委員 これは、私も減税法案を聞いたときは大変喜んだわけでありますけれども、実際、地方の負担を考えますと、一兆円は明らかに、まあ先ほどからの同僚委員の質問、議論の中で、一般会計における地方交付税の加算措置でありますとか、減税補てん債などなどによりまして当面の措置は出されるもの...全文を見る
○桝屋委員 先ほど言いましたように、財政構造改革の審議のときに実はこういうスキームが出ていまして、国、地方合わせてこのときは五・四%の財政赤字がある、これを二〇〇三年までに三%にとどめ置くんだ、これが目標でしょう。これは法文の中にも入っているわけでありまして、この中で、地方は、二...全文を見る
○桝屋委員 大臣は宮崎御出身でありまして、宮崎も大変に地方財政、豊かなところでもないように私も理解しております。地方の状況というのはよくよく御理解を賜りたいとお願いを申し上げておきたいと思うのであります。  特に地方は、本当に、財政構造改革の目標を与えられて、これからどうしてい...全文を見る
○桝屋委員 私がきょう申し上げたいことは、本当に地方自治体の状況から考えると中途半端な政策はぜひやめてもらいたい。本当に減税をやるのであれば、大胆にしっかり地方にその説明をしてやるべきであるし、場合によっては目標年次を延ばすなど明確な指針を国として示すべきだ。そうでないと、大臣、...全文を見る
○桝屋委員 ないようにということですが、大臣、今度出たらちゃんと閣議で、総理から話があったときはちゃんと地方の実情を訴えてもらいたい。ああそうですがなんということで終わらないでいただきたい。ぜひお願いを申し上げて、あとは関連質問で同僚の議員に譲りたいと思います。
03月10日第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第5号
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○桝屋委員 平和・改革の桝屋敬悟でございます。  引き続きまして、先ほどお伺いしました大臣所信に対する質疑をさせていただきます。  私も、今の古賀委員と同じ地方財政の危機的な状況、あるいは地方財政の再建に向かっての方向性等についてお話をさせていただきたいと思います。  本題...全文を見る
○桝屋委員 今、大臣の方から、一月の私に対する答弁の内容は変わらない、基本方向は変わらないというお話をいただきました。さっき一例も申し上げましたけれども、地方自治体というのは、今からお話ししますけれども、十年度の予算案を組むに当たりまして、本当に危機的な状況の中でやっているわけで...全文を見る
○桝屋委員 それで、私はこの委員会もまだ新参者でありまして、よく状況はわからないのですけれども、十年度の地財計画を政府が発表された。今大臣も、何度も大臣は言われていますけれども、例えば投資的経費というのは対前年度三角の六・〇%、あるいは地方単独事業も、今、三角四%、四%にとどめた...全文を見る
○桝屋委員 大臣の演説は、それはそれで結構なんでありますが、私がお聞きしたがったのは、今大臣こういうふうにおっしゃったのですね。一生懸命苦労して地財計画を立て.財源を確保した、地方財政計画として全国に示した。これは、私が今マスコミの記事を引用しまして、地方はついてこれないのじゃな...全文を見る
○桝屋委員 大臣、僕がお聞きしたいのは、いいですか、大臣の努力は評価します。地財計画で本当に大変な苦労をされて確保されたのはよくわかる。だけれども、地方は簡単についてこれませんよ、そんなに地方はみやすくありませんよ、そういう実態があるのではないですか、これが最近のマスコミの報道で...全文を見る
○桝屋委員 確かに当初予算比較ですから、大臣がおっしゃるように、これからということがあるのかもしれません。あるいはまた、これから追加対策があるのかないのかという話、えらい大きい数字が今出まして、そんなことを展望される話なのかどうなのか、驚いたわけでありますが、いずれにしても、最近...全文を見る
○桝屋委員 きょうは時間がありませんから、またの大臣との議論にさせていただきたいと思うのですが、今、政府でおやりになっているのは外形標準課税あたりの議論はされておられますが、本当に所得税の本質的な議論に踏み込んで地方財政を確立するという議論が全く欠けておるというように私は理解をい...全文を見る
03月13日第142回国会 衆議院 労働委員会 第3号
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○桝屋委員 河上委員に続きまして質疑をさせていただきます。私は、視点を変えまして、介護労働者の雇用対策といいますか、確保・雇用対策について、二十分少々議論させていただきたいと思います。  午前中の質疑で能勢委員の方から看護婦の問題は出ましたので、これはちょっと横へ置いて、実は労...全文を見る
○桝屋委員 基本的な姿勢は理解ができました。  ただ、具体的な取り扱いは、もう一回確認をさせていただきたいのですが、この介護労働者雇用管理改善等に関する法律、これは労働省の戦略として、当然ながらこの法律も、社会福祉法人で社会福祉事業をやられているような場合、あるいは民間事業者が...全文を見る
○桝屋委員 私まさに端的な事例を挙げましたけれども、しかし、私が想像してそういう事例をつくっているのではなくて、厚生省の方からもデータをいただきましたけれども、民間事業者が訪問介護事業なり訪問入浴サービスとかさまざまな社会福祉事業と思われる事業に現実に取り組む事例が最近はどんどん...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  私が申し上げたように、今まではその実績ができていない。それはさっきも言いましたように、これからまさにそういう事業者がどんどん出てくるのだろうという背景が一つあると同時に、もう一つは、せっかく特定事業主の指定を受けて計画を立てて取り組もうとし...全文を見る
○桝屋委員 大臣は、午前中からの質疑を聞いておりますと、しっかり労働省も物を言おう、あるいはマクロ経済にもしっかり意見を言おう、こういうお話でもありましたので、小泉さんも非常にはっきりしたお考えをお持ちの大臣でありますから。もともと厚生と労働は、いいようで深い谷間がありまして、今...全文を見る
○桝屋委員 先ほど、今までの実績が余りないと。これからまさに実績を生み出さなきゃいかぬ部分でありますので、ぜひそうした観点で御検討をお願い申し上げたいと思います。  最後に、大臣にもう一回お願いしたいのですが、昔、家政婦さん方は十六万人ぐらいいた。ところが今は随分変わってまいり...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございました。今の声を皆さんにも伝えたいな、このように思っております。  以上で終わります。
03月17日第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第7号
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○桝屋委員 引き続き、午前に続きまして質疑をさせていただきます。  午前の部で、同僚議員の古川委員の方から、例の「都道府県展望」の東大の神野先生の文章を引用されて論議をされておられました。ポイントは、国の借金と地方の借金というのはその性格が違うのではないか、国の財政に先んじて地...全文を見る
○桝屋委員 恐らくそういうお答えだろうという気がしました。しかも、最後の方のお答えは私のその次の問題まで論及されたような気もするのでありますが、結構です。  恐らくそういう認識だろうと思うのですが、前の委員会から私が申し上げておりますように、この前も大臣にちょっとお伺いしました...全文を見る
○桝屋委員 もう一回確認しますが、基準財政需要額の算入方式、これについては、地方債の元利償還金の内容は来年度直ちに変えるという方向はない、当面実態を十分把握して、こういうことかなというふうに伺いましたが、それでよろしいですか。  それで、実態についてはどうなっているのか。私ども...全文を見る
○桝屋委員 いずれにしても、地方は大変な、この前の委員会でもお話ししましたけれども、地方単独事業あたりが地財計画ほどいっていないところもあるやにマスコミ報道では承っておりますし、その背景というのは、やはり公債、借金の支払いがふえておるからなかなか単独に回せないという実態もあるわけ...全文を見る
○桝屋委員 一般財源化の話については、今お話がありましたように、分権推進の観点が一つ、それから、端的に言えば財政構造改革の観点が加わったという、こういうお話であります。もちろん、それを一般財源化するに当たっては、十分各省庁とも協議をするし、場合によっては地方団体の意見も聞くという...全文を見る
○桝屋委員 それは、どっちも見直すというのはわかるんですよ。どっちなんですかと、私、伺っているのです。制度的見直しという位置づけなのか、その他の補助金なのか、どっちなんですかという、これは厚生省に聞かなければわかりませんか。
○桝屋委員 きょうは説明員で厚生省を呼べばよかったのですが。  ただ私が伺いたかったのは、このテーマを地行でやっているということは、一般財源化はこれからも進むでしょう、先ほどの話じゃありませんが。地方分権の観点からいっても財革法の観点からいっても一般財源化は進むわけでありまして...全文を見る
○桝屋委員 あとは厚生委員会でやるしかないかな、こう思っておりますが、大臣、お願いなのは、厚生省から、これはもう定着しているよ、こう言われたものについては、わかったということではなくて、地方の行財政を預かる自治省として、やはりその辺は私はしっかり精査をしていただきたい。  何度...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  今局長が重点的におっしゃっていただいて、かなりほっとしておるのでありますが、これからの介護保険の体制は、十二年度スタートだから、十、十一、十二、十二も体制整備に入れていただくと、ちょっと大変であります。  と申しますのは、実際に介護保険は...全文を見る
○桝屋委員 ぜひよろしくお願いをいたします。  小泉大臣は、私は随分厚生委員会でやってきましたけれども、中途半端のない方でありまして、いいことはいいのですけれども、悪いときは、もうノーになっちゃったら手がつかないというところがありまして、どうぞ自治大臣の方から、私どもは介護保険...全文を見る
○桝屋委員 自治省としても、これは一緒に厚生省と考えたんだ、一緒の思いだ、考え方は同じですということですね。それで、厚生省のこの会議に準じて、自治省でも、私の資料で一月二十一日、財政課長それから地方課長さんの会議をやられて、この趣旨を徹底されたと。これと同じペーパーを配られたので...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  介護保険たりといえども、やはり基本は市町村単位でありまして、保険者は市町村が原理原則なんですね。そういう意味では、私は、普通の広域連合と困難性は同じだろうと思うのです。やはりどこが音頭をとるか。音頭をとるところの職員は大変でありまして、要ら...全文を見る
○桝屋委員 そういう意味では、一等最初に申し上げました介護保険の性格を考えると、広域連合の方がいい、協同組合よりも一部事務組合よりも広域連合がいい、この理想を自治省もお捨てにならずに、ぜひ地方との協議は続けていただきたい、これをお願いをしておきたいと思います。  本日、時間がな...全文を見る
○桝屋委員 この点については今後とも協議していきたいと思いますが一先ほど言いました、総理府が国を挙げていよいよ少子化対策に取り組み始めた。少子化の原因分析と、その分析に対して具体的な対応をいよいよ始められました。もちろん総理を中心ということでありますが、欧米の例を見ましても、やは...全文を見る
03月18日第142回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○桝屋委員 平和・改革の桝屋敬悟でございます。引き続きまして質疑をさせていただきます。  十年度の予算案の審議もそろそろ後半といいますか最終局面にあろうかと思うのですが、もう一度私はここで、厚生大臣にきょうおいでいただきまして、大蔵大臣もいらっしゃいますが、厚生省の予算の総括的...全文を見る
○桝屋委員 大臣の苦労された様子は今かいま見ることができたわけであります。しかし、さすが小泉厚生大臣でありまして、めり張りをつけた、こうおっしゃいましたけれども、あるいは他の省庁に比べてさらに厳しい、こういう話もされました。  まさにそのとおりでありまして、最後の局面の話もあり...全文を見る
○桝屋委員 大臣の今の御説明でありますが、しかし、きょうは予算委員会でありますから、政府全体、橋本政権がおやりになっている財政構造改革というのは、結局、一般の公共事業よりも、国民生活に密着した大事な社会福祉施設の整備費というのはそれ以上の率で切ったのだ、削減をしたのだという事実で...全文を見る
○桝屋委員 昨年の概算要求で六%、単価減が一・六%、合わせて七・六、そう聞けばそうかなという気もするのでありますが、したがって、厚生三プランについては、全体は九・七だけれども、厚生三プランの施設整備は七・五で、数量は確保していますよ、断固やります、こういうふうに理解していいですか...全文を見る
○桝屋委員 自信があるならもっと大きい声で、しっかり。何か全然自信がないような、何か陰にまだあるような気がしてしようがないわけであります。  この三月四日に、厚生省が各県の課長あたりを集められて会議をされております。その中で、確かに今おっしゃるように、三プランについては、必要な...全文を見る
○桝屋委員 全体が、実際に厚生三プランというのは定量的に数値目標を立てて毎年ふやしていきましょうということでありますから、単価が下がったといえ、やはり施設整備費が三角が立っているということは私は事務方からすると大変なことだろうと思いますし、あるいは計画をお立てになっている現場、市...全文を見る
○桝屋委員 大臣の今のお話でありますが、なかなか現場も介護保険で大混乱でありますし、道は険しい道がなお続くな、こう思っておるわけであります。  大臣、しょせんやはり医療費です。医療費の問題に決着をつけない限り、こういう問題というのはずっとついてくる。私は医師会の要望もある意味で...全文を見る
○桝屋委員 先ほど大臣がおっしゃった、大変に厳しい予算の中でプラスがあるだけでも喜べ、評価しろ、こうおっしゃったら、なるほどなと普通の人は思うかもしれません。しかし、それで評価しろと厚生大臣がおっしゃるのも、本当に難しい時代だな、大変な時代だな、こう思うわけであります。  今、...全文を見る
○桝屋委員 やはり福祉の予算を確保するためにこそ構造改革はすべきだ、このように私自身も思っておりますので、今後、なおこの問題については、厚生委員会等で議論を進めたいと思います。  ありがとうございました。
03月18日第142回国会 衆議院 労働委員会 第4号
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○桝屋委員 平和・改革の桝屋でございます。  引き続き質疑をさせていただきます。終了時間は平和・改革で責任を持って取り組みたいと思っております。  最初に、今回の雇用保険法の改正ですが、一つは、財革法との絡みが新たな要素として今まで審議してきたもの以上に加わっているわけであり...全文を見る
○桝屋委員 もう一点お尋ねしたいのですが、失業保険の国庫負担については、当初予算が何かいつも補正で義務的経費ということで整理されてきたようでありますが、四兆円程度の積立金、これは今回の改正によって今年度末にはどういう見通しになるのかも、見込みがありましたら、お示しいただきたいと思...全文を見る
○桝屋委員 それはわかるのですが、もちろん経済動向もあるのですが、今までの予算ベースでやっていて、例えば九年度と同じような状況だったとするとことしの末はどんなふうになるのか。もちろん経済変動もありますよ、わかりますが、予算案の姿で結構でございますが、お示しいただければ。
○桝屋委員 局長はなかなかお答えにくいんだろうと思う。もちろん経済状況がありますから、雇用状況はどうなるかわかりませんから、そういうことでしょうが、今のお話では三千億とか四千億というオーダーですから、まだ何とかなるのだろうということだろうと思うのです。  私、財政構造改革法を見...全文を見る
○桝屋委員 今、聞けば聞くほどよくわからない話になるのですが、当分の間にまた当分の間がついたわけですね。本当に当分の間というのはわかりにくい話でありまして、当分の間の当分の間は一体どうなるのかわかりませんが、ただ、趣旨はわかりました。  それで、私が驚いたというのは、社会保障全...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  何度も言いますが、財革法で、社会保障、雇用保険勘定も入れますと、本当に五千億ないし六千億、今の百五十億くらいですから、私は大変大きな金額になるなというふうに思うわけであります。  きょう午前中、小泉さんとやり合ったのは、構造改革はどっちに...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  折衝過程のお話までいただきまして大分安心もしたわけでありますが、大臣が今お答えいただきましたように、確かに雇用保険全体の社会保障の中に占める性格でありますとか位置づけでありますとか、そこは十分理解をさせていただきました。  ただ、そうしま...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  医療保険や年金の国庫負担、もうたくさんありまして、国庫負担の問題はこれから乗り越えなければいかぬ山がいっぱいあるわけでありまして、また大臣とも議論をさせていただきたい、このように思うわけであります。  私、まだやりたいことがあったのであり...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございました。  以上で質問を終わります。
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○桝屋分科員 平和・改革の桝屋敬悟でございます。  大臣におかれましては、連日大変にお疲れでございます。明日も労働委員会があるわけでありまして、おまえは労働委員会の一般質疑でやればいいじゃないかというおしかりを受けるかもしれませんが、実はきょう私が持ち込みます内容は極めて我が地...全文を見る
○桝屋分科員 今のお答えで、平成八年末には大体整理合理化の方向を、今からお話をいたします一つの考え方を整理されて、箇所を大体お決めになった、それで平成九年、昨年の十一月からことしの二月にかけて根回しの作業に入っている、こういうことですか。八年の末というのは九年の三月ぐらいかなと思...全文を見る
○桝屋分科員 何で最初にそんなことを聞くかといいますと、私どもも、特殊法人の改革は手をつけなければいかぬと言いつつも、具体的に突然これが出てきますと、いつごろから検討されておったのかということが大変気になるわけであります。地元の国会議員としても、特に労働委員会におれば余計気になる...全文を見る
○桝屋分科員 八年から十二年ですから、十四年まであるんだから何とかしろよ、こういうお話かもしれませんが、現場はなかなかそう簡単にいかない。  それで、これからお伺いしたいのは、大きい流れでこれから特殊法人等の見直しはいろいろな分野に進んでいくのだろう。整理統合するといいますか、...全文を見る
○桝屋分科員 四十キロ圏内、これはいわゆる通勤圏。これは何かどこか出典があるのですか、根拠が。一般的に通勤圏は四十キロだという理解がやはり必要でありますし、随分地域差があるのじゃないかと僕は思うのです。それと、この六〇%以上というのはどういうデータをお使いになって整理されたのか。...全文を見る
○桝屋分科員 大臣、小さい数字で恐縮でございます。私は帰って報告しなければいかぬものでありますから。  それで、例えば中心から四十キロの円を引いてその中の人口を足すわけですね、平成ニ年の国勢調査の。ところが、四十キロというと、出ているところもあれば入っているところもある。大きな...全文を見る
○桝屋分科員 また、これは全国で六十五カ所のうち十二県ぐらいが廃止を検討されたというふうに伺っているのですが、どういうデータをもとに計算をしたのかというのは、また具体的に、うちの地域だけではなくて全体を、何もよそへ回せという言い方をするつもりはありませんが、それぐらい切実だという...全文を見る
○桝屋分科員 これは議論しても切りがないところでありまして、ぜひ大臣にまずお耳に入れていただきたいのは、地元は反対しておる、県議会は決議をしたというこの事実、それから特に地元の市はもう大反対ということでありまして、私も現場に行きまして市長さん初め大変な陳情をいただいた。それは言葉...全文を見る
○桝屋分科員 今の大臣のお話を聞いて、気持ちを理解していただいて、そこは感謝申し上げたいのですが、ただ、最後に大臣のおっしゃった、雇用促進事業団としては引くからあとは県単でというここの話までいきますと、おまえ、そこまでしてきたのかということで大変なおしかりを受けるわけであります。...全文を見る
○桝屋分科員 今、協議という話がありましたけれども、私の理解では既に六県は現場に全部話がおりていると思うのですが、既に正式にテーブルに着いて協議が始まったというところはどれぐらいございますか。現状で答えられるだけで結構でございますので、お教えいただきたいと思います。
○桝屋分科員 六県のうち四県で、最初から素直に、テーブルに着いたときからいい条件でなんというようなことになると私も心配でありまして、そういうこともあってきょうはお話を出しているわけでありますが、いずれにしても今後の見直しは、それはそれで進められる必要があるのだろうと思います。 ...全文を見る
03月20日第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第9号
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○桝屋委員 私は、平和・改革を代表して、両法律案に対する反対討論を行います。  反対する第一の理由を申し上げます。  私ども平和・改革は、平成十年度予算政府案は、当面の厳しい不況や経済の構造改革、少子・高齢社会への準備など、当面する課題にも中長期的にも対応しているとは認めがた...全文を見る
04月10日第142回国会 衆議院 労働委員会 第7号
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○桝屋委員 引き続き社労士法の改正につきまして質疑をさせていただきます。先ほどからの答弁の内容を聞いておりまして、大分重なる部分がありますので、重複をできるだけ避けて質疑をさせていただきたいと思います。  その前に、今大臣のお顔を見ておりまして、やはり大臣に、これは質問通告を全...全文を見る
○桝屋委員 きょうの新聞等も、「景気浮揚へ政策転換」などという言葉が書いてありまして、私は、今まで我々野党が要求してきたこと、それから、嫌というほど総理の繰り返しの予算委員会や本会議での御答弁も聞きまして、やはり政策転換であるという気持ちもいたしますし、そういう認識を持っておりま...全文を見る
○桝屋委員 今回のこの改正に当たりましての調査室の資料を見ましても、背景としては、五十八年三月の臨調答申で資格制度に関する試験事務等について方向性が出され、その方向で検討されてきたということだろうと思います。  きょう総務庁にもおいでいただいておりますが、規制緩和の中で、今回は...全文を見る
○桝屋委員 背景はわかりました。  それで、今回の一番新しい規制緩和三カ年計画では行政書士等についても検討しておるという話なんですが、要するに、今回は試験の事務を団体に委託するということで、結構なことだと私も思います。  ただ、行政書士や司法書士も法律は大体同じような仕組みな...全文を見る
○桝屋委員 ここを総務庁さんに余りぎちぎち言ってもしょうがないのですが、本当に素朴な疑問なんです。  と申しますのは、今も総務庁さんからお話があって、今回の労働省さんからの話は、大変に受験者数がふえている、過去三倍というような話がありまして、大変ふえているからそれだけ外部委託を...全文を見る
○桝屋委員 私が申し上げたアイデアも、一部の団体が言われている、言ってみれば乱暴な話であります。しかし、私はこの社労士の法律も読みましたし、それから行政書士も司法書士もずっと読んでみました。それから受験の実態も聞いた、あるいは現場の声も聞きましたけれども、そうすると、やるのであれ...全文を見る
○桝屋委員 大臣の言われることもわかります。僕は、センターと申し上げたのは、これは乱暴だと申し上げたのですよ。ただ、今回社労士の試験を一部委託をする、これは事務は委託しても差し支えないからするわけでありまして、そういう部分は多分ほかにもあるだろう。そうすると、その辺で民間が連携を...全文を見る
○桝屋委員 もう一回確認をいたしますが、今回の法律改正によって社会保険労務士会連合会に試験の事務を委託することができる、この道を開くわけですね。そうすると、実際は委託契約を結ぶということですかね、実務の段階では。  それで、その収支がどうなるのか。例えば、委託ということはあくま...全文を見る
○桝屋委員 それはわかります。だから、実費を取って独立採算で収支とんとんになるようにしましようということだと思います。  ただ、今後この制度がどうなるかわからない。どういうふうに受験の状況が変わってくるかもわからない。これは、もし政令に定めた受験料で実際に現場に穴ができれば、委...全文を見る
○桝屋委員 わかりました。あくまでも実費をもらってその中で独立採算でやっていくということは理解をいたしました。  それで、現にこの社会保険労務士会に労働省から委託をされている事業もほかにあるということも聞きまして、この内容もつぶさに検討させていただきましたけれども、それぞれ適切...全文を見る
○桝屋委員 以上で終わります。ありがとうございました。
04月21日第142回国会 衆議院 本会議 第31号
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○桝屋敬悟君 私は、ただいま議題となりました労働基準法の一部を改正する法律案に対し、平和・改革を代表して質問を行うものであります。  法律案の内容に入る前に、労働行政全般にわたる総括的な質問を行いたいと思います。  まず初めに、私も先ほどの鍵田議員と同じように、最近の雇用情勢...全文を見る
04月24日第142回国会 衆議院 労働委員会 第10号
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○桝屋委員 平和・改革の桝屋敬悟でございます。私も、先般の本会議で代表質問をさせていただきましたので、それにかかわる問題も何点か確認をさせていただきながら質疑をさせていただきたいと思います。  初めに、先ほどもちょっと話が出ましたけれども、労基法に入る前に、政府の総合経済対策、...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  現下の厳しい雇用情勢の中で、労働大臣としての取り組みの困難さといいますか、その辺はうかがい知ることもできるわけでありますが、何にしましても大変な厳しい状況でありますので、でき得る限りの対応をお願いしたいと思うのです。  ただ、私がちょっと...全文を見る
○桝屋委員 この勘定の中で今回の対策を講じても、当分の間、当面は大丈夫だというお話を伺いました。  一つ寝国庫を下げているということがちょっと気になっている。財政構造改革のキャップがかかっている。どうせ来年もキャップを外すとかつけるとかという話があって、どうなるのかちょっとわか...全文を見る
○桝屋委員 この資料の中で整理していただいたのですが、現在の労働省告示で出されている三六協定に率いて定められる一日を超える一定の期間についての延長することができる時間に関する指針、これの内容がいわゆる基準にいくのだろうというふうに私は理解しておるのですが、そんなことでよろしいので...全文を見る
○桝屋委員 わかりました。いずれにしても、今回は大臣が法的根拠を持った基準をつくる、それは今から審議会でその内容については議論をしていくということであります。  そうしますと、今回の法律では、第三項で、「基準に適合したものとなるようにしなければならない。」という規定を置いて、当...全文を見る
○桝屋委員 今の局長のお話からしますと、今までの大臣の定めていた目安指針、これは努力義務にもいかなかった、こういうお話がありました。それを、今回は遵守義務を法の中で整理をした、こういうことだろうと思うのです。  大分理解ができたような気がするのですが、そういたしますと、例えば、...全文を見る
○桝屋委員 具体的に、今まではどうだったのでしょうか。三六協定、これは届けなければいけないのですね。協定をしたら届ける。その場合、指針の上限を超えるようなものについては、当然ながら届けるときには今までも指導があったわけですね。今度は、法にあるのですよ、こういう厳しい指導になるので...全文を見る
○桝屋委員 さてそこで、三六協定の実態というのは私も余り詳しくないのですが、中基審の議論の中で昨年のデータあたりがあるやに聞いておりまして、実際に三六協定として届けられたものの中で、上限を超えているような好ましくないものがどのぐらいあるのか。その辺の現場の実態も、データがあれば、...全文を見る
○桝屋委員 この実態調査というのは毎年やっているわけじゃなくて、去年やられたわけですね。  それで、届けられているもの、行政サイドが把握しておられる数字の中では九%ぐらいだという御説明であります。さっきから声もありましたけれども、恐らく届けられていないケースも結構あるのだろうと...全文を見る
○桝屋委員 今、局長さんの御説明では、所定外労働時間は減少しておるというお答えがありましたか。  ちょっとデータが古いのかもしれませんが、平成九年度の労働省さんの実態の冊子が出ておりますが、これを見ますと、平成八年度の労働時間等がずっと書いてありまして、「最近の景気の動向を反映...全文を見る
○桝屋委員 広い視点で見ると、確かに、実労働時間といいますか実際の労働時間は、いろいろなお取り組みによりまして漸次減少の傾向にはあるわけでありますが、しかし、所定外労働時間、時間外労働等を見ますと、これは必ずしもそうはいってないわけであります。  それは、先ほどから議論がされて...全文を見る
○桝屋委員 先ほどからの大臣の議論を聞いておりまして、ちょっともう一つ大臣に伺ってみたいのですが、大臣は先ほど、今までは我が国社会は全体として、例えば社会保険でありますとか皆年金でありますとかいろいろな体制を整備してきた、これから将来の労働時間短縮に向かって、ある程度社会保障の分...全文を見る
○桝屋委員 大臣おっしゃるとおりでありまして、恐らく二〇五〇年ぐらいまでは我が国の社会保障全体が悩ましい難しい時代を経るわけでありまして、そんな中で、本会議でも申し上げましたけれども、私どもは二十一世紀をやはり豊かさを享受できる社会にしなければならぬ、そういう意味ではやはり今回の...全文を見る
○桝屋委員 もう一点、これも本会議で伺いましたが、今回の暫定措置の中で激変緩和措置が入っております。これは当然ながら、昨年の国会からずっと議論してきたことでありまして、女子保護規定撤廃に伴う経緯からしますと、私はこれも大事な措置だろうというふうに理解をしております。  やはりも...全文を見る
○桝屋委員 それでは続きまして、裁量労働制についてお伺いをしたいと思います。  今回の法改正案の中で、現在も対象業務十一業種あるわけでありますが、この項目に一つ加えて、法的には三十八条の四でございますか、重要な決定の場において、企画、立案等そうした対象業務については新たな裁量労...全文を見る
○桝屋委員 労使委員会の決定というのは、当然ながら労使協定と同様の効果を有するというふうに理解していいですね、この点は。
○桝屋委員 それで、これは本会議でもお尋ねをいたしましたけれども、大臣が御答弁になったんですけれども、労使委員会において、法律及び指針に照らして適当でない、こういう業務を対象業務とする旨の決議が仮になされたとしても、そのようなことは法律上許されない、ありませんよ、こういうお話をい...全文を見る
○桝屋委員 今のお話の中でもありましたけれども、今回の裁量労働制、業務の性質上その遂行の方法を労働者の裁量にゆだねる必要がある、こういうことで、使用者が具体的に指示をすることが困難であるものについて、今までの裁量労働制十一業種については、今までの法律の整理では、当然ながら、「具体...全文を見る
○桝屋委員 したがって、この労使委員会の役割というのが極めて大事でありますし、そういう意味で新たにこの労使委員会というものが規定をされたわけでありますが、もう一つ大事なのは、やはり大臣がどれだけ具体的に指針で書き込むかということだと思うのですね。  私も初めてこの法律案を見たと...全文を見る
○桝屋委員 これは、企画、立案、調査及び分析を一人の労働者が全部やっているということが対象業務の条件ですか。そこの点もう少し。
○桝屋委員 私が頭が悪いのか、すぐ理解ができないわけでありますが、いずれにしても、今御説明があったような業種というのは、本社業務で恐らくスタッフ的なそういう人材だろうと思うのですけれども、そういう方々というのは本当に、今まさに我が国の長時間労働を支えておられる人たちだろうと思うん...全文を見る
○桝屋委員 最後に一点だけ、大臣の御答弁の中で、労働契約期間の問題で、新たに三年の部分でありますが、新たにつく者に限るとの表現は、従来の従業員は対象とはしない、新しく入れた人だけだ、こういうふうに私どもは理解しておりますが、大臣からもそういう御答弁があったと思うのですが、これは間...全文を見る
○桝屋委員 今始まったばかりの議論でありまして、これからしっかりとこの委員会でさまざまな問題を議論させていただきたいと思います。  きょうはありがとうございました。
04月28日第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第13号
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○桝屋委員 引き続きまして、風適法の改正質疑をさせていただきます。  私ども平和・改革は、私、それから関連質問として、後ほど富田委員の方から質疑をさせていただきます。私は、今、田中議員の方から質疑がありました前半の部分、ダンスの部分について、まず議論をさせていただきたいと思いま...全文を見る
○桝屋委員 それで、先ほど議論が途中で終わっているのがちょっとわかりにくかったのでありますが、一定の資格を持っている教授、教授資格については政令で具体的に内容を決めていくということであります。  先ほどせっかくいい資料を御提供いただきました「ダンス界の組織図」の中で、公益性を持...全文を見る
○桝屋委員 具体的に団体名まで書き込んで、その団体の、例えば社団法人なり公益法人名を書き込んで、そこの一定の講習を修了した者、こういう書きっぷりになるわけですか。わかりました、結構です。そうすると、さらにまたいろいろな問題が多分出てくるのだろうと思うのですが、そこはわかりました。...全文を見る
○桝屋委員 これからどうなるかということもちょっとお考えをお聞きしたがったわけであります。  先ほどの田中委員の議論じやありませんが、アマとプロという概念だけではなくて、もう一つの、やはりこの業界の難しさ、この世界の難しさは、警察庁の所管と文部省の所管、現在でも二つの法人がある...全文を見る
○桝屋委員 警察の、もちろん風適法の対象から外れるということはわかるのですが、外れるその要件というのは、一定の要件は政令で書き込む、その要件の中には、さっきも言ったように、具体的な御答弁はありませんでしたけれども、警察庁が許可をしておる法人、それから文部省が許可をしておる法人、と...全文を見る
○桝屋委員 大臣にお答えいただく前に、私は、本当に一番すっきりするのは、公益法人あたりをつくるときは、たくさんあるのではなくて、一つの世界では一つということが一番すっきりわかりやすいのではないかと思うのであります。  ただ、ダンスの世界、今までの経緯あるいはこれからの将来を展望...全文を見る
○桝屋委員 ぜひとも、それぞれの法人で取り組みの内容が違うということがないようにお願い申し上げて、私の質問を終わりたいと思います。後は関連質問をさせていただきます。
05月08日第142回国会 衆議院 労働委員会 第13号
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○桝屋委員 大変お疲れでございますが、皆さんおそろいになったようでありますから、引き続き審議を続行させていただきたいと思います。  午前中の審議を聞きながら、私もしみじみと、今回の労基法の改正、問題点がかなり見えてきたな、こういう気がいたしております。  そんな中で、実は昨日...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  午前中、大臣も、実は私は終身雇用論者なんだどちらっとおっしゃって、最近、いろいろマスコミやいろいろな組合の皆さん方から、意見交換をしておりますと、どうも大臣は市場経済一辺倒だ、こういう批判もあるわけでありまして、今のお話を聞くと必ずしもそう...全文を見る
○桝屋委員 わかりました。労働省と総務庁の指定統計の違い、統計のとり方が違うという御説明でございました。  それで、労働省のこの統計調査では現在千八百九十五時間ですか、そして労働力調査の方は二千時間を超えまして二千二百ぐらいですか、三百時間ぐらい差がある。  これについては、...全文を見る
○桝屋委員 済みません。そこまできのうお話をしておけばよかったんですが、わかった段階で教えてください。確かに全体としては労働時間は減っていますものの、恐らく、全体の労働者の中で見れば、私は、かなりの率、まだ長時間労働をされている実態というのは、これはこれで逆にあるんだろう。それが...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  この申告事件の内容を見させていただきましたけれども、一カ月二十時間を超える残業については、いわゆるサービス残業として時間外手当を支払っていなかった会社に対して、未払いの時間外手当を支払わせた事例などが書いてあります。この内容を見ますと、確か...全文を見る
○桝屋委員 先ほど伺いました労働力調査の中で、三千時間というのはデータがありますか。もしわかりましたら、お示しをいただきたいと思います。
○桝屋委員 また後日でも結構ですからお示しをいただきたいと思います。年間三千時間を超えるような就業実態も結構あるんだという話も私いろいろな方から聞いておりまして、じゃ、どのぐらいの割合であるのか。私も、国会議員になる前はずっと盆正月ないような仕事をして、いつも所属の組合から怒られ...全文を見る
○桝屋委員 今まさに話が出ましたけれども、均等法の改正に伴う政省令の改正が二月に姿が明らかになっております。特に深夜業に従事する女性労働者の就業環境等の整備に関する指針が示されておりますが、具体的にはどんな指針になっているのか。  特に、本会議でも私申し上げましたけれども、健康...全文を見る
○桝屋委員 といいますと、この指針では、例えば健康診断でお医者さんから異常の所見があったという場合は、当該労働者は深夜以外の時間帯に変更できるのかということなんですが、これは具体的には指針ではどうなんですか。これは雇用主の責務ですか、それとも労働者が申し出るわけでございますか。具...全文を見る
○桝屋委員 そうすると、お元気な方はいいんでありますが、六カ月ごとに健康診断をされて、その結果異常な所見があるという場合は、これは事業主の義務として違う時間帯に転換をするというようなことをしなければならぬ、こういうふうに理解していいですか。
○桝屋委員 それでは次に、今回私、自分自身が疑問に思っていることをちょうど中ごろになりましたから何点か確認をさしていただいているわけでありますが、続きまして、裁量労働制について議論さしていただきたいと思います。  裁量労働、始まったのは六十二年ですか、前回の形で始まっていると思...全文を見る
○桝屋委員 今回の新たな裁量権というのは二つの観点だ、業務の遂行の手段と時間配分を自分で管理できる、これがまさに裁量権だという御説明 でありますが、そうしますと、この原則といいますか、やはり裁量権がちゃんとある人に限られるということは、今回の新たな裁量労働の中でもその方向は変わ...全文を見る
○桝屋委員 それからもう一つ、裁量労働の対象になる労働者はどういう方かということで、これは午前中も議論がありました。今も御説明がありましたが、高度な専門的な能力を必要とする方ということだろうと思うのです。しかも、今の裁量権という観点からいきますと、自律的な、指揮命令関係についても...全文を見る
○桝屋委員 今回の新たな裁量労働制の問題については、ずっとほかの方の議論を聞いておりましても、すぐれて労使委員会、すべてはここに帰着をする気がするわけであります。労使委員会に係る問題、労使委員会の運営といいますか、新しい裁量労働制でありますし、労使委員会がすべてを、問題点のすべて...全文を見る
○桝屋委員 それから、今回、変形労働制あるいはフレックスタイム制、まあフレックスタイム制の変更は今回ありませんけれども、そうした場合に年休の取り扱いはどうなるのか。  例えば、変形労働でやっていまして、所定労働時間十時間の日に年休をとったというような場合については、よもやこれが...全文を見る
○桝屋委員 それで、今回の改正で年休がふえたわけでありまして、それはそれで結構なのですが、ただいまの年休の消化状況、よく言われる話でありますが、全く年休の消化が進んでいない。年休の消化がうまく進めば、さらに労働時間の問題は相当改善をされるという話はいつも聞くのでありますが、ただい...全文を見る
○桝屋委員 これは時系列的に見てどうですか。多少は進んでおりますか。
○桝屋委員 私自身もサラリーマン時代、年休というのはいつもとれなくて悩んでおったわけでありますけれども、この年休の消化も、全体の時間にもさっきも申し上げましたように相当影響を与える部分でありまして、何とかならぬのかなといつも思っているわけであります。それで、年休の計画付与という制...全文を見る
○桝屋委員 いずれにしても、今のお話ではありませんが、まあ大きいところは何とかなっているけれども、問題はやはり中小企業だろうと思います。今回の改正で年休の引き上げが二日ずつにされるというのは結構なのですが、本当に年休についても消化が積極的に進むように何とかしたいな、こんな思いを持...全文を見る
○桝屋委員 労使協定でということは、就業規則は当然規定をしなければいかぬのではないかと思うのですが、これはどっちでもいいようになっていますけれども、労使協定だけということがあり得るのですか、そこのところがちょっとわからないのですけれども。
○桝屋委員 ちょっとよくわからないところもありますが、また後日、まだこの審議は続きますから教えていただきたいと思います。それで、最後に、先ほどお願いしました労働力調査の中で、長時間労働の実態をまたお示しをいただきたい、このことをお願いしまして、本日は終わりたいと思います。ありがと...全文を見る
05月13日第142回国会 衆議院 労働委員会 第14号
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○桝屋委員 引き続き、新党平和の桝屋敬悟でございます。三回目でありますが、質疑をさせていただきます。  この委員会も、労基法の改正、かなり進んでまいりまして、今大臣から、同じことを何度も答弁という、答弁の内容を変えていただければもっと前へ進むのではないかというふうに、横で聞きな...全文を見る
○桝屋委員 労働基準法施行規則の第五条、これには一から十一まで規定がございますが、これが全部入るというふうに理解をしていいのですか。
○桝屋委員 そうしますと、一応、現行法の労働基準法施行規則の中に言うところのポイントの部分、主要な部分については入っていくという理解でいいのだろうと思います。  さて、今度、パート労働法、例の短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律との絡みでお尋ねをするわけであります。  ...全文を見る
○桝屋委員 今、私の手元にあるのですが、この雇い入れ通知書、こういうフォーマットというのは、全事業所、パート労働者を抱える事業者には徹底されているのでしょうか、お尋ねいたします。
○桝屋委員 そうしますと、この雇い入れ通知書というのは、局長通達に基づく行政指導を行っているという理解でよろしいですね。
○桝屋委員 今回、本体の労働基準法の中で労働条件の明示ということが入ったわけでありますので、それがどういう関係になるかということで、ちょっと小さい内容になって恐縮ですが、内容をただいま確認させていただいているという次第であります。  何で局長通達まで引っ張り出すかというと、雇い...全文を見る
○桝屋委員 そうしますと、整理をすると、今回の労働基準法が改正されたことによって、現在まで、現行のパート労働法で、事業主は雇い入れ通知書を見て、努力義務規定でこれで通知をするんだ、こういうふうにしていたけれども、今度は、パート労働法ではなくて労働基準法の中でこういう様式、形が事業...全文を見る
○桝屋委員 そのモデル様式というのは、何で規定をするんですか。
○桝屋委員 私も私なりに整理をしてみましたけれども、今回の労働基準法の具体的な命令で定める事項というのは、さっきも御説明がありましたように、ほとんどの労働条件の主たる部分については入っているんだろう。今まで使われていた雇い入れ通知書を見ましても、ほとんど入っているだろう。  一...全文を見る
○桝屋委員 そうしましたら、まさに今までパート労働法でやっておりました雇い入れ通知書というのは、基本的には労働基準法の世界に入るというふうに私は理解をしたいし、またそうでなければならぬだろうというふうに思うんですが、そうしますと、逆に今度は、現行のパート労働法で、今回の改正で、や...全文を見る
○桝屋委員 これは私も初めて見させていただいて今回新たに勉強したんですが、雇い入れ通知書、こういうのは実際パート労働者の現場ではちゃんと履行されているかどうか、その辺はどうでしょうか。しっかりやられていますか。
○桝屋委員 三九%が多いのか少ないのか。四〇%弱ですから、あと六割は明示されていない。それが今回基準法に入ってくるということで、この部分が格段に改善されていく、そういうお取り組みが必要なんだろうというふうに理解をいたします。  なお、パート労働者については、私ども現場でよくお話...全文を見る
○桝屋委員 何度も申し上げますけれども、今回の労働基準法の改正の中でここは一歩進んだ部分でありますので、それはパート労働法との絡みから、さらにパート労働法サイドでお取り組みいただかなければならぬ部分もあるだろう。当然ながら、残された努力義務規定の中で、本来であればさっき言ったモデ...全文を見る
○桝屋委員 今の御答弁で、同時にということも。私はまさにこの労使委員会が一もちろん労使委員会、今回の法律改正の中では裁量労働制の検討の舞台として設定されているわけでありますが、しかし、同時に出てくるということは、当然ながら裁量労働制の決議をするためにさまざまな議論をしなきゃいかぬ...全文を見る
○桝屋委員 まさにおっしゃるとおりで、私は、同時に出てくるケースというのはまことに行政指導の対象ではないかというふうに思っておるわけでありまして、それは今後の運用の問題になるだろうと思うんです。  時間がありません、もう一つだけお聞きしたいんですが、労使委員会の決議というのは、...全文を見る
○桝屋委員 もう一点、私は、この労使委員会、慎重の上にも慎重というふうに思っておりまして、あとは、具体的に裁量労働が決議された、やはり嫌がっている者がやるようなことがあってはならぬと思うんですが、しかし今回、本社機能それから事業所の中で中枢部ということになると、そこで働く方という...全文を見る
○桝屋委員 実は時間外の問題もやりたかったんですが、時間がなくなりました。  とりあえず裁量労働制については、先ほども何度も申し上げていますように、私は、初めてのことでもありますし、慎重の上にも慎重を期して、しっかりとこれから残された時間審議をしていきたい、こんなことを申し上げ...全文を見る
05月18日第142回国会 衆議院 労働委員会 第16号
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○桝屋委員 各参考人の皆さん、本当に本日は御苦労さまでございます。時間が限られておりますから、即質問に入りたいと思います。  最初に連合の松浦参考人にお伺いしたいと思うのですが、実は今回の労基法の改正、ずっとこの労働委員会でやっておるわけであります。やはり、今回の労働基準法の改...全文を見る
○桝屋委員 僕が聞きたかったのは、労使委員会なんというのはある意味では組合がしっかりしておれば必要ないかもしれない、そんな議論もあるわけでして、本当に、これほど組合の組織率が少なくなっている中で、これからの基準行政をどうしていくのかということを考えた場合に、労働組合側から見た今の...全文を見る
○桝屋委員 続きまして——その前に、おまえは話をする前に所属政党ぐらい言えというふうに理事から怒られましたので、平和・改革の桝屋敬悟でございます。よろしくお願いいたします。  次は裁量の問題でありますが、本日、裁量の問題を井上参考人それから松浦参考人に御意見をお伺いしたいのです...全文を見る
○桝屋委員 今回の新しい裁量労働制、先ほど……(発言する者あり)連合の松浦参考人には具体的にお尋ねしたいことがありますから、後ほどお尋ねいたします。恐縮です。  それで、先ほどの井上参考人の、それこそ中央官庁のキャリアはほとんど裁量労働制だという話を聞いて、思いも新たにしたわけ...全文を見る
○桝屋委員 労使協議会とおっしゃったのは、労使委員会の御返事だろうと思うのですが。  それから、ごめんなさい、松浦参考人にお伺いしたいのは、もちろん連合の皆さんは今回のこの裁量労働制の部分については本当に真剣に検討されておられると思います。導入に対して大変に厳しい御意見もあると...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  それでは次に、井上参考人にもう一点お伺いしたいのですが、先ほどの御説明の中で、例の契約期間の問題、三年契約の話がありました。即戦力の人を採るだろうという話、よい人は継続し、そうでない場合はそこで打ち切り、本当に使い勝手のいい仕組みになってし...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございました。  以上で終わります。
05月21日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第7号
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○桝屋委員 平和・改革の桝屋敬悟でございます。  財構法、衆議院では本日が最後でございまして、気がかりな点を再度確認をさせていただきたいと思います。  財構法の内容に入ります前に、冒頭でございますが、追加のお尋ね、お願いを申し上げたいと思います。  実は、旧兵庫銀行の問題、...全文を見る
○桝屋委員 私どもの要求につきましては、今の誠心誠意対応するというお答えをいただきましたので、今後の対応については、しっかり党内でも検討し、改めてお願いを申し上げたいと思います。  さて、実は今回の私のこの委員会でのテーマは、小泉大臣もいらっしゃいますけれども、やはり厚生省のキ...全文を見る
○桝屋委員 御丁寧に説明をいただいたわけでありますが、今の総理の御説明は理解できます。理解できますが、財構法の最初のときとどれほど説明に違いがあるのか。ちょっと前ですから、財構法をつくったのは。ちょっと前に今のような状況は恐らく十分総理も御認識されていたと私は思いますし、今総理が...全文を見る
○桝屋委員 今お答えがあったとおり、十年度当初予算ではキャップがかかって、五千億圧縮をしたと。実は、雇用保険の部分がありますから、私に言わせるとプラス一千億、六千億だと思っていますが、六千億圧縮した。それで、補正で、補正は構造改革の対象になっていないという議論がこの委員会でも随分...全文を見る
○桝屋委員 小泉大臣と話をしていると、いつもそうやって小泉大臣が苦しい状況をお話しになって、私には居直りのように見えるときもあるのでありますが、その思いはよく理解できます。  ただ、私が申し上げたかったのは、当初予算で削っておいて補正で積むなと。そういうやり方はある意味では詐欺...全文を見る
○桝屋委員 厚生大臣がおっしゃるとおりなのですよ。これは国民から見て、予算を圧縮しなければならぬという状況のときには、やはり全体を広げて、社会保障全体の枠の中でどこが圧縮をされ、どこが伸びるのかという姿が、全体像がわかるようにしないと、これは当初と補正なんかでやってしまったらだれ...全文を見る
○桝屋委員 今、ほっとしているというのは、もうそこは議論しません、時間がないので。  僕の質問に答えていないのですよ。どうするのですか。介護保険事業計画というのは歳出増になるのじゃないのか。そういうプラン、長期計画は必要になるのじゃないですか、少なくとも五年計画は。そこはどうな...全文を見る
○桝屋委員 端的にお答えをいただきたいのですが、介護保険事業計画をつくるときには歳出増ということも考えられるのじゃないかということを私は伺っているのですが、そこのところをもう一度。それは財構法との絡みで、大丈夫だな、それは歳出増になっても計画はっくれるのかどうかという点を端的にお...全文を見る
○桝屋委員 時間もないのですが、これは大変気になるところなので。公共事業とは別だからとおっしゃったけれども、例えば特別養護老人ホームにしても老健施設にしてもいまだに数は足らぬわけでありまして、それは、マクロから見たらゴールドプランは進んでいますよ。しかし、実際に市町村、県の格差を...全文を見る
○桝屋委員 お話を聞く限り、私もよくわからないのですが、今の局長さんの御答弁では、十二年から介護保険は始まる、介護保険事業計画、これは財構法との絡みで十分整理はできる、こういうふうにお答えをされたのかと思うのですが、現場の状況からしますと、まだ理解ができません。  時間もありま...全文を見る
○桝屋委員 最後になりますけれども、私どもは、やはり本当に福祉を大事にする、社会保障を大事にするのであれば、今は我が国は、中途半端なことをやめて、しっかりと景気対策をやるということが何よりも必要だ、ここの路線を間違うと、結局は、本当に多くの国民、庶民が苦しむ姿になるのではないか、...全文を見る
09月18日第143回国会 衆議院 労働委員会 第3号
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○桝屋委員 新党平和の桝屋敬悟でございます。  昼食時間をまたいでのありがたい時間でありますから、なるべく早く終わりたいとは思いますが、今までの質疑も伺いながら、重複はできるだけ避けたいと思いますが、どうしても確認したいことあるいは議論したいことを中心にさせていただきたいと思い...全文を見る
○桝屋委員 征矢局長のお話では、急激に悪くなることはないだろう、一進一退を繰り返す。ということは、今がまさに底だろう。私もそうあっていただきたいと思いますし、労働省として、いやいやまださらに厳しくなりますよなんということは、軽々に言えることではもちろんないだろうと思いますけれども...全文を見る
○桝屋委員 今大臣がお話しになったことは、恐らく具体的には通産と今から検討される、その内容が今お話しされたようなものだろうというふうに理解をするわけであります。ぜひそれはそれで進めていただきたいし、できれば、いつぐらいにどういうものをお立てになるのか、今後の政策日程等もお伺いした...全文を見る
○桝屋委員 大臣、先ほど言われた政労使の雇用対策会議あるいは通産との産業再生計画、いろいろなものが今動いているようであります。この政労使の会談をして、必要なものは産業構造転換・雇用対策本部に持ち上げるというお話もございましたけれども、いずれにしても、大臣、これからの政策日程として...全文を見る
○桝屋委員 先ほどから話がありますように、本当に現場の状況は大変厳しいわけでありまして、私は、先ほど申し上げましたように、やはり政府として明確なシグナルをどんどん発していただくということが極めて大事だろうと思います。せっかく立ち上げていただいた今の政労使の雇用対策会議、こうしたも...全文を見る
○桝屋委員 ぜひお願いをいたします。我々も、この内容についてはしっかり関心を持っていきたいと思います。さっき百億程度が多い、少ないというような議論がありましたけれども、私は、本当に極めて大事な予算だろうというふうに思っております。  そこで、予算絡みでもう一点お伺いするのですが...全文を見る
○桝屋委員 この状況でいくと保険料率の見直しも検討するときが来るかもしれない、そのときは国庫負担も、こういう話でありましたけれども、私が一番気になっておりますのは、財構法がどうなるのか。もう吹っ飛んだんじゃないのかという気もしておりまして、そうするんだったらそれで、この部分はちゃ...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。これはあくまでも今から要求ということですから、ぜひ我々も応援をしたいと思います。  私は前々から具体的な支援策がないのかというふうに思っておりまして、現場をずっと回りながら悩みの声を聞かせていただいておりますから、これはありがたい事業だというふ...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  しつこく申し上げるようですが、この四つの柱はいずれも大きな柱だ、だから当然だということであれば、当然その四つの柱と今話題が出ています家政婦紹介所のケアワーカーとはレベルが違うということであれば私も理解するけれども、この四つの柱を見ましても、...全文を見る
○桝屋委員 ありがとうございます。  もう時間もありません。最後にお願いだけして終わりたいと思うのですが、先ほどの厳しい雇用情勢、実は私の地元問題で、ポリテクセンターの統廃合の問題が出ております。  統廃合については、事務方がお決めになってそのとおり進んでいることでありまして...全文を見る
10月06日第143回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
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○桝屋委員 外は日も暮れてまいりまして、大変皆さんお疲れだろうと思いますが、新党平和の桝屋敬悟でございます。できるだけ簡略に一般の質疑をさせていただきたいと思います。  きょう、一時からずっと、大臣、お疲れでございますが、話を聞いておりまして、地方財政の本当に危機的とも言える厳...全文を見る
○桝屋委員 今の時点では定かな数字はないのでありましょうが、ただ、先ほどの御報告の中で、法人二税の状況あるいは不動産取得税、自動車税、いずれも大変な数字でありますから、私は、今年度まだありますけれども、これから決していい見通しは立てられないのだろう。大臣の方から、注意深く見守って...全文を見る
○桝屋委員 今お答えのありました減収補てん債であります。減収補てん債の対象税目ですね。法人二税等は当然ながら、基幹税については減収補てん債という対応があるのだろうと思うのですけれども、例えば不動産取得税、ことしも一四・七%の三角だというようなお話がさっきありましたし、自動車税等も...全文を見る
○桝屋委員 わかりました。精算がないということは、それはそれで結構なんですけれども、資金手当て、要するに、今地方はどういう状況かというと、ことしが越せない、大臣、それぐらい現場は厳しいんですよ。ことしの予算の執行、ことしの状況が厳しいということがあるわけでありまして、今お答えはな...全文を見る
○桝屋委員 法人二税はもちろん大きいのですけれども、消費の今の状況を見ますと、総務庁の家計調査あたりを見ますと、七月の状況でも九カ月連続前年割れの状況でありまして、すべての国民は消費が落ち込んでいるというのはわかっているわけでありまして、また、この消費の落ち込みは、先ほど我が党の...全文を見る
○桝屋委員 しつこくこのことを言っておりますのは、この辺は道を誤りますと、地方はこういう財政の厳しい状況の中で、さっき言いましたように、福祉、教育等のきめ細かな地方の事業がどうしても犠牲になるわけでありまして、この厳しい中で、できればいろいろな制度を合理化したいという動きもあるわ...全文を見る
○桝屋委員 先ほどからずっと大臣の御答弁を聞いておりまして、今回は特別減税じゃない恒久減税ということも含めて政府税調でもということですが、どうしても、さっきからの大臣のお話を聞いていて、今回の減税というのは、やはりある意味では急ぐわけですね。この景気を何とかしなきゃいかぬというわ...全文を見る
○桝屋委員 具体的な日程をお教えいただきたいと思ったのでありますが、何でそういうことを聞くかというと、地方は、本当にことしをどう乗り越えるか、来年の展望はないわけでありますけれども、ともかくことしをどう乗り越えるか。二次補正等の対応もあるでありましょう。大変に苦しい中で地方財政を...全文を見る
12月07日第144回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
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○桝屋委員 公明党・改革クラブ、桝屋敬悟でございます。  引き続き、大蔵の次官帰られましたけれども、一緒にやりたいと思います。  先ほどからの同僚委員の質疑をずっと聞きながら、本当に今回の地方交付税の改正、大きな問題を抱えた議論だというふうに私も痛感をいたしております。私も地...全文を見る
○桝屋委員 よくわかりました。ことしをどうするか、大臣、本当にそういう現状でございまして、何とぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。  先ほど桑原委員の議論を聞いておりまして大分理解ができたんですが、今回の一般会計による加算措置二千七百億、これと、先ほど桑原委員はもう一つ、...全文を見る
○桝屋委員 今の御説明、私はこの措置が、私も地方行政は前のお二人の委員に比べて比較的経験が浅いものですから、うちの事務所でも理解できなかったのですね。うちの秘書と議論する中で、一体これはどういうことなんだと。端的に言うと、うちの秘書と私の関係で、収入が少ないから秘書の給料を払わな...全文を見る
○桝屋委員 加算は結構なんですよ。ぜひやっていただきたいんですが、将来に影響を与えるということを私も心配しているわけでありまして、本当に地方は、中長期的な視点に立って財政運営の確保を何とかしなければいかぬということで、苦労しながら地方はやっているわけでありまして、そうした中を、一...全文を見る
○桝屋委員 いっぱい御説明をいただいて、私は頭が悪いものですからよくわかりませんが。  もうちょっと具体的に聞きたいと思うのですが、どうなんですか、私も本当にどこへ行ってもこの話は聞くんですよ。実態としてはどのぐらい、私の理解では、政府資金について、地方債残高全体の状況の中で四...全文を見る
○桝屋委員 期間が長いとか短いとかという問題ではなくて、どうも私が地方を回ってみた実感は、この高い金利を何とかしてもらいたい、こういう声でありまして、今の御説明では、政府資金四五パーの中で、十一兆ぐらい、ですから四分の一ぐらいは六パーを超える高い金利になっている。中には八パー以上...全文を見る
○桝屋委員 何度聞いても、これは恐らく、こういう政府資金というのは、どうも話を聞きますと自治省は余り関係なくて、直に大蔵省、理財局ですか、そこへ地方は皆行くわけですな。いろいろな、今私が申し上げたようなお願いをされているんだろうと思うんですが、今のような答弁が繰り返されているのか...全文を見る
○桝屋委員 今大臣おっしゃった、まさに緊急的な、今のときに手を打たなければならぬことだろう、私はこう思っているわけであります。  大蔵省に再度お伺いしますが、繰り上げ償還は、先ほどからるる言われたように、できないという御説明は、説明は理解いたしましたけれども、これまで地方自治体...全文を見る
○桝屋委員 私は本当に頭が悪いので今の説明はよくわからなかったのですが、金利ということを理由に繰り上げ償還を認めたことはないということですか。本当にありませんね。
○桝屋委員 結果的に高い金利が繰り上げ償還になったということはあるという御説明ですか。結果的にはあるということですな。どのぐらい事例がありますか。
○桝屋委員 時間が参りましたのでこれで終わりますが、私は、今のような説明ではまだ自分自身も納得できないところもあります。今いただいた御説明も十分勉強いたしまして、さらにこの問題を取り上げていきたい、このように思っております。  以上で終わります。ありがとうございました。