松野博一

まつのひろかず

小選挙区(千葉県第三区)選出
自由民主党
当選回数8回

松野博一の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第193回国会 衆議院 本会議 第2号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 職員の再就職等規制違反についてのお尋ねがありました。  今回の問題については、文部科学省全体として、再就職等規制の理解が不十分であったこと及び関係法令の遵守の意識が不足していたことが、背景の一つにあると考えております。  まず、この点につきまして、文...全文を見る
01月25日第193回国会 参議院 本会議 第3号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 会計検査院OBの再就職についてお尋ねがありました。  文部科学省としては、あっせんの事実は把握をしておりません。  いずれにしても、今回の文部科学省の再就職規制違反事案で生じた国民の疑念を払拭するため、総理から山本国家公務員制度担当大臣に対し、同様の...全文を見る
01月26日第193回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○松野国務大臣 まず、このたび、内閣府再就職等監視委員会の調査によりまして明らかになりました文部科学省における再就職に関する国家公務員法違反行為等につきまして、国民の皆様に、文部科学行政に対する信頼を著しく損ねたことを心からおわび申し上げる次第であります。  文部科学省としては...全文を見る
○松野国務大臣 先ほど申し上げました公務員制度の有識者、弁護士等の第三者の方に調査班の中に加わっていただく方がより公正性が担保できるのか、また、調査班に対する監視体制を新たにつくり、それを構成していただくことがより公正性が保てるかに関して、今後検討し、早急に結論を出したいと考えて...全文を見る
○松野国務大臣 文部科学省から国立大学法人への出向は、国立大学協会の申し合わせを踏まえ、任命権を有する各国立大学法人の学長からの要請に基づいて行われており、文部科学省から推薦された職員を実際に採用するか否か、あるいはこれらの者の学内での活用方法については学長の判断により行われてお...全文を見る
○松野国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、各大学のそれぞれのさまざまな運用に関しては、大学の自治によって決定をされていると承知しております。  しかしながら、委員からそういった実態をよく把握しろという御指摘もいただきました。その面に関して、また改めて調査をさせていただきたいと...全文を見る
○松野国務大臣 このたびの文科省の再就職等の規制違反において、国民の皆さんの文部科学行政に対する信頼を著しく損ねることになりました。省として猛省をして信頼回復に努めていく所存でございますけれども、その第一の前提は、委員御指摘のとおり、徹底した調査を行うことにあるかと考えております...全文を見る
○松野国務大臣 意欲と能力のある学生が経済的な理由によって進学等を断念することがないように、安心して学ぶ環境をつくる、その第一は、学生の経済的な負担の軽減にあるかと思います。  来年度からの施策に関しましては委員から御説明をいただきましたけれども、住民税非課税世帯の子供たちに係...全文を見る
○松野国務大臣 先ほど答弁をさせていただきましたが、より国民の皆様に納得していただける体制をつくっていくということのために、公務員制度の有識者もしくは弁護士等の法律の専門家にこの調査班の中に入っていただいて、調査を進める体制を組みたいと考えております。
○松野国務大臣 今のところゼロでございます。
○松野国務大臣 天下りという言葉の定義が、委員がどういった形でお使いになっているかは私は今現状理解しておりませんが、再就職に関して、これが禁じられているわけではありません。再就職に関して現職職員等が関与することに問題があるということでございますが、これは、一般論として私の見解をお...全文を見る
○松野国務大臣 平成二十七年度に、私立大学等経常費補助金を配分している四年制私立大学五百六十六校で、二千九百四十一億円を配分しております。また、平成二十一年一月以降平成二十八年九月に企画官級以上の再就職を受けた四年制私立大学は九十一校で、配分額は九百三十九億円であり、全体に占める...全文を見る
○松野国務大臣 まず、先ほどの質問に関して補足をさせていただきたいと思いますが、私立大学等経常費補助金の金額配分、もう委員も御案内のこととは存じますけれども、この金額は、学生数等を初めとする学校の規模によって、計算式によって算定をされるものであるということは説明をさせていただきた...全文を見る
○松野国務大臣 前川前次官が、いわゆるマッチング行為に関して、どの時点でその違法性に気づいたかということに関して、現在、私は承知をしておりません。
○松野国務大臣 退職者と求人を結びつけるいわゆるマッチングシステムにつきましては、再就職等監視委員会より、その全容が明らかでないために、しっかりと調査を行うよう、国家公務員法第百六条十八の一項に基づいて、文科省に対して要求がなされたところであります。  これらの事案に関しまして...全文を見る
○松野国務大臣 再就職等問題調査班につきましては、当初、国家公務員法の第百六条の十八の二項の規定に基づきまして、再就職等監視委員会に対して調査方法、調査項目の報告を逐次行うことを求めておりまして、その中において公正中立性を確保することが可能であると考えておりますが、しかし、より国...全文を見る
○松野国務大臣 今後は一切行いません。
01月27日第193回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○松野国務大臣 まず、委員の教育投資に関する御質問でございますけれども、教育は未来に対する投資であって、誰もが希望する質の高い教育の機会、これを確保していくというのは重要であることは、委員と思いを同じくするところであります。  特に、家計収入が生徒児童の教育を受ける機会を奪って...全文を見る
○松野国務大臣 冒頭、今回の文部科学省の再就職等規制違反につきまして、国民の文科行政に対する信頼を大変失ったということに関して、深くおわびを申し上げますとともに、省として猛省をし、再犯防止に向けて、私の責任において全力で取り組んでまいります。  お尋ねの文教フォーラムについての...全文を見る
○松野国務大臣 公益財団法人文教協会は、昭和二十四年の設立でございます。  これは定款によるものでございますが、同協会の目的は、文教に関する諸課題について調査研究の推進を図るとともに、文教に関する各種情報資料の収集、提供及び相互扶助等の事業を行い、もって文教の振興に寄与すること...全文を見る
○松野国務大臣 文部科学省から財団法人文教協会に関する関係でありますけれども、平成二十一年度から平成二十八年度までの間においては、委託費、書籍、雑誌の購入及び補助金の交付により支出が行われております。  具体的には、平成二十八年度に免許更新制度高度化のための調査研究事業の委託費...全文を見る
○松野国務大臣 文教フォーラムは、文教分野に関する調査研究等を事業内容としており、文教協会の分室に所在しているとの報告を受けております。また、文教フォーラムの事務所の賃料は文教協会が負担し、文教フォーラムの理事長が文教協会の参与についていたと報告を受けております。  文教フォー...全文を見る
○松野国務大臣 まず、先ほど御説明をさせていただきましたとおり、文部科学省から文教協会に対する事業委託また物品購入等に関しましては、第三者有識者等を通じて公正な手続のもとに行われたと承知をしております。  ただ、委員御指摘の点に関しましては、これは監視委員会からもしっかりとその...全文を見る
○松野国務大臣 まず、文部科学省からR氏が代表を務める文教フォーラムに関して支出があったことはございません。文教協会の参与職に関しては、無報酬であったと報告を受けております。  その上で、委員御指摘のとおり、この問題は監視委員会からも、違法性を潜脱する目的でつくられたシステムが...全文を見る
○松野国務大臣 委員御指摘のとおり、意欲と能力のある学生が、その家庭環境にかかわらず、しっかりとした学習機会を得るというのは極めて重要なことであると考えております。このため、文部科学省では、これまでも授業料の減免の充実や奨学金制度の充実に努めてきたところであります。  平成二十...全文を見る
○松野国務大臣 大学授業料の減免に関しましては、総合的に検討をする必要があると考えております。これはもちろん財源との問題を考えなければいけない問題でありますし、財源となりますと、当然のことながら国民負担の問題がございます。  こういった観点から、総合的に勘案し、今後検討を進めて...全文を見る
○松野国務大臣 失礼いたしました。  給付型奨学金の支援対象は、経済的理由により極めて修学に困難がある住民税非課税世帯の学生で、学習状況、進学意欲等において特にすぐれた学生としております。  学習状況や進学意欲については、具体的には、各高校等が定める基準に基づき判断をし、推薦...全文を見る
○松野国務大臣 各学校は、無利子奨学金よりも高い水準となるように定めた、日本学生支援機構が示す学力・資質基準等に関するガイドラインを参考としつつ、各学校に割り振られた推薦枠の中で推薦することとなります。この推薦を得ることが、給付型奨学金を受給する対象者を選定する基準となります。 ...全文を見る
○松野国務大臣 国立大学においては国費による授業料免除制度が整備されていることから、免除を受けた国立大学生については、給付額の減額を含め調整することが公平性の観点からも適当であると考えています。  具体的には、自宅生については、月額二万円のところ、支給しないこととし、自宅外生に...全文を見る
○松野国務大臣 高等教育における教育費負担の軽減については、従来から、意欲と能力のある学生が経済的理由により進学を断念することがないよう、奨学金制度や授業料免除などの各種方策を組み合わせながら、総合的に施策を講じてきたところであります。  国立大学の授業料免除は年額五十四万円相...全文を見る
○松野国務大臣 給付型奨学金制度の導入に向けて財源を用意するに当たり、その一部については、奨学金体系を見直すことで捻出することとしております。  具体的には、今般の奨学金の抜本的見直しのもと、平成三十年以降の本格実施を見据え、所得に応じた新たな無利子奨学金貸与上限額の設定、博士...全文を見る
○松野国務大臣 直近、平成二十七年度の実績において、無利子奨学金の貸与を受けた約四十八万七千人のうち、有利子奨学金の貸与をあわせて受けた方は約十一万二千人です。
○松野国務大臣 まず、先ほどの貸与の上限設定についてでございますが、それは、その家庭の家計収入に応じてということであることを加えさせていただきたいと思います。  奨学金制度については、給付型奨学金の創設、無利子奨学金の大幅な拡充など、今回、抜本的な制度改正を行うことを踏まえ、奨...全文を見る
○松野国務大臣 この事案に関しまして、国民の皆様の視点からすると、このOBを介して文科省の人事課の職員が、目的を、潜脱することとしてあったのではないかという疑惑があることは私も承知をしております。  その国民の視点に立って、今後、私の責任下におきまして、しっかりと全容解明に努め...全文を見る
○松野国務大臣 現状の所管のことであれば局長として答弁をさせますけれども、当該事案に関しましては、私が任命権者として責任を持って、今後、調査をもって全容を解明してまいります。
○松野国務大臣 まず、先ほど申し上げましたけれども、今回、政府参考人の立場で局長はこの委員会に呼ばれております。その意味において、全体の調査、全容解明に関しては、先ほど申し上げましたとおり、私が責任を持って解明していくということでございます。  一月二十三日にこの調査班を発足さ...全文を見る
○松野国務大臣 「全国大学一覧」については、昭和三十九年度まで文部省が発行し、昭和四十年度から文教協会が発行しています。これらには日々の業務に必要な統計データや法令等が収録されており、省内の職員用や中央教育審議会大学分科会等の各会議の資料として活用するために必要な冊数を購入してお...全文を見る
○松野国務大臣 ございます。
○松野国務大臣 各大学の今の理事長から各学部代表者、またその学内の学部編制の経過等を編集してあるものだと承知しております。
○松野国務大臣 まず、使用目的でございますが、先ほど申し上げましたとおり、文科省内各局におきまして、高等局を中心に、大学等にかかわる作業を進めるに当たってその資料として使用しているところであり、また、中央教育審議会等の委員の皆さん方にも資料としてお使いをいただいているということで...全文を見る
○松野国務大臣 参与としての対価は受け取っていなかったと報告を受けております。
○松野国務大臣 文部科学省から文教フォーラム、またR氏と提示をされている人物に関して、収入……(玉木委員「文教協会から」と呼ぶ)失礼しました。  文教協会から文教フォーラムに関して直接的にどうかということに関して、済みません、今承知をしておりませんが、文教協会の参与としてのR氏...全文を見る
○松野国務大臣 現状、私どもがつかんでいる事実関係に関しては、御党の部門会議等で提示をさせていただいたものでありますが、御指摘のとおり、この文教フォーラムの代表者のR氏に関しましては、監視委員会の方からも、文科省が本来の法を潜脱する目的で、OBとの間に、あるシステムにかかわってい...全文を見る
○松野国務大臣 保険会社の顧問をお務めだと聞いております。
01月30日第193回国会 参議院 予算委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 公益財団法人文教協会は、昭和二十四年四月、文部大臣所管の財団法人として設立をされ、平成二十五年四月、公益法人制度改革により内閣府所管の公益財団法人に移行した団体であります。  同協会の定款によりますと、同協会の目的は、「文教に関する諸課題について調査研...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 現在の公益財団法人文教協会の役員のうち、理事四名、監事二名の六名が文科省OBから就任をしております。  続きまして、文教協会と文科省の委託事業、書籍購入、補助金等の関係でありますけれども、文部科学省から文教協会に対しては、平成二十一年度から平成二十八年...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 文教協会の収支にある受取負担金については本日御通告いただきましたけれども、文教協会に早急に事実関係を問合せをいたしました。平成二十八年度につきましては、教員免許管理システム運営管理協議会運営経費、これは各都道府県から受け取る分担金でございます。教員免許管...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど申し上げました文科省からの補助金又は購買等以外に、各都道府県から受け取る分担金が加わったものということでございます。(発言する者あり)  先ほど申し上げた個々の平成二十一年度からの文科省からのものに加えまして、各都道府県からの教員免許管理システム...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど申し上げたものは文教協会の定款から引用されたものでございますが、その相互扶助等の事業に関しての内容は承知をしておりません。
○国務大臣(松野博一君) この文教協会に関しましては、文教フォーラムの、これは監視委員会の方から文部科学省の再就職規制違反の潜脱を目的とした枠組みというふうに認定をされております機関との関係において、この文教フォーラムと文教協会の関係についてもしっかりと調査を進めるようにという御...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど御答弁したとおりでございますが、現状、この内容について承知をしておりません。
○国務大臣(松野博一君) R氏は、平成二十一年七月に文部科学省を退職した後、同月に一般財団法人教職員生涯福祉財団の審議役及び株式会社第一成和事務所の顧問に就職をしたと承知をしております。
○国務大臣(松野博一君) R氏の生計に対しては、今現在文科省で把握をしているものに関しましては、平成二十一年七月に退職をした後のこの一般財団法人教職員生涯福祉財団の審議役としての収入があったかと思いますし、株式会社第一成和事務所の顧問に就任をしておりますが、この顧問収入等について...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) R氏が現在D社の顧問を続けているかどうかに関しては、今日確認をしておりません。
○国務大臣(松野博一君) この事案についてもしっかり確認をさせていただきますし、監視委員会の方から既に認定を受けたこと、また指摘を受けていること、それ以外に関してもしっかりと文部省の方で調査班をつくり解明するようにという指示があります。これはもう平成二十年の十二月三十一日まで遡っ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 承知をしておりません。
○国務大臣(松野博一君) 今行われているということであれば、これから調査班をつくりますので現行これでスタートしたわけではありませんが、文科省で行われる調査における調査班は国家公務員法に規定されております再就職等監視委員会の指示に基づいてつくります。この報告を監視委員会の方に上げる...全文を見る
01月31日第193回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 今回の文部科学省における再就職に関する国家公務員法違反、またそれに関する隠蔽につきましては、国民の皆様の文部科学行政に対する信頼を著しく損ねたことを心よりおわび申し上げます。文部科学省としては、省として猛省し、省を挙げて信頼の回復に努めていく所存でありま...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先生お尋ねのいわゆる肩たたきということでございますが、制度としてそういったものが存在することはございません。しかし、先生御指摘のとおり、慣習等の中においてそういった側面が、まあ肩たたきということではありません、御自分の、本人の意思も含めて、定年までに退職...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 早期退職に関しましては、早期退職者の募集といった形の事例はございますけれども、原則的に御本人の判断によるものであろうかと思います。しかしながら、一方で、先生から先ほど御指摘があったような、公務員制度全体としての人事慣行等の中において、そういう選択肢を本人...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 現行の再就職規制におきましては、職員が在職中に利害関係企業等に求職活動をすることは禁止をされており、これに抵触する場合は国家公務員法違反になるものと承知をしております。一方、利害関係企業等への求職活動ではない場合は、職員が在職中に求職活動をすることは同法...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 国家公務員に対する直接の利害関係は、これは当該職員が個人として受け持っていた職域における利害関係でございます。これは、局等全体の所管ということではないということでございます。
○国務大臣(松野博一君) 現行の制度の中におきましては、再就職時に人事課にその再就職先等を提出をすることになっております。その時点において人事課職員がこの規制に適しているかどうかを判断するという仕組みになっております。
○国務大臣(松野博一君) 先ほど申し上げたとおりの規制でございますので、直接的にその宗教法人に対して、例えばその宗教法人が学校を持っていたとしても、直接的に文科省職員が宗教法人に対して規制をする等の利害関係はございませんので、そのケースは違反とはならないと承知をしております。
○国務大臣(松野博一君) お答えする前に、先ほどの質問に関して付け加えさせていただきたいと思いますが、宗教法人に対して文化庁の職員の宗務課の場合はこれは利害関係ございますので、直接の、規制の対象になるということでございます。  今の委員の御質問に対しましては、在職中でありまして...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 事実関係について私の方から説明をさせていただきます。  学校給食に要する経費のうち、食材費については保護者が、給食施設整備費や人件費については学校の設置者がそれぞれ負担し、国は学校施設環境改善交付金の中で給食施設を対象としております。家庭の経済状況が厳...全文を見る
02月01日第193回国会 衆議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○松野国務大臣 今回の文部科学省における再就職等違反に関して、国民の皆様の文部科学省に対する著しい信頼を損なうことになったことに関しまして、心からおわびを申し上げる次第であります。  今回の問題については、公益財団法人文教協会や一般社団法人文教フォーラムの関係を含め、徹底した事...全文を見る
○松野国務大臣 このたび、内閣府再就職等監視委員会の調査によりまして明らかとなった文部科学省における再就職に関する国家公務員法違反行為等につきまして、先生から御指摘をいただいたとおり、国民の皆様の文部科学行政に対する信頼を著しく損ねたことを心よりおわび申し上げます。文部科学省とし...全文を見る
○松野国務大臣 有識者の第三者の方に調査班にお入りをいただきまして、その指導監督のもと、しっかりとした調査を進めてまいります。
○松野国務大臣 学生が経済的な理由により修学を断念することなく学業を続けられるように支援するということは極めて重要であり、委員の思いと同じくするところであります。  平成二十九年度の予算案においては、授業料減免を含め、国立大学が継続的、安定的に教育研究活動を行うための基盤的な経...全文を見る
○松野国務大臣 委員御指摘のとおり、国立、公立、私立に限らず、まず、高等教育の基盤をしっかりと支えるためにも、運営費交付金、また私学助成等、しっかりと確保してまいりたいと考えておりますし、高等教育の充実を図ると同時に、家計における教育費負担の軽減も進めてまいりたいと考えております...全文を見る
○松野国務大臣 高等学校等就学支援金制度については、平成二十五年の法律改正時に衆参両院で決議をされました附帯決議において、改正法の施行から三年経過後、平成二十九年度でございますが、三年経過後に検証を行い、必要な措置を講ずることとされております。  検証においては、本制度の具体的...全文を見る
○松野国務大臣 国家公務員退職手当法の規定によりますと、退職手当は職員が退職した日から起算して一カ月以内に支払うことになっていますが、現時点ではまだ支給されていません。  また、具体的な金額については、個人のプライバシー保護の観点からお答えは差し控えさせていただきますが、事務次...全文を見る
○松野国務大臣 前川前事務次官は、今回、再就職等監視委員会から、前川前次官自身の行為が国家公務員法に違反すると指摘を受けたことに加え、文部科学省において組織的な再就職あっせん行為が行われたことに対する監督責任があることから、平成二十九年一月二十日付で減給十分の一、二カ月間の処分を...全文を見る
○松野国務大臣 今回の処分内容につきましては、前川前次官の違反事由に基づき、過去の事例、事務次官という職責の重さを踏まえつつ、さらには御指摘をいただきました指針を参考としつつ、処分を決定したところであります。  さらに、委員から御指摘がありましたとおり、今後の調査におきまして新...全文を見る
○松野国務大臣 第三者が今回の調査に参加をいただく形として、調査班のメンバーとしてお入りをいただきます。  先ほど指導監督というお話をさせていただきましたのは、調査班の中において、その調査の方向性に関して外部の方の御見識を主導的にお聞きしてから設計していくという趣旨においてお話...全文を見る
○松野国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、ヒアリングに外部の有識者の方に参加をしていただいて進行いたします。それが大原則でございます。  先ほど報告等々のお話を申し上げましたのは、三月三十一日までにこの結果を取りまとめて公表するということになっております。もちろん、これは、監...全文を見る
○松野国務大臣 御指摘の電話代等の負担は文教協会の分室にかかわる負担であり、秘書についても文教協会の参与のために配置していたものという報告を受けております。  しかし、この文教フォーラムと文教協会の関係に関して、これはもう既に指摘をされているところでありますし、その件も含めて、...全文を見る
○松野国務大臣 先ほど答弁をさせていただきましたとおり、部屋代、室料のほかに、電話代等の負担、また秘書の派遣等があったということは確認をしております。  その確認内容に関して、文教協会からの現時点における報告、聞き取りによりますと、先ほど申し上げたとおり、分室としての機能に対す...全文を見る
○松野国務大臣 確認をしております。(小川委員「わかっているということですか」と呼ぶ)はい。
○松野国務大臣 当該保険代理店でございますが、第一成和事務所に問い合わせたところ、この件については個人情報であるため回答は差し控えたいとのことでありました。  一方、文部科学省において確認をしたところ、再就職に関する現行制度導入前の平成十七年当時、閣議決定に基づく「再就職状況の...全文を見る
○松野国務大臣 第一成和事務所は、現在文部科学省共済組合が行っている団体傷害保険の前身となる文部省団体交通事故傷害保険の取り扱いを、一九六七年から開始していると聞いております。
○松野国務大臣 文教協会からは、団体扱い火災保険の集金機関として組合員から保険料を集金して、引受損害保険会社への振り込みを行っており、その際、保険料の五%を徴収していると聞いております。  平成二十七年度の集金手数料収入は六十九万三千四百十七円であり、これに対応する保険料の掛金...全文を見る
○松野国務大臣 この第一成和事務所に関しまして、文部科学省が入居しておりますビルに対しての入館許可証等を発行しております。  これは、文科省に対して、職員の福祉サービスに関し、例えばこの保険でありますとか、また、飲料、飲み物の会社の販売ですとか、そういった十五団体に許可証を発行...全文を見る
○松野国務大臣 御指摘のとおり、保険会社は数社入っておりますけれども、代理店はこちら一社でございます。  なぜこの社にだけ許可証が発行されているかに関しては、恐らく、先ほど来お話を申し上げていますとおり、一九六七年と申し上げたかと思いますけれども、長い期間においての取引関係があ...全文を見る
○松野国務大臣 この委員の御質問に関しましては、委員から御指摘をいただいて、私どもの方で聞き取りをさせていただきました。  文教協会分室が入居していたビルの賃貸契約の契約者は、平成二十九年一月一日をもって、公益財団法人文教協会から一般社団法人文教フォーラムとなっております。 ...全文を見る
○松野国務大臣 今回の文部科学省の再就職等規制違反に関しまして、監視委員会の方から文部科学省に対して調査報告が伝達されましたのが十九日でございます。その十九日の調査報告の中におきまして監視委員会が既に事実として認定をしている事案に関して、それに即して、過去の事例と照らし合わせた上...全文を見る
02月02日第193回国会 衆議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○松野国務大臣 調査班の設置に対しての準備を今進めておりまして、現状において、調査が開始をされている、調査班において第三者が入った、メンバーとして加わった状況の中で調査が開始をされているということではございません。  委員の方から、来週の本委員会の審議の状況に合わせてしっかりと...全文を見る
○松野国務大臣 調査班の設置につきましては、今、人選等、また御本人の確認も含め進めさせていただいております。私たちとしては、この発足に関しては、できるだけ早く、今週中に発足をさせたいと考えて、そこに向けて準備を進めております。  それから、調査をスタートいたしまして、調査の内容...全文を見る
○松野国務大臣 委員からのお話の趣旨と私が申し上げたことの方向性がそう違っているとは考えておりませんが、先ほど申し上げたとおり、できるだけ早く、今週中に調査班を発足させて、そして調査に入り、委員から今、月曜日というお話がありましたが、その時点において調査の結果を再就職等監視委員会...全文を見る
○松野国務大臣 前川前次官は、ある法人に再就職していた文部科学省のOBに対し、後任の他の文部科学省OBを再就職させることを目的として、再就職先の地位に関する情報の提供を依頼したことから、再就職等規制に違反したと監視委員会から認定をされております。具体的には、退任の意向の有無を確認...全文を見る
○松野国務大臣 今回の調査に当たっては、私はもちろん文部科学省の責任者でありますが、国民の皆様からいただいている疑念に対して、これはしっかりと国民視点に立って解明をしてまいります。  先ほどの法人名に関しては、図書の方、委員の御質問に関して、委員の方の御意思が、この法人に関して...全文を見る
○松野国務大臣 文教協会から、まず、この一覧等を購入することはいたしません。  同種の、その印刷された資料が、一覧化されているものが、省内の協議、また中教審等を初め外部有識者等の会議に有効に使われているというのも事実であります。今後は、その内容に関して、文部科学省でその原本をつ...全文を見る
○松野国務大臣 これは、編集、工程管理にかかわる労務費は別として、純粋に印刷だけを考えた場合は、その「全国大学一覧」を文部科学省は文教協会から、済みません、今、数字が厳格ではありませんが、三千二、三百円で購入しているかと思います。その印刷費を考えると、ほぼ同程度の印刷費は必要にな...全文を見る
○松野国務大臣 この書籍につきましては、先ほど申し上げましたとおり、文教協会が出版する書籍を購入していたところでありますが、今後は、文部科学省において原稿作成の上、印刷、製本については一般競争入札により発注することを考えております。それに当たっては同程度の予算の手当てが必要になる...全文を見る
○松野国務大臣 まず、事実関係といたしまして、先般、保険代理店として、入館許可証を十五社に与えているうちの一社だけだというふうにお話をしましたが、済みません、これは二社ということで、理事会の方にこれは既に訂正に関して御報告をさせていただいていると聞いております。(発言する者あり)...全文を見る
○松野国務大臣 このR氏が第一成和の顧問についているということは事実でございます。  そして、これらの、R氏が加わった再就職あっせんに関するシステム、枠組みがあるのではないかという指摘を監視委員会の方からいただいておりまして、今後、その枠組みの全容に関して、調査班を通して、調査...全文を見る
○松野国務大臣 午前中の後藤委員への答弁で、保険代理店の数の修正につきまして、理事会に報告済みと申し上げましたけれども、その時点では理事会への報告が上がっていないということであります。おわびをして訂正をさせていただきます。
○松野国務大臣 文教協会が今後解散の方向に進むということに関しましては、私どもは報道で承知をしております。  私がお話をこちらでさせていただきましたのは、文教協会に関して今後文科省が人的な面また契約関係の面で関係することはないというお話をさせていただきました。  報道の中にお...全文を見る
○松野国務大臣 文教協会が今後解散という方向に進まれるのかは今後の理事会において協議をされることであろうと思いますけれども、文協協会、そしてOBのR氏の文教フォーラム、この関係が、監視委員会の方から、文部科学省が再就職違反を潜脱する目的でその枠組みがつくられているという指摘をいた...全文を見る
○松野国務大臣 今回の文部科学省における調査班の調査対象でございますが、監視委員会の方から認定されたものも含め指摘をされている案件、それ以外に、この制度が発足いたしましたのは平成二十年度、十二月三十一日でございますから、それ以来の文科省の再就職について調査をさせていただきます。 ...全文を見る
02月03日第193回国会 衆議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○松野国務大臣 調査班の状況でございますけれども、昨日、弁護士を初めとする有識者の方々を調査班班員として委嘱したところであります。本日、外部有識者を加えた調査班会議を開催し、直ちに調査に着手をしていただくこととしております。  調査班においては、まず、御指摘のあったR氏と文部科...全文を見る
○松野国務大臣 委員御指摘のとおり、少子高齢化が進む中で、子供たちが介護の意義や社会保障について理解を深めるとともに、高齢者との触れ合いや交流、介護体験を実際に経験する機会を持つことは重要だと思います。介護人材の確保の問題、地域や家庭での高齢者の方との触れ合いの問題、そして委員の...全文を見る
○松野国務大臣 吉田元高等局長が大学において何こまの授業を持っていたのか、今現在、資料を手持ちしておりません。
○松野国務大臣 平成二十七年四月一日から平成二十八年三月一日までに存在した審議会、懇談会等の合計は百六十九でございます。百六十九会議の延べ委員数は二千四百六十七名でございますが、うち延べ十四名が文科省のOB、全体の約〇・六%でございます。
○松野国務大臣 まず、私立大学等経常費補助金、私学助成について、その事実関係を先にお話しさせていただきたいと思います。  私立大学等に対する基盤的な助成として、平成二十八年度予算として三千百五十三億円が支出されております。このうち約八六%に当たります二千七百一億円は、教職員数、...全文を見る
○松野国務大臣 医学部教育において依存症の治療、回復支援について学ぶことは極めて重要であると認識をしております。  依存症については、卒業時までに学生が身につけておくべき必須の能力の到達目標を提示した医学教育モデル・コア・カリキュラムの中で、薬物の乱用、依存、離脱の病態と症候を...全文を見る
02月06日第193回国会 衆議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○松野国務大臣 まず、委員から御提示いただきました資料でございますが、二十七年度に退職した人数四十七は、文科省で公表させていただいた人数でございます。うち、同日か翌日に再就職した人数の十三に関しては、ちょっと今精査をしておりますので、確認をさせていただきたいと思います。  委員...全文を見る
○松野国務大臣 文教協会は、二月一日に、信頼を著しく失墜し、今後の事業の存続が困難であると判断をし、解散の方針を決めたと聞いております。  この解散の今後の日程に関しましては、今後の理事会をもって決めていきたいということであるとも報告を受けております。通常でありますと、継続案件...全文を見る
○松野国務大臣 先ほど答弁をさせていただきました解散のスケジュールに関しては今後の理事会で決定をするというふうにお聞きしておりますが、通常、解散までは、継続案件の処理等も含め、一定期間を要するものと思います。  再就職等問題調査班による文教協会に対する調査に関しましては、最終が...全文を見る
○松野国務大臣 現状は、文教協会に対する協力の依頼はしておりますが、その協力の内容に関して具体的に、メール等も含めた保持に関するお願いはしておりません。
○松野国務大臣 メールや文書等の保全に関して、現状においてしていないというふうに申し上げました。委員からの御指摘もいただいて、要請に関してはこれからさせていただきたいと思います。
○松野国務大臣 その時期の人事課長は、伯井人事課長でございます。
○松野国務大臣 委員御指摘のとおり、平成二十五年の時点、新制度ができ上がってから二十五年までの間にOBを利用したこの枠組みができ上がったと、今回の調査班の報告書の中においても出されていることでありますし、私も、これまでの経緯を考えて、二十五年までにその枠組みができ上がってきたんだ...全文を見る
○松野国務大臣 まず、全容解明におきまして、私が責任を持って取り組んでまいります。  先ほど、人事課の組織的な関与ということに関してお話をさせていただきましたのは、監視委員会からの報告書または調査班からの調査報告においても、人事課職員が個人情報の提供等で関与し、また一部課長もそ...全文を見る
○松野国務大臣 委員からお示しをいただきましたとおり、調査班の設置自体は一月二十三日でございますが、それ以後、調査班としては、資料の確認、また監視委員会からの報告書についての再調査に向けた確認等々の作業を進めておりました。  しかし、それまでの中の、この予算委員会で御審議いただ...全文を見る
○松野国務大臣 ヒアリングに関しましては、各人ごとのヒアリングに対して外部有識者が少なくとも一人は参加をしている状況で行われております。
○松野国務大臣 平成二十年十二月三十一日の改正以前におきましては、人事課においてOBの再就職に関して関与していたということは事実でございます。
○松野国務大臣 そのように私も考えておりますし、この委員会のお決めによってこの調査報告に関する内容を個々、これは局長としてではなく当時の立場において、この委員会の中で答えられるお立場の中でお呼びをいただけるということであれば、まさにそのようにさせていただきたいというふうに考えてお...全文を見る
○松野国務大臣 この内容に関しては、外部有識者の方に加わっていただいた今回のヒアリング調査をもとにまとめられているものであります。その中において、先ほど申し上げましたが、外部有識者が自分たちの責任において今日の時点で文書として発表できる内容がこうであるという御判断であったかと思い...全文を見る
○松野国務大臣 まず、保険会社の顧問に関しては、嶋貫さんが最初、文科省のOBとして就任した一人目ではありません。これは報告書の中にも入っているということで、これが続いたということに関しては事実としてまず提示をさせていただきたいと思います。  その上で、委員御指摘のとおり、国民の...全文を見る
○松野国務大臣 現時点では、あの答弁書というのがどの答弁書を御指摘のものか、ちょっとわかりかねますので、正確なお話を、しっかりと精査して答えさせていただきたいというふうに思いますが、実態的に文部科学省からこの文教フォーラムに関して支出がない、また嶋貫氏個人に関して何らかの提供がな...全文を見る
○松野国務大臣 十日間の、一月二十三日の設置以来のお話でありますが、やっていた内容は先ほど申し上げたとおりでありますけれども、その間のさまざまな御指摘の中において、ヒアリング等調査をするに当たっては外部の有識者等が入らないと、文科省単独の調査においてはその信頼性が低いのではないか...全文を見る
○松野国務大臣 設立に関しましては、委員御指摘のとおり、昭和二十四年来の長い歴史のある団体であります。その間の活動に関しては、有用な活動をされているものも私はあると思います。  今回解散に至ったということに関しましては、社会的にも信頼を損ない、今後の運営が厳しくなるということで...全文を見る
○松野国務大臣 教育は未来への先行投資であり、幼児教育の重要性、これはもう既に委員からもお話があったとおりでありますし、文部科学省としても、幼児教育は生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであると認識をしております。家庭の経済状況にかかわらず、全ての子供に質の高い幼児教育を受...全文を見る
○松野国務大臣 財源確保の問題におきましては、これは当然、負担の問題等々もあわせて議論を進めなければいけない案件であると承知をしております。財務当局を初め関係省庁全体で、財源確保に関しては検討を進めるべきものであると考えております。
○松野国務大臣 意欲と能力のある学生が家庭の経済状況にかかわらず高等教育を受けられるようにすることは、将来の経済成長や税収増等、教育の機会均等を図る上でも重要であり、委員から御指摘をいただいた点でございますが、これまでも、授業料減免等や奨学金の充実により経済的負担の軽減に努めてき...全文を見る
○松野国務大臣 現在、高校段階において、年収約九百十万円未満の世帯の高校生に対して高等学校等就学支援金により授業料を支援しているということであり、大阪市においては、大阪市独自の施策として、国の施策とあわせて、私立高校の実質的な無償化に向けての措置をされていることは承知をしておりま...全文を見る
○松野国務大臣 まず、今回の文部科学省の再就職規制違反におきまして、文部科学省の違反行為また一連の隠蔽行為を通じて国民の皆様の文科行政に対する信頼を著しく失ったことに関して猛省をしておりますし、信頼回復に努めてまいりたいと考えております。  委員から御指摘があったいわゆる天下り...全文を見る
○松野国務大臣 文部科学省の補助金また法人に対する助成のあり方についての考え方は先ほど申し上げさせていただいたとおりでありますが、教育財源をどういった形の中で今後確保していかなければいけないかという点に関しましては、御党初め各党各会派でさまざまに御議論があることは承知をしておりま...全文を見る
○松野国務大臣 当該事案に関しましては、二〇〇八年当時のドーピング検査の技術においては、そこを検出させるまでのレベルに達しておりませんで、新たなドーピング発見技術の開発によって二〇〇八年時点の検体から確認をされたというふうに報告を受けております。
○松野国務大臣 伊東委員はこの分野の御専門でいらっしゃいますから、もう既に御案内のこととは存じますが、現在、ドーピング検査員の資格を有する者は国内に約三百名おり、東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、組織委員会と日本アンチ・ドーピング機構により、約百五十名の増員が計画...全文を見る
○松野国務大臣 ラグビーワールドカップについては、大会の主催者であるラグビーワールドカップリミテッド及び日本アンチ・ドーピング機構の助言に基づき、大会開催自治体が各会場施設において、国際レベルのドーピング検査に対応できる検査室の整備を進めているものと承知をしております。  また...全文を見る
02月07日第193回国会 衆議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○松野国務大臣 冒頭、今回の文部科学省の再就職規制違反、またそれに係る隠蔽行為、これらの一連の行為によりまして、文部科学省は国民の皆様の信頼を著しく損なうこととなりました。これは省を挙げて猛省し、国民の皆様の信頼回復に努めていく決意でございます。それに当たりましては、何よりも徹底...全文を見る
○松野国務大臣 まず、この問題の全容に関しましては、今、前次官から始まりまして各人事課長の話を聞いた上で、文部科学省の相当程度の関与で今回の枠組みが進められていたということはもう明らかであろうかと思います。その解明に向けると同時に、それがどういった形であらわれているのか、このこと...全文を見る
○松野国務大臣 高木委員からいただいた御指摘またお怒りは、まさに国民の皆様のお怒りだと考えております。  教育をつかさどり法を遵守すべき立場にある文部科学省の職員が国家公務員法における再就職等規制違反行為を行ったと認定を受けたこと、さらにはその隠蔽を図ったことは、国民の皆様の文...全文を見る
○松野国務大臣 再就職等規制にかかわる法改正につきましては、御指摘のとおり、それまでの営利企業への再就職の事前規制から、再就職のあっせん禁止や職員OBからの働きかけ禁止等へ変わったものです。これは、公務の公正性及びそれに対する国民の信頼を確保するために設けられたものと承知をしてお...全文を見る
○松野国務大臣 今回の再就職等監視委員会の調査、また文部科学省内に置きました調査班においても、元次官のお名前が挙がるケースがございます。そういったことも踏まえて、調査班の外部指導者、有識者の方々からも今後そういった方々に対するヒアリングが必要だという御意見もありまして、ぜひそうい...全文を見る
○松野国務大臣 委員御指摘のとおり、人事に関する仕事といいますのは、その専門性でありますとか人脈等の関係もあって、これまでの傾向として、人事職に関与が長い職員が生じるという形になってきた傾向はあるかと思います。しかし、今回の事案の中においても、そういった人間関係がもたらした面もあ...全文を見る
○松野国務大臣 今回再就職等監視委員会から出た報告書のマスキングに関しましては、今委員会の方からお話がありましたとおり、関係法令でありますとか今後の調査に支障が出るという委員会の御判断においてマスキングをされたものと承知しております。  この案件に関しましては、作成者である監視...全文を見る
○松野国務大臣 まず、昨日の発表した文書に関してでございますが、この文書は、OB、そして文科省、文科省関係団体の枠組みについて調査をということでございますが、昨日の時点でわかっている事実関係を整理したものでございます。  ですから、当然この枠組みの調査に関しても引き続き調査がさ...全文を見る
○松野国務大臣 今委員の方から御指摘をいただいた法律に関しましては私は所管外でございまして、私が今その判断を申し上げる立場にないと承知をしております。
○松野国務大臣 先ほど申し上げましたが、まず、その両法案に関しまして私が所管外であるということと、きょう委員からその事案に関して初めて御指摘をいただきました。現状において、その行動に関して違法性があるかどうか、今私が判断できるだけの材料を持っておりませんので、そのことに関しての発...全文を見る
○松野国務大臣 委員から御指摘をいただいた件でございますから確認をさせていただきますが、まず、現状において違法かどうかという認識については判断できないということと、それを委員がおっしゃるところの告発ということになりますと、それが私がその立場に立つべきことかどうかというものに関して...全文を見る
○松野国務大臣 まず、人事課の職員がそういった再就職に関する情報を提供しているということが国家公務員法に違反していることはもう明らかであろうというふうに思います。  あわせて、個人情報保護法の構成要件について、今ちょっと私は手持ちをしておりませんし、今回の案件がそれに当たるもの...全文を見る
○松野国務大臣 まず調査をしっかりとさせていただきまして、その結果、委員会の御判断で、調査の内容に関しての報告の方法に関しては、委員会の御判断に従って述べさせていただきたいと思います。
○松野国務大臣 繰り返しになりますけれども、きょう委員から御指摘をいただきましたその案件について、今は材料がございませんので、調査、検討させていただきたいと思います。  報告の方法に関しては、この委員会において私の答弁という形で報告をさせていただくのか、また資料等の提出によって...全文を見る
○松野国務大臣 調査をいたしまして、その結果に関しましては、どういった提出方法がいいのか、委員長の御指示どおりに提出させていただきたいと思います。
○松野国務大臣 まず、マスキングをした箇所の情報等に関しては、監視委員会が法令にのっとって、また今後の調査に支障が出ることがないようにという判断でマスキングをしたものでありますので、私の方からその内容に関してお話をさせていただくというのは控えたいと思いますが、監視委員会の方から指...全文を見る
○松野国務大臣 繰り返しになりますが、このマスキングに関しては、監視委員会の法令にのっとった御判断ということでございます。  文部科学省としては、ここが今マスキングされていることに関しては監視委員会の方の御判断によるものということで、文科省自体の判断でマスキングがないものを公表...全文を見る
○松野国務大臣 先ほど申し上げたとおりでございますけれども、この案件に関しては、監視委員会の方から、しっかりと文科省の調査班において調査を進め、事実を報告するようにという御指示をいただいておりますので、その指示にのっとってしっかりと対応していきたいというふうに考えております。
○松野国務大臣 先ほど申し上げたとおりでございますけれども、このマスキングに関しては監視委員会の方の御判断ということでございますし、この分析の内容に関しては、再就職等監視委員会の調査によって分析をされたものというふうに考えておりますので、現時点において、私どもの調査が済んだ後に、...全文を見る
○松野国務大臣 この案件に関して、マスキングをされた形で監視委員会が公表されているというのは監視委員会の方の判断によるものであろうかと思います。私が今この内容に関してお話を申し上げるという形になりますと、委員会の方のマスキングをされて公表しているという意図と反するということもござ...全文を見る
○松野国務大臣 このマスキングに関しては、繰り返しになりますが、監視委員会の方から、文部科学省に関して指定された事案についてしっかりと調査をして、その結果を報告するようにという御指示をいただいております。その指示に従って、今、優先順位、先行させながらこの事案について調査を進めさせ...全文を見る
○松野国務大臣 マスキングされている内容について御説明申し上げるということは、それは監視委員会のマスキングをし公表したということに関しての意図とは違うことになると思います。しかし、この事案に関して、しっかりと先行して公表して、そしてしっかりと報告をさせていただきたいと考えておりま...全文を見る
○松野国務大臣 文部科学省に設置をしております調査班は法定された調査班でございまして、その内容は、監視委員会の指導のもと、また監視委員会に報告することをもって進めるということになっております。  調査の方針として、現時点において、このマスキングされた部分を公表することが今後の調...全文を見る
○松野国務大臣 どういうふうなお答えをしていいか。文科省全体の二十九年度の予算に関しては、その予算書の中に計上してあるものでございますので、当該予算が文科省にかかわる予算ということであれば、それはこの二十九年度の予算の中にも計上されている可能性があるということでございます。
○松野国務大臣 このマスキングをしている部分に関しては監視委員会の方で御判断をいただきたいと考えておりますが、私どもの二月下旬に公表を予定している調査に関しては、できる限り早く公表させていただきたいと思います。
○松野国務大臣 まず、今回の処分に関しましては、監視委員会で事実関係がまず認定されている者に対してしたということでございます。  その処分をどのように決めたかということでございますけれども、これは過去の同様の事案に照らして、再就職規制違反というものに関して過去二件ございますが、...全文を見る
○松野国務大臣 調査班の調査結果に関しましては、まず第一弾として、現在整理されているものを報告させていただきました。  次に、さらに全体の、いわゆる法律を潜脱することを目的としたOBと文科省と関係団体の枠組みについての調査を進めるとともに、委員会の方から指摘されております残りの...全文を見る
○松野国務大臣 監視委員会の方から違反、違法行為だというふうに認定をされたものは、早稲田案件を含めて、高等局長の天下り案件を含めて既に処分をさせていただいております。  他の案件に関しては、これは違反の疑いがあるのでこの点に関してさらに文科省の中に調査班を置いて調査を進めるよう...全文を見る
○松野国務大臣 出すというものが、一体何を指摘されて出すと表現されているかわかりませんが、私たちは、その残りの疑いがある案件に関しても調査を進めるようにという御指示をいただいておりまして、その調査の案件に関して、これから優先的、先行して進めさせていただきます。それを二月の下旬とい...全文を見る
○松野国務大臣 繰り返しになりますけれども、疑いがあるものに関して調査を進めるようにという御指示をいただいておりますので、調査をした結果をしっかりと公表させていただくということで、別に、出さないとか隠すとかということでは全くございません。責任を持ってしっかりと調査をさせていただい...全文を見る
○松野国務大臣 九件に関しても、監視委員会の方からさらに検討を進めるようにという御指示をいただいておりますので、申し上げましたとおり、二月の下旬ということを目途にしっかりと、監視委員会の方にも調査内容に関して報告をさせていただかなければなりませんし、こちらの委員会に関しても報告を...全文を見る
○松野国務大臣 調査に関しては、責任を持って全容解明をしていきたいと思います。  現状の監視委員会の調査によって違法が認定されている九件というものに関しても、その事案が違法認定で完結をしているということではなしに、さらに調査班において調査を進めるようにということでございます。現...全文を見る
○松野国務大臣 昨日出させていただいたものに関しては、監視委員会の御指示をいただいて調査班においてさらに調査をして、それが判断としてこういうような事実関係であったということが調査班において判明したことを新たに出させていただいているということでございます。
○松野国務大臣 既に監視委員会において違法行為がある、含まれているということが認定されている九件に関しても、その時点で案件が完結をしているというものではございませんので、さらに文科省の調査班において調査を進めるようにということになっております。  昨日発表した資料のように、文科...全文を見る
○松野国務大臣 調査の方向性、内容に関して、私どもの方は監視委員会の方の御指示に基づいて進めさせていただいておりますし、その調査方針に関しては、外部有識者のもとに、方向を決めて今進めさせていただいております。  第一弾の事実の整理については昨日発表させていただきましたが、御指摘...全文を見る
○松野国務大臣 その案件に関して、今公表させていただいていないということは、今後の調査に関して支障が出る可能性があるということで公表させていただいていないわけでありますが、この方向性、また公表に関しても、外部から入っていただいている有識者の方々の御指導をいただきながら、しっかりと...全文を見る
○松野国務大臣 案件に関して公表をしていない事例として、文科省側のかかわり方において事実関係が判明しているものもありますが、逆に、当該の例えば相手先の団体等に対してこの事実がまだ知らされていないという調査案件もございます。  それを公表するという形になりますと今後の調査に関して...全文を見る
○松野国務大臣 九件の案件に関して、今委員長の方からできるだけ早く出すようにという御指示もいただいておりますので、文科省としても、誠心誠意しっかりと対応しながら、できるだけ早い段階で報告をさせていただきたいと思います。
○松野国務大臣 文部科学省のOBでございます。
○松野国務大臣 現在、関係する団体、企業、顧問についている企業等との関係も含めて調査班の中において調査を進めているところでございますので、関係が判明し次第、報告をさせていただきたいと思います。
○松野国務大臣 まず、委員御指摘のとおり、今回、嶋貫さんを中心としたOBと文科省と関係団体等の再就職違反を潜脱する目的の枠組み、これを実行するに当たって、文科省から直接的な何らかの手当が嶋貫さんの方に出ていなくても、仕事をやっていただく環境づくりに大きく文科省が関与してきたという...全文を見る
○松野国務大臣 大学に対する私学助成を初めとした経費また補助金等に関しては、これも一定の算出式、学生数、教授数等々を含めた算出式で出しております。また、補助金等に関しても、外部有識者による審査を経て行われておりますので、再就職と各大学、高等教育機関に対する補助が関連性があるとは承...全文を見る
○松野国務大臣 こちらのスーパーグローバル大学創成支援事業に関しましては、その審査の経過といたしまして、日本学術振興会に依頼をして設置したプログラム委員会審査部会において、書面審査、面接審査等を実施しております。外部有識者の方々に公平に評価をいただいて選んでいただいているというこ...全文を見る
○松野国務大臣 教育再生実行会議座長は鎌田薫早稲田大学総長でございまして、座長就任期間は平成二十五年一月から現在まででございます。  鎌田氏につきましては、人格もすばらしく、高い見識、豊かな経験をお持ちである、大学行政を初めとした教育全般に精通をしている等の理由から、教育再生実...全文を見る
○松野国務大臣 今回の事案につきまして、文部科学省が早稲田大学に対し、再就職等規制に抵触しない等の誤った説明を行い、また、委員会調査に関して隠蔽工作をお願いする等を持ちかけたことに関し、早稲田大学に多大な御迷惑をおかけしたと考えておりまして、私の方から、一月二十五日に鎌田氏に対し...全文を見る
○松野国務大臣 現行体制における法規制のあり方は、今、山本大臣からお話をさせていただいたとおりであります。  また、今回の事案で文部科学省としても早稲田大学に対して大変な御迷惑をおかけしておりまして、私の方からも鎌田総長におわびを申し上げたところであります。  文部科学省とし...全文を見る
○松野国務大臣 幼児教育について私の方から答弁をさせていただきます。  幼児教育の無償化につきましては、幼稚園、保育所、認定こども園の全てを対象として、これまで段階的に取り組んできたところであります。今後とも、財源を確保しながら、幼児教育無償化の実現に向けて、内閣府、厚生労働省...全文を見る
02月17日第193回国会 衆議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○松野国務大臣 豊田委員の御指摘のとおり、複雑多様化する課題に対応するためには、学校が家庭や地域と連携、協働し、社会総がかりによる教育を実現することや、誰もが家庭の経済状況に左右されることなく希望する質の高い教育を受けられることが大変重要であると認識をしております。  文部科学...全文を見る
○松野国務大臣 昨年改正された発達障害者支援法においては、教育分野についても発達障害児に対する適切な教育支援を行うことが規定されています。  文部科学省としては、この改正を踏まえ、平成二十九年度予算において、障害のある児童生徒の就学前から学齢期、社会参加までの切れ目のない支援体...全文を見る
○松野国務大臣 文部科学省を退職した元職員が学校法人慶応義塾に再就職していることは承知をしております。  平成二十年十二月三十一日以降に再就職をした文科省退職者全員について今現在調査を行っているところでありますから、この元職員が慶応義塾に再就職した経緯につきましては、弁護士等の...全文を見る
○松野国務大臣 今回の全職員調査の調査票に関しましては、外部有識者の法律やコンプライアンス等の専門的知見に基づいた御指導のもとに作成をし、再就職等監視委員会への報告も行った上でこのような記載にしたところであります。  全職員調査につきましては、今回の事案を受けて、まずは、現職の...全文を見る
○松野国務大臣 先ほどの、虚偽の回答が判明した場合、懲戒処分等の量定に影響が出るおそれがありますというのは、これは、職員みずからの再就職等違反の有無について自己申告する際に、そういったこともあるので誠実に答えてほしいという趣旨でございまして、この記載によってむしろ職員の自己申告が...全文を見る
○松野国務大臣 大学の設置認可申請につきましては、審査基準に基づき、大学設置・学校法人審議会による専門的な判断を踏まえ、認可を行っているところであります。  この審査基準におきまして、校地は、申請時において申請者の自己所有であり、かつ、負担つきでないこと、抵当権が設定されていな...全文を見る
○松野国務大臣 今回の文部科学省の再就職等規制違反によって、国民の皆様の文部科学行政に対する信頼を著しく損ねました。  今、文部科学省は、省を挙げて猛省し、再発防止の体制をしっかりとつくっていかなければならないと決意をしているところであります。調査を進め、そしてその調査結果によ...全文を見る
02月20日第193回国会 衆議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  横浜市や新潟市などで原子力発電所事故により避難している児童生徒がいじめに遭うという事案が発生したことを受け、昨年十二月、被災児童生徒を受け入れる学校に改めて対応を求める通知を発出したところであります。通知においては、各学校において、原発事...全文を見る
○松野国務大臣 御指摘の点に関しましては、高等学校において、学習指導要領に基づき、公民科において労働問題について考えさせるなどの指導を行われるとともに、文部科学省としては、厚生労働省と連携しながら、働くときのルールなどを取り上げましたハンドブック、アルバイトトラブルQアンドAリー...全文を見る
○松野国務大臣 教育をつかさどり法を遵守すべき立場にある文部科学省の職員が国家公務員法における再就職等規制違反を行って、そのことがもう認定をされております。さらに、その隠蔽を図ったことは国民の文部科学行政に対する信頼を著しく損ねるものであり、心よりおわびを申し上げる次第であります...全文を見る
○松野国務大臣 二月六日におきまして、先行的に取りまとめをしたものを発表させていただきました。その後の中間報告に向けて、浜田委員長からもできるだけ早く結果を発表するようにという御指示をいただきまして、今ヒアリング調査また全職員に対する書面等の調査を進めているところでありまして、最...全文を見る
○松野国務大臣 著作権の使用料の支払いに関します著作権法第三十八条第一項は、先ほど政府参考人の方から説明をさせていただいたとおりでありますが、今回、JASRACは、この著作権法第三十八条第一項が適用されない音楽教室を対象に著作権料の徴収を検討しているものと承知をしております。 ...全文を見る
○松野国務大臣 幼児教育は、教育基本法にも規定されているとおり、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであると考えております。  幼児教育については、海外において、質の高い幼児教育を受けることがその後の基本的な学習到達率の向上や将来の所得向上、生活保護の受給率の低下につなが...全文を見る
○松野国務大臣 幼児教育の無償化を進めるに当たりましては、委員御指摘のとおり、あわせて質の向上を図るということは不可欠であります。  今年度中に改訂を行う予定の幼稚園教育要領では、幼稚園教育において育みたい資質、能力を明らかにするなどの内容の充実を図っており、今後、新しい幼稚園...全文を見る
○松野国務大臣 大阪市の取り組みにつきましては、国による無償化の取り組みに加え、地域の実情を反映しつつ、独自の支援により広範な無償化を進めていることには敬意を表させていただきたいと思います。  文部科学省としても、家庭の経済状況にかかわらず全ての子供に質の高い幼児教育を受ける機...全文を見る
○松野国務大臣 文部科学省としては、情報管理について徹底をしてきたところでありますが、このような記事が出てしまうことは極めて遺憾であると考えております。
○松野国務大臣 このような記事が出た経緯については現時点では承知をしていないということでございますが、この委員会でも答弁をさせていただきましたとおり、平成二十年の十二月三十一日までしっかりとさかのぼって事実関係を調査しているところであります。  中間報告に向けて今鋭意取りまとめ...全文を見る
○松野国務大臣 今まで、ヒアリングですとか全職員に対する書面上の調査等を行ってきておりまして、私のもとには、この中間報告取りまとめに当たっての中間的なものの状況の中で、当然私も報告を受けております。  しかしながら、先ほど申し上げましたとおり、現時点において、この形において公表...全文を見る
○松野国務大臣 監視委員会から認定を受けたもの以外に調査班において新たに認定したものがあるというのは承知をしております、報告をしております。  ただ、繰り返しになりますが、今回、まだ文科省内においても私の責任において中間報告の内容が確定をしているわけではございません。内容に関し...全文を見る
○松野国務大臣 新たに調査班の調査によって明らかになり、調査班として認定をしたものがあるのは先ほども申し上げたとおりでありますが、今、最終的な件数等に関しても精査をしているところでありますので、具体的な件数に対しては、この場でお答えするのは差し控えさせていただきたいと思います。
○松野国務大臣 浜田委員長からも、できるだけ早くこの予算委員会に御報告をするようにと御指示もいただいております。最終的に今しっかりと精査をして、中間報告を取りまとめ次第、こちらの予算委員会の方に提出させていただきたいと考えております。
○松野国務大臣 中間報告に関しましても、もちろん最終的な調査結果につきましても、私の責任においてしっかりと解明をし、こちらの予算委員会の方に提出させていただきたいと思います。  決して先延ばしをしようとかという意図ではなく、しっかりと調査をし、この委員会でも御指摘をいただいたと...全文を見る
○松野国務大臣 名誉校長、名誉会長等々の称号に関しては、個々の学校法人の御判断ということでございますので、文部科学省として一般論として申し上げることがなかなか難しい事例であるかと思います。
02月22日第193回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
議事録を見る
○松野国務大臣 おはようございます。  平成二十九年度文部科学省関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  平成二十九年度予算の編成に当たっては、教育、科学技術・学術、スポーツ、文化芸術の振興についての施策を総合的に展開するため、文部科学省関係予算の確保に努めてき...全文を見る
○松野国務大臣 大学の秋季入学については、平成十九年の教育再生会議第二次報告を踏まえた、学校教育施行規則の一部改正により、学年の始期及び終期は学長が定めるものとされ、大学の判断で学年の始期を四月以外にすることが可能となりました。  また、文部科学省においては、秋季入学を初めとし...全文を見る
○松野国務大臣 まず、委員の方からお話をいただきました子供たちを取り巻く環境についてでありますけれども、子供たちが安心して安全、健全な環境の中で過ごすことができる、そして学習機会をしっかりと確保できるということは、言うまでもなく最も重要なことであるかと考えております。  文部科...全文を見る
○松野国務大臣 この事案に関しては、委員の御指摘のとおり、文科省の再就職等規制違反の形を隠蔽する目的があったと考えております。
○松野国務大臣 行政機関の保有する個人情報保護に関する法律においては、行政機関は、所掌事務を遂行するため必要な場合に、利用目的のために保有個人情報を利用、提供できるとされています。しかし、行政機関の職員が、正当な理由がないのに、個人の秘密に属する事項が記録された個人情報ファイルを...全文を見る
○松野国務大臣 先ほど申し上げたとおり、現状において最終的に判断する状況に至っていないということでございます。
○松野国務大臣 今回に関しては、監視委員会から御指摘をいただきました三十七事案を先行的に調査をさせていただいております。委員の方から個人情報保護違反に関する御指摘をいただいていることは承知をしております。私も答弁の中で、しっかりとこの点に関しても調査をすると申し上げておりますので...全文を見る
○松野国務大臣 職業安定法の規定について厚生労働省から聞き取ったところ、一般論として、職業紹介を事業として行う場合には厚生労働大臣の許可を受ける必要があり、許可を受けずに職業紹介事業を行った場合には、職業安定法上、違反となり得るものと承知をしております。  嶋貫氏を中心とする組...全文を見る
○松野国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、この構成要件に関しましては、事業として行っているかどうかという点がございます。この案件が事業かどうか、行われていたかということに関してのさらなる精査が必要であるというふうに考えておりますし、告発するかどうかということに関しましては、これ...全文を見る
○松野国務大臣 委員御指摘の働きかけということでございますが、国家公務員法第百六条の四において、違法な働きかけとして、退職して営利企業等に再就職した職員OBが、離職前五年間に在職した局等組織の職員に対して、再就職に関する契約等事務について、離職後二年間の間、職務上の行為をするよう...全文を見る
○松野国務大臣 この玉井氏が働きかけた内容というのは、これは、その機関としての研究をしっかりと行っていくに当たって、科研費を受けることができるような機関を整備したいということに関して、その知識がある人間をということでございます。  直接的に、この玉井氏の働きかけが科研費と直結す...全文を見る
○松野国務大臣 これは、その機関が科研費を受領することができる機関を整備できるかどうかということにかかっております。  玉井氏がこのアドバイスといいますか、このところに入ってそれについての活動を行ったことがない場合にこの機構ができなかったかどうかについては、今私が判断をできるも...全文を見る
○松野国務大臣 可能性ということにおいては、あると思います。
○松野国務大臣 この科研費は、まず申請ベースに対応するものでありますから、これは支給をする可能性はあります。  しかし、この支給に当たっては、第三者の有識者を含めた厳正な審査のもとに支給がなされるものでありますから、今回の計上されている予算に対して、これによって不当な予算が計上...全文を見る
○松野国務大臣 まず、当該機関が科研費を今まで獲得したという実績はありません。ありませんが、これはもう、今後申請によって認められるかどうかという可能性は、それは研究機関、ある一定の受領できる要件がそろっていれば、あり得るわけであります。  その上において、先ほど私が、玉井氏がこ...全文を見る
○松野国務大臣 まず、先ほどの事案で、私が申し上げましたのは、科研費を得ることができるかどうかは判断できないと申し上げたのではなくて、科研費を得る、その機構が成立することができたかどうかということに関しては、私が言及するべきものでもないし、その委員会としての能力があるかどうかでは...全文を見る
○松野国務大臣 国家公務員法上、違反とされている案件というのは、これはもう委員御承知のとおり、現職の公務員が情報を提供したり、また就職にかかわる活動をしたりすることが禁止をされて、違反行為に当たるわけでありますが、再就職等に当たる御本人もしくは受け入れの団体に関して、国家公務員法...全文を見る
○松野国務大臣 御指摘の事案に関しましては、調査班における、まず前川氏に対してヒアリングを行い、前川氏からは、了解ではなく事実として聞きおいた旨の発言を得ております。また、前川氏が了解したと嶋貫氏に報告した人事課職員へのヒアリングも実施をしており、当該職員からは、前川氏も聞きおい...全文を見る
○松野国務大臣 まず、前川氏のヒアリングにおける具体的な発言でございますけれども、私はOBの再就職について了解したり了解しなかったりという権限を持つ立場ではないと認識をしていた、事実として聞きおいたということが前川氏のヒアリングでございます。  そして、人事課職員のヒアリングに...全文を見る
○松野国務大臣 済みません、私の方でその説明、文科省の方から委員に御説明があったということでありますが、その内容をちょっと今承知をしておりませんが、しかし、このヒアリングに関しては、外部有識者、法曹関係者、弁護士さんも入っていただいた中でヒアリングが行われてこの報告書に至ったわけ...全文を見る
○松野国務大臣 国家公務員法の再就職等規制では、職員が他の職員、職員OBを再就職させることを目的として、当該職員、職員OBに関する名前、職歴などの情報を営利企業等に対し提供することを禁止しております。  今回の文部科学省再就職等問題調査班の中間まとめでは、嶋貫氏からの要請に応じ...全文を見る
○松野国務大臣 今申し上げましたとおり、人事課から再就職等を目的として外部第三者に伝える情報は先ほど申し上げたとおりでありますが、もちろん、営利企業側からの就職、再就職の依頼を含めた情報等も当然のことながら、それを再就職を目的とした第三者に伝えるということはしないということでござ...全文を見る
○松野国務大臣 委員御指摘のとおり、今日の学校を取り巻く環境は複雑化、困難化をしております。貧困問題への対応や保護者等からの要望への対応など、学校に求められている役割も拡大をしております。こうした中、今般の学習指導要領の改訂を受け、教育の質の向上が同時に求められているということで...全文を見る
○松野国務大臣 教職員定数につきましては、二十九年度予算案において、これまで加配定数として予算の範囲内で措置をしてきました、障害に応じた特別の指導、いわゆる通級による指導です、また、外国人等日本語能力に課題のある児童生徒への指導、初任者研修などに必要な定数について、義務標準法の改...全文を見る
○松野国務大臣 研究者の自由な発想に基づく学術研究、基礎研究の振興を図り、我が国の競争力を高めていく上で、科学研究費助成事業は極めて重要な役割を担っており、平成二十八年度は、十万件を超える応募に対し二万七千件を新規採択しております。科研費については、学術の新たな動向や研究者のニー...全文を見る
○松野国務大臣 今回の中間まとめにおいて、文部科学省における組織的な再就職のあっせん構造について、まず、御指摘の引き継ぎ資料について、調査を通じて、複数の人事課職員が再就職等に係る作業を引き継ぐ際のメモが確認をされ、その内容からも、嶋貫氏と人事課職員による資料作成作業等が、嶋貫氏...全文を見る
○松野国務大臣 その当時の認識として、文部科学省から直接的に嶋貫氏または嶋貫氏が出向する文教フォーラムに関して支出があった等はなかったということでございますが、委員御指摘のとおり、今回、中間報告によっても明らかになった構図の中において、嶋貫氏が再就職業務に関して活動できる環境づく...全文を見る
○松野国務大臣 御指摘の内容に関しましては、先般、二月六日の時点の先行発表の時点であわせて提出をさせていただきました予算にかかわる内容ということの作業も、残り、今回の中間報告分に関しても、作業が終了次第速やかに提出をさせていただきたいと考えております。
○松野国務大臣 今、その作業に関して、並行して鋭意進めているところでございますので、できるだけ速やかに提出をさせていただきたいと考えております。
○松野国務大臣 現状の調査においては、委員から御指摘があった滋慶大学設置事案に関する情報が担当局以外に関して漏らされたということの事案でありますけれども、この設置認可に係る事案が再就職等違反に関連してあったかどうか、どういった内容であるかどうかに関しても、平成二十年十二月三十一日...全文を見る
○松野国務大臣 現状の認識において、設置認可に関しては適正に行われているものと考えておりますが、委員御指摘のとおり、これはもう、こういった再就職違反の流れの中において、これらのことに関しても国民の皆さんから不信の目があるというのを十分認識しておりますので、しっかりと調べさせていた...全文を見る
○松野国務大臣 当該事案に関しては、もう委員御案内のとおり、これは自治事務ということでございます。その上におきまして、学校法人が将来固定資産を購入するに当たって第二号基本金をどの程度組み入れるかについては学校法人が判断するものであり、第二号基本金への計上がないことをもって直ちに学...全文を見る
○松野国務大臣 きょう初めて読みました。
○松野国務大臣 繰り返しになりますが、教育内容に関する指導等に関しても、第一義的にはこれは大阪府によるものでありますが、委員から御指摘がありました教育基本法第十四条の二項の規定、法律に定める学校は、特定の政党を支持し、またはこれに反対するための政治教育その他政治活動はしてはならな...全文を見る
○松野国務大臣 それぞれの幼稚園の教育、指導に関する内容に関しては、幼稚園のそれぞれの、私立の場合、建学の精神、理念等に基づいて行われるものと思いますが、それをもって所管の官庁が監督をしていくということでございます。  しかしながら、委員からお話があったとおり、今、そういった委...全文を見る
○松野国務大臣 私も、黄川田委員から質問をいただくというのは大変感慨深いものでございますし、特に今、私としても、文科省としても力を入れている障害者スポーツに関して御提言をいただくということに関し、ありがたく、感謝をしているところであります。  リオ大会のお話もありました。前回の...全文を見る
○松野国務大臣 委員御指摘のとおり、オリンピック競技とパラリンピック競技のトレーニング方法、指導方法等については、さまざまな相乗効果が期待をされており、両者を一体として競技力向上を図ることは極めて重要と考えております。  このため、ナショナルトレーニングセンターについては、オリ...全文を見る
○松野国務大臣 委員から、ボッチャ体験会に参加したエピソード、またお地元での活動についてお話をいただきました。  文部科学省では、二〇二〇年東京大会のレガシーとして、全国の特別支援学校でスポーツ、文化、教育の祭典を実施するスペシャルプロジェクト二〇二〇を推進しております。  ...全文を見る
○松野国務大臣 黄川田委員からの御指摘にありましたとおり、障害者スポーツの裾野を拡大していくためには、障害者スポーツ施設の利用の促進を初めとした環境整備を行うことが重要であると考えております。  障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律に基づき、文部科学省では、所管事業分野...全文を見る
○松野国務大臣 委員御指摘のとおり、今、委員が例示をしていただいたような待遇というのは、一般の国民の方の視点からすれば、これは大変高額で優遇されている待遇であろうというふうにお感じになるんだと思います。  もちろん、個々の待遇に関しては各企業の判断においてなされるものであります...全文を見る
○松野国務大臣 委員御指摘の事案に関しては、一言で言えばもう言語道断であり、あってはならないことであると考えております。  文科省による当該事案に対する調査は、今委員から御紹介をいただきましたが、平成二十七年度におけるわいせつ行為等で懲戒処分等を受けた教員等は二百二十四人で、こ...全文を見る
○松野国務大臣 今、文部科学大臣として答弁に立たせていただいておりますので、個人としてという見解は控えさせていただきたいと思いますが、いずれにしても、全ての子供が安心して教育を受けることができる、保護者も安心して我が子を学校に預けることができる、そういった教育環境を整備するという...全文を見る
○松野国務大臣 冒頭お話をさせていただいたとおり、教員のわいせつ事案等はあってはならないことでありますし、特に、被害に遭った子供たちが生涯にわたって傷つくことを考えると、何としてもこの事案というのを撲滅していかなければならないという思いは委員と共有をしているところであります。 ...全文を見る
○松野国務大臣 公立夜間中学の問題におきましては、稲津委員を初め公明党の皆さんが大変熱心に取り組んでいただいていることに敬意を表したいと思います。  現在三十一校設置されているということは、先ほど委員の方からお話をいただいたとおりであります。約千八百人の生徒が学んでいるというこ...全文を見る
○松野国務大臣 夜間中学については、義務教育未修了者等の就学機会の確保に重要な役割を果たしている、このことは委員からもお話をいただいたとおりであります。  現在、夜間中学の設置も、先ほど委員からお示しをいただきましたが、全国で八都府県三十一校にとどまっている状況であります。 ...全文を見る
○松野国務大臣 昨年十二月に成立をしたいわゆる教育機会確保法における地方公共団体の本事案に対する役割については、委員から御紹介いただいたとおりであります。  これを受けまして、都道府県においては、域内の市町村と連携をし、教育機会確保法第十五条に定める協議会の枠組み等も活用しなが...全文を見る
○松野国務大臣 市町村立の夜間中学については、通常の中学校と同様に教職員定数が算定をされ、都道府県が教職員給与を負担し、その三分の一を国が負担した上で、必要な教員が配置されるということになります。  また、現在提出をしている義務教育費国庫負担法の改正法案では、都道府県が夜間中学...全文を見る
○松野国務大臣 夜間中学に通う生徒の年齢や社会経験等は多様であり、現在、学校現場の工夫により教育活動が行われているところであります。  今後、夜間中学の設置等を促進するためにも、それぞれの生徒の実情に応じた教育活動を実施できることを明確にしたいと考えております。  具体的には...全文を見る
○松野国務大臣 全国各地で長く伝えられてきた絵画、彫刻、工芸品などの美術工芸品は、我が国の歴史と文化を理解する上で欠かせないものであると認識をしております。また、これらは広く公開をされており、委員のお地元の京都でもそうだと思いますが、観光振興を図る上でも重要な資産であるというふう...全文を見る
○松野国務大臣 美術工芸品の保存修理において、その技術者を、継承していく方々を、いかにその技術をつないでいくかということが重要であるというのは、私もそのとおりだと思いますし、その技術をつないでいくためには、やはり毎年安定した仕事ができる、そういった予算の確保というのも重要なことだ...全文を見る
○松野国務大臣 限られた予算の中で、いかにこれらの現場の声をお聞きするかということだと思います。  具体的には、先ほど委員の方からお話があったとおり、この予算に当たっては、各県から、各地方からもお声をいただいて、その積み上げのもとに進めているものであります。その保持している地域...全文を見る
○松野国務大臣 国立大学法人運営費交付金は、法人化時の平成十六年度から平成二十八年度までの過去十二年間で千四百七十億円の減額となっております。運営費交付金の減少等によりまして、常勤教職員人件費が圧迫をされ、特に若手教員の安定的なポストが減少しており、博士号取得後のキャリアパスの不...全文を見る
○松野国務大臣 国立大学における基盤的経費が減少してきているということは、今委員から御指摘があったとおり、日本の研究力、また国立大学法人における教育力、こういったものの低下をもたらす可能性があると考えておりまして、基盤的経費はしっかりと確保していかなければいけないと考えております...全文を見る
○松野国務大臣 尾身委員には、科学技術の政策分野において中心的なお働きをしていただいていることに敬意を表したいと思いますし、特に、科学技術分野の国際交流の面において実績を積まれております。ぜひ引き続き御活躍いただきたいと思います。  御指摘をいただきましたオープンイノベーション...全文を見る
○松野国務大臣 今回の文科省の再就職等違反に関して、これは、監視委員会の方から、文科省内において、再就職等の違反を潜脱する目的において、OBを巻き込んでの形ができ上がっているという御指摘をいただきました。  今回の中間報告までの調査によりまして、歴代人事課長を初め、ヒアリングを...全文を見る
○松野国務大臣 今回の中間報告において、十七事案について違法行為があったと認定をいたしました。  今委員から御指摘があった残りの十一事案に関しては、現状、これまでの調査によって違反があったと認定に至らなかったというものでございまして、今後、最終報告に向けてさらに調査を進めていく...全文を見る
○松野国務大臣 今お話を申し上げましたとおり、監視委員会から指摘をいただいているうち、十一案件に関しても引き続き調査が必要だと考えておりますし、全職員に対する調査、また退職OBに関しての調査も並行して続けております。  それらをしっかりと精査した上で、厳正に、関係した職員の処分...全文を見る
○松野国務大臣 間を置くというより、今回、文科省の中に、任命権者である私のもとに設置をした調査班は、監視委員会の指導のもとに設置をされている法定の調査班でございます。でありますから、その調査の内容と、またそれによっての処分に関しては、監視委員会の方に逐次御報告をする形になっており...全文を見る
○松野国務大臣 これは監視委員会の方からのまた御指導等もあると思いますので、現時点において、私どもの方から、監視委員会に上げた、何日以内というような明示的な答えはできませんが、極力早くその公表をさせていただきたいと考えております。
○松野国務大臣 まず、私の大臣としての責任で、私個人に帰する部分に関してでございますけれども、私は昨年の八月三日に文部科学大臣に就任をいたしました。そして、この再就職等規制違反に関して監視委員会の方から調査を受けているという報告を受けたのが十二月の初旬でございますが、その間、これ...全文を見る
○松野国務大臣 私の認識としては、先ほど申し上げたことでございまして、私自身に帰する部分に対しての責任と、この制度変更以来、改正以来のこの文科省の状況に対する、本日、現状における責任者として、大臣としての結果責任、そういう認識を持っております。
○松野国務大臣 大臣報酬という私の理解は、今委員から御指摘があったとおり、これは全体として考えれば、私の歳費を含めれば、衆議員としての歳費があり、そして大臣職としての報酬があるんだろうというふうに思います。  まず、前提として、今回私が責任を感じている部分というのは大臣職として...全文を見る
○松野国務大臣 まず、この三十七件に関して中間報告を出させていただきましたのは、当初より、これは予算委員会の御指摘の中においても、まずこの三十七件に関して、早く、中間報告的にという御指摘もいただきました、その中において、この三十七件を先行的に出させていただいたということでございま...全文を見る
○松野国務大臣 当然のことながら、文部科学省によって起こされた再就職等違反に関する事案、これは、判明したものに関しては、しっかりと公表してまいります。  それに当たっての、メール等に関してもという御指摘もいただきました。これは、調査がまず終了して、調査に影響がなくなった状況で、...全文を見る
○松野国務大臣 御指摘の、今、総額に関してということでありますが、まず、新たに違法と認定をされた案件に関する予算部分に関しての資料を、今これは資料要求もいただいておりますので、できるだけ早い時点で、それぞれの事案に関してかかわる予算項目に関して挙げさせていただきたいというふうに考...全文を見る
○松野国務大臣 委員から、四つの案件に関して、極めてこれは悪質度が高いのではないかという御指摘をいただきました。  その中において、個別案件はこれから、今後ということでありますが、滋慶の設置に関する情報に関しては、外部には漏れていなくて、実際的にそれが相手にも伝わっていなかった...全文を見る
○松野国務大臣 まず、中野委員を初め公明党の皆さんが、学校の耐震化、また老朽化対策等に御熱心に取り組まれていることは承知をしておりますし、文部科学大臣としても感謝を申し上げる次第であります。  学校施設は、子供たちの学習の場、生活の場であります。その安全性、機能性の確保というの...全文を見る
○松野国務大臣 家庭の経済状況に左右されることなく、意欲と能力のある者が大学における教育を受けられるということは、大変重要だと認識をしております。  このため、文部科学省において、これまでも、私立大学等に通う学生が経済的な理由で修学を断念することがないよう、経済的に修学困難な学...全文を見る
○松野国務大臣 今回の再就職等規制違反に関しましては、国民の文部科学行政に対する信頼を著しく損ねるものであり、省を挙げて猛省をしているところであります。  また、私のもとで調査班を設置して、昨日、中間報告を発表させていただきましたが、引き続き全容解明をし、そして厳正な処分をして...全文を見る
○松野国務大臣 学校図書館の図書につきましては、学校図書館図書標準の達成を目指し、学校図書館図書整備五カ年計画等に基づいて整備の推進を図ってきたところであります。その結果につきましては今事務方の方からお話をさせていただいたとおりでありますが、いまだ図書標準の達成には至っておりませ...全文を見る
○松野国務大臣 学校司書は、学校図書館を運営していくために必要な専門的、技術的職務に従事するとともに、学校図書館を活用した授業やその他の教育活動を司書教諭や教員とともに進めるものであります。  学校司書については、その配置の充実が図られるよう、これまでも、学校図書館広報リーフレ...全文を見る
○松野国務大臣 近年、子供を取り巻く環境が大きく変化をし、複雑多様化する課題に対応するためには、地域と学校が連携、協働し、社会総がかりによる教育を実現することが重要であると認識をしております。  このため、文部科学省としまして、地域と学校がパートナーとして連携、協働し、地域全体...全文を見る
○松野国務大臣 いわゆる非正規教員は、さまざまな教育課題への対応などに重要な役割を担っている一方で、勤務時間や任用期間の都合により、児童生徒への継続的な指導や、教職間、地域や保護者との連携に制約が生じるといった懸念や、雇用が安定せず、正規職員と同じ処遇が保障されていないなどの課題...全文を見る
○松野国務大臣 平成十三年の学級編制の弾力化及び平成十六年度総額裁量制の導入に伴い、教職員配置について地方の自由度が高まった結果、例えば地方独自の少人数学級が一層進められたものと考えております。  また、いわゆる三位一体の改革において、義務教育費国庫負担金の負担割合は二分の一か...全文を見る
○松野国務大臣 総額裁量制導入直後である平成十七年度と平成二十七年度を比較すると、教員の定数に対する実配置数の割合はほとんど変化をしておらず、地域間の格差が広がっているとは認識をしておりません。
○松野国務大臣 まず、委員が例示をいただいた千葉県の例で、教員の病気、出産等に対応するための代替教員も見つからないといった事例が生じていることは承知をしております。  また、千葉県の教育委員会において、こうした教員未配置に係る対応として、広報紙やホームページに講師募集について掲...全文を見る
○松野国務大臣 近年、発達障害などによりまして特別な支援を必要とする児童生徒が増加傾向にあることから、障害のある児童生徒の学校生活上の介助や学習活動上のサポート等を行う特別支援教育支援員の活用が一層重要となっております。こうした状況を踏まえ、特別支援教育支援員の配置に要する経費に...全文を見る
○松野国務大臣 現状におきましては、文科省が起こしました再就職等規制違反に関して、これはこの一連の隠蔽行為も含めて、大変な国民の皆様からの信頼を失うということに至っておりますので、まず全容の解明をし、厳正な処分をして再発防止策を進めるというのが私の責任であると認識をしております。...全文を見る
○松野国務大臣 まず、誰もが、家庭の経済状況を初めとして、そういった家庭環境に左右されることなく、教育の機会、委員の方からも幼児教育から高等教育までという例示をしていただきましたけれども、質の高い教育を受けられるということは重要なことであり、その機会を担保、確保していくということ...全文を見る
02月23日第193回国会 衆議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○松野国務大臣 まず、私は、今委員が御指摘になった講演の内容に関して承知をしておりません。講演ということでありますから、今委員が指摘をされた部分というのは全体のうちの一部分なんだろうというふうに思います。前後の文脈等もわかりませんので、そこで言うところの内容がどういったことを指し...全文を見る
○松野国務大臣 これも委員御承知のとおり、私立学校はその建学の精神において教育がなされるわけであります。公立、私立、どちらがすぐれている劣っているということではなしに、それぞれの特性において教育がなされているということだと承知をしております。
○松野国務大臣 国籍、民族、人種に関する不当な差別は許されず、他者に対する配慮や相互理解が非常に重要であるというふうに考えております。一般論として差別等が許されるということはあり得ないことであって、個々、私も詳細を今承知しておりませんが、これが仮に当該の園において行われるというこ...全文を見る
○松野国務大臣 まず、私の立場として、個人のさまざまな御意見であるとか文章等を論評する立場にないということは、委員は御理解をいただけるものと思います。  その中において、今委員の方から御指摘をいただきました文脈によれば、一体どんな理念等に共鳴をされるのか、そういったことも明らか...全文を見る
○松野国務大臣 まず、客観的な事実としてどういった経緯があったのかについて、私が承知をしていないということでございます。
○松野国務大臣 学校教育法第十一条においては、校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、児童、生徒及び学生に懲戒を加えることができると規定するとともに、懲戒の種類として体罰を禁止しております。  幼稚園につきましてはこの規定の対象外となっていますが、これは懲戒という行為が...全文を見る
○松野国務大臣 私が現状、今御指摘をいただいた幼稚園のその状況について把握をしておりませんので、一般論ということであれば、幼児がトイレに行きたいと訴えているにもかかわらず、一切室外に出ることを許さず、肉体的苦痛を与えるような行為については、体罰に当たるものと考えております。
○松野国務大臣 教育基本法第十四条第二項で禁止をされているその他の政治活動とは、政治上の主義や施策を推進したり、支持したり、反対したりすることを目的として行われる行為であり、具体的な事象が政治的活動に該当するかどうかは、一義的には所管行政庁が判断すべきものと考えております。
○松野国務大臣 その他の政治的活動に関しては、今委員から御指摘いただいたとおり、当該行為の目的が政治的意義を持ち、その効果が政治に対する援助、助長、促進また圧迫、干渉になるような行為に該当するかどうか、この二つでございまして、この二つにのっとって所管行政庁が、この場合は大阪府でご...全文を見る
○松野国務大臣 その他の政治的という、御指摘をいただいている事案に関して、判断の基準として掲げているものは、先ほども、繰り返しになりますが、目的が政治的意義であるかどうかと、その効果が援助、助長、促進、圧迫、干渉になるかどうかという、この二点でございます。  これをもとに判断を...全文を見る
○松野国務大臣 判断の主体に関しては、先ほど申し上げたとおり所轄官庁でございますが、今委員御指摘の署名という活動が当たるかどうかに関しても、それは状況下においてさまざまな判断があるかと思います。その判断をするのは、所轄官庁である大阪府であるということでございます。
○松野国務大臣 私立学校の設置認可については、学校教育法第四条第一項の規定において都道府県知事が行うことになっております。ただし、お話にありましたとおり、大阪府では平成二十八年四月より、地方自治法の規定に基づき、私立学校に関する事務を教育長に委任していると承知をしております。した...全文を見る
○松野国務大臣 足立委員の質問の意図を正しく理解しているかどうかわかりませんが、もちろん、まず前提として、私が個々の委員の発言に関して論評する立場にはございません。  手続のお話ということであれば、設置認可に関しては、これは自治事務でございますから、自治事務においては、現状にお...全文を見る
02月23日第193回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
議事録を見る
○松野国務大臣 古田委員におかれましては、御自身で私立高校を経営されているということで、ぜひ現場の支援、教育行政の方に御指摘をお届けいただければと思います。  御質問の事業でございますけれども、年収四百万円未満の世帯に属する児童生徒について、年額十万円の授業料負担軽減を行いつつ...全文を見る
○松野国務大臣 高等学校等就学支援金制度については、平成二十五年の法律改正時に衆参両院で決議をされた附帯決議において、改正法の施行から三年経過後、すなわち平成二十九年度に検証を行い、必要な措置を講ずることとされております。  附帯決議においては、低所得世帯への経済的支援の拡充の...全文を見る
○松野国務大臣 通信制高校は、不登校や中途退学経験者等への学び直しの機会の提供など、多様な学びのニーズへの受け皿としての役割が期待されるようになっている一方で、一部の広域通信制高校において、民間教育施設との不適切な連携や学習指導要領に基づかない教育を行うなど、学校の管理運営に関し...全文を見る
○松野国務大臣 公立高校の統廃合や定員設定については、法律の規定に基づき、生徒や保護者のニーズ、進学動向、生徒の通学の利便性、学校の規模に加えて、域内の私立高校の配置状況等を踏まえた地域事情を十分に考慮して、設置者である地方公共団体が適切に判断すべきものと考えています。  また...全文を見る
○松野国務大臣 来年度の世界文化遺産の推薦案件の選定に向けて、関係自治体において、昨年七月に文化審議会から示された課題をクリアするための検討がなされ、完成度の高い推薦書素案が提出されることを期待しております。
○松野国務大臣 現在、塚本幼稚園において教育勅語を暗唱する活動が行われているということは同園のホームページや報道の内容を通して把握をしておりますが、文部科学省として詳細に承知をしているわけではありません。  今、委員から小学校においてというお話があったかと思いますが、この教育方...全文を見る
○松野国務大臣 教育勅語に関しては、これは、戦前においての教育勅語の位置、要は、教育勅語を教育の源泉として取り扱うということは適当でないということが文科省の中で引き継がれているということでございます。
○松野国務大臣 この事案について、大阪府から状況について聞き取りをしたいというふうに、もう既にこれは聞き取りを電話で昨日行ったところでございます。  委員御案内のとおり、これはもう自治事務でございまして、文科省が直接的にその学校等に指導することはできません。現状においては、大阪...全文を見る
○松野国務大臣 文部科学省では、東日本大震災や熊本地震発生後、これらの災害を踏まえた今後の学校施設の整備方針を検討するための有識者会議をそれぞれ設置をし、児童生徒の安全確保や避難所機能の確保等について提言を取りまとめています。  その中で、避難所機能の確保に関する課題として、ト...全文を見る
○松野国務大臣 避難所としての学校の機能、必要な機能に対する考え方は先ほど申し上げたとおりでありますが、委員の方から御指摘をいただいた、インクルーシブ教育を推進する上でという観点で、障害のある児童生徒が支障なく学校生活を送ることができるようにするため、学校施設のバリアフリー化を進...全文を見る
○松野国務大臣 まず、先ほどの質問の日本文化の発信についてでありますが、小宮山委員、茶道家でもいらっしゃって、日本文化に対して造詣が深く、見識をお持ちであり、また、かねてより文化庁の情報発信に関してアドバイスをいただいておりますが、今、文化庁でも、日本の伝統文化を国内外に伝えるた...全文を見る
○松野国務大臣 障害により特別な支援を必要とする子供への支援については、各発達段階や必要な支援の内容に応じ、教育のみならず、さまざまな部局等による支援が求められていることから、例えば自治体における相談窓口の一本化や個々の障害の状況や支援内容の共有化により、一人一人に適切な支援がな...全文を見る
○松野国務大臣 幼稚園は、学校教育法において、家庭及び地域における幼児期の教育の支援に努めるものとされているところであり、地域における幼児期の教育センターとして、家庭にいる幼児やその保護者への支援に役割を果たすことが期待をされているところであります。  実際に、木村委員も、お地...全文を見る
○松野国務大臣 文部科学省としては、日展が平成二十六年七月二十八日に取りまとめた改革案に基づき、組織運営や日本美術展覧会の審査体制についての改革を進めてきたものと承知をしております。  日展において改革案で示された事項が全て実施をされ、日本美術展覧会における審査が公正に実施され...全文を見る
02月24日第193回国会 衆議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  今回の調査において、遅くとも平成二十二年七月には存在したと推察される人事課任用計画官が作成をした引き継ぎメモが確認されたところ、このメモには、OBの再就職について、嶋貫氏を中心として調整する手順が記載されており、人事課職員から嶋貫氏に対す...全文を見る
○松野国務大臣 今回の全職員調査については、外部有識者の指導、判断のもとに実施しているところであります。  この点、調査の書面に、虚偽回答の場合には懲戒処分等の量定に影響が出る可能性があると記載した趣旨は、みずからの行為について隠すことがない回答を促進する観点から記載したところ...全文を見る
○松野国務大臣 委員の御指摘は、子供たちが安心して保育や教育を受けられるようにする上で大変重要と認識をしております。  独立行政法人日本スポーツ振興センター法で定める災害共済給付制度は、これまで、学校や認可保育所と同様の安全管理体制や教育、保育活動が行われている施設が対象として...全文を見る
○松野国務大臣 中間まとめには、平成二十六年三月末に申請のあった滋慶大学の設置にかかわる審査過程で、審査に関する情報や是正意見に対するアドバイスが、当時の高等局担当審議官から、設置審査とは関係がない部署である人事課の職員に提供された事実が記載をされています。  このような情報は...全文を見る
○松野国務大臣 今回の中間まとめでは、本事案の背景には人事課OBと現役職員の人的関係があると指摘をされています。人事に関する仕事は専門性や人脈等が求められることから、これまでの傾向として人事課内の異動が多くなりがちであり、それが今回の事案の背景となったという面もあると考えています...全文を見る
○松野国務大臣 調査の設計に関しましては、外部の有識者の方に御参加をいただきまして、法律的な実務の観点から、またコンプライアンスの観点から設計をしたものでありますから、この調査自体に関して私は適正なものであったと認識をしております。  しかし、これまでの審議の中においての御指摘...全文を見る
○松野国務大臣 全職員に関して書面上の調査をもう一度やるということでございます。
○松野国務大臣 文部科学省におきましては、小学校を設置するのに必要な最低の基準として小学校設置基準を定めてございますが、この省令の中で学校予定地の土壌汚染や地下埋設物についての具体的な定めは設けてございません。  なお、法的な拘束力はございませんが、文部科学省としては、学校施設...全文を見る
02月27日第193回国会 衆議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○松野国務大臣 教育基本法第十四条第二項では、特定の政党を支持し、またはこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならないとされているところであります。  本件については報道を通して把握しておりますが、文部科学省としては詳細に承知をしておりません。塚本幼稚園における具...全文を見る
○松野国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、これは一義的には所轄庁である大阪府が個別事案について判断をさせていただくところであります。
○松野国務大臣 文部科学省としての見解をお話しさせていただきたいと思います。  御指摘の塚本幼稚園で具体的にどのような指導が日々行われているかについては詳細には承知をしておりませんが、しかし、国籍、民族、人種に関する不当な差別が行われるようなことはあってはならないことでありまし...全文を見る
○松野国務大臣 個々の私立学校の建学の精神はもちろんその学校において判断をされるものでございますが、もしこの運営に関して不適切なところがあれば、所轄庁であります大阪府が責任を持って対応すべきものだと考えております。
○松野国務大臣 お答えをいたします。  文部科学大臣優秀教職員表彰は平成十八年度より実施をしており、塚本幼稚園の教職員につきましては二回表彰しております。  一度目は、大阪府からの推薦として平成二十年八月二十五日、表彰者の決定に関しましては二十年十二月に行われております。二回...全文を見る
○松野国務大臣 一般論として、被表彰者が表彰を受けた後に違反行為等非違行為等を行った場合、推薦者より受彰を取り消す旨の連絡をいただいた上で名簿から削除することとしております。  今回の事案についても、推薦者たる大阪府の判断を踏まえ、文部科学省として対応を検討してまいりたいと考え...全文を見る
○松野国務大臣 委員御指摘のとおり、教育をつかさどり法を遵守すべき立場にある文部科学省の職員が国家公務員法に違反する行為を行ったことは、国民の文部科学行政に対する信頼を著しく損ねるものであり、省を挙げて猛省しているところであります。  二月二十一日に中間取りまとめを公表させてい...全文を見る
○松野国務大臣 委員御指摘の大阪府、大阪市が実施した再就職規制に関しては、二月十四日に御党から頂戴した要請文でも触れられており、承知をしているところであります。  いただいた御意見を承りつつも、私としては、まず、文部科学省が引き起こした再就職問題の全容解明と再発防止に全力を尽く...全文を見る
○松野国務大臣 意欲と能力があるにもかかわらず、家庭環境、経済、家計収入等の理由によりまして進学を断念せざるを得ない、そういった学生の進学を後押しするため、我が国として初めて学生向けの返還不要の給付型奨学金を創設することにいたしました。  平成三十年度の進学者から本格実施するこ...全文を見る
○松野国務大臣 高校生等への就学支援については、国の支援に加え地域の実情を踏まえた都道府県の支援が一体となり教育費負担を軽減することが重要であり、その観点からも、大阪府の取り組みは他の都道府県の参考にもなる意欲的な取り組みと承知をしております。  国の高等学校等就学支援金制度に...全文を見る
02月28日第193回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 文部科学大臣優秀教職員表彰は、平成十八年度より実施をしており、塚本幼稚園の教職員については、平成二十年八月二十五日、大阪府から推薦をいただき、二十年十二月に決定をしております。二回目は、二十四年九月十三日に府より推薦をいただき、二十四年十二月七日に表彰し...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、教育をつかさどり法を遵守する立場にある文部科学省の職員が国家公務員法に違反する行為を行ったことは、国民の文部科学行政に対する信頼を著しく損ねるものであり、省を挙げて猛省をし、文部科学省の責任者として心よりおわびを申し上げる次第であります。  本事...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 教育基本法第十四条第二項において禁止されている「特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育」とは、例えば政党の政策や主張に言及する際、一つの政党についてのみ教える場合や、ある政党を支持ないし反対することを明らかに示すような態度で教育を行う場合な...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 個別の政治家を賛美するという内容が一体どういう内容を今委員がお指しなのか、私の方でちょっと理解がしておりませんけれども、この基本法第十四条二項に規定されているところの定義としての「特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育」と、これがいわゆる先...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  先ほど申し上げましたとおり、教育基本法第十四条第二項の規定に関しまして説明をさせていただきましたけれども、それが具体的に政治的活動に該当するかどうかに関しましては所轄庁であります大阪府によって判断がなされるものでございます。
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  一般論としての答えは先ほど申し上げましたとおりの事項であり、政党に関して政策や主張に言及する、一つの政党についてのみ教える、また、政党を支持ないし反対することを明らかにするのが政治教育でございまして、その他の政治活動とは、目的が...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) これも、その侮蔑をするという内容がどういった内容であるか私は今理解をしておりませんけれども、先ほど申し上げましたとおり、ある政党を支持ないし反対することを明らかに示すような態度で教育を行う場合該当するということでございます。
○国務大臣(松野博一君) 先ほどと同様のお答えになります。その特定の法案について賛否を示すというのがどういった具体的な内容でどういった状況下で行われるかによってこの案件に該当するかどうかということが判断されるわけでありますが、その状況を含めた判断に関しましては所轄庁である大阪府が...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをさせていただきます。  一般論としては、先ほど私が申し上げた、その法案の内容に関して、規定に関しての解釈についてお話を申し上げておりますが、今委員の方から、幼稚園において、その園生においてどのような内容の発言があり、どういった状況であり、それが...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 一般の署名活動が政治活動に当たる場合もございますけれども、その場合、該当するかどうかは、その署名の内容、目的、署名の対象、署名の対象数、署名を求める場合の状況等を総合的に勘案して所轄庁が判断をするものでございます。
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  一般的な幼稚園の教育の内容、これはもう設置認可も含めてでございますけれども、それは所轄庁である大阪府が判断をいたします。これは、委員御承知のとおり、地方の自治事務でございます。  文部科学省が何をというお尋ねでございますけれど...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど申し上げましたとおり、これは大阪府の教育に関する自治事務でございますので、指示すべきことを指示していなかったという状況が明らかに違法状況であるとか著しく適正を欠く状況である場合、国としてそれに関して適正化するようお話を進めることができるということで...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど申し上げたとおり、大阪府に対する国の関係は著しく不適切であり、若しくは明らかに違法状況であるということであれば、それに関して大阪府に適正化を求めることができますが、今回の事案に関してこれだけ国会で先生方から御指摘もいただき、またマスコミ報道等もござ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今回の再就職等規制違反に関しまして、大変な文部科学省に対する信頼を損ねたことに関して猛省をしております。  その上において、今しっかりと事実、全容解明すべく調査を進めているところでありますが、委員の方からお尋ねの罰則規定を新たにということでございますけ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 再就職等監視委員会からの指摘及び中間まとめにおいて再就職等規制に違反するとされた二十七の案件において、指摘された文科省OBが実際に当該法人に再就職していた事例は十三件であり、法人数としては十三法人であります。これら十三法人のうち過去二年間に文部科学省から...全文を見る
03月01日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
議事録を見る
○松野国務大臣 第百九十三回国会において各般の課題を御審議いただくに当たり、私の所信を申し上げます。  まず、内閣府再就職等監視委員会の調査によって明らかとなった、文部科学省の職員が再就職に関する国家公務員法の違反行為を行ったこと、さらにその隠蔽を図ったことにつきまして、国民の...全文を見る
03月01日第193回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) ただいま政府参考人から説明をさせていただきましたとおり、再就職等規制に違反するとされた二十六事案のうち、私立大学や国立大学法人等十八法人に対して過去二年間に文部科学省から支出がありました。  二十九年度予算においてこれらの法人に対してあらかじめ交付が確...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  先ほど答弁をさせていただきましたとおり、今回の法律違反に関しましては文部科学省の違反でございまして、そのことに関しましては、文部科学省として国民の皆様の信頼を著しく損ないましたことに関して、猛省をし、全容解明に今努めているところ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 大学の教授の資格については、大学設置基準第十四条において規定をされております。  具体的には、六つの項目がございますけれども、一つ目が博士の学位を有し研究上の業績を有する者、研究上の業績が博士学位を有し研究上の業績を有する者に準ずると認められる者、専門...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをさせていただきます。  早稲田大学としては、吉田元教授は高等教育に関する高い識見及び著作権制度についての優れた研究業績を有していることから、本学教授にふさわしいと判断をし、採用を決定したと聞いております。  また、早稲田大学としては、大学設置...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをさせていただきます。  李下に冠を正さずの意味を御質問でございますけれども、人から疑いを掛けられるような行いは避けるべきであるということの例えであると承知をしております。
○国務大臣(松野博一君) 文部科学省としては、大学の教員の採用は、大学の自治の下、各大学の責任において実施されるべきものと考えております。このため、各大学の教員審査においてどういった基準で採用したのかを公開するか否かについては、各大学自らの判断によるべきものと考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 文化庁の移転については、現在と同等以上の機能が発揮できることを前提とした上で、地方創生や文化財の活用など新たな政策ニーズへの対応を含め、文化庁の機能強化を図りつつ、全面的に移転することとされております。  文化財が豊かで伝統的な文化が蓄積した京都に移転...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 文化庁の移転については、外交関係や委員から御指摘がありました国会対応の業務、関係府省との調整など政策の企画立案業務について現在と同等以上の機能が発揮できることを前提とした上で、文化庁の機能強化を図りつつ、全面的に移転することとされています。  全面的な...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 二之湯委員から大変力強い応援をいただきまして、ありがとうございます。  我が国において、地域における文化財、メディア芸術や各地の芸術祭を始めとする文化芸術活動など、魅力ある文化が満ちあふれております。このような文化芸術資源を一層活用し、観光地の魅力や産...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 東京都や大阪府、埼玉県などにおいては、国の高等学校等就学支援金に併せて、一定の所得以下の世帯を対象に、それぞれの都府県における私立学校等の授業料平均相当額まで授業料を独自に支援する取組について対象世帯の拡充を図っていると承知をしております。  高校生等...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 教育をつかさどり、法を遵守すべき立場にある文部科学省の職員が国家公務員法に違反する行為を行ったことは、国民の文部科学行政に対する信頼を著しく損ねるものであり、省を挙げて猛省するとともに、文部科学省の責任者として心よりおわびを申し上げる次第であります。 ...全文を見る
03月02日第193回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 大学教育の質の向上と更なる経営改革が必要ということは、委員の御指摘のとおりであろうかと思います。  このため、まず国立大学につきましては、平成二十八年度からの第三期中期目標期間におきまして、各大学の強み、特色を発揮し、組織の再編や資源配分の最適化を進め...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 御指摘の報道があったことについては承知をしております。  現在、文部科学省におきまして、私の下に調査班を設置をいたしております。出向者を含む現職の全職員及び退職者を対象としておりまして、これはもちろん文部系、科学技術系の区分なく調査を行っているところで...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) こういった科学技術を始めとした専門知識に基づいての予算、研究費配分というのはファンディングエージェンシーと言われて、これは世界各国でも同様の形態を取っているものと思います。より国益を考え、また将来的な、世界にも貢献できる、そういった研究に関して適正、効率...全文を見る
03月03日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
議事録を見る
○松野国務大臣 教育をつかさどり、法を遵守すべき立場にある文部科学省の職員が国家公務員法に違反する行為を行ったこと、さらにはその隠蔽を図ったことについては、国民の文部科学行政に対する信頼を著しく損ねるものであり、省として猛省するとともに、文部科学省の責任者として、心よりおわびを申...全文を見る
○松野国務大臣 今回のあっせん行為に関与していた団体ですが、文部科学省としては、公益財団法人文教協会に対して、文部科学省出身者の役職員への就任等の自粛を要請するとともに、補助金等の国からの支出、書籍等の購入を一切行わないことといたしました。  また、一般社団法人文教フォーラム及...全文を見る
○松野国務大臣 現在、文部科学省において、平成二十年十二月三十一日に再就職等規制が始まって以降の全ての事案について、文部科学省職員や関係するOB、外部団体等に対して、書面による調査やヒアリングなど、必要となるあらゆる手段を用いて徹底的な調査を行うとともに、再発防止策を検討している...全文を見る
○松野国務大臣 現時点の調査において、再就職あっせん構造は、主に人事課職員が主体的に担ったものであることが明らかとされており、歴代幹部、現役幹部についても管理監督責任があること、また、個々の事案に積極的に関与した幹部職員がいたことが指摘をされております。  現在、全容解明に向け...全文を見る
○松野国務大臣 我が国が成長を続け、新たな価値を生み出していくためには、科学技術イノベーションを担う創造性豊かな若手研究者を育成、確保していくことが重要であり、イノベーション・コースト構想の実現等を通じた福島の復興にも資するものであると考えております。  一方、我が国では、近年...全文を見る
○松野国務大臣 遠隔地の学校同士の合同授業やさまざまな専門人材の授業への活用など、ICTを活用した教育は文部科学省として積極的に推進をしているところです。  一方、教育基本法や学校教育法に規定された義務教育の目的、目標を踏まえれば、義務教育は、単なる知識の伝達ではなく、教員と子...全文を見る
○松野国務大臣 御指摘の報道については、当省の再就職等規制違反問題に関するものと承知をしております。この問題で国民の皆様の信頼を文部科学省が著しく損ねたことは省を挙げて反省、猛省をしながら、全容を解明し、厳正な処分を行うとともに、再発防止策の構築にしっかりと取り組んでまいります。...全文を見る
○松野国務大臣 二月二十一日に公表した中間まとめは、再就職等監視委員会から指摘のあった組織的な再就職あっせん構造や三十七件の個別事案について集中的に調査を行い、その時点で把握できた事実関係を整理したものであり、今後、三月末の最終報告に向けて、全職員や退職者を含む徹底的な調査を行っ...全文を見る
○松野国務大臣 まさに今回の調査に当たりましては、公明党からも外部有識者の導入等において具体的なアドバイスをいただきました。その外部有識者、弁護士さんでありますとか企業のコンプライアンスの専門家の方々に加わっていただきまして、今回の中間取りまとめ、また最終報告に向けて調査を進めて...全文を見る
○松野国務大臣 松戸市が夜間中学の新設を表明したことについては、いわゆる教育機会確保法の成立後初の事例であり、文部科学省としても、その開設準備について、千葉県や松戸市の教育委員会への助言や支援に努めてまいります。  文部科学省としては、各自治体において夜間中学の設置に向けた検討...全文を見る
03月03日第193回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) お尋ねの放射線教育についてでございますが、東京電力福島第一原子力発電所の事故以降、放射線が健康に与える影響等への関心が高い中、学校教育においても放射線についての科学的な知識を児童生徒に教えていくことは重要であると考えております。  現行学習指導要領にお...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お尋ねの環境創造センター交流棟コミュタン福島につきましては、展示、体験を通して福島県の環境の現状や放射線に関する正確な情報を伝えることを目指した施設であり、多くの子供たちが訪問することは有意義であると考えています。同施設は、文部科学省としても、各学校が教...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 福島県の調べによりますと、平成二十七年度の福島県会津地方への修学旅行を含む教育旅行については、震災発生前の平成二十一年度と比べ、宿泊延べ人数で約五九%の回復にとどまっています。  文部科学省ではこれまでに、復興庁や観光庁の依頼に基づき、平成二十三年と二...全文を見る
03月06日第193回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) はい。簡潔にということでございますから。  これ、評価についても、数値による評価、他の児童生徒との比較ではなく、一人一人の成長の様子を認め励ますために文章で記述を、評価を行うこととなっております。  なお、道徳科の評価は、これは入試に関することでござ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えいたします。  文章によって、一人一人の生徒が……(発言する者あり)これは、文章でその成績表の中に記載をされるものでございます。
○国務大臣(松野博一君) 入試に関しては、これは評価をする、客観的に数値化するもので対応するものでございまして、この道徳等の評価に関しましては、これは数値化等をしてそれぞれ比較をするような内容ではございませんので、入試の評価の対象とはしないということを文科省の方から通知を出してい...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 私立学校の設置認可は、学校教育法第四条第一項に基づき、認可権を持つ大阪府が関係法令及びその審査基準に基づき行うものであります。  森友学園が設置を予定している小学校については、大阪府私立学校審議会において平成二十七年の一月に条件を付して認可適当との答申...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 塚本幼稚園における園児に対する指導については、国会での審議を踏まえ、文部科学省から所轄庁である大阪府に対して事実関係を確認しているところであり、現在、大阪府が当該幼稚園に対し事実関係を確認しているところと聞いておりますが、仮に幼児に対する虐待的な行為やい...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 障害のある学生の教育を充実をしていくためには、大学での履修方法、授業の方法、評価の在り方などについて、個々の学生ごとに障害の状況に応じた配慮、工夫をすることが求められています。こうした取組には専門的な要素が多く含まれ、そのための組織体制、専門人材、支援機...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 社会で活躍する障害学生支援センター形成推進事業の実施に当たりましては、当該センターを障害学生支援の先進的なモデルとして、限られた範囲での取組ではありますが、しっかりとした連携体制を構築し、支援手法の開発やノウハウの蓄積を推進をしてまいります。その上で、事...全文を見る
03月07日第193回国会 衆議院 本会議 第8号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 角田議員から、リカレント教育の充実についてお尋ねがありました。  出産や育児を機に離職した女性が転職、再就職をするための環境整備のためにも、大学等における女性のリカレント教育の充実は重要と考えております。  文部科学省では、リカレント教育の充実も含め...全文を見る
03月07日第193回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 第百九十三回国会において各般の課題を御審議いただくに当たり、私の所信を申し上げます。  まず、内閣府再就職等監視委員会の調査によって明らかとなった、文部科学省の職員が再就職に関する国家公務員法の違反行為を行ったこと、さらにその隠蔽を図ったことにつきまし...全文を見る
03月07日第193回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 委員御指摘のとおり、スポーツの成長産業化に向けては各競技団体の経営力強化は必要不可欠でありますが、現状は、実践的なスポーツマネジメントを学ぶ機会が少ないことや、スポーツ団体、チームへの入職経路が限定的であることなどから、競技団体にマネジメント人材が十分に...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) スポーツは全ての人々が幸福で豊かな生活を営むために重要な役割を果たしており、近年、我が国の国民医療費が年間約四十一兆円にも上っている中、スポーツにより健康寿命を平均寿命に限りなく近づけることができる社会の構築を目指すことが重要だと考えております。  そ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) もう委員御案内のとおり、この私立小学校の認可に関しては大阪府が所轄をするものであります。その意味におきましても、一義的には、文科省はそれを飛び越えてどうこうという処置は、これは法の立て付けからいって難しいわけでありますけれども、委員御心配のとおり、一番大...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 文部科学省といたしましても、手続にのっとりまして大阪府私立学校審議会の議事録を取り寄せて読まさせていただきました。これは府の審議会の内容でございますので私の方からそれに関して論評するのは差し控えさせていただきたいと思いますが、委員御指摘のとおり、この審議...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 教育基本法第十四条第二項の規定は、法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動はしてはならないと規定をしております。  そして、その内容の判断につきましては……
○国務大臣(松野博一君) 一義的には所轄庁である大阪府が判断するものと考えております。
03月08日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
議事録を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  教育をつかさどり、法を遵守する立場にある文部科学省の職員が国家公務員法に違反する行為を行ったことは、文部科学行政に対する国民の信頼を著しく損ねるものであります。  今回の問題は、第一義的に、省全体として再就職等規制の理解が不十分であった...全文を見る
○松野国務大臣 国家公務員の再就職について問題がありますのは、官民の癒着につながりかねない、公務員OBの口ききや、予算、権限を背景とした再就職のあっせん等の不適切な行為においてであります。  もちろん、再就職自体は、これは公務員の経験の中で得た知見を生かすという意味において意味...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  今回、中間まとめにおいて再就職等規制違反を認定された事案が、監視委員会から三十七事案について調査をせよという御指摘をいただきまして、そのうち、監視委員会から御指摘をいただいたものも含めて、残りの二十六事案のうち十八法人に支出の実績がござい...全文を見る
○松野国務大臣 現状の調査においても、また予算の計上の方法においても、これらの法人に対しての支出というのは適正な算定方式によってなされたものであり、今回の二十九年度予算に関して、これらの法人等に対して支出をすることは問題がないと考えております。
○松野国務大臣 委員御指摘の早稲田大学に再就職等がありました高等局長に関しては、これは、あっせん違反ということではなしに、御自分が在職中に利害関係がある法人に対して求職活動を行ったということで国家公務員法の違反を問われているところでありますが、当該法人に対しての支出に関しても、先...全文を見る
○松野国務大臣 まずは、三月末までにこの最終報告に向けて全容解明に向けた徹底した調査を行い、これまで明らかになった事実及び調査結果に応じて関係者に対して厳正な処分を行うということが必要なことであろうかというふうに考えております。  再発防止策としても、職員に対して、今回、再就職...全文を見る
○松野国務大臣 失礼をいたしました。  先ほど再就職等規制違反と私が申し上げた中には、当然、委員から御指摘をいただきました、今回の事案に関して隠蔽工作をした、それも外部の法人まで巻き込んだ隠蔽工作であったということは大変重いことでございまして、この隠蔽行為自体が、国民から文部科...全文を見る
○松野国務大臣 まず、これはもう既に委員御案内のとおり、私立の幼稚園に関しての所轄庁は都道府県でございまして、今回の事案に関しても、指導等は一義的には大阪府からの指導ということになりますが、お話の中にあったとおり、差別的な発言があったとすれば、これはもうあってはならないという事案...全文を見る
○松野国務大臣 まず、先ほど、当該幼稚園の中において幼児に対して虐待的な取り扱いがあるのではないかというようなお話がありましたが、これも大阪府に対して文部科学省から問い合わせたところ、森友学園側から、幼児に対する虐待が疑われている事案については、多くの項目についてその事実を否定す...全文を見る
○松野国務大臣 これは繰り返しになりますけれども、私立の小学校に関しての設置認可は大阪府の自治事務になっております。文部科学大臣として、都道府県の自治事務に関する権限というものをやはり尊重しなければいけないという立場がございまして、現時点において、文部科学大臣が設置認可の可否につ...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  調査の進行状況に関しましては、担当職員から報告を受けております。  監視委員会の方から指摘をされている三十七事案以外にどういったものがということでございますが、当然、この調査の中において、これは全職員、また出向先に行っている職員、退職O...全文を見る
○松野国務大臣 当該事案をしっかりと調査、確認をさせていただき、人事局と相談をしながら、今後、対応について検討させていただきたいと考えております。
○松野国務大臣 文部科学省職員からの情報に限らず、大学関係者等から幅広く違法な天下りに関する情報を収集することは、再発防止の観点から有効であると思います。議員の御提案も含め、さまざまな御指摘を踏まえて再発防止策をしっかりと検討し、実行してまいります。
○松野国務大臣 再就職等監視委員会の方の調査が進んでいるということに関して私が報告を受けたのは、昨年の十二月の初旬と記憶をしております。
○松野国務大臣 まず、省内において、外部、早稲田大学にも大変御迷惑をおかけいたしましたけれども、外部も巻き込んで隠蔽工作が行われたということは、このこと自体が、再就職等規制違反に加えて、文科省の信用を失墜していると認識をしております。  私への報告が十二月の初旬にまでなってしま...全文を見る
○松野国務大臣 私も大阪府の審議会の会議録を読ませていただきまして、その中において、委員の皆様からさまざまな点について指摘がされているということは承知をしております。  この認可について一般論としてどう思うかという御質問でありますけれども、先ほどお話をさせていただきましたが、設...全文を見る
○松野国務大臣 当然のことながら、こういった申請において虚偽等の内容がその中に書き込まれるということは、認められないことでございます。
○松野国務大臣 先月十四日に公表し、現在パブリックコメントを行っている学習指導要領改訂案では、中学校の社会科において、聖徳太子の表記を「厩戸王(聖徳太子)」としております。  これは、聖徳太子という表記をなくそうとしたり、聖徳太子が不在だったという考え方に立ったりするものではな...全文を見る
○松野国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、現在パブリックコメントの最中でございまして、国民の皆様に広く意見をいただいている最中でございますので、今、笠委員の方からいただいた御意見も踏まえつつ、しっかりと私の責任において公示をしてまいりたいと考えております。
○松野国務大臣 私立小学校の設置認可に関しては、大阪府の方の自治事務でございます。自治事務に関して私は尊重しておりますし、大阪府が適切な御判断をされることを、これは信頼をしております。  今月中にその可否に関して大阪府で決定をされるということでありますから、今の時点において文部...全文を見る
○松野国務大臣 文部科学大臣も経験をされた平野委員からの御指摘でございますけれども、文部科学省の立場としては、教育、公教育は、これが特区であろうと一般の地域にあろうとどこであろうと、しっかりとした教育が児童生徒に提供できるということが最も肝要なことであろうかと思います。その考えに...全文を見る
○松野国務大臣 再就職の情報に関しては、政務三役の方に報告はございませんでした。ございませんでしたけれども、私も、現状、文部科学省の責任者として、省全体の管理責任において反省をしているところでございます。
○松野国務大臣 平野先生御指摘のとおり、文部科学省の中において、まさに教育をつかさどる文部科学省が隠蔽工作をした、この先生の御指摘、お怒りは、国民の皆様のお怒りであろうと考えております。しっかりと全容解明をしていかなければなりません。  今、誰からの指示かということでございまし...全文を見る
○松野国務大臣 申しわけございません。  どういった指示系統によって今回の隠蔽工作が、行為がなされたかに関して、現在調査中ということでございます。
○松野国務大臣 本件に関しての隠蔽行為でございますけれども、先ほど当時の人事課長から答弁をさせていただきましたが、人事課職員間において隠蔽行為に関して文書等がつくられていたということでございまして、課長が後からそのことについて知ったという経緯だということでございます。
○松野国務大臣 失礼をいたしました。  この早稲田事案に関して、隠蔽行為に関しまして、監視委員会からの御指摘をいただいております。  その御指摘の中において、人事課の職員が行ったということになっておりますが、その職員に関しては、企画官以下ということで、実名を挙げていないという...全文を見る
○松野国務大臣 平野先生御指摘のとおり、平成二十年十二月三十一日の法の改正において、今まで行ってきたような再就職に関する現職職員の関与が禁止をされたということにおいて、これはもう既に監視委員会の方から指摘をいただいておりますが、OBを使った、法を潜脱する目的としての構造ができてき...全文を見る
○松野国務大臣 まず、一番重要な点からお話を申し上げたいと思います。  先般の私の答弁の中で、平成二十四年度の表彰については、平成二十四年九月十三日に大阪府の方から推薦が上がってきたというふうに答弁をいたしましたけれども、九月十三日付で都道府県に推薦を依頼したということでござい...全文を見る
○松野国務大臣 先ほど申し上げましたとおりの日程において、表彰者への通知は、十二月七日付で表彰者の決定を通知しておるということでございます。  どの政権下であったかということは、この表彰の性格上、そう問われるべきことではないかなとも思いますが、一応、決定時に関しては総理がおっし...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  まず、今回、再就職先として私どもの方からも発表させていただきました法人、団体は、その法人、団体は何ら違法行為をしているわけではございませんで、かえって、私どもの方、文部科学省として御迷惑をおかけしているというところであり、おわびをしている...全文を見る
○松野国務大臣 文部科学省としては、大学の教員の採用は、大学の自治のもと、各大学の責任において実施されるべきものだと考えております。  今回の再就職等規制違反は、先ほど申し上げましたとおり、文部科学省の現職の職員が各団体、法人に対して就職関係の情報を提供したり、また依頼をしたり...全文を見る
○松野国務大臣 現在、文部科学省におきまして、再就職等監視委員会からの指摘もいただきながら、私、任命権者の私のもとに調査班を設置しております。  既に中間報告も公表させていただきましたけれども、現在、監視委員会から指摘をいただいている事案以外も、平成二十年十二月三十一日までさか...全文を見る
○松野国務大臣 委員御指摘の、大学の設置認可の過程に関する情報が、設置認可の担当者外の部局にこの情報が漏れたということに関しては、これは大学の設置認可に対する信頼を損ねたものであると反省をしているところでありますし、こういったことが二度とないように努めていかなければならないのは当...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  先生の方から御提示をいただきました東京私大教連声明の内容に関しては、私の方で承知をしておりません。  いずれにいたしましても、教員の採用というのは大学の自治の最たるものでございまして、それに関しては、現状においても学長を中心として大学の...全文を見る
○松野国務大臣 文部科学省としては、援助の必要な児童生徒の保護者に対し、漏れなく就学援助が実施されるよう、さまざまな機会を通じて就学援助制度の周知を充実することが必要と考えています。  就学援助制度の周知状況は、先ほど政府参考人の方が答弁したとおりでありますけれども、学校で就学...全文を見る
○松野国務大臣 義務教育未修了の学齢超過者など夜間中学に通う生徒に対する経済的支援に関して、各地方公共団体の判断で、いわゆる教育機会確保法第十五条に規定された協議会の枠組みも活用して検討することも考えられるところです。  文部科学省としては、平成二十九年度予算案において、経済的...全文を見る
○松野国務大臣 委員御指摘のとおり、学校現場は、教育の場であり、生徒にとっての生活の場であります。当然のことながら、良好な環境を維持していかなければならないと考えております。  一義的には、というのは繰り返しで恐縮でございますが、こちらに関しては、私立の学校に関しましては、所轄...全文を見る
○松野国務大臣 御党が、大阪府、大阪市における条例をもとに作成した法案については承知をしているところでございます。  私としては、まず、文科省が引き起こした再就職問題の全容解明と再発防止に全力を尽くすということでございますけれども、政府全体の対策が今後検討されるという場合におき...全文を見る
○松野国務大臣 教育勅語につきましては、戦後の諸改革の中で、これを教育の唯一の根本として取り扱うことなどが禁止をされ、その後、教育基本法の制定により、その政治的、法的効力を失ったという経緯がございますが、適切な配慮のもと、教材として用いること自体は問題がないと考えております。 ...全文を見る
○松野国務大臣 まず、幼稚園教育要領の中において、家族仲よくという旨のことが書かれておりまして、その意味においては、普遍的かどうかということに関してちょっと委員の問題意識の方を十分に私が理解をしていないのかもしれませんが、教材として使われることは、これはそれ自体をもって問題とする...全文を見る
○松野国務大臣 承知をしております。
○松野国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、教育勅語を教育の唯一の根本とするということに関しては、これは否定をされておりまして、当然のことながら、文部科学省はその考え方を引き継いでいるわけであります。  しかし、一方で、各教室において、教室内の授業においてどういったものを題材と...全文を見る
○松野国務大臣 今委員の方からお話をいただいたとおり、教育勅語を唯一の教育の根本とする、こういったことに関しては否定をされているわけでありますが、一方、これも委員の方から例示をいただいたとおり、それを教育研究の対象とするということにおいては、これは一定の裁量が教師、研究者等に与え...全文を見る
○松野国務大臣 これは委員も御承知のとおり、個々の事案に関して、文部科学省として、それが違法であるとかないとかという当てはめはいたさないことになっております。もしも、その指導方法、教育内容に関して問題があるということであれば、繰り返しになりますけれども、所轄庁である大阪府において...全文を見る
○松野国務大臣 大阪府に確認をしたところ、森友学園は、大阪府によるヒアリングにおいて、差別的な表現について疑われる事例があることについては不適切であったと認識をしており、指摘を真摯に受けとめて、今後同様の事例が生じないようにしたい旨回答をしたと聞いております。  大阪府によりま...全文を見る
○松野国務大臣 文部科学省では、国会での御指摘を踏まえ、森友学園塚本幼稚園における園児に対する指導状況について、所轄庁である大阪府に事実関係の確認を行ったところであります。  大阪府による森友学園に対する調査に対し、同学園からは、虐待が疑われる事案については、多くの項目について...全文を見る
○松野国務大臣 教育をつかさどり、法を遵守すべき立場にある文部科学省の職員が、国家公務員法に違反する行為を行い、またそれを隠蔽する行為を行ったことは、国民の文部科学行政に対する信頼を著しく損ねるものであります。省を挙げて猛省をするとともに、文部科学省の責任者として、心よりおわびを...全文を見る
○松野国務大臣 今国会への提出準備を進めている学校教育法の一部改正法案は、新たに専門職大学を設けようとするものですが、これは教育再生実行会議の提言や日本再興戦略でその制度化が求められており、専門職人材の養成という今日の社会的要請に応えるためのものであります。  一方、委員から御...全文を見る
○松野国務大臣 このたび政府から提出いたしました義務教育諸学校等の体制の充実及び運営の改善を図るための公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、子供をめぐる教育課題が複...全文を見る
03月09日第193回国会 衆議院 本会議 第9号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 独立行政法人日本学生支援機構法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  政府においては、教育基本法に定められている教育の機会均等の確保の重要性を踏まえ、意欲と能力のある若者が経済的理由により大学等への進学を断念することがないよう...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 菊田議員から六つの質問がありました。  最初に、文部科学省職員の再就職等規制違反についてお尋ねがありました。  教育をつかさどり、法を遵守すべき立場にある文部科学省の職員が、国家公務員法に規定する再就職等規制に違反する行為を行ったこと、さらには、再就...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 富田議員から六つ質問がございました。  初めに、今後の奨学金制度の充実に向けた決意についてお尋ねがありました。  文部科学省では、これまで、貸与型の奨学金の拡充により、大学等進学者の経済的負担の軽減に努めてきましたが、今般、誰もが希望すれば進学できる...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 大平議員から十の質問がありました。  最初に、学費の値上げについてお尋ねがありました。  意欲と能力のある学生が家庭の経済状況にかかわらず大学教育を受けられるようにすることは重要なことと考えております。  国立大学の授業料については、最近の十一年間...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 浦野議員から二つ質問がありました。  最初に、教育無償化についてお尋ねがありました。  誰もが、家庭の経済事情に左右されることなく、希望する質の高い教育を受けられることは大変重要です。  このため、幼児期から高等教育段階までの切れ目のない形での教育...全文を見る
03月09日第193回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  教育基本法では、第十四条第二項では、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他の政治活動をしてはならないとされているところであります。塚本幼稚園における具体的な活動が政治教育に該当するか否かは一義的には所轄庁であ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 教育基本法における政治的中立の解釈に関しましては先ほど答弁をさせていただいたとおりであります。そして、これが実際にその当該行為が違反に当たるかどうかに関しましては、例えばその署名行為でありますれば署名の内容、そして署名の対象、そして対象者の数、署名させる...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、私立の幼稚園に対する教育内容に対する指導、助言でありますとか私立小学校の設置認可に関しましては、これは都道府県の自治事務に属するものであります。私は、地方のこの自治事務は尊重をしていかなければならないというふうに考えておりますし、同時に、今回、この...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 当然のことながら、一般論で言って、そういった申請、届出等に関して虚偽の事実はあってはならないということはもう委員のおっしゃるとおりであるかと思います。  ただ、後段に関して、先ほど申し上げましたとおり、現在、所轄庁である大阪府がこの設置認可に関して協議...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今委員の方から御指摘をいただいた事案に関しまして大阪府に文部科学省から問い合わせたところ、大阪府から学校法人森友学園の方に事実関係を確認をしているということでございました。大阪府においてその事実関係を確認し、精査をした上で法律にのっとって適切に対応される...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 学習指導要領の性格に対しましては、今、斎藤委員の方からお話をいただいたとおりでありまして、大綱的にその目的、方向性を学習指導要領の中にしっかりと記載をする中で、もちろん現場の先生方の教育指導に当たっての裁量権はあるわけであります。  今回の学習指導要領...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 学校の教育現場をよく御存じの斎藤委員からの御指摘、今回の学習指導要領の改訂に当たって、その実際の理念をどう学習現場に根付かせていくかと、そのボリューム、スタミナとの関連からの御指摘だと思います。極めて重要な御指摘だと思いますし、その問題意識は今、私たち文...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 斎藤委員から御指摘をいただきました、まず教員の働き方の問題でありますけれども、私も参加をしております官邸における働き方改革の会議においても教職員の現状の労働時間の問題も含めて指摘をいただいているところでありますし、この問題はまさに直視をしていかなければな...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 本来、土曜日を休みにするという意義は、地域の中において地域の総合力で子供たちの健全育成に資するためというのが導入時の目的でございました。その目的から考えれば、当然、委員がお話をされたように、地域全体で学校運営であるとか生徒の健全育成のためにいろいろと協力...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 文部科学省では、現在、新たに専門職大学及び専門職短期大学を制度化する法案を今国会に提出するため所要の準備を進めております。  産業構造が急激に変化する中、それぞれの職業分野で業務の改善、革新や新規分野の開拓が求められ、より高度な実践力と新たな物やサービ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、委員会の運営に関しては委員会において御協議をいただければと考えております。  委員の方からお話をいただいた、全ての方々がそれぞれの個性、能力、志に応じて活躍をするための教育的な環境づくりをというのはまさしくおっしゃるとおりだと考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 一般論として、教育に携わる方は高度な倫理観が必要とされるというふうに認識をしております。
○国務大臣(松野博一君) 教育勅語については、日本国憲法及び教育基本法の制定等をもって法制上の効力が喪失をしております。  御指摘の昭和二十三年の衆議院本会議における教育勅語等排除に関する決議では、憲法第九十八条の本旨に従い、教育勅語等の詔勅を排除し、その指導原理的性格を認めな...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  教育をつかさどり、法を遵守すべき立場にある文部科学省の職員が再就職等規制に違反する行為を行ったことに加え、その隠蔽を図ったことは、文部科学行政に対する国民の信頼を著しく損ねたものであると考えております。  今回の問題は、省全体...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、公務員の再就職に関しましては、再就職自体が問題とされているわけではないと認識をしております。  今回の文部科学省の再就職等規制違反は、現職の文部省の職員が再就職に携わったこと、また、現職の職員が在職中に利害関係のある分野に関して自ら求職活動を行っ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、今回の再就職等違反に関しまして、その違反が問われているのは現職の文部科学省職員の行為でございます。再就職先の法人、団体又はOBの行為に関しては違法性があるということではございません。今回の一連の中で、私たち文部科学省として、再就職先についてそのお名...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど申し上げましたとおり、今回の違法を問われているのは文部科学省の職員の行為に関するものであります。  大学からの採用活動に関しては、まさにこれは大学の自治の上において大学の御判断によるものであろうかというふうに考えております。最大の、私、問題点は、...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 中間まとめにおきまして、平成二十六年三月末に申請のあった滋慶大学の設置に関わる審査過程で、審査に関する情報や是正意見に対するアドバイスが、設置審査とは関係がない部署にいる職員に提供された事実が記載をされております。中間まとめでは、審査の過程における嶋貫氏...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、文部科学省において、これまでも、学問の自由や大学の自治、私学の自主性、建学の精神を尊重しつつ大学行政を行ってきたところでありますが、これはもう当然のことでございますので、今後もこの理念に基づいてしっかりと高等教育行政を取り扱ってまいりたいと考えてお...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 二月六日付けで実施をしました全職員調査については、その様式に関しては外部有識者の指導、判断の下に実施をしているところであり、調査の内容等については適切なものであると考えております。  しかしながら、調査の書面に、虚偽回答の場合には懲戒処分等の量定に影響...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今回の文部科学省の再就職等規制違反に関しましては、委員御指摘のとおり、文部科学行政に対する国民の信頼を著しく損ねたものであり、省を挙げて猛省をし、信頼回復に努めてまいりたいと考えております。  委員の方からお話をいただきました、まず、この再就職問題等の...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 平成二十八年度からの第三期中期目標期間の国立大学法人運営費交付金においては三つの重点支援の枠組みを創設し、各大学から拠出された財源を活用して、新設する国立大学法人機能強化促進費と併せ、各大学の強み、特色を踏まえた機能強化に積極的に取り組む大学に評価に基づ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 特に国立大学においてでございますけれども、知識基盤社会を支える多様な人材を育成する中核機関として、社会からの要請に応える人材育成の充実に努めることが重要であると考えております。  各国立大学では、社会から求められる学生を輩出するため、少人数クラスによる...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 幼児教育は、教育基本法にも規定をされているとおり、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであります。また、幼児教育については、海外において、質の高い幼児教育を受けることがその後の基本的な学習到達率の向上や将来の所得向上、生活保護の受給率の低下につなが...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 幼児教育無償化への取組についてという御質問をいただきました。  幼児教育無償化に関する関係閣僚・与党実務者連絡会議を毎年開催をし、今後の取組の方向性を示しつつ、平成二十六年度以降段階的に取組を進め、幼稚園、保育所、認定こども園の全てにおいて、生活保護世...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) スポーツ産業が活性化すれば、その収益をスポーツ団体や環境の充実に再投資する好循環を生み出し、国民の健康増進や地域の活性化を図ることも可能となります。  このような観点も踏まえ、昨年閣議決定された日本再興戦略二〇一六においてはスポーツの成長産業化が盛り込...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 誰もが、家庭の経済状況に左右されることなく、希望する高い質の教育を受けられることは大変重要なことであると考えております。  また、各地方自治体においても、今委員から御紹介をいただきましたけれども、それぞれの地域の実情を踏まえた取組がなされていることを承...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 教育が未来への投資であり、極めて重要なものであるということに関しては、委員と私は考え方を同じくするものであるかと思います。  平成二十七年の七月に取りまとめられました教育再生実行会議第八次提言におきまして、教育財源確保のための方策として、既存の施策の見...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 障害のある方に対する支援として、特別支援教育の生涯学習化という新たな考えに基づき、文部科学省全体として、生涯を通じてスポーツや文化などの様々な機会に親しむことができるよう総合的な取組を推進することとしております。  その中で、例えば二〇二〇年に全国の特...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  まず、私立学校法と憲法八十九条についてでございますけれども、私立学校法は、私立学校の自主性を尊重する教育行政組織の体制を確立をすること、私立学校の経営主体の組織運営を定めてその公共性を高めること、憲法八十九条、委員から御説明いた...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 獣医学部新設につきましては、平成十九年以降、愛媛県今治市より構造改革特区提案がなされ、内閣府からの検討要請に基づき、文部科学省において検討を継続的に行ってきました。平成二十七年六月以降は、内閣府において今治市から国家戦略特別区域の事業として提案を受け、内...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 「もんじゅ」につきましては、国産の自主開発技術によって設計手法や製作技術の基盤を確立をし、四〇%出力運転を達成するなど、高速増殖炉原型炉の発電プラントシステムを成立するための基盤技術を獲得をしており、その開発を通じて貴重な人材、知的資産の形成に貢献をして...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 大臣の立場を離れて個人としてというお話もいただきましたが、なかなか今私が委員会において個人としてという発言をすることも難しいわけでございますが、まず、誰もが家庭の経済状況に左右されることなく希望する質の高い教育を受けられる、これはもう大変重要であるという...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) どういう形がというのが、方法に関して今すぐ私が答えを持っているわけではございません。松沢委員からお話があったとおり、これはもう憲法に書き込むことによる政策の安定性の問題から入るべきか、また財源の問題からと、両方のアプローチがあるんであろうというふうに思い...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、教育無償化に必要な財源の試算でございますけれども、無償化の対象範囲によりますので一概には言えませんけれども、例えば三歳から五歳児の幼稚園、保育所、認定こども園の保育料として約七千億円、公立・私立高等学校、これは全日制でございますが、について高等学校...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 現在パブリックコメントを行っております学習指導要領改訂案では、現行学習指導要領において聖徳太子としている表記を、小学校社会科において聖徳太子(厩戸王)、中学校社会科において厩戸王(聖徳太子)としております。  これは、聖徳太子という表記をなくそうとした...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 松沢委員御指摘のとおり、歴史教育における連続性というのは極めて重要な観点だというふうに思っております。  先ほど申し上げましたとおり、今回の表記の問題に関して、決して聖徳太子不在説であるとか、その業績に対して否定的な見解を持っているということでは全くあ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど申し上げましたとおり、国民の皆様に広く御意見をこの案件に関してもいただいているところであります。その御意見、上がってきたものをしっかりと精査をさせていただき、今日の御議論もあり、また、衆議院の方でも御議論をいただきました。学習指導要領の公示に関して...全文を見る
03月10日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
議事録を見る
○松野国務大臣 委員から御指摘をいただきましたとおり、今回の文部科学省の再就職等規制違反に対しましては、法を遵守すべき立場にある文部科学省の職員、まして教育をつかさどっている文部科学省といたしまして、大変申しわけなく、省を挙げて猛省をしているところであります。  あわせて、今回...全文を見る
○松野国務大臣 委員御指摘のとおり、まず、信頼回復、再発防止に向けては、調査結果を踏まえて厳正な処分を行うということから始まるものであると理解をしております。  その上で、職員に対する実効的な研修の実施、営利企業や退職者からの働きかけへの対応方針の検討、再就職等規制についての関...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  今回の教職員定数の充実のうち、定数増を伴う、障害に応じた特別の指導、外国人児童生徒等指導、初任者研修のための定数については、委員御指摘のとおり、平成二十九年度から三十八年度までの十年間で段階的に基礎定数化を図ることとしています。  学校...全文を見る
○松野国務大臣 委員のお話にありましたとおり、少人数学級というのは有効な教育の方法であるというふうに認識をしております。  一方で、政府参考人の方からお話をさせていただきましたけれども、習熟度別指導等を初め、それぞれ、各教育委員会または学校の御判断によって効果的な学習方法を進め...全文を見る
○松野国務大臣 平成二十八年四月一日時点における学校運営協議会の設置率は、全公立学校のうちの約七%にとどまっておりますが、自治体によっては、委員御指摘のとおり、既に類似の取り組みにより、保護者や地域住民の意見は反映をされているといった事例があることは承知をしております。  この...全文を見る
○松野国務大臣 今回の取り組みに関しては、まさにこれは、すぐ設置についてそれぞれの地域でやっていただくということをお願いするということではございません。  それぞれの地域においてそれぞれの事情があるということも承知をしておりますが、先ほどお話をさせていただいたとおり、やはり、校...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  地域学校協働活動は、学校と地域の連携、協働により、社会総がかりで、教育の実現に向け、地域全体で子供の成長を支える活動であり、学校運営の改善にも資するものと考えております。  実際に、文部科学省が地域学校協働活動を実施した学校に対して行い...全文を見る
○松野国務大臣 先ほど答弁をさせていただきましたとおり、本法律案が教師の多忙化につながらないよう、教育委員会等を通じてしっかりとした施策を進めてまいりたいと思いますし、ガイドラインも打ち出していきたいと考えておりますが、委員のお話の中にある、実際に対応するために教職員増等の配慮が...全文を見る
○松野国務大臣 今回の法改正では、教職員定数の基礎定数化とともに、事務職員が主体的に校務運営に参画するよう職務規定を見直すことや、地域住民等による学校支援の充実を図る等の観点から、関係法律を改正することとしております。  こうした改正によりまして、障害に応じた特別な指導を初め、...全文を見る
○松野国務大臣 いじめがなぜ起こるのかという問題に関しては、さまざまな要因があるのであろうというふうに思います。  他人の立場に立って考えることができないということでありますとか、また、子供たちがまだ未熟な面があって、さまざまな社会的なストレスの中において、他人にそれを向けてし...全文を見る
○松野国務大臣 官邸で行われております働き方改革に関する会議には私も参加をしておりますが、その会議においても教師の長時間労働に関する指摘をされているところでございまして、文部科学省としても、今委員の問題意識を共有しております。  そのため、今、業務の改善、これは部活動も含めた等...全文を見る
○松野国務大臣 委員の御指摘のとおり、今回の再就職等規制違反事例に加えて、特に、隠蔽行為というのは文部科学省の信用を失墜する、これが大きな要因になっているんだろうというふうに考えております。  この隠蔽行為に関しましては、既に再就職等監視委員会の方から事実認定がされ、分析をされ...全文を見る
○松野国務大臣 本法律案は、学校が直面する教育課題が複雑化、困難化していることに対応するため、学校の機能強化を図ることを目的としております。  今回の改正案では、基礎定数化に伴う教職員定数の標準の改正、事務職員の職務及び共同学校事務室に係る規定の整備、学校運営協議会の役割の見直...全文を見る
○松野国務大臣 今回の義務標準法の改正では、障害に応じた特別の指導、いわゆる通級による指導、日本語能力に応じた特別の指導、初任者研修のための教員について、平成三十八年度までの十年間で基礎定数化をすることとしております。  これらの教員は、これまでは加配定数として毎年度の予算の範...全文を見る
○松野国務大臣 委員からお話をいただきましたとおり、諸外国では、教員の業務が主に授業に特化をしているのに対し、日本では、教員が教科指導、生徒指導、部活指導等を一体的に行うことが特徴となっており、こうした日本型学校教育は国際的にも高い評価をいただいているところであります。  一方...全文を見る
○松野国務大臣 文部科学省において、いじめ問題等に悩む児童生徒たちが、全国どこからでも、いつでも相談機関に相談できるよう、夜間、休日を含め通話可能な二十四時間子供SOSダイヤルを設置し、平成二十八年度からは通話料を無料としたところであり、平成二十七年度より相談件数は増加をしている...全文を見る
○松野国務大臣 先般も、委員から御提案いただいております、SNSを利用したいじめ相談に対して先行的に取り組んでいる都市の事例について説明を受けました。  また、SNSを使った具体的ないじめ相談のシステムについても説明を受けたところであり、これは委員のお話の中にあったとおり、今の...全文を見る
○松野国務大臣 一連の学校法人森友学園に関する事案に対しましては、先生御指摘のとおり、社会的関心が高まっているということは十分承知をしておりますし、文部科学省の立場として何よりも守らなければいけないのは子供たちでございまして、その子供たちに対して、これは最終的には文部科学省が責任...全文を見る
○松野国務大臣 学校の設置基準の中においては、土壌汚染それから埋設物に関する規定はございませんが、ガイドラインとして、これは法的拘束力はございませんけれども、ガイドラインの中に、学校の敷地においては土壌汚染や埋設物がないことが望ましい旨、ちょっと今手元に条文がありませんけれども、...全文を見る
○松野国務大臣 日本語指導が必要な児童生徒は、平成二十六年度で約三万四千人と、ここ十年間で一・六倍に増加をしており、今後も増加傾向と考えております。また、母語の多言語化や在籍学級の散在化や集中化など、児童生徒をめぐる状況は多様化をしていると承知をしております。  文部科学省とし...全文を見る
○松野国務大臣 文部科学省としては、日本語を理解することが大変な児童生徒も含め、全員に対して適正な教育を提供していくということが義務でございますから、しっかりとこの問題に対しても対応してまいりたいと考えております。
○松野国務大臣 少人数学級は、よりきめ細やかな指導が可能となることから、学校現場などからの要望も多く、有効な施策であると考えております。  また、あわせて、政府参考人からお話をさせていただきましたとおり、学校の実情を踏まえ、各自治体の判断で少人数学級やチームティーチング、習熟度...全文を見る
○松野国務大臣 そのように申し上げました。
○松野国務大臣 自分の学校内で通級による指導を受ける自校通級と他の学校で通級による指導を受ける他校通級の割合は、直近の調査ではほぼ同程度となっています。  自校通級は、児童生徒の移動の負担が少なく、通常の学級の担任との連携もとりやすいという利点がある一方で、通級による指導を受け...全文を見る
○松野国務大臣 平成二十六年度に文部科学省が実施した教職員の業務実態調査では、教員が高い負担感を抱いている業務として、保護者、地域からの要望、苦情等への対応や地域との連携に関する業務などが挙げられているところであり、教員が地域への対応に困難さを感じていることがその勤務負担の一因と...全文を見る
○松野国務大臣 平成二十六年度に公表された中学校教員を対象としたOECD国際教員指導環境調査の結果等において、我が国の教員が長時間労働となっている実態が示されております。  文部科学省としては、教員の業務負担軽減を図ることは喫緊の課題であると認識をしており、二十カ所程度の重点モ...全文を見る
○松野国務大臣 地域住民や保護者など、学校運営の仕組みの外にいた者の意見や知見を学校運営に反映させるという学校運営協議会の趣旨に照らせば、外部性を重視する観点から、校長等の教職員は協議会の外部に位置づけることが基本となるものと考えております。  他方、協議会においてその学校の教...全文を見る
○松野国務大臣 今回の改正案では、複雑化、多様化する学校の課題に対応するためには、学校と地域の組織的、継続的な連携体制を構築する必要があるとの認識から、学校運営協議会の設置が一層促進されるよう教育委員会に対して協議会の設置努力を課すこととしております。  この趣旨は、各教育委員...全文を見る
○松野国務大臣 まず、障害に応じた特別の指導、いわゆる通級指導を担う教員については、各教育委員会等において、通級指導担当教員の研修等さまざまな取り組みが行われているところであり、独立行政法人国立特別支援教育総合研究所において、通級による指導の実施に当たって指導的立場に立つ者に対す...全文を見る
○松野国務大臣 委員御提案のとおり、散在地域を含む全ての学校で必要な教育支援を受けられるよう、ICTを積極的に活用することも有効であると考えており、活用のあり方の実証研究なども検討してまいりたいと考えております。
○松野国務大臣 委員御指摘のとおり、先般、連合総研の調査において、一週間の労働時間が六十時間以上となっている小中学校の教員の割合が七割を超えるという結果が発表されたことは承知をしており、改めて、我が国の教員の長時間勤務の実態が示されたと認識をしております。  文部科学省としては...全文を見る
○松野国務大臣 委員御指摘のとおり、公立学校の教員には、時間外勤務手当が支給されないかわりに、職務と勤務態様の特殊性に基づき本給の四%分の教職調整額が支給をされております。  文部科学省では、教員の超過勤務の実態を踏まえ、これまでも教職調整額の支給を定めた給特法のあり方について...全文を見る
○松野国務大臣 今日の学校を取り巻く環境が複雑化、困難化する中、チーム学校の推進や学校現場の業務適正化等の取り組みとあわせて、次世代の学校に必要な指導体制を構築することが重要と考えております。  今後の教職員定数のあり方については、学校現場における教職員の勤務の実態も勘案しつつ...全文を見る
○松野国務大臣 学校の事務職員は、学校教育法上、小学校等に原則として必ず置くものとされており、学校の事務が複雑化、多様化している状況において、事務職員に期待される役割はますます高まっています。  今回の共同学校事務室の制度化は、学校の機能強化を目的として、事務処理のさらなる効率...全文を見る
03月10日第193回国会 参議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  委員御指摘のとおり、これは、道徳の評価に関しては個人内評価ということで一人一人に関して記述方式で評価を書くことになっておりますので、それに向けて、教員の方々に対する研修等を含め、進めさせていただきたいと考えております。
○国務大臣(松野博一君) 研修をするということは、一定の評価のありように関して、その研修を通して、もう当然その対象となるということでございますので、その中においてしっかりと取り組まさせていただきたいと考えております。
○国務大臣(松野博一君) 道徳教育は平成三十年度から導入をいたしますけれども、それに向けて、道徳教育の授業の進め方、また委員から御指摘があった評価のありように関して文科省として一定のラインをお示しをしながら、それは書きように関してですね、評価はもう個々の先生方において行われるもの...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 使いません。
○国務大臣(松野博一君) 委員お尋ねの、私立中学校が通知表のコピーを提出をさせているのはどういったことかということであれば、これは各私立中学校の判断の中において一定の、その受験をする小学生がどういった学校生活送ってきたかということを確認する意味において通信簿の、通知表のコピーを提...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先般も委員に御答弁させていただきましたけれども、道徳の評価は他者と比較をして決定する入学者選抜とはなじまないことから、私立学校を所管する都道府県知事部局に対し、道徳科の評価を入学者選抜に使用せず、調査書に記載しないよう平成二十八年七月に通知により周知する...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど御説明させていただきましたけれども、道徳の導入は小学校で平成三十年度からでございまして、まだ正式な教科として評価の対象になっていない状況でございます。  ですから、この道徳の評価が記入されていることを防ぐという意味においては、今まではそういった措...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今ほど私が答弁をさせていただきましたのは、委員の方からなぜ今までそれをやらなかったのかという御質問がありましたので、平成三十年度から道徳が教科になりますので、今まで通知表の中に道徳に対する評価も載っておりませんから、通知表の中で、道徳の面を隠す、隠すとい...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど申し上げましたとおり、通知表の中には、委員が御指摘のとおり、道徳に対する評価が記述で行われることになりますが、それを中学校の入試等に用いる際には、その道徳の評価の部分を出ないような形、これはもう物理的に様々な方法があるかと思います。例えばその部分を...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 委員の御指摘は、そういった意見が今もちろん議論としてございまして、高等学校の入試に関する規定におきましては、これは調査書を提出するようにと、もうしっかりとこれ明記をしてありますが、中学校入学者選抜についてはこのことがまだ明記をされておりません。  現実...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 個人の名前の下に成績が書かれているわけでありますから、個人情報になると考えております。
○国務大臣(松野博一君) これは、調査書においても、個人の名前において、それぞれの教科に対する評価でありますとか出席状況等が書かれているものを提出をしているわけでございまして、この場合は、その中学校を受験をするに当たって、御本人が選抜試験を希望して受けるに当たって中学校側から求め...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) それは、選抜の方法をどう考えるかということであろうかと思います。入試のテストだけで判断をするという考え方もあるかもしれませんし、学校生活を通してその生徒が積み上げてきた様々な行動記録、出欠記録でありますとか成績等をもって評価をしたいという中学校の意思もあ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 申し訳ございません。ちょっと聞き取れなかったものですから、もう一度御質問をいただければと思います。
○国務大臣(松野博一君) 申し訳ございません。  今の実際の手続において、その通知表のコピーを中学校に提出したときに当たっての取扱いに関して、どのような注意事項が書いてあるのか書かれていないのかについて、私は今承知をしておりませんのでお答えできないかと思いますが、しかし、これ一...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) この平成二十四年度の分に関してということだと思いますが、平成二十四年度の表彰については、平成二十四年九月十三日付けで大阪府から推薦をいただきというふうに参議院の委員会で私が申し上げましたけれども、ここを訂正させていただきます。  九月……(発言する者あ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 表彰式は平成二十五年一月二十八日でございますので、これは政権が交代をして下村大臣の名前での表彰状になっているかと思いますが、その決定をしたのは十月十九日ということでございます。
○国務大臣(松野博一君) 申し訳ございません。今、私が決定を十月十九日と申しましたのは大阪府からの推薦決定でございまして、文科省としての決定は十二月七日ということでございます。  この表彰に関しては、各都道府県がその個人に対して、その個人の教諭としての活動実績等々を勘案して推薦...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) その経緯でございますが、私もその場におりましたけれども、大西議員の方から、この表彰に関して政権において行っているではないかと。で、こういった幼稚園に勤めている教諭に関してのこういった表彰というのはいかがなものかという趣旨の御発言があって、総理が、それは自...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 覚書、文科省において、その覚書に関しては承知をしておりません。
○国務大臣(松野博一君) 自民党たばこ議連の案については詳しく伺っているわけではないため比較は困難ではありますが、配付資料を見る限り、厚生労働省案の方がより強化された内容になっているのではないかと思います。  一方、受動喫煙防止対策に対しいろいろな御意見があり、与野党を問わず、...全文を見る
03月13日第193回国会 参議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 我が国では、地域の伝統文化からポップカルチャーまで魅力ある文化が各地に満ちあふれていることから、これらを経済活動に結び付けることにより、文化芸術の振興と相まって、GDP拡大に貢献する経済波及効果をもたらすことができると考えています。  また、政府におい...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) ICTを活用した授業は、子供たちの学習への興味、関心を高め、分かりやすい授業や子供たちの主体的な学びを実現し、確かな学力を育成するに資するものと考えております。また、個々の理解の程度に応じた指導にも有効であり、さらに、主体的、対話的で深い学び、いわゆるア...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 学校のICT環境整備については、平成二十六年に策定された教育のIT化に向けた環境整備四か年計画に基づき、単年度千六百七十八億円の地方財政措置が講じられていますが、教育の情報化の意義について認識が不十分であったり機器の整備に関する知見やノウハウが不足をして...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 御指摘の教育情報化加速化プランの策定を受け、次期学習指導要領における新たな学びを実現するため、平成二十九年度予算において、学校のICT機器導入及び調達の標準化に資する取組、教員の業務改善と教育の質の向上を図るための校務の情報化に資する取組、教員の学習指導...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 公立高校の統廃合については、設置者である地方公共団体が、法律の規定に基づき、生徒や保護者のニーズ、進学動向、生徒の通学の利便性、学校規模等の地域の実情を十分に考慮して適切に判断すべきものと考えています。  文部科学省においては、公立高校が教育の質を高め...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  教育勅語が失効、法的拘束力を失ったのはその決議によるということではございませんで、これは教育基本法、憲法の制定によって失効し、その衆参の決議はその失効に関して確認をし、趣旨を徹底するという意味においてなされたものと承知をしており...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 文科大臣の答弁どおりでございます。法的効力が失効しているということ、唯一の根本として扱うことをしないということでございます。
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  まず、この暗唱という手法が幼稚園教育要領に照らしてどうかということでございますが、幼稚園教育要領において暗唱に関する記載はありませんが、幼稚園の教育は遊びや具体的な体験を通じて幼児に様々な力が育つよう指導を基本としており、暗唱さ...全文を見る
03月14日第193回国会 参議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  委員御指摘のとおり、一番大事なことは、入学予定であった子供たちへの影響ができるだけ生じないよう十分な配慮をすることであると考えております。  私立小学校の設置認可は、学校教育法第四条第一項に基づき、許可権を持つ大阪府が基準に基...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど申し上げましたとおり、私立の小学校の設置認可に関しましては大阪府の自治事務でございまして、大阪府におきましても審議会等を設置をして、その中において協議を続けられておりました。その中において今回の結果に至ったということであると思いますから、まずは大阪...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  安倍昭恵氏の御指摘の発言につきましては、報道等の概略のみで詳細は承知をしておりませんが、私立学校は、建学の精神に従い、個性豊かで特色ある教育を行うところに大きな存在意義があります。公立、私立、どちらが優れているということではなく...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  文部科学省では、貧困状態にある子供のうち、日々の食事が満足に取れない子供がどの程度いるかに関しましては、把握をしておりません。
○国務大臣(松野博一君) 子供食堂や無料の学習塾において貧困の状況にある子供たちがいることを学校が把握した場合、学校において教員と福祉の専門家でありますスクールソーシャルワーカーが連携をし、個別の児童生徒の状況に応じて、当該児童生徒に対しチームで支援をすることが重要であると考えて...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 貧困の状況にある児童生徒が安心して学校生活を送ることができるよう、該当する児童生徒を把握し、家庭へ働きかけや状況に応じて福祉機関につなげるなど、個別の児童生徒の状況に応じ適切な支援を行うことは重要であると考えております。  先ほどスクールソーシャルワー...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 委員からお話がありましたとおり、学校は、子供とのアクセスポイントとしては一番恒常的に長時間接する場所であります。その場において子供の貧困の問題が明らかになるということも多い事例かと思います。  先ほど申し上げましたとおり、教師だけではなかなか対応し切れ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 家庭の経済状況と学力の関係については、全国学力・学習状況調査に基づく調査研究によれば、家庭所得や保護者の学歴に基づき設定した指標である家庭の社会経済的背景が低い児童の方が各教科の平均点、平均正答率が低い傾向が見られることが示されていると承知をしております...全文を見る
03月15日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
議事録を見る
○松野国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。     —————————————
○松野国務大臣 このたび政府から提出いたしました独立行政法人日本学生支援機構法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  政府においては、教育基本法に定められている教育の機会均等の確保の重要性を踏まえ、意欲と能力のある若者が経済的理由によ...全文を見る
○松野国務大臣 意欲と能力があるにもかかわらず、経済的理由によって進学を断念せざるを得ない者の進学を後押しするため、我が国として初めて、学生向けの返還不要の給付型奨学金を創設することといたしました。  生徒の進学を後押しするという観点から、平成三十年度の進学者から本格実施するこ...全文を見る
○松野国務大臣 文部科学省では、これまで、意欲と能力のある学生が経済的理由によって進学を断念するようなことがないよう、奨学金制度や授業料の減免の充実などに取り組んでまいりました。  平成二十九年度予算案においても、給付型奨学金の創設や無利子奨学金の大幅な拡充に加えて、授業料減免...全文を見る
○松野国務大臣 委員御指摘のとおり、国家公務員の再就職が問題となるのは、官民の癒着につながりかねない公務員OBの口ききや、予算、権限を背景とした再就職のあっせん等の不適切な行為であり、これらによって補助金や許認可等の行政行為がゆがめられることがあってはならないと考えております。 ...全文を見る
○松野国務大臣 奨学金の返還負担の軽減は、学生が安心して進学し学ぶ上でも、大変重要であると認識をしております。  このため、有利子奨学金に新たな所得連動返還型奨学金制度を導入するためには、まずは無利子奨学金における適用状況を見きわめることが必要ですが、同時並行的に、課題を分析す...全文を見る
03月15日第193回国会 参議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 第四次産業革命に向け、ICTを活用できる創造性に富んだ人材の育成は重要な課題と認識をしております。  このため、文部科学省において、初等中等教育において、情報や情報技術を活用して新たな価値を創造していく力を教育課程全体で確実に育むとともに、情報の科学的...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 社会や経済がグローバル化をし、日本企業等が世界に展開している中、個々の能力を高め、グローバル化した社会で活躍できる人材を育成することは喫緊の課題であると考えております。  OECDの統計において、主に学位取得を目的に海外留学する日本人学生は平成二十五年...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 文部科学省として、国会で指摘を受けた塚本幼稚園における不適切な指導等に関する事実関係について大阪府に確認を行い、大阪府が森友学園に対して文書で照会を行った上で、大阪からの回答を得たところであります。  森友学園からは、差別的表現や教育の中立性の確保につ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 大阪府の方にも塚本幼稚園の保護者の方々から様々な御指摘があったことを受けて、塚本幼稚園に聞き取りをしたということでございます。  これは何回か答弁させていただいておりますけれども、この塚本幼稚園に対する所轄庁は大阪府でございまして、大阪府が今幼稚園に関...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 文部科学省では、御指摘を踏まえ、森友学園、塚本幼稚園における園児に対する指導状況について、所轄庁である大阪府に事実関係の確認を行ったところであります。大阪府による森友学園に対する調査に対し、同学園からは、体罰が疑われる事案についてはその事実を否定する回答...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 個別の事案に関しては、これはもう先ほどもお話をさせていただいたとおり、今大阪府が塚本幼稚園に聞き取り等調査を行っております。その上において、所轄庁である大阪府が適切に対応をされていくと考えております。
○国務大臣(松野博一君) 一般論としてというお答えでありますけれども、先ほどのトイレの例等で、それが一切出さないような、部屋から出さずにトイレに行かせずに苦痛を与えるといった行為は体罰に当たるというお話をさせていただきました。  先ほど委員の方から幾つか例示をされた内容に関して...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  幼稚園教育要領における、第一、幼稚園教育の基本にあるとおり、教師が幼児との信頼関係を十分に築き、幼児が安定した情緒の下で幼児期にふさわしい生活が送れるよう配慮していくことは重要であると考えております。  仮にそこで行われる教育...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 大阪府に対して従前より保護者の方から当該幼稚園の指導に関してお話があったということも承知をしておりますし、答弁もさせていただきました。今日午前中にまた新たに保護者の方が、塚本幼稚園の指導方法、内容に関して所轄庁である大阪府に対して申し入れたということも承...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) ゲノム科学や遺伝性疾病に関する知識の普及啓発を行い、誤った知識に基づく誤解、偏見の発生を防ぐことは重要であると考えています。  文部科学省では、医学部の学生の卒業時の到達目標を示した医学教育モデル・コア・カリキュラムにおいて、遺伝性腫瘍を含めた遺伝医療...全文を見る
03月17日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
議事録を見る
○松野国務大臣 意欲と能力があるにもかかわらず、経済的な理由によって進学を断念せざるを得ない者への進学を後押しするため、我が国として初めて、学生向けの返還不要の給付型奨学金を創設することといたしました。  平成三十年度以降の本格実施時の給付規模は、一学年約二万人であります。所要...全文を見る
○松野国務大臣 教育が未来への投資であるということに関しては私も全く同じ考えで、安定した財源を確保しつつ必要な施策を進めていかなければならないということも、委員と同じ思いであります。  教育再生実行会議第八次提言で、まず、既存の施策の見直し、優先順位づけによる予算の質の向上、重...全文を見る
○松野国務大臣 文科省としては、必要な財源をしっかりと確保して施策を進めていくというスタンスでございますが、その財源の確保においては、先ほど申し上げましたとおり、既存の施策の見直しも含め、文科省としてまずやれることに取り組んでいかなければいけないと思います。  その上で、教育国...全文を見る
○松野国務大臣 まず、事実かどうかということであれば、事実でございます。  二月六日付で実施をした全職員調査について、これは外部有識者の指導、判断のもとに実施しているところでありまして、調査内容等については適切なものであるというふうに考えております。  しかしながら、調査の書...全文を見る
○松野国務大臣 まず、先ほど申し上げました、この調査は、まずはみずからの行為に関する記載ということで、実名の調査でございます。これはもうみずから語る場合は実名を書いていただくしかないわけでありますが、そのとき、他の人の行為に関して書くというのは、それは一定程度やはり制約がかかると...全文を見る
○松野国務大臣 一昨日、元園児の保護者から大阪府に対して、森友学園塚本幼稚園における不適切な指導などに関する調査や指導を求める申し入れ書が提出されたと聞いております。大阪府は、その内容も踏まえて、今後、事実関係を塚本幼稚園側に確認していくということを私たちは聞いております。  ...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  今、太田委員の方から御紹介をいただいたパーセンテージは、全進学者に対しての二万人という数字をお示しいただいたものと思います。  今回のこの制度の設計に当たりましては、より経済的に厳しい世帯の生徒の進学を後押しする観点ということでございま...全文を見る
○松野国務大臣 経済的な理由によって、その生徒の高等教育を受ける機会、学ぶ機会が失われてはならない、このことは、委員と私も同じ共通見解であろうというふうに思います。  そして、今回、給付型奨学金を新たに創設したわけでございますが、同時に、無利子奨学金の成績基準を実質的に撤廃いた...全文を見る
○松野国務大臣 まず、それぞれの、今、経済的に苦しい状況の中にあるお子さん方の勉学に対する意識をどう喚起し維持するかという委員の問題意識については、私も大変重要な問題意識だというふうに思います。  これは単に高等教育に対しての負担を下げるということではなく、まさに幼児教育から高...全文を見る
○松野国務大臣 給付型奨学金制度は、頑張った者が報われる制度となるよう、学生等の努力を促す観点が重要であるとともに、貸与型奨学金以上に説明責任が問われるものであることから、学業に励まず学業成績が著しく不良となった者については返還を求めることができることとしています。  具体的に...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  給付型奨学金制度については、意欲と能力がありながら、経済的理由により進学を断念せざるを得ない者の進学を後押しすることを目的としております。  この制度は、学生等の努力を促す観点が重要であるとともに、貸与型奨学金以上に説明責任が問われるも...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  アルバイトにより学業に支障が出るようなことは、望ましいことではないと考えております。文部科学省としては、引き続き、奨学金制度や授業料減免の充実を図ることで、学生が安心して学ぶことができる環境の整備に取り組んでまいりたいと考えております。
○松野国務大臣 日本学生支援機構の奨学金は、学生生活費の実態を踏まえて貸与額を設定し、学生の希望に応じて貸与を行っております。貸与制奨学金制度に関してはそういった制度になっておりますが、先ほど申し上げましたとおり、アルバイトにより学業に支障が出るというようなことは、これは望ましい...全文を見る
○松野国務大臣 先ほど政府参考人の方からもあったとおりでございますが、一律、機械的に判断ということではございません。
○松野国務大臣 高等教育における教育費負担の軽減については、従来から、奨学金制度のほか、授業料免除などの各種支援方策を組み合わせながら総合的に施策を講じてきたところであります。  国立大学においては、国費によって授業料減免制度が整備をされており、授業料免除の対象となる学生に対し...全文を見る
○松野国務大臣 お答えします。  まず、委員とも繰り返し議論させていただいたことと思いますが、意欲と能力のある学生が、経済的な理由により進学を断念することなく、安心して学ぶことができる環境を準備する、学生等の経済的負担を軽減していく、このことが大変重要であるという認識は共通をし...全文を見る
○松野国務大臣 近畿地方の六府県の審査基準を確認したところ、大阪府を含めた四府県の審査基準において、幼稚園のみを設置する学校法人が小学校を設置する際に借入金を認めているところだと聞いております。  いずれにしても、審査基準は、地域の実情等を勘案し、各都道府県の判断により適切に定...全文を見る
03月22日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
議事録を見る
○松野国務大臣 教育をつかさどり、法を遵守する立場にある文部科学省の職員が国家公務員法に規定する再就職等規制に違反する行為を行ったこと、さらには再就職等監視委員会の調査に対して隠蔽を図ったことは、国民の文部科学行政に対する信頼を著しく損ねるものであり、省を挙げて猛省するとともに、...全文を見る
○松野国務大臣 私立学校における教育についても、教育基本法第十四条二項に違反する政治教育を行ってはならないこと等、関係法令を遵守して行うことが必要であります。  森友学園塚本幼稚園における教育活動については、国会でさまざまな指摘がなされているところであり、文部科学省では、御指摘...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  平成二十四年度の予算要求において、平成二十四年度概算要求時は高木大臣当時であったかと承知をしておりますけれども、民主党政権下で、経済的に困窮する学生等の修学を支援する観点から給付型奨学金の要求がなされたことは私も承知をしております。  ...全文を見る
○松野国務大臣 誰もが家庭の経済事情に左右されることなく希望する質の高い高校教育を受けられることは重要であると考えております。  このため、高等学校等の授業料については、平成二十二年に、公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律が施行され、経済的...全文を見る
○松野国務大臣 給付型奨学金の対象者については、無利子奨学金の基準に照らし、より経済的に厳しい世帯を対象とする観点から、現在の小中高等学校で行われている給付型支援制度で基準として広く用いられている住民税非課税世帯を対象とすることとしたものです。  給付型奨学金の給付額については...全文を見る
○松野国務大臣 高木先生御指導のとおり、新たな制度も含め、奨学金事業について生徒や保護者、教員等にしっかりと周知を図ることは大変重要なことであると認識をしております。  このため、平成二十九年度予算案においては、資金計画を含めた奨学金の利用について教師や生徒等の理解を促進するた...全文を見る
○松野国務大臣 意欲と能力のある学生等が経済的理由により進学を断念することがないよう、安心して学ぶことができる環境を整備するため、学生の経済的負担の軽減を図ることは重要と認識をしております。  このため、文部科学省では、これまでも、授業料減免を充実するとともに、給付型奨学金の創...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  新入学児童生徒学用品等については、小学校に入学前の者についても国の補助対象にできるよう、要保護児童生徒援助費補助金の交付要綱の改正を検討しております。前向きに対応したいと考えております。
○松野国務大臣 日本学生支援機構の貸与型奨学金においては、有利子から無利子への流れを加速すべく、これまでも無利子奨学金の拡充を図ってきたところです。  平成二十九年度予算案においては、住民税非課税世帯の子供たちに係る成績基準を実質的に撤廃し、希望する全ての方への貸与を可能とする...全文を見る
○松野国務大臣 貸与型の奨学金事業については、返還金を次の奨学金の原資として活用することにより、限られた財源の中で奨学金を希望する学生を幅広く支援しており、貸与を受けた奨学金については返還していただくことが基本であると考えています。  このため、平成二十九年度から、奨学金制度を...全文を見る
○松野国務大臣 今回の給付型奨学金は、意欲と能力があるにもかかわらず、経済的理由によって進学を断念せざるを得ない者の進学を後押しするとの趣旨で創設するものであります。  進学を後押しするためには、みずからが給付の対象になることについて、大学等の入学前の時点で予見可能とすることが...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  高等教育は、高等教育を受けた本人の能力を向上させ、本人への便益をもたらすだけではなく、将来の経済成長や税収増、さらには雇用の安定等にも貢献するなど、社会全体にも便益をもたらすものと認識をしております。  文部科学省としては、一人一人の豊...全文を見る
○松野国務大臣 吉川先生の方からお示しをいただきましたとおり、OECDが公表しているデータでは、我が国の高等教育機関への教育支出は、OECD加盟国平均に比べて公財政支出の割合が低く、私費負担の割合が高いという結果になっています。  文部科学省としても、家計の教育費負担軽減を図る...全文を見る
○松野国務大臣 国立大学の授業料については、最近の十一年間は値上げをしておらず、来年度も授業料標準額の引き上げを行わないこととしています。  また、平成二十九年度予算案では、国立大学の授業料減免について、対前年度十三億円増の三百三十三億円を計上し、免除対象人数を対前年度二千人増...全文を見る
○松野国務大臣 冒頭の質問にお答えをさせていただきましたとおり、高等教育、その便益者は誰かという御質問でございましたが、これは二つの側面からお答えができるかと思います。  一つは、本人の能力を向上させることによって本人への便益がある、もう一つは、将来の経済成長、税収増等で社会全...全文を見る
○松野国務大臣 まず、給付型奨学金の対象につきましては、より経済的に厳しい状況にある方へということで、小中高生の、同種の奨学金の対象になっております住民税非課税という方々を対象とさせていただきました。  そして、これからの拡大はという御質問でございますけれども、給付型奨学金につ...全文を見る
○松野国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。     —————————————
○松野国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
03月22日第193回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  家庭教育は全ての教育の出発点であり、子供の基本的な生活習慣や社会的マナーの習得、自立心の育成、心身の調和の取れた発達等において重要な役割を担うものです。一方で、核家族化、共働き家庭、一人親家庭の増加や地域のつながりの希薄化など、...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 子供たちの未来が貧困の連鎖により閉ざされることはあってはならず、全ての子供が家庭の経済状況に左右されることなく、希望する質の高い教育を受けられることは大変重要です。  このため、文部科学省としては、平成二十九年度予算案において、幼児教育無償化の段階的推...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 私も、教育は極めて重要であり、未来への先行投資であるという考え方は、委員と思いを同じくするものであります。  教育財源確保策につきましては、平成二十七年七月に取りまとめられた教育再生実行会議第八次提言において、既存の施策の見直しや優先順位付けによる予算...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 文部科学省における再就職等問題について報道があったことは承知をしております。現在、最終まとめの公表に向け、再就職等監視委員会にも報告しつつ事実関係の確認作業等を行っているところであり、個別の調査内容については現時点ではお答えを控えさせていただきます。 ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 大学を始めとする法人への支出につきましては、学生数や教員数等の客観的な指標に基づいた機械的な算定や、第三者で構成する審査会など厳正な審査を実施することにより公平性を確保をし、適正な配分、執行を確保してきたところであります。  再就職あっせん問題は、あく...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 塚本幼稚園における教育活動が海外でどのように報道されているのかにつきましては、詳細には承知をしておりません。また、その報道に関してコメントをする立場にはありません。  塚本幼稚園の教育活動については、国会等での様々な指摘や元園児の保護者の方々からの申入...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今政府参考人の方から申し上げたとおりであります。  学校教育法や幼稚園の教育要領の中において目指すべき方向性について書かれているわけでありますが、一方で、当然のことながら、個々の園や先生方の教育手法に対する一定の裁量権というのは当然あるわけでございます...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今回の幼稚園教育要領の改訂においては、総則の中で、幼稚園教育要領の狙いや内容に基づく園の教育活動によって幼稚園修了段階に子供がどのようなことができるようになるかなど、子供の成長の姿から十の項目で示した幼児期の終わりまでに育ってほしい姿を新たに明記をしてい...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 委員のお話にありましたとおり、貧困問題を始めとして、学校現場が抱える問題は複雑化、困難化をしております。それに対応すべく、今年度の予算案の中におきましても、例えば発達障害や日本語教育が必要な子供たちの通級指導に対する基礎定数化を図り、また、貧困等の対応に...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 道徳の特別の教科化は平成三十年度から小学校で、三十一年度から中学校で全面的に実施されることとなっており、現在は全面実施に向けて周知や準備を行っているところであります。  道徳科の評価は、数値による評価や他の児童生徒と比較する評価でなく、一人一人の成長の...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 塚本幼稚園における障害のある幼児の受入れの状況については、現在、大阪府に対してその内容の確認を行っているところであります。現時点で大阪府からは、塚本幼稚園に対する特別支援教育費補助金の支出に当たっては、府の補助金交付要綱等に従い、視覚障害、聴覚障害、知的...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 現在、政府の働き方改革実現会議で議論をされている時間外労働上限規制については、いわゆる三六協定に基づく時間外労働の上限を法定しようとするものであり、労働基準法三十六条に基づかずに時間外勤務が認められている国家公務員、非現業の地方公務員、公立学校教員につい...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 教員が子供と向き合う時間を確保することと、また、教員が一人の生活者として適正な労働と生活のバランスをつくっていくということは、極めて重要な課題であると考えております。  その認識に立ちまして、本年一月に二十か所程度の重点モデル地域を指定をして、学校現場...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、働き方改革実現会議の場で実行計画にどう盛り込んでいくかということに関しましては、これはもう政府全体のことでございますので、その議論を踏まえて検討するということでありますが、この働き方改革実現会議の場においても、各方面から日本の教員の長時間労働につい...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 斎藤委員御指摘のとおり、この給特法が制定された昭和四十六年当時と今の学校現場の先生方の働き方は大きく変化をしております。その中において、文部科学省も、教員の超過勤務の実態を踏まえ、これまでも教職調整額の支給を定めた給特法の在り方について検討をしてきたわけ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、いまだふるさとに帰れず、不安の中で過ごしている被災児童に対するいじめというのはあってはならないことでありまして、大変遺憾に考えているところであります。こうしたいじめの背景には、放射線に対する理解不足や福島県外に避難を続ける方々のつらい思いに関する理...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先日、是非見学をさせていただきたいと答弁して以来、まだ実現ができておりません。国会等の日程を見据えつつできるだけ早い時期に訪問をして、私からもその意義について発信をさせていただきたいと考えております。
○国務大臣(松野博一君) 委員のお話にありましたとおり、発達障害などにより通常の学級に在籍をしながら障害の状態に応じた特別の指導、いわゆる通級指導を受ける児童生徒は十年間で二・三倍に増加をしております。こうした課題に対応するため、平成二十九年度予算案においては担当教員の基礎定数化...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今日の学校を取り巻く環境が複雑化、困難化する中、チーム学校の推進や学校現場の業務適正化等の取組と併せて、次世代の学校に必要な指導体制を構築することが重要と考えております。  平成二十九年度予算においては、喫緊の課題に対応するための教員の基礎定数化に加え...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど来からの御議論にありますとおり、貧困問題への対応でありますとか保護者等からの要望への対応等、学校に求められている役割も拡大をしております。また、平成二十六年度に公表された中学校教員を対象としたOECD国際教員指導環境調査等においても、我が国の教員の...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 意欲と能力のある学生等が経済的な理由により進学を断念することがなく、安心して学ぶことができる環境を整備するため、学生等の経済的負担の軽減を図ることは大変重要であると考えております。  平成二十九年度予算においては、給付型奨学金の創設に加えて、授業料減免...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 御指摘の国際人権A規約第十三条においては、高等教育は、全ての適当な方法により、特に、無償教育の漸進的な導入により、能力に応じ、全ての者に対して均等に機会が与えられるものとすることが規定されております。  授業料の値下げについてのお尋ねでありますが、国際...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 意欲と能力のある学生が家庭の経済状況にかかわらず大学教育を受けられるようにすることは大変重要なことであると考えております。  国立大学の授業料については、最近十一年間は値上げをしておらず、来年度も授業料標準額の引上げを行わないこととしています。また、平...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 委員から御提言をいただきました、私立大学等で授業料を、全体の授業料を、全学生の授業料を減免をする場合の、私学助成の中に枠をつくったらどうかということでありますけれども、これは、例えば仮にそういう方向で考えるとすれば、一校、二校ということではなくて、これも...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど申し上げましたとおり、やはり教育行政の立場からすると、やはりこれは財源を確保するということをまず考えざるを得ないということでございますし、あわせて、教育費の家計負担を下げるということに関しては幼児教育から、また、幼児教育、高校、そして高等教育と、一...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 教育費の負担軽減を進めたいという思いは、委員がおっしゃっていることと私が先ほど来答弁させていただいていることは同趣旨であろうかと思います。もちろん、二分の一まで助成できるという条文は理解、承知をしております。それに向かって努力をするということは当然のこと...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 繰り返しで恐縮でございますけれども、これは財源を確保しつつ、国立大学の運営費交付金についてしっかり確保するように進めてまいりたいと思いますし、一方で、大学自体の効率化、重点化ということも必要な課題だと考えておりますし、大学自体の自主的な財源への取組という...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 御指摘のように、ネット依存やコミュニケーション能力への影響などについて懸念も指摘されるところでございます。  文部科学省としては、自らの健康を損ねたり犯罪被害に遭ったりしないよう安全に留意してインターネットを活用する、SNSなどの利用に伴うトラブルを回...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) このICTの利用によって、今文科省でも目指しております主体的、対話的で深い学び、これを実現するためにICTというのは有用なツールであるというふうに考えておりますし、各教科等の学習におけるICTの活用も極めて有効であると思います。委員のお話にあったとおり、...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 非常に広範囲にわたった御質問でございますが、まず、戦後の初等中等教育についてということからお話をさせていただきたいと思いますけれども、昭和二十二年に教育基本法制定を始めとする戦後の初等中等教育制度は主に三つの柱から成り立っております。  一つ目は基本的...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほどの委員の御指摘の中にもあったとおり、今学校現場はいじめや不登校を始め問題が複雑化、困難化をしております。時代の変化に対応した新しい教育に取り組むとともに、そのための学校の現場が力を発揮できる環境を整備することが最大の課題と考えております。  我が...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 大学に関する国の関与においては、学問の自由や大学の自治の保障の下で、各大学の自主的、自律的な教育研究や自由な発想に基づく研究活動が行われるよう配慮することが必要と考えております。一方で、大学は公の性質を有するものとして公金の支出が行われており、教育や研究...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 研究者の自由な発想に基づく研究、学術研究は国力の源であり、大学はそうした研究活動の場として中心的な役割を担っています。  このため、文部科学省としては、平成二十九年度予算案において、国立大学法人運営費交付金等や私立大学等経常費補助金の基盤的経費を確保す...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 人文社会科学系の各学問分野は、人間の営みや様々な社会事象の省察、人間の精神生活の基盤の構築や質の向上、社会の価値観に対する省察や社会事象の正確な分析などにおいて重要な役割を担っていると認識をしております。  平成二十七年六月の通知は、平成二十八年度から...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 大学教育においては、教育基本法で高い教養と専門的能力を培うとされており、また大学設置基準では、教育課程の編成に当たり、幅広く深い教養及び総合的な判断力を培い、豊かな人間性を涵養するよう適切に配慮しなければならないと規定されています。  これらの規定に基...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 世界が知識基盤社会へと進展する中、大学における人材育成や自由な発想に基づく学術研究、基礎研究は、イノベーションの源泉となる多様で卓越した知を創出する基盤として極めて重要と考えています。  また、社会の変化が激しい時代において教養教育やリベラルアーツによ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お褒めの言葉をいただいた後で言いづらいんですが、現状においては、先週十五日までパブリックコメントを行い、国民の皆様から一万件を超える多数の御意見をいただいておりまして、現在、今月末の公示に向けてその内容を整理しているところであります。  三月九日の本委...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 繰り返しのお答えで恐縮でございますが、現在、パブリックコメントをいただいて、国民の皆様からの御意見を精査しているところでございます。委員から御指摘をいただいた七つの用語に関してもそれぞれに御意見をもういただいているところでありまして、聖徳太子以外の歴史用...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 学習指導要領改訂案について実施をしたパブリックコメントについては現在整理中でございますが、委員から御指摘がありました聖徳太子に関する意見としては、例えば、小中学校で同一人物の表記が異なるのは小中接続の観点でも問題である、教員が教えにくいばかりか、児童生徒...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、今回の学習指導要領の改訂に当たって、広く国民の皆様、パブリックコメントという形で御意見をいただいていると。これはもう当然、精査をして、その中からも国民の皆さんの意見を酌み取らさせていただかねばなりませんし、参議院、衆議院それぞれの委員会において国民...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) この度、政府から提出いたしました義務教育諸学校等の体制の充実及び運営の改善を図るための公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、子供をめぐる教...全文を見る
03月23日第193回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 今井委員の御質問にお答えをいたします。  本法律案は、委員御指摘のように、学校が直面をする教育課題に対応するため、学校の機能強化を図ることを趣旨としています。今回の改正案では、障害に応じた特別の指導を担当する教員などの基礎定数化に伴う教職員定数の標準の...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 文部科学省としても、委員御指摘の障害に応じた特別の指導、いわゆる通級による指導を担当する教員の指導力の向上は大変重要な課題であると認識しております。  このため、従来から実施されております各教育委員会における研修等の取組の充実を促すとともに、文部科学省...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 障害により特別な支援を必要とする子供への就学前から学齢期、社会参加までの切れ目のない支援を行うため、教育、保健、医療、福祉、労働など関係部局が連携して一貫した切れ目のない支援を行うことが求められています。  文部科学省としては、関係部局が連携して一貫し...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 私といたしましても、教員の長時間勤務によって学校現場が支えられているという状況は、もう既に限界に来ていると認識をしております。  学校現場における業務の適正化に向けた取組方針を本年一月に発表をいたしました。御指摘のとおり、学校現場の業務の適正化を着実に...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 午前中に会議、打合せ等が続いたものですから、この証人喚問に関してはニュースで要約されたものを見ただけであります。
○国務大臣(松野博一君) 今回の証人喚問に関しましては、もちろん委員会の御意思によって行われたものでありますが、この証人喚問を通じて事実関係がしっかりと解明がされればなと考えております。
○国務大臣(松野博一君) この私学の小学校の設置認可につきましては、もう委員御承知のとおり、大阪府の自治事務に属するものであります。当然、その自治事務の中において審議会が設置をされ、議論をされたと承知をしております。私もこの審議会の議事録に関しましては適正な手続にのっとって入手を...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 御指摘の昭和二十三年の次官通達でありますけれども、衆議院の教育勅語等排除に関する決議及び参議院の教育勅語等の失効確認に関する決議を受けて、その趣旨を徹底し、遺憾のないよう万全を期すこと、本省から交付をした教育に関する勅語等の謄本で学校等において保管中のも...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 教育勅語につきましては、委員の方からお話もあった戦後の様々な諸改革の中におきまして、これを教育の唯一の根本とすることが禁止をされるとともに、日本国憲法及び教育基本法の制定等をもって法制上の効力が喪失をしております。このため、学校現場において教育勅語を活用...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今回の義務標準法の改正では、障害に応じた特別の指導、いわゆる通級による指導、日本語能力に応じた特別の指導、初任者研修のための教員について、平成三十八年度までの十年間で基礎定数化することとしています。  これらの教員は、これまで加配定数として毎年度の予算...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 義務教育については、地方自治体が学校の設置管理を行うなど直接的な責任を負っている一方、教育の機会均等や全国的な教育水準の維持向上といった義務教育の根幹保障については国が責任を負っています。国と地方の負担により義務教育の教職員給与費の全額を保障するという義...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今回の法改正では、委員から例示をいただいたとおり、障害に応じた特別の指導、いわゆる通級による指導、日本語能力に応じた特別の指導、初任者研修のための教員について平成三十八年度までの十年間で基礎定数化することとしています。  今回の基礎定数化により、その対...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 不登校特例校において教育を受けることを希望する児童生徒や夜間中学での指導を必要とする者は都道府県内の市町村に散在しており、これらの学校を都道府県が設置した場合の教職員給与に要する経費を国庫負担の対象とすることで、都道府県による設置に向けた取組が促進される...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 学校教育の一環として行われる部活動は、生徒がスポーツや文化等に親しみ、学習意欲の向上や連帯感の涵養に資する重要な活動として、教育的側面での意義が高いものと考えております。一方、行き過ぎた部活動により、教員、生徒共に様々な弊害が生じているとの指摘もございま...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 現在、学校では、教員が様々な事務業務を行っているほか、特に校長や教頭は、例えば各種調査の対応や学校予算の編成、執行などの事務について、校内の取りまとめ、確認作業といった細かな対応まで行っており、事務的な面における負担が大きくなっております。このような状況...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 学校の事務職員は、学校教育法上、小中学校等に原則として必ず置くものとされており、また、今回、事務職員の職務規定の改正を行うことで事務職員に期待される役割はますます高まると考えています。  今回の共同学校事務室の制度化は、学校の機能強化を目的として事務処...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 教員に求められる役割が拡大をする中で、教員が授業など子供への指導により専念できる体制を整備することは重要と考えております。  文部科学省としては、平成二十九年度概算要求では学校事務職員の複数配置基準の引下げなどを要求しましたが、その結果、予算案において...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど申し上げましたとおり、今年度予算においても複数配置を目指して要求をしましたが、結果的にそれが完全実施という形になるだけのものが得られなかったという状況でございます。  委員が御指摘をいただいたとおり、優先課題の一つであるという認識は持っております...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今回の基礎定数化は、これまでの定数改善計画のように基礎定数、加配定数を含めて全ての改善数を固定するものとは異なりますが、経済財政諮問会議における経済・財政再生計画でも求められている中期的な見通しに関する基盤となるものであると考えています。  今後の教職...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 小学校においては約九割以上、中学校においては約六割の初任者が学級担任を受け持っているという状況の下、初任者が学級担任や授業を受け持ちつつ初任者研修を受講するなど、初任者に負担が掛かっているという指摘があるものと認識をしております。  そうした状況を踏ま...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 学生が長期間にわたり継続的に学校現場等で体験的な活動を行う学校インターンシップは、学校現場をより深く知ることができるとともに、理論と実践による実践的指導力の基礎の育成に有効であると考えております。  平成二十七年に文部科学省が実施した調査では、回答のあ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 学校教育法において、「校長は、校務をつかさどり、所属職員を監督する。」と規定をされており、学校運営は校長の責任と権限に基づいて行われることとされています。  学校が直面する課題が複雑化、困難化する状況において、校長のリーダーシップの下、学校のマネジメン...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 校長のマネジメント能力の向上のためには、将来管理職として活躍することが期待される教員に対して、若いうちからマネジメント能力を付けさせるよう、計画的に教職大学院や民間企業への派遣、教育委員会事務局での勤務、学校現場でのOJT等の経験を積ませる必要があると考...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今回の法改正では、学校が直面する多様で複雑な教育課題に対応するため、障害に応じた特別の指導を担当する教員などの基礎定数化に伴う教職員定数の標準の改正、事務職員の職務及び共同学校事務室に係る規定の整備、学校運営協議会の役割の見直し及び地域学校協働活動の実施...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 教育機会確保法第十三条において、学校以外の場での多様で適切な学習活動の重要性や休養の必要性が規定をされたところです。不登校児童生徒についての支援については、この規定の趣旨を踏まえ、当該児童生徒や保護者を追い詰めることのないよう配慮しつつ、個々の状況に応じ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今回の法案において、不登校特例校や夜間中学を都道府県が設置した場合の教職員給与費を国庫負担の対象とすることで都道府県による設置に向けた取組が促進されるものと考えています。  不登校特例校については、現在、自治体における新規設置の動きは承知していませんが...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) チームとしての学校については、一昨年の十二月に中央教育審議会より答申をいただき、文部科学省としても、教育関係者に対する各種会議や研修等の場においてチームとしての学校の考え方や取組について周知啓発に努めてきたところです。  また、今回の法案において事務職...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) チーム学校を効果的に機能させるためには、その構成員となる教員、事務職員、スクールカウンセラー等が互いの職務内容についての理解を深めるとともに、有機的に連携協力しながら職務に取り組んでいく必要があると認識をしております。  今後、教員の養成段階では、多様...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今回の事務職員の職務規定の見直しにより、学校事務について事務職員が一定の責任を持って処理することとなり、学校全体の事務の効率化や校務運営の改善が期待されるところです。こうした効果を実現するためには、事務職員が管理職を補佐して学校運営の改善に役割を果たすこ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) へき地にある学校における通級による指導や、弱視等の対象児童生徒数の少ない障害への対応、日本語指導が必要な児童生徒が散在している地域への対応については、自動的な定数の算定のみでは十分な数の教員が行き届かない可能性があることから、加配定数を引き続き確保し、地...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 障害に応じた特別の指導、いわゆる通級による指導や外国人児童生徒等教育に係る教員定数については、今回の基礎定数化によって必要な教員が確実に定数措置されることとなり、各地方自治体において担当職員の安定的、計画的な採用、研修、配置が行いやすくなると考えています...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 現行制度では学校運営協議会は学校ごとに置くこととされておりますが、本法案では、原則としてその立場を保持しつつ、二以上の学校について相互に密接な連携を図る必要がある場合には、それらの学校に一つの協議会を置くことができることとしています。この規定は、平成二十...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) いじめや不登校など学校現場を取り巻く課題が複雑化、困難化する中、時代の変化に対応した新しい教育に取り組むとともに、そのために学校現場が力を発揮できる環境を整備することが最大の課題と考えております。  我が国では、教員が教科指導、生徒指導、部活指導を一体...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 教職員定数につきましては、二十九年度予算案において、通級による指導の対象児童十三人に対して一人、外国人児童生徒等教育の対象児童生徒十八人に対して一人に加えて、初任者研修の対象教員六人に対し一人、指導方法工夫改善加配のうち少人数教育の取組が定着している部分...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 平成二十九年度予算案においての状況は今申し上げたとおりでございますが、基礎定数については、学級数や児童生徒数に連動するため、各地方自治体において教職員の安定的、計画的な採用、配置が行いやすくなる一方、個々の教育課題に対して機動的に対応しにくいという性質が...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 部活動指導員やスクールカウンセラー等の外部の専門スタッフと連携、分担をする体制を整備することで、学校の機能が強化されるとともに、教員の業務負担の軽減につながるものと期待をしております。  文部科学省としては、教員の業務負担の軽減を図ることは喫緊の課題で...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 教育基本法の教育目標として定められているとおり、子供たちに伝統と文化を尊重する態度を養っていくことは重要なことであり、そのためには幼児期からこれらに親しんでいくことは大切と考えております。  このため、今回の幼稚園教育要領の改訂案においては、新たに幼児...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 国立の教員養成大学・学部は、教育に係る国の責任に鑑み、安定的に質の高い教員を一定数養成する観点から、原則として各都道府県に設置され、初等中等教育分野を中心に教員養成について主要な役割を果たしています。  また、教育課程及び指導法に関しては、国立大学のみ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 大学の入学式、卒業式における国旗・国歌の取扱いについては、各大学の自主的な判断に委ねられているところであり、御指摘の下村元大臣のお願いはあくまでお願いであり、大学の自治や自主性の妨げになるものではないと考えております。
○国務大臣(松野博一君) 御指摘の答弁につきましては、下村元大臣が会議の場で各学長に対して適切に御判断いただくようお願いをし、馳前大臣も国会において各大学の状況について適宜適切に把握してまいりたいと答弁していることを踏まえ、引き続き、こうした考え方を受け継ぎつつ、私としても各大学...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 私といたしましては、下村元大臣、馳前大臣の考え方を踏襲しつつ、各大学において適切に御判断いただければと考えております。
○国務大臣(松野博一君) 一昨年の三月に各大学の入学式、卒業式において国旗掲揚、国歌斉唱を実施しているかどうかの事実関係を照会させていただいたところであり、それを受けて下村大臣が一昨年の六月に各国立大学に対して口頭でお願いをしたことで、各大学に趣旨は伝わっていると理解をしておりま...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 繰り返しとなりますが、各大学との意見交換を通じて適時適切に状況を把握していきたいと考えております。調査という形でなく、意見交換を通じた状況把握でございますので、文部科学省により結果をお示しすることは考えておりません。  他方、大学の入学式、卒業式におけ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
03月27日第193回国会 参議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  愛媛県今治市より平成十九年から十五回にわたって、獣医学部のない四国地域における獣医師の需給に寄与する旨の構造改革特区提案がなされましたが、入学定員は構造改革特区ではなく獣医師養成大学全体の課題として対応すべきであるとの考えから文...全文を見る
03月28日第193回国会 参議院 決算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  我が国の義務教育制度は、これまで全国的に高い水準の教育を普及し、成長を支える人材の育成に大きな成果を上げ、国際的にも高く評価をされていると認識をしております。  また、第一次安倍内閣時代の平成十八年には、六十年ぶりに全面的に改...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 美術館や博物館などの文化施設は、優れた文化芸術の保存、継承の拠点であるのみにかかわらず、地域の生涯学習活動や観光の拠点としても大きな役割が期待されていると認識をしております。国立の美術館、博物館では、平成二十七年度には九館合計で年間延べ約一万八千点の所蔵...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  平成二十六年度に公表された中学校教員を対象としたOECD国際教員指導環境調査や先般公表されました連合総研の調査の結果等において、我が国の教員の長時間労働の実態が示されていると認識をしております。  文部科学省としては、教員の業...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 小学校及び中学校学習指導要領の改訂案においては、観察、実験などの指導に当たり環境整備に十分に配慮をすることが記載をされています。これは、今回の理科の改訂案において、科学的に思考する力などは観察、実験における問題解決や探求の活動を通して育まれるものであり、...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  国家公務員法に基づく再就職状況の届出によれば、文部科学省OBでいわゆる加計学園グループに再就職した者はおりません。  しかし、文部科学省において、文部科学大臣所轄の学校法人、すなわち大学等の高等教育機関を設置する学校法人につい...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 特別支援教育の充実に関しましては、まず、山本議員を始め御党の大変な御尽力もあり、障害に応じた特別の指導、いわゆる通級指導の担当教員の基礎定数化を含む義務標準法の改正法が昨日成立をしたところであります。  また、ICTの利活用も有効な施策であると考えてお...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 文部科学省における再就職等問題の調査については、外部有識者の指導、判断の下、三月末までに最終まとめを行い、公表を行うことを目指しております。これまでに判明した再就職等規制違反は、文部科学行政に対する国民の皆様の信頼を著しく損ない、当省職員の再就職に疑惑を...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  今回の再就職等規制違反に関しましては、これは文科省の現職職員に対して国家公務員法の違反が問われる問題でございまして、その他、受入先となった団体、法人が法律違反を犯しているものではございませんので、当該法人に対する支出というのは問...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  「もんじゅ」の廃炉決定についてでございますが、「もんじゅ」については、運転再開に向けて真摯に取り組んできました。しかしながら、最近の情勢変化として、新規制基準対応に伴う時間的、経済的コストの増大や新たな運営主体の特定に関する不確...全文を見る
03月29日第193回国会 参議院 本会議 第11号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 独立行政法人日本学生支援機構法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  政府においては、教育基本法に定められている教育の機会均等の確保の重要性を踏まえ、意欲と能力のある若者が経済的理由により大学等への進学を断念することがないよう...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 斎藤議員から十の質問がありました。  初めに、給付型奨学金の支給額と先行実施の規模についてお尋ねがありました。  給付型奨学金の支給額については、学生生活費の実態を踏まえ、国公私立といった進学先や自宅、自宅外といった通学形態の違い、また対象とならない...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 三浦議員から七つの質問がありました。  初めに、給付型奨学金の創設を含む奨学金制度の充実の意義と効果についてお尋ねがありました。  文部科学省では、これまで貸与型の奨学金の拡充により大学等進学者の経済的負担の軽減に努めてきましたが、今般、誰もが希望す...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 吉良議員から十二の質問がありました。  初めに、給付型奨学金の対象者の規模についてお尋ねがありました。  給付型奨学金の対象者については、住民税非課税世帯の大学等進学者は六万人程度を想定しておりますが、そのうち給付型奨学金を支給するにふさわしい学生を...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 高木議員から五つの質問がありました。  最初に、教育投資についてお尋ねがありました。  私も、教育は極めて重要であり、未来への先行投資であると考えております。  教育投資の充実、教育財源の確保等については、現在、中央教育審議会において、第三期教育振...全文を見る
03月30日第193回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) おはようございます。  この度、政府から提出いたしました独立行政法人日本学生支援機構法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  政府においては、教育基本法に定められている教育の機会均等の確保の重要性を踏まえ、...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 委員からお話をいただきましたとおり、意欲と能力のある学生等が経済的理由によって進学等を断念することがないよう安心して学ぶことができる環境を整備するために、学生の経済的負担軽減を図ることは重要であると私も認識をしております。  このため、文部科学省では、...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今回の給付型奨学金の創設ということでございますから、日本において新たに給付型の奨学金を創設をしたという認識でございます。
○国務大臣(松野博一君) 給付型奨学金につきましては、まずは制度を当面安定的に運用し定着を図ることで進学の後押し効果を十分に発揮することが重要であると考えております。  なお、住民税非課税世帯の子供たちについては、無利子奨学金の成績基準を実質的に撤廃したことにより、必要とする全...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど答弁をさせていただきましたとおり、今回新たに給付型奨学金を創設をさせていただきました。  まずは制度を当面安定的に運用して定着を図るということ、そして進学の後押し効果、これを政策効果をしっかりと検証をするということをしていきたいというふうに考えて...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、平成二十七年七月に取りまとめられました教育再生実行会議第八次提言におきまして、教育財源確保のための方策として、既存の施策の見直しや優先順位付けによる予算の質の向上や重点化、民間資金の効果的な活用、これは先ほど来議論になりました寄附等も含めてというこ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 委員にも繰り返しの答弁になるかと思いますが、今回初めて日本において給付型奨学金を創設をさせていただきました。その中において、まずは安定的にこの制度を運用し、そのことによって進学の後押し効果というのがどのように発揮をされるか、このことをしっかりと検証をまず...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、この奨学金制度の基本的な設計として、奨学金制度を御利用いただいた方々に返還をいただいて、その返還いただいたお金を基にまたさらに必要な方にそれを御利用いただくというのがこの制度の基本的な設計でございますので、やはりこれは返還をしていただくということが...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 現行の返還猶予制度に関しまして、先ほど説明をさせていただいたとおりであります。  返還猶予制度を撤廃をしてはどうかという委員の御提案でございますけれども、返還猶予期間に年数制限を設けないということにいたしますと、十年を上限とする場合と比較をして回収割合...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、全体としての財源をしっかりと確保して拡大をして様々な施策を拡充するべきだという委員の御指摘に関しましては、文部科学省も教育は未来への先行投資だという認識はもう共有をしているわけでございまして、ただ、これはもう言うまでもなく公金を投入をするものであり...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 広範囲の御質問をいただきましたが、まず延滞金については、この目的は期日どおりに返還するよう促すこと、また、期日どおりに返還している者との公平性から課しているものでございます。なお、経済的に困難な返還者の負担を軽減するために、平成二十六年四月以降、延滞金の...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) その調査結果についての感想ということでございますが、やはり国立大学法人で高等教育を受けられている皆さんは、それぞれ自分たちが受けている教育が公費、国民の税金によって支えられている部分があるということはやっぱりしっかり認識をしていただきながら高等教育におけ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 委員御指摘の意識改革というのがどういった方向についての御指摘なのか、私が理解しているかどうか分かりませんが、これは、国立大学法人もそうでありますし、私立大学においても私学助成等を通じて公金が投入をされているということはございます。  もちろん高等教育を...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 国立大学の授業料に関しては、今委員の方から御説明をいただいたとおりでございます。  十一年間上げていない、来年度に関しても標準額は上げることは考えていないというお話をさせていただきました。それをもって教育費負担の軽減に努めているという認識を持っているか...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 委員御指摘のとおり、私も先般、アメリカの大学の資産運用について勉強しに行ってまいりました。もう日本とはちょっと桁が違う、数兆円単位の運用をされていて、そこから上がってくる収益ももう一千億、二千億という単位でありますし、寄附に関しても、スタンフォード大学で...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、この度の事故により八名の方がお亡くなりになり、多くの方が負傷されるなど、大きな被害が発生をしました。お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、負傷された方々に対し心よりお見舞いを申し上げます。  文部科学省におきましては、栃木県教育委...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 給付型奨学金の支給対象とする学校種は、貸与型奨学金の対象と同様、大学、短期大学、高等専門学校、専門学校とすることとしています。今国会に制度創設のための法案を提出しております専門職大学及び専門職短期大学については、法案が成立した際には学校教育法上の大学制度...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 奨学金の使途については、授業料に限定するものではなく、教材費や生活費等、学生等が個々の状況に応じて活用できることとしており、幅広く経済的な負担の軽減を図ることを目的としています。  また、奨学金を個別の学校経由で支給する場合、日本学生支援機構が一括で処...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 給付型奨学金の対象者は、各学校において、当該学校における様々な学習活動等の成果を踏まえて、学力、資質等が評価され、推薦されることになります。このため、各学校においてそれぞれの教育目標を踏まえた推薦基準を定めていただくこととしています。  各学校が推薦基...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 文部科学省の給付型奨学金制度検討チームの議論のまとめでは、継続的に生徒の評価を行ってきた在籍学校において生徒の学力、資質の評価を行い、推薦することが最も適切な評価が可能になるとされております。  各高校等では、地域や生徒の実態に応じて教育目標を設定して...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 各学校の事情を踏まえ、各学校において定めていただくということはお話をさせていただいたとおりでございますが、その際、各学校の推薦基準に一定の統一性を持たせるためにも、ガイドラインを明確なものとすることが重要であると考えております。本国会での審議や文部科学省...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 中学校や高等学校の段階から納税や金融、契約に関する基本的な仕組みや考え方を身に付けるための教育を充実をしていくことは重要であると考えています。  現在、学習指導要領に基づき、例えば、中学校社会科では、納税の義務、租税の意義、金融などの仕組みや働き、契約...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 奨学金事業を実施する日本学生支援機構において、大学等へ進学するための資金計画について、返還を含めた適正な奨学金の利用への理解を促進するための助言を行う者をスカラシップアドバイザーとして派遣する予定です。スカラシップアドバイザーは、金融面の専門的知見を有し...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 現に延滞中の返還者が返還困難時の救済措置である減額返還制度や返還期限猶予制度を利用する場合には、原則として、延滞を解消した上で適用を認めることとしています。これは、期限までに返還をしている方との公平性等の観点からこのような取扱いをしているものであり、減額...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 仮に高校の統廃合の予定がある場合は、貸与型奨学金と同様、日本学生支援機構の担当者が高校からの相談に対応するとともに、在籍する生徒に対しては統廃合前の学校において必要な相談業務等を行っていただくこととしております。  また、統廃合した学校の推薦枠の割り振...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 給付型奨学金を安定的に運用し、毎年度確実な支給を可能とするためには、学資支給基金を充実、安定化させることが極めて重要です。  このためには、一定の余裕金も含めた基金を造成し、年度を超えた弾力的な支出を可能とすることが求められ、平成二十九年度予算において...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 生活保護世帯の子供たちの進学率が全体と比較して低い水準になっているなど、家庭の経済状況が子供の教育環境に影響を及ぼす場合があります。子どもの貧困対策の推進に関する法律、子供の貧困対策に関する大綱において指摘されているように、子供の将来がその生まれ育った環...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど申し上げましたとおり、子供の将来がその生まれ育った環境によって左右されることがないよう、貧困の状況にある子供が健やかに育成される環境を整備するとともに、教育の機会均等を図るため、子どもの貧困対策の推進に関する法律、子供の貧困対策に関する大綱が制定さ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 地域間格差については、例えば都道府県によって高等教育機関への進学率が異なるとともに、貧困状態にある子供の割合が異なるとの指摘がなされており、また、現行の第二期教育振興基本計画においても、地方の衰退、疲弊など、地域間の格差の一層の進行が指摘されています。 ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 給付型奨学金の給付月額については、国公私立といった進学先や、自宅、自宅外といった通学形態の違いによって異なる学生生活費の実態や、対象とならない世帯との公平性等を考慮の上、月額二万円から四万円と設定しております。  加えて、児童養護施設の退所者など、社会...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど御説明させていただいたとおり、給付型奨学金の支給額は、無利子奨学金と併せて利用すればおおむね必要な学生生活費を賄うことができると試算をしており、十分に進学を後押しする効果があると考えています。給付型奨学金については、まず制度を当面安定的に運用し、定...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 意欲と能力のある学生が家庭の経済状況にかかわらず大学教育を受けられるようにすることは重要なことであります。  平成二十九年度予算において、授業料減免の対象者について、国立大学では二千人の増員、私立大学では一万人の増員を計上するなど、教育費の負担軽減に努...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど来お話を申し上げていますとおり、まずはこの新しく創設をした給付型奨学金制度を当面安定的に運用して、その進学の後押し効果をしっかりと確認をしていくことが重要であると考えております。  それをもって、今の状況の中においても、給付型奨学金と併せて、先ほ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 各高校等において地域や生徒の実態に応じて教育目標の設定をしており、推薦をする者についての選定基準については、各高校の事情を踏まえて定めていただくことが適切であると考えています。その際、各高校等の推薦基準に一定の統一性を持たせるためにも、ガイドラインを明確...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 給付型奨学金における生徒の推薦については、継続的に当該生徒の評価を行ってきた在籍学校において評価を行うことが適切と考えている旨は先ほどお話をさせていただいたとおりであります。  その上で、推薦結果についての説明責任を果たすとともに、推薦の手続について公...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 各学校への推薦枠の割り振りに当たっては、当該学校に在籍する生徒の世帯の家計状況を勘案して割り振ることとしています。  具体的には、まず全ての学校に一人枠を割り振り、残りの枠を当該学校における過去の非課税世帯の生徒の貸与型奨学金の貸与実績を踏まえて割り振...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 教育は未来への先行投資であり、誰もが家庭の経済事情に左右されることなく希望する質の高い教育を受けられることは大変重要です。  本年一月に中央教育審議会において取りまとめられた第三期教育振興基本計画の策定に向けた基本的な考え方において、教育投資の充実に向...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 日本学生支援機構の奨学金事業は、貸与した学生等からの返還金が次世代の学生等への奨学金の原資となっており、返還できる方からはしっかりと返還してもらうことが重要であります。  返還金の回収率の更なる向上を図るためには、現在機構が実施している回収の取組に加え...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど申し上げましたとおり、学校別にこれを公表する目的として、奨学金の返還の促進と、また返還困難に陥った者が救済措置を適切に受けることができると、文部科学省としては、このことを公表を行う検討に当たっては目標としているということでございます。
○国務大臣(松野博一君) 委員から説明をいただいたとおり、これはもうあくまで各学校が御判断をされるものでありますが、御指摘の甲子園球児などスポーツで優れた成果を収めた生徒は、ガイドラインで示す予定の学力、資質に関する要件のうち、教科以外の学校活動等で大変優れた成果を収め、教科の学...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 三浦投手の投球数、松沢委員からお話しいただいたとおり、二回戦で百九十六球、延長十五回、三月二十八日の再試合で百三十、計三百二十六球を投げられて、準々決勝の三月二十九日には、これは監督の御判断で登板をさせなかったということでございます。  高校球児が生涯...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 高野連では、高校野球におけるタイブレーク制度の導入について、平成二十七年より春季地区大会では義務付けるとともに、春季都道府県大会、秋季地区大会及び秋季都道府県大会では選択による採用としておりますが、全国大会である春の選抜高等学校野球大会、夏の全国高等学校...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 高校野球における投球数や投球回数の制限については、高野連からは、平成二十六年に高野連の委員会において検討したが、部員数が少なく投手も少ないチームに不利に働くことから導入しないこととしたと聞いております。  しかし、高校野球において投手の肩や肘の傷害の予...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、高校野球のピッチャーの肩や肘の傷害、これをしっかりと予防していかなければいけないということに関しては、私は松沢委員と同じ意見であります。そして、えてして、これも委員がおっしゃった根性論に走りがちだという傾向もあるんだろうというふうに思います。この問...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 我が千葉県も激戦区でございますが、今までの経過の中で、東京都を二つに分割したという経緯もあると承知をしております。ただ一方で、これは郷土主義といいますか、そういった伝統的な考え方もあるかと思います。  いずれにしても、様々な御意見が今ある中で、主催者で...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
○国務大臣(松野博一君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
04月03日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
議事録を見る
○松野国務大臣 議員御指摘の件につきましては報道等により承知をしておりますが、その詳細については承知をしておりません。  一般論で言えば、スポーツは人種、言語、宗教等の区別なく参画できるものであり、いかなる差別も許容されるべきではありません。  日本相撲協会では、今委員の方か...全文を見る
○松野国務大臣 今、相撲協会は御承知のとおり直接的に文科省の所管ではございませんが、相撲を広くスポーツとして考えたときに、やはり大相撲のありようも、委員のお話があったとおり適切に運営されることが肝要かと存じます。まず事実関係をしっかりと確認させていただいた上で、適切に対応してまい...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  委員の方から、この内容に関して一カ所でも反しない部分があるかということでございますが、教育勅語に対しては、文部科学省の見解は、日本国憲法及び教育基本法の制定等をもって法制上の効力が喪失しているということでございまして、どの部分が憲法に反す...全文を見る
○松野国務大臣 先ほど申し上げましたとおりでございます。どの一文をもってこれが憲法に反するか反しないかという解釈権の問題については、文部省が解釈権を持っているわけではないというのが先ほどの答弁の趣旨でございます。
○松野国務大臣 今回の閣議決定した答弁書において、憲法や教育基本法に反しない形で教育勅語を教材として用いることまでは否定されるものではないという答弁でございます。ですから、今の話のとおりでありますけれども、憲法や教育基本法に例えばその内容自体が趣旨として反するものであっても、要は...全文を見る
04月05日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
議事録を見る
○松野国務大臣 文部科学省における再就職等問題に係る調査報告にかかわる報告をさせていただきます。  文部科学省では、本年一月以降、再就職等問題調査班を設置し、外部有識者である特別班員四名の指導、判断のもとで調査方針等を決定するとともに、調査班員として十五名の弁護士の方々に参画し...全文を見る
○松野国務大臣 まず、改めまして、今回の文部科学省における再就職等規制違反について、最終まとめにおいて違反行為が確認された事案が六十二件あるなど、文部科学行政に対する国民の信頼を著しく損ない、当省職員の再就職疑惑を抱かせるものであり、また、この一連の違反行為の中において隠蔽工作も...全文を見る
○松野国務大臣 今回の処分に関しましては、任命権者である私が決定をいたしました。
○松野国務大臣 このたび、再就職等問題調査班が取りまとめた最終まとめを受け、文部科学省の再就職あっせんの構造の構築、運用にかかわってきたことや、このような事態を招いたことについて、事務方のトップである事務次官の責任を極めて重く受けとめ、事務次官経験者三名について停職相当としたとこ...全文を見る
○松野国務大臣 このたびの文部科学省における再就職に関する国家公務員法違反等につきまして、国民の皆様の大変な不信を呼ぶことになったこと、心からおわびを申し上げる次第であります。このような事態を重く受けとめ、一月と今回で、関係した職員等四十三名に厳正な処分を行いました。このような人...全文を見る
○松野国務大臣 吉田委員御指摘のとおり、今回の問題に対し、国民の厳しい目が向けられているということを直視しながら、再発防止策の策定に当たりましても、国民の皆様からごらんいただいて御納得いただけるものをつくり上げていかなければならないと考えております。  それに当たりましては、現...全文を見る
○松野国務大臣 今ほど答弁をさせていただきましたとおり、再発防止策の策定に当たっては、外部有識者の方々を中心に策定をおまとめいただきたいと考えておりますので、外部有識者の方々の人選また承諾等も含め、現在、検討し、御相談をしているところでございます。速やかに結論を出していきたいと考...全文を見る
○松野国務大臣 個々の職員の処分につきましては、先ほど政府参考人の方から御説明をさせていただきましたとおり、国家公務員法の規定でありますとかその職責を踏まえつつ行ったものでございます。また、全体としての監督責任の問題、行為の反復性の有無の問題、違法性の認識等、それぞれの諸事情をあ...全文を見る
○松野国務大臣 平野先生から御指摘をいただきましたとおり、文部科学省の責任者として、今回の再就職等規制違反に関して、本当に国民の皆さんに申しわけなく、責任を痛感しているところでございます。  その上において、みずからに大臣報酬の自主返納等を科したわけでございます。その大きさ、多...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  今回の調査に当たりましては、もう既に答弁をさせていただきましたけれども、三千人を対象とした全職員調査、六百人以上を対象としたOBに対する調査、また三百回以上のヒアリング、これらを、委員会の皆さんの御指導もいただいて、外部有識者の方々の指導...全文を見る
○松野国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、現時点においては文科省としてとり得る限りの調査を進めたという考えは持っておりますが、また新たにそういったものが、もし疑いがあるような事案が出てきた場合においては、まずは、その事案に関しても徹底的に調査をして厳正に対処をするということは、...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  今回の調査に当たって、例えば受け入れ先の法人、団体等に関して何らかのそういった利益誘導的なものがあったかなかったかも含めて、全職員調査、OB調査も含めてやらせていただいております。
○松野国務大臣 現状の調査においてそういった事例は確認されておりません。
○松野国務大臣 お答えをいたします。  最終まとめにおきまして、処分書にあっせん構造の構築、運用にかかわってきたと記載された職員が、事務次官、文部科学審議官、官房長、人事課長であったときに関与したものとして、嶋貫氏の再就職あっせんが継続できるよう官房長、人事課長が環境整備を行い...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  平成二十二年七月ごろに作成された引き継ぎメモの内容などからは、人事課職員が日常的に嶋貫氏とやりとりを行っていたこと、事案によっては、省内意見調整の形で事務次官や人事課長に報告が上がっていたことなどが明らかになったことに基づき、人事課OBで...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  先ほど答弁をさせていただきましたが、今、笠先生の方から御指摘があった八名に関しては、個々の、それぞれの立場において、環境整備でありますとか、報告を受けたにもかかわらず、本来であれば、そこでその是正に動かなければいけない人間が、そのまま動か...全文を見る
○松野国務大臣 先ほど申し上げました平成二十二年の七月ごろの引き継ぎメモに、既に人事課職員の嶋貫氏との日常的なやりとり等々が書かれております。  まさにこれは笠先生が御指摘のとおり、今回、構築がどのようになされたかというのが調査のポイントでございまして、外部有識者の方々も、その...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  今回の調査によりまして、この二案の事案について、まず外務省職員をあっせんしていた事実、また内閣府職員をあっせんした事実のこの二例というふうに確認されております。
○松野国務大臣 お答えをいたします。  今回の外務省及び内閣府にかかわる再就職あっせんの事実関係については、最終まとめにおいて判明した事案二十五、事案二十六に、それぞれ、外務省案件、内閣府案件につきまして具体的に記載をしているところであります。  処分の概要においては、処分の...全文を見る
○松野国務大臣 再就職規制導入以降の全退職者六百名以上を対象といたしました退職者調査等の過程において、計十六名が再就職に係る事後の届け出を行っていないことが判明をいたしました。そして、この件については、笠先生からの御指摘もいただきまして、文部科学省から、法令の規定に沿って早急に届...全文を見る
○松野国務大臣 まず、先ほど私の方で処罰対象というふうに申し上げましたが、これは、内閣人事局と相談して裁判所への過料の通知についてのことでございまして、既に国家公務員としての身分を有していないために、懲戒処分の対象とはならないというふうに訂正をさせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  三月八日の委員会においての私の答弁に関してでございますが、御懸念のような響きがあったとすれば、私の言葉足らずであったかと思います。  私が三月八日の時点で申し上げたことは、まずは、現行法さえ守れていないという状況の文部科学省の中において...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  今回の調査班による再就職等規制違反の一連の調査の中におきましては、御指摘の認可業務等に関して、そういった事案があったかどうか、情報漏えい等があったかどうかに関しても、同時に調査をさせていただきました。  その中において、この滋慶学園の事...全文を見る
○松野国務大臣 私の記者会見での発言であろうかと思いますが、道徳ということに言及をさせていただきましたのは、新聞記者の方から、道徳に関してはどうかという質問をいただきました。それで、例示として道徳という言葉を、教科を使わせていただきましたが、私の考え方は、基本的に、道徳であるかど...全文を見る
○松野国務大臣 教材として用いる資料自体が憲法に反するか、教育基本法に反するかということではなく、それをもって、教え方、資料の使い方において憲法の趣旨、教育基本法の趣旨に反していなければ、教材として用いることはできるということでございます。
○松野国務大臣 まず、教材の使用に関しての法的な規制について説明させていただきたいと思いますが、学校教育法第三十四条の第二項の規定に基づきまして、学校における教科書以外の教材は、法令に従った有益適切であるものである限り、校長や設置者の判断と責任で使用されるとされております。  ...全文を見る
○松野国務大臣 その決議の趣旨に関しては、私ももちろん読ませていただいておりますし、今先生から御説明いただいたとおり、これが今、教育における根本の原理ではない状況にもかかわらず、誤解されてはならないという点も含めて、その決議があった趣旨は尊重していかなければならないと思います。 ...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  平成二十八年度全国学力・学習状況調査の結果によりますと、これは必ずしも朝食と学力の関係を直接的に示しているものではありませんが、調査結果の単純な傾向を見れば、朝食を毎日食べていると回答している児童生徒の方が各教科の平均正答率が高い傾向が見...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  平成二十六年の二月に下村大臣が答弁をしたとおり、平成二十五年十二月の、有識者によってまとめられました「今後の健康診断の在り方等に関する意見」において、血液検査を全国一律に行うことは困難であるとの結論であります。  その理由として、学校の...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  校長や設置者の判断と責任において使用が可能だと考えております。
○松野国務大臣 詳細までというふうに言えるかどうかはわかりませんが、人物としては存じ上げています。
○松野国務大臣 存じ上げません。
○松野国務大臣 ただいま宮崎先生の方から御教授をいただきました事件に関して、その内容をお聞きして、今、現状においても、教育勅語を教育の唯一の根源とすることであったり神格化をされるというようなことは、当然のことながら、これは、現行憲法が制定され、教育基本法が制定されている上において...全文を見る
○松野国務大臣 「わが闘争」、「マインカンプ」の全体としての趣旨は、今日的な人権意識でありますとかその他、現行の日本国憲法における趣旨とも反するということは、もうこれは誰しもが認めるところであろうかと思います。  私が申し上げているのは、その精神を、例えば「わが闘争」に書かれて...全文を見る
○松野国務大臣 これは先ほど申し上げたことの繰り返しで恐縮でございますが、学校教育法上認められている運用に関しては当然認められるわけでございますが、私が申し上げているポイントは、先生御指摘の、一連の中でここの部分は正しいから使えるでしょうというような趣旨で答弁をさせていただいてい...全文を見る
○松野国務大臣 私も、例えば宗教的、思想的なもので学校の場で何かを神格化するとか、それによって差別、迫害が起こる、こういったことは決して許されないということにおいては、恐らく宮崎先生と同じ考え方だと思います。  そして、誤解がないように申し上げれば、教育勅語を道徳で用いるべきだ...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  当時の、平成二十年十二月三十一日以降の制度変更があった中における文部科学省としての意識は、今、中川参考人や、当時その職の立場にあった参考人からお話があったとおりであったんだろうというふうに思います。  OBの方々に頼るということかなとい...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  まさに先生御指摘の、どういった過程においてこの仕組みが構築されてきたかということは、今、政府参考人からお話があったとおり、調査班の外部有識者の先生方の観点においても、そこがポイントだということで、意識を持って調査に当たっていただいたという...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  先生御指摘のとおり、再就職等規制違反自体も、これはもう大変な問題で、国民の皆様の信頼を失ったところでございますが、それに加えてこの隠蔽行為ということを行ったことが、まさに教育をつかさどる文部科学省においてこういった一連の行為がなされたとい...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  まず、調査の結果に関してでございますが、当初の、実名を記して証拠も挙げるようにという指示をした調査で上がってきた案件が十件でございます。それに加えて、匿名でやったものがプラス二件ということでございまして、トータルで十二件が第三者の事案に関...全文を見る
○松野国務大臣 まず、先ほどの私の答弁で、実名を記した調査において十件、匿名で二件と申し上げましたが、これは修正させていただきまして、十件は十人と、二名ということでございます。  今ほどの御質問でございますけれども、早稲田大学の構想調書において、平成二十六年度から三十五年度まで...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  現行法に対する認識ということでございますが、まず、公務員が、これはいつも繰り返しの答弁になって恐縮でございますが、その公務員の期間中に得た見識でありますとかそういったものを再就職先で利用していくということには、これは有用性があると考えてお...全文を見る
○松野国務大臣 今回文部科学省が公表した最終まとめについてということでございますが、これに対する私の考え方はこの委員会当初の報告の中に織り込ませていただいております。委員の貴重な御質問の時間を、それをもう一度繰り返すと質問を削ってしまいますので、短くさせていただきたいと思います。...全文を見る
○松野国務大臣 今回の調査に当たりましては、今先生から提示をいただいた方法によって全職員や退職者への調査、匿名で通報可能な相談窓口の設置、また関係団体等へのヒアリング、これは三百回以上重ねたものでございます。文科省として、現時点としてでき得る限りの調査をしたというふうに考えており...全文を見る
○松野国務大臣 今回の最終まとめにおきまして、調査を通じて考え得る再発防止策のあり方として、硬直化した人事慣行や組織体制の見直し、身内意識の組織風土の改革、職員の遵法意識の醸成が挙げられておりまして、これは、調査に主導的にかかわっていただきました外部有識者の方々の指導のもとまとめ...全文を見る
○松野国務大臣 先生の方からいただきました厳しい御指摘というのは、まさに国民の皆さんの感覚に沿ったものであろうというふうに認識をしております。  こういった状況の中で申し上げるのも大変恐縮なんですが、一方で、文部科学省として、文部科学施策、科学技術、文化、スポーツに対する政策に...全文を見る
○松野国務大臣 御指摘をいただきましたとおり、三月三日に、当省の許認可や財政支出の対象となっている大学、研究機関等の関係機関への再就職について自粛をお願いしたところであります。  この自粛につきましては、期間を定めているものではなく、まさに、再発防止策を含め、国民の皆様からの疑...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  文部科学省から国立大学法人への出向につきましては、国立大学協会の申し合わせを踏まえ、任命権を有する各学長の要請に基づいて行われております。文部科学省から推薦をされた職員を実際に採用するか否か、出向者を学内でどのように配置、活用するか等につ...全文を見る
04月07日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
議事録を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  国際的な大学ランキングについては、その評価尺度の中に、大学の教育研究を高度化する上で考慮すべき要素を含んでいます。また、世界的に学生、教員、研究者の流動性が高まっている今日、これらの方々が大学を選ぶ際に参照することができる重要な情報の一つ...全文を見る
○松野国務大臣 今の御議論は、常々安藤先生が御主張されていることは承知をしております。  まず第一に、その大学においてどういった手法によって教育がなされるかは、すぐれてその大学の自治に関するものでございます。第一義的に大学が判断をするということでございます。  その上において...全文を見る
○松野国務大臣 文部科学省としては、イノベーションの源である多様で卓越した知を生み出す学術研究、基礎研究が重要と考えており、中長期的な視野に立ち、その振興を図ってきました。  具体的には、科学研究費助成事業による独創的で質の高い多様な学術研究の支援や、世界最高水準の成果を生み出...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  御指摘の質問主意書に対する答弁書におきましては、学校において、教育勅語を我が国教育の唯一の根本とするような指導を行うことは不適切であるが、憲法や教育基本法等に反しないような形で教育勅語を教材として用いることまでは否定されることではないこと...全文を見る
○松野国務大臣 体罰につきましては、小中高等学校においては、法令上の規定として学校教育法第十一条で禁止されているところであり、これまでもその根絶に向けた取り組みを進めてまいりました。  一方、幼稚園については、学校教育法においても、そもそも幼児に対し懲戒を加えることを認めていな...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  まず、栃木県那須町で起きた雪崩事故におきましてお亡くなりになられました方に心から御冥福を申し上げますとともに、けがをされた方、また御家族、御遺族の方々に対し、お見舞いを申し上げる次第でございます。  文部科学省においては、毎年、本格的な...全文を見る
○松野国務大臣 委員御指摘の、運動部活動において無理な体の鍛え方や体に負荷がかかるような肉体改造をしていることの具体的な事例を承知しておりませんが、適切な休養を伴わない行き過ぎた活動は、生徒にさまざまな無理や弊害をもたらすものと考えております。  文部科学省では、平成二十九年度...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  小学校英語の早期化、教科化に向けて、児童が質の高い英語教育を受けられるようにするための環境整備が不可欠であり、効果的な新教材の開発や、研修、養成、採用の一体的な改善、専科教員等の学校指導体制の充実など、総合的に支援することが必要であると考...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  早稲田大学事案にかかわる隠蔽行為につきましては、一月二十日の再就職等監視委員会の報告書において、再就職等監視委員会の行った本件関係者への証人喚問の結果、なされたものでございます。  短くということであれば、以上でございますが。
○松野国務大臣 この隠蔽行為に関しましては、平野先生から御指摘のとおり、教育をつかさどる文科省においてこういった行為がなされたことが、一連の再就職等規制違反に加えてこの隠蔽行為が、国民の皆様からの信頼を著しく失った要因であると考えております。
○松野国務大臣 お答えをいたします。  平野先生の御指摘のとおり、当初、文科省といたしましては、「もんじゅ」の再開を目指しておりました。「もんじゅ」の再開によって知見を蓄積して次の段階に移るべきだという考えのもとに準備を進めていたわけでございますが、あの東日本大震災が発災をいた...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  教育勅語については、昭和二十三年六月十九日の衆議院本会議において、当時の森戸文部大臣が、「教育勅語その他の詔勅に対しましては、教育上の指導原理たる性格を否定してきたのであります。このことは、新憲法の制定、それに基く教育基本法並びに学校教育...全文を見る
○松野国務大臣 教育勅語については、日本国憲法及び教育基本法の制定等をもって、法制上の効力が喪失をしております。学校において、教育勅語を我が国の教育の唯一の根本とするような指導を行うことは不適切でございますが、憲法や教育基本法等に反しないような形で教育勅語を教材として用いることま...全文を見る
○松野国務大臣 先生の相入れないという表現が、どういった趣旨に理解すればいいか、ちょっと私の方でも整理がつきませんが、文部科学省としての立場は、教育勅語において、日本国憲法や教育基本法の制定をもって法制上の効力が喪失をしている、法制上の文章ではなく一般的な文章であるという認識であ...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  当時の森戸文部大臣は、御指摘の衆議院本会議において、「思想的に見まして、教育勅語は明治憲法を思想的背景といたしておるものでありますから、その基調において新憲法の精神に合致しがたいものであることは明らかであります。」と発言をしており、このこ...全文を見る
○松野国務大臣 御指摘の答弁の趣旨は、教育勅語は日本国憲法及び教育基本法の制定等をもって法制上の効力が喪失をしておりますので、既に法制上の効力を持たない教育勅語のどの部分が憲法に反するか反しないかは、文部科学省において判断するものではないという趣旨で答弁をさせていただいたものでご...全文を見る
○松野国務大臣 先般の政府の答弁書並びに私が繰り返している答弁の趣旨は、文部科学省として、または政府として、教材として用いる対象について適切な対応の仕方であれば否定するものではない、ポイントは、その教材をもっていかなる教育がなされるか、どんなことを伝えるためにこれが用いられている...全文を見る
○松野国務大臣 お尋ねの藤江審議官の発言は、教育勅語の中にある、夫婦相和し、もしくは朋友相信じなどが今日でも通用する内容、これは学習指導要領の中においても言及をされている内容の方向であるという趣旨で答弁をされたものと考えております。
○松野国務大臣 先ほど申し上げたとおり、個々の藤江審議官が挙げた内容に関しては、教育勅語の中にあってということよりも、この個々、単体の考え方、思想として、家族観の問題、また友情に関する問題、こういったことは今日の学習指導要領においても言及をされていることだという点において述べられ...全文を見る
○松野国務大臣 私がこれまで答弁をさせていただいたことは、部分として取り上げればいいとか、全体がだめだとか、そういった議論をしてきておりません。  もちろん、私から委員に反問権がないのは重々承知をしておりますが、より議論を整理して、私の方も正しく答弁をさせていただくために事例を...全文を見る
○松野国務大臣 私が先生のお話をよく理解していないのかもしれませんが、先ほど申し上げたとおり、もう既に、中学校、高校においての教科書において、教育勅語は全文またはその一部、要約の形等々で教材として使用されているわけでございます。  委員のお話から私が推測するにということであれば...全文を見る
○松野国務大臣 先般来、また本日も繰り返し答弁させていただいているとおり、政府答弁書、また私の答弁においてお話をさせていただいていることは、その教材自体がどうかということではなくて、その教材を通して何を伝えるかということが重要である。ですから、教室現場においていかなる教材を用いよ...全文を見る
○松野国務大臣 例えば、先ほど来先生の方から戦前の教育のありようについて言及がありました。そして、その戦前の教育のあり方の根本原理として用いられたのが教育勅語であります。そういった戦前の教育に関する、先生は、戦前の教育に関してこういった問題点があるというお話をされたんだと思います...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  誰もが家庭の経済事情に左右されることなく希望する質の高い教育を受けられることは大変重要です。  このため、幼児期から高等教育段階まで切れ目のない形での教育費負担軽減として、平成二十九年度予算においては、特に、幼児教育無償化に向けた取り組...全文を見る
○松野国務大臣 無償化全般に関してというお話でございますか。  先ほど、現状の文部科学省の取り組み、平成二十九年度予算についてお話をさせていただきました。教育費負担を軽減することは極めて重要なことだと考えておりますし、何よりも、それぞれの家計収入によって子供たちの学ぶ権利が制限...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  これまでの私の、現行の学校教育法上の学校において教育勅語を我が国の教育の唯一の根本とするような指導を行うことは不適切であります、また、憲法や教育基本法等に反しないような適切な配慮のもとで取り扱うことまで否定するものではないと考えております...全文を見る
○松野国務大臣 教育勅語を我が国の教育における唯一の根本として戦前のような形で学校の教育の中に取り入れて指導するなど、法令等の趣旨に反するものであれば適切でないと考えております。
○松野国務大臣 お答えをいたします。  今回の最終まとめにおいては、調査を通じて考え得る再発防止のあり方として、硬直化した人事慣行や組織体制の見直し、身内意識の組織風土の改革、職員の遵法意識の醸成の三点が挙げられているところです。  このような最終まとめの指摘を踏まえ、本日、...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  文部科学省から国立大学法人への出向は、国立大学協会の申し合わせを踏まえ、任命権を有する各学長の要請に基づき行われており、文部科学省から推薦された職員を実際に採用するか否か、出向者を学内でどのように配置、活用するか等については、各学長がそれ...全文を見る
04月07日第193回国会 参議院 本会議 第14号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 川田議員から三つ質問がありました。  最初に、障害のある子供が共に学ぶための環境整備についてお尋ねがありました。  御指摘の、障害のある子供とない子供が可能な限り共に学ぶための環境整備、学校教育における障害者理解の推進、交流及び共同学習の推進は、共生...全文を見る
04月10日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
議事録を見る
○松野国務大臣 平成二十六年度文部科学省主管の一般会計歳入決算並びに文部科学省所管の一般会計歳出決算及び特別会計歳入歳出決算の概要を御説明申し上げます。  まず、文部科学省主管の一般会計の歳入決算につきましては、歳入予算額三百五十六億一千三十万円余に対しまして、収納済み歳入額は...全文を見る
○松野国務大臣 平成二十六年度及び二十七年度予算の執行に当たりましては、予算の効率的な使用と経理事務の厳正な処理に努力したところでありますが、平成二十六年度及び二十七年度決算検査報告において会計検査院から御指摘を受けましたことは、まことに遺憾に存じます。  御指摘を受けました事...全文を見る
○松野国務大臣 牧原先生御指摘のとおり、教育は国の根幹を形成する最重要政策であり、人口減少や長寿化、仕事、働き方の多様化が進む中で、一億総活躍社会を実現し、これまで以上に一人一人が自信と誇りを持って活躍できるようにすることが必要と考えています。  文部科学省では、教育基本法の精...全文を見る
○松野国務大臣 社会や経済がグローバル化し、日本企業等が世界に展開をしている中、個々の能力を高め、グローバル化した社会で活躍できる人材を育成するため、日本人学生を留学させることは重要と考えております。  トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムは、平成二十六年度から、高校生八...全文を見る
○松野国務大臣 武正先生の方から、学校現場においてこの主権者教育を行うに当たっての課題、問題点という視点から、どういったことがあるかという御指摘かと思います。  高校生に対して主権者教育を充実していく上では、各学校における、御指摘あったとおり、政治的中立性の確保でありますとか、...全文を見る
○松野国務大臣 武正先生からお話をいただいたとおり、主権者教育をするに当たっては、政治的な中立性の問題や公職選挙法等の関係で、現場の先生も大変悩みながらというところがある、そういうお話は伺っております。  文部科学省としては、平成二十八年度に実施をいたしました、高等学校等におけ...全文を見る
○松野国務大臣 保護者が国外に在住する場合の高等学校等就学支援金の受給資格の認定等については、会計検査院の意見を踏まえ、国内外を通じて可能な限り公平に支給できるよう、国外に在住する保護者の収入を適切に考慮した認定等の方法について、現在、複数の方法について検討を進めているところであ...全文を見る
○松野国務大臣 高等学校等就学支援金における所得制限の導入は、低所得世帯における授業料以外の教育費負担が大きいことや、公私間の教育費格差等の課題があったことから行われたものであります。これにより捻出された財源によって、授業料以外の教育費を支援するための高校生等奨学給付金制度の創設...全文を見る
○松野国務大臣 先生御指摘の質問主意書でございますけれども、質問が、「教育勅語本文を学校教育で使用することを禁止すべきだと考えますが、政府の見解を伺います。」というものに対する答えでございます。  この禁止すべきとの質問に対しまして、答弁書では、学校教育法第三十四条第二項に基づ...全文を見る
○松野国務大臣 ここでのシチュエーションにおいては……(武正分科員「塚本幼稚園」と呼ぶ)塚本幼稚園ということであれば、大阪府でございます。
○松野国務大臣 私立学校法において規定されております。
○松野国務大臣 承知をしております。
○松野国務大臣 御指摘の昭和五十八年の島根県の私立高校に関しましては、この学校が式日に教育勅語を奉読し、県が指導を行っていなかった、これは昭和三十年代の後半からこのことが続いていたということがございまして、こういった事実に基づきまして国が県に対し指導を行ったものと認識をしておりま...全文を見る
○松野国務大臣 教育の内容に関し、運営に関して大阪府が調査をしているということを承知しております。
○松野国務大臣 教育勅語に対する態度は、答弁書に書かれているとおりでございます。  個々の学校現場に関しましては、これは、公立であれば、それぞれ、高校であれば県、義務教育に関しては市町村の教育委員会ごとになりますし、私立学校に関しては県の所轄ということになります。これらの指導に...全文を見る
○松野国務大臣 先日いただきました御提言では、学生及び教職員関係者に対する労働教育の推進、相談窓口の設置、企業に対する注意喚起といった課題をいただいております。  まず、教員や生徒、学生が労働法制等の知識を得るため、高校、大学等の各学校において、働くときのルールを取り上げたハン...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  各種調査におきまして、我が国の教員の長時間勤務の実態が示されていると認識をしております。  文部科学省としては、教員の業務負担の軽減を図ることは喫緊の課題であると認識しており、二十カ所程度の重点モデル地域を指定し、学校現場の業務改善を加...全文を見る
○松野国務大臣 ございません。
○松野国務大臣 松浪先生の御指摘もいただき、また各種調査結果を改めて調べてみると、これは内閣府の調査でありますけれども、平成二十八年度青少年のインターネット利用環境実態調査、小中高校生の、平日、月曜から金曜日までにインターネットを利用する平均利用時間が百五十四・三分ということです...全文を見る
○松野国務大臣 御指摘の件は、パン屋に代表される、申請図書の具体の写真や記述そのものに不適切なところがあったという検定意見ではありません。  学習指導要領で定められた内容は、教科書全体で取り扱うことが必要とされているところです。小学校学習指導要領の「道徳」では、「第一学年及び第...全文を見る
○松野国務大臣 検定意見に従って、申請図書について、学習指導要領を踏まえどのように修正するかにつきましては、申請図書の発行者の判断に委ねられているところであります。  小学校学習指導要領の「道徳」では、先ほど申し上げましたとおり、第一学年、第二学年で、伝統、文化の尊重、国や郷土...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  パン屋が和菓子屋になったから許容されたということではなく、発行者による修正全体が学習指導要領に定められた要素を満たすとして審議会において許容されたところです。  検定は、個々具体の記述に応じて審議会において判断されるものですが、パン屋に...全文を見る
○松野国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、検定の指導に関しては、全体の中において、規定されている内容が十分に記述されているかどうかということに関して付したものでありますから、どういう観点で申請者がその記述を書いたのか、また変えたのか、修正したのか、こういったことに関しては、文部...全文を見る
○松野国務大臣 御指摘の申請図書においては、「国旗や国歌を大切にする気もちのあらわし方」という表題にもかかわらず、本文では、国旗についてのみ触れられ、国歌についての記述が一切なかったため、表題と本文が相互に矛盾をしているという趣旨の指摘がなされたところであります。  申請者によ...全文を見る
○松野国務大臣 指導における基本となる学習指導要領の中で、「特別活動」において、「入学式や卒業式などにおいては、その意義を踏まえ、国旗を掲揚するとともに、国歌を斉唱するよう指導するものとする。」ことが規定されておりますが、これはもう先生も御承知のとおり、教師に対してこういった指導...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  道徳の教科化に当たり、平成二十六年十月の中央教育審議会答申「道徳に係る教育課程の改善等について」においては、「民間発行者の創意工夫を生かすとともに、バランスのとれた多様な教科書を認めるという基本的な観点に立ち、教科書検定の具体化に取り組む...全文を見る
○松野国務大臣 佐藤先生がこの件で私に直接的な説明、要請等があったと記憶をしておりません。
○松野国務大臣 この学習指導要領の中における武道の扱い方、これを決定していく過程においては、当然、文部科学省内において議論があるのは言うまでもないことでございます。  その中において、今回銃剣道が加わったというのは、学習指導要領をつくり上げていく中においては、規定された手続とし...全文を見る
○松野国務大臣 指示を出したというのが、先生、どういうことを、方向をお考えになって表現されているか、済みません、わかりませんが、これは最終的に大臣決定でございますので、大臣が判断し決定をするというのは当然のことでございます。
○松野国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、これは最終的には大臣決定でございますが、個々の方向性を決定するに当たって文部科学省内で議論をするのは当然のことであります。  銃剣道を明記したことに関しては、パブリックコメントということも国民の声として十分踏まえさせていただきましたし...全文を見る
○松野国務大臣 私が直接この銃剣道に関して議論したということに関して、副大臣や政務官にその議論に加わっていただいたかどうか、今ちょっと記憶がございません。  当然のことながら、これは三役として個々の御意見を、私がいろいろと議論をした文科省職員と副大臣、政務官の間であったかどうか...全文を見る
○松野国務大臣 武道のどの種目を履修させるかどうかについては、各学校長が適切に判断することとなっております。
○松野国務大臣 各学校長が適切に判断するに当たって、どのような条件、また御意見をどういった方法で聴取をする、またそれをどう判断に利用するのかに関して、それも含めて各学校長が適切に判断をするということでございます。
○松野国務大臣 当然のことながら、学校運営に関して、学校長が進めるに当たっては、父母の方々やPTAの方、さまざまな地域の方々の御意見もあるかと思いますが、最終的にどういった判断基準によってどの種目を履修されるかというのは各学校長の判断によるものだということでございます。
○松野国務大臣 教育勅語は、日本国憲法及び教育基本法の制定等をもって法制上の効力が喪失をしております。
○松野国務大臣 教育勅語を教育の唯一の根本原理として使うことは許されないということでございます。
○松野国務大臣 教育勅語を指導原理とするということは適切でないと思いますが、しかし、それが適切であるかどうかという判断は、さまざまな、総合的な判断の上において行われるものでありますから、教育現場を所轄する長また主管する長が判断するものということでございます。
○松野国務大臣 先ほど私がお答えをしましたのは、指導原理とする、また唯一の教育の根本とする、こういった扱いは適切でないということでございます。  ですので、それがどういった形でということまで言及したものではございません。
○松野国務大臣 先ほど私が申し上げたことは、もちろん指導原理として教育勅語が扱われるということに関しては適切でないということであります。  申しわけございません、先生の御質問の趣旨が、指導原理とすることと唱和をすることの関係がちょっと私が聞き取れなかったものですから、先ほどそう...全文を見る
○松野国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、指導原理として取り扱うということは一般論として問題であると思いますが、先生おっしゃったところの特定の幼稚園、大阪府の所轄にある幼稚園のお名前を挙げられましたが、その幼稚園における行為が適切か不適切かに関しては、所轄庁である大阪府が判断を...全文を見る
○松野国務大臣 道徳に限らず、教育勅語を学校の唯一の根源とする、また指導原理として用いるということは適切でないということでございます。
04月11日第193回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 文部科学省では、本年一月以降、再就職等問題調査班を設置し、外部有識者である特別班員四名の指導、判断の下で調査方針等を決定するとともに、調査班員として十五名の弁護士の方々に参画していただき、三百回以上のヒアリング調査、三千名以上を対象とした全職員調査、再就...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今回の文部科学省における再就職等規制違反については、先ほどの報告をさせていただいたとおりでございますけれども、最終まとめにおいては違反行為が確認された事案が六十二件あるなど、文部科学行政に対する国民の信頼を著しく損ない、当省職員の再就職に疑惑を抱かせるも...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 近年、諸外国から、高い基礎学力のみならず、協調性や行動規範を重視する小中学校教育や実践的かつ高度な職業教育を行う高等専門学校制度など、日本型の教育に関して強い関心が寄せられています。  御指摘の点に関して、我が国の学校教育は、各教科等と道徳、特別活動等...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  児童生徒が受動喫煙も含めた喫煙による健康課題を防止するため、正しい知識を身に付け、健全な価値観を養うことは重要であると認識をしています。各学校においては、学習指導要領に基づき、体育科及び保健体育科を中心に喫煙防止に関する指導が行...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  平成二十八年度における福島県から避難している児童生徒へのいじめは、全体で百二十九件認知され、うち四件が東日本大震災又は原発事故に関連することが確認できています。千人当たりの認知件数は十・九件となっております。平成二十七年度の全国...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  学校現場において教育勅語を活用することとした場合には、教育勅語を我が国の教育の唯一の根本とすることがなく、憲法や教育基本法、学習指導要領等に反しないような適切な配慮が不可欠であります。義家副大臣の答弁につきましては、例えば教科書...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 幼稚園における教育のありよう、幼児教育要領ですね、については、もう先生からお話があったとおりであると思います。遊び等を通じて、それを通じて身に付けていくのが幼児教育の主たるありようであると考えております。  そういった面においては、まさに先生と思いを同...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、今回の問題に関しましては、文部科学行政に対する国民の信頼を著しく損なったことに関しては、繰り返し国民の皆様におわびを申し上げなければいけないと考えておりますし、もう何よりも再発防止に努めて文部科学省の信頼回復をしなければならないと考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先生の今質問、また参考人の皆さんとの御議論をお聞きをして、いささか先生の質問の直接的な部分より敷衍しての答えになってしまうかもしれませんが、先生が御指摘をされたこの再就職に関する問題、これは個々の人生設計において、また生活において、この問題の大きな本質が...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今回の調査の中において、委員御指摘のこの事案二十五、二十六の他省庁との関係においてなされた違反事項ということについての調査が上がっているわけでありますけれども、この一連の調査の中においては、文部科学省として今他省庁との関係において違反項目があったのはこの...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今回の再就職違反に関しての総括的な御指摘は先生からいただいたとおりでありまして、これに関しては答弁を繰り返しになって恐縮でございますが、文部科学省として猛省をして、そして、再発防止に取り組んでいかなければならないと強く考えているところでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 再発防止についての体制、スケジュールという御質問でございますが、最終まとめにおきまして、調査を通じて考え得る再発防止の在り方として、これはもう先ほど答弁させていただきましたけれども、硬直化した人事慣行や組織体制の見直し、身内意識の組織風土の改革、職員の遵...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 再発防止においても、先ほど体制の整備のお話をさせていただきましたが、一番の課題というのは文部科学省の職員の意識改革という点であろうかと思います。その意識改革において、やはり民間の視点というのを省内に取り入れていくということは重要な観点だと考えておりますの...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 従来より文部科学省としては、大学の自治を尊重して教育行政に取り組んできたことはもう当然であります。  その上において、今先生の方から御指摘があった教育法規、また行政に関して解説をする、助言をするということがいかがなものかという趣旨の御質問であったかと思...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、吉田元高等局長の早稲田大学に関する再就職等違反に関して、これも文部科学行政に対する大きな信頼を損なった事案でございまして、これはもう省全体としても見直し、反省をしていかなければいけないことであるというふうに考えております。  その上で、公務員を退...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 文部科学省におきまして、先ほどもお話をさせていただきましたが、これまでも、学問の自由や大学の自治、私学の自主性、建学の精神を尊重しつつ大学行政を推進をしてきたところでございます。  御質問につきましては、補助金の予算の配分及び執行については、学生数や教...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど答弁をさせていただきましたとおり、これまでも文部科学省としては、学問の自由や大学の自治、私学の自主性、建学の精神を尊重して大学行政を推進をしてきたところであります。再就職者の有無が予算額や設置認可等に影響を与えるものではありませんけれども、文部科学...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今回の再就職等違反におきまして、先生御指摘のとおり、国民の皆様から疑念を持たれる、信頼を損ねるということはもう大変な問題であると思いますし、猛省をしているところでございます。  今回の調査、これは、再就職監視委員会の方から任命権者である私に指示、要望が...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今回の一連の再就職等規制違反に関しましては、文部科学省としても私としても、文部科学省の中の数人によってなされた違反であるというふうには全くもって認識をしておりません。これは、この最終まとめの報告の中にも書かれているとおり、文部科学省が組織として関与をして...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 再発防止に向けて、先生の方から挙げていただきました三点、硬直した人事慣行、組織体制の見直し、身内意識の組織風土の改革、職員の遵法意識の醸成というのが挙げられて、これに従ってこれから再発防止策を進めていかなければならないと考えております。  先ほど答弁さ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今回の最終まとめにおいては、国家公務員法の再就職等規制の内容の理解を深めることと同時に、職員が隠蔽する行為をしてしまったことを重く受け止めまして、コンプライアンスに関する研修の充実は必要不可欠であるとされております。具体的には、今回の事案を踏まえた実態的...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 日本維新の会から提出をされている議員立法については承知をしております。  今回の文部科学省における再就職等規制違反はそもそも現行法令に違反する行為でありまして、二度と起こしてはならないことであると考えており、まずは、私としては、文部科学省が引き起こした...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど来答弁をさせていただきましたが、再発防止、まず現行法令をこれしっかりと守っていくというのは当然のことでございますけれども、今回それがかなわなかったということでございますので、外部の有識者の方々の設計を基にしっかりと再発防止策を実現してまいりたいとい...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、今回の最終報告書の報告の対象範囲について、先生の方から御指摘をいただきました。早稲田に関する事案が今回の最終報告の対象となっていない点に関しましては、いわゆる早稲田事案に関しては既に再就職等監視委員会の方で調査があり、確定事項として発表されている、...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 大学への再就職も含め、国家公務員が法令に違反することなく再就職をし、公務部門で培ってきた能力や経験を活用して社会に貢献することは意味があると考えております。一方で、官民の癒着につながりかねない公務員OBの口利きや予算権限を背景とした再就職のあっせん等の不...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 国家戦略特区におきまして新設された医学部は、医師の地域偏在や診療科偏在の解消を目的とするものではなく、国際的な医療人材の育成を目的とすることを内閣府、文部科学省、厚生労働省で定めており、本年四月に開学した医学部においてもこの目的に沿った教育が今後進められ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 国家戦略特区における獣医学部新設については、昨年十一月九日の諮問会議において、先端ライフサイエンス研究や感染症に係る水際対策など、獣医師が新たに取り組むべき分野における具体的需要に対応するため、獣医学部新設を可能とする制度改正を直ちに行う旨の追加規制改革...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 国家公務員の再就職は国家公務員法により規制をされていますが、独立行政法人の職にある者の再就職についても独立行政法人通則法により規制がなされています。また、独立行政法人と財団法人の関係の透明性を確保するためには、資金の流れを押さえることが大事と認識をしてい...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、新たな再就職に対する規制枠組みをつくることはどうかということでございますが、国家公務員制度の改善に関しまして、松沢先生からの御提言も含め、政府全体の対策ということになりますと、山本大臣を始め、山本大臣が所管大臣ということになります。これは政府全体で...全文を見る
04月14日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
議事録を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  グローバル化や少子高齢化が進展する中で、我が国の成長を持続させるためには、学部から大学院を通じた高等教育全体として、職業に必要な知識、技能等を育てるため、職業教育を推進していくことが重要だと考えています。  具体的には、学部段階において...全文を見る
○松野国務大臣 被災児童生徒へのいじめの中には、今、政府参考人の方から答弁させていただきましたが、福島県から避難している児童生徒が、放射能がうつるでありますとか福島に帰れなどと言われたものもあり、その背景には、周囲の、大人も含め、放射線に関する理解不足や避難を続ける方々のつらい思...全文を見る
○松野国務大臣 文部科学省においては、いじめ問題等に悩む児童生徒等が、全国どこからでも、いつでも相談機関に相談できるよう、夜間、休日を含め通話可能な二十四時間子供SOSダイヤルを設置し、平成二十八年度からは通話料無料としたところであり、平成二十七年度より相談件数は増加しているとこ...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  三月三十一日に閣議決定された質問主意書への答弁では、学校において、教育勅語を我が国の教育の唯一の根本とするような指導を行うことは不適切であるが、憲法や教育基本法等に反しないような形で教育勅語を教材として用いることまでは否定されることではな...全文を見る
○松野国務大臣 決議が「等」に含まれるかという御質問に関しましては、これは決議でございますので、直接決議が「等」に含まれるわけではございませんが、その決議を受けて、通達として、この決議の趣旨を徹底するようにというのを出しておりまして、この通達が含まれるということでございます。
○松野国務大臣 御指摘の昭和五十八年の参議院決算委員会における瀬戸山文部大臣の答弁は、教育勅語について、日本国憲法及び教育基本法の制定等をもって法制上の効力は喪失していること、学校において教育勅語を我が国の教育の唯一の根本とするような指導を行うことは不適切であることをお答えしたも...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  先生御指摘のとおり、直接的に瀬戸山大臣の答弁の中で唯一の根本という表現はございませんが、瀬戸山大臣の、現在の憲法、教育基本法のもと不適切である旨から、趣旨全般として、使用の仕方について、これまでの通知、通達等を踏まえての答弁だという趣旨の...全文を見る
○松野国務大臣 瀬戸山大臣の答弁が、教育勅語に関して、現行の憲法また教育基本法の趣旨に合致しないということにおいては、現在においてもその考え方を踏襲しているものでございます。
○松野国務大臣 御指摘の瀬戸山文部大臣の答弁は、式日等における教育勅語の奉読を行わないことなど、教育勅語の取り扱いについて周知した昭和二十一年の文部次官通牒の趣旨を端的にお答えしたものであり、教育基本法等に反しないような適切な配慮のもとで教育勅語を朗読することまで否定するものでは...全文を見る
○松野国務大臣 式日において奉読するという形は、教育勅語を教育の唯一の根本とするということの姿勢であるというふうに考えております。  現在、委員会等で御議論をいただいている内容というのは、教育勅語を教材として使用することについて……(泉委員「そこは私は論点にしていません。それは...全文を見る
○松野国務大臣 先生の御指摘に関しては、私も、これを指導原理として用いることは不適切だというのはもう答弁でも明確にさせていただいておりますし、現行の教育行政が憲法と教育基本法に基づいて行われることはもう当然のことでございます。
○松野国務大臣 お答えをいたします。  教育勅語は、日本国憲法及び教育基本法の制定等をもって法制上の効力を喪失しておりますので、既に法制上の効力を持たない教育勅語のどの部分が教育基本法等にそぐわないかは、文部科学省において判断するものではないと考えております。
○松野国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、文部科学大臣として、法制上の効力がない教育勅語に関して、どこの部分がいい、どこの部分が悪いということを発言することは控えさせていただきたいと思います。
○松野国務大臣 義家副大臣の答弁につきましては、例えば、教科書に記載されている内容を児童生徒を指名して読ませるといった教科指導もあることから……(泉委員「毎朝の朝礼の話をしたんですよ、私は」と呼ぶ)
○松野国務大臣 児童生徒等に社会科等の教科書の教育勅語を読ませることのみをもって問題がある行為ではないとの旨を答弁したことと承知しております。  いずれにしても、個々の学校においてどのような教育を行うかは、先ほど答弁したとおり、一義的にそれぞれの学校で創意工夫をしながら考えるべ...全文を見る
○松野国務大臣 軍人勅諭も、これも法的効力を喪失している文章でございます。  その中において、私たちが教材についての考え方を繰り返し述べさせていただいておりますが、学校教育法上、どういった教材を使って教えるかに関しては、これはもう教師であり、また学校長等の判断によるべきものであ...全文を見る
○松野国務大臣 心身にさまざまな影響を与え、健康を損なう原因となる喫煙、飲酒や薬物乱用に関する依存症については、これまでも、健康な生活と疾病の予防について理解を深める観点から、指導の充実に努めてきたところであります。  一方、インターネットや買い物などは、その行為自体が直ちに身...全文を見る
○松野国務大臣 ギャンブルそのものということよりも、ギャンブル依存症、過度なギャンブルによって依存症になるということ、この依存症が精神疾患ということでございます。
○松野国務大臣 先ほど答弁させていただきましたけれども、ギャンブル等の依存症の恐ろしさについて理解できるように、効果的な指導内容についてしっかりと検討してまいります。
○松野国務大臣 お答えをいたします。  文部科学省では、在外教育施設に在籍する児童生徒や教職員の安全確保を目的として、従前より、危機管理、安全対策資料の配付、在外教育施設に対する日本からの安全対策巡回指導、緊急事態発生時の文部科学省等との連絡体制の整備の取り組みを行っています。...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  全国学力・学習状況調査を実施することにより序列化や過度な競争を招いているものではないと現状を認識していますが、今後、序列化や過度な競争を招くおそれがないように、先般、公表方法の変更などを行ったところであります。  また、文部科学省として...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  全国学力・学習状況調査の結果公表が過度な競争を招いているとの認識はなく、引き続き調査結果の公表は行っていきたいと考えております。  なお、国として都道府県別の結果を公表している理由としては、国全体の調査結果について説明責任を有しており、...全文を見る
○松野国務大臣 この通知の趣旨は、関係者間において、いま一度原点に立ち戻って、本調査の趣旨、目的に沿った実施がなされることを求めるものであり、何らかの実態把握を求めるものではありません。  なお、文部科学省としては、これまでも、実際に学校を訪問し、児童生徒や学級担任、教科担任等...全文を見る
○松野国務大臣 文部科学省において、現状が学力テストによって過度な競争を招いているという認識はございません。この学力テストによって一定の教育効果が出、また、各教育委員会がその結果を精査、分析することによって、それぞれがより効率的な教育行政を行うことに資するものと考えております。
○松野国務大臣 お答えをいたします。  人の命や健康にかかわる歯科医師の養成において、歯学部教育の質の向上は極めて重要であると考えております。  文部科学省では、歯学教育に関する有識者の会議による検討結果を踏まえまして、各歯学部に対して、歯科医師としての臨床能力の確保や体系的...全文を見る
○松野国務大臣 大阪への誘致を閣議了解した二〇二五年の万博は、心身ともに豊かさを感じられる命輝く生き方や、持続可能な未来の社会経済システムを皆でデザインすることを目的としております。  教育、科学技術、スポーツ、文化を所掌する文部科学省としてどのように貢献できるのかを省内で検討...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  不登校児童生徒への支援に際しては、登校という結果のみを目標にするのではなく、児童生徒がみずからの進路を主体的に捉え、社会的に自立することを目指す必要があると考えています。  こうした考えのもと、文部科学省としては、不登校児童生徒数の増減...全文を見る
○松野国務大臣 このたび政府から提出いたしました学校教育法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の社会情勢が目まぐるしく変化し、課題も複雑化していく中で、今後、職業のあり方や働き方も大きくさま変わりすることが想像されます。この...全文を見る
04月14日第193回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  文部科学省が昨年十二月十六日に公表した調査結果によりますと、平成二十八年五月一日現在で、東日本大震災の影響により震災前の居住地とは別の学校で受け入れた福島県の児童生徒の数は一万一千八百二十八人となっております。
○国務大臣(松野博一君) 原子力発電事故等により福島県から避難している児童生徒のいじめについては、各学校が確認した結果についてフォローアップを行ったところ、今回百九十九件のいじめが認知されており、被災児童生徒を更に傷つけるものであって、決してあってはならないものと考えます。  ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) よろしいですか。  以上でございます。
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  今回の文科省調査におきましては、各学校が可能な限り児童生徒一人一人に対して丁寧に確認した結果であると認識をしております。加えて、百九十九件全てが被災児童生徒を更に傷つけるものであり、あってはならないことだと考えております。  ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えいたします。  文部科学省は、先般、いじめの防止等のための基本的な方針を改定し、原子力発電所事故の避難者である児童生徒に対するいじめの未然防止、早期発見について明記したところであり、各学校における取組を一層促すこととしております。  また、児童...全文を見る
04月17日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
議事録を見る
○松野国務大臣 ただいま御決議のありました学校施設の耐震化につきましては、着実に取り組みを進めてきたところですが、御決議の趣旨を踏まえ、引き続き、早期完了に向けて取り組んでまいります。
04月18日第193回国会 衆議院 本会議 第20号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 坂本議員から、国家戦略特区における獣医学部新設に同意した理由についてお尋ねがありました。  獣医学部の新設については、昭和五十九年より、獣医師の需給等の観点から抑制してきました。  これに対し、平成二十七年六月に、今治市より国家戦略特区の提案があり、...全文を見る
04月19日第193回国会 参議院 本会議 第18号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 大島議員から、今村復興大臣の発言と被災児童生徒に対するいじめへの対策についてお尋ねがありました。  まずは、今村復興大臣の発言については、既に大臣は謝罪の上、発言を撤回されたものと承知しております。  原子力発電所事故等により避難している児童生徒のい...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 石井議員から、被災児童生徒へのいじめ対策についてお尋ねがありました。  原子力発電所事故等により避難している児童生徒のいじめについては、今般、全国の各学校に対して確認を依頼したところ、中には、金品を要求されるなどにより不登校という重大な結果をもたらした...全文を見る
04月21日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
議事録を見る
○松野国務大臣 青山先生にお答えをいたします。  産業構造が急激に変化する中、それぞれの職業分野で業務の改善、革新や新規分野の開拓が求められており、より高度な実践力と新たな物やサービスをつくり出す創造力を有する人材の育成が喫緊の課題であることは、先生の御指摘のとおりであるかと思...全文を見る
○松野国務大臣 専門職大学は大学制度の中に位置づけられるものでありますから、学校法人が設置する場合は、現行制度上、いわゆる私学助成の対象となります。  専門職大学に対する財政措置につきましては、中央教育審議会の答申において、必要な財源の確保を図り、改革に積極的に取り組む既存の高...全文を見る
○松野国務大臣 吉田先生にお答えをいたします。  既存の高等教育機関においても職業教育が行われており、大学、短大は、専門教育と教養教育や学術研究をあわせて行うという機関の性格から、比較的学問的色彩の強い教育が行われる傾向がある一方、専門学校は、特定の職業実務での即戦力として、直...全文を見る
○松野国務大臣 専門職大学は、大学制度の中に位置づけられるものであることから、学校法人が設置する場合は、現行制度上、いわゆる私学助成の対象となります。  専門職大学に対する財政措置については、中央教育審議会の答申において、必要な財源の確保を図り、改革に積極的に取り組む既存の高等...全文を見る
○松野国務大臣 御指摘の私学助成について、文部科学省としては、先ほど吉田先生から御指摘があったとおり、我が国の約七割を超える学生が私立大学で学んでおります。私立大学等の果たす重要な役割に鑑みまして、私立大学等が社会や時代のニーズを踏まえた特色ある教育研究や学生の負担軽減を行えるよ...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  高等専門学校は、中学校卒業後の生徒を受け入れ、中等教育段階から高等教育段階にかけて工学分野を中心に五年一貫教育を行う学校として、卒業生の求人倍率や就職率も高く、これまで産業界から高い評価を得ているものであります。  国立高等専門学校につ...全文を見る
04月24日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
議事録を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  まず、これはもう大前提でありますけれども、LGBTを初めさまざまな要因において、社会において、特に学校現場においてそのことによって差別をされたり傷つけられたりすることがあってはならない、これは当然のことでありますし、そのことに向けて文部科...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  繰り返しになりますが、それぞれの生徒児童の個性によって差別をされたり傷つけられたりするようなことがあってはならない、このことは西村先生と私も共有する思いであろうかというふうに思います。  パンフレット等を出しているにもかかわらず適切な指...全文を見る
04月28日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
議事録を見る
○松野国務大臣 まず、亡くなられた女子児童の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族に対して心からお悔やみを申し上げます。  私も、娘を持つ父親として、大変心が痛い思いであります。  本件につきましては、現在警察において捜査中の案件でございますので、まずは、引き続きその状況...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  既存の高等教育機関におきましても職業教育は行われており、大学、短大は、専門教育と教養教育や学術研究をあわせて行うという機関の性格から、比較的、学問的色彩の強い教育が行われる傾向がある一方、専門学校は、特定の職業、実務での即戦力として直接必...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  専門職大学については、国際通用性を求められる大学の枠組みの中に位置づけられるものであることから、その設置基準について、実践的な職業教育を行う機関としてその特性を踏まえると同時に、大学教育としてのふさわしい教育研究水準を担保することが必要で...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  平成二十八年五月の中央教育審議会の答申でも、ともすれば、普通教育より職業教育が一段低く見られがちな風潮を指摘したところであります。スペシャリスト志向の若者等にとって魅力ある進学先となる新たな高等教育機関の仕組みを創設し、その社会的評価を高...全文を見る
○松野国務大臣 専門職大学等の設置基準につきましては、中央教育審議会答申においてもその方向性が示されており、具体的には、教育課程について、教養、基礎教育及び専門教育を通じた必要な授業科目を開設するとともに、総合的な演習科目を設定すること、二年制課程で通算三百時間程度、四年制課程で...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  専門職大学については、高校生にとっても新たな選択肢となることが期待をされております。したがいまして、委員御指摘のとおり、高校生や保護者、進路指導に当たる教員等にその意義、特徴をよく理解していただくことが重要であります。  これまでも、中...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  太田先生からの社会の変化に対応できる汎用的な力を身につけさせるべきとの御指摘は、極めて重要な御指摘であると考えております。  今回制度化しようとする専門職大学等は、大学という枠組みの中で、特に実践的な職業教育に最適化した新たな制度として...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  まず、一義的には、高校野球の大会の運営につきましては、主催者である高野連において検討されるべき事柄でございますけれども、部活動は、学校の活動の中において、教育的効果も極めて高いものであります。その上で、これはもう従来から坂本先生からも御指...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  本件につきましては、山本大臣は既に謝罪の上発言を撤回されたものと承知をしておりますが、学芸員については、博物館の資料の収集、展示、調査研究等を行う、博物館運営を支える専門的職員であり、地域や人類にとって大切な資料を取り扱い、人々の新しい知...全文を見る
○松野国務大臣 学芸員の仕事の重要性につきましては、先ほど申し上げたとおりであります。  その中において、使命の一つとして展示というものも挙げられておりますが、この展示は、観光的側面からも極めて重要な資源となり得るものだというふうに考えております。今、海外からの観光客の方々も、...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  九月六日は、十分間程度でございまして、私の大臣就任への御挨拶をいただいたということでございます。
○松野国務大臣 八月三日に大臣に就任をいたしまして、八月中は、リオ・オリンピックの開会式、閉会式、また国際会議等で省にいる機会が少なかったものですから、九月のこの上旬の時期に、各大学関係の皆様でありますとか、またスポーツ団体、文化団体等の皆様等から大臣就任の御挨拶をいただいた、そ...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  専門職大学の設置基準で定めるべき事項につきましては、既に昨年五月の中央教育審議会答申において、教育課程、教員、教育条件等の基準の方向性が示されております。  具体的には、例えば教育課程につきましては、教養、基礎教育及び専門教育を通じた必...全文を見る
○松野国務大臣 専門職大学は、大学制度の中に位置づけられるものでありますから、学校法人が設置する場合には、現行制度上、いわゆる私学助成の対象となります。  専門職大学に対する財政措置については、中央教育審議会の答申におきまして、必要な財源の確保を図り、改革に積極的に取り組む既存...全文を見る
○松野国務大臣 高等教育全体のあり方については、委員御指摘の、十八歳人口の大幅な減少を見据え、今後の高等教育の規模も視野に入れつつ、地域における質の高い高等教育の機会の確保について検討する必要があると考えております。  このため、ことし三月に、中央教育審議会に対し、「我が国の高...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  専門職大学は、教育再生実行会議の提言や日本再興戦略を踏まえ、中央教育審議会で議論した結果、変化の激しいこれからの社会が必要とする専門職業人材の養成強化のために新たな高等教育機関が必要との答申を得たものであり、その早急な実現は、今日の社会的...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  産業構造が急激に変化をする中、それぞれの職業分野で業務の改善や革新、新規分野の開拓が求められております。委員から御指摘をいただきましたとおり、高度な実践力と新たな物やサービスをつくり出す創造力を有する人材の育成が喫緊の課題であります。実践...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  専門職大学は、産業界と緊密に連携した実践的な職業教育に重点を置き、社会人の受け入れも主要な機能とするなどの特性を有しております。こうした特性を踏まえた設置基準とすることが必要であると考えております。ただし、産業分野ごとに設置基準を制定する...全文を見る
○松野国務大臣 政府参考人からお答えをさせていただいたとおりでございますが、その中にもありましたとおり、基本的には大学、短大の設置基準を踏まえるということが挙げられております。その中において、専門職大学、専門職短期大学の特性に応じて弾力化をするということでございますから、当然、学...全文を見る
○松野国務大臣 四月二十五日に開催をされた経済財政諮問会議において、有識者議員から、私学助成について教育成果を反映した大胆な傾斜配分を行うなど仕組みの見直しを行うべきとの提案がなされたことは承知をしておりますが、報道にあるように、私学助成を抑制するということが議論をされたわけでは...全文を見る
○松野国務大臣 十八歳人口や経済社会の変化の中で、今後の成長を担う質の高い人材育成を進めるためには、今後の高等教育の規模も視野に入れた、地域における質の高い高等教育機会の確保のあり方について検討する必要があると考えております。  このため、ことし三月に、中央教育審議会に対して、...全文を見る
○松野国務大臣 文部科学省では、昨年度、専修学校教育の振興策を検討するための有識者会議を開催し、その中で、専門学校の社会的な役割や機能についても確認をしたところであります。  すなわち、専門学校は、昭和五十年七月の学校教育法の改正により制度化され、以来約四十年にわたり、その柔軟...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  我が国の持続的な成長、発展や一人一人の豊かな人生を実現させていくためには、教育投資の充実により高等教育の質を向上させていくことが重要だと考えております。  このため、平成二十九年度予算においては、大学の基盤的経費である国立大学法人運営費...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  平成二十八年五月の中央教育審議会答申でも、ともすれば、普通教育より職業教育が一段低く見られがちな風潮を指摘し、スペシャリスト志向の若者等にとって魅力ある進学先となる新たな高等教育機関の仕組みを創設し、その社会的評価を高めていくことが望まし...全文を見る
○松野国務大臣 お答えいたします。  専門職大学は大学制度の中に位置づけられるものであることから、学校法人が設置をする場合は、現行制度上、いわゆる私学助成の対象となります。  専門職大学に対する財政措置につきましては、中央教育審議会の答申において、必要な財源の確保を図り、改革...全文を見る
○松野国務大臣 まず、経済財政諮問会議において、私学助成を抑制するということが議論をされたわけではございません。これは、さまざまな国公私も含めた連携によって、より効率的な財政上の運営ですとか研究等々が行われるのではないかという観点と、十八歳人口が減少するに当たっての今後の中長期に...全文を見る
○松野国務大臣 会議内で議論をされて、山本大臣の方から発言があった、二十三区内の大学の新増設の抑制ということでございますが、それに対しまして、私としては、この問題は、一つは、教育政策的な見地と社会政策的な見地をあわせて検討していくことが必要であるというふうに考えているところであり...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  我が国の産業競争力の維持強化のために、成長分野等で求められる実践的な専門職業人材の育成を推進する必要があると考えております。複数の調査結果や関係省庁による推計では、例えば、IT、情報サービス、観光、農業等の分野で、今後の人材の需要が増大さ...全文を見る
○松野国務大臣 経済界の中にも、それぞれのお立場でさまざまな御意見があるかと思います。  先ほど申し上げましたとおり、成長分野において、例えば、ITや情報サービスでありますとか観光分野において、即戦力としてこれらの実践的能力を持っている人が必要だということも、これも事実でござい...全文を見る
○松野国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。     —————————————
05月08日第193回国会 参議院 決算委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  中学生や高校生が社会生活における法や決まりの意義等について学ぶことは、犯罪未然防止という観点からも重要であると考えております。現在、学習指導要領に基づきまして、社会科、家庭科、道徳等において法や決まりの意義などについての指導が行...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  御指摘の調査結果の速報値では、いずれの職種においても、十年前に実施した調査の結果と比較して勤務時間が増加をしているなどの結果が示されているところであります。業務内容別に見ますと、平日については小中学校共に授業、授業準備など授業に...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 本年一月に、学校現場における業務の適正化に関する大臣メッセージを発信し、学校現場の業務改善を加速するためのプロジェクトや部活動の適正化などを進めてきております。また、現在、教育再生実行会議でも、学校、家庭、地域の役割分担と教育力の充実について御議論をいた...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  岡山理科大学獣医学部の新設につきましては、平成二十九年三月三十一日付けで設置認可の申請があり、四月十日に大学設置・学校法人審議会に対して諮問をいたしました。現在、同審議会において、教育課程や教員組織、施設整備、財務状況などが学校...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  私立大学等の設置に当たりまして、地方自治体から土地の無償譲渡を受けたものとして、過去二十年間では少なくとも二十五件の事例がございます。例えば、平成十二年度開設の立命館アジア太平洋大学は大分県別府市から、平成十八年度開設の関西看護...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  過去十年間で、地方自治体から土地の無償譲渡については、承知している限りで事例はございません。
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  獣医学部の新設につきましては、平成二十七年六月に今治市より国家戦略特区提案が行われ、その検討プロセスの中で内閣府を中心に議論が重ねられ、国家戦略特区諮問会議において追加規制改革事項がまとめられたところであり、これを受けて、文部科...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  これはもう斎藤先生御存じのとおり、給特法の議論はもう長くやっておりまして、その中において、文科省としてこのありようについての、これは他の公務員制度の取扱いなどを考慮しながら検討する必要があるということを主張してまいりましたが、現...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  本年三月二十九日に、全国的な学力調査に関する専門家会議で取りまとめられた全国的な学力調査の今後の改善方策についてのまとめにおいて、全ての市町村教育委員会や学校において学力向上を図るためには、自らの教育施策や教育指導について具体的...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。    〔理事松下新平君退席、委員長着席〕  原子力発電所事故等により避難をしている児童生徒へのいじめにつきましては、先般、全国の各学校で確認を行いましたところ、全体で百九十九件認知されたところであります。このようないじめの背景に...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  文部科学省としては、エネルギー・環境理科教育推進研究所の定款に「エネルギー・環境問題に関わる理科教育の充実を目的」とあること、出前授業の講師が放射線に関する科学的知見を有していること、出前授業の実施方法が適切であり、中立公正な立...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  委員御指摘の提言をしている懇談会は、私どもが委託をしておりますエネルギー・環境理科教育推進研究所とは別団体でございまして、私どもの委託先であるエネルギー・環境理科教育推進研究所におきましては、放射線、放射能の科学的知見を子供たち...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  私がその今先生の方で御指摘をされた授業の内容、展開に関して今承知をしておりませんので、内容に関して確認をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  今回の文部科学省における再就職等規制違反につきましては、最終まとめにおいて違反行為が確認をされた事案が六十二件あるなど、文部科学行政に対する国民の信頼を著しく損ない、当省職員の再就職に疑惑を抱かせるものであり、省を挙げて猛省する...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  日本維新の会から提出されている議員立法については承知をしております。  今回の文部科学省における再就職等規制違反は、そもそも法令に違反する行為であって、二度と起こってはならないことであると考えております。私としては、まずは文部...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  学校施設は子供たちの学習の場、生活の場であり、その安全性、機能性の確保は不可欠であります。加えて、青木先生からお話があったとおり、災害時には地域住民の避難所にもなる極めて重要な施設であります。公立学校施設の耐震化につきましては、...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 全国の公立学校は、約九割が地域住民の避難所として指定をされております。耐震化による安全性の確保や空調整備による避難所としての防災機能強化は極めて重要であります。このため、文部科学省では、公立学校施設の耐震化や防災機能の強化について国庫補助の対象としている...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 文部科学省としては、イノベーションの源である多様で卓越した知を生み出す学術研究、基礎研究が重要と考えており、中長期的な視点に立ち、その振興を図ってきました。  さらに、昨年十一月、文部科学省内に基礎科学力の強化に関するタスクフォースを設け、本年四月、学...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 教育は未来への先行投資であるという思いは、先生と思いは共有をしているものと思います。  具体的に、こども保険、教育国債等の教育財源の議論についてということでございますが、教育国債やこども保険などの教育財源の確保につきましては、各党において検討が進められ...全文を見る
05月10日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
議事録を見る
○松野国務大臣 高等学校等の授業料につきましては、平成二十二年度に、教育に係る経済的負担の軽減を図り、教育の機会均等に寄与することを目的として、公立高等学校に係る授業料不徴収制度及び高等学校等就学支援金制度が創設されたことであります。  しかしながら、制度創設後も、低所得におけ...全文を見る
05月10日第193回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  福島の復興再生を着実に果たしていく上には、教育というのが礎になると考えております。このため、文部科学省では、地元福島の声を丁寧に聞きながら、ふたば未来学園高等学校や小高産業技術高等学校の教育環境の充実を支援をしているところでござ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  教育政策を進めるに当たり、特に男女それぞれの特性に合わせた教育というのはそれぞれの学校現場においてお考えをいただいているところであります。文部科学省としては、基盤的に、今この福島地区であれば今後の福島の復興、また未来に向けた人材...全文を見る
05月15日第193回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  教職員も含めた地方公務員の臨時・非常勤職員に関する実態調査を総務省で実施をしております。その中で、臨時・非常勤職員を任用している地方公共団体のうち、御指摘のいわゆる空白期間の設定の見直しにつきましては、全体の約半数が対応済み又は...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  御指摘の調査結果の速報値では、いずれの職種においても十年前に実施した調査の結果と比較して勤務時間が増加をしているなどの結果が示されているところであります。業務内容別に見ると、平日については、小中学校共に授業、授業準備など授業に関...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど御答弁させていただきましたとおり、今回の実態調査の速報値において、学校現場で先生方が大変な長時間勤務になっているということは、もうこれは共通する見解であろうかと思います。  この第五条に関しては、先ほど申し上げましたとおり、公務員の健康及び福祉を...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) これはもう那谷屋先生一番御存じのことでありますが、日本の教育の特質といいますのは、学習指導、またしつけ、運動を含め、総合的に生徒児童に対して指導していくというのが日本の教育指導の特質であり、これは世界的にも大変高く評価をされ、実際に成果を上げてきている指...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先生御指摘のとおり、給特法ができた時点の教員の働き方の状況と、現在の学校現場は複雑化、困難化をしておりまして、教員の長時間労働が進んでいるという実態がございます。  給特法についても中教審における審議をという御指摘でありましたけれども、まずは、先ほどお...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 平成二十二年度から始まった高等学校等就学支援金制度につきましては、制度創設後も低所得世帯における授業料以外の教育費負担が大きいこと、公私間の教育費格差等の課題がありました。  こうしたことから、厳しい財政状況の中、限られた財源を有効に使っていくという観...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 文部科学省が獣医師養成大学に関して抑制をしてまいりましたのは、需給の観点からの要請に基づいてでございます。  今回に至りましては、国家戦略特区の中において、先端的ライフサイエンスでありますとか水際対策等の今回の目的がなされ、それに関して、関係省庁がその...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 平成二十八年九月六日に加計理事長及び豊田元理事が大臣就任の挨拶に来られましたが、その際、就任の挨拶があったのみで、獣医学部新設に関する話はありませんでした。
○国務大臣(松野博一君) 事実としてなかったものですから、なかったと申し上げたところでございます。
05月16日第193回国会 参議院 文教科学委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 神本先生にお答えをいたします。  あの映像に関しましてはニュース番組等で、断片的ではございますが、承知をしております。  私立学校における教育におきましても、憲法、教育基本法や学校教育法など関係法令を遵守して行うことは必要であります。実際に個々の幼稚...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  大阪府に確認を行いましたところ、大阪府では、森友学園塚本幼稚園における教育勅語の取扱いについて状況を確認し、その際、森友学園からは、四月以降、朝礼による教育勅語の朗唱は行っておらず、今後も行う予定がないこと、今後は外部の方の意見...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  学校での全ての教科等の指導における教科書以外の教材の使用については、学校教育法第三十四条第二項の規定に基づき、教育基本法等の趣旨に従った有益適切なものである限り、校長や設置者の責任と判断で使用できるものです。  文部科学省は、...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  先生御指摘の島根県の事例は、所轄庁である島根県が当該の学校に関して適切に指導がなされなかったという事実をもって、文部科学省が島根県に当該の学校に適切な指導をするようにという旨の指導を行ったという事例であると承知をしております。 ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先生からお話をいただいたとおり、この島根県の事例においては、式日等に奉読形式をもって教育勅語等を使用されていたということで、これは使用の方法として不適切であると判断をいたしましたが、先生これももう御案内のとおり、文部科学省が直接学校に指導はできない立て付...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、教育勅語は、日本国憲法及び教育基本法の制定等をもって法制上の効力が喪失をしている文書でございますので、その内容について政府としてコメントすることは差し控えたいと思います。  先生御指摘の点につきましては、教育勅語そのものではなく、例えば家族や友人...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、先生の方から、私がこの教育勅語の中の文言に関して普遍的な価値があると話をしたという御指摘をいただきましたが、私がこの中で普遍的、私、松野の口から普遍的な価値があると申し上げたことはございません。そのことはもう事実関係でございますので、冒頭お話をさせ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先生の質問の意図がちょっと私の方でつかみ切れていないかと思いますが、いずれにしろ、先ほど来申し上げていますとおり、効力を失効している文書に関して政府としてコメントをすることは差し控えさせていただきたいというふうに思いますし、私が記者会見の場で申し上げたこ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 教育現場の教育のメッセージとして、目標として、教える指導の目標として、男尊女卑に関して、男女平等の理念に反するようなことがあってはならないことはもう言うまでもないことでありますし、夫婦は同等の権利を有しているということも当然のことだと考えております。
○国務大臣(松野博一君) 神本先生御指摘の平成二十九年四月十日、長妻先生からの質問主意書の答弁書の中におきまして、先ほど私が申しました男尊女卑に関しては、男女平等の理念に反するようなことがあってはならず、夫婦は同等の権利を有していることは言うまでもない旨の答弁をしております。
○国務大臣(松野博一君) 先ほど先生から、文部科学省の見解がぶれているのではないか、揺れているのではないかという御指摘をいただきましたが、私も一貫して同趣旨の答弁をさせていただいております。  その答弁の内容は、学校、学級においていかなる教材を用いるかは、これはもう学教法におい...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 済みません、言葉足らずであったかと思います。  その一文一文をどう教えるか、その教える内容が憲法や教育基本法に反しているかどうか、適切なものであるかどうかは所轄庁が一義的に判断をしていくということでございます。
○国務大臣(松野博一君) 当然のことながら、その所轄庁の判断の基準といいますのは、繰り返し申し上げていますとおり、憲法を始めとした法令にのっとって教えられているかどうかということでございまして、それをもって所轄庁が判断をするということでございます。
○国務大臣(松野博一君) 繰り返しの答弁で恐縮でございますけれども、私たちが一貫してお話を、答弁させていただいていることは、どういった教材を用いるかは、それは学校現場の選択である、これはもう学教法上に明確に書かれていることであります。何を用いるかではなくて、何をそのメッセージとし...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 三浦先生にお答えをいたします。  防衛大学校を始めとする各省庁大学校の学生については、学生が大学改革支援・学位授与機構において面接試験を受けることなどにより学位の取得が可能になっているということは、御説明をいただいたとおりでございます。  先生御指摘...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど申し上げた予定に、スケジュールにのっとってしっかりと進めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(松野博一君) スポーツ庁では、国民が生涯にわたり心身共に健康で文化的な生活を営む基盤として、誰もが日常的にスポーツに親しむ機会を充実することを目指しています。その実現のために、スポーツをする場が身近にあることは大変重要であり、小中学校の施設を活用していくことが有効であ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 文化財は我が国の歴史や文化を理解する上で欠かせないものであり、これらを国内外の方々に公開、活用し、理解促進やインバウンドに取り組むことは極めて重要であります。  こうした認識の下、文部科学省では、文化財活用・理解促進戦略プログラム二〇二〇を昨年四月に策...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 南極地域観測は、我が国の戦後復興のさなか、国民の期待を受けて開始をされ、昭和三十二年一月の昭和基地開設以来、六十年間に延べ三千三百人を超える観測隊員等により観測が続けられております。  主な成果としては、生物への影響を及ぼすオゾンホールの発見、約七十二...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 南極という厳しい自然に挑み、科学的、技術的な課題を克服し、継続的に観測事業を行う上では、有人による活動が大きな役割を果たしています。実際の現場での活動には、例えばラジオゾンデによる定期的な高層気象観測、隕石の探査や氷床コアのサンプリングなど、有人による観...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど申し上げましたとおり、教育勅語は日本国憲法や教育基本法の制定等によりまして法的効力を失効をしております。  先ほど申し上げましたのは、教材として用いる場合、その対象教材自体の表現に関して私たちは着目しているわけではなくて、その教材を通じてどういっ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 従来どおり、教育勅語の中における文言に関しましては法的拘束力が失効しているものでありますから、私からコメントは差し控えさせていただきたいと思いますが、吉良先生の方からお話があった男女同権、男女平等というのが当然の原則だという御指摘はそのとおりであると思い...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 教育勅語は、申し上げているとおり、日本国憲法、教育基本法の制定等によって今法制上の効力が失効している文書でございますので、その内容について政府としてコメントすることは差し控えさせていただきたいというふうに思いますが、先ほど来お話をさせていただいているとお...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 国民主権の原則であります。
○国務大臣(松野博一君) 繰り返しになって恐縮でございますが、教育勅語自体は、日本国憲法でありますとか教育基本法等の制定によりまして、教育勅語はもう法的な効力はなくしているわけであります。そのなくしている、法的拘束力がない文書に関して、政府としてその内容に関してコメントをすること...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 私が答弁をさせていただいていることは、教育勅語の文章に関して、その中の内容としての判断は差し控えさせていただきたいということでございますが、歴代の文部科学省の大臣等の答弁は、私ちょっとその状況を今詳細に承知をしておりませんが、憲法論、憲法解釈論としてとい...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) その臣民という言葉というのが、主権在民、国民主権と対する概念として使われるという表現の中においては、現行憲法にはふさわしくないと考えております。
○国務大臣(松野博一君) 先ほど来お話をさせていただいていますとおり、私たちが着目をしておりますのは、もちろん教材は、これはもう学教法上、どういった教材を使って教えるかは、それは一義的に教師又は学校の責任において、また所轄教育委員会の判断によってなされるものであります。私たちがず...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先生御指摘の決議に関しては、その趣旨を徹底するようにともう既に文科省において次官通達も出ているものでありまして、それは現状においても変わらないものであります。
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  文化財は、我が国の歴史、文化等の正しい理解のために欠くことのできないものであるとともに、文化の向上、発展の基礎となる貴重な国民的財産です。また、我が国の世界文化遺産については、国民的財産であるにとどまらず、世界の財産でもあります...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) いじめや非行防止に関する教育や法教育については、警察において学校と連携し、いじめ防止を主眼とした非行防止教室が開催されているほか、法務省において児童生徒向けの法教育に関する教材の作成や各学校へ職員を派遣して行う法教育授業が実施をされています。関係省庁と連...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 木戸口先生にお答えをいたします。  先生御指摘のとおり、ロシアや中国、インドといった国は、将来のエネルギー需要の増大を見込み、高速増殖炉の研究開発に積極的に取り組んでいるものと認識をしております。  例えば、ロシアにおいては、電気出力八十八万キロワッ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 「もんじゅ」の総括についてですが、「もんじゅ」の研究開発成果に関しては、科学技術・学術審議会の下に設置されたもんじゅ研究計画作業部会において原子力や材料等の様々な分野の専門家の視点から検討いただき、設計、建設、運転、保守点検などを通じて貴重な成果が多数蓄...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 高速炉開発会議において今後策定する予定の戦略ロードマップにおいて、国内施設をどのように活用していくか、それらと国際協力をどのように組み合わせていくべきかなどといった点について更なる整備化を図っていくこととされており、そうした中で「もんじゅ」の活用方法につ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 高速炉の研究については、昨年末の原子力関係閣僚会議において決定された高速炉開発方針の中で、二〇一八年を目途に、今後十年程度の開発作業を特定するロードマップを策定することとしており、結論の先送りをすることなく、今後しっかりと議論をしながら進めてまいりたいと...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 我が国の伝統文化を継承し後世に伝えていくために、文化財保護の観点から適切に修理、保存、活用を一体的に進めるため、文化財の保存のために欠かすことができない保存に必要な原材料の確保が重要であるとの認識は、松沢先生と共通するものであります。  文部科学省とし...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 文化財は、我が国の歴史や文化を理解をする上で欠かせない我が国の宝として確実に次世代に継承するのみならず、国内外の方々に公開することによる観光活用を図ることも重要であります。こうした認識の下、文部科学省では、地域の文化資源の一体的活用等によりまして、二〇二...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 城郭を始め地域の文化財は、文化的、社会的、経済的な価値を生み出す潜在力を持つ資源として、これらを大切に保存するとともに、文化的活用に努めることが求められています。一般に、史跡等の往時の姿をしのばせる歴史的建造物を十分な歴史的根拠に基づいて復元することは、...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) この度、政府から提出いたしました学校教育法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の社会情勢が目まぐるしく変化し、課題も複雑化していく中で、今後、職業の在り方や働き方も大きく様変わりすることが想像されま...全文を見る
05月17日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
議事録を見る
○松野国務大臣 小林先生にお答えをいたします。  高等学校において、離島や過疎地における専門知識を有する教員による授業の実施や、より多様かつ高度な教育機会の確保等の観点から、平成二十七年四月より、一定の要件のもと、遠隔教育を制度化したところです。  一方、これまでに遠隔教育を...全文を見る
○松野国務大臣 富田先生にお答えをいたします。  御指摘の新日本建設に関する詔書は、五カ条の御誓文を引きつつ、戦後の我が国が、平和主義に徹し、教養豊かな文化を築き、民主的な新日本を建設することを宣明した詔書であり、戦後の我が国の歴史的転換において重要な意味を持つと認識しておりま...全文を見る
○松野国務大臣 そのニュースに関しましては、けさほど、私も新聞で読みました。  私自身は、実際にどの文書の何を指してお話しになっているのか、ちょっと承知をしておりませんが、文書自体に関して、具体的にどういった種の、こういった文書だ、こういった経緯のものだということがあれば、確認...全文を見る
○松野国務大臣 まず、その文科省の関係者というのがどなたなのかわかりませんが、そういったことも含めて、現状においては、その文書の存在も含め、私は確認をしていないということでございます。
○松野国務大臣 今回の国家戦略特区に関して、それは文科省内でも当然検討をしているわけでありますから、その国家戦略特区に対する対応に向けた文書というのは、それは作成された可能性はあるというふうに思います。
○松野国務大臣 お答えをいたします。  まず、この記事の中にある大臣の指示事項文書というのは、私、見たことがないものですから、これがあるのかないのか、どういった性格のものなのかに関しては承知をしておりません。  その中において、今、玉木先生の方からお話をいただいた、今私が記憶...全文を見る
○松野国務大臣 今、ちょっと私の記憶に頼った答弁になるので、詳細にどこまで言えるかわかりませんが、要は、何年に開学を目指すとか設置をするとかというのは、これは設置審議会との関係において書き込めるものなのかという私の質問に対しては、それは従前も、戦略特区の中において、その目標として...全文を見る
○松野国務大臣 この国家戦略特区に対する私の、また文科省の立場というのは一貫をしております。  国家戦略特区に対する取りまとめ、コンセプトに関しては、これは内閣府が主管するものである。そして、今まで獣医学部を文部科学省が抑制的にしておりましたのは、これは需給の関係においてという...全文を見る
○松野国務大臣 定員としては、百二十名が一番大きいわけでございます。
○松野国務大臣 平野先生にお答えをいたします。  先ほどの政府委員の方からの説明の繰り返しになって恐縮でございますけれども、新設する獣医学部の入学定員を百六十名とすることを含む学校法人加計学園の構想につきましては、本年一月に、国家戦略特区の今治市分科会において、内閣府を中心に、...全文を見る
○松野国務大臣 どの部分を委員の方で指されて、事実確認をされているか定かではございませんけれども、いずれにいたしましても、朝日新聞で取り上げられている文書、内容が、私はその文書自体をよく見たことがございませんので、それも答えかねるところがございますが、文書の恐らく趣旨として、報道...全文を見る
○松野国務大臣 先ほどの繰り返しになって恐縮でございますが、私自身がその文書、まず、どの文書を指して、どういった文書を今先生の方から指摘をされているのかちょっと理解が私の方でできませんので、答えかねるところもございますが、実際に、この文書だというものを御提示いただいて、そしてそれ...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  まず、清水参考人、そして山中参考人に関しまして、今お話があったとおり、個々、それぞれの行為、また文科省の事務方のトップとしての責任ということもあわせて、これは大変重い責任があるということで、停職相当ということで、私の方から大臣室においてそ...全文を見る
○松野国務大臣 大平先生の方からお話をいただいたとおり、再就職等規制違反は現職の職員に対する規制でございます。  その上で、今御指摘があった清水氏の行為につきましては、文部科学省を退官した後に行われた部分に関しましてはコメントは差し控えさせていただきたいと思いますが、最終まとめ...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  今回の文部科学省における再就職等規制違反は、そもそも法令に違反する行為であって、二度と起こってはならないことであると考えており、私としては、まずは、文部科学省が引き起こした再就職等問題の再発防止策の具体化と着実な実行に全力を尽くしてまいり...全文を見る
○松野国務大臣 伊東先生にお答えをいたします。  私は、四月三十日から五月四日までタイ及びシンガポールに出張し、タイにおきまして、五月一日にタイ科学技術省のアチャカー大臣と会談を行いました。会談では、両国間のさまざまな科学技術協力のプロジェクトの発展について意見交換を行い、今後...全文を見る
○松野国務大臣 先ほど答弁をさせていただいたとおりでございますが、まず、その大臣指示文書というのが存在しているかどうか、私は指示文書を見たことがないものですから、そのことに関してはコメントはできません。  今先生から、その旨の発言をしたかということも、今の私の記憶をさかのぼりま...全文を見る
○松野国務大臣 もう半年以上前の話でありますから、詳細語尾まで正確に再現をできているかどうかわかりませんが、要は、趣旨として、そこに目標の年次を書き込むということは、当然、今期の、四月の時点の設置審での審議になるということでございます。これはスケジュールは公表されておりますけれど...全文を見る
○松野国務大臣 吉川先生にお答えをいたします。  御指摘の調査結果の速報値では、いずれの職種においても、御指摘があったとおり、十年前に実施した調査の結果と比較して、勤務時間が増加をしているなどの結果が示されているところであります。業務内容別に見ますと、平日については、小中学校と...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  今般の調査結果を受け、教員の業務負担の軽減に向けてスピード感を持って対処しなければならないと考えております。  教員の勤務時間の短縮に向けた具体的かつ実効性のある取り組みを早急に進めるため、中教審において、教員の働き方改革に資する方策に...全文を見る
05月22日第193回国会 参議院 決算委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 大島先生にお答えをいたします。  まず、大島先生の方でお引きになった文書に関しましては、文部科学省によって所定の調査をした結果、確認をすることができなかったということでございますので、その内容に関してコメントをする立場にはございません。  その中にお...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 礒崎先生にお答えを申し上げます。  方法に関しましては今政府参考人の方からお話をさせていただいたとおりでございますが、その対象とした行政文書の中に、紙媒体、電子フォルダの中に存在がなかったということと、あわせて、ヒアリングを通して、作成、共有の有無につ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  その前に、先生の方から、民進党調査チームから示されたということよりも報道によるものではないかという御指摘をいただきました。  十七日の夕刻に開催されました民進党のチームによる提示時点において、文科省に対してこの入手経緯について...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  今先生から御指摘のそれぞれの項目に関して詳細な通告をいただいていなかったものですから、個々に関して私の方でお答えがかないませんけれども、当時の文科省の立場としては、先生御承知のとおり、大学の設立の申請というのは原則自由でございま...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  まず、今先生がお引きになっている文書自体の存在が確認をされてございません。当時の文科省内であった議論は、先ほど私が申し上げましたとおり、まず、これを前提としての需給の問題等々に関して省内議論があり、それを内閣府、農水省と調整を進...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  今先生の方で御指摘の点、どちらの書類の方からお引きになっているのか私の方で承知をしておりませんので、それに関しては私の方からコメントは差し控えさせていただきますが、一貫して申し上げていますとおり、国家戦略特区の方向性、比較に関し...全文を見る
05月23日第193回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) おはようございます。  今井先生から、専門職大学の必要性、趣旨及び目的について御質問をいただきました。  産業構造が急激に変化をする中、それぞれの職業分野で業務の改善、革新や新規分野の開拓が求められております。より高度な実践力と新たな物やサービスをつ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 大島先生の御見識をお聞きをして、なるほどなと感じ入っていたところでございますが、やはり先生のお話の中にあったとおり、これは新たな出会いがある、融合をすることによって変化をし、発展をするというのはまさにお話のとおりであろうかと思います。  専門職大学院で...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 冒頭、先ほど私の答弁の中で専門職大学院と発言があったかもしれませんが、専門職大学でございますので、訂正をさせていただきます。  先生の方からの御指摘で、専門職大学は大学制度の中に位置付けられるものでありますから、学校法人が設置する場合は現行制度上いわゆ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 七名が文書を作成をしていないというふうに答えたということでございます。
○国務大臣(松野博一君) その七名の全員が共有をしていないというふうな答えだということでございます。
○国務大臣(松野博一君) 基本的に今回の調査目的は、民進党の調査チームの方で提示をされた文書に関しまして、文科省の方で判断をし、調査に至ったということでございます。調査の目的に関しましては、従来から繰り返しお話をさせていただいているとおり、その文書の存否に関して調査をしたというこ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど答弁をさせていただきましたとおり、調査目的は御提示をいただいた文書の存否について確認をしたということでございます。  当然のことながら、この国家戦略特区を進めるに当たっては、文部科学省も、主管する中心の省庁である内閣府、そして需給に関して判断をす...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 斎藤先生御指摘のとおり、大学入学者のうち二十五歳以上の者が占める割合は、OECD各国平均では約二割でございますけれども、社会人学生も相当数含まれるのが一般的であります。それに比べまして日本では、社会人学生の比率は二・五%ということでありまして、社会人の学...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 御質問にお答えをさせていただきます。  まず、結論から申しますと、新たなジャンルの高等教育機関を創立をするということを目指しております。  平成二十八年五月の中央教育審議会の答申では、ともすれば普通教育よりも職業教育が一段低く見られがちな風潮を指摘を...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先生からお話があったとおり、現行制度上、これはいわゆる私学助成の対象ということでございますが、専門職大学院は、制度として企業に負担を課すものではありませんけれども、産業界と緊密に連携した実践的な教育を行う機関であることから、答申の中においても、民間資金の...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 吉良先生にお答えをいたします。  平成二十八年五月の中央教育審議会答申では、ともすれば普通教育より職業教育が一段低く見られがちな風潮を指摘をし、スペシャリスト志向の若者等にとって魅力ある進学先となる新たな高等教育機関の仕組みを創設し、その社会的評価を高...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 専門職大学は、大学制度の中に実践的な職業教育に重点を置いた仕組みとして制度化するものであり、産業界との密接な連携により、専門職業人材の養成強化を図るとともに、大学への進学を希望する者にとっても選択肢が広がるものと考えております。  したがって、当面は、...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 専門学校は、社会の変化に即応した実践的な職業教育により高い就職率を誇る教育機関として、職業人材の育成において重要な役割を果たしています。  専門学校は、短期大学と同様に二年制及び三年制の学科が多く、卒業生の採用後の給与水準等につきましては一般的に短期大...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 各高等教育機関はそれぞれの特性を生かして職業教育を担っており、新たな専門職大学を含め、各機関が多様なニーズに応じた高等教育を提供するためにはそれぞれの機能の強化を図っていくことが重要と認識をしております。  財政支援に関しましては、大学については平成二...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、専門職大学に当たって、専門学校のお話を比較して先生の方から御指摘がございましたが、全ての専門学校が専門職大学に移行することを前提にしておりませんし、本来、専門職大学の目指すべきものと専門学校が目指すべきもの、それぞれの使命はそれぞれに存在価値がある...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 御党の方から、昨日のこれは決算委員会の方の場で御指摘があった資料、政府関係者からという御発言でありました。まあ、政府関係者というのがどういった意味でお使いになっているのか私ども承知をしておりませんが、いずれにいたしましても、現在のところ、御党から私たちの...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 平成二十八年五月の中央教育審議会答申におきまして、ともすれば普通教育よりも職業教育が一段低く見られがちな風潮を指摘をし、スペシャリスト志向の若者たちにとって魅力ある進学先となる新たな高等教育機関の仕組みを創設し、その社会的評価を高めていくことが望まれると...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今回の改正法案では、専門職大学を卒業した者等に対して、文部科学大臣が定める学位を授与すると規定をしております。今後、法律をお認めをいただいた後に、省令である学位の規則において、専門職大学卒業者には学士(専門職)の学位を、専門職短期大学の卒業者等には短期大...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 非常に幅広い概念の御質問でありますから限られた時間の中でどう答えていいかと思いますけれども、まず、今後の大学教育が、社会全体との関係において考えるのであれば、一つは、当然社会を構成し産業を牽引をしていく人材を出していく、供給をしていくという側面があると思...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 木戸口先生の御指摘の中にあるとおり、大学の設置認可の審査に関しては、これ、厳正なもう手続が法定化をされているものでございます。  今回の岡山理科大学獣医学部の新設につきましては、平成二十九年三月三十一日付けで設置認可の申請があり、四月十日に大学設置・学...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 中央教育審議会大学分科会では、専門職大学の制度化に向け、各高等教育機関の機能の強化や振興方策について専門職大学等との関係も含め検討を行い、本年二月に論点整理を取りまとめました。  その中で、職業教育には多様な分野があり、実社会で求められる専門レベルや教...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 高等教育における職業教育の在り方については、従来から様々な議論があり、例えば、平成二十三年一月の中央教育審議会答申でも実践的な職業教育に特化した新たな枠組みの検討を進めるべきことが提言されています。こうした中教審の答申も踏まえ、新たな高等教育機関の制度化...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 専修学校は、社会の変化に即応した実践的な職業教育により、地域産業を担い、実践的に活躍する専門職業人の養成を担ってきました。制度創設から約四十年が経過をし、また、御議論をいただいている専門職大学の制度化に向けた検討が進められる中、文部科学省では、昨年度、有...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 専門職大学に対する進学希望者のニーズを直接調査をしたものはありませんが、中央教育審議会における検討の際に、大学、専門学校、産業界等の関係団体に加えて、進学希望者のニーズを把握するため、PTAや高校の団体からもヒアリングを行っております。PTA関係団体から...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 地方を担う多様な人材を育成確保し、東京一極集中を是正するためには、地域の人材育成の拠点である地方大学の取組はもちろんのこと、地域の自治体、産業界、さらには国レベルでの政府や産業界の連携協力による取組が不可欠と認識をしております。  このため、まち・ひと...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、大学全体の進学率に関する認識でございますが、我が国の大学の学士課程への進学率は約四九%であり、OECD平均の五九%と比べますと低いという評価もできる一方で、専門学校等も含めた高等教育全体への進学率は八〇%でありまして、OECDの平均の六八%を上回っ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、高等教育の中においても、いわゆる学士を授与される四年制大学の進学率を考えたときに、先ほど答弁させていただきましたとおり、日本の進学率は決して高いとは言えない状況にあると認識をしております。  今後、産業構造、社会構造がよりグローバル化が進み、また...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど答弁をさせていただきましたとおり、高等教育機関の中にもそれぞれ使命や果たすべき機能というのは存在をし、短期大学における使命というのは、今もう既に御指摘をいただいたとおり、例えば、高い地元の入学率、就職率という、地域の社会、産業を支える人材を長くにわ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、大学の大都市圏集中が日本の過密を生み出している要因ではないか、専門職大学はというお問いでございますけれども、平成二十七年十二月に閣議決定をされましたまち・ひと・しごと創生総合戦略において、地域を担う専門職業人材育成の観点から、新たな高等教育機関の制...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
05月25日第193回国会 参議院 文教科学委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 斎藤先生の質問にお答えをさせていただきます。  御指摘のあった文書につきましては、十九日に、文部科学省が該当する文書の存在は確認できなかったとの調査結果を公表しております。  また、今先生の方から御指摘がありました一部週刊誌等の内容に関して、本日発売...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先生も御承知の上で質問されているんだと思いますが、委員会の運営に関して行政から意見を申し上げることは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(松野博一君) 今政府参考人からお話をさせていただきましたとおり、先ほどのお話をさせていただいた調査によりまして、その担当の局内における行政文書として存在をしていなかった、存在がないということでございます。
○国務大臣(松野博一君) 先般行いました調査は、お示しをいただきました当該文書に関しての存否に関して調査をしたものでございまして、その対象は、文科省にということでございますから、行政文書ということでございます。  しかし、通常、こういった個人メモ、備忘録等に関するものに関して調...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、官邸から直接、間接に私たち、私に対して、文科省に対して、国家戦略特区に関して何らかの指示があったということは事実はございません。  その上でお話をさせていただきますと、そもそも、国家戦略特区のこの段階における文科省の立場、立ち位置をお話をさせてい...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 教育が崇高な目的を有しているということに関しましては、先生と思いを共有をしているところであります。  地域、自治体がこの一連の経過の中で御判断をされたということは、これは、地方議会の決議、判断も経てされたものであると考えておりますので、私が論評すべきも...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、これは、国家戦略特区に関わるものであっても、大学の設立に関する一般的な相談というのはあり得べしだと思いますが、しかし、従来から、個々のこの種の相談に関しては、それがあった、なかった、内容、どういった内容かに関しても公表をしているものではございません...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今ほど答弁をさせていただきましたとおり、一般的に設置に関する相談は受け付けておりますが、その内容に関しては極めてその学校法人等の経営判断によるものでありますから、内容に関して公表することはしておりません。
○国務大臣(松野博一君) 基本的に、文書の出所や入手経緯を明らかにできない場合において、文書の存否や内容などの確認の調査は行っておりません。  前回、五月十九日に調査を行いましたのは、この内容が、意思形成に関わる大臣等の特定の政府高官のやり取りが指摘をされ、また、総理の意向や官...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 調整ができたかということに関しては、もちろん、国家戦略特区に関しては、それを所管する内閣府、需給を調整するのが農水省でございますから、その間で調整を進め、その結果、三省における合意があり、今回決定がされたという経緯でございます。
○国務大臣(松野博一君) これは、既に山本地方創生大臣の方からも御答弁をいただいていますとおり、その需給の問題に関して私どもからも調査を進めてほしいというお話はさせていただきました。それを受け、また農水省との調整があり、またパブリックコメント等の内容を経て、結果的に一校に限るとい...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、これは前提として、政策形成過程に関して、今まで、これはもう従来からも公表をすることは差し控えさせていただいておりますが、当然、農水省が参加をした一連の会議を経てこれは決定されたものでありますから、当然その中において農水省の判断があったということであ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) これはもう議事録でございますから、私が発言したとおり正確に記されていると思います。
○国務大臣(松野博一君) 繰り返しになって恐縮でございますが、この会議において私の発言はこのとおりでございます。
○国務大臣(松野博一君) これはもう複数出席をした会議での私の発言でございますので、私の発言はこのとおりでございます。
○国務大臣(松野博一君) 先生のお手元にある発言メモというのがどの種の文書であるか、どういった経過、出元のものであるか分かりませんが、いずれにせよ、事実としてその会議において私が発言したのはこのとおりでありますし、先ほど来申し上げていますとおり、これは別に密室で行われた会議ではな...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 繰り返しになりますが、先ほどのこの議事録として示されているものの発言は私の発言したとおりでございます。そして、この国家戦略特区を所管しておりますのは、先生御存じのとおり内閣府でございますから、内閣府において、全体の運びに関しては、是非これは内閣府にお尋ね...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 高木先生の御質問にお答えをいたします。  文科省が獣医師の質に関して担当しておりますのはその教育面からということかと思いますが、学校法人加計学園の獣医学部につきましては、平成二十九年三月に設置認可の申請があり、四月に文部科学大臣、私から大学設置・学校法...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 前川前次官の発言に関しましては、先ほども答弁させていただきましたけれども、既に辞職をされた方でございますので私からコメントをすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、先生の方からの、行政がゆがめられたのではないかということに関しては、文部科学大臣...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 獣医学部の設置認可手続につきましては、大学設置・学校法人審議会において、教育課程や教員組織、施設設備、財務状況などが学校教育法及び大学設置基準等の法令に適合しているかについて、学問的、専門的な審査が行われることとなります。仮定の話とはいえ、その設置認可、...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 文部科学省は、大学設置認可の観点から、大学設置・学校法人審議会における学問的、専門的な審査に係る事務を担うとともに、設置認可後においては認証評価による質の担保を図ることとしております。  一方、御指摘の国家戦略特区制度に関しては、国家戦略特別区域会議に...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 国家戦略特区と地域ニーズの関係全般につきましては内閣府の御担当されることと思いますが、医学部、獣医学部の新設について申し上げますと、これらはいずれも内閣府を中心に、需給を所管する省庁と連携し、諮問会議等において議論が進められ、その結果として制度改正に至っ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 松沢先生にお答えをいたします。  まず、通常、こういった行政における文書の存否を確認する場合は、これは行政文書をもって対象とするということであると理解をしております。  その上において、今回の調査において、これは個人として作成をしたことがあるか、共有...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 先ほど答弁したことの繰り返しで恐縮でございますけれども、前提としては行政文書に関しての存否を確認をさせていただきました。しかし、今回、特に総合的な判断の中でこれは個人としての作成、共有に関して、あるかということをヒアリングをさせていただいたわけであります...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 前川前次官の各種の報道に対するコメントに対しては、これはもう辞職をされた方の民間人としての発言でございますので、私が言及することは差し控えさせていただきたいというふうに考えております。
○国務大臣(松野博一君) まず、委員会の運営に関しては委員会でまた御判断をいただきたいというふうに思いますが、私の立場として、担当の職員も含めたヒアリングを既に行って、それを担当者の方からこの文書の作成や共有に関して確認ができないということでありますから、まずそれを私としてはしっ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、行政がゆがめられたかといえば、その行政判断に関しては私の責任において、先ほど来お話をさせていただいておりますが、明確に内閣府に関して、これは、今まで文部科学省が獣医大学について抑制してきたのは、これ需給面の話が、農水省からの話があって、その判断を前...全文を見る
05月26日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
議事録を見る
○松野国務大臣 新聞に報道があったものは読みました。週刊誌も、どの週刊誌かちょっと先生の御指摘がわかりませんが、一部報道にあったものは読みました。  きのうの会見については、私、ちょっと別の会議に出ておったものですから、きょう、新聞各社が文字で起こしたものを読ませていただきまし...全文を見る
○松野国務大臣 まず、前川氏の方の発言の中にあった文書についてでございますけれども、十九日に文部科学省が、該当する文書の存在は確認できなかったと、調査結果を公表しております。  また、個々の前川氏のコメントに関しましては、もう既に文部科学省を辞職された方でございますので、文部科...全文を見る
○松野国務大臣 事務次官は前川氏です。
○松野国務大臣 従来より、辞職された方、また、もとより民間であった方に関して、そのコメントに関して文部科学省の方から言及することはなかったかと思います。
○松野国務大臣 再就職等規制違反の場合は、再就職等監視委員会の方から違反事例として指摘を受けた、法令違反の内容で調査をしろという指示が監視委員会の方からあった案件でございますので、今回の事例とは種が異なるのであろうというふうに考えております。
○松野国務大臣 前川氏が指摘をしている、お話しをされている文書が、獣医学部設置にかかわる文書であり、仮に文部科学省内で作成されたものだとすれば、担当部局の職員に共有をされているはずです。調査の結果、担当部局の職員が文書を作成及び共有をしていないことが明らかになって、確認をされてい...全文を見る
○松野国務大臣 昨日の時点において、前川氏がその文書を提示して説明をされたということではなかったというふうに私はお聞きをしております。そして、その文書をなぜ持っているのかという質問に関しては、これは答えを保留したいという御発言もされたと聞いております。  その状況において、改め...全文を見る
○松野国務大臣 今先生の方からお話がある当該文書、民進党の調査チームの方から提示をされたものに関しては、今、既に担当部局共有ファイルの中を照らし合わせて、存在をしないということは調査をさせていただいております。  あわせて、作成の可能性があるというのは、これは担当の高等局の内に...全文を見る
○松野国務大臣 繰り返しで大変恐縮でございますけれども、昨日の時点で、御本人が文書を提示し、これが実物であるという中でお話をされたことではないと私も報告を受けておりますし、その文書はどうしてお持ちなんですかという質問に関しては、それに対する答えは留保させていただくという御答弁があ...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  先生の方から、嫌疑がかかっているという御指摘でありますが、私の認識としては、今、何らかの違法行為等について嫌疑がかかっているという認識はございません。  先ほど政府参考人の方から答弁をさせていただきましたけれども、その中において、本来の...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  国家戦略特区を活用した獣医学部の新設については、「日本再興戦略」改訂二〇一五を踏まえ、内閣府の国家戦略特区関係会議において議論をされました。  平成二十八年十一月には、諮問会議において、先端ライフサイエンス研究や感染症に係る水際対策など...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  内閣府の今治市分科会において、新設する大学、学部の目指す基本コンセプトとして、先端ライフサイエンス研究を行う国際教育拠点となることが示されています。また、同分科会において、有識者より、加計学園の構想について、アドバンス科目の配置、ライフサ...全文を見る
○松野国務大臣 伊東先生にお答えをいたします。  グローバル化が急速に進展をし、各国の大学がしのぎを削り合う中で、我が国の大学の教育研究の質を向上させ、国際競争力を高めることは極めて重要です。  このため、文部科学省では、平成二十六年度から、スーパーグローバル大学創成支援事業...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  獣医学関係学部・学科において、獣医学の教育研究の推進に加え、獣医師養成という社会的な役割を担っております。  獣医師は、牛、豚等の産業動物や犬、猫等の伴侶動物の診療業務、動物の輸出入検疫等の家畜防疫業務、食肉、食鳥の衛生検査といった公衆...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  文部科学省としては、担当部局の共有ファイルや共有電子フォルダの中に当該文書が存在するかどうか確認を行いました。同時に、国家戦略特区の獣医学部新設にかかわる担当部局の幹部と職員及び特区の窓口を対象にヒアリングを行い、当該文書を作成したかどう...全文を見る
○松野国務大臣 先生の方から御指摘をいただきました再就職に係る調査は、再就職等監視委員会の方から文科省の違法行為が指摘をされまして、監視委員会からの法定調査として調査班を立ち上げ、監視委員会の指揮にのっとって調査を進めたということでございまして、今回の案件とは事情が違うんだろうと...全文を見る
○松野国務大臣 昨日の前川前次官の記者会見は、直接は、私、見ておりませんが、その後、各紙によって文章に起こされたものを読みました。また、あわせて、前川前次官が新聞等のインタビューを受けているものに関しても読みました。  その中において、今、前川氏は一月に辞職をされた方であります...全文を見る
05月31日第193回国会 参議院 本会議 第28号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 田村議員から二つ質問がありました。  最初に、獣医学部の新設に係る文部科学省の見解の変更の理由についてお尋ねがありました。  構造改革特区は、当該地域の特性に応じた規制の特例措置を講じることにより、地域の活性化を図ることを目的とした仕組みであり、今治...全文を見る
06月02日第193回国会 衆議院 本会議 第31号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) 井出議員から一つ御質問がございました。  同意や相手を尊重することなど、男女間の心の部分について、性教育で一層取り組むよう通達を出すことを検討していただけないかとのお尋ねでございますが、性に関する適切な態度や行動の選択について理解するためには、学校にお...全文を見る
06月05日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
議事録を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  文部科学省では既に五月十九日に、民進党から示された文書及び五月十八日に朝日新聞で報じられた文書に関して調査を行い、当該文書の存在を確認できなかったというのは、委員の方から御指摘をいただいたとおりでございます。  基本的には、メールを含む...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  通常、今回の事例に限ったことではなく、明らかな違法行為等があるとか法定調査である場合を除いて、メール等に関して公表するということは、かねてよりないことでございます。  そして、今委員の方からお話があった事例、そのメール等に関しては、この...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  基本的に、メールを含む文書について、その出所や入手経緯が明らかにされていない場合において、その存否や内容などの確認の調査を行わないということは従来からのことでございます。  五月十九日に調査を行いましたのは、報道により、意思形成にかかわ...全文を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  今委員の方から御指摘があった文書に関して確認をした結果、まず確認できなかったということでございますし、その文書を離れて、その文書の内容に関しては既に各大臣から委員会において答弁されていることによって確認をされている事案であります。そういっ...全文を見る
06月05日第193回国会 参議院 決算委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  文部科学省としては、獣医師の需給の観点から、一貫して、内閣府に対し関係省庁と調整をいただきたい旨述べてきたところであります。それを踏まえて追加規制改革事項が取りまとめられたものと承知をしており、政策がゆがめられたとの事実はないと...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  文部科学省では、既に五月十九日に民進党から示された文書及び五月十八日に朝日新聞で報じられた文書に関して調査を行い、当該文書の存在は確認できなかったところであります。先生から御指摘をいただいたメール等の文書に関しましても、その出所...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  まず、先生の方から御指摘がありました放送における、文部科学省の職員として紹介をされたと。私、そのものを見ておりませんが、その報告によりますと、その方が、コメントされた方が文部科学省の職員であるのかどうかを特定できるような状況では...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  そのメール等の文書に関しては確認をされなかったということで、その内容に触れることはいたしませんが、国家戦略特区の案件でございましても、大学設置に関する御相談というのは、これは様々な場合に受け付けるということでございます。  た...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  先般、文部科学省におきまして県及び市の教育委員会から経緯等を聴取をして、改めて、いじめの重大事態であるという認識を持った上で調査の在り方を検討することを強く指導したところでございます。  法律の改正についてという御指摘でござい...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  まず、行政文書管理規則についてでございますが、文部科学省行政文書管理規則においては、行政文書の類型ごとに保存期間の設定や管理体制等を定めており、これに基づき各課長が文書管理者として所管の行政文書の保存期間の設定や管理を適切に行っ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) ただいまの文部科学省における再就職等規制違反について及び独立行政法人日本スポーツ振興センター等における不適正な会計処理についての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ、今後とも一層努力をしてまいる所存であります。
06月16日第193回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  平成二十九年度の文化芸術予算は千四十三億円であり、文化の祭典でもある二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、本法案の趣旨を十分に踏まえ、文化芸術の振興のための予算の充実に努力をしてまいりたいと考えております。
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  現時点において、文部科学省職員から情報が流出をしたと確認されていることはございません。確認されていないことについて仮定でお話をすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、いずれにいたしましても、仮に文部科学省職員から今般の...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 我が省の職員にかかわらず、公益通報者保護に関する法律の趣旨にのっとって、適正にそれぞれの職員の権利が保護されるというのは当然のことでございます。
06月16日第193回国会 参議院 予算委員会 第19号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えさせていただきます。  今先生から御指摘があったとおり、十四の文書に関しては、これは全く同じ形式のものではございませんが、同種の内容のものも含めて存在が確認をされたということでございまして、二つは存在が確認されなかったということでございます。
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  御指摘の「大臣ご指示事項」という文書でございますけれども、正直、もう八か月以上前のことでありますから、この文書の細部まで関して、私の発言を忠実に復元をしているのか、またどの程度全体の内容を要約をして書いてあるのかということはあり...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) ヒアリングによりますと、この該当で、作ったのではないかと言われている課長補佐に関しては、当時、多種多様の文書を作成をしておりますので、このもの自体を作ったという記憶が今あるわけではないけれども、ファイルから文書が出てきてということであれば、自分が作ったも...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 作成した日時ということでございますと、今回、その作成した日時に関しては、文書の存否を目的とした調査でございますので、確定をしておりません。
○国務大臣(松野博一君) ヒアリング等の中においても、この作成に関して、本人が現在の時点で明確に、これを自分がどうやって作ったというようなことに関して明確な記憶がないという状況でございますので、それによって作成の日時を確定するということは、大体の作成の時期、例えば九月から十月の初...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  ヒアリングによると、自分が作成をしたということであれば、これは内閣府の職員とのやり取りを書いたものであるから、内閣府の職員から今委員から御指摘があったような内容について発言があったものであろうと考えているということがヒアリングで...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 御指摘の文書に関して、当該担当、書いたことが想定される当該担当に確認をしたところ、これはもう職務としては、これは私が通常起こすべきものであるから私が書いたんだろうと、その中において、書いたということは、そのやり取りに関しては、当時、内閣府とのやり取りとい...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えいたします。  今回の当省の追加調査結果において内閣府から送信されたとされるメール等の文書が含まれていたことから、内閣府として当該文書について調査を行うことを判断されたと承知をしております。  内容に関しては、この作成自体が内閣府によるものと考...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) このときのやり取りというのは、この手書きが入った文書の方で……。
○国務大臣(松野博一君) まず、この手書きの部分に関しましては、これは内閣府で作られたものでございますので、別に、当省と何か事前にすり合わせがあってこの手書きの部分ができたということではないと承知をしております。  このメールに関してでは、先ほどの答弁の繰り返しになりますけれど...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 具体的に、いつこれが私に説明があったかは、今突然の御質問なので記憶しておりませんが、その資料を見たのが、私、今回の調査の中で初めて私見たものでございますし、今先生の方から御指摘があった副長官の指示があり等々の説明を受けたことはございません。
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  御指摘の文書に示されているスケジュールが平成二十八年十月からでありますから、同年九月から十月の初旬に作成されたものと考えております。
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  文部科学省としては、国家戦略特区における獣医学部新設につきまして、そのプロセスにおいて検討が進んでいる区域がその当時、今治市のみと承知をしておりました。そのため、今治市に関して一定のシミュレーションを行ったものでございます。
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  先ほど申し上げましたとおり、このスケジュールを作成時におきまして、文部科学省として、検討が進んでいる区域というのが今治市であるという認識を持っておりましたので、今治市に関するものが上がっているということでございます。京都産業大学...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  まず、この国家戦略特区の進め方に関しましては、政府全体としてスピード感を持って進めるようと、これは統一的な見解としてございました。その中にあって、スピード感を持ってということであって、最速のシミュレーションをいたしますと、その最...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えいたします。  先ほどの答弁と重なりますけれども、このスケジュールをシミュレーションとして作った時点において京都産業大学を対応と、認識しておりませんでしたので、具体的な検討課題として上がってきていなかったものですから、まず今治についてシミュレーシ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 国家戦略特区においてスピード感を持って進めるということになれば、その当時、最速の可能性があるのが平成三十年四月だったということでございますので、当然、行政としては、可能性があるものに関してシミュレーションを作って対応しているということでございます。
○国務大臣(松野博一君) 今回、十九の文書に関して、前提として追加調査をさせていただきました。その中には、行政文書であるもの、また個人のメモ、備忘録に当たるもの、連絡手段としてのメール、様々なものが入っております。そして、行政文書に関しても、これは情報公開法の精神によって、行政文...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  現在までの調査等々によりまして、この文科省にある同種同内容の文書がどういった経緯で今外部にあるかということに関しては確認をされておりません。  文部科学省の職員がこの文書について外に持ち出したというような事実関係が確認をされて...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  制度論として、最終的な大学の設置申請を受け付けるかどうかに関しては文部科学省の所管でございます。しかし、原則、大学の設置審査というのは、一定の基準を満たした法人、団体は原則自由というのが今までの判断基準でありますが、医師、歯科医...全文を見る
07月10日第193回国会 衆議院 文部科学委員会内閣委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○松野国務大臣 大学の定員抑制でございます。例えば、獣医養成等に関しましては、これは先ほど来御議論があられたとおり、国家試験による抑制でありますとか市場による抑制等の考え方もあるかと思いますが、教育行政を担当する文部科学省の立場からすれば、獣医学部は六年間の教育が必要でございます...全文を見る
○松野国務大臣 まず、先ほどの再就職違反の件につきましては、これはもう文科省として猛省をして、二度とそういうことがないような形をつくるべく、今、省内で努力をしているところでございます。  文科省の告示についてのお尋ねでございますが、文科省の立場としては、大学の設置は、一定の基準...全文を見る
○松野国務大臣 今回の国家戦略特区に係るプロセスで文部科学省が一貫して主張しておりましたのは、先ほど申し上げたとおり、獣医師の需要に関して所轄庁である農水省の方から御判断をいただいた上でなければ、これは進めることができないというのが文科省の一貫した姿勢でございました。  プロセ...全文を見る
○松野国務大臣 獣医学部の新設につきましては、獣医師の需給の観点から、昭和五十九年度以降、抑制をしてきたところであります。
07月10日第193回国会 参議院 文教科学委員会、内閣委員会連合審査会 閉会後第1号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  事実関係といたしましては、この文書は追加調査においても確認ができなかったということでございますが、個々書かれている内容に関して確認ができなかったということでございますので、これはもう御当人間の話ということではないかと思います。
○国務大臣(松野博一君) 追加調査におきまして、対象とした行政ファイルを拡大をして調査をいたしましたけれども、その中に存在をしていなかったということでございます。
○国務大臣(松野博一君) 追加調査において十分に信頼性のある調査が行われたと考えておりますし、あわせて、対象者を広げたヒアリングも行っておりますので、その結果として、その十月七日に関する文書が存在しなかったということを認識をしております。
○国務大臣(松野博一君) 前回の追加調査において十分に合理的な範囲における調査がなされたと考えております。
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  当時の私の認識に関しましては、国家戦略特区に関わったことが今回の事例が初めてだったものですから、国家戦略特区の立て付けとして、まず、文科省の中にあります大学の設置審がございます。この設置審が通らないと大学というのはもう当然のこと...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  それは、期日が示されていたということが前提ではございません。ただ、国家戦略特区の立て付けとして、国家戦略特区の立て付けとして決定時において期限を書き込むということが過去の事例においてもあるということでございましたから、それが先ほ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 国家戦略特区についての先例としては、医師養成大学における先例がございました。その事例として国家戦略特区の中に事前の設置期限というのを書き込んであるという説明がございましたので、それをもって質問をしたというふうな記憶がございます。
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  追加調査をした結果、具体的に民進党等から提示をされた十九の文書のうち十四の文書について同内容の文書の存在が確認できるなどの調査結果が得られたところでございます。  同時に、ヒアリングも対象を広げてさせていただきました。今回のこ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  十月二十一日のこの文書に関しては存在を確認をしております。ただ、その内容に関して製作者にもヒアリングをさせていただきましたが、製作者の方が直接この聞き取りに参加をしたわけではないということでございます。  あわせて、高等局長等...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  そうした報道があることは承知をしておりますけれども、学校法人英数学館は広島県知事の所管でありまして、文部科学省として事実関係は承知をしてございません。
○国務大臣(松野博一君) まず、政治活動、また政治資金規正法に関する所管は総務省でございまして、文部科学省の立場でその非違に関して述べることは控えさせていただきたいと思いますが……
○国務大臣(松野博一君) 教育基本法に関してお話をさせていただきますと、これはもう先生御承知のとおり、学校法人が政治活動を禁止されているということはございません。ただ、学校そのものが政治活動をすることはもちろん禁止をされているわけでありますけれども、今御指摘の案件が、一体どういっ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  政府参考人からお答えをさせていただきましたが、学校法人の英数学館と今回獣医学部の設置申請をしている学校法人加計学園は、これは別の学校法人でございますので、まずもって直接的にこれが影響を与えるかどうかということは一概には言えないと...全文を見る
07月24日第193回国会 衆議院 予算委員会 第21号
議事録を見る
○松野国務大臣 お答えをいたします。  御指摘の点に関しまして、総理、官邸から私に指示があったことはございません。
○松野国務大臣 お答えをいたします。  まず、予算委員会の場でも繰り返し答弁をさせていただいておりますが、国家戦略特区の案件であっても、大学設置の事前審査相談は受け付けておりますし、要望があれば、それに対して文科省として対応させていただいております。  まず、その文書に関して...全文を見る
○松野国務大臣 委員長から指名をいただきましたので答弁をさせていただきますけれども、繰り返し答弁させていただいていますとおり、国家戦略特区においても、大学設置の事前審査相談は受け付けております。  しかし、その中において、当然、前提であることが国家戦略特区がクリアできることでご...全文を見る
07月25日第193回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  文部科学省は、民進党等から提示をされました文書について調査を行いました。当該文書の存在は確認をできなかったという調査結果を五月に発表をいたしました。その時点においては、この調査方法に関して一定の合理的な調査であったと考えておりま...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  事実関係から申しますと、現在大学の設置審において審議をされているところでございまして、その結論は八月の下旬をめどになされるものでありますから、そこにおいて設置が、認められる、認められない、保留等々の判断が審議会の方からなされます...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  御指摘の文書につきましては、平成二十八年九月から十月の初旬頃に、国家戦略特区に係る内閣府とのやり取りを踏まえ、シミュレーションを行うために文部科学省の担当官が作成したものでございます。
○国務大臣(松野博一君) 文部科学省の作成でございますので、私の方から答弁をさせていただきたいと思います。  当該文書は、先ほど申し上げましたとおり、平成二十八年の九月から十月の初旬に作成されたものと思われますけれども、文部科学省に対して、当時、特段、京都産業大学の構想について...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  原則として、大学・学部等の設置認可に係る申請は自由となっておりますが、医師、歯科医師、獣医師及び船舶職員については、人材需給に関する政策的要請を踏まえた計画的な人材養成が必要であるとともに、養成には相当の時間を要し多額の公費の投...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  私は、平成二十八年九月六日に加計理事長と当時の理事であった豊田さんにお会いをしております。(発言する者あり)あっ、獣医学部について。これは御挨拶でいらっしゃいまして、私には獣医学部のお話はございませんでした。
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  この文書といいましても、この文書で十一月八日に文部科学省から加計の方に出したわけではございません。十一月八日は電話、口頭によって伝えたわけでありますけれども、それに当たっての取りまとめとしてのメモがその文書の性格でございます。 ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 今回公表した文書及びメールは、あくまで大学からの学部等の設置に関わる事前相談であるということは答弁させていただいたとおりでございまして、加計からこの時期に国家戦略特区を活用した設置についての問合せがあったところであります。  担当者にヒアリングをいたし...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  先ほどの答弁で申し上げたとおりでございますが、この意図は、追加事項、改革事項が決定をして設置認可申請を受け入れることになったとしても、当然のことながら大学の設置審というプロセスがありますから、それに向けてしっかりと取り組んでほし...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  獣医学部の新設また定員増につきましては、獣医療行政を所管する農林水産省の需給に関する見解を踏まえまして昭和五十九年以降抑制をしてきたところでございます。文部科学省としては獣医師の需給の観点から抑制を行ってきたところでありますけれ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  学校教育法の第四条は、大学や学部の設置等につきまして文部科学大臣の認可を受けなければならないとしております。この規定により与えられた権限に基づき、文部科学大臣は、大学として必要な要件を満たしているか、国全体の大学の配置等の妥当な...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  先ほどお答えをしましたとおり、文部科学省告示第四十五号は、学校教育法第四条により文部科学大臣の権限とされた大学の設置認可について、文部科学大臣に与えられた認可の権限を適切に行使するための認可の基準を定めたものであり、国民の権利を...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  大学の設置については、学校教育の公共性に鑑み、学校教育法第四条において文部科学大臣の認可を要することと規定をされております。大学として必要な要件を満たしているかや、国全体の大学の配置等の妥当な状態を確保できるのか等の観点から、大...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  今回の国家戦略特区における議論で特に文部科学省が一貫して主張しておりました、全体の需給に関する事案が明確にならなければならないということをずっと主張してきたわけでありますけれども、これは実際の獣医師の需給関係を掌握しております農...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  一校に限るという文言につきましては、今、山本大臣から御説明があったとおりでございます。それに文科省として同意をしたということでございますが、いずれにしろ、今後新たに獣医師を養成する機関に関してのことが国家戦略特区において追加の規...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) 獣医師の養成機関に関しては、現状のところ、国家戦略特区の枠の内において、そして閣議決定した四条件を基に考えられるものだと思いますので、それに従って進められると承知をしております。
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  国家戦略特区が前提であっても大学設置の事前相談に乗ってきたことは、これは過去の事例でもあることでございます。  あわせまして、十月十七日と御指摘があったかと思いますが、そのヒアリングに関して文部科学省呼ばれていないんですね。そ...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  先ほど答弁をさせていただきましたとおり、十月十七日のヒアリングに文部科学省参加をしておりません。そして、ヒアリング内容があったことについては後日ホームページで確認をさせていただいた状況でございますが、この問題に関して先生からの詳...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) まず、私の方から事実関係についてお答えをさせていただきます。  教育基本法の第十四条第二項は、学校の政治的中立を定め、この学校とは学校教育法第一条に定める学校、いわゆる一条校を意味をしております。このため、学校法人や各種学校、その役職員について政治的活...全文を見る
○国務大臣(松野博一君) お答えをいたします。  先ほど答弁をさせていただきましたとおり、先生から御指摘があったとおり、並木学院高等学校は一条校でございます。  それを受けて、所轄庁である広島県が現地調査を含め調査をしたところ、広島県の判断におきまして、生徒に影響を与えるよう...全文を見る