松原仁
まつばらじん
小選挙区(東京都第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月27日 | 第151回国会 衆議院 総務委員会 第4号 議事録を見る | ○松原委員 民主党・無所属クラブの松原仁であります。 今から、大臣、副大臣、政務官、また参考人の皆様に御質問いたしたいと思っております。 今、地方分権の時代というふうに従来から言われております。まさに、地方分権を通して私たちはしっかりとした民主主義を日本に定着させ、また、...全文を見る |
○松原委員 アメリカでは、大変な不況の時期にルーズベルトさんがニューディール政策というのをやったわけでありまして、公共事業によって景気は浮揚したわけであります。 今大臣は、やむなし、こういうふうにおっしゃったわけでありますが、現在の景気はなお混沌としているわけでありまして、百...全文を見る | ||
○松原委員 余りここでこだわってはいかぬのかもしれませんが、そうすると、百九十兆のこれだけの借入金が増大した、しかし、それに見合うだけの経済効果はあった、こういう御認識でいらっしゃいますか。 | ||
○松原委員 私は、公共事業によって景気回復を目指すというのは、先ほどニューディールということを申し上げましたが、それは意味があると思うんですよ。ただ、今日の十年間の経過を見て、大臣、例えば一昨年ですか、サラリーマンの死者の数というか、リストラされた人の死者、それによって実際平均年...全文を見る | ||
○松原委員 どちらにしても、借入金が百九十兆になった。私は、従来の、今まで十年間行ってきた景気かさ上げするためのさまざまな公共事業については、本当にそれが効果があったのかどうかという反省なくしてこの百九十兆をさらにふやすようなことがあってはならないだろう。今のように百九十兆、これ...全文を見る | ||
○松原委員 今回の質問に先立って、役所の方にも、そういったことも含めながら、さまざまな補てんの措置とか、こういうペーパーをいただいたわけでありまして、本当にどうやってない中でお金を回していくかということで苦慮なさっておられるなということを強く感じたわけであります。 しかし、私...全文を見る | ||
○松原委員 それはだれの責任かというのはなかなか言えないわけで、言えないというか、大臣のお口からは言えないんだろうと思っております。我々は、この責任というのは、やはり長いこと政権を担当していた皆さんの責任だろうという認識を持ってずっと訴え続けているわけであります。 ただ、今、...全文を見る | ||
○松原委員 ちょっとその中で、今百八十八とか百九十、こういう状況でありますが、それはなかなか数字は言えないだろうし、言っても困るわけでありますが、どれぐらいまで借金は許容できるという認識なんですか。 | ||
○松原委員 それで、例えば、将来もっとふえて、そのときもこんなものだというふうな話だと、何だということになるわけでして、切りがいいからこれは二百を限度にしてそれ以上は一歩もふやしませんとか、それはなかなか言えないと思うけれども、僕はそこは計数的な感性を入れてやっていかなきゃいかぬ...全文を見る | ||
○松原委員 この基準財政需要額の算定というのは、一般から見ると非常に複雑でございまして、なかなかわからない。それなりの根拠を持ってやっているわけでありますが、ただ、現実にこれが、人件費等が特にありますが、前年度に比べて減少したという実績があるのか。つまり、上に向かっての硬直性があ...全文を見る | ||
○松原委員 今お話があったわけでありますが、やはり民間の方にしてみると、我々は血を流す、血を流して税金を納める、税金を納められた側は血を流しているのか。さっき、地方は親方日の丸的に借金百九十兆、こういうふうな話もあったわけでありますが、血を流しているのか、これが大きな怒りになって...全文を見る | ||
○松原委員 そういうふうな御答弁でありますが、これはできるだろうというふうに私は思っているのです。できるできないはやってみなければわからない、こういう議論かもしれないけれども、私は、これをそこまで、懐を開いてやることが本当の意味でのわかりやすい地方分権のあり方につながるのではない...全文を見る | ||
○松原委員 このナショナルミニマムにしても、それを実行するためには金がかかる、金はだれかが払う、こういう話になるわけであります。 そういった意味では、ナショナルミニマムについて、どこまでみんなでやるのだという、それは国が決めるのではなくて、最初は、それはあす生きるかどうか、飯...全文を見る | ||
○松原委員 国会で決めるわけですから、国会における、与党がどこがやっているか、こういう議論にもなってくるのかな、我々も一層頑張らなければいけないと思うわけであります。 そのナショナルミニマムの一環として、それぞれが健康な生活を、文化的な生活を送ろう、こういう中で、昨今、大変に...全文を見る | ||
○松原委員 その中で、三宅村というのは、噴火等によって、聞くところによると三千年に一回の噴火とかいろいろなことが言われているわけでありますが、昨年の国勢調査の結果、全島避難中人口ゼロ、交付税算定に際して特別の措置をすべきであると私も昨年の十月五日の災害対策特別委員会で質問をしたわ...全文を見る | ||
○松原委員 次に、先ほどお話がありましたが、百九十兆の借金とかさまざまな議論がある中で、これは大臣が武正議員の質問に対して答えたのだと思うのですが、これをクリアするには、さまざまな要素を取り入れながら総合的な戦略をとっていかなければいけないというのは事実そのとおりだと私は思ってお...全文を見る | ||
○松原委員 先ほど私が比喩で申し上げました議論でいうならば、統合補助金である程度の自由性を与えることによって、人の金を自分のために使うことになる。その自由度がないと、自分の場所の公共事業やいろいろなさまざまな事業をやるにしても、人の金を人のために使うような認識になるわけであります...全文を見る | ||
○松原委員 そういう中で地方の自立、地域、地方自治体の自立を財政的な部分からもきっちりと担保していくことが必要であるということが、先ほどまでの議論で、大臣からの答弁でもあったわけでありますが、地方の税財源の充実確保を図るために、国と地方との税源配分を変える、もしくは課税自主権とし...全文を見る | ||
○松原委員 ぜひそれは、大臣がそういう御発言があった以上、その具体的な検討も行っていただきたいと強く要望するものであります。 また、地方の独自財源として注目される法定外普通税、昨年設けられた法定外目的税、現在設けられているもの、検討中のもの、これは地方も期待はしているわけであ...全文を見る | ||
○松原委員 ちょっと質問をはしょりまして、いわゆる市町村合併についてお伺いをいたしたいと思っております。 最終的に大臣が、先ほどの答弁で総合的に、景気の回復に対して祈るような期待を込めての見通しを話したわけであります。私は、やはりこの百九十兆とか二百兆とか、しかもその返済にど...全文を見る | ||
○松原委員 大臣の答弁としては、与党三党の協議だから尊重する、それは当然、政治家ですから尊重するわけでありますが、今のお話では、燃えるような情熱を込めて千だ、きょうお集まりの委員の皆さんも、これは千だと燃えるような情熱を込めて走っていこうというふうにはならないわけでありまして、も...全文を見る | ||
○松原委員 私はこういう答えを大臣に期待したわけでありまして、要するに、市町村合併を促進すべき理由として、一定規模の人口がいなければ、地方の自主財源というのは確立しない。だから、千でいいのかという議論もあるわけですよ。例えば、さっきの武正議員の質問にも、人口三十万規模ぐらいからじ...全文を見る | ||
○松原委員 時間ですから、最後に言いっ放しで終わりますが、この後、山井議員も介護の問題から恐らく市町村合併の議論をすると思うのです。介護では、例えば六つぐらいの地方自治体が一緒になって広域連合を組まないとできないとか、予算規模や財政自主権の議論ではなく、現実的なサービスの功利性と...全文を見る | ||
03月01日 | 第151回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号 議事録を見る | ○松原分科員 私は、民主党・無所属クラブの松原仁であります。 私の選挙区は品川区、大田区という場所でございまして、従来から町工場が、京浜工業地帯と言われる中で大変にうごめいていたところであります。そういった地域でずっと東京都議会議員から積み重ねてきたその立場から、きょうは、特...全文を見る |
○松原分科員 平沼大臣の御認識が一致したというのは大変に力強く思っているわけでありまして、ぜひとも、そういう認識の中で、中小企業の、特に製造業というのはすべて大事ですけれども、格別にこの母工場機能を持つ部分というのは大事だということで、その維持をしていただきたいと思っております。...全文を見る | ||
○松原分科員 そういった形で、ぜひこういった集積の束を大事にしていただきたい。やはり商店街の議論も同じになるわけですが、結局、そこで優秀なプレス屋さんがなくなるだけでほかのメッキ屋さんも成り立たなくなるような全体の構図があるわけですので、ぜひお願いしたいと思うのです。 ちょっ...全文を見る | ||
○松原分科員 集積法は非常に結構でありますが、分析はもうちょっと現地を見ながらしていただいた方がいいのではないかと思うんです。 いろいろな理由があると思うんです。それは、従来の工場三法は、やはりどっちかというと、集積に対してプラスではなく作用したという認識を地域の人は持ってお...全文を見る | ||
○松原分科員 努力を評価しながら、道なお遠しという感があるわけでありまして、農業まではいかないまでも、その半分ぐらいまで、半分くらいというのはおかしな言い方だな。とにかく、もっと充実してこのことについては扱っていただきたいというふうに思っております。 時間もあと限られてまいり...全文を見る | ||
○松原分科員 そのことも大いに絡むわけでありますが、今中小製造業を含むこういった中は、貸し渋りから貸しはがしという状況、大変に厳しい状況になっているわけであります。今、倒産が大変ふえていて、その原因として貸し渋り、貸しはがしがある現状、この貸し渋り、貸しはがしという言葉もみんな使...全文を見る | ||
○松原分科員 結局、なぜ貸し渋り、貸しはがしが起こるかという議論になるわけでありますが、それは担保の問題であります。中小企業が資金調達が今できないというのは、担保がないわけでありまして、担保がないから貸し渋りをするし、担保の価値が下がるから貸しはがしをするわけであります。 も...全文を見る | ||
○松原分科員 実は私は、ある金融機関に都議会議員時代に聞いたことがあるんですが、結局、どうしてできないんだと。もう既にバブルが崩壊して、土地が下落を始めたころであります。 理由は簡単でして、金融機関としても、大学を出た人間にいきなり、お金を貸す場合に土地担保だったら楽だという...全文を見る | ||
○松原分科員 以上で終わります。 | ||
03月02日 | 第151回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号 議事録を見る | ○松原分科員 私は、民主党・無所属クラブの松原仁であります。ただいまから、扇大臣及び副大臣、政務官、また政府参考人の皆様に御質問いたしたいと思っております。 今、日本は大変な不景気の中にあるわけであります。大変な不景気が訪れた、どうしてこの不況というのですか不景気がやってきた...全文を見る |
○松原分科員 今お話があったように、これは高いという認識は、具体的な数値を知らない一般の国民のレベルでも十分に知っているわけであります。できることならば、国際競争力を東京圏が持つために、もしくは大阪圏が持つためには、こういった部分は人為的な手法を使っても、私は値段を下げて、国際競...全文を見る | ||
○松原分科員 そういった意味では、そういった新しいアクセスの手法もぜひ考えていただきたいと思っておりますが、実際、都心からの距離は東京—成田は約八十キロあるわけでありまして、これは世界の、恐らく国際金融都市を目指せるような大都市の中では最も遠い距離ではないかと思っておりまして、そ...全文を見る | ||
○松原分科員 今の泉副大臣の御答弁でそのとおりであるわけでありますが、大事なことは、さっき言ったように、国際競争力を持つ都市をつくるためには、アクセスにかかわる費用もある意味で国策として下げなければいけない面もあると思うのです。高いと外国の方が、外の人、物、金が集まらなくなるとい...全文を見る | ||
○松原分科員 今の答弁で、首都圏第三空港というものがいかなる形であろうと、第三空港という名称を使うかどうかは別にしても、事実上第三空港ですな、そういったものが必要であるという一つの認識は、これはまた一つの常識になっているだろうと思っているわけであります。 ここで扇大臣にお伺い...全文を見る | ||
○松原分科員 扇大臣の御発言は大変に前向きでありまして、もう本当に、前向きに検討するということは極めて重要だと思っております。 私は、冒頭申し上げましたように、今の日本の景気の問題にしてもこれからの日本の繁栄にしても、日本というのは天然資源があるわけではないわけでありまして、...全文を見る | ||
○松原分科員 大分時間がなくて急いでいるわけですが、本当は、それがなぜ二百が七十七かというものも、今の御説明ではなく、やはり大所高所から語った説明、そして地域が納得する説明をぜひとも承りたいと思っているわけであります。 時間がありませんので、本当は羽田の跡地の問題をさらに突っ...全文を見る | ||
○松原分科員 最後に一問お願いをしたいと思っております。 今の部分に関しては、TSLができた段階で十五時間、二十五時間よりは短いですが、ぜひ大臣も、本当は今、船で一回行かれたらというふうに言おうかと思ったんですが、できてからで結構でございますので、私も同行しても構いませんが、...全文を見る | ||
○松原分科員 どうもありがとうございました。 以上で終わります。 | ||
03月16日 | 第151回国会 衆議院 総務委員会 第8号 議事録を見る | ○松原委員 民主党の松原仁であります。幾つかの質問を海老沢会長、時間がなくならなければ、ぜひまた大臣にもお伺いしたいと思っております。 一つは、NHKの使命という問題があると思うんです。 きょうも朝からの議論で、NHKが放送文化をつくる、こういう議論がありました。私は、こ...全文を見る |
○松原委員 やり過ぎるぐらいやっておられるということですから、さらにもっとやり過ぎるぐらいやっていただきたいと思うわけであります。 実際、私が地域のいろいろな人たちと接すると、デジタル化されるということを知らない人も多いのです。するのだよということを知っている人も、では、それ...全文を見る | ||
○松原委員 これだけ会長の御決意を聞いたわけですから十分でありますが、私は、日本におけるデジタルデバイド、さまざまな部分があるけれども、今言った技術、そういったものについて先ほども質問がありました。テレビの、これも難しくなってきたとか、いろいろとあります。そういう中で、やはりこの...全文を見る | ||
○松原委員 今、既に会長の御発言の中にちょっとあったわけでありますが、この中で、鉄塔というのですか、送信設備でNHKが三千五百億、民放は五千六百億、一つの推量の数字かもしれませんがございます。合わせて一兆円ということでありますが、これは、官民共用というよりは、N民共用というのです...全文を見る | ||
○松原委員 今の御決意ですから、恐らく大変な削減ができるんだろう、血を流すそういう姿勢がやはりまた公共放送の一つの姿になるのかな、こんなふうに認識をしております。 先ほどの質問の続きになりますが、ゆえに、デジタル放送文化という言葉が言われておりますが、このデジタル放送、文化で...全文を見る | ||
○松原委員 最後に大臣にお伺いして終わりますが、地上デジタル放送懇談会の報告書によれば、十年間で約二百十二兆の経済波及効果がある、そして七百十一万人の雇用創出効果を生むとされております、根拠はまた別の機会に聞くといたしまして。 仮にそうなる場合には、私が先ほど会長に申し上げた...全文を見る | ||
○松原委員 終わります。 | ||
04月10日 | 第151回国会 衆議院 総務委員会 第12号 議事録を見る | ○松原委員 民主党・無所属クラブの松原仁であります。 今、生方委員からの質問もありました、また、先ほど自民党の平井さんからも話がありましたが、今回のさまざまなデジタル化というのは、まさに国策で行う、ある意味ではこの十年、二十年の日本国内における最大の国策の事業ではないかなとい...全文を見る |
○松原委員 これから質問を始めてまいりたいと思いますが、地上放送デジタル化の意義ということであります。 昨年十二月にBSデジタル放送が開始されていますが、BSデジタル放送については、放送の高度化に先駆的な役割を担うメディアとしてさまざまなメリットが言われているわけであります。...全文を見る | ||
○松原委員 今そういったお答えがあったわけであります。 続きまして、BSデジタル放送対応の機種で地上デジタル放送は、多くの国民の方の思いもあるのであえて聞かせていただきますが、基本的には見られるのか。見られないとした場合に、アダプター等をつけるということでありますが、これがど...全文を見る | ||
○松原委員 BSデジタル放送が始まったばかりでありますが、なぜそれだけ多額の費用をかけて地上放送をデジタル化するのか、政府としての意義、また国民のメリットは一体何なのかということでありまして、かつて白黒テレビからカラーテレビにかわったときというのは極めて明快な変化というものがわか...全文を見る | ||
○松原委員 まさに国全体の産業構造としての、周波数帯があくであるとか、もしくは国際化社会においてデジタル化がおくれるということは二十一世紀のIT社会に乗りおくれるとか、そういった部分におけるメリットというのは私も非常に痛切に感じるわけなんであります、後の質問でもそれは指摘したいと...全文を見る | ||
○松原委員 そういう議論になってくると、さきの問いで私が申し上げたように、デジタル化が日本より先行しているところにおいて実際どれぐらい波及効果があったのかということを聞きたくなるわけでありますが、質問にのせておりませんので、あえてきょうは質問いたしません。答弁できますか。できない...全文を見る | ||
○松原委員 今、副大臣の御答弁がございましたが、まさに高齢者、低所得者層等の、そういった本当に対応に戸惑う部分が極めて明らかになった場合においては、二〇一〇年、一一年のアナログ放送の打ち切りの期限は守るというふうな観点から、逆にそういった部分での配慮をする可能性がある、こういうふ...全文を見る | ||
○松原委員 そういう中で、デジタル放送が普及しますと、一億台と言われるアナログの受信機、テレビでありますが、これが不要になるわけであります。説明の中では、八年から十年がテレビの買いかえサイクルであるということで、自然の中でこういった買いかえが行われるだろうというふうな議論がありま...全文を見る | ||
○松原委員 副大臣のおっしゃるのはよくわかるのです。ただ、私は、それはそうなるだろうという読みもあるし、そうならないだろうという読みもあるという場合に、そうなったらそれはそれで一番いいわけでありますが、ならなかったときにどうするかというのは、一応、国策でやるわけですから、これだけ...全文を見る | ||
○松原委員 そういった家電リサイクル法もできているわけでありますが、実際は処分場の問題とかさまざまあるわけでありますから、簡単にそれだけのお金をとってやればいけるというふうな議論にはならないと思うわけであります。 したがいまして、私は、先ほど大臣の話にもありましたように、これ...全文を見る | ||
○松原委員 先ほど生方委員の質問にもありましたが、そういう中で、携帯電話端末の電波利用料が五百四十円、放送局の電波利用料は二万三千八百円というふうなこともあって、どうも値段がちょっとちぐはぐなのではないかというふうな議論があるわけであります。 もっと簡単に言えば、携帯電話事業...全文を見る | ||
○松原委員 先ほどの生方さんの話も、ここの部分が大分大臣との間でも議論、やりとりがあったわけでありまして、電波利用料についての考え方になってくるのですね。 今、小坂副大臣の話は、監理料だということでありまして、例えて言えば、電波の周波数帯そのものの使用価値というんですか、これ...全文を見る | ||
○松原委員 電波というのは恐らく二十一世紀に残された最後の数少ないフロンティアの一つだろうというふうに思っておりまして、そういった意味では、やはり日本人に残された最後の資産として、どういうふうにこれを有効に活用するかという問題は極めて大きな命題だと思っております。今回、例えば地上...全文を見る | ||
○松原委員 この入札制度というのはまだまだこれからのあり方だろうと思っておりますが、欧米における入札制度において、いい点もあっただろうし、悪い点もあっただろうというふうに思っております。さまざまな課題も残されているというふうに私も聞いているわけであります。 そういう中で、我が...全文を見る | ||
○松原委員 確かに、電波というのは極めて公共性が高いものでありますから、それこそ、その電波をお金を持っているところが買い占めて、何か偏向した放送を朝から晩まで流し続けるというふうなことは、これは一番危惧しなければいけないことだろうというふうに思っております。 したがって、入札...全文を見る | ||
○松原委員 そういう中で、可能性の問題でありますが、地上ローカル放送事業者がデジタル化の投資負担にたえられなくなる場合、業界の方から、系列内における資本関係の強化に対するニーズが高まってくる、可能性ですが、あるのではないか。法制度でマスメディア集中排除原則というものを見直すことも...全文を見る | ||
○松原委員 そういうふうなさまざまな多くの事柄がデジタル化の中で起こってくるわけでありますから、ぜひ、一方においては、自由な放送というものは、そういう中で逆に担保されていかなければいけないのかなというふうにも思っております。 デジタル放送の送信設備の整備に当たっては、コスト削...全文を見る | ||
○松原委員 そういう中で、本当に二十一世紀というのは、新しいIT社会、情報革命の社会がやってくるだろうというふうに言われているわけであります。インターネット網も整備をされる、光ファイバーもできればこっちもできるということで、さまざまなものがどんどんと生まれていくわけであります。 ...全文を見る | ||
○松原委員 最後に、今総務省の大きな課題は、地方分権というのがずっと課題としてあるわけでありまして、そういう二十一世紀の新しい地方のあり方というのは、例えば、特定郵便局を一つの地方のキーステーションにして、そこを一つの分権のよりどころにしようなんという議論もあるわけでありますが、...全文を見る | ||
○松原委員 終わります。ありがとうございました。 | ||
05月29日 | 第151回国会 衆議院 総務委員会 第16号 議事録を見る | ○松原委員 いよいよ二十一世紀を迎えて、新しい情報通信時代が訪れるわけであります。この情報通信時代というのは、人類にとって長い間夢に見てきたような、さまざまな新しいライフスタイルが実現する。今、私たちの日本では大変な不況の波が覆っているわけでありますが、この不景気の波を公共事業や...全文を見る |
○松原委員 そうした中で、今、大臣からお話もありましたが、今回の非対称規制の整備は、五年以内に世界最高水準のインターネット整備をしようという我が国の方針、e—Japan重点計画を達成していく上でどのように具体的に貢献するか、もう一回確認をいたします。 | ||
○松原委員 そういった意味では大変に前進する内容かなという部分で、評価する部分もあるわけであります。 そして、今回の非対称規制の整備により、消費者にどのような利益がもたらされるか。これは、消費者がどれだけのメリットを享受できるかということが、やはり一番この社会で重要なポイント...全文を見る | ||
○松原委員 それから、第二種指定電気通信設備の指定というのがありますが、その基準である移動体通信事業者の電気通信設備のシェアについて、総務省令で定める割合はどの程度のものか。諸外国では、アメリカ、ドイツではこういった規制が明確な数字になっているかどうかまだ確認しておりませんが、二...全文を見る | ||
○松原委員 エリアは、例えばブロック別に東北地方とか関東地方とか、そういうエリアで行政的に考えてパーセンテージを見る、こういうことですか。 | ||
○松原委員 サービスエリアという問題があるわけですが、それは固定的にエリアが区切られているわけじゃなくて、時代とともに、新しい町ができるとか、そこを線路が走るとか、道路が走るとかで大分状況が変わってくるわけですよ。そうすると、例えばここだと二七%だけれども、このエリアで見ると二四...全文を見る | ||
○松原委員 そういうことで非対称規制ということが整備されていくわけでありますが、冒頭、私、申し上げましたように、国際的な大変な大競争社会に一方で入っているわけでありまして、そういった意味においては、今回の非対称規制の整備というものが大分意味を持つという点においては、そのように私も...全文を見る | ||
○松原委員 IT社会においては、物をつくるときのコストも当然これは消費者が影響を受けるわけでありますが、その製造コストを考えるときに、特許を持っているか持っていないかということがコストを確定する上で大きな影響を持つというふうに言われているわけであります。 この分野では日本が、...全文を見る | ||
○松原委員 そういった意味では、今、副大臣の御答弁で、従来のものも頑張ってきた、こういうふうなお話でありましたが、諸外国に比べて政府の取り組みという部分が、特許を取得しグローバルスタンダードをとるという明確な戦略的な意思のもとで十分になされていたとはなかなか言えないのじゃないかと...全文を見る | ||
○松原委員 それにぜひ取り組んでいただき、また、ITU等の国際会合には大挙して、いわゆる民間の企業だけではなくて、今、言ったようなさまざまな立場の、行政も行って後ろ盾、後ろ盾になるというと何かあれですけれども、とにかく負けないで、日本は技術力はあるわけですから、そこで負けなければ...全文を見る | ||
○松原委員 先ほど竹中大臣の話があったように、これをつくること自体が大きな意味があるんだということですから、それは評価するわけでありますが、それが本当にきちっと機能するかどうかというのはまた見ながら、よりいいものをつくるためには、とりあえずはこれでスタートしますが、考えていかなき...全文を見る | ||
○松原委員 次に、委員会の事務局の規模が、この規模で十分な調査ができるのかということであります。 また、先ほどの生方さんの質問のどこかにもありましたが、大変にIT社会というのはドッグイヤーといいますか日進月歩でございますので、そういった意味では、紛争が出されて二年調停に時間が...全文を見る | ||
○松原委員 公取委は、規則制定権や立入検査、反競争的行為の停止命令等ができるのに比べ、電気通信事業紛争処理委員会の権限は少ないようですが、今のに関連しますが、十分な役割を果たせるのかということでございます。 同時に、今、副大臣、少し御答弁にあったわけでありますが、迅速な処理を...全文を見る | ||
○松原委員 時間が参りましたので終わりますが、もっと細かい多くの問題点が実はあるわけであります。きょうも、あとユニバーサルサービスの問題その他さまざま聞こうと思っておりましたが、この問題は後の同僚議員がまた質問すると思います。 以上で終わります。 | ||
11月08日 | 第153回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号 議事録を見る | ○松原委員 民主党の松原仁であります。きょうは、三宅島噴火災害についてお伺いをいたしたいと思います。 先般、今委員長から御報告があったように、私も三宅島に訪れる機会がありました。ちょうど一年ぶりぐらいに、一年ぶり以上ですか、たって見た三宅島は、場所によっては昔と同じような町並...全文を見る |
○松原委員 十月三十一日の三宅島視察においても、実際、雄山の中腹部から山頂部に至るまで、降灰及び火山ガスによると見られる樹木の枯れ立ちが大変に目立ったわけであります。 実際、この日は風向きが違う方向だったということで、案内をしていただいた方のお話では、時によってはもっと強烈な...全文を見る | ||
○松原委員 次に、三宅島雄山は、昨年七月以降、先ほどからお話がありましたように、今も日量一万から二万トンに及ぶ火山ガスを噴出しているというふうに聞いております。その被害はますます拡大をしているのではないかと思いますが、これに関して、昭和四十八年、五十三年には桜島、また六十二年には...全文を見る | ||
○松原委員 今の御答弁で、復帰のめどということでありますが、そのめどというのは、なかなかこれも何をめどにするかというのはありませんが、復帰のめどのタイミングであるという判断をする最大の材料というのは一体何になるか、ちょっとお伺いしたいと思います。 | ||
○松原委員 冒頭申し上げたように、島民はいつ戻れるのかわからないという、それがまた一つの、長期における避難生活において、目標なき避難生活、目標があれば人間というのは、耐えていこう、その目標に向かって進んでいこう、こういうことになるわけでありますが、目標が判然としない。 これは...全文を見る | ||
○松原委員 ぜひ帰島のめどの方程式というのを、また専門家の方々と、当然内々は持っておられるというふうに私は推察をしておりますので、それをまた明らかにしながら、島民の避難民の方々に一つの目標値を与えていただければと思っております。 さて、この間、お話がありましたように、万般の準...全文を見る | ||
○松原委員 今言ったように、本格的な帰島がいつになるか全くわからないという状況が続いているわけでありまして、長期にわたり、当初はもっと早く帰れるだろうと思って避難を始めた島民たちにとっても、まさに一年を経過している。一年以上もこうやって自分の島に戻れないというケースが、どれぐらい...全文を見る | ||
○松原委員 そのことを、逆に今度、高齢者、子供の精神的ストレスという点からお伺いしたいと思うわけでありますが、特にお年寄りの方は、やはりなれ親しんできた、長いこと住んできた三宅に戻りたいという精神的ストレスが、ある意味ではより高い。また、子供も、三宅でずっと育ってきた子供にしてみ...全文を見る | ||
○松原委員 今の質疑を通して、深刻にしてまだ先が見えない三宅噴火災害についての状況が明らかになったわけであります。 本当に、冒頭の質問で申し上げたように、また御答弁にもあったように、確かにさまざまな、地震また噴煙の量も減ってきているという状況でありますが、見通しが立たないとい...全文を見る | ||
○松原委員 以上で終わります。 | ||
11月21日 | 第153回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号 議事録を見る | ○松原委員 本当に、三宅島のこの災害が一年有余を経過してなかなかおさまらない状況でありまして、本当に、避難をなさっておられる島民の皆様に対して心よりお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い、三宅島に戻っての、帰島しての生活ができるように心よりお祈りを申し上げる次第であります。 ...全文を見る |
○松原委員 お答えいただき、大変にありがとうございました。 一つお伺いしたかった点は、この一年半の中で、特に前回のアンケート等と比べたときに、こういった就労できない人の数がかなり減っているのかどうなのかという点をちょっとお伺いしたいと思っております。 | ||
○松原委員 各方面の御努力がそこにあるんだろうというふうに、大変敬意を表する次第でありますが、実際そういうふうな厳しい状況になりますと、先ほども参考人の方からお話がありましたように、それぞれ貯蓄を切り崩したり、もしくは新しく借り入れをしたりということで、この一年半の避難生活が、外...全文を見る | ||
○松原委員 今のお話から、大変に切り詰め、恐らく、今の御答弁の中で、きっとそれぞれが貯金を切り崩し、場合によれば借り入れをするという状況になっているのではないかというふうに、私は失業の状況等も考えれば推察をするわけであります。 そういった全体状況について、なかなかこういった災...全文を見る | ||
○松原委員 今御答弁いただきましたので、そういうことでぜひ頑張ってほしいと思うのですが、先ほど廣井先生から、継続的な生活支援をぜひ行うべきだという議論もありました。 実際、一年以上にわたって長期に避難をするということ自体が、特に島という環境を考えるとかなり、ほかとまた地続きで...全文を見る | ||
○松原委員 時間がちょっと大分なくなってきて、質問項目が多いものですから、少し急いでいきたいと思いますが、アンケートがなされた中で、それぞれが一時帰島して実際自分の家を見て、恐らくそこに住み続けたいという方がたくさん、中には泥流で完全に住むことができない状況もあるかもしれませんが...全文を見る | ||
○松原委員 やはり帰島への意思というものは、今極めて、一年半たって、逆に尊重されなければいけないと思っております。そのためには、自分が住んでいた家が戻って住めるというふうな確信というか思いが大変大事なわけでありますので、三宅村で「屋根の応急修繕について」という、こういった文書も出...全文を見る | ||
○松原委員 先ほど山田議長から、ガスと共存するというふうな発言が御発言の中にあったので、私は非常に注目をして聞いておりました。ガスと共存はできるだけしたくないわけでありますが、これがずうっと、今、桜島山の話もありましたが、どの程度で、ガスが出る場合にどうするのか、どこでその決断を...全文を見る | ||
○松原委員 以上で終わりますが、ぜひ、一時帰島と本格帰島の間のそういうことも考えながら、島民の皆さんのテンションを上げるように考えていきたいと思っております。 以上で終わります。ありがとうございました。 |