松原仁

まつばらじん

小選挙区(東京都第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

松原仁の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第1号
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○松原委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、田並胤明君を委員長に推薦いたします。
○松原委員 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
03月13日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○松原委員 それでは、私は、三宅島を含む災害につきまして御質問をしたいと思っております。  こういった災害が起こった場合に、行政、特に政治のリーダーシップというものは大変に問われるというふうに思っております。災害が起こったときに緊急にどのように対処するかという点においても、大き...全文を見る
○松原委員 お互いに質問し合っているみたいで、非常にいいわけでありますが。  それで、日量一万から二万トンということでありますが、桜島山は三千トンから四千トンというふうな話もあるわけであります。火山ガスとともに共存すると言うと、大変におかしな表現かもしれませんが、火山ガスととも...全文を見る
○松原委員 今、仮説のお話がありましたが、そうすると、桜島山のある鹿児島、あそこと、三宅における生活環境は大体同じような認識で、雄山から出るものと桜島山から出るガスを同じレベルとして考えて、大体あのぐらいになれば生活ができる、こういうふうな認識でよろしいのですか。
○松原委員 先ほどの三宅の報告書に戻りたいのですが、それでは、帰島時期の想定というのが一番問題になる、こういう話を申し上げました。帰島する場合に、帰島時期を想定すると、「一から二年で帰島できる場合」「五年程度で帰島できる場合」「当分帰島できない場合」、こういうふうな三通りのことが...全文を見る
○松原委員 実は、やはりこれは大変大事なことなのでまだ続けるわけでありますが、その場合、意思決定をする、この段階で、この条件であれば、例えば、全島避難するときも意思決定があったわけでありますが、これは戻っていいぞという意思決定をするのはどなたになるのかということを、意思決定権者が...全文を見る
○松原委員 今、一時的な帰島というふうなお話もありました。来月一日から定期的な一時帰島というものが実施されるというふうな話を聞いております。従来までは村のチャーター船で無料で行けた、今回からは運賃自己負担、こういうふうなお話を承っております。  これは物の考え方でありますが、そ...全文を見る
○松原委員 選択なく全員が全島避難をしたという中においては、今、さまざまな援助が既にあるという話でしたが、より一層お願いをしたいと思っております。  時間が大分迫ってまいりましたので、そうはいいながら、一番大事な点は、ほかにもここで、住宅再建支援法を、民主党は超党派で、公助、共...全文を見る
○松原委員 今、村井大臣から大変に苦渋のお話がありまして、私も、なかなか難しいだろうというのはわかっているわけであります。  確かに、相手が人間ではなくて自然でありますから、何が起こるかわからないという中における意思決定であります。大変難しいことも重々承知をいたしておりますが、...全文を見る
○松原委員 次は、島の産業ということで、漁業についてお伺いをいたしたいと思います。  一九九〇年には約九千百トンあった、島嶼部、伊豆、小笠原等を含めての漁獲量でございますが、一九九九年、半分以下の四千三百トンまで激減をしているわけであります。さらに、それに加えまして、一昨年の噴...全文を見る
○松原委員 そういうことであれば、貴重な漁業資源の確保という観点もさることながら、伊豆諸島の災害という特殊な状況を考慮し、何よりも漁業者の生活という観点を重視して、要望どおり漁業法に基づく大臣認可の制限条件の盛り込みをしていただきたいと思うのでありますが、御見解をお伺いいたします...全文を見る
○松原委員 以上で終わります。ありがとうございました。
03月15日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○松原委員 きょうは参考人の皆さん、本当にどうもありがとうございます。御質問をさせていただきたいと思っております。  私も地元が大田区ということでございまして、本当に中小企業の町というか、そういったところで活動をしております。  私自身は、中小企業問題を考える場合に、やはり中...全文を見る
○松原委員 非常に大事な部分だと思っておりまして、例えば新しく事業者が、企業が物事を行う場合に、インフレ傾向であれば、実業で若干赤字であっても、これは余り言うと邪道になりますが、赤字であっても、キャピタルゲインで赤字分は乗り越えられるという議論もある。逆に、デフレに入ってくると、...全文を見る
○松原委員 非常に納得のいく、そうだろうなというふうな議論でありました。  次にお伺いしたいことは、私も地域でいろいろと話を聞いていて、先ほど金融の再編があるということを申し上げました。BIS規制があって貸しはがしをするということ。貸しはがしをするときに、特に今、鈴木参考人がお...全文を見る
○松原委員 私は、金融庁が主導している金融機関の数を減らすという政策自体が、結果的に減らす方向を目指しているということになるわけですが、私は、やはり地域金融機関というのは、支店の半径五百メートル以内、まさに、そこのおやじさんが、五人でやっている中小企業であれば、やっているその仕事...全文を見る
○松原委員 先ほど、例えば安定化特別融資がありましたけれども、これの期間を長くしてほしいなんという声も随分と地域で上がっていると思うんですが、これを長くするというよりは、本来、経済は、さっきもどなたかがお話ししていましたが、不況というのは、大体今まではこれで回復するだろうというス...全文を見る
○松原委員 どうもありがとうございました。
03月29日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○松原委員 山村委員に引き続き質問をしたいと思います。  最近、迷惑メールということが非常に一般的に言われるようになって、知らぬ間に何か知らない人から電話がかかってきている、あけてみると、それがいわゆる出会い系、アダルト系、さまざまなものがある、こういうふうな話でありまして、こ...全文を見る
○松原委員 今そういったお答えがあったわけでありますが、そういう中で、商業広告メール、非商業広告メール、そういうものがあるわけであります。  その内容云々ということも御質問しようと思っておりましたが、それ以上に、こういう迷惑メールがどんどんと出てきたということは、言葉をかえて言...全文を見る
○松原委員 迷惑メールは受け手が迷惑と感ずるメールであるわけでありますが、今大臣がおっしゃったように、この二つの法案によって、商取引の部分からのさまざまな規律をつくり、また、そうではなくて、今度はいわゆる送信上の、技術的にパンクしてしまうとか、そういった部分からの規制をつくろう、...全文を見る
○松原委員 大変丁寧に御答弁賜りましてありがとうございました。  私は、実はこの有効性というのは、やってみなければわからないというのは法律のそもそもでありますが、極めてこの有効性は、言ってみれば、当初は効果が上がっても、短期的にその有効性が失われる可能性があるのではないかという...全文を見る
○松原委員 先ほど我が党の山村さんの質問にありましたが、いわゆる情報通信省というふうな話もあったのですが、まさにこの情報通信という問題は、二十一世紀、国境を越えて、既に国境を越えてお金とか物とか人が動く時代でありますが、情報はもう加速度的にこれが進んでいくわけでありまして、それが...全文を見る
○松原委員 大事なことは、中国の方が量的に、人口十五億とか六億とか言われておりますから、それは量が多いのはわかるんですが、要するにiモードつきの、そういったより高度な通信ができるものにおいては日本が質、量ともに恐らく世界の最大先進国、日本人は器用だとか指が細かく動くとか、こういっ...全文を見る
○松原委員 オプトイン、オプトアウトということも一つの考え方の中で議論になっていかなきゃいけないと思うんですが、私が今申し上げたのは、総務省の所管云々ということではなく、こういったルールづくりを含めてのものを出すということは、結局日本の経済に大変にメリットがあると私は思っているも...全文を見る
○松原委員 先ほど古屋副大臣のお話で、規制は少ない方がいいと、私は、これは極めて大事なことだと思っております。  先ほど冒頭にお話ししたように、この迷惑メール、一年でこういったものが出てきた。昔からあったのだろうけれども、量的には一年で出てきたということであります。一年先という...全文を見る
○松原委員 個別の中身で議論するとまた時間もかかると思うんですが、先ほどの山村さんの話にもあったフィルタリングの機能とか、もしくは料金体系のあり方というふうな、なかなか表現が難しいのですけれども、そういう側面的な部分を固めることによって、さまざまな禁止事項とかそういうのも含めて、...全文を見る
○松原委員 非常に難しいのはよくわかっているのでありまして、ただ、それはいいところでもあるので、いいところと悪いところと、本当に難しいんですけれども、人のやっていることですから何とかならぬかなとも思うわけでありますが。  どちらにしても、そういった意味で、古屋副大臣がおっしゃっ...全文を見る
○松原委員 終わります。
04月03日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○松原委員 松原仁であります。  三宅の問題は、日本の今までの災害の中で、特に島という特異な性格を考えると、大変に厳しい環境で、しかも、帰島が当初はもう少し早くできるのではないかというふうな話でありましたが、まさに夏、秋、冬、春というのが一巡して、まだめどが立っていないというふ...全文を見る
○松原委員 本当に、今のお話の中に島民の皆さんの思いがかなり出ているのではないかと思っております。  今の生活も大変に厳しいわけでありまして、先ほどの質問の中でも明らかになったわけでありますが、やはり、厳しい生活も帰島のめどが立てば耐えることができる、その帰島のめどが立たない中...全文を見る
○松原委員 そうすると、その百五十から二百名の方も、かつては三宅島で暮らしていて、今作業員の宿舎、クリーンハウスになっているわけでありますが、そこで生活をしている、こういうことでありますが、彼らは自分たちの家に戻ったりすることも現実にはあるんですか、作業をしていないときには。
○松原委員 ありがとうございました。  先ほどのお話で、シロアリの被害が大変に出ているという話でありました。内容を見ますと、イタチの被害ですか、そういうのもあるようですし、さらには、火山性ガスによって天井が腐食して、そこから雨漏りがする被害というものがあるということでありますが...全文を見る
○松原委員 そういうことであれば、先ほどもお話ししたように、火山ガスとの共生をもうやるべき段階になっていると思うのです。幾つかの段階で、さっきホテルシップの議論もありましたが、さらには、それぞれの五つの部落にそういったクリーンハウスを設置してというふうなお話もありましたが、そうい...全文を見る
○松原委員 火山が最初噴煙を上げたころにホテルシップというものがあったと思うのですが、そうすると、最初、いきなり長期滞在はできない、火山ガスとの共生もできないので、やはり実験をしながら、トライアルをしながらこれを進めていくということになると思うのですね。ですから、一番最初のイメー...全文を見る
○松原委員 私の論拠としては、少なくとももう火山ガスとの共生という段階に入っている、そしてその中で、多少は普通の島に比べると都合が悪いというか、常にマスクを持っているとか携帯するとかそういうことが必要であっても、それをしなければ、先ほどのアンケートの、帰島したいというそれも下がっ...全文を見る
○松原委員 時間が来ましたから終わりますが、今の長谷川さんのお話、皆さん、参考人の方はうなずいておられたので、恐らく今、実際に現場を見て、帰島できるというぐらいの意識だと思うのです。問題は、そのためのアクションプログラムを練る、そして、やはり火山ガスとの共生ということはもうやむな...全文を見る
○松原委員長代理 藤木洋子君。
04月05日第154回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  きょうは、拉致問題を含む北朝鮮問題について大臣の御所見をお伺いいたしたいと思っております。  まず、冒頭お伺いしたいことは、拉致問題解決なくして国交回復なしと小泉総理も言っているわけでありますが、この総理方針、当然、大臣も共有している...全文を見る
○松原委員 そういう小泉総理に対してのお話でありましたが、この北朝鮮という国家に対しての川口大臣の御認識を私はお伺いしたいわけであります。  アメリカのブッシュさんは、北朝鮮を悪の枢軸という表現を使ったわけであります。適切かどうかという問題は別でありますが。  我々の日本にと...全文を見る
○松原委員 今、アメリカは北朝鮮をテロ支援国家というふうに考えているという話がありましたが、私は今大臣にお伺いしたのは、北朝鮮という国をどうとらえるか。やはり日本の北朝鮮に対する外交、もちろん粘り強い交渉は、例えば、どこかで人質がとられて犯人がどこか建物に立てこもった場合も粘り強...全文を見る
○松原委員 今、大変に苦しい御答弁だというふうに私は思っているわけであります。  現実には、これだけの米支援を含むことをしながら効果はなかなか検証されていないというのが実際ではないかというふうに私は思うわけでありまして、そういった意味では、従来の外務省の北朝鮮に対する対応という...全文を見る
○松原委員 日本の国民の意識も大分変わってまいりまして、こういった日本の国の毅然とした対応を求める声というのが大変大きくなっているわけであります。  最近の世論調査、毎日新聞の調査では、ここにありますが、拉致問題が解決するまでは人道的支援や国交回復交渉はするべきではないという声...全文を見る
○松原委員 期待をしているということでありますが、具体的にそれは言うのは当事者でありますから、我々がそこに行って言うわけにはいきませんが、やはり、本当に真剣に取り組んでいるならば、メガワティさんもこれに触れてもらうような努力をし、触れて、また、その韓国の金大中さんの特使もそれに触...全文を見る
○松原委員 きょうは、私は大臣の北朝鮮に対する姿勢を聞きたいという思いだったんですね。北朝鮮をどういう国家として見るのかと。非常に大きな枠組みでの話で、私は、拉致をする国家、人をさらっていく国というのは、これは犯罪国家というふうにみなすべきだと申し上げました。そういう認識に立って...全文を見る
○松原委員 成果が上がらなければやはり外交はいかぬというふうに思うわけでありまして、今の川口大臣の発言で本当に拉致問題が解決するのか。私は、今言ったような毅然として、もしあれでしたら、それは議論することは議論しなければいかぬ。しかし、国交がなくても、こういった具体的なことで制裁は...全文を見る
○松原委員 早期引き揚げをするということは、やはりこれも毅然とした日本の姿勢を国内のみならず国外にも示すことにつながると思うので、これはもう万難を排して、毅然たる外交を行う外務省と。外務省はずっとさまざまな問題、ごたごたがあったわけでありますから、そういった意味では、少なくともこ...全文を見る
04月08日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○松原分科員 民主党の松原仁であります。金融の現状を問うところから始めてまいりたいと思います。  今、不良債権処理の問題というのは、最近の日本の政治の一番中心の課題であったわけでありますが、この不良債権の額というのが随分いろいろと変化をしているわけであります。  今、まずお伺...全文を見る
○松原分科員 中小企業、主要銀行では十兆円、こういうふうな話であります。約三十四兆円の不良債権があって、いろいろな議論があるんですが、私が関係者と話したところでは、恐らく大企業、大企業というのは中小企業以上ですね、十兆円ぐらいではないかという話があります、十兆から十一兆円ぐらいで...全文を見る
○松原分科員 通告していなかったので恐縮でありますが、大手の企業が不良債権処理で六十万人ぐらいという議論も一面あるわけであります。  私が今申し上げたいのは、二十万社が、そういった意味では、不良債権処理に伴って処理されてしまう可能性があるということになりますと、中小企業というの...全文を見る
○松原分科員 今、大臣そうおっしゃいますが、いわゆる不良債権、その周辺において必ずしも、それは助かるんだ、ホスピスじゃないよ、こういう話だと思うんですが、実際、例えばRCCに行った場合、五年間で再建計画、いわゆる借金をなくす計画をつくれみたいな、そういうふうな具体的な話になってく...全文を見る
○松原分科員 この記事だと、そんな空気は小泉首相も感じていたというんですが、今、柳澤大臣が、バーグステンさんのこの議論は極めて粗っぽいということで、私は、それは批判をしているというふうに受けとめさせていただきたいと思うんですが、そういう認識は、総理大臣も同じ認識だというふうに思っ...全文を見る
○松原分科員 結局、そういうふうに実際に五十の信金、信組が破綻をする中で今一番何が問題かというと、ある金融機関が、例えば私の地元は品川、大田ですが、大田区のある金融機関が破綻した。受け皿があるんですよ。受け皿が、言ってみれば、かなり冷ややかな受け方しかしない。具体的にどことかは言...全文を見る
○松原分科員 議論として、しかし現実にこういうふうなものがあるということは、これは理論的に恐らく——では、受け皿になった金融機関がありますよね。それが受け入れたときに、その中に、それはその受け皿金融機関のマンパワーもありますよ、全部それをフォローするだけの人がいるのかという問題も...全文を見る
○松原分科員 金利はある程度高くても貸すというのが私は現実的だろうと。そういうものすらまだまだマイノリティーであって、公的な金融機関というのは、やはりリスクヘッジをするために、現実は保証協会だって何だって物すごく今貸さないですよ。その現実を知った上での議論でないと私は成り立たない...全文を見る
○松原分科員 私は、金融機関が貸し出す、貸し付けている金が不良債権か否かを抽出して検査官がチェックする、そのときに、事例集はもちろん結構で大至急やらなきゃいけないけれども、それは経済産業省なんかと相談して、商工会議所なんかと相談してやってほしいんですが、やはり金融機関が貸し出すと...全文を見る
○松原分科員 そういったことも含めて、このペイオフの扱い、少なくとも情報公開をきちっとやるようなペイオフをしなければいけないということを申し上げて、もう時間が来てしまったので、本当はもっとゆっくりと議論したかったのですが、以上で終わります。
○松原分科員 終わりですけれども、それは預金者が金融機関にそれを言えないような強弱の関係があるということも認識をしないといかぬと思います。
04月19日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  きょうは、新エネルギーを含むエネルギーに関して、平沼大臣を中心に皆さんにお伺いしたいと思います。  エネルギー問題を考える場合には、我が国は、大変にエネルギーに関しては歴史的に不足をしていることがしばしばありまして、かつての太平洋戦争...全文を見る
○松原委員 エネルギー庁長官にお伺いしたいわけでありますが、今、大臣の御答弁にもありました新エネルギーとしてはどんなものがあるのか、その可能性を簡潔にお答えいただきたいのと、特に、これはなかなか、まだまだ未知数ということでありますが、日本の場合は四囲が海洋に囲まれているわけであり...全文を見る
○松原委員 そういうふうな新エネルギーというものがこれから必要になってくるわけでありますが、新エネルギーの育成というのはまさに経済的なコスト感覚だけではできない、インセンティブを与えていかなければいけない、さまざまな国の仕組みの中で新エネルギーの育成ということをしていかなければい...全文を見る
○松原委員 買い取り制度は、価格を設定してどんどん買っていかなきゃいけないわけでありますから、そういったさまざまなマイナス点もあろうかと思いますが、そのマイナスがあろうとも、私は、特に最初はコストが高くなると思うんですよ。しかし、そういったものがどんどんと大量に使われるようになれ...全文を見る
○松原委員 今、義務量の設定が議論の中で行われるということでありますが、この法案が出るに際してのその義務量、このRPS方式にしても義務量というのが一番ポイントになるんですが、義務量の設定のときの一つの、ガラス張りのと言うと言葉がちょっとそういうことになりますが、何というか、一つの...全文を見る
○松原委員 今、義務量の設定についてのお話があったわけでありますが、どちらにしても、RPSの場合、この義務量の設定というのは極めて大事になってくる。  我々が危惧する点の一つは、私は先ほど大臣にも申し上げたのですが、新エネルギーがばらけていかなきゃいけない。例えばこの案では、廃...全文を見る
○松原委員 時間がないので次に進みますが、そういう中で、いわゆるセカンド・プライシング・メソッドといいますか、入札をして、いわゆる二番目に高い価格で買い取るというふうな、相対取引ではない手法の方が、ある種、むしろ新エネルギーのさまざまな育成には向いているのではないかというふうな視...全文を見る
○松原委員 しかしながら、このセカンド・プライス・オークション方式は、新エネルギーへの新規参入、新エネルギーをいろいろな会社がやっていますね、いろいろな事業者がやっている。その中に全く違うところが、これだったら新エネルギーだと思って参入する場合には、相対取引ではなくて、そこでいわ...全文を見る
○松原委員 共同研究という話でありまして、五カ国でこれにかかわったということであります。日本はその中で最もお金を出したというふうな話も聞いておりまして、ある意味では、メタンハイドレートに関して先端を走っているという認識を持っていいのかもしれませんが。  そういう中で、このことに...全文を見る
○松原委員 そういった意味では、これは大変な資源になっているというふうに思うわけであります。  このメタンハイドレートがいわゆるエネルギー源として使われる場合は、今は石油が世界のエネルギーの中では、原子力もありますが、最も使われているわけでありますが、メタンハイドレートがこれに...全文を見る
○松原委員 今の御答弁で、大変に地球環境保全にも意味があるという話になると思うのです。  ちょっとまた具体的な話になるんですが、ことしの三月のカナダ北部の永久凍土におけるメタンハイドレートの採出成功、どういう技術がこの成功事例の中で突出しているのか。日本は、さっき申し上げたよう...全文を見る
○松原委員 画期的な成功事例だろうと思っておりまして、このカナダの三月の、特に日本が中心になってというふうに言っていいと思いますが、採掘したことは、恐らく歴史的な大きな事柄になるのではないかという期待を私は持っているわけであります。  そうした中で、二〇一六年に商業化の見通しと...全文を見る
○松原委員 私は、これ、二〇一六年に一応商業化と書かれているわけでありますので、エネルギー庁長官も忙しいのでなかなかそこまで勉強していないかもしれませんが、ぜひきちっとこれはやってほしいと思うわけであります。  私は、先ほど冒頭に、日本はエネルギー問題というのは極めて重要である...全文を見る
○松原委員 終わります。
05月16日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
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○松原委員 松原仁であります。  今回、我々、五月八日に三宅島に、現実の、実地を見に行ったわけでありまして、昨年行ってから半年ぐらい経過をして、再び私はお伺いをする機会を得たわけであります。  火山活動は、その後も徐々に鎮静化をしながら、今日まだ続いている、こういう認識である...全文を見る
○松原委員 今のお話ですと、枯れている場所はだんだんと狭まっていくのではなくて、それと裏腹にどうも拡大をしているのではないか、こういう印象を持つわけであります。  そうした中で、気象庁長官にお伺いをするわけでありますが、火山活動の現況を、いわゆる放出ガス、有毒ガスがどんどん減っ...全文を見る
○松原委員 これから行う議論の前提は、まさにそういった火山の活動が終息に向かう、火山ガスも従来よりだんだんと排出量が減ってくるというのを前提にして議論を展開していきたいわけでありまして、先ほど林野庁長官がおっしゃるように、むしろ場合によっては木々の枯れぐあいが拡大しているのではな...全文を見る
○松原委員 特に要望したいことは、そういった中で、これから島民の皆様の思いもあり、そして議論していきます島におけるショートステイとかそういったものが実際行われるとするならば、だんだんとガスが減ってきているというふうな議論はもちろん大事ですが、ここはとりあえず広範に調べていただいて...全文を見る
○松原委員 きょうは、東京都の災害対策部長の岡部さんに参考人として来ていただいておりまして、ありがとうございます。  岡部さんにお伺いしたいわけでありますが、今、三宅に、さまざまな土木復旧、いわゆる泥流対策の工事とかいうことでたくさんの方が働いていると思われますが、そのたくさん...全文を見る
○松原委員 ここが極めて大事な部分でありまして、本当に、リスクというのは常にリスクヘッジをしていかなければいけないわけでありまして、火山ガスとの共存という問題は、非常に慎重に対処しなければいけない問題だと思っております。  しかしながら、現実に五百人か六百人でしたか、土木作業員...全文を見る
○松原委員 基本的には、時期の問題はありますが、大臣の御答弁は島へのショートステイの可能性を踏み込んで御発言していただいたというふうに思っております。  そういう中で、現在も日帰り一時帰島というものも含めて行われているわけでありますが、この一時帰島の費用というものについて、本来...全文を見る
○松原委員 これは、今もそういったいろいろな割引があるということでありますが、やはり島民の一時帰島が現実的にどんどんと行われていくということになって、さらなる支援をぜひとも要望したいと思っております。  現実にそうやって島にいよいよ火山ガスとの共存でショートステイして戻っていこ...全文を見る
○松原委員 大体二十数億というオーダーということは、千五百戸とすると一戸大体二百万ぐらいかかるという感じだと思うんですが、これも技術の進歩で安くなるといいなというふうに思っておるわけであります。  そういう中で、今、ひとつ実際にクリーンハウスをとりあえず各集落につくっていきたい...全文を見る
○松原委員 そうすると、雑駁なイメージで、五つの集落でこれまた二十億ぐらいかなというふうな印象もあるわけであります。そういったものに関して、今、活動火山対策特別措置法というのがあるわけでありますが、集落ごとのクリーンハウスを、実際そこに人が住んだときにも噴火の可能性というのは常に...全文を見る
○松原委員 三宅村の火山との共存という観点からいけば、そういった趣旨で活動火山対策特別措置法の中でクリーンハウスができる、大変にすばらしいことだというふうに思っておりまして、よろしくお願いをしたいと思っております。  そういう中で、現実に、また、それぞれの家庭に将来クリーンルー...全文を見る
○松原委員 まだ質問が幾つかあったのでありますが、時間になりましたので、最後に一言だけ申し上げたいことは、こういったクリーンハウスをつくる、そしてさまざまなライフラインをつくったりしながら、島へのショートステイ、火山ガスとの共存という世界でも初めてのことに我々は挑戦をしていかなけ...全文を見る
05月29日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第18号
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○松原委員 今回、自動車リサイクル法が出てきたわけでありまして、二十一世紀の社会は循環型社会を目指すということであります。地球が有限であるということを我々はひしひしと感じておりまして、循環型の社会をつくるということがこれからの特に日本の大きな使命ではないかというふうに思っておりま...全文を見る
○松原委員 自動車を新車で買う人も、また中古で買う人もいるわけでありまして、私は中古で買って中古で売るというのが好きでありますが、そういうケースの場合はこの処理費用はかからないわけでありまして……(発言する者あり)中古を愛好しているわけではありませんが、経済的にそうなっているので...全文を見る
○松原委員 実は、私は、きょうの質問で一番の骨格は、ユーザーの理解を得られるかどうか、この一点だろうと思っているんですね。  大きな流れの中で、地球環境を守ろうよ、リサイクルは必要だ、これはだれも異論はないわけでありまして、それならば、今回のこのリサイクル法がそれに合致し、まあ...全文を見る
○松原委員 聞いていない部分のお答えまであったわけでありまして、ちょっとそこも聞こうかと思っていたところなんですが、一つは、さはさりながら、確かにそれはいいんですよ、第三者機関でやるということは。その会社が、どんな大きな会社だってそれはわからないわけですから、ダイエーだっていろい...全文を見る
○松原委員 オランダの事例を見ると、いわゆる自動車メーカー、輸入業者、解体業者、シュレッダーダスト業者、そういう人たちが集まったところがいわゆる日本の言う資金管理団体の役目を果たしているということであるわけですね。  ですから、私は、民間の一社というわけにはいかないと思いますが...全文を見る
○松原委員 今大臣から、まさに、この天下りに関しては、起こらないようにきっちりとやっていくんだというふうなお話でありまして、本当にそこは、私は、趣旨に照らして、きちっとやっていかなければいけない部分だと思うのですね。  一兆四千億、一兆四千億というのは今の数字ですから。例えばリ...全文を見る
○松原委員 今、運用ということをおっしゃったんですが、この運用が非常に心配なんでありまして、運用した先で、運用の中身はわからないけれども、今は何たってペイオフの時代ですから、すべてリスクがあるわけですよ。  でかい金庫でも買って、お金は火事だと燃えますから、燃えないようにして、...全文を見る
○松原委員 私、今岡本局長が私どもと、こう言ったところが既にこれは大変に問題だと思っているわけですよ。岡本さんが、私どもはと、これはまあ、それは私どもという表現しか日本語がないのかもしれないけれども、このようにして運用しますなんと言ったら、ああそうか、これは役人がやるのか、こうい...全文を見る
○松原委員 そうすると、しりを持つのはその自工会ですよ。だったらば、運用も自工会を中心にして当然やらないかぬわけであって、それについてこの段階で局長が、こういう方針だ、私どもはこういうふうに思っているとかは言っちゃいかぬし、僕は、これはもう完全に自工会の見識で、彼らが、例えば海外...全文を見る
○松原委員 実は二万円とか、とりあえず設定するわけですよね。これは趣旨は、いわゆる企業の中で検討してやるわけじゃなくて、まさにユーザーが負担をするお金になるわけです。それが一万五千円か三万円か、それはそれぞれの自動車のメーカーが決めるわけですよね。  そのときに、さっきおっしゃ...全文を見る
○松原委員 ちょっと、そうすると、そのリサイクル費用を例えば二万円と今仮定しましょう。それはユーザーが払っているわけですよ。実際ユーザーは、廃車のときに、今だったら廃車時一万円リサイクルコストで払う、普通、十年たってね。こういうケースの場合、実際はそれは、資金管理団体に預託してい...全文を見る
○松原委員 今、平沼大臣も非常に不思議がっておられたんですよね、今の答弁。私だけじゃなくて、恐らく委員会のみんな、えっという感じだと思うんですよ。それは、確かにおっしゃるとおりですよ。メーカーは安くする、預託料金を安くする、それは当然やりますよ。そんなの当たり前ですよ。  ただ...全文を見る
○松原委員 そうすると、自車方式というふうな認識を持っておりましたが、一〇〇%自車方式ではない、若干、年金方式的な要素も入れて——でも違うわな、非常に、よくわからないんだよな、これ。年金方式じゃないな。大臣は納得した。ああ、そうですか。  ちょっとそこのところはやはりおかしいと...全文を見る
○松原委員 私、冒頭言ったように、ユーザーが理解をするということは、これはもう地球環境やリサイクルが大事だというのはだれもわかっているんだ。ユーザーが納得しないですよ、これ、今の話では。それは、もう自車方式云々じゃなく、自分の車のそれはリサイクル費用だと思ったけれども、そうじゃな...全文を見る
○松原委員 用意した質問がかなりまだ残っておりますが、最後に、現在、自動車関連の税金が、試算によりますとトータルで九兆円というふうにも言われております。そういう中で、さらなる消費者に対してリサイクル費用を徴収するというのは、特に自動車の税金の中にはいわゆるぜいたく税の費目として計...全文を見る
○松原委員 これはこれで確かにこういうたぐいのものですから、それは別にきちっとやった方がいいだろうという議論もあるし、自動車メーカーがそれによってインセンティブが働くというのは、それは大事なことですが、ユーザー側からすればそれはまた別の議論なので、それは余りごっちゃにするのは適切...全文を見る
○松原委員 終わります。
05月30日第154回国会 衆議院 本会議 第38号
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○松原仁君 松原仁でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました両法案につきまして、関係各大臣に御質問をいたします。(拍手)  今日の我々の政治形態は、民主主義と呼ばれております。この近代民主主義が産声を上げたのは、十七世紀のイギリスでありま...全文を見る
06月07日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  今の健保法改正でありますが、小泉さんは、従来から三方一両損ということを言っているわけでありますが、我々が一般の立場で見ていますと、どうも国民に負担を強く求めるという側面ばかりが見えてきて、その他の部分のさまざまな改革、道筋が見えないもの...全文を見る
○松原委員 そういった財政的な、プライマリーバランス的な要素も必要でありますが、大事なことは、TPOというものが物事には大事だというふうに私は申し上げたいわけでありまして、特にこの時期、日本は大変に経済が悪化をしているわけであります。私の場合、地元は品川、大田でありますが、多くの...全文を見る
○松原委員 本当に苦しい御答弁だなと思っておりまして、私は、恐らく大臣は心の中では本当は反対なんではないかというふうな思いすらあるわけでありますが、それは内閣の一員ということでありますのでそういったことになるのだと思っておりますが。  そういう中で、私は、医薬品においての質問を...全文を見る
○松原委員 先ほど、日本、アメリカ、EUの先進三地域において医薬品の臨床試験に関しての共有化をしようというふうな話があって、いわゆるハーモナイゼーションということだと思っておりますが、これが目指す理念というのが私はあると思うのですが、それぞれ非常に難しい議論があると思うのですよ。...全文を見る
○松原委員 将来的にはそういうことがあるというのは大変にいいお話で、そういうふうにしてもらわないかぬなと思っているんですが。  実は、結局、薬が、これは日本人にとって有効なのか、例えば日本で承認する場合妥当かどうかというものもある、それを使うことによるリスクもある。非常にリスク...全文を見る
○松原委員 ぜひ、これは一年を技術的にもっと短くすることはできるんじゃないかな、こういうふうに思うんですよ。それは例えば、アメリカなんかの食料医薬品庁、FDAでは、二千人以上のスタッフがいる、こういうふうな話もありますけれども、このスタッフの数を例えばもっとふやすようなことによっ...全文を見る
○松原委員 ぜひその残っている可能性を引き出していただきたいわけです。  同時に、患者が待ち望んでいる医薬品が現在どのぐらいの、例えば臨床試験は臨床試験でやっているわけですが、承認審査なんかについてはどれぐらいの進捗状況かというのをやはり情報公開として私はある程度出していくべき...全文を見る
○松原委員 多くの患者また医療関係者が、早く新薬を承認してほしいという要望が出ていると思うんですが、これは大変な数が出ていると思うんですよね。実際どれぐらいの数が出ているのか、それに対してどのように対応しているのか、お伺いしたいと思います。
○松原委員 それに対してはどういうふうな対応をしたのか。陳情を受けて、受けおきますというだけで終わっているのかどうか、ちょっとお伺いします。
○松原委員 そういった陳情とか要望が上がってきたときに、やはりそれに対して目に見える形で応答をするように、一段と強くお願いをしたいと思うわけであります。  今申し上げましたように、海外で認められている、アメリカとかそういったところに認められていて日本になかなか入ってこない薬も含...全文を見る
○松原委員 以上で終わります。
06月12日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第22号
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○松原委員 きょうの民主党の一番バッターだった中山義活さんからも同じような質問があったと思いますが、いわゆる石油に対する、公団を含むこの行政の今までの総括をどういうふうにとらえているのか、成功したのか、失敗したのか、いや、こんなものだったのかというふうないろいろな感想があると思い...全文を見る
○松原委員 日本が石油を輸入して、日本の場合は特に資源がないわけでありますから、このエネルギー問題というのは、言ってみれば本当に一番の骨格というか、エネルギーが入ってこなかったら、これはもう日本という国が成り立たない、大問題であります。  したがって、この問題は大変重要でありま...全文を見る
○松原委員 僕は、成果はゼロだったとは言わないんです、こういうのは。ゼロか一〇〇かという議論じゃない。しかしながら、総括は総括でしなければいけないということを言っているわけですよ。  石油公団が成功しているのであれば、廃止という議論は起こってこなかったかもしれない。非常に効率よ...全文を見る
○松原委員 やはり国民は見ているわけですよ。国民は何を見ているか。それは、例えば中小企業がありますね。中小企業の人は、おれのところで同じことをやったらどうなるだろうなと。常に、国は、これをやってこうだと報道されますよ。そうすると、僕の会社でこれをやったらどうなっちゃうんだろう、こ...全文を見る
○松原委員 いや、未来は未来でそれはそうですよ。しかし、民間であればそれは責任をとるんですよ。今、中小企業なんか特に、この委員会の中山さんとかみんながやっているんだけれども、例えば、自分の判こを押してやるから、保証人で個人保証をするから、はっきり言って、失敗すればもう自殺している...全文を見る
○松原委員 だから、人の部分でのそういった責任問題というのはなかったということですよね。それをもう一回。
○松原委員 これは総裁一人の問題じゃないと思うのです。やはり民間であればなかなか、二百の会社が、やめた、投下した金を放棄した、そういったことを考えたら、これは私は、この部分が一番根本だと思うんですよ。先ほど反省をするとおっしゃった。これは、何で緊張感がなくて、真剣勝負でできなかっ...全文を見る
○松原委員 四分の一じゃないと思うんですよね。それは、形としてはエクスキューズで扱われるけれども、そうじゃないだろう、やはり責任の重みというのはわかっていないんじゃないかと思うんですが。  私は、そういった意味で責任をとらせる体制でなかった、反省点の最大は、責任をとらせる体制で...全文を見る
○松原委員 民間であればそういったレベルでの責任のとり方では通らない。民間だったら通ると思いますか、ちょっと答えてください。
○松原委員 そういうことを言っているからなかなか政治が信頼されないということになると思うのでありますが。  石油公団及び石油公団が出資している会社への天下り、他省庁を含め、例えば役員数や年収、退職金はどうなっているのか、エネ庁長官お答えください。
○松原委員 成果が上がるかどうかというのは、結果責任というのは政治の部分はあるので、例えば、さっき言った三〇%に行くとか、もう大変に目が覚めるような成果が上がっているかどうかというと、実際は上がっていない。それは、エクスキューズ的にはいろいろと言いますよ。現実にはやはり上がってい...全文を見る
○松原委員 アザデガン油田は、これは我が国にとっても非常に重要な一つのプロジェクトですよ。従来の中でどこまでやってきたのか。  僕は、石油公団総裁とか理事は、例えば十二人いたら十人はアラブのどこかの国に常駐、日本にいない、東京にいない、それぐらいのやはり目に見える、まさに燃える...全文を見る
○松原委員 すぐれてこの問題は、例えばアラブの人間というのは対面でやりますからね。人間対人間だとさっきどなたかが御答弁していた。だから、そういった意味では、どれぐらいそういった現地に行って日本のトップは頑張っていたのか。その姿を見て下も燃える。どういう活動でそういった中近東の国々...全文を見る
○松原委員 理事会で今の件はお取り計らいをいただきたいと思います。
○松原委員 そういう中で、私は、さっき山田議員も言っていたけれども、日本という国は石油に対する依存度が非常に高いわけですよ。しかし逆に言えば、日本における石油の産出量は少ない。産出量が少ないというか、ほとんどない。三〇パーと言ったけれども、そこまでいかない。  一定のところで別...全文を見る
○松原委員 太陽光の取り組みで今世界一になっている。結構だと思います。どれぐらいの予算を使ったのですか。
○松原委員 私は、すべてのスケールを金ではかるというのが適切かどうかというのは非常に疑問だけれども、やはりもっと規模を大きく、途中で方向転換ではないけれども、やはり複眼的な、戦略というのはそういうことですよ、それをやるべきだったと私は思っている。僕は、日本のエネルギー政策を見ると...全文を見る
○松原委員 ただ、具体化するにも、例えば石油公団の廃止に当たって、保有の関係資産、厳正な評価、処分をする。売却するものとしないものを区分する。売却するものは入札でするのかどうか、どれぐらいの規模になるのか、こういうものも、日本のエネルギー戦略としてどうするのか、自主開発をこれから...全文を見る
○松原委員 今、大臣が和製メジャーということをおっしゃったわけであります。優良会社、特に剰余金を出しているところが十三社あるということでありますが、ここを統合して和製メジャーをつくろうというふうなお考え、また将来的に、石油公団を廃止させて新設する特殊会社の社長に、純粋民間人を起用...全文を見る
○松原委員 この和製メジャーのイメージ、特殊会社から転換していくのかどうか、こういう流れの中で、そこがはっきりしておらなければ、例えばこの資産処分についても、何を処分して何を残すのかというのは、極端に言えば、処分して、後であれは必要だったとなる可能性がある。そういった意味で、私は...全文を見る
○松原委員 今、エネ庁長官が答えたけれども、これは大変な国家戦略上の問題ですから、大臣に答えていただきたいんですよ。
○松原委員 今の御答弁で、継続する、自主開発も継続するという御意思があると。和製メジャーということでそういうことかもしれぬが、大事なことは、国が担保すると言う。しかし、さっき言った責任の問題が極めて重要でありまして、国が担保するのであれば、国がこれからも日の丸を担保するというので...全文を見る
○松原委員 今の答弁にあったように、中小企業感覚の厳しい責任をきちっと総括する、そして、産油国に対しての戦略、これをきちっと確立するということをお願い申し上げまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
06月12日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
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○松原委員 私は、民主党の松原仁であります。  きょうは、とりわけ日本の国の中で大きなパイというか大きな意味を持つ、島の問題につきまして、扇大臣ほか、御質問を申し上げたいと思っております。  御案内のとおり、我が国はまさに海洋国家でありまして、日本自体が四つの大きな島を中心に...全文を見る
○松原委員 実は、次の質問でお尋ねしようと思っていた内容を踏み込んで御答弁をいただきまして、ありがとうございました。  離島振興法は、昭和二十八年度に、御案内のとおり、本土との格差是正を目指し施行されて、十年刻みで延長を繰り返し、今日に至っているわけであります。その間、国庫補助...全文を見る
○松原委員 全く非常に大事なポイントで、安全保障という問題も次に尋ねようと思っていたわけでありますが、どちらにしても、本土から隔絶された島においてはいろいろなハンディがある。医療、福祉、教育、雇用などの機会のハンディ、また、最近はIT社会ということで、デジタルデバイドという格差も...全文を見る
○松原委員 そういう人口がふえる島も出てくる。当然大事なことだと思っておりますが、全体の中でそれをどういうふうに戦略的にやるかという、その全体のフレームワークもぜひ検討していただきたいと思うわけであります。  ここで私が言いたいのは、現実にはそうやって人口が、本土が三千万ふえて...全文を見る
○松原委員 そういった取り組みをぜひやっていただきたい。  ソフト面というものの振興策になるわけであります。今大臣がおっしゃいましたように、ソフト面では、島の、これは議論としてあるのは、安らぎ、くつろぎ、いやしの空間としての島を大事にしよう、もしくは学びの場として、生活の知恵を...全文を見る
○松原委員 昔、ひところディスカバー・ジャパンという言葉が随分はやったことがあります。日本再発見ということで、どこかの旅行会社を中心にやったのかもしれませんが、私は、やはりこの離島というのは日本の今の社会の中において大きなインパクトを持っている、離島自体が、このように思っているん...全文を見る
○松原委員 個々の島の努力は当然、それを後押しし、期待をしていかなければいけません。しかしながら、今大臣もおっしゃった、全体のソフト化という問題、ぜひとも検討していかなければいけないと思います。  例えば、内外の価格差というのがありまして、内地であればガソリンが今百円を切るぐら...全文を見る
○松原委員 今お話がありまして、僕はこの離島振興法というものの価値は認めているわけであります。この延長というものは、延長というか、この問題は、やはり離島のいわゆるきちっとしたハードの部分からの支援として必要だろう、ソフトの部分からの援助というものは税制によるということが一番現実的...全文を見る
○松原委員 大臣の離島振興に対する強烈なリーダーシップを期待して、私の質問を終わります。ありがとうございました。
07月03日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第26号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  この石油公団の問題を含めて、小泉さんの行政改革の、恐らくこれが最も早い方の一つの先行事例になっていくだろうと思っておりますので、大変に重要な認識をこの問題に持たなければいけないというふうに思っております。  そこで、まず基本的なことを...全文を見る
○松原委員 今、両方とも地下にあるということであります。地下にあるといえば地下にあるので、それはそういう議論かもしれませんが。  しかしながら、いわゆる石油と金属というのは大分違う要素があって、戦略性の観点からいくと、やはりこれはどうも違和感があるんですよね。今回のこういうふう...全文を見る
○松原委員 具体的に石油と金属という異質なものを統合すると、業務内容で、備蓄という点からいけば、両方備蓄しているという議論があるわけですが、メリットというのはスケールメリットが出てくるんですか、どういうメリットが統合によって出てくるんでしょうか。
○松原委員 そういった意味での、特にノウハウ的なものの共有項もあるかもしれないけれども、総務的な部門を効率化しよう、こういうふうな理解が一番中心であるという認識でよろしいんですか。
○松原委員 そういう議論になれば、今、長妻議員が指摘したように、同じような発想でいくならば当然そういう方向かもしれませんが、石油公団の関係の備蓄会社、これも総務部門というのは八社あるけれども、効率化というのは当然同じように出てくるんだろうと思うので、恐らく、今の延長線上にそういう...全文を見る
○松原委員 もっと言うならば、今言ったように、石油は外交が一番大事だ、外交は大事だという大臣の御答弁がありましたが、まさに、この石油問題というのは外交と裏腹であって、外交できちっとフォローしなければこれはうまくいかないわけであります。  そういった意味では、平沼大臣もその外交の...全文を見る
○松原委員 日本は、中東におけるさまざまな事件、さまざまな紛争が起こると、今の小泉総理、もちろんそういった方針を出しているわけで、日米共同という話になるわけであります。  つまり、日本とアメリカというのは、もちろん日米安保条約というのも存在しておりますし、そういった意味では、現...全文を見る
○松原委員 イランという国はアメリカにとっては制裁対象国ということでありまして、後でこれも御質問いたしますが、例えばカザフスタンの油田、これをパイプラインでイランを経由してというのに対してはアメリカが反対をしてなかなか実現していないというふうにも仄聞をいたしているわけでありまして...全文を見る
○松原委員 そういう中で、今は黙認ということでありますが、アメリカの外交方針が対イランにさらに強硬になって、その一端として、同盟国である日本はイランから、イランのこの問題について、だめだ、この油田はもうやめろというふうな、そういう話が、もう一番最悪の事態にイランと、もっと言えば、...全文を見る
○松原委員 私が冒頭、石油は外交であると。私は、この石油は外交であるというのは、一つのキーワードだというふうに思っております。  ですから、本当にそういった意味では、我々のエネルギー安全保障というのは、実は我々と産油国との関係というよりは、むしろアメリカのそのときの戦略的な動き...全文を見る
○松原委員 これは国家の一大事ですから、このエネルギー戦略に関しては、ぜひともそういった特別の組織でもって頑張っていただきたいと思っております。  次に、サハリン・プロジェクトについてでありますが、下世話な表現を使うならば、LNGでやる場合はこれは同棲関係、そしてパイプラインの...全文を見る
○松原委員 今大臣が前向きにということなので、これ以上は申し上げませんが、要するに、このパイプラインを引くべきだというのは、私は、大事な、結論ありきということで進めていきたいと思うので、この点についての御決意をもう一回、大臣、お願いします。
○松原委員 エネルギー庁長官にお伺いしますが、それは、パイプラインを海底に引くのも大変だし、いろいろな問題がありますが、一部には、さまざまな規制があって、これがネックになっているという話がありますが、その辺の現状はどういうふうになっているか、ちょっと教えてください。
○松原委員 次に、カザフスタンにあるカシャガン油田、西部中近東最大の油田とも聞いているわけでありますが、これに対しては今どんなふうな動きになっているか、お伺いいたします。
○松原委員 カザフスタンのこの地域における外交状況というんですかね、いろいろな込み入った、それぞれの国の権益の状況、こういったものについて、エネルギー庁長官はどの程度把握をして、どの程度認識しているかというのを、ちょっとこれも参考までにお伺いしたいと思います。  例えば、カザフ...全文を見る
○松原委員 そこで、エネルギーの実務的な長官である河野さんにさらに聞きたいのは、だからこそ外交が極めて重要であるという認識だと思うんですよ。そういった意味では、この半世紀の日本の石油外交、もちろん効果もあった。しかし、いま一つしたたかさに欠けたのではないかというふうな気がしてなら...全文を見る
○松原委員 本音ではない発言だと思っておりまして、本音は、外務省もっと頑張ってくれれば何とかなったのになと、いや、みずからの自責の念も込めておっしゃっているんじゃないかと私は理解をしているわけであります。本当に、そういった意味では石油は外交でありますから、きちっとこの外交をやり抜...全文を見る
○松原委員 御決意を今聞いて、非常にありがたい、これは日本の国民、国のために大事だと思っておりますが、具体的に何か、とりわけきょう、今おっしゃるような内容があったら、一言お願いいたします。
○松原委員 メタンハイドレート、ぜひエネ庁長官も頑張っていただいて、平沼大臣の大臣在任中というふうにはなかなかいかないかもしれませんが、やはりその間にやるぐらいの、私は、例えば石油だって、三〇%から七〇%、一気に消費が拡大するというふうなドラスチックなエネルギー体系の変革というの...全文を見る
○松原委員 以上で終わります。
07月16日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
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○松原委員 東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法案起草の件につきまして、民主党・無所属クラブを代表して、賛成の立場から意見表明をさせていただきます。  東南海・南海地震は、東海地震と同様、百年から百五十年のサイクルで大地震が発生しており、一九四四年の東南海...全文を見る
07月17日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第28号
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○松原委員 私は、この官製談合防止に関しまして、民主党の提案者に対して御質問をいたしたいと思っております。  御案内のとおり、この談合、特に官製談合、こういったものがあると、大変にさまざまな意味で民間から見ても納得できない。政治の信頼感を回復するためには、最も大事な事柄であろう...全文を見る
○松原委員 弁償責任の検定に係る除斥期間を削除した意味はどういうことか、お伺いいたします。
○松原委員 大変よくわかりました。  次に、弁償責任の転嫁に係る意見の表示方法の改善、予責法第八条の改正の趣旨はどういうことか、お伺いいたします。
○松原委員 続きまして、公団等の予算執行職員に係る弁償責任の検定等、これは予責法第九条の二項でありますが、趣旨はどういうものか、これを少しお伺いいたします。
○松原委員 大変に必要な事柄かなというふうな認識を質問しながら感じているわけでありますが、本条の追加等により対象法人はどれぐらいに増加するのかをお伺いいたしたいと思います。
○松原委員 一番大事なことは、今のさまざまなことを含んで、本法律の改正によって、談合の防止という一番根本的な部分の実効性があるのか、これが一番大事なわけですが、これに関して、断固談合の防止はできるというふうにお考えかどうか、これをお伺いいたしたいと思います。
○松原委員 今のお話を聞いていまして、談合の防止によって政治に対する信頼度も高まるし、また、コストも安くなる、そういったさまざまなことがあると思います。そういった意味で、この法案の成立を大変に期待したいところでありますが、以上で私の質問を終わります。
07月22日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第3号
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○松原分科員 民主党の松原仁であります。  四月から新しい学習指導要領が実施されたわけでありますが、ちょうど、今七月半ばになりまして、約半年経過をしたわけであります。ゆとり教育というふうなことも言われておりまして、シンボリックによく言われるのは、円周率三・一四が三・〇等で、学力...全文を見る
○松原分科員 今大臣が具体的検証をしていくということをおっしゃいましたが、何かその具体的検証、また具体的なビジョンとかがあったら、ちょっとだけ触れていただければと思います。
○松原分科員 今大臣の御答弁にもあったわけでありますが、週五日制ということでありまして、土日はどういうふうに活動しているか、これからデータが集まってくるということであると、この質問はここまでで終わってしまうわけでありますが、この土曜日、日曜日の使われ方、実際にデータがすべて集まる...全文を見る
○松原分科員 そうした中で、自分の祖国に愛情を持てるようにするということも大きな一因だろうというふうに思われているわけでありますが、自分の国、自分の郷土に対しての誇り、愛情を持つという部分に関して、週五日制というゆとりの時間がある中で、こういったところに対する取り組みの具体的な事...全文を見る
○松原分科員 ここに今、産経新聞のデータでありますが、これは「日本の高校生、自己否定的?」というデータなんですよ。このアンケートですと、「自分は駄目な人間だと思うことがある」というのは、日本とアメリカと中国の比較でありますが、そこにもしかしたら資料があるかもしれませんが、日本は七...全文を見る
○松原分科員 私は、今国と個人というのの、大文字の個人だという話をいたしました。大人の姿も含め、そういうものの一つの集積としての社会、国がやはり権威を持つ、もしくは自信を持つということが大事だと思っているんです。  そういった意味では、例えばその国の歌、国歌を歌う、もしくは国旗...全文を見る
○松原分科員 最後に簡潔にお答えいただきたいんですが、そういう意味において、権威、名誉、そういったものがやはり一定必要だろう。国に対しての自信と権威と名誉というのは、私は一つの同じカテゴリーに入ってくるんだと思うんです。  ですから、そういった意味で私が最後に申し上げたいのは、...全文を見る
○松原分科員 そういった意味で、新しいこの指導要領でせっかくのゆとりが出てくる中で、今言ったような知恵の部分、自信の部分、そういった部分をぜひとも高めていただきたいと思っております。  続きまして、これは法務省的な内容になりますが、行革についてのことをお伺いしたいと思います。 ...全文を見る
○松原分科員 今の御答弁でありますが、その中身の中で、単純な発行事務とかそういったものは移管できるのではないかというふうな気も私はいたしておりますが、時間がありませんので次に進みます。  一つの事例として、法務局の品川出張所、これが城南出張所へ統合されるというふうな話になってお...全文を見る
○松原分科員 今、もっともらしい説明があったわけでありますが、実際問題として、城南に品川を全部統合するということによってさまざまな意味で本当に不便になるというのが実情ではないかというふうに思っているんですよ。  私は、統合すると人員削減にもなる、これもわかります。しかしながら、...全文を見る
○松原分科員 地元は理解して円満にそれを送り出すという姿勢になっているのかどうか、その辺の認識も、ひとつ局長、実務者側ですから言ってくださいよ。
○松原分科員 先日、副大臣は、来年二月の統合を中止、延期するというふうに決定されたと聞いております。延期幅の意味と、具体的な地元との協議は今後どんなふうに展開されるのか、副大臣、御所見をお伺いいたします。
○松原分科員 今の副大臣の御答弁で、地元の皆様の御理解、そして、本当にある意味で、これはどう考えても、客観的に、現地にいるとわかるんですが、なぜあそこからあそこかという議論があるわけですよ。そういうことを踏まえると、今とりあえず延期して検討する時間を出したというのは、私は評価した...全文を見る
○松原分科員 時間ですから終わりますが、今の副大臣の答弁で、十五年度中という先ほどのお話がありましたが、基本的には、それにとらわれずにこれはやっていくんだという決意を私は感じましたので、局長もそのことを現場として踏まえて行動していただきたい、このように思います。  以上で終わり...全文を見る
11月06日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○松原委員 既に民主党、三人の委員から質問がありました。予定していたものもかなり重複をしていたりするわけでございますので、質問通告をあらかじめしていない分野が非常に多いかもしれませんが、それは政府参考人の方で結構でございますので、きっちりとお答えいただければというふうに思うわけで...全文を見る
○松原委員 そういった意味では、本当に中小企業の実情を見ようという政府の、小泉総理も大田区にいらっしゃった、我が民主党の鳩山代表は品川、大田を回った、こういうことでありまして、それは、もう時機がそういう時機であるがゆえに現場を見ようということだろうと思います。  ただ、私は、一...全文を見る
○松原委員 本当に厳しい状況であるということを、くどいようでありますが、あえてまだ申し上げるならば、品川のある工場では、私もその棟上げ式に実は参加をしたわけであります。工場をつくり直した、つくり直したけれども仕事がなくて、実は鳩山さんと一緒に行こうと思ったら、悪いね、松原さん、私...全文を見る
○松原委員 非常に厳しい事態であります。  今回の中で、特に、先ほど生方委員が質問しておりました、新しく株式会社を設立する場合、最初の五年間に関してということであると思いますが、資本金、一千万にこだわらないというふうな話もありました。  私は、SOHOというのも含め、そういっ...全文を見る
○松原委員 ぜひ頑張っていただきたいと思うわけでありますが、ちょっと実務的な話をお伺いしたいわけであります。  政府参考人の杉山長官にお伺いしたいわけでありますが、今平沼大臣がおっしゃった、そういった新規事業をつくる場合のケースで、従来、どこかの中小企業で、いわゆる大企業から飛...全文を見る
○松原委員 いや、実は、私はこういう点をまたぜひ研究していただきたいと思うことは、今、中小企業で、さっき言ったように、社長が五人雇っていた、しかし、もう不景気だから四人やめてもらったという話を例でお話しいたしました。その会社も、一人でやる分には二カ月、三カ月先までの仕事は入ってい...全文を見る
○松原委員 どちらにしても、こうやって企業のスクラップ・アンド・ビルドが、少なくともスクラップの方が進んでしまう可能性がある現状の中で、ビルドが非常にハードルを低くして、そこでやめさせられた人がその技術を使って新しくまたすぐに展開できるというような、そういった機会をつくることが僕...全文を見る
○松原委員 極めてリアリティーのある話をするならば、厳しい話になると思うんですよ。私今申し上げたように、今、多くの企業がどんどんと仕事量が減っている。もうどこへ行っても減っています。単価は安くなっているし、仕事量は減っている。そして担保はない。そういう中で返済できるかといえば、本...全文を見る
○松原委員 私は実は、この売掛金債権の担保に関して、金融庁がどういうふうに評価しているのかというのが若干気になるのです。今の金融機関というのは、さっき中山さんの話にもありましたが、自分でリスクをしょわないんですよ。全部信用保証協会の融資つきにするんですよね。地元の中小企業は、それ...全文を見る
○松原委員 私は、どうもこれはネックは金融庁だと今でも思っていますし、今のお話は金融庁とはまた違う立場でおっしゃっていますが、本音は、向こうはそういう意識だと思うんですよ。金融庁は、これをやったらさらに不良債権がふえると思っているかもしれない。僕はそういう気がしてならないので、ぜ...全文を見る
○松原委員 本当に、かつて新幹線というのがありましたが、ああいった新幹線の車両をつくるというふうなことや、目に見える形の具体的な、中小、特に製造業にインパクトのあるそういう公共事業をぜひともお考えいただきたいというふうに思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
11月08日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○松原委員 まさに今、知的財産というのは大変に大きな時代のシンボルになっていると私は思っております。歴史をひもとくということが我々人間は大事でありまして、過去の歴史の中に多くのことを学ぶのは従来からそのとおりであります。  私が考えることは、かつて十九世紀、二十世紀にかけて帝国...全文を見る
○松原委員 今回のこの知的財産についてのまさに認識の部分をもう少し議論していきたいと思っているわけでありますが、実際、そういう中でどういう現象が起こるかというと、まさに、日本の中小企業を含む製造業のいわゆるコストが極めて高いものになる、当然であります。それは、そういった特許料や著...全文を見る
○松原委員 逆なんです。「ジャングル大帝」は日本の方で、「ライオン・キング」は英語版というか、ディズニーがつくったんですよ。  これを見ると、完全な模造品ですよ。「ライオン・キング」は、日本の「ジャングル大帝」を全くまねしていますよ、と私は思う。多くの人もそう思っている。逆だっ...全文を見る
○松原委員 私は、日本という国の特性を考えると、これは人材立国しかない。資源がそんなあるわけじゃないわけでありまして、レアメタルがとれるわけでもないし、石油が世界へ輸出できるほどとれるような国では全くないわけであります。そういった国においては、まさにこの知的財産が、ある意味で日本...全文を見る
○松原委員 ぜひ頑張っていただきたいと思うわけであります。  現実に審査期間を短くするために、私が聞くところによりますと、例えば、審査の人の数は、日本の審査官の一人当たりの審査処理件数はアメリカの二・二倍というふうな話もあるわけでありまして、明らかに審査官の数をふやさなきゃいか...全文を見る
○松原委員 具体的に本当に短期でふやすということを、アメリカの二・二倍の仕事量じゃなくて、アメリカの〇・八倍ぐらいの仕事量になるぐらいにして、やはりそういうところで常に、日本は世界で、さっきのシンガポールの話ではありませんが、最もこれについて熱心に取り組んでいる。そうしたら、ほか...全文を見る
○松原委員 同時に、弁理士の先生方に対してさらにいろいろな権限が付与されていますが、まだ足りない。  例えば、いろいろな裁判なんか起こるわけですよ、これがおかしいじゃないかとか。そういったときに、どうしても弁護士さんが一緒に行かなきゃいけないケースとかもあるわけでありますが、あ...全文を見る
○松原委員 もちろん弁護士と一緒に行くべき案件もあるだろうけれども、弁理士だけで行ける案件もあると思うので、できればその辺もさらに踏み込んで検討していただきたいというのが趣旨でありますので、御理解いただきたいと思います。  私は、同時に、やはり特許、また著作権に関しては、いわゆ...全文を見る
○松原委員 そして、アメリカでは簡易な手続のスモールエンティティーというような制度があるというふうに聞いているわけでありますが、こういったものも、やはり向こうが取り入れているものはそれを上回るものを、日本は知的財産、さっき言った意味で後進していますから、やらなきゃいかぬ。そういっ...全文を見る
○松原委員 ぜひ、普及徹底を図りながら実効性のあるものにしていただきたいというふうに思うわけであります。  そもそも、特許を出す場合に、これは特許として認めるかどうか、ストライクゾーンというのがあるわけであります。私は、この際申し上げたいことは、さっき田中筆頭理事の発言にもあり...全文を見る
○松原委員 要するに、そういう意味で、特にバイオとかいわゆるITの先端の分野においてはストライクゾーンを広げておくということが僕は大事だろうというふうに思っているわけでありまして、私は、やはり産学官の連動というのが今一番大事だと思うんですよ。  特に、所管する現場の皆さんが、お...全文を見る
○松原委員 ユーザーフレンドリーでない部分の話が聞こえたらすぐにそれは言いますから、きちっと徹底して日本の、だから、硬直した役人の意識じゃないと思うけれども、まさに坂の上の雲の時代のああいう意識で、殖産興業の意識で、一緒になってやるんだ、八幡製鉄所を最初につくったように、そういう...全文を見る
○松原委員 以上で終わります。ありがとうございます。
11月22日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  日本という国は大変に資源がない国でありまして、エネルギー問題というのは従来から極めて重要であります。人はいるわけでありまして、この人材資源の活用というのは極めて大事であります。ただ、人材も昨今は昔と比べてどうだろうかという議論がさまざま...全文を見る
○松原委員 そういった貴重なエネルギー源であります原子力でありますが、その一方において、この原子力というのは、御案内のとおり、もろ刃のやいばと言ってもいいわけでありますが、大変にリスクを持っているわけであります。  日本という国は、第二次世界大戦のときに原爆を被爆した国でありま...全文を見る
○松原委員 そういった原爆を被爆したという国において、エネルギーのかなりを、過半を原子力が担うようになったというのは、これは大変なことだと私は認識をしているわけでありまして、これだけのやはりエネルギーの供給を原子力がしているということは大変に画期的だと思っております。  私は、...全文を見る
○松原委員 したがって、我々の国民の意識としては、これだけの高い品質を維持し、クオリティーコントロールをし、たくみのわざを行い、一千年たっても極端な言い方をしたら一ミリも狂わないような、そういう一つの技術的、先進的なものがある日本のそれに対する信頼感があった。  従前から議論が...全文を見る
○松原委員 そこに今回の落とし穴があったということになるわけであります。  私は、いろいろな原子力にかかわるトラブルは、「もんじゅ」ナトリウム漏れ、ジェー・シー・オーの臨界事故、こういったものがあったわけであります。今回はデータの改ざんということでありまして、その問題性において...全文を見る
○松原委員 私は、しかし、今回やはり強烈に考えるべきは、データ改ざん、トラブル隠しという、それは従来もあったかもしれぬけれども、かなりこれが、組織立ってとは言わないけれども、行われたというふうな認識を多くの国民が持っている。これは犯罪であります。  つまり、従来はぽかであった。...全文を見る
○松原委員 これは、道義的に許される云々というのを超えて、もう犯罪であるというふうな認識を私は持つわけでありまして、大変に遺憾なわけであります。  今回は、内部告発によってこのことが明らかになったというふうになっているわけでありますが、この内部告発があったということは、ありがた...全文を見る
○松原委員 私は、冒頭、平沼大臣との若干の質疑を通して、日本のような原子力に関する負の部分のトラウマがある国において、しかし一方において、原子力というものがなければ、日本は、例えば京都議定書の問題もクリアできないであろうし、また、これからのエネルギー需要にも対応できないだろうと言...全文を見る
○松原委員 そういったことで、今般の電気事業者における改ざんですね。データ改ざん、トラブル隠しなどの一連の事件を見ると、保安院は原子力施設の安全規制を適切に行っていないではないか、そういった不安を多くの国民は持つわけでありますが、このことについて御答弁をいただきたい。
○松原委員 本当に、最後に今佐々木さんがおっしゃったように、信頼の回復というのは極めて、この日本という国においては、その国の特異性から考えて、国民が、原子力ノー、そういう声も、それは、仏の顔も三度までという言葉がありますが、「もんじゅ」に始まって、その前の「むつ」か何かもあって、...全文を見る
○松原委員 今回、データの改ざん等もあって、まさに安全性という問題は非常に問題があったわけであります。  昔の中国の儒家の中に、孟子という人は性善説、惻隠の情ということを言いまして性善説、荀子は性悪説、こういうふうな話でありました。私は、人間というのは性善か性悪かというのは環境...全文を見る
○松原委員 私も、もとより政治の使命というのは、例えば、そこに一杯の御飯しかない、そこに十人の人間がいれば殴り合いをしてしまう、性悪になってしまう、十分な食事があれば性善でいられるという、つまり、私は、人間というのは、その状況によって性悪にも性善にもなる。もちろん、人によってその...全文を見る
○松原委員 一番大事なことは、原子力施設を持っておられる地域の方々が、原子爆弾を被爆したという日本の、この国の歴史的な特異性、そういう中で、どこまで安全に対しての確信を持つかという点でありますので、私は、できることならば、そういったものが、性悪説に立つという表現は適切かどうかわか...全文を見る
○松原委員 一方において、電力というのは経済活動の米のようなものであります。コストというものが問題になってくる。これからの国際的な競争社会において、今日本は、人件費が例えば他の発展途上国に比べて高いということから空洞化が進んだりしているわけでありますが、空洞化の理由は人件費だけに...全文を見る
○松原委員 そうすると、これもやはり、日本の経済から考えると非常にゆゆしきことだと思うんですね。  維持基準の導入というのが言われているわけでありますが、それが確立されるまでの間の問題もこれあり、しかし日本の経済は今大変に厳しい状況にこれある、こういう状況に関して、大臣はどんな...全文を見る
○松原委員 本当にそこの部分ですね、エネルギー不安、一方におけるこういった安全不安、進めばエネルギー不安と、こういうことでありますから、ここをやはり経済産業省は、これ自体がまさに日本の国の一大有事であると、さっきのトラウマを含めて、エネルギー問題における安全神話という、これをぜひ...全文を見る
○松原委員 今回のこの集中質疑でやはり大事なことは、いかにして安全に関しての、いわゆる安全神話の復活を目指すか、神話までいかないまでも、これが大事なテーマになっております。  そうなるときにやはり大事なことは、一つは情報公開と、そして説明責任を全うするということが一番大事だろう...全文を見る
○松原委員 そういう中で、先ほども質問者の中に同じような質問があったわけでありますが、やはり地域の人たちが納得をする、そして了解をする、これは大事なことであって、私は、言葉をかえて言うならば、彼らも同じ土俵で責任を負ってもらうということをするというぐらいまで踏み込むことが、結果と...全文を見る
○松原委員 それは当然大事なんですが、規制委員会とかにそういった地方自治体の所管のところの人間がメンバーで一緒に主体として動く側に加わることは、やはり何か不都合があるかどうかということを聞いているわけであります。
○松原委員 要するに、やはり実務的な部分で責任を共有するぐらいにするということも一つの考え方としてあるということはぜひ検討していただきたいと思うわけであります。そうやって地域の人が加わる、それも密にコミュニケーションをとるんじゃない、そういうレベルじゃなくて、ぴしっとそこに入って...全文を見る
○松原委員 もう終わりにしますが、例えば、そういった原子力発電所のある地域では、学校の、小学校の教科書でも、学習の中で一時間使って、こういうものは安全なんだとか、そこまで私はやってもいいぐらいの認識を持っておりますので、そんなことも含めて御検討いただきたいと思います。  以上で...全文を見る
11月27日第155回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○松原委員 ただいま赤羽委員からも質問がありました三宅の問題であります。  御案内のとおり、三宅島全島避難を終えて二年三カ月を経過しているわけであります。日量、まさに四千トンから一万数千トンという二酸化硫黄が、多いとき、少ない日ありますが、出ております。最盛期よりは少なくなった...全文を見る
○松原委員 五月十六日、先ほどから議論に出ております、当委員会におきまして「三宅島噴火災害対策に関する件」、こういったものがつくられたわけであります。その中に、いわゆるショートステイのための「各集落へのクリーンハウスの設置」というものも書かれておりますし、こういったものを受けて、...全文を見る
○松原委員 そこまで、ようやくトンネルの先が見えてくるかなという期待感を持ってのこのショートステイ、ぜひとも充実した、また、三宅の島民の皆さんにとって希望の明かりが見えるようなものにしていただきたい、このように思うわけであります。  そうした折に、この三宅島、実際は船で帰島する...全文を見る
○松原委員 実際に、従来は補正で対応してきたわけでありまして、逆にそれが、現在なかなか厳しい環境の中に、もちろん財政逼迫の折でありますが、しかしながら、災害ということを考えたときに、しかも、これからいよいよショートステイがあって、やがてロングステイ、定住ということになったときに、...全文を見る
○松原委員 そういう中で、今補正では一・五兆円を目途に、公共投資予算措置を講ずるというふうに伺っております。この補正に関してのペーパーの、補正予算についてという中に、災害の部分というのはなかなかきちっと盛り込まれていないわけでありますが、これも大事なことでありますが、その中で、強...全文を見る
○松原委員 そういった御努力をぜひともお願いしながら、本当に三宅の未来に向かって希望が持てるような対策をさらに講じていただきたいと思うわけであります。  先ほどから議論にありましたように、御案内のとおり、三宅の島民の方は、みずからの意思で三宅に戻ることができない環境の中に置かれ...全文を見る
○松原委員 やはり阪神の被災を経験なさっておられる大臣の思いが今の御答弁にあるんだろうと私は思います。  本当に各省庁の中の議論であると思いますし、先ほどの弾力的運用、我々が出しておりますこの「三宅島噴火災害対策に関する件」の文章にある「生活保護法の弾力的運用等の避難生活の支援...全文を見る
○松原委員 どうもありがとうございました。