松原仁

まつばらじん

小選挙区(東京都第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

松原仁の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○松原委員 きょうは、私、最初の質問でありますので、特に教育全般について議論をしていきたいと思っております。  今、教育は最大の危機を迎えていると言われておりまして、学級崩壊その他、かつてないほどの、だれが見ても危機的な状況にあろうと思っております。  いろいろなアンケートが...全文を見る
○松原委員 私も大臣の認識と大変に似通ったものがあります。自信がない子供が多いというのは、それはひとり教育の問題にとどまらないわけであります。広い意味での教育ということを考えれば、人間の対話を通じての社会そのものも教育というふうに見れば、それは教育の範疇に入ります。  私はしば...全文を見る
○松原委員 こういったそれぞれの国が、教育の基本的な物の考え方で愛情ということを言っている。極めてこれは大事なことであって、昨日の大臣の所信の中に、地域と学校は連携協力というような、ある意味で極めて社会教育的な要素が今の日本では欠けているから、これをきちっとやっていこうというその...全文を見る
○松原委員 先ほど申し上げたように、国家は大文字の個人だという言葉をある程度考えるならば、もちろん、例えば、きょうは委員会は全く違いますが、外務省も毅然とした態度をとって自信を持たせる外交を展開するということは、結果としてそれが一人一人の個人に反映をするんだろうと思っておりますの...全文を見る
○松原委員 大臣も言わんとするところは同じだというふうに理解をしていきたいわけですが、私は、例えばフランスは、フランスの教育においてフランスの文化を主観的に、これはすばらしいというふうにして教育をしていくんだろうと思います。ドイツもそのような、それは主観的という響きの中に間違いが...全文を見る
○松原委員 論語の中に「学びて思わざれば則ち罔し。思いて学ばざれば則ち殆し」という言葉がありますが、結局、「学びて思わざれば則ち罔し」というのをどう解釈するかですが、知識はたくさんあるけれども、それが消化をされて、一つの意思決定をするときの世界観というか、一つの彼の中における哲学...全文を見る
○松原委員 私は、この権威というのは極めて大事だと思っているんですよ。どうも大臣の御認識は、もちろん大事だと思っておられるようですが、私は極めて大事だと思っております。  これは全然事例が違うわけですが、例えば、上野動物園の話で恐縮なんですが、猿を調教する人間の話がありまして、...全文を見る
○松原委員 この伝統文化を重んじるという方向に、今、学校教育の中でも一つの方向が出てきている。例えば和楽器を勉強するとか、そういうのもあるけれども、やはり、そこのベースにも基本的に他の先進諸国でもあるような地域に対する愛情というものがなければ、私はこれもまた画竜点睛を欠くことにな...全文を見る
○松原委員 非常に、現実をやはり知っておかなけりゃいけないと思うんですね。  私が知っている都内のある中学校は、正門がずうっとあいていない、あかない。何であかないのか。それは、正門をあけることによって、そこの学校の卒業生であるけれども、どちらかというと非行に走ったような人を含め...全文を見る
○松原委員 終わりますが、今、地域の教育力ということをおっしゃった。その原点にあるのは、今言った愛情だと思います。そういった大原点があれば、地域の人間ももっと立ち上がりやすい。今の状況で個人個人でということであれば、私は、おのずから危険を負担しない人間が多いと思います。私は、根本...全文を見る
02月28日第156回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○松原分科員 民主党の松原仁であります。  竹中大臣に質問をするわけでありますが、今、日本の経済は大変に厳しい環境にあります。今、自殺者は年間三万人とも言われておりますが、実態はそれをはるかに超えるだろうというふうに思っております。先般も、私の大変に親しくしている人間が、お葬式...全文を見る
○松原分科員 私は、今の自殺者の急増問題、竹中さんはそういうふうにおっしゃるけれども、大変にそれが、経済の運営の仕方にやはり原因があるんじゃないかというふうな気がしているわけであります。  この問題は非常に大きな問題でありますが、後で時間があれば、もう一回やりたいと思います。 ...全文を見る
○松原分科員 竹中さんは大変なエリートであります。英語ももちろん使いこなせるし、何カ国語かできるのかもしれません、私はよく存じ上げませんが。  今のグローバリズムという考え方において、私は、若干それは軌道修正をしていただきたいと思っております。  というのは、地球規模での活動...全文を見る
○松原分科員 一番大事なことは、国が何をやるかというのはいろいろな議論があります。できる会社というのはやはりどんどんやっていくわけであります。変にいろいろな規制がない方が国際競争の中でやっていけるというのは、しばしばあるわけであります。やはり、国の使命というのは幾つかありますが、...全文を見る
○松原分科員 国民が自信を持ちながらと言うけれども、自信をみんな持っていない。持ちながらと竹中さんが言えば言うほど国民は自信を持たない。それはなぜなんでしょうか。なぜ国民は自信を持たないのか。  竹中さんは学者をやってこられて、今、大臣でありますけれども、国民を守るという強烈な...全文を見る
○松原分科員 しばしばウィンブルドン方式というのが言われているわけでありまして、テニスコートは貸しましょう、プレーする人はどこの人でもいいですよと。私は、これはイギリスでは成立をすると思うんですよ。日本でウィンブルドン方式というのは、経済において必ずしも成立をしない。短期的には、...全文を見る
○松原分科員 そうすると、かつての長銀の問題を含め、外資が入ってきた。ある種のウィンブルドン的現象というふうに思うわけでありますが、これに対しては大変遺憾であった、こういうふうに思っておられますか。
○松原分科員 そういった意味では、それを守り切ることはできなかったと私は申し上げたいんですね。  今、ウィンブルドン方式は否定すると、私は、それは国民経済を守る大臣としてふさわしい答弁だと大変に評価しますよ。当然、それは、一方において、さっき言ったグローバリズムの、お金と労働は...全文を見る
○松原分科員 終わりますが、最後に一つ申し上げたいのは、結局、今の話で、それは、一兆円の瑕疵担保条項もある中で、本当に国民が損していないと言えるのかということも含め、もう答弁は結構ですから、私は非常に疑問だと思っている。私じゃなくて、一般の国民がそれを思っている。  それで、今...全文を見る
04月03日第156回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○松原委員 日本の災害史上類を見ない三宅島の災害がもう丸二年を経過し、本当に長期戦に入っているわけであります。従来なかったこの長期の災害の中で、いろいろな議論が災害対策特別委員会でも行われてきたわけであります。  結果としては、大変に火山ガスが、まあ当初よりは噴火口から出る火山...全文を見る
○松原委員 これはうちの方で通告の中に入れていなかったら大変申しわけないんですが、地震についてはどうなっているかということをお答えいただけますか。
○松原委員 そういうふうなことで、こういった一時滞在型帰島も現実的なものになってきたというふうに思うわけであります。私は、この滞在型帰島がこの段階で早かったのか、遅かったのか、適切だったのかというのは、これは後世の判断もあろうかと思います。  ただ、一つ言えることは、今まで三宅...全文を見る
○松原委員 実際に二年近い、土木作業員が現地で働いていての事故ゼロということで、事故というか、いわゆる火山性のガス等による問題は起こらなかったということは、帰島する上での一つの大きな材料になるのではないかというふうに思っているわけであります。  その場合に、今、平成十三年度では...全文を見る
○松原委員 その場合、もちろん、先に、結果としては殊重大なことがなく終わっているということを考えれば、ガスが出るという段階でどこかで検知をし、それを知った段階で通報され、そして仕事をしている人間が退去する。まあ、退去するといったって、一分や二分で退去をするわけではないので、駆け足...全文を見る
○松原委員 これは一つのシミュレーションになるわけですが、実際に、もう一時帰島でなくて、将来的に火山ガスとの共生、火山ガスとの共生といったって、年がら年じゅう共生しているわけじゃなくて、今おっしゃったように、火山ガスが出てきたときに、短期的影響、急性影響というものを避けるためにち...全文を見る
○松原委員 後で質問しようと思うんですが、帰島も、段階的というんですか、すべてが帰島できるのか。今、この土木作業もそうですが、恐らく屈強な方々ということですよね。ですから、場合によっては、土木作業をする場合に、当然、呼吸器系の慢性疾患を持っているかどうかとか、そういうチェックはな...全文を見る
○松原委員 今お答えにあったように、大変に厳しい被害で、東京新聞のきのうの朝刊に載っている記事でも、「室内にネズミが入った」、「畳や壁などのかび」、「シロアリ」、こういうふうなことがあって、この新聞の記事ですと、住宅修繕費は平均で三百三万円かかるというふうなことが書かれているわけ...全文を見る
○松原委員 このクリーンハウスというのはとにかく画期的で大事なのでありますが、クリーンハウスで生活をし、その次の展望というところまで今語れるのかどうかというのは、火山ガスとの共生というテーマを含めて議論になってくるわけですが、次の段階では、私はこの災害対策委員会で前にも御質問いた...全文を見る
○松原委員 そうしたときに、どちらにしても大変に問題になってくるのは、経済的な部分の議論になってくるわけであります。経済的部分の議論というのは二つありまして、実際に三宅に戻ってから収入があるのかというのは、これも大変大きな議論でありまして、戻ったはいいけれども、なかなか生計が立て...全文を見る
○松原委員 国が何を国民に対してするかという問題があります。国が国民の生命財産を守るというのは、基本中の基本であるというふうなことでありまして、非常に難しい議論であることは事実です。基本的には、それぞれの個人の財産は個人が守るということは、極めて当たり前の考え方であろうと思います...全文を見る
○松原委員 それは現実に村長ですが、当然、国のその意向があったわけであって、確かに名目上は村長かもしれないけれども、やはりそれは一体の中での議論だというふうに私は理解しているわけです。  ですから、私が申し上げたいのは、今、例えば、教育基本法もひとつ考え直そうじゃないか、私は大...全文を見る
05月16日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  国立大学の問題でありまして、今議論がされているわけでありますが、そもそも、国立の大学が、日本の場合は、特に明治維新以降、富国強兵政策というふうな中で、官営工場がつくられたりしたわけでありますが、なぜ国立大学がつくられたか、これに関しては...全文を見る
○松原委員 今のお話でありますが、私立大学ができてきたわけでありまして、冒頭、大臣がおっしゃった、国家有為の人材をつくるということであれば、これは私立大学も国家有為の人材をつくるということは当然しているわけでありまして、私立大学と国立大学の相違点を含めて、国立大学というものがどう...全文を見る
○松原委員 私は、今回のこの法案で、特に文科省が中期目標に大いにかかわってこれをつくる、評価をするというふうなことを考えた場合、その是非の議論の前に、目的がどこまで明確なのかという議論がなければいけない。  つまり、国立大学は明らかに私立大学に比べたら税金の投下量も多いというふ...全文を見る
○松原委員 私は、発現の仕方として、そういう発現になるというのでは——何、違うの。では、もう一回答弁して。
○松原委員 やはり不十分だと思うんですよ。  私は、やはり国立大学の使命というのは、私立の場合は極めて自由なそれぞれの、自由といったら国立大学も自由は自由なんだけれども、国立というからには、特に私立大学もこれだけ存在する中において、一つの具体的な、特にこういうふうな、文科省が中...全文を見る
○松原委員 私は、今の答弁というのは極めて大事なことだと思うんですよ。国立大学は日本の国の意思を体現するんだと。私は、国家の意思というものを体現する、これは大臣は何げなく答弁をしたかもしれませんが、極めて重要な答弁だと思っておりまして、それは大事なことだ、むしろその部分は評価をし...全文を見る
○松原委員 それは工場ではないわけですけれども、しかし、私は、やはり今の日本の特に国益、我々の日本にとってどこまで国立大学が貢献するのかということを問う視点から、当然、今回の新しい法案は精査されなければいけないと思っていますから、今おっしゃった部分の議論からいくと私は不十分だと思...全文を見る
○松原委員 私は、謙虚に受けとめるというふうにおっしゃると何か日本は格好よく聞こえるかもしれないけれども、別にそれは謙虚に受けとめなくてもいいと思うんですよ。ゴーマン・レポート、おかしいじゃないかと言い返すべきですよ、それは。自分の学問分野が海外の研究機関によってそういう非常に低...全文を見る
○松原委員 私は、くどいようでありますが、日本の国立大学は、それは、日本の国家の意思を体現するんだ、いい言葉ですよ。そして、そのためには、国益のためのそういったことを、もう産学協同だけじゃないですよ、やらなきゃいかぬ。しかしながら、文科省の方に聞くと、論文の引用数はこれは大変なも...全文を見る
○松原委員 国の意思なんだから、産学連携という表現を使う必要はないと僕は思うけれども、ここの部分は、やはりきれいごとじゃないと思うんですよ。国家の、国益のための国立大学なんですから。私立は違いますよ、国立大学なんだから、その辺はきちっと目的を持ってもらった方がいいと僕は思うんです...全文を見る
○松原委員 私は、そういったことを実行するためには今の閣法では限界があるだろうというのが基本的な発想なんです。つまり、文部科学省の中の方々を中心にした評価、実態としてその方々を中心にした中で、そこまで競争原理にもさらされていないという中でこれはできないんじゃないかということなんで...全文を見る
05月19日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○松原分科員 民主党の松原仁であります。  きょうは、北朝鮮問題について、大臣その他皆様にお伺いいたしたいと思っております。  私は、昨年の四月五日に外務委員会で質問をしたわけであります。そのときも北朝鮮問題について質問をいたしました。  私は、このとき、おおむね三つの論点...全文を見る
○松原分科員 今大臣は、拉致はテロであるというふうにおっしゃったわけであります。拉致はテロであるということをおっしゃったのであれば、これは、テロを行う国はテロ国家である、こういうことになるのではないかと思いますが、御答弁をお願いいたします。
○松原分科員 それは非常に、外交上は、テロ国家ということであれば、テロ国家の指定という概念が必要でありますが、日本にはそれがないということであれば、これはまた議論をしていかなければいけない問題でありますが、少なくとも、テロ国家という概念はないけれども、拉致はテロである、このことは...全文を見る
○松原分科員 済みません、同じことの繰り返しになると恐縮なんですが、拉致というのはテロであろうと思われるというふうな表現だったと思うんですが、拉致はテロであるということは、はっきりとおっしゃっていただけるわけですよね。
○松原分科員 大臣もそれをテロと思っているということでよろしいですね。
○松原分科員 日本の場合はテロ国家という概念がないから、北朝鮮に関してそういう名称は言えないけれども、拉致はテロである、テロをする国は、言葉のあやでいけばテロ国家である、こういうふうに大臣がおっしゃったというふうに認識をいたしておきます。  次に、テロ国家であるという認識を我々...全文を見る
○松原分科員 次の質問でしようと思ったことで、既に今大臣が、経済措置は考えていないとおっしゃってしまったので。  では、考えていないわけですか。もう一回答弁をお願いします。
○松原分科員 経済措置を考えないとおっしゃるけれども、経済措置を考えないでこの問題が解決できるという確信があるということですか。
○松原分科員 一年前と比べてどうなのかというのは、私は、やはり検証しながらと思っております。  私は、昨年の四月五日に、既に、万景峰号の問題、入港阻止を含む経済措置があり得るのではないか、そして北朝鮮への送金問題を扱って、これを申し上げております。このときは、現実の拉致という問...全文を見る
○松原分科員 日本で一番部数が出る新聞がこうやって一面に書いているわけですから、これは全く根も葉もないことではなくて、今の状況の中で、それは解釈を変えるなり、山本議員なんかもそういうことをおっしゃっているわけでありますが、十分に、この送金停止を含めて、さまざまな事柄ができるという...全文を見る
○松原分科員 海外の国に対しても我々はイニシアチブを持ってやっていこうというときに、それは三番目の質問でちょっと触れようと思ったことでありますが、例えば、この北朝鮮の国連人権委員会の作業部会に対する回答、これなんかも随分批判があって大臣が謝ったというふうに私も聞いておりますので、...全文を見る
○松原分科員 ちょっと今の答弁は納得できないんだな。  というのは、まず第一に、外務省はずっと国際世論に訴えてきたとおっしゃる。しかし、外務省はどれほどのことをやったのか。今そういうことを言うと、ちょっと時間がないのであれだけれども、文句を大分言いたくなる。  大体、十二行し...全文を見る
○松原分科員 十二行の部分に関しては、常に我々は、怒りがたくさんある、主張することがたくさんあるわけですから、いかなる形でも十二行という形にはならないはずだと思います。  それで、私が大臣に申し上げたいのは、どちらにしても、この部分で大臣は経済制裁が今も必要ないというふうに思っ...全文を見る
○松原分科員 それから、最後に、そういう中で、北朝鮮に対する非難決議が採決をされたわけでありますが、その決議、二十八カ国が賛成し、キューバや中国など十カ国が反対をしたというふうな議論であります。  この十カ国に関してでありますが、日本の例えばODAなんかは戦略的に使われるべきだ...全文を見る
○松原分科員 時間が参りましたから、終わります。
07月23日第156回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  質問に入る前に、このたびの七月梅雨前線豪雨災害により亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、御遺族に対し深く哀悼の意を表します。また、行方不明の方の一刻も早い救出をお祈り申し上げます。  質問に入らせていただきます。  ...全文を見る
○松原委員 結論からいけば、まだまだ、三宅における火山ガスの噴出にいたしましても、また地震においても、この災害以前の通常の時期よりは現在も活発であって、そういった意味では、帰島段階になっていない、こういう認識なんでしょうか。ちょっとお伺いしたいと思います。
○松原委員 火山ガスの状況、また地震の状況を考えるときに、従来からこの委員会ではたくさんの委員も質問してきたわけでありますが、火山ガスもしくは災害との、共生と言うと大変に言葉が難しいわけでありますが、島を維持するには、明らかに島は時間とともに人けもなくなっている、また、先ほど申し...全文を見る
○松原委員 そうすると、特に全島の皆さんがクリーンハウスを使って一時帰島、ショートステイ型帰島をするというのは、今スタートしているわけでありますが、おおむねあと何カ月ぐらいでこれが一巡するのかをお伺いしたいと思います。
○松原委員 九月までで大体一巡するということになれば、そこである種の、村の、島民の皆さんの意識というのは出てくるんではないかと私は思うんですね。実際、自分で自分の家屋を現実に調べてみて、これだったら戻ってやってみようかな。まあ、その日によって火山性ガスの濃度は違うわけで、私も三回...全文を見る
○松原委員 つまり、そういった要望があれば、それは島に十個も二十個もできないわけでありますが、幾つかについては前向きに検討する、こういうふうな理解でよろしゅうございますか。
○松原委員 貴重な答弁と思って理解しております。ありがとうございます。  そういった中において、現実問題として、では、現実に住もう、九月まで一巡した島民の皆さんが、よし、これはやはり自分のふるさとを捨てるわけにいかない、住もうではないか、こういうふうに思ったときに、やはり大きな...全文を見る
○松原委員 そういうことでありますが、現実問題としては、この条文を使えば三宅のそういった降灰は実態としてはかなり除去できるというふうに風聞をしているわけでありますが、あとは行動とスピードであります。そのことについては既に方針等はどういうふうになっているのか、そしてまた、具体的な作...全文を見る
○松原委員 やはりそういったものは、いろいろな、ダムをつくって当然、今後の災害に備えるということも大事でありますが、目の前にあって積み残されている災害を除去するということは、ある意味でそれに増して重要なことだろうと思っております。そういった意味では、この都市災害復旧事業国庫補助に...全文を見る
○松原委員 今、大臣が検討を前向きに進めていくという御決意でありまして、非常に期待していきたいと思います。  くどいようでありますが、三宅島の災害というのは極めて尋常ではない災害でありまして、ある意味で災害が終わっていない災害であります。通常、災害が終わってから被災者生活の再建...全文を見る