松原仁

まつばらじん

小選挙区(東京都第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

松原仁の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第162回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  きょうは、北朝鮮の核保有宣言がなされた、そのことを中心にして政府の対応をお伺いいたしたいと思っております。  まず、今回の北朝鮮の核保有宣言がなされたとき、細田官房長官は、最初にその話を聞いたときどういう印象を持たれたか、お伺いいたし...全文を見る
○松原委員 この北朝鮮の核保有について、官房長官としては、既に昨年の段階から事実上そういうのを持っているだろうということを認識していたということでありますが、それ自体もし認識していたとするならば、それに対してどういう行動をとるかという点において、私は、日本の外交は不十分だった、こ...全文を見る
○松原委員 先ほどから、御党、御党という話でありますが、私は、北朝鮮に対しては一貫して強硬な立場に立っているわけでありますが、私に対しての答弁をしてほしいんですよ、過去の話じゃなくて。今私は、建設的に、この日本のまさに国家的な危機をどう乗り越えるかということに対して質問しているわ...全文を見る
○松原委員 つまり、細田官房長官の認識としては、イラクよりも北朝鮮は厳しい環境だと。当たり前であります、それは持っていると言っているわけだから。本来であれば、それはイラクをたたくなら北朝鮮もたたくところだ、こういうことを私は官房長官は意識として持っているというふうに認識しています...全文を見る
○松原委員 六カ国協議に向こうは当面出ないと言っているわけですよ。いろいろな条件をつけていまして、六カ国協議は、やめにするとは言っていないけれども、出ないと言っている。出てこない状況がこれはどれぐらい続くかわからないし、そのときにまた、出る条件としてさまざまな援助をしろと言ってく...全文を見る
○松原委員 私は、今の質問は、北朝鮮の核保有宣言の前と後でどう変えたんだということを言っているわけ。北朝鮮が前から持っていると言っていたといったって、今回宣言でこれだけはっきり言ったのは、これは一つの大きな事柄ですから、このことに関しては、我々は核を持っているぞとはっきりと国際社...全文を見る
○松原委員 いや私は、だからいいんですよ、一言で。いろいろとそれは今おっしゃるけれども、大事なことは、北朝鮮のこの宣言が、前からそれはわかっていたことだから、されたところで、内閣としてはこれに対して特別にそのリアクションはとらないと、特別にですよ、このことに対して。そういうふうな...全文を見る
○松原委員 それであるなら、このプリチャードさんのこういった言動というのは抗議を、それは古いことだけれども、抗議をしなきゃいかぬ。抗議をする意思はありますか。
○松原委員 読売新聞の西暦二〇〇三年二月五日、平成十五年の二月五日、この中に一面に載っている記事。これは何と書いてあるかというと、これはアメリカのコーエンさんが言っていると。  一月二十日の朝、東京・永田町のキャピトル東急ホテルでの朝食会、これは読売に載った記事ですから。来日し...全文を見る
○松原委員 読売の記事はその後、コーエン氏の発言は、アメリカなど国際社会が、既に保有しているとされるプルトニウムの廃棄も含めた北朝鮮の完全非武装化をあきらめているのではないかという懸念を日本政府や与党内に生んでいると。まあ生んでいないんでしょうけれども、今の話だと。  こういう...全文を見る
○松原委員 これは国益の問題ですから、頑張ってもらわなきゃしようがないわけですが、少なくとも御党の久間先生が、米国はイラクを武装解除すると言いながら、大量破壊兵器を誇示する北朝鮮にはなぜ軟弱で対応するのかと声を荒げたと記事に書いてある。コーエンさんの話はこれぐらいの内容があったわ...全文を見る
○松原委員 さっき、茂木さん、おられるね、ここで、やはりこちらとしては、いつまでに六カ国協議に戻らないんだったら国連安保理にこれは付託せざるを得ないということで行動するべきだと私は思うんですよ。茂木さんの質問に対して町村さんは、移る段階に現状はない、こう答えているけれども、では、...全文を見る
○松原委員 北朝鮮側がこういうはったり、アドバルーンを上げてきた、もう本当に宣言をして。泥棒が居直るような話ですよ。それに対して、我々は、いろいろな考え方はありますよ、しかし、今までの北朝鮮との交渉の中で、日本側も一つのアドバルーンを打ち上げるべきだと私は思う。それは、どういう条...全文を見る
○松原委員 北朝鮮側は、巧みなプロパガンダというか、もう瀬戸際外交を展開してきている。やはり政府が、もちろん町村外務大臣もさまざまな外交ルートを通してやっている、それは当然やっているだろうと思います。問題は、外交の中における世論操作的な部分で大分北朝鮮はやってきているというふうな...全文を見る
○松原委員 北の国会議員である人間、六人いると今お話があったわけであります。非常にこの辺をどう扱うかというのは問題なわけでありますが、この六人の北の国会議員。朝鮮総連という組織自体が、これはもう完全に北の、北朝鮮のある意味での思想的な求心力の中にある団体であるというふうに承知をし...全文を見る
○松原委員 要するに、これはサンフランシスコ平和条約のときに日本国籍を離脱した人またその子孫に関してでありますが、事実上、日本と北朝鮮の間をビザなしで往来できる、こういうふうなことになっているわけであります。  私がここで申し上げたいことは、その中で、確かに、平和条約によって国...全文を見る
○松原委員 私が聞いているのは、特に北朝鮮の、事実上日本で言う国会議員に相当する人が、ビザなしで自由に日本と北朝鮮の間を往来するというのは、これは、特にその国が日本に対して敵対行為に出る可能性が強い状況で、おかしいと思いませんかということを聞いているんです。
○松原委員 政治家同士の話でありますのでお伺いしているわけでありますが、例えば、アメリカの国会議員は日本に入国するとき基本的にビザを取得する。これは、それに対して日本側が拒否するということは現実にあり得ないですが、一応そういうことがあるわけですね。北朝鮮の国会議員が出入りする場合...全文を見る
○松原委員 いや、私は、北朝鮮の国会議員が、だから、それは朝鮮総連の人全部とは言いませんよ。率直に言えば、朝鮮総連自体がいわゆる破防法の調査対象団体だということで、これも本当は聞きたいのですが、時間がなくなってきたので、ちょっとこれは省いて話していますけれども、この破防法調査対象...全文を見る
○松原委員 私がそれを言って、それが先方に伝わることも大事でしょう。それに対して、官房長官がそのとおりだというメッセージを発することはもっと大事なんですよ。それはおかしいということをメッセージで。  私は、北が核保有宣言をして、その状況で、この法律をさらに改正する法律をつくると...全文を見る
○松原委員 私が申し上げたいのは、もう一つは、やはりこの総連というのは破防法調査対象団体なんですよ。この破防法調査対象団体というのはどんなところがあるか、ちょっと教えてもらえますか。
○松原委員 これは平成十四年十一月八日、ちょうどあの拉致被害者が五人戻ってきた後だと思いますが、我が方の中川正春さんの質疑に対して、そのときの公安調査庁の方が答えているのは、朝鮮総連については鋭意捜査をしているところでございまして、破防法に関しても、十分にその適用を考えて調査をし...全文を見る
○松原委員 これはちょっとレクでいろいろと話を聞きましたらば、誘拐、特に拉致事案にかかわっているとした場合にも、誘拐というのは破防法の適用対象じゃない、こんな話があったんですが、私は、一言ここで申し上げれば、百人を超える日本人を誘拐すれば、それは国家騒擾罪みたいなものでありますか...全文を見る
○松原委員 私は、今、儀礼的と細田さん言うんだったら、この内容、儀礼的じゃないですよ、具体的ですよ。  小泉さんのメッセージ、全部読むと非常に長いので全部読めないのですが、「私は二十二日、平壌を訪問し、」これは小泉さんのメッセージですよ。「金正日国防委員長との間で日朝首脳会談を...全文を見る
○松原委員 特に小泉さんのこのメッセージが届けられたということの、北朝鮮に対するまさにメッセージですよね、強いメッセージだった。あのときはちょうど小泉さんも、経済制裁は日朝平壌宣言に違反しない限りしませんというふうなことも言って、まさか、例えばその後において、横田めぐみさんの遺骨...全文を見る
○松原委員 少なくとも、この小泉さんのそのときの総連におけるメッセージと現実は全然違った。私は、これはミスジャッジだったということはやはり小泉さんは、きょうここにいませんが、認識をしているべきだと思うんですよね。  私申し上げたいのは、今、経済制裁論議がある。さっき町村さんもそ...全文を見る
○松原委員 そういう不審船というか工作船から潜水艦に切りかえてというふうな情報が入っているわけでありますが、そういったものを、それはこの国会の予算委員会で答弁ができなくてもいいかもしれません、私はこのことを質問することも大事だと思って言っているわけでありますが、少なくとも、こうい...全文を見る
03月17日第162回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○松原委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、意見の表明を行います。  言うまでもなく我が国は、世界にもまれに見る地震多発国であ...全文を見る
04月22日第162回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  昨今、大変に中国において反日暴動が発生をしているわけであります。マスコミの報道では反日デモというふうな表現も使っておりますが、あれは明らかに、私は、デモというのを超えて暴動というふうに言うべきだろうと思っております。  そこで、まずお...全文を見る
○松原委員 ウィーン条約の第二十二条の二項に、接受国は、侵入または破損に対し使節団の公館を保護するため及び公館の安寧の妨害または公館の威厳の侵害を防止するために適当なすべての措置をとる特別の責務を有する、こう書いてあるわけであります。  また同時に、ウィーン条約の三十一条の三項...全文を見る
○松原委員 この問題に対しては、いわゆる海外のメディアも押しなべて中国に対して批判的な記事が出ているわけであります。  例えば、アメリカのワシントン・ポストにおいてはこういった記事が載っております。  評論は、中国の都合のいい物忘れ、こういう見出しでありまして、日本の教科書に...全文を見る
○松原委員 まさにそういった意味において、今回の中国のこの暴動に関しては、国際世論も、どちらかというと中国に対して批判的な立場になっていると思うわけであります。  今お話があった、メディアの報道等で誤ったものが公開されたり、報道されたりしているものについては、都度、今、公館を通...全文を見る
○松原委員 今、齋木さんがこの「「証拠写真」を検証する」、証拠として通用する写真が一枚もなかったという本を見ている、こういう話でした。  私は、こういったものをきちっと議論して、今、間違った情報が海外へ流れているときはそれを正すというお話が高島報道官からもあったわけですが、これ...全文を見る
○松原委員 そうすると、町村外務大臣と李肇星さんのこの会談についてはどういうコメントが入っていたか、報道官、簡単にお願いします。
○松原委員 こういう中で、この反日デモ、反日暴動がこのように拡大をした原因というのはさまざまあると思っております。  この理由の一つに、既に外務大臣もどこかで指摘されたという話も伝わっておりますが、中国の反日教育があるというふうに私は認識しておりますが、これについての見解をお伺...全文を見る
○松原委員 そういった記念館のさまざまな展示物の中に事実をねじ曲げているものが仮にあるとするならば、これは日本の外務省としてきちっと対応していただきたいというふうに私は思うわけであります。  中国の教科書の問題になってくるわけでありますが、大変に我々の教科書については議論がある...全文を見る
○松原委員 しかるべく先方に伝えていくということで、私は大事なことだと思うんですね。こういったものに対して、外務省として、私は恐らく今まで研究してこなかったんじゃないかと思うんですよ。ティーチャーズマニュアルのこういったものに、今みたいな強烈な鮮血滴るとか、客観的記述とは違う、客...全文を見る
○松原委員 本当に友好を高めるには、これは実は、いわゆる中国の愛国心教育というのが十何年か前から起こって、その中心テーマは反日教育ですから、それで使われ始めた。それ以前はこういうものではなかったというふうに私は聞いております。  つまり、この段階でやり過ぎじゃないか。それは近隣...全文を見る
○松原委員 そういう中で、私は、くどいようでありますが、例えばアメリカが日本に、広島に原子爆弾を落とした。我々は、アメリカが広島に原子爆弾を落下したことについて、アメリカのこの罪状に対して強く恨みを抱くようにしむけるべきであるとか、深い恨みを心に植えつけなければいけないと、教師は...全文を見る
○松原委員 私は、本当にスポーツを愛好する人間であります。よく泳いでいるんですよ、私は。それはいいとして、日本の企業が看板を隠さなければいけないとか、邦人が厳しい環境になるとか、日本人の身の安全が図れない状況が仮に到来した場合に、私はスポーツといえども検討する必要があるだろうとい...全文を見る
○松原委員 私は、外交はみずからのカードというものを持っていかなければいけないと思っているわけでありまして、再発防止というのは極めて重要です。このことによって、五・四運動もやがてやってきます、五月四日もやってくる。ことしはさまざまな、日本に勝ったという六十周年記念だと中国は言って...全文を見る
05月13日第162回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  まず最初に、この人身取引議定書の関係で御質問いたしたいと思います。  人身取引対策行動計画や、また今国会提出されている刑法等の一部を改正する法律案において、被害者保護の問題でありますが、被害者には在留特別許可を認めるなど一定の前進は見...全文を見る
○松原委員 現行法で十分かどうかというのは、ひとりよがりになってはいけない議論でありますので、さらに、我が党はこういった方向を持って議論を進めていきたいと思っております。  次に、国際組織犯罪防止条約密入国議定書についてお伺いいたしますが、現状の難民認定審査では、難民認定申請書...全文を見る
○松原委員 とにかくこういったものは、その処理の迅速化というのは極めて重要でありますので、くれぐれもそういった方向で新しいシステムの構築等を目指していただきたいと思います。  それでは、目下の国際状況等についてお伺いしたいと思っております。  一つは、五月一日午前八時過ぎに在...全文を見る
○松原委員 ありがとうございました。  次に、この連休中といいますか、連休前後でありますが、小泉総理が先日、ロシアの六十周年記念式典に参加をしたわけであります。この式典に参加をしたことに関してお伺いをしたいわけであります。  日本政府として、六十年前、日ソ不可侵条約を破棄して...全文を見る
○松原委員 さらに、その際に日本兵がおびただしくシベリアに連れ去られ、日本の家族がじゅうりんされ、迫害され、そしてシベリアに抑留された、こういった経緯がその後あるわけでありますが、この補償問題等は現在どのようになっているのか、どのようにこの点に対してロシア側に対して、ソビエトに対...全文を見る
○松原委員 請求権の放棄ということでありますが、時間の問題があると思うんですよね。戦争という言葉で表現したときに、それが日本側が一九四五年八月十五日以降に連れ去られた人のどの部分、どの時間的なものまでこの請求権の放棄になるのかどうかというのは、いろいろな厳密な議論が恐らくあるんだ...全文を見る
○松原委員 私は、外交というのはやはり外交上のカードというものが極めて重要だと思っておりまして、少なくともロシア、旧ソ連でありますが、それに対しては、国際法的に考えても今言ったように一方的な過失が向こうにある。もちろん領土問題もまだ現存しているわけでありますが、人道的にも許されざ...全文を見る
○松原委員 私は、それは大臣がおっしゃるのもそういった側面があろうかと思いますが、特に、この六十周年という式典、まさに今次世界大戦に関する式典であるからこそ、参加をするということは、ある種ロシアに対して賛意もしながら行くという前提の中において、逆に、だからこそこういったことに触れ...全文を見る
○松原委員 それで、今逢沢副大臣は四項目おっしゃったわけでありますが、もし、その他の三項目が今どうなっているか、わかればどなたか簡潔に御説明いただきたいと思います。副大臣でも結構であります。
○松原委員 そうすると、中国側が原状回復をする、こういうことでありますが、これについては、例えばどういう見通しで行われるのか。向こうの思惑でありますが、私はこれについてさらに議論を進めていきたいんですが、どういう思惑でやるのか。  つまり、この場合の原状回復、補償をするのは、例...全文を見る
○松原委員 それは中国側の思いも含めての話だと思うんですが、私はここは、大臣が既にもう原状回復のことも強く申し入れてということであると、そごはあるかもしれません。この問題に対しては、中国がウィーン条約に明らかに抵触しているわけでありますから、この問題に謝罪、陳謝をしない限り、補修...全文を見る
○松原委員 私は、極端なことを言えば、北京オリンピックが仮にあるとして、北京オリンピックの開催地の変更も、謝罪がなかったら我々は言うべきだと思いますよ、はっきり言って。そういった非常識な国ならば、オリンピックを開催するのに適切かどうか議論をするべきだ。何か東京都知事の石原慎太郎さ...全文を見る
○松原委員 私は、あくまでも、謝罪がない段階で補修はするべきではないという、私の外務委員会の委員としての見解を申し上げておきます。  続いて、先般も中国の教師用教本、ティーチャーズマニュアルの議論をいたしました。あの古いものはきょうは持ってきておりません。これは新しい教師用の教...全文を見る
○松原委員 ちょっと細かい点をお伺いしたいんですが、中国が複数のと、複数のというのはどういう意味か非常に難しくて、日本の場合はそれぞれの地域が選択するわけでありますが、中国の場合は、教科書の選択の余地があるんですか。
○松原委員 ちょっとこれは見解の相違があるので議論したいんですが、きょうは時間がもうありませんから、次回の質問に回します。  私が申し上げたいのは、この中国のティーチャーズマニュアル、この中に、この間も大変に鮮烈な、牢記という表現があったと。日本に対しての恨みを胸に深く刻み込む...全文を見る
○松原委員 私は、齋木審議官は大変に御信頼申し上げております。それはそれとして、しかしながら、この愛国主義実施要綱は、私は、中国はそれで一つの教育の、まさにそれまでの愛国主義教育をさらに徹底して進めてきた原点であります。そこに書いてある内容は五項目で、これを国会図書館の方がちゃん...全文を見る
○松原委員 ほとんどインチキだと言われているんですね。これは読売新聞の五月五日でありますが、「しかも、教科書に記載された中国側の「史実」には、意図的に反日感情を植え付けようとする表現が多い。 高校教科書にある「田中上奏文」がその一例である。田中義一首相が中国侵略計画を昭和天皇に密...全文を見る
○松原委員 この問題は極めて重要な問題でありまして、中国の教科書を私も取り寄せて、ティーチャーズマニュアルも分析しております。  内容も変わってきております。新しいティーチャーズマニュアルでは、南京大虐殺に特化したり、例えば台湾に対しての批判をよりウエートを増したり、いろいろな...全文を見る
○松原委員 もう質問を終わりますが、できればこの教師用教本のあり方、ここまで踏み込まない限りにおいて根本的な解決にはならないということと、ここにあるのは、まさに歴史を客観的な歴史ではなくて思想教育として使おうという意図が見えている、文言で明確に書かれているということも指摘しておき...全文を見る
○松原委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、人身取引議定書及び密入国議定書に対し、賛成の立場から討論を行います。  近年、複雑化、深刻化する国際組織犯罪に国際社会が一致して対処する上で、我が国が人身取引及び密入国に関する両議定書を締結することは有意義なことであり、賛成であ...全文を見る
05月18日第162回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  質問に入るわけでありますが、その前に、今の御質疑にありましたが、私たちは日本の歴史の中で今日生きているわけであります。この靖国問題がさまざま議論になったりする中で、その一つの問題点はA級戦犯ということになろうかと思っておりますが、このA...全文を見る
○松原委員 このパール判事の議論というのは、罪刑法定主義といいますか、既にある罪状でそのときの罪は決めるのであって、後づけの罪状で遡及しないという当たり前のことを含め、さまざまな論点から東京裁判の違法性を参加した判事として訴え、こういった違法な裁判は認められないといって彼はインド...全文を見る
○松原委員 受け入れる、受け入れないではなく、私が今申し上げたのは、こういうふうなパールさんのような議論もあることを踏まえて、靖国問題について考える場合、さまざまに検討するべきだということを御示唆申し上げた次第であります。  それでは、ちょっと今回、実はきょう、北朝鮮の万景峰号...全文を見る
○松原委員 交付をする場合の大まかな審査内容と日数についてお伺いいたします。
○松原委員 今、二十隻ということで、二十件でありますね。そのうちの十八隻がMMIAニュージーランド、二隻がセピア、ここで保険を入っているわけでありますが、まず、その十八隻が入っているMMIAニュージーランドについてお伺いいたします。  この設立はいつでしょうか。
○松原委員 ちょっともう一回確認なんですが、平成元年に西インド諸島で設立をしているMMIAという会社があって、その事業を承継しているのがこのMMIAニュージーランドで、その設立は平成十六年六月二日ということでよろしいんですか。もう一回確認します。
○松原委員 この設立の平成十六年六月二日というのは、改正油濁法の施行前ですか、施行後ですか。
○松原委員 このMMIAニュージーランドというのは、保険料支払いの実績というのは今までありますか。
○松原委員 先ほど、支払い等のこういった事柄も調査内容に入るというふうにおっしゃったと思うんですが、過去のそういうものは承知していないということは、調べていないということですか。調べても、なかったということですか。
○松原委員 万景峰ともう一隻はセピアという会社がその保険を担当しているんですが、これは風聞なんでありますが、わかればお答えいただきたいんですが、このセピアという会社というのは、MMIAニュージーランドの経営者であるポール・ランキンさんのお嬢さんと関係があるかどうかわかりますか。
○松原委員 通常のケースでは、PIクラブという連合で、金額が多額に上る場合に組むわけでありますが、このMMIAニュージーランドというのは一社でPIクラブを成立させているんですか、ちょっとその辺教えていただきたい。
○松原委員 ということは、このMMIA以外の会社もそこに入っている、こういう理解なんですか。ちょっと、私、この辺が込み入っているので教えてほしいんですが、MMIAという会社以外の会社も入ってこのPIクラブができているんですか、これをちょっと説明してください。
○松原委員 このMMIAニュージーランドの補償能力というのは、補償能力があるというふうに判断したと思うわけですが、その根拠というのは、どういう根拠があったのか、教えてほしい。
○松原委員 ロイズと再保険契約を結んでいるというのは、そうすると、これはどういうことですか。ロイズも保障しているということですか、このMMIAの保険を。ちょっと教えてください。
○松原委員 そうなると、ロイズが、世界でも最も有名なロイズが最後は引き受ける、こういう認識でよろしいんですね。もう一回確認だけしておきます。
○松原委員 つまり、このMMIAが何らかの形で法的に払わなきゃいけない状況になったときに、それを最悪はロイズが肩がわりするということですね。
○松原委員 行くということは、ロイズが払うということですね。
○松原委員 わかりました。  実は、保険会社のニュージーランド・リンクに慌てる日本という記事がニュージーランドの新聞に載ったそうでありまして、デビッド・キングという記者がこれを取材しているわけであります。この中で、日本政府はあるミステリアスなニュージーランドの保険会社について調...全文を見る
○松原委員 ここに産経新聞の五月十五日の記事があって、これは多くの国民の皆さんも読んでいて、これが本当にずさんな審査なのかどうかということは大変に問題になっているわけであります。  この中で幾つかの事例も書いてありますが、ちょっとお伺いしたいんです。  そのMMIAニュージー...全文を見る
○松原委員 私が聞いたのは、まず第一に、この会社の名称を聞いているんです。この会社が何という名称の会社か。事故が起こった段階で、ポール・ランキン氏はどの部署にいたのか。その裁判の方は十年ですよ。でも、事故が起こったのは六年と書いてあるんだから、そこを答えてください。
○松原委員 ダイレクターという立場は、これはどういう立場、取締役なんですか。一般の社員とは違うと思うんですが、どういったポジションなのか教えてください。
○松原委員 どういう立場か承知をしていないということでありますが、少なくともこの方が所属をしていたオーシャン・マリーンが、平成六年に事故を起こした際は二億八千万の支払い判決が下されたけれども、会社が十一年に倒産して払えなかった、こういうふうな話であります。確かに彼は平成九年にやめ...全文を見る
○松原委員 では、事実だけ淡々と答えてください。  一審の東京地裁ではどういう判決であったか、もう一回確認します。
○松原委員 そのときの保険会社がMMIAでありまして、社長はポール・ランキン、こういうことであることは、この新聞紙上でもというか、私も、きのうのレクの段階で明らかにされているわけであります。  つまり、このポール・ランキン氏に関して言えば、今までこういった二件の事柄にかかわって...全文を見る
○松原委員 これは、ニュージーランドの法律に適合しているかどうかということでありますが、会社そのものの設立が極めて直近である。MMIAという会社からMMIAニュージーランドに、なぜ、同じ経営者でありながら場所を移してつくったのか。いろいろな憶測はできるわけでありまして、MMIAが...全文を見る
○松原委員 どちらにしても、私はそういう議論じゃなくて、責任はちゃんととらなければいかぬですよ、海事局長。「国交省ずさん審査」と、産経にここまで書かれて、確かに、ぎりぎりのところで、どうも怪しいけれども決定打ではないという感じの答弁だと私は思うんですよ、率直に言って。  やはり...全文を見る
○松原委員 これは、少なくとも北朝鮮がああいうふうにみずからが発言をしている以上、この部分に関しては日本政府もきちっと、それに対しての反撃といいますか、そういったことは逐次、フェンシングの突きみたいなものでありますが、出していかなきゃいけないだろうと思っております。  次に、時...全文を見る
○松原委員 つまり、同じヤルタ会談について、アメリカは評価せず、歴史的な過ちだったと言い、ロシアは評価する、こう言ったわけでありますが、大臣、直接的ではないとおっしゃるかもしれませんが、日本はどんなふうにお思いか、簡潔にお答えください。
○松原委員 ここにこの歴史認識の難しさがあるわけであります。  今大臣がおっしゃったように、日本はこの会合に直接みずからが主体的にかかわる側ではないので、またちょっと米ロとは立場が違うわけでありますが、私たちはこれに対してどう認識するか。今おっしゃったように、日ソ中立不可侵を破...全文を見る
○松原委員 お立場上、そこは精いっぱいの議論だと思うんですが、こういうふうなことを含めて、特に中国の歴史教科書に関して、日本の侵略性を証明する部分としてさまざまな事柄が書かれている。  例えば、私は、前回の委員会の質問で田中上奏文のことを聞きました。御答弁としては、田中上奏文は...全文を見る
○松原委員 時間もないので、最後に大臣にお答えいただきたいわけであります。  この歴史認識、その土台になる事実の問題、極めて中国側の、特に教科書、ティーチャーズマニュアルの話は前回、前々回と二回続けましたが、教科書においては、明らかに田中上奏文はおかしい、明らかにさまざまな他の...全文を見る
○松原委員 これで終わりにいたしますが、中国の反日暴動が収束した理由も、国際世論というものがあったわけでありますから、特に、中国に対して申し入れるだけではなくて、国際世論に対してこのことを明らかにするための努力を、日本の国益に合致することでありますから、外務省、町村大臣中心に全力...全文を見る
06月16日第162回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  三宅帰島が本格化をし、現在約千九百人ということでありまして、過半の三宅島民が戻っている、こういった状況であります。  長い間三宅島から離れておられた方々が勇躍三宅島に戻ることができるようになった、このことを私は心から喜ぶ一人であります...全文を見る
○松原委員 つまり、高濃度地区に住居のある島民の方々にとっては、島に対する避難指示は解除されたけれども、自分の住まいに対してはそれはできない、こういうことになるわけであります。  そういった方々の帰島は今どんなふうになっているか、お伺いいたします。
○松原委員 この九十四世帯が帰島なさっておられる、こういった皆さんは帰島した後自分の住まいに住むことができない、こういうことであります。大体、この高濃度地区というものの分布というんですか、エリアが変わらない限りはこの状況は残るということになろうと思うんですが、ちょっとここでお伺い...全文を見る
○松原委員 この場合、三宅島のいわゆる高濃度地区の指定というものは、これは、見直しというのはどのぐらいの頻度で行われるのかということですね。ちょっとこれをお伺いいたします。
○松原委員 つまりこれは、村の方が意思決定権者として、人体に悪影響があるという高濃度地区についてのこのエリアを、ここはこれから高濃度地区から外しましょうとか、ここは新たに高濃度地区になりますとかいうふうなことを判断する、同時に、その判断を変えるタイミングについても、これも村の方で...全文を見る
○松原委員 例えばマスクをしますよね、防毒というか、ガスに対するマスクをした場合に、マスクで高濃度地区において活動するということは、技術的というんですか、現実には不可能なのかどうか、ちょっとお伺いしたいと思います。
○松原委員 例えばあそこの民宿の中には、脱硫装置をつけた部屋を確保している民宿もありました。私は前のこの災害特でも申し上げたんですが、各戸に脱硫装置、コンパクトな安いものをつけるということによって、また、ガスマスクを携帯することによって、この高濃度地域において、リスクはもちろん高...全文を見る
○松原委員 これは、議論として先ほどもあった飛行場の問題も絡んでくると思うんですよね。要するにあの三宅の空港というのは、東京からですと羽田から頻繁に昔は飛行機が飛んでいたわけでありまして、やはり島の復興を本気でやるならば、それは船舶だけではなくて、飛行機が飛ぶというのは、これは大...全文を見る
○松原委員 飛行場はそういうふうなことで、これもちょっと今は質問を続けたいわけですが、私は、もう一点申し上げた、高濃度地区に居住を従来していた人たちが脱硫装置つきの部屋を確保するなりして戻ることの可能性、高濃度地区といってもランクがあると思うんですよ。本当にリスクが高いところと、...全文を見る
○松原委員 では、ちょっと気象庁の方に聞いた方がいいですね。ほかの質問もあったわけですが、実際、この火山ガスの今後の推移はどのようになるのか、お伺いいたします。
○松原委員 ここが一つの決断というか難しいところになると思うんですよ。つまり、膠着状況の火山ガスの発生が続く中で、今言ったように、帰島というのは、それは、避難指示が解除されて帰島して、自分の家に戻れた人はこれは本当に帰島できているわけですよ。しかし、自分の家は高濃度地区だから戻れ...全文を見る
○松原委員 これはなかなか難しい議論なんですが、要するにその二つなんですよ、私が一番三宅へ行って感じたのは。帰島している方の中で自分の家が高濃度地区で帰れない方の問題、飛行場の問題、これがやはり一番大きなテーマだと思うんですよ。これにどうやって立ち向かうか。それは、飛行場は別につ...全文を見る
○松原委員 ちょっとこの辺の議論は、特に飛行場は問題でありますし、同時に、脱硫装置の部屋を例えばどこぞの民宿のように一部屋確保してというのは、極めて現実的だというふうに私は思っています。少なくとも、ガスマスクを携行して高濃度地区ではないところだって人間が活動していることを考えれば...全文を見る
○松原委員 私が言っているのは、それは一つの例でありますが、そういったことも含めて、三宅のような特異な、災害の継続が行われているわけですよ、いわゆるかなり特異な事例ですから、災害が終わって復興しているんじゃなくて、災害が既に継続している状況の中で、特例的に、我々が提出したようなそ...全文を見る
○松原委員 いや、三宅の場合は災害が継続しているんだから、それは私は違う判断があって当たり前だと思いますよ。  ただ、私が言っているのは、本体にも使えるこういった措置を三宅は特例的に、全国津々浦々をやれと言ったってなかなか簡単にいかないかもしれないから、現実的に皆さんのお考えと...全文を見る
○松原委員 もう時間ですから終わりますが、やはり、これからが勝負に入ってくる三宅島の復興に関しては、一段の前向きの取り組みをしていただきたいというふうに思いますし、災害は、この三宅に関しては現在進行形で続いているんだよという認識の中でやはり特段の配慮をするべきだというふうに思いま...全文を見る
07月13日第162回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  今、世界の環境というのは、テロを含めて、この間イギリスでテロがあったわけでありますが、大変に緊張感を増しているわけであります。  日本の場合は、テロに関しては既に経験を積んでいるといいますか、例えばオウム真理教によります地下鉄サリン事...全文を見る
○松原委員 国が何をするかという場合にしばしば言われることは、国は、そこに住む国民の生命財産を守るということでありますから、それは、例えば災害が起こった場合の対処、また、災害を未然にいかにして減災するかというその仕組みづくり、またこういった海外のテロリストによるテロに対して、きち...全文を見る
○松原委員 バイの話し合いというのは当然当事国同士でありますが、今大臣おっしゃったように、拉致問題というのは、人権問題というふうにとらえるならば、これはあまねく大きな問題になってくるわけでありまして、六者協議に参加する国の中で、拉致問題を六者協議の全体の中で取り扱おうという機運は...全文を見る
○松原委員 この拉致の問題、前にも話しましたように、時間がたつと、関係している方々もお亡くなりになる方もおられたり、再開ができない状況がどんどん生まれてくるわけであって、この問題はもう、日本が強く主張し、同時に他の国々を説得し、この土俵をつくっていかない限りにおいては、私は解決が...全文を見る
○松原委員 この問題というのは、にせ遺骨問題で迅速かつ誠実な対応がなければ厳しい措置をとる、この厳しい措置というものの中身は、どういう中身でしょう。
○松原委員 それで、思うに、北はこのことに対して迅速かつ誠実な対応をしたという認識はお持ちでしょうか。
○松原委員 この間、北の発言は、この問題、日本のでっち上げだという発言があったと記憶しておりますが、この辺をちょっと説明してください。
○松原委員 これは日本がやったでっち上げであり、関係者を処罰しろ、ここまで北朝鮮側は言っていたと記憶しておりますが、ここで問題なことは、そういう議論で、日本は、先ほど町村大臣おっしゃったように、日本の警察を信じ、まずみずからのところを信じて行動している、細田さんは迅速かつ誠実な対...全文を見る
○松原委員 私は、やはり被害者家族があの炎天下で座り込みをするところまで彼らを追い込んでしまったことに対しては、町村大臣、非常にじくじたる思いを持っておられるだろうし、また、そういった思いがなければいけないと思っております。  特に、細田さんが半年前に迅速、迅速といったら大体半...全文を見る
○松原委員 その見通しは、極めて甘い見通しである。私は、大臣も、この六カ国協議で今のようなスタンスで拉致が本当に解決されるというふうに御本人はお思いになっていないんじゃないかと思うけれども、極めてそれはこの拉致に関しては甘い見通しだ。  もう一つ言うならば、重大な措置を講ずると...全文を見る
○松原委員 すなわち、謝罪はしなくて、賠償と再発防止の議論が進んでいる、こういう理解でよろしいですか。
○松原委員 六月十六日の、劉建超報道官ですか、彼が、御指摘の謝罪の問題について、私は、このような問題は存在せず、本件問題は既に解決されたと考えるというふうに言っているわけですが、これは町村大臣、どういうふうにお考えでしょうか。
○松原委員 この報道官の発言はそんな程度の発言だ、こういう御認識。しかし、それであれば、これに対して、やはり同じレベルで、違うぞ、そんなことはおかしいじゃないかと、やはり日本の、それは齋木さんが報道官なのかどうかわからないけれども、しかるべき立場が言い返さなきゃいかぬと思うんだよ...全文を見る
○松原委員 だったら、まあ、これは立場はだれかわからないけれども、齋木さんでいいですよ、この報道官の発言は無責任だと言ってくださいよ。
○松原委員 これは、きのういろいろな議論をして、質問レクの中でいただいた資料ですから、出どころはそちらですから、見ていない、そんなばかなこと言わないでくださいよ。これは知っているはずなんですよ。知っているはずで、これに対して国会の場で、やはりここは違うと言ったりしているんだと言う...全文を見る
○松原委員 認識と異なるというよりは、これは間違っている、おかしい、こう言ってほしいんですよ。
○松原委員 だんだん時間がなくなってきたのでこれで余りひっかかりませんが、こういうときにやはりクイックに素早い反撃をしないとだめなんだと私は思うんですよ。それは、大臣、そういうことを素早い反撃をしないから日本の外交がどんどんとこうなってきてしまっていると私は思っている。  中国...全文を見る
○松原委員 四月十七日に李肇星外交部長が、中国政府はこれまで日本国民に対して申しわけないことをしたことは一度もない。これはうそですよね。例えば原子力潜水艦が石垣島に入ったりしているわけですから、このちょっと前に。一度もしたことがない、現下の問題は、日本政府が台湾問題、歴史問題、一...全文を見る
○松原委員 大臣のおっしゃるのは当然そうしなければいけないことですから、これからも続けていただきたい。  今回の暴動は、ウィーン条約から考えても、大使館に対しての破壊活動は客観的事実で、中国が悪いのは明らかなんですよ、初めから。だから、もちろん政府の努力がゼロだったとは私は言え...全文を見る
○松原委員 結局、我々の国の歴史にかかわる問題でありまして、余りあいまいな数値がひとり歩きされても困ると私は思っているわけであります。  それは、例えば、この間も東中野さんの本をここに出して、齋木さんもそれは見たとおっしゃいましたが、あの中で、ほとんどの写真が違う、それに対して...全文を見る
○松原委員 時間が来てしまったので、ほかにもいろいろと聞きたかったんですが終了いたしますが、どちらにしても、日本の今の外交に刺さった二つの問題である、中国の中国における大使館の破壊活動に対しての謝罪、これは粘り強く求めていただきたいし、北朝鮮の横田さんのにせ遺骨に見られるような、...全文を見る
07月22日第162回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  幾つか質問項目があるわけでありますが、杉浦官房副長官もいらっしゃったわけで、一つは、六カ国協議がようやく行われることになった。きのう拉致特で質疑があって、私はやはりもう一回確認しておきたいわけですね。  つまり、何を確認したいかといえ...全文を見る
○松原委員 日朝平壌宣言に盛られた経済協力はないということは、これはもうちょっと言いたいわけですが、例えば、六カ国協議で、アメリカも今回はもしかしたら、これで話し合いがまとまらなければ安保理決議というふうにするかもしれぬから、北朝鮮も譲歩する可能性があると私は思うんですよ。それは...全文を見る
○松原委員 確認ですが、日朝平壌宣言に盛られていないような経済協力というのはあるんですか。
○松原委員 ということは、私は、今のは非常に重要なメッセージだと思うんですよ。きのうの拉致特で検討するという表現をおっしゃったから、ああいうふうな表現が北朝鮮に伝わると、向こうは、ああ、もう拉致は外して六カ国協議、バイも場合によったらいいかぐらいの話になるかもしれぬ。  しかし...全文を見る
○松原委員 これを明確にしておくことは極めて重要でありまして、包括的な三つの三位一体だけれども、これは私はそういう解釈をさせていただきましたから。つまり、核の問題も拉致の問題もミサイルの問題も、少なくとも、核の問題でミサイルだけは進捗があったけれども、拉致の問題は進捗がない場合に...全文を見る
○松原委員 これは、今回の六カ国協議に臨む日本政府の極めて重要な態度を、既に暗黙の了解で伝わっていた話かもしれぬけれども、あえてこの国会の外務委員会でおっしゃったということは重いということで、私は認識をさせていただきます。  少なくとも、このことによって、六カ国協議で、日本にい...全文を見る
○松原委員 である以上は、これは現場で、佐々江さんが行かれるわけですね。佐々江さんはきょう来ているかな、呼んでいなかったか、それへ行かれるわけでありますが、佐々江さんはきちっとこの部分をやはり六カ国協議の中で主張してもらいたい、こう思うわけであります。  続いて、幾つか全般的な...全文を見る
○松原委員 そうしたら、少なくとも魚礁云々の部分では、水産庁が補助対象ということで沖ノ鳥島について今調査している、魚礁をつくる可能性に対してきちっと調査している、こういうことでよろしいですね。
○松原委員 次に、先ほど平沢勝栄氏の質問があって、竹島の問題がありましたが、竹島の領有権を主張することで、島根県は竹島の日というのをつくったわけであります、プリクラ切手を出そうよという企画はなかなか実現しないわけでありますが。  この竹島の領有権、竹島は日本の領土ということで、...全文を見る
○松原委員 双方の国民感情を刺激しないようにと言いながら、日本はプリクラ切手もつくらせないし、韓国側は、ここは観光も行かせるとか切手もつくるとか歌までつくるとか、お互いに国民感情を刺激しないようにと言いながら、どうも、日本は刺激しないように配慮をする、気配りは大いにあるけれども、...全文を見る
○松原委員 整備の必要性はあるに決まっているんですよ。日本の領土であって、そこに今ヘリコプターはとまれないんだ。かつてつくったわけですよ。それは資源調査ということでつくったかもしれないけれども、資源調査が終わって要らなくなったという議論では全然通用しないのであって、常にそれはつく...全文を見る
○松原委員 それを判断するのは内閣ですよ。杉浦さんのところがやらなきゃだめですよね。それは、海上保安庁、接岸は昔のものがあるとか、ヘリポートは中曽根総理のときのものがあって、今ちょっと改修しなきゃできないとか、この状況で、それは内閣が、日本の国家の意識として、ここは日本の領土なん...全文を見る
○松原委員 これはやはり、ひっきょう、小泉総理大臣自身の国益意識の問題だと思うんですよ。こういうところのヘリポートをきちっと整備するというようなことは、これはやはりやってもらわないとしゃあないですな。こういうものをやらずに、ほかの物議を醸す問題に手を染める。それは本質的な国益とど...全文を見る
○松原委員 検討は、時間が随分かかるのではしようがないので、速やかにお願いしたい。  先ほど公明党の丸谷委員からの質問もあった、ロシアのガルージン駐日公使の発言であります。  外務大臣にお伺いしたいのでありますが、こういった発言が行われた、雑誌にもその論文が載ったということで...全文を見る
○松原委員 つまり、ソビエトは、平たく言えば悪いことをした、こういうことでよろしいですね。外務大臣。
○松原委員 幾つかのものの評価というものを、やはり我々ははっきりさせていかなきゃいけないものがあると思うんですよ。正邪の判断というのは難しいとおっしゃるけれども、国際法に違反し、中立条約があるのを違反したのは、それは悪い行為であります。それを悪いと言わないと、これは話が進まない。...全文を見る
○松原委員 人道上許されざる行為であるというのはまさにそのとおりで、これは悪い行為であります。この人道上許されざる行為を起こした人間やそれを行ったところというのは、今回、例えば拉致問題を起こした北朝鮮が許されざるのと同じように、基本的に、これをやった側というのは、それは極めて許さ...全文を見る
○松原委員 アメリカの行為は許されざる行為であったと。そういうふうに、我々はやはり一つ一つの事柄をきちっと言っていかなきゃいけない、また、反論をするときは反論をしていかなければいけない、こういうふうに思うわけであります。  質疑時間があと五分となってしまったわけでありますが、そ...全文を見る
○松原委員 こういった歴史的なさまざまな問題をそれぞれの歴史学者が研究をしている部分に関しては、私は、それはそうだろうと。しかし、国がまさにこういった歴史問題を外交上の問題、政治上の問題として言ってくる場合には、国は、きちっとそれなりに予算もつけ、研究もつけ、そして、この間言った...全文を見る
○松原委員 やはりそのときに一定のバーゲニングパワーを持つ議論をぜひしてほしいと思っております。バーゲニングパワーというのはどういうことかというのは、それは、外務省の大臣であればさまざまな方法論があると思いますが、それをぜひ検討していただきたい。  本当は、きょうは国連の問題も...全文を見る
○松原委員 質問を終わりますが、要するに、ポール・ランキンという人間の人物評もあるし、彼がやってきたこともある。ある会社を彼は倒産させたことがある。そのとき彼は、その一年前にやめていた。しかし、事故が起こったのはその三年前だと。ポール・ランキンというのはいろいろなうわさがある人物...全文を見る
07月28日第162回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
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○松原委員 民主党の松原であります。  きょうは、西岡参考人、安明進参考人、どうもありがとうございました。時間が余りありませんので、早速質問に入っていきたいと思います。  この拉致の問題、だれが拉致の首謀者であったかということがまず問われるわけであります。工作員であります辛光...全文を見る
○松原委員 金正日がこの日本人拉致の命令者であるというふうなことでありますが、その根拠としては具体的にどんなものがあるのか。また、金正日のこれに関する具体的な肉声的なものもあれば御紹介いただきたいと思いますが、根拠は何かということを聞きたいと思います。
○松原委員 そうなりますと、拉致の首謀者は金正日その人であると。  であるならば、金正日が小泉総理との日朝の会談において拉致を全く知らなかったと言っておりますが、これはうそですか。
○松原委員 うそであるということであります。  次に、かつて朝鮮労働党の党員であった人間、人物で、韓国の国会議員になった人物はおりますか。おれば、その人の名前を教えていただきたい。
○松原委員 この李哲禹は今も国会議員をやっておりますか。
○松原委員 また、安明進さんが工作員の先輩に、南下政策の中で指導した韓国内の人物で現在国会議員になった者がいる、こういう話を聞いたという話を聞きましたが、その人物はだれでしょうか。
○松原委員 今、六カ国協議が進んでいるわけでありますが、この六カ国協議において、韓国の対応というのは極めて北朝鮮寄りの対応をしているというふうに言わざるを得ないと私は思っております。韓国政府の対応は余りにも、北朝鮮の人権問題等を見ないふりをして、北朝鮮寄りの対応をしている。  ...全文を見る
○松原委員 大変に、もしその五分の一という数値が、与党ウリ党の五分の一の国会議員が北朝鮮工作員の影響を受けていたとするならば極めて重大な問題だとなりますが、もしこれの根拠として何かあるならば、なければ結構であります、根拠として何か安さんが思い当たるものがあるならば、それを御披露し...全文を見る
○松原委員 もしそうであるということならば、与党ウリ党の国会議員のかなりの人数が北朝鮮のこういった工作員の影響を受けているとするならば、今回の六カ国協議において、北朝鮮の意向を体した韓国が日本の拉致問題解決に対して前向きな姿勢をとらないのは一つの必然であると思いますが、いかが思い...全文を見る
○松原委員 ところで、こうした北朝鮮による韓国内の政界工作、当初は暴力革命を韓国において起こそうということが北朝鮮側の意図であったはずでありますが、いつごろからこの政界工作は始まったのでしょうか。
○松原委員 この北の工作員というのは、当時、韓国にどれぐらいいたと思われるか。また、日本には北の工作員はどれぐらいいたと思われるか。当時の数値で、もしわかるのであれば教えていただきたい。簡潔にお願いします。
○松原委員 そうなると、当然、日本の政界に対するそういった工作もあり得た、このように思いますか。
○松原委員 次の質問に移りますが、市川修一さん、増元るみ子さんは七九年、八一年に死んだというふうに北朝鮮は言っております。しかし、その死亡時期以降、安明進さんは間違いなく二人を見たということに関して自信はありますか。
○松原委員 きょうは、増元さんの関係の方も、市川さんの関係の方も来られておりますから、恐らく今も北朝鮮で生きている、救出をしなければいけないという思いの中で今の安さんの発言を聞いていると思います。  また、田口八重子さんは、これは、死亡したと北朝鮮が言っている後に生きているとい...全文を見る
○松原委員 寺越さんは北朝鮮は拉致ではないと言っておりますが、私たちはこれは拉致ではないかと思っております。このことについて、同じように、工作部の先輩が寺越さんらしき人物を拉致したことを言っており、そのことに関して、安さんも、寺越さんは間違いなく拉致された、このように確信を持って...全文を見る
○松原委員 であるならば、北朝鮮側が言っているこれらのさまざまな事柄は全部うそである、こういうふうになると思いますが、これは全部うそであると安明進さんは思いますか。
○松原委員 日本に戻ってまいりました被害者の蓮池さんについてでありますが、安明進さんは、蓮池さんを後の金正日政治軍事大学の組織の中の講堂で見たと言っておりますが、それは事実ですか。
○松原委員 安さんは、このことについての自分の記憶には自信がありますか。
○松原委員 もし蓮池さんがそこにいたとすれば、彼は他の拉致被害者や特定失踪者について多くの情報を持っていると思われますが、いかが思いますか。
○松原委員 つまり、彼は、今まだしゃべっていない拉致被害者や特定失踪者についての多くの情報を、日本国内に戻っているわけでありますが、いまだにそれを胸の中にしまっていて、それは発表していない、公にしていない、本当はまだ彼はたくさんの情報を持っている、このように思われますね。
○松原委員 安さんも危険を冒してこうやって国会で証言しているわけでありますが、そういった安さんの立場から見て、何か蓮池薫さんに対してのメッセージがあったら、簡潔におっしゃっていただきたい。
○松原委員 経済制裁は、そのメッセージ性において、また北朝鮮に対する我が国の毅然たる対応として、それは単に経済制裁の効果だけではなくて、政治的な意味もあって極めて効果があるとお考えですか。
○松原委員 今、北朝鮮の国会議員が日本との間を自由往来しておりますが、許宗萬等を含む国会議員は、北朝鮮において、こういった拉致の問題も含め、さまざまな工作に関係をしている可能性はあると思いますか。
○松原委員 そういった人物を、きょうは安さんに来ていただいておりますが、この委員会に参考人で呼ぶことは、日本の立場にとっては極めて有意義なことだと思います。ぜひとも、きょうはこの場では安明進さん、西岡さんに来ていただいたわけでありますが、今言った北朝鮮の国会議員の許宗萬を含む、そ...全文を見る
○松原委員 どうもありがとうございました。
08月03日第162回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  ことしも暑い夏がやってまいりまして、これで戦後六十年ということになるわけであります。  まず冒頭、大臣にお伺いしたいわけでありますが、この戦後六十年の節目を迎えるに当たって、また同時に、そうした六十年の戦後の歴史の中で、拉致問題という...全文を見る
○松原委員 国家の外務、外交を統括する外務大臣は、私は、この戦後六十年というものに対しての意識は常に明確に持っておられるべきだと思います。そして、私自身は、あえて申し上げるならば、この六十年間、日本は戦後ある意味で、今の日本の国の憲法がそうでありますが、国家の性善説に立っていたの...全文を見る
○松原委員 私は、もし拉致の事実上の指示者が、当時、三号庁舎のすべてを統括していた金正日、今の北朝鮮のトップであるとするならば、これ自体がやはり自己撞着というか、極めて矛盾に満ちた議論に今後なってくるんではないかというふうに思っておりまして、やはりこの辺も頭に入れて外交は展開して...全文を見る
○松原委員 広報用のためにということで、この当時において、この北朝鮮工作員の朴何がしというこの案件は、極めて大変な問題であったというふうにお見受けするわけであります。  ここにあるこの雑誌はいつ発行されたものでしょうか、そしてこの書物の具体的なねらいはどこにあったのか、このこと...全文を見る
○松原委員 つまり、北朝鮮の日本における諜報活動、私もこの冊子を、現物がないのでコピーなんですが読まさせていただきまして、極めて彼らの、北朝鮮の日本に入るやり方、北朝鮮スパイが日本の中にいかにしてスパイのアシスタント役を仕立てていくのか、具体的な話が大分細かく載っているわけであり...全文を見る
○松原委員 通告していないので恐縮なんですが、三人のお名前がわかればおっしゃっていただければと思いますが。
○松原委員 この三人の日本人は現在いかがなっているか、把握しておられればお答えいただきたいと思います。
○松原委員 現在、その二名は国内で生存している、どこかにいるということに関しては、確認はとれておられないでしょうか。
○松原委員 私は、もうこの二名を含め、十分に拉致の可能性があるだろうというふうに思っているわけでありますが、この文章、今おっしゃった「見破られた北朝鮮工作員」という、昭和六十年でありますから今回の小泉訪朝のずっと前でありますが、この中で七ページに書いてあります。「ところで、本物の...全文を見る
○松原委員 つまり、北朝鮮に送り出された、これは常識的に考えれば拉致をされたというふうに考えるべきだと思います。  そういった、この小住さんのように、拉致をされた可能性がある、北朝鮮に送り出された可能性があることを否定できない人物というのは、これはかなりの多数にわたっていると思...全文を見る
○松原委員 私は、拉致認定リストというのは、これはあると思うんですよ。拉致認定リストというのは、これはもう一〇〇%、日本の極めて優秀な警察力の結果、一〇〇%。  私は、その次に、まさにここに書いてあるような文面でありますが、この冊子に書いてあるように、北朝鮮に拉致をされた、北朝...全文を見る
○松原委員 私は、おっしゃる意味はわかるんですが、要するに、拉致をされたということではなくて、ここに書いてあるとおり、北朝鮮に送り出された可能性を否定できない人リストというのは、これはこの文章があるとおり可能だと思うんです。文言的にも拉致とは書いていないわけですから。送り出された...全文を見る
○松原委員 つまりは、この六カ国の協議に参加している国々は、かつての北朝鮮の人権決議において、三十票が賛成、反対が九、棄権が十四、これは賛成多数なのでありますが、国際社会ではこれが常識であります。しかしながら、ロシア、中国は反対の九の中に入っている。韓国は棄権の十四の中に入ってい...全文を見る
○松原委員 きょうは時間がないので、次の機会には、中国が今の中国大陸、中国の領土を領有するに至ったその過程において、周辺の民族とのさまざまな抗争もあっただろうし、文化的な同化政策もあっただろう。その中において、歴史の中で一つの大国になっていくわけでありますが、その経緯に関しても、...全文を見る
○松原委員 戦後六十年ということで、大臣に最後にお伺いいたしますが、この硫黄島で大変な激戦があったわけであります。この硫黄島の激戦を踏まえて、ただ、日本人の死者の方がはるかに多かったわけでありますが、明らかにアメリカの参拝といいますか慰霊に行く方の方が、通常で三倍、大体三倍強ぐら...全文を見る
○松原委員 時間がないのでちょっと不十分でしたが、どうもありがとうございました。
08月04日第162回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  今既にお話がありました、七月二十三日に首都圏を襲う大変に大きな地震がありました。しかしながら、今回は被害というのはさまざまあったわけでありますが、例えばエレベーターが、まさに先ほどの報告にありましたとおり、六万四千台ですか、とまったとか...全文を見る
○松原委員 私は、この数値は極めて甘い数値ではないかという気がしてならないわけであります。一朝事あって多くの被災者が出た場合に、数値が違いましたということでは済まされない議論でありますから、これは、もう一回さらに研究を進めてもらいたいと思っております。  先ほどの答弁の中に、い...全文を見る
○松原委員 前の七月二十三日の段階でも、帰宅が深夜になった方というのはたくさんいるわけでありまして、六百五十万人帰宅困難者が発生する、この六百五十万人というのは大変な数字でありまして、想像を絶する多くの方々が帰宅困難になる。この方々が例えばその場で一昼夜過ごすというふうな状況を想...全文を見る
○松原委員 私は、この六百五十万人という大変なもう前代未聞の皆さんが帰宅困難になった場合に、その場でさまざまなことが、負のイメージを出すならば、さまざまな問題の発生があり得るわけであります。パニックであります。暴徒化することがないとは限らない。暴徒化した場合どうするのか。警察官は...全文を見る
○松原委員 これは速やかにやらないといかぬだろうと思っております。  結局、企業で、今おっしゃったような、そこを動くな、三日間の備蓄は企業にしているというようなことが現実的にあったとしても、私は、さまざまなパニックが発生する、流言飛語も飛び交うだろう、こういうふうに思うわけであ...全文を見る
○松原委員 恐らく、ペースをやはりアップしていく必然性というのはあろうかと思っておりまして、日ごろの免震構造、耐震構造の強化にかけるそのエネルギーをさらにパワーアップしていただきたいと思うわけであります。  同時に、こういったときに、その六百五十万人という、まさにある場合におい...全文を見る
○松原委員 どちらにしても、こういった見通しをきちっと立てていただいて、パニックにつながるような可能性のあるものはどんどんと削っていただきたいと思うわけであります。時間がないので先に進んでまいりますが、住宅から出ている、ビルディングから出ているさまざまな看板等についても、ぜひとも...全文を見る
○松原委員 私もさまざまな防災訓練を見に行ったりするわけでありますが、実際、アパートやマンション等もある地域において、確かに七%という数値、私は、場合によったらもっと低いのかなという率直な印象を持っております。大変に低いのではないかと危惧をいたしております。しかも、参加している方...全文を見る
○松原委員 具体的に今何%という話をするわけにはいかないと思うんですが、やはり数値というのは一つの科学的な根拠性があるわけですから、私は、防災担当大臣というか、これは役所の中において、これぐらいの例えば防災訓練をやった場合は最低限これぐらいの出席率、パーセンテージを達成するべきだ...全文を見る
○松原委員 そういったことでありますが、これはもう緊急を要すると思っております。例えば、新宿の企業はどうなっているのか、丸の内はどうなっているのか、個別にまた後で時間があるときに聞いていきたいと思います。  私は、重要なことは、先ほどから言ったように、免震構造、耐震構造、先ほど...全文を見る
○松原委員 義務化をしないでたくさんの人間が傷ついてしまうのがいいのか、義務化をして、プライバシーは若干侵害されるとか自分の持ち時間がなくなるとか言うけれども、その結果、災害が来たときに軽微に終わるのか、どちらが行政として正しい選択なのかというのは、私はどこかでしなければいけない...全文を見る
○松原委員 時間もなくなりましたので以上で終わりますが、私は、東京における災害の一番の問題点は、今言った六百万を超える滞留人口であると。この問題の、暴徒化、パニック化に対して、どういうふうに逆にこの六百万人が防災ボランティア的なもので動けるようにする、そういったことも含め、訓練な...全文を見る
09月22日第163回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
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○松原委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、赤城徳彦君を委員長に推薦いたします。
○松原委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
10月06日第163回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○松原委員 杉浦副長官にお伺いするわけでありますが、拉致問題に関する専門幹事会であります。  この拉致問題に関する専門幹事会で、昨年の横田めぐみさんにせ遺骨問題のときに、どういう議論がなされたか、どういう方向性が打ち出されたか、簡潔に教えてください。
○松原委員 今、六項目を杉浦さんから挙げてもらいましたが、この項目に関して、北朝鮮側からの対応で、現段階でどういう判断をしているのか、教えてください。
○松原委員 私は、こういったことを六点を挙げて、北朝鮮が横田めぐみさんのにせ遺骨を出してきた、許しがたい、こういう感情が国民に強くわき起こったわけであります。当然その段階では、この問題に関して経済制裁というものを排除しない制裁発動というのを皆さん口にしていたわけでありますが、その...全文を見る
○松原委員 認定のための会議はやったけれども、拉致問題に関する専門幹事会はやっていないと。なぜやらなかったんですか。この代表はだれですか。
○松原委員 ちょっと、官房副長官、この幹事会は官房副長官が議長ですよね、たしか。今おっしゃったのは、何の変化もなかったからやらなかったと。我々が変化を起こさなかったら変化は起こらないですよ。何もしないで北朝鮮が真相究明して拉致被害者を出してくるんですか。  何も起こらなかった、...全文を見る
○松原委員 全然私は納得できないわけでありまして。まあ、この間小泉総理大臣から官房副長官、ちょっとこれは北朝鮮、拉致問題、全然暗礁に乗り上げて進捗しないと。これはやはり専門幹事会で、少し向こうに対して日本はやるぞと、日本に対して何もしなかったら日本はきちっと北朝鮮に対して、経済制...全文を見る
○松原委員 ということは、杉浦官房副長官がそこの会議の議長として怠慢だったというよりは、それも一つあるかもしれないけれども、少なくとも小泉さんがこの拉致問題を解決するのに熱心じゃなかった、こういうふうに私は受け取るわけですよ。何かおっしゃりたいことがあればおっしゃってください。杉...全文を見る
○松原委員 官房副長官、現実に去年の十二月に専門幹事会でこの六項目があって、迅速かつ誠意ある対応を出せというふうなことが取りまとめて行われた、そして経済制裁を含むような発動措置も検討されているわけですよ、実態として。そのトップが杉浦さんですよ。それを、今十月ですよ。この間何もして...全文を見る
○松原委員 私は、私見を言わせていただけるならば、今やるべきですよ、少なくとも。既に遅きに失している。この六項目を検証して、六項目を挙げたわけですよ、杉浦官房副長官は議長として。六項目を挙げて、そうしたら六項目に関してはいつ検証しよう、そういう議論は全然頭の中で杉浦官房副長官、議...全文を見る
○松原委員 今の部分でいえば、私も同席をあのとき官邸でいたしておりました。大変に官房副長官、本当に苦しいお立場だなというふうにむしろそのときは同情申し上げたわけであります。それは小泉さんがやる気じゃなかったらしようがないんですから。官房副長官が自分で経済制裁やるぞと言えないわけで...全文を見る
○松原委員 この文脈を読むと、これは総理が大まか了解した文脈であると。「我が国としては、これら全てが満たされれば、」こう言っているわけでありますが、この「これら全て」というのは、これは拉致が入るんですか、入らないんですか。
○松原委員 町村大臣にお伺いしますが、そうすると、拉致の問題が未解決であっても、核問題が解決されれば軽水炉提供問題を議論する、こういうことですね。もう一回確認します。さきの予算委員会でもあったみたいですが。
○松原委員 これはもう私は、日本の外交の手法はそれじゃいかぬと前も申し上げたわけであります。  北朝鮮はアドバルーンを上げて、今回もこの六カ国協議が終わった直後にまたアドバルーンを上げて、軽水炉が先だと言っているわけですよ。これは一つの外交のやり方ですよ。私はそれをとれと言って...全文を見る
○松原委員 町村外交も始まって長期がたってきているわけでありますが、この拉致の問題に関しては、先ほどの水野議員の質問にもあるように、成果がその後において出ていない。昨年の十二月からは、成果が出るどころか、北朝鮮は、にせ遺骨問題は日本のでっち上げだ、ここまでのことを言っているわけで...全文を見る
○松原委員 私は、小泉さんが行って被害者を取り戻してきた経緯までは一つの事実として、それは事実ですよ。私が言っているのは、町村さん、同じですよ。その後の取り組みですよ。  特に、昨年の十二月の横田めぐみさんにせ遺骨問題以降、例えば専門幹事会が十月まで、きょうまで、いや、もしかし...全文を見る
○松原委員 これは簡単に言えば、軽水炉に対する日本の議論と支援が欲しい、そのためのあめ玉であって、例えば、成果は出なくても対話をしたということで、今までは一切それを拒否していたから、対話をしたということで、ああ北朝鮮も少しは頑張ってくれるのかなと日本に期待感を持たせよう、そういう...全文を見る
10月26日第163回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○松原委員 中国の問題でありますが、中国に関して、例の、ことしの春先に反日デモが行われました。反日デモというよりは反日暴動ですね、あれはデモではなく暴動であります。この反日暴動による日本大使館の破壊活動、これに関して中国側から現在に至る間に謝罪があったのか、賠償があったのか、この...全文を見る
○松原委員 中国側がこの上海の総領事館と北京の大使館は修復をする方向の意向であるということでありますが、それは物理的な議論でありまして、やはり本質論からいうならば、修復をして原状復帰すればそれでいいということではないと思うんですが、御所見をお伺いします。
○松原委員 言っている意味がわからないというのがどういうことか、こちらもわからないんですが。私は、中国が少なくとも原状復帰をして、陳謝ということはもうしないんじゃないかということを恐れているわけであって、大臣も先ほどこれは従来から議論があったというふうなことでありますが、私はやは...全文を見る
○松原委員 次に、先ほどもお話がありましたが、今月の、調整をなさっておられたということでありますが、訪中をする予定だったと。この訪中が中国から拒否をされたわけでありますが、中国から何ゆえ訪中が拒否されたというふうにお考えか、お伺いいたします。
○松原委員 これは巷間伝わるところでは靖国の問題だろうと言われておりますが、私は近隣諸国と話し合うことは極めて大事だと思っております。それは日本が国際社会の中で孤立をしないためにも大事であります。  しかし、そのことも大事だけれども、ある意味ではそれ以上に、日本の国内の私たちが...全文を見る
○松原委員 次の質問に移ります。  先般、これも委員会で、中国反日教育、私はここへ中国のティーチャーズマニュアルを持ってきて、中国の反日暴動の原因にはすさまじい反日教育がある、牢記という言葉を使って、日本に対する恨みを骨髄まで埋めるべきだ、こういう表現を中国は歴史教育の中のティ...全文を見る
○松原委員 これはなるべく速やかにやらないと、その教育で学んだ中国の無辜な一般の善良の人たちがいつの間にか反日に染まっていく、こういった可能性があるわけでありまして、いつごろのめどでそれがまとめ上げられ、そしてそれをもってどのような抗議をするのか、この段階でお示しいただけるものが...全文を見る
○松原委員 少なくとも今の見解としては、これはちょっと問題提起をして中国に何らかのことを言わなきゃいかぬなという箇所がある、こういう理解でよろしいですか。
○松原委員 いや、田中上奏文とか具体的なことを今おっしゃったわけだから、ああいったあり得ない文章を日本の侵略戦争の理由にするような、こういったことはきちっと、やはり我々の先祖に対しての名誉回復を含めて言っておかないと、さっきあなたがおっしゃったように、そういった箇所が散見されるわ...全文を見る
○松原委員 尖閣を中国が日本の領土と認めていないとするならば、ベトナムとの間に起こったようなことが私は当然起こり得るだろうと思うんですよ。起こった瞬間、彼らが尖閣を自分の領土であると、そして私が今、この小学校三年生の教師用のマニュアルですよ、教科書の、こういう記述が例えば今から十...全文を見る
○松原委員 中国側の天外天のいわゆる試掘といいますか、こちらの中国側の作業は今どんなふうになっていますか。
○松原委員 パイプラインの敷設も含めて、どんどんと話が進んでいるようでありますが、これに対して我が方は、試掘の話が先ほどもちょっと出ておりましたが、これはなかなか現実は進んでいない。  先ほど大臣の答弁で、これは帝国石油ですか、そちらの方から試掘をするという相談がまだないという...全文を見る
○松原委員 問題は、試掘を中国がやっていて、先ほどお話しのように、その資源は日本の領海を過ぎてこちらにも来ている可能性がある。それに関しても、油から出る火が燃えているわ、これは、現実は向こうにエネルギーが供給をどこまでされているか、まだ試掘段階なのか、これもわからないわけですよ。...全文を見る
○松原委員 非常に外交上、こけにされているというふうに言って構わないと私は思っているわけであります。ちょっと今、大臣が官房長官と電話をするというので席を外したので、本当はその辺を大臣に聞いてほしいわけでありますが。  この中で、先ほどから議論があった、我々もついに民間で試掘を、...全文を見る
○松原委員 率直にお認めになったわけでありますが、中国側の海軍による不測の事態もあり得る、こういうことだろうと私は理解をしております。  防衛庁がきょうはいらっしゃっていると思うんですが、この中国側の妨害等の不測の事態に備え、海上自衛隊はどのような行動がとれるのか、お伺いします...全文を見る
○松原委員 さっきの議論の中で、民間の帝石から試掘の相談がない。いや、それは相談できるはずないわけですよ。つまり、不測の事態に備えてのさまざまな議論があって、バックアップ体制が整わない限り、民間会社が行けるはずないんですよ。  今官房の方、お答えいただきましたが、いつになったら...全文を見る
○松原委員 共同開発の話は話で、それは必ずそうなるかどうかはわからないわけですから、私は、外交的には、こちらの方の単独の試掘の話はどんどん進める、そういうプレッシャーを加えながらいかない限りにおいて、共同の試掘の話も、共同でこれをやろうという話も、なかなか進まないだろうというふう...全文を見る
○松原委員 非常にいい御答弁だと思いますので、再度計画を練って、外務大臣もそう言っているから大丈夫だと内閣官房の方と話をしたいと思っております。  最後に、時間が大分なくなってまいりましたが、拉致の問題に触れていきたいと思います。  拉致の問題で、日朝対話再開はいつごろできる...全文を見る
○松原委員 私は、これが近々行われるにおいて、我々の方がこれに対してどういう、我々というのは日本国民というか日本の国が、与党とか野党ではなくて日本の国がどう対応するかというのは大事なのでありまして、その際大事なのは、拉致問題を扱うためのいわゆる関係閣僚会議、もしくはこの問題を扱う...全文を見る
○松原委員 つまり、関係閣僚会議は平成十四年の十月九日が最後なんですよ、三年前にやったのが最後。拉致問題の専門幹事会は、去年の十二月の横田めぐみにせ遺骨問題、十二月二十八日が最後。これはやる気があるのかないのか、拉致問題解決のために本気でやる気があるかないか。  私は、この場で...全文を見る
11月17日第163回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  新しい官房長官、また新しい外務大臣が御就任をされたところで、私はこの拉致問題に新たな進展が生まれることを大変に期待している一人でございます。まず冒頭、官房長官にお伺いをするわけでありますが、昨年の十二月に、お話がありました横田めぐみさん...全文を見る
○松原委員 細田さんは迅速かつ誠意ある対応がなければということを言ったわけでありまして、この迅速という言葉の普通持つ意味からいけば、それはもうどんなにいっても一年というのは長過ぎるわけでありまして、ということは、細田官房長官はあの段階で経済制裁を、少なくとも一年ぐらいの間に北朝鮮...全文を見る
○松原委員 私は、迅速かつ誠意あるというこの日本語の意味するところからすれば、一年たって十二月になったらもう限界点だということを、やはり日本の政府はきちっと北朝鮮に言うべきだろう。やはりどこかで期限を設定して、改正外為法の発動をするぞということをするべきだと思うんです。  私は...全文を見る
○松原委員 同時に、拉致問題に関しては、かねてから非常に我々は拉致対策室、拉致問題の対策室、解決をするための対策室を内閣の中に設置してほしいということを言ってきたわけであります。当初の、今から何代前ですか、福田官房長官はこれに対して余り前向きではありませんでした。  しかし、安...全文を見る
○松原委員 もう安倍官房長官よくわかった上での御発言だと思いますので、調整室ではなくてやはり対策室を早期に立ち上げる、もう遅きに失しておりますが、つくって、この問題、何が何でも自国民を取り返すという決然たる姿勢を鮮明にしていただきたいということを心より御期待して、お願いを申し上げ...全文を見る
○松原委員 当然、拉致問題の解決がなければこれもあり得ないということでよろしいですね。  そういう中で、北朝鮮側が日本政府に対して戦前のいわゆる補償問題を今挙げてきているわけであります。北朝鮮側の主張するところでは、八百万人を超える朝鮮人ですか、朝鮮の方々が強制連行されたという...全文を見る
○松原委員 同様の見解、認識について、これは極めて日本の国の名誉にかかわる問題でありますから、官房長官の御所見もお伺いしたいと思います。
○松原委員 私は、このことに関して既に謝罪をしているとか、このことについて数字が違うという議論だけではなくて、根本的なこのことに関する、中身の問題も含めて、彼らが言っていることの真偽を明らかにすることは、我々のまさに名誉のために極めて重要だと思います。そのことを今後また麻生外務大...全文を見る
○松原委員 時間がなくなってまいりましたが、北朝鮮に対して経済制裁をすると北側からミサイルが飛んでくるからやめた方がいいとか、そんな話があるわけでありますが、こういうことに対しての官房長官の御所見もちょっとお伺いしたい。
○松原委員 とにもかくにも、これから北朝鮮に対してきちっと言うことを言う。机の下での交渉をしても進まない国でありますから、国際社会に日本もこういったことをやるんだということを明確にはっきりと表明しながら闘っていただきたい、このように思います。  以上で終わります。ありがとうござ...全文を見る