松原仁

まつばらじん

小選挙区(東京都第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

松原仁の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○松原委員 先ほどの拉致特の委員会でも議論がありましたが、そのことを踏まえて、冒頭、拉致問題を若干官房長官にお伺いしたいと思っております。  先ほどの委員会において、我が党の渡辺周委員の質問に対しても答弁があったと思いますが、北朝鮮が拉致担当の人間を日朝作業部会に出さない限りに...全文を見る
○松原委員 ということは、少なくとも、この日朝作業部会においては拉致担当者が来ない限り会合は行われないというふうな認識でよろしいということだと思います。  続いて、私は、今回の六カ国協議というのは圧力と対話の対話の部分だろうと思っておりまして、個人的な見解を申し上げるならば、一...全文を見る
○松原委員 ぜひ経済制裁、国連決議もまだ生きているわけでありますから、これを解除するということは、拉致問題の解決なくして解除なしということの徹底をしていただきたいと思っております。  さて、ことしは南京の問題が大変にクローズアップされてくるわけでありますが、実は一つは、この南京...全文を見る
○松原委員 そのことでどこまで調べておられるのかということでありますが、スタンフォード大学というのはかなり有名な大学でありますが、そこにアイリス・チャンの胸像が寄贈された。スタンフォード大学は、このことに対しては、寄贈したいという申し出があったとき、いや、そういうのは要りませんよ...全文を見る
○松原委員 そうした中で、米国において、サンダンス映画祭において、これはユタ州のパークシティーにあるわけでありますが、ドキュメンタリー映画「南京」というものが上映されたということであります。  これをつくったのは、インターネット接続大手AOLの元副会長のテッド・レオンシス氏。監...全文を見る
○松原委員 その内容について、どういう内容だったか、外務省が把握している限りをお話しいただきたい。
○松原委員 虐殺についてはどういうふうに触れていますか。
○松原委員 まず、これは官房長官にもぜひ御認識をしていただきたいわけでありますが、当時南京に恐らく十万人ぐらいしかいなかっただろうと通常言われているわけであります。実はこれ、人数を合わせますと二十万以上の犠牲者が発生したと。そうですね。二十五万人を助けたと。そうすると、四十五万人...全文を見る
○松原委員 つまり、アイリス・チャンの、アメリカでは大変ブームになったこの書物が、これこそが日本のいわゆる国家の不名誉を世界に認識させるプロパガンダの最たる書物になったのは事実だと私は思っております。  私は、塩崎官房長官に聞きたいわけでありますが、国家の不名誉、事実に基づかな...全文を見る
○松原委員 時は今だと私は思っております。  昨年、私の極めて親しいすぎやまこういちさんという作曲家が、アイリス・チャンの書物の写真で明らかに違う、この写真は実際はこの写真なのに、違うことでキャプションを加え、さっきの戸井田さんの質問にあったように、おかしいと。論評したらこれは...全文を見る
○松原委員 民間といいながら大変に影響を持ち、彼ら自身が、事実はどうであるかよりも、我々はそういう論調なんだと。その裏は何があるかわからないです。私は、かなりいろいろなどろどろとしたものがあると思う。どこかの大きなスポンサーがいるとか、恒常的に金を出しているスポンサーがいるとか、...全文を見る
○松原委員 これは文芸春秋なんだな、ごめんなさい。文芸春秋に対して石原信雄さんが言っているのは、文書による証拠はなかったと。  文書による証拠はあったということがあったかどうか、それだけお伺いしたい。
○松原委員 当時の日本軍は極めて規律厳正でありますから、やったならば必ず証拠は残っている。  きょうは時間がありませんから、石原信雄さんはこう言っている。本人を強制的に徴用したということが文書にどうしてもない、手を尽くしたけれども、国内では本人の意思に反して強制という一点では確...全文を見る
○松原委員 その他の資料がないわけであって、このことについて吉田清治という詐話師が著書を書いている。これも私、何回もこの質疑で言っております。その著書を書いた吉田何がしが、これは週刊新潮か何かに問い詰められて、おかしいじゃないかと言ったら、事実を書いて何がおもしろいか、事実を書い...全文を見る
○松原委員 平成五年七月、日本政府は十六人の元慰安婦にヒアリングを実施した。非公開であります。この十六人を含む二十六人の元慰安婦の四種類の証言集がある。二十六人のうち強制連行されたと証言したのは八名。このうち二名は証言集による証言に食い違いがあり、その証言は信用できないとされた。...全文を見る
○松原委員 米国の航空宇宙専門誌に書いてあるところによりますと、この実験、衝突地点から全方向に時速約一千百キロメートルから二千二百キロメートルで宇宙ごみが放出された。実験が行われた高度には多くの人工衛星があり、実験によって生じた宇宙ごみによってこれらの衛星が被害を受けることが懸念...全文を見る
○松原委員 冒頭の今の官房長官の御発言で、政府の認識としては、当然知らないはずがない、知っていた、胡錦濤さんは知っていて弾道ミサイルで偵察衛星を撃ち落としたと。  私は、時間が終わっちゃったので、防衛省とちょっとねらいとかを話したかったのですが、要するに、中国が軍事技術を誇示し...全文を見る
○松原委員 終わります。ありがとうございました。
03月14日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○松原委員 渡辺喜美大臣に質疑をするのは初めてでありますが、こういう大変に不正常な中で冒頭質疑をするというのは大変に不幸でありまして、不正常な中での理事会、委員会開催に強く遺憾の意を表し、抗議をいたしたいと思います。  さて、今、田端議員から質疑がありました。存外これは私も読ん...全文を見る
○松原委員 ちょっと確認したいんだけれども、フリーター等は、高齢者、いわゆる直接型ではやらないということですね。これは十二月十九日の再チャレンジ支援寄附金税制の創設という内閣府再チャレンジ担当室から出たデータを見ると書いてあるんだけれども。そして逆に、高齢者の方は間接型ではできな...全文を見る
○松原委員 そうすると、広いエリアでやる、いわゆる公益法人をかませてやる方は、直接型のものも当然入っておかしくないんだけれども、何で入っていないんですか。理由がわからない。
○松原委員 租税回避行為が容易に行われるんじゃないかというのは、先般の市村議員の質問でも非常に強く指摘されたところですが、この質問はまだ続けますが、地域の公益法人が間接型の中にかまされるわけですが、どういう公益法人を今念頭に置いているのか、お伺いしたい。
○松原委員 具体的な公益法人として、例えばシルバー人材派遣センターみたいなものがあるというのをどこかで聞いたんですが、これは事実ですか、想定されていますか。
○松原委員 したがって、具体的にどういうものがあるのか。今言ったシルバー人材センターみたいなものも入るのかどうかを含めて、今の大臣のイメージでこういうものがある、イメージがないならイメージがないで結構であります、答えてください。
○松原委員 例えば、シルバー人材センターが入った場合に、シルバー人材センターというのは高齢者を今までやってきたところであります。それが、今回の趣旨でいきますとフリーター対策と、かなり畑が違うんでありますが、そういうのは、当然該当すればいいよ、フリーターのことをシルバー人材の方々が...全文を見る
○松原委員 ということは、シルバーは入らないということですね。
○松原委員 なかなか難しい答弁というか、納得できない答弁なんだけれども。  一つ確認しましょう。そうすると、いわゆる我々が持っている内閣府のチャレンジ担当室から出てきたものだと、間接型は高齢者が入っていないんですよ、全然。一番、二番、三番と、直接型が高齢者、障害、母子家庭、間接...全文を見る
○松原委員 そうしたら、それはそういうことでしょう。わかりやすく書いていただいた方がいいと思います、内閣から出ているペーパーだと一切そういうふうに読み取れませんから。これは注意していただきたい。  それで、そのときに、いわゆるフリーター等は直接型でやらない、このフリーターは直接...全文を見る
○松原委員 この間の質疑でも明らかになったのは、直接型というのはかなり怪しいという議論もあるんですよ。それは、今の話で、こういった税の減免が同時に行われるからこれはおかしいかもしれぬ、何かあるかもしれぬというので。フリーターなんかに関しては特にわからないからということもあってこう...全文を見る
○松原委員 では、ちょっと確認しますが、こういうことをやったときに問題が発生する可能性もある。当然、インチキをやる企業間が出てくる可能性がある。罰則規定というのは、どういう罰則規定があるんですか。
○松原委員 罰則の中身を教えてほしい。これは極めて重要な問題だ。
○松原委員 間接型についての罰則規定はどういうものがありますか。
○松原委員 間接型は何で罰則がないんですか。
○松原委員 間接型は指定の取り消しがある、こういうことですね。これはちょっと時間があれば、またこの件は質問したいと思います。  今回、こういう新しい地域再生法の一部を改正する法律案がつくられるということでありまして、当然これは従来の地域再生法のさまざまな課題について十分に検証を...全文を見る
○松原委員 従来の地域再生法をきちっと検証した上で今回のができたということだと思います。大臣がうなずいていますから。  そこで、また地域再生法、新しい今回の法案に戻りますが、その前に、旧来の地域再生法についての検証はどのように行われたのかをまず確認したい。  質問として、具体...全文を見る
○松原委員 今私は、基本的に三本柱があると言ったんですよ。三本柱を答えていないんですよ。三本柱の趣旨と実績を教えてくれと言ったんです。これをきっちり検証しないで次には行けませんねという話をした後、こういう導入の質問をしているのです。  一つは補助対象施設の転用承認の趣旨、実績、...全文を見る
○松原委員 さらにちょっと、これは三件しか会社のそれがないという、非常に少ないんですよ。まず、その三件の中身を教えてほしい。そして、何で三件しかないのか。他に、これに関して三件以外に出されて却下された事例があるのかないのか。これをはっきりしないと、今回の民民も間接型も同じですよ、...全文を見る
○松原委員 つまり、前回の地域再生法の三本柱のうちのいわゆる税の減免に関しての部分では、今言ったような、でも、逆に厳しくて当たり前なんだ、これは。厳しくて当たり前なんだ。  ちょっと時間の都合もあってやるけれども、今のほかの質問に対しての答弁も今してもらってもいいんだけれども、...全文を見る
○松原委員 法人税法上の寄附金控除はどういうときにやるのか、お伺いしたい。
○松原委員 そこで、そうしたら国税たる所得税の減免対象を地方団体の指定にゆだねる制度というのは、ほかにどういうものがあるのか。
○松原委員 いや、私が質問しているのは、現状において、国税たる所得税の減免対象を地方自治体の指定にゆだねる制度はありますかと聞いているの。これは極めて重要だから答えてください。
○松原委員 いやいや、だから、今あるのかと聞いているんだよ。今あるのかというのを聞いているので、ちょっと、きちっと答弁してください。
○松原委員 それは、地方公共団体がそれを指定する、こういう認識でいいんですね。そういう質問ですから。そういう趣旨でいいんですね。
○松原委員 そして、さっきの質問で時間を十分与えましたから答弁ができていると思うので、答弁漏れなので聞きます。  いわゆる転用承認の実績、実例。さっき質問して、木村筆頭も、質問してすぐはあれだというから、十分ぐらい今間をとったんだから、ここで実績とかそういうのをきっちり答弁して...全文を見る
○松原委員 先ほど、地方団体の指定にゆだねる制度はあるかといって、あると答弁されましたが、今確認をいたしますと、これは公益法人等の認定であって寄附の認定ではないということなので、答弁は間違いじゃないですか。答弁を撤回していただけますか。確認をします。
○松原委員 では、私の質問と違うことを答えておったわけですね。そういうのをはぐらかしというんですよ。私が言っているのは、国税たる所得税の減免対象を地方団体の指定にゆだねる制度はあるかといったら、構図が似ているというので、寄附の認定はしないけれども公益法人に認定はするなんて、そうい...全文を見る
○松原委員 渡辺大臣のパーソナリティーで大分得しているんじゃないかなというふうなところがあって、そんなことを私が言っちゃいかぬのですが。しかし、これはもうちょっときちっと、やはり後ろのお役人さんの話を聞きながらじゃないと答弁ができないという、その認識では、まあ大臣は突然ピンチヒッ...全文を見る
03月28日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  先般、六カ国の協議が終了いたしました。北朝鮮が途中で帰ってしまって、この六カ国が未完成で終わったのか完成したのかよくわかりませんが、まず、評価を官房長官にお伺いしたいと思います。     〔委員長退席、平井委員長代理着席〕
○松原委員 バンコ・デルタ・アジアのこの資金に関して、アメリカは解除に応じたという報道がなされております。この流れというのは日本政府としては事前に察知をしていたのかどうか、お伺いしたいと思います。
○松原委員 ということは、今回、日本政府としては、アメリカとの緊密な連携の中で事前に、バンコ・デルタ・アジアにおけるこの凍結を解除するというようなものを、アメリカの説明に対して了解ということをシグナルとして出したんですか。
○松原委員 実は、先般、この前の六カ国協議があったときに、さまざまな評価がありました。その評価はそのとき議論を、例えば我が同僚の渡辺周議員からも話があったと思いますが、そのときの話というのは、日本に一つの見通しがあると。日本の、例えば北朝鮮に対するさまざまな援助は拉致が解決しない...全文を見る
○松原委員 さはさりながら、その話があったときに、それは、たぐいは、アメリカにとってみれば、北朝鮮がにせ札をつくっている、それに対して自国のお金を守るための、防衛の、たくさんありますよ、愛国者法もあるけれども、その中での話だと。それはいいんですよ、それはそれで。しかし、我が国とし...全文を見る
○松原委員 塩崎官房長官は拉致担当大臣でもありますから、私はここで決意を聞かせてほしいと思うんです。決意が伝われば、拉致が解決しない限りアメリカもやすやすとテロ支援国家の認定を下げないと思うんです。  つまり、日本の国の拉致担当大臣として、政治生命をかけて、拉致問題が解決しない...全文を見る
○松原委員 私が聞きたかったのは、日本の国の拉致担当大臣としての、それはアメリカが決めることであっても、日米のまさに連携の中で拉致ということをテロ支援国家認定の要件にした。これが崩れたらそこにおける信頼も何もなくなってしまうわけでありますから、担当大臣として、自分の立場として、そ...全文を見る
○松原委員 今回の六カ国協議で幾つかの議論がまた出てきました。ただ、前回のときに外務省からの話は、アメリカと日本はきっちりした連携の中で臨んでいると。しかし、今回のこの結論を見て、関係者の中には、これは大丈夫かな、今言ったテロ支援国家認定すら崩れ去るんじゃないかという大変な危機感...全文を見る
○松原委員 パラレルではないというけれども、かなり類似しているんですよ。これはぜひ外務省の方で一回チェックをしていただいて、官房長官の方にも、また安倍総理の方にもしっかりと伝えてほしいわけであります。  大体、トルコが謝罪する云々といって、オスマン・トルコの時代の話ですから、何...全文を見る
○松原委員 この中にある今の社会党の方の発言、日本がやったこんなものよりも、はるかに広島、長崎の原爆の方が問題である、これは昭和二十七年の十二月の発言です。  この発言に対して、官房長官、同意できますよね。お伺いしたい。  発言の中身を言いましょうか。発言の中身はこういうこと...全文を見る
○松原委員 アメリカはこの点に関して日本に謝罪をしましたか。
○松原委員 謝罪をしないことは、それは、官房長官から見て謝罪をするべきだと思いませんか。
○松原委員 内閣でまだ議論していないんでしょうけれども、このとき、昭和二十七年に社会党の方が言っている、これは正論ですよ。  東京大空襲でたくさんの人が死んだと思います。その数字はいいです。これに関してアメリカは日本に謝罪をしましたか。
○松原委員 謝罪をしないことは、それは別段構わない、こう思いますか。
○松原委員 アメリカは、原爆について謝罪をせず、東京大空襲で一般の人を、無辜の人間を、命を殺しまくったにもかかわらず謝罪せず、しかし、慰安婦に対して謝罪しろと言う。矛盾していると思いませんか。
○松原委員 大変に残念であります。官房長官もそこまでしか言えないということであるならば、これは今の日本がいかに自己主張ができない国かという証拠になろうというふうに思います。  この原子爆弾の問題、そして、これは事実あったわけですから、東京大空襲は事実あった。事実あったかなかった...全文を見る
04月11日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○松原委員 この法律は、私は、言葉をかえて言えば、その運用を下手すると、中小企業皆殺し法案になってしまう、それぐらいの危機を感じているわけであります。  まず最初に、こういった今まで政府系金融機関が行ってきた部分を民間にゆだねましょう、こういうふうなお話でありましたが、民間は、...全文を見る
○松原委員 同じ質問を経済産業省の渡辺副大臣にしたいと思うわけでありますが、私は、冒頭言ったように、今回のこのことが中小企業に対して及ぼすマイナスの影響というのは極めて深刻にとらえなきゃいけない。それは民間がやりますよと、やるはずがないじゃないかと私はかなり思っているわけでありま...全文を見る
○松原委員 私も地元が大田区、品川区という中小企業のメッカでありまして、いろいろな話があるんですよ。この間の銀行、金融機関の統合で、例えば何とか信金がどこどこ信金と一緒になって、こういう新しい名前になった、そういう合併が次々と起こっていく。そこで起こる話は、既にその段階からして極...全文を見る
○松原委員 渡辺副大臣はそういった事実は御存じですよね。
○松原委員 そうした中小企業に対する民間の金融機関、中小企業側は、何かといえば、今までは国金を頼りにしましょうとか政府系金融機関を頼りにしてきた。しかし、バブルのときの後遺症からも、これはどうも不信感を持っている。この統廃合でも、自分のところはまあ大丈夫だ、隣の山本何とか商店はお...全文を見る
○松原委員 先ほどの参考人の質疑の中で、中小企業の民間金融機関に対する不信感は極めて強いという発言が中小企業の団体の代表者からありました。そういったことを踏まえて私は御質問させていただいたわけであります。  実際問題、利益が出るところに金を出す、そして取りっぱぐれがないところに...全文を見る
○松原委員 この売り掛け債権担保というのは、経済産業委員会でもいろいろと議論したんですが、これはかなり拡大していますか。
○松原委員 実態としては、やはり土地担保でほとんどいっているんじゃないかというのが、私も、現地、現場、大田区、品川区を見る限り、土地あるの、土地担保ないの、あんたがないんだったら奥さんの親戚のマンションか何か一部屋あいていないの、こういう話ですよ。大体そういう話なんです。それがな...全文を見る
○松原委員 この辺の数字を考えて、我々は、一つのトータルの国家運営の仕組みを考えなければいかぬ。  つまり、確かに、この改革をするというときの前提条件として、何か緩ふんでどんどん貸してしまう、ずるずるで、それで随分赤字がたまったじゃないか、けしからぬ、こういう議論は、それは理屈...全文を見る
○松原委員 渡辺副大臣はずばっと言いたいところを、渡辺大臣がおられるので遠慮しておっしゃったんだと思うんだよね。四百億の赤字でしょう。十五年で六千億とさっき僕は聞いていたから。六千億、それぐらいあって、日本の中小企業が頑張っていますと言うんだったら、農業の二兆に比べたらはるかにそ...全文を見る
○松原委員 そういう認識を持った上で、さらに議論を進めていかなければいけないと思っております。  いろいろな議論があるんですが、まず、今回の合併において、中小企業金融公庫、農林漁業金融公庫、国民生活金融公庫というのは、言ってみれば民業補完を今までやってきた。ここでしっかりと認識...全文を見る
○松原委員 渡辺大臣はどう御認識ですか。
○松原委員 カウベル効果というのはあって、そのためには、政府系金融機関がまず行くわけですよ、こうやって。政府系金融が行く、そして民間が行くんですよ。  民間はリスクをテークして、さっき女性の方が、翁さんが言っていたけれども、リスクをテークしてと。そういうことはあり得ないね。どこ...全文を見る
○松原委員 民間ができることは民間にやるというのは、それは正論ですよ、おっしゃるとおり。民間にできないことを今までこういった金融公庫がやってきたんです。彼らは民間にできることはやってこなかった。民間は貸さない。少なくとも、私は今まで大田区で東京都議会議員もやらせてもらいました、国...全文を見る
○松原委員 きのうの連合審査を聞く限りでは、極めてそういった意思を表明したというふうに私は見ていました。結論は、それをやられちゃ困ると。  甘利大臣が、目標を設定して、それが目的になっちゃ困るというふうな答弁をしていましたが、はっきり言って私はそれが正論だと思う。渡辺副大臣、こ...全文を見る
○松原委員 極めて重要な部分の議論だと思いますが、この後、ちょっと前後しながら質問をいたします。  危機対応体制、危機対応の制度の発動がされるというときに、今、敏速に対応ということですが、これはどういう手順で危機対応の対応があるのか、事務方にお伺いします。簡単にお願いします。
○松原委員 渡辺副大臣、これで危機対応ができますか。
○松原委員 先ほど事務方から答弁があった主務大臣はだれですか。
○松原委員 一応その三人が合議をして、速やかにこれを行う、こういうことになるわけですね。  その危機の認識、危機というのは、今想定されている危機はどういうものがあるのか、具体的にその危機の中身を教えてください。
○松原委員 バブル崩壊時の貸しはがし、貸し渋りは危機になりますか。
○松原委員 そういう答弁じゃないんだよ。バブル崩壊後の貸し渋り、貸しはがしは危機となりますかと聞いているんです。渡辺大臣、いかがですか。
○松原委員 歯切れがいい渡辺大臣ですから、もう一回確認しますが、バブルの崩壊のときにすさまじい貸しはがし、貸し渋りがあったことは御認識をしていると思います。これはこの危機に入るかどうか。入るなら入る、入らないなら入らない、お答えいただきたい。
○松原委員 要するに、バブルは危機だ、貸し渋り、貸しはがしが起こったあの状況はここで言う危機だ、こういった結論だと思います。  渡辺副大臣、バブルはここで言う危機に入りますか。主務大臣は別で、副大臣でありますが、お伺いしたい。
○松原委員 バブルの崩壊のときの貸し渋り、貸しはがしはすさまじいものがありました。自殺者も、私が知っている社長も何人か死にました。それはもう完全に危機だと思います。  では、その場合、危機はどこまで危機かということです。この議論は極めて重要でありまして、日本の企業の中で、例えば...全文を見る
○松原委員 今まで日本政府も、大きな企業が倒産したとき助けることもあったわけですから、当然それは危機ですよね。渡辺大臣、いかがですか。
○松原委員 要するに、危機をどうとらえるか。阪神大震災レベルのものだけを危機というのではなくて、当然ながら、バブル崩壊による貸しはがし、貸し渋りの横行も当然危機だし、もうちょっと局所的なものも当然危機に計上され、考えられることがあり得るというふうな御認識をいただいたと私は思ってお...全文を見る
○松原委員 先ほど渡辺副大臣が言った中で、こういった国金、農金、中小企業金融公庫、補完をやっていた、今まで補完を逸脱したものは多少あったとしても微々たるものだと。基本は、彼らは民間の金融機関がお金を貸せない人たちに貸してきた、そこにカウベル効果もあったかもしれない、これが実態だと...全文を見る
○松原委員 この数値目標を設定するというのは、そもそも論として、この政府系金融機関は民業圧迫はしていない、補完をほとんどしてきた。仮に民業圧迫があるとしたらごく一部だ。私は民業圧迫しているという事実を知りませんけれども、ごく一部だというのが私の認識です。  また、渡辺副大臣も似...全文を見る
○松原委員 要するに、冒頭言っているように、圧迫はなかった、補完である、この認識をまず私は基本的に持つべきだと思う。  だから、この法案で何を意図しているのか。要するに、中小企業に甚大なるマイナス影響を与え、それぞれの企業を崩壊させ、営業させまいとする意思をなぜ日本政府が持つ必...全文を見る
○松原委員 これは、時間がないので細かく議論しませんが、きちっとそこの部分を担保していかなければいけないというふうに思います。JBICのような部分とこの三つの金融公庫が一緒になるというのは、論理矛盾も甚だしいわけですよ。何か知らぬけれども、本当にこれでもって行革が進んだというふう...全文を見る
04月23日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○松原分科員 続きまして、質問させていただきます。  きょうは、冬柴大臣、本当に御出席ありがとうございます。  まず冒頭、JR東日本の計画している大崎短絡線の概要について事務方から御説明をいただきます。     〔主査退席、柴山主査代理着席〕
○松原分科員 JR東日本が行うわけでありますが、これは今や民間の会社になっているわけであります。  そこでまた、今の事務方の方に御認識を伺いたいわけでありますが、そうはいいながら、この鉄道事業者に対する指導、助言というものができるとしたら国土交通省である、こういうことでよろしい...全文を見る
○松原分科員 質問通告に沿った御答弁ですから、ありがとうございます。  私が今確認したいのは、これから先、今の問題も質疑していきますが、とりあえず、このJR東日本に対して監督、指導、助言ができるのは国土交通省ですね、このことの確認を申し上げたいわけであります。副大臣、お願いしま...全文を見る
○松原分科員 そういう中で、今、東京都、品川区、こういろいろとありました。既に先週の段階で事務方に送っているので局長もごらんだと思いますが、品川区長濱野さんから、これは品川区もどこに出していいかというと、飛び越えていきなり国というわけにいきませんから、東京都知事あてにことしの二月...全文を見る
○松原分科員 ということは、地元区長は二百と、こう言っていますが、地元の町会長、十町会ぐらいですね、それは要望書を上げているわけでありますから、その要望書にある程度沿った形でこれは実現されるというふうに私は今確認をさせていただいたつもりであります。  次に、これも品川区長から都...全文を見る
○松原分科員 私が言っているのは、それはシステム的には都知事なんですよ。そんなことはわかっているんですよ。本来であれば直接JR東日本のどこかに出したいけれども、そういう場所がありませんよ、だから都知事の方に出しているんですよということを言っているんですよ。品川区長というのは、行政...全文を見る
○松原分科員 地元の要望というのは、この短絡線に対してはかなり反対をしているので、その場合、ではどこで妥結するかという議論になると思うんですよ。  例えば、私は大田区もよく知っているんですが、大田区の京浜急行なんというのはあかずの踏切で、あっちから電車が来たと思うと今度はこっち...全文を見る
○松原分科員 具体的な数値は、それは持ち合わせていないのはわかっていますよ。しかし、長い時間これがあかないことは好ましくないということは、今のお話で事実だと思うんですよ。  だから、どれぐらい、ちょっとJR側からのそれは何かなかったの、後ろに座っている彼ら。全然なかったのか。こ...全文を見る
○松原分科員 ということは、地元がすんなり合意をして進んでいる話ならともあれ、今私が知っている限りでは、地元町会長、後で話しますが、非常に十町会が反対の声明を上げている、こういう状況であります。  ですから、実際短絡線が通過したときに、そういった地元の声があれば、その都度そうい...全文を見る
○松原分科員 文書は既に皆さんも出しているところで、区長から知事あての文書は、全体に関しての項目、「全般的事項」としては五つですね。さまざまなことを書いてあります。今言った「評価対象地域」の問題では一つ。「大気汚染」で二つ。  「騒音振動」、これは防音壁をつくるとか、工事の施工...全文を見る
○松原分科員 大臣の本当に御理解のある発言、感謝をする次第であります。  この方々は極めて常識的な、自治会長を中心とする皆さんですから、まさにまじめに地域のためにやってきた方々であります。ですから、少なくとも入り口の議論はより丁寧に、アセスが出て、もういいんだよというふうに進め...全文を見る
○松原分科員 ありがとうございます。  では、最後にもう一回、大変恐縮なんですが、地元の区長は、これについては地元の十町会の会長と全く足並みは乱れていないんですよ、一致しているんです。区長が、そして十町会の町会長。もちろん東京都ですよ、確かに。しかし、現場は品川区であり、十町会...全文を見る
○松原分科員 ありがとうございます。  冬柴大臣のリーダーシップのもと、私は都市交通が便利になるのはいいと思っています、彼らも反対していません。反対していない以上は妥結点はあるはずです。品川区長という品川区の最高責任者の了解と十町会の会長、彼らは了解しますよ、きちっとすれば。よ...全文を見る
05月25日第166回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  幾つか質問をしたいと思っておりますが、まず最初に、北方領土問題に関しての質問を申し上げます。  これはもう終戦後長い間、日本にとっての懸案事項でありました。まず事務方にお伺いいたしますが、中国とロシアの間でもこういった国境画定問題が従...全文を見る
○松原委員 この際、方法論として、係争地の面積を等分にする等による解決策というのは具体的にどれぐらいあったのか、お示しいただきたい。
○松原委員 北方領土問題というのは極めて重要な課題であります。今麻生大臣がここにおられるわけでありますが、私が仄聞したところでは、面積等分による解決の可能性、中ソ間の国境画定で大変にそういったことがあったというふうにも仄聞しているわけで、今、具体的な中身はわからないという岩屋副大...全文を見る
○松原委員 五月の二十四日の産経新聞では、政府は、ロシアが極東・東シベリア地域で計画している原子力発電所建設、IT事業への協力を強化するということを決めたという報道もなされておりますが、こういう経済における一体化というものを一方でやろうというのは、これは国の戦略としても理解できな...全文を見る
○松原委員 踏み込んだ経済の協力等を考える場合、私は、北方領土の問題がそれなりの見通しがあるというのは大前提だろうというふうに思っております。  プーチン在任期間中にこれを解決するというふうな御発言が、これは総理からあったのかな、外務大臣かな、というふうなこともあるようでありま...全文を見る
○松原委員 こういったものが出されたということを麻生大臣は報告は受けておられますか。
○松原委員 よく知っているということは、こういったものが出された経緯も知っているということでよろしゅうございますね。  それでは、六つの項目がこの公開質問状の中に書かれているわけでありますが、このことに対して、これは温家宝さんに対しての質問ですから、麻生大臣に質問しても、これは...全文を見る
○松原委員 これは、毛沢東がこの南京の実態をどこまで知っていたのかということもあるかもしれませんが、仮に何十万もの虐殺があれば、それは必ず触れるだろうと私は思っております。  二つ目の、これが一番の肝の一つになるわけでありますが、一九三七年十一月に、国共合作下の国民党は中央宣伝...全文を見る
○松原委員 この質問の趣旨は、三百回のまさに宣伝戦、プア・チャイナ、貧しい中国ということを彼らは成功した。その宣伝戦をやっている、そのときに、南京において多少でも、私に言わせると、多少でも虐殺があれば触れないはずがないんですよ。針小棒大に触れるに決まっているんですよ。一行も南京で...全文を見る
○松原委員 不自然であるということを理解していただきたい。  これは、おっしゃるけれども、それは外国人記者と専門家が相手ですから、そのときの記録が全部あれば、なかったということは、これは一般の人が聞くのと違います。  三つ目。南京安全区。御案内のとおり、安全区を設定しました。...全文を見る
○松原委員 副大臣のそういう答弁というのは極めて危ないと思うんですね。それは、そういうのはあったということで、こちらがあったと認めようとしている。  実際は、今言ったように、三百回の記者会見でもなかったし、逆に人数が減ったというのは、これは後づけの資料ではなくて一九三九年の資料...全文を見る
○松原委員 例えば、具体的に、この国民政府国際問題研究所の数値で、占領前二十万、その後ずっと二十万、占領後二十五万、こういったことは指摘しましたか。
○松原委員 この温家宝さんに対する公開質問状というのは、極めて事実関係だけを質問している内容であります。特に、一項目から四項目。特に私は、一から三までである程度いいと思いますが。  これに関して、温家宝さんに質問するんじゃきついということであるなら、これをどう考えるかということ...全文を見る
○松原委員 場合によれば、我々議員がどういう形でこういったものに対して中国政府に対して問いただせるか、そういったものも検討しなければいけないかもしれないと思っております。  次に、たくさんあるわけでありますが、慰安婦問題も大分今言われている。慰安婦問題、前にも私、この外務委員会...全文を見る
○松原委員 詳しく知っていたと。まさに抗議をせんという強い鉄のような意思はありましたでしょうか。
○松原委員 伝聞情報ではなくて、これは実際その写真が日本のアサヒグラフでそう使われていた、それをアイリス・チャンが五十万部のベストセラーで、あれで南京大虐殺は世界じゅうに定着をした。その書物の一番のでかい写真として、その写真を使っている。実態は違う。日本のアサヒグラフが一九三七年...全文を見る
○松原委員 私、言いたいことは、伝聞情報というのがある。日本側、今私が言ったのは当時の資料に基づいています。南京の人口の問題も一九三九年の南京政府の資料です。三百回の記者会見をやって一回も言っていないというのも資料であります。全部資料であります、これは。もちろん、アイリス・チャン...全文を見る
○松原委員 私は、これは大事なところだと思うんだよね。我々は、少なくとも国がその慰安婦、二十一歳以上でなきゃだめだ、既に売春婦として仕事をやっている者じゃなきゃだめだ、それをきちっと書いた資料があるんですよ、戦前の。全部資料がある。彼らが言っている慰安婦問題にしても南京問題にして...全文を見る
○松原委員 時間がないから私が言いましょう。彼女は四年間で二万六千円か何か稼いだんですよ。その彼女が四年間で、売春をして、公的な売春ですからそれは責められない、それによって稼いだお金というのは、陸軍大将の二倍の給料だったというふうに言われている。  それは彼女はかわいそうだった...全文を見る
○松原委員 アメリカの研究機関にというのをぜひ検討していただきたいんですが、もう一回答弁いただけますか。それは前向きに検討してくださいよ。
○松原委員 結論は、南京大虐殺もああいった形のもの、ああいった形というか、大虐殺、虐殺はなかった、間違いなく。慰安婦も、彼らが言うような慰安婦はなくて、今世界じゅうにある公娼制度のようなものはそれはあったでしょう、こういうことです。  このことは、例えば文献で、中国との二国間の...全文を見る
05月30日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第24号
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○松原委員 民主党の松原仁でございます。  幾つか質問をさせていただきますが、まず、これはマスメディアにも随分出ましたが、民間の人材派遣大手のパソナが人材バンクの仕事をやるというような報道がありまして、どうも確認いたしますと、今ある、一人しかマッチングしなかったという総務省の方...全文を見る
○松原委員 せっかく官房長官がお越しでありますが、官房長官が長をつかさどるこの新しいセンターにおいて、パソナとのさまざまな共同関係というのは考えられるかどうか。通告はいたしておりませんが、御答弁を賜りたいと思います。
○松原委員 パソナの人材サービス会社は、そこの特別顧問に竹中平蔵前総務大臣、またアドバイザー組織には石原信雄元官房副長官等を配して、そういった意味で、総務省の人材バンク、とりあえず今の人材バンクですね、これに関してはかなりのてこ入れをまさにせんとしていたわけでありますが、どうも町...全文を見る
○松原委員 大変そっけない答弁でありますが、日ごろの渡辺喜美大臣とも思えない答弁でありまして、もうちょっと味のある答弁をこのパソナについてしてもらいたい。
○松原委員 この有識者会議には南部さんが入ったりする可能性はあるんですか。
○松原委員 有識者会議にこういった人材派遣会社の知見を有する人が入るのが悪いとは私は思いません。しかしながら、入るということになれば、今の総務省の人材バンク、そこのことを、やはり竹中さんとか、石原信雄さんを入れてアドバイザリーグループまでつくっているわけですから、当然そのままそこ...全文を見る
○松原委員 意見を伺っていただけるというので、恐縮なんですが。  さて、きょうは、国土交通省官房長はお越しですか。前回出していただいた資料があるんですが、幾つかお伺いしたいんです。  天下りというか、我々はわたりと称するわけでありますが、本省をやめた後の動きというのがある。あ...全文を見る
○松原委員 普通の顔でそういうことをしゃあしゃあと言われても困るんだよ。委員会に対して、どういうつもりでこういう資料を出しているんだ。だれだってわかるようなこんなばかげた資料を出すというのは、どういうつもりなんだ。何でこの米印の資料を出したんだ。答弁してくれ。
○松原委員 渡辺大臣、ちょっと所見を言ってもらえますか。これはどういうことなんだということで、所見を言ってもらえますか。お願いします。
○松原委員 資料、見れば一瞬でわかるから。見てくださいよ、これを。建設省、顧問、あっせん不明。まず、鈴木道雄、建設省、顧問、あっせん不明。  これは、資料をつくったのは、だれがつくったの。あなたがつくったの。だれが資料をつくった責任者。答えてください。
○松原委員 資料をつくった人間として、どういう責任をとるか教えてほしい。
○松原委員 急いで、こんなずさんなものをつくるというのは、どういうことなのか。責任をとる必要がないと思っているのか、あると思っているのか、それを答えてくれ。官房長。
○松原委員 最初にこの資料を出したときに、だれが最終チェックをして出したんですか。
○松原委員 こういう資料を国会の委員会に出して、我々が指摘をしてこういうことになって、責任を感じるのか感じないのか、それを答えてほしいな。  こういういいかげんな資料が出て、わたり十六人。大臣が、十六人なんて、そんな少ないはずないと思いながら十六人。それはもう、これだったら十六...全文を見る
○松原委員 やじに答える必要はないけれども、これを出したのは、今、出し直したからいいと。そういう言い方をしていいのか。(発言する者あり)余りばかなことを言うからだよ。改善をしてないじゃないか。これを出すのは、全然、こういうふうな資料を、急いでいましたといってこの資料を出して、出し...全文を見る
○松原委員 もう一人、どうぞ。
○松原委員 確かにそのとおりで、これの主務大臣というのはだれになるんだろう。この最終的な資料を出してきた責任者は。渡辺大臣になるのかな、これは。官房長官。渡辺大臣じゃないかな。だから、このことについて、確かにそれはそうだ、役人の二人にだけ陳謝させるんじゃ私も申しわけない。これに関...全文を見る
○松原委員 一応、責任者からおわびをしてもらいたいんだ。
○松原委員 非常にさわやかなおわびで。  だから、そこで私が言いたいのは、十六件も同じだということですよ。いいですか、大臣。十六件も同じ。十六件について、この体質で出されたものを、同じところがやっているんだから。いや、同じところがやっているのか、違うところがやっているのか、ちょ...全文を見る
○松原委員 行革事務局というのは本当に当てにならないね、これ。こういうのが一回あると、民間の会社同士だと、もう取引禁止だよ。  大臣、同じところが出して十六件なんだ。こういう大臣も認めるひどいできばえのものをいけしゃあしゃあと出してきて、こっちの指摘があって、事前に、どういう質...全文を見る
○松原委員 質問にきちっと答えてほしいのでありますが、私は、こういういいかげんな行革事務局が資料をつくって、十六件のわたりだと。立法事実を、まさに後藤田委員なんかが言うように、立法事実をきちっと押さえるというのは、これは最低限の条件で、医者が患者を診るのに、患者を診ないでいきなり...全文を見る
○松原委員 ちょっと、答弁に答えるように委員長から言ってくださいよ。  私が言っているのは、十六件が多いとか少ないとか、わたりが十六件出てきたからこれだけでもすごいとかという議論じゃなくて、十六件が氷山の一角だと大臣も思っていると、この委員会で何回か答弁していて、そして、こうい...全文を見る
○松原委員 もうこれは、これだけおかしな話があって、恐らく通告の状況の中で出てきたんだと思うんだ、焦って。こんなチョンボした資料を出しちゃった、手を抜き過ぎたと。同じことを十六人でやっているんだから。それは、庶民の味方をもって任じるなら最低限それぐらいのことをやらなかったら、男渡...全文を見る
○松原委員 有識者懇、有識者懇といって、我が党の細野委員の質問にも、それは有識者懇、それも有識者懇、あれもこれも全部有識者懇と。  ちょっと大臣に聞きたいんだけれども、国の中において、有識者懇談会というのをつくるのは結構ですよ。内閣委員会と有識者懇談会と、どちらの論議が、新しい...全文を見る
○松原委員 今の発言だと、有識者懇が最終的に決める、有識者懇の方が国会の言うことを無視するわけじゃない、こういうふうに聞こえるんだな。  はっきりと、それは内閣委員会の論議が有識者懇談会の議論より本来は権威があるものなんですよ。そのことを認めてほしい。もう一回答弁。
○松原委員 僕は、この有識者懇というのは本当に怪しいなと思って。  いや、いいんですよ、有識者が集まっているのは。どの程度の回数やるのかわからないけれども、有識者懇談会の皆さんには国会の議論はどのように伝わるんですか。僕は、こうやってじっと見て、あそこに傍聴の方がいらっしゃるけ...全文を見る
○松原委員 議会軽視という言葉は昔から言われているわけでありますが、この有識者懇というのはよくわからないんですな。我々は、この委員会で議論する。それぞれが国民の負託を得て、選挙で戦ってきた人間が議論をする。民主主義というのは確かにそれでいいと思う。有識者懇の選定もどうするのかわか...全文を見る
○松原委員 座長としてということではなくて一般委員として、私は、これだけ大きな公務員改革をやるのに国会議員が入らないような有識者懇談会ではしようがない。  いいですか。行革事務局は、各省庁の官房長にお願いして、わたりや天下りをこうやって聞いた。星印で出てきた。やはりそれはそれな...全文を見る
○松原委員 今回の公務員制度改革は、恐らく国家百年の計だと思う、日本にとって。できるできないは別にして、有識者懇には国会議員を入れてもらいたいということを要望として言っておきます。  やはり、それぐらいの話でなければ、ここでやっている議論は全くもってどうなるんだろうか。本来であ...全文を見る
○松原委員 大事なポイントですので、これもまたウオッチしていきたいと思います。  国土交通省の官房長さん、どうもお疲れさまでした。  さて、人材バンクをなぜつくらなきゃいけないか、何でハローワークじゃいけないのか、この議論であります。これは大臣に聞くと答弁が長いですから、事務...全文を見る
○松原委員 これは後日、細野議員からも同じような、もっとえぐい、深くえぐった質問をするかもしれませんが、私が言いたいのは、要するに、民間企業の人に比べて、なぜハローワークを使わずに官僚は優遇されるのか。  では、そこで一つ聞きたい。  官僚の中でハローワークに行って就職を見つ...全文を見る
○松原委員 結局、ハローワークに行くはずがないというような答弁とか、前後はちょっと切って言いますが、そういうふうなことを渡辺大臣は過日言っている。これは要するに、なぜハローワークじゃなくて人材交流センターなんだと。それは、公務員が例えばさまざまな制約条件があるというのが理由になっ...全文を見る
○松原委員 まだ質問はたくさん残っていますが、時間が参りましたので終わります。ありがとうございました。
06月07日第166回国会 衆議院 本会議 第40号
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○松原仁君 私は、民主党の松原仁であります。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました政府提出、国家公務員法等の一部を改正する法律案に反対の立場から、民主党提出、国家公務員の離職後の就職に係る制限の強化その他退職管理の適正化等のための国家公務員法等の一部を...全文を見る
06月13日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第28号
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○松原委員 飲酒の問題というのは大変に社会に不幸を与えることであります。お酒を飲むという行為自体は古来あったわけでありますが、車と結びつくことによって、飲酒ひき逃げ、こういった大変に不幸な事件がたくさん発生をしているわけであります。  実は、御案内のように、福岡の元市職員今林被...全文を見る
○松原委員 大変に歯にきぬ着せず、私はそのとおりだと思っております。  国民の多くが、もしこれが危険運転致死傷罪でないということになるならば、この危険運転致死傷罪というのは一体何なんだ、日本の国は平和に生活をする人間を法によって守るのか、大きな疑問を感じるのではないかと思ってお...全文を見る
○松原委員 要するに、証拠隠滅であります。初めから証拠を隠滅しようとした。  その後に至っては、水を一リットル持ってこさせ、飲んだ、約四十分後に飲酒検知を受けたら、アルコール分は酒気帯びに当たる呼吸一リットル中に〇・二五ミリグラムだった。これはかなり悪質だと私は思うんです。 ...全文を見る
○松原委員 当初は大変に効果があったわけでありますが、当然厳罰化というのはゼロを目指すわけであって、この厳罰化によってこの程度減ればいいだろうという議論では全くないわけであります。  なぜ効果が、特に十七年から十八年にかけて思ったより薄れてきたのか、のど元過ぎれば熱さ忘れるとい...全文を見る
○松原委員 先ほど遠藤委員からの質問で、私がこれは大事なポイントだと思うのは、厳罰化によってどこまでいけるのか。今、国家公安委員長からお話があったように、三十万で、一台に四人乗っていると百二十万だというふうなこともよく言われました。しかしながら、現実には鈍化し、先ほどの話だと一万...全文を見る
○松原委員 個人のプライバシーというのは私は尊重するべきだと思っておりますが、被害者の命というのはもっと尊重するべきであろうというふうに思っておりますので、私は、少なくともその抑止として、飲酒運転をさせないということであれば、飲酒運転をした人間は、彼のプライバシーを守るよりは、そ...全文を見る
○松原委員 非常に物理的な話でありますが、客が入ってくる、あなたは運転していますか、していませんかと非常に不粋なことを居酒屋は聞かなきゃいけないのかどうか。それから、運転していませんよ、怪しいなと外に行って、あの車はあなたの車ですか、そういった不粋なことをすることが可能なのかどう...全文を見る
○松原委員 ちょっとそれは論理矛盾があるので。毎回酒を飲みにその居酒屋に来る人間がいつも車を運転して来ているのを知っていてなんといったら、それはいつも違反をしているのを知っているということだから、論理的にはあり得ない。だから、来るときは歩いて来るという話になるわけなんだけれども。...全文を見る
○松原委員 ここの部分というのは、幇助罪の立件は難しいと福岡県警が判断した理由というのをやはり今度教えてもらわなきゃいかぬと思うんですよ。今わかったら教えてほしいんです。なぜかというと、つまり、飲み屋さんの側だって、ここまでいったら幇助罪だ、ここからは幇助罪じゃないという一つの判...全文を見る
○松原委員 これはきっちりやっていただかないと、よくわからないことになってしまう、精神的な条文だけという話になってしまうので、きちっと事例で、これはどうなんだ、このケースはどうなんだ、そして、この福岡の元市職員の今林被告のケースはこうなんだ、そのときの飲み屋はこうなんだ、やはりそ...全文を見る
○松原委員 多くの国民は、今の答弁を理解できないと思いますね。  私が申し上げたいのは、酒気帯びであろうと、酒酔いであろうと、その車によってひき逃げをされる人間は同じなんですよ。命をとられるという点では、相手が酒気帯びだったから命がとられてもいいとか、相手が酒酔いだから命をとら...全文を見る
○松原委員 私は、このインターロックというのは極めて有効ではないかと思っております。そして、飲酒をした人間に関しては、インターロックつきの自分の車以外は運転できないという厳しい条件も課するべきだと思うし、それでもさらに飲酒をするようだったら、これは超厳罰というものがあってしかるべ...全文を見る
○松原委員 終わります。
06月19日第166回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○松原委員 民主党の松原仁でございます。  六者協議、現在北朝鮮側がIAEAの招聘をしたという報道もなされておりますが、この事実関係、お答えいただきたいと思います。
○松原委員 事実確認でありますが、BDAの送金はロシアの金融機関を通るというふうなことも報道がなされておりましたが、この事実関係の確認はできていますでしょうか。
○松原委員 さて、ここで原点を確認する必要があろうかと思いますが、拉致問題の解決というのは何が解決なのか、お答えいただきたい。
○松原委員 拉致被害者の完全なる帰国というのはどこの段階をもって認識をなさるか、お伺いしたい。
○松原委員 先回、曽我さんが出てきたときは、日本の方はそれは想定していなかったわけでありまして、つまり、今日本の国内において把握をしている以外の、いわゆる特定失踪者のことについてはどうお考えか、お伺いしたい。
○松原委員 それで一〇〇%の拉致被害者が全員判明するとお考えかどうか、お伺いしたい。
○松原委員 今の局長の答弁ではいけないと私は思っております。冒頭、岩屋副大臣がおっしゃったように、これは拉致被害者全員の帰還でありまして、認定している人間だけ戻れば解決というのでは話にならないということをまず申し上げておきたい。  そもそも、この案件は、国家テロによる誘拐であり...全文を見る
○松原委員 真相の解明というのは、何分、うそを平気でつく、横田めぐみさんの骨で違うものを出してきて何とも思わない国家でありますから、そういった意味では、これはそこまでいかないといけないんだというのを腹の底にきちっとおさめてもらわないと議論は進まないと思っております。  さて、そ...全文を見る
○松原委員 これは、見ようによっては、六カ国のこの議論が北朝鮮のペースで動いているのではないかと。私も、救う会の関係の方、その他さまざまな関係者と話をすると、北朝鮮ペースで動く六者協議になっているのではないかと大変に危惧をしているわけであります。  現状、この段階で、IAEAと...全文を見る
○松原委員 私、金正日の心境というのはわかりません。しかし、彼は恐らく引き延ばしをしようと思っている、引き延ばしをしようとしている。なぜならば、アメリカの中間選挙で民主党が勝ち、ブッシュという北朝鮮を悪の枢軸呼ばわりした世界最高の権力者がアメリカの大統領でなくなれば、北朝鮮をめぐ...全文を見る
○松原委員 私は、この六カ国で期限を切ったということが大事なんですよ。あの国は、期限を切らなければどんどん引き延ばすわけですよ。いまだに、北朝鮮がこれからIAEAを招聘しますよ、ああ、よかったよかったということでは、期限を切った意味は一体どこにあるんだ、期限を切った意味が全くない...全文を見る
○松原委員 こういう問題というのは確かにおっしゃるような要素があるかもしれないけれども、我々は北朝鮮の立場に立って物を主張する必要はないのであります。我々の側からいえば、米国と北朝鮮の間はどうあろうと、二カ月を過ぎた段階でメッセージを出すということは、私は日本としては当然必要な行...全文を見る
○松原委員 テロ支援国家指定という問題が外れる可能性があるということを我々は大変危惧しているわけでありますので、少なくとも、アジア開銀において日本だけが北朝鮮に金を出すべきじゃないと言っても、米国が、いやいいよと言えば終わってしまう話でありますので、アジア開銀の金が行かないように...全文を見る
○松原委員 それは違うので、すぐにそれが外れると思っていません。当然時間をかけて外す。外すのを条件にして、北朝鮮はアメリカの大統領選挙まで時間を稼ぐ。そして、外れたときには、アジア開銀から出すというのが既に根回しが行われている可能性があるということを言っておるわけであります。 ...全文を見る
○松原委員 結局、アメリカは北朝鮮をテロ支援国家とした、我々もテロ支援国家に認定しようと、今回、北朝鮮人権法はきょう議員立法がなされるが、この中で入れたいぐらいの話があった。  私が申し上げたいのは、テロ支援国家であるならばというよりも、中国の国境を越えて自由に行く、そういうこ...全文を見る
○松原委員 質問の時間が来たのでもうやめますが、つまり、北朝鮮に日本から中国経由で行く人間についてチェックできないということなんですね。そして、この十九人の子供たちは自由に往来し、北朝鮮によって洗脳された状況の中で、いろいろなメッセンジャーをしている可能性があるというふうに我々は...全文を見る
○松原委員 終わりますが、大事なことは、これをきちっとやらないと、全然、制裁といいながら、どんどん行ったり来たりしているのではしようがないわけでありまして、これはきちっとやってもらわなきゃいかぬ。(発言する者あり)今のは、では、質問は取り消しますけれども。  とにかく、こんな緩...全文を見る
10月26日第168回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○松原委員 遺棄化学兵器の問題は今大変に大きな問題、従来からなっていたわけでありますが、日本国内におけるこの問題について幾つかお伺いをしたいと思っております。  福岡県の苅田港から化学弾発見がされたわけでありますが、このことについての調査というのは、これはどこの会社が行ったでし...全文を見る
○松原委員 これは、一般競争入札で最初入札するときに、どれぐらいの値段が適正かということを、事前に何かの調査をしないで、これは最初は防衛省ですか、これがこのぐらいだというふうなイメージを持たれたんですか、それとも、どこかに調査をさせて、それで、まあ大体これぐらいだろうというイメー...全文を見る
○松原委員 すると、この積算根拠というのは、業者から出てきた見積もりとかそういうのを見ながら積算根拠を算定したということですか。
○松原委員 ちょうど話題が屈斜路湖の問題に飛んだので、この屈斜路湖においてはどういうふうな受注と経緯があったか御説明をいただきたい。
○松原委員 私が知る範囲では、化学弾が二十六発引き揚げられた、約八億円前後でこれが受注された。このことはおおむね合っていますでしょうか。
○松原委員 この破砕処理といいますか、無害化処理のための施設をつくるための経費も必要ですが、単純に八億円を二十六発で割ると一発三千万ぐらい、こういうことになると思います。今資料がないというお話でしたが、私は、実はこの最初の段階で、大体、費用の値ごろ感というのが与えられたのではない...全文を見る
○松原委員 今、政治というのは、我々政治家も一円単位からということでやっておりまして、これはもちろん、公的なものにかかわるものはすべてそうであろうと思っております。国の無駄遣いも、年金を初めとして、これはもう厳しく一円から見ていこうじゃないかというのが時代の趨勢ですし、まして一発...全文を見る
○松原委員 めちゃくちゃな、中国に至っては百六十億、七十億かけているんだから、物がどんな大きさなのか。例えば、これぐらいのものの一発の処理に三千万というと、電気洗濯機だってこれぐらいだったらそんな三千万もしないわけだから、三千万するというのはとんでもないことなんだよ、それを一発処...全文を見る
○松原委員 それでは、また質問を最初のラインに戻しますが、神戸製鋼が競争入札をしたときは、何社入札しましたか。入札した会社の名前を教えてください。
○松原委員 二回目からは随意契約になった、その経緯を教えてください。
○松原委員 必要処理施設を神戸製鋼が所有していた。建設をするときの費用等はどういう形で捻出されているか。時間も短いので、簡潔にお答えください。
○松原委員 その契約のあり方も、ちょっと私はいろいろと疑問を感ずるところもあるのですが、時間の都合があるので、ちょっと確認します。  そうすると、屈斜路湖の件に関しては、積算根拠はもう文書がない、苅田港のものに関しては、積算根拠は、応札された例えば神戸製鋼とか、そういったところ...全文を見る
○松原委員 市場価格というのは、具体的にどういうことですか。
○松原委員 それならば問いますが、例えば、苅田港の場合は、第一期は平成十六年、第二期は十七年で、五十七発が最初は二十一億三千九百八十五万円余なんですよ。それで、五百三十八発処理した第二期、十七年が五十六億四千七百三十六万なんですよ。第二期に関しては、既に基本的に施設はできています...全文を見る
○松原委員 これは通年で、平成何年に何発処理して幾らと出てきているんだから、大体、一発一千万強なんだね、一千三百万という話も今あったけれども。  そうすると、この一千三百万が妥当であるという積算根拠というのがどこかになきゃいけないんだ。建物があるとか、あれがあるこれがあるという...全文を見る
○松原委員 それを受注したというか、その調査をしたのは日米文化振興会安全保障研究所でよろしいですか。
○松原委員 調査の内容に関して、簡略に教えてください。  例えば、それに関して積算というものも行われたのかどうか、積算根拠というものもあるのかどうか、お伺いしたい。
○松原委員 かなり大きな額で、一発一千三百万とかいう話になってきますから、この積算根拠に関して、軍事上の機密があるというなら別ですが、私は、中国でも今後またいろいろな形で行うわけですから、積算根拠を示していただきたいと思います。  それで、内閣府遺棄化学兵器担当室は来ていますか...全文を見る
○松原委員 内閣府の遺棄化学兵器処理担当室からペーパーをもらっているんですよ。「調査研究等にかかる経費の内訳」。トータルで百五十七億二千七百万円でありますが、これは全部、分析とか構想とか計画とか評価とか調査とか。調査というのは、例えば爆発リスク調査、もしくは混合調査、例えばピクリ...全文を見る
○松原委員 簡単に言うと、防衛庁の方の福岡県苅田港のものについては九百万で調査研究が行われている。九百万ですよ。九百万で調査研究が行われていて、確かに探査というものは、例えば神戸製鋼が別にやっているわけですよ。例えば探査試験とかも別にやっていますが、しかし、基本的にはこの探査試験...全文を見る
○松原委員 はっきり言ってべらぼうですよ、この数字。まじめな顔をしてお答えになるけれども、べらぼうな数字で、探査をしていないんですよ。僕は最初、これは中国全土の探査は入っていると思ったんだ。それでも高いなと思ったけれども、探査が入っていないんですよ。すべて、本物をつくるための調査...全文を見る
○松原委員 よくわからなかったと。わかるように言ったつもりなんだけれども。わかるつもりじゃなきゃだめなんですよ。これは中国と日本との間の話で、もっとでかい話になってきているわけだから、まず積算根拠だって明らかにしてもらわなきゃいけないし、誠心誠意、やはり国民の血税を無駄にしないと...全文を見る
○松原委員 終わります。
11月02日第168回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  まず冒頭、お伺いしたいわけでありますが、中国における遺棄化学兵器であります。この中で、今かなり、四万発を超える弾が回収をされているわけでありますが、この中身、もう既に先般も与党議員の方も問うているわけでありますが、簡潔に、黄弾何発、赤弾...全文を見る
○松原委員 ここに、おたく、遺棄化学兵器処理担当室から平成十四年十月に出された資料があるんですが、この中に、「化学兵器の定義」というのが十六ページに書いてあります。この定義の中に「「化学兵器」の定義は、化学兵器禁止条約第二条に示されている。また、同条約検証付属書の表には、これに該...全文を見る
○松原委員 それはいつから日本はそのように認定をしたんですか。
○松原委員 そのような理解をしている国は、日本と中国が恐らくそうなんだろうと思いますが、他の国もそういう理解をしているというふうに御認識ですか。
○松原委員 結論から言えることは、少なくともこれは、条文の中で日本はそう読み込むということでありますが、国際社会においては別に読み込まないケースも非常に多い、こういう認識だと思うんですね。  したがって、今冒頭おっしゃった部分で、黄弾というのは明らかにどこの国が見ても化学兵器禁...全文を見る
○松原委員 この有毒発煙筒というのは何なんですか。黄剤なんですか、赤剤なんですか、緑剤なんですか、何なんですか。
○松原委員 そうすると、この有毒発煙筒というのは、いわゆるここに書いてある、黄剤とか赤剤とか、これが全く含まれていない発煙筒は一切入っていない、紛れていない、こういうことですね。  答弁を考えている間に、もう一つ質問させてもらいます。  今言った有毒発煙筒というのは、そこにど...全文を見る
○松原委員 どこまで現場のことを皆さんが把握しているかというのは極めて重要なわけであります。  では、その発煙筒のどこをもってこれは有毒ガスの発煙筒だという判断をするのか。例えば、発煙筒の中に、場合によっては、普通はそこにそういった有毒のものを入れないけれども、有毒のものをオプ...全文を見る
○松原委員 議論していてふと思うんですが、発煙筒として日本が使ったものが、いわゆる化学兵器としての、まあ赤剤自体は、日本の方は条約第二条のそういう趣旨の中で読み込んでいるという話を冒頭申し上げました、黄剤は入っているけれども。そういう中で、この発煙筒に関して、それは日本軍は発煙筒...全文を見る
○松原委員 ということは、この赤剤の含まれている発煙筒というのは、発煙筒ではなくて武器として使った、発煙筒というイメージは煙を出すわけだけれども、いわゆる赤剤と類似したものとして使った、こういうふうに考えていいわけですね。
○松原委員 資料も大分古いものになるわけでありますが、ここに「独立歩兵第百九十七大隊兵器引継目録」というのがあるわけですが、九九式発射発煙筒というのが三十個、この中にあるんですね。そこには資料がないかもしれないけれども、ある。これは、例えばそれが九九式ということで、九九式というの...全文を見る
○松原委員 答弁になっていないんだけれども。  要するに、例えば、このディフェンスリサーチセンターの方で、このシベリア史料館の所蔵資料のこれをずっと、まあ全部じゃないと思うんですよ、まだ三分の一ぐらいですか、扱っている。A、B、Cとつけて、Aは、まさに武装解除のときに化学兵器を...全文を見る
○松原委員 事前にそれを言っていなかったというのは違うんだよ。私は、ディフェンスセンターのことについては質問しますときのう言っているからね。  さはさりながら、シベリアのそれを全部二つの目ですぐ見ろ、そこまでは言わない。言わないけれども、言いたいことは、このディフェンスリサーチ...全文を見る
○松原委員 いただいたこの調査研究にかかる経費、百五十七億、前回、探査が入ってないのにすごい数字だな、探査が入っていないのに百五十七億もとるのか、こういう話を私はしたわけでありますが、その中でいろいろな数字がある。恐ろしいことに、コンサルタントに払われている費用が、二十二億、十六...全文を見る
○松原委員 百五十七億も調査研究をし、移動式トレーラーで処理をすることもやるわけだから、もしこの百五十七億に移動式トレーラーが入っていなかったら、この百五十七億というのはどういうことなのか。これは、精査すると言ったから精査してください。どこか入っているでしょう、これをやるためには...全文を見る
○松原委員 きょうは三十分という時間でございますので、もう質問をそろそろ切り上げたいと思いますが、今回の遺棄化学兵器の動きというのは極めておかしな部分が大きい。まず、この予算の使い方、百五十七億も、非常にべらぼうな話であります。これは細目を出してもらわなきゃいけない、納得できない...全文を見る
○松原委員 時間が参りましたので終了いたしますが、立証責任というのは、それは一つあるかもしれないけれども、しかしながら、化学兵器の禁止条約という枠組みから思えば、日本は踏み込んで処理している。普通やらなくてもいいところまで、と言うと語弊がありますが、踏み込んでやっているということ...全文を見る
12月05日第168回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○松原委員 この拉致の問題に関して何回もこの場でも質問をさせていただいておりますが、きょうは、去る十一月の十四日から、拉致議連というものが御案内のとおりあるわけでして、そこの有志が、平沼赳夫会長を中心として、超党派で米国を訪問いたしました。その結果も踏まえながら質疑をしていきたい...全文を見る
○松原委員 すぐに始まる協議がもうそこまで来ているわけでありまして、この決議をきちっとその協議の中にも、どういう形であろうかアピールをしていただきたいと思いますが、高村外務大臣、直接御本人が云々ということではないかもしれませんが、所管大臣として、六カ国協議に対して、この決議、どん...全文を見る
○松原委員 この決議を米語、アメリカ語に翻訳して速やかに届けるというのは、これは議会サイドの動きだろうと思っております。その点に関しては、委員長が恐らく理事会でも御一任を受けているというふうに思っておりますが、今の委員長の御決意をお伺いしたいと思います。
○松原委員 真剣にかたい決意を持って取り組んでいただかなければいけないと思っているわけであります。  さて、これは我々議連が中心となって訪米をしたわけであります。ちょうど時あたかも福田さんが総理大臣としてワシントンを訪問するときとたまたま時期が一緒になったわけでありますが、我々...全文を見る
○松原委員 今回の決議を上げる引き金の一つは、私は、今回の米側の北朝鮮テロ支援国家指定解除をする前夜のような報道が日本のマスコミをずっとにぎわせていた。我々はこれに大変な危機感を覚えて行動を起こした。そして、我々はこの決議を上げることによって、今回の米側の、特に下院では、女性下院...全文を見る
○松原委員 極めて、外務大臣の発言として私は尊重したいし、重いと思っております。  日本政府は、北朝鮮はこの半年間拉致というテロを継続している、北朝鮮はテロをしているということを今外務大臣はおっしゃったわけであります。であるならば、北朝鮮のテロ支援国家指定解除のアメリカの国内法...全文を見る
○松原委員 極めて、それはそういう答弁だろうと思いますが。  官房長官、官房長官は、北朝鮮がこの半年間テロをし続けている、テロを継続しているという認識を外務大臣と同じように共有しているかどうか、お伺いいたしたい。
○松原委員 これで米国が北朝鮮のテロ支援国家指定を解除することになれば、解除するまでの段階でこれは要件に当てはまっているとか当てはまっていないとかというのは、これは海外のそういった事例に対する内政の問題かもしれないけれども、それを解除したということになれば、少なくとも日本人拉致被...全文を見る
○松原委員 ということは、アメリカに対して、日本側は北朝鮮はこの半年間もテロをし続けていると思うと、これは外交交渉の中で。国内法で、あなたの国内法に書いてあるこれには該当するじゃないか、しないじゃないかというのは言えないかもしれない。しかし、外交交渉においては、我が国の認識は、北...全文を見る
○松原委員 どうも、意識を持ってとか水面下でとかそういうことを言われても、やはり水面の上でやってもらわなきゃしようがないんじゃないかと私は思うんですよ。  申し上げたいことは、私はクリストファー・ヒルさんとの話で、我々は、拉致は継続するテロである、私たちは議員外交だから、ずばり...全文を見る
○松原委員 はっきりと言ってもらった方が日本国民も納得しますよ。きょうは傍聴席にも家族会の方も来ているけれども、納得しますよ。政府がそこまで毅然として言うことを言う。やはり米側は、日本は拉致のことも世論の中で昔のような扱いにはなっていない、こういう報告がもしかしたら上がっているか...全文を見る
○松原委員 私が聞いていることは違うんですよ。我々の認識では、北朝鮮は半年間テロをし続けているという認識を率直に伝える思いはありますかと聞いているんですよ。拉致がテロであるということは今共通認識になっているから、それはアメリカの報告書の中にも条件の一つになっているわけですよ。今外...全文を見る
○松原委員 言っているんでしょう、そうしたら。そういうふうに理解したい。  しかし、外務大臣、表立って言わなかったら私はだめだろうと思う。それを表立って言うがゆえに物事ははっきりするし、水面下でやってきて今までどれほどの成功をしたんだということを私は言いたい。はっきりと表立って...全文を見る
○松原委員 この問題は、北朝鮮というのは、今までうその死亡診断書は出してきたし、さっきの鷲尾議員の議論じゃないけれども、枠組み合意もうそを言った。私は、極端なことを言えば、だまされるのがわかっていて交渉している人たちも中にはいるかもしれぬと思う。  これから、ちょっと時間がなく...全文を見る
○松原委員 それをお笑いになりながら答弁するということが間違っていますよ。  では、一つ質問したい。  北朝鮮は核爆弾を持っているということを表明しているかどうか、現状。事務方でいいですよ。
○松原委員 北朝鮮が、申告で、こういうものを持っています、これをなくしますとか無能力化しますとかと。その中に核兵器が入っていないということが仮にあったとしたら、それはうそである、こういうふうに普通は認識するわけでありますが、大臣はいかがですか。
○松原委員 専門家が自分の意思で自由に北朝鮮を歩けるわけじゃない。北朝鮮が、ここに核があります、核関連施設がありますと言うところしか行けないわけであります。  こういうものを、常にうそをつき続けてきた国家のそういう挙動を信ずるということは、それはできないですよね。初めから、だま...全文を見る
○松原委員 大体、死亡診断書だって全部うそだったんだから、この申告を信じろという方が難しい、どういう申告がなされるかわからないから。そのうそと極めて思われる申告を信じて議論すること自体、土台が腐っているんだから話はうまくいくはずがない、率直に私はそう思うわけであります。  そう...全文を見る
○松原委員 私は、交渉することが無意味だなんて言っていないですよ。いいですか、問題は、どのようにして申告を正しいと認識するかという検証のあり方はアメリカがやっていることだ、そんな他人任せはないということを言っているんですよ。我が国として、少なくとも、どういうふうにやるなら、日本と...全文を見る
12月07日第168回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○松原委員 きょうは外務大臣含め関係の皆さんに御質問をさせていただきます。  いわゆる政府見解によれば、赤剤や緑剤を充てんした化学兵器を他国に遺棄した場合、これは廃棄義務を負う、条約がありますので。これらの化学兵器が国内で発見された場合どうかということについて、まずお伺いしたい...全文を見る
○松原委員 だから、これらの化学兵器が国内で発見された場合は廃棄義務があるのかどうかということで、明快に答えていただければ結構です。
○松原委員 つまり、これは国内においても廃棄義務があるということですね。わかりました。  それでは、いわゆる日中覚書で中国における遺棄化学兵器等は一つ進んできたわけでありますが、この段階において、当時は政府は武装解除の際に兵器を引き渡した目録はないという認識であったかどうか、こ...全文を見る
○松原委員 まさに武装解除というのは徹頭徹尾行われたわけでありまして、先般のNHKの、これは番組名は「その時歴史が動いた」ですか、完全に武装解除をされたとテロップで流れておりまして、生き残った証言者が、八月九日の段階で突然、そこの原住民というか住んでいる方々に囲まれ、どんどんと略...全文を見る
○松原委員 要するに、当時においては、ソ連軍、国民党軍双方、化学兵器、毒ガス兵器を部隊の中にきちっと持っていたということは、外務省としてはそういう認識なのかということをお伺いしたい。
○松原委員 それを承知しているということは、外務省もその認識を持っている、つまり、当時の中国軍が毒ガス兵器を持ち、しかもそれを使ったということを、外務省はそのように認識している、こういうことでよろしいですか。
○松原委員 昭和十二年の十月二十日の当時の新聞、今の朝日新聞になりますが、その新聞の中に「毒ガス弾下を衝く 人馬・マスクで進撃」、こういうふうな記事が載っております。要するに、中国側の毒ガス攻撃に対して、当時の日本人は動物に対しても愛情これ深く、人間だけが防毒マスクをするんじゃ申...全文を見る
○松原委員 大臣、ここで大臣がどういう御認識をしたかということもちょっと聞いておかなきゃいかぬわけであります。  当時の戦争において、ソビエト、中国ともにこういった化学兵器を使っていた、しかも軍の機密の資料にも中国側が使ってきたというデータがあり、また当時の朝日新聞においても、...全文を見る
○松原委員 まあそれは、その場にいたわけではありませんから。そのときその場にいた人は今生きていたら九十歳ぐらいですから、なかなかこの委員会室の中でもそういう人はいないわけでありますが。  要するに、当時においては化学兵器を、日本も含めて、そこでお互いに角を突き合わせてきた中国軍...全文を見る
○松原委員 それに対して関東軍が、ちょっとこの文書に関しては、シベリア文書でありますので、これまたいろいろと確認の要もあるかもしれませんが、少なくとも兵器引継目録というのが関東軍から出されておりまして、その中でいろいろと書かれているわけであります。この中で、私は、恐らくおびただし...全文を見る
○松原委員 まさにそれが化学兵器を装てんできる可能性があるものであります。  そうすると、それに装てんできる弾薬がこれだけ渡されている中で、平たく考えれば、さっき申し上げたように、当時、化学兵器を使うということは中国軍もやっていた、ソビエト軍もやっていた、恐らく日本軍もやってい...全文を見る
○松原委員 私は、全体的な状況を考えれば、この間も、そこに化学弾がなかったという証明は全くできないと。大臣は、それを証明しなきゃいけないと言うけれども、私は、含まれていなかったということは全く証明されないということは申し上げたところであります。  そうした中で、私は、文書を徹底...全文を見る
○松原委員 これは、この資料の真贋も含めて議論をしていかなければいけないと私は思っております。  瀬島さん、故人でありますが、当時ソビエトとの終戦交渉というものをまだやっている最中であったのではないかと思います。これは、文書が真実であるとするならば、「長崎ヨリ東京ニ持帰リタル不...全文を見る
○松原委員 山本先生、政治家なんだから、移管は困難だと思いますなんて言われちゃ困るんですよ。それは、国の機関から集めるんだから、国の機関にそれを入手するように、公文書を所管する人は、例えば韓半島の国もそうですよ、中国もそうですよ、自分が歴史的な外交について有利になる、歴史カードと...全文を見る
○松原委員 具体的にこういった瀬島さんの、これが本当のものかどうかの議論もこれからする必要があると思うんですよ、真贋も含めて。しかし、こういうものがあれば、本来これは本当にそうだったのか、当時における外交の極めて重要な側面を示しているわけですよ。「長崎ヨリ東京ニ持帰リタル不発原子...全文を見る
○松原委員 大臣、そこでそういう文章を読んでほしくないんですよ。外務省の大臣としての決意を私は語ってほしいんですよ。  いつまでにやるんだ、どういうふうにするんだ、予算もきちっとやるんだ、それはもう大臣の政治判断だと私は思うんですよ。今、遅々として進んでいないです、はっきり言っ...全文を見る