松原仁
まつばらじん
小選挙区(東京都第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
03月19日 | 第169回国会 衆議院 外務委員会 第2号 議事録を見る | ○松原委員 既に前の二人の質問の方も、チベット情勢を質問しておりました。私も、このチベットに関しての質問を続けていきたいと思います。 日本の外務省が、今の段階では十五日の外務報道官談話を発表しているわけでありますが、談話をお読みいただきたいと思います。 |
○松原委員 私は、今回のチベットの騒乱というのは、かかって人権問題の要素があるというふうに認識をいたしております。 他のさまざまな国々のコメントも同じでありまして、例えばアメリカのライス国務長官は、これは非常に踏み込んだ発言をしておりますが、ラサ市内周辺における警察官及び兵士...全文を見る | ||
○松原委員 人権の問題であるということを報道官談話の段階ではとりあえず入れなかった。文書ではこれしか流れていないわけですね。その中には人権という言葉が入らなかった。 では、これは事務方の報道官の方の御説明を求めます。 | ||
○松原委員 そうした中で、特に私たち日本は中国の地政学的に隣に位置しているわけでありまして、この問題に関して、日本の政府としては、先ほどからの答弁を聞いておりますと、注視していく、こういうことでありますが、注視をする以外に具体的な行動はどんな、今、丸谷さんの発言の中で、例えば総理...全文を見る | ||
○松原委員 先ほどから、情報が極めて統制をされていて、伝わってこないというふうな議論がございました。 外務省の担当の方にお伺いしたいわけでありますが、今日本の政府が持つ情報というのは、中国からはもちろんこれに関しての情報が入ってまいりますが、他の情報としては、アメリカから入っ...全文を見る | ||
○松原委員 この事態をしっかりと、今回のチベットにおける騒乱に関しては、二つのことを我々はしていかなければいけないと思っております。一つは、現状がどういうふうになっているのか、そして、私たちが一番そのことに対して反発をする人権弾圧がこの騒動において行われているのかどうか、こういっ...全文を見る | ||
○松原委員 今の大臣の御発言で、そういうことも考えている、こういうことでありますから、そういうこともというのは、その趣意をきっちり言いますと、日本政府として中国に対して調査団を受け入れるべきだという発言をする、こういうことでよろしいですか。 | ||
○松原委員 本当に人権の問題が重要であるとおっしゃるのであれば、それをまさに、言いっ放しで終わるだけではなくて、具体的にどうやってこの問題を解決するのか。さまざまな人権状況は今回の騒乱が起こる前提として語られているわけですから、そういったことの調査も本当は大事なのでありますが、喫...全文を見る | ||
○松原委員 余り同じことを行ったり来たりしてもしようがないんですが、私は、これに関しては調査団を入れるべきだと。私は、極端なことを言えば、日本が最初にそれを言ってもいいぐらいだと思っているんですけれども、そのことを日本がやるという主体性が、本当はこういった問題において、隣であるが...全文を見る | ||
○松原委員 ダライ・ラマと中国政府の直接対話も、いろいろと条件はあるけれども検討していく、こういう大臣の答弁をいただいたと思いますので、それはそれできちっと目指していただきたいと思います。 私は、最後に、これは委員長、理事会で御議論をいただきたいと思うわけでありますが、特にこ...全文を見る | ||
○松原委員 ありがとうございます。 以上で終わります。 | ||
04月02日 | 第169回国会 衆議院 外務委員会 第4号 議事録を見る | ○松原委員 それでは、午前中に引き続きまして質疑を進めてまいりたいと思います。 今回の議論の中でやはり大事なことは、この事柄に関して国民の理解が得られるかどうかということが一番問われるというふうに思っております。日本が日米の安全保障条約を持って国の安全というのを維持しているこ...全文を見る |
○松原委員 資料の出所は、今局長お話しになった米国防総省のアライド・コントリビューションズ・ツー・ザ・コモン・ディフェンス、二〇〇四年のものでありますが、恐らくこれは、当初から七五%ではなくて、日本は最初は他の国々とそう違いはなかったのではないかというふうに言われているわけであり...全文を見る | ||
○松原委員 ぜひこれは最低限、私は通告しておらないので強くは言いませんけれども、この辺は基本的なデータだと私は思うんですね。アメリカの国防総省が発表している各国の駐留米軍経費負担の割合というのに関して、調査局が出している資料の中に入っているのは、これは二〇〇四年のデータがあるわけ...全文を見る | ||
○松原委員 一応こういうものを、トレース自体は、外務省としては今までやってきたことはあるのかないのかだけ、お伺いしたいと思います。 | ||
○松原委員 今回の協定の中で、日米で締結した中に節約努力規定というのが入っていますよね。これは、入るに当たって、当然そういう時系列の議論というのは、余りにも他の国に対して突出をしている、のみならず、その突出する間、昔はそうではなかったという議論があってこの節約努力規定は入ったんだ...全文を見る | ||
○松原委員 この節約努力規定というもの、これは、米軍は経費の節約に努める、こういうことでありますが、具体的な明示的な数値とかというのは、全くこれはないわけですか。 | ||
○松原委員 米側がなぜこの節約努力規定を盛り込むことに合意したのかということに関して、どのように分析をなさっておられますか。 | ||
○松原委員 私は、日本側の事情というのは、当然これは余りにも膨大になってきているということがあろうかと思いますが、米側においては恐らく、こういった国防総省のデータがあるわけですよ。日本が七五%、例えば今申し上げましたイタリアあたりだと四〇%前半ぐらいですか、米側が過半を負担してい...全文を見る | ||
○松原委員 高村大臣、私は、会社でもどこでも、数値目標とかそういうものが設定されないものというのは実効性が担保されないと思っているんですよ。 私は、節約努力規定が盛り込まれた経緯というのは、恐らく米側はそういう認識もあったんではないかと思っておりますが、この節約努力規定が、全...全文を見る | ||
○松原委員 大事なことは、いわゆる国際的な米国防総省の比較において日本は七五%と極めて高いというのは、これは日本の地政学上や日米安全保障条約の中身から見て、例えばその次は、このデータで見るとサウジアラビアの六十数%ですか、この七五%は妥当である、こういう認識を大臣はお持ちなのかど...全文を見る | ||
○松原委員 今、この協定が続いているわけですが、このことに関してどういう評価を、つまり、日本がこれだけ負担をしているということは米側も十分評価していると思うわけでありますが、本当は、きちっとそのことをアメリカの文化人その他も含めて認識しているかどうかというところが実は非常に疑問を...全文を見る | ||
○松原委員 ということは、この協定にかかわる費用が、この間はどんどんと拡大をしてきたわけであります。昭和五十三年が六十一億八千七百万、ずっとまいりまして、ピーク時が二千七百五十六億四千四百万、そして現在は二千八十三億二千三百万。ずっとふえてきて、これも極めて自然の成り行きだった、...全文を見る | ||
○松原委員 いろいろと理由をつけることは簡単なんだろうと思いますが、最初は福利費等から始まって六十一億、ピーク時では平成十一年二千七百五十六億と、この間にふえていった。 日本の経済の繁栄を見るならば、平成元年の前ぐらいが恐らく一番の頂点だったのではないかと私は思っているんです...全文を見る | ||
○松原委員 時間があと十五分になってしまったので、関連をする形で、先ほど高村大臣が、日本の地政学上の立場、従来も答弁を、これは三月二十六日の質疑でやっていますね。アジア太平洋地域において依然として不安定な不確実な状況が存在している中でこういった経費負担は極めて妥当性があるというよ...全文を見る | ||
○松原委員 六者協議というのは、これは日本と韓国とアメリカ、中国、ロシア、北朝鮮でありますが、我々も、韓国で盧武鉉政権から李明博政権にかわって、大変に期待をしているわけであります。 というのは、盧武鉉政権は極めて親北でありまして、六カ国の中身が二対四になってしまう、日本と米側...全文を見る | ||
○松原委員 聞いている質問の中身が違うんですよ。拉致に関しては李明博政権と話をしていますかということを聞いているので、私はするべきだと思っておりますが、現在は全くしていないのかどうかをお伺いしたい。 高村大臣、いかがですか。これは政治のリーダーシップの問題ですから、お伺いした...全文を見る | ||
○松原委員 政治家として、外務大臣としての高村さんにお伺いしたいわけでありますが、李明博政権と共同歩調をとって、拉致問題に関して、六カ国協議のきちっとした議題として上げるべく努力をする決意はありますか、ありませんか。 | ||
○松原委員 日本による北朝鮮に対する経済制裁に関して、韓国の新しい政権と議論をしたことはありますか。 | ||
○松原委員 これは政治家である高村大臣がリーダーシップを持ってどこまでやるかという議論になろうかと思いますが、日米韓の協調というのは、やはりこれは極めて拉致の問題の解決に必要だと思うんです。 従来は日米しかなかったんです、盧武鉉さんがなかなかこれに関しては一緒に組もうという状...全文を見る | ||
○松原委員 いよいよ四月十三日に制裁の一つの見直し期限が来るわけでありますが、当然、現在における北朝鮮に対する制裁は延長するという決意をお持ちでしょうか。 | ||
○松原委員 適切に判断する中身は、制裁を始めたときと違いはありますか。 | ||
○松原委員 淡い期待は淡い期待であります。 それで、実は昨日、北朝鮮による拉致被害者家族会連絡会、救う会、また議連の総会がございました。我々は、その中で議論になったことは、一年、一年というかこの間ずっとやってきて、再延長する場合には、今までの制裁では不十分だったという認識の中...全文を見る | ||
○松原委員 小野寺副大臣ともあろう方が、現段階で検討していないなんということをこの場で言っちゃいかぬのですよ。私は、発動するかどうかは別にして、常に検討はするべきだというふうに思っているわけであって、そういったのり代がなかったら外交におけるバーゲニングパワーなんというのは存在しな...全文を見る | ||
○松原委員 私は、拉致問題が風化してはならないというふうに思っている一人でありますし、同時に、今の政治状況の中で、例えば、中国における北京オリンピックの開催、また李明博政権の発足、つまり、六カ国協議を囲む環境も大きく変わってきている。一方において、米側における大統領選挙の帰趨もま...全文を見る | ||
○松原委員 今のチベット紛争、そして人権問題の一番の渦中の人であるダライ・ラマ法王が、トランジットということであっても日本に一回は足を寄せる、これに関して我が政府は、我関せずえん、こういうふうな態度でいくということなのか、もう一回確認します。 | ||
○松原委員 小野寺議員も本当は違うことを思っているんだろうけれども、それ以上言えないというのは大変残念だろうと推察をするわけであります。 高村大臣にお伺いしますが、中国の他の地域においてもさまざまな騒乱が起こっているという状況について、これをどのように人権の立場からごらんにな...全文を見る | ||
○松原委員 時間が来ましたので最後の質問にしますが、結局、共産主義の国であって、いわゆる情報を完全に統制しているわけであります。したがって、何が起こっているのかわからない、もう一カ月たって何が起こっているのかわからない、ウイグルで何が起こっているかわからない、ほかのところで何が起...全文を見る | ||
○松原委員 以上で終わりますが、私は、異なったメッセージを出す状況ではないというのは極めてネガティブな考え方ではないかと思っておりまして、やはり政治であり外交でありますから、その中で、では、我が国の人権外交の主張が通らない場合、何をするのかを我々は考えるべきではないか、何をもって...全文を見る | ||
04月04日 | 第169回国会 衆議院 外務委員会 第5号 議事録を見る | ○松原委員 民主党の松原仁でございます。 先ほど篠原同僚議員から質問がありましたチベット騒動で、五輪への各国対応、こういった問題があります。 冒頭申し上げておきたいことは、後ほど御答弁をいただきますので、当外務委員会の委員長である平沢勝栄さんに、今、篠原さんがおっしゃった...全文を見る |
○松原委員 それはいけないことであります。 中身を、平沢さん、ここで委員長と議論しているというのは余りないんだけれども、極めて日本の行政が、これはこれから質問していきますが、先ほどの篠原さんの質問でも、水面下でやる部分があってもいいだろうと。しかし、水面上で一定のプレゼンスを...全文を見る | ||
○松原委員 それだったらば、この場で言ってくださいよ。それは、日本の国内の議論の中で、どういうことを言ったのか、いや、我々は断固行きますよと平沢さんが言ったのか、私も外務委員長として御招請をいただければ万難を排して行きますよと言ったのかどうかわかりませんが、私はやはりそのことをこ...全文を見る | ||
○松原委員 やりとりが目的じゃないというのは、平沢さんの言葉ともこれは思えない。大変残念であります。平沢さんがきちっとこの場で、中国に対して、ボイコットも排除できないよ、可能性はありますよと中国の大使に言ったと言わなくてもいいですよ、そこの話は二人の話なんだから。外務委員長として...全文を見る | ||
○松原委員 この部分の議論というのは、今の議論ではなくて、物事を明示的に言うのか、テーブルの下、つまり水面下でやるのかという議論でありますが、私は、水面下で外交の交渉をすべてやろうというふうには高村さんも思っていないと思います。水面上の、少なくとも他の国にアピールする形で行う部分...全文を見る | ||
○松原委員 水面上でそれを言っている、こういうふうにおっしゃるわけでありますが、言って、その結果、今どうなっていますか。 | ||
○松原委員 他の国に右に倣えすることが正義だというふうには言いませんが、今回は人権の問題でありますから、その意味においていろいろな議論が、だから、高村さん一人の責任というよりは、総体としての日本の政治から出るメッセージというのは、やはりさまざまあっていいと思っております。 ち...全文を見る | ||
○松原委員 何回も同じ質問をして恐縮でありますが、近い段階では十日というのはありますが、政府として、ダライ・ラマ十四世と会うことを検討することはあり得るかどうか、お伺いしたい。 | ||
○松原委員 なぜ検討しないのかの理由をお示しいただきたい。 | ||
○松原委員 このチベット騒乱という極めて大きな事件が発生した現状と従来は状況が違うと思いますが、このことについてはいかがですか。 | ||
○松原委員 状況がさらに変われば、当然ダライ・ラマ十四世と会う可能性もある、こういう理解でよろしいですか。 | ||
○松原委員 自分でカードをどんどん捨てる必要はないと思うんですよ、私は。もうちょっとそこは、はったりでもカードがあるというところを見せるのが外交ではないかと個人的に思いますが、時間もございますので次に進めます。 三月の二十八日に北朝鮮が黄海に向け短距離ミサイルを数発発射した件...全文を見る | ||
○松原委員 この北朝鮮が黄海に対してミサイルを発射したということに対して、これは日本の近隣で起こった、特に北朝鮮の場合、日本はもうすぐそこですから、これに対して何も発言をしないという場合に、それだけのバックボーンが日本にあるならばまたこれは別でありますが、何かこのことについて米国...全文を見る | ||
○松原委員 大臣が具体的なことについてつぶさに承知していないというのは、ちょっと首をかしげる発言であります。承知はしているけれども言えないというならまだわかりますよ。承知をしていないというのはどういうことですか。 | ||
○松原委員 日本のそういったものに対する監視能力を、では例えば北朝鮮に知られていいのか、それは極めて微妙なところかもしれない。しかし、マスメディアでこれだけ報道されていることに関して、大臣が、いや、もちろんアメリカとこのことに対しては議論していることを承知している、中身は言えない...全文を見る | ||
○松原委員 すべて、調査中ですから答えられませんみたいなお話と同じように、水面下の重要な案件ですからというふうになってしまったらば、それは大変に、やはり外交というのはもうちょっと踏み込んで、水面上の議論があってしかるべきじゃないかなというふうに私は思っております。 時間が大分...全文を見る | ||
○松原委員 お考えが変わっていなくて非常に安心をいたしました。極めて大事なことであります。 そして、アメリカのテロ支援国家指定解除というのは、アメリカの国内法によって、半年以内のテロが行われていないということと言われておりますが、もちろん、その中に拉致という言葉も入ったのは御...全文を見る | ||
○松原委員 ということは、当然、日本における今の制裁も延長するし、場合によったら追加制裁もあり得る、二日前も質問いたしましたが、そういう認識でよろしいと思いますが、いかがですか。 | ||
○松原委員 一般論としてお伺いしたいわけでありますが、国会議員が公務によらず北朝鮮に渡航することについては、外務省はいかが考えておられるか。我が国国家公務員の北朝鮮渡航の原則見合わせという措置がありますが、いかがか、一般論としてお伺いしたい。 | ||
○松原委員 報道によると、自民党の山崎議員を含む有志の国会議員が北朝鮮に渡航する可能性があるということが、これは産経新聞ですか、載っておりましたが、このことについては今の原則論から見てどのようにお考えか、高村さんにお伺いいたします。 | ||
○松原委員 一般論としてお話を承ったところであります。 それでは、飛ばした質問をもう一回戻してやっていきたいと思います。 北朝鮮の場合、ウラン濃縮疑惑というのが言われているわけであります。 先般、二月五日ですか、CIA初め米国の各情報機関を束ねる立場にあるマイケル・マ...全文を見る | ||
○松原委員 私は、水面上と水面下があって、具体的な中身のディテールを明らかにする必要はないと思うんですよ。それは物の見方の違いかもしれませんが、米側からこのことについていろいろなデータをもらっている、例えば、ボルトン国連大使はこのことに関して、チューブを溶かすこと自体が奇妙であり...全文を見る | ||
○松原委員 それは当たり前のことをおっしゃっているんですよ。そのとおりですよ。 ただし、国民が既にマスメディアで流れて知っていることについて最低限の納得できる説明をするのは当たり前だろう、その中で外国に対してアピールする部分もあってしかるべきだろうということを申し上げて、私の...全文を見る | ||
04月16日 | 第169回国会 衆議院 外務委員会 第8号 議事録を見る | ○松原委員 野田委員に続きまして質問を続けたいと思いますが、今、野田委員から御指示をいただきましたので、さらに少し、冒頭、日・インドネシアの、入国、一時滞在、看護師・介護福祉士候補者の国家試験等々に関して御質問したいと思っております。 こういった交渉の中で、投資環境を整備する...全文を見る |
○松原委員 高村大臣の認識は極めて大事だと思うんですね。 例えば、我々が海外に対してさまざまな援助をする、ODAという名前で援助する、この額が例えばこれぐらいの額ですよというときに、僕らはよく言った議論でありますが、もちろんそれはそれで評価されるだろうけれども、一番間違いない...全文を見る | ||
○松原委員 前向きな御答弁でありますので、ぜひ成功事例とするべく、そんな莫大な費用がかかる話だと私は思っておりません、やはり全体のそういった枠組みの中で考えれば、これは必要経費ということで考えるべきだろうと思います。 そうした中で、日本・インドネシアEPAに基づいて入国、一時...全文を見る | ||
○松原委員 日本の国家試験は、これは通常の日本人が受けるのと同じものなんですか。一応確認をします。 | ||
○松原委員 現実的に、半年研修して六百七十五時間。日本語というのは大変にやはり難しいんですよ。我々はその難しい日本語を非常に固有の文化として誇りを持って見ているわけでありますが、現実に、どれぐらい合格するだろうかというふうなことは御検討はなさっておられますか。 | ||
○松原委員 これは非常にいろいろな議論があって、例えば、こういうフィリピンの方がヨーロッパのどこかの国、アメリカに行くとかそういうことであれば、それは英語ですから語学の壁というのは極めて低い、制度も全然違うわけですけれども。日本の場合、これで、いや、わからないから聞いているし、そ...全文を見る | ||
○松原委員 いい御答弁だと思います、大事なことです。 そうしたときに、来日をして三年、四年たって生活もなじんで、いろいろなことがあった、いい国だ、しかし試験は厳しくて受からない。それは、一つの政策としてそういうものが内々あるということであればまた議論は違ってくるわけであります...全文を見る | ||
○松原委員 半年というその時間、六百七十ですか、これはどういうふうにはじき出したのかわかりませんが、やはり成功事例にするという認識からいけば、来られている方々の優秀度というのも必要ですけれども、今、小野寺副大臣の話だと、合格率が、日本の人が七割、インドネシアの人が、実務的には頑張...全文を見る | ||
○松原委員 何か小野寺副大臣からもらったボールをそのままたたいて返すのでは恐縮なんですが、大臣、今の、フィリピンではそういうふうに残る可能性がある、インドネシアは残れないと小野寺副大臣はおっしゃいましたが、これは、さっき野田さんが言ったような、日本とインドネシアの友好性を考えたと...全文を見る | ||
○松原委員 大臣の御指導のもと、しっかり。 私は、やはり、フィリピンとインドネシアでどういう経緯で差が、フィリピンは発効されていないから、それはずっと発効されていなきゃ差はわからないけれども、今の副大臣との議論では、発効されたら片っ方は、試験云々は別にしても、三年たったらその...全文を見る | ||
○松原委員 いわゆる養成のための学校はあるわけですよね。今、フィリピンの方がそこを出ればそれは一応大丈夫だと。インドネシアの方がそこを出てもだめだ、こういうことですか。 | ||
○松原委員 人間の一般的な感情としてお伺いしたいんですが、当然、小野寺さんも問題意識を共有しているのでそういう答弁になると思うんですが、日本の国内法のそういう理屈というのは非常に厳格にあるのかもしれませんが、このことをインドネシアの方は理解するだろうか、フィリピンと違うというのを...全文を見る | ||
○松原委員 現実論としては、語学、日本語は極めて難解ですから、晦渋という難しい表現もありますが、そういう語学であれば、現実には准介護士というふうな形で残るという道があるかどうかで、それは、さっき言ったように、合格率が日本は七割で、インドネシアの方は七割とか六割だったら、これは僕は...全文を見る | ||
○松原委員 外務省の皆さんというよりは大臣、副大臣は随分認識は持っておられると思いますから、今みたいななかなか理解を得られない部分は、やはり私たちが見てもちょっとそれは変えた方がいいんじゃないか。ダブルスタンダードのように、実は違っても、時系列上そうなんだという議論があっても、や...全文を見る | ||
○松原委員 彼らがどの程度の国家試験かわからずに、どのぐらいの語学力があれば行けるかという認識もなく、予見もなく、この交渉で、日本に対して好意的である、オーケーだ、こうやったと。やはり交渉の途中において、これぐらい難しいんですよ、いいですねという議論をあらかじめ僕はやっておくべき...全文を見る | ||
○松原委員 すばらしい御答弁だと思います。 ですから、来て云々ではないと思うんですよ。もっと言ってしまえば、成功事例にして、千人の枠がだんだん広がっていったときはどうなるかという議論ですが、冒頭は、どういう人でやってほしいのか。やはり成功事例という一つの姿というのは大事なんで...全文を見る | ||
○松原委員 これでこの質問はとりあえず終わりますが、合格率が五割を超えるような実績を持たせるために、やはり頑張らなきゃいかぬ。五割か六割か、その議論はいろいろとありますが、それが明らかに、見て、ちょっと待てよというふうな、納得、共感ができない数字であるとかえってマイナスになるとい...全文を見る | ||
○松原委員 とにかくそこは、共感を得られるようにお願いしたいと思います。 このFTA、EPAというのは極めて重要でありまして、これは言ってみれば、具体的な、新しい二十一世紀の同盟関係のようなものであろうというふうに私は思っておりますが、そうした中で、日本が、日米基軸というふう...全文を見る | ||
○松原委員 韓国と米国がこれをやったことによって韓国はメリットを受けたかどうかの認識をお伺いしたい。 | ||
○松原委員 発効された場合に、きっと発効するでしょう、発効された場合に、日本はそれによってメリットはあるんですか、デメリットがあるんですか。 | ||
○松原委員 同盟関係というのは、こういうものを、本来であれば、喜びもつらさも共有するような部分があるので、私は、どうも、印象として、なぜ韓国が日本より先に行ってしまったのかと。もちろん、米韓関係というのも同盟関係かもしれないけれども、あの盧武鉉さんがやっていたんですよ、三年間。私...全文を見る | ||
04月18日 | 第169回国会 衆議院 外務委員会 第9号 議事録を見る | ○松原委員 きょうは一般質疑ということでございまして、さまざまなことを御質問したいと思っております。 実は、けさ、NHKか何かテレビでも放送しておりましたが、これは厳密にどういうことを言ったのかというのを確認しないと、報道ベースの議論がいいのかどうかということになりますが、ラ...全文を見る |
○松原委員 どうですか、審議官の方は何かありますか。そこで答えるのか。 | ||
○松原委員 にこにこして答えるようなことじゃないんだよ、これ。ライス国務長官のこの発言でテレビの報道は、つまり、具体的な作業終了前にも解除する可能性がある、こういうことなんです。 これが事実だとすると、アメリカの国務省は、前にもこの場でも議論したけれども、アーミテージさんは、...全文を見る | ||
○松原委員 それでは、いよいよ胡錦濤さんがやってくるわけであります。中国のトップリーダーでありますが、胡錦濤さんが訪日をする、このことの意味というのは極めて大きいと思っております。高村大臣に胡錦濤訪日に関する今の御所見をお伺いしたい。 | ||
○松原委員 隣の国でありますし、私たちは中国と、これはもう地政学的にどうしてもつき合っていかなきゃいけないわけですから、つき合う以上はいいおつき合いをしたいというのはそのとおりであって、そのために首脳が相互に行き交うということは意味があろうかと思っております。 その上で、昨年...全文を見る | ||
○松原委員 第一のポイントに関して、さらにお伺いしますが、私もさまざま聞いておりますが、要するに、ギョーザの皮の部分よりも中の具の部分の方がメタミドホスは高濃度であった、こういうことでよろしゅうございますか。 | ||
○松原委員 つまり、皮よりも具から出ているケースがある。これは我々、一般的に考えるならば、その後に袋の外から入れたということは想定できないということであると同時に、やはり入る可能性があるとすれば、工場内において混入された可能性が高いと見るのが妥当だと思いますが、いかがでしょうか。 | ||
○松原委員 私は、中国側がどう言っているかということは今お伺いしようと思っておりません。日本の捜査の結果として、メタミドホスが袋の中、特に具の、皮ではなくて皮の中にある具から、より皮よりも、ある事案によっては異常な量が出ているということは、それは通常は、だから、いいんですよ、もし...全文を見る | ||
○松原委員 そうじゃない可能性はどの程度あるとお考えでしょうか。 | ||
○松原委員 要するに、工場内で混入された可能性が高いというのが、少なくとも今のお話を聞く限りにおいて、工場の外で、パッケージされた後で混入された可能性は極めて低いわけですから、消去法でいけば工場で混入された可能性が高い、こう言わざるを得ないと思います。 大臣、今の話を聞いて、...全文を見る | ||
○松原委員 わかりました。 私は、これは今の議論で、工場の中、その工場が中国にあるかどうかというのは別にしても、一般論としては、工場の中だろう。しかし、その工場が中国にある以上、中国の工場内において混入された可能性が高いことは、これは事実だろうと思っております。今共同の捜査が...全文を見る | ||
○松原委員 事案解決に至るまで、こういうことでありますが、事案解決とは具体的にどういうものか教えていただきたいと思います。 | ||
○松原委員 真犯人が見つかるということが事案解決という認識でよろしゅうございますでしょうか。 | ||
○松原委員 その真犯人が見つかるまで、中国側も当然協力をするだろうということの認識を持っておられるかどうかということと、その期間、いつごろまでを目安にするのか。私は冒頭、胡錦濤訪日ということを言いました。胡錦濤訪日までに少なくともアクションプログラムぐらいまではつくらなければ、私...全文を見る | ||
○松原委員 現段階でいつまでという目途は立っていないということは、少なくとも、恐らく消費者側の意識、実際のマーケットの動きというのは、その結論が出るまでは塩漬け的に物は売れないと思うんですよ。第二、第三のものが起こる可能性を否定できないし、このことの真相がわからなければ。 そ...全文を見る | ||
○松原委員 したがって、これはやはり時間をある程度切らないと、賞味期限を過ぎて解決したところで、まさに賞味期限そのままなんだから、その言葉どおりの賞味期限がみんなついているんだから、これは深刻な問題なので、ぜひ、警察は犯人を捕まえるということに専念していただきながら、私は、既にこ...全文を見る | ||
○松原委員 今、中国がそういうことをしている最大のところだ、こういう話がありました。人口十億を超え、十数億の国家において世界最大の模造品、海賊版等が出回っているとしたら、これはかなりゆゆしき事態であります。 そういったことに対して、今後、日本と中国がどういうふうなおつき合いを...全文を見る | ||
○松原委員 次に、ちょっと時間の都合で後先しながらやっていきますが、今、チベット問題がずっと起こっております。 このチベット問題に絡んで、例えば聖火リレーに関して、日本におけるスタート地点である長野県善光寺においてチベット問題における被害者の慰霊祭が行われ、また聖火リレーの場...全文を見る | ||
○松原委員 きのうの報道であったんですが、対外宗教政策に関して政府等にいろいろな提言をするアメリカの国際宗教自由委員会というのがあるそうであります。その国際宗教自由委員会が記者会見をいたしまして、特に北京オリンピックに対する対応としては、チベット問題あり、それからスーダンの問題あ...全文を見る | ||
○松原委員 私はやはり、国際社会において一定の発言力、一定の地位、立場を得ようとするならば、すべての国が今回、チベット問題というよりはオリンピックに関して、チベット問題を含め、さまざまな発言をしているわけであります。我が国は、脱北者問題に対しては従来からさまざまな取り組みをしてい...全文を見る | ||
○松原委員 この脱北者問題、すべての国というか、多くの国が言っているんですよ。やはり世界の中においてある程度の発言をし、地歩をつくろうとする国は、何らかの、その立場を明らかにしているということですよ。脱北者問題に関して、強制送還をするな、これはやはり日本政府としての一つの姿勢だと...全文を見る | ||
○松原委員 もっと言うならば、胡錦濤さんが日本に来る前に、彼に、こういった問題に日本は極めて国民全体が関心を持っているんだということは、これはさまざまな手法で伝わっている、こう思ってよろしいですか。 | ||
○松原委員 辟易している割にはこたえていないのが中国側で、困ったものでありますが。 そこで、在中国大使館の破壊活動がありました。これは何回も聞いている。在瀋陽日本総領事館への武装警官の侵入がありました。在上海日本総領事館員自殺案件がありました。我が国はこれに対して、中国に対し...全文を見る | ||
○松原委員 これは、きちっと抗議をしたこと自体が国民にもっと明らかになるべきだと思うので、外交の秘密でも何でもないんだよね、こんなものは。きちっと、いつ、どういうふうに抗議したか、後で教えてもらいたいと思います。 今言ったように、領事館それから大使館が破壊されたことは、家主の...全文を見る | ||
○松原委員 時間がないので、これはもう次に移りますが、ちょっと、今言ったウィーン条約抵触三点セットをさらにきちっとやってもらいたいと思っております。 最後に、ガス田交渉。これも、胡錦濤さんが来て、中国側は天外天等で既に量産過程に入っていると。天外天の量産過程に関しては、今どう...全文を見る | ||
○松原委員 どれぐらいの量が出ているかというのをちゃんとウオッチするぐらいの調査能力がないとあかん、こう思います。 そこで、胡錦濤さんが来るこの段階でのガス田交渉、国民的に見ると一方的にやられっ放しという感じなんですよ。 私、これを外務委員会で前に質問したときに、外務省の...全文を見る | ||
○松原委員 時間が参りましたから終わりますが、きょう、たくさん触れました。まだ触れていない南京の抗日、上海のがありますが、この事実関係も、一方的な話の中で、つまり、確定していないことを、中間線も画定していないけれどもやってしまうという強引なことをやっている中国は、歴史的な事柄でも...全文を見る | ||
04月21日 | 第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号 議事録を見る | ○松原分科員 民主党の松原仁でございます。 きょうは、大崎短絡線と羽田空港の拡張に関してお伺いいたします。 前回、昨年の四月二十三日に、JR東日本を監督する立場として、十分な説明等を行うよう指導するよう大臣に対して御要請をいたしました。そのときも冬柴大臣でありましたが、そ...全文を見る |
○松原分科員 JR東日本の計画している大崎短絡線、前回質問時、四月二十三日から一年経過しておりますが、これに関する地元との話し合いの進捗状況は、鉄道局長、いかがなっておられますか。 | ||
○松原分科員 鋭意頑張ってほしいわけでありますが、実は、四月二日付で、大崎短絡線連絡協議会の中村会長から東日本鉄道株式会社東京工事事務所の佐藤課長にあてて、「大崎短絡線その後の状況についてのお尋ねとお願い」という文書が出ております。これは、地元何十町会も集まった協議会、ごく地元は...全文を見る | ||
○松原分科員 今答弁にあったように、この場所は、急勾配かつ急カーブという点において、かつての国鉄時代というか、現状のJRにおいてもそういった箇所がほかにないということなんであります。私鉄においては、民間鉄道についてはそれがある、こういうふうな御説明があったわけでありますが、本数が...全文を見る | ||
○松原分科員 認定鉄道事業者は一キロメートル未満はということで、この認定鉄道事業者というのはJRだけですよね。お伺いします。 | ||
○松原分科員 わかりました。 どちらにしても、そういう状況で、今、民間においてこれだけの急勾配や急カーブがあるというふうな御指摘がありました。それぞれがあるということなのか、それとも同時に急勾配、急カーブがあるのか、お伺いしたい。 | ||
○松原分科員 そういう中で、最終的には、アセスの問題も含め、地元の了解を得るということが極めて大事になると思っております。これは技術的なものは私もまだ十分に知悉しておりませんから、おっしゃっていることを一応前提にしての話ですよ。 ただ、問題は、地元の不信感というのが何でそうや...全文を見る | ||
○松原分科員 一緒に話し合いをして、しかも話し合いも、中村会長からのさっきの文書を見ればわかるように、「以降音沙汰がありません。貴社の諸事情があることと思いますが、このまま無しくずしに」、こういうふうな文書が来るような頻度で、やはり、正しいことを正しい、本当にそうだったら、そうだ...全文を見る | ||
○松原分科員 これは質問に入っていなかったんですが、大臣、いかがですか。 | ||
○松原分科員 実際はアセスとかも既におくれております。それは、地元協議がおくれているから私はおくれているんだと思うんです。予定はおくれていますね。 私は、予定どおりというよりは、予定がおくれても地域の納得と本当の安全を確保するということが大事だと思うので、そのためには、やはり...全文を見る | ||
○松原分科員 それでは、次の質問に移りたいと思います。 次は、羽田空港の拡張工事であります。 実は、多摩川河口に羽田空港の新滑走路をつくる、当初は何か三年とかという話で進んできた。この海域が赤褐色を呈している情報があります。このことに関して事実認識があるかどうか、お伺いい...全文を見る | ||
○松原分科員 この赤褐色になっているということが、地元の漁協としては非常に大きな問題になっているわけであります。 具体的に、私も昨日朝、船に乗って現場を見てまいりました。きのうは赤褐色になっておりませんでしたが、現場を現認した二人の若い漁師の方に話を聞きながら、その人たちと一...全文を見る | ||
○松原分科員 私も、羽田はこの間、質問が決まってから三回ぐらい通っているんですが、きのうの、実際それを現認した漁師さんと一緒に船に乗りながらの話では、それは明らかに泥であろう、それもかなり黄色いと。Feは赤褐色に出るんですが、かなり黄色いというふうなことを彼らは言っているわけであ...全文を見る | ||
○松原分科員 少なくとも、漁師さんが言うには帯状に流れていると。図面を今持ってきていないので図示できませんが、三百メートルの幅のものが潮目に沿ってぐうっと流れている、大変にそれは異様な光景であると。ただ、それは出るときと出ないときがあって、出るときも昼ぐらいに大体消滅する、こうい...全文を見る | ||
○松原分科員 質問通告のときの議論と違うお話をなさるので。 私が聞いたのは、トレミー船を使うことによって汚濁防止膜は使わなくていい、こういうことですが、それはどうなっていますか。 | ||
○松原分科員 現場では、汚濁防止膜をぜひ使ってくれ、こういう声がやはりマコガレイがとれなくなったりして出ているわけであります。トレミー船を使用して汚濁防止膜を使えば、これが一番いいわけだと思うんですよね。これも漁師さんから聞いた話ですから、私は現認したわけではありません。トレミー...全文を見る | ||
○松原分科員 抜き取り調査があったり事前のそれがあったりするんですが、そのことを調べる組織が、業者サイドの組織なのかどっちサイドの組織なのか、僕はわかりませんよ。どうもそこも、本当にそうなのかという不信感を地元では持っております。例えば、抜き取り調査があるということが事前に伝われ...全文を見る | ||
○松原分科員 一人は、御案内のとおり、ガット船の船長がクレーンに挟まれて死んだ、これは当時新聞に出ました。それからもう一人は、沖縄から来た潜水士がくいの下でおぼれまして、一週間植物人間で亡くなった、これは余り報道されておりません。こういう事故がどうもほかにもあるんじゃないかという...全文を見る | ||
○松原分科員 ぜひ調査をしていただきたい、このように思うわけであります。 その赤黄色の石というのは西伊豆の産でありますが、これをどうしても使わなければいけないという理由は何かあるんでしょうか、お伺いしたい。 | ||
○松原分科員 私が言っているのは、宇久須の岩ずりを使わなければいけないだけ、そこの産品というのは優秀なのか。つまり、地元は、あそこは石もあるけれども土の山じゃないか、こういうふうに思っている人もいるわけですよ。どうしてもそこを使わなきゃいけないのかということを聞いているんです。 | ||
○松原分科員 品質について地元的には若干疑義があるということですから、疑義は晴らした方がいいですよ。それがいいんだったら、いいということをはっきりとわかりやすく。 あと、トレミー船を使っていると言うんだけれども、それは使ってないんじゃないかと言われている。これもはっきりとウオ...全文を見る | ||
○松原分科員 我々がこういう質問をする場合は、やはり机上ではなくて現場なんですよ。現場に行って現地の声、それも、一人では間違えるかもしれない。四、五人聞けば大体間違いないなという一つの結論になるんですよ。 短絡線も、短絡線は技術的な問題がありますよ。だから、これはきちっと現地...全文を見る | ||
○松原分科員 ありがとうございました。終わります。 | ||
05月07日 | 第169回国会 衆議院 外務委員会 第11号 議事録を見る | ○松原委員 ちょうど今質疑でプーチンさんの名前が出てきたところなので、先般、新聞報道でありますが、福田総理がプーチン新首相と話し合ったときに、拉致問題に対して極めて強いトーンでプーチンさんは北朝鮮を非難した、こういう報道がありましたが、中身はどういう中身だったか、教えていただきた...全文を見る |
○松原委員 協力をここでお互いに首脳同士で確認したということでありますが、当然、そうなるとこれは極めて重要な進展の可能性にもなってくるわけであります。 高村大臣、このプーチン大統領また新首相、新大統領の、拉致問題に対して協力してやっていこう、こういった発言が日本の最高リーダー...全文を見る | ||
○松原委員 韓国も新しい大統領になったわけであります。李明博政権において、彼のところにおる韓国統一部の金夏中長官が、三月二十七日、人道主義と同胞愛に基づき北朝鮮住民の食糧難解決を手助けする、こういうふうに言っているわけでありますが、同時に、その条件として、北朝鮮が支援食糧の分配透...全文を見る | ||
○松原委員 これは、もう一回、当たり前の確認なので一瞬の答弁で結構ですが、盧武鉉政権ではこういうことはなかったということでよろしいですね。 | ||
○松原委員 李明博になって盧武鉉と随分変わったということの指摘をしているので、盧武鉉は、拉致問題も同じようにきちっとやりましょうとか言っていなかったですねということを確認しているんです。 | ||
○松原委員 何かそういう実態と違うようなことを言っちゃいけないと思うんだよ。盧武鉉さんは拉致問題に関してそんな熱心じゃなかったというのはだれもが知っていることなんだから。 それで、私、次に申し上げたいのは、李明博さんが、北朝鮮の食糧支援の場合の分配透明性ということを議論してい...全文を見る | ||
○松原委員 相談があるかどうかというのは、私は相談がないということがあってはいけないと思っているわけでありますが、一つだけ、ぜひともその場合の判断として頭の中に入れておいていただきたいことは、ある脱北者の証言というのがありまして、その脱北者はこういうことを言っていたわけであります...全文を見る | ||
○松原委員 公式な見解をおっしゃった上に、今私が申し上げたような懸念があるとすれば、その懸念を伝えるということで私は結構だと思います。 私は、もとより、金正日政権が崩壊しない限り、真の北東アジアにおける核の脅威もなくならないし、真の拉致問題の解決にもつながらないというふうにか...全文を見る | ||
○松原委員 ロスレーティネンさんという下院議員、これはテロ支援国家指定解除反対の法案を出していたわけでありますが、彼女が言うには、ヒル国務次官補と会うごとに北朝鮮との合意のハードルを下げているというふうに彼女は我々に対して言ったわけであります。 このことに関して、日本側は、ヒ...全文を見る | ||
○松原委員 一貫しているというか、これは下がっているというふうに米国の議員の方々がおっしゃっていて、実際、今回アメリカに行く前、バーマンさんという下院の外交委員長、これは民主党ですね、カリフォルニア選出です、この方が四月二十九日に、北朝鮮のテロ支援国家指定解除の条件に付す条項を含...全文を見る | ||
○松原委員 バーマンさんが四月二十九日にこれを、ロスレーティネン、マンズーロ、シャーマンという三人の方が共同提案者で出して、これは下院で採択をされているわけであります。このことについて、それは評価する立場にないというふうな発言でありますが、日本の立場からいえば、これに関して評価を...全文を見る | ||
○松原委員 副大臣、これは検討を早くしてもらって。もう四月二十九日に出しているんだから。確かに日本はちょうど四月二十九日からゴールデンウイークなんだけれども、しかし、政治にはゴールデンウイークも何もないので、我々はこのときに増元さんなんかと一緒に米国へ行っているわけだから。 ...全文を見る | ||
○松原委員 アーミテージさんがこの拉致をテロ支援指定国家の要件に入れたというのは御存じのとおりであります。また、アーミテージが、拉致は現在進行形のテロである、こう言ったのも事実であります。今回、そのアーミテージさんが家族会の方におっしゃった内容として、拉致の進展なしにテロ支援国家...全文を見る | ||
○松原委員 ライスさんが、今極めて厳しい環境に自分たちが、ヒル、ライスのラインが、こういうふうな下院の、しかもこれは民主党の議員ですよ、下院外交委員長というのは。今の状況というのは行ってわかるんですが、共和党議員はこの問題でもっと、ヒル氏が北朝鮮と交渉してハードルを下げていること...全文を見る | ||
○松原委員 シンガポールにおける暫定合意、いわゆるヒル、金桂冠の暫定合意、なかなか明らかになっていない要素もあるようでありますが、日本政府としてはどこまで認識をしているのか、御報告をいただきたい。 | ||
○松原委員 この委員会でお答えを差し控えるというのは、まあいいでしょう、それは外交上の問題だからというので。しかし、内容を全部把握しているんですね。確認します。 | ||
○松原委員 緊密なのはいいんだけれども、アメリカの例えばこの下院議員の方々が外交委員会でこういったものを通した。なぜかというと、その暫定合意の中身が一応何とはなしに伝わってきて、こんなので妥協するのかということなんですよ。 実は、私はヒル国務次官補と今回も四十分ぐらい議論をし...全文を見る | ||
○松原委員 しかし、これは極めて重要なことなんですよ。その程度の議論しかまだヒル氏はしていない。だから、それを聞いたライスはさすがに、こんな状況じゃと。当たり前ですよ。原子爆弾の工場の場所すら、それは、プルトニウムの三十キロか五十キロなんかどこかに隠しちゃえばわからないんですから...全文を見る | ||
○松原委員 それは、高村大臣だけではなくて、ライスさんもさすがにこれじゃだめだと思ったんでしょう。 北朝鮮も、にせ遺骨とか、にせのいろいろなものをつくったりするけれども、にせの原子爆弾製造所は簡単につくれないんですよ、金がかかるから。だから教えないんですよ。もし簡単ににせの原...全文を見る | ||
○松原委員 アメリカの場合は、こうやってウラン濃縮があると。ヒルは、それはない、こう思っているのかもしれないけれども、あると。日本側としての見解というのは、核問題にしても拉致問題にしても、アメリカより日本の方が直接的な危機を持つ問題だし、直接的に現在進行形のテロが行われている問題...全文を見る | ||
○松原委員 米朝のこの協議、非常に私にはわからない、理解できないのは、さっき言ったように、日本が一番の当事国ですよ、拉致問題も含めて。今回、ホワイトハウスのワイルダー上級部長が言ったのは、彼は、アメリカは日本の拉致問題に対して常に深い憂慮と関心を持っているんだ、こういうふうに言っ...全文を見る | ||
○松原委員 政治というのはいろいろな側面があって、外交もいろいろな側面がありますが、先ほども話があった、ロシア側も協力しましょうと。ではどういう協力があるのか。それは、六カ国でこれを扱おうというお願いをしてみる。扱わなければ扱わないで、彼らの協力というのはそれまでの協力だ。いや、...全文を見る | ||
○松原委員 私は、それを理解していないとは言っていないんですよ。 私の質問は、六カ国でこれを扱うべきだということを日本側からさらに今この段階で言う決意があるかというのを聞いているんです。高村さんがこのことに関して努力をしていないとは思っていないし、しているのもわかっている。し...全文を見る | ||
○松原委員 ずっと言い続けてきているのならば、改めてまたそれを正式に、正式に外交上どうやるかというのはわからないですが、目に見える形で、韓国、ロシア、アメリカに対して、私は、今までおっしゃってきているとしても、もう一回ここでおっしゃっていただきたいということを強く要望しておきます...全文を見る | ||
○松原委員 これは、改悛の情があるといったってだめなんですよ。なぜだめかというと、拉致問題の主犯は基本的に金正日なんだから。問題の解決というのは、被害者を救出するだけじゃなくて、主犯を捕まえなきゃいけないんですよ。主犯が金正日以外にいるというのであれば、それは日本国民はそんな話は...全文を見る | ||
○松原委員 まさに根本的に違う。誘拐をしてその国家が生き残っていれば、それは隠ぺいするわけですから。今の御答弁で結構です。今後恐らく高村さんが向こうのそういった人と会うと、彼らは、ベトナムのときの、こういうふうに言うだろうから、それは違う、こう言ってもらえれば私は大変満足でありま...全文を見る | ||
○松原委員 であるならば、私は、さっき申し上げたように、アメリカ、ロシア、韓国、連携をして、きちっと拉致問題を六カ国のテーマに上げるべく全力で取り組んでいただきたいというふうに思っております。北朝鮮に、さっき言ったように、今の政権下において核問題や拉致問題の解決ができるとは私は到...全文を見る | ||
○松原委員 私は、もちろん、拉致問題の解決のために頑張りましょう、いいですよ、これはいいんですよ。そこに具体的なアクションプログラムが入らなければいけないと私は思う。 首脳同士のレベルでありますから、さっき言ったように、中国は今六カ国の議長国ですね、違いましたっけ。したがって...全文を見る | ||
○松原委員 仮にそれを言いっ放しであっても、それは福田さんのレベルでやるのか、高村さんがおっしゃるのかわからないけれども、それは言うべきだと私は思います。それが政治のプレゼンスだと私は思っております。 もう一つ、最後にお伺いしたい。 今回、中国の国家元首が来日をした。ウィ...全文を見る | ||
○松原委員 もうやめますけれども、要するに、中国という国は日本にとって極めて大事な国であります、拉致問題の解決でも重要なんでありますが。したがって、中国には、きちっと日本が何を考えているか伝える、我々の意思を明確に、白地に黒で書くように伝えるということをしていかなければ本当の友好...全文を見る | ||
05月14日 | 第169回国会 衆議院 外務委員会 第13号 議事録を見る | ○松原委員 民主党の松原仁であります。 今、近藤議員の最後の質問もありましたが、中国で四川省、大変な地震災害に見舞われております。心からお見舞いを申し上げたいわけでありますが、今邦人がどうなっているかということもいろいろと問題があるわけであります。 この辺の調査というのは...全文を見る |
○松原委員 日本企業が例えばそういうところに工場をつくる、進出する、こういうことが行われているわけでありますが、そういうときに、その地域におけるそういう災害の可能性等に関してアドバイスをするような部署というのは経済産業省にあるのかな。それは外務省にはないですよね。 | ||
○松原委員 もちろん、それはそれでやってもらわなきゃいかぬ、こう思いますが、日本の、日系の企業が中国には大挙、さまざまな工場その他で進出しているわけです。そういったときに、例えばここの国はカントリーリスクがあるからというのは、渡航しないようにというものも含め、いろいろなアドバイス...全文を見る | ||
○松原委員 スタート段階、アメリカは入っていたでしょうか。 | ||
○松原委員 中国は入っていたのか、また、ヨーロッパで入っていた国はどこか、教えていただきたい。 | ||
○松原委員 後で答えてください。 なぜ日本が初期の段階から入らなかったのか。今、小野寺副大臣は、経済界からこれに対して若干疑問をまだ禁じ得なかった、こういう答弁でありますが、大変に納得しづらい答弁であります。 もとより、この条約は、御説明にもあったように、世界における貿易...全文を見る | ||
○松原委員 作業部会のメンバー国は、日本以外、どういう国が入っていましたか。 | ||
○松原委員 今二十四カ国という数字を聞きましたが、二十四カ国の作業部会に参加している国で、一九八〇年の段階で日本は参加しなかった。入っていない国はあったんでしょうか。その有無だけお伺いしたい。 | ||
○松原委員 二十四カ国のうちの十カ国しか入っていなかったと。 今、日本が、今回これを批准して入るわけですが、この段階では他の二十四カ国はほとんど入っているんですか。事実関係だけお伺いしたい。 | ||
○松原委員 EUは、一つのくくりがまたそこにありますので、イギリスが入る入らないという議論とEUとの絡みもあろうかと思いますが、私が申し上げたいのは、日本は、国連が事実上バックボーンになってつくられたこのいわゆるウィーン売買条約、これに入ることのメリットが極めて大きかったと思うわ...全文を見る | ||
○松原委員 今の話で、経済界の判断というのが主流であった、こういう話でありますが、その経済界というのは、中身は何ですか。 | ||
○松原委員 いや、はっきりわからないですね。その経済界の中身をもうちょっと詳しく言ってもらえませんか。 今回、私も、事務所に来てもらって話を聞きました。確かに、なぜこの段階でこういったものが生まれるのか。僕は、これは入るのはいいと言っているんですよ。ただ、私はきょう、外務省の...全文を見る | ||
○松原委員 僕は、おとといですか、部会に来てもらったときもそれは非常に興味があったので、もうちょっと精緻に答えてほしいと思うんですよ。 つまり、経済界が余りこれに対して前向きでなかったと。私企業のことだから、その私企業の経済界がこれに対して熱心でなければ、それはしなかったです...全文を見る | ||
○松原委員 そうすると、二つぐらいまた出てきますよね。 これをつくることによって、中小の企業は、特約を別途つくればいいんだけれども、不利益をこうむるケースというのはあり得るんですね。 | ||
○松原委員 であれば、初めからつくっていいということに結論はなるわけですよ。特約をつくるかこれでやるかというのは選択できるわけですから。 そういうことを考えると、私は、なぜ今なのかと。当初から日本が全く無関係だったら、それ自体問題だけれども、そうじゃない。最初の段階から、この...全文を見る | ||
○松原委員 つくるというのは法文だけつくるんじゃなくて、その運用に関しても関与しているわけだから、そこが外交力じゃないですか。 皆さんのお話を聞いているとよくわからないんだけれども、そこを我が国にメリットがあるようにどうするか。メリットがあるというのは、国内的に極めてメリット...全文を見る | ||
○松原委員 大臣の御答弁は尊重して進めたいと思うんですが、一つは、私が指摘したいのは、大臣もおっしゃったように、外務省が、こういったものをつくることが国益なんだと。さっき言ったように、これをつくることによるデメリットがあるんですかと聞いたんですよ。特約をつければないんだから、特約...全文を見る | ||
○松原委員 パキスタンはこれでなくなるんですね。(猪俣政府参考人「なくなります」と呼ぶ) データを見ると、中国は今入っていますか。 | ||
○松原委員 なぜ、パキスタンはこれをなくして、中国は残っているのか。中国は、国連安保理常任理事国であり、宇宙衛星も飛ばすし、軍事費は二けたの伸びを示している国家であります。なぜ中国に関しては、事業所得は各事案十年というこれが残って、パキスタンは残らないのか、説明してください。 | ||
○松原委員 これは政治決断だと思うんですが、大臣、パキスタンはこれをやめて、中国はやめますか。中国に関してはこのみなし控除をやめますか。聞いてみます。お伺いしたい。 | ||
○松原委員 提起するということは、見直し、つまり、これをパキスタンと同じようになくすことを含めて提起する、こういうことでよろしいですね。 | ||
○松原委員 ぜひ見直しを提起していただきたいと思います。 今回、みなし外国税額控除をしているというのは、中国、スリランカ、ザンビア、ブラジル、タイ、バングラデシュ、ベトナム、フィリピン、パキスタン。やはり中国だけは、大きな国だし、沿海部と内陸ではすさまじい所得格差で、内陸へ行...全文を見る | ||
○松原委員 足りないと言われればという話ですが、私は足りないとは言わないけれども、もっと前向きに行く余地があるということを申し上げているんです。足りないとはあえて言いたくない、本当は足りないのかもしれないけれども。私は、もっと余地があると。 それはやはり省庁が一緒になって、例...全文を見る | ||
○松原委員 中国全体がということでなくて、私は冒頭に言ったように、例示として、港における輸出入業者の扱いの部分なんですよ。そこは非常に彼らはうまかった。そこの部分は現実に成功しているわけですよ、他の要素もあるかもしれないけれども。 しかし、これは戦略的にやらなきゃいけない、や...全文を見る | ||
○松原委員 私もそのマスコミの話で聞いているんですが、一億円かかるとしたらどうかという話で、みんな怒っているわけですよ。 まあいいですよ、時間が来たので重要な問題を聞きましょう。 今回の福田さんと胡錦濤さんの話で、ギョーザ問題とガス田問題は、具体的にどういうアクションプロ...全文を見る | ||
○松原委員 では、いつになったらしゃべれるんですか。 | ||
○松原委員 やはり国民はギョーザ問題等に関しても非常に関心があるので、解決したときに話しますと言って、その解決したときがいつかわからない。日本の警察は既に……(高村国務大臣「今、ギョーザで聞いたのですか」と呼ぶ)ギョーザとガス田両方、両方ですよ。 ちょっと時間が来て、篠原さん...全文を見る | ||
○松原委員 そうしたら、まず一点目は、両首脳がそうおっしゃった、結構でしょう。この場で言えないという話でありますが、そこも時期が来たらおっしゃっていただけるんだろうなと思って、甘んじましょう。 大臣は総理から中身を聞いていますね。それだけ確認したい。 | ||
○松原委員 それでは、大臣の言葉でめどが立ったとおっしゃってください。 | ||
○松原委員 めどが立った、こういうふうに高村さんがおっしゃるんですから、高村さんとこの委員会で何回もやりとりしていますから、それを私も尊重していきたいと思います。 それから、ギョーザの問題に関しては、日本の警察と向こうの警察との話し合いの中で、今非常に混迷している。これに関し...全文を見る | ||
○松原委員 時間が参りましたので、以上で終わります。ありがとうございました。 | ||
05月21日 | 第169回国会 衆議院 外務委員会 第15号 議事録を見る | ○松原委員 民主党の松原仁であります。 きょうは、条約ですね、包括的な経済上の連携に関する日本国及び東南アジア諸国連合構成国の間の協定の締結ということであります。この締結が今回こうやって国会で議論されているわけでありますが、この日・ASEANの包括的経済連携の前に、既に中国と...全文を見る |
○松原委員 投資部分は日本が先行する、こういう話でありまして、中国の場合はボックス方式というんですか、これと日本の今回の包括の協議の違いという点をちょっと簡単に教えてもらえますか。 | ||
○松原委員 日本の交渉のメリットはどういうことでしょうか。 | ||
○松原委員 これからASEANがどういうふうな形になるのか。EECからスタートいたしましたEUは、今や一つの大きな家としてその姿をあらわしている。欧州議会のようなものも存在するわけでありますが、こういったASEANとEUというのは、ある意味でそういう類似の動きにこれからなっていく...全文を見る | ||
○松原委員 日本がこういったASEANとのさまざまな協議をする場合、窓口はラオスである、こういうふうな話を聞いておりますが、ラオスを通してさまざまなことの実現をするということにおいて、ASEANの中ではもっと人口の大きな国とかさまざまあるわけでありますが、ラオスとの関係は今どんな...全文を見る | ||
○松原委員 こういうものは、やはり非常に日本のような国にとっては意味があると思うんですよね。ですから、もちろん、ラオスが調整国でありますが、ASEAN各国との連携、やはり先手必勝というのはこれはすべてのことに言えるわけでして、ASEANの中で私は恐らく、わかりません、しかし、欧州...全文を見る | ||
○松原委員 特に我が国は仏教国でありますので、ASEANの中にはイスラムの国家と仏教の国家があって、私もベトナム等を訪問したとき、極めて親日的でありました。そして、彼らは同じ仏教、仏教もいろいろな種類がありますが、仏教を一つの心のよりどころにしている日本に対しての親近感というのは...全文を見る | ||
○松原委員 警察の方で把握しているその若干の小競り合いの中身をもうちょっと詳しくお話しいただきたい。 | ||
○松原委員 今回のこの聖火リレーに関して、いろいろなマスメディアの報道がなされております。 これは北海道新聞の報道であります。北海道新聞で、ここにこう報道されている。これは北海道新聞の女性記者の佐藤千歳さんという方が、現地、長野に行って取材をしているわけであります。 いろ...全文を見る | ||
○松原委員 どうなんですか。一般論として、普通に取材をしていて、後ろから後頭部を殴るというのは、これはどういうふうに警察は判断しますか。 | ||
○松原委員 あと、これはもうテレビでも放映されておりますが、フジテレビのキャスターが、大村アナウンサーですか、これはもう、実況のときに後ろからやはり中国人に殴られていますよね。それはテレビでみんな見ているわけなんですが、こう中国人が殴っているわけですけれども、こういうのもどうなん...全文を見る | ||
○松原委員 決していいことではない、とんでもない話だと思うんだよね。後で、このでかい旗とかの話にこれから行くけれども。 牧野聖修さんという衆議院議員がいるんですよ、民主党の議員でした、落選していますが。彼が今回これに行って、ポールで三回殴られたと言っていますよね。それは産経新...全文を見る | ||
○松原委員 この一番でかい国旗というのは、警察の方では縦横何メートルと把握していますか。 | ||
○松原委員 これ、産経の記事に書いてあるのは、長野県の主婦。小学校一年生の長女と手づくりの日の丸を持って聖火リレーを見に行った。リレーコースには畳ほどもある中国国旗ばかりで圧倒されちゃったと。これは畳どころじゃないですから、畳のものもたくさんあるんですよ。圧倒されたと。おまけに至...全文を見る | ||
○松原委員 これはかなり鉄パイプが、鉄パイプで殴るわけですよ。要するに、旗なんだけれども、旗のこのきれを取ってしまえば鉄パイプですから。鉄パイプが、大小どれだけ長野市に集まったかわからないと。 私は、聞いたら、行進している人も非常にびびりながら行っているな、そのびびるというの...全文を見る | ||
○松原委員 それで、もう一回、一ページ前に戻りますと、当日歩いた方々に言わせると、明らかに留学生とは思えない中国の人がたくさんおった。この写真のこの人、手袋がどくろの手袋なんですよ、これ。こういう人がところどころにいて、だから、すごい怖い雰囲気があったというんですね。 それで...全文を見る | ||
○松原委員 当日、これは何回も走っていたらしいんですよ。だから、警察官がこれを見ていないはずがないんですよ、旗を両側に激しく立てて、この国旗を。 それで、当日行った日本の人がバスの中からちょっと日本の小旗を振ったら、警察官が来て、そんなことをやったらこのバスは行かせませんよと...全文を見る | ||
○松原委員 この殴っているやつを助けに入ったその警察官、名前がわからないんです。そこを中国の人間が四、五人で、その警察官をけったり殴ったりした。これは公務執行妨害で何で逮捕しないんだという声がそのときもあったらしいんだけれども、そんなの逮捕しようものなら、きっと暴動が起こると思っ...全文を見る | ||
○松原委員 まあ、後でまたDVDを見ながら、よく見れば、これは特定までできるかもしれないけれども。やはり正直な報告が警察庁に上がっていないということかもしれないけれども、長野県警のその辺の方々は、上の指示だからと言っていたというのも仄聞しています、中国人は捕まえるなと。それは、本...全文を見る | ||
○松原委員 実態は、みんなほとんどの方がそう証言しています、要所要所に携帯電話を持っている人間がいて、携帯電話でずっととり合っていた。場所によっては、中国の方が殴りかかったところをやめろと言う中国の人もいた。しかし一方では、極めて何か雰囲気が強烈な人もいた、怖い、こういう状況だっ...全文を見る | ||
○松原委員 なかなかそれは、実際、共同でやったとか、証拠がないですけれども。 これは、七十六歳の中島さんという方です。やはり歩いていった、七十六歳のおじいちゃんが。そうしたら、いきなり中国の女子留学生だと思われる二十代の女性に跳びげりを受けた。この方にきのう電話で聞いたら、極...全文を見る | ||
○松原委員 くどいようですけれども、十人ぐらいが歩いていくと、一人ずつ隔離して、旗で囲んでポールで殴った、このことに関しても全然情報は入っていないということですね。 | ||
○松原委員 また牧野聖修さんの話に戻りますが、彼は三回ぐらい旗ざおで殴られた。牧野先生はそのことでは余り怒っていないんですよ。その場では、かっとして、恥を知れと中国人に言ったらしいんですが、その日本語を理解したかどうかわからないですけれども、言ったと本人は言っていますよ。やはり囲...全文を見る | ||
○松原委員 言っている人は前衆議院議員の牧野聖修さんですよ。彼はゴールに行こうとした、そっちは行かせられない、ほかの中国の旗を持っている人は行ったりしている、あなた方はこっちだ、これはおかしいんじゃないですか。 | ||
○松原委員 御理解って、その場に私はいないので何とも言えないんですが、牧野先生はそう言っているわけですよ、それは差別だと。ゴールに入れるのは中国の旗を持っている中国人だけというのは差別だと。 だから、全体を見て、それは現場にいないからわかりませんし、あなたも現場におられないで...全文を見る | ||
○松原委員 最初お話ししたように、長野県警の警察官の中には、かなり中国の人間に暴行されている人間はいるんですよ。現場で目撃されているんですよ。その警察内の被害届が出ているかどうか、もう一回長野県警で調べてもらえませんか。 それと、そのときに、おまえら、被害に遭っても遭ったと言...全文を見る | ||
○松原委員 大臣、今回、長野の五輪の聖火リレーというのは無事に終わったというふうに報道がされていて、この間、篠原さんもこのことは質問しましたよね。篠原さんも、極めてこれは異例であったということを言っているわけであります。 例えば、日経新聞にはこう書いてある。長野県警に二十六日...全文を見る | ||
○松原委員 多く集まったからというよりも、それが我が物顔で、中国人は何やっても捕まらないぐらいの感じでやったんじゃないかという気がするんだよね。 韓国の聖火リレーでは、中国人二人ぐらい捕まっていますよね。韓国のときどうだったか、資料があったらちょっと教えてもらえますか。 | ||
○松原委員 やはり日本の警察は、どうも日本人を守ることよりも中国人におもねたという印象を長野の人は随分持っているという感じがします。 今、篠原さん、そこで気合いを入れて聞いていただいていますが、篠原さんも、それは口に出して言わなくても思っていますよ、どっちの警察なんだと。中国...全文を見る | ||
○松原委員 こういう正式な委員会だと余り言えませんが、救急車ということをおっしゃいましたが、これもいろいろな議論があります。被害の実情を考えると、日本の人間ははるかに救急車が呼ばれるべき人間がたくさんいたという議論もあります。 ただ、それを、あえてその場は呼ばなかったことがよ...全文を見る | ||
05月23日 | 第169回国会 衆議院 外務委員会 第16号 議事録を見る | ○松原委員 拉致の問題をまず質問いたします。 十九日、日米韓代表者協議が行われました。本当は齋木局長に来ていただきたかったわけでありますが、このときの会議の中身について、概要をお伺いしたいと思います。大臣からでも結構であります。 |
○松原委員 この中で、実は細かくこの議論を進めていかなければいけないんですが、稼働記録の検証見込み、一万八千ページ以上、これは、どれぐらいの時間で、どういう形で進められるのか、お伺いしたい。 | ||
○松原委員 今回のこの議論で、北から出ている申告資料というのは、この寧辺の一万八千ページ以外のものはあるんですか。 | ||
○松原委員 寧辺以外のものは一切ないわけですね。 | ||
○松原委員 さて、この寧辺の記録で何がわかるというふうに外務省では判断をしていますか。 | ||
○松原委員 明らかにしなければいけないと思うんですが、特に一番日本がこの北朝鮮の核によって直接的なターゲットになっている。アメリカにはまだ届かないわけですから。それは日本側にはきちっと説明を、国民に対してもするべきだと私は思います。 この寧辺の一万八千ページのものが、どれぐら...全文を見る | ||
○松原委員 つまり、プルトニウムの抽出がわかるんですよ。 では、寧辺のこの今回の申告の記録から、どれだけの抽出されたプルトニウムが原子爆弾に使われたかというのはわかりますか。 | ||
○松原委員 その記録の分析からどれぐらいの原子爆弾がつくられたかというのは、分析をしているということですが、わからないでしょう。このペーパーからわかるのは、抽出のプルトニウムの量だけじゃないんですか。もう一回重ねて聞きます。 | ||
○松原委員 それしかわからないと私は思うんですよ。 さて、これを核計画の申告とみなすかどうか。日本政府は、今回の寧辺の一万八千ページのもので核計画の完全申告とみなすんですか。お伺いしたい。 | ||
○松原委員 重要な発言ですから確認をします。 これは核計画の申告の一部であり、これですべてとはみなしていないということでよろしいですね。 | ||
○松原委員 それでは、三カ国で議論した中で、核計画の完全な申告というのはどういうレベルのものだというふうに認識をしているのか、お伺いをしたい。 | ||
○松原委員 今回の寧辺の一万八千ページは、全容は確認できるものではないという認識でありますけれども、よろしいですね。 | ||
○松原委員 今の答弁で、もう一回確認しますが、今回の一万八千ページをもって、これは申告とみなし、例えば北朝鮮テロ支援国家指定解除するというふうなことは、基本的にはこれはアメリカの国内法の部分もありますが、そういったことも含めて、認識は、日本はそうは思っていないと。小野寺副大臣の話...全文を見る | ||
○松原委員 わかりました。私は、そこまで政府が認識を持っているならば、その認識を堅持していただきたい。 つまり、今回のこの一万八千ページのものが明らかにするのは、恐らく寧辺におけるプルトニウムの抽出の記録であって、そのプルトニウムがどれぐらい原子爆弾に転用されたかということす...全文を見る | ||
○松原委員 重要な核の技術拡散の問題、米側ではシリアにそれが移転されたのではないかという議論で、そういった議論も含めていろいろな議論がなされているようであります。こういったことを含め、日本も、当然それは全体を見ての判断だということでよろしいんですね。くどいようでありますが。 | ||
○松原委員 大臣、認識として、今回の寧辺の一万八千ページは、小野寺副大臣が言うように、参考資料のレベルのものであると。少なくとも、今言った他の要素も含め、ウランの問題、実際原子爆弾にどれだけそれが使われたかということも明らかにならないと私は思うけれども、そういったことも含め、その...全文を見る | ||
○松原委員 以前、私は、米国でクリストファー・ヒル氏と議論したことも含め、原子爆弾製造工場の場所すらヒルさん自身が聞いていないということをこの委員会で明らかにいたしましたが、当然、その要素の一つとして、こういった場所の特定も必要だという認識をお持ちかどうか、確認をします。 | ||
○松原委員 私の質問の趣旨は違います。何を知っていて何を知っていないかを確認しているのではなくて、原子爆弾製造工場の場所等を明らかに政府部内で知っていることが、それは、最低限そのことを、原子爆弾製造工場の位置も特定できないような状況で、合意というか、北朝鮮の申告を完全だというふう...全文を見る | ||
○松原委員 全貌の中にはこれも入るということですよ。そういうことですよね。いいですよ、それ以上。 次に行きます。 この中で、テロ支援国家指定解除の動きというのがマスコミでは随分と言われているけれども、外務省としてはこのことについてどう認識しているか。 | ||
○松原委員 アメリカの、個名はあえて差し控えますが、ある共和党の政策スタッフ、幹部であります、当然高村さんも個人的面識はあると思いますが、彼は、三〇%の可能性である、しかし、日本政府が、テロ支援国家指定をアメリカは解除するなと言うならば、三〇%は限りなく〇%になるとワシントンで語...全文を見る | ||
○松原委員 小泉内閣のときでしたっけ、拉致問題解決なくして国交正常化なしと。このことは堅持をするということでよろしいか、高村大臣。 | ||
○松原委員 つまり、拉致問題の解決なくして国交正常化なしであり、そして拉致問題の解決なくして経済支援もなし、こういうことでよろしいんですか。もう一回確認します。 | ||
○松原委員 大型経済協力でないものは、拉致問題が解決しなくてもあるということにはなりませんね。確認。 | ||
○松原委員 拉致問題の解決なくしても人道支援はする、こういうことですか。 | ||
○松原委員 確認します。拉致問題の進展なくしては人道支援もないという理解でいいんですね。 | ||
○松原委員 ここは厳密にいかなければいけないと思うんです。 今回、米国に行って脱北者の方々とお会いしたときに、彼らは、自分の身内が飢餓で苦しんでいるけれども、我々の会合のスピーチで、フロアの人間が、ことしの北朝鮮は極めて厳しいが、人道支援は必要なんですかと聞いたら、お願いしま...全文を見る | ||
○松原委員 国会議員は、これは準公務員といいますか、そういう立場の人は民間人以上にそれは原則禁止、こういう理解でよろしいんですね。 | ||
○松原委員 この問題は、私は、逆に言えば、北朝鮮の体制の中のことも考えても、一つの剣が峰に差しかかってきていると思っております。我慢比べの中で毅然とした態度を堅持することが私は大事だと思いますので、外務省におかれても、ぜひともそういった方針で頑張っていただきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○松原委員 先般の外務委員会の質疑で、この問題で多少のいざこざがあったと警備局長さんはおっしゃったんですが、中身をもう少し詳しくお話しいただきたい。 | ||
○松原委員 私も、その後さらにヒアリングを続けておりますが、とにかく、日本の警察がほとんどいなかったという証言もかなりあるんですね。中国人に殴られた人間に聞きましたらば、彼の場合は、とめに入ったのも中国人。殴りかかってきたのも中国人だし、とめに入ったのも中国人、日本の警察はいなか...全文を見る | ||
○松原委員 これは、私もちょっと聞いたんですが、新潟の、万景峰号が入港するのに対して、反対の、入港するなということで、当時、今からかなり前でありますが、救う会、家族会が抗議に行った。そのときに、伝聞なんですが、日本の人たちは旗とかを持っていたのを、これは凶器になるかもしれないと言...全文を見る | ||
○松原委員 だから、指導を行っていたという認識をみんな持っていないところが問題なんですよ。 つまり、万景峰のときもそうなんだけれども、今回は、日本の方々は、万景峰でそういったこともあったからでしょうけれども、基本的には小旗で行ったというんですよ、小旗で。この間話を聞いたら、も...全文を見る | ||
○松原委員 もう時間なので、たくさん質問はあるんですが、最後に一問だけお伺いしたいのは、中国人に対する指示というのが、僕もちょっと映像を見たら、日本人はいろいろと指示、注意されているんですが、中国人はほとんどされていないようなんですね。中国人側に対する何か警察からの指示というのは...全文を見る | ||
○松原委員 はい。 このことに関してはほとんどこの間聞いていますから、もう一点だけ申し上げますが、やはり、今回のこのことを契機にして、長野市において、極めて中国に対する反感が市民の中において高まっているというふうに私は聞いているんですよ。やはり、極めて反感が高まるというのは日...全文を見る | ||
○松原委員 これはもう少し議論しなければいけないと思っております。 時間が参りましたので終わります。ありがとうございました。 | ||
05月28日 | 第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号 議事録を見る | ○松原委員 民主党の松原仁であります。 きょうは、私の地元でもありますが、羽田の沖合展開、羽田空港D滑走路工事現場付近の海域における赤濁について御質問をいたしたいと思っております。 前回、平成二十年四月二十一日に決算行政で質問をしたわけでありますが、その後、国土交通省とし...全文を見る |
○松原委員 その場合に、岩ズリとして入れるものというのは、土は何%ぐらいまで入ることが許容されているんですか。お伺いします。 | ||
○松原委員 これはトレミー船を使って入れるわけですから、基本的には海底深く沈殿されるわけですよね、岩ズリがメーンで、若干土があるとしても。そうすると、そういったものは海上には浮き上がってこないという理解でよろしいんですか。前回の決算行政のときに質問しましたが、いわゆる膜を張らない...全文を見る | ||
○松原委員 この間、そういった抜き打ちチェックもしているということでありますが、この抜き打ちチェックについては後で質問したいと思います。本当の抜き打ちチェックができているかどうかというのは大変に私は疑問を感じておりまして、恐らく事前に抜き打ちチェックをするぞという情報は現場に漏れ...全文を見る | ||
○松原委員 私が聞いている限りでは、漁業関係の方やそういった船の運航をしている方に聞くと、宇久須から羽田は六時間と言いましたよ。波が荒れると七時間、こういうふうな話です。航空局長は十時間ということでありますが、そこはちょっとそごが発生しているわけであります。 これもデータを見...全文を見る | ||
○松原委員 夜入れているのはそうじゃないかとみんな言っているということが問題なんですけれどもね。 このモンモリロナイトという大変聞きなれないもの、これは粘土質であります。これがモンモリロナイトなんですが、大分色はとれてきますが、モンモリロナイトというのは保水力があるというんで...全文を見る | ||
○松原委員 今言ったように、鉱物学的見地からのアセスは行っていない、こういうことであります。確かに、岩ズリで八〇%、例えば岩というか石であれば問題ないと思うんですが、この写真を見るともう違うんですよ。この写真を撮った人間も、間近に行くと、くどいようですが、何十年もやってきた人が違...全文を見る | ||
○松原委員 この丸教授も言っていたんですが、これから、この環境評価の部分で鉱物学的見地というものを検討するべきじゃないかということを私はあえて提言しておきたいと思います。 さて、航空局長にお伺いしますが、こういったモンモリロナイトということもあったんですが、鉱物学的知見から環...全文を見る | ||
○松原委員 私は、とにかく鉱物学的知見というのを入れていくべきだということを、環境省、国土交通省、所管の方には申し上げたいと思うんです。 さて、もう一回この写真に戻りますが、航空局長、見えますか。ちょっと見えないかな、遠くだから。よく見ると見えるんですが、これは岩に見えますか...全文を見る | ||
○松原委員 昔、秦の始皇帝の時代に趙高という宦官がいて、みんなを集めて、鹿を集めてきて、自分がどれぐらい権力があるかを見せるため、馬だと言ったら、みんな、はい、これは馬ですと言って、馬と鹿が合わさって言葉が生まれたわけであります。これを仮に岩だと言ったら、土を岩と言え、岩と言わな...全文を見る | ||
○松原委員 品質は、先ほど言ったように某マスコミ、もう名前を言ってしまいましたが、そのマスコミもおかしいといって行っているわけですよ。ただし、そのときは、おかしくなかったという結論をきちっと出すような場所を航空局では案内しているんですな。でも、おかしいといって複数のマスコミが行っ...全文を見る | ||
○松原委員 品質確認を、抜き打ちと言うんだけれども、私は抜き打ちじゃないと思うんだ。抜き打ちじゃないですよ、それは。マスコミが行ったときなんか、はい、こちらへどうぞという、きちっとそういうふうに決まっているので、本当の抜き打ちは僕はできないと思うんだよね。 では、何をしてこれ...全文を見る | ||
○松原委員 ボーリングというのは、一回、どれぐらい費用がかかるんですか。 | ||
○松原委員 とにかく、これが土だったらアウトなんですよ、話が。全部うそなんですよ。しかし、土であるということは恐らく事実だと思うんですよ。 今、こういう議論を積み重ねてまいりましたが、冬柴大臣、ちょっと御所見をお伺いしたいと思います。 | ||
○松原委員 非常に前向きな御答弁ですので、やはり国民の代表である国会議員から大臣になられておられる冬柴大臣に、役所がというよりも、役所も初めから隠そうと思ってやっているんじゃないんですよ。しかし、知らぬ間になってしまって、今さらこれはまずい、やるとかえって問題があるというので、そ...全文を見る | ||
○松原委員 時間が来ましたので終わりますが、地元の漁師等は、時間との切迫の中で、土でも何でもいいから入れてしまえとやっているんじゃないかと皆さん怒っておりますし、今回、こういう写真が出てきた。本当に身の危険を冒してまで、現場にいる人間が撮った写真であります。これは重みがあると思っ...全文を見る | ||
06月11日 | 第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第24号 議事録を見る | ○松原委員 松原仁です。 羽田問題を含めて御質問いたします。 きょう、時間の制約があって万般はお伺いできないので、全体のアウトラインの一部になろうかと思いますが、御質問をさせていただきます。 まず、平成十四年の第五回総合規制改革会議というものが行われまして、これは、宮...全文を見る |
○松原委員 平成十六年十月二十九日から十八年七月二十日で一年九カ月、このアセスの期間というものの設定はどのようにしてなされたかお伺いいたします。 | ||
○松原委員 つまり、最初の総合規制改革会議の中では、アセスに二、三年要するようであるが短縮しろ、こういうふうな発言があったわけですが、この発言が反映されたかどうかは別にして、一年九カ月ということで二年を切っているわけでありますが、これは事業者の方によってこのアセスの期間が決まった...全文を見る | ||
○松原委員 今のは小学館の万有百科大事典ですよね、局長がお読みいただいたのは。これは、モンモリロナイト、モンモリロン石ということで。これは要するに、水分を取り込んで著しく膨潤しと、膨潤という言葉は非常に難しい言葉ですが膨れるということでありまして、膨れて、最後は、それは破裂すると...全文を見る | ||
○松原委員 そうした中で、この二つの資料が、我々は先にこちらの方をあるところから資料として取り寄せて、同じものが国土交通省から出てくるかと思って、こちらは伏せたまま要求したら、ちょっと違う項目のものが出てきたので、この二つの資料はどういう相関性があるのかをちょっとお伺いしたいわけ...全文を見る | ||
○松原委員 この二つの試験結果の、粒度試験とか、私が事前入手したものは入れる前ですね。平成十九年六月二十六日から八月二十九日と日付が書いてありますが、いただいた方の資料は二十年の一月十八日です。 この二つの資料は同じものでしょうか、それとも、やはり品質はかなり違いますか。 | ||
○松原委員 何か、こう説明されますと納得してしまう人もいるかもしれませんが、事前の平成十九年の資料ですと、これは粒径が大体三百ミリメートルで一〇〇%になるんですね。そうですよね。それはもう局長見ていますが。そして、新しい方だと粒径が八十ミリメートルで一〇〇%になるわけでありまして...全文を見る | ||
○松原委員 シルト分のことに関しては、それは説明にならないと思うんです。 それで、要するにこれは一括受注方式で行われている。一一%という数値もJVの方でこれだと出してきているんですね。一括受注方式というのは、責任持ってやれよ、つくった後も責任持てよということだからそこまで任せ...全文を見る | ||
○松原委員 質問は、一・九の場所と、一・九というのはないならないと言ってもらえばいいんですが。それと、この一・九や二・一はJVから出た数字じゃないですかということを聞いているんです。 | ||
○松原委員 わかりました。どちらにしてもJVは強大な責任と権限を持つ、これが一括受注方式でありますから、JVがこれだと言ったら、おまえら大丈夫だなと言って使わせてしまうというのが一括受注方式のよし悪しだというふうに思っております。つまり、JV側が初めからここのものを使うと決めれば...全文を見る | ||
○松原委員 それぞれ民間会社がやることに関しては、一つの判断があって、先行投資もあろうかと私は思っておりますから、多くをそれに対して言う必要はありません。 ただ、私が聞くところによりますと、十七年ですから、十五年というのはそれに先立つ約二年前であります。なぜその山に、それだけ...全文を見る | ||
○松原委員 私もこれに関してはそういうことがないというふうに信じたいわけでありますが、疑いを持たれる人もいるのは、時系列で、既に五億円の担保に入っているところに、一番抵当二・五億、二番抵当二・五億、三番抵当三千万、そこにさらに二・二億を抵当で入れる、それが平成十五年だということに...全文を見る | ||
○松原委員 私が内部の方に聞いている範囲では、最盛期は二十数社入っているわけでありますが、会員企業全体で二百七十人ぐらいの、特に港湾局を中心とする関係者がいた。今は恐らく減って二百二、三十人ではないかというふうに言われているわけであります。一番多い会社、呼名はあえて申しませんが、...全文を見る | ||
○松原委員 そして、今の専務理事さんは国土交通省の元職員かどうか、もし職員であればどこにおられた方か、お伺いいたします。 | ||
○松原委員 違う役所もあると思いますが、とりあえず、きょうはここまでにとどめておきましょう。 そして、このことを含め、そこにこういった赤濁した羽田の海が生まれる不可避の何か動きがあったという指摘は私はあろうかと思うんですね。 それで、この一括受注方式というものの評価の問題...全文を見る | ||
○松原委員 この設計・施工一括方式ということで、さっき言ったように、アセスの期間も事業者が出している、岩ズリの比重も事業者が出している。こういうふうな、事業者が非常にセルフコントロールするシステムになっているので、そうすると、何か、本当の意味で、そこにやはり完全に任せ切っていいの...全文を見る | ||
○松原委員 これは、そういう船で運ぶ側の方から直接私も聞いたんですが、彼らはどこまであれなのか、トラックにおいてはそれはオーケーなんだ、ただ、船においては、今言った登録を仮にしても、場合によったら、現場で受け入れをしてもらわないと、うちが押さえている船以外は一切もう運ぶなというふ...全文を見る | ||
○松原委員 つまり、民民の話ですから、そこの二十一社のJVが関係している船以外は入れないよといえば、それは当たり前で、民民だから当然そうなんだよ、こういう話ですよね、任せているわけですから。 しかし、その船会社の方が言うには、そういうふうにいろいろな人が競争で入った方が我々も...全文を見る | ||
○松原委員 冬柴大臣、もうちょっと前向きな、今のは国土交通省の方が書いた文章だと思うんですが、一括方式は極めて問題だと思うんですよ。今私は概念的な部分をなぞっていただけですが、これは今のことからかなり問題があることは明らかになりつつあるので、ぜひとも、そういったことも含め、二十四...全文を見る | ||
06月19日 | 第169回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○松原委員 質問がさまざま出ておりますが、私は、冒頭に、今回の日朝協議の率直な印象を申し上げたいと思っております。 日朝協議は日本外交の敗北であるというふうに私は思っております。確かに、再調査という言葉、私に言わせれば言葉の遊びでありますが、この言葉のあやの中で、こちらの経済...全文を見る |
○松原委員 信頼できるかできないかは別だという答弁で私は正しいと思います。 彼は、今議論があった横田めぐみさんのにせ遺骨の問題であるとか、また死亡診断書のにせものの問題であるとか、ああいったものを出してきたときの担当者の一人でもあります。つまり、北朝鮮の国益のために平然と今ま...全文を見る | ||
○松原委員 私は、こういったコメントが実際あったかなかったかということよりも、齋木さんは本当に悔しいんだろうな、そう思うんですよ。拉致問題の解決のために今まで一緒にやってきて、ここで上の指示によって、内閣の指示によって妥協せざるを得なかったということに、僕は、万感の怒りと憤りを齋...全文を見る | ||
○松原委員 私は、今の齋木さんの最後の部分で、非常に私も同志として、私の思いは別のものとしてあるという、そこが精いっぱいなんだろうなと思います。 北朝鮮は、今回の状況の中で、極めて厳しい環境、ことし米の作付も極めて悪いということは既に情報として流れているわけでありまして、こと...全文を見る | ||
○松原委員 答弁は質問に対して言ってくださいよ。 私は、アメリカに行ったときに、アメリカの有識者、日本政府がテロ支援国家指定解除反対だということを言明することによってそれは大きな歯どめになると聞いているんですよ、全員に。少なくとも、このタイミングですよ。いいです、私はそこは時...全文を見る | ||
○松原委員 齋木さん、もちろん発言をしますね。 | ||
○松原委員 再調査の中身が、いわゆる生存者が帰国できるような再調査と言っているけれども、はっきり言わせてもらえば、言葉の遊びにすぎない。先ほど公明党の先生から話があったように、金正日さんが再調査を約束して出てきたのがにせの遺骨、にせの死亡診断書。言葉のあやですよ、再調査。大体、私...全文を見る | ||
○松原委員 いろいろとそれは言わなきゃしゃあないから、おっしゃるのはわかるけれども、それは言葉のあやの部分であって、それに対して、日本の方は、具体的な、つまり、今回、人道支援物資の中身も今までのさまざまな議論で明らかになっていない。人道支援物資を、仮に百歩譲って送るならば、北朝鮮...全文を見る | ||
○松原委員 私は冒頭、外交上の敗北と言ったのは、我々の具体的なアクションプログラムは極めて明快なんですが、北朝鮮側の部分はあいまいもことしているんですよ。具体対具体と言うけれども、本来、具体の中身を交渉で詰めるんですよ、交渉で。でも、この中身が具体的になっていないんです。私は、そ...全文を見る | ||
○松原委員 外交交渉としてはこういうのは小出しにするというのが普通、当たり前でありまして、メニューをどんと出した感じがあるんですけれども、この人的往来の解禁というのは、これは北朝鮮側からの要求があったのか、要求があってこれを入れたのかどうか、お伺いしたい。 | ||
○松原委員 私が聞いているのは、北朝鮮側からの要求があったのか、事前に、日本を出る前にここまで譲歩しようということで、こちらで決めていったのか、そこを確認したいんです。 | ||
○松原委員 いやしくも、日本の政治家から、私が北朝鮮に行きたいからこういった人的往来を解除してほしい、そういった話はなかったんですか。それは答えられるのかな、どうだろう。 | ||
○松原委員 町村大臣、齋木さんの苦悩に満ちた答弁を聞けば、大体これはひどい話だと私は思います。なぜこういうふうな、恐らくそれは、いろいろな角度からの力が加わってそうなったのかもしれないけれども、言葉のあやですよ。言葉の遊びと言っては恐縮だけれども、そのものに対して日本は具体的アク...全文を見る | ||
○松原委員 終わります。 | ||
06月24日 | 第169回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号 議事録を見る | ○松原委員 民主党の松原仁であります。 今回、宮城、岩手、視察をしてまいりまして、大変に自然の猛威には驚いたわけであります。まさにそこにはせきとめ湖が既に発生をしている状況があったり、また道路が分断されている状況、しかし、その一方において、市街地においての被害は、思ったよりは...全文を見る |
○松原委員 今回の地震に関しては、どういうふうな可能性がその報告書では挙げられていたんでしょうか。具体的な数値を教えてください。 | ||
○松原委員 〇・一%から三%の確率で向こう三十年の間に起こる、こういうふうなことでよろしいわけですよね。 この〇・一%から三%という数値が、その地方自治体、例えば市であるとか町であるとか県に対して与える印象は、恐らく全く無視していい数字であったという認識になると思うんですよ。...全文を見る | ||
○松原委員 今回の地震は、活断層に沿って起こったものですか、潜伏活断層というところに沿って起こったものですか、ちょっとお伺いしたい。 | ||
○松原委員 答弁は短目にお願いしたいと思いますが、要するに、大事なことは、このことに関して、栗原市においてもそうでありますが、要は想定していない地震なんですよ、現地においてはほとんど。ところが、〇・一%から三%がやや高い、こう言うんです。やはりこの数値のイメージが、〇・一%から三...全文を見る | ||
○松原委員 ちょっともう時間がないので次に進みますが、そうしたことで、インフラが大分、道路等が寸断されているわけであります。今の点に関しては、各地方自治体に、〇・一から三%も、それはこういうことがあり得るんだということの認識の徹底をお願いしたいと思いますが、インフラの整備等は、こ...全文を見る | ||
○松原委員 ぜひこういったものもこれから、恐らく今まで余り考慮されていなかったのではないかという議論もあるので、考慮をし始めたら二千カ所だからできないという話もあるのかもしれないけれども、これは考慮をして進めていただきたいと思います。 次に、二次災害の可能性ですが、せきとめ湖...全文を見る | ||
○松原委員 二次災害が、特にこれから梅雨に入りますので発生する可能性がある。こういったことに関して、いわゆる新しい災害が起こらないようにということで、地域の自治体と密に連絡をとって、避難をする場合は速やかに避難をするように、またお願いをしたいと思っております。 次に、これも大...全文を見る | ||
○松原委員 次に、今回の災害においては、全壊、半壊というのが、もちろん発生しているわけでありますが、数がべらぼうに多いわけではありません。そうした中で、いわゆる被災者生活再建支援法の適用というのは今回あり得るのかどうか、泉大臣、お答えください。 | ||
○松原委員 時間が参りましたので質問を終わりますけれども、どちらにしても、今回の災害、緊急にさまざまな発動が行われたというふうに私も評価をしておりますが、そのことによって、被災された方々や、実際、地域は、道路が寸断され、またさまざまなライフラインが供給されていない状況も一部あった...全文を見る | ||
11月12日 | 第170回国会 衆議院 外務委員会 第2号 議事録を見る | ○松原委員 アメリカで新しくオバマ大統領が、次期大統領でありますが、選挙で選ばれたわけであります。こういった状況を受けて、外交問題、特に北朝鮮問題を中心にして御質問を申し上げたいと思っております。質問は通告した順番と若干変わったりいたしますので、きちっと聞いて御答弁をお願いしたい...全文を見る |
○松原委員 十一月七日にアメリカで開催された全米外交政策協議会主催の韓半島専門家会議において、北朝鮮外務省の李根北米局長とオバマ陣営のジャヌージ上院外交委員会補佐官が意見交換を行ったということでありますが、この協議内容について外務省はどのような情報を把握しておられますか。 | ||
○松原委員 説明を受けているということは、日本の大使館関係者、日本の外務省関係者がセミナーに参加している、こういうこととして理解してよろしいですか。 | ||
○松原委員 この議論の中で、韓国の外務当局者は参加をしていますか。 | ||
○松原委員 いや、そういういいかげんなことを言っちゃいけないので、黄浚局企画団長は、これはほかのマスコミに出ていますよ、ニューヨークで行われた全米外交政策会議、NCAFP主催の朝鮮半島専門家による会議に出席したと一般の報道もなされているので、それを把握していませんと外務省が言うと...全文を見る | ||
○松原委員 どういうメンバーが参加したかを確認していないで内容がよく確認できたな、こういうふうに思うわけでありますが、その中身で、例えば日本にとっての極めて重要な人権問題である拉致に関しての議論はあったかどうか。参加者も確認できていないんだから、そこも確認できていないということで...全文を見る | ||
○松原委員 十一月七日に麻生総理とオバマ次期大統領が電話会談をしたということでありますが、この会談の中で拉致問題についてはどんな意見交換がされたか、お伺いしたいと思います。 | ||
○松原委員 次回の六者協議の開催というのはいつごろに予定されているか、お伺いしたい。 | ||
○松原委員 北朝鮮の核の無能力化に対して百万トンの重油供給支援を行うということが合意されたということでありますが、このことに関して、日本は合意するということが協議された場におりましたか。 | ||
○松原委員 ということは、日本はこれに合意をしたということですか。 | ||
○松原委員 私は、六者は日本以外の国もたくさん入っているわけでありますから、結果としてこの百万トンというものが供給支援されるというのは、多数決であればそれはしようがないと思っておりますが、日本の立場からこれに合意をするということは、日本も当然それに参加をする可能性があるということ...全文を見る | ||
○松原委員 百万トンの今回の内訳はどこが何トンずつか、お伺いしたい。 | ||
○松原委員 アメリカ、中国、韓国、ロシアの四カ国が二十万トンずつですか、八十万トン。残り二十万トンはだれが出すかは決まっていないということでありますが、いろいろな情報によりますと、オーストラリアもしくはニュージーランドが出す、こういう報道がありますが、これはどういうことでしょう。 | ||
○松原委員 オーストラリアにしても六者の中に入っていないのでありますが、この二十万トンをオーストラリアが出して、それは日本の肩がわりだということはないんですね。確認します。 | ||
○松原委員 大臣、お伺いしたいんですけれども、今回、とりあえずオーストラリア、ニュージーランドが報道ベースで伝わるところの二十万トンを拠出して、将来、その二十万トン分を、どういう形か、肩がわりをしてもらったので日本がそれを出しますと、そういうことはないですね。ちょっと聞きたい。 | ||
○松原委員 我々は北朝鮮に対して制裁を継続している国であって、それは北朝鮮がそのことによって拉致問題でもきちっと対応するというために制裁をかけているわけでありますが、ここで百万トンの重油が供給されれば、日本に対して何も拉致に関して情報を出さなくてもいい、こういうふうな結論が当然導...全文を見る | ||
○松原委員 つまり、日本は百万トンの重油供給に関しては賛成をしていないと。意見保留なのか反対なのか、どっちですか、教えてください。後ろの人に聞かないで答えてください。 | ||
○松原委員 質問の趣旨が違うんですよ。 百万トンを出そうという議論のときに、六者協議でやったんですねとさっき確認したんですよ、彼に。それで、日本はそこにいましたと。いたならば、日本は日本の立場から、私たちは反対です、そう言うのが筋じゃないですかと言っているの。いや、大臣に聞き...全文を見る | ||
○松原委員 ちょっとがっかりしました。それでは日本の制裁は有効には機能しないだろうと思いますし、北朝鮮が日本に拉致で譲歩することはあり得ないだろう。 やはり、日本は日本の国益を主張して、一国であっても、それは反対と一応そこで表明するということは、今後の日本の外交を考えたら必要...全文を見る | ||
○松原委員 つまり、北朝鮮は事実上の核開発を、核兵器に転用できる核開発でありますが、続けていたと。つまり、彼らは、アメリカに対して核を開発しませんと言って、おびただしいさまざまな支援を受け取っていたけれども、一方の手で核開発を着実にやっていた、うそをついていた、こういうことであり...全文を見る | ||
○松原委員 ですから、北朝鮮は、約束をしても、大体今までも、横田めぐみにせ遺骨に始まって、これだって、アメリカとの今回のハードルを下げたさまざまな議論も、それは北朝鮮が核開発をやめるというふうに考えるためには、よっぽどもっとほかの要素がなきゃいけない。しかるに、建物の査察も北朝鮮...全文を見る | ||
○松原委員 そうした北朝鮮の極めて不誠実な態度に対して、官房長官もしくは漆間官房副長官が追加制裁の発言をしているわけでありますが、この真意はどういうものでしょうか。 | ||
○松原委員 そういう中で、追加制裁をしないと、北朝鮮はなかなか日本の拉致問題で譲歩しないだろうという判断があろうかと思っております。 具体的な追加制裁の中身でお伺いしたいわけでありますが、日本は北朝鮮渡航を、国家公務員は原則禁止、そして国民は原則自粛としておりますが、なぜ国家...全文を見る | ||
○松原委員 国家公務員を禁止にしているということは、恐らく、国家公務員が行く場合は、政治的な動きをする可能性がある、政治的な部分が発生する、だから国家公務員というふうにしているんだろうと思うのであります。 そこで、お伺いしたいわけでありますが、先般、日本の和田春樹名誉教授、こ...全文を見る | ||
○松原委員 そういうことじゃなくて、時間がないからこっちははしょって聞いているんだから、ちゃんと答えなさいよ。 私が言っているのは、こういう政治的な動きをするケースというのは、本来は国家公務員の禁止する理由がそれだろうと私は思っているがゆえに、おかしいんじゃないですかと聞いて...全文を見る | ||
○松原委員 私が言っているのは、そういうことを言っているんじゃない。独立行政法人だから国家公務員じゃないですよというのは、それはわかっていますよ。しかし、それが単に観光で行くんじゃなくて政治的に行くということ自体は、渡航禁止の目的が本来はそこにあるんじゃないですかと聞いているの。...全文を見る | ||
○松原委員 つまり、今回の和田春樹さんとか木宮さんですか、こういった方が向こうに行って、日本に戻ってきて発言をした、こういう宋日昊の部下と会話をする、これはいかぬ、不適切だ、こういうことでよろしいですね。 いや、もう答えなくていい。時間がないから。 | ||
○松原委員 これは後でちょっと、理事会で発言を精査して、理事会としての判断をいただきたいと思います。 | ||
○松原委員 そうしたときに、渡航禁止が法的に可能かどうか、教えてください、北朝鮮に対する日本国民の渡航禁止。憲法の問題もあるのかもしれませんが、聞きたい。 | ||
○松原委員 従来、昔の日本のパスポートは北朝鮮を除くと書いてあったんですが、これはどういうことですか。 | ||
○松原委員 では、できるということじゃないですか。従来できたということは、できるんですよ。もういいです、時間がないから。できるんです。従来、日本のパスポートはそうなっていました。だから、パスポートをそうすればこの渡航禁止は実現できるということであります。 次に、在日朝鮮人の再...全文を見る | ||
○松原委員 今まで不許可になった事例はありますか。 | ||
○松原委員 まあ、正確な情報を持ってなきゃしようがないんだけれども。 そこでお伺いしますが、九日の日に北朝鮮の建国六十周年の祝賀会があった、そのときに、日本の南昇祐在日朝鮮人祝賀団団長、朝鮮総連中央副議長がひな壇に臨席しておりましたが、彼はこの当局者には入らないんですか。 | ||
○松原委員 私が申し上げたいのは、こういうふうな人的往来禁止というのは、現実には全く制裁として機能していない。つまり、東大の和田さんにしても木宮さんにしても、平然と北朝鮮に行き、宋日昊の下にいる人間と議論して、日本に戻ってきて、さっき言ったような声明を堂々と記者会見で発表している...全文を見る | ||
○松原委員 検討を深めていきたいということは、一律再入国禁止も検討するということですね。 | ||
○松原委員 どちらにしても、今の人的往来のこういった部分も含めて、今の制裁が十分に効果があるならば、北側は再調査委員会をすぐ立ち上げるはずなんですよ。それを立ち上げていないという状況を考えれば、それは漆間さんの言うとおり、追加制裁というのも現実的に行わなければいけない。 しか...全文を見る | ||
11月14日 | 第170回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号 議事録を見る | ○松原委員 民主党の松原仁であります。 先ほど、我が党の後藤委員との間でメタンハイドレートの議論がありまして、私がこの問題に入る前に触れますと、やはりメタンハイドレートというのは極めて重要であろうと思っております。それが実用化するには大変にお金がかかるということでありますが、...全文を見る |
○松原委員 そこをもう少しかみ砕いてまた御説明をいただきたいわけでありますが、要するに、我が国のこの外為法による貿易の規制によって、北朝鮮から日本への輸入は事実上ゼロというかストップをしている、こういったこともありますし、輸出に関しては規制がかかっているわけでありますが、このこと...全文を見る | ||
○松原委員 まさに重要な御発言であったというふうに思っております。なぜこの制裁が我々の思うような効果を発揮していないのか、これは極めて重要な、我々は考えなければいけない。 つまり、この制裁発動によって、本来であれば、北側が制裁を解除してもらわないと困る。したがって、拉致に関し...全文を見る | ||
○松原委員 この間、別の委員会でお伺いしたときは、支持も不支持もないような発言だったんですが、その採択は支持したんですか。もう一回確認します。 | ||
○松原委員 大臣、これはこういうことなんですね。結局、百万トンを六カ国の北朝鮮以外の国が、中国、アメリカ、ロシア、韓国、恐らく日本もというので、二十万トン掛ける五なんですよ。今報道ベースでされていることは、その中で、ニュージーランドとかオーストラリアは、言ってみれば日本の二十万ト...全文を見る | ||
○松原委員 先ほど大臣が、なかなか思うような効果が上がっていないと、これはもうだれもが感じている部分です。その理由は、日本の制裁が本気ではない、本気でもうどこまでも、これがだめだったらさらにあるぞということではなくて、言ってみれば、六カ国協議の中では重油支援に反対していないじゃな...全文を見る | ||
○松原委員 それでは、これまた外務省の方に聞くのもなかなか答弁しづらいかもしれませんけれども、この議論は、六カ国で百万トンの議論が出てきたときに、外務省の中で、これに対しては反対するべきだ、そんな議論というのはあったんですか。全くそういう議論もなく、もうこれは六カ国で決まることで...全文を見る | ||
○松原委員 オーストラリア、ニュージーランドが二十万トンを仮に出した場合に、拉致のことを理解したら出さないですよ。北朝鮮に対して経済制裁を日本がやっていて、拉致で譲歩を求めるために、日本はある意味では悪者というか強硬にやっているわけですよ。その日本の立場を理解したら、では私がかわ...全文を見る | ||
○松原委員 クリントン時代に、有名なKEDO軽水炉建設が行われて、たしか日本もあれは三百億か四百億出していますよね、かなり出していますよね。これが中止された経緯というのは、皆さん御案内のとおり、二〇〇二年にアメリカのケリー国務次官補が北朝鮮を訪問したときに、ウラン濃縮をやっていま...全文を見る | ||
○松原委員 要するに、うそをついたということですよ。核開発をやめます、したがってKEDOをやってください、エネルギー支援をやってくださいと。今回と同じですよ。一度だまされて二度だまされるというか。 だから今回、ブッシュさんは当初、不可逆的、検証可能というすさまじいハードルを上...全文を見る | ||
○松原委員 輸出の中で家電製品、電気製品というのが多いんですが、ここには、例えばクーラーとか冷蔵庫とか、こういうのは入っているんですか。 | ||
○松原委員 輸出入量の推移と言ったんだから、中身もちょっと、事前に言っているんだからそれぐらい調べてもらわないと困るんだけれども。 つまり、奢侈品と言われているものは二十四品目ありますが、これ以外のものはすべからく輸出されている、こういうことでいいんですか。 | ||
○松原委員 その具体的な中身はどういうものか教えてください。 | ||
○松原委員 北朝鮮の方々の中で、電化製品でクーラーとか冷蔵庫とか、これを使う人はどういう立場の人だと思いますか、お伺いしたい。 | ||
○松原委員 質問は違うんですよ。 冷蔵庫とかクーラーとかこういうものは、奢侈品の二十四項目に入っていないけれども、どういう人が使いますかと。北朝鮮の特権階級と言われる方々ではない、いわゆる一般の人が、冷蔵庫とかクーラーとかを使いますか、こう聞いているんですよ。 | ||
○松原委員 あり得ないけれども、マグロのフィレとか牛肉とか、これは一般の人も食べられますよ、食べようと思えば、物理的に。ところが、電気が行かないような家で冷蔵庫やクーラーを使ってもしようがない、停電ばかりしているような家で。だから、クーラーとか冷蔵庫が輸出されているとすれば、それ...全文を見る | ||
○松原委員 今後、二十四品目に、今言った家電製品の冷蔵庫やクーラーを入れる予定はありますか。 | ||
○松原委員 なかなか、庶民感覚を持っていたらもうちょっとはっきり言うと思うんですが。 大臣、どうですか。北朝鮮の国家、報道で大体大臣も知っていると思うんですが、クーラーとか冷蔵庫を特権階級じゃない一般の人が使うと思いますか。大臣、率直にお答えいただきたい。 | ||
○松原委員 大臣、研究するということは、今後、二十四品目にプラス幾つかあるかもしれない、それを研究する、こういう認識でよろしいですね。 | ||
○松原委員 よくわからないんですけれども。 要するに、二十四品目の奢侈品に該当するかどうかということを私は聞いているわけですよ。そうしたら大臣は、それは研究しますと。そういうものがそうなのかどうかよくわからないから研究します、こう今おっしゃったから、では、研究した結果、当然奢...全文を見る | ||
○松原委員 これは検討するということですよ、大臣が研究して報告すると言えば。 それははっきり言って、北朝鮮で一般の人は、電気も来ないような、電気が時々切れたりする、停電の時間の方が長いような地域において、クーラーや冷蔵庫を、持っても十分に機能しないし、持てるはずがないですよ、...全文を見る | ||
○松原委員 余り明快な、自動車はだめでクーラーはいいというふうな議論になかなかならないんで、ここはやはり一律奢侈品にするべきだというふうに僕は思います。 次に、輸入は全面禁止をしたわけでありますが、輸出を全面禁止にしなかった理由に関してお伺いしたい。 | ||
○松原委員 輸入は全面禁止だけれども輸出禁止がないというのも、いろいろな理由で説明するんだろうけれども、その理由というのは、恐らく一つ一つ議論すれば論破できる理由だと思うんですよ。きょうは時間がないのでそこまでしませんが。 そうした中で、奢侈品は今二十四品目だけれども、今後、...全文を見る | ||
○松原委員 大臣、どうですか。やはりそれは考えていないということですか。 | ||
○松原委員 奢侈品というのは、じゅうたんとか入っているんですよ、腕時計とか。じゅうたんとクーラーで、クーラーはいいけれども、じゅうたんはだめだと。これも何でだという理由はよくわからない。一般の人は、寒い北朝鮮の冬、じゅうたんの方が必要なんじゃないかという気がするし、これはやはり見...全文を見る | ||
○松原委員 これは、海外からの情報以外に、国内で特定した者は、この十五団体、一個人にありますか。 | ||
○松原委員 法的に他の団体、個人を指定することは今後可能ですか。 | ||
○松原委員 次に、安保理事会の決議の大量破壊兵器計画と無関係の外為法上の事柄によって特定して、外為法上、安保理決議によるミサイル、核関連以外でも金融規制をかけることは法的にできるかどうか、お伺いしたいと思います。 | ||
○松原委員 可能だということですね。 次に、北朝鮮に寄港した、またする船舶の入港禁止というのは可能かどうかをお伺いしたい。 | ||
○松原委員 時間が参りましたので、最後に大臣にお伺いしますが、実際はなかなか制裁の効果というのは限定的であると。それはさっき言った重油の百万トン支援もそうでありますし、今細かく詰めていけば、我が国がやっている輸出に関する奢侈品の規制も本当に効果が上がっているかどうか、私は極めて疑...全文を見る | ||
○松原委員 もう時間なので、漆間さんからは、二階大臣は、追加制裁が必要だけれどもちょっとこれはという、そういう具体的な話はないんですか。 | ||
○松原委員 以上で終わります。どうもありがとうございました。 | ||
12月10日 | 第170回国会 衆議院 外務委員会 第4号 議事録を見る | ○松原委員 まず冒頭に、これは九月の四日のNHKのイラン大統領との単独インタビューがあったということでありまして、そのときのイラン大統領の発言についての所感をお伺いしたいと思っております。それほど長くもないこのインタビューでありますが、その中で彼が幾つかのことを指摘しておりますが...全文を見る |
○松原委員 当然、これが言っている「日本を核爆弾の犠牲にし、」というのは、長崎と広島の原子爆弾投下ですね、こう言っているんです。 | ||
○松原委員 この文脈自体は、これを事例にして、「イランの平和的核活動に反対していることだ」、これがおかしいと言っているわけでありますが、この論理に関しては大臣はどういうふうにお考えですか。 | ||
○松原委員 平和的な核活動、これもいろいろと中身が議論されると思うんですが、核が平和的でなく使われた事例というのは、核というものがつくられて、どういう事例があるか、ちょっとお答えいただけますか。具体的に、核兵器が人類に使われた事例というのはどういう事例があるか。 | ||
○松原委員 いや、僕は事実確認だけするので、質問は次に行くんですが、そうすると、核兵器を人間に対して使用したのは広島、長崎以外には今までなかった、こういうことでよろしいですか。 | ||
○松原委員 核兵器を平和利用しなければいけないということで、もちろん核を拡散させないということも大事なことでありますが、事実としては、それを人間に対して、まさに殺りくの手段として、実態として使ったのはアメリカによる広島、長崎の原子爆弾であった、その後はそういうことはない、こういう...全文を見る | ||
○松原委員 合意の前提である二〇〇七年の四月、十二月において交わされました共通認識、これは同じものなのか違うものなのか、中身はどういうものなのか、お伺いしたいと思います。 | ||
○松原委員 この認識や経過の中でいろいろなことが議論されておりますが、翌檜周辺の共同開発というのはすべて対等、五分五分が前提なのかどうか、お伺いしたいと思います。 | ||
○松原委員 次は、白樺への出資を行う法人と比率の具体案というのはあるんでしょうか。 | ||
○松原委員 今、仮にというお話がありましたが、仮に民間法人を募る場合、採算はとれるのかどうか、この部分をちょっとお伺いしたいんです。 | ||
○松原委員 採算がとれるかどうかという議論のときには、いろいろなことがその中に議論されなければいけない。つまり、どれぐらいの埋蔵量がそこにあるのか。これは、調査は日本側としてはしているんでしょうか。 | ||
○松原委員 一応、通告の中にデータ提供の有無とあるので、このことで質問しているので、通告はされていますので。 それで、今、中国からの情報ということを言いましたが、中国からの情報を頼って日本の企業がそこに出るということを決断するのは、私は、余りそれだけで決めることではないと思っ...全文を見る | ||
○松原委員 きょうはちょっと呼んでいないんですが、資源エネルギー庁が日本固有の資料を当然持つだろう、こういう認識でよろしいんですね。 | ||
○松原委員 それは、中国側から提供されたデータではなくて日本側が調査したデータを資源エネルギー庁は持っている、こういう認識ですか。 | ||
○松原委員 そういうあやふやなことで、日本側から企業が出るんですか。企業が出ないから、では全部中国にやってくださいということだってあり得る話になってしまう。ノルウェーの探査船を用船として一時雇い上げをしようとしたとかしないとかと私も風聞は聞いておりますが、私はやはり、そこは、日本...全文を見る | ||
○松原委員 次の質問にも行かなきゃいけないので、この部分はこれぐらいにしますが、そこのデータというのが、中国はあの辺を探査していますよ、日中中間線と我々が言うところを。我々が探査していなくて、それでもって条件は互恵の原則だとか、例えば五分五分だとか、いろいろと言っています。しかし...全文を見る | ||
○松原委員 前に一回、この外務委員会で、私、何年か前に、日中中間線で中国側がやぐらを組んでいるということに含めて質問をしたことがあるんですが、そのときに、外務省の答弁は、中間線というものがはっきりと両国が合意していないようなケースでは、なかなかこういう資源開発というのはしない、こ...全文を見る | ||
○松原委員 平湖に関しては、これは日中の共同には入っていますか、いませんか。 | ||
○松原委員 日中中間線は、日本は両国から等距離の場所を引いておりますが、中国側は全く違う見解をしているわけであります。したがって、今回の共同開発は、議論として、私の理解ですよ、要するに、中間線に関しての両国の合意がない部分を共同開発という玉虫色の議論でやっている、こういう解釈なん...全文を見る | ||
○松原委員 そうすると、ちょっとわからないんだけれども、中国は平湖でやっている。さっき言ったのは、両国の合意で中間線が画定していない、そこは共同開発はあるんだろうと私は認識したんですよ、さっきの議論で。しかし、平湖はそうじゃない。であるということは、中間線の日本側では日本の単独開...全文を見る | ||
○松原委員 大臣にお伺いしたいんですが、日中中間線は、海の中にある、ある種の、国境ではないけれども国境的な部分ですよ。それに関しては棚上げをして、共同開発だからやりましょうと。共同開発という表現の中にその辺は含まれる、こう思っているわけですが、平湖は単独でやっている。 やはり...全文を見る | ||
○松原委員 最後に、質問をもう一問だけして終わりにします。 今、北朝鮮を含む六者協が始まっておりますが、北朝鮮の特に核の問題もどうも玉虫色で、なかなか、日本側が文書化しろというのがきちっと出るかどうかというので膠着をしているようでありますが、一方において拉致問題が進展をしない...全文を見る | ||
○松原委員 ありがとうございました。 それで、最後に一言だけ申し上げたいのは、先ほどのイラン大統領の発言の中で、「我々は日本政府の業務に干渉しない。同国の政府関係者は、自ら決定を下すべきである。」という文言があるんですが、これはNHKの方の抄訳ではちょっと変えた表現になってお...全文を見る |