松原仁

まつばらじん

小選挙区(東京都第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

松原仁の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月13日第171回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○松原委員 まず、北朝鮮のミサイルの問題でお伺いをしたいと思っておりますが、北朝鮮のミサイル発射ということに対して、北朝鮮は四月四日以降ということでさまざまなところに根回しをしている状況でありますが、これに対して官邸や外務省の対策室などはどんな対応をしているのか、お伺いします。
○松原委員 この北朝鮮のミサイル発射、北朝鮮が言うところの人工衛星でありますが、これは日本としては抑止をしなければいけないという認識でよろしゅうございますか。
○松原委員 今大臣からお話がありました。日本は、これが人工衛星であると北朝鮮が言っても、それは安保理の決議に違反するということで認識をしているということでありますが、同じ認識を共有している国は他にどのような国があるか、お伺いをいたします。
○松原委員 安保理の常任理事国であって拒否権を持つ国の中で、まあ五カ国あるわけでありますが、その中ではどういうふうになっていますでしょうか。
○松原委員 六カ国の中にあるロシアと中国というのがこのことに関して異なる認識をしているということでありますが、彼らの異なる認識を日米韓と共通の認識にすることができるのかどうか、その見通しをお伺いしたい。
○松原委員 この北朝鮮のミサイルが発射された場合に、これがどうなるのかという議論があります。北朝鮮からのミサイルが発射されたときに、一つは、外務大臣がこれは十日の閣議後の記者会見で御発言をしているわけでありますが、国民の生命と財産を守るためにあらゆる手段で被害が及ばないようにやる...全文を見る
○松原委員 迎撃という言葉は使っておりませんが、例えば浜田防衛大臣の発言等も含めて、当然、この日本の法の中において、北朝鮮のミサイルが国民の生命財産を脅かそうとしたときは、これは迎撃しますわね。お伺いしたい。
○松原委員 しかるべく、しかるべくって、これははっきり迎撃とおっしゃった方がいいと思う。迎撃以外のしかるべき対応というのは、どういう対応ですか。
○松原委員 日本に着弾しないということは、撃ち落とす、こういうことですね。
○松原委員 北朝鮮側は、衛星迎撃、彼らは衛星と言い張っているわけでありますが、衛星迎撃は戦争である、こういうふうに言っているわけであります。つまり、こういった外務大臣の発言も含め、浜田防衛大臣の発言も含め、こういう発言が迎撃という言葉を使っていなくても、実際、それを撃ち落とすとい...全文を見る
○松原委員 私は北朝鮮側の発言に一々こたえる必要はないと思っております。それは大臣と共有しております。問題は、中曽根大臣が、国民の生命と財産を守るためにあらゆる手段で被害が及ばないようにやるのは当然であり、仮に日本方面に向けて発射されたら政府としてもそれなりの対応をしなければなら...全文を見る
○松原委員 迎撃以外のしかるべき方法はないわけですから、もう中曽根外務大臣がそこまで言わなくても、北朝鮮はそう思って、迎撃は戦争だと向こうはおどしているわけですよ。しかし、これに対して反応する必要はなく、その発言のとおり日本国民の生命財産を守るということで私は構わないと思いますが...全文を見る
○松原委員 厳密にそれで日本の領空、領空というのはどこまで領空かという議論もいろいろとあるかもしれませんが、そこを飛ぶということでありますが。  そして、それに対して、飛ばされたときにどういう対応をするのかということが問題だと思うんですね。発射された場合に日本はどういう行動をす...全文を見る
○松原委員 その前に、発射されないように抑止をするために、政治ですから、発言をしたり行動したりする。北側が迎撃したら戦争だと言うのは、迎撃されたくないから言っているわけですよね。私は、やはりある程度のことを、外交上カードは逆に見せなければいけないと従来から言っているわけで、あんた...全文を見る
○松原委員 あらゆる対応というのは、さっき言ったように迎撃も入るんだから、御理解はいたしますよ。  それで、問題は、そうした中、例えば平成十八年七月五日、北朝鮮が発射をした、やったときに、このときは、日本政府は即座に万景峰の入港禁止等をも含む日本独自の制裁を発動したわけでありま...全文を見る
○松原委員 今私申し上げたように、前回万景峰入港を即日禁止しているんです。関係国と相談して、国連決議が上がった後にやったのは、これは十五団体、一個人に対しての資金移転防止措置なんです。  大臣、そこで、関係国と相談してやる部分も当然あるでしょう。しかし、相手が打ち上げたら即行し...全文を見る
○松原委員 それでは、違う角度から今のことをもう一回確認しますが、平成十八年七月五日に北朝鮮が発射をしました。ミサイル、人工衛星、どちらでもいいです、発射しました。今回発射するのと、平成十八年七月五日のものと、発射したときの現象としてどういう違いがありますか。違いがあるんですか、...全文を見る
○松原委員 北朝鮮が衛星だろうとミサイルだろうと何と言おうとも、アメリカも含めて、日本も含めて、韓国も含めて、安保理決議違反であると言ってこれをやろうとしているわけですよ。だから、前回と状況は同じなんですよ、実際問題。前回のときは既に制裁をしていたから今回は制裁をプラスしないとい...全文を見る
○松原委員 北朝鮮が、安保理でロシア、中国がいるわけですから、そんな悲観的に考えていないだろうというのはだれだってわかるわけで。各種マスメディアのさまざまな報道を見たって、私もそう思いますが、この問題、特に、さまざまな、海の国際機関、海事の方にも言って、ここに何かロケットの一部が...全文を見る
○松原委員 ということは、これはもう追加制裁の警告もあり得る、こういうことで理解していいですね。
○松原委員 あり得るというふうに認識をしておきましょう。  それで、そういった状況で日米韓が、北側の発射するものが衛星であろうとミサイルであろうと安保理の非難決議違反だ、こういう認識を持っているということをおっしゃいました。したがって、日米韓でやはり安全保障上の問題、特に日本が...全文を見る
○松原委員 発射された後緊密な協議では遅いんですよ。発射される前の緊密な協議が重要なんですよ。  北朝鮮側は恐らく、発射してもちろん国際世論の大変な糾弾を浴びますが、結果、果実を手にするという彼らは認識だと思うんです。それだけのミサイルをつくったことを国際社会がいや応なく認知す...全文を見る
○松原委員 時間が大変乏しくなりましたが、次に移りたいと思います。  大変にこういう、この地域の問題を抱えている北朝鮮でありますが、従来あった再調査委員会の立ち上げの議論というのは現在どうなっているのか、拉致の問題でありますが。時間が足りなかった分は次の質問のときにやりますが、...全文を見る
○松原委員 半年以上ナシのつぶての現状に対して、大臣としては、誠意を感じることができるかどうかをお伺いしたい。
○松原委員 もう一回ミサイルに戻りますが、あの日朝平壌宣言の中にいろいろな項目がありますが、これは質問通告しておりませんので直観的にお答えいただければ結構ですが、今回のミサイル発射等も含め、今までのものもそうなんですが、日朝平壌宣言に違反していると率直に思う人が多いと思うんですよ...全文を見る
○松原委員 日朝平壌宣言に違反するということが明快である以上、日朝平壌宣言についても、次の外務委員会の質問でやりますが、これに対して何もしないでいいよという議論にはならないということを申し上げて、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
03月17日第171回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○松原委員 民主党の松原仁です。  一つ目として、小笠原振興法でありますが、この小笠原諸島振興開発特別措置法、目的ということで二つ大きな目的がある。一つは、小笠原諸島の基礎条件の改善、地理的、自然的特性に即した振興開発。もう一つに、旧島民の帰島促進。これでよろしゅうございますか...全文を見る
○松原委員 帰島促進事業ということが大きな冠としてあるわけでありますが、その進捗についてお伺いいたしたいと思います。
○松原委員 小笠原諸島というのは、父島、兄島、母島、硫黄島、さまざまあるわけでありますが、それぞれに関して、帰島ができていない島というのがあるのかないのか、お伺いしたい。
○松原委員 硫黄島は、昔は人が、いわゆる一般住民といいますか、住んでおられたかどうか、お答えいただきたい。
○松原委員 改めてそれを聞こうと思っていたんですが、硫黄島に帰島ができない理由は四点あると承っております。お答えいただきたい。
○松原委員 要するに、火山活動と産業と遺骨収集が進んでいないことと不発弾、この四つが小笠原における硫黄島の帰島が困難である理由であると。  ただ、火山活動は昔からずっと継続をしておりまして、これはいろいろな議論があるところであります。戦前においてもそういった状況は変わっていなか...全文を見る
○松原委員 ということは、防衛省としては、防衛省の基地があるがゆえに帰島困難という理由はないのであって、国土交通省が帰島するということを認めれば、そこに防衛省の基地があることはその妨げにならない、こういうことでよろしいですね。もう一回確認します。
○松原委員 何か答弁が変わっちゃったような気がするんですが、ちゃんと最初の答弁をもう一回言ってくれればいいんですよ。防衛省は、防衛省の基地があるがゆえに帰島は困るということは言わないですね。そう言っていたんだから、もう一回そう言ってください。
○松原委員 それで結構です。  そして、先ほど言われたところの不発弾、この不発弾に関してはどういう状況になっているか、お伺いしたいと思います。これは防衛省に一応言ってあります。
○松原委員 自衛隊が不発弾の処理をしてどれぐらい進んでいるとか、そういう資料はきょうは持ってきていない。まあ、急な要請でしたので。  ただ、これは、不発弾を早くなくす。少なくとも、この小笠原の振興法があって帰島事業というのが書かれている以上は、帰島のために熱心に行政が動くという...全文を見る
○松原委員 四割ということでありました。あえて比較をすることを、日本が余りにも、四割という数字なので申し上げたいんですが、米国においても硫黄島における戦没者というのは多数おられたと思います。その戦没者に関しては遺骨収集はどのようになっておられるか、お伺いをしたいと思います。
○松原委員 きのうも、アメリカは戦勝国だからおおむね終わっているという話をするんだよね。日本は敗戦国だからなかなか終わらないと言うんだけれども、これはどういう理屈なんですか。ちょっとお伺いしたい。
○松原委員 遺骨収集が四割というのは余りにも少ないと私は思っております。この遺骨収集が、しかし一〇〇%というのはなかなか難しいかもしれないけれども、アメリカも九五%以上恐らくいっているんだろうと思います。最低でも一定のところまで持っていくということが私は必要だと思っております。 ...全文を見る
○松原委員 もう時間がないので、防衛省の方にもう一回確認します。  私は、遺骨を収集する、アメリカは九割五分を超えている、日本は四割だ、それは、どこまでいけるかわからないけれども必死にやるというのは、これは我々の歴史を大事にしようという日本人として当たり前の姿勢だと思うので、防...全文を見る
○松原委員 金子大臣、私は、この硫黄島で玉砕した日本の兵隊の方々に対する最大の供養というのは、いろいろな供養があると思います。我々が誇りを持って日本の国を運営するということも大きな供養でしょう。  しかし、硫黄島に日本の一般住民が住むということは、実は、私個人の思いとしては、こ...全文を見る
○松原委員 これは金子大臣の所感とはちょっとずれるかもしれないけれども、これは政府が意思を持って短期でやるということを示さなければ、やはり歴史を大事にしない国家というのは海外からそういう国家だと思われますから、我々が、アメリカはもうほとんどそういったことを終えているのに日本が終え...全文を見る
○松原委員 そうすると、小笠原まで行くのに二十六時間かかる、これはアメリカの東海岸まで今行けてしまうわけであって、そういう意味では極めて異常だと思うんですよ。異常だと思うという点だけ、金子大臣、答弁してください。異常だと思うとおっしゃっていただいて結構です。大臣。(金子国務大臣「...全文を見る
○松原委員 これは、当初は兄島に飛行場をつくると言われ、父島の時雨山に移り、TSLになった、こういう経緯であります。  ちょっとこれは大臣にお伺いしたいんだけれども、当初、兄島に飛行場をつくる、父島の時雨山につくる。飛行場をつくると大体二時間半ぐらい、三時間弱で行けるだろうと言...全文を見る
○松原委員 用地の問題、コストの問題、それは、大臣、悪いけれども答弁になっていないんですよ。なぜならば、二十六時間が二時間になるというのは、それは意味がありますよ。二十六時間が十七時間になるので妥協をした理由というのは、私は、それは二時間じゃなくて十七時間でいいと判断したというの...全文を見る
○松原委員 いいよ、彼が答弁して。事務的な部分で本当のことを言ってくれれば結構です。
○松原委員 全然答えになっていないんですよ。  いいですか。二時間で行く飛行機じゃなくて十七時間の船にした理由は何かということなんですよ、二十六時間が。二十六時間から十七時間、もちろん、そうすると週に二回航行できるとか議論がある。現地の小笠原に行くと、波の高さが五メートルを超え...全文を見る
○松原委員 終わりますが、いいですか、最初は国土交通省が主体だったんですよ。五年前に東京都にそれをある程度変えたんですよ。しかし、国の責任は極めて大きいということを申し上げながら、同時に、遺骨収集のようなことはきちっとやらなければ戦後は終わらないということを申し上げて、私の質問を...全文を見る
03月18日第171回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○松原委員 日本の外交戦略というのは、特に、貿易立国であって、資源を輸入して製品を輸出する、昔風に言うならば加工貿易で成り立っている国であります。その日本において、特に外交戦略、多くの国家と極めて友好な関係にあるということは極めて重要な戦略だと思いますが、その根本戦略、外交戦略と...全文を見る
○松原委員 百五十大使館体制をつくるということで、安全保障、そして資源エネルギーの獲得、当然、邦人保護等も含めて、貿易関係も含めてやるというのは極めて当たり前というか、日本のような国家では重要でありますが、現状はどうなっていますか。
○松原委員 今は幾つありますか。
○松原委員 中国はどうなっていますか。
○松原委員 百五十の大使館体制をつくるという、この百五十というのは、どうして百五十になったのか。中国が百六十六、こういうことでありますが、我が国のGDPは今中国より大きいわけですから、この百六十六を超える数字というものも、当然、百六十六を一つのめどにして超すという戦略が当初からあ...全文を見る
○松原委員 百五十体制は、いつがめどでこれは実現するのでしょうか。
○松原委員 今大臣、百六十六の中国を超えるぐらい頑張りたいとおっしゃいましたが、それは大臣の言葉ですから重く受けとめなければいけないのでありますが、いつごろのめどでしょう。
○松原委員 こだわる必要はないわけでありますが、今の社会というのは国益が相互にぶつかり合う状況であります。国連におけるさまざまな決議においても、常に多数派工作を、議会でやる以上に、国際社会は公職選挙法もありませんし、すべての手法を使ってやるわけでありますから、そのときに、やはり相...全文を見る
○松原委員 中国が百六十六ということでありますが、従来、中国の在外公館の数というのは、飛躍的にこの間伸びたのか、それとも昔からこれぐらいあったのか。かつて日本の方が中国よりも在外公館が多かったのではないかというふうに言う議論もありますが、実際はどうなのか。その辺の経過をちょっと教...全文を見る
○松原委員 結論的には、中国より日本の方が在外公館は多かったと思います。後で資料を文書でも請求したいと思いますが。  つまり、中国より日本の方が在外公館が多かったけれども、今は完全に、百六十六対百二十七、もう逆転して水をあけられている。そして実に、中国と日本との間では、さまざま...全文を見る
○松原委員 アフリカ五十三カ国における在外公館の数でありますが、実館でいきますと、日本は二十八、アメリカ四十八、中国四十八、フランス四十五、ドイツ三十九、イギリス三十二。これは説明によると、旧植民地が多かった仏独英は、四十五、三十九、三十二と。しかし、米中は四十八で並んでいるんで...全文を見る
○松原委員 中国の外務省のこういった在外公館の職員の数は幾らぐらいだというふうに思われますか。
○松原委員 日本よりも三千人多いと。しかし、恐らくこれは違うんじゃないかという話もあるんですよ、まあ、これは伝聞のデータですから。中国の場合は、例えば、今回、軍事費が非常に伸びていますが、どうもよくそれが実際がわからないという議論がありますが、私は、中国は、例えばワシントンにいる...全文を見る
○松原委員 各国の在米大使館の館員数、これは資料をいただいているわけでありますが、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、いろいろとありますが、カナダ、ドイツ、それからイギリス、中国、イスラエル、日本、この数字を教えてください。
○松原委員 イギリスが百二十、これはアメリカとイギリスの極めて精神的に深い、もともとの歴史的なつながりもあるでしょう。カナダ百十七、ドイツ百五。ドイツ百五ですよ。ドイツ、フランス、イタリアというのはEUですから、EUでまとめたらもっと大きな数になる。中国二百六、日本九十九。アメリ...全文を見る
○松原委員 我々、日米同盟と言うんですよ、日米同盟。この数字を見ると、米中同盟の方が全然多いですよ、二倍。この数字を見ると、九十九対二百六ですよ。日米同盟というのは何なんだと思いますよ、これを見ると。日米同盟より米独同盟、独米同盟の方が百五名で大きいですよ。もちろん、米英同盟の方...全文を見る
○松原委員 今大臣から何回も話がありましたが、主要国における外務省の予算という数字であります。  主要国、日本、アメリカ、ドイツ、イギリス、フランス、カナダ、対GDP比は何%、それから国家予算当たり何%、数字をもらっていますが、一応それをちょっと述べてください。時間がないから、...全文を見る
○松原委員 GDP比、日本が〇・一二%ですよ。アメリカ〇・二八%、ドイツ〇・三四%、イギリス〇・五八%、フランス〇・三〇、カナダ〇・四一。日本の〇・一二というのはもう断トツに少ないんですよ。イギリスは〇・五八ですよ。ドイツが〇・三四、第二次世界大戦の敗戦国であるドイツは日本の三倍...全文を見る
○松原委員 そして、コソボの承認国や外交関係国が少ない理由、答えてください。
○松原委員 まだまだ世界全体で見たら少ないわけでありまして、やはり国際社会の安全というのは、お互いにネットワークがあることが最大の安全だと思いますから、そういった意味で日本はぜひ努力していただきたいし、そのためにも在外公館は必要だろうというふうに思っております。  さて、前回質...全文を見る
○松原委員 日朝平壌宣言に違反するとこの間大臣はおっしゃったんですよ。その認識は正しいんですよ。やはりそれは、黒は黒と言わなきゃいけないし、白は白と言わなけりゃいけない、当たり前であります。  お伺いしたいのは、北朝鮮が日朝平壌宣言に違反する、衛星と言おうが何と言おうが、それは...全文を見る
○松原委員 この件で、日朝平壌宣言に違反をしているがゆえに、場合によっては日朝平壌宣言を破棄するかもしれないということを含めた議論は、閣内において行われているんですか、いないんですか。お伺いしたい。
○松原委員 閣内でそういう議論をしなければいけないと思うんだけれども、中曽根大臣、その議論をする用意は、まだ四月まで時間があります、ありますか。
○松原委員 このミサイル発射に絡んで、では、時期は特定しません、発射前か発射後か。当然、このことについて日朝平壌宣言違反ではないかということを含め閣内で議論するのは、日本国民から見たら、当然の誠実な政府の中における議論だと思うんですが、それは当然行われるということでよろしいですね...全文を見る
○松原委員 大臣、これは大臣に政治家として決断して、決然と御発言いただきたいんでありますが、いいですよ、ミサイル発射前とあえて言いませんよ。ミサイルに絡んで、当然閣内で、日朝平壌宣言に抵触する、違反するとこの間の外務委員会で大臣がおっしゃったんだから、違反するものに関して、これは...全文を見る
○松原委員 日朝平壌宣言について、このミサイル発射に絡んで議論をする、それは当然であるというふうに大臣はおっしゃいましたから、その当然である議論は、発射前から議論をしていて発射後には結論を出すように、それは日本の国会議員の一人として私は心からお願いをしたいわけであります。  さ...全文を見る
○松原委員 結論的には、再び北朝鮮の、本当のことをほとんど言わないからうそであろうと思われていたことが、どうもうその確率が高いということが今回の金元死刑囚の発言から明らかになったわけであります。そうなると、翻って、核の問題だって、やめましたといってやめるはずがないという議論がさら...全文を見る
○松原委員 この間、飯塚さんとお話をする機会があったときに、どうも、話としては、八重子のこと以外、田口さんのこと以外を聞くと、それはもう後ろから視線を感じてしゃべれない状況だったような話を、それは聞いているでしょう。話を聞いているわけですよ。というようなことを考えたときに、逆に言...全文を見る
○松原委員 韓国が盧武鉉政権から李明博になって極めて流れが変わってきた。大臣、最後に一問だけ質問して終わりますが、今回も、この件に関して言うならば、盧武鉉政権下の韓国のいわゆる情報局といいますか警備をしている部分、そういったメンバーが残っているので、将来的にその辺の人事がかなり変...全文を見る
○松原委員 終わります。ありがとうございました。
03月25日第171回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○松原委員 先日、ある文化人と一緒に北方領土を視察してまいりました。北方領土は日本の固有の領土であるというふうに言われている場所でありますが、まさに納沙布岬から見ると、そこにさまざまな四島の島を見ることができるわけであります。歯舞、色丹群島を遠くに見ることができるのが、北方領土で...全文を見る
○松原委員 外務大臣でこの間、北方領土をまだ視察に行っていないというのは極めて残念であります。  私も、その文化人も、ともに北方領土の視察に今回行ったわけでありますが、私自身は、約二十年ぐらい前に、ビザなし交流で一度、実際に北方領土の島にも行ったことがあるわけであります。実際、...全文を見る
○松原委員 引き続いて全力にという話ではなく、私は今言ったように、旧島民の方々が元気なうちにきちっと戻すという、このことは、今、大臣は北方四島は視察にまだ行っていないということでありますが、北方領土問題を考えるときに、旧島民はどんどんと年をとって、亡くなっているわけです。考えてみ...全文を見る
○松原委員 全力という言葉を使うとしかられるというのは、それはふまじめですよ、そんなことを言っては。  もう一回、私が言いたいのは、旧島民が元気なうちに戻すのは私の政治使命ですと言ってくださいと言っているんですよ。一日も早くということではないんですよ。少なくとも旧島民が生きてい...全文を見る
○松原委員 物事は真剣にぜひやっていただきたいと思います。真剣にやれば、そのことに対して向こうもそれなりの反応を、ロシアの方もするわけであって、我々、当局が真剣にやっていないというオーラといいますか、そういったものが外交交渉で少しでも見えれば、結果的には島民の方々の思いというのは...全文を見る
○松原委員 大臣、別にクイズをやっているわけではないんですが、期限を設定して、日ロの間で、それまでに何とか合意にこぎつけようという議論はクラスノヤルスクですよ。このことはもちろん大臣は知っていたわけですよね。このときの平和条約を日ロで結ぶということは、当然前提として、四島の帰属問...全文を見る
○松原委員 申しわけないという謝罪の言葉があったわけでありますが、まさにこのことも含め、この間、日本が日ロ交渉で領土問題の解決ができなかった、今もできていないわけでありまして、この責任というのは極めてあると私は思うんですよ。本気で解決する意向があったのか、これが第一点。本気で解決...全文を見る
○松原委員 例えば歯舞群島においては、今回根室に行って我々は漁師の方々とも話をしたわけでありますが、六月から昆布漁も解禁をされる、こういうふうな話でありますが、こういう日本の水産庁とロシアとの交渉というのに関して外務省はどういうかかわりを持っているか、お伺いしたい。全く無関係で水...全文を見る
○松原委員 つまり、この水域の問題では、外務省の考え方というのも、例えばどこのタコをとっていいとか、スケトウダラをとっていいとか、場所によっては、歯舞においては昆布をとるとか、六月とか、そういうのに関しては外務省と水産庁は話をしている、そういうことで理解していいんですか。確認しま...全文を見る
○松原委員 平和条約締結というのは、例えばクラスノヤルスク合意の二〇〇〇年を目指してということでありました。多くの北方領土関係の方々は二〇〇〇年に向かって期待を持っていたわけでありますし、私の知っているある有名な、末次一郎先生なんかは手術もしないで二〇〇〇年まで声を出し続けると言...全文を見る
○松原委員 このクリル開発によって四島に住んでいる住民の方々の意識に変化が起こっているんではないかということを我々はいろいろな情報で察知しているわけであります。  従来、半世紀以上にわたって、どうも本国ロシア、特にヨーロッパ・ロシアの方から見て極東という場所のデメリットもあって...全文を見る
○松原委員 ロシア全体の意識調査も必要だけれども、実際北方四島に住んでいる島民の意識調査というのは極めて重要で、恐らく、今から七年とか八年前であれば、帰属に関して、国と国との間で取り決めてもらえれば自分たちは日本への帰属に対して抵抗しないというぐらいまで意識はあったんじゃないかと...全文を見る
○松原委員 もちろんいわゆる戦争状態をきちっと終結して、領土の問題で、それを確定する、実際、今、日ロの間の領土問題は確定していないというのは、もちろんこれは日本の立場だし、ロシアはサンフランシスコ講和条約にも参加をしていませんから、四島から北の千島列島に関しても、日本は領有権を放...全文を見る
○松原委員 私は、こういう議論をして何が言いたいかというと、縦割りで、例えば経済産業省や民間がサハリンの問題を扱うとか、水産庁が四島周辺の水域の問題を扱うとか、外務省は外務省で、こういうさまざまな、一番中心でやらなきゃいけない領土問題を扱う。こういうふうな縦割りの、ちぐはぐとは言...全文を見る
○松原委員 それが問題なんですよ。だから、いまだに解決していない。  戦略的にすべてのロシアとの、特に極東地域だけでいいんですよ。サハリンだって、実は南樺太の部分は終戦後日本が放棄したわけですよ。放棄して、実際は今ロシアが入ってきている。放棄しているから我々は何も言わないという...全文を見る
○松原委員 これはビザなし交流が始まったときにどういう形で決まったのか、日本の国はだれが出ていって、ロシアはだれが出てきたのか、お伺いしたいと思います。どこでこれが始まって、どのレベルで決まったかということですね。
○松原委員 それぞれの外務大臣で往復書簡を取り交わしてと。  今、ビザなし交流はどうなっていますか。
○松原委員 要するに、出入国カードを書きなさいとロシアは言ってきているわけですが、ロシアの出入国カードを書きなさいというこの国内法はいつごろロシアで整備されたんですか。
○松原委員 ロシアの国内法で二〇〇六年になった段階で、極東ということもあって、こちらのロシアの担当者は十分そのことを知っていなかったのか、もしくは徹底しなかったのかということでありますが、聞く話によると、新しい人が赴任してきて、なぜ二〇〇六年の国内法をきちっとやっていないんだ、厳...全文を見る
○松原委員 それが問題なんですよ。当然その影響はないとどうして判断したんだ。なぜそういうことを勝手に判断できたんだ。  大臣、法令で二〇〇六年に出入国カードが必要だと。書くということはロシアの領土であることを認めることになるから、結局ビザなし交流できないし、日本から薬を持ってい...全文を見る
○松原委員 結局、これが日本の外交なんだ。こういうふうな、最悪を常に認識してやらないということは、中曽根大臣はそのとき大臣じゃないからそれを追及するのは非常にかわいそうというか、申しわけないけれども。やはり、それを結局そのときなおざりにして、なあなあではっきりしないでやったという...全文を見る
○松原委員 要するに、現実にビザなし交流で行けないんだから、薬を積んだ船が戻ってきちゃうんだから、それは全然、結果として失敗なんですよ。結果として日本外交の、私は敗北とは言わないけれども、後退ですよ。  時間がないので、最後に、択捉の紗那の町に残っている建物のことをお伺いして終...全文を見る
○松原委員 終わります。
04月03日第171回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○松原委員 篠原委員に続きまして、質問を続けていきたいと思いますが、今回のグアム移転のそもそもの原因が何に発するのかという議論でありまして、これは幾つか、複数の原因にわたっているだろうと思っておりますが、そもそも、この原因、これは何によって始まったか。  これは別に通告しており...全文を見る
○松原委員 アメリカの世界戦略が大きく変わったということはよく言われていることでありますが、いわゆるトランスフォーメーション、もしくはGPRと言われるグローバルな態勢の見直し、二つの要素で、これは一緒か二つかといういろいろな議論もありますが、二つの要素で変わったと言われております...全文を見る
○松原委員 もうちょっと明確におっしゃっていただいた方がいいんですが、軽減は軽減で一つあるんですけれども、大臣が先ほどおっしゃったように、新たな安全保障の枠組みの中でこういったものが行われた。その新たな安全保障の枠組みというのが、日米安保、先ほど篠原さんの質問にもあったけれども、...全文を見る
○松原委員 私が指摘したいことは、要するに、これは今一万八千ですが、かつてはもっといたんですか。ちょっとさかのぼって教えていただきたい。
○松原委員 数字を見る限りにおいては、韓国は半減、ドイツは四分の一減になっているわけでありまして、その意味では、沖縄で一万八千が約半減というのは、言ってみれば、ドイツ、韓国とパーセンテージ的には類似している。  ただ、確かに海兵隊の機動力という議論は、それは一つあるのかもしれな...全文を見る
○松原委員 これを、きのう、おとといですか、通告して議論しているので、なかなか出せないといったって、大枠の数字というのはつかんでいるんじゃないですか。全く、なかなか出せないという答弁で終わりなんですか。内部ではそういう数字を当然検討しているでしょう。  というのは、私が申し上げ...全文を見る
○松原委員 では、何で二十八億ドルの方は概算で出すんですか。  つまり、理屈の中では沖縄の負担軽減というのであれば、この二十八億ドルの真水で出る財政出動の部分で、これは、例えば基地の借り入れのお金や、例えば米兵の方々のさまざまなサービスをするための労働者、そういうふうな部分で日...全文を見る
○松原委員 細かい部分じゃなくて、大臣、非常に問題だと思うのは、二十八億ドルの方は、グアムの司令部庁舎とか隊舎とかの金は積み上げて二十八億ドルと出ていて、アメリカ側から二十八億ドルですよと言われて、負担軽減だと言うならば、通年、例えば、では二十年でその利息分まで考えたって、二十八...全文を見る
○松原委員 余り詭弁を弄しちゃいけないと思うんだよね。だって、考えてくださいよ。日本国民が負担していて、日本国民の中には沖縄の人も入っているんですよ。国の税金だったらば、あなたはどんどん使っていいと言っているんだよ、それ。そういうばかげた発想をしているからだめなんだよ。  だか...全文を見る
○松原委員 どちらにしても、嘉手納側のある程度の面積が返還される、そしていわゆる人が家族まで入れると一万七千人減る。減るわけだよ。そのことのシミュレーションをしているんでしょう、本当は。もう余りにもこれは話がずさんだと思うんだな。  では、ちょっともう一点お伺いしたいんだけれど...全文を見る
○松原委員 回収できるんだったら、アメリカの金融機関がやってもいいんですよ。わかりますか、言っている意味。回収できて、同じメリットがあるなら、アメリカがやってもいいんですよ、アメリカのグアム駐留の海兵隊の皆さんの宿舎をつくるんだから。日本がやるということは、リスクがあるから日本が...全文を見る
○松原委員 私は納得できないんだけれども、じゃ、何年間で全部戻るんですか。必ず戻るという証拠はどこにあるんですか。お伺いしたい。
○松原委員 実際、民間の金融機関とこういう議論をしたら笑われちゃいますよ。そんなんで融資するということが現実にあるんですか。  だから、これは、実際は、満額戻ってこないんじゃないかという疑義をみんな持つわけですよ。真水二十八億ドルというのは、その真水二十八億ドルだって、それは実...全文を見る
○松原委員 今回、移転、それから撤去、そしてさらに向こうの建物を建てる。日本がこういうふうに、アメリカという世界の最強国の軍隊が移動するのに対してさまざまな補助をする。  こういう事例というのは、我々はこれは当たり前のように思っているけれども、今までアメリカ軍がどこかに駐留して...全文を見る
○松原委員 篠原委員のペーパーにあるところで、韓国でも撤退をした。これに関しては、韓国はアメリカの軍隊の撤退に対してこういった費用は面倒を見ているんですか。お伺いしたい。
○松原委員 恐らく日本だけだということだと思います。承知していないということは、そういうことなんですよ。世界でまれに見る現象だ。  アメリカのグアム移転で、グアムの隊舎をつくったり司令部庁舎をつくること自体が、世界に類例がないことなんですよ。その類例のないことをやるのにプラスし...全文を見る
○松原委員 十分には納得できませんが、質問時間が終わりましたから、以上で終わります。
04月08日第171回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○松原委員 先般、月曜日ですからおとといですね、沖縄に視察に行ってまいりまして、沖縄の実情をつぶさに見てまいりました。そうしたことを踏まえて議論をしていきたい、このように思っております。  今池田委員が、私が質問しようと思っていたことをかなりなさいましたが、問題意識が似ているん...全文を見る
○松原委員 いろいろな問題があるわけでありますが、例えば、米側との議論の中で、真水の部分の二十八億ドルという話がありました。そして、真水ではないPFIでやる部分の約二十六億ドル、議論がありました。先般の議論で、これが本当に戻ってくるのかと。二十八億ドルに関しては、これは一体どの段...全文を見る
○松原委員 この二十五・五億ドルというのは固まっているんですか。
○松原委員 その範囲内ということですから、これより減るのかもしれませんが、恐らく減らないだろうと我々は思っているわけであります。  重要なことは、これはだれでもわかる話で、わかった上でおっしゃっているんだろうと思うけれども、だれでも、金融機関からお金を借りる場合、それは一体、三...全文を見る
○松原委員 全然答弁になっていないわけでありまして、要するに、これはもう大きなざるに入れて、具体的な中身に関しては決まっていないと。いいですか、大臣。私がアメリカの連邦議会の承認も必要ではないですかと言っているのは、こういう部分もある以上は、きちっとその部分に関して担保するのはど...全文を見る
○松原委員 二つあるんですよ。アメリカの連邦議会の承認がないというのは、今言ったような部分で、本当にいわゆる経費を、大体、大臣、それは普通に考えたらあり得ない話なんですよ。金利はわからない、何年で返済するかわからないというのは。これは何年返済まで決まっていないんでしょう。ちょっと...全文を見る
○松原委員 私、いろいろと言いたいんです。一体何年なのかという数字も出てこないというのは、これはもう本当に、大臣、僕はアメリカには連邦議会承認を求めるべきだと思いますよ。  ちょっとお伺いしたいけれども、円・ドルレートというのは今一定の流れで動いている。しかし、これは四十年も五...全文を見る
○松原委員 民間のいろいろな意見を聞きながらって、民間だってこれは意見の出しようがないじゃないですか。民間だったら、きちっとした担保があったり、利息があったり、年限があったりする。全然ないんだから、これは民間のスキームじゃ全然ないですよ。だから、これは、やはり連邦議会の承認は絶対...全文を見る
○松原委員 アメリカ側は、これを議会承認するということは、現実的にそれは行政が必要であると感じればそれはやることは十分できるわけですよね。どうなんですか。絶対この案件ではできない案件なんですか、議会承認は。必要ない案件なんですか。必要ないというか、必要ないのかもしれないけれども、...全文を見る
○松原委員 これがすべての実態で、すべての問題なんですよ。これでアメリカと対等の関係であるというふうに思いますか。時間がないから、それだけ答えてください、大臣。
○松原委員 大臣、私が言っているのは、いや、これは笑い事じゃないんですよ、一番大事なところなんだから。  アメリカに対して平等なつき合いをしてやるならば、向こうだって日本が国会承認だったら連邦議会承認をしようとするのが普通なんですよ。その部分に関して余りにもそれは平等ではないと...全文を見る
○松原委員 はっきり言って、これでは沖縄の人は納得できないし、我々国会議員も納得できません。これは、いわゆる我々の日本国のプライドを含めても納得できない。我々は属国じゃないんだから、それはきちっとやるべきだ。やった上で納得する部分があればいいけれども、片っ方は連邦議会の承認は初め...全文を見る
○松原委員 大至急分析をしてもらわなきゃいけない。  これは、外務省はどうなんですか。同じ質問。
○松原委員 これが軌道に乗ったという情報はありますか。一言だけ答えてください、時間がないので。
○松原委員 軌道に乗って電波を発していないとすればこれは人工衛星でないということになるわけでありまして、そうなると、これはもうミサイルだと。互換性があると今話がありましたが、まさにその意味においては日朝平壌宣言に違反していると思っております。  大臣、日朝平壌宣言を破棄する思い...全文を見る
○松原委員 そもそも日朝平壌宣言の肝ですよ、これは肝。肝の部分でこれだけのことをやって、互換性がある。日朝平壌宣言の破棄も含めて検討するぐらいのメッセージをなぜ出せないんですか。  追加制裁のことをお伺いしたい。  前回は、北朝鮮がロケットを発射した、ミサイルを出した後に、即...全文を見る
○松原委員 副大臣の思いはいいけれども、要するに、私が言っていることは、おわかりのように、前回は万景峰をとめて行ったんですよ。だから、これは本気だぞとなったんですよ。今回は何もしないで行っているんですよ。本気だなと思わないんですよ、外交は。  なぜ前回と違う対応をしているのかと...全文を見る
○松原委員 この部分だけは気合いを入れてやってほしいなと思ったんですよ。つまり、決議がかち取れなかったら、追加制裁をしないで行ったことが敗因ですよ。本気でとろうと思うなら追加制裁して行きますよ、前回万景峰をやって行ったように。それをやらないで、今何か外務省は、レクで、僕はわからな...全文を見る
○松原委員 前回と今回となぜ違うんですか。では、それを答えてください。前回は即座にやっているんですよ、万景峰。今回何でやっていないんですか、追加制裁を。何でプラスやらないんですか。前回、何もないところから一気にやったんですよ。違いを教えてほしい。
○松原委員 時間が参りましたからこれでやめますが、私は、それでは外交交渉は、国連の安保理決議も恐らくとれないだろう、そういう状況であれば。やはり、追加をしてやるというところが、日本の怒りを国際社会に明らかにすることになる。  それから、冒頭言ったように、米国との関係においては、...全文を見る
○松原委員 終わりますが、日本が最初の行動を起こさなかったら、国際社会は動きません。  以上であります。
04月10日第171回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○松原委員 時間も短いので、端的にお伺いをしてまいります。  今回のグアム移転にかかわる家族住宅の部分、これは、二十八億ドルと二十五億ドルと、全部でパッケージだと我々は認識しておりますが、この二十五・五億ドルの家族住宅はPFIで融資をする。返済に一体何年かかるか、予定があれば簡...全文を見る
○松原委員 防衛省からいただいた資料には五十年という年限が入っているんですよ。五十年という年限が入っているということは、西村さんは御存じないんですか。
○松原委員 久米設計の在沖米兵グアム移転支援整備事業基本構想策定業務報告書には、ブランクがありますが、五十年になっている。五十年という年限というのは、一人の人生の稼働時間というのはほとんど入っているわけであります。  私は、麻生総理にお伺いしたいことは、先ほどからたびたびこの場...全文を見る
○松原委員 冒頭に言ったように、これは本協定と全体のパッケージで我々は議論しなきゃいけないことだと言っているんですよ。やはり、総理、そこははっきり確認してほしいんです。  その中で、私が言っているのは、従来、これ以前に二つだけですよ、アメリカの議会承認を基本的に得ているものがほ...全文を見る
○松原委員 極めて不十分だと私は思っております。  なぜかというと、前回のミサイル発射のときは、即日万景峰の入港を禁止したんです。阻止したんです。そのことをもって、日本の外務省は国連に行って、いわゆる決議を上げろとやったんですよ。今回はそういう議論をしないで行ったから、きょう、...全文を見る
○松原委員 もう時間がないから終わりますが、北朝鮮がどこまでやったら破棄しないのかするのか。私は、破棄をする可能性に関しても検討を始めなければ北朝鮮のならず者外交はエンドレスで続いていくということを総理に申し上げたいわけであります。  そういったことで、麻生総理、さっき申し上げ...全文を見る
○松原委員 以上で終わります。
04月24日第171回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  まず冒頭、北京の二十三日の共同通信でありますが、去る二十三日、麻生内閣総理大臣が靖国神社に供物奉納をしたということに対して、外交ルートを通じて日本側に中国外務省は不満を表明したということでありますが、具体的な内容をお伺いしたいと思います...全文を見る
○松原委員 今、私人という立場でというふうにおっしゃいましたが、では、それは中国側に対して、私人ですからという弁解的答弁をした、こういうことになるんでしょうか。
○松原委員 私は、その説明すら必要なのかどうか、こういうふうに申し上げたいわけであって、明らかにこのことが、では、私が見ている文章だと、これは歴史問題と絡んでの中国側からの注文だったんですか、そうじゃなくてということですか。これを確認したいと思います。
○松原委員 ということは、これは、ああいう形で麻生さんが供物を出すのは歴史を正しく認識していないと中国が言っているように聞こえますが、その中国に対して、そうではないということを言うべきだと私は思うんですが、いかがですか、外務大臣。
○松原委員 私の言っている意味はそういうことではなくて、中国側は歴史認識を正しくするべきだと。これが歴史認識とどう結びつくのか。  こういうふうな議論を含め、私は、率直に言って、これは限りなく内政干渉に近いことではないかと申し上げたいわけでありますが、大臣、御認識はいかがでしょ...全文を見る
○松原委員 今冒頭、外務大臣が言ったところの、表明するのはいいんですよ。中国が遺憾であると言うのはいいんですが、これは日本政府に対して、そういったことを日本側に外交ルートを通じて言ってきた、こういうふうに報道されているがゆえに、そこまで外交ルートを通じて言ってきたのであれば、これ...全文を見る
○松原委員 ここだけで話をすると北方領土に行かないのでそろそろこの分野の議論は終わりにしますが、中国側から言ってきて、今審議官が言うように、我々はそれに対して言っているわけですよ。だから、コミュニケーションがそこに成り立っているわけですよ。もしそこで、わかりましたと聞けば、完全に...全文を見る
○松原委員 ということは、ビザなし交流の四島間の交流は、これから五月で何とか解除するように日本側は頑張る、こういう姿勢で、今は行われていないということですね。
○松原委員 事実を聞きたいんですが、私のところにある資料ですと、ロシアが中国人に観光ビザ免除と。これは、ユジノサハリンスク、七日、「ロシア政府は、中国人の観光ビザを免除する協定の対象に、新たにサハリン州を加える。同州政府は七日、同州が管轄する北方領土も対象に含まれると表明、十五日...全文を見る
○松原委員 いや、だから、私は聞いていることに答えてもらえばいいので。  中国人の観光ビザを免除する協定をし、十五日というのは四月十五日だと思うんだよね、正式に見通しと書いてあるんだけれども、日本の観光ビザとは違いますが、日本がノービザでは入れない。これは、文章を見ると、二週間...全文を見る
○松原委員 だから、私はこの文章のとおりのことを聞いているんですよ。中国人が観光ビザを免除されて、サハリン州の、同州が管轄する北方領土まで含まれると表明したということで、このことは事実として把握しているんですかと。会社がどうのこうのじゃないんですよ。この記事の中身を、北方四島は日...全文を見る
○松原委員 では、従来から北方四島にはビザなしで中国人観光客が行けた、こういうことですね。確認。聞いていますか、今の質問。
○松原委員 ということは、中国、韓国の人は、韓国のことは私は質問していなかったけれども、中国の観光客がビザなしで北方四島に行けるんですね、理論上は。ちょっと時間がないから。答えてください。
○松原委員 最後の末尾が聞こえなかったんだけれども、日本は、今実際は、入国カードを書かなきゃいけないというのでビザなし交流ができない。中国は、ビザなし交流をしてどんどん入っている。もちろんそれは、入国カードを書くんだろうけれども。そういう理解でいいんですか。
○松原委員 もう時間がないから、すぐ答えてくださいよ。  そうしたら、このことに関しては外務省はどういう抗議をしてきたのか、具体的な中身を教えてください。
○松原委員 きょうは時間がないので、これに関しては、この中ロのビザなし交流、ビザなしの観光について、どういうふうにロシア側に日本の外務省が抗議をしてきたか、これは理事会に資料を出していただきたいと思います。時間がないから、それを委員長、お願いします。
○松原委員 では、ちゃんと答えてちょうだいよ、時間がないんだから。
○松原委員 何かよくわからないんだけれども、そうすると、それは、いつ抗議を、どういうルートで申し入れたんですか。何回申し入れているんですか。
○松原委員 主たる質問をする時間がなくなってきたので、これはその前のところでいろいろ、どうなっているのかと確認をしたかったんですよ。北方四島はいやしくも日本の領土だと言っていてこの状況というのは、ロシアの北方担当の人が見たら笑っちゃいますよ。お願いしますよ、もっとしっかりと対応す...全文を見る
○松原委員 いや、三・五島論が報道されているんじゃないんですか。三・五島という話は全くないのに、ニュース性を持ってそれぞれ報道されているんですか。お伺いしたい。
○松原委員 後の部分は聞いていないんですよ。最初のことが問題だから、きょう質問しているんじゃないですか。  最初の部分に関しては、どういうコメントがロシアのマスメディアでなされているんですか。私は、日本が極めて軟化をしてきたというようなコメントが当然、まあそこまで読み込んでいな...全文を見る
○松原委員 では、論評なしですべてのロシアの報道はなされている、こういう理解でいいんですか。それとも、これに対して、いよいよ日本も軟化してきた、現実的になったみたいな、そういう報道なんですか。そこをお伺いしたい。
○松原委員 論評は恐らくあると思うんだけれども、まあいいですよ。  そうしたらば、二つの違った議論が載っているわけですよ、官房長官、外務大臣と谷内さんと。これは二元外交のような、外交はしていないと言うかもしれぬけれども、印象を与える。少なくともロシアの報道機関に全部それが、すご...全文を見る
○松原委員 本当に時間がなくなってきて困るんだけれども、だったらば谷内さんは、谷内さんのそのインタビュー記事が間違いであったというならば、そのインタビュー記事を掲載した新聞を告発しなきゃいけませんよね。  私は、外交というのは極めて厳しいものだと思うんですよ。今、谷内さんは外務...全文を見る
○松原委員 私は、率直に言って、政府代表としてこのままいるのか、今回の責任をとって政府代表を政府としてやめさせるのか、中曽根大臣、どうなんですか。  そこはつまり、谷内さんが報道機関を、おれのインタビューを間違えてあんたは載っけたなと告発すればいいですよ。そこで告発もなく、いや...全文を見る
○松原委員 五月にプーチンさんが日本にやってくる前に、交渉というのは落としどころというのはあるのかどうかわかりません、初めから三・五島なんて話が伝わっていたら、これは交渉にならないですよ。違いますか。  私は、少なくともこのことで、謝ったからいいだろうとかそういうふうな情緒的な...全文を見る
○松原委員 こういった緊張感のない外交をやっていたら、これはロシアとの外交で敗北しますよ。北方四島は解決できませんよ。それは身内であろうとどうであろうと、けじめをつけなかったら、相手に対してのインパクトなんかありませんよ。それは大臣にはっきり申し上げたい。  そもそも、今回、プ...全文を見る
○松原委員 やる気があるのかということなんです。
○松原委員 時間が終わったからやめますが、よろしいですか、プーチンさんが長い時間、北方四島で話したいなんて言わないですよ。我々が言うんですよ、総理同士で。向こうからはそんな時間はとりたくないと言うかもしれない。しかし、八時間はこれだけでやろうじゃないか、次に積み残さないようにしよ...全文を見る
05月08日第171回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○松原委員 まず、この強制失踪からのすべての者の保護に関する国際条約に関してお伺いします。  この条約が、今、特にこの条約の中に拉致という言葉が入っている、このように認識をしておりますが、この拉致問題に対してどのようなプラスの影響があるのかお伺いいたしたいと思います。
○松原委員 まさにそういったことで、日本としては、我が国民が拉致をされた案件に関して、こういった条約においても、それが一つの前進になるということを期待して、私も賛意を表すわけであります。  そうした中で、私はこの四月、五月、家族会の方々や、また救う会、議連でワシントンを訪問して...全文を見る
○松原委員 オバマ政権になってからということじゃないんですよ、これは。例えば、さっき言った、これはポール・ジアラかな、彼は、日米の密接な意思疎通がないというのは、八〇年代まではあったけれどもと。こういうことですよ。だから、こういうことは、何がポイントかというと、元高官ですから、今...全文を見る
○松原委員 韓国は当初棄権していたのが、李明博政権になって賛成をした。これは一つの極めて重要なポイントであります。  しかし、棄権の中にインドとかブラジルが入っているんですね。何でインドやブラジルが棄権なのかというのが、外務省は、インドやブラジルにこの決議に対してどういう働きか...全文を見る
○松原委員 率直に言えば、外交努力が不足していると思うんですよ。今言ったように、個名で言うとインドとかブラジルとか、経済的な連携その他、非常にあるんですよ。これはやはり、北朝鮮の人権、特に拉致も含めてなんですが、やるときに、何で六十二カ国も、フィリピン、ブルネイ、スリランカとか、...全文を見る
○松原委員 これで終わりますが、北朝鮮の拉致問題に関しては、私たちは精いっぱいやってきているというふうに思っているわけですが、まだまだいろいろな手はあると思っております。そのあたりに関してはよく研究していただき、従来の発想を超えて闘っていただきたいということを申し上げまして、私の...全文を見る
05月22日第171回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○松原委員 民主党の松原仁であります。  きょうは北方四島の質問をするわけでありますが、参議院の予算委員会で谷内さんが、三・五島発言はない、こういう話をおっしゃいました。それがきょうの新聞のニュースにも出ておりましたので、改めて大臣に御所見をお伺いいたします。この間質問した内容...全文を見る
○松原委員 聞いていることに答えてください。  罷免をしろというのは、谷内さんが否定するならば別にそんな必要はないんですよ。予算委員会で否定をしたというのは聞いておりますが、やはり法的にマスメディアに対して、僕は毎日の関係者が生録のテープを持っているという話を内々していたかのよ...全文を見る
○松原委員 毎日新聞社は謝罪記事は出すんですか、出さないんですか。出さないでしょう。出す予定もないでしょう。出したのを見ましたか。毎日新聞は報道機関として間違いないことを報道した、こう思って言っているわけですよ。わかりますか。谷内さんが言っていないなら、おれはそんなことを言ってい...全文を見る
○松原委員 これはもう一回やりますよ。今度は資料をこっちも用意して。  僕は、関係者から聞く限りでは、そのテープはあるという話ですよ。そんなものはなかなか、それは守秘義務があるから出さないだろうけれども、あるからこそ謝罪広告も出さないんですよ。それは、言っているんですよ。まあ、...全文を見る
○松原委員 期待はさせるがどうなるかわからないというのがこの部分ですよ。率直に言って、とるものをとったら、この日本側から今回経済協力をとった中身の実行の状況でまたどういう話をするかというのを考えるんでしょう。私は、今回のこの北方四島問題で、プーチン来日の成果というのは、先延ばしし...全文を見る
○松原委員 その予算というのは、国からの交付金というのはどれぐらい出ているんですか。全体の予算額のどれぐらいなんですか。
○松原委員 国の財政支援というのは約二千億ぐらいということですが、では、ほかのお金は、国以外の出資者というのはどんなところがあるんですか。
○松原委員 つまり、国なんですよ。国で約二千億の、もともとは基金というか、それでやっていると。  このJOGMECが、独立行政法人ですが、国ですね。このJOGMECは、今回はどれぐらいの費用が、二カ所ですか、探査するのは。二カ所、六カ所というのは、二つのエリアで六つの、二ブロッ...全文を見る
○松原委員 ここの資源が探査されて、出てきた場合は、これは出資比率四九パーだから、そのガス全体の大ざっぱに言えば約半分は日本が買い取る権利がある、こういう理解ですよね。
○松原委員 私は、ここでサハリン2のことを考えなきゃいけないと思うんですよ。サハリン2に関しては、これはアメリカのシェルと三井と三菱、この辺が出資したんですが、この割合はどうでしたか。
○松原委員 これは、最初はシェルが五五パー、三井物産が二五パー、三菱商事二〇パー、これが全部半分に減らされて、五〇%ちょい過ぎたのがガスプロムになったと。  トンビに油揚げかどうか、これはいろいろな議論があって、いや、そうじゃないとかおっしゃる人もいるけれども、マスコミ的に言う...全文を見る
○松原委員 シェルも横並びだったからいいだろうというふうにお思いなのかもしれないけれども、ガスプロムが最初ゼロだったんですよ、最後に五〇%超。シェル、三井、三菱が全部で一〇〇パー持っていたのが半分以下になって、どう考えたって、これはロシア政府の強い意向がなければこういう議論にはな...全文を見る
○松原委員 一応若干は応援したということだろうけれども、私が言いたいのは、契約が、政府が出てきて、最後は合意したと言うけれども、合意をさせられたのか、好きでやったのか、渋々やったのかというのは、これはもうわからないですよ、当事者は合意しましたと言うけれども。これは、はっきり言って...全文を見る
○松原委員 技術的に日本の原子力の施設をつくる能力というのは大変に高い。これが、お金ではないんですが、高いこの技術をロシア側はのどから手が出るぐらい欲しかったというふうに私は聞いているんですよ。それは、今言ったように、二〇二〇年から二二年で二十八基つくる、日本の技術がないとこれが...全文を見る
○松原委員 二〇〇八年五月六日に署名して、その後フリーズされた。マコーマック報道官の記者会見で、ロシアのグルジアとの武力衝突というのがあって、これを一回凍結している。今回もう一回オバマさんがやろうとしている。これは、通るかどうか、それはわからないです。通るかもしれないし、通らない...全文を見る
○松原委員 であるならば、こちらの、細かいところまでどういう話をしたかわかりません、しかし、恐らく、原子力の施設をつくるに関して日本の技術が欲しいんだ、我々はそれがないとロシアのエネルギー政策は、厳しいとまでは本人が言うかどうかわかりませんが、欲しいと。具体的に、では、出しましょ...全文を見る
○松原委員 もう時間が終わったので終わりますが、そうじゃないんですよ。やはり、向こうの主張は、技術的なものを含め、今回ほとんど通っていると僕は思いますよ。こちら側の主張は先延ばしになっているんですよ。強い意思を感じられたとか、そういう話は何回聞いてもしようがないんですよ。昔から聞...全文を見る
05月27日第171回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○松原委員 この三つの条約でありますが、今同僚議員である篠原さんからるる詳しい議論がなされました。私も、こういったそれぞれの国との協定、基本的にどんどん進めるべきだというふうに思っておりまして、恐らく我が党としても前向きにこの検討をするというふうに理解をしております。  あわせ...全文を見る
○松原委員 北朝鮮が安保理決議に対して反発をし、安保理に対して反発をして核実験をやるという意思を表明したというのは、はったりで言う場合もあるし、実際に今回はやったわけでありますから、だから、そういう情報は情報として、北朝鮮が実際これをやるということは、報道ベースではどうも米中には...全文を見る
○松原委員 だから、聞いていることは、一般論的に北朝鮮が言っていることではなくて、この日にやるぞと直前にあったのかなかったのかということを聞いているわけであります。だから、日本側に対しての通告はなかった、当たり前ですが、なかったわけですね。
○松原委員 そして、その辺の情報交換も今なかったという話でありました。  次に、北朝鮮はその後、ショートレンジミサイルを撃ったというふうに言われております。これはどんなふうな状況だったのか、何発撃ったのか、お伺いいたしたい。
○松原委員 インテリジェンスにかかわることといったって、それは報道でなされているんですよ。報道でなされていることを、だから、外務省としては、そのことに対して、五発と言われているけれども、二発と三発ですか、こういう話に関して、それはもうマスコミの報道で流れているんだから、わかってい...全文を見る
○松原委員 公表するとかしないとかというよりは、だから、情報ソースを明らかにしなくてもいいんですよ。実際、日本がそれを把握しているかどうかという問題はありますが、ミサイルを撃ったかどうか明らかにできませんと日本が言っているようじゃ、これは話にならないと思うんですよ。ミサイルを撃っ...全文を見る
○松原委員 では、今答弁できる範囲でミサイルについて答弁してください。
○松原委員 ちょっとこれは、こんな基本的な部分で、だから、言えるところまででいいから言ってくださいよと言っているんだから。こんな、撃ったかどうかわからないような話をされたんじゃ、議論進まないよ。それぐらいは言ってくださいよ。  ちょっと委員長、さすがにこれじゃ質疑にならないよ。...全文を見る
○松原委員 今百三十キロと言ったんだ、彼は、百三十キロと。今回は百三十キロと言っているんだから。余り日本語としておかしなことを言っちゃいけないよ。わかりません、言えませんと言って、今回は百三十キロで短いと言っているんだから。そんなばかな答弁あるかよ。もう少し言ったらどうなの、もう...全文を見る
○松原委員 質問を続けるけれども、インテリジェンスを言うんだったら、それは外務大臣、スパイ防止法ぐらいつくらなかったら話にならないよ。  ちょっとそれは置いておいて、次に行きます。  今回は、中ロは制裁強化に難色を示し、六者協の再開を期待していると報道でいろいろと言われており...全文を見る
○松原委員 それはわかった上で、重油に関しても、関係国が北朝鮮にこれを出すのに対して、外務省はその議論において反対であるということを表明するべきだと私は外務委員会で何回も言ってきた。  今この重油百万トンはどれぐらい実行されているんですか、実務的に。
○松原委員 これは、通告しなくたって、この辺は全部把握しておかなきゃだめですよ。それは大臣も含めて。北朝鮮に対して我々はそういったものを出すなという行動をするべきであって、しかし、それが今十分に出尽くしていないのであれば、もちろんこれはストップですよね。ああいう国なんだから、出す...全文を見る
○松原委員 テロ支援国家指定をアメリカは解除したわけであります。  率直に申し上げて、当時の福田政権が、事実上、日本側において、北朝鮮に対する強硬な姿勢から若干方向転換をした、私は大反対しましたが。あれは政府・与党、特に福田政権がやったわけでありますが、そのことを受けてというふ...全文を見る
○松原委員 テロ支援国家指定を、再指定をアメリカに求めることも含め、この間言った中で、フランク・ジャヌージあたりが、日本がきちっと北朝鮮に対してやっているのかという話になる。  そこで、私は、例えば日本は二十四品目の豪華品等は北朝鮮に出さないとか、十五団体一個人の、いわゆるミサ...全文を見る
○松原委員 それはジャヌージが言っていたのもそうなんですよ、日本がまず本気でやっている姿勢を見せろと。日本が自分自身でやることで、それは追加制裁というのはまだまだたくさんできるんですよ。基本的に、輸出は二十四品目、これしか抑制していないんですよ。全面禁止をする、人の出入りも全面禁...全文を見る
○松原委員 時間がないのでこれで終わりにしますが、北朝鮮がこれだけ日朝平壌宣言違反を続けてきて、何度もやっている、平成十八年、二十一年、何度もやっていて、この日朝平壌宣言は破棄しませんと言っちゃったら、北朝鮮は、ああ、何をやっても平気だということになるんですよ。破棄をするつもりが...全文を見る
○松原委員 北朝鮮が権利はないが事実上核保有国だという議論があったということは、この間報告しました。アメリカの元政府高官が言っている。北朝鮮が核保有国であって、それが事実上許容されるとなれば、私は日米安全保障条約も大きな転換点を迎えることになると思っております。これはもう質問じゃ...全文を見る
06月05日第171回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○松原委員 民主党の松原であります。  まず冒頭、北方領土の問題をお伺いしたいわけでありますが、ロシアのメドベージェフ大統領が二十九日、クレムリンでの新任駐ロ大使の信任状奉呈式というんですか、ここで北方領土問題に言及したと。恐らく日本の大使に対するあいさつで言ったのかもしれませ...全文を見る
○松原委員 疑問視する日本の試みはって、疑問だから、問題だから、北方四島の議論は一貫して戦後続いているわけであります。  この報道によると、ロシア大統領府によると、電話協議で大統領は、日ロ関係のセンシティブな問題に関する公の発言を自制する必要性を指摘し、麻生総理は理解を示したと...全文を見る
○松原委員 いやいや、それは、だから、日ロ関係のセンシティブな問題に関する公の発言を自制する必要性を指摘し、日本側は理解を表明したと。こういうことがホームページに載っているわけですか。これは報道の記事ですけれども。
○松原委員 僕は、インテリジェンスの問題というのを、この間も、後で質問しますが、ショートレンジミサイル五発というのに関して、極端なことを言えば、あったかなかったかわかりませんみたいな話があったわけですよね。なかなかそれは公式には発言できないみたいな。  このインテリジェンスの発...全文を見る
○松原委員 これを見ると、何か日本側がロシア側に押されて理解を示したような感じで受け取られる。  問題は、前にプーチンさんが来たときに、メドベージェフ氏が、新しいアプローチでいくんだ、次に期待してくれ、請う御期待、こういう感じで会談が終わっているんですが、請う御期待のメドベージ...全文を見る
○松原委員 解決しようとする意思がある人間がここまでの発言をしないと私は思うんだよね。不法占拠ですよ。  ロシア側は、麻生さんの日本の委員会における発言に対してこういうふうに反応しているんですよ。我々が日本国内で議論をしている。日本の国内では、北方四島は不法占拠だ、当たり前です...全文を見る
○松原委員 メドベージェフの発言というのは、これは日本に対する非難ですよね、ある種。「批判した。」と書いてあるけれども、この新聞にも。ロシアの主権を疑問視する日本の試みは交渉継続を促すことにならないと述べて批判をしたと書いてありますよ。批判をしているんですよ。日本国内の委員会の質...全文を見る
○松原委員 これは北朝鮮のところに行かないでここで終わっちゃうわけにもいかないんですが、あちらは批判しているんですよ、国内における委員会での議論に関して発言を。  批判していることに関して何も言わないんですかと言っているんですよ。従来から我々は主張していると。主張していないじゃ...全文を見る
○松原委員 公の席でやり合うのはいかがなものかと。相手がやってきているんですよ。  では、相手の態度はいかがなものかと思うと今言ってくださいよ。公の席でやり合うのはいかがなことかと言うんだったら、相手は公の席で、駐ロ大使の目の前で、ほかの大使がいるところで言ったんだから、公のと...全文を見る
○松原委員 論争になってしまうのを配慮するって、相手が論争をするのはしようがない、こちらからは論争しない、こういうことですか。
○松原委員 日本が、公の席で不法占拠であるとここ一、二年で、国内の議論じゃないですよ。ロシアは日本に言ってきたんですよ、これは。そして、大統領府は麻生さんに電話でこういうふうに言ったというんですよ。いいですか。日本国内での公じゃなくて、日本に向かって、日本の大使に対して言ったんで...全文を見る
○松原委員 余計なことを答えなくていいんですよ。私は、相手が批判したことに対して言っているんですよ。そんな発想だからだめなんじゃないか。相手が批判したことに対して何で、日本の大使に対して言ったんですよ、これは。失礼千万じゃないですか。こういうところ一つ一つで反撃をしないということ...全文を見る
○松原委員 これは、韓国外交通商相が三日、韓国紙、毎日経済新聞とのインタビューで、北朝鮮の金正日総書記の後継者に三男の正雲氏が内定した、古い話だ、もう日本やアメリカも事実関係を把握していると語り、日米両政府もそのような情報があることを確認済みだという認識を示したと。これは新聞に載...全文を見る
○松原委員 そうすると、この韓国の外交通商相が新聞社とのインタビューで言ったのは、これはまあ韓国の中の話だけれども、それに対して日本が照会したら、韓国は、そんな事実は確認していない、こう言ったということですね。  では、この外交通商相の柳さんという方の発言は根も葉もないと、こう...全文を見る
○松原委員 前回の質問でもこのインテリジェンスの問題でなかなかお答えいただけなかった核実験後の五発から六発、ショートレンジミサイル、このことについて、その後どういう情報を確認したのか、どこまでこの委員会審議でしゃべれるのか、まず防衛省から答えていただきたい。
○松原委員 同じ質問、外務省、お願いします。
○松原委員 先ほどの高見澤さんの話、日本の国民の生命財産に極めて緊迫したものを与える場合は別だと。前の、衛星と称した飛翔体というかミサイルでしょうね、これは言う。今回は言わない。  しかし、高見澤さん、これだけマスメディアが報道しているんですよ、黒文字のゴシックで。わかりますか...全文を見る
○松原委員 そうすると、この委員会での議論は、ショートレンジミサイルを撃った事実もわからない、北朝鮮が核実験をやったということもわからない、中曽根大臣、そういうことですか。ちょっと大臣が一番その辺、大臣として言ってください。
○松原委員 核は北朝鮮が自分で言っているからそれは認めた、こういうことでしょうが、そうすると、ショートレンジミサイル五発、北朝鮮が発射した、これは日本の安全保障上全然危険ではない、危なくない、無関係だ、こういうことでいいんですね、大臣。五発発射したことは、日本の国民の生命財産とは...全文を見る
○松原委員 何かよくわからなくなってきたな。  こういうものが直接国民の生命財産に影響を及ぼす事象であれば言いますと言っているんだよ。言わないんですよ。だから、そういった国民の生命財産に影響を与えないと大臣は認識しているわけですよ、論理的に。与えるんだったら、少なくとも厳密なこ...全文を見る
○松原委員 このメンバーの表をもらったんですが、スタインバーグ、ズムワルト、ボズワース、レビー、ベーダー、ウィンフェルド、グレッグソン、これ以外のメンバーというのはいたんですか、いないんですか、教えてください。時間がないので簡潔に。
○松原委員 時間がないので、最後にもう一問だけ質問して終わりますが……
○松原委員 アメリカでも上院議員を中心にしてテロ支援国家再指定を求める動きが出ておりますが、日本の政府としてこの動きに対して何か連動する思いがあるのか、方向があるのか、これを最後に質問いたします。
○松原委員 終わりますが、日本もテロ支援国家再指定をしろと言っているんだから、何らかの連動をするべきだということを申し上げて、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
06月10日第171回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○松原委員 今回、幾つかの議論があるわけでありますが、グローバリズムの時代というのはある意味で大変に便利な時代であると同時に、非常に、国内で責任を持ち安全を持つ側からすれば、国外に関してはどこまでそういったことができるのかということになってきて、国際化というのはその部分で、世界が...全文を見る
○松原委員 十七件、四件、こういうことでありますが、中国との間が十七件、こういう理解になるわけでありますが、この中身ですね、具体的に言うのは差し支えるということでありますが、どんな内容のものが多いのか、その辺の事例を御紹介いただければと思います。
○松原委員 そういった要請に対して中国側からはきちっとした反応があるとかないとか、なかなか価値判断を含んでは言えないと思いますが、中国側からのレスポンスはどんなふうになっているか、お伺いしたいと思います。
○松原委員 中国、これは香港のことで今回は共助条約を我々は議論しているのでありますが、この共助条約の実効性を私は議論していきたいと思っているわけであります。  中国産の冷凍ギョーザ、先ほども我が党の同僚議員からも質問がされましたが、このいわゆるギョーザ毒物混入事件については刑事...全文を見る
○松原委員 ということは、まだ、必要があれば共助条約に基づいてということですから、このことに関しては共助条約に基づいたアクションはまだとっていない、こういう理解でよろしゅうございますでしょうか。
○松原委員 私は、中国との間にはもう既に条約が批准されているわけですから、その共助条約の枠の中で既に依頼をしているという前提できょうの質問を組み立てたものですから、大変恐縮なんですが、なぜこれを依頼していないのか、その理由というものをお伺いできますでしょうか。
○松原委員 日本における捜査はほぼ終了している、こういうことであります。  実務的な話をお伺いしてまいりますが、そうしますと、中国側における捜査はほぼ終了したという報告は中国から来ているんでしょうか。
○松原委員 日本側としては真相の解明に至ったという認識はお持ちかどうか、お伺いいたします。
○松原委員 日本国内においては捜査はほぼ終了と私も聞いております。中国側では捜査はまだ終了していないという認識であります。  これ、実は、先ほど話を聞いていて、中国側に刑事共助を依頼していないということであって、その理由が、日本における捜査がほぼ終了しているがゆえに中国側に刑事...全文を見る
○松原委員 私が今聞いたのはそういうことではなくて、なぜこの刑事共助が、遡及してできるにもかかわらず、この案件でやっていないのかというふうにお伺いしたところ、先ほどの御答弁では、日本側の捜査はほぼ終了しているがゆえにというふうなお話でした。その御答弁を確認してよろしいですか、こう...全文を見る
○松原委員 であるがゆえに、共助条約に基づいて中国には要請をしないということでよろしいんですか。
○松原委員 私の質問の趣旨は、時間がどんどん過ぎていって困るわけでありますが、日本における捜査が終了したがゆえに中国に対する刑事共助、捜査共助を要請しないと先ほどおっしゃったんですよ。であれば、そのことの確認を私はしているんです。そうおっしゃったことで、つまり因果関係が、日本にお...全文を見る
○松原委員 ここで、私は日本における捜査が終了したというこの概念を中曽根外務大臣にも、これはやはりキャビネットの一員ですから、お伺いしたい。  犯人が捕まらなくて、犯人が明らかにならない状況で、捜査というのは終了するというふうに大臣はお考えですか。
○松原委員 大臣、ここはさあっといくところなんですよ、私の質疑では。一々とめるようなことを、私が委員会をとめるんじゃなくて、大臣が委員会をとめようとしているようにしか見受けられない。  いいですか。私が言っているのは、こういうものは実効性があるかどうかを確認しなければいけません...全文を見る
○松原委員 麻生総理大臣も中国側との交渉で、ここに書いてある。ペーパーが書いてある。麻生総理より、日中間の問題として、これは六月八日ですよ、東シナ海資源開発問題とギョーザ問題、やってくれと言っているんですよ。これらの問題が前進するように協力を要請しているんですよ、麻生総理は。 ...全文を見る
○松原委員 それは、要請をして中国側から出てくる材料が、もしかしたら極めていろいろと問題があると思って依頼していないんですか。  例えば、私、あえて敷衍させてもらえば、中国側は昨年の二月の段階では、中国じゃない、この毒入りギョーザは日本でやったんだろうと言って、あのときの警察庁...全文を見る
○松原委員 日本側は、逆に、日本側で混入された可能性は極めて低いという発言はしているんですか、していないんですか。
○松原委員 当然であります。  そして、中国側は、聞くところによりますと、公安の方の実験で、あのビニールか何かの袋の外からメタミドホスを垂らすと中に入って浸透するという実験をしたというようなことを一時言っていたような報道がありますが、このことに関してお答えいただきたい。  中...全文を見る
○松原委員 そういう事実はないと。では、その報道も、どこがどう報道したかわからぬけれども、でたらめだった、こういうことですね。  ギョーザに混入していたメタミドホスは、日本国産の純度の高いものではないと言われておりますが、このことも答弁をいただきたい。
○松原委員 この答弁できるかどうかですが、純度の低いメタミドホスというのは、世界の国でどういう国がつくっておりますか。
○松原委員 まあ、いいですよ。  結論的には、捜査共助を出したときに向こう側の捜査当局がこたえられないがゆえにそれを要請しないんじゃないかと私は思うんですよ。中国側の公安当局がどういうデータを出してくるかわからないけれども、しかし、中国のことをおもんぱかって共助の依頼をしないと...全文を見る
○松原委員 これは、捜査の部分というのは私はよくわかりませんが、例えば、中国側は六月までは、中国ではなくて日本で混入された可能性があると日本を非難していた。それが、六月に中国国内でも毒ギョーザ事件が出てきて、ぱたっとそれを言うのをやめた、こういうことですね。  だから、そうした...全文を見る
○松原委員 それを入手するための共助条約ではないんですか。答えていただきたい。
○松原委員 いや、非常にこの議論はおかしいですよ。この議論は本当におかしいですよ。(発言する者あり)おかしいじゃない。(発言する者あり)疑いをかけているって、中国産の毒入りギョーザの問題で、まあ、こっちとやり合ってもしようがないんだけれども。そういうやじを言う人がいるからだめなん...全文を見る
○松原委員 その後こういった情報が出てこないとするならば、その後このギョーザの案件に関しては進捗されていないんじゃないですか、具体的な新しい情報が出てきたり。であるがゆえに、麻生さんがああいうことを言っているんじゃないですか。  私は、事件自体が風化をするとは思わないけれども、...全文を見る
○松原委員 普通であれば、中国側が毒入りギョーザのことで日本に対して日本側で混入されたと言わなくなったのが六月の中国での毒入りギョーザの発生以来であるならば、そのギョーザぐらいはやはりちょっと示してもらえないかぐらいのことを共助条約の枠内でやるのは、これは一般論的に当然の話ですよ...全文を見る
○松原委員 このときの日本大使館は中国側が費用を出して直したというふうになっておりますが、直した会社というのは中国の企業なのか日本の企業なのか、どういう形で大使館の修復が行われたのか、お伺いしたい。
○松原委員 日中双方の業者によって行われた。これは、現場にいないからイメージをつかむのはなかなか難しいんだけれども。  そうすると、例えば、やはりどこでもそうですが、機密性というのは大変重要で、この外務委員会の質問でも、それは極めて重要な情報であるがゆえに言えませんと。さっきの...全文を見る
○松原委員 これはまた後で資料をいただきたいと思いますが、警備、安全保障というよりは情報管理ですね、情報管理に関してどういうふうな話だったのかということになろうかと思います。  そして、ちょっと飛び飛びになってしまいましたが、瀋陽のハンミちゃん事件もちょっとお伺いしたいわけであ...全文を見る
○松原委員 時間がほぼ来ておりますから、次の篠原委員に御迷惑をかけてはいけないので早目に終了いたしますが、中国側はその後、日本のこの領事ですか、感謝をしたというふうに言っているんですが、この事実はないわけですよね。お伺いします。
○松原委員 時間がないので、また次の機会に譲りますが、私は、それが一体だれなのか、中国側は個名を挙げてだれと言っているのかということも含め、やはり事実確認が違う。中国という国は、情報もかなりいろいろと、そのまま真実が出てきているかどうかというのには疑念がある国家でありますけれども...全文を見る
06月12日第171回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○松原委員 それでは、北朝鮮問題を中心に、あと前回の委員会でも積み残した質疑も時間があれば続けていきたいと思っております。  今回、北朝鮮の核実験、さらには北朝鮮のショートレンジミサイルというものが発射をされたということで、このミサイル発射に関しては、ほとんどこの外務委員会では...全文を見る
○松原委員 この決議案、内容的には、今、金融の問題、さらに船舶その他の問題をおっしゃったわけでありますが、実効性の担保というのは、既にマスメディアでは、どうなんだという議論がなされているわけであります、報道でありますが。これに関しては大臣はどのような御所見を持っておられるか、お伺...全文を見る
○松原委員 こうした中で、私は、この決議案に関し、さまざまな関係の方からいろいろなことを議論として聞いているわけであります。  一つは、御案内だと思うんですが、北朝鮮の弾道ミサイル発射事件に対する家族会・救う会・拉致議連緊急声明というものが、私も拉致議連のメンバーでありますが、...全文を見る
○松原委員 この問題で、前回の一七一八ですか、これにおいても、私は、日本側は、人道問題というふうなくくりではなくて、あえてそこに拉致問題を含むということを強く主張したというふうに聞いているわけでありますが、もちろん、当然、まさに日本の問題でもある拉致問題というものに関しては、拉致...全文を見る
○松原委員 それはそうですが、交渉当事国との関係があると言うんだけれども、これは日本側は当然主張したと。していなければおかしいんですよ、したはずなんですよ。そういうふうな情報も、私は側面から、前回のときも聞いております。  今回、私が聞いた部分では、日米でつくった素案には、人道...全文を見る
○松原委員 結論は、日本時間であれば今晩夜遅くか、出てくるわけで、日米の素案の拉致を含むの文言は、これはこの協議の中でそぎ落とされたというふうに私は既に聞いております。大変残念である。やはり日本は、この部分はできる限り主張するべきだと。前回の一七一八に続いて今回もまたこの部分が欠...全文を見る
○松原委員 さっきの話も外務省のある程度の立場の方からの話でありましたが、を含めての議論でありますが、今回のこれは共同通信に載っているわけですよ。マスメディアに載っているわけですから、もうちょっと前向きの答弁もいただきたいわけであります。  この大聖銀行というのは、御案内のとお...全文を見る
○松原委員 交渉経緯はわかるんだけれども、インテリジェンスだと言うんだけれども、共同通信が記事にしているから、大臣、やはりこれぐらいの具体的な銀行名を挙げた制裁というのが私は効果があったと思うし、これは日米の素案にあったと思うんですが、大臣はどんなふうにお考えですか。
○松原委員 大変に重要な発言であります。具体的な銀行名を挙げた方がいいと外務大臣は思っていると。私は正しいと思うんですよ。この二つの金融機関を挙げたことによって、当然、共同通信だって報道しているぐらいですから、北朝鮮には行っていますよ。大変に彼らはこのことで、これに対しての反応も...全文を見る
○松原委員 先ほど大臣は率直にお話しをいただいて、具体名を挙げた方が効果があると。そのとおりです、実効性の担保が必要です。  アメリカと日本の素案で入っていたと、それはなかなか担当の方は言いませんが、共同通信ですら報道されています、この二つの金融機関の名前が挙がって。安保理の決...全文を見る
○松原委員 どうも、この決議案の中にはこういうふうな文言が書かれているわけでありますが、これは全部本当は出ているんだから、出ていてインテリジェンスと言われても困っちゃうんだけれども、出ている。全加盟国に、国際的な金融信用機関に援助や金融支援、無利子融資の新規契約をしないよう要請、...全文を見る
○松原委員 こういうのを裸の王様というんですよ。全部マスコミが報道していて、北朝鮮も韓国も、まあ北朝鮮のマスコミはどこまで報道しているかわからないけれども、すべてのマスコミが報道している。ここでは、その議論は封印ですというんじゃ、ある程度は、このインテリジェンスの問題というのは一...全文を見る
○松原委員 交渉は大事なんですよ。しかし、日本の国は遵法精神でそういうのをやっているけれども、ほかの国は必ずしもそうじゃないし、国際社会の中において、どうやって国益を主張し、したたかにやっていくかということを考えれば、私は一定の議論は必要だと思っております。これはいろいろな見解が...全文を見る
○松原委員 テロ支援国家再指定は、実はことしの四月二十八日から平沼赳夫さんや自民党の古屋圭司さん、私も行きまして、救う会も参加をしました。被害者家族会は飯塚さんや増元さんも参加して、アメリカで会ったすべての人に、テロ支援国家再指定をお願いしますと我々も主張してきたわけであります。...全文を見る
○松原委員 アメリカの国内法には半年というのがあって、クリントンさんもそれを言っているんです。  私もこの問題で過去三回ワシントンを訪問しております。一回目、二回目、クリストファー・ヒル氏と話をしたときに、この半年というものに関して、アーミテージさんが日本に言ったのは、拉致問題...全文を見る
○松原委員 同僚議員の時間を余りとっちゃいけないのでこれで終わりますが、いいですか、大臣、今、伊藤副大臣は、日本からその要請をしたかどうかは両国間の交渉にかかわる問題だから言えませんと言ったんです。要請というのは、テロ支援国家指定を解除するなという要請を恐らくしているんですよ。す...全文を見る
○松原委員 以上で終わります。
06月17日第171回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○松原委員 きょうは、投資協定の議論と、また北朝鮮の問題に関してお伺いしたいと思っております。  まず先に北朝鮮問題からお伺いをしたいと思っておりますが、今回、国連の決議が出されたわけでありまして、その経緯の中で、先般の外務委員会でも日米素案のことを私は申し上げていろいろと議論...全文を見る
○松原委員 我が国の安全保障を考えれば、カーン博士が北朝鮮に対して核技術の移転をしたということでありますから、我々の立場として、国益を守る立場でカーン博士に対する面談、接触というのは当然行われてしかるべきだと思っておりますが、今どのようになっておりますでしょうか。
○松原委員 つまり、カーン博士と会う努力をしていたのかいないのか、具体的にカーン博士と会う努力を従来していたのかしていなかったのか、このことをお伺いしたい。
○松原委員 カーン博士のこの内容まで含めて、既にこれだけ米側から情報が出ているわけでありますから、日本側がインテリジェンスのゆえをもってこれを明らかにしないというのは逆におかしいと思います。  そうした中で、今般、米国からの強い要請も受けながら、パキスタンへの大型支援を表明して...全文を見る
○松原委員 そうはいったって、国際社会というのはかなりそれぞれの国益を闘わせているわけでありますから、日本がパキスタンに対してODAを相当額出すということになれば、当然パキスタンに対して、カーン博士に、北朝鮮への核拡散をどのようにしたかというのを我々は国益上聞くべきだと思うんです...全文を見る
○松原委員 何かこの外務委員会の質疑は常にお答えを差し控えるで、何かどこかでは記憶にございませんみたいな話もありますが、同じような議論で、インテリジェンスがあるからお答えを差し控えさせてもらいますとか、中身を云々かんぬんを報告しろというのになればそういった議論になると思いますが、...全文を見る
○松原委員 北朝鮮がどの程度のウランの濃縮技術を持ち、どのぐらいの工場を機能させ、実際どれぐらいの核爆弾の製造過程にあるかというのに関して、憶測は当然外務省もあると思うし、マスメディアではいろいろな議論が既に出されているわけであります。外務省が、余りこの危機感をマスコミがあおるよ...全文を見る
○松原委員 そうしたら、ちょっとお伺いしたいけれども、ここで中曽根外務大臣が会うべきだと思うと言って、実際会ったとして、どういうマイナスが発生するんですか。どういう外交上のマイナスが発生するというふうにお考えなんですか。そこはお答えいただきたい。会う会わないは言えない、会うつもり...全文を見る
○松原委員 大体、私が申し上げたいのは、機密は機密で大事ですよ。しかし、国民が日本の国家に対する信頼を持つためには、一定の、事実やっていることを含めて明らかにすることが必要だと思うんですよ。北朝鮮の核問題について報道もなされていて、政府がそのことに対して真摯に向かっているかどうか...全文を見る
○松原委員 僕は、非常にそれは、日本の外務省というか、問題だと思うんですよ。日本は外交上ほとんど自分の意見を自分から言い出さない国じゃないかという批評がよくあるんですが、例えば改正外為法をつくったときもそうですよ。あのときに日本の外務省は、三カ国以上の共同制裁というか行動する、も...全文を見る
○松原委員 そうしたら、要望ですが、パキスタンに対するODA支援がきちっと行われる、その見返りとはあえて言いたくないけれども、まあ見返りでも結構ですよ、カーン博士と会って、北朝鮮のウラン濃縮の実態についてはぜひ確認をしていただきたい。要望を申し上げます。  次に、これは記事にも...全文を見る
○松原委員 これは報道でそう書いてあるということでありますね。報道どおりになるかどうかはそのときが来ればわかる、こういうことであります。  私は、北朝鮮に対して、先般も言ったんですが、安保理決議で金融制裁的なものはもちろん入っているわけでありますが、十分かどうかというのは極めて...全文を見る
○松原委員 やはり、大臣、生の声で語ってほしいんだけれども。それは、いいですよ。  私が聞いているのは、北朝鮮の二つの金融機関名を出すような極めて具体的な金融制裁に対して、日米韓の連携を大臣は当然考えるべきだと、日米素案に入っていたと聞いているがゆえに言っているんだけれども。で...全文を見る
○松原委員 日本は、拉致の問題、核の問題、最も被害を受けているわけですから、もう少しイニシアチブをとるということで踏み込んだ発言をしてもらえれば本当はありがたいと思うのであります。  今般、日本の政府が北朝鮮に対して日本としての制裁を発動しました。中身を教えていただきたい。
○松原委員 この輸出禁止というのは、私が先般米国を訪問したときも、ジャヌージなんかも、日本はやっていないじゃないかと向こうから指摘があったんですが、なぜこのタイミングなんだろうと私は思うんですよ。核とショートレンジミサイルが発射されたときに間髪入れず本来やるべきだったんですが、何...全文を見る
○松原委員 人の出入りというのは私は極めて重要だと思うのでありますが、昔の日本の、今から三十年ぐらい前のパスポートは、北朝鮮を除くそれぞれの国に行ける、こういうふうに書いてあったわけであって、北朝鮮は渡航先として入っていなかったわけであります。  きょう、法務省が来ていると思い...全文を見る
○松原委員 そうすると、北朝鮮を除くということが書いてあったわけでありますが、その間にも在日朝鮮人は北朝鮮と往来をしていたのかどうか、お伺いしたい。
○松原委員 そうすると、再入国が認められていなかったというのは、もう一回確認です、いつまで、北朝鮮籍の人が北朝鮮に行ったときは日本に戻れなかったんですか。それが緩和されたときの最大の理由というのは、何が原因なんですか。ちょっとお伺いしたい。
○松原委員 昭和四十一年から徐々にふえ始めているとさらっと現象面だけ言われると困ってしまうので、それまでは再入国できなかったのが、何で昭和四十一年にそういうのが始まったんですか。
○松原委員 私は、この再入国禁止というのは、やはり日本の持つ大きな切り札だろうと思っているんですね、北朝鮮に対し厳しい制裁をする場合の。当初、昭和四十年までやっていたというんだったら、これはひとつ検討に値するだろうというふうに思っております。  それで、徐さんという人がいて、こ...全文を見る
○松原委員 前にも、ロケット技術を持って北朝鮮に行って、例えばテポドンやそういったノドンの発射のときに、一カ月、二カ月長期滞在をしていたという、明らかに、慶弔とかお葬式で戻るとかそういうふうなことではない、技術移転を目途にして戻ったというふうに怪しまれた事例がこの徐さんの例であり...全文を見る
○松原委員 あと、数字の把握だけしたいわけでありますが、今、北朝鮮に行って再入国する北朝鮮籍の人は年間どれぐらいおられるか、お伺いします。
○松原委員 やはりそういうのは、六千九百人ですか、それは北朝鮮に全員が戻っているとは言えませんが、その辺の実数も把握してもらって、本来であれば、一年間に二回も三回も行く人はいないと思いますが、行くとするならばそれは何らかの政治上のミッションを持っている可能性があるわけであって、そ...全文を見る
○松原委員 危機感を持ってほしいですね。  それで、我が国の対ウズベキスタンのODAの支援額、累積、内訳、そして、このことに関する中国、韓国のウズベキスタンに対するODA、もしわかればお伺いいたしたいと思います。
○松原委員 七千万ドルということは七十億円ということですね、中身の問題もありますが。日本は韓国の約二十倍、十七、八倍のODAをしている、こういう理解でよろしいですか。もう一回確認します。
○松原委員 そして、ウズベキスタンと日本の間のこういった今回の二国間投資協定、これを見ると、韓国は一九九二年、日本は二〇〇八年。なぜこんな、ODAは韓国の二十倍弱も投下しているのに投資協定がおくれたのか。このことは極めて国益上マイナスだと思うんですが、御所見を大臣にお伺いしたい。
○松原委員 全然答弁になっていないと思うんですよ。  要するに、日本はこれだけのODAを拠出しているわけでありますから、ウズベキスタンに対して、ある意味では、中国、韓国よりも先んじてこういった協定をする資格を持っている国家の一つだと思うんです。ウズベキスタンもそれに対しては感謝...全文を見る
○松原委員 いや、これが全くそう見えないから問題なんですよ。もし、国益を考えるならば、先んずれば人を制すというのが日本語のことわざにあるけれども、先に行動するべきなんですよ。なぜこんなに遅いんだと。  中国は、先ほど、冒頭言ったように、まさに血眼になって資源外交を展開している。...全文を見る
○松原委員 最後に、ブラジル、インドというのは、日本と極めて親近感のある国家であります。ブラジルは日系移民がたくさんいるし、インドは天皇陛下が日本で亡くなった場合半旗を掲げるというぐらいに日本に対する親近感を持っている国家であります。  この二つの国との間の社会保障協定というの...全文を見る
○松原委員 以上で終わります。
06月19日第171回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○松原委員 それでは質問に入りますが、イランの大統領選挙についてであります。  冒頭お伺いしたいことは、五月に中曽根外務大臣はイランを訪問したわけでありますが、そのときの目的は何だったんでしょうか。
○松原委員 そのとき、相手の耳に痛いことというのはどんなことをおっしゃったのか、また、民主化、民主主義という観点に絡んでの何か議論をしたのか、お伺いしたいと思います。
○松原委員 イランの大統領ともお話をしたわけでありますが、当然選挙がこの時期にあるというのはわかっておりまして、選挙のことについての話題はあったのかなかったのか、そこまで突っ込んで民主的な選挙が当然行われると思いますというふうな話はしなかったと思いますが、したのかどうなのか、その...全文を見る
○松原委員 日本の対イランの援助は、大分今少なくなってきているということであります。したがいまして、この質問は時間上避けてもいいんですが、では簡単に、どういう状況か、どれぐらい少なくなっているか、お伺いしたいと思います。
○松原委員 イランは従来は日本に対しては極めて親日的というふうな評判のある国家でありましたが、本来、これは核問題等があってその数値になっているんだと思います。日本としてはイランとはもっと太い関係があった方がいいのかどうか、大臣の御所見をお伺いします。
○松原委員 イランに対する制裁といいますか、国連安保理決議に基づく措置を誠実に実施ということで、三十五団体、四十個人の資産凍結措置をしているということでありますが、これは現在も進行中ですか。
○松原委員 大臣、三十五団体、四十個人の資産凍結をしている。アメリカがバンコ・デルタ・アジアで北朝鮮にやったようなものですよ。これに関して、いいんですよ、大臣の率直な所感をお伺いしたい。これは、どういう状況になったらこれを凍結するとか、例えば今回の死者が出るような選挙の情勢になる...全文を見る
○松原委員 それでは、お伺いしますが、死者が発生している現在の選挙結果を受けてのこのイランの騒乱状況をどのように大臣は所感としてお持ちか。お伺いしたい。
○松原委員 イラン大統領選挙に対する主要国の反応をお伺いします。  まず、フランスの反応はどうでしょうか。
○松原委員 大臣、そこでお伺いしますが、中曽根大臣は、この人命が失われたことに対して非難を今この場で表明できますか。非難のことを、フランスは表明しているんですよ、外務大臣が。
○松原委員 あえて、懸念というよりはフランスは非難しているのでありますが、日本の立場として非難はする気があるのかないのか、お伺いしたい。
○松原委員 ドイツの外務大臣、中曽根外務大臣と同じお立場のドイツのシュタインマイヤー外務大臣はこう言っているわけです。デモ参加者に対する治安当局の対応を最大限の強さで非難すると。別に、同じ外務大臣だから同じことを言ってくださいとは言いませんよ、それは中曽根外務大臣の思いですから。...全文を見る
○松原委員 まあ、いいですよ。私は、日本が国連の安保理常任理事国入りを目指すとかいうことをおっしゃっているから、そうであるならば、日本はこういう状況で何らかの意思を普通は言うべきだと。つまり、イギリスもそうだ、ドイツも常任理事国入りを目指そうとしている。イギリスは常任理事国、これ...全文を見る
○松原委員 イラン大統領が今回また再任をされたわけでありますが、そうすると、日本として、当たり前でありますが、この大統領もしくはイランの今の政府首脳と今後会談をする見通しというのはあるんですか、ないんですか。
○松原委員 今度、これは北朝鮮問題でありますが、読売新聞に、日本で最も部数があると言われているこの新聞の一面の冒頭に、「北ミサイル青森通過か 来月上旬にも発射」か、こういう記事が載っているわけであります。私は、日本の国内で最も影響力のあるメディアが、新聞媒体でありますが、ここまで...全文を見る
○松原委員 けさのCNN、FOX等で報道されたもので、ミサイルを搭載した可能性がある北朝鮮貨物船が十七日、北朝鮮の港から出港した、船の名前はカンナム、行き先は明らかにされていない、米軍は追跡を続けている、こういう報道がCNN、FOXできょう流れました。今回の北朝鮮の船の出航は決議...全文を見る
○松原委員 許可制ということであります。  この再入国許可が、当初は、ある段階から、人道的理由により渡航する若干名に対して再入国を認めた、その後さらに、経済、スポーツ、文化学術交流等を目的とするものにまで拡大した。私も資料をいただいておりますが、この入国者数は、昭和四十四年から...全文を見る
○松原委員 納得できないわけですね。  少なくとも人道目的に絞られているときは、これも、それまではそれが認められていなかったのに、何で昭和四十四年で認められたのか。どこかが圧力を加えたんだと思うんですよ。それは朝鮮総連なのかどこか私はわかりませんが、どこかが圧力を加えたんだろう...全文を見る
○松原委員 この文化学術交流、文化学術ですよ。技術が入りますよ、ミサイルの。認めていいんですか。もう一回答えていただきたい。
○松原委員 では、大臣、この部分に関して検討をこれからやると明言してください。
○松原委員 では、これは少なくとも人道目的以外は、そうはいったって人道目的と称して戻る可能性もあるけれども、今のこの枠の広がりは、昭和四十七年以降目的そして許可制を広げた、これに関しては見直しをする方向で内閣の中で議論してくださいよ。これは最低限やってもらわないと、日本の国がこう...全文を見る
○松原委員 このことに関して、中国の思惑の、大臣の御所見をお伺いしたいと思います。以上で終わります。お答えください。
06月24日第171回国会 衆議院 外務委員会 第18号
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○松原委員 まず、今回の日本とブルネイの租税協定、日本とカザフスタンの租税条約締結による、両国が持つエネルギー資源等の輸出増の見込みに関してお伺いをいたしたいと思います。
○松原委員 カザフスタンからの石油の生産というのは、そこにはカシャガン油田等があるわけでありますが、こういったものの今後の見通しはどんな感じになりますか。
○松原委員 大変遠方の国でありますので、ここで七%というと十万ぐらいですか、これは日本に実際にどういう形で到達するのか。聞くところによると、代理輸入ということも言われているようでありますが、この点についてお伺いしたいと思います。
○松原委員 いわゆる代理輸入、代替輸入ということでありますが、日本ではこういう形で石油を採掘しているという事例は今まであるんでしょうか。
○松原委員 カザフスタンに関して、日本はどれぐらいのODA、いわゆるさまざまな有償資金協力や技術協力、無償資金協力をしておりますでしょうか。
○松原委員 私の手元にある資料は一億円ほど有償資金協力が多いわけでありますが、まあそういった数字であります。この数字でいく場合には、日本としてはかなりODAを出している国であるわけでありますが、そのカザフスタンとの関係において中国は今どのような状況になっているか、お伺いしたいと思...全文を見る
○松原委員 ポイントは、中国が資源外交を激しくやっている。先般の委員会でもこの質疑はなされたわけでありますが、カザフスタンに関して、中国よりも日本の方がこういったさまざまなODA関係の資金は多額に拠出をされているだろうと言われております、はるかに多く拠出されているだろうと。にもか...全文を見る
○松原委員 きょうは経済産業省の方もお越しいただいているわけでありますが、資源獲得という観点からいくと、どうも日本は中国よりもはるかにおくれをとっているというのが率直な現状であろうと思います。もちろん、ODA等のこういったものは資源確保のためにやっているわけではありませんが、国益...全文を見る
○松原委員 租税条約一覧表というものがここにありますが、中国は、二〇〇八年一月一日段階で、香港、マカオを除いて八十六カ国と租税条約を結んでいるわけであります。  外務省にお伺いします。日本は何カ国と結んでおりますか。
○松原委員 中国が八十六カ国、日本が五十六カ国。中国と日本は、昔は日本の方が多かったんですか、いかがですか。そして、中国より日本の方が租税条約が先行していたとすれば、どの段階で抜かれたのか、それとも初めから中国が日本よりも先行していたのか、お伺いしたいと思います。
○松原委員 一九五五年から日本はスタートしている。中国は、日本との間の締結条約が一九八三年、この辺からスタートですね。そうすると、三十年ぐらい日本が先行していて、今や日本の一・五倍、中国が行っている。  大臣、これはやはり資源外交を計画的に推し進めている、いや、これは通告してい...全文を見る
○松原委員 私は、日本は、恐らくODAのレベルでは中国等よりもはるかに、このカザフスタンもそうでありますが、先行している。古くからやっている。にもかかわらず、租税条約においてはカザフスタンも中国におくれをとり、三十年早くスタートした日本が、今や三十カ国おくれている。  これは、...全文を見る
○松原委員 経済産業省の方にお伺いしたいんですが、これは租税条約等があった方が経済産業省的にもそれぞれの国家との間にメリットがある、こういう理解でよろしいですか。
○松原委員 今、非常に率直な経済産業省のお立場からの声だと思いました。受けて、外務省はどうなっているんだという話になるわけでありまして、じゃ、いいですよ、終わったことはいいとは言いたくないけれども、終わったものは時間は戻らないから。  中国の八十八という数字は、今の予定だと、い...全文を見る
○松原委員 両方なんですよ。私は、バージョンアップすることは必要だと思いますよ。バージョンアップはバージョンアップでやるし、数は数でふやす。その両方をやってこそ意味があるので、数をふやすことが一概になんて、数をふやすことは、締結ができれば、それは意味があるに決まっているんですよ。...全文を見る
○松原委員 これは、時間があるときにもう一回精査して、中国よりも劣後だったら話にならない、当たり前であります。やはり、やるからには、後から行った人間は先の者を追い越すという最低限の努力をしなければいけない。その辺は、数が少ないことだけで既に外務省は仕事をかなり放棄しているわけです...全文を見る
○松原委員 ついにオバマさんもこういった、これは新聞の見出しですと、アメリカ、「介入へ一歩 大統領 暴力停止求め声明」と、かなり強いトーンで、上院、下院の決議を受けてやったのかもしれませんが、流れはなっているわけであります。  他の欧米の指導者も、先般申し上げたように、さまざま...全文を見る
○松原委員 外務大臣も、近い間に一つの外交上の八カ国が集まる会議に行って発言をする。そのとき大臣はどういう発言をするつもりですか。
○松原委員 何か煮え切らないわけでありますが、イラン大使館に対して、今回の暴動というか選挙後の騒乱の中で死者が出ていることに対して外交チャネルを通して何らかの意思表示をする予定はありますか。
○松原委員 私の質問の趣旨は、イラン大使館に対して外交チャネルを通して意思表示をするかどうか、こう聞いているわけであります。  私は、今の日本のメッセージというのは極めて中途半端だと思っているんです。イランがいわゆるイスラム国家である、今イランの選挙後の騒乱を批判している勢力は...全文を見る
○松原委員 時間が来たから終わりますが、イランが親日的な国家であるという点をきちっとイランに伝わるように、黙っていては伝わりません、伝わるようにイラン大使館に伝えながら騒乱に対してのさまざまな懸念を表明する、そうしなかったら国益につながらないということを強く申し上げて、私の質問を...全文を見る
07月01日第171回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○松原委員 まず冒頭、中曽根外務大臣がG8外相会議に出席をして、イランの選挙後のさまざまな状況、これでいよいよ大統領にきちっと就任をすることになるわけでありますから、しかしながら、選挙後のさまざまな報道にも出ております、最大規模十万人とも言われるデモもあった、このことに関して外務...全文を見る
○松原委員 このG8の中で細かいことはとおっしゃいますが、それぞれの国の立場で議論が変わったと思うんですね。例えば、ドイツやフランス、イギリス、アメリカ、アメリカはクリントン国務長官はいなかったと思いますが、こういった主要国、いわゆる西側、言葉をかえて言えば、キリスト教を基本的な...全文を見る
○松原委員 現場に行かれた大臣だから生の話を聞きたいと思ってお伺いしているわけであります。  そうすると、参加国の中の意見というのはほぼ一致しているんですか。私は、それは温度差があるし、違うと思うんですよ。そこをもうちょっと教えていただけませんか。
○松原委員 質問に対しての具体的な答弁に余りなっていないのは残念です。  日本の立場をどう説明したかというところが極めて重要なんですが、今回参加している国で、イランに対して極めて厳しい非難の声を上げている国が従来からありました。アメリカもかなり非難を上げておりますし、フランスも...全文を見る
○松原委員 大事なことは、日本が日本の立ち位置を明らかにすることが大事なんですよ。  私は、前にも申し上げたけれども、イランのこの問題に関していろいろな、率直に言えば、外務省の方々との話を通して、私はそれはそれでいいと思って、あえて確認をしているんです。つまり、我々はイギリスや...全文を見る
○松原委員 よその国というのは、いわゆるフランス、ドイツ、イギリスや、イラン側から言わせると明快に内政干渉と思われるぐらいにそのことに関して批判をしている国とは我が国は違うということは、イランに対してのきちっとしたメッセージで伝わっている、こう思っているんですね。それだけ、イエス...全文を見る
○松原委員 それで結構です。  結局、日本は、アメリカやイギリスやドイツやフランスと違うスタンスでイランに臨んでいる、こういうふうなことで、そしてそれは、日本とイランが、宗教的な部分も含め、かつての対立もなければ、そして今までの親日的な関係もあるから、今大臣は言ったんだから、イ...全文を見る
○松原委員 国連事務総長と話し合うというのは極めて重要ですから、これは大いに進めていただきたいと思いますが、李明博さんからの協力の申し出があった、具体的にどういう話でしたか。
○松原委員 可能な限りということで、ちょっと私、申し上げたいのは、そうした中で、日韓の情報協力というのは具体的にどういうふうな話があったか。  もう一点、これは重要なんですが、金賢姫、これは家族会の会長の飯塚さんが会ったわけでありますが、金賢姫の訪日実現の可能性という問題も私は...全文を見る
○松原委員 確認しますが、答えられないと言うんだけれども、それじゃ外交交渉にならないんだよ。  いいですか。日本に彼女が来て証言するということは極めて重要な議論だということは御承知のとおりであります。  あえて言わせてもらえると、金賢姫氏は、これはもちろん李恩恵というふうに彼...全文を見る
○松原委員 確定的なことを今この場ですぐ言ってくれと言っているんじゃないんです。中曽根外務大臣は今、真相解明のためには極めて意味があると言ったんですよ。大臣は、拉致問題の真相を解明したいんですか、したくないんですか。答えてください。
○松原委員 真相解明が必要だというのが明らかであれば、そしてそのために金賢姫の訪日実現が極めて重要だということを大臣は言ったんだから、であるならば、これは、拉致の問題の解決のために、日本国内におけるこの旅券法違反の問題に関しては、外務省としてリーダーシップをとり、金賢姫を日本に訪...全文を見る
○松原委員 否定するものじゃなくて、私はそれをやって真相を解明したいと、やはり、男中曽根弘文外務大臣はそれぐらい言わなかったらだめじゃないですか。答えてください。
○松原委員 今の発言じゃ、なかなかこれは解決は難しいね。大臣が、私としてはそれをやりたいと思う、いいじゃないですか。それでどこにマイナスがあるんですか。政治生命がなくなるんですか。
○松原委員 次に入ります。  北ミサイルはメード・イン・ジャパンの機材をたくさん使っている、こういう話がありまして、この間インド海軍に拿捕された北朝鮮からパキスタンに行く船ですか、何かこれは北朝鮮の機材を積んでいたと。  これは、サンタナムさんという方がこのことを言っているわ...全文を見る
○松原委員 中曽根大臣、インド当局はこういうふうなことを当時言っていたわけでありますが、これも含めて、やはり、サンタナム氏とかこういう人にアプローチして実態がどうだったのかというのを確認しないで、日本では国内捜査の結果ありませんでした、これでは私は不十分だろうというふうに思ってお...全文を見る
○松原委員 大臣、この北の脅威の増大に関して防衛省もそういうふうな認識を持っているということでありますが、やはりこれは連動しているんですよ、外務と国防は。外務大臣として、韓国国防省が対北攻撃力の強化をしていることを踏まえ、日本においても当然こういった北の脅威に対しての打撃力を含め...全文を見る
○松原委員 以上で終わります。  ありがとうございました。