松本純
まつもとじゅん
小選挙区(神奈川県第一区)選出
無所属
当選回数7回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月03日 | 第140回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号 議事録を見る | ○松本(純)分科員 小泉厚生大臣におかれましては、少子・高齢化の進む中、二十一世紀を見据えたさまざまな社会保障制度の抜本的改革に精力的に取り組んでおられます。心から敬意を表するところでございます。 さて、山積する課題の中でも、特に医療保険法あるいは公的介護保険、これらの取りま...全文を見る |
○松本(純)分科員 大変重要であると御認識をいただいているところでございますが、この適正な面分業が進められなければならない大切な時期に、まことに残念な事件が起きてしまいました。 一昨年から昨年にかけて、大手門前薬局チェーン二社の、医師へのリベートの供与等の事例が発覚し、保険法...全文を見る | ||
○松本(純)分科員 日本調剤の神奈川県横須賀店も今回の処分対象となったとお伺いしておりますが、同薬局の指定取り消し後、その薬局の建物、設備、従業員がそっくり別の開設者に引き継がれて、営業が続けられていると聞いております。 横須賀市の薬剤師会では、当初、その薬局を引き継ぐことも...全文を見る | ||
○松本(純)分科員 今回のケースを見ておりますと、日本調剤の薬局が保険の指定取り消し処分を受けるのと同時、または遅くとも一週間程度で別の薬局が開局をしている、こんな状況になっているわけであります。通常、県の薬局開設許可をとり、また、保険の指定を受けるのには少なくとも二週間以上の期...全文を見る | ||
○松本(純)分科員 この辺に矛盾を強く感ずるところなのであります。保険薬局の指定取り消し期間は二年間だということでありますが、これは、その間はその薬局を他の者が使用して薬局を開設することを含めて保険薬局の指定をしないということではないのだろうか、こんなように疑問に思うところであり...全文を見る | ||
○松本(純)分科員 薬事法第七十五条によれば、薬事に関する法令若しくはこれに基づく処分に違反する行為があったときは、薬局の許可を取り消し、また、一定の期間の業務の停止を命ずることができるとされております。 また、昨年五月三十一日の衆議院厚生委員会におきまして、今回の事例に関し...全文を見る | ||
○松本(純)分科員 最近、医薬分業が全国的に進み始めておりますが、適正な医薬分業を進めるためにも、今回の事例は看過することはできません。これを機会に、厚生省の基本方針である面分業を推進し、不適切な医薬分業を排除するため、薬事法上の見直しも必要ではないかと考えます。 昨年、第百...全文を見る | ||
○松本(純)分科員 厚生省は、面分業の推進を指導しておられますが、各地で地域の薬剤師会が面での受け入れ体制を整備しているところにいわゆる大型門前薬局チェーンが進出をし、地域の薬局の意欲をそいでしまっているという事例があり ます。 今回の違反薬局チェーンも、健康保険法違反とし...全文を見る | ||
○松本(純)分科員 新聞報道によれば、今回の日本調剤のケースでは、医療機関の医師らに供与した日本調剤のリベートは総額で四億円を超えるとお伺いをしております。 医療保険が財政的に逼迫し、厚生省は保険料の引き上げや患者負担を引き上げるために健康保険法の改正を行おうとしておるところ...全文を見る | ||
○松本(純)分科員 ありがとうございました。質問を終わります。 | ||
03月19日 | 第140回国会 衆議院 厚生委員会 第6号 議事録を見る | ○松本(純)委員 昭和四十三年八月八日、札幌医大で日本初の心臓移植が行われてから三十年にもなろうとしております。このたび提案されました臓器の移植に関する法律案は、平成六年四月、議員立法として国会に提出されて以来、ようやく修正を含めさまざまな角度から慎重な審議がスタートされましたこ...全文を見る |
○松本(純)委員 ありがとうございました。 次にお答えをいただこうと思っておりましたドナーの登録の拡大などについて、今あわせてお答えをいただいたような形に受けとめさせていただいておりますが、このドナーカードが普及されてくるということが国民の理解をさらに深めていくことにもつなが...全文を見る | ||
○松本(純)委員 次の質問であります。 臓器移植における脳死の判定には脳死判定基準概要にのっとり速やかに対応されると思われます。これらの判定者は「脳死判定に十分な経験を持つ、専門医あるいは学会認定医少なくとも二人以上」というようなことになっております。スピーディーな初期救命救...全文を見る | ||
○松本(純)委員 今は移植をされる側になるわけですが、今度は逆に受ける側であります。 臓器移植にはシクロスポリンあるいはタクロリムス等の免疫抑制剤の使用などが必要となってくることと思いますが、移植を受ける患者や家族に対して、副作用や長期使用などについて十分な情報提供、説明が欠...全文を見る | ||
○松本(純)委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。 | ||
○松本純君 生協いいの診療所で所長をしています松本です。 私の勤務しています診療所は伊達郡飯野町にあります。ここでは兼業農家が多く、人口は約七千人で、高齢化率は二四%と高くなっています。多くの若い人は共働きで勤めに出るために、昼間はお年寄りが家に残されていますので、それぞれに...全文を見る | ||
○松本純君 私の意見は、介護保険法という法律をもっての制度は必要だというふうに思っております。そして、財源としましては社会保険方式を取り入れた財源というのもあっていいというふうに思っております。ただ、租税方式との組み合わせということでなければならないのではないか。なぜならば、低所...全文を見る | ||
○松本純君 介護サービスの基盤整備がなぜおくれているかというところについては、今までのお話のように、各自治体とも予算がないということがまず出てくるわけです。これは、財源論というところに保険か措置かというところが根源的な話というようなことで皆さんおっしゃられていますけれども、私、一...全文を見る | ||
○松本(純)委員 自民党の松本純でございます。黒岩さんと岡田さんに質問をさせていただきますが、それぞれ御専門の立場からの御意見をいただければと思います。 この介護保険は医療保険から切り離して社会保障構造改革の第一歩となるような制度を創設しようというものであるわけでありますが、...全文を見る | ||
03月21日 | 第140回国会 衆議院 厚生委員会 第7号 議事録を見る | ○松本(純)委員 景気の低迷が長引く中、介護福祉関係はビジネスチャンスとして期待されているだけに、制度の構造によほど注意しないと、薬漬け医療ならぬケア漬け福祉の批判を生み、医療制度同様の問題を抱え込んでしまう危険性が秘められていると思います。厳しい財政のもと国民に負担を求めるに当...全文を見る |
○松本(純)委員 介護保険制度は介護保険料という新たな国民負担を求めるものであり、それだけに、国民に対し十分な周知を図り、理解を得る必要があると思います。 高齢者介護福祉については、今日、ゴールドプラン等に基づいてホームヘルプ事業、特別養護老人ホーム等の介護福祉施設の整備、介...全文を見る | ||
○松本(純)委員 昨年の一月、厚生省はシルバーマークに係る国の関与を廃し、都道府県に通知しました。通知の趣旨は、行政関与により民間事業の活動を不当に制限することがないようにする配慮と理解をしております。その経過及び理由についてお伺いをしたい。 また、最近、地域で介護機器関連企...全文を見る | ||
○松本(純)委員 次に、医療法に関して、病院、診療所における薬剤師の新たな職務についてお尋ねします。 医療法改正案第一条の四第二項においては、医療の担い手に、医療を受ける者への適切な説明とその理解を得るよう努めることが求められております。さらに、厚生省の各検討会の報告では、医...全文を見る | ||
○松本(純)委員 次に、介護法に関連し、療養型病床群や介護力強化病院における診療包括化についてお尋ねをいたします。 施設介護サービスとして、現在、医療保険の対象となっている療養型病床群や介護力強化病院、老人保健施設などの介護型施設を介護保険に移行させることを考えていると思うわ...全文を見る | ||
○松本(純)委員 次に、介護法に関連し、老健施設における薬剤管理指導の重要性についてお尋ねします。 高齢者は医薬品の使用頻度が高く、また、老齢化によって肝臓や腎臓機能が衰えており、若年層以上に薬剤使用についての指導、管理が必要と言われております。特に寝たきり老人等の要介護者の...全文を見る | ||
○松本(純)委員 介護法に関連し、老健施設における薬剤給付と薬剤師配置についていろいろとお話をいただくところでありますが、老人保健施設は入所者三百人未満の場合は薬剤師を置かなくてもよいこととされている一方、老人保健法の規定による医療並びに入院時食事療養費及び特定療養費に係る療養の...全文を見る | ||
○松本(純)委員 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。 | ||
04月09日 | 第140回国会 衆議院 厚生委員会 第14号 議事録を見る | ○松本(純)委員 まず初めに、薬剤負担の新設について幾つか御質問させていただきます。 初めの質問は、今回の改正によって、新たに薬剤負担が患者負担として課せられることになります。老人の定額、若人の定率の自己負担と合わせるとかなりの患者負担の引き上げとなりますが、政府管掌健康保険...全文を見る |
○松本(純)委員 一日一種十五円案の場合、二百五円以下については一種類とみなすとされておりますが、十五円という半端な単価や、二百五円以下は何種類あっても一種類とみなすことの意味について、医療現場で国民に説明することは、今御説明はいただきながらも、大変困難なことだと思っております。...全文を見る | ||
○松本(純)委員 ただいまの二百五円についても、これは、金額、一種類にするということだけではなくて、薬品名の記載省略というようなところも問題点になるところであり、例えば、処方せんがその薬剤の流通を一部証明するという能力がそこにあると見るのであれば、そこに薬品名が省略されずに一品一...全文を見る | ||
○松本(純)委員 償還制、参照価格制については十分な議論がなされているというところにはまだ至っていないと思うわけでありまして、言葉だけがひとり歩きしているのではないかなというようなことで心配をしているところであります。 そこで、保険局長にお尋ねをしたいのでありますが、医療保険...全文を見る | ||
○松本(純)委員 厚生省の構想では、償還制となった場合、償還額の算定根拠はどこに求めるのか、また、薬剤ごとの償還率はどのようにして定めるのか、お考えがあればお教えをいただきたいと思います。 | ||
○松本(純)委員 償還制や参照価格制とする場合、薬価差益を解消するために、薬価基準を廃止し自由価格制にしたらどうかという御意見があります。自由価格制とは、医療機関が仕入れ価格に自由にマージンを乗せて売ってよい、すなわち、医療機関に医薬品の販売を認めることと同義になります。 自...全文を見る | ||
○松本(純)委員 現在、ヨーロッパで、我が国のように薬価基準制度を持つ国はどこなのか、また、自由価格制で非分業の国はあるのか、確認をさせてください。 | ||
○松本(純)委員 自由価格制とし、なおかつ医療機関の薬価依存からの脱却を図るというのであれば、まさに、物と技術を分離する医薬分業しかないのではないかと思うわけであります。その意味で、与党協議会の基本方針でも医薬分業の推進をすべきとしておりますが、厚生省としてはどのように受けとめて...全文を見る | ||
○松本(純)委員 医薬分業とは、薬物医療の公開であるとも言えます。医師は、処方せんによって処方薬を公開することになるので、処方には慎重になります。一方、患者の側も処方薬を知らされることにより、例えば薬剤の重複使用を避けることも可能となります。また、患者が複数受診した場合、かかりつ...全文を見る | ||
○松本(純)委員 医療保険の診療報酬の中で、包括点数制の採用が進んでおります。包括制は、医療機関にコスト意識を持たせ、過剰な診療や投薬を抑制するという点で効果を上げているとされていますが、どのような効果を示す資料があるのか、お示しいただきたいと思います。 | ||
○松本(純)委員 私の手元にも厚生省からいただいた資料がありますが、実は平成二年度の調査という大変古い資料で驚いているところであります。最近のものはないのか、改めて確認をさせて いただきます。 いずれにいたしましても、単に医療機関のコストに対する薬剤比率が下がったというだけ...全文を見る | ||
○松本(純)委員 例えば、老人保健施設は定額制で薬剤比率が低いと言われていますが、入所する前に病院から医薬品が患者に交付されており、その薬を持って老人保健施設に入っているから薬が少なく済んでいるのだというように言われている例も聞いております。その費用は、結局は健康保険で請求されて...全文を見る | ||
○松本(純)委員 質問がまだ幾つか残っているのでありますが、時間の関係もありまして、薬剤師教育の六年制について最後にお尋ねをさせていただきたいと思います。 ことしの一月十三日の読売新聞に興味のある記事が紹介されています。アメリカのギャラップという世論調査機関のアンケート調査で...全文を見る | ||
○松本(純)委員 以上で終了いたします。ありがとうございました。 | ||
04月30日 | 第140回国会 衆議院 厚生委員会 第22号 議事録を見る | ○松本(純)委員 医療保険財政を再建するためには、一定の患者負担の引き上げということについてはやむを得ないところもあり、それだけにぜひとも国民の理解をしっかりと得ることができるような、そんな考え方で議論を進めていかなければならないと思っております。特に、一種十五円というような考え...全文を見る |
○松本(純)委員 ただいま御答弁いただいたように、たった五つの、五種類の薬を説明するにもこれだけの時間がかかるということにもなるわけであります。 このような処方の場合、患者さんは多分単純に、薬の種類が五種類ですから、五種類掛ける十五円掛ける十日イコール七百五十円、このように考...全文を見る | ||
○松本(純)委員 二百五円以下一種類とするとの考え方は、患者負担をできるだけ軽減するための措置として評価できると思いますが、一方、薬剤負担を国民からわかりにくいものとしてしまうおそれがあります。 二百五円以下一種類とみなすこととしたことで、二百五円以下の処方頻度はどれぐらいあ...全文を見る | ||
○松本(純)委員 なかなかつかみにくいということであるわけでありますが、これは基本的には財政効果の根拠そのものにもかかわる部分であろうと思いますので、ぜひともさらに御調査、御検討いただければと思っておりますし、また、その数字、わかり次第お教えをいただきたいと思っているところであり...全文を見る | ||
○松本(純)委員 ありがとうございました。 それでは、次の質問で、薬剤費の適正化と包括制についてお尋ねをいたします。 薬剤費の適正化と包括制については、先般の厚生委員会で、私は、包括制により医療の質が低下してしまった例として、ある療養型病床群の病院でせっかく始まった病院薬...全文を見る | ||
○松本(純)委員 この国会でも包括点数制を支持する声が多いようですが、ただ単に、出来高払いが悪い、包括にすればすべてよしというものではないと思います。 先日の質問に際し、厚生省に、包括制でどのような効果があったのかデータを示してほしいとお願いしましたが、平成二年の資料しかない...全文を見る | ||
○松本(純)委員 厚生省は、平成四年に、看護婦業務の見直しに関する調査研究を実施されたとお聞きしております。その事業の中で、病棟での薬剤管理を看護部から薬剤部に移管した結果、看護婦さんが看護に専念できるようになるとともに、病棟における薬剤の在庫量や薬剤費の節約に成果を得たとの報告...全文を見る | ||
○松本(純)委員 それでは、最後に一つ質問をさせていただきたいのですが、薬剤師教育の強化という問題であります。 いろいろ議論のなされているところでありますが、大学関係者は、文部省に補助金を握られておりまして、本当は六年制を希望しているのだがなかなか主張できないと言っているとも...全文を見る | ||
○松本(純)委員 終わります。 | ||
05月26日 | 第140回国会 衆議院 決算委員会第二分科会 第1号 議事録を見る | ○松本(純)分科員 自民党の松本純でございます。よろしくお願いをいたします。 それではまず初めに、健康保険法改正の論議となったのは薬剤負担の新設でありましたが、特に、薬価基準は改正の都度引き下げられてきたにもかかわらず薬剤費が減らない理由として、薬価が下がると医療機関は高薬価...全文を見る |
○松本(純)分科員 現在、国立病院の支出のうち、薬剤費はどれぐらいの額になりますか、お尋ねします。 | ||
○松本(純)分科員 御当局にお伺いをしたところ、この薬剤費中の先発品、後発品の使用状況はつかんでいないようでありますが、二百五円以下の記載省略などを含め、新しい制度をつくっていこうという今の時期、もっと現状を把握できるシステムづくりというものも大変大事だと思っております。今後の節...全文を見る | ||
○松本(純)分科員 そこで、このようにもし後発品の使用を進めていったら大幅に薬剤費支出を節約できることがわかっているにもかかわらず、私が承知をしている限りでありますが、国立病院や大学病院はほとんど後発品を使用していない。後発品といっても厚生省が承認した医薬品なわけですから、品質的...全文を見る | ||
○松本(純)分科員 この四月に薬剤師法が改正されて、薬剤師の患者に対する情報提供義務が課せられましたが、十分な情報を提供できないというような後発品を国立病院がもっと使用しろなどというのは無理なことだと思います。後発メーカーの副作用情報の収集や提供活動をもっと強化する必要があると思...全文を見る | ||
○松本(純)分科員 最近、医薬分業が進んできておりますが、後発品の処方せんが回ってくると一般の卸には品物がないという場合がほとんどで、保険薬局はその入手に大変苦労をしております、こんな声をたくさん聞いておるのであります。また先発品は百錠入り等の小包装が市販をされておりますが、後発...全文を見る | ||
○松本(純)分科員 薬価基準改革について、中医協は、平成七年十一月に厚生大臣に対し建議書を出していますが、「長期収載医薬品の価格設定」の項で「有効性、安全性が同等でより安価な医薬品の使用を促進し、併せて薬価基準制度の簡素合理化を図るため、一般名収載を含む新たな価格設定方式の導入等...全文を見る | ||
○松本(純)分科員 アメリカでは、高い薬価のものが処方されてきても、薬局が患者の意向を聞いて低薬価の後発品にかえて調剤することが法律で認められていると聞いております。例えばアメリカのある薬局のチラシを見てみますと、あなたの薬剤費を節減してあげますというのがキャッチフレーズの一つに...全文を見る | ||
○松本(純)分科員 薬価基準の一般名収載が進み、医師の処方せんが一般名で記載されるようになれば、保険薬局の備蓄も随分と軽減され、医薬分業の推進にも有益であると思います。 しかし、問題は、後発品に対する信頼性の問題であります。現在、我が国には後発医薬品専門メーカーはどれぐらいの...全文を見る | ||
○松本(純)分科員 結局、これらのメーカーの大半は薬価差益だけを売り物にして生き延びていると言われております。それが結局、医療機関の薬価差益依存体質を生み、今日の薬価基準問題を生み出しているのではないかと思うところであります。 この半年にわたって、厚生委員会の中でさまざま議論...全文を見る | ||
○松本(純)分科員 ありがとうございました。 政務次官におかれましても御当局におかれましても、これからが正念場だと思います、どうぞ皆様で知恵を出し、そして我々とも多くの議論を交わす中で、国民にとって最もわかりやすく、そして協力も得やすく、そしてこの日本の安定につながる、そんな...全文を見る | ||
05月28日 | 第140回国会 衆議院 厚生委員会 第30号 議事録を見る | ○松本(純)委員 戦後半世紀が過ぎ、二十一世紀を目前に控え、我が国は大きな転換期を迎えております。それは、経済はかつての高度成長時代から成熟した安定成長の時代へと移行しており、一方で急速な少子・高齢化が進む中で、活力ある社会を維持していくためにも、たくさんの課題に対して、一つ一つ...全文を見る |
○松本(純)委員 中央児童福祉審議会の答申では、延長保育や一時的保育について利用者負担の考え方を打ち出しておりますが、都市部においては、就労の形態も多様であり、延長保育や一時的保育の利用者は今後増加するものと思われますが、これらの利用者負担をどのように考えているのかをお尋ねします...全文を見る | ||
○松本(純)委員 保育料については、参議院厚生委員会の決議にもあったように、現行水準を低下しさせないように配慮するとともに、法改正後の平成十年度から地方自治体が適正な保育料の設定ができるよう、その事務手続等を考えるとき、国の考え方を早く示しておく必要があると思いますが、いつごろま...全文を見る | ||
○松本(純)委員 現在、三歳以上児の完全給食については、措置費に組み込まれていないことから、実施されていないのが実情でありますが、現代の食生活を考えた場合、主食は家庭から持参させ、副食は保育所でつくるということは、決して自然とは言えず、また合理的とも思われません。三歳未満児と同様...全文を見る | ||
○松本(純)委員 施設入所等の措置の決定についてお尋ねをいたします。 「都道府県知事は、施設入所等の措置の決定及びその解除に当たって、一定の場合には、都道府県児童福祉審議会の意見を聴かなければならない」となっておりますが、「一定の場合」とはどういう場合を想定されているのか、お...全文を見る | ||
○松本(純)委員 児童家庭支援の施設附置についてお尋ねをいたしたいと思います。 「児童家庭支援センターは、」「児童福祉施設に附置する」となっておりますが、都市部の施設の多くは定員いっぱいまで児童が入所しており、支援センターとして活用できる余裕スペースがない場合が多いことと思わ...全文を見る | ||
○松本(純)委員 それでは、最後に、小泉大臣に質問をさせていただければと存じます。 教護院が、児童自立支援施設に改められ、学校教育を導入することが予定されておりますが、具体的にどのような方式で行うことを考えていらっしゃるのか、お聞かせをいただきたい。 また、導入に当たって...全文を見る | ||
○松本(純)委員 ありがとうございました。 以上で質問を終わります。 | ||
05月30日 | 第140回国会 衆議院 厚生委員会 第31号 議事録を見る | ○松本(純)委員 自民党の松本純でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 産業廃棄物の総排出量は年々ふえ続け、昭和六十年度に約三・一億トンだったものが平成五年度には約四億トンにもなっており、さらに、最終処分場の残余容量は逼迫しており、全国平均で約二・三年分とのことであ...全文を見る |
○松本(純)委員 次に、名義貸しというのは現行でも違法行為なのではないかと思うのでありますが、今回の改正でわざわざ名義貸し禁止の条項を設けて明記した理由は何か、逆に言えば現行法では違法ではないのか、お伺いをいたします。 | ||
○松本(純)委員 次に、産業廃棄物処理業者あるいは厚生省令で定める者以外は現行法でも産業廃棄物の処理処分を受託してはならないはずでありますが、第十四条と第十四条の四にそれぞれ第九項を設けて明記した理由をお伺いいたします。 | ||
○松本(純)委員 次に、欠格条項の中で、相談役、顧問等の名称にかかわらず、実質的な支配力を有すると認められる者も役員の範疇に入れるとのことでありますが、そのような確認が可能なのかどうか、どのように確認するのか、お伺いをいたします。 | ||
○松本(純)委員 ありがとうございました。 それでは次に、大都市圏の廃棄物処理施設の建設につきまして数点御質問をさせていただきたいと思います。既に参議院での審議の際にも質問をされておりますが、本日までにさらに検討が進んだ事項などあれば、お答えをちょうだいできればと思っておりま...全文を見る | ||
○松本(純)委員 大阪湾フェニックス計画では、円滑に事が進み、広域的な廃棄物の最終処分が行われているとお伺いをしておりますが、具体的にはどのような状況になっているのか、お尋ねをいたします。 | ||
○松本(純)委員 首都圏については、最終処分場の残余容量は大阪湾に比べてさらに危機的な状況にあり、東京や神奈川といった住宅密集地域では、最終処分場を陸上に確保するということは不可能に近いものと考えられます。 首都圏でのフェニックス計画はどのようになっているのか、お尋ねをいたし...全文を見る | ||
○松本(純)委員 昭和六十二年以来検討を重ねているにもかかわらず、平成十年まで結論が出ないというのは、時間がかかり過ぎではないかと思われるところであります。首都圏の危機的な状況を考えれば、もっと早期に計画を進めるべきであり、東京都を初め関係都県市の努力が強く求められるところだと思...全文を見る | ||
○松本(純)委員 ありがとうございました。 それでは次に、角度を変えまして、感染性廃棄物について御質問をさせていただきます。 改正案第十二条の三は、産業廃棄物管理票、いわゆるマニフェストについて規定をしておりますが、これまで特別管理産業廃棄物に対して求められていたマニフェ...全文を見る | ||
○松本(純)委員 ところで、厚生省は、平成三年に、感染性廃棄物処理マニュアルを制定され、医療機関等の廃棄処理等について定められておられます。 このマニュアルにおいて、医療機関の定義として「病院、診療所、衛生検査所、老人保健施設、助産所、動物の診療施設及び試験研究機関をいう。」...全文を見る | ||
○松本(純)委員 そこで、最後に、厚生大臣にぜひお考えをお伺いさせていただきたいと思っていることなのでありますが、病院で治療を受け、注射を打ち、薬を与えられという治療がされます。そして、それが、実際に患者さんが使用されて出てきたものは感染性廃棄物という医療系の廃棄物として処理がな...全文を見る | ||
○松本(純)委員 ありがとうございます。 どうぞ、この問題、大変重要な問題と思われますし、また、私の生まれ育った横浜市中区の薬剤師会の方々もこういった取り組みに懸命になっているわけでありますが、さまざまな法的な手続がクリアされずに、思いはありながらも、例えば医療廃棄物の回収と...全文を見る | ||
08月26日 | 第140回国会 衆議院 厚生委員会 第36号 議事録を見る | ○松本(純)委員 自由民主党の松本純でございます。 ただいま小泉厚生大臣より、八月七日に公表されました「二十一世紀の医療保険制度(厚生省案)」について御説明をいただきました。国民皆保険体制を堅持していくための医療保険の抜本改革について、短期間にここまでおまとめになられ、御検討...全文を見る |
○松本(純)委員 それでは、診療報酬体系についてお尋ねをいたします。 現行の診療報酬支払い制度は、甲表、乙表等の点数表の設定や、同時に一点単価を一律十円に改正した内容で昭和三十三年十月から実施され、既に四十年が経過し、今回の改革の大きな柱の一つの診療報酬体系全般の見直しが必要...全文を見る | ||
○松本(純)委員 定額制については、医療機関のコスト意識を高め、また不必要な検査や投薬の抑制等に効果があると言われる一方で、医療の質の低下あるいは重症患者の敬遠等、デメリットを指摘する声も根強いところであります。 厚生省は、定額制に関するこれらの指摘に対してどのように考えてい...全文を見る | ||
○松本(純)委員 さきの健保法の改正の審議におきましても、定額制による医療の質への影響について質問させていただいたところでありますが、そのときには厚生省は十分な資料を持っていないとのことでありました。定額制の拡大に当たってはこの点の十分な検証が必要であると思いますが、いかがでしょ...全文を見る | ||
○松本(純)委員 医療機関の医療の質の確保、向上を図っていく上で第三者による病院の機能評価が極めて重要であり、厚生省案でも取り上げています。平成七年度に財団法人医療機能評価機構を設立され、活動を開始されたと伺っておりますが、これまでの活動実績等についてお聞かせいただきたい。 ...全文を見る | ||
○松本(純)委員 医療機関の機能の体系化についてお尋ねをします。 今回の厚生省案では、患者の大病院への集中の是正が課題の一つとされております。そこで、医療機関の機能の体系化の一環として、大病院については入院機能を重視、中小病院、診療所については外来のプライマリーケア機能を重視...全文を見る | ||
○松本(純)委員 次に、償還基準額制についてお尋ねします。 抜本改革の最も大きな柱の一つである薬価基準制度について、薬価基準の廃止、償還基準額制が提案されています。今の薬価基準制度は、昭和二十五年九月の点数表の改正により薬価基準が制定されてからほぼ五十年にわたって実施されてき...全文を見る | ||
○松本(純)委員 それでは次に、製薬企業の育成という観点から質問させていただきます。 いわゆるゾロ新など、製薬企業の開発姿勢に対する批判もあるようですが、一方、国際的にも通用する開発研究力を持った製薬企業の育成、医薬品の安定的な供給ということも国民医療の上で重要な課題であると...全文を見る | ||
○松本(純)委員 時間になりましたので、最後に一つだけお伺いをさせてください。医薬分業についてお尋ねをします。 薬価基準を廃止し、市場メカニズムにゆだね、自由な価格形成を促していくという意味では、今回の案は一つの方向を示されていると思います。 ところで、薬剤選択における薬...全文を見る | ||
○松本(純)委員 以上で終わります。ありがとうございました。 |