松本純

まつもとじゅん

小選挙区(神奈川県第一区)選出
無所属
当選回数7回

松本純の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月18日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○松本(純)委員 自由民主党の松本純でございます。本日はたくさんの質問を用意いたしましたので、簡潔な御答弁をお願い申し上げたいと思います。  まず初めに、大臣にお伺いします。  民主党は、政権交代前の衆議院選挙において、障害者自立支援法を廃止した上で、応能負担を基本とする包括...全文を見る
○松本(純)委員 これが廃止、新法なのかという形式的な議論はさておきまして、障害者総合支援法の内容を見ると、この法律は、障害者自立支援法という土台を基礎として、一部手直しを加えて衣がえをしたものであるということは、万人の目に明らかであると思います。  障害者自立支援法では、身体...全文を見る
○松本(純)委員 このように、平成十八年にスタートした障害者自立支援法は、六年間のいわば助走期間を経て、この四月から着実に本格実施されています。また、平成二十二年に自民党を含めて議員立法で成立した障害者自立支援法や児童福祉法の一部改正では、相談支援の充実や障害児支援の強化が図られ...全文を見る
○松本(純)委員 ここで内閣府にも質問させていただきます。  一昨年四月に、障害者、障害者の家族、事業者、自治体首長、学識経験者など、五十五名もの委員から成る障がい者制度改革推進会議総合福祉部会を設置し、昨年八月には障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言をまとめたわけ...全文を見る
○松本(純)委員 少し具体的な課題について質問いたしますが、障害者自立支援法では、身体障害者、知的障害者、精神障害者に対しての共通の福祉サービスを提供するという制度に改めましたが、施行後、知的障害者の家族や知的障害者の入所施設の人たちからは、介護保険に倣った形での障害程度区分の認...全文を見る
○松本(純)委員 平成二十二年に自民党を含めて議員立法で成立した障害者自立支援法や児童福祉法の一部改正では、原則として全ての支給決定の際にサービス等利用計画案を勘案することとするなど、支給決定プロセスの見直しを行いましたが、実はこのときに積み残しとなってしまった課題が障害程度区分...全文を見る
○松本(純)委員 障害者自立支援法のもとで、入所施設や精神科病院からの地域移行を促進し、グループホーム等への移行を進めてきましたが、例えば知的障害者が高齢になり身体の衰えや認知症を発症した場合など、障害の重い人やその態様によってはグループホームで暮らせない人がいるのも現実でありま...全文を見る
○松本(純)委員 特別支援学校の卒業生は毎年ふえ続ける一方で、入所施設や精神科病院からの移行先となるグループホーム等については、その整備は進んできているものの、まだまだ地域における障害者の生活の場が不足しているとの声も聞かれます。また、障害者の親たちは、今我が子のことを一生懸命に...全文を見る
○松本(純)委員 知的障害者は自分で意思決定ができず、また、財産管理等もできない人が多いと聞いております。障害者自立支援法では当事者の意思を尊重した契約が重視されますが、知的障害等により判断能力が低下した、契約に支援を要する者に、自己決定イコール自己責任論を押しつけることはできま...全文を見る
○松本(純)委員 障害者自立支援法では、身体障害者、知的障害者、精神障害者に対して共通の福祉サービスを提供するという制度に改めましたが、一方で、精神障害者については、身体障害や知的障害に比べて、継続的な医療面での支援が必要であるという特徴があります。  精神障害者が地域で生活を...全文を見る
○松本(純)委員 障がい者制度改革推進会議では、精神医療の見直しについても議論されていました。  今回の法律案には盛り込まれていませんが、精神医療の見直しに関する現在の検討状況がどのような状況になっているか、また、今後どのように進めていくつもりなのか、お尋ねします。
○松本(純)委員 質問がたくさん残ってしまって、質問し切れずに大変御無礼を申し上げますが、先ほど財務副大臣からは、予決令について、役務の提供についてはこれも随意契約の対象にするというお答えがありましたので、それを受けとめさせていただきたいと思っております。  そして、最後に大臣...全文を見る
○松本(純)委員 ありがとうございました。  予定の時間となりましたので、質疑を終了いたします。
05月25日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第8号
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○松本(純)委員 自由民主党の松本純です。  本日は、社会保障と税の一体改革に関する総論的なお話と同時に、子ども・子育て支援と税制等につきまして質問をさせていただきたいと思います。  まず、全体的なお話から申し上げれば、この社会保障というのは、給付と負担のバランスをいかにとる...全文を見る
○松本(純)委員 この中福祉・中負担という受けとめを考えるに当たって、財務大臣には事前通告していませんけれども、しばしば国民負担率という言葉をお使いになっていらっしゃるんですね。この国民負担率を見ると、何となくその国の姿が見えるような数字でもあるのですが、まずは、この国民負担率っ...全文を見る
○松本(純)委員 日本の国民負担率は低いというお答えでありますが、全体の各国の数字も含めて御案内すると、日本が三九・九、アメリカが三〇・三、イギリスが四五・八、ドイツが五三・二、フランスが六〇・一、スウェーデンが六二・五というのがこの国民負担率、いわゆる国民総所得に対する税と保険...全文を見る
○松本(純)委員 経済の成長、そして経済、景気がよくならなければならないという理由については、厚労大臣もおわかりのとおり、基本的には、健康保険組合あるいは厚生年金などについて、当然でありますが、企業が半分負担をしてくれているということを考えれば、景気がよくならなくて、経済がこけて...全文を見る
○松本(純)委員 働くお母さんが短時間勤務ができないことも、延長保育へのニーズを高め、保育所の負担を増す要因となっているのではないでしょうか。お母さん方が容易に短時間勤務ができるよう、企業にインセンティブを与えたりすることが必要なのではないかと思うんです。  待機児童の解消が重...全文を見る
○松本(純)委員 子育て支援は理念倒れになってはなりませんで、子育ての主役である親の皆さんにわかりやすい制度が必要であります。  先ほども質問がありましたが、今回の法案は、こども園が三本立てになったりして極めてわかりにくい点があり、親が自分に最も適切な施設を選ぶということが難し...全文を見る
○松本(純)委員 この御努力はしっかり続けていただかなければならないことになるんだろうと思います。  保育所運営費の補助がこども園給付という個人給付になっているんですが、これはどうしてなのでありましょうか。理念に偏り過ぎた改正ではないでしょうか。
○松本(純)委員 これまでも安心こども基金の活用によりまして保育所の定員はふやしてきたと思いますが、あえて指定制を導入しなければならない理由は何なのでしょうか。
○松本(純)委員 待機児童が発生していない地域でも、新規参入を誘発し、保育所の過当競争が起きるのではないでしょうか。全国一律に制度変更して混乱を招くよりも、地域限定で保育所または認定こども園の設置を促進するスキームを設けるべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
○松本(純)委員 今回、子育て支援に消費税から〇・七兆円を充てるとされておりますが、その内容について御説明いただけますか。
○松本(純)委員 保育の現場では、保育士の配置基準が薄いことにより、厳しい労働環境と不十分な処遇により保育士不足が生じています。まず保育士をふやすような施策が必要なのではないかと思いますが、お考えをお聞かせください。
○松本(純)委員 いろいろお伺いをさせていただいてまいりました。  実は、今月十七日、横浜市なのでありますが、市内の保育所待機児童数、四月一日現在が、前年同期に比べて七百九十二人、約八二%減少し、現在の算出方法を始めた二〇〇一年から最少の百七十九人になったことを明らかにした。二...全文を見る
○松本(純)委員 後期高齢者医療制度については、差別的であるとか、保険料の年金からの天引きなどの問題指摘があるものの、一定の対応を講じて今日に至っております。その結果、後期高齢者医療制度は我が国に定着しているのではないかと私は考えるのですが、高齢者にとって、制度がたびたび変わるこ...全文を見る
○松本(純)委員 こういったさまざまな課題を乗り越えて、理解を得た上で、消費税増税というものが認められ、これが成立をするとした前提で財務大臣にお尋ねをしたいと思うのでありますが、社会保障と税の一体改革大綱では、平成二十六年までに消費税を八%に、平成二十七年には一〇%まで引き上げる...全文を見る
○松本(純)委員 その場合、国民の生命や健康に直結する医療、介護は非課税とされてきた、この趣旨を踏襲して、課税率をゼロ%とする検討というものも必要だと思うのですが、もう一度お答えをいただければと思います。
○松本(純)委員 また一方で、医療保険分野については、消費税の非課税制度から課税制度に改めて、その上で、国民、患者の負担を軽減するためにゼロ税率あるいは軽減税率による課税制度に改めるという、こういった要望もあると聞いておりますけれども、政府はこれに対してどのようにお答えをしていら...全文を見る
○松本(純)委員 消費税については、これは地方もかかわりを持っているところでありまして、総務大臣がお見えでございますので、いろいろ御質問させていただきたいと思います。  まず、消費税の国と地方の配分について御質問いたしますけれども、引き上げ分の消費税収については、国が三・四六%...全文を見る
○松本(純)委員 この引き上げ分の消費税収の国と地方の配分については、特に社会保障に関する地方単独事業の評価に関して、地方側との激しいやりとりがあったと聞いております。  この地方単独事業をどのように捉えるかは、政権の地方に対する姿勢をあらわすものと考えておりますが、国と地方の...全文を見る
○松本(純)委員 社会保障に関する地方単独事業は地域の実情に応じて多種多様であり、二・六兆円の積算基礎となる対象事業を国が一方的に狭く捉えることは、地域主権の推進を標榜する民主党政権としてはあってはならないことだと思いますが、この二・六兆円の積算基礎となる対象事業にはどのようなも...全文を見る
○松本(純)委員 多くの行政分野について言えることでありますが、国の全国一律の事業と地方の地域の実情を踏まえた事業が相互に連携して国民の生活を支えているのであって、地方単独事業を軽視することは許されないことと考えております。  今回の消費税増税分の国と地方の配分において議論のあ...全文を見る
○松本(純)委員 さらに、地方消費税収の社会保障財源化について質問いたしますが、地方消費税の引き上げ分一・二%及び地方交付税一・五二%については社会保障財源化することとしておりますが、どのように使途を明確化し、社会保障財源化を図るんでしょうか。
○松本(純)委員 時間となってしまいましたので、まだ幾つか質問がありましたが、まとめをさせていただきたいと思います。  冒頭申し上げたように、給付と負担のかかわりということであります。このバランスをいかにとっていくかということが大変重要でありまして、特に、健保連の、先ほどの高齢...全文を見る
11月07日第181回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○松本(純)委員 おはようございます。自由民主党の松本純です。  まずもって、三井辨雄厚労大臣の御就任に祝意を表させていただきたいと存じます。  十一月二日に、厚生労働委員会におきまして、大臣の御挨拶、御発言がありました。それに関連して質問をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○松本(純)委員 具体的に、子ども手当、最低保障年金、後期高齢者医療制度の廃止というこの三点については、含まれるか含まれないかということについてはいかがでしょう。
○松本(純)委員 社会保障の基本的考え方とのかかわりなどでありますが、さきの通常国会で、三党協議を受けて、社会保障制度改革推進法が成立をしておりますが、基本的考え方として、「自助、共助及び公助が最も適切に組み合わされるよう留意しつつ、国民が自立した生活を営むことができるよう、家族...全文を見る
○松本(純)委員 それでは、社会保障の大きさとのかかわりを伺いたいと思いますが、現在、日本の国民負担率は三九・九%で、財政赤字を含めた潜在的国民負担率は五一・二%と、既に五〇%を超えております。そして、今後も、高齢化の進展によりまして、社会保障給付の伸び率は国民所得の伸び率を上回...全文を見る
○松本(純)委員 それでは、角度を変えて。  私が内閣官房副長官を務めた麻生政権時代では、日本型の安心社会という考え方を打ち出しました。その考え方の一つは、働くことが報われる公正で活力ある社会であり、社会保障の給付を受けるということで安心を確保するという受け身の安心社会ではなく...全文を見る
○松本(純)委員 働くことが報われるということに関連して、生活保護の見直しについてお尋ねしたいと思います。  生活保護は最後のセーフティーネットであり、社会保障制度において極めて重要な制度であります。  他方、生活保護は全て公費であり、国民の信頼のもとに成っていることも事実で...全文を見る
○松本(純)委員 それは、方向性をどちらへ導いていくかということについては今お考えがないということですか。
○松本(純)委員 さらに、生活保護の見直しとあわせて、生活保護受給者への就労支援、ハローワークにおける職業訓練、就職支援も活力ある社会、安心社会を実現するためには重要な視点でありますが、ハローワークと市町村の福祉部局とが密接に連携して対応する必要があると考えておりますが、それには...全文を見る
○松本(純)委員 医療、介護についてもお伺いいたします。  医療、介護は、高齢化の進展に伴い、今後の費用の大幅な増大が見込まれる分野であり、潤いの名のもとに漫然と増加を許すのではなく、急性期医療や在宅介護など充実すべき分野は充実するとともに、効率化すべき部分については効率化を進...全文を見る
○松本(純)委員 判断をするというのは大変難しいことは重々承知をしておりますけれども、自然に増加するものだから、これは受け入れてやむなしということから、小泉総理のときに、二千二百億円の社会保障費の圧縮を求められて、毎年一兆円伸びる社会保障費をいかに抑えるかということで、知恵を出せ...全文を見る
○松本(純)委員 今のお話のように、選択というのは非常に難しいことなんだろうと思いますが、やはりこれは自由経済ではありませんで、一定の、言葉は悪いかもしれませんが、一つは、国が決める法定価格の中で動いている経済という位置づけにもあることでありましょう。  限られた保険財源をいか...全文を見る
○松本(純)委員 今お答えのとおり、指定されるかされないかで大きな差が出てきてしまうというところで苦しんでいらっしゃる方がたくさんいらっしゃいますので、それに向けてもこの定義をどう生かしていくか、つくっていくかということについて検討をさらに進めていただけるようお願いをしたいと思っ...全文を見る
○松本(純)委員 ありがとうございました。  いろいろお尋ねをしてまいりましたが、私自身は、外交、防衛、経済なくして社会保障の安定なしという伝え方を地元でさせていただいております。  これは何を言わんとするかというのは先ほどお話ししたとおりでありまして、景気、経済がしっかり立...全文を見る
12月28日第182回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○松本委員長 これより会議を開きます。  この際、一言御挨拶を申し上げます。  このたび、厚生労働委員長に就任いたしました松本純でございます。  本委員会は、年金、医療、介護、福祉、雇用・労働問題など、国民生活に密接に関連した課題を所管しております。  急速な少子高齢化が...全文を見る
○松本委員長 これより理事の互選を行います。  理事の員数は八名とし、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松本委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  それでは       鈴木 淳司君    関  芳弘君       薗浦健太郎君    田中 良生君      永岡 桂子さん    長島 昭久君      杉田 水脈さん   古屋 範子さん をそ...全文を見る
○松本委員長 この際、御報告いたします。  本委員会に参考送付されました意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、医療保険制度の抜本的改革を求める意見書外七十五件であります。      ————◇—————
○松本委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  厚生労働関係の基本施策に関する件  社会保障制度、医療、公衆衛生、社会福祉及び人口問題に関する件  労使関係、労働基準及び雇用・失業対策に関する件 以上の各件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出...全文を見る
○松本委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。  まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣委員の人選、期間、派遣地等...全文を見る
○松本委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  また、閉会中審査におきまして、参考人より意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人の出席を求めることとし、その日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。    ...全文を見る
○松本委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午後零時二十四分散会