松本剛明

まつもとたけあき

小選挙区(兵庫県第十一区)選出
自由民主党
当選回数8回

松本剛明の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○松本(剛)委員 財務金融委員会で宮澤財務大臣に質問の機会をいただけるということを非常にありがたく思っております。と申しますのも、宮澤財務大臣は御存じないかもしれませんが、私も中学、高校、大学の後輩に当たりまして、卒業年次は高校でいうと四十一回違うはずだというふうに思うのでありま...全文を見る
○松本(剛)委員 ありがとうございます。  今お話を伺っておりましても、次の時代を担う一つの大きなセクターであるという認識については、大臣とお考えを共有させていただくことができるんではないかな、このように思ってお聞きをさせていただきました。  先日の参議院の本会議での代表質問...全文を見る
○松本(剛)委員 今お話を申し上げた部分、三千四百七十件というNPOが既に認証をされて活動を続けておるわけでありますが、今回の税制上の措置で、基本的にどのようなNPO法人を対象とするべきだとお考えのもとにこういった基準を策定されたのか、お伺いをしたいと思います。財務省の方へお願い...全文を見る
○松本(剛)委員 今もおっしゃっておられた中で、公の関与という言葉がありましたが、NPOもある意味では公であろうかというふうに思います。政府の関与と公という部分は、お分けをいただいてお話をしていただいた方がよいのではないかな。そして、この税制という制度、国会で決める制度というのは...全文を見る
○松本(剛)委員 それでは、認定の手続のことに関してでありますけれども、先ほどの、認証しなければならないというのと認定をするという、基本的な考えの違いに立つものがここにも見られるのではないかと思います。  NPO法では、二カ月二カ月で事実上四カ月で結論を出す、認証しなければなら...全文を見る
○松本(剛)委員 できる限り速やかに、こういうお話でありましたけれども、やはり一つの基準、めどというのをお示しいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○松本(剛)委員 全くゼロからの認証ということでも四カ月ということで基準を置いたことにかんがみれば、当然、財務省さんの論理でいけば、税制の優遇というのはさらに特別だ、こういうことになるのかもしれませんけれども、三月ないし四月という一つの処理のめどというのを御指導、お示しをいただい...全文を見る
○松本(剛)委員 立法機能を預かる国会としては、やはり、明確な基準であると同時に、手続にどのぐらいの時間を要するのかということについてもきちんと定めるべきではないかというふうに思うわけでありますが、ここでこれ以上お話をしても話は前へ行かないと思います。  ぜひ、今申し上げたよう...全文を見る
○松本(剛)委員 内閣府の方から、その調査をされたということであれば、お話をいただける部分があればお願いをしたいと思います。
○松本(剛)委員 今の調査で、ある程度、どのぐらいが適格になるかということは出ていないわけでありますか。
○松本(剛)委員 それでは、どのぐらいが認定をされる要件の対象になっているかわからないというお話でありますが、税制改正ということでありますので、税制の減収の見込みというのをお立てになっておられるのかどうか。私が拝見をさせていただいた財務省のパンフレット等で見る限りは、具体的な数字...全文を見る
○松本(剛)委員 おおよその、けたというのでしょうか、そういったものも、かなり大きな金額であれば当然予算全体にもかかわってくる話になってこようかというふうに思うわけであります。  今回のNPO法については、私どもがずっと拝見をさせていただく限り、かなり厳しい要件であるということ...全文を見る
○松本(剛)委員 後ほどお聞きをする部分に入るかと思いますが、民主党を中心に提出をさせていただいた法案では、二十億という数字がたしか出ていたというふうに記憶をしております。今の中で財務省さんとしてどのぐらいの見積もりを立てておられるのか。我が党が友党の皆さんと提出をさせていただい...全文を見る
○松本(剛)委員 確認をさせていただきたいと思いますが、例えばNPOの法人がこの税制について私どもに対して、ぜひこういった認定基準は変えていただきたい、このように御要請をいただいたとすれば、これは政治活動に当たるのでしょうか、当たらないのでしょうか。
○松本(剛)委員 政策提言というお言葉がありましたけれども、そういったものと特定の主義を進めるといったこと、この辺はどなたがどのように認定をされるのか、その基準はどこにあるのか、お教えをいただきたいと思います。
○松本(剛)委員 長官の御判断ということになるようでありますが、しかし、先ほどお話がありましたように、特定非営利活動の促進のための法人税法等の一部を改正する法律案ということで提案をさせていただいた河村議員の当初のお話、提案理由をお聞きいただいたら、これは政策というよりは主義に近い...全文を見る
○松本(剛)委員 今、幾つか例を挙げてお聞きをしたわけでありますが、逆に申し上げれば、一つ一つお聞きをしない限りわからないということであれば、明確な基準とは言えないのではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○松本(剛)委員 内閣府にお聞きをさせていただきたいと思いますが、この認証に当たって、どんな形で政治活動、宗教活動を御判断されているのか。主たると一切という部分には大きな違いがあろうかというふうに思いますけれども、お教えをいただけたらと思います。  また、今回のこの税制優遇は、...全文を見る
○松本(剛)委員 確認でありますけれども、そうしましたら、当初は政治活動、宗教活動を一切行わないという基準が特にあったわけではない、検討していく中で出てきたということの理解でよろしいのかどうかということが一点。  もう一つは、認証に当たってはNPO法人から確認書をとっておる、基...全文を見る
○松本(剛)委員 財務省にお伺いをしたいと思いますが、認証に当たっては確認書をとるという形で政治、宗教活動について確認をしているということでありましたが、財務省の方でも、一切そういったことを行っていないという確認書をもって手続をお進めになるお考えかどうか、お聞きをしたいと思います...全文を見る
○松本(剛)委員 ぜひ、NPO法に準じてということで基準を設けられたということでありますから、手続についてもNPO法の精神をぜひ生かしていただいてお進めをいただきたい、このように思います。  それではもう一つ、基準についてお伺いをしたいと思います。  いわゆるパブリック・サポ...全文を見る
○松本(剛)委員 五割近くがこのパブリック・サポート・テストを今回の基準でクリアするという理解でよろしいのですね。  これについては、事業収入がふえればふえるほどという部分についてはどのようにお考えなのか。現在五割がクリアということのようでありますけれども、これから将来に向けて...全文を見る
○松本(剛)委員 これは逆に委員会の諸先生方にもお願いを申し上げたいと思います。我々も政治活動という公益にかかわる活動を目指していく中で、活動に必要な資金をいろいろな形で調達をしておるんだろうというふうに思いますが、事業という形で調達する方もあれば、寄附という形もあろうかというふ...全文を見る
○松本(剛)委員 例えば、優遇を受ける社会福祉法人であるとかそういったものも、一市町村内に活動範囲が限られているといったものも十分にあるわけでありますが、その辺との横並びの関係をどのようにお考えになってこういった要件をお出しになったのか。  そしてまた、これは先ほど我田引鉄の話...全文を見る
○松本(剛)委員 そもそもこういった基準を設けること自身に無理があるから、そういう矛盾が出てくるのではなかろうかということをぜひ申し上げておきたいというふうに思います。  残された時間も大変わずかになってまいりましたが、今お話を伺っていく中でも、当初の御要望、正式に出ている御要...全文を見る
○松本(剛)委員 ありがとうございました。  残された時間がわずかでありますけれども、今、政府案について私からぜひ取り上げておきたい課題について御質問をさせていただいたわけであります。  特定非営利活動の促進のための法人税法等の一部を改正する法律案、御提出をいただいている提案...全文を見る
○松本(剛)委員 ありがとうございました。  私の持ち時間は終了したようでございます。宮澤大臣、村上副大臣、ありがとうございました。所期の目的を果たさなければ、柔軟に御対応をいただくということでございます。一年一年きちっと見守っていきたいと思いますので、よろしくお願いをして、私...全文を見る
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○松本(剛)分科員 町村大臣、大野副大臣、連日の審議で大変お忙しいところを、三十分お時間をいただきまして、大変ありがとうございます。限られた三十分という時間でございますので、三つの点について、分けて御見解を伺ってまいりたい、このように思いますので、よろしくお願いを申し上げます。 ...全文を見る
○松本(剛)分科員 ありがとうございます。システムに課題があるという御認識をいただいておるということで、ぜひお取り組みをお願い申し上げたいと思います。  私はかつて銀行員をしておりましたが、日本の金融業界というのが今大変厳しい状態である。率直に申し上げて、ここ数年のうちに、ひょ...全文を見る
○松本(剛)分科員 もうお答えは結構でございますが、ここにSPring8のホームページがあるわけでありますが、周辺に、県立の先端科学技術センター、姫路工大、西播磨コンピュータ・カレッジ、そして建設中の県立粒子線治療センター、及び民間企業の研究所などと書いてあるわけでありますが、民...全文を見る
○松本(剛)分科員 今大臣がおっしゃられた方向でお進めをいただいていること、大変心強く思うわけでありますけれども、あえて先ほど生野学園という固有名詞を出しましたのも、現場でそれぞれいろいろな形で御尽力をいただいており、またそれがフィードバックをされるという形があるわけであります。...全文を見る
○松本(剛)分科員 一つ確認させていただきたいのですが、今五七・四%の接続率という話でしたけれども、学校に一台とりあえず接続されているのを含めて学校単位で五七・四ということなのでしょうか。
○松本(剛)分科員 今平均して二十八・四台というお話があったわけでありまして、そのうちの一台だけがつながっているとしても、本当に子供の活用というのにはつながらないというふうに思います。きちんと校内LANを張っていただくなりでぜひつないでいただきたい、このように思うわけであります。...全文を見る
○松本(剛)分科員 ありがとうございます。  多分時間が来ておる、このように思いますが、今おっしゃっていただいたように、パンフレットの御配布まで御検討いただいているというふうにお聞きをしておりますが、先ほどお話をさせていただいたように、改めて財政的な支援——ただ、このネットデイ...全文を見る
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○松本(剛)分科員 大臣には、そしてまた副大臣には、連日の予算審議でお疲れのところを、お時間をいただいて三十分の質疑をさせていただきますことを大変ありがたく、お礼を申し上げたい、このように思います。  国土交通省は、公共事業にかかわってくる分野が大変大きい、このように考えます。...全文を見る
○松本(剛)分科員 社会の情勢に合わせて弾力的に実施をいただけるということでございます。  確認をさせていただきたいと思いますが、現在、実は、先ほどお話をさせていただいた播磨空港でも、地元姫路市で、今定例市議会の真っ最中でありまして、来週には、現行計画をこのまま推し進めるかどう...全文を見る
○松本(剛)分科員 計画といったものが目安である。これまでは前例がないわけでありますが、時代が変わりつつあるわけで、弾力的に御運用をいただけるということを確認させていただいたということで、先へ進んでまいりたい、このように思います。  現在の長期計画の中で、特に地方の空港というも...全文を見る
○松本(剛)分科員 一般の空港について計画の中に具体的な空港名が挙がっているかと思いますけれども、先ほどの一般空港の総投資額というものの内訳というのはおつくりになっていないんでしょうか。
○松本(剛)分科員 当時は運輸省であっただろうというふうに思いますけれども、省内の数字としてもないということでございましょうか。数字がたしか五千八百二十ですか、どういう形で出てくるのか。常識的には積み上げて出てくるのではないのかなというふうに思われるんですが、いかがでしょうか。
○松本(剛)分科員 恐らく、事務的にはいろいろな数字を積み上げて、またそこに調整が入るんだろうというふうに思いますけれども、最初にお話をさせていただいたように、公共事業の信頼をもう一度かち得るという意味では、ぜひこれからはそういったものも公開をしていただくという形を今後お願いさせ...全文を見る
○松本(剛)分科員 ネットワークとしては概成しつつあるということであれば、おおむね国としては、地方の空港の整備、新規については一段落をしたという理解でよろしいんでしょうか。
○松本(剛)分科員 それでは、その地方の空港の整備でありますが、実際に整備をするに当たってどのぐらいの費用がかかるのか、そしてまた、国と地方の費用分担を、近年の例、そしてまた幾つか既に整備に入っているものがあろうかというふうに思いますけれども、お教えを願いたいと思います。
○松本(剛)分科員 やはりかなり巨額のお金がかかるという空港の整備なわけですが、さらに、地方の空港ですが、維持をしていくのにはかなりの費用がかかる、このように理解をしております。  私自身も、着陸料を初めとする収入とそれから維持費用というのが全く黒字でなくてはいけないという考え...全文を見る
○松本(剛)分科員 結論としては、把握をしていないという御回答であろうというふうに理解をいたしますが、やはり、先ほどお話があったように、空港整備計画というものを国土交通省が御所管で進めていかれる。当然、つくるのにもお金がかかるわけでありますが、動かしていくのにもお金がかかるという...全文を見る
○松本(剛)分科員 需要予測は、ビジネスで言うならば売り上げ予想ということになろうかというふうに思いますけれども、五割以下というだけで、もうかなりビジネスの予想としては論外ということになるわけでありますが、私の聞いている限りでは、五割どころか三割近い、つまり七割減というようなケー...全文を見る
○松本(剛)分科員 時間が大分押し迫ってまいりましたけれども、一つ確認をさせていただきたいと思いますが、立ちどまって考えるということになった場合、間もなく第八次整備計画の準備が始まろうかというふうに思いますけれども、立ちどまって考えるが、引き続き計画には入るのでしょうか。
○松本(剛)分科員 推移を見守っていきたいと思います。  既にお聞き及びだと思いますが、先に申し上げるべきだったかもしれません。私も、播磨空港の現行計画には疑問があるということを地域でも表明をさせていただいておるわけでありますけれども、そこで、この空港の計画に対して、先ほど申し...全文を見る
○松本(剛)分科員 もう既に質疑の時間が終了しております。父がお世話になったことをお礼を申し上げなければいけないと思いますし、先日も、財務金融委員会で宮澤大臣にも御指摘をいただきましたところですが。  あえて整備新幹線まで含めてこの議論を始めれば、さらに三十分必要になってくると...全文を見る
04月04日第151回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○松本(剛)委員 宮澤大臣、河野外務大臣、また大変お忙しいところ、質疑の時間をいただきましたことに感謝を申し上げたいと思います。  私は議員になりましてまだ一年にもならないわけでありますけれども、国会へ出させていただいた率直な感想として、議論というのはすれ違ったりかみ合わなかっ...全文を見る
○松本(剛)委員 これは、沖縄県警にお貸しになるというのでしょうか、航空機は国が保有をして各県警にお貸しになるというふうにお聞きをしましたが、沖縄県警が保有する中型のヘリコプターが老朽化をしたので前倒しで購入をしたというふうに聞いておりますが、それで間違いないですか。
○松本(剛)委員 そうしますと、十一年度、十二年度の予算では同種の中型ヘリコプターというのはそれぞれ何機ほど御購入になっていますでしょうか。
○松本(剛)委員 財政の大変厳しい折でありますから、素直に考えますと、一台前倒しにした分は、十二年からはその分は少なくなってもいいのではないか、このように思うわけでありますが、その点いかがでしょうか。
○松本(剛)委員 ちょっとそれますが、参考までに伺わせていただきたいのですが、この件についてはかなり不使用額が出ておるようであります。入札の結果大変安く上がったのだとすれば大変いいことだ、このように思うわけであります。これだけ安く上げられるのであれば、十二年、十三年の分もそれなり...全文を見る
○松本(剛)委員 十三年はまだこれからだと思いますが、十二年の方は大体どのぐらいの金額で推移したかというのはお手元にありますか。もしなければ、それは後ほどまたお知らせをいただけたらありがたい、このように思います。  時間が限られておりますので、率直に申し上げて、サミットのときに...全文を見る
○松本(剛)委員 大臣が乗っておられる車は違うのでしょうかね。そのぐらいの重要人物であるのであれば、ぜひ大臣にも乗っていただいて有効活用していただきたいものだ、このように思うわけであります。  随意契約というお話でありましたけれども、性能、そういった基準をどういうふうに線を引い...全文を見る
○松本(剛)委員 午前中の石井議員の質疑の中でも出てきたと思いますが、総合的なという言葉が出てくるときは非常に問題がいろいろあるのではないのかなという感じがしてならないわけであります。ましてや一台六千万という、もうほとんど特注に近いようなものであろう、このように思うわけであります...全文を見る
○松本(剛)委員 確かにこのときの工事は六月三十日までかかっておるということで、本当にぎりぎりまでなっているわけでありますが、逆に、それを考えれば、やはりもっと早く手を打っていただくということをお考えいただくべきであったのではないかな。先ほども申しましたように、どうしても、さあ国...全文を見る
○松本(剛)委員 今八千五百とおっしゃいましたけれども、体育館、屋内運動場、市民会館、全部入れたら十分一万二千を超えてくるのではないかと思いますが、御確認いただけますか。
○松本(剛)委員 二十六億ほどかけて、結局その二十六億というのは、もとへ復元をしたという理解でよろしいのですか。
○松本(剛)委員 私の与えられた時間も限られてきましたのであれですが、お聞きをいただいた両大臣そしてまた委員の皆さんもお感じいただいたように、残念ながら次々と疑問が出てくるというのがこの状況ではないか、このように思います。私も、この予備費の使用というのは、大変疑問があると最初から...全文を見る
○松本(剛)委員 残念ながら今回は総理候補にお名前が挙がっていないようでありますが、大臣もずっと総理候補でいらっしゃるわけでありますので、そつのない御答弁ももちろんでありますけれども、外務省そのものが大変今いろいろな問題を抱えておるわけで、ずばっと切っていただけたら、このように思...全文を見る
○松本(剛)委員 ありがとうございました。  大サービスということでお時間をいただきましたので、余り失礼なことは申し上げたくないわけでありますが、私どもに与えられた時間もこの国には余りないというふうに思います。なかなか前へお進めいただくのが困難であれば、いつでも私どももかわる心...全文を見る
05月16日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○松本(剛)委員 民主党の松本剛明でございます。  まずは、新しい内閣が成立して、塩川大臣の御就任、また柳澤大臣の御再任をお祝い申し上げたいと思います。  時間が限られていますので、早速中身に入れさせていただきたいと思います。  構造改革を進めていかれるということの中で、内...全文を見る
○松本(剛)委員 内容についてはよくわかりましたけれども、ぜひ公開の意義、評価の意義について両大臣から一言ずつちょうだいしたいと思います。
○松本(剛)委員 公開、透明性が信頼を回復するという意義についてはお認めをいただけたもの、このように解釈をします。  大変敬愛する塩川大臣にお聞きをしなければいけないのは残念でありますが、報償費の使途というのが、やはり大きく今国民からは信頼を損ねているのではないかと思います。 ...全文を見る
○松本(剛)委員 この件について、予算委員会だけでなく、機会があればやはり早く公開をしていただくべきだというふうに考えるわけでありますけれども、この件を今この場で続けましても、限られた時間であろうかというふうにも思いますので、先へ進めさせていただきたいと思います。  財政の課題...全文を見る
○松本(剛)委員 法律で縛る必要がないということでありますし、今のお話からすると、やむを得ない場合は三十兆円を超えることもある、こういう理解でよろしいのでしょうか。
○松本(剛)委員 水かけ論のような感じもするが、堅持されるのであれば法律に御賛成をいただけたらというふうに思います。また、上限を定めればそこまでの残りをどうするかというお話ですが、総理も言われているように、これは第一段階で、さらにきちっと切り込んでいくというお話をされているわけで...全文を見る
○松本(剛)委員 結局、法律の成立には賛成をしかねるということであれば、やはり三十兆を超えるところも残しておきたいというふうに私どもには聞こえてならないわけであります。歳出圧力が常に強いということはもう既によくわかっている話であります。総理も、まさに構造改革をして、二兎を追うから...全文を見る
○松本(剛)委員 時間が限られておる中でもったいないわけでありますが、今お話がありましたように、どうしても法律で縛るということに御賛成をいただけないということであれば、どうも歳出圧力の余力を残しているように感じられてならないわけでありますし、せっかくの三十兆を目標にされるというこ...全文を見る
○松本(剛)委員 今年度は、ではこれ以上国債を発行しないというふうに私どもも理解してよろしいでしょうか。
○松本(剛)委員 極力という言葉が上につくところが大変残念であります。ここを一つずつ、きちっとやはり決めたことを実行していかないと、改革というのはまさに前へ進まないのではないか。その場その場の状況でということで結局繰り返してきたのがこの十年ではないかなというふうに思いますので、ぜ...全文を見る
○松本(剛)委員 今も三十兆円の国債の目標について御議論をさせていただいたわけでありますが、当然その三十兆円だけではなくて、財投債も含むこういった政府関係の資金調達についても、やはりそういった目標を立てていただかないと、事実上のしり抜けになってしまうのではないかというふうに考える...全文を見る
○松本(剛)委員 含まれていないということでありますが、やはりこういった政府関係機関の借金も、ひいては国の借金、国民の借金ということになろうかと思いますけれども、そういう理解でよろしいでしょうか。
○松本(剛)委員 特殊法人の借金については必ずそういう御回答をいただくわけであります。  私も兵庫県の出身、大臣も大阪府でございますから身近にお感じになっていただいていると思いますが、本州四国連絡橋公団というのは、先般の国土交通省の情報開示でも、二兆円以上の税金をつぎ込まなくて...全文を見る
○松本(剛)委員 二兆四千五百億円という試算は、早期手当てというよりはもう末期症状ではないかというふうに思いますし、まさに大臣が今おっしゃった、私の出身の地域はちょうど明石海峡大橋と岡山の橋の真ん中でありまして、どちらかというと、真ん中で落ち込みかけているのではないかというのを何...全文を見る
○松本(剛)委員 今おっしゃったことは、お伺いをさせていただいて大変私どもも思わず納得をしてしまうわけでありますが、これまでも、ずっとそういった論理の中でどんどんどんどん歳出圧力が強まってきた結果が今日に至っているのではなかろうかと思います。  そこに三十兆円という歯どめをかけ...全文を見る
○松本(剛)委員 時間も終わりになってきたようでありますが、ぜひ大臣の思われたことをそのまま実行していただきたい、このように思います。  大臣御自身も、就任の御会見のときも、良識に従ってといったようなことをおっしゃったように記憶をしておりますので、先ほど申しました国債の歯どめ、...全文を見る
○松本(剛)委員 連日の質疑でお疲れのところをお時間をいただきまして、ありがとうございました。  円レートについては現在妥当というお話でありましたけれども、購買力平価から乖離をしているといったようなこと、これからまた日本が改革をしなければいけないといったようなこと、また、通貨主...全文を見る
05月23日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○松本(剛)委員 強烈な先輩の後というのはやりにくいわけでありますが、私で最後でございますので、和やかに夕べを迎えたいというふうに思います。  財務大臣とは私も決算行政監視委員会から御一緒させていただいておりましたので、朝九時半からずっと御一緒させていただいておりまして、そんな...全文を見る
○松本(剛)委員 まさに、おっしゃった公的な使命といったことを含めて、厳に運用されなければならないというふうに思います。  繰り返しになりますけれども、今のあっせんのことも含めて、税理士会という法定の制度もあるわけでありますので、これから本当に、そういった国税当局が関与をすると...全文を見る
○松本(剛)委員 大臣からも御答弁をいただきました。今まさに大臣おっしゃられたとおりなのかもしれません。この税理士の制度というのは、納税者の信頼をかち得るかどうかということの大きな分かれ道であろうというふうに思います。私たち民主党も、市場原理の中で運用されるということが大変重要だ...全文を見る
○松本(剛)委員 ぜひこの監察結果をきちっと踏まえて計画をおつくりいただいて、そしてこれはまた大臣、副大臣にお願いを申し上げたいと思いますが、評価の計画をつくって、この結果をまたきちっと御報告を国会にもいただいてやっていくという形で、行政の適正な運用を図っていただくようにお願いを...全文を見る
○松本(剛)委員 この政策評価実施計画の中で、税理士制度の運用というところで、書面の添付率というのが実績目標というので上がっているわけでありますけれども、こういったことを考えると、そういう目的も十分に含まれているというふうに理解をするわけでありますが、その点は。  そしてまた、...全文を見る
○松本(剛)委員 先ほども、河村委員がお願いをした調査で人海戦術という話がありまして、これも人海戦術になるのかどうかわかりませんけれども、これは財務省の方でお出しになった書類で、指標ということでお出しをいただいておるわけでありますから、きちっとやはり現状を把握していただいて目標設...全文を見る
○松本(剛)委員 御検討いただくということでありますので、ぜひ前向きにお取り組みをいただきたいというふうに思います。  ちなみに、私が手元でいろいろいただいた数字を見てみますと、これはちょっと年次がずれていますので単純に割り算をしていいかどうかわかりませんが、申告納税をされた個...全文を見る
○松本(剛)委員 先ほどの現状把握とあわせて、税理士制度というのを納税全体の枠組みの中でどのように位置づけていくのか。先ほどの自書申告の推奨ということも含めて、その場その場ということではなくて、一度現状をきちっと調査をしていただいて、全体としてどういう形で税理士制度を位置づけてい...全文を見る
○松本(剛)委員 そうすると、ほかの形での仲介とか、間に介在するということは基本的には認めないということでよろしいわけでしょうか。
○松本(剛)委員 インターネットというものの構造的な仕組みであったり、またコンピューターソフトといったものがかなり技術的だということを考えると、幾つか新しいパターンが出てくる可能性があるというふうに思っております。  その点を具体化していく中で、今回は実験でありますから件数がか...全文を見る
○松本(剛)委員 法律の解釈はそうなのでしょうけれども、一般的には、磁気ディスクに準ずるものに光ディスクは入ってこないというふうに思いますので、これから法文を、きのうの予算委員会でも一般にわかりやすくという話がありました。十分に御検討をいただいて法文をおつくりいただきたいというこ...全文を見る
05月25日第151回国会 衆議院 本会議 第32号
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○松本剛明君 民主党の松本剛明です。  本日は、民主党・無所属クラブを代表して、租税特別措置法の一部を改正する法律案、地方税法の一部を改正する法律案、短期社債等の振替に関する法律案及び株券等の保管及び振替に関する法律の一部を改正する法律案について質問をいたします。(拍手)  ...全文を見る
06月06日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○松本(剛)委員 おはようございます。  大臣初め御関係の各位、そしてまた委員会の皆さんも、連日の審議でございますが、よろしくお願いをいたしたい、このように思います。  私も、五月も二度、大臣御就任後、質問に立たせていただいているわけでありまして、御提案をされた大臣の基本姿勢...全文を見る
○松本(剛)委員 時間が限られておりますから、私の役目はまたありますのであれしますが、私自身も、もし私自身が納得いく形でいかなければ毎回お伺いせざるを得ない、このように思っております。飽きたと言われても頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。  さて、...全文を見る
○松本(剛)委員 新たに京都に迎賓館を建設されて、どのぐらいの利用を見込んでおられるんでしょうか。
○松本(剛)委員 民間でできることは民間でやるという小泉内閣、今までの京都へ行かれていた賓客は、恐らく京都の民間施設を御利用になっていたんだろうというふうに思います。二百億かけて、民業、民の仕事がこれでは少し減ってしまうんではないか、このように思うわけであります。  おいでの皆...全文を見る
○松本(剛)委員 予想された答えの範囲内ということではないかというふうに思うわけであります。  改めて、この二百億円というのが、迎賓館、国賓をお迎えするわけでありますから、それなりの対応が必要にはなってくるんだろうというふうに思いますが、割高か割安かは別にして、今の我が国の財政...全文を見る
○松本(剛)委員 意義はおっしゃるとおりでありますし、つくる以上はというのも、賓客をお迎えする以上はそのとおりだろうというふうに思うわけでありますが、今つくる必要があるのかということでありまして、まさに、こういうときであるからこそ、きちっとそういうものを一つ一つ、見送るものは見送...全文を見る
○松本(剛)委員 十四年度は現在の五カ年計画もあることであり、都市の面整備を中心に第一歩を進めて、十五年度から思い切って一般財源化も含めて改革を行いたい、こういう理解でよろしゅうございますか。——はい。  私も少し勉強してみたわけでありますけれども、お配りをした資料は、道路特会...全文を見る
○松本(剛)委員 それが、大体そういう流れで、細かい数字、端数はちょっと違っているかもしれませんが。
○松本(剛)委員 そうしたら、細かい数字は結構ですけれども、大体、租税からこういう形で道路特会へ流れて歳出に出ているという流れを後でちょっと、ざっとお目通しをいただきたい、このように思います。
○松本(剛)委員 申し上げたかったことは、この道路特会も、道路に関する経理を明確にするために特別会計を置くというふうに法律に書いてあるわけでありますが、ずっとこれを引っ張り出してくるのにも相当苦労をいたしましたし、これがむしろわかりにくいと私は思うわけであります。  一つは、今...全文を見る
○松本(剛)委員 細かいことをお伺いするついでに、独立行政法人土木研究所運営費というのがありますね。これは、当然、去年は独立行政法人ではなかったので、ないと思いますが、昨年の会計をずっと見ても、恐らくこれは当時建設省の研究所であっただろうというふうに思います。国立ということで、直...全文を見る
○松本(剛)委員 これは、お金に色をつけるというのは難しい話でありますが、特定財源のお金が回っているのではないという理解でいいわけですか。
○松本(剛)委員 もう一つ確認をさせていただきたいんですが、自動車重量税の八割を道路に使うということ、きのう大臣のお話で、たしか国会の合意があったようにというようなこともちょっとおっしゃったように思うんですが、根拠というんでしょうか、どこにあるか、お知らせをいただきたいと思います...全文を見る
○松本(剛)委員 この計算をお出ししたわけであります。一番左側の「租税」というのは、これは一般会計に上がっている租税の分でありますが、二兆八千百二億円。見にくくて申しわけありませんが、真ん中の列の下から二番目、「一般会計合計」二兆八千七十七億とこの数字はなっていますが、七十六億が...全文を見る
○松本(剛)委員 では、十二年、十三年の継続性は理解をいたしました。  ただ、こういった土木研究所といったものに本当に特会のお金を流すのが適当なのかどうかということも、今回は大変少ない金額でありますけれども、流していいということになってくれば、歯どめが特にあるというわけでもない...全文を見る
○松本(剛)委員 自民党の行革本部の要請でお取り組みをいただいているということであれば、民主党からも要請をさせていただいたらお取り組みをいただけるという理解でよろしいでしょうか。
○松本(剛)委員 一部私どもの同僚議員のところにも来ているものもあるという話も聞きますけれども、全体として公式に公表されているというような形にもお聞きをしていない部分もあるわけでありますが、副大臣、いかがでしょう。  特別会計のバランスシート等を、自民党の行革本部の方でおつくり...全文を見る
○松本(剛)委員 では、公表を早急にしていただくということで、よろしければ副大臣、申しわけありませんでした。
○松本(剛)委員 ありがとうございます。  公会計そのものが、まだある意味では試行錯誤の段階だろうというふうに理解をしておりますが、ぜひこれはむしろ公表していただいて、衆知を集めるという形で、どういう形がいいのか工夫をお願いいたしたい、このように思います。  お願いをしており...全文を見る
○松本(剛)委員 債務のすべてが公的な債務ではないということは、逆に言えば、十分公的な債務もその中にはあるということでよろしいのでしょうか。
○松本(剛)委員 とすれば、やはりこれからの議論の中では、そういったものを何らかの形で、先ほど公的会計はまだ試行錯誤の段階であることは認めるのにやぶさかでないというふうに申し上げたわけでありまして、今回、今いきなり完璧な仕分けができるというふうには思わないわけでありますけれども、...全文を見る
○松本(剛)委員 少し先までお答えをいただいたのではないかなというふうに思います。  この財投機関債をどういう形で出すかということでありますが、私自身も、いろいろな資金調達の方法、見方というのがあろうというふうに思いますが、今副大臣もおっしゃった中で、コーポレート型、いわば一つ...全文を見る
○松本(剛)委員 ぜひ、申し上げた趣旨を踏まえてお願いをいたしたいと思います。  時間も残りわずかとなってまいりました。一休みいただけたかと思いますので、大臣に幾つかまとめてお伺いをさせていただきたい、このように思っております。  先ほど、道路特別会計の中身について実務的にい...全文を見る
○松本(剛)委員 道路特別会計の歳出の中でも、街路ということでかなりの金額が出ているわけであります。また、一般会計から道路特別会計へ入れるときには道路環境といったことで、都市環境整備事業費ということでお金を移しておられるわけでありますが、この部分、既に今おっしゃった自動車重量税、...全文を見る
○松本(剛)委員 先ほど大臣、十四年度も都市の整備に思い切った改革を、こうおっしゃったわけでありますが、この表をお出ししたのも、既に、自動車重量税から割り当てられる分はかなり都市環境整備事業費とか関係の事業費ということで、半分ぐらいは既にそっちへ行っていると言ってもいいのではない...全文を見る
○松本(剛)委員 過去十年の経済対策の一覧表、これはOECDのところからとってきたので若干政府発表とは違うようですけれども、大変な金額をつぎ込んでおるわけであります。これは、なければもっと大変だったという意見もあろうかというふうに思いますが、これをどう評価をしていくのかというのが...全文を見る
○松本(剛)委員 連日の審議、ありがとうございます。  副大臣、個人的な意見とおっしゃいましたが、財務副大臣という要職の方の御発言でありますので、きちっと受けとめさせていただいて、不退転の決意で構造改革ということは、安易な財政出動にはいかないというふうなことと御理解をさせていた...全文を見る
06月13日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
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○松本(剛)委員 おはようございます。  日程が変更になって、私で終わりということのようでございます。この前、質問をさせていただいたときは、私が終わったらみんなが帰れる。きょうは、私が終わったらみんながお昼を食べられるということですと、委員の皆さんに恨まれないように、きちっと時...全文を見る
○松本(剛)委員 一点確認でありますが、中小企業について、これはアンケートの資料を私もいただいたわけでありますが、希望するというのは一割強ぐらいであったように思いますが、提出者塩崎先生御自身がヒアリングをされた感触としては、皆さんの感じはどんな感じであったんでしょうか。あればいい...全文を見る
○松本(剛)委員 もう一点は、特定目的会社系の幾つかの法人が具体的に記されているわけでありますが、特に今回で言えば第七項になるんでしょうか、大変込み入った定義をされて、俗に言う広義での特定目的会社についても入れる必要があるという御判断をされたんだろうというふうに思いますが、これは...全文を見る
○松本(剛)委員 御努力、よく聞かせていただきました。  今お話があった流動化ということは、今回も大変重視をして恐らくこの項目を取り入れ、また、定義に御苦労がある中でもあえて取り入れられたのも、ニーズにこたえよう、こういうことであろうというふうに思います。これから我が国の金融に...全文を見る
○松本(剛)委員 特に塩崎先生とは大変認識を共通にするところがたくさんあるのではないか、どちらがどちらによって一緒に手を携えてやるのかよくわかりませんけれども。  今お話があったように、一つは、あえて住宅金融公庫債券を取り上げさせていただいたのも、これから特殊法人をずっと見直し...全文を見る
○松本(剛)委員 いろいろな意味でチャレンジと申し上げましたし、申し上げたいことがあるのですが質疑時間も終わっております。ただ、趣旨の意義については御理解をいただけた面もあるのではないかというふうに思いますので、ぜひ中身をよく御理解をいただいて、また、できるものはこれからともに変...全文を見る
11月13日第153回国会 衆議院 本会議 第16号
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○松本剛明君 民主党の松本剛明です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提出の平成十三年度補正予算三案に反対する立場から討論をいたします。(拍手)  改革なくして成長なし、改革の目的は日本経済に生命力をよみがえらせることです。一刻も早く不良債権の抜本処理を行い、財政...全文を見る
11月28日第153回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○松本(剛)委員 民主党の松本剛明でございます。  大臣にもお忙しいところ御出席をいただき、また提案者の先生方も、長時間の御審議、本当に御苦労さまでございます。  早速質疑に入らせていただきたい、このように思うわけでありますけれども、けさの参考人の質疑を私も伺っておりまして、...全文を見る
○松本(剛)委員 経緯をずっと拝見させていただきますと、自民党の方で御検討いただいた案が出てくる、経団連さんとか経営者団体の方からそれに呼応したような意見が出てくる、学者さんの方からはやや否定的な意見が出てくる、こういう三つの繰り返しが何回か繰り返されてきて今日に至っているように...全文を見る
○松本(剛)委員 背景を確認させていただいた上で、中身の話に入らせていただきたい、このように思っております。  今回、取締役の萎縮を防ぐということで責任を一定の限度まで免ずる、こういう法の趣旨というふうに理解をしているわけでありますが、今もお話がありましたように、さまざまな方面...全文を見る
○松本(剛)委員 技術的な株主のチェックの制度についてはもう、一番最初の田村先生と谷口先生の御議論のところから詳しく御説明があったというふうに思っております。制度的にはそのように担保をされているということでありますし、そういう御発想でスタートしたということを、確認を改めてさせてい...全文を見る
○松本(剛)委員 今太田先生もおっしゃいましたけれども、米国と我が国では報酬のとり方というのがかなり根本的に違っているのではなかろうかというふうに思うわけであります。逆に申し上げれば、相当な利益を上げた場合はかなりの報酬を取締役が持って帰るわけでありますから、一年でも会社に対して...全文を見る
○松本(剛)委員 太田先生も最初に、まだ不祥事が大変多いとおっしゃったように、まだ日本の監査制度は過ぎたるまではちょっと届いていないんではないかという感じはするわけでありますけれども、全体とのバランスでというお答えのように御理解をいたしました。  二年ということをベースに組み立...全文を見る
○松本(剛)委員 確認をさせていただきながら、少し技術的な部分についても、二年、四年、六年という所得の基準でありますが、退職慰労金またストックオプションといったものも対象になってきているようでありますが、あわせてお聞きをさせていただきたいと思います。  退職慰労金は年数割にして...全文を見る
○松本(剛)委員 免責の決議を行った後の退職慰労金等の支給は株主総会の承認が必要という形になっているかと思いますが、縛りをかけるのであれば報酬の方もかけないと抜け道ということにはならないかという点についてはどのようにお考えでしょうか。
○松本(剛)委員 伺っておりますと、種々うなずけないところはないわけですけれども、先ほど佐々木先生からもお話がありましたように、報酬の内容の開示であるとか、そういったこと全体のバランスがきちっととれていないと実は実効性が持てないんではないかということを、これからの運用ないしまたこ...全文を見る
○松本(剛)委員 損害保険業界から営業妨害だという話はなかったんでありましょうか。  しかし、この辺は、やはりこういう経済にかかわってくる法制を御検討いただくときには、かなり実態をいろいろぜひお調べをいただいて御検討いただく必要があるのではなかろうかなと。  私が聞いた限りで...全文を見る
○松本(剛)委員 少し細かい話になって恐縮ですが、会社賠償責任保険の費用は基本的に会社がお払いになっておられる。これは、取締役がお払いになるんであればある意味で自己責任ということになってくるんだと思うんですが、会社が基本的にお払いになっている。  最初、株主代表訴訟特約というこ...全文を見る
○松本(剛)委員 つまり、定款である程度要件が定まっていて、そこで軽減の対象になるかどうかが判断をされる。そうなると、これは株主の側からすれば、定款を見れば予測が可能であるということになってくるというふうに思います。我が国の場合は、包括的に取締役会に判断をゆだねるという形を置いた...全文を見る
○松本(剛)委員 この部分についてはもう繰り返し議論をされてきておる部分ですからあれですが、先ほど申しましたように、私も四年ほど前の御議論からずっと拝見をさせていただいてきた中で、かなり意見が分かれている部分であろうかというふうに思います。各党によってもいろいろな御議論が積み重ね...全文を見る
○松本(剛)委員 私ども民主党も、修正の作業に加わらせていただいた中で、この部分を残す形で修正案を策定しておるわけでありますが、今申し上げたように、相当この部分については今後も留意する必要があるという点をやはりぜひ申し上げなきゃいけない、こんな思いで質疑をさせていただきました。 ...全文を見る
○松本(剛)委員 今おっしゃった点、本当に効果を上げてくれればなと思うんですが、これから商法の改正も、中間試案も出ていることですし、さらなる改善が加えられると期待をしながらお話をさせていただきたいと思います。  これもたびたび繰り返されていることですので一言で結構でありますが、...全文を見る
○松本(剛)委員 件数、金額がふえていることは確かだろうというふうに思いますが、くしくも岩原先生も言われたように、乱訴というよりは会社に問題が多いからではないか、こういうお話があったと思います。  残された時間を少しいただきまして、今これを乱訴と見るのか会社に問題が多いと見るの...全文を見る
○松本(剛)委員 お配りをさせていただいた資料をちょっとごらんいただけたらというふうに思うんですが、実はこれは、ダボス会議なんかを行っているシンクタンクと非常に近い、同じグループのようなシンクタンクがつくっている競争力の表なんでありますけれども、残念ながら、日本は右の方の二十六位...全文を見る
○松本(剛)委員 時間が来ておるようですのであれですが、最後に一つだけ。  今のお話の延長線で、これもきょうの参考人の質疑の中でも、今求められるのは経営革新ではないかと。政治においては構造改革ということですが。これははっきり申し上げれば、政治だと我々は政権交代という言葉を使うの...全文を見る
○松本(剛)委員 時間が来ましたので、終わります。  双方、皆で知恵を絞って、何とか我慢ができると学者さんにも評価をいただけるものができたということで、前へ進めると同時に、今大臣にもお言葉をいただきましたので、やはり本当に日本の経済のためにも抜本的なあるべき仕組みを、さらに不断...全文を見る
12月17日第153回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○松本(剛)委員 民主党の松本剛明でございます。  限られた時間でありますので、きょうはペイオフとその背景の金融システムへの認識についてお伺いをいたしたいと思うんですが、その前に、与党の事前審査について少しお伺いをさせていただきたいと思います。  総理の方から、与党の事前審査...全文を見る
○松本(剛)委員 極めて明快にお答えをいただいたのではないかなというふうに思います。  もう一つ、これはもう大臣にお願いだけでありますが、今与党と政府の関係についてお伺いをさせていただいたわけですが、政治と官僚組織の問題についてもいろいろな改革が今求められている時期ではなかろう...全文を見る
○松本(剛)委員 もう残された期間は四カ月ということになろうかと思います。今早期の措置とおっしゃったのですが、必要があれば、検査を行った結果、資本の注入を行う、こういう理解でよろしいのですか。
○松本(剛)委員 資本注入が必要ないということではなくて、場合によっては必要だ、こういう理解でいいわけですね。
○松本(剛)委員 危機対応の方は特に必要なくて三月三十一日のペイオフを迎えられるということでよろしいのでしょうか。
○松本(剛)委員 必要ならば行うという理解をさせていただいていいのかな、このように思います。  速水総裁にもおいでをいただいておりますが、総裁の会見等をお伺いして、このペイオフについて、経営課題への取り組みなどをさらにスピードアップさせてペイオフ解禁に移行することを強く期待した...全文を見る
○松本(剛)委員 一つお聞きするのを忘れておりました。先ほどの与党の事前審査のところで、柳澤大臣の大変明快なお答えをいただきましたので私お伺いをするのを忘れておりましたが、このペイオフについて、与党の一部でははっきりと再延期論というのがございます。そのことも念頭に先ほどの御回答を...全文を見る
○松本(剛)委員 ですから、特に何もやらなければ今までどおりだということでしょうけれども、しかし、与党の第一党の政調会長が、私の案、個人的な案とはいえ、きちっと御提案をされても政策決定には何ら反映をされないということになる、そういう仕組みの理解でよろしいのかということになるかと思...全文を見る
○松本(剛)委員 調整が必要だということになると全然話が変わってくると思うんです。ペイオフはやるかやらないかということではないかと思いますが、やるということでよろしいですよね。——はい。  麻生政調会長は、与党第一党の政調会長におつきになったのに政策形成に御意見が反映されないと...全文を見る
○松本(剛)委員 御指摘をいただきましたけれども、原資が難しい問題だという御認識だというふうに思いますが、それでよろしゅうございますか。不良債権の査定を厳格化する、処理をする銀行の体力が必要だ、その原資という意味だと理解しますが。(発言する者あり)
○松本(剛)委員 非常に時間が限られているんであれですが、これはしかし、査定の厳格化が経済の再建のために必要だ、不良債権処理が必要だということであれば、当然それを処理しなきゃいけないわけで、その原資をどうするかということは、これは竹中大臣にとっても極めてかかわりの深い問題だという...全文を見る
○松本(剛)委員 大臣、最初に申し上げたように、これは金曜日に私お願いをさせていただいておる案件でありまして、二〇〇〇年の分を今調べていると。ペーパーでお願いしておりますので。  本当に、速水総裁も御指摘になられたように、この税効果というのがマーケットからも非常に、懸念というん...全文を見る
○松本(剛)委員 終わります。