松本剛明

まつもとたけあき

小選挙区(兵庫県第十一区)選出
自由民主党
当選回数8回

松本剛明の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○松本(剛)委員 民主党の松本剛明でございます。  私も、民主党で六人目のバッターとなりますので、できるだけ重複を避けてお伺いをさせていただくと同時に、せっかくここまで議論をされてきた中で、通告を申し上げてない部分もあるかと思いますけれども、ここまでの議論の中で、私がお聞きをし...全文を見る
○松本(剛)委員 言葉の端々からいろいろなあれがにじみ出ておるんだろうというふうに思うんですが、そんな中で、先ほど塩川大臣、ファンダメンタルと購買力平価、ファンダメンタルの中で国際収支とか外貨準備とかがその要素というようなお話をされましたが、その後、私、まだ議事録を確認してないん...全文を見る
○松本(剛)委員 もう一点、相場だから答えにくいというお話が竹中大臣からありましたが、もうその話を私はたびたびしましたからする気はありませんが、ETFも恐らく相場がある話ですので、相場の話はできるだけおっしゃらないようにしていただきたいと思いますが、中国の元との為替の関係。  ...全文を見る
○松本(剛)委員 WTOの場でというお話を進めていただいていること、私も何回か実はいろいろな場でお話をさせていただいたことがありまして、WTO、せっかく中国が加盟をしたわけでありますし、WTO加盟国でも為替が完全に自由化されていない国もたくさんあることを考えたときに、しかし、貿易...全文を見る
○松本(剛)委員 もう一つ、基本的に為替は相場ということは私も賛成をするわけですけれども、私自身が金融の現場にいたときにプラザ合意に遭遇したわけでありまして、あれはかなり政治的な意図が働いて、明らかに為替を動かしたというふうに私は思うわけであります。とすれば、為替も、口先介入とい...全文を見る
○松本(剛)委員 辛うじて私のボキャブラリーでわかる日本語でお話をいただいたというふうに思いますけれども。  為替については、非常にお話をしていただきにくい部分があることは、金利とかそういったものも一緒でありますけれども、承知をしておりますが、改めて、我が国の為替水準に対する認...全文を見る
○松本(剛)委員 公約であるということになれば責任を伴うということで、目標だというお言葉をお使いになっておられるんではなかろうかというふうに思いますが、先ほど政策評価が大事だという話がたびたび出てきたと思います。これからやはり、マニフェストという言葉もあるように、数字をちゃんと入...全文を見る
○松本(剛)委員 改定の「改革と展望」、この二〇〇二年度版では「二〇一〇年代初頭にはプライマリーバランスを黒字化することが望まれる。」こう記載をされていると思うんですが、プライマリーバランスを、もちろん経済の動向にもかかわりがありますから見通しの部分が入ることは否めませんが、政府...全文を見る
○松本(剛)委員 私の手元にあるのが違うんでしょうかね。それより四つぐらい前のフレーズですかね。「望まれる。」という言葉があって、その後「目指す。」という言葉があるんですね。わかりました。  さてそこで、同じように、私から見たら随分客観的な表現をとっておられるなと思うんですが、...全文を見る
○松本(剛)委員 私が申し上げたのは、三つじゃなくて、給付と負担しかないわけですから、見直すと言う以上は、今、給付をふやすというのは恐らくないと思いますから、給付を減らすのか、負担をふやすのか、それとも両方同時にやるつもりなのか、これは厚生労働大臣に丸投げだ、こういう話でしょうか...全文を見る
○松本(剛)委員 禅問答をしているわけではないので。もちろん、先ほど平岡議員が申し上げたように、公的負担といっても、我が国はどこかを掘れば石油が出てくるとかいうような財源があるわけではないと思います。全部国民の負担という形になると思いますので、それをどういう形で、税の形なのか社会...全文を見る
○松本(剛)委員 せっかく二〇一三年にプライマリーバランスを黒字化するといって、その大きな方策だというんですから、その中身を今急いで決めるということですが、ゴールが先に決まっていて、その方策がまだ、これから検討するということでは、また結局、さっきも話が出ていましたけれども、本当に...全文を見る
○松本(剛)委員 私は、地方財政も決してそんな気楽な状況ではないというふうに思っておるんですけれども、先ほど大臣が、地方財政は少し気楽だとおっしゃったものですから、あえてお伺いをさせていただいたようなわけであります。  もう一点確認をさせていただきたいなと思います。  公共事...全文を見る
○松本(剛)委員 大型はおおむねできたと財務大臣がおっしゃると、いろいろと、あれはどうする、これはどうするとお聞きしたいものもたくさんあるんですが、そこへ入ってしまうと、ちょっときょうの税制改革の論議からずれると思いますので、大臣からそういうお話をいただいたという認識を確認させて...全文を見る
○松本(剛)委員 竹中大臣は今回の税制改正を見て、気分と人気はわかったんですけれども、これだけの金額をつぎ込むわけでありますから、経済の見通しとしても、この税制改正によってどのぐらい影響がある、そういう御試算を政府としてはされているんでしょうか。
○松本(剛)委員 引き続き竹中大臣にお聞きをしたいと思うんですが、まさに今いみじくもおっしゃったように、企業部門に対しては減税になっているというふうに思うんですが、消費部門に対しては、家計部門と言った方がいいでしょうか、必ずしも減税にはなっていないのではなかろうかというふうに思い...全文を見る
○松本(剛)委員 今回の税制改正で家計部門の負担がどのぐらいふえるというふうに政府では見ておられるのか、お伺いしたいと思います。
○松本(剛)委員 大臣の家計をお伺いしているわけではありませんし、副大臣の家計をお伺いしているわけでもなく、一応、全体の中で増減収見込み額をとっておられるわけですね、財務省として。もちろん見込みがとれないものもあるというお話でありますけれども、属性の金額というのがやはりあるんじゃ...全文を見る
○松本(剛)委員 あくまで個別の話をされますが、そうすると、この総額というのは個々のケースがあって必ずしもわからないということであれば、この総額は必ずしもはっきりしたものではない、いいかげんな数字だということになったら、審議をこれ以上できなくなっちゃいますけれども、副大臣、いかが...全文を見る
○松本(剛)委員 委員長に四分ほど返していただきたいぐらいなんですけれども、企業部門に対する減税である、家計部門は増税であるということをまずここで一つはっきりさせておきたいというふうに思います。そのことが本当にこれから経済にどういうプラスが出てくるのかということを、私どもは相当な...全文を見る
○松本(剛)委員 〇三年度の民間の最終消費支出は、実質で〇・四%のプラス、名目では〇・四%のマイナスという数字が出ていたように記憶をしますが、それでよろしいですね。
○松本(剛)委員 これも政府の見通しとして大変重要な数字だと思います。本当にこれだけ家計に厳しい税制を、配偶者特別控除は直接は十六年度からということになろうかと思いますけれども、既に私どもも、多分皆さんもそうだろうと思います、地元へ帰ったらたくさんそういう声を聞くのではなかろうか...全文を見る
○松本(剛)委員 今まで、ふえた分に対する減税というのがありますね、制度で。今回新しく総額に対する減税を設けたということで、どちらを選択してもいいということになったように理解をしておりますが、本当にふやしてくれというのであれば、むしろ、ふえた分の減税幅を拡大するとか、そういうやり...全文を見る
○松本(剛)委員 我々も、日本では技術の研究は非常に大事だと思いますし、そういった面に政策的にポイントを置くというのはあるべき税制の姿の中にもあったと思いますし、そのことを根本的に否定するわけじゃありませんけれども、極めて限られた厳しい財政状況の中で、これだけ、五千億になんなんと...全文を見る
○松本(剛)委員 ぜひ、各税制の経済効果をそういった形で見通しを出しておられるのであれば、私どもにも出していただきたいな、このようにお願いをさせていただきたいと思います。  これだけのお金を動かす話であります。国民の税金を動かす話でありますから、もちろん試算でありますから、前提...全文を見る
○松本(剛)委員 恐らくそこまでの制度も日本と違うと思いますし、どういう形で導入をしたかとか、まさに言われるとおり、いろいろ違うと思うんですね。しかし、国民の税金、ある意味で五千億ほどのお金を動かそうということになるわけでありますから、その試算が合っているのか合っていないのかも含...全文を見る
○松本(剛)委員 時間がなくなりましたので、余り繰り返し申しませんが、あのときに広域性の要件ということで、複数市町村にまたがる必要があるという要件をかぶせていたのを、今回外していただいているわけであります。あのときに、私、質問させていただきました。何でこんなわけのわからぬ要件があ...全文を見る
○松本(剛)委員 NPOのこの話も申し上げたのも、先ほど数字の話を申し上げたのも、私どももぜひ建設的な議論をここでさせていただきたい、このように思っているわけでありますし、私どもの意見も、NPOのことなんか私どもの方が詳しいところもあるわけでありますから、率直に受けとめていただい...全文を見る
03月03日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○松本(剛)委員 ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案に対する修正案の提案理由の説明をいたします。  政府提案の税制改正案は、現下の経済情勢を無視し、将来に対するビジョンや理念を欠いた内容となっています。特に、極めて厳しい国民生活の中で、酒、たばこなどの大衆...全文を見る
03月18日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○松本(剛)委員 民主党の松本剛明でございます。  法案の審議に先立ってお伺いをさせていただきたいと思っておったんですが、鮫島議員との質疑が続いているようでありますので、この件に関して一、二、私の方から先に御質問をさせていただきたいと思います。  もう一度確認させていただきま...全文を見る
○松本(剛)委員 二月二十八日の予算委員会の分科会での議論も、きょうの議論も、いつまでたってもかみ合っていないような気がいたすわけでありますが。  お話を伺っていて、百歩譲って、二百億円を生産者のために使えば確かに生産者へは大いに資することはあるんだろうと思うわけでありますが、...全文を見る
○松本(剛)委員 既に議論が繰り返されておるところで、もうこの点を質疑の対象にはしませんが、先ほども北村副大臣、定められたルールなので発動するという話でしたが、この部分についても、英訳と日本語の法律の関係の整理もまだ残っている部分があるんではないかというふうに思います。  茂木...全文を見る
○松本(剛)委員 おっしゃったような見解は私も一緒であります。慎重な対応というお話がありましたし、最終的に、総合的に判断するということが必要な局面だろうというふうに思っております。ぜひその点、外交全体をカバーするという意味で、外務省の立場を発揮していただきたいということを御要望申...全文を見る
○松本(剛)委員 御安心いただきたいと言われたということは、私どもは、大変いい答弁ということで、安心させていただくということで確認をさせていただいて、この件に関する質疑は終了させていただきたいと思います。  重複の部分があったので、申しわけありませんでしたが、外務省と農水省の方...全文を見る
○松本(剛)委員 塩川大臣、一点確認ですが、今物価水準を上昇に向けることがというお話でしたが、今言われているような物価水準目標を設定するべきだというお話だったというふうに理解をしてよろしいんでしょうか。
○松本(剛)委員 法案の審議をしなきゃいけませんので、このことは議事録にとどめて、与党の皆さんにも、早くこの続きの議論をする機会をいただくようにお願いをさせていただいて、法案の審議に移ってまいりたいと思いますが、もう一点、これは関税定率法にも関係のある話だろうと思いますが、WTO...全文を見る
○松本(剛)委員 お伺いした話が重複していると思います。その続きがもしあればということでお伺いしたかったわけであります。閣議では、内閣の中では特にその問題を取り上げてはないというお話でしたので、先へ進ませていただきたいと思います。  与えられた時間が残りわずかになってまいりまし...全文を見る
○松本(剛)委員 一応、通告をさせていただいた質問だと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  お聞きいたしましたのは、何らかの形でフェーバーを与えるということは、国民にとっては、ある程度得べかりしものを差し出すということになるんだろうというふうに思いますから、後発開発...全文を見る
○松本(剛)委員 もう終わりますが、ちょっとお聞きしたこととずれていると思いますのが一点と、今おっしゃったことは財務省の政策評価書等を見れば大体答えが書いてある話で、私は、二カ国間の援助に対して、本当に向こうの国からどのぐらい感謝されているかというのをどういうふうにはかっておられ...全文を見る
○松本(剛)委員 民主党の松本剛明でございます。  ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     関税定率法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべ...全文を見る
04月01日第156回国会 衆議院 本会議 第19号
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○松本剛明君 民主党の松本剛明です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました保険業法の一部を改正する法律案について質問いたします。(拍手)  初めに、イラクでの戦争において犠牲となられたすべての方々に謹んで追悼の誠をささげるとともに、一刻も早い戦争の...全文を見る
04月02日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○松本(剛)委員 民主党の松本剛明でございます。  法案の審議を行わせていただきたいと思いますが、法案の審議に入ります前に、ちょっと二点ほど、塩川大臣と竹中大臣に一点ずつお伺いをさせていただきたいと思います。  塩川大臣にお伺いをしたいのは、先日の関税法の審議の続きであります...全文を見る
○松本(剛)委員 本日は関税法の審議でありませんのでこれ以上申し上げませんが、このときの委員会の議論の流れは、御記憶だと思いますが、諸外国からもさまざまに意見が寄せられているという中で、茂木外務副大臣も、個人的な見解としてという前置きがあってですが、慎重な対応をというふうにおっし...全文を見る
○松本(剛)委員 せっかくですから、大臣にもう一点だけ。  購買力平価、中長期的にというお話でしたけれども、具体的に人民元、どのぐらい乖離をしているとお考えになっているか、おおよそまで。
○松本(剛)委員 この議論もぜひたくさんさせていただきたいところでありますけれども、この辺にさせていただきたいと思います。  ただ、塩川大臣との議論でもかねて申し上げてきましたが、フロートの分でも、恐らく相当政治的な要素が入ってきているのが為替の相場ではなかろうかと私は認識をし...全文を見る
○松本(剛)委員 何点かお伺いをしたいことがありますので、簡潔にお願いできたらと思いますが、この緊急調整地域の区域というのは、一つの市町村を超えない、三条の二項ですか、こういう規定になっておるかと思います。市町村ではなくて、市町村を超えないということになると、市町村に達しない区域...全文を見る
○松本(剛)委員 先ほどの著しいの数値と今の件と、具体的なイメージが必ずしもわいてこないんですけれども、提出者の方々の先ほど伺った趣旨から考えると、かなり広範囲に指定をされるという方向へお進みになるというのが趣旨なのかな、このように理解をいたしますが、改めて、そのような理解でいい...全文を見る
○松本(剛)委員 私は、いろいろな事業を展開するに当たっては、むしろ制度というのは、あらかじめ明らかに、わかりやすくなっていることが必要なんではないかな、このように思うわけであります。その意味では、今のような御答弁というよりは、きちっと具体的な数字をおっしゃっていただく必要がある...全文を見る
○松本(剛)委員 どうも、具体的なイメージとか執行のイメージがまだわいてこない部分があるのですが、ぜひその辺を御整理をいただきたい、このように御要請をさせていただきたいと思います。  それから、修正案について、この法案が提出をされた際に、私ども民主党の方から、意見という形で、公...全文を見る
○松本(剛)委員 公正なマーケットというのが産業の発展にとっても極めて重要なことであろうというふうに思いますので、しっかりしたこの条文の適用を要請いたしたいと思います。  衆法についてあと一点。これは平成十七年三月三十一日までの時限の立法となっておるように理解をしていますけれど...全文を見る
○松本(剛)委員 八月、三月、私が読み違えました。それは訂正させていただきたいと思います。  それでは、閣法についてお伺いをさせていただきたいと思います。  酒類販売管理者を選任することによって販売管理を強化するというのが趣旨の大きな柱だというふうに理解をしております。そして...全文を見る
○松本(剛)委員 私の持ち時間も間もなく終了いたしますので、まだ何点かお伺いをしたいことがあったんでありますけれども、また改めてお伺いをさせていただくとして、今おっしゃったように、この法律、お伺いをしていると、こちらからお聞きをすると、いやそれほど大したことではない、こちらからお...全文を見る
05月07日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○松本(剛)委員 参考人の奥本会長、土田社長、巽社長には、お忙しいところ本当にありがとうございます。証券取引法の改正案に関連しておいでいただきまして、幾つか質問をさせていただきたいと思います。  今回の証券取引法の改正案も、証券市場の発展を目指すものであるということは、おいでい...全文を見る
○松本(剛)委員 やはり投資家の信頼を確保するという意味で、現状追認ということではなくて、協会としてもぜひ真剣にお取り組みをいただきたいということを御要請申し上げたいと思います。  あらかじめ申し上げてなかったんですが、巽社長にも、先ほども、一に投資家、二に発行会社というお話が...全文を見る
○松本(剛)委員 少しずつ認識が違うなと思いますが、御意見は参考人の方から承って、時間も限られていますので、話を次へ進めさせていただきたいと思います。  仲介業制度についてということで、既に先ほど上川委員と奥本会長との方でいろいろ御議論がなされたのを私も拝聴させていただいており...全文を見る
○松本(剛)委員 この仲介業制度が取り入れられることによって、いろいろ複雑なことも出てくるのではなかろうかというふうに思いますので、ぜひその辺のところはよく現場を見ていただいて、協会としてのお取り組みもお願いをさせていただきたいと思います。  続いて、取引所の方について、土田社...全文を見る
○松本(剛)委員 お伺いしたいことはたくさんあるんですが、私の持ち時間もあるようですので、最後に御要請だけ申し上げて私の御質問を終わらせていただきたいと思います。  今もお話がありました。利便性とか、またコストを下げるとか、そういう投資家にとっての環境を整えていただくことはもち...全文を見る
05月16日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号
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○松本(剛)委員 佐藤議員に引き続いて、公認会計士法の一部を改正する法律案について質疑をさせていただきたいと思います。  大臣、改めて、この法案の今次改正案の目的でありますが、先ほど提案理由説明ということで、全部は読みませんけれども、一番冒頭のところで、「証券市場の公正性及び透...全文を見る
○松本(剛)委員 改正案の使命の規定もお読みをいただきましたし、二条一項のところも御指摘をいただきましたので繰り返しませんが、改めて、今申しましたように、中核的な役割が監査証明業務であるということを確認させていただきましたら、この法案においてもまずしっかり監査証明業務ができるよう...全文を見る
○松本(剛)委員 それでは、今お読みいただいた一条の使命の規定の中身について少し議論をさせていただきたいと思います。  今もお読みいただきましたように、もう繰り返しませんが、その中で、「会社等の公正な事業活動、投資者及び債権者の保護等を図り、もつて」このような段があります。 ...全文を見る
○松本(剛)委員 主語は「公認会計士は、」でよろしいんですか。
○松本(剛)委員 少しくどいようですけれども、公認会計士は、会社等の公正な事業活動を図る、こういうことでよろしいんですか。
○松本(剛)委員 早口でお読みになったので少し理解できなかったんですが、コーポレートガバナンスという言葉が入っておったかと思いますが、公認会計士さんがコーポレートガバナンスに関与する、こういう理解でいいわけですか。
○松本(剛)委員 では、公認会計士は、会社のコーポレートガバナンスの一翼を外部の者として担う、こういう理解でよろしいんですか。
○松本(剛)委員 そういうことを通じてというのはどういうことなんでしょうか。
○松本(剛)委員 もう一度もとへ戻りますが、公認会計士は、会社等の公正な事業活動を図るんですね。図るという言葉は、申し上げるまでもないですけれども、計画する、計画を立てたり努力する、企図する、意図する、工夫するということですよ。事業活動を公認会計士が計画するんですね。そういう理解...全文を見る
○松本(剛)委員 それでは、直されますか、寄与する、貢献すると。普通、辞書を引いても、図るという言葉に寄与するという言葉は出てまいりませんけれども。
○松本(剛)委員 法律の審議をさせていただいて、法案の解釈でありますから、図るという日本語を勝手に都合のいいように、寄与する、貢献するというふうにお変えになられると、これは日本語で書いてある法律なんですから困るんですよ。  今、局長は、寄与する、貢献するという意味だとおっしゃい...全文を見る
○松本(剛)委員 委員の方のところにも資料は行っているんでしょうか。お配りした資料の一をごらんいただきたいと思います。  今お配りしたので、局長ちょっと御確認いただいてからで結構ですが、「公認会計士の使命及び職責」、この法律案要綱は、最終私どもにお示しいただいたものとは違います...全文を見る
○松本(剛)委員 途中の段階だということを御確認いただきました。  その後、「会社等の公正な事業活動、」が入ったということになろうかと思いますが、そういうことでよろしいですか。
○松本(剛)委員 法案の原案が策定される過程にはいろいろなステップがあろうと思いますけれども、どこで入ったんでしょうか。  ちなみに、ここにありますのは公認会計士協会さんの協会のあれだと思いますが、「最後の段階で公認会計士の使命に「会社等の公正な事業活動」というのが入り、」この...全文を見る
○松本(剛)委員 議院内閣制で政府・与党でありますから、政府原案をおつくりになるのに与党と御相談をするのはある意味当然だろうと思います。そのことを私も否定するわけではありませんが、事務方の段階ではなくて、与党との議論の段階で入った、このような理解でよろしいですか。
○松本(剛)委員 与党との相談の結果変わったということでございますが、与党からは、どのような趣旨でこれを入れようという御提案だったんでしょうか。
○松本(剛)委員 違う観点からお聞きをしましょう。  監査証明業務を行うことによって会社等の公正な事業活動を図れる、こういう理解でよろしいんですか。
○松本(剛)委員 では、もう一回。  公認会計士さんが多様な役目を負っているというのは先ほど大臣もお話があったとおりでありますが、先ほど増原議員の議論の中にもあったように、監査証明業務、非監査証明業務とあると思いますが、中核は監査証明業務だという話を先ほどいたしました。中核の監...全文を見る
○松本(剛)委員 後段の「投資者及び債権者の保護等を図り、」というのは、証券取引法の趣旨と一緒であろうというふうに思います。これは、まさに監査証明業務を通じてディスクロージャーをしっかりさせることによって、証券市場改革促進プログラムの中にもあったように、信頼される市場をつくろうと...全文を見る
○松本(剛)委員 経営を指導するというのは非監査証明業務だというお話であっただろうと思いますが、会社等の公正な事業活動を図るというのを素直に読むと、やはり経営を指導するということに読めるんですよ。ですから、今おっしゃったように、図るを、寄与する、貢献するというふうに読みかえれば、...全文を見る
○松本(剛)委員 私が申し上げた日本語をもう一回ゆっくり申し上げましょうか。  「会社等の公正な事業活動」を図るというのが入り、これは「公認会計士の指導機能を明確にしなさい」、こういうふうに私たちは受けとめていると協会の方はおっしゃっている。先ほどのお話だと、中核的な役割の監査...全文を見る
○松本(剛)委員 先ほど、どういう経緯で入ったかも確認させていただきました。私も、局長とこうやって議論させていただくのは本意ではない。恐らく局長も、事務方でおつくりになった案にはなかったわけですから、入れて、整合性のある説明をここで無理やりするというのは本意ではなかろうと思います...全文を見る
○松本(剛)委員 もう一度原点に戻って確認をさせていただきます。  今回の法改正は、日本の公認会計士監査の体制というんですか、内容をしっかり充実強化することにあったはずなんですよ。もちろん使命ですから、いろいろなことを書くことがありますが、これを読む限り、一番先に「会社等の公正...全文を見る
○松本(剛)委員 監査証明業務を会社のためにやるという理解でいいんですね。局長、確認です。
○松本(剛)委員 あえて言えば反射的効果であるべきですよ、監査証明業務というのは。使命の中にそのことが目的で入るというのは、どう考えてもおかしい。百歩譲って、「もつて」の後に入るんだったらまだわからなくもない。どうですか。
○松本(剛)委員 今の、企業内の監査が大変重要だということは私も否定をしませんが、その企業内の監査を公認会計士が指導することが大事な公認会計士の使命だといって一番先に出てくる、こういう理解でいいわけですか。
○松本(剛)委員 確認をさせていただきましょう。そうしましたら後段の、投資者、債権者の保護は、これは外部監査の話、監査証明業務、そして会社等の公正な事業活動は非監査証明業務の経営指導の部分を指す、こういう理解でいいわけですね。
○松本(剛)委員 内部監査が重要だとおっしゃったのは局長なんですよ。ですから、外部の公認会計士監査の前の内部の監査が重要だ、そうおっしゃったわけですよ。この議論をさせていただいてそうおっしゃったのは、そういう話じゃないんですか。それとも、さっきのは全然関係ない、時間稼ぎのために関...全文を見る
○松本(剛)委員 もう一度繰り返しますが、最初にお話ししたように、今回の公認会計士法で最大のポイントは、公認会計士の中核的な役割である監査証明業務——監査証明業務をまさか内部の監査だとはおっしゃらないですね。これは当然、外部の監査ですね。この監査証明業務をしっかりやるということで...全文を見る
○松本(剛)委員 資金調達の円滑化を図るとおっしゃいましたが、だれから資金調達するんですか。投資者、債権者じゃありませんか。ですよね。投資者、債権者にきちっとするということが大事だということですよね。「会社等の公正な事業活動、」というのはむしろ経営者のやるべきことであって、なぜこ...全文を見る
○松本(剛)委員 会社等の公正な事業活動を図るというのはどういうことですか。少なくとも、監査証明業務、非監査証明業務、二種類の公認会計士の職務があるとすれば、そのどちらをどう指すんですか。ここのことを先ほどからお聞きしているわけで、証券取引法云々という話を三遍も四遍も読まれても時...全文を見る
○松本(剛)委員 もう一度、ちょうど幸か不幸か委員が十五人しかいないようであります。委員長を入れて十六人かな。  しばらくおとめをいただいて、その間にしっかりした解釈を出していただくように御要請をさせていただきます。
○松本(剛)委員 では、もう一度確認をさせていただきます。  第一条の、会社等の公正な事業活動を図る、公認会計士は図る。この会社等の公正な事業活動というのは、監査証明業務、非監査証明業務、どういう形で、公認会計士は何をしようとしているのか、解釈を確認したいと思います。
○松本(剛)委員 エンロン、ワールド・コム含めて、コンサルとかそういうことをどう分離するか、さっき増原議員も審議をされていましたけれども、その第一条の使命でごちゃごちゃに両方入ってきたんじゃ、何のためのものなのか、話にならないじゃないですか。  局長、一回整理してから、私も質問...全文を見る
○松本(剛)委員 ちょっと待ってくださいよ。だって、後の質問者のまだ準備もあると思いますから、予定の時間に達していないと思いますから。
○松本(剛)委員 もう時間も限られていますので、早速、先ほど御紹介させていただいた話を御回答いただきたいと思います。
○松本(剛)委員 私、先ほど何度か、植田議員だけが助け船を出して、仏様のようにあれですけれども、私自身も、監査証明業務によってなのかということも含めて、繰り返しお聞きをさせていただいたと思うんですね。コーポレートガバナンスの話、内部監査の話まで出てまいりました。率直に言って、貴重...全文を見る
○松本(剛)委員 時間がもったいないですから、六年なら一年休めばいいんですね。そこでうなずいてください——そうですね。  監査法人の場合は、対象になるのは社員ですね。ですから、例えば二十五で公認会計士の試験に合格して公認会計士になった、六十五まで四十年間働くとした場合に、四十ぐ...全文を見る
○松本(剛)委員 インターバルの話でしたが、五年、七年の議論のときも、ある程度の期間をやらなければ会社はわからない、こういう話があったわけですよ。インターバルの一年に入った会計士は全くわからずに終わる、意味のない一年が繰り返されるということになりますけれども、いかがですか。
○松本(剛)委員 もう一度最初に返って申し上げますけれども、先ほど佐藤議員も質疑で申し上げました、市場を欺いて最後は市場に報復された、あれは長銀の話でしたけれども、今のような監査をして、今のような状況が続いていたら、日本の経済全部が市場を欺き続けて市場に報復されるんじゃないかとい...全文を見る
○松本(剛)委員 今のいいところを残すとおっしゃいましたけれども、今じゃだめだからこの公認会計士法を変えるという話じゃないんですか。このままでは本当にどうにもならないという部分の危機感も一部にあると思うからこそ、この公認会計士法の改正があったんだと思う。七年・二年では全く効果がな...全文を見る
○松本(剛)委員 ということは、この法律が有効になるのは今から七年後という理解でいいわけですね。
○松本(剛)委員 何のために公認会計士法をつくったのかというのが全くわからなくなる今の御答弁だったんじゃないか、このように思います。  けさの新聞にも報道がありました。竹中大臣が一番お感じになっていると思いますが、与野党で決めた質疑時間が終了しましたので私も終わりますが、金融機...全文を見る
06月04日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○松本(剛)委員 参考人の皆様には、大変お忙しい中を、当委員会の審議に御協力をいただき、時間を割いていただきましたことに、まず心から感謝を申し上げたいと思います。  これまでもお話がありましたように、国民生活にとっても大変重要な法案の審議、こういう認識で私たちも取り組まさせてい...全文を見る
○松本(剛)委員 もう一点、深尾先生にお伺いさせていただきたいと思います。  先ほども御指摘がありましたけれども、私の認識でも、持ち合い、株式の保有ということのリスクが改めてここ数年問われるようになってきておるかというふうに思うんですが、残念ながら、金融機関内、俗に銀行、生保の...全文を見る
○松本(剛)委員 深尾先生、ありがとうございました。今御指摘をいただきました、先ほど意見陳述でおっしゃった見せ金という部分もこの問題にまさに絡んで、ここで資本として結局は使えないお金だということが露呈されているのではないかと私も思います。  それでは、生命保険協会の横山会長に次...全文を見る
○松本(剛)委員 引き続き、横山会長にお伺いをさせていただきたいと思います。  先ほども、これまでの努力として、基礎利益、またソルベンシーマージン比率等、ディスクロージャーのお話をされてこられましたが、さらなるディスクロージャーを推進したい、こういうように意見陳述の際におっしゃ...全文を見る
○松本(剛)委員 会長と深尾先生と交えて議論を申し上げたいことがたくさんあるんですが、時間が限られております。きょうは参考人として御意見を承るということでございますので、議論の場にはせずに先へ進ませていただきたいと思います。  先ほどの三利源の公表についてお話がございました。誤...全文を見る
○松本(剛)委員 総代選考委員はたしか総代会でまた承認をされるということで、ぐるっと回っているような気が私もするんですけれども。  総代選考委員会の事務局は会社がお務めになっている、こういう理解でよろしゅうございますでしょうか。
○松本(剛)委員 もう一点だけ確認をさせていただくと、この専任の担当者の方も会社の方で、例えば、総代の方にその専任の担当者の方が、総代就任の内諾といったら変でしょうけれども、依頼に行くというような理解でよろしいんでしょうか。
○松本(剛)委員 お聞きをしたいことがたくさんあるんですが、時間が限られておりますので、一端を教えていただいたということで、次へ進ませていただきたいと思います。  おいでいただいておりますアクチュアリー会の石井委員長にも、二点まとめてお伺いをさせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○松本(剛)委員 ありがとうございました。いろいろといただいたことを参考に、また審議を進めさせていただきたいと思います。  最後に、堀内先生に、審議会の様子についてお伺いをさせていただきたいと思います。  昨日の委員会で、竹中大臣が生方委員の質問に答えて、こうおっしゃっておら...全文を見る
○松本(剛)委員 金融審議会の審議会令というのを拝見いたしますと、「部会の議決をもって審議会の議決とすることができる。」このように書いてあるわけでありますけれども、これは、正式にこのことによって議決をとったという理解でよろしいわけでしょうか。
○松本(剛)委員 確認を申し上げたかったのは、今まさにおっしゃったとおりでありますが、「部会の議決をもって審議会の議決とすることができる。」と申し上げたように、きちっと議決をとっているのだとすれば、金融審議会として、先ほど竹中大臣がおっしゃったように、行政として作業を進めることに...全文を見る
○松本(剛)委員 では、各部会のメンバーの方々は、その点については一応了解をした、こういう理解でよろしゅうございますでしょうか。
○松本(剛)委員 それであれば、もう各メンバーの了解をとったんであれば、議決をとったということでよろしいんじゃないでしょうか。
○松本(剛)委員 時間もあれですから。  金融審議会というのは金融庁のもとに設置された正式な審議会でありまして、議決についてもきちっと令で定めがあるわけでございます。今、事務当局というのは恐らく金融庁さんを指すんだろうというふうに思いますが、事務当局と御相談をいただいて、議決で...全文を見る
○松本(剛)委員 時間が参りましたのでこれ以上申しませんが、金融審議会令に言うところの議決ではなかった、了解をとった、こういう御説明があったというふうに私は解釈させていただいて、私の質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。
06月06日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第20号
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○松本(剛)委員 それでは、保険業法の一部改正案について質疑をさせていただきたいと思います。  まず最初に金融審議会のことについてお伺いをするというふうに通告を申し上げておりましたんですが、後ほど質問もあるようでございますし、時間がありましたらということで、少し順番を入れかえて...全文を見る
○松本(剛)委員 つまり、保険会社に対して解約に係る業務の停止を内閣総理大臣が命じた、そして、それが解けるまでの間でも解約は次々と効力を発生するという理解でよろしいわけですね。
○松本(剛)委員 とすれば、一般的に、解約があたかもその間は禁じられているかのように伝えられているわけでありますけれども、正しく契約者に理解をしていただくためには、むしろ金融庁からきちっとこのことも御説明をいただく必要があるんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。
○松本(剛)委員 解約の意思表示が会社に到達して解約の効力が発生するわけです。その時点から、保険会社には、解約返戻金があれば支払う債務が生じるというふうに理解をいたしますけれども、それを命令で停止をさせる、こういう理解でよろしいわけですか。
○松本(剛)委員 効力が発生してから解約返戻金が支払われるまでの期間の利息というのは、商事利息が発生すると思いますが、どなたがお払いになるのでしょうか。
○松本(剛)委員 約款にそれぞれ利息が定められているんではないかと思いますけれども、無利息という約款になっているかどうかというのは、お手元でわかりますか。
○松本(剛)委員 効力が発生するわけですから、契約者側からいえば、総理大臣の解約に係る業務の停止命令が保険会社に出たとしても、早く申請した方が得だということになるという理解でよろしいんでしょうか。
○松本(剛)委員 局長、御自分でおっしゃったんですよ、通常五日ぐらいで支払われるというのと三カ月というのは、普通に比べても相当長さに違いがある。  申し上げたいのは、確かに、この手続を無理やり実現しようと思えば解約をどこかで抑えなきゃいけないということは、中間報告の話の中でも、...全文を見る
○松本(剛)委員 では、まず総代会の方からお聞きをさせていただきましょうか。  総代会については、しかし、中間報告でも、ガバナンスに限界がありという言葉があったかというふうに思います。総代会の改革の方向として、例えば、立候補制の導入など総代の選考方法の多様化、また、総代数につい...全文を見る
○松本(剛)委員 私が申し上げるまでもなく、この中間報告を拝見しましても、一番肝心なところは、やはり立候補制の導入と総代数の拡充なんですよ。その周辺の、情報公開ももちろん大事なんですけれども、一番肝心なところができていなくて、総代会の改善が進んでいると簡単におっしゃると、それはも...全文を見る
○松本(剛)委員 包括移転は、合併とかまた営業譲渡とか、そういうケースも含んでという話だろうと思いますし、また、あとは破綻という形なんだろうというふうに思います。  今回のは、まさに個々の契約者との契約条件を変えるという話なんですね。今お話があったようなのは、会社そのものにかか...全文を見る
○松本(剛)委員 勘違いをされておられる方があるようで、総代会は契約者のある意味では集合体ですから、あたかもそこで合意を擬制することができるように一見見えるわけですが、今申し上げたように、株主総会になれば非常にはっきりしてくるわけで、基本的に株主と契約者は利益相反だという理解でよ...全文を見る
○松本(剛)委員 例えば大同生命も、株式会社化するときに、これは有配当契約者と株式との間とどういうふうに区分経理するか、こういったこともたしかテーマになったはずであります。利益をどのように、余剰と言った方がいいのかもしれませんが、保険契約者と株主の間で分配をするかということで、明...全文を見る
○松本(剛)委員 契約者保護の観点から異議申し立てとおっしゃいましたけれども、最終的に契約者保護は異議申し立てだとおっしゃいましたが、では、最初はどこにあるんですか。  これは両者の合意なんですよ。契約者の意思をどこかで確認を、擬制をするとしても、契約者の意思がなかったら契約条...全文を見る
○松本(剛)委員 さっきも申しましたように、契約者集会で集まって意思表示をするのと、異議申し立ての手続をするというのが同列に論じられるはずがないじゃないですか。そこは無理があるんですよ。局長も大変率直な方だからこそ、契約者の意思がそこで表明されるとはなかなかおっしゃりにくいんだろ...全文を見る
○松本(剛)委員 これは中塚委員も問いただしておりましたけれども、基本的なところでお聞きをしましょうか。  保険契約者等の保護のための特別の措置等に関する命令というのは、保険業法の二百四十一条の継続困難のことを書いておりますが、この一条の二の三号のところで、「将来の収支を保険数...全文を見る
○松本(剛)委員 大変急いでつくられたからかどうか知りません。この金融審議会の議事録を見ましても、与党の先生方には申しわけないんですが、与党に、与党に言われているから急がなきゃいけないんです、こういうトーンがありありと、金融審議会の議事録を一遍全部お読みになるとよくわかります。で...全文を見る
06月12日第156回国会 衆議院 本会議 第40号
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○松本剛明君 民主党の松本剛明です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました保険業法の一部を改正する法律案について、反対の立場で討論をいたします。(拍手)  一昨日、りそな銀行救済のために約二兆円の資本注入が決定され、今まさに、生保の救済を目的とした...全文を見る
06月27日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第24号
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○松本(剛)委員 日銀総裁がきょう海外へ出られるということなので、まとめて総裁に先にお聞きをしたいと思いますので、竹中大臣、もしあれだったら十分か十五分は、後でまとめてお聞きさせていただきます。提案者も、よろしいですか。  福井総裁、それでは、この後BIS会議ですか、海外へお出...全文を見る
○松本(剛)委員 持ち合いを解消するべきである、そして、日本にしっかり健全な証券市場を育成していくべきであるということについては、私も同感なのであります。  私、実はきょう午前中法務委員会で、金庫株のさらなる緩和に関する質疑を一時間させていただいてきたのでありますが、実は、この...全文を見る
○松本(剛)委員 いい方向に少しずつ変わってきているとしても、このスピードで間に合うのかどうかというのが大変懸念をするところであります。  加えて、この法案は、私たちは、いい方向に変えようとしている法案だとはちょっと思えない部分があるわけでありまして、ぜひ総裁には、日銀のこの銀...全文を見る
○松本(剛)委員 柳澤大臣は、一昨年のこの法案制定のときには、「私どもとしては、既定方針でできるだけ早くにこの保有制限というものを実現すれば、早ければ早いほどいい、こういうのが実情なわけであります。」こうお答えになっております。  BIS規制との関係もいろいろ質疑をされています...全文を見る
○松本(剛)委員 先ほども申しましたように、本来リスクをどのぐらいとるかというのは銀行の経営判断の問題が入ってくるはずでありまして、銀行自身がこのように大きなリスクを抱え込むのがいいのかどうかを判断するべきであったし、結果として抱えてしまったということは、やはり経営の問題はあると...全文を見る
○松本(剛)委員 では、少し違う角度から聞かせていただきましょう。  先ほどもお話があったように、そしてペーパーを拝見させていただきますと、主要行でいわゆるティア1を超過している額は二兆五千億ほどというふうに伺いました。りそな銀行を除けば既に一兆五千から六千ぐらいの金額であろう...全文を見る
○松本(剛)委員 そういうことであれば、先ほどもありましたが、法案の名前をやはり変えることも提案をしていただきたいですね。これは、銀行の株式の保有の制限等に関する、名は体をあらわさないという話が多過ぎるのは国民に対しても非常に失礼な話ではないかというふうに思います。これも実は、先...全文を見る
○松本(剛)委員 余りここで時間を割いていてもしようがないのでこれ以上申し上げませんが、もう一遍申し上げますが、百歩譲って、保有制限が第一の目的だとすれば、そしてそのために政府保証をつける、保有制限に関するからこそ政府保証をつけて、国民負担が起こり得ることも甘受されるというのがこ...全文を見る
○松本(剛)委員 同じ説明を二度聞いたけれども、結局わからないというのが正直なところで、恐らく説明をされた上田議員も納得をされていないのではないかと私の勝手な推察をさせていただきますが。  この法案はそもそも、実は設立の当初も何度も言われていますが、セーフティーネットなんですよ...全文を見る
○松本(剛)委員 内閣総理大臣に承認を出すに当たっては、判こを押すのは竹中大臣ですか、それとも金融庁長官ですか。
○松本(剛)委員 ということは、藤原局長から総理に上がるという理解でいいですか。
○松本(剛)委員 ということは、局長が判を押せば終わりということですか。大臣が二十五日に見られて、藤原局長が二十六日に判を押したと。  財務省の方はどういう手続になっていますか。
○松本(剛)委員 参考に伺いますが、財務省はどなたが判こを押されるのでしょうか。
○松本(剛)委員 だまされたという言葉は適当でないので余り使えないんですが、私、ぜひこの機構の決算を見せていただきたいということをお願いをさせていただいて、昨日の午後になってから拝見させていただきました。  私自身の理解では、これはいわば監査のようなものだろうと思いますので、各...全文を見る
○松本(剛)委員 大臣にもこれは真剣にお願いをさせていただきたいと思いますが、この八%の話、この法案をやろうという話になったのは、先ほど申しましたように、遅くとも五月の段階にはかなり具体的に出てきているわけですね。八%の拠出金、あのときは一時撤廃という言葉だったのが、いつの間にか...全文を見る
06月27日第156回国会 衆議院 法務委員会 第27号
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○松本(剛)委員 おはようございます。民主党の松本剛明でございます。  きょうは、金庫株、自己株取得のさらなる緩和に関する質疑ということで、質疑の機会をいただきましたので、よろしくお願いをいたします。  まず最初に、法務省にお伺いをさせていただきたいと思いますが、この金庫株の...全文を見る
○松本(剛)委員 今回も前回と同じく政策判断でやるものだと。これは、しかし、会社法のかなり根幹にかかわる部分の問題をいわば含んでいるものだというふうに思うわけでありまして、これを前回のときも、きちっとした、法制審議会にかけるなりして、商法の会社法の中でやるべきではないかという声も...全文を見る
○松本(剛)委員 提案者の金子先生、問題点の所在をよく御理解いただいた慎重な答弁なんだろうというふうに思っております。  実は、一昨年の審議も当然踏まえた上でのお話だろうというふうに思いますが、私も一昨年の審議をずっと拝見させていただきました。基本的に、今お話があったような組織...全文を見る
○松本(剛)委員 これも既にお読みになっただろうと思いますが、前回の、一昨年の議論を少し拾わせていただいて、問題があるということだけ指摘をさせていただきたいと思います。  つまり、このときに参考人でおいでになっておられた当時の経団連の法規専門部会長、西川新日鉄の常務さんは、敵対...全文を見る
○松本(剛)委員 確認ですが、定時総会での枠取りをしていなくても、取締役会で決議をしたら買えるんですよね。
○松本(剛)委員 いや、今、塩崎先生のオプションだという気持ちはよく伝わるんですけれども、法的には多分取締役会のみで買うということも恐らく可能だろうというふうに思います。  きょうがちょうど株主総会の集中開催日ということでありますが、これも二年前の議論の中に出てきていますが、株...全文を見る
○松本(剛)委員 そうしたら、今使い勝手をよくするというお話でもありましたけれども、なぜ今回緩和をするのか。緩和をすることによって利用がふえるという見込みがあるんだろうかということであります。  お配りをした二枚目の資料をごらんいただきたいというふうに思うんですが、縦の表ですね...全文を見る
○松本(剛)委員 株主総会、今、予測をされないケース、機動的に必要な場合というお話がありました。手続がといったような理由ではない、むしろ機動的に必要な場合が出てくることに対応するためだ、こういう理解でよろしいわけですね。  一応、当初、提案者から御説明をいただいたときに、機動的...全文を見る
○松本(剛)委員 位置づけが異なるという話でしたけれども、あとはおおむね同じものだというようなお話でありましたが、例えば、取引の数量、一日平均の二五%というのが、ここは一緒ですが、日本はそのほかにも随分いろいろな規定がありますよね、例外的な規定が。アメリカのは、私がいただいた資料...全文を見る
○松本(剛)委員 取引数量に関しては日本の方が大分甘い、緩いという言葉が適当なのかどうかわかりませんが、米国基準でいくよりはより多くの数量が認められる、こういうケースが多いという理解でよろしいんですか。
○松本(剛)委員 六六が八十数%になると一が三になるという理由も、数字の計算上、どういうふうに合わせるのかよくわかりませんけれども、基本的に日本の方が取引数量であれば大きな数字になる、それは流動性が少ないからだということなんだろうと思いますが、これは相場操縦禁止のためですよね。で...全文を見る
○松本(剛)委員 これは内閣府令ですよね。基本的に、今もお話があったように、国会でお聞きすると、アメリカのセーフ・ハーバー・ルールを参考にいたしますと。参考にいたしますと言うから、同じようなものができるだろうなと多分委員会の皆さんも思っておられて、確かに文章をぱっともらうと、同じ...全文を見る
○松本(剛)委員 内容は皆さんに三枚目の資料でお配りをさせていただいたとおりですが、二五%を一〇〇%にしちゃったんですよね。取引時間は、これは終わり三十分間が外れちゃっているんですよね、この期間に関しては、三月末の期末越えのところで。終わり三十分、取引時間の規制は、この三カ月間は...全文を見る
○松本(剛)委員 審議官、名は体をあらわしましょうよ。適正な市場と言って、そんなに外しちゃって、どんどん違う方向へ行っちゃうじゃないですか。審議官、何かありますか。
○松本(剛)委員 では、そのときアメリカではどんな措置をとられたのか、ちょっと説明をしていただけますか。
○松本(剛)委員 今お話ししたように、アメリカのルールを持ってくるときに、日本に合わせてという名前のもとで、私が申し上げたら、緩めるところは緩くしていると。アメリカが緩めたときだけは、丸々持ってくると。これでは、いつまでたっても日本の証券市場の規制というのは、というか、公平な証券...全文を見る
○松本(剛)委員 伊藤副大臣がおいでになられましたけれども、伊藤副大臣も大臣も見ないということでいいわけですか。
○松本(剛)委員 塩崎先生、提出者にお伺いしますが、与党は、そういった、かなり大事な改正だろうというふうに思いますけれども、ごらんになる機会はあるんですか、少なくとも野党はないんですけれども。
○松本(剛)委員 伊藤副大臣、おいでになられてすぐで恐縮ですけれども、今、三月から六月の間、相場操縦に関して、自己株取得の規制を三カ月間緩めた期間があったということでありましたが、これは十分御記憶にありますか、恐縮ですが。
○松本(剛)委員 来て早々に恐縮でございます。  申し上げたいのは、これからやはりきちっとこういう大事な部分、いろいろな意見があるだろうというふうに思う部分ですけれども、こういう根幹にかかわるルールに関しては、やはり法律で本当はきちっと決める、もしくは国会で、チェックをできると...全文を見る
○松本(剛)委員 塩崎先生はもとより、伊藤副大臣からも前向きなお取り組みの姿勢が見えたようなふうに理解をさせていただきたいと思います。特に今回、毎回株価が下がると株価対策とか市場対策という言葉が出てくるわけですが、下がってくる。これは経済政策が悪いのか市場対策が悪いのか、いろいろ...全文を見る
○松本(剛)委員 私じゃなくて塩崎先生の御指名だと思いますので、伊藤副大臣にお伺いをさせていただきましょうか、せっかくですから。
○松本(剛)委員 塩崎先生、言われることがあるのであれば。
○松本(剛)委員 ぜひ議論を展開したいところですが、私の持ち時間は終わったようでございますので、機会があれば同僚議員の質問の中でお話を伺いたいと思います。  ぜひ申し上げたいのは、今、塩崎先生、伊藤先生もお話ありましたが、ある意味、問題点の認識で共有している部分もあれば、若干違...全文を見る
12月04日第158回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○松本(剛)委員 民主党の松本剛明でございます。  大変時間が限られておりまして、さらに充実した審議を求めていきたいということを関係、また委員長に求めながら質疑に入らせていただきたいと思います。  少し順番を変えて、金融担当の大臣もおいででいらっしゃいますので、この数日間騒が...全文を見る
○松本(剛)委員 今おっしゃったことで終わりということではなく、全容解明に向けて引き続き捜査をしているという認識でよろしいんですね。よろしいですね、うなずいていただいたので。  さて、この武富士については、暴力団との関与もこれまでもさまざま取りざたされてまいりました。事実、民事...全文を見る
○松本(剛)委員 時間がありませんので要望だけにしたいと思いますが、もう御存じのとおり、報道だけではなくて、民事、刑事の裁判において、明らかに武富士から暴力団にお金が渡ったというようなケースが認められているわけであります。会長自身が、会長自身は関与していないと言っているようであり...全文を見る
○松本(剛)委員 時間がありませんのでこの件はこのぐらいにしたいと思いますが、引き続き適宜国会に報告をするように求めると同時に、国会の方としてもしっかりと対応していきたいということを申し上げて、次の問題に移らせていただきたいと思います。警察庁の方、恐縮です。ありがとうございました...全文を見る
○松本(剛)委員 内容を把握している、こういうお話であります。  監督をされる金融庁の方にお伺いをしたいと思いますが、その公安調査庁が把握をされている内容は監督当局としても承知をしているという理解でよろしいんでしょうか。
○松本(剛)委員 財務省のお立場からはいかがでしょうか。
○松本(剛)委員 金融庁にもう一度お伺いをしますが、監督当局として、北朝鮮との取引もしくは北朝鮮に関連する融資、送金等の取引を把握しているというふうなことは、そういう理解でよろしいんでしょうか。
○松本(剛)委員 数字は結構です。数字等はまた別途必要があればお伺いをしていきたいと思います。  谷垣大臣とそしてまた竹中大臣にぜひこれは御所見をお伺いしたいと思いますが、我が国と今北朝鮮との関係は、一般的な我が国と外国との関係ということではないというふうに認識をいたしておりま...全文を見る
○松本(剛)委員 この問題も、我が国の姿勢、またこれからの我が国にとって大変大きな問題を含んでいるというふうに理解をいたしております。  先ほど、あえて公安調査庁の方においでをいただいたのも、公安調査庁、前回のときも重大な関心を持って取り組んでおられるということで、お調べになっ...全文を見る
○松本(剛)委員 残念ながらと申し上げるべきなんでしょうけれども、私は、日本の金融の情勢については大変厳しい見方をしておりますので、同じ見方だということであれば、認識は一致するということになるのかもしれません。  考査の基準等、具体的にお伺いしたいこともあるのですが、時間があり...全文を見る
○松本(剛)委員 これは、ここでお話をさせていただいても、半ば水かけ論のような形になりかねないというふうに思います。  ぜひお願いしたいのは、各金融機関の方も、どのような資産査定をされるのかということがわからない、客観的で透明で公平であるというふうに少なくとも多くの金融機関から...全文を見る
○松本(剛)委員 そうすると、足利銀行の三月期の決算が債務超過である、こういう報道は誤りであるわけですね。決算は決算であって、債務超過になったという報道は誤りだという理解でよろしいわけですか。
○松本(剛)委員 言葉の遊びをここでやっているわけにはいかないわけでありまして、預金者、取引先から見てもそうでありますし、また、あしぎんファイナンスグループに対する投資家に対してもそうでありますが、有価証券報告書という形で決算も発表されて、それを多くの債権者、また投資家は信頼して...全文を見る
○松本(剛)委員 大臣、証券取引法も大臣の所管じゃないかというふうに思うんですが、そうですよね。ですから、有価証券報告書、そして、その訂正命令の問題もしっかりと大臣にやっていただきたいということを申し上げたいと思います。  そして、決算については、今もお話がありましたが、あれも...全文を見る