馬淵澄夫
まぶちすみお
小選挙区(奈良県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月30日 | 第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号 議事録を見る | ○馬淵委員 民主党の馬淵澄夫でございます。 本日は、発言の機会を賜りまして、まことにありがとうございます。私自身、きょうは国会議員となって初質問であります。政治の道を志し、ようやくこうして国会の場で討議に参加させていただけることに大変感激をいたしております。同僚新人議員五十八...全文を見る |
○馬淵委員 かつての財務大臣また大蔵大臣の皆さん方がこの特例措置をいともたやすくお認めになってこられたわけでありますが、それでは、過去二十年間における財政法六条剰余金、これを一般財源に繰り入れてきた累計金額と充当割合、これはいかほどになりますでしょうか。お答えいただけますか。 | ||
○馬淵委員 累計額、今おっしゃいました十三兆一千四百九十一億円、うち、一般財源への充当九兆五百九十三億円。充当割合六八・九%ということだと思いますが、立法措置を伴わない繰り入れもありますのでこれは区別しないといけないわけでありますが、過去二十年間における立法措置による一般財源への...全文を見る | ||
○馬淵委員 国債の信認を維持するためということでお話をされていますが、政府は、先ほど来ありますように、本法案提出の理由を、趣旨を、国債発行額を極力抑制するとの観点からとされておられます。 しかし、結局は、赤字国債、これを発行して賄うべき歳出を先送りし国債の発行を回避する、いわ...全文を見る | ||
○馬淵委員 今のお答えでありますと、大きな点では変化ないというお話ですが、この特例立法措置が常態化しており、この措置よりも、まず財政健全化への根本的な改革が実は推進されていないという事実が御答弁を聞いていても明らかであるということは確認できたのではないかと思います。 先ほど来...全文を見る | ||
○馬淵委員 大臣が先ほど来、国債の信認を高めるためにとお話がありましたが、今お持ちでないかもしれないという御答弁ですけれども、自分でお買いになられないものを人に勧めるというのはいかがなものかと私は考えます。これは企業経営の中でも、経営人みずからが株主たる姿、私は、一般の経営の社会...全文を見る | ||
○馬淵委員 義務的な経費ということでお話がありました。 補正予算を見ますと、先ほどおっしゃった追加額のうち、当然増の社会保障関係である義務的経費の増加分、これが五割を占め、そしてイラク支援や災害対策等の、予測し得なかった緊急の追加需要、これが二割となっています。確かに、御指摘...全文を見る | ||
○馬淵委員 お二方ともに、景気の見込みというものに関しては、厳しいながらも、まだら模様ながらも上向きであるということを繰り返しおっしゃっているわけでありますが、財政の健全化ということを最大眼目とされる財務省のお立場でいえば、一番よいのは、当然ながら歳入が歳出を上回ることであり、少...全文を見る | ||
○馬淵委員 竹中プランと呼ばれるプランでありますから、竹中大臣からの御答弁をいただいたということだと理解します。 去る二十八日の本委員会におきまして、所信に対する質疑の答弁の中では、谷垣大臣が、社会保障制度の見直し、そして三位一体の改革、公共投資に対する改革、これらを挙げて、...全文を見る | ||
○馬淵委員 公債の依存率を見て手がかりを感じたとおっしゃいますが、それが果たして本当に国民の皆さん方に納得できる手がかりとして示されているかどうかというのは非常に疑問に感じるわけであります。予算執行調査やコスト削減ということだけでなく、企業収益あるいは産業創出に直結するような、そ...全文を見る | ||
○馬淵委員 ありがとうございます。 今の御答弁を踏んまえまして、追加財政需要、今申し上げたような補正予算の御質問を私させていただいているわけですが、補正予算を見ますと、今回の追加財政需要の主なものの一つに、イラク復興支援経済協力費の一千百八十八億円というのがございます。 ...全文を見る | ||
○馬淵委員 今、外務省と積み上げたということだそうですが、復興支援というのは急務であり、通常の経済協力のように事前に調査を行うというのは難しい、これはよく理解できます。 そして、こういった場合に、言葉は悪いですが、人というのは、つかみ金というのを渡されるとむだ遣いしたくなるの...全文を見る | ||
○馬淵委員 もう時間となりましたので、今のお答えの中で、私申し上げたように、公平性あるいは透明性、これが担保されているかということについて十分にお答えいただけたとは思えないんです。 繰り返し申し上げますが、企業に例えれば、外務省の方々は国際部であります。折衝を直接やってこられ...全文を見る | ||
03月01日 | 第159回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号 議事録を見る | ○馬淵分科員 民主党の奈良一区の馬淵澄夫でございます。 本日、この予算委員会第八分科会、国土交通省関連の御質問をさせていただくわけでありますが、本日、私自身、選挙区であります奈良、御存じのように古くから寺社仏閣あるいは文化財など、大変他の追随を許さない文化集積がございます。 ...全文を見る |
○馬淵分科員 今、大臣の方から、一部そういったことが進められてはいますが十分ではない、むしろこのルーティングという発想というのが非常に重要だという御認識があるというお考えをいただいたというふうに理解いたします。 このルーティングという発想、日本の魅力を最大限に知ってもらうとい...全文を見る | ||
○馬淵分科員 おっしゃるように、各地域地域が観光ということに目を向けて競争するということ、これは重要であります。しかし、私が申し上げたいのは、戦略的な重点配分という部分、そこに目を向ける必要もあるのではないかということであります。 観光という事業を考えたときに、私たちの国のま...全文を見る | ||
○馬淵分科員 御指摘のとおり、本当にもう何か祭りのようなものをやって集める時代ではない、私もそのとおりだと思います。そして、実は、この核となる競争力、いろいろなものがあるとおっしゃいましたが、申し上げたように、これは核なんですね。その中心となる競争力というものを見きわめる必要があ...全文を見る | ||
○馬淵分科員 今の大臣のお話を伺いますと、ブランディング戦略というのもいろんなニーズ、多様なニーズにこたえることだというふうにおっしゃっているように聞こえます。私は、そうではなくて、ブランディング戦略というのは、やはりそれをイメージできる重点的なもの、大きなテーマとして掲げていく...全文を見る | ||
○馬淵分科員 もちろん、総理大臣やあるいは石原大臣がエージェントであるわけではございませんが、しかし、私が先ほど来申し上げたように、観光立国ということを目指すのであれば、まずこの国の強みと弱みというものをしっかりと見きわめて、そして、ブランディング化、ブランディング戦略を練り、交...全文を見る | ||
03月02日 | 第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号 議事録を見る | ○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。 きょうは、先週の二月の二十六日に発表されました金融検査マニュアルの別冊、中小企業向けの融資編、これにつきまして竹中大臣並びに金融庁の皆様方に御質問をさせていただきたいというふうに思っております。 まず、この金融検査マニュアル、平成十...全文を見る |
○馬淵委員 今御指摘の部分、これも私は見せていただいて、よくわかるんですよ。例えば、ここにも書いています、成長性の部分では、ISO等の資格の取得状況等をも含むとか、あるいは中小企業診断士の評価なんかでよく評価されている部分があるとか、いろいろなことが書いていますがね。私が言いたい...全文を見る | ||
○馬淵委員 今のお話、さまざまな態様があるのでマニュアルには書き切れないというお話でしたが、結局、キャッシュフローの部分なんかでありますと、これは聞きますと、大体八割ぐらいというお話でした。金融庁の担当の方からそんなお話が出ましたが。 繰り返し申し上げますが、これなら十分余裕...全文を見る | ||
○馬淵委員 今のお話を聞いても、結局は、検査という権限の中でインセンティブをちらつかせながらも、金融庁の方々の判断という部分について客観性というのが十分担保できているかというのは、私はどうも納得しにくいんですが。 改めてお聞きしますよ。この検査というのは、そもそも何のための検...全文を見る | ||
○馬淵委員 今、検査の目的ということをお話しされましたが、このマニュアルの改定によってまさに信用の維持あるいは預金者の保護、そして金融機関の健全性ということを確認していくという、この作業が果たして本当にこのマニュアルにのっとった行為として十分なされているのかということを私はぜひお...全文を見る | ||
○馬淵委員 この評価、格付という部分を、もちろん検査は検査というのはよくわかります、しかし、この検査を実質的にここまでの作業としてやってこられて、最終的には、先ほど私が申し上げているように、検査の実態が結局は金融機関の統合整理といった部分に使われているだけではないかということの懸...全文を見る | ||
03月05日 | 第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号 議事録を見る | ○馬淵委員 私、馬淵澄夫は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提出の平成十六年度における公債の発行の特例に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案に反対し、民主党・無所属クラブ提出の所得税法等の一部を改正する法律案に対する修正案に賛成する立場で討論を行います。 まず...全文を見る |
03月23日 | 第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号 議事録を見る | ○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。 本日は、二十日で総裁就任満一年をお迎えになられました福井俊彦日銀総裁に対しまして、まことに僣越ながら、この福井総裁就任におきまして一年間の通信簿ということで質問をさせていただきたいと思っております。 まず、福井総裁、経済の中で本当に...全文を見る |
○馬淵委員 今御指摘の、量的緩和政策という目標を具体的に定めてきたからだというお答えでありましたが、福井総裁がそうした決断をされて、攻めの一年、あるいは早い決断、また政治のスピード感といった表現が盛んに各メディアにも躍っております。そして、そうした風評にはとらわれないんだという、...全文を見る | ||
○馬淵委員 今のお話ですと、通過点であるゼロを目標としているんだ、まずここが安定的なゼロ%以上ということが目標だということで、それ以後の先の話じゃないというお答えだというふうに感じますが、その目標とされている消費者物価指数、CPI、これがそもそも、ゼロ%という設定をされているわけ...全文を見る | ||
○馬淵委員 今、上方バイアスのお話、福井総裁からもそういったことはあるんだということのお答えをいただきましたが、ちょっとこの上方バイアスについてお話しさせていただきますと、これはラスパイレス方式ということで、財・サービスの購入数量を基準年で固定して計算される。もうこれは釈迦に説法...全文を見る | ||
○馬淵委員 今お話しの中で、御自身の中で、個人的な意見と述べられながらも、結果、CPIの上方バイアス、これをお認めいただけるということであれば、実質的にはインフレターゲティングをされているということにほかならないのではないか。 ただ、世情の中でインフレターゲティングとの違いと...全文を見る | ||
○馬淵委員 常にそういった御説明なわけですね。インフレターゲットを論じる前にまずはデフレの脱却に邁進すると、これは、おっしゃっていることは一貫されているとは思います。 しかし、先ほどから申し上げているように、日銀の政策が実質的なインフレターゲット導入と同じということが言えると...全文を見る | ||
○馬淵委員 なかなかデフレ脱却の見通しについて明確な御答弁はいただけないようでありますが、私は、いつごろにデフレ脱却が実現されるのか、こうしたものをしっかりと示した上でコミットをするということが政策上必要ではないかというふうに考えます。 市場はどう見ているかといいますと、例え...全文を見る | ||
○馬淵委員 毎月一・二兆円というのは、これは機動性あるいは大胆さを売り物にしている福井総裁としては少な過ぎではありませんでしょうか。総裁、どうでしょうか。 | ||
○馬淵委員 お手元に配付させていただいた資料の三枚目をごらんいただけたらと思うんですが、今、理事それから総裁のお答えにありましたように、毎月一・二兆円の長期国債オペをされている。これにありますように、当座預金残高は、量的緩和によって、就任以来四度の引き上げもありまして、額も一年間...全文を見る | ||
○馬淵委員 それがルールによってということであるならば、私はむしろ、そのルールの整合性、合理性というものをぜひお答えいただきたいというふうに思います。 これは、二〇〇一年三月十九日に、「金融市場調節方式の変更と一段の金融緩和措置について」という金融政策発表の中で「銀行券発行残...全文を見る | ||
○馬淵委員 この長期国債を買い入れることによって、私は、一方で日銀がバランスシートの毀損という部分に対して気にされているのではないかということを感じるわけであります。デフレ退治という高次の目的のために、こうしたルールによって縛られている、また一方でバランスシートの毀損ということに...全文を見る | ||
○馬淵委員 繰り返しお尋ねしますが、だとすれば、このデフレ退治という高次の目的のためにみずからのルールを変えていこうといったお考えというのはいかがでしょうか。 | ||
○馬淵委員 福井総裁が、長期国債の買い入れというのが重要な政策ではないということを今はっきりとおっしゃったわけでありますが、わかりました。ここについて、私の方は、先ほど申し上げたように、合理性のないルールでみずからを縛っているのではないかということを繰り返し申し上げさせていただき...全文を見る | ||
○馬淵委員 繰り返しの総裁のお言葉でありますので、今語るべきではないということ、この一点に尽きるということでございますが、出口を論じるためには、長期金利の大幅な上昇が期待できるような景気の著しい回復もしくはデフレ解消ということが実現した場合に可能になる、こう思うわけであります。こ...全文を見る | ||
04月13日 | 第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号 議事録を見る | ○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。 同僚の津村議員が今先立って質問をさせていただきましたこの金融機能強化法案についての質疑、私も早速始めさせていただきますが、まず冒頭、私が自身の用意をさせていただいている質疑に入る前に、今津村議員が指摘をされましたこの金融機能強化法案にお...全文を見る |
○馬淵委員 今お話にありました説明は、地銀並びに信金、信組ということであります。しかしながら、こうした積算根拠をもとにつくった法案の説明資料においては、主要行も含む、こう説明をされておられる。 そして、大臣みずからは、これは九日の午前中の閣議後の記者会見です。この保証枠二兆円...全文を見る | ||
○馬淵委員 金融機能の強化のために必要だというお話でありますが、ここについては、私は、後ほどのみずからの質問の中で一つ一つ確認をさせていただきたいと思うんですが、大臣が、こうして、機械的な計算をしているがと認められながら、その機械的な計算の根拠として地銀並びに信金、信組しか挙げら...全文を見る | ||
○馬淵委員 今のお話は非常に理解しがたいんですね。というのは、機械的に計算するために、主要行を排除するものではないとおっしゃっていますが、例えばそれまでに行われた保証枠、十五兆円、こうした規模で行われているわけです。そして、それはあくまで、主要行を前提とした場合にこうした大きな保...全文を見る | ||
○馬淵委員 主要行という名を出すわけにいかない、そして、これは積算の根拠のために地域の金融機関だけにしたんだというこの説明に、私自身、多くの同僚議員も含め、納得がいくものではない、このように思いますが、これにつきまして、再度、同僚の議員の方から大臣の方へ確認をさせていただくことに...全文を見る | ||
○馬淵委員 比較的利用されている、手続の簡素化によって利用されたというふうな御評価かもしれませんが、しかし、資本注入の部分においては、先ほども申し上げたように一件である。そして、今回のこの金融機能強化法案では、まさに資本注入を行っていくその法案を御用意されているわけであります。 ...全文を見る | ||
○馬淵委員 今もおっしゃった、経営強化計画の中での収益性並びに効率性の観点であると。 そして、指標、これはそれぞれあるんでしょうね、恐らく、例えば経費率であったりあるいは業務純益であったり。また、貸出残高などというものに関しては、金融審で、期末貸出残高を指標とすることに問題が...全文を見る | ||
○馬淵委員 繰り返し大臣が明言されておられる、十分条件ではないと。そして、確かに漸増の傾向は見られるが、貸し出しの伸びが、自己資本の充実そのものが最大の要因とは言いがたいとおっしゃっている。 私は後ほどにもさらにその指摘をさせていただきますが、言いがたいという状況の中で、二兆...全文を見る | ||
○馬淵委員 まさに今御指摘のような部分で、銀行の本来の力、金融機関の力というものはいろいろな部分で判断しなければならないんです。すなわち、資本を充実させる、税金を投入してまで資本を充実させることのみが金融機関の経営力の強化につながるわけではないということ。 そして、まず、ここ...全文を見る | ||
○馬淵委員 今、大臣の御発言の中で、各省庁にわたる法案によって進められているということでございますが、それが十分でない中で、一方で金融政策として今回のこうした法案が提示されているのが、私は、十分な政策が行われている状況にあるとは到底考えられないと考えます。 今まで、データの面...全文を見る | ||
○馬淵委員 繰り返し申し上げますが、データからも、現場の声も、公的資本の増強という必要性というのを私は全くと言っていいほど感じられない。そして、今大臣御指摘の、お話の中で、選択肢、こうしたものを用意して、そしてしっかりと現場の声に合わせてつくっていきたいとおっしゃるが、現場の状況...全文を見る | ||
○馬淵委員 もう時間が余りありませんので、国のガバナンスの部分で、今お話のありました双方が、当然ながら、ファイナンシャルアドバイザーの意見を踏まえながら双方が判断しなければならないとおっしゃっていますが、少なくとも前ペーパーの中ではこうしたものに対して警鐘を鳴らしている、それに対...全文を見る | ||
○馬淵委員 もう時間がございませんので終わりにしますが、今おっしゃったお話の中でも、結局は監督権限によって決まっていくんだということが前提であるならば、まさに先ほど来申し上げているような、際限なき裁量の部分が準備されている、それによって行われようとしているということにほかならない...全文を見る | ||
04月14日 | 第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号 議事録を見る | ○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。 きょう、この厚生労働委員会での質疑をさせていただきます。 まず冒頭、私の同僚の長妻議員そして中根議員の質問、この中で、大臣並びに副大臣が御答弁なされなかった部分、あるいは調査をすると言明された部分に関して、改めて私は確認をさせていた...全文を見る |
○馬淵委員 二人とも、その質問に対しての回答がいただけなかったということで、またこれについて再度の質問をしたいというふうに準備しております。あすじゅうにもう一度お願いをしたい、こういうことで、確認でございます。いかがですか。 | ||
○馬淵委員 はい、確認をさせていただきました。 それで、もう一点ございますが、長妻議員が確認をさせていただくということで、ただし時間がなかった部分、時間が足りなかったということで、お二方に確認をさせていただく予定にしておりました、竹本政務官並びに森副大臣、このお二方に対して、...全文を見る | ||
○馬淵委員 竹本政務官並びに森副大臣、厚生労働省の責任者として、国民年金について広く議論をしようとするときに、このお二方、年金保険料納付について確認をさせていただいています。 再度の確認です。これは通告もしていると、長妻議員がこの件に関してはお尋ねするというふうに言っていまし...全文を見る | ||
○馬淵委員 竹本政務官に今お答えいただきました。納めているということの御答弁をいただきました。 森副大臣、お答えください。坂口大臣はもう答弁をされておられます。そして、これについては同僚議員が確認をさせていただくということでお話しさせていただいております。所轄官庁として、その...全文を見る | ||
○馬淵委員 答えられないということですか。答えられないということを今ここで確認してくださいよ。大臣が答えられて、竹本政務官も答えられました。森副大臣だけ、私だけここではきっちりと答えることはできない、そういう御答弁ですか。 もう一度確認させていただきます。答えられないというこ...全文を見る | ||
○馬淵委員 これは本当にさっさと答えていただきたかったんですが、どうしてすぐにお答えいただけないのか、不思議で仕方がありません。 こうした当たり前のことをお答えいただけないような現在の厚労省の幹部や政務官、大臣あるいは副大臣といった方々、今国民がどう感じているか。年金の抜本改...全文を見る | ||
○馬淵委員 事務次官であり、そして現在は年金資金の運用基金の理事長でいらっしゃる。まさに年金のど真ん中のところにいらっしゃる。 さて、ではもう一度確認しますが、この方の平成六年のときの役職は何だったでしょうか。 | ||
○馬淵委員 年金局長を歴任され、そして次官にまで上り詰め、そして現在、年金資金の運用基金の理事長を務めておられる近藤純五郎さん、こうした方が、まさに年金制度の崩壊をつぶさに見てこられたわけです。この方々が、責任をとらずに、ぬくぬくと天下りを繰り返している。 この記事の中には、...全文を見る | ||
○馬淵委員 今御指摘いただきました、この伊藤雅治さん、医師でいらっしゃるんですね。医師でいらっしゃる伊藤雅治さんが、近藤純五郎さん、年金局長そして次官を経験され、現在も年金資金の運用基金の理事長をされている、この方にほとんど変わらないぐらいの金額、五億三千九十六万円の生涯給与とい...全文を見る | ||
○馬淵委員 当然のことでありますね。能力を生かしてというのは、これも一つ当然でありますが、役所の権限を持ってそれに関連するようなところに天下ること、これは決してあってはならないことであると。坂口厚生労働大臣、今お話にあったとおり、これについて改めていくということをしっかりと確認を...全文を見る | ||
○馬淵委員 そうですね。その前の健政局長が音頭をとられてといいますか、諮問機関として設けられた。 そして、議事要旨がこれは的確に出されております。この検討会の中で検討をされた内容について、意見書の概要というところでまとめておられます。毎年、六千人を超える歯科衛生士が免許を得て...全文を見る | ||
○馬淵委員 お聞きしないことまでお答えになられましたが、めどとしては、平成十二年四月一日をめどとする。そして、その四月一日をめどに向けてさまざまな方策、施策を考えていくということになったと理解をしております。 平成十二年四月一日ということで、当然ながら、これが五月にまとめられ...全文を見る | ||
○馬淵委員 私の質問に答えていないですね。 いいですか。十一年の五月、この意見書を受けて、そして八月には概算要求があるわけですよ。十二年度の予算に対して、まさに今おっしゃった期間を二年制から三年制に延長するには、施設やあるいはその周りの建物を含めたさまざまな整備が必要だ、予算...全文を見る | ||
○馬淵委員 早くそうおっしゃってくださいよ。 予算措置、予算の概算要求において、養成所施設整備費の予算化を要求しているということを今確認させていただいたわけでありますが、そこまでやっていて、平成十一年の九月に、先ほど私がお聞きしていなかったにもかかわらず、もう先走っておっしゃ...全文を見る | ||
○馬淵委員 つまり、厚生労働省として、当時は厚生省として、この十二年四月一日の施行に向けて、意見書を受けて進めて、予算措置をしようとしていたけれども、九月にそれをとめた、そういうことですか。森副大臣、お答えください。 | ||
○馬淵委員 厚生労働省が平成十一年の九月に、十二年四月一日の準備をしていたんだけれども、これはとりあえずの凍結をしたということなわけであります。 それについて、当時の日本歯科医師会の中原会長から、全国の各都道府県の歯科医師会長あてに文書が出ているんですね。これは説明をしている...全文を見る | ||
○馬淵委員 そうなんですね。歯科衛生士学校養成所指定規則の一部改正案ということを、これはもう本来なら準備されていなければならぬ。その状況の中で九月に、これがとりあえず凍結となったんです。とりあえず凍結という事実が起きた。 そして、ではそのときにどんなことが起きたんだろうか。一...全文を見る | ||
○馬淵委員 いいですか。年金の議論をしていくためにも、しっかりと、厚生労働官僚あるいはそれを取り巻く環境の中で、本当に信頼に足り得る議論を今までしてきたかということをここでは確認させていただかねばならない。 さて、今、坂口厚生労働大臣は、これは私にはわからないとおっしゃいまし...全文を見る | ||
○馬淵委員 中原会長から大臣あてに出ているわけですね。そして、今お話があった、その後、やはり日本歯科医師会としては、この問題に対して真摯に取り組まねばならないということで、平成十二年の三月三十日、この要望書を出しておられる後に、歯科衛生士養成学校を対象とした調査を行われています。...全文を見る | ||
○馬淵委員 このアンケート結果が、各紙、日本歯科新聞やその他にも出され、当然ながら、厚生労働省の方でも把握をされているわけであります。そして、このアンケート結果に対しての見解というものをお出しになられた、それが平成十二年の七月の十二日であります。今、委員の皆さん方、お手元にお配り...全文を見る | ||
○馬淵委員 今確認しますけれども、そうすると、この凍結解除ということについて、ここで見解として妥当だとされているわけですが、それをその後は明確に撤回するというようなこと、凍結解除を撤回するなどということはなかったということでしょうか。お答えください。 | ||
○馬淵委員 いいですか、確認をしますよ。凍結解除が妥当だ、こういう見解が出た後に、いや、まだ凍結はしておかなければならぬというような通知、通達というのはされていませんか、こう確認をしているんです。お答えください。 | ||
○馬淵委員 もう一度具体的に確認しますよ。 平成十二年七月十二日に、厚生省の歯科保健課から、凍結解除が妥当だとする見解を出したんですね。もう凍結解除をしましょうという見解を出したんですよ。そうならば、凍結解除に進むじゃないですか。しかし、凍結解除に至っていない。だから、私、繰...全文を見る | ||
○馬淵委員 今の話じゃないんですよ。いいですか、平成十二年七月に、役所が、凍結解除すべきだ、こう言っているんですよ。それに対して、今、凍結解除になっていない。今日においての話はもういいんです。その当時、凍結解除が妥当だと言っているけれども、これを撤回させたことはないですか、こう確...全文を見る | ||
○馬淵委員 凍結解除が妥当だとする見解は生きている、今そういうふうにおっしゃいました。そして、私の繰り返しの質問にお答えになっていないんですが、そうした通達、通知がないということでよろしいんですね。 森さん、もう一回確認ですよ、そういった通達、通知はないということでよろしいん...全文を見る | ||
○馬淵委員 意見を求めるじゃなくて、この見解について撤回をさせなかったかと私はお聞きしている。それはないと今おっしゃいましたが、平成十二年七月十二日のこの見解が出た後に、平成十二年八月九日付で、伊藤健政局長が文書で出されているんですよ。伊藤健政局長が、この文書、これは日本歯科医師...全文を見る | ||
○馬淵委員 いいですか、役所が正式に出した文書、これを一カ月もたたないうちに、自分の部局に対して、あのような見解はなきものとしてくれ、こんな文書を出して撤回させて、これはおかしくはないですか。これが当たり前のようになされる、厚生労働省のふだんの仕事の姿ですか。 国民年金、今ま...全文を見る | ||
○馬淵委員 いいですか、これは「極めて遺憾である」と言っているんですよ。もう否定しちゃっているんですよ。自分の部局がやったことは否定して、それはないものとせいと、こうしているんですよ。 おかしいじゃないですか。なぜこういう状況になったのか。森副大臣、お答えください。これは一体...全文を見る | ||
○馬淵委員 今、見解が変わったわけじゃない、そんなようなニュアンスでおっしゃっていますけれども、明らかに変わっていますよ。これは明らかに変わっているじゃないですか。この伊藤さんが、自分の部局から出した見解に対して否定しているわけですよ。これは通常だったらあり得ないですよ。一カ月も...全文を見る | ||
○馬淵委員 流れの中で起きたことだといえば、何でも過ぎちゃう、何でもそれで済ませちゃうんですよ。済ませられるわけですよ。 今申し上げた、今の流れの中で、私、最後につけ加えた木村議員の政治献金の推移、そしてこうした不可解な厚生省の局長の言動が変わっているという状況、これを考えれ...全文を見る | ||
04月23日 | 第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第21号 議事録を見る | ○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。本日は、この委員会での一般的質疑ということで質問をさせていただきます。 私、いろいろな現場に地元などでも顔を出しますと、私の支持者の中で、生命保険の販売員、いわゆるセールスレディーと呼ばれる女性の方々、あるいは中小の保険代理店やまた大手の...全文を見る |
○馬淵委員 今大臣から御説明をいただきました、二度にわたっての解禁、一度目が十三年の四月、これは、銀行業務と一体性のあるものという限定において住宅ローン関連からスタートをした。そして、十四年十月、今御説明のあったるるの保険に関しては、いわゆる業務との類似性、親近性のあるものという...全文を見る | ||
○馬淵委員 販売はまあまあそこそこに上がっておる、そして苦情等もそれほどないというお話であると承りましたが、問題ない、こういった御見解であるということですが、行政処分等がなされた例というのはどんなものでしょうか。 | ||
○馬淵委員 今大臣おっしゃった、三件とおっしゃっていますが、先ほどの話は、これはもうオープンにされておられますね。これは三件でありますが、静岡中央銀行、抱き合わせ販売、また、ほかにも福井銀行、無登録募集等、もう一件、私ちょっと存じ上げない件でありますが、こうした三件ほどがある。そ...全文を見る | ||
○馬淵委員 まとめたものはないということでありましたが、私は、こうした消費者の保護にかかわる部分というのは、非常にこれは丁寧に進めなければならないというふうに思うんですね。 今、銀行などは問題がないとお話をされている。銀行は、例えば、大きな苦情はないと銀行側は説明をするという...全文を見る | ||
○馬淵委員 今まさに大臣のお答えの中に、本音の部分が見えたと思うのですが、法で規制しているからというお言葉がありましたが、この問題は、法で規制しているから大丈夫だという問題ではないんです。いわゆる力のある者が抑え込むという、この圧力というものは表に出てこないんですよ。だからこそ、...全文を見る | ||
○馬淵委員 現状の体制でとおっしゃるわけでありますが、千数百件、千九百件とおっしゃっていますが、これは本当にわずかなんですよ。いかにそうした事例が顕在化しないか、いわゆる潜在化、潜ってしまうかということについて、少し現場の声をお話しさせていただきたいと思うんです。 いろいろな...全文を見る | ||
○馬淵委員 今、融資先への販売を禁止する等々のお話もしているんだということでありますが、事前の規制というものが本当に重要であり、消費者保護の観点に立った、具体的な、抜け道をつくらない、ループホール、これはもうそういうふうに審議会でも言われておられますよね、こうしたものをつくらない...全文を見る | ||
○馬淵委員 私は、やはりまだまだ現行法では不備である、そして、横断的ルールとはどういうものか、これは一つは私たち民主党が訴えている金融サービス市場法、消費者保護の観点に立った完全な、例えば英国の金融サービス市場法、これも検討中であるということだと思いますが、こうしたもの、これを早...全文を見る | ||
○馬淵委員 実際、販売、営業、私はやってきましたよ。相手の商品やサービスを誹謗中傷することで自社の商品やサービスは売れないんですよ。そんなことしたら、お客さん、見抜きますわ、ええもん売っとらんねんな、こいつはと。 そうじゃないんですよ。純粋に比較することすら実際には業界の方で...全文を見る | ||
○馬淵委員 ありがとうございました。 | ||
05月11日 | 第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第23号 議事録を見る | ○馬淵委員 私、馬淵澄夫は、民主党・無所属クラブを代表して、証券取引法等の一部を改正する法律案及び株式等の取引に係る決済の合理化を図るための社債等の振替に関する法律等の一部を改正する法律案、これらに賛成する立場で討論を行います。 まず、両案に賛成する討論に先立ち、両案の提出者...全文を見る |
05月17日 | 第159回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号 議事録を見る | ○馬淵分科員 民主党・無所属クラブの馬淵でございます。 本日、この決算行政監視委員会で、私は医療の質の向上並びに医療事故の防止等々についてお尋ねをさせていただきたいと思っておりましたが、まず冒頭、医療の質の向上、当然これは図らねばならないことでありますが、まずその前に、厚生労...全文を見る |
○馬淵分科員 今、森副大臣、現在のことを聞かれている、文脈でそのように聞かれているとおっしゃっておりますが、その私の以前に長妻議員からの質問があり、国民年金の未納問題について取り上げられておりました。そしてもちろん、言葉じりの問題でおっしゃれば、確かに副大臣、そのときには「国民年...全文を見る | ||
○馬淵分科員 大変心外だとおっしゃいますが、いや、今のお話の中で、意図的に隠していないとおっしゃっておりますが、記者会見の中で、副大臣、どうおっしゃっているんですか。江角マキコさんの一件があった直後にお知りになって、そしてなぜ五月の十二日の段階でみずから御公表されたのか。それは、...全文を見る | ||
○馬淵分科員 誠意というのは、私、さっぱりわからぬですね。はっきりとおっしゃっているんですよ、この記者会見の中でも。衆議院の審議が終わって、そして委員会でそういう答弁をして、それ以上のお尋ねがありませんでしたしというのを入れていますね。そして、何もわざわざ皆さんにその時点で御報告...全文を見る | ||
○馬淵分科員 再度確認します。副大臣として、衆議院の通過を待って、知っているにもかかわらず隠していた。知っているにもかかわらず隠していたのを、衆議院の通過を待って説明した。これはしっかりと誠意を持って対応した、そうおっしゃるんですね。はっきり、その点もう一度確認します。 | ||
○馬淵分科員 もう私なんて一年生議員でして、国会の運営の一つ一つを本当に先輩の皆さんから学ばなきゃならぬ立場にいます。もう何期も経験をされている森副大臣が、参議院に入る前、これは衆議院の通過を待ってじゃない、そんなばかな答弁をされているというのは、私はこれは甚だ信じがたい光景であ...全文を見る | ||
○馬淵分科員 現在は非常に把握が難しい、このように御答弁だと思いますが、確かにいろいろな取り組みはなされているようですね。 平成十五年の八月二十一日に、例えば、これは医療事故という形で調査された結果でありますが、「医療事故の全国的発生頻度に関する研究班における調査研究の概要に...全文を見る | ||
○馬淵分科員 大臣の方からも、その重要性は十分理解しているという御答弁をいただきましたが、もう既に、医療の現場の中では、看護に対しては極めて具体的な定量把握というものに取り組んでおられます。 もうもちろん御存じだと思うんですが、平成八年度の厚生省看護対策総合研究事業報告という...全文を見る | ||
○馬淵分科員 もう時間もなくなりましたが、今、坂口厚生労働大臣の方からは、とにかくこの看護の分野における成果というものを高く御評価いただいていることの確認ができました。できるんですよ。私はそう思っております。 そして、このベンチマーキングこそがその質を高めていく、経営、すなわ...全文を見る | ||
05月26日 | 第159回国会 衆議院 財務金融委員会 第26号 議事録を見る | ○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。 本日、一般質疑ということでありますが、私自身、この委員会でたびたび質問をさせていただいている課題、テーマとは、行政の、際限なき裁量行政、この問題について私はたびたびここで質疑をさせていただいてきた、そういうふうに任じております。例えば、...全文を見る |
○馬淵委員 今大臣御指摘のとおり、特別検査、これは銀行の決算作業と同時並行して債務者区分を検査するということで、UFJ銀行さんは、三月末の決算期でございますから、ちょうどその決算に向けての作業が始まったと同時に、並行して特別検査が実施された。今大臣のお答えにありましたように、こと...全文を見る | ||
○馬淵委員 銀行における大口の与信先の実態把握、そしてその態勢、再建計画の策定あるいは見直しの関与の状況等、これをしっかり検査しているかということの態勢の把握、こういったことを始めたい、こう四月の二十七日に発表され、できるだけ早くということで、これは報道では五月ごろ、五月にも始め...全文を見る | ||
○馬淵委員 適切な、適正な監査並びに決算の結果を発表したんだというふうに受けとめているというお答えだと思いますが、この二度の修正、上場企業が修正を発表する場合、適時開示ということでありますが、この場合には監査法人の監査対象とはなっておりません。したがいまして、先ほど申し上げた、ス...全文を見る | ||
○馬淵委員 そうなんですね。ことしの四月から実は公認会計士、監査法人は、金融庁の監督のもと、公認会計士・監査審査会という制度の中に入ったんですよ。この公認会計士、中央青山監査法人が金融庁の監督下に入った段階で、監査法人が金融庁の意向をそんたくしないわけはないと考えるのは一般の国民...全文を見る | ||
○馬淵委員 監督下という部分に関しては、より厳格なということで御理解いただきたいと思います。 今、大臣にお答えいただきましたが、日本公認会計士協会の奥山会長が、これは五月の十九日の記者会見で、UFJの決算に関してこのように記者発表されております。金融庁の通常検査や特別検査の結...全文を見る | ||
○馬淵委員 いや、それは代理だから約束できないということではなくて、今代理であろうが、委員長は、これは権限持っていらっしゃるんですよ。代理であろうが、これは表見代理なんですからね。 これはだから、協議協議と言ってこのまま延ばすんですか。もう既に二カ月にならんとしているんですよ...全文を見る | ||
○馬淵委員 いや、もう一度私確認しますよ。 では、いつまでに、協議というのは、もう既に三月の三十日ですよ、私どもの同僚議員中塚議員が、あのときは確かに民民の問題かもしれなかった、民間の企業の一部の問題だ、しかし、社会問題に発展しかねないということで、参考人招致、資料の要求もさ...全文を見る | ||
○馬淵委員 それも含めてというお話でありますが、再度、私は民間の企業におりました、昨年まで浪人をしておりましたが、民間企業の経営におりました。期限を決めてというのは、これは当たり前のことじゃないですか。物事のこれは基本じゃないですか、ルールじゃないですか。速やかにということで、も...全文を見る | ||
○馬淵委員 今回私は、確かに民の問題ではあるとはいえ、金融庁との暗闘などとささやかれるようなこと、こういったことが結果的には国民一人一人の金融に対する不信を招きかねないということを大変憂慮しております。竹中大臣が、まさに竹中プランで不良債権処理、さらにはその不良債権先、その先の処...全文を見る | ||
○馬淵委員 今御説明いただきましたが、これは保険業法の施行規則の十一条四号の部分、この「適正であること。」ということにかかわるのかと思いますが、この「適正であること。」ということで、これがまた行政の裁量に任されるのではないかということが懸念されるわけであります。 保険の金額、...全文を見る | ||
05月27日 | 第159回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第5号 議事録を見る | ○馬淵小委員 私は、前職といいますか、この国会に来るまでは経営の現場におりました。実体経済社会の中におりますと、非常にダイナミックに変革を行わねばならない、そんな必要性に迫られます。 そのダイナミックな変革を政治の世界にという思いでこの国会へ上がらせていただいたわけなんですが...全文を見る |
○馬淵小委員 今、先生も、慎重審議というのが、ただ同じ手はず、手順を二度重ねているということではなくて、民意の反映がそこにかかわることに意味がある、こういうふうにお考えだという御意見だったと思うのです。 もう一方、直近といいますか最近の動きの中からいいますと、昨年の衆議院選挙...全文を見る | ||
○馬淵小委員 そうしますと、独自性あるいは民意の反映というのが、選挙という一つの期間を置いて民意が変化する中での受け皿としての仕組みは選挙としてある。そして当然ながら、もう一つは、その選挙制度そのものに踏み込んだ院の構成、先ほど、地域代表であったり、あるいは職能代表であったりとい...全文を見る | ||
○馬淵小委員 そうなりますと、殊さら今度はうまくいっていないということを理由にして、これは院の構成そのものを大きく変えてしまったらどうかというような意見が、私は多分に出かねないなということを感じています。 例えば、我が党の小沢衆議院議員などは、御自身の参議院改革という形で公に...全文を見る | ||
○馬淵小委員 時間になりましたので、最後になりますが、今のお話も含めて、先生は、人口とおっしゃいましたけれども、政治レベルがある程度進化した形がやはり二院制という形で民意の反映の仕組みとしてあるんだという、ある意味での理想論をモデルとしてお持ちだというふうに解釈すればよろしいです...全文を見る | ||
○馬淵小委員 わかりました。どうもありがとうございます。 | ||
08月04日 | 第160回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号 議事録を見る | ○馬淵委員 民主党の馬淵澄夫でございます。 きょう、この厚生労働委員会にて質疑をさせていただきますが、さきの通常国会で、与党の提出の年金法案、強行採決となりましたが、私は、かつてこの場所で、その法案提出者としての資質を問うということを質疑をさせていただきました。そして、御存じ...全文を見る |
○馬淵委員 今のお話は、この事件の具体的な中医協のことについてお話しいただいているわけですが、政治家と金の問題、これもただしていかねばならない。ただ、私はそこで、もう一つ大事な視点、これをお伺いしたいと思います。 今般の問題は、たびたびこの国会で、さきの通常国会でも取り上げら...全文を見る | ||
○馬淵委員 御指導されたということで、八月末にはその最終の報告がなされるということでありますが、結局、本当に明確な、その一体性を排除する、政治と金の問題がいわゆるずぶずぶの状態で行われること、こうした温床を排除すること、これを明確な姿勢として示していただき、その結果として、八月の...全文を見る | ||
○馬淵委員 私はちょっと大臣にお伺いしたいんですよ。 こうした動きがあったときに、所管の政治家として、大臣として、所管のその責任者として、それは何かあってもおかしくないなと普通は考えられるんじゃないですか。そしてそれについて、これは再度内部調査を、さきの通常国会でこれは要求さ...全文を見る | ||
○馬淵委員 では、大臣に改めてお聞きしますよ。 今も私申し上げたように、そうした担当官からお聞きしたことしかないと。それはそうでしょう。でも、私が申し上げているのは、この六名の方々がこうした献金を受け取って、そして記載もされなかった、それは個別のことだというふうに今お答えにな...全文を見る | ||
○馬淵委員 これはやはり単なる勘違いとかそういう話で済む問題じゃなくて、これを適正に処理したからいいという話ならば、すべて後で訂正すれば済む話なんですよ。しかも、これは職務権限がある方々が動いているわけですよね。そこはそれこそ口裏合わせをされたらわからない、そこでいろいろなプレッ...全文を見る | ||
○馬淵委員 それは本当に一番透明性が確保される方法だと思いますね。直接手渡しで受領ということというのはなかなか少ないのかもしれません。 ただ、私なんぞは、御支援いただく個人の方々から、それこそ財布から千円出してというような寄附のあり方、そういったお金を受け取ることもかつて経験...全文を見る | ||
○馬淵委員 そうですね。いただいて、それをそのまま忘れてしまうなどということは、いただいた行為に対してこんな失礼なことはない、通常あり得ない話だと私は思っています。大臣も、直接現金でお受け取りになったことはないというお話でしたが、そのような行為をしていただいた方に対しては、それは...全文を見る | ||
○馬淵委員 私も小切手で受け取ったことはないんですよ。振り込みも本当にわずかばかり、こんなことを言ったら怒られるかもしれませんが、そういったお気持ちの中で、それぞれ皆さん方が本当にその浄財をいただいている。 その中で、この小切手を受け取るという経験、なかなか私も少ないと思うん...全文を見る | ||
○馬淵委員 そうですね。私ももらったことはないんですけれども、そのような金額の寄附をいただいたらどう感じるかということについては、私も自分の気持ちに問いただして答えることができます。大臣、それはおできになりませんか。お答え願えますか。 | ||
○馬淵委員 本当に、そういった金額を受け取ることというのはなかなかないし、そんなたくさんはいただけないというお言葉すら出てくる、これは大変大臣の姿勢を示すものだと思います。 しかし、一億円の小切手をお受け取りになって、そして忘れてしまったという方もいらっしゃるようです。これが...全文を見る | ||
○馬淵委員 いや、それはもうだれもがわかっていることですよ。政治資金規正法にそのように記載されているわけですから、これは適正に処理をしなければならないんです。 今国民が、なぜこの臨時国会で我々が三十日以上の会期を求めて、それを後押しするような、つまりあの参議院選挙での私たちの...全文を見る | ||
○馬淵委員 いや、それを聞いているんじゃないんですよ。適正に処理しなければならないのは、もうだれもがわかっているんですよ。国民の皆さんも、政治家が適正に処理をしていないなんて夢にも思いませんよ。いや、実はわかっているから政治不信が起きているのかもしれないんです。 私がお尋ねを...全文を見る | ||
○馬淵委員 お答えいただけないなあと今思います。 大臣はいつも厚生労働行政に真摯に一生懸命に取り組んで、前向きな御回答をいただくといったことを私も先輩議員からお伺いをしていたんですが、事この問題に関しては非常に歯切れが悪いなと思います。 では、時間も余りありませんので、少...全文を見る | ||
○馬淵委員 今、はっきりとした大臣のお答えをいただきました。明確な答弁をいただいております。 さて、そうした御答弁の中でありますが、実は、本日発売の週刊文春に、二十八ページ、これは週刊紙の報道でございますが、こちらに大臣の記事が記載されております。「坂口厚相「隠し弟」と愛知日...全文を見る | ||
○馬淵委員 後援会で運転資金が要るということ、これは同じですよね、政治活動として使われるわけですから。どのような使い道があろうと、お受け取りにならないということとこれは矛盾するのではないか。 このことに関しては、この秋に収支報告書が公開されるようです。それをもって明らかになる...全文を見る | ||
○馬淵委員 それでは、時間となりました。この問題に関しては、繰り返し申し上げますが、厚生労働省の責務として、しっかりと国民にお伝えをする責任があるということを改めてお伝え申し上げ、私の質問とさせていただきます。ありがとうございました。 | ||
10月21日 | 第161回国会 衆議院 憲法調査会 第2号 議事録を見る | ○馬淵委員 この議会オンブズマン、その他行政に対するチェックの仕組みについて、私は、まず、主権者たる国民の統制、あるいは憲法の十六条に定められている請願権といった根本理念が貫徹されていれば、まずこの一点について貫徹されていることが重要であるというふうに考えております。既存の行政に...全文を見る |
10月29日 | 第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号 議事録を見る | ○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。 きょうは、FRC報告についてということで質疑の時間をいただきました。また、新任の伊藤大臣、きょう、初めての私からの御質問です。伊藤大臣には、しっかりと、はぐらかさずに真っ正面からお答えをいただきたいと思っております。 まず、きょう報...全文を見る |
○馬淵委員 今、含まれているということです。この残高の中に、今申し上げた旧三銀行、すなわち、これは現在のUFJ銀行、UFJホールディングスに対しての資本増強、これが含まれているということであるとお答えいただきました。 さて、このUFJ問題、この財務金融委員会で再三再四取り上げ...全文を見る | ||
○馬淵委員 私、金融庁のトップとして具体的にどういう売却の仕方をしろという指示をお持ちなのかということをお聞きしたわけではありません。これは、不良債権処理をするという大きな方針を国として出されていく、不良債権処理を進めなさいという方針を出されていく中で、不良債権の売却というものは...全文を見る | ||
○馬淵委員 回収額の極大化、そして、実現性が高く、最も合理的と、今三つお答えをいただきました。 では、もう一点、違う観点からお尋ね申し上げます。 不良債権処理の中で、債権の売却という手が当然ながら考えられますが、さらには債権放棄という、これはやむにやまれぬことではあります...全文を見る | ||
○馬淵委員 おっしゃるとおりですね。BSからの切り離し、オフバランス化していくという中で、残余の債権が回収可能かどうかという検討が重要だ、おっしゃるとおりだと思います。 そして、さらに合理性というふうにお答えいただきました。つまり、不良債権処理においては、この合理性ということ...全文を見る | ||
○馬淵委員 経営判断は当然なんですが、御指摘のように合理性ということ、経済的合理性ということが重要だとお答えいただいたと私は解します。 さて、UFJの経営健全化のための計画、これはお手元に資料を配付させていただきました。平成十六年九月、つい先般、経営健全化計画が出されているん...全文を見る | ||
○馬淵委員 個別金融機関の問題であるということでございますが、これも竹中前任大臣も常にそういうお答えであったんですが、個別金融機関の問題であるからといって常に御答弁をいただけない中で、あれよあれよという間にさまざまな処理が進んでいってしまっているのが今日までの金融行政の中で問題視...全文を見る | ||
○馬淵委員 経営判断に対して金融庁が個別の判断は示さないとおっしゃっていますが、現に、このFRC報告の中でも、足利銀行がさまざまな経営判断をする中で、検査を通じて金融庁の意図というものをお伝えになられたのではないんですか。 このような五千億もの債権のうちの三千億を債権放棄させ...全文を見る | ||
○馬淵委員 伊藤大臣、真っ正面からお答えくださいと私も冒頭に申し上げたわけでありますが、見守っていただかなければならないし、少なくとも金融監督行政、資本を注入した責任者として、血税を使うということを行ってこられた責任者として、これに対してはしっかりと見きわめていただくという方針を...全文を見る | ||
○馬淵委員 今御報告いただきましたのを私も事前にお聞きしていたわけでありますが、私がお聞きを申し上げたいのは、まず、金融庁として、地域全体が被災をした場合の金融インフラに対する危機管理体制。個別個別での銀行に対する危機管理体制を要求しながら、関東財務局あるいは日銀の出張所、営業所...全文を見る | ||
○馬淵委員 では、少し違ったところでお聞きしますと、今のお話は、例えば、災害救助法適用後の要請という形で出されている書面がございますが、これは九項目ほど載っております。 関東財務局新潟財務事務所長あるいは日本銀行新潟支店長名で出されておりまして、八項目めに、「災害の状況、応急...全文を見る | ||
○馬淵委員 ガイドラインの見直し等を行っているということであります。 さて、先ほど私がお伝えをした要請書に戻ります。 大震災の教訓も得てガイドラインの見直しも行っている、そして、防災に対して災害救助法適用後徹底した対応をしているとお答えでありますが、私が問題視したいのは、...全文を見る | ||
○馬淵委員 今のお答えの中では信用保証協会、これは中小企業庁、すなわち、経済産業省の支援の仕組みの中でというお話でありますが、私が申し上げたいのは、金融機関に対してさまざまなみずからの行政の方向に関しては厳しく指導をしながら、しかし、一方で地域におけるその対応の状況についてはお任...全文を見る | ||
11月11日 | 第161回国会 衆議院 憲法調査会公聴会 第1号 議事録を見る | ○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。 きょうは、公述人のお三方、お忙しい中、皆様方の御見解をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。きょうは私、お三方に、それぞれの御経験の中から、憲法の問題に関して、本日は人権という観点でお話をお聞かせいただけたらというふうに思...全文を見る |
○馬淵委員 今、お三方からお話を聞きましたが、一点、突っ込んで、植松公述人にお話を聞きたいんです。 生存権という今お話をいただきました。現実に滞在する外国人、特に不法滞在という場合に、提供される医療、どういった場合には医療の提供ができて、そして、これは不法滞在の場合ですけれど...全文を見る | ||
○馬淵委員 ありがとうございます。 今、外国人についてのお話をちょっとお聞きしたわけですが、同じ権利の主体者として、今度は観点をちょっと変えてみまして、子供という権利の主体者、これをお尋ねしていきたいと思います。 私自身は六人の子供の父親でありまして、児童虐待あるいは不登...全文を見る | ||
○馬淵委員 暉峻公述人に再度お尋ねをします。 保護客体としての子供の権利が、今のお話ですと、途上国と同様に論じられるというのはいささかの問題があるのではないか、こういった御意見でありますが、保護客体としての子供が、今逆に、非常に主体としての権利を侵害されている、阻害されている...全文を見る | ||
○馬淵委員 大変示唆に富んだ御意見をいただきました。 次に、植松公述人の方に、同じ主体者としてお尋ねをしたいことがございます。 人の一生の中で、生まれる前、生まれる前となりますと、これはまだ生まれていないではないか、人権という問題ではないではないかという御指摘になるかもし...全文を見る | ||
○馬淵委員 もう時間も短くなってまいりましたので、最後に一点。 これは本当に直近の時事の問題でございますが、退避勧告ということについて、海外渡航の自由ということについてお尋ねをしたいと思います。 これは、先日、イラクでの人質事件、大変不幸な事件として私たちに大変大きなショ...全文を見る | ||
○馬淵委員 ありがとうございました。 | ||
11月12日 | 第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号 議事録を見る | ○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。きょうは、八十二年ぶりに抜本的な改正となります信託業法、この業法の法案の審議ということで質問の機会をいただきました。 今回の業法の改正、八十二年ぶりということで、範囲、信託財産の範囲の拡大と担い手の拡大ということで、これは私も大変有意義な...全文を見る |
○馬淵委員 平成十五年、規制改革推進三カ年計画の金融サービス業発展のための基盤整備というお答えでありました。 規制改革、これがまず日本の金融の制度の中で必要である、こういった観点から進められたということでありますが、私の方からは、そもそも信託制度並びにその制定された法律につき...全文を見る | ||
○馬淵委員 他業禁止という趣旨だということでございます。 それではお尋ねしますが、今回の改正で、信託会社の方は不動産売買はできますか。 | ||
○馬淵委員 今回の業法改正で、担い手の拡大がされます。その新しい信託会社というのは不動産売買ができる、こういうことでございますか。——はい、できるという御回答をいただいたということでございますが、都銀子会社並びに地銀、都銀、こうした本体、先ほど大臣のお話では、他業務に対してはこれ...全文を見る | ||
○馬淵委員 銀行の参入を認めない、都銀や地銀、こういったものの不動産売買の参入は認めないということで今お答えをいただきました。 さて、こうした信託制度の見直しを今されているわけでありますが、一方で、金融のシステムそのものも大きく変わってきました。そして、銀行も形態を大きく変え...全文を見る | ||
○馬淵委員 ではお尋ねしますが、大臣、兼営法は見直さなければならないものでしょうか。お答えください。 | ||
○馬淵委員 いや大臣、今のお話は、私、先ほどの御発言と一致しない部分があるように感じるんですけれども。 信託法の改正が行われれば業法も見直さなければならない、そのときには兼営法も当然ながらという今お答えだったというふうに感じるんですが、大臣、最初に、規制改革三カ年のこの計画に...全文を見る | ||
○馬淵委員 全然お答えになっていないですね。必要なところを変えていくというのは、それは当然ですよ。信託業法にかかわるところが変われば、兼営法、これは文言を変えるのは仕方ないですよ。附則で変えておられますね。それは知っていますよ。 そうじゃなくて、私が申し上げているのは、信託業...全文を見る | ||
○馬淵委員 大臣、もう一度お尋ねしますよ。 信託業法で担い手の拡大を図っているわけじゃないですか。そして、担い手の拡大を図る中で、今申し上げたように、不動産売買というこの業務そのものが、金融の形態が変化してくる中でいびつな形になっているじゃないですか。先ほど申し上げたように、...全文を見る | ||
○馬淵委員 大臣、答弁をお読みになられて、今の御説明、果たしてどれほどの国民の皆さんあるいはこうした業務に精通される方々が納得されるでしょうか。金融庁の所管というこの業法、そして兼営法、それに対して本当に市場の公正性を保つということを大臣が一生懸命に取り組まなければならない、よく...全文を見る | ||
○馬淵委員 区分したというお話ですね。それが議論ということですか。 ではお尋ねしますが、では、参入が想定される信託受益権業者というのは、具体的なイメージはどういうものでしょうか。お答えください。 | ||
○馬淵委員 具体的なイメージということで、今お話をお聞かせいただきましたが、実際には、知財等などの流動化の市場などということも、これは巷間さまざまな金融経済誌などにも書かれております。 さてそこで、私は先ほど来、拙速に過ぎる信託業法の制定ということがされていないかということを...全文を見る | ||
○馬淵委員 その、販売する、営業する、これはつまり、営業するというのは何をもって業とするかとお尋ねしたんですが、つまり反復継続ということが業となす要件である、そういうことでよろしいですか。イエス・オア・ノーでお答えください。 | ||
○馬淵委員 そこで、受益権販売ということ、これを業となすということは、反復継続性があるということだと今お答えをいただいたわけでありますが、不動産流動化ビジネスそのものの御説明、皆様方よく御存じかもしれないんですが、御説明をそっとさせていただければなと思います。 お手元の資料の...全文を見る | ||
○馬淵委員 いや、だから、私は先ほどから拙速に過ぎないかと申し上げているんですよ。 いいですか。この不動産流動化のスキームというのは、目の前で不動産屋さんが並んで売っているのとは違うので確かに見えにくいかもしれないが、現実の市場の中ではおよそ三兆近いアセットボリュームがあると...全文を見る | ||
○馬淵委員 では、確認しますよ。問題があると御認識ですか。そして、それに対して限定列挙あるいは除外規定などを盛り込むべきだとお考えですか。お答えください。 | ||
○馬淵委員 私がこの委員会の中で明らかにしていきたいのは、結局、この当局の皆さん方、実態をよくごらんになっていらっしゃらない。業法の改正、あと、これは信託法を見直してから、そしてその上に兼営法を見直すというお話ですが、そもそもこれは八十二年間ほったらかしなんですよ。時間がない、間...全文を見る | ||
○馬淵委員 大臣、本当にしっかり実態を踏まえてください。 私は、この財務金融委員会、素人でございますが、ビジネスの現場からやってまいりました。常に現場に真実があります。現場をよく見て、そして本当に健全な市場の育成ということに取り組んでください。 私が最も、この委員会の中で...全文を見る | ||
11月16日 | 第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号 議事録を見る | ○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。 本日、一般質疑の機会を得られました。私の方から、二、三御質問をさせていただきたいと思います。 四月の二十三日でございましたが、私は、当委員会におきまして保険業法三百条一項六号、比較販売の禁止規制につきまして取り上げました。いわゆる銀...全文を見る |
○馬淵委員 今大臣は、上限は定められていないとおっしゃいました。保険会社があくまでモラルリスクというもの、保険数理に見合って、のっとって判断しているということをお答えいただきましたが、実態として、現在日本で高額の生命保険に入ろうとする場合、一社で最高幾らまで入れるんでしょうか。お...全文を見る | ||
○馬淵委員 ばらつきがあるというふうにおっしゃっておりますが、普通死亡保険金額の通算限度は、二年通算で五億、そして既契約の通算で七億、これが一つの限度額として、実際には大手生命保険会社の中では、その取り扱いは新既契約の取り扱いという形で定められています。私の手元には、ソニー生命あ...全文を見る | ||
○馬淵委員 いや、大臣のお話ですと、一切の指導はない、こういうことでよろしいんでしょうか。 | ||
○馬淵委員 個別の事例ということですが、それぞれ個別の企業の資産内容や、当然ながらその保険の残高等々、違ってくるわけです。しかしながら、このように上限に関しては横一線である、横並びになってしまっている。つまり、「適正であること。」というこの施行規則の基準が、実は金融庁そのものがあ...全文を見る | ||
○馬淵委員 私も、大臣がおっしゃるように、各企業がそれぞれのリスクを算出しながら消費者のニーズに合った商品開発を行っていくことは非常に重要だと思います。しかし、現実には、こうして高額死亡保険に関しては横並び一線になってしまっている。これはある意味では業界の怠慢ということもあるのか...全文を見る | ||
○馬淵委員 今、十一件、そして個人については三件おありだというふうにお話がありましたが、今どういう実態が生まれつつあるか。 もちろん、これは大口の資本家ですから、数が多いというわけではないかもしれません。しかし、その金額というのは相当なものになります。大口の資産家、資本家の皆...全文を見る | ||
○馬淵委員 御指摘いただきましたように、百八十六条でこれは規定をされていて、私が先ほど申し上げたような例は違反になる、業法違反となる。そして、業法違反の場合、日本に支店を有していない会社ですから、管轄外となります。この管轄外の保険会社にも当然ながら過料が科される、そして申込者にも...全文を見る | ||
○馬淵委員 何億も保険に入って、何とかこれで相続税対策にというように考えておられる方が、たくさんいるとは言いませんよ、でも、そうしたお考えの方が現実に海外に行って高額保険に入っておられる。しかし、過料は五十万だといえば、これが果たして抑止力になるのか。よく勘案して、思料してこれを...全文を見る | ||
○馬淵委員 伊藤大臣も、竹中さん同様、共済というものはしっかりと守るべき部分もある、こういうお答えをいただいたと思います。 金融庁の方では、金融審の議論がようやく詰めまで来るというところでありますが、先ほど大臣も御指摘がありましたホームページには、根拠法のない共済については呼...全文を見る | ||
○馬淵委員 その特定の者に対して今個別具体的な判断が必要だというお話でありましたが、保険業を、違反を行っている根拠法のない共済に対して警告を発したり、あるいは業務停止を指導したり、場合によっては保険業法違反ということで告発ということ、これについては金融庁は取り組みをされてこられま...全文を見る | ||
○馬淵委員 すべての私人を管理監督下に置いて、それに目を光らせろということは、とても無理であります。それは十分理解をしていますが、金融庁がやはり情報を収集される窓口となるわけですね。そして、もちろん、それは警察に対して通報をするということでしか権限が及ばないんだというお話でもあり...全文を見る | ||
○馬淵委員 もう時間も余りありませんので、ちょっと違った観点で、もう一点お伺いをしたいと思います。 保険業法違反か否かという判断のところで、先ほど特定の者とすることに関しての判断は個別でさまざまな観点があるというお話がありましたが、今後何らかの形の規制を考えていくときに、明ら...全文を見る | ||
○馬淵委員 もう時間もありませんが、最後に一点だけ。 今のお話のようなガイドラインといいますか、方向性を持って進めていくということでありますが、やはり契約者の保護ということを考えたときに、いかに社会的な影響が大なるかを考えるべきである。そのときに、特定の者、不特定の者というこ...全文を見る | ||
○馬淵委員 規模の問題というのは非常に重要な観点だと私は思いますので、ぜひ金融審の中で直截な議論をしていただきたいというふうに思います。 どうもありがとうございました。 | ||
11月25日 | 第161回国会 衆議院 憲法調査会公聴会 第3号 議事録を見る | ○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。 本日は、公述人のお三方、お忙しい中お越しをいただきましてありがとうございます。 私は、昨年の総選挙で初当選をし、この国会にやってまいりました。この衆議院議員を志し二〇〇〇年選挙に出馬するまでは、長年ビジネスの世界に身を置いておりまし...全文を見る |
○馬淵委員 大変、現状というものをお聞かせいただいたなと思います。政治に対する不信、これはもう本当に昨今、もうこの十数年、いや、もっとさかのぼってからも続いているのかもしれません。この政治不信に対しての私たち政治家が真摯に取り組む姿勢というものをまず真っ先に御提示しなければならな...全文を見る | ||
○馬淵委員 受章の件はまことにおめでたいことと存じます。 今のお話の中で、容認しがたい不都合というものは存在はしないが諸外国に対してはという御意見でありましたが、諸外国の場合、例えば英国でありますと、王室とそして内閣というもの、こうした形で権威と権力というのが分かれております...全文を見る | ||
○馬淵委員 白石公述人がおっしゃっている事例などに関しましては、ある意味では、公共の福祉というものが明確になり得るものではないかというふうに思います。私は、そうしたものについては、当然ながら公共の福祉は優先されるべきである。ただし、この公共に資するというものがどういうものなのか、...全文を見る | ||
○馬淵委員 大変御示唆に富んだ御意見をいただいたというふうに思います。きょう出席している委員、肝に銘じておきたいと思います。 篠原公述人におかれましては、先ほどのお話の中では、通年国会、会期の問題をお話しされました。この会期の問題に関しまして、私も国対の副委員長として、通常国...全文を見る | ||
○馬淵委員 篠原公述人におかれましては、行政監視という機能をしっかり持ってほしいんだということをおっしゃっておられたというふうに私は感じておりますが、その点におきましては、先ほどのお話の中にもありました、大臣の委員会出席等におきましても問題があるのではないかという御指摘でありまし...全文を見る | ||
○馬淵委員 ありがとうございます。 もう時間もなくなってまいりましたが、お三方におかれましては、本当に、そうした現実の、現場のところからの憲法議論というのをこうした場に来ていただいてお話しいただけるということ、これを、この調査会だけではなく、帰られまして、職場や地域の自治会や...全文を見る |