馬淵澄夫

まぶちすみお

小選挙区(奈良県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

馬淵澄夫の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月17日第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
議事録を見る
○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  小嶋証人にお尋ねをいたします。  先ほど長妻代議士からも質問にありましたが、伊藤代議士のお名前が挙がりました。他の政治家に相談やお願いをされたことはございませんか。これは刑事訴追とは関係のない話ですから、端的にお答えください。
○馬淵委員 ほかにいらっしゃらないということでよろしいですか。端的にお答えください。
○馬淵委員 小嶋証人は、この問題が発覚後、十一月二十日、グランドステージ川崎大師の住民の皆さんに、その要望を受けて説明に行かれています。そして、それは、場所は中瀬町内会館。その中瀬町内会館に集まった住民に対して、午後八時から三時間数十分にわたる小嶋証人の説明がありました。  小...全文を見る
○馬淵委員 おっしゃっておられます。十一月二十日、三時間数十分にわたって、おっしゃられたことはすべてテープにとられておられます。そして、ここでは今テープを皆様方にお聞かせするわけにはいきませんので、できませんので、それを起こしたものを、私、今読み上げます。  小嶋証人は、私ども...全文を見る
○馬淵委員 どなたですか。お答えください。
○馬淵委員 どなたですか。お名前、言ってください。
○馬淵委員 このようにおっしゃっていますね。  安倍官房長官の政策秘書、政策、これは秘書とおっしゃっていますが、政策。そして、私どもはあの安晋会というのにやっぱり入っておりまして、安晋会の安は安倍さんの安、晋は晋三の晋、安晋会というのに入っておりまして、やはり、その彼の後援会の...全文を見る
○馬淵委員 このことを飯塚政策秘書に、これはいつ、どの場でお伝えを、お願いをされたんですか。お答えください。
○馬淵委員 議員会館で、そして、いつだかははっきり覚えておられないと今おっしゃっていましたが、これが、私、別の方からもお話を聞いております。  議員会館に行かれて、そして小嶋さんが飯塚秘書に、国交省でこういう状況になっているんだ、何とかしろ、さんざん税金を払ってきて国のためにや...全文を見る
○馬淵委員 理解したと今おっしゃいましたか。いや、恐らく、少なくともおっしゃっているんですよね、これは。私は事実の確認をさせていただいたんですが、おっしゃっておられますよね。  そして、この安倍官房長官の名前を出された。政治家については先ほど、御相談はしていないが、政治家の秘書...全文を見る
○馬淵委員 十一月二十日に小嶋証人がおっしゃっているんですよ。これは我々が知り得るものではありませんから。小嶋証人が住民の方におっしゃっているんですよ。神山というのが理事長でございますけれども、この方から有力なその審議官の方にもまた電話を入れていただいたんで、こういうふうに言って...全文を見る
○馬淵委員 質問にお答えいただいているとは思えませんが、もう一度、じゃ、ここだけ起こしたものを読みますね。  五十億の公的な貸し付けについて、これは二十日の段階でおっしゃっているんです。何としてもここは貸していただきたいということで、実は、国交大臣にも申し入れ、住宅局長にも申し...全文を見る
○馬淵委員 もう全くお答えいただいてないという現実が残ったと思います。  いずれにせよ、これで疑惑が解明とは全くなりません。引き続きの審議を強く求めて、私の質問を終わります。
01月19日第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
議事録を見る
○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。参考人の質疑をさせていただきます。  今、同僚議員の質疑が最後に山口さんのお答えというところで終わりましたので、補足の御質問をさせていただきます。  構造設計については、今、姉歯は決まっておりましたという、同僚議員の質問に対してお答えがあ...全文を見る
○馬淵委員 まだ社員になる前だということでございますが、姉歯建築士が動いておられたという発言をいただいたということで、私の方の質問に移らせていただきます。  さて、私は、本日は、昨年の十二月十四日の証人喚問におきまして質疑をさせていただいたことについての補足をさせていただきたい...全文を見る
○馬淵委員 それでは、重ねてお尋ねをいたしますが、四ケ所参考人は施工にかかわってこられたことはございますか。
○馬淵委員 施工も営業もやってこられたということですが、先ほどのお話では、スーパーゼネコンで構造担当を十年やってこられたということのお答えをいただきましたが、それに間違いございませんか。
○馬淵委員 私が十二月の十四日の証人喚問で、総研の経営者であります内河所長、証人としてお越しいただきましたが、内河所長に、総研に構造についてどのような方がいらっしゃいますかとお尋ねをしましたところ、「安心して構造について相談できる人間はおりません。」このように内河さんはお答えにな...全文を見る
○馬淵委員 はい。そのことは内河所長もおっしゃっておられました。  しかし、四ケ所氏はみずからのお言葉の中で、今お言葉として、構造を十年間やってこられたとお話しになられました。そして、この構造を十年間という経験、これが一つの資格を取るための要件となっている資格がございます。一級...全文を見る
○馬淵委員 平成十二年の合格者名簿の中に、四ケ所猛さんのお名前が確かにございます。そして、この免震部建築施工管理技術者制度、これには、先ほど申し上げたように、構造設計を四年以上、これをしっかり、これを経験した、実務経験を積まれた方というのがその資格の受験資格となっております。これ...全文を見る
○馬淵委員 重ねてお尋ねをいたします。  総研と平成設計、今お話にありましたように、営業された後に計画概要を立てて、そして受注に至った場合にはそこからさまざまな打ち合わせ等が行われるわけでありますが、そのときには総研さんはどのような立場、あるいは総研さんはいらっしゃいますでしょ...全文を見る
○馬淵委員 四ケ所さんにお尋ねをいたします。  四ケ所さん、四ケ所さんが先ほど、前の議員の質問の中で、総研のホームページでの報告は四ケ所さんの御報告をもとにして書かれたものであるというお答えがありました。  さて、その中には、場合によってはその平成設計との現場の打ち合わせも参...全文を見る
○馬淵委員 四ケ所さんが場合によっては参加することがあるが、総研が基本的には参加している、こういう理解でよろしいでしょうか。
○馬淵委員 山口社長にお尋ねいたします。  「SGホテル 注意事項(仕様)説明書」という平成設計でつくられた仕様説明書がございますが、ここにはすべて、定例会議の開催の仕方から総研との連絡の仕方まで事細かく定められています。  定例会議の開催、月一、二回、これについては、そのフ...全文を見る
○馬淵委員 それでは、徳永さんにお尋ねをいたします。  さて、今山口さんがお話ありましたように、もう入られる前からあったということでありますが、必ず総研と平成設計でこうした段階から一緒に仕事を進めてこられる中で、四ケ所氏は場合によって参画するということでありました。総研は、必ず...全文を見る
○馬淵委員 不思議な関係、絶対服従という今お言葉がありましたが、じゃ、それを示すような何かエピソードというか、不思議な関係と感じられるようなエピソードというのは何かございますでしょうか。徳永参考人、お願いします。
○馬淵委員 済みません、徳永さん、総研グループというのはどういった会社のことですか。
○馬淵委員 山口参考人にお尋ねします。  今、総研グループが移るときには一緒に移らねばならないと。それを、いや、ほかで、ここでもいいんじゃないですか、便利がいいのでとおっしゃったが、いや、それはできないと山口社長がおっしゃったということでありますが、それはどういう意味だったんで...全文を見る
○馬淵委員 それは、総研ありきということは、つまり総研のどういう部分だということを意味するんでしょうか。
○馬淵委員 済みません。営業を総研にゆだねている。総研にとっては平成設計はどういう立場だったんでしょうか。
○馬淵委員 済みません。一般的な会社というよりは、つまり、設計部は一般的な会社に必ずしもあるとは限りませんので、今のお答えの趣旨は、建設会社における設計部のような位置づけである、そのようなお答えとして理解していいんでしょうか。
○馬淵委員 山口参考人並びに徳永参考人のお話から、平成設計の位置づけは総研の設計部のような位置づけである、そして有無を言わせない、逆らえない不思議な関係である。それこそ、総研グループ、総研ビーエイチ企画、これは総研のホテルを企画していく部門、会社ですね、そしてエス・ジー通商、これ...全文を見る
○馬淵委員 四ケ所参考人が口出しをするような立場にない。それは、先ほどのお話では、四ケ所さんのお話では、内河さんがほとんどコントロール、そういう御発言がありましたが、内河さんが決めておられる、そういう意味で、今、私などかかわることではないという御発言なんでしょうか。お答えいただけ...全文を見る
○馬淵委員 はい、ありがとうございます。  四ケ所参考人が、構造については、先ほどもお聞きしたように、十年間の経験をお持ちであり、かつ日本免震構造協会の施工管理技術者の合格者でもあり、また、その識見という意味では極めて高いものをお持ちであるということが、私は客観的な事実としてあ...全文を見る
○馬淵委員 職業上の経験からとおっしゃいましたが、じゃ、もう一点だけちょっと端的にお答えいただけませんか。  建設会社の課長、部長に提案してみたけれども、時間的に無理だった、このようにお話をされています。つまり、工期的には無理だと。さて、そこの部分は、総研のホームページの中でも...全文を見る
○馬淵委員 平成、これはちょっと日付を言うのは控えましょう。その日に行われた打ち合わせ、出席者が四ケ所さん、そしてホテル指導部の方、平成設計は山口さん、そして建設会社の方二名、その方々が、平成設計の事務所がある総研水道橋ビルの一階、エス・ジー通商のサンプルルームで打ち合わせを行わ...全文を見る
○馬淵委員 そのときに、先ほどの四ケ所さんのお話では参考程度にということでありましたが、出席をされていた建設会社の担当の方からお話を聞いております。  四ケ所さんから実行予算はできているのかと聞かれ、それについては積算は完了しているが、実行予算については未完ですと報告する、積算...全文を見る
○馬淵委員 知り合い、その場で作成されたということでありますが、そうじゃないですか。端的にお願いします。
○馬淵委員 つまり、あなたは構造の識見をお持ちであり、そしてそれについてその場で、現場でこのメモをおつくりになられた。参考ということでありますが、これはこういう形で提案として書かれたのかもしれませんが、先ほどのお話では工期的には無理だということでありましたが、実際には、積算は完了...全文を見る
○馬淵委員 そして、それを投げられた、現場に投げた。現場では、それを受け取られて、平成設計山口社長より、これ以上の変更をするとなれば当社では責任を持てませんと回答がありました。そして、それを四ケ所氏に伝えました。四ケ所氏は、それを受けてその場で山口さんに電話をされたそうです。 ...全文を見る
○馬淵委員 自分の方もというのは、それは他の構造事務所という意味でしょうか。お答えください。
○馬淵委員 建設会社の方の御報告では、十月五日に四ケ所コンサルが来られて、そして、構造についてどうなったのか聞かれたため、平成設計では、これ以上の変更をするとなると平成設計では責任が持てないし、これ以上の変更は無理とのことを報告しました、それを聞き、四ケ所コンサルが平成設計山口社...全文を見る
01月26日第164回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  本日は、補正予算の審議、予算委員会の冒頭ということで、私は、昨年来、閉会中の国土交通委員会の中でもたびたび議論がなされてまいりました耐震偽装問題、特に、この耐震偽装の被害に遭われた住民の救済のための補正予算が今般のこの予算の中に組まれて...全文を見る
○馬淵委員 今、財務大臣から、先ほど北側大臣のお答えいただいた部分も含めましてお答えがなされたというふうに理解いたします。  確かに、今回、政府は、時間リスクの問題、また、これは売り主の瑕疵担保責任を徹底追及するといった前提から、純然たる民民の問題ではないんだということでの補正...全文を見る
○馬淵委員 国賠上の責任は負わないが行政の責任はある、だから今回は、その時間リスク等を勘案して予算措置をしたとおっしゃる言葉だと思いますが、さて、しかしながら、これに対しては総合支援という形で国土交通省は発表されておられます。住民の方々、この支援という言葉に対して、いや、国の責任...全文を見る
○馬淵委員 放置しろとは私は一言も申し上げておりません。責任を明確にしていくということが大前提であるにもかかわらず、今おっしゃるように、緊急避難的な措置として税金を投入することに対して、なぜ、そこで一歩立ちどまって、この問題、事実解明を先にしなければならないかということがお考えに...全文を見る
○馬淵委員 いや、大臣、今のは全然御説明になっていないと思うんですね。周辺住民に危害を及ぼす部分に関しては同じじゃないですか。先ほど、行政の責任だと大きな声でお話しになられたじゃないですか。大臣、これは行政の責任は同等じゃないですか。周辺住民は変わるんですか。建築主が周辺住民に与...全文を見る
○馬淵委員 問題をすりかえないでください、大臣。私は、ビジネスホテルの周辺住民の安全は関係ないのかとお聞きしているんですよ。しっかりお答えくださいよ。周辺住民は、ビジネスホテルの周辺は関係ないというお答えなんですか。お答えください。
○馬淵委員 それは、私はもともとのこの問題がどこにあるのかということを後ほど詰めていきたいと思いますが、繰り返し申し上げますが、ホテルに関してはオーナーに求めると。しかし、除却進まないじゃないですか。先ほど来、いつ地震が訪れるかわからない状況だとおっしゃったじゃないですか。  ...全文を見る
○馬淵委員 お答えいただいていないんですね。五十億はマンションだけ、そして、ビジネスホテルに対してはもう除却命令を出すんだというお話で、それならば、では財政措置は要らないんですか。今回のこの財政措置について、行政の責任があるんだ、そして安全のためにと明確におっしゃっているんじゃな...全文を見る
○馬淵委員 今ある制度を使ってのことだから、これは四五%の責任範囲だということで今とりあえず行ったんだと。これは、やはりどう聞いても、拙速、安易にとりあえず予算措置をすればいいんだということに私は見えてなりません。そして、事実、その住民の方々からの要望書の中にも、国がまず責任を明...全文を見る
○馬淵委員 それぞれ個々の事案において当然ながら判決が異なるのは当たり前の話でありますが、私がお尋ねをしたかったのは、こうした判例の中で、これは民間の確認検査機関ではありませんが、今御指摘の部分、あるいは東京地裁二〇〇一年の判決等でも、これについては、検査機関や建築主事の過失ある...全文を見る
○馬淵委員 結局、平成十年当時に本当にずさんな議論をしているということなんですよ。  これは、他の野党議員がまた質問されているんです。民間にゆだねた場合に、「安かろう悪かろうという検査になりはしないか。極端な場合を言えば、手抜き検査ということが横行するのじゃないか。」こういう質...全文を見る
○馬淵委員 大きな問題なんです。そして、その責任ということについて、この立法時にまで踏み込んで、再度、本当に国がこの問題に対して予見できなかったということを明らかにしていく上で予算措置というものがなされるべきではないのかということを私は申し上げているんです。緊急避難的に、時間リス...全文を見る
○馬淵委員 一般の国民から見れば、いわゆる天下りとしては最もこれは不思議に映る姿ですよ、監督する側が監督される側のトップに近いところに行くわけですから。もちろん、仕事を一生懸命やっていただきたい、ならば総理の任命だったのかということかと言えば、当然ながら、自分にそんな権限はないと...全文を見る
○馬淵委員 これも、伊藤元長官の名前が出て、そしてファミリー企業との関係が取りざたされた、そして一月十三日にこれが慌てて出されたということであります。  伊藤元長官、この伊藤長官は、総理のまさに盟友と呼ばれるような方ではないかと思います。伊藤長官、「なんてったって小泉純一郎」と...全文を見る
○馬淵委員 おっしゃるとおりだと思います。みずからが晴らすべきです。  御自身は、もう一つの別の著書「駅頭からの挑戦」の中で、ロッキード事件の証人喚問について、政治家が証人喚問を要求されたら堂々と身の潔白を明らかにすべきで、そのくらいのことができないなら議員を辞職するべきと述べ...全文を見る
○馬淵委員 理事会での協議というお言葉をいただきました。  さて、伊藤元長官だけではありません。政治家の名前は、一月十七日の小嶋社長の証人喚問の中で安倍官房長官の秘書という方も飛び出しました。この安倍官房長官が、小嶋さんとのかかわりの中では明確に記者会見をされておられます。 ...全文を見る
○馬淵委員 全くお答えをいただいていないんですね。私は、官房長官の記者会見のその言葉に変わりはないかとお尋ねをしているんですが、先ほど安倍長官、私は、小嶋証言で小嶋さんが言ったことを伝えているだけなんですよ。私、何も膨らましていないんですよ。小嶋さんが言ったこと、そして、うのみも...全文を見る
○馬淵委員 お決まりの文句が出てきました。政争の具ですよね。必ずこうした形で、政官業、先ほど私、繰り返し確認をさせていただきました。  政と官、まさに伊藤公介元長官、そしてこの官の中では峰久国土交通審議官、これは審議官に電話をしていただいたという話でありました。山本住宅局長、ま...全文を見る
○馬淵委員 今御説明をいただきましたが、この問題に対して、小嶋さんが発言されたことに対しての安倍官房長官の反論ということでありますが、いずれにしても、このことに対して当事者となっているのは飯塚洋さん、政策秘書の方であります。ここに関しては、私は、この安晋会という会が後援会だと銘打...全文を見る
○馬淵委員 北側大臣、今、安倍官房長官からの報告でしょうか、省内の御報告でしょうか。もう一度御答弁いただきます。
○馬淵委員 この安倍官房長官の秘書の方の働きかけについては、省内での確認は、なかったというお話でありました。そして、そこの今御確認、御報告がありましたが、一方で、小嶋さんは証人喚問の中で明確に答えられていますね。そして、その当事者となる飯塚さんについては、安倍官房長官の御説明しか...全文を見る
○馬淵委員 理事会で協議をお願いします。  このように、政官業の癒着の構図の話の流れの中で、今御説明をしていただくことこそが国民が望んでいることなんです。繰り返し申し上げますが、私がこの問題に対して皆さん方に何か特定の予見を持ってお話をしたことはございません。小嶋証言であり小嶋...全文を見る
02月07日第164回国会 衆議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  この予算委員会、本予算の質疑となりました。補正予算、さかのぼれば昨年来からの国土交通委員会で議論がなされておりました耐震強度の偽装問題、この問題に関連しまして質疑をさせていただきたいと思います。  昨日、全銀協の方で、この偽装マンショ...全文を見る
○馬淵委員 これに対しては、住民の皆さん方は与党のワーキングチームに対して再三要望を出されていたというふうに伺っております。しかしながら、全銀協との対話の中では、そうした与党のワーキングチームの中で十分承ったという声を踏まえての議論がなされているとは到底うかがえないといった声も聞...全文を見る
○馬淵委員 工事中の建物については、壊して建て直すか免震補強するしかないという一般論をお話しされた、勧めたわけではない、こういった御回答でありました。  そうした状況の中で、建設会社を紹介してほしいと頼まれて、十一月の十日、翌日に小嶋社長は伊藤元長官に頼んで大成建設に向かわれた...全文を見る
○馬淵委員 それでは、もう一点お聞きしますが、これは特別な対応と思われますか。大臣、いかがでしょうか。
○馬淵委員 私は、特別な対応であるかということをお尋ねさせていただいたわけでありますが、お答えいただけませんでした。極めて特別な対応ではないかと思われるわけであります。  さて、一月十九日の会見、先ほど大臣、メモでお読みいただいたのかと思いますが、伊藤元長官はそうおっしゃってお...全文を見る
○馬淵委員 全くお聞きをしていないことをとうとうとお述べになるのは控えていただきたいというふうに思います。質疑の場ですから、質疑にお答えいただきたいというふうに思います。私は、伊藤元長官の会見は、多くの方々が納得できない、事実と、少なくとも今寄せられているさまざまな傍証と反する部...全文を見る
○馬淵委員 二十分ほど面談ということでありますが、今お話がありました、ヒューザー小嶋社長、東日本住宅桃野会長、そして伊藤代議士、三名お越しになられた。そして、そこでの同席者、国交省の同席者はどなたでしょうか。
○馬淵委員 そのときに小嶋社長は何を話されましたか。
○馬淵委員 そのとき伊藤元長官は何を話されましたか。小川課長、お願いします。
○馬淵委員 二十分のその小嶋社長の求めは、公表については慎重にも慎重を期してほしい、そして、こうした確認検査制度は国の責任である、そのことをおっしゃった。そして小川課長からは、国としての対応としては公的住宅の支援等々のお話をされたということでございますが、そしてその間、伊藤元長官...全文を見る
○馬淵委員 記憶にない。  では、これはどうでしょうか。  これも同じそのグランドステージ川崎大師の住民説明会で、小嶋さんは、課長までは何とか国の対応として自治体と話し合って費用負担も含めて対応したいというふうに言ってくれてはいたんですけれども、その上司の局長の方は、その課長...全文を見る
○馬淵委員 それでは、先ほど別室というのは、これは局長室のお話だと思うんですが、二十分ほど話をされたと。十五時三十分から二十分ほど話をされて、そして、その伊藤代議士と小嶋社長、桃野会長と出られたところで、局長が帰ってこられたのを見つけられ、そして局長室に入っていかれた。  さて...全文を見る
○馬淵委員 伊藤元長官からは、小嶋さんが先ほど小川課長に主張をされたことについて、伊藤元長官から住宅局長へその説明があった。そして、それに対しては公営住宅のような対応を図るというお答えをされた。  さて、この事実の中で、一方、小嶋社長はお願いをして頭を下げてきた、このようにおっ...全文を見る
○馬淵委員 今私が申し上げたのは、伊藤元長官は、ただただ呼ばれて行ったんだと記者会見でお話しされていたけれども、実際には、建築指導課長に小嶋社長が説明をされて、そして、そのことを踏まえて局長には伊藤長官がお話をされているんですよ。これをもって働きかけではないかということを私は問う...全文を見る
○馬淵委員 結局、兼職届を一月十三日に慌ててお出しになられたけれども、取締役の方をおりられたんでしょうね。その届け出を、これを兼職ではないという形でお出しになられた、一月二十三日と二十七日に。  したがいまして、二月十三日、本来であれば三十日後に公開されるであろうはずのこの兼職...全文を見る
○馬淵委員 いや、どのような活動をというのは、私は今事実だけ御説明をさせていただいたわけでありますが、こうした違反事項があって、そして、とにかくばれれば訂正すれば済む、こうした事情に対しては、総理、どのようにお感じかとお尋ねをさせていただいたんですが。  その事実を御存じかどう...全文を見る
○馬淵委員 事実を総理に確認したわけではありません。しかし、お答えいただけないようですね。  もう一つ、マンション管理業を行う場合のことについてお尋ねをします。  さて、マンション管理業という業態、これについては登録が義務づけられております。平成十三年の八月の一日に施行された...全文を見る
○馬淵委員 されておられませんね。  しかしながら、これも同僚議員の質疑の中で、フューチャービジネスネットワーク社は、小嶋社長が経営するヒューザーの子会社、関連会社になっているグランドサービス、ここからの仕事として、いわゆる管理業務というものを、これは管理組合を通じてというふう...全文を見る
○馬淵委員 とにかくわからないというお答えしかいただいておりませんが、わからないからこそ、この国会の場にお出いただいて、そして事実を明らかにしていただくのが政治家の説明責任ではないですか。総理が、とにかく自分はわからないんだ、このようにおっしゃるわけでありますが、伊藤元長官に対し...全文を見る
○馬淵委員 合法であれば構わないというお考えを示していただいたというふうにしか聞こえません。所管の団体であるその団体は、国土交通省の天下りの役人を受け、そして、その団体からも寄附金がなされている。政治資金規正法に基づいて適正に処理されておればすべて適切である、本当にそうなんでしょ...全文を見る
○馬淵委員 法にのっとっておればということが常に前提となる、当然であるわけでありますが、私は、このような、いわゆる住宅業界、いわゆる住宅族としておられる議員の方が、それこそ影響力を行使できるお立場にある方が献金を受け、さらに個別勉強会を繰り返していく。こうしたことが、結局は今回の...全文を見る
○馬淵委員 特段の定めがないということでありますが、このように伊藤元長官、先ほど申し上げたように、業界そして官とのかかわり、さらには御自身の金の問題、とりわけこの金の問題については、適法な処理ではない、違法な処理も取りざたされているわけです。もはや、この問題だけでも十分にこれは国...全文を見る
○馬淵委員 違法行為であるならば、当然ながらに、それは厳しく罰せられなければなりません。しかし、政治家である以上、みずからの政治責任として説明を果たす義務があるわけであります。  このように、適法であればというお話を繰り返される閣僚の皆さん方、適法ではない事例も含めて、伊藤長官...全文を見る
○馬淵委員 端的にお答えください。あと五分ございますので、端的にお答えいただければ入り切るかと思います。
○馬淵委員 私は、今のお答えを聞いて、去る二十六日の委員会では、伊藤元長官の本委員会での証人喚問、これを求めました。そして理事会では、自民党の理事の方、先ほど来、筆頭理事からいろいろなやじをいただいているわけでありますが、それでも理事の方から、議論が深まっていないという理由で、行...全文を見る
○馬淵委員 再度、この委員会で伊藤公介代議士の証人喚問を求めたいと思います。  今お時間をいただいた中で、国土交通委員会の中でなしてきた議論、それをすべてこの時間の中に集約することは不可能です。しかしながら、そのエッセンスと、業界とのもたれ合い、あるいは政治と金とのその不明朗な...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございました。
02月14日第164回国会 衆議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  この予算委員会、質疑を繰り返させていただいているわけでありますが、きょうは、金融行政、これにつきまして、この予算委員会で質疑をさせていただきたいというふうに思います。  小泉構造改革の出発点、これを金融行政の部分で見直しますと、不良債...全文を見る
○馬淵委員 竹中大臣が敷かれたその路線の延長上の中で、ルールにのっとって信頼される金融行政の確立、今も途上にある、こういったお答えをいただけたかと思います。  そして、昨年の新たな内閣改造によって与謝野大臣が金融担当となられました。この金融改革プログラム、与謝野大臣が担当となら...全文を見る
○馬淵委員 与謝野大臣からも、前任のお二方の大臣のその足跡をしっかりと踏んでいきたい、そういった趣旨の御答弁をいただけたかというふうに思います。信頼される金融行政の確立に一歩一歩進んでいるんだ、こうした担当大臣の方、前担当の方の力強いお言葉をいただいたわけであります。  さて、...全文を見る
○馬淵委員 私のお尋ねは、今日までに、予備免許申請前に事前相談のないものはありましたかとお尋ねをしております。お答えください。
○馬淵委員 今一行だけというお答えをいただきました。  それならば、もう一つお尋ねしますが、予備免許申請、交付がなされて、本免許の申請、交付がなされなかったものというのは今日までにありましたでしょうか。
○馬淵委員 事前相談が行われずに予備免許の申請がなされたものは一行だけ、そして、予備免許申請、交付がなされて本免許申請、そして最終的に交付がされなかったものは一件もなかったということであります。  さて、銀行の設立というのは、私も会社等々を今までやってきましたし見てきましたが、...全文を見る
○馬淵委員 本免許が交付されて、そして開業される、開業日までに二十億円が準備されればよいということですね。  ということは、予備免許申請時あるいは本免許申請時、この財産的基礎二十億円に満たない状況でもよろしいということでいいんでしょうか。もう一度お答えいただけますか。
○馬淵委員 開業時に二十億あればいいと。申請までにはそろっていないけれども、開業までにはしっかりと財産的基礎を整えるんだ、こういったことが審査の中で確認されていくんだと思います。  では、銀行の営みを始めました、預金者からも預金を集めていただく、そして貸し出しを行っていく。当然...全文を見る
○馬淵委員 瞬間的に下回ることがあっても、これはいたし方ない。当然ながら、監督局としては監督をしながらということなのかと思います。  もう一点だけ一般的なことをお尋ねしたいんですが、先ほどの三つの要件の中で、人的構成の部分がございました。銀行業務に十分承知をした、なれ親しんだ方...全文を見る
○馬淵委員 これも開業時ということでよろしいんですよね。開業時までにそうした役職、いわゆる役席者と当局ではお呼びだと思いますが、開業時までに役席者がそろっていればよしと。先ほどの資本金の方も、開業日までにあればよし、そして免許申請のときも、人的構成というのは開業日までに役席者が定...全文を見る
○馬淵委員 今、銀行の設立のプロセスの部分で少し詳しくお聞きをさせていただきましたが、先ほど、竹中大臣そして与謝野大臣、信頼される金融行政の確立というプログラムを進めていく中でさまざまな銀行が設立をされていく、当然ながらに、金融担当としてしっかり見ていくんだと決意をいただきました...全文を見る
○馬淵委員 木村剛氏は金融庁の顧問でいらっしゃいました。金融庁の顧問として、金融行政に当然ながらアドバイスをするというお立場でいらっしゃいました。八月までと今局長の御答弁ありましたが、八月二十日、日本振興銀行の予備免許申請がなされたと同日に金融庁顧問を辞任されておられます。  ...全文を見る
○馬淵委員 おやめになった後じゃないです。同日ですよ、これは。同日に予備免許申請がなされているわけですね。ですから、ちょっとそこは間違えないようにしていただきたいんですが、顧問としておられるわけですが、ハイレベルでの事前相談といったことはありましたかというお尋ねなんです。もう一度...全文を見る
○馬淵委員 さて、お手元の資料にコンサルティング契約書というものを添付しております。  KPMGファイナンシャル、これは先ほど申し上げたように、顧問でいらっしゃる木村剛氏が代表をされておられる会社でございました。そこと、日本振興銀行の設立準備会社の株式を一〇〇%持っている会社が...全文を見る
○馬淵委員 大臣、私がお尋ねしているのは、この文言はそうなんですが、そこの代表をされている方が金融庁の顧問なんですね。それについてどう思われるかということをお尋ねしています。
○馬淵委員 木村さんがそれぞれのお立場でしっかりやられたと。それだけですか。  では、端的にお聞きしますよ。不適切ではないでしょうか。イエス・オア・ノーでお答えいただけませんか。不適切ではありませんか。担当大臣として、責任あるお答えを下さい。
○馬淵委員 では、改めてお尋ねしましょう。与謝野大臣は、このような形で顧問におられる方が、銀行業務の申請の、金融庁との交渉にかかわる業務をされることを今後も認めていかれますか。
○馬淵委員 質問の趣旨をもう一度お伝えしますよ。  今後もこういったことを認められるのですか、こうお尋ねをしています。
○馬淵委員 いや、お答えじゃないですよね。  私は、申請時に同時に顧問をやめられたというのは確認していますから存じ上げていますよ。お尋ねしているのは、申請時の前なんですよ。事前相談がないといった、事前相談がないのはこの銀行だけなんですよ。事前相談は一度もされずに仮免許申請をされ...全文を見る
○馬淵委員 ちょっともう一回お聞きしましょう。聞いていることと違うことをお答えいただいているのですよ。  私は、先ほどお尋ねをした、竹中さんがつくってこられた路線を伊藤さんが踏み、そしてその延長上にあると与謝野大臣はおっしゃった。金融行政を信頼できるものにしよう、透明性を高めよ...全文を見る
○馬淵委員 では、もう一度。  与謝野大臣、あなたは、今後もこうした形で、顧問におられる方がかかわることをお認めになる方針なんですね。イエス・オア・ノーでお答えください。
○馬淵委員 済みません、では、誤解を受けない形というのはどういうことですか。それを具体的に説明してくださいよ。
○馬淵委員 ちょっと意味がわからないですね。これは意味が、今お答えの意味が全然通らないんですが。国民の疑念を抱かれるようなことは取り除かなきゃいけないということをおっしゃって、では、それは具体的にどういうことなんですかと私はお尋ねしたんですよ。そのお答えになっていないじゃないです...全文を見る
○馬淵委員 ちょっと、もう一回聞きますよ。  いいですか。免許申請同日に辞任をされた、そんなこと、私、もう何度も確認しているじゃないですか。そうじゃなくて、顧問でおられた平成十五年の五月一日に、御本人が代表取締役である会社で銀行免許取得の金融庁との交渉のそのコンサルを行うという...全文を見る
○馬淵委員 認めるということですね。お答えください。
○馬淵委員 金融担当大臣、今、大変な発言なんですが、金融庁、今後も、顧問でおられる方が銀行免許取得など、いいですか、事前相談がなかったのはこれ一件だけなんですよ。それまで全部事前相談はあったんです。事前相談がなかったのはこれだけなんですが、顧問である方が、顧問であるときに免許取得...全文を見る
○馬淵委員 大臣、すりかえないでください。免許の取得のところじゃないんです。私が確認しているのは、以前の話なんですよ。免許申請される前に。要は、今、顧問も何人もいらっしゃるでしょう。いらっしゃるはずですよ。では、今いらっしゃる顧問の方が、事前相談じゃなくて、なしですよ、今いらっし...全文を見る
○馬淵委員 大変な御発言だと思うんです。  倫理の問題ではない、こういうふうにおっしゃいましたが、先ほど私が確認させていただいた信頼される金融行政の確立、ここには、金融庁の行動規範の確立、まさにこれは倫理の話じゃないですか。内外無差別原則の確認、倫理の話じゃないですか。内外に差...全文を見る
○馬淵委員 大臣、法律が守られていればよいということでおっしゃるのであれば、この金融庁の行動規範の確立というのはどういうことなんですか。これは法律を守るというだけですか。信頼される金融行政の確立というのはどういうことなんでしょうか。  大臣、おっしゃっていること、これは再度確認...全文を見る
○馬淵委員 済みません。では、顧問は行動規範というのは問われないということですか。  今のお話だと、顧問は法的に問題ない、行動規範も問われない、だから、金融庁内部にかかわりながらも、実は、例えば事前相談とかがない状態、これ一件しかないんですよ。そんな中で、こういう形で銀行業務の...全文を見る
○馬淵委員 本当に驚くようなお言葉をいただいたと私は思っておるわけですが、結局、顧問が倫理規定にもかからないんだ、法律さえ守っていればいいんだ、行動規範の確立にもかからないと言われるそのお答えが、金融庁の金融行政の透明性を高めて、そして行動規範の確立という改革プログラムにうたわれ...全文を見る
○馬淵委員 そういった指図はされなかった、そして、遅過ぎた云々といったことも、とりわけ大臣の指示によるものではないんだ、こういうことでございます。  先ほど、十一月八日に立入検査をされ一月三十一日、二カ月以上行われたわけでありますが、こうした日本振興銀行の規模、先ほども申し上げ...全文を見る
○馬淵委員 なかなか検査の中身にかかわることというのはお答えいただけないのはよくわかっておりますが、信金、信組レベルの中で、それがどれぐらいの体制でやられたかということにもよるんでしょうけれども、通常の検査のレベルから見れば極めて異例の長さではないか、このように感じるわけでありま...全文を見る
○馬淵委員 もう二点ばかり、一般的なところを確認していきたいと思います。  今、アームズ・レングスの話がございました。商法の規制の方が実は利益相反に関しては厳しく規定をされているわけでありますが、個別の業法の方が主要株主等の規制で実はちょっと緩いんですね。  では、銀行の役員...全文を見る
○馬淵委員 ここも商法上の規定より緩い銀行法上のアームズ・レングス・ルールにのっとるわけでございますね。  さて、ではもう一つお聞きしますが、銀行資本の二五%超の融資、これは大変な額だと思うんですが、同一の者に対して、同一人に対して二五%超の融資、こうした貸し出しに対して資金使...全文を見る
○馬淵委員 済みません、では、もう二点お尋ねします。  こうした貸し出しの中で、未上場の株の担保というのはどのように解されるべきなんでしょうか。  もう一点。未上場の銀行が自行の株の担保というのは、これは適切な貸し出しになるんでしょうか、貸付担保となるんでしょうか。
○馬淵委員 銀行法上ではそこに対する規制はない、経営判断なんだと。経営判断の結果そのようなことを行っても、恐らく、金融庁としては、監督局としては、例えば適切な引当金が計上されているとかによって健全性が損なわれていなければよいという、こうした監督局の指針になるのではないかと思われま...全文を見る
○馬淵委員 金融庁として本当に、先ほど私が確認をさせていただいているように、信頼性が問われる事象なんですね。個別の案件についてお答えいただけないということは重々承知していますが、一般の方がお聞きになれば、どなたがお聞きになってもこのような融資というものが適切であるとはなかなか考え...全文を見る
○馬淵委員 もう時間が大分過ぎてしまいました。  本当に金融庁のあり方が問われています。この問題の検査結果というものを国民が見るわけであります。先ほど来申し上げるように、際限なき裁量行政が今も行われているのではないか、そのことが問われています。  そして、私は最後にこのことを...全文を見る
○馬淵委員 大臣、最後に何かもうとんでもない御答弁を今いただいたような気がするんですが。先ほどの御説明と違うじゃないですか。先ほどの御説明と違いますよ。これにもう本当に大変な問題ですよ。国家公務員法上も倫理規定も、全くこれにかかわらないんだという御答弁だったじゃないですか。それと...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。今、委員長のその公正な御判断、これをしっかりと頼りにしたいと思います。  こうした、本当にこの金融行政、根幹となる部分、小泉改革のスタートを切ったところからこの金融行政というのが一番大事なポイントとして今日まで続いているわけです。しっかりとそこ...全文を見る
○馬淵委員 以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
02月17日第164回国会 衆議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○馬淵委員 民主党の馬淵澄夫でございます。  本日、この予算委員会におきまして、金融ライブドア諸問題につきましての集中審議、質疑の機会をいただきました。  先般、去る二月十四日の私の質疑におかれましては、与謝野大臣の答弁をめぐって、大変この委員会でも理事の皆様方が御協議いただ...全文を見る
○馬淵委員 与謝野大臣、恐れ入ります、金融担当として、この問題について政治家としての御答弁をお願いいたします。
○馬淵委員 竹中大臣も御同席いただいております。恐れ入ります、竹中大臣にも政治家としての御答弁をいただきたいと思います。
○馬淵委員 冒頭において、政治家としての御答弁をいただきたいということでお尋ねをさせていただきました。  作成名義人並びにそうしたものを明らかにして、そしてその挙証責任、これはむしろ指摘する側にあるんだということがお三方統一の見解として御指摘をいただきましたが、私が申し上げてい...全文を見る
○馬淵委員 私は、この質疑の中で兼業禁止についてという言葉は発しておりませんよ。この中でお尋ねしたのは、私は、だからこういう状態が適切か不適切かということ、そして与謝野大臣に、では、このような形で顧問が免許申請を行う会社と一億円の金融庁交渉コンサルティング契約を結ぶことをお認めに...全文を見る
○馬淵委員 整理してお尋ねしますよ。  今私がお尋ねしたのは、お答えいただいた答弁が最後に翻された、そのことについての是非をまずお尋ねします。  私の質疑の途中で、法的には問題を発見はできない、こうおっしゃった。その前提は、国家公務員法もかかりません、倫理規程もかからないと。...全文を見る
○馬淵委員 お答えいただけていないです。私がお尋ねしているのは、予算委員会というのは、これは予算の成立時期があるわけでしょう。私は、この日程のことについて、理事でも何でもないわけですから詳しく申し上げる立場にもないと思いますが、極めて限られた時間の中での審議ということを、だから、...全文を見る
○馬淵委員 いや、もう直後に御説明いただかないと、その次の議論が実りあるものにならないじゃないですか。補うのをなぜ最後にされるんですかと聞いているんですよ、私は。  そういう答弁の仕方をされると、結局、この予算委員会という審議が実りあるものにならないじゃないですか。私たちは、答...全文を見る
○馬淵委員 与謝野大臣は、私は、本当に真摯にお答えいただけるとそう信じてこの質疑をさせていただいているんですね。その御自身の言葉で言えば、いや、その中身は変えていない、そして加えただけなんだ、足りない部分を足しただけなんだと。ならば、では、ここは私ははっきりと申し上げますよ。足り...全文を見る
○馬淵委員 法的には問題がない、これは、繰り返し伊藤大臣も昨年の三月十一日におっしゃっておられます。私もそのことを踏まえてお尋ねをしておりました。ならばお尋ねをしますということです。  法的に問題がないことは重々承知をしています。しかし、この金融庁の顧問という職責にある方が、銀...全文を見る
○馬淵委員 いや、前回もそこの繰り返しをやって、違うお答えをされたわけですよ。私の質問をよく聞いてください。  委員長、もう一度しっかりと、私の質問が質疑力が足りない部分があれば補っていただけませんか。私がお尋ねしているのは、違法性がないということはもう重々承知していますよ。し...全文を見る
○馬淵委員 そのことを大臣が判断されないとなったら、いや、もうこれはお任せなんだ、とにかく違法性さえなければいいんだ、お任せなんだと言っていることとこれは等しいんですよ。透明性の高い、信頼される金融行政というのは、まさにそのリーダーたるトップが李下に冠を正さずということをみずから...全文を見る
○馬淵委員 これは行動規準にあります。ですから、まさにこの倫理法に定められているのは、この行動規準の後に続く禁止行為、利害関係者にかかわるところとしての規準と定められています。しかし、国家公務員、こういう金融庁の顧問が国家公務員法にかかる職員であることは紛れもない事実です。  ...全文を見る
○馬淵委員 権限がないことはわかっているんですよ。免許審査の廉潔性というか、免許を付与する権限は、これは顧問にはないのはわかっています。その中で、こうした立場にいらっしゃる方が契約を結んでいる、知らなかったんだと。いや、だからこういったことは、これは不適切じゃないですかと私は指摘...全文を見る
○馬淵委員 当時も判断をする立場になかった、そういうことですか。もう一度お答えいただけますか。
○馬淵委員 では、もう一点お尋ねしますよ。  では、そのことを知っていれば、これは特段の配慮を持ってその趣旨を徹底するんだ、こう竹中大臣は当時おっしゃっているわけですから、その当時これを知っていれば、どのように御判断されたですか。お答えいただけませんか。
○馬淵委員 先回の十四日の質疑の中で私は、具体の資料もコンサルティング契約もお見せした。もうきょうは資料をお渡ししていませんけれども、明確に金融庁との交渉戦略という形で契約が結ばれているんですね。きょうは資料をお出ししていませんが、前回お出しした資料の中に契約書をそのまま載せまし...全文を見る
○馬淵委員 透明性、信頼される金融行政をつくるとおっしゃっているその竹中大臣、きょうはいらっしゃいませんが、当時伊藤大臣、そして今の与謝野大臣、お話を伺っていると、いかに無責任かということがこれは伝わってきますよ。  資料をごらんください。三枚目です。東京JCメールマガジンとい...全文を見る
○馬淵委員 コンサルティングの中身がわからないということの御指摘が竹中さんからもありました。いろいろあるんだというお話であります。それはいろいろある。その言葉を言えば、もう何でも、世の中いろいろあるで終わっちゃいますよ。  そうではなくて、私がお聞きをしているのは、竹中さんがい...全文を見る
○馬淵委員 これをごらんください。「金融再生プログラムに良いことが書いてあります。」そこは公知でしょう。「銀行を作りたかったらすぐにできると。」これを顧問の方がおっしゃっているんですよ。「二十億円集めればすぐに作れます。」だから、このことを顧問の職にある方が話すことは適切ですかと...全文を見る
○馬淵委員 いや、この金融再生プログラム、まさに木村さんが顧問としてかかわってこられてきているわけじゃないですか。そして、これはすぐつくれますよ、二十億円集めてください、すぐつくれます、この言葉で言えば、それを受けて落合さんは、事実、木村さんのところに相談に行って協力を仰いでいる...全文を見る
○馬淵委員 顧問というのは、広く重要な施策に参画するというその顧問の定めがございますが、具体的なところにまで踏み込んだ議論にも参加されるんですね。  竹中大臣は、平成十五年の一月二十二日の記者会見で、顧問という権限についての記者の質問がありました。例えば金融庁の内部資料などでで...全文を見る
○馬淵委員 内部の資料を、必要な範囲といっても、必要だとされれば、これは要は見られる立場にいらっしゃる。こうしたことがまかり通っているのが金融庁である。信頼される金融行政とはほど遠い金融庁であると私は申し上げざるを得ない。  もう一つの観点、時間が余りありませんので、これもどう...全文を見る
○馬淵委員 実質を守るためにも、実質を守らせていくためにも、法律というものがしっかりと現実に適用される形に変えていかねばならないこと、金融行政を信頼あるものに取り戻すことを強く求めて、私の質疑を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
02月21日第164回国会 衆議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  集中審議ということで、耐震強度偽装問題の質疑の機会をいただきました。  繰り返し申し上げておりますとおり、国土交通委員会並びにこの予算委員会でも、この耐震強度偽装問題につきましては、私、たびたび質疑をさせていただいているわけであります...全文を見る
○馬淵委員 福岡では偽装ありといった物件、あるいは熊本におかれましては調査中だというようなことで、一たんは偽装なし、このように伝えられたものが、偽装の疑いありというような報告がある。やはりこの制度の本質的な欠陥について踏み込んでいかねばならないという大臣のお言葉をいただいたわけで...全文を見る
○馬淵委員 大臣はこのようにおっしゃっておられますね。「耐震度が不十分であることを専門機関等から報告を受けていたにもかかわらず、国の方にその報告がなかったということは、やはり遺憾だと思います。」「偽装はないけれども耐震性に問題があると言われているのだったら、それをそのままきちんと...全文を見る
○馬淵委員 国土交通省が調査の依頼をした、お願いをした、そして調査の依頼を受けて調べていく中で、耐震強度が一を下回るものがある、しかもそれは、中には〇・五を下回るものまである状況にもかかわらず、偽装なしと報告を上げた。これは、県並びに市そして八代市、大きな問題であるわけであります...全文を見る
○馬淵委員 今おっしゃったことがこの三者課長会議の中で話し合われたことだというふうに、国交省としても確認をされている。  熊本市の建築指導課長、この方にも私も直接確認をさせていただいております。今、山本局長が御答弁いただいたように、この二月の一日の段階でどのような打ち合わせをさ...全文を見る
○馬淵委員 そうですね。  県の土木部の建築課長から調査官の方に、これは担当の岡崎調査官の方に連絡があった。偽装なしと報告している一件、これは〇・九一と今御指摘ありましたが、つまり八代市の報告の物件であります。これについて、もとの数値と一致しない、計算プログラムが違う。これはつ...全文を見る
○馬淵委員 偽装なしのまま、分類としては置いておられる。耐震強度に一を下回るものがあって、そして、これは中身がちょっと問題があるかもしれないという状況の中でも、偽装なしのままで置かれている。  県は、繰り返し申し上げますが、一・〇を下回る耐震強度が報告されているにもかかわらず、...全文を見る
○馬淵委員 これも、直接お話を受けられた調査官に私は聞いております。  二月七日の午前十時前ごろだったと思いますというお話だったんですが、県の建築課長から直接調査官に電話が入って、まず一件は、先に二月の二日に再計算してくださいということを受けて、二月七日に、まず午前十時前に、同...全文を見る
○馬淵委員 これは、県の方々も極めて戸惑っておられるように私は受けとめています。  そもそも、国交省の非姉歯物件に対する精査の仕方。偽装あるかなしかというその報告の求めに対して、偽装は認められないという段階で、この数値を記入が求められていないと御判断をされる、あるいは、これはわ...全文を見る
○馬淵委員 国民の多くは、こうした非姉歯物件の存在ということも含めて、あるいはマンションにお住まいの方は、自分自身のマンションはどうなんだろうか、大変不安に思っておられる中で、こうした情報に対していち早く対応すべき、そしてそのことに事細かく丁寧にその事実を明らかにしていくというこ...全文を見る
○馬淵委員 これはもう速やかに調査中と報告すべきであるということをお認めいただきました。  そして、本来ならば、こうした問題に対していち早く対応するべく、県がどういう議論をなさっていたのか、これについて現地にでも飛んで調査をせねばならない状況ではなかったかと思われますが、さて、...全文を見る
○馬淵委員 特定行政庁が偽装であるかどうかを判断すると。では、何をもって判断するんでしょうか、お答えください。
○馬淵委員 さて、その故意にいじっているか、改ざんとかどうかの判断、これはどうやって判断されることになるんでしょうか。  先ほど、特定行政庁が偽装という判断をするんだ、このように基準法上も定められているんだということで、この判断は特定行政庁にゆだねられるとお答えをいただきました...全文を見る
○馬淵委員 この故意に行ったかの判断、非常にわかりやすいものであればいいんですが、そうでない場合も出てくる可能性はあるんですね。偽装かどうかという部分、この判断、これは非常に難しいんではないかと思うわけでありますが、大臣、いかがお考えでしょうか。
○馬淵委員 そうですね。大臣おっしゃるとおり、私は本当に、姉歯さんの問題というのは、これは御本人がはっきりおっしゃっているのでわかりやすいのですが、非姉歯物件は非常に難しいと思う。  大臣は、そのことも二月の十四日の会見の中でおっしゃっておられます。「偽装かどうかというのは設計...全文を見る
○馬淵委員 熊本県ではそういうことがあったということで、大臣も、こういう例はそうそうないだろうと、これも会見の中で、「熊本県のような例が他にも沢山あるとは思っていません。」こうおっしゃっているわけであります。  しかし、現実、こうした偽装があるかなしかという問い合わせが来ている...全文を見る
○馬淵委員 非姉歯物件、今お答えいただいたわけでありますが、例えばこうした例もあるんですね。  あの大田区のグランドステージ池上、これは姉歯物件です。姉歯物件ではあるんですが、グランドステージ池上、国土交通委員会の証人喚問の中でも、姉歯さんが、九八年に初めて偽装した物件だ、こう...全文を見る
○馬淵委員 中馬大臣から丁寧に御答弁をいただきました。  この産業再生機構、ごめんなさい、都市再生機構じゃない、産業再生機構への電話ということで、電話が入って、そしてヒューザー小嶋社長が実際に来訪され、伊藤代議士はそこには含まれていませんでしたが、こうした売却、入札ということに...全文を見る
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
議事録を見る
○馬淵分科員 民主党の馬淵でございます。  予算委員会第四分科会におきまして質疑の機会をいただきました。本日、早朝から、大臣にも、またきょうは文化庁の方にもお見えをいただきまして、お尋ねをさせていただきたいと思います。  まず、私自身は奈良の出身でございまして、また、私をこの...全文を見る
○馬淵分科員 大臣からは大変示唆に富んだお言葉をいただいたと思います。国というものが尊敬される、国家の尊厳という部分におきましては、文化の力、芸術の力というものが非常に重要である、大変力強いお言葉をいただいたわけであります。また、そうした文化の力、芸術の力、国家のアイデンティティ...全文を見る
○馬淵分科員 文化財保護法の基本理念、一条についての御解説をいただきました。  さて、こうした文化財、当然ながらに保存ということも重要でありますが、それをいかに活用し、国民並びに世界の方々に発信をしていくかということ、国家のアイデンティティーを高めていくためにも、保存だけではな...全文を見る
○馬淵分科員 まだ具体的なプランというものが固まってはいないのでということで、今後審議会等々でのまた議論がということのお答えをいただきましたが、遺構の中には、地下にはまだ木簡等々が埋蔵されている可能性もあるということで、簡単には平城宮跡を使って建物などは建てられないんだ、こういう...全文を見る
○馬淵分科員 これについては、今後も御相談をしながらという大臣のお言葉をいただきましたが、これは地元紙でございます、ことしの二月の十一日、地元紙である奈良新聞でこのような記事が載りました。  この千三百年記念事業で、パビリオンなどを設置するメーン会場として、文化庁が奈良公園を提...全文を見る
○馬淵分科員 文化財、まだ埋蔵されている文化財への影響も考慮しながらということで、保存という大前提に立てば、私もそのことは十分に理解できるわけでありますが、一つ気になることがございます。  それは、実は十八年前なんですが、奈良では、なら・シルクロード博というのが開かれました。こ...全文を見る
○馬淵分科員 ありがとうございます。  重ね重ね、これは、こうした事業の成否を握る部分だと私は思います。お越しいただいた方々に、ここに奈良の都があった、つまり国の始まりがあったんだということを知っていただくことは極めて重要だと思います。  今御指摘のように、景観という部分も含...全文を見る
○馬淵分科員 当然ながらに、駅となりますと構造物としての負荷がかかってくるわけですから、遺構に対する悪影響ということも十分考慮しなければならない、これもよく理解はできます。  ただ、現時点で可能な場所ということをお尋ねしていくと、どうもこの特別史跡の境界外、その東側の部分になる...全文を見る
○馬淵分科員 今計画の概要についてもお答えをいただきましたが、大極殿、これらの活用ということについてもやはり一歩踏み込んでいただきたいなというふうに思うわけであります。  実は、朱雀門もかつてはその扉が閉じられておったわけでありますが、文化財の体感ということで、これをぜひ利用し...全文を見る
○馬淵分科員 ありがとうございました。
03月02日第164回国会 衆議院 予算委員会 第20号
議事録を見る
○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  二月の十四日、当委員会におきまして、金融庁の金融行政の透明性等につきましての質疑をさせていただきました。与謝野金融担当大臣の御答弁をいただく中で、議事録精査の必要がありとの当委員会での決議となり、再度、こうしてその答弁をめぐっての御質疑...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  それでは、一般質疑の時間をいただいております。予算の総括の日でございますが、一般的質疑として、私の方からは経済財政問題について質疑をさせていただきたいと思います。  さて、今日の財政状況、厳しい状況であること、これはもう当予算委員会の中で...全文を見る
○馬淵委員 そこで、今おっしゃるとおり、国と地方を合わせてということが当初の閣議決定の中でなされていく、そして、それをようやく転換して黒字化の方向に向かっていくんだと向かっていきつつある中で、地方は黒字化を達成しつつある、国はどうなのかということについて私はお尋ねをさせていただき...全文を見る
○馬淵委員 国の目標が要は立っていないということになるんじゃないでしょうか。そのことを私は、もちろんこれを見ればわかるんですが、あえてお尋ねをさせていただいているんです。谷垣大臣が今ちょっとお手を挙げられたので、お願いできますか。
○馬淵委員 大臣、御指摘のことはよく私も理解しているつもりです。閣議決定としては、国と地方を合わせてなんだと。これはもう当然そういう状況で政府が財政運営を進めてこられたということは理解しておりますが、今、重要な御答弁なんですね。  国単体では、これも当然、交付税の資金移転、財源...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  三月に検討、そして六月に提出ということであるかと思います。ぜひ与謝野大臣のもとで、経済財政諮問会議、またこれは谷垣大臣も出席される会議でありますが、その中で国としての目標値ということを、やはり国、地方合わせてということをさらに一歩進めて、国...全文を見る
○馬淵委員 十分理解をしておりますが、昨年の内閣府の試算の段階ででも、地方は黒字、そして国が赤字という状況の中でこれは読めていた状況ですので、本来ならば、昨年からこの議論はなされ、国としての単独目標ということが十分に俎上にのらねばならなかったのではないかということを重ねて御指摘し...全文を見る
○馬淵委員 済みません、六五脱却までのところでよろしかったんですが、御丁寧にありがとうございます。  先ほど申し上げたように、昭和六十年の償還を目前としているという国債の、公債の償還があるということで、まず五九脱却を掲げた。そして、これが実現化しない状況の中で六五脱却を掲げると...全文を見る
○馬淵委員 やむを得ない状況である、つまり、この六五脱却を目標としている状況の中では、これはやむを得なかったんだ、償還ルールの変更という形をとらざるを得なかったんだ、今、そういう御答弁をいただいたと思います。当時、大臣もそのようにおっしゃっておられるわけであります。  さて、こ...全文を見る
○馬淵委員 谷垣大臣から大変真摯な御答弁をいただいたというふうに思っております。筋の通った議論であるとの御示唆をいただきました。  本来ならば、平成二年の段階でこの償還ルールの変更はもとに戻すべきであったと私は思っております。しかしながら、現実問題として、今はもうどうしようもな...全文を見る
○馬淵委員 大変踏み込んでお話しをいただけたかというふうに思います。  この償還ルールの問題、我々が、この五九脱却、六五脱却という、それこそ本当に、二十年以上前の状況の中で行われたことについて十分把握をしていない部分があったやもしれない。国会の中では、今、財政再建という喫緊の課...全文を見る
○馬淵委員 中川政調会長の見解についてのお答えをいただいたというように思います。  与謝野大臣、今御指摘をいただきました部分で、私、再度のお尋ねなんですが、こうした日本の、我が国における六六年からのこの統計の数値を見て、七七年以前、今、歩積み両建てということもあるんだということ...全文を見る
○馬淵委員 さすが前政調会長として、極めて実質的なお答えをいただけたのではないかと思います。  しかしながら、大臣、実は我が党の大塚耕平議員が質問主意書を出させていただいております。それは当時の経済財政担当大臣、竹中大臣の御発言に対してということで質問主意書を出されておりまして...全文を見る
○馬淵委員 慎重居士の与謝野大臣、本当に、今御答弁をいただいて、もう時間もございません、私としても、非常に重要な御答弁を今議事録の中に残していただいたというふうに思っておるわけでありますが、この金利と成長率の問題については、また機会がございましたらぜひお尋ねをしていきたいと思いま...全文を見る
○馬淵委員 はい、わかりました。  ありがとうございます。  もう時間がなくなりました。最後に一言だけ申し上げます。  質疑ができなかったんですが、特別会計の改革、谷垣大臣にお答えいただきたかったんですが、この本予算の終了後、さらに行革推進法の中でしっかりとした議論を行って...全文を見る
03月14日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
議事録を見る
○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  この国土交通委員会、差しかえでたびたび昨年来より質疑をさせていただいておりましたが、正式な委員としては初めての質疑となります。  本日は一般質疑の機会をいただきました。私は、この一般質疑におきまして、耐震強度偽装問題についてのまだまだ...全文を見る
○馬淵委員 札幌市が六日に、自社物件の検証をしたところこういうものがあるんだということを建築主から市が聞いて、そして道に翌日連絡をした。状況を聴取している段階で、九日の日に、国交省としては、国交省指定の性能評価機関からこういった疑いの物件があるんだということを聞いて、国交省から札...全文を見る
○馬淵委員 国交省としては、今お話しいただいた、確認をした際に札幌市の方からお話を聞いたということでありますね。これも、私は札幌市の方が後手に回ってしまったということをここで申し上げるつもりはございませんが、やはり一体にこうした混乱というものが起きているという状況はある意味推察さ...全文を見る
○馬淵委員 今大臣からも、大変問題である、こういった対応は問題であるということの御答弁をいただきました。ぜひ、特定行政庁にはしっかりと、情報開示というのは迅速が今一番肝要なんだ、国民の不安を増大させることなく、迅速な情報開示というものをするべきであるということを強くお伝えいただき...全文を見る
○馬淵委員 これは予算委員会のときにも御説明をいただきました。五百件ということで、うち十七年度四百件ということで今御説明をいただきましたが、さて、まさに建築物ストック、あまたある建物、これは、では新耐震以降、全国にどれぐらいあるかということは把握されていますか。
○馬淵委員 昨日も私はお聞きをさせていただいたんですがね。お聞きをしますよということで通告のときにはお話をさせていただいたんです、概数でも結構ですよということでお伝えをしたんですが。  これは大変な数だと思います。この大変な数、これは把握されておられるということでよろしいですか...全文を見る
○馬淵委員 概数で結構ということで今いただきましたが、つまり、新耐震以降、あまたあるマンション等々の建物でいいますと、今のお話ですと大変な数になりますね。新耐震、一千百五十万のうちマンション百五十万を除くということになりますから、一千百万ほどですか、のものが少なくとも、マンション...全文を見る
○馬淵委員 おっしゃるとおり、特定行政庁やディベロッパーみずからがということもございます。しかし、こうしたみずから行っているところでも混乱をしているんですね。特定行政庁におきましても、これが、なぜすぐに札幌市が国交省の方にお話ができなかったのか。私は決して、これを札幌市の担当の方...全文を見る
○馬淵委員 一気に進まないという事情は理解します。しかし、私は、大臣から、全く異論はないというお言葉をいただいたわけですから、強い決意をお示しいただきたい。  これは、どれぐらいのサンプル数、それこそ何%なのかも含めて御判断いただけないでしょうか。もちろん、今、予算を審議して、...全文を見る
○馬淵委員 特定行政庁と相談をしてというのが、私は、だから特定行政庁自身も本当に混乱しているんだという状況をよく御理解いただきたいと思います。  数値についてはお答えをいただけませんでしたが、やはりこれは五百件では全然足らないですよ。もっと、このあまたある、先ほどお話し申し上げ...全文を見る
○馬淵委員 御説明をいただいたんですが、私の質問のお答えはいただけなかったというふうに感じます。  これは、許容応力度計算そして限界耐力計算、計算方法が違うんだということは十分承知をしているつもりでございます。そして、先ほどの同僚の長妻議員の質疑とのかみ合いのなさというのは、ま...全文を見る
○馬淵委員 確認をさせていただきますが、そもそも一次設計、許容応力度が出発点である、だからQu/Qunで判断をするということを決めたと。今、短く言えばこういう御説明をいただいたと思うんですが、よろしいですか。もう一度確認です。イエスかノーかで結構です。
○馬淵委員 では、整理しますね。  第一次設計の求める基準ですら姉歯建築士の偽装がクリアをしていなかったので、メルクマールとしてこの許容応力度計算のQu/Qun〇・五というのを定めた、これでよろしいですか。端的に、イエスかノーかで結構です。
○馬淵委員 先ほど長妻委員からも、構造計算の種類がある中で、これで混乱が起きているということを端的に質疑の中で私も感じたわけでありますが、今、局長の御答弁は、私が整理をさせていただいたとおりでございますと答弁をいただきました。  さて、一月の十八日に第三回の緊急調査委員会という...全文を見る
○馬淵委員 時間リスクということは、昨年の国土交通委員会での一般質疑の中でも大臣はお話をされておられましたし、今局長の答弁にもあった。使用禁止命令等を出すためには緊急性が必要だと。しかし、この場面で、確かにその物件についての緊急性ということでは、お話しの答弁、これは合致するお話、...全文を見る
○馬淵委員 確かに、あのときに姉歯物件だけだという前提であれば、時間リスクということを当然ながらに最も重要な考量すべき要因として取り上げることは私は否定はいたしません。しかし、その後も、非姉歯やあるいは姉歯建築士とは全く関係のない第二、第三の偽装を行っている、あるいは見過ごすとい...全文を見る
○馬淵委員 私が申し上げたいのは、今大臣からは許容応力度計算以外を排除するということではないという御答弁もいただきましたが、結局混乱してしまうんですね。今、現場では、特定行政庁のみならず、もちろん民間の建築主も含めて、こうした混乱の状況の中で一刻も早くこれを収拾するのはやはり政府...全文を見る
○馬淵委員 私は、だから、これは遅過ぎないですかと申し上げているんですよ。  昨年の十一月に発覚をして、そして、ことしにかかるまで、ずっとこの問題はやはり国会でも議論をしてまいりました。二月のちょうど九日、十日といった段階では、もう非姉歯物件も出てきたわけです。私は、再三再四こ...全文を見る
○馬淵委員 よく理解はしていますが、先ほど大臣も、遅きに失したのではないかということについては受けとめるとおっしゃっていただきました。  繰り返しになりますが、民間がやっているんだという当初の御答弁や、あるいは特定行政庁も自主的にやっているんだ、やっているといっても、やりようが...全文を見る
○馬淵委員 件数の方はお聞かせをいただけなかったわけですが、少なくとも実態調査に対する強い意思というものは明確にしていただいた。そして、私が、遅きに失しているじゃないか、すべて後手後手に回っているじゃないかと。すべてというのは言い過ぎですよ、でも、遅きに失したというその意見は受け...全文を見る
○馬淵委員 時間が参りましたが、第二次素案にとどまることなく、住民利用ができるスキームとしてつくっていただけるということでよろしいでしょうか。大臣、これだけ最後に御答弁いただいて、質問を終わりたいと思います。
○馬淵委員 ありがとうございました。  終わります。
04月05日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  この行革特別委員会、初めての質問をさせていただきますが、一時間三十分という長い質疑の時間をいただきました。この一時間三十分、しっかりと有効な議論として、国会の審議として、国民の皆様方にお伝えをしていければと思います。  まず、冒頭です...全文を見る
○馬淵委員 まさに、委員長並びに皆様方のお取り計らいによって政府としてこれをお受けいただいたという御回答をいただきました。  こうした二百一項目でございますが、これをお受けいただきまして、中馬大臣、どのようにお感じになられましたでしょうか。
○馬淵委員 まさに、院なりあるいは議員個人なりがどのように考えて出したかということで、コメントすべきではないという御回答をいただきましたが、報道されております三月二十三日の産経新聞では、中馬大臣が記者会見では、政府が今国会での成立を目指す行政改革推進法案に関し、民主党の馬淵澄夫衆...全文を見る
○馬淵委員 私、議員としての個人の権能、並びに衆議院ということに対して差し挟むものではないということながら、総理に対して出すべきものかということの感想を発せられたということを、今お伺いいたしました。  済みません、記者会見のお時間があるということですので、官房長官に、これは政府...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  私も今、官房長官、両大臣がおっしゃったように、院の決定、これを了といたしまして、また、こうした質問へ資料要求という形での御回答をいただくという運びに対しては、一切の私自身の今思いというのは、これを出していただいたということについては感謝して...全文を見る
○馬淵委員 今、谷垣大臣も同様の問題意識がおありだというお言葉をいただきました。  しかしながら、与党の方では、これは政府ではなくて与党ということになるんでしょうか、与党の検討の中では、原則廃止が望ましいんだということをおっしゃっておられながらも、結果的にはそれが実現できなかっ...全文を見る
○馬淵委員 今、設置目的と、そして結論までお答えいただきました。これはもう廃止するんだということで、一般会計化並びに廃止ということの方向性は確認しているということでありますが、一つ、登記特別会計を、ぜひこの委員会の中で皆さん方に、特会の問題点、先ほど私が御指摘をしたちょっと変だよ...全文を見る
○馬淵委員 こうした、見えにくくなっていたという事実はあったということは、今、大臣のお答えをいただきました。  そして、員数のみならず、今度は人件費においても同様の特会の割り振りというものが出てまいります。  これは、資料の3をごらんいただきたいと思います。  先ほど申し上...全文を見る
○馬淵委員 つまり、当時ですからこれは二十年前ですね、昭和六十年に、その事務量を見て案分比率を決めたということであります。そして、どのように定められたかというのはお答えいただけなかったわけでありますが、もう当時のことなのでわからないということを私は事務方の方からお聞きしております...全文を見る
○馬淵委員 大臣は、もう結論をお持ちですから、一般会計でやるべきだったんだという結論をお持ちですから、今そのようなお答えをいただいておりますが、私も同様でありまして、特別会計にする必要は全くなかったのではないかと思っております。  その中で、この事務量比率三対七、案分の比率はそ...全文を見る
○馬淵委員 私もそうは申しておりません。  しかしながら、この逆流防止、やはりこうした形で、特会の機能として問題点として出てくるのではないかとは思います。  さらに、この登記特別会計の中で、私は、今、予算の定員、あるいは一般財源からの経費の振り分けの問題、また剰余金の翌年度繰...全文を見る
○馬淵委員 大臣、公益目的に充当することが適当という御指摘はわかるんですが、これは、この10の次の資料をごらんいただきますと、「反映状況票」というのがあるんですね。反映内容として、公益目的に充当、それが何か、具体的なことがここにその反映状況ということで書かれていますよ。  反映...全文を見る
○馬淵委員 私もそれは事務方の方から説明を受けております。  もちろん、全く必要のない、根拠もないところではなかなかできないでしょう。そうしたことはすべて、今御説明いただくようなその理由なり事由の説明は、当然されることが前提で私はお聞きをしているわけですよ。それでも、公益目的の...全文を見る
○馬淵委員 松田大臣、ありがとうございます。  そうですね。このe—Japan戦略に基づいて、すべての行政手続をインターネット経由で可能とする、これからこのオンラインという一つの大きな施策が動き出したわけであります。そして、このオンラインという形で達成五〇%を目指す、これは、先...全文を見る
○馬淵委員 きょうは竹中大臣にもお越しいただいております。  今政府参考人のお言葉にありました、公的個人認証制度、これで電子署名といえば今おっしゃった住民基本台帳に基づくというお話でありまして、いわゆるネットワークシステムであります住基ネットと呼ばれるこの番号でありますが、総務...全文を見る
○馬淵委員 これは、今大臣に数字をお答えいただくという、大変恐縮でございますが、〇・五四%という普及率である。もちろん、この普及については地方自治体の裁量というものが大きく働くということで、大臣が使えと言っても使えるものではないということも、これも当然私も承知している。〇・五四%...全文を見る
○馬淵委員 このオンラインの申請業務、申請の仕組み、システムは、住基ネットの普及が前提ありきなんですよね。この住基ネットの普及前提ありきでなければ、これは利用が促進できないということじゃないんでしょうか。大臣、どうでしょうか。
○馬淵委員 住基ネットの番号利用というものが進まないと個人的には登記ができないわけですよね。この登記識別情報と電子認証はセットのものですから、この普及が広まらないとオンライン申請というのはできない、これは事実なんです。  そして、私が申し上げたいのは、特別会計によってコンピュー...全文を見る
○馬淵委員 私が申し上げているのは、だから早く住基ネットを拡充せよという話じゃありません。  私が申し上げているのは、本当に簡素で効率的な政府の構築を図ろうとするならば、このようなシステムの構築の段階においても十分な環境整備ということを前提とすべきではなかったのか。そのような観...全文を見る
04月18日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第12号
議事録を見る
○馬淵議員 ただいま議題となりました民主党の行政改革推進法案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明いたします。  我が国の政府は明治時代にその骨格を形成し、その後、さきの大戦、復興期、高度経済成長期を経てまいりましたが、基本的構造は大きく変わってはいません。一...全文を見る
○馬淵議員 特別会計のことについて御指摘がございましたので、お答えをさせていただきます。  まず、特別会計改革に関しましては、昨年の特別国会で我が党の前原代表が、小泉総理との予算委員会での議論の中で、特別会計改革は重要である、我々のワーキングチームで既に一昨年前より詰めてきたこ...全文を見る
○馬淵議員 お答えをさせていただきます。  特別会計についてですが、今委員がおっしゃられました昨年の予算委員会での我が党の前原代表の指摘、これにつきましては、いわゆる歳出削減でございます。そして今回、今三十兆円のお話をさせていただきましたが、これは、政府が提示する財政再建への寄...全文を見る
○馬淵議員 道路と財融につきまして、私の方からお答えをさせていただきます。  先生御指摘のとおり、確かに、この道路整備特会を廃止して一般会計でということになれば、いわゆる地方の分担、負担分についてはどこに使われるか不明確になりかねない、こういう御質問、御指摘かと思われますが、確...全文を見る
○馬淵議員 滝委員の御指摘は非常に重要な観点でございまして、私どもも本案成立の暁には十分な配慮が必要であるというふうに考えております。  ただ、しかしながら、現時点における特別会計、区分経理の名のもとに行われている現実の会計経理の実態は、例えば一般会計で見るべき庁費やあるいは旅...全文を見る
04月19日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
議事録を見る
○馬淵議員 お答えをいたします。  私ども民主党の提出案、ポイントは二つございます。  一点は、まず、現在の政府の事業、政府の行っている仕事、これの丸洗いです。  今、政府は大変多くの仕事を抱えているわけでありますが、これらの必要性に対しては大変疑問が持たれる部分が多々ござ...全文を見る
○馬淵議員 お答えをさせていただきます。  民主党の特別会計の改革、まず政府との大きな違いについて答えさせていただきますが、基本姿勢でございます。  私どもは、この特別会計については、抜本的な見直しを図るとして原則ゼロベースと。先ほど谷垣大臣のお話にもありましたが、必要な事業...全文を見る
○馬淵議員 お答えをさせていただきます。  政府の特別会計改革によって財政再建寄与度二十兆円という数字が出ておりますが、私どもは、これについては三十兆円の財政再建寄与を考えております。  具体的には、一九八〇年以来四半世紀以降もずっと取り崩されることなく積み立てられてきました...全文を見る
04月21日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
議事録を見る
○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  この国土交通委員会、住生活基本法の審議に際しまして、私にも質疑の機会をいただきました。きょうは、この住生活基本法、いわゆる、この国の国民の住居並びにその生活を規範していく基本法でございます。  きょうは、その理念並びに我が国における住...全文を見る
○馬淵委員 今大臣の御説明の中に、この三本柱、これがひとつ三本柱として社会の変化の中で十分に機能しながら、住宅建設計画法そのものが、これも、量から質へ、そして質の中での水準設定等々、住環境も含めたものを設定する中で基本法の役割を果たすということが一部にあったのではないか、こういっ...全文を見る
○馬淵委員 何分古い話ですからというのでは、それも十分理解をいたしますが、先ほど私がお配りをさせていただきました資料の中に実はそのかぎがあるのだなと感じておるんですね。最後のページの、石田委員長の、公明党の当時の委員長の御質問に対する中曽根総理の答弁。  つまり、住宅基本法とい...全文を見る
○馬淵委員 今御説明いただきまして、水準のところはよくわかるんですが、居住費負担の目標という住宅権、居住権、この個人の権利の保障の部分については、一度は挙げてみたけれども、やはりそれについてはなかなかコンセンサスをとるのは難しいんだ、結局はそういうことであったと。今の局長の御答弁...全文を見る
○馬淵委員 住宅建設計画法、さらなる三つの柱の改正ということで御対応する中で、やっとのことで出せたんだ、こういうお答えだったというふうに理解をいたします。  基本法でありますから、できる限り、国民に生活の安全、安心、これを提供するためにもいち早く策定していくということが強く求め...全文を見る
○馬淵委員 今大臣のお言葉を伺いまして、随分と幅広く御理解をされて本法案につながれたんだな、そういうふうに私も感じました。  さて、今住宅権のことについては御説明をいただきましたが、今回、住宅ではなく住生活ということでこの法律が命名されております。本委員会でもたびたびこの住生活...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  今、大臣の口から地域コミュニティーという言葉が出てまいりましたが、それはちょっと後ほど触れるといたしまして、それこそ、三世代暮らしていた家族が今はそうではなくなった、しかしながら、介護や子育てという機能が地域で営まれるようなそうした住環境を...全文を見る
○馬淵委員 奈良にお越しいただいたということで、大変光栄に思っております。  四条についての意義ということで、大臣今お答えいただきましたが、繰り返し申し上げますが、まさに土地という平面に物をつくるという発想ではなくて、私たちがどのような営みを行うかという発想から居住居あるいはさ...全文を見る
○馬淵委員 地域で、都市計画の中で、地域の計画の中で定めていくべきものではないかという大臣の御答弁であったというふうに理解をいたしますが、もちろん、具体の計画というのは最もそのことを知悉している地域自治体だということも、私も理解をするわけでありますが、私の問題意識としましては、基...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございました。  時間もなくなってまいりました。  今、大臣からのさまざまな御所見、私も、きょうは理念ということでしたので、基本的な考え方について繰り返しお尋ねさせていただきましたが、私の手元に、今、実はヒューザーのパンフレットがございます。これを見ます...全文を見る
04月28日第164回国会 衆議院 本会議 第27号
議事録を見る
○馬淵澄夫君 民主党の馬淵澄夫でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提出の建築物の安全性の確保を図るための建築基準法等の一部を改正する法律案について質問を行います。(拍手)  さて、さきの千葉七区の補欠選挙では、我が党の太田和美候...全文を見る
05月12日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第19号
議事録を見る
○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  本日、昨年の耐震強度偽装問題発覚後、早急な制度の抜本的な見直しが叫ばれる中、政府提出の建築基準法等の改正案並びに私ども民主党の改正案、これら両案の審査に質疑の機会をいただきました。私は、昨年来の耐震強度偽装問題にかかわりながら、また、連...全文を見る
○馬淵委員 今、大臣認定プログラムについての御説明に踏み込んでいただいたと思うんですが、済みません、では、もう少し初歩的なところからお尋ねしたいんですが、この大臣認定そのものはどういったものに適用されているんでしょうか。今はプログラムについてお話をいただきました。つまり、大臣認定...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  つまり、大臣認定というのは、今端的に御説明いただきましたが、建築基準法の法令要求の基準を満たすものだ。だから、これは、例えば材料であったり、あるいは工法であったり、例えば新しい技術が開発されて新しい工法ができた、その技術を使っていいものかど...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  ここで、今、大臣認定の意義と、そして大臣認定プログラムの位置づけということを御示唆いただいたわけであります。  さて、今回の基準法等の改正の中で、大臣認定プログラムについては、これは六十八条の二十六ですか、ここには「国土交通大臣がする構造...全文を見る
○馬淵委員 極めて重要な今後の方針をお答えいただいたと思います。  この大臣認定プログラム、おっしゃるとおり、プログラムそのものが改ざんされたということではなく、データそのものを、いわば切り張りのような形で、電子切り張りのような形で行われたのがこの偽装の大半の部分であります。こ...全文を見る
○馬淵委員 ガイドラインなり、今方法を考えているところだということでありますが、利用者の教育が重要であるということ、これも当然でありますが、本当に私はここを危惧するわけであります。  現実に、例えばこの3のところをごらんいただくとわかりますように、下の方の下線部では、一貫構造計...全文を見る
○馬淵委員 結局は、最終のセーフティーネットの保険でしかないんだというお答えだというふうに理解をいたしますが、先ほど我が党の松本政調会長の御質問に大臣の御答弁もいただきました。保険制度について、強制加入も含めた種々の検討、本当にこれからの大きな課題であるということでありますが、我...全文を見る
○馬淵委員 今、建築士の団体ということの御答弁もありました。  我が党案でも、これに関しては、建築士の団体についての加入というものは新たな建築士法人、新たな団体を設置しての加入、強制加入ということも盛り込んでおります。こうしたことも非常に重要であるということで、ぜひ政府案の中で...全文を見る
○馬淵委員 大臣、もちろんこれは大臣が就任される以前のお話であるわけでありますが、ここで書かれていること、今御指摘にあった、法令で余り細かく決めるべきではないということ、確かにそういったことも含んではおります。ここで書かれているのは、具体的にはこういうことですよ。法律というのは社...全文を見る
○馬淵委員 大臣としては、御就任以前のお話でもありますし、これについてお答えできないという部分のお立場は理解はいたしますが、私は、やはりこれは八年間放置をしてきた、十四年からこうした問題認識を持ちながらも対応がおくれたということについては、これは国民の理解はなかなか得られないんじ...全文を見る
○馬淵委員 もう八年前にも死文化していると指摘をされてきたこの十八条四項、このことについてはぜひ徹底した見直しを図っていただかねばならないと思いますし、逆に言えば、やはりこうした経済的従属関係にあるものというような慣行をしっかり断ち切るというのが実は大きな理念として掲げられるべき...全文を見る
○馬淵委員 民主党案、明確にこの設計、施工、監理、しっかりとその権限を分離してということ、十八条四項が死文化しているような現状を憂い、かんがみ、今回の基準法の改正案として出させていただいているわけであります。  大臣も、この建築士法については十分な見直しを図るという先ほどの御決...全文を見る
○馬淵委員 そうなんですね。公職にある者が本当に倫理観を持って取り組まねばならないということで、こうした立法趣旨にのっとってこれがつくられたわけであります。  さて、こうした立法趣旨にのっとってつくられていく中で、この法律の中で、いわゆる影響が及ぶということ、影響力の行使という...全文を見る
○馬淵委員 影響力の行使、これは資料をつけました、11。今まさに法務省の方でお答えいただいたことが説明、解説いただいているわけであります。「影響力を行使したと言うためには、あっせんを受けた公務員の判断に影響を与えるような態様である必要があり、かつそれで十分です。現実にあっせんを受...全文を見る
○馬淵委員 そうですね。大臣の御答弁は一言であります。まあ二言三言になるんでしょうか、「これまで行政の判断が影響を受けたということは一切ございません。」との御答弁でした。  今回の伊藤元長官の問題につきましても、今法務省に御説明いただいた刑法の適用があるかどうか、これは別の話で...全文を見る
○馬淵委員 一切影響は結果なかったということですべてオーケーではないということから、この立法趣旨が図られているんじゃないんですかね。そういった結果がなければオーケーであれば、こんな法律つくられないんですよ。この立法の趣旨というのは、まさに影響力を行使するような態様ですらだめだとい...全文を見る
○馬淵委員 私は、何度も申し上げているように、このような法律の立法趣旨がどこにあるのかということを法務省に確認をした上で、こうした立法趣旨がこの国会の中にあるわけですよ、我が国にあるわけです。こうした立法趣旨にのっとったときに、大臣の御答弁というのは不十分じゃないですかとお聞きを...全文を見る
○馬淵委員 何度も申し上げるように、この刑法の規定にはまるかどうかというのは、これは司直の判断なんですよ。ですから、我々立法府にいる者がこれに対してその司直の判断を求めるものでも何でもないんです。  ただし、こうしたこと、今申し上げているように、大臣は、結果、何も影響を受けてい...全文を見る
○馬淵委員 理事会の協議をいただくということの今委員長の御発言をいただきました。  さて、こうした問題につきまして……(発言する者あり)
○馬淵委員 私は、まだまださらなる問題がやはりあるなということを御指摘せざるを得ません。(発言する者あり)委員長、ちょっと静かにさせてくれませんか。
○馬淵委員 委員長、どうぞ名前を言ってとめてくださいよ。質問できません。
○馬淵委員 はい。(発言する者あり)とめてください。とめてください。
○馬淵委員 それでは、引き続き質疑をさせていただきます。  そうした政官業の癒着というものがどうしても繰り返し繰り返し、繰り返し繰り返し上がってくるわけですね。(発言する者あり)委員長、とめてください。理事が非常に先ほどから不規則発言で、私はお話しできないんですよ。  さて、...全文を見る
○馬淵委員 はい。  大臣、このように、この報道によりますと、「都議に働きかけ依頼」と出ております。また、この国交省の説明経緯の中では、来省ではなく電話だということでありますが、もちろん、今回の容疑にかかわる、その直接の容疑にかかわる、架空増資というのが藤田容疑者の容疑であるよ...全文を見る
○馬淵委員 大臣の会見の中でのお言葉をいただいたと思いますが、少なくとも、国交省の窓口の職員の方の記憶とは食い違っています。  先ほど来御指摘をさせていただいている政官業の癒着の構図がやはりここにも見てとれるかもしれない部分として、これについて、今、委員長の方には、参考人招致、...全文を見る
○馬淵委員 面識はない、そうですか。大臣は御存じないということでございました。  この報道には、有川区議さんという方が、大田区の区議で、公明党書記長だった市川雄一氏の秘書などを経て、一九八三年に初当選、以来六期連続当選、副議長も務めたベテラン区議ということで、そして、有川区議そ...全文を見る
○馬淵委員 こうした報道が上がっております。大臣、今明確に御答弁をいただきました。一切御存じないということでありましたが、このように報道に上がっております。ある意味では、大臣が、それこそ精励をされている国土交通大臣としての役職に対して、こうしたかかわりがあるかのような記事が出てい...全文を見る
○馬淵委員 大臣からは明確な御答弁をいただきましたが、いずれにしましても、こうした報道があちこちに上がってくる。やはり、こうした報道がなされてしまうこと、これは寛容な大臣のお立場で、こうしたことはもう捨ておくというふうにお話をいただきましたが、こうした報道が上がるのも、政官業の癒...全文を見る
05月24日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第23号
議事録を見る
○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  建築基準法等の改正案審議、二度目の質疑の機会をいただきました。しかしながら、理事会等の協議において、本日の委員会、きょうこの法案審議は終局を迎え、採決という日程になっているとお聞き及びしております。  残念ながら、この委員会の審議冒頭...全文を見る
○馬淵委員 緊急に措置すべきこと、これももうおっしゃるとおりであります。そして、まず第一弾として今回法案が出された、そして秋にはまた次なる改正なりを視野に置いているという御説明をいただきましたが、もちろん、早急な措置、これを図りながらも、実態の解明という部分については、これはやは...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  それでは、今、本日この終局の場面での質疑をさせていただきます。  私は、先回、十二日、冒頭に質疑をさせていただいたときには、この問題については、逮捕者が出る以前でございまして、四月の二十六日、八名の逮捕者が出た。しかし、これは別件逮捕のよ...全文を見る
○馬淵委員 当初、委員会なんかでは、これでやったんだからということを声高に主張されていた藤田被告でありましたが、これは、資料の2というところで、国交省としては見解を明確に出されておられます。  これをごらんいただきますと、これは抜粋でございますが、この問題が発生して国交省として...全文を見る
○馬淵委員 局長、お聞きしたことをお答えいただければありがたいんですよね。局長、大変、先、先がお見えになられるようで、どんどんどんどん先のお答えをいただいているんですが、私がお聞きしたことをお答えいただけませんでしょうか。限られた時間でございますので、お願いいたしたいと思いますが...全文を見る
○馬淵委員 今、大臣から二点ちょっと重要な御見解をいただいたわけですが、まず一つは、済みません、この審査要領については、先ほどの局長の御説明をそのまま受けて御説明いただきましたが、これはいわゆる耐力上の安全性を審査する際の留意事項だ、こうおっしゃいました。局長も同様に語っておられ...全文を見る
○馬淵委員 法的な責任とは私は一切申し上げておりません。こうした、まさに法的な責任にならないからこそ、あるいは法的な責任として明確にもしあれば、この委員会の中でもっと大きな議論になっているでしょう。そうではなくて、不作為という部分については、それが法令違反なり法的な責任というとこ...全文を見る
○馬淵委員 さすが弁護士として、非常に法律的な切り口でお話をいただきましたが、こうした答えというのは、このリハーサルの答弁というのは本当に重大な答弁だと思います。当局も、これは重要な関心を持ってごらんになったというふうに聞いております。  一方で、刑事訴追というおそれがあるとい...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  少なくとも、国民の皆さん方が注視した中であのように証言拒否をなされた。もちろん、それは一方で正当な理由として該当するものか否か、それは国民の皆さん方になかなかわかりにくいわけです。しかし、逮捕をされた。では、国会は、何だ、手ぬるいなと、国民...全文を見る
○馬淵委員 東京都との役割分担だというお話でございましたが、やはり、国交省としても十分にウオッチをしていくという意味では、適宜適切な対応ということをあわせてお願いを申し上げたいというふうに思います。  この問題は、もう既に容疑者として逮捕、勾留されておられますので、逮捕、勾留の...全文を見る
○馬淵委員 やはり、これしかないと言われると、私は、本当に国交省として、重大な事件、問題としてのかかわりを考慮して聴取されているのかと大変疑問に思うわけであります。これは大事な問題だということで認識されて、あの証人喚問の翌々日ですから、しっかりと議事録をおとりになられないんですか...全文を見る
○馬淵委員 それだと、あえて資料をおつくりにならなかったということでしょうか。これ、見ていただいたらわかりますように、一時半から三時四十五分まで二時間十五分、ヒアリング、聴取されているんですよ。ここに書かれたこと、では、これは同じことを繰り返しお聞きになられに行ったんですか。そう...全文を見る
○馬淵委員 大半がこのホテルのやりとりだったという御説明と理解をいたします。  しかし、それでも、このような問題にかかわっていく中で、こうした会社がどのような関与をしていくか。指摘をしたことが、再度、今この時点においても繰り返し報道に供されてくる。やはり国民の関心がどこにあるか...全文を見る
○馬淵委員 私は、そこで、これは本当に今回の法改正の中で重要な問題だなと思っている点があります。  最後の資料に載せましたが、今回の法改正で、建築士法の二十一条の三に「違反行為の指示等の禁止」というのが盛り込まれました。これが、いわゆるこうした鉄筋を減らせとか、不当な指示をさせ...全文を見る
○馬淵委員 大臣にこの御認識をしっかり持っていただいて、やはり私はこれは見過ごすべき点ではないと思うんですね。もちろん長い歴史の中での法律、これを改正しながら、でも、どんどんどんどんビジネスの世界は新しいビジネスモデルを開発していく、追っつかなくなるのはいたし方ないなと思うんです...全文を見る
○馬淵委員 建設コンサルタント登録をしている業者を調べろという話ではなくて、私が申し上げているのは、かつて土木工事を受けていた建設コンサルタントが登録しているその業種じゃなくて、このように、まあ異業種ですよ、建設とはかかわりのない経営コンサルだとか、あるいはマーケティングのコンサ...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  長時間いただきましての質疑、私は冒頭に、新社会システム研究会の報告を引き合いにして、いわゆる行政の不作為があってはならないということ、そしてさらには、権限あって責任なしというこうした状態を放置してはならないということ、これをお伝えさせていた...全文を見る
06月06日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
議事録を見る
○馬淵分科員 民主党の馬淵でございます。  本日、決算行政監視委員会第四分科会にて質疑の機会をいただきました。また、本日は、杉浦法務大臣並びに河野副大臣、お二人にお越しをいただきまして、私は、登記オンライン、この業務につきまして質疑をさせていただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○馬淵分科員 大臣、副大臣、御両名にお尋ねさせていただきますが、私が今お尋ねしたのは、一定の試行期間を置くべきではなかったのかと。まず最初に、個人認証をしない乙号を先行させて、そして一定の試行期間を設けて、そして環境整備を整えてから進めるべきではなかったのか。  そうした効率的...全文を見る
○馬淵分科員 済みません、一点。  こうした、民間企業が発注したならば当然クレームをすぐにつけるところということであるが、これがなかなか法務省は抗議されていないという御指摘についてはいかがでしょう。
○馬淵分科員 逆に言えば、スペックがやはり十分でないということについては、法務省としてはお認めでしょうか。
○馬淵分科員 そこで、やはりこうした中で、もう既にある程度でき上がってしまっている、先ほどの大臣のお答えの中にも、不動産では八割、そして商業登記九割というような形で電算化がもうでき上がりつつあるんだというお話でありました。  ただ、私は、ここは改めて、これについては質問ではあり...全文を見る
○馬淵分科員 手数料、どうでしょうか。半分にできるといった思い切ったお考えというのはお持ちいただけないでしょうか。
○馬淵分科員 大変前向きな明確なお答えをいただいたというふうに思いますが、しかし、あえて副大臣、大臣、お二方にお伝えをしたい。  私は、メーカーの経営をやっておりました。メーカーの経験の中でいえば、コストダウンを半分、半分ということを目標に、五〇%を目標にすることを掲げることに...全文を見る
○馬淵分科員 一庁当たり百万円、そして、一カ月ないし二カ月ということであります。  もちろん、百万円が高いか安いかというのはそれぞれの受けとめ方によるのかもしれませんが、ある意味、先ほどおっしゃったように、十年かけて、本当に莫大なお金をかけてきた、何千億というお金をかけてきた中...全文を見る
○馬淵分科員 私は、今のお話を伺うと、やはり、だからこそこうしたシステム化というのは一気にやるべきだった、こう思えてならないんですね。混在している状態というのは、これは最もある意味危険な状態なんです。  私の経験の中では、民間の事業です、小さな会社でありましたが、システムを変え...全文を見る
○馬淵分科員 ぜひ、そこの業務の見直しがやはり私は根本にあるべきだと思います。行革特でもそのことを申し上げたかったわけでありますが、それをなさずして電子化はありません。  時間も余りありませんので、最後の質問に移らせていただきます。先ほど河野副大臣の御答弁をいただいた部分、私の...全文を見る
○馬淵分科員 大変な決意をお持ちで進めてこられたこのプロジェクトであります。このプロジェクトで今日において二件、二カ月ほど発足以来たっているんでしょうか、四月十一日発足ということでございます。二カ月であれば不動産登記は七万八千件ほどになると。こうした中で二件というこの数字に対して...全文を見る
○馬淵分科員 そのような状況というのは、私は非常に問題だと思うんですね。本当に強い決意を持って臨まれたプロジェクトの中でこういう状況が現状にある。  そして、今回このプロジェクトの中では平塚と横須賀ということであります。この二つの拠点とされた理由は何でしょうか。端的にお願いでき...全文を見る
○馬淵分科員 私は、小泉総理のおひざ元と副大臣のおひざ元でスタートをされたということなのかなと思っておりましたが、今の三つの要件を示したのがこの二拠点である、そしてそこで、残念ながら今日まで二件ということであると。  私は、このプロジェクトが、やはりある意味これはもう動いていな...全文を見る
○馬淵分科員 終わります。ありがとうございました。
06月07日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第25号
議事録を見る
○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  本日、一般質疑の機会をいただきました。この一般質疑におきまして、私は、先週新たに発覚をいたしました、いわゆる構造計算の数値差しかえと報道なされております埼玉の物件、この耐震強度の問題につきまして質疑をさせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○馬淵委員 三月三日にイーホームズから連絡があったということでございます。  それでは、国交省は、特定行政庁からこのことについて報告を受けたのはいつでしょうか。局長、お願いします。
○馬淵委員 それでは、国交省は、埼玉県、特定行政庁が知ったのはいつであると承知をされておられますでしょうか。
○馬淵委員 埼玉県の地域機関にイーホームズから二月の二十八日に連絡が入った、そして、三月の三日にイーホームズから国交省に連絡が行った、そして、特定行政庁から三月の二十日に国交省に連絡が来たということでありましたが、イーホームズがこのことを、疑義があるということを知り得たというのは...全文を見る
○馬淵委員 国交省としては、認知したという時点は確認されておられないということであります。  イーホームズが二月二十八日に埼玉県に連絡をされた、そして、イーホームズは実は二月の中旬にはこのことを確認していたと埼玉県の方は説明をしております。私が関係者から、すべての関係者、全員と...全文を見る
○馬淵委員 今、二月十七日、イーホームズが、この元請設計、構造設計との打ち合わせの中で、二月十七日に疑義ありと認識をしたということでありました。そして、このことについて国交省は御存じない。それ以前に国交省としてはこの物件に対して何らかの認知をされていたのかということについては、あ...全文を見る
○馬淵委員 調査対象の意味がよく理解できていないということでありますが、十月二十四日の立入検査の段階で幾つかの物件のピックアップをされたというふうに、これはお聞きをしております。そのときにアップルガーデン若葉というものが、そのピックアップ、抽出の対象となっていたかどうかということ...全文を見る
○馬淵委員 十月二十四日、国交省がイーホームズに立入検査をした段階で、既にアップルガーデン若葉については、その抽出の物件として調査の対象に当たっていたという証言を得ています。これについては、十月二十四日の段階で問題ありということの対象になっていたかどうかが今お手元の資料にはないと...全文を見る
○馬淵委員 私は通告の中で、これは新聞報道がなされて、そして、時系列ですべて確認をしてください、すべて省内で調べてくださいということでお出しをいただいた、その経緯の中にもございません。御存じない部分は仕方がないとしても、今、十月の二十四日の部分というのは、私はこのことについては、...全文を見る
○馬淵委員 これは確認して答弁をいただきたいと思います。  とば口ですので、まだ入り口ですので、順次、ちょっと先に質問をさせていただく部分を聞かせていただきます。  十月二十四日の段階で御存じかどうか確認していただくということですが、少なくとも、二月の中旬にイーホームズが確認...全文を見る
○馬淵委員 それぞれの特定行政庁にきちっと報告するようにと指示を出された。今私がイーホームズの関係者から聞き取ったことと同じ意味ではありますが、文言としては、特定行政庁から受けるんだ、だからそこでちゃんと特定行政庁に報告してくださいねという指示を、指導をした。これはほぼ一致してい...全文を見る
○馬淵委員 特定行政庁から報告を待たねばならない、これは法律のたてつけの中ではそうかもしれません。しかし、問題に対して積極的に取り組む、あるいは問題の周知を徹底的に行うということを、国土交通省としてやはり国民に知らすべきではないかということ、私はこれは予算委員会の中で、二月二十一...全文を見る
○馬淵委員 天空率の問題でというふうにおっしゃいましたが、十月二十四日の段階で、少なくともアップルガーデン若葉は、調査対象として一度は国交省はこれについて確認をされたという事実があることは今わかりました。さて、今お話は、偽装ではない、偽装のことが発覚したのは二十六日以降ですから、...全文を見る
○馬淵委員 それではお尋ねをしますが、このように未完のものを入れて、これは意図的にです、未完なんだけれども、それを数値を入れた。差しかえたんです、差しかえて出して確認検査を受けた。適法ですか、適切ですか、大臣。——では、局長で結構です。
○馬淵委員 今、違法であると局長から明確な答弁をいただきました。  この本件は偽装ですか。
○馬淵委員 明らかになった上で御判断いただきたいと思いますが、少なくとも、この議事録や、あるいは関係者の証言の中から得られるものの中から見れば、明らかに国土交通省が定義をする偽装に当てはまる内容であり、言語道断と局長のおっしゃる、このようなことが明らかになっている状況においても、...全文を見る
○馬淵委員 相変わらず起きているんですよね、こういうことが。すべてを監視せよなどということは無理なことはわかっています。しかし、現状ではこうしたことが起きている。だからこそ私は、国土交通省がリーダーシップを持って、もっと厳しく事に当たらねばならないのではないですかと。これは、昨年...全文を見る
○馬淵委員 関東地方整備局に報告がありました。そして、建築指導課、国土交通省ですね、国土交通省に対して、埼玉県から直接御連絡があったのはいつでしょうか。
○馬淵委員 これは、お出しいただいた資料に、新聞社よりの取材があった旨の報告があったということでありますね。五月の二十六日に埼玉県より、新聞社の取材があった。つまり、この新聞社の取材というのが、この六月一日報道の朝日新聞の取材であります。これも私は、このことについて確認をさせてい...全文を見る
○馬淵委員 それはいつですか。
○馬淵委員 六月二日に埼玉県から説明を受けた。  そして、お手元の資料にありますように、私が赴きました、そして来庁した馬淵議員に経緯を説明した旨、これも建築指導課からファクスで報告を受けたということでありますが、こうした一連の報道の報告、あるいは議員がヒアリングに行った等の報告...全文を見る
○馬淵委員 みずから進んで御報告をされたということであるかと思いますが、さて、もう一つ御確認をさせていただきます。  この六月二日、埼玉県から、私が埼玉県に赴いた等の報告も受けておられる。そして、これは報道が出た後ですからね。報道が出る直前に報告を受け、報道が出た後、呼ばれて話...全文を見る
○馬淵委員 これは確認をぜひしていただかないと、重要な問題だと思うんですが。  六月二日、国交省の田中課長補佐はイーホームズの真霜危機管理室長に対して、国交省をたたこうとしている、倒そうとしている議員が動いているから資料を出せ、イーホームズの資料はどこにありますか、議員さんはそ...全文を見る
○馬淵委員 では、もう一度確認ですけれども、六月二日に国交省はイーホームズに、資料はどこにあるのか、出してくれといったこと等の意味合いは一切言っておられないということでしょうか。
○馬淵委員 いや、ちょっとそういう話じゃないじゃないですか。国会議員の先生が探している資料はあるのかという話、文脈じゃないですよ。とにかく、そういうふうに動いているので、関係する資料を出してください、お持ちじゃないですか、そう尋ねられたかどうかというのを私はお聞きしているんですよ...全文を見る
○馬淵委員 ないと今明言をいただきました。このないということについて、私は全く逆のことをお聞きしておりますので、これについては確認をさせていただきたいと思います。  しかしながら、イーホームズに対しては、もう一度確認ですけれども、このようなことについて、この六月の二日、少なくと...全文を見る
○馬淵委員 ここは食い違っております。  しかし、私が申し上げたいのは、三月の三日にイーホームズから話を聞いて、そして三月の二十日に国交省は特定行政庁から話を聞いた。そしてその後、聞かれた話というのは報道の話。まあ、いわばこれが公表されるのは新聞に報道されてから後の話なんです。...全文を見る
○馬淵委員 これは国土交通省でなければ特定行政庁の埼玉なのか、あるいはアパ自身がこのことについては虚偽をおっしゃっているのか、これはわかりません。  しかし、ここでありますように、三月八日の段階で話を受けた、そして話を受けたところで工事中止をすべきではないかということは当然なが...全文を見る
○馬淵委員 結局、私は申し上げたい。このような形で、工事も三月八日には建築主がとめたと言っていますが、実際にはとまっていないんです。三月二十日なんです。そんな指示はされていない。特定行政庁の指示によって三月二十日にとまりました。  しかし、事の発覚は二月の中旬なんですよ。二月の...全文を見る
○馬淵委員 大臣、引き続きしっかり対応するというお言葉をいただきました。このことについては、また当委員会においても、フォロー、キャッチアップをしていきたいと思います。  本日、私の質問時間は終了となりました。終わります。
06月08日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
議事録を見る
○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  本日は、この決算行政監視委員会にて質疑の機会をいただきました。きょうは私、先ほど来同僚議員も指摘をさせていただいております年金の不正免除の問題、これにつきまして質疑をさせていただきたいというふうに思います。  この通常国会も間もなく会...全文を見る
○馬淵委員 今、副大臣と長官から御答弁をいただきました。副大臣からは、現行の制度の中でしっかりと今改革を進めているんだという意味の御意見をいただき、また、長官からは、実施庁として調査をまず行っていく中で本質を見きわめたいという御答弁でございました。  さて、きょうは、皆様のお手...全文を見る
○馬淵委員 二十九日の時点ではそうだということでお答えをいただきました。  さて、ここを見てみますと、全部で二十一の事務局がございます、北海道から始まり、岩手、宮城、そして宮崎まで。この二十一の事務局の中で丸印をつけておるものがございます。これは岩手と和歌山の事務局であります。...全文を見る
○馬淵委員 そうですね。そういう御説明を私も社会保険庁からいただきました。そして、それでこれはかえたんだというふうにおっしゃっていました。  しかし、まず最初に、一点目でお尋ねしたい。ここで、大事なポイントでお尋ねしたいんですが、一次調査報告書では、ここにありますように、適正な...全文を見る
○馬淵委員 そういうお話があったから処理したんだということでありました。六月五日に再調査ということでありますが、少なくとも、この一次調査の結果の段階で適正な事務処理ということで分類をされた。そしてそれは、若年者納付猶予という申請も、本人の意思であるんだということの確認を少なくとも...全文を見る
○馬淵委員 つまり、若年者納付猶予にすれば、これは分母から外れるんですね。本人の意思があったから納付猶予にしたという御説明ではありましたが、本人の意思があったかどうか。では、すべてについて一遍見せてくださいよ、こう社会保険庁に申し上げたんです。個人情報ですからということで私の方に...全文を見る
○馬淵委員 これらの件数は、繰り返し申し上げますが、分母に影響を与える若年者納付猶予に、本人の意思は確認せず、あるいはないにもかかわらず、半額免除からこの社会保険事務所が差しかえたものなんですよ、一次調査の段階で。  そして、先ほどごらんいただいた二ページ、三ページの書類にある...全文を見る
○馬淵委員 長官、私も民間の会社におりました。小さいながらも会社の経営も経験してまいりました。私は、巷間言われるようなノルマ主義あるいは成果主義、目標が悪いなどとは申しません。いや、むしろ、そういった目標や成果をしっかり掲げてそれに邁進するという、その組織のマネジメントというのは...全文を見る
○馬淵委員 いや、もう信じたいという話じゃなくて、一番信じたいのは国民なんです。国民がこの制度の抜本的改革がなされたとだまされていたと、今、大きく思っているわけですよ。だから現場でもこのように、納付率を上げるなどということができないから、偽装を行うという現実があるんじゃないですか...全文を見る
○馬淵委員 いずれにせよ、第三者が監察であろうが、では村瀬長官、私はもう時間がありませんので最後です。  長官御自身は、そのねんきん機構が今ベストであろうかと考えるというふうにお話でありましたが、では長官御自身、このような調査の結果、もう二度とない、このようなごまかしはないんだ...全文を見る
○馬淵委員 今も十分なお答えとは言えませんが、引き続きこの問題は、国民の注視の中でございます、しっかりと国会でただしていくことを改めてつけ加えて、私の質疑とさせていただきます。  以上です。
10月27日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
議事録を見る
○馬淵委員 民主党の馬淵澄夫でございます。  きょうは、この財務金融委員会、私も昨年の八月来こちらの委員会に戻らせていただきました。そして、大臣所信、お二方の所信に対しての質疑ということで、一般質疑の時間をいただきました。  まずは、お二方、尾身財務大臣並びに山本金融担当大臣...全文を見る
○馬淵委員 景気拡大局面の評価というよりは、それを受けての今後の御方針を繰り返し述べていただいたということだと思いますが。  このイザナギ景気五十七カ月、そして今回のこの、何景気と呼ぶかわかりませんが、仮にタカミムスヒ景気と呼んだとしても、現在の景気拡大局面、五十七カ月プラスア...全文を見る
○馬淵委員 尾身大臣、所信の方針はお聞きをしておりますので。今私がお尋ねしたのは、小泉さんから安倍さんへと内閣がかわられた。そして、財政運営の大きな方針の中で何が変わったのか、そして何が変わらなかったのか、ちょっとお尋ねをさせていただいたつもりなんですが、それには直接お答えをいた...全文を見る
○馬淵委員 今、御答弁は端的にとお願いしたんですが、丁寧に御説明いただきました。経済活性化を維持しつつ、再チャレンジ、地域活性化テーマ、そして、当然その中での予算編成等々も勘案していきたいんだ、継承ではあるが新たなものもあるというお答えをいただいたというふうに思いますが、まさにこ...全文を見る
○馬淵委員 大臣、ぜひ、答弁書をお読みになるのもいいんですが、御自身の意見を私はお伺いしているつもりなんですよ。いつも予算委員会で拝見させていただいたときは、議員席から活発な御意見を出されておられたわけですから、ぜひ大臣御自身の言葉で。  私がお尋ねしているのは、成長戦略、民に...全文を見る
○馬淵委員 お話を伺っても、私が御指摘をさせていただいていることに対するお答えがいただけているような気がしないんですが。  民にゆだねて、そして、まさにおっしゃるようにグローバライゼーションされていく中で、民間企業、どんどん海外に進出し、究極的には本当にスタンダディゼーションさ...全文を見る
○馬淵委員 大臣から、悩んでいる、そして今後も検討させていただくということ、これは前向きな御答弁をいただいたと私は理解をいたします。  その上で、再度、重ね重ねで申しわけないんですが、この施行令の中で、確かにこのように、本当に団体が特定できるような適用除外ですが、この十ページ目...全文を見る
○馬淵委員 私の御提案には明確なお答えはいただけないようでありますが、少なくともその前の御答弁で、前向きに検討するんだということを言っていただいた。ぜひともこれはしっかりと前向きに検討していただきたい。  そして、今お話にあった言葉の中に、保険業法、これは厳格に、まさに市場の信...全文を見る
○馬淵委員 内容のことを私は申し上げておりません。検査の内容についてお話しできないことは当然であります。しかし、この結果通知が行われて半年たっているんですね。そして報告徴求を終えてヒアリングをやっている。半年たって明らかにできるのは、処分を決定した通知を行ったときに、業務改善命令...全文を見る
○馬淵委員 時間が参りましたが、大臣、私がお尋ねをしているのは、ヒアリングだという状況の説明をされているわけです、そして、それを二カ月も三カ月も、あるいは一年後でもヒアリング中だなどということをおっしゃらないですねと聞いているんですよ。これだけ。
○馬淵委員 明確だとは思えませんが、御答弁をいただいたということで、この問題は、引き続きこの当委員会でも、私、また議論をさせていただきます。  どうもありがとうございました。
11月01日第165回国会 衆議院 法務委員会財務金融委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  きょうは、法務委員会、財務金融委員会の連合審査ということで、信託法の改正並びに整備法改正、関係法令の改正ということで質疑の機会をいただきました。  私は、本日は財務金融委員会から、財務金融の立場からこの法律の改正につきまして質疑をさせ...全文を見る
○馬淵委員 信託業法の改正は二年前に行われたわけでありますが、当然ながらに、信託の概念を整理していこうということだというお答えを今いただいたと思います。  法務委員の皆様方、また財務金融委員の皆様方は当然ながら御承知のことと思いますが、この信託制度そのものは、先ほど申し上げたよ...全文を見る
○馬淵委員 おっしゃるとおりと言っていただきましたので、いびつな法制であったと、これをお認めいただいた中で、今回、使いやすいという一番わかりやすいお言葉でいただいたと思いますが、今回の法改正があるという御指摘をいただきました。  さて、信託法と信託業法の関係におきましては、今申...全文を見る
○馬淵委員 同じことを二年前にもお答えされているんですね。今、独自法の性格を考えてということでありましたが、その専業七社を含め、兼営法はもはや今の法体系の中では不要なものになっているんじゃないんでしょうか。今、銀行法のもとで信託業務が可能であるという状況の中で、兼営法を残すという...全文を見る
○馬淵委員 今、大臣は法の美学というお言葉を発せられましたが、もちろん法律家から見ればそういった見方もあるのかもしれません。私は、ただこの整合性というものが極めて法には重要であると考えます。  まして、法務省の中では、今、法律の現代化という形で一生懸命に見直しを進めておられる。...全文を見る
○馬淵委員 大臣から非常に前向きな御答弁をいただけたというふうに思います。ぜひ、やはり法美学、それも一つの考え方なんでしょうが、私は、整合性ということを、国民にわかりやすい法体系を我々立法府にかかわる者としてつくっていく、そしてまさに理念に基づいた新たな制度構築、現行でそれはもう...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。これは、信託会社等に関する総合的な監督指針、そこに明示をいただいたということだと今理解をいたしました。このような受益権の販売、SPCについての登録については、これは登録を要しないんだ、こう監督指針で示していただいたということであります。実態に即し...全文を見る
○馬淵委員 二年前の指摘に対応していただいた形で監督指針ができ上がり、そして、それを受けての登録がおおむね五百四十というお話でありました。受益権の販売の登録をされた会社が全国で五百四十ほどである。  さて、この数が多いか少ないかというのは非常に難しい話でありますが、ただ、それま...全文を見る
○馬淵委員 そういったお答えしかしようがないのかという気持ちもいたしますが、いずれにせよ、問題意識としてしっかり持っていただきたい。またこれから、法務委員会の方々とはまた別の話になりますが、財務金融委員会では、貸金業法の規制等の法律改正の議論もあります。やみ金等についても、これも...全文を見る
○馬淵委員 整合性をとるような努力というふうにお話をいただきましたが、これはぜひ、理論上は成立する信託受益権でございますので、ローン控除等税制、そして関係法制、この整合性というのをしっかりと保っていただきたいということは、今大臣の御答弁をいただきましたので、改めてこの場で私は確認...全文を見る
○馬淵委員 そうなんですね。二年前の附帯決議の中に「福祉型の信託等を含め、幅広く検討」ということを挙げていただいております、採決していただいております。  今のお話でありますと、株式会社で規定するのは仕方がないんだというお話でありましたが、先週大臣にも、私、質疑させていただきま...全文を見る
○馬淵委員 前向きな御答弁とあえて申し上げさせていただきまして、私の質疑を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
11月10日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
議事録を見る
○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  一般質疑の機会をいただきました。きょうは日銀総裁にもお越しいただいております。一時間の時間、日銀の総裁にお尋ねをさせていただく、あるいはまた財務大臣にも同席いただいておりますので、お尋ねをさせていただく、その思いできょうは質疑をさせてい...全文を見る
○馬淵委員 今方針を述べていただきました。この九九年一月二十九日、保有資産の見直しということで、新日本銀行法で求められている適正かつ効率的な業務運営の実現を目指して、保有資産の合理化に関しては、これは今理事の御答弁にありましたように、舎宅集約等によって、これまた処分等によって合理...全文を見る
○馬淵委員 今、保有資産の処分状況といいますか見直しの状況についてお答えいただきました。これは、お手元の資料の五枚目に、日銀から提出をいただきました「保有不動産の現状」ということで、トータルでは、こうした見直しの対象になっているものについては、十七年度末で二五%の処分が済んだとい...全文を見る
○馬淵委員 全保有資産のうちの二五%、もちろん、これは一〇〇にならないのは当然であります。本支店等々ございますが、しかしながら、進めているその努力はしているんだというお答えを総裁からはいただきました。  さて、そうなりますと、この五ページ目をごらんいただきます中で、一つ私が思う...全文を見る
○馬淵委員 状況はわかるんです。都市計画で公園に塗られたという部分ですが、これはもうそれ以外の用途がないということは私もよくわかります。  しかし、私が申し上げているのは、資産の見直しをしますと言って、現状、全く進んでいないわけですよね。これから先、東京都の予算を勘案しても、な...全文を見る
○馬淵委員 氷川分館の年間の維持管理費用と公租公課を合わせると、年間どれぐらいの負担になるんでしょうか。
○馬淵委員 氷川分館、現代の記事では二百五十億と書いてあります、これは評価の問題ですので。これに関しては、固定資産の評価額は七十四億円と出ておりますが、今お話にあったように、維持するために一億二千万のお金がかかるということであります。当然、そこには職員もいらっしゃるということであ...全文を見る
○馬淵委員 では、海外の中央銀行あるいは国内の要人の方との会議が氷川分館以外で行われていることは一切ないということでよろしいですか。
○馬淵委員 業務上の機密を要する会合がここで行われる理由というのは、私はどうもわかりにくいんですね。ほかでもやられるという話ですね。本店や、それ以外の施設もあるんでしょうか。  業務上の機密を要する会合が開かれるための施設として、どのような要件を備えられていますか。
○馬淵委員 施設の要件をお聞きしております。施設の要件として、ここでなければ守ることができないような、機密を保持できる施設の要件はどういうものがあるか。ないならばないとお答えください。
○馬淵委員 お尋ねしますが、では、氷川分館では、職員は一切そこには配置されずに、だれにも見られずに入るんですか。今のお話ですと、本店だと見られるけれども氷川分館だと見られない。では、関係者以外いらっしゃらないんですか。お答えください。
○馬淵委員 今のお話ですと、結局普通の施設じゃないですか。立派な施設ですよ、普通ではありません、豪華な施設じゃないですか。  年間に一億二千万の維持費をもって、そして固定資産でいえば七十数億、恐らく時価評価額はこれの何倍かになるんでしょう。そして、こうした施設を、業務上機密を要...全文を見る
○馬淵委員 あるんですよね。つまり、どこでもできるわけですよ。そして、それが業務上機密を要しないかどうか。  では、確認しますよ。ホテル等で行われる会議はすべて、報道に付されてもいいようなオープンな内容のものですか。いかがですか。
○馬淵委員 そういうようなものということですから、明確な御答弁とは言えませんね。  しかしながら、今のお話、これをトータルしますと、氷川分館は何一つ業務上の機密を守るような施設要件があるわけではないんじゃないですか。それこそ、電波の遮断等あるいは、私にはわかりませんが、さまざま...全文を見る
○馬淵委員 総裁には最後にお尋ねをしたいんですが、いずれにせよ、私が申し上げたいのは、日銀が、そのような施設を必要であるならば必要であるとして、もっとわかりやすい説明をすべきですよ。単に自分たちの施設として、利用回数を見ればわかるように年間六十三回、一億二千万の維持費をかけて、そ...全文を見る
○馬淵委員 セキュリティーが必要な方がホテルを使わないかという話は、私はそんなことはないだろうと、お聞きして本当に思うわけですが。  総裁、わかりましたよ、総裁も含めて、こうした氷川分館は必要だとおっしゃる。ならば、我々財務金融委員会でぜひこれを見させていただきましょうよ。しっ...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  それでは、資産保有につきましては以上でございますが、次の質問に移らせていただきます。  さて、私自身は、前の一般質疑の中でも申し上げましたが、財政再建については尾身大臣にお尋ねをいたしました。いわゆる成長戦略でございます。これは、小泉さん...全文を見る
○馬淵委員 成長力、これが当然なければならない、そしてそれを高めていくことが必要だ、このことに異論を唱える方はどなたもいらっしゃらないと思います。そして、その旨の発言は、福井総裁が十月十三日の経済財政諮問会議の中でもおっしゃっておられました。  十月十三日、第二十二回の経済財政...全文を見る
○馬淵委員 考えは変えようがないとおっしゃいましたが、私もまさにこれは同意でございます。そして、こうした経済財政諮問会議での福井総裁の御発言、これに対して福井総裁御自身が明確に経済財政諮問会議でのお立場というものを語られています。  これはお配りした資料ではございませんが、十一...全文を見る
○馬淵委員 これは自由闊達な意見、アドバイスをする場であるという福井総裁の認識、その上で述べられた。そして、それに対しては、議長である安倍総理がそれを受けて、その締めくくりの発言をされたということで、御自身の中で納得されているということでありますが、一方で、中川秀直幹事長は、これ...全文を見る
○馬淵委員 今、福井総裁は全く不一致はないというふうにおっしゃっておられますが、しかし、中川幹事長の中では明らかにこれは疑問を呈されているわけですね、これは機会があればということでありますが。  こうした発言に対して、福井総裁、もっと毅然と、御自身の中では、日銀の独立性を保つと...全文を見る
○馬淵委員 このお配りした資料の十二枚目をごらんいただきたいんですが、ここにはさらに中川幹事長は、「あるのか。ないのか。」の後には、こうした、「経済財政諮問会議では、実質成長率を引き上げることと格差の問題について、管轄外の日銀側から忌憚のない意見が出た。」このようにおっしゃってい...全文を見る
○馬淵委員 だからこそ、こうした意見交換、コミュニケーションの場だという御認識をされているわけです。しかし、中川幹事長のこの言葉を見ると、いや、日銀が管轄外を言うんだったら、こちら側も、それこそ忌憚のない意見交換、金利に対しても、これは名目成長率と書かれていますが、これはすなわち...全文を見る
○馬淵委員 福井さんの御自身の持論は、二〇〇三年、それはデフレ脱却の前だというふうにおっしゃいましたが、少なくとも今のお話の中でも、慎重にこれは考えていくんだ、こうした御意見に変わりない。そしてそれに対して、少なくとも中川幹事長は、いや、明確にこのことに対して踏み込まねばならない...全文を見る
○馬淵委員 幅広い議論というふうにおっしゃいますが、やはり与党の極めて重要なお立場にいる幹事長のこの発言というのは、これは少なからず政治的な意図を持って、日銀に対する独立性を脅かしかねないと私は感じるわけであります。このことに対して、やはり中川幹事長、これはぜひ当委員会において、...全文を見る
○馬淵委員 それで、もう時間も余りありませんが、尾身財務大臣にきょうも御同席いただきましたが、財務大臣は、この経済財政諮問会議の議員として出席をされておられます。本来であるならば、議長の安倍総理にお越しいただきたいわけでありますが、官房長官等も含めまして、この委員会にはお越しいた...全文を見る
○馬淵委員 まだ時間はございますよ。大臣、お答えいただけませんですか、御所見ですから。政治家として、大臣としてのお立場、その席におられたわけですから、御自身のお言葉で、御感想なり御所見を述べていただけませんでしょうか。
○馬淵委員 大臣、見解ということで、私、お尋ねしているわけじゃございませんよ。少なくとも、今、私がやりとりをした中で、私が今、福井総裁にお尋ねしているわけです。このような福井総裁の財政諮問会議での発言に対して、幹事長のこうしたブログでの御発言、これはいかがなものかということをお尋...全文を見る
○馬淵委員 通告の問題じゃないと思いますが。それすらお答えいただけない大臣であるということがよくわかりましたので、私、今後、また時間をいただきまして、これは議論をさせていただきたいと思います。  時間が参りました。以上で終わります。
11月17日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
議事録を見る
○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  きょうは参考人質疑の機会をいただきました。この貸金業の規制等に関する法律案、大変な世間の耳目を集めております。きょうは、いわゆる供給者側、貸し金をされる側のお立場での参考人の方々にお集まりをいただきました。私の方からは、ぜひ忌憚ない御意...全文を見る
○馬淵委員 全金連の方では献金はない、しかし全政連にはある、今こうお答えをいただきました。全政連は、全金連のうち一〇%ほどだとおっしゃいましたが、少なくともこの協会が母体となって全政連がつくられている。この中で、全政連の、党本部あるいは支部に対しての献金はあるというふうに今お話が...全文を見る
○馬淵委員 確認いたします。献金とパーティー券は違うんですね。私が今お聞きしているのは献金です。端的で結構です。
○馬淵委員 繰り返しお尋ねしますが、全政連からの献金はゼロということでよろしいですね。
○馬淵委員 引き続きお尋ねをします。  先ほど言葉に上りましたパーティー券についてお尋ねをします。  こちら、全金連あるいは全政連、議員に対してのパーティー券の購入についてでございますが、これにつきまして、過去、大臣、副大臣、政務官、また自民党の金融調査会、これは正式には自由...全文を見る
○馬淵委員 全金連のお立場ということですから、それは十分承ります。  では、恐れ入りますが、全政連の会長はどなたでしょうか。
○馬淵委員 小倉利夫会長は、どちらの会社の代表、そしてどちらの貸金業協会に所属をされておられますでしょうか。
○馬淵委員 石井参考人は、東京都貸金業協会の代表をされておられます。そして、当然ながら連合会の会長を今されておられるわけであります。この埼玉県の貸金業協会の三信倉庫の小倉利夫会長、面識はございますか。
○馬淵委員 面識があられ、そして当然ながら協会としてはお話をされる立場にあるはずでしょう。  会長、参考人、先ほど一〇%とおっしゃいましたが、少なくとも全金連を母体として全政連ができ上がっているのは歴史的経緯では事実じゃないですか。その中で、参考人、今、小倉利夫会長とは面識もお...全文を見る
○馬淵委員 十万円以下は公表されないんですね。ですから、少なくとも、先ほど私が申し上げたような議員の方々のパーティー券の購入に関しては、これはすべて資料として委員会に提出をいただきたいと思っています。ぜひこれは、お立場として、全金連の会長として、お立場にないとお話しになりましたが...全文を見る
○馬淵委員 今、石井参考人からは御明言いただきましたので、ぜひ資料要求ということで、委員長、これをお願いいたします。理事会の方で御協議をお願いいたします。
○馬淵委員 ありがとうございます。  さて、今、全政連の方でということのお話がございましたが、新聞報道には幾つか載っております。これは二〇〇六年九月二十日の朝日新聞、「貸金業界 政界への資金増やす」ということで、規制の見直しに対して、パーティー券の購入について記事が出ておりまし...全文を見る
○馬淵委員 私がお聞きしたのは、見返りや何らかの期待があってのことだと思われますかとお聞きをしているんですが、端的にイエスかノーかでお答えいただけますか。
○馬淵委員 この全政連の収支報告書を見ますと、先ほど申し挙げたように、支出に関してはこうしたパーティー券の購入などが上げられているわけであります。これが〇五年、千二百十六万円ですか、これらの金額が上がっております。  さて、こうした金額が支出であるわけですが、一方で、収入の大半...全文を見る
○馬淵委員 福田参考人は、百四十九万円、この全政連のパーティー券購入のための資金の収入に、寄附としてその百四十九万円を入れられた。そして、そのお金で、先ほど申し上げたようにパーティー券が購入されていくというわけであります。  さらには、石井参考人は、見返りは期待はしていないとい...全文を見る
○馬淵委員 個人での応援だということでありましたが、改めてお尋ねをします。では、福田参考人は、アイフルはパーティー券の購入はございませんか。
○馬淵委員 会社は、イコール社長個人のものですか。
○馬淵委員 福田参考人の個人の思いと、偶然でしょうか、会社の公たる立場の行動が、これは今、一になっているということではありませんでしょうか。いかがですか。どうお答えになられますか。
○馬淵委員 福田参考人は個人の思いで寄附をされたということでした。しかし、会社でもやっておられる。つまり、福田参考人、会社全体が同じ方向を向いているということじゃないんですか。これは、公であるとおっしゃった会社も同様に、与党の議員を支援するという方向で立てられている事業計画にのっ...全文を見る
○馬淵委員 企業が、その企業の収益を集める、株主の最大価値を高めるために企業トップの意思を反映する、これは当然です。しかし、企業が行うパーティー券の購入あるいは献金、政党支部への献金というのは、これは企業の収益活動とは別なものです。この別なものであるはずの政治への支援が社長のお考...全文を見る
○馬淵委員 私は、今、一連のこの記事をお伝えさせていただいているのは、今回閣法として出された法案、そして私どもの対案、これもまたこの委員会の中で、議論が再開されればしっかりとお伝えをしていきたいと思っておりますが、業界の中でこの法案の作成に対しては大変な懸念がおありだ、これは石井...全文を見る
○馬淵委員 では、福田参考人、このパーティー券の購入、会社も含め、あるいは個人も含めということでございますので、これについては当委員会に、参考人からの資料提出ということでお約束していただけませんか。いかがですか。
○馬淵委員 おかしいですね。先ほどのお話では、公の公器だということで、そして、社会に対して信用をしっかり高めていくんだというお話でした。私は、多くの国民の方々が疑問に思っている、あるいは不思議に思うことは明らかにしなきゃならないんじゃないですかとお伝えをしているわけです。  先...全文を見る
○馬淵委員 自民党の議員の方々から、よくわかったという声が出ましたが、私はこれはよくわからぬですね。理由は今出ていませんよ、私の判断ですと。  参考人、もう一度お尋ねしますよ。あなたが先ほど意見陳述の中で、消費者の信頼を高めたいんだとおっしゃっているじゃないですか。これは別に福...全文を見る
○馬淵委員 先ほど来理事から、参考人に失礼だというお話がありましたが、これはおかしな話ですよね。国会はどんなことも聞いて、ここでしっかり議論する場所じゃないですか。この貸金業法を私たちが国民の議論の中でやるんですから、これはおかしな話ですよ。これはもう理由を聞いておかないとだめで...全文を見る
○馬淵委員 参考人にお尋ねをします。  出さない理由をお答えください。
○馬淵委員 繰り返し申し上げますよ。私は資料の提出を要求しているんですよ。資料の提出なんですよ。もう一度お答えください。
○馬淵委員 今、私は会社のことをお聞きしてきたわけでありますが、石井参考人、これはやはり、まさに全金連の信頼性を今問われているんじゃないでしょうか。全金連として、今、大手五社のパーティー券の購入、このことについて資料を提出いただけませんでしょうか。いかがですか。
○馬淵委員 貸金業の法案を審議していく上においては、少なくとも、全国の消費者の方々も耳目を集めてこれを今注目しているわけですね。大変多くの全国の方が見ておられる中で、一つ一つ貸金業の皆さん方が培ってきたその信頼をしっかり守るには、先ほど来私が申し上げたように、全政連の中では、与党...全文を見る
○馬淵委員 はい。再度お伝えをさせていただきますが、この質問をさせていただきました問題に関しましては、当委員会に資料を提出していただくこと、これを重ねてお願い申し上げて、私の方の質問を終わります。  以上です。
11月29日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
議事録を見る
○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  貸金業法の改正案につきまして、質疑の機会をいただきました。もう既に先輩諸氏、同僚議員の皆さん方、ここで大変格調高くまた議論を闘わせておられますが、私は、現場に基づいた、あるいは現地に足を運び、そしてそこで得た情報から、この貸金業法の改正...全文を見る
○馬淵委員 現行法でも定められていたにもかかわらず、結局は横行しているという事実なんですね。私も、サラ金業あるいは貸金業のところにも足を運んで、実際にお金を借りたいということの申し出もして、その契約の手続等も見てまいりました。現実にはお金を借りることができなかったわけでありますが...全文を見る
○馬淵委員 例えば、適正な監督というのは、これは局長で結構ですが、具体的にはどういう形でこのような潜脱行為というのを監督されるんでしょうか。端的にお答えください。
○馬淵委員 監督をする側としては、苦情あるいは検査という形以外にないのかもしれません。今の御答弁をいただいて、それを一生懸命やるしかないというお話を聞いても、では、それこそ一斉に網の目をかけるようにということはなかなかできない。  これも私は理解はできますが、しかし一方で、今回...全文を見る
○馬淵委員 金利の概念の整理は私も存じ上げておりますが、では、それならば大臣、この自主規制の中で、監督局としてこうした行為規制にまで踏み込むような指導というものをお考えにはならないですか。いかがでしょうか。
○馬淵委員 罰則強化等々で、今、出資法上の規定を超えた部分については監督することは可能だという御答弁をいただきましたが、現行で、とにかく私が申し上げたいのは、横行しているんですね。そして、何度も申し上げるように、債務者の方々は必死の思いでそこにたどり着いて、そして実に債務の半分以...全文を見る
○馬淵委員 これは、サラリーマン家庭の方々が多く組まれる住宅ローン等でも、場合によって銀行の引き落としに残が十分なかった、こういった場合もあります。しかし、こういった場合でも、銀行等は、催告によって、当然次の引き落としの期日を指定して、それまでに入金をお願いしますといった柔軟な対...全文を見る
○馬淵委員 契約行為そのものの中でこの条項を見直すのは難しいという改めての御意見でございますが、私は、先ほど申し上げたように、割賦販売法等でそうした二十日間以上の期間をもってということが現実に行われているわけですから、貸金業においても検討すべき課題ではないかということを改めて申し...全文を見る
○馬淵委員 見直しは結構です。施行規則十七条に、「最終の返済期日から少なくとも三年間保存しなければならない。」これは現行ですよね。  さて、規則はこれからまた検討されるということでありますが、今私がお聞きしたのは、いいですか、十年というのが横並びで出てくるわけです、この十年の保...全文を見る
○馬淵委員 見直しを検討されているのは聞きました。十年というのは、これは社内規定というふうにおっしゃっておられますね、この書類を見ますと社内規定でとなっておりますが、その根拠としては、商法の十九条あるいは会社法の四百三十二条等で書かれている保存期間、いわゆる商法上の帳簿閉鎖から十...全文を見る
○馬淵委員 局長、私の質問をもう一度しっかり聞いていただきたいんですが、今現行で貸金業者が主張しているのは、商法の規定の十年という帳簿の存置期間、帳簿閉鎖後の十年、これを盾にされているわけですよ。そして、三年の見直しというのを、では、この十年を最大とせざるを得ないのかどうかという...全文を見る
○馬淵委員 局長、だから、私の質問をもう一度繰り返しお尋ねしますよ。  現行では、請求しても、文書提出命令が出ても、貸金業者は商法の規定に基づいて十年分しか出さないわけですよ。十年という商法の規定を彼らは金科玉条にしているわけです。さて、今回見直すときに、この三年は、だから商法...全文を見る
○馬淵委員 つまり、今のお話は、それを拒むことになるんだというお話でありましたが、そこについては、十年ということは一つの線にはならないと御判断されていると解釈してよろしいんですか。もう一度どうぞ。
○馬淵委員 ありがとうございます。  これはぜひ、今後の見直しの過程の中でしっかりと議論を重ねていただいて、今のところは非常に重要なところです。ある意味、あるにもかかわらず、十年ということを金科玉条に貸金業者はされているわけですから、過払い請求ができるにもかかわらず、ある例では...全文を見る
○馬淵委員 今御指摘いただいたノンバンク法の議論の中では、一般大衆の保護というのは、これが重要な要素だったわけであります。一般大衆の保護があり、そして金融仲介機能としては公的な性格が高いがために、これもある一定の要件を課すべきである、こういう議論がなされておりました。  その一...全文を見る
○馬淵委員 ほかにも要件があるのは存じ上げておりますが、財産的基礎は十億ということでありますね。  さて、この十億という規定、銀行であればこれは二十億です、最低資本金が。特定金融会社、十億を持った会社、社債を発行できるのは特定金融会社と指定する、これがノンバンク社債法の中に定め...全文を見る
○馬淵委員 一定の金額というのは何か線がないと決められませんよね、一定ということですから。当時の議事録を見ますと、これは平成十一年の三月十九日の大蔵委員会の議事録で、政府委員として大蔵省の局長がお答えになられているんですね。ここは、外部監査が義務づけられております商法特例法上の大...全文を見る
○馬淵委員 当時は、大臣がおっしゃるとおり、とにかく社債発行についてはこういう要件を課してしまったんですよ、私募も問わず課してしまった。しかし、守るべき法益は何かというと、大衆保護だと。これは明確に先ほどの局長の御答弁にもありました。  少数私募債等が発行できる、これは本当に小...全文を見る
○馬淵委員 慎重は常に慎重にしていただきたいんですが、前向きな御答弁をいただいたということで。  社債発行を、中小の貸金業者において調達の多様化が再度開かれるということが、私は金融行政の中で極めて重要ではないかということを改めて御指摘申し上げて、金融市場の健全化育成についての質...全文を見る
○馬淵委員 もうおっしゃるとおりでして、この新橋、神田というのが特殊な町にやはり見えるわけです。事実、ここへ立たれている方々、看板を持って立たれている方々が、たくさん問い合わせが来てお連れするというのが、まあ、連れていくのか説明するのかわかりませんが。  さて、私も、こんな看板...全文を見る
○馬淵委員 私も、この方に、今御答弁をいただいたように、届けなければならないということで、見ました。これは、何と、この看板の絵に、どれもすべてきちっと道路使用許可をとって巻きつけて、輪ゴムでとめてあるんですね。私らも街頭活動なんかをするときに道路使用許可をとらないといけませんが、...全文を見る
○馬淵委員 自主ルールの中で、方法ということ、これは明確に書かれておりました。それについては、こうした屋外広告規制も含めて、これはこの自主ルールの中でしっかりとやっていただくんだということの御答弁をいただいたと今理解いたします。ぜひ、ここは、いや、これは国交省なんだ、いや、これは...全文を見る
○馬淵委員 金融庁の方にもお尋ねしたいんですが、実態としては、例えば、レンタル時計店と質屋がぐるになってお金を貸し付けることが目的なわけですよね、もしこういうことが事実とすれば。この場合は、これは金融庁としては監督すべき対象となるということでしょうか。いかがでしょうか。
○馬淵委員 となると、実際、多重債務者が債務の整理等々で相談に行ったところで連れていかれて、形態的には融資、お金を貸し付ける。貸金業者の登録も何もなされていないのでということでありますが、金融庁は全くここはタッチされない形になるということになるんでしょうかね。もう一度、金融庁はも...全文を見る
○馬淵委員 当局として監督下に置くのは難しい事情というのはよくわかります。だからこそ町金、やみ金と呼ばれている方々がこういう形の商売の仕方を考えられていると思うんですね。  警察当局としても、これは被害の実態というのがつかめないとわからないわけですよ。多重債務者が、詐欺に遭った...全文を見る
○馬淵委員 とにかく連携をとって、多重債務者がさらにいわゆる犯罪に手を染めるあるいは犯罪に巻き込まれることのなきように、ぜひ厳正な対応をお願いしたいというふうに思います。  さて、私、もう時間がなくなってまいりましたが、消費者保護の観点、そして健全な市場育成の観点、さらにニーズ...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございました。以上で終わります。