馬淵澄夫

まぶちすみお

小選挙区(奈良県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

馬淵澄夫の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第166回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  予算委員会基本的質疑、機会をいただきました。菅代表代行が冒頭に質疑をさせていただきましたが、引き続いて私の質疑、まずは、今国会で大きな課題となる格差是正の問題、これは菅代行が今閣僚の皆様方にこの問題提起をさせていただいたわけでありますが...全文を見る
○馬淵委員 お二方の大臣、御説明をいただきました。伊吹大臣は、当初、この問題が発覚した時点から御自身の言葉で説明をされておられました。京都の事務所のお話もされておられ、また、実際には都内と京都市内の事務所があり、これらの家賃二千万円が含まれている、こうしたコメントも事務所からも発...全文を見る
○馬淵委員 先ほど、伊吹大臣は京都市内にもあるというお話もありました。さまざまな形でさまざまな政治活動が行われていることについては十分理解ができます。  しかし、松岡大臣は、先ほど申し上げたように、この記者会見、一月十六日では、説明責任を果たしているという一点のみで説明をそこで...全文を見る
○馬淵委員 私のお尋ねは、下村官房副長官に、想定問答集、これは集なのか一枚の紙なのかわかりませんが、これが終了後に配付されていた事実はございますかとお聞きしています。
○馬淵委員 済みません、質問をよく聞いていただけますでしょうか。私は、立ち話の有無を聞いているのではありません。想定問答が配付されたかどうかをお尋ねしております。お答えいただけますか。
○馬淵委員 一月三十一日十三時二分配信の時事通信では、下村博文官房副長官が三十一日午前の記者会見で、これは、三十日の閣僚懇談会終了後に想定問答集が配付されていたことがわかったということに対して、記者会見で、そのようなことがあったと承知していると認めたと報道されています。これは事実...全文を見る
○馬淵委員 立ち話をされていたということを承知しているとお話しされたということでしょうか。  改めてお聞きをしますが、A4一枚程度の紙が配られたということに対して、これは、ここでは、記事は、配付されていたことがわかったということですから、具体的にどのような書式でどのような紙が配...全文を見る
○馬淵委員 閣僚懇が終わって配られたということの事実を今お認めになったということだと私は理解をいたしますが、下村官房副長官がそこにはかかわってはおられなかったということでしょうか。そこについてはどうですか。
○馬淵委員 閣僚懇が終わって政治家同士の立ち話、しかし紙が配られたかもしれないと、今、これはだれが聞いても感じるお話じゃないかと思います。それに対して、ここでお答えをする必要はない、すなわち、政府としては、このような問題に対して火消しを行っているかもしれないという疑念に対してはお...全文を見る
○馬淵委員 お答えいただけないようでありますが、総務大臣にちょっとお尋ねをします。  この政治資金規正法、先ほど伊吹文科大臣からは、平成六年からの議論であると。私がそれこそ議員になるはるか前でございます。そうしたときからのこの政治資金規正法の議論の論旨、何を最も目的とするのかと...全文を見る
○馬淵委員 そうなんです。この政治資金の規正法というものは、収支報告書あるいはいわゆる帳簿と称するもの、会計帳簿は収入簿、支出簿、運用簿、これらを含むわけでありますが、会計責任者と呼ばれる方がこれらをすべて記載し、備え置き、また、収支報告書という形態で提出をすることによって、政党...全文を見る
○馬淵委員 閣僚の長として、この政治資金規正法の趣旨にのっとった、国民に明らかにする姿勢というものをこの場で国民の皆さん方にお伝えいただかねばならないと思うんですが、いかがですか。
○馬淵委員 総理、今の御答弁のその制度の見直し、各党各派においてしっかりと議論をしていくべきもの、実はこれ、過去の国会の議事録を引いていくと、閣僚の皆さん方がこの政治と金の問題について問われると、必ずこの答弁の言葉が出てくるんですね。結局これは、ある意味ずっとそうやって各党会派が...全文を見る
○馬淵委員 さて……
○馬淵委員 委員長に理事会の協議のお許しをいただきました。引き続き、予算委員会にてこの問題は国民の前に明らかにしていただきたいというふうに思います。  さて、この国会では、平成十九年度総予算の審議ということでこの予算審議が始まったわけであります。平成十九年度のこの予算、当然なが...全文を見る
○馬淵委員 担当大臣から離れられた後に出席をされているのは、ほかの担当された大臣の方でいらっしゃいますでしょうか。
○馬淵委員 尾身大臣が構想を提唱され、そして離任後もこの会議には出席をされているということでありますが、どういうお立場で出席をされているんでしょうか。局長で結構ですよ。(発言する者あり)
○馬淵委員 大臣はまさに、先ほど後ろから熱心だというお話がございました、熱心に取り組んでいらっしゃるんだと思われます。熱心な理由というのはいろいろおありだと思うんですが、お手元の資料には、大臣が出席をされた実績を7に示しておりますが、さて、お尋ねをします。  大臣が離任後も熱心...全文を見る
○馬淵委員 今もうお名前もおっしゃったんですが、御長女ということであります。三年前の選挙に自民党の参議院比例区でも御出馬されておられますので、お名前は出ても問題ないのではないかと思われますが、局長、お尋ねします。  その御長女、尾身朝子氏、同席をされたということでございますが、...全文を見る
○馬淵委員 通訳ということでありますが、お尋ねします。  朝子氏が、御長女が同行されたときには、通訳というのはこの国際会議では設置されていたんでしょうか。いかがでしょうか。
○馬淵委員 局長、お尋ねします。尾身朝子氏には公費は支出されていますでしょうか。
○馬淵委員 お尋ねをしましたのは、公費による支出があるかということでございますが、今のお話は、要は公費の支出はあったということですね。これは、ホテルは公費支出があったということであります。よく聞いていただければ、今の御答弁は、例外を除いてというふうにお話にありましたように、公費の...全文を見る
○馬淵委員 誤解というふうに、今大臣は随分と先輩でということでお気を使われたのかなとも思うんですが、私は、これは誤解というよりも、国民から見ればどういうことなんだろうと思うのが一般の感情ではないかというふうに感じるんですね。  公費の支出、その金額の多寡ではございません。公務で...全文を見る
○馬淵委員 大臣が今御自身の思いをお伝えされたのは、これは国民の皆さん方がごらんになっていると思いますので、それは国民の皆さんの御評価です。私は、こうした場合に大臣として正すべき道はあるのではないかということを指摘させていただいたわけであります。  時間も余りありませんので、こ...全文を見る
○馬淵委員 この電話の会議では、どのような委員がどういう議論をされたでしょうか。局長。
○馬淵委員 その運営委員の皆さん方の議論の中で、予算について語られた部分はありますか。
○馬淵委員 その予算について、尾身大臣から、来年度の予算の確保に向けて強い要求があればより大きな予算が確保される可能性が高い旨の話があったという委員の発言は承知されていますか。
○馬淵委員 もう一度確認しますよ。  この電話会議の中身については承知されていないんですか。会議録等はお持ちではないですか。いかがですか。
○馬淵委員 会議録の概要並びにそのメモ、それをこの当予算委員会に資料要求します。予算委員会理事会に資料を提出してください。
○馬淵委員 今、あると答えましたから。理事会に提出をお願いいたします。
○馬淵委員 そこで確認をさせていただきますが、尾身大臣が、この予算獲得に向けて、円滑な施設整備に向けて施設予算については非常にプライオリティーが高いとの指摘をされた、こういう事実は、尾身大臣、ありますか。いかがでしょうか。
○馬淵委員 十月二十四日の会議録にてそれを確認をさせていただきたいと思いますが、財政の大臣、財務大臣として、予算編成の事務処理の責任を持つお立場であります。そのお立場である方がその会議の中で、委員を通じてであれ、予算編成に対して言及するということは、これは決してあってはならない。...全文を見る
○馬淵委員 記憶をされていない、こういうことでありますが、いずれにせよ、先ほど申し上げたように、この沖縄の大学の問題は、尾身大臣が提唱されて、そして、引き続きそのことについては常にオブザーバーあるいはアドバイザーという形でかかわってこられた。さらには、この電話会議、これは後々資料...全文を見る
02月15日第166回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  本日から一般的質疑ということで、予算委員会では各論に入って質疑を行っていく、その場面でございます。今国会、格差是正並びに柳澤大臣の発言をもとにした国民の大きな不信を招いている。私は、この予算委員会一般的質疑の中で柳澤厚生労働大臣にぜひた...全文を見る
02月19日第166回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  先週の基本的質疑に引き続きまして、一般質疑の機会をいただきました。  先週の基本的質疑、まだ十分に質疑ができなかった部分もございますが、まず冒頭は、先週金曜日、私どもの同僚委員、小川議員が、尾身大臣のNPO法人STSフォーラムの理事長...全文を見る
○馬淵委員 局長からその提唱の意義というものを御説明いただきました。  委員長のお許しをいただきましてお配りしたお手元の資料の4に、そのSTSフォーラム、国際フォーラム構想というのがございます。今この目的の部分をお読みいただけたというふうに理解しておりますが、STS、サイエンス...全文を見る
○馬淵委員 平成十九年度には概算要求がなされましたが、しかしそれについては今回取り下げられたということであります。平成十九年度予算では概算要求に一たん上げた、しかし取り下げた理由としては、今局長が御答弁ありましたが、当面の措置であるということでありましたが、しかし、平成十五年度、...全文を見る
○馬淵委員 高市大臣からは非常に率直な御意見をいただけたなというふうに思います。  一たん概算要求で上げたものを取り下げるのは、かなりこれは難しい問題があると今御自身の言葉でもいただきました。しかし、こうした会合に対しての経費は必要だと。そうなんですね、まさに。  このSTS...全文を見る
○馬淵委員 高市大臣、今御自身でもお答えいただきましたが、八月末の段階で、九月に開かれるフォーラムですから、参加者の登録状況を把握が可能であったと今おっしゃいましたね。もちろんこれは前任の大臣の方の御判断でありますが、把握できる状況であったにもかかわらず、九月のSTSフォーラムの...全文を見る
○馬淵委員 高市大臣の御判断というのは、私は非常に賢明な御判断だと思うんですね。だから、高市大臣の御判断を今私はこの質疑の中で問うているのではありません。その以前の、概算要求がなぜなされたのか、現大臣として前任の大臣の御判断をおかしいとは思われませんか。  そして、もっと言えば...全文を見る
○馬淵委員 重ねてお尋ねをしますが、九月の十日—十二日の段階での登録も含めて確認できるはずなのに、成功裏に終わったから概算を取り下げる。取り下げた御判断を私はとやかく言っているのではありませんよ。この概算要求をつける時点で十分にそのことは想定されるというか、把握しているんです。に...全文を見る
○馬淵委員 今、高市大臣も、三回ぐらいで手を引くことはないというようなこともお話ありました。しかし、今回そういう判断をされた。  私は、何度も申し上げますが、こうしたNPO法人になり、あるいは、本当に政府が内閣府としてお金を出していくことが適切か否かという判断、これは重要な問題...全文を見る
○馬淵委員 金額を教えていただけますか。
○馬淵委員 六・六億円、これらに対して、発注実績、今八件というお話でございましたが、土建工事、こちらを落札あるいは契約されたのはどちらでしょうか。
○馬淵委員 株式会社國場組、こちらが合わせて、先ほど、発注された六億六千万ですかのうちの五億六千六百万、八六%をこの國場組が受注をされているという実績でございます。  尾身大臣の政治団体に献金をなされている企業グループ、尾身大臣の政治団体に沖縄幸政会という企業献金を受ける政治団...全文を見る
○馬淵委員 國場組というのを御存じですかとお尋ねしております。
○馬淵委員 國場組は、尾身大臣の政治団体への献金をなされているグループに入っておられますか。
○馬淵委員 私は通告をさせていただいておりますが、これについて再度お伺いいたしますが、國場組は沖縄幸政会に入っておりますかとお尋ねをしております。
○馬淵委員 沖縄幸政会の法人会員の中に國場組というのが入っておられますね。さらには、同じように國場組のグループが入っておられます。そして、尾身大臣の政治団体のみならず、熱心に能力ある者は家族でもとおっしゃった御長女の支援団体、尾身朝子協力企業の中にも、國場組グループが名を連ねてお...全文を見る
○馬淵委員 この國場組が、今申し上げたように、沖縄幸政会並びに尾身朝子協力企業、尾身大臣の政治団体の献金を行うグループの中の中核である、このように言われているわけでありますが、そのことに対しては、財政の担当である尾身大臣が何一つお答えする必要がない、こう御答弁をいただいたと私は理...全文を見る
○馬淵委員 お手元の資料9に記載のとおり、これは内閣府の説明でございました。運営委員のオブザーバーは任命行為があるわけではありません、会議の都度、必要な者に対して出席を依頼です。  私も運営委員会の規約を見てみましたが、アーティクルシックスと書いていますね、第六条に書いてありま...全文を見る
○馬淵委員 そうなんですね。つまり、だから会議ごとに出席を要請する、それは日程の調整を行って出席を要請するということであります。  尾身大臣は、さきの質疑の中で、また私の質問に対して、このように述べられております。財務大臣に就任して以来、先ほどのオブザーバーの職責を辞退しており...全文を見る
○馬淵委員 尾身大臣が、このボード・オブ・ガバナーズ、運営委員会の求めに応じないということを決められたわけでありますから、ある一定の期間、どの期間でおりたとか、あるいは辞したとか、そういう事実はないということの確認をさせてください。いかがですか。
○馬淵委員 そこでお尋ねをさせていただくわけでありますが、今、任命行為等はないということの確認をさせていただきました。  さて、運営委員会は昨年の十二月に開かれるわけでありますが、運営委員会が開かれるためには、その事前のさまざまな会議が持たれるというのは、私は事務上当然のことだ...全文を見る
○馬淵委員 どのような形態で行われたんでしょうか。
○馬淵委員 電話によって、電話会議が行われることもある。当然、国際会議が開かれるというのがこのボード・オブ・ガバナーズの位置づけでありますから、運営委員会というのは国際的な方々がたくさん集っておられるわけですから、国際会議、すなわち、全国から、世界じゅうから集まって一堂に会する。...全文を見る
○馬淵委員 非公式、公式、これは、公式会議というのは運営委員会そのものしかないという理解であると思われますが、非公式であれ、いずれにせよ運営委員の皆さん方が集って会議に参加をされました。その参加の内容というのは、人事であったり、あるいはさまざまな今後の運営についてであります。 ...全文を見る
○馬淵委員 これは私は、この予算委員会の中での協議事項ということで、これについては何らかの議事録があるのではないかということでお尋ねをして、その存在は局長に確認をしていただきました。御提出を求めておりますが、局長、これは御提出いただいていますか。
○馬淵委員 非公式でということで、まだお出しいただいていないわけでありますね。  このメモについて私は再三再四お尋ねをさせていただきましたが、どういう形態のものですか、局長、御答弁いただけますか。
○馬淵委員 メモの形態についてお答えください。
○馬淵委員 これは、私に対して内閣府から御説明をいただきました。金曜日の段階で、内閣府沖縄振興局の総務課事業振興室長、そしてこの新大学院大学の企画推進室次長の板谷英彦氏から、私に、A4二枚、そして一種類である、このように御説明がございました。そしてさらに、では、それについて、どの...全文を見る
○馬淵委員 局長、私が予算委員会で質問させていただきますということで説明に来られて、私に対してははっきりとそう説明されたんですよ、週刊誌に載っているものということで。これに対しては、なぜ御答弁の中で、ここに書き込んでいただけなかったのか。  この週刊誌に載っているようなやつです...全文を見る
○馬淵委員 確認してくださいよ。(発言する者あり)
○馬淵委員 終わります。
○馬淵委員 引き続き質疑をさせていただきます。  先ほど、私が質疑の中で、この沖縄科学技術大学院大学、その運営委員会を開催するための電話会議の内容について局長に答弁を求め、再三のお答えをいただく中で、具体の中身について御指摘をさせていただきました。そして、そのメモ、理事会に御提...全文を見る
○馬淵委員 清水局長、尾身大臣にお仕えになられたお立場であったあなたが一月にこちらに来られて、そしてこのメモについては、内閣府がこれを察知している、関与している、そのことをお知りでありながら、なかなかお出しいただけなかったわけであります。  行政としてはこれはしっかり開示をして...全文を見る
○馬淵委員 高市大臣は先ほどの概算要求の取り下げも御自身で判断されたということでありました。高市大臣には、そうした行政としての取り組み、引き続き、私は賢明な御判断をされたと思っていますので、それはぜひしていただきたいと思います。高市大臣御自身がぜひ高市らしさ、この沖縄振興に御自身...全文を見る
○馬淵委員 お答えいただけませんか。私は、これは疑念が生じても仕方がないのではないかということでお尋ねをしているんです。群馬選挙区支部に出された、献金された、その沖縄企業からの献金、これはこの委員会で御開示いただけませんか。
○馬淵委員 尾身大臣、私の御質問にはお答えいただけていないようですが、あなたが科学技術とそして沖縄振興とをマッチングさせて提唱されたこの大学院大学、構想はすばらしいじゃないですか。そして、家族ともども、それこそ能力ある御家族を同行されて、それもすばらしいことだと思いますよ。  ...全文を見る
○馬淵委員 大臣、あなたは財務規律を守る立場ですよ。財政規律を守る立場におられて、結果がなってないじゃないかの話じゃないでしょう。あなたがこのように、この委員の方にインプットされたとメモに残っているんですよ。あなたがされたことに対して、あなたがこういう情報を出したことに対しての是...全文を見る
○馬淵委員 尾身大臣は、そのようなことを言っておられないと言います。しかし、このメモの中には、内閣府の職員がこれを書かれたと繰り返し聞いておりますが、尾身大臣からのインプットということで、十月の二十四日に記されています。これを作成した内閣府の責任も、当然ながら問われなければなりま...全文を見る
○馬淵委員 真偽がわからないものについてただしていく、特に予算の執行にかかわることですから、また、予算の編成の事務処理の権限をお持ちになる財務大臣がかかわっていることですから、その真偽をただすのがこの大事な委員会の場ではないんでしょうか。  ぜひこのことについて当委員会の中でも...全文を見る
02月22日第166回国会 衆議院 本会議 第8号
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○馬淵澄夫君 民主党の馬淵澄夫です。  私は、ただいま議題となりました特別会計に関する法律案に対し、民主党・無所属クラブを代表して質問いたします。(拍手)  冒頭、健全な民主政治の基礎となる我々政治家自身の政治活動に関する問題について一言申し上げます。  去る二十日、我が党...全文を見る
○馬淵澄夫君(続) 特別会計の規模は、純計でも百七十五兆円という大きな規模に達しています。また、制度自体が複雑なこともあり、審議に当たっては、政府側から資料の提供を受けてこれを吟味することが必要となります。  国会審議のあり方は国会で決めることでありますが、私は、行政を監視する...全文を見る
○馬淵澄夫君(続) 離れのすき焼きと呼ばれる税金の無駄遣いをとめ、地下室化で国民の監視の目から逃れることがないように、真の特別会計の改革実現のため、委員会での十分な審議時間の確保を強く求め、私どもの意見として代表質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。(拍手)...全文を見る
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○馬淵分科員 民主党の馬淵でございます。  予算委員会の第四分科会ということで、文部科学省並びに関係各位の方々にきょうはお越しをいただきました。  私は、昨年もこの第四分科会、文科関係で質問させていただきましたが、ことしも引き続き、文化財の保護と活用。  文化財というのは、...全文を見る
○馬淵分科員 今、次長の方から説明がございましたように、石室の中に書かれた壁画、これは国宝であります。そして、古墳そのものは特別史跡となっている。  この石室の前のいわゆる取り合い部と通称呼んでおられる場所、そこの工事をするのはこれは特別史跡の管轄であるということで、国宝を見て...全文を見る
○馬淵分科員 防護服の有無が直接の要因であるとは断定できない、しかし、この工事が当然ながらに今回のカビ発生の大きな要因になったことは否定しがたいとまさに認めておられるということでありますが、カビの専門家が、まさに今次長が御指摘のようにおっしゃっておられるんですね。外界から切り離さ...全文を見る
○馬淵分科員 ようやく事ここに至って、石室を解体して、保存修理を十年間かけて行う、ここまでやっと決断、重い腰を上げられたということであります。私は、こうした保護の観点でいえば、それこそ四十七年に発見当時からカビの問題もあった、これはもっと早くに手を打たなければならなかったのではな...全文を見る
○馬淵分科員 今御説明がありましたように、こうした非常に狭い場所での作業であったということであります。狭隘な場所ということですが、石室が、内のりで間口、これが百三・五センチ、そして高さが百十三・四センチ、奥行き二百六十五センチ。大人がかがんで一人やっと、百三センチの幅と百十三セン...全文を見る
○馬淵分科員 当時はもうカビのことで頭がいっぱいだった、このように当時の責任者の方もおっしゃっておられます。カビで頭がいっぱいだったので、カビを何とか処理しようという中で損傷が起きた。損傷が起きたことについての報告をした、しないというのも、これも当時の記憶があいまいで、それについ...全文を見る
○馬淵分科員 技術的に困難だということが三十五年前にあったのかもしれない。しかし、現地保存するという方針が定められてから今日までこの三十五年間の中で、技術が進歩し、知見が進みということで、方針の変更というのは、私は図られるべきじゃなかったかなと思うわけであります。  その現地で...全文を見る
○馬淵分科員 維持されておると言いながら、結果的には、国宝を傷つけ、石室を解体して恒久保存を十年間かけて行うということで、もちろんそのコストの問題もあるかもしれませんが、私は、失ってしまったときにはもう戻らない歴史的なものですから、そこに対しては、文化庁としての意思、考え方として...全文を見る
○馬淵分科員 改めたということでありますが、基本的にはこの現状維持という考え方が根底にあるんだな、私はそのように今お伺いしているわけであります。  さて、このように、いわゆる文化財は現状維持なんだというのが根底にあるとする、しかしながら、現状維持によってこうして破損や損傷が起き...全文を見る
○馬淵分科員 奈良県とは協議をしながらということで進めていただいているということであります。平成十九年の一月十二日時点、「平城宮跡会場の基本的な考え方」ということで、奈良県の千三百年記念事業協会の事務局と文化庁の方で協議をしていただいているということであります。  もちろん、現...全文を見る
○馬淵分科員 できるだけ早い方がいいですね。当然ながら、ぎりぎりに迫ってしまえば、仮設でも建設なり整備に時間がかかりますから。今のお話ですと、前年度、前々年度と言っていただきました。そこがある意味、国としても許容できる範囲なのかなという御答弁を今いただいたと思うわけであります。 ...全文を見る
○馬淵分科員 大変前向きな御意見をいただきました。また、御示唆もいただきました。今後とも、ぜひ伊吹文科大臣には、この千三百年事業も含めてしっかりとごらんいただき、この千三百年祭には文科大臣として、またそのときまでしっかり頑張っていただいて、お越しいただきたいというふうに思います。...全文を見る
03月02日第166回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  まず、大臣の通告をさせていただいております。お呼びした大臣がお越しになっておりません。大臣をこの場にお呼びいただきますようお願いいたします。委員長、お願いいたします。(発言する者あり)
○馬淵委員 要求大臣がお越しでないようでありますが、そもそも、この委員会は、与党が十分な審議もないままに職権において立て、この予算審議の中では、一人当たりの総審議時間も、過去を見習っても、過去を見ても、一人当たり三時間三十分と極めて少ない時間で無理やり通そうとして、その採決を前提...全文を見る
○馬淵委員 先ほど来より、なぜ大臣を呼んでいただけないんでしょうか。この予算委員会は、この国のこの一年のしっかりとした道筋を決める大事な委員会であり、その中で、要求された大臣については、出席を求められれば出席しなければならないということは定めがあります。憲法の第六十三条、「答弁又...全文を見る
○馬淵委員 繰り返し申し上げますが、本日のこの委員会は与野党の合意なく職権で立てられ、さらに、この予算案の採決のために、財務金融委員会、総務委員会並びに本会議も職権で立てる。全く審議を充実させることなく、さらには政治と金の問題という最も今国会で国民の関心事でもあり、議論を重ねなけ...全文を見る
○馬淵委員 委員長、当委員会の委員長として公正なお取り計らいをお願いしたい。なぜ委員長は、要求した大臣を呼べないんですか。その法的根拠は何ですか。この委員会においても、当日要求した大臣がこの場にお越しになっている事実があります。なぜ呼べないのか、呼べない根拠を示してください、委員...全文を見る
○馬淵委員 繰り返し申し上げますが、憲法で定められた大臣の国会への出席、これを果たさないというのは、まさに政府の欠席戦術であり、審議拒否ではないですか。  委員長並びに与党の理事の皆さん、私は、この政治と金の問題、今国会、この予算委員会で徹底的に審議をしなければ、国民にそれこそ...全文を見る
○馬淵委員 両大臣にお越しいただきました。  私のきょうの質疑、松岡大臣並びに高市大臣、報道に上がりましたWBEF、この任意団体のNPO認証にまつわる件につきまして質問をさせていただきたいというふうに思っております。  多くの方々、新聞報道をごらんにもなられたかもしれませんが...全文を見る
○馬淵委員 今、松岡大臣は改めて十月十日の答弁と変わりないということをお話をされました。  続けて、この記者会見のときにお話をされたことについて確認をしていきたいと思いますが、この記者会見では、松岡大臣は、秘書が働きかけを行ったというこのメモについては、これは事実はないと、この...全文を見る
○馬淵委員 確認をされていなかったということですか、今のお話ですと。  結局、事務所の方は記憶があいまいだと。それで、こうした報道にも上がるような政治と金の問題が問われているわけですから、大臣、それでいいとお考えなんでしょうか。この国会の中では最も重要な事項として、国民の関心あ...全文を見る
○馬淵委員 一月五日、高市大臣と松岡大臣が記者会見をされたその日の晩でありました。内閣府の市民活動促進課長から記者の方に、前言撤回、すなわち、そのように松岡事務所に電話をかけたのはどうも覚え違いだった、このように前言を翻されたそうであります。高市大臣が聞かれているのもそうでありま...全文を見る
○馬淵委員 いいですよ、じゃ。わからないなら。  ここに記者会見要旨、これは表に出ているものですから、公に出されているものですよ。大臣がお答えされています。「こちらの控えでは、松岡事務所の池田秘書ということです。」と大臣は述べられております。該当部分は御記憶にありますでしょうか...全文を見る
○馬淵委員 池田秘書さん、松岡事務所の池田秘書さんですね。これは黒塗りにされておりますが、高市大臣、記者会見ではお話をされています。松岡事務所の池田秘書から当該団体の審査状況について照会があり、審査中と回答、秘書からよろしくお願いしたい旨連絡と。これについて大臣は、よろしくという...全文を見る
○馬淵委員 池田秘書さんは、松岡事務所の秘書である。政府参考人は来られていないかもしれませんが、これもイエスかノーで答えていただきたいんですが、長い答弁になると困りますので、私の方からお話をさせていただきます。  今、松岡大臣は、池田秘書さん、赤松さんとお名前が変わったとおっし...全文を見る
○馬淵委員 松岡大臣は、先ほども私の質問に対して、私サイド、つまり事務所としては働きかけや要請はしていないという、そのことを答えられました。それは事務所も含めてです。  働きかけや要請、これに関しては、少なくとも、どのような言葉を発したかというのは、受けた側と発した側の両方の確...全文を見る
○馬淵委員 何度も申し上げるように、受け手側がおっしゃっても、発信側もいるわけですから、あなたは、大臣秘書官に今仕えてもらっているんですから、いつでもどこでもはっきりとさせることができるんじゃないですか。そして、そのメモがあるのが何よりも、内閣府のメモがあるのが事実じゃないですか...全文を見る
03月03日第166回国会 衆議院 本会議 第10号
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○馬淵澄夫君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました平成十九年度予算三案に対し、反対の立場から討論をいたします。(拍手)  昨日、与党は、数の横暴で職権での予算委員会の開会を決めました。私たち民主党は、職権での委員会開会には反対ではありましたが、予算委員...全文を見る
04月04日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  きょうは、この経済産業委員会におきまして質疑の機会をいただきました。本日は、経済成長戦略大綱関連三法案、法案審議ということでございます。ぜひ甘利大臣に、この経済成長関連三法案、これにもお尋ねをさせていただき、また、経済産業省としてさまざ...全文を見る
○馬淵委員 事業の高度化よりも、むしろ、事業の立ち上げ、事業がちょうど成長期のときに資金の供給を円滑にしていこうという、繰り返し申し上げますが、私はその発想自体は大変すばらしいと思います。  しかし、私が申し上げているのは、この会計検査院の指摘というものをもう少し大臣にはしっか...全文を見る
○馬淵委員 質問にだけお答えいただけますでしょうか。  私が指摘をさせていただいているこの会計検査院の報告書では、もちろん、今、プロジェクト等大規模の事業というのもお話にございました、半年から一年ぐらいということもございましたが、例えば、事業計画書の修正を経て貸付決定の前提とな...全文を見る
○馬淵委員 私も中小企業の経営者でございました。この中小企業の支援というのは、手続の部分あるいはハードルの部分というところで大きな阻害要因となってしまいますので、今大臣の方からも、どのような形でやれば一番具体的に早急な措置となるのかというのは難しいというお答えもございましたが、ぜ...全文を見る
○馬淵委員 平成五年からということでございました。  さて、この天然ガス自動車向けのエコ・ステーション、天然ガスを車に注入するんでしょうか、ガソリンスタンドのようなもの、これを設置するのに一件当たり八千万円の補助金が出るということでございました。これが金額が変わっておりますね。...全文を見る
○馬淵委員 平成十七年度までは九千万円出ていたわけですね。そして、平成十八年度から一件当たり八千万円に減額されました。  さて、この天然ガスのエコ・ステーション、現在、平成十九年の三月末、これは何基ございますでしょうか。今私の手元にあるのが平成十八年三月末現在なんですが、全国で...全文を見る
○馬淵委員 十七年の三月末が二百六十七、十八年の三月末が二百六十五、そして、ことしの三月末が二百八十。ちょっと減って、またふえたんでしょうか。こうした形でエコ・ステーションの設置状況がある。天然ガスですね。  さて、この天然ガスのエコ・ステーションの建設費用というのは大体どれぐ...全文を見る
○馬淵委員 九千万円から一億二千万ということでございますが、ほぼ九千万円が補助金の上限額として準備されていたわけですから、設置のお金の九割方あるいは全額に近い形でこの補助金が出るという事業として経産省・資源エネ庁はこれをつくってこられたわけであります。  さて、昨年の六月でござ...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  いわゆる排除措置命令あるいは課徴金納付命令の前の段階で、事前通知、これは排除措置と呼ばれる行政手続に入られたわけですね。この次に、意見申し述べや証拠提出の機会等々を経て、そして命令が出される、そこに来ているということであります。  民間の...全文を見る
○馬淵委員 公取の御指摘のように、競争入札の中で談合の疑いがあるということでありますが、つまり、これは補助金が出ているというのが非常に重要なポイントなんですね。これは、民間が民で行っていることということではなくて、公費が、建設費の大半が国の補助金で賄われているという点をまさに重視...全文を見る
○馬淵委員 当然ながら、所管省庁として、この疑いがあるという行為について、結果が明らかになれば厳正な対処をすると今大臣から明確な御答弁をいただきましたが、さて、この補助金、九千万が八千万に減額をされ、今日どのような形になっておりますでしょうか。これは事務方で結構です。端的にお答え...全文を見る
○馬淵委員 つまり、この設置補助金は廃止をされたわけであります。  エコ・ステーションを推進するそのエコ・ステーション推進協会、私の手元には、先ほど申し上げたように、十八年三月末現在二百六十五カ所設置をされているということを状況報告されている、公益法人、財団法人のパンフレットが...全文を見る
○馬淵委員 当初の目的が達成されたと言われておりますが、当初の目的が達成する直前の段階でも、まだ推進するとこの公益法人は明確に明示されているわけです。そして、このエコ・ステーション談合問題が発生した段階で、この設置補助金の廃止を決定された。  別の観点からお尋ねをします。  ...全文を見る
○馬淵委員 いやしくも不適正な補助金執行の誤解を招くというふうに言われるわけですが、経産省は所管の省庁なわけですから、これは不適切だった、このようにはっきりと断じるべきじゃないんでしょうか。  さて、エコ・ステーション推進協会、この公益法人に対して、経産省のOB、いわゆる経産省...全文を見る
○馬淵委員 解散の話は後ほどお尋ねをしたいと思いますが、このエコ・ステーション推進協会にはOBが勤められておりました。常勤の専務理事、この方が経済産業省の出身の方でおられます。その方の最終官職は何でしょうか。
○馬淵委員 資源エネルギー庁からこのエコ・ステーションに、いわゆる天下りをされているわけですね。  そして、このエコ・ステーションという公益法人にどのような形で他に天下りがあるかなとちょっと見てみますと、つい先日、我が党が予備的調査を要求し、そして予備的調査報告書が届けられまし...全文を見る
○馬淵委員 大臣、私、これは本当に問題だと思うんですね。こういったことは経産省のみならずだと思うんですよ。  国民が、まさに中小企業、私なんか、何度も申し上げるように中小企業のおやじです。中小企業の立場からすれば、本当に毎日、運転資金を必死になって集めて、そして、わずかな社員か...全文を見る
○馬淵委員 注意どころか、厳しい対応をしていただきたいと思うわけであります。  さて、この財団法人、どうなっていますか。先ほど解散ということでございましたが、これについてちょっと経緯を、端的で結構です、御説明いただけますか。
○馬淵委員 先ほどお尋ねをした、天然ガスエコ・ステーションは何基ございますかというお話でありましたが、平成十八年三月末、二百六十五カ所から二百八十カ所、十五カ所ふえただけでございます。  そして、繰り返し申し上げますが、この推進協会は、「なぜ、エコ・ステーションが必要なのでしょ...全文を見る
○馬淵委員 解散をしたこと自体は、私はよかれと思っていますよ。しかし、繰り返し申し上げますが、国がお金を出して事業をさせて、それは大半のお金を出して、そしてさらに、運営費を渡したうちの一部を戻させて、そこに天下りをしていく、さらには談合が生じている。これは、今、この国の抱えている...全文を見る
○馬淵委員 全体でということでございましたので、その部分については我が党も対案を示しながら、天下り禁止、公務員制度改革についてはまた別の場で議論をさせていただきたいと思いますが、大臣に、きょうは明確に、このような公益法人等々に対しては厳しい姿勢で臨むという御答弁をいただきましたこ...全文を見る
04月24日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
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○馬淵分科員 民主党の馬淵でございます。  本日の決算行政監視委員会第四分科会におきまして、法務部門につきまして質疑の機会をいただきました。昨年に引き続き、私は、法務省が進めておられますオンライン申請、この件につきまして質問をさせていただきたいというふうに思います。  去る四...全文を見る
○馬淵分科員 新年度から、不動産登記並びに商業登記の新システムを、新たなオンライン申請が可能な形にするもの、さらには値下げ等々を行われてきた、その中でのアクセスの集中があったためにシステムがダウンしたということでありますが、もう少し具体的にお話をさせていただきたいというふうに思い...全文を見る
○馬淵分科員 ウエブアクセス件数が把握できていない、ログインの要求数も午前中のみの数字となっておりますが、これを見ますと、ログイン要求数九千二百二十四件ということですが、午前中のみですから。  これは、稼働時間は午前九時から午後は何時まででしょうか。端的にお答えください。
○馬淵分科員 失礼しました。その時間で、午前中のみの要求件数がここに挙がっているわけであります。午前中のみという数字ですから、仮にこれを倍にしますと一万八千件。値下げ前、新年度の前の要求件数から見ると、ざっと十倍近い件数が殺到したということであります。これによってシステムがダウン...全文を見る
○馬淵分科員 これはもう端的に言えば、予想を大きく上回ったということであるとお話しいただきましたが、予想はどうだったんでしょうか。事務方の方で結構です。
○馬淵分科員 今も、件数の想定というのは、私は大変少ないんじゃないかと。一時間当たり七百件。  これは法務省の方からの御説明を私も事務所の方でお聞きしましたが、七百件、まあ二百件という数字も今ありましたが、仮に安全率を三倍として一時間当たり二千百件、それを十時間やれば二万一千等...全文を見る
○馬淵分科員 私が今申し上げたのは、法務省さんが、余りにも、こうしたシステムを本来の目的のように使おうとするならば、その考慮が浅いのではないかという指摘をさせていただいたわけでありますが、もう一つ、ユーザーに対する意識が余りにも低いのではないか。  これは、今申し上げたように、...全文を見る
○馬淵分科員 とにかく、情報公開並びに権利の保護というのは、これは私は行政の大命題だと思いますので、これをしっかりやっていただきたい。  そして、これを見ますと、再度、そうした対応の後に、四月の十一日には、翌週なわけですが、九日、十日、十一日とログイン成功率が上がってきました。...全文を見る
○馬淵分科員 法務省としては、これは免責条項があるんだというふうにおっしゃっていましたが、システムをつくる側が免責条項を求めるのは当然ですよ。法務省はベンダーじゃないんです。法務省はあくまで行政手続をつかさどっているわけですから、免責事項はベンダー側の言い分であって、法務省の言い...全文を見る
○馬淵分科員 当初なかったというお話でありますが、私は、それは十分なニーズ把握というのができていなかったんじゃないかと思いますよ。先ほどのように、そもそものアクセス件数の見込みも甘いという中でいうと、本当にニーズ把握はできたんでしょうか。聞こえていなかったということで、私は、単純...全文を見る
○馬淵分科員 いつまでですか。端的にお答えください。
○馬淵分科員 できるだけ早急にということで、今、いち早くという言葉をいただいたと信じておりますので、私はまた委員会等でも確認をさせていただきたいと思います。  さて、こうした窓口受領等々、オンラインの仕組みというものは私はすばらしいと思う。そして、その中で、また、より利用率を高...全文を見る
○馬淵分科員 具体的な期限というのをお示しいただけませんが、昨年も私はこの決算行政監視委員会で質疑をさせていただきました。そのときには、もう御退任されましたが、河野副大臣から、このオンラインの仕組みについては大変るる御説明もいただきましたが、今のお話を伺っても、本当に、何となく取...全文を見る
05月10日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  本日、決算行政監視委員会、質疑の機会をいただきました。私は、まずこの決算行政監視委員会におきまして、かつて国会でも取り上げられました科学技術振興機構、これはJSTと称する独立行政法人、このJSTのJ—STAGEと呼ばれる事業につきまして...全文を見る
○馬淵委員 今御説明がありましたNTTラーニングシステムズの随意契約に関しては、その他、富士通、日本電気、日本IBM、日立製作所、これらの会社からの提案を受けているが、NTTラーニングシステムズに随意契約した。今おっしゃった規程に基づいてということでありますが、私、見せていただき...全文を見る
○馬淵委員 四社が応札をされたということでありました。  アトラスという会社以外は、J—STAGE、当初のシステムを構築したNTTラーニングシステムズ、そして、先ほどのお話にもありましたように、当初のこのシステムの随契の中でもここでも手を挙げておられた日立製作所、そして東芝、新...全文を見る
○馬淵委員 原本で確認をしていただきたいと思います。  原本の提出をお願いしたいんですが、確認していただけますか、委員長。  これは、ぜひ提出をお願いいたしたいと思います。
○馬淵委員 これは、私、先ほど申し上げたように、NTTやIBMや、あるいは日立さんといったところの大手が並ぶ中で、NTTさんに随契をされて、そしてある程度システムが構築された。すると、一般競争入札に付される。一般競争入札で、このときに初めて競争資格を有する会社が出てきてそこに落札...全文を見る
○馬淵委員 お聞きしたことにお答えいただけませんでしょうか。  NTTラーニングシステムズが、随契でJ—STAGE1、初期のこのシステムの契約を行っている間に、J—STAGE2の開発を随契でとられているわけですよね。そして、先ほど、何度もお伺いしていますよ、コスト削減のためにJ...全文を見る
○馬淵委員 そうですね。J—STAGE2の開発、NTTさんが行われた段階で、いわゆる基本設計というふうに今お話しいただきました。平成十三年の十二月の発注仕様書というのが手元にありますが、科学技術振興事業団から、平成十三年度、要件定義、基本設計、プロトタイプ版の開発やアプリケーショ...全文を見る
○馬淵委員 それはJSTさんの御説明そのままじゃないですか。私がお聞きしているのは、所管する政府の要職にある副大臣として、こうした契約のあり方に対して全く一抹の疑問もお感じではないんでしょうか。今のお話ですと、説明を受けたとおりだからというお話でありますが、私はこれは、一般に、こ...全文を見る
○馬淵委員 アトラス社については、さらにさまざまな事情等々をお聞きするという御意向はないでしょうか。いかがでしょうか。
○馬淵委員 お尋ねすることではないかもしれませんが、きょうは、決算行政監視委員会ということで、尾身財務大臣も御列席でいらっしゃいますので、この件に関して何か御意見がございましたら、お話を伺います。
○馬淵委員 繰り返し申し上げます。  このような、契約が何らかの不透明性があるのではないかと思われるようなことは、これはみずから襟を正していかねばなりません。  そして、このような形で、さまざまな公開情報を寄せ集めて見てみると、一体そこに何があるんだろうかと思わず疑ってしまわ...全文を見る
○馬淵委員 法令、定款にのっとっているということは私は十分理解をしているつもりなんですが、このような形で、申請して、申請者に対して承認、交付という形で、いわゆる一般競争入札あるいはさまざまな形で最も公に資するような形の中では、コストを下げていくといったことがこれで働くんだろうかと...全文を見る
○馬淵委員 お手元の資料18をごらんください。これが「空港施設(株)に就職時又は平成十三年七月時の役職」ということで「届出から確認」とありますが、この届け出の、これしかわからないということなんですね。  これをごらんいただきますと、海上保安庁長官が最終官職の方が取締役会長で、就...全文を見る
○馬淵委員 いや、副大臣、今もう法案を出しているからという話じゃないんですよ。これはあなたの所管ですよ。あなたの所管のこの空港施設という会社が予算執行調査でも指摘されているんですよ、こんな高い経常利益率はおかしいだろうと。指摘をされているにもかかわらず、まだ現行二〇%ですよ。しか...全文を見る
○馬淵委員 いや、副大臣、これはあるじゃないですか。私の指摘だけじゃないと言っているんですよ。財務省も指摘しているんですよ。高い経常利益率、これはおかしいだろうと。  では、これはなぜ見直さないんですか。副大臣、これは見直すような御意思はないんですか。こういう状況を副大臣は好ま...全文を見る
○馬淵委員 私が先ほど来確認をしているのは、こうした状況で国民の皆さん方が納得できないんじゃないですかと申し上げているわけです。  水道について先ほど局長の方から、利益についてはというお話がありました。これは、だから申し上げているように、空港施設が利益として取るというのはその数...全文を見る
○馬淵委員 ぜひ、今国会成立見送りなどと言わずに、しっかりとした議論を国会でさせていただきたいと思います。また、国交省におかれましては、この問題、望月副大臣、ぜひ真摯に受けとめていただいて、見直しを図っていただくように強く求め、私の質疑を終わらせていただきます。  ありがとうご...全文を見る
05月15日第166回国会 衆議院 本会議 第30号
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○馬淵澄夫君 細野議員からは、計五問、質問をいただきましたが、三問については私から、残余の質問については担当法案提出者から答弁させていただきます。  まず最初に、民主党案の再就職を制限する期間や再就職先の規制対象の拡充について質問をいただきました。  現行規制下においても、防...全文を見る
05月16日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第19号
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○馬淵議員 私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました民主党提出の国家公務員の離職後の就職に係る制限の強化その他退職管理の適正化等のための国家公務員法等の一部を改正する法律案、特殊法人等の役職員の関係営利企業への就職の制限等に関する法律案、独立行政法人通則法の一...全文を見る
05月18日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第20号
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○馬淵議員 今、西村委員の方から御質問をいただきました。私どもの決意ということでお伝えをさせていただきたいと思います。  まず冒頭、この委員会で政府法案に対して私どもは対案を提出させていただいた、その対案の決意を伺っていただいたということで、大変光栄に思っておりますが、私ども民...全文を見る
○馬淵議員 人件費が上がるというお話をされておりますが、私どもは、先ほど来申し上げているように、あるべき姿を実現するために、まず、問題の本質である肩たたきをなくすということを最大のポイントとして掲げました。それによって人件費が上がるという御指摘でありますが、当然ながらに、今回の公...全文を見る
○馬淵議員 これは、公務員制度改革というものが、この大きな大リストラの考えにあって私どもはつくったということであります。  したがいまして、今申し上げたように、新規採用の抑制を図ることによる、おおむね三年程度、これは民間でも当然ながらに行っています。こうした新規の採用抑制を行う...全文を見る
○馬淵議員 私ども、公務員制度改革に関しましては、昨年の行政改革推進法案の中でも提出をさせていただいておりまして、これは三年二割という目標を掲げております。  また一方、政府案の方は、先ほど来、人件費の削減等、抑制を図っていくというお話でありましたが、例えば年金機構のように、独...全文を見る
○馬淵議員 各省縦割りの弊害というのは、今日のように肩たたきがあるがゆえに、その肩たたきでやめていただく方々の再就職先をあっせんしなければならないということで各省縦割りの弊害というものが起きている。私どもは、この肩たたきをなくします。繰り返し申し上げますが、肩たたきをなくして、そ...全文を見る
○馬淵議員 私どもの案では、能力・実績主義、これにつきましては、今御指摘ありましたように、附則の方に記させていただいております。  これは、昨年の通常国会で行革特の中で、行政改革推進法案、私どもが提出をいたしました。その法案の中に記させていただきましたように、行政刷新会議を設置...全文を見る
○馬淵議員 お答えの前に、先ほどの能力・実績主義のところで補足で追加させていただきますと、そもそも、今回の法案に対しては、天下りというもの、これが談合やあるいは政官業の癒着の大きな温床になっているということでありますから、これを正すのがこの法案の主たる目的であります。そこにトータ...全文を見る
○馬淵議員 先ほど来、私ども申し上げているように、徹底的に人事管理に対しては厳しく見直していくということを申し上げております。行政刷新会議において、事務事業を分権化して見きわめていく、その上で能力・実績主義を図っていくわけですから、御指摘のように、当然ながら仕事をしない職員に対し...全文を見る
○馬淵議員 私ども、先ほど申し上げたように、昨年から三年二割削減というのを掲げているんですね。組合云々とおっしゃいますが、私ども、あるべき公務員制度を掲げながら、三年二割。政府はそんな数字をよう出さないじゃないですか。結局、我々が訴えている、あるべき公務員制度の姿を示して、そして...全文を見る
○馬淵議員 先ほどの御質問のときにコメントとして発されたことについて少しお答えさせていただきたいんですが、政府が進めてこられた定員の削減というお話でありますが、私ども、これは総人件費でとらえております。  定数の削減、これを頭数でやりますと、先ほど申し上げたように、独立行政法人...全文を見る
○馬淵議員 先ほど来申し上げたように、私どもは、民主党案の中では、行政刷新会議で国の事務事業はすべて見直すんですね。それが前提になっています。政府は、現行、今日まで続いてきた肥大化した官の組織の中で、事務次官をトップとして、同期入省組がたった一人しか残らないという仕組みを温存する...全文を見る
○馬淵議員 お答えさせていただきますが、政府案においては新たな監視機関の設置とありますが、これはまた別の大きな組織をつくってしまうということになりかねない。  だから私どもは、この倫理審査会において、この委員会においてしっかりとした監視を図るとしております。ただ、そこで委員をふ...全文を見る
○馬淵議員 現行の倫理審査会の事務局体制では不十分である、そこに関しては、我々は、事務局機能を高める。ただし、これは委員をふやすということになれば、これまたさらに頭でっかちの組織をつくってしまうことにもなりかねないということですので、私どもは、この監視機関に関しては、事務局機能の...全文を見る
○馬淵議員 官民の人材交流というのも、当然ながらに組織の活性化のためにこれは行わねばならないと考えております。ですから、これに関しては、官民人材交流の形で中途に入ってこられた方、また本籍を持っての方々は、戻ることに関しては、今回の規定からは除外するという考えを持っております。
○馬淵議員 お答えさせていただきます。  先ほど申し上げたように、人材交流という観点から、例えば民間からある一定の期限つきで来られた方に関しては、これは除外をしております。こうした方々が、当然ながら、組織の活性化のために、現在でも任期つきで来られている方はいらっしゃると思います...全文を見る
○馬淵議員 これも先ほど申し上げたように、民間で行われているようなスタッフ制、専門職制度、あるいは定年延長の問題も、これは民間がこれから取り組まねばならない課題です。これについても、民間のその状況を見ながら、当然ながら制度を構築していかねばならないという形で法案には盛り込んでおり...全文を見る
○馬淵議員 お答えします。  委員御指摘のように、まさに公務員という職を選ばれた方、全体の奉仕者としてその使命を全うされるために職務に精励されているわけですから、こうした方々が本当に公のために働く環境というものをつくる、これが公務員制度改革のあるべき姿、私もそれは一に考えなけれ...全文を見る
○馬淵議員 お答えいたします。  先ほど御指摘の部分は、三年二割、この人件費、当然ながらに、この国の行政のあり方ということを考えた上でこれは我々は目標を設定しているわけでして、先ほど申し上げたように、我々が政権与党となった場合には、行政刷新会議というのを設けて、事務処理、事務職...全文を見る
○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  午前中は、民主党案、私は答弁をさせていただきました。与党の、自民党の議員の方々から私どもの案について御質問をいただきました。政府提出の天下りバンク法案に対して、私どもの天下り根絶法案、全く基本認識、そもそもの理念が違うということをお伝え...全文を見る
○馬淵委員 新法施行後ということではなくて、今の、現時点における問題意識として、大臣はこれをどのように、今後政府内で、そのお立場の中で発言、発信あるいは行動していこうかということをお尋ねさせていただいているんですが、いかがでしょうか。
○馬淵委員 前倒し、先ほど、それは午前中のお話にもありましたが、今私がお尋ねしているのは、現状においては何らかの措置をとられる、あるいは何らかの措置をとるような大臣としてのお立場からの発言、行動、これをとる思いはお持ちでしょうかということをお尋ねさせていただいています。再度御答弁...全文を見る
○馬淵委員 今の御答弁の中では、政治がみずから襟を正す、その精神を前倒しするという話じゃなくて、こういった具体例、まさに政府・与党から、与党の委員から指摘をされたことに対して何ら手をこまねくということであれば、政治がみずから襟を正すということにはほど遠いのではないかという気がいた...全文を見る
○馬淵委員 今、御本人の同意を得て確認をさせていただいたということでありました。藤井基之参議院議員は、自民党の参議院議員の方でいらっしゃいますが、平成九年、五十歳で早期退職勧奨を受け、この早期退職勧奨制度によって厚生省を退官されたわけであります。  さて、その平成九年、同年に財...全文を見る
○馬淵委員 これは把握をしていないということでありますが、具体的にどういうことなんでしょうか。把握をしていない。私はお尋ねをさせていただいたわけでありますが、具体的にどういうことなんでしょう。把握をしていないということの意味をお答えいただけますでしょうか。
○馬淵委員 これは、あっせんをしたのかどうかがわからない、それが書面に残らない仕組みになっているというお話でありますが、では御自身で探されたんでしょうかね。厚生労働省、これについては把握されていますか。
○馬淵委員 あっせんがあったかどうかも書面に載っていないのでわからない、そして御自身が探したかもわからない。しかし、こうした法案、今回、天下りに対して多くの国民の方々の批判が集まる中で、これを何とかしなければならない、これは政府も重い腰を上げたわけです。我々もかねてより行政改革と...全文を見る
○馬淵委員 ヒューマンサイエンス、この財団に流れている厚生労働省の補助金、各研究事業ですね、これはどういったものになるんでしょうか。
○馬淵委員 この財団には、研究補助金として、各研究事業、これは幾つか私も確認させていただきましたが、幾つかの研究事業が進められておる。大きなものであれば、例えば政策創薬総合研究事業、これは政策的に必要な創薬、薬をつくるという事業の研究費として、研究開発、先端的な、基盤的な技術の開...全文を見る
○馬淵委員 今も理事長になっておられる方、厚生省にこの方も勤められて、そして厚生省から厚生労働省となった後、健康局長をやめられた後、社会福祉・医療事業団の理事に行かれたんですね。そして、これが独立行政法人に変わったんですか、福祉医療機構理事になられ、さらにそこからヒューマンサイエ...全文を見る
○馬淵委員 薬務局として薬をつくってきたところを審査する立場から、今度は薬をつくる側の財団に行かれ、そして今度は薬剤師、今お話にありましたように、今度は薬を供給する側にまた再度移られていったわけですが、この社団法人日本薬剤師会、こちらに厚生労働省から行かれている方というのは、どう...全文を見る
○馬淵委員 常勤の役職はどういった立場でしょうか。
○馬淵委員 こちらも、薬剤師会に行かれている方、厚生省から常勤、非常勤と行かれているわけですが、専務理事をお務めになられている。これも、そのお二方を見ますと、それぞれ、厚生省を退官した後直接行かれた方と、それからもう一方は、国立医薬品食品衛生研究所というところに行かれ、これは厚生...全文を見る
○馬淵委員 お手元の資料のプロフィールをごらんいただきますと、厚生省を退官した後に、先ほど申し上げた、繰り返し申し上げますが、非常にかかわりの深い財団に専務理事でお勤めになられた後に、今度は薬剤師会に入られるわ、薬剤師会に入られて常務理事になられたと同時に、今まさに御説明のありま...全文を見る
○馬淵委員 役人の方が志を持って政治家になられること、私はこれは決して否定するものではありません。きょうも私に質疑をいただいた委員の方もそうした志を持って政治家になられたわけであろうし、また、私どもの同僚の中にも多数おります。  しかし、私、今回これで取り上げているのは、まさに...全文を見る
○馬淵委員 官僚が政治家になるのが問題だと申し上げているのではありません。こうした業界団体を背景に政治家になってこられる方がまさに天下り、わたりをされていく、こうしたことがかつて日歯連の問題、また医師会の問題も含めて、さまざまな政治と金の問題に発展してきたこともありました。この国...全文を見る
○馬淵委員 大臣が大変活発な御発言をされると期待をしておったんですが、そうではないということがわかりました。  さて、この藤井参議院議員のお話を厚生労働省に伺っておりましたところ、先ほど来答弁にもありました、把握をしていないということであります。再々就職も含めて、これは把握され...全文を見る
○馬淵委員 経済産業省も、今御披瀝した議事録にはっきりと述べられている。そして、財務省も今お話しの中で、職務上そういったこともあるんだということを述べられています。  厚労省、重ねて繰り返しお尋ねしますが、厚労省はこれはわからないとおっしゃっているんですね。他の省庁は把握をされ...全文を見る
○馬淵委員 私への説明とちょっと食い違ってくるんですが。今お話しいただいたのは、情報提供はやっていると今お話しされましたね、言われましたね、情報提供はやっていると。だから、それについては情報提供をしているということは、これは把握されているわけですか。
○馬淵委員 個別でやっているけれども記録には残していない、だから、結果として問われたらわからないと言うしか答えようがない、こういうことでよろしいんですか。
○馬淵委員 先ほど私の前に質疑をされた細野議員が、このわたりについては十六名、これは随分と少ない数字じゃないか、いや、逆に言うと、当初の調査の目的からいえば、概況を知るんだということについて当初の目的を達成していないのではないか。委員長には理事会で、この問題について、これは少なく...全文を見る
○馬淵委員 概況を見て、その実態がもっとあるだろうというにもかかわらず十六名しか出てこない、だから逆手をとったというお話でありますが、制度設計をする上では、本来ならば、しっかりとした実態把握というのがやはり大前提なんじゃないでしょうか。先ほども、午前中、私も答弁をさせていただく中...全文を見る
○馬淵委員 私どもは対案を示しております。国民の皆さん方にわかりやすく、問題の本質は肩たたきにあるんだ、何度も申し上げるように、これは公務員で縛る話でも何でもありません。皆さん方に自分の人生をみずから切り開いていただくという自己決定をしていただこう。公務員の方々にも、公のために働...全文を見る
○馬淵委員 るるおっしゃいましたけれども、最後のところの部分で私は反論をさせていただきたいと思うんですが、年功序列人事、これがあるから早期退職勧奨制度があるんだというのは、これは私は大きな見当違いだと思いますよ。民間でも同様に年功序列人事があるんです。年功序列人事を、もちろん、経...全文を見る
○馬淵委員 全く理解をされていないようであります。  繰り返し申し上げておりますが、年功序列型、その元凶、それがあるから肩たたきがあるんだという、それは大臣がるる申し上げられましたが、私ども申し上げているのは、年功序列型が問題で、それで肩たたきをやるんではないんだ、たった一人し...全文を見る
05月23日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第21号
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○馬淵議員 お答えいたします。  今、民主党の能力・実績主義の徹底についてはどういう考え方なのかという御質問でございましたが、私、かねてからお伝えをしておりますように、能力・実績主義については、昨年国会に提出させていただきました行政改革推進法案、この中で本則に明確に記させていた...全文を見る
○馬淵議員 民間でも定年まで勤めることができるわけですね。今回の問題点は、国家公務員法の中で定められていないのに慣行によって肩たたきが起きる、これによって天下りのあっせんが生じてしまうということで、私どもはこれを廃止せよという法案を出したわけであります。  そのときに、人件費が...全文を見る
○馬淵議員 先ほど来申し上げていますように、私どもが掲げている行革推進、先ほど委員はこれはもう廃案になったとおっしゃいますが、私どもは、この行革推進法案、私どもの案として、我々が政権を担えば実現できるものとして、それを前提にお話をさせていただいているわけであります。  その中で...全文を見る
○馬淵議員 能力・実績主義を暫定的に行うというふうに申し上げているわけではなくて、本則というのは恒久措置、そして附則というのは暫定措置という技術論を今、鷲尾提出者が申し上げたわけであります。  私どもは、行革推進法案の中で本則で能力・実績主義を書きました。そして、先ほど来御指摘...全文を見る
○馬淵議員 これも、おおむね三年間というふうに申し上げましたが、例えば、民間企業がさまざまなリストラを今日までやってこられました。これが、例えば十年、二十年かけてやっているのでは、リストラになりません。私どもは、まずこの問題の本質は肩たたきにあるんだということを申し上げている。だ...全文を見る
○馬淵議員 お答えさせていただきます。  そもそも、ポストがあるなしで官民交流が妨げになるんじゃないかとか、ぎゅうぎゅうで官民交流ができなくなるのではないかという発想自体が、大変恐縮ですが、役所の中の発想であるとしか言いようがないなと私は感じるわけです。  繰り返し申し上げま...全文を見る
○馬淵議員 事後規制はかかります。
○馬淵議員 まさに、かつていた省庁に顔を出してよろしくではないですが、そこでの人間関係の中でさまざまな情報が得られたりすることが温床になってきたという事実があるわけですね。  私どもは、この事後規制については、ここを一点正せばいいわけで、何も、その方が行けなくても、その会社が接...全文を見る
○馬淵議員 だからこそ私どもは、地方公務員法の改正案も出させていただいていまして、これを全体像としてとらえていくには大変な作業だということは十分認識しています。その中で、私たちは、最も問題である肩たたきと天下りあっせん禁止という非常にわかりやすい法案を提出させていただいたというこ...全文を見る
○馬淵議員 お答えします。  定年延長のコストということですが、定年延長というのは、これは民間でも、今ちょうど年金受給のすき間の部分について努力をされています。こうした民間の努力も、所与の状況をしっかりと見ながらこの定年延長については考えるとしている状況でありまして、現行では、...全文を見る
○馬淵議員 これも先ほど武正提出者から説明がありましたように、まず実態把握そのものが、現行の政府でもできない。だからこそ私どもは、実態把握をすべきだと。今国会、まさにこの委員会の中で実態を明らかにしていただかねばならない。これが情報公開がなされていないからこそ、何となくうやむやに...全文を見る
○馬淵議員 繰り返しの求めでありますが、政府はなぜ隠すのか、なぜ明らかにしないのかであります。情報公開をしてこの委員会の中で明確に、皆さん方、与党の議員の方々も理解をしていただくような形で出していただければ、我々もそこで、今回提案している行政改革推進法案に述べた三年二割、地方にど...全文を見る
○馬淵議員 能力・実績主義、先ほど来申し上げているように、まさにあるべき姿、そしてその中でのあるべき職務、業務、それに対して目標を設定して、それが実績として達成されたかどうか。そして、さらには、より現状の業務よりも高い目標を持っていく、それを実現できるかどうかという期待値も含めた...全文を見る
○馬淵議員 私どもは、政権を担うべく政党として今日政治活動を続けております。支持団体の主張と私ども政党が打ち出すその政策、これは基本的に我々政党として出しているものでありますから、支持団体のものとこれが完全一致をしなければならないということの方がむしろおかしなわけでありまして、我...全文を見る
○馬淵議員 お答えいたします。  先ほど来申し上げておりますように、官民交流を否定するものではございませんし、民研修についても、これを何ら規制するものではありません。  ただし、この民研修、いわゆる研修の名をかりた人員削減という形での、ある意味、定数削減という形での一方通行出...全文を見る
○馬淵議員 今まで申し上げているように、退職前の五年間に重要な権限にかかわるものについては天下りは禁止ですから。ですから、これは、出向という形で行かれて、御自身が自身の判断で新たな人生の開拓をするということについて何ら規制をするものではありません。  繰り返しですが、みずからの...全文を見る
○馬淵議員 三年間の新規抑制によって当然ながら人数は減りますから、その部分においては平均給与が上がると言われれば、計算ではそのようになるかもしれませんが、私どもからの案では、総人件費を抑制する、三年二割というものについては、昇給停止や役職定年あるいは民間のさまざまな知見を用いて、...全文を見る
○馬淵議員 私どもも、公務員制度改革というのは、あるべき公務員像、繰り返し申し上げておりますが、質の高い、また志を持った方々が、そこで本当にやりがいのある仕組みをつくっていくということが大前提であります。  そのためにも、今、午前中の別の委員の質疑の中では、なぜこれほどまでに公...全文を見る
○馬淵議員 私どもは、有為な人材、これは当然ながら広く求めていかねばならないと思っておりますが、先ほど申し上げたように、公務員バッシング、天下りがあるから公務員になるのか、このように言われてしまうような魅力ない組織、あるいは誇りを持てない組織であってはなりません。だからこそ、天下...全文を見る
○馬淵議員 午前中の与党の議員の方からの御質問にもありましたが、そもそも、我々民主党の案というものは、だからこそ事前規制を強化すべきものであるという考え方に基づいて提出をさせていただいております。  当然ながら、事後規制でその行為規制というものを行っていくわけでありますが、事前...全文を見る
○馬淵議員 先ほどの議論をお聞きしておりまして、渡辺大臣は、公益法人等についての、これは公的あっせんという形で、天下りバンクから人材交流ということで述べられておりましたが、そこについては国会の議論を通して有識者懇で決めていくというお話でありましたが、結局は、ここに対しては何ら規制...全文を見る
○馬淵議員 きょうの午前中の与党議員の質疑にもありましたように、立法事実を把握しようとしていない。現行でも、わたりは十六人、これは確認できたものだけという、このような状況で、立法事実をしっかりと把握しないままでの現行法案では、全くこれらの規制、事後規制では何ら変わることはない、こ...全文を見る
○馬淵議員 当委員会でも、細野委員から御指摘がありました、理事会の協議という形で、この十六名については、これはおかしいという大臣の答弁を受けて、次官以上のそれの調査について理事会に諮られておられるように、立法事実の確認というのはこの国会での最大のポイントだというふうに考えておりま...全文を見る
○馬淵議員 公務員である方が再就職支援をしていただける。すなわち、公務員になれば、ある意味、人生をある一定の年限まで保障してもらうことができる。これこそ、公務員であることが最大の喜び、あるいは公務員であることが最も有効な働き口であるということを示している、しかも税金を使ってですね...全文を見る
○馬淵議員 政府案は、現行の国の事務事業、これを現行のまま考えているから、大きな政府になってしまうという御答弁があるかと思うんですが、私どもは、これは徹底的な事務事業の見直しを図っていく。特に地方分権の観点から、今国が所管すべき事業なのかどうか、地方支分部局も含めて、すべてこれは...全文を見る
○馬淵議員 まず、お答えの前に、先ほど林副大臣の御答弁にオーダーの数字がありましたが、繰り返し申し上げますが、私ども、徹底的な国の事務事業の見直しを図るわけです。その上で、今回、新規採用抑制を含め、あるいは昇給停止を含めという措置を図るということですから、事務事業の徹底的な見直し...全文を見る
○馬淵議員 私どもの提案は、あくまで官民のイコールフッティングである。当然ながら職業の選択の自由があって、民間に行かれる方、国家公務員あるいは地方公務員を選ばれる方、それぞれの人生設計の中で選んで行かれた、そして、それぞれの人生設計の中でまた転職を考えられる。これは民間に勤めよう...全文を見る
○馬淵議員 私どもの案も、能力・実績主義というのを掲げております。  渡辺大臣の御答弁の中で、私、何度も何度もお聞きしても違和感を感じるのは、年功序列型の制度という中で、先ほど来、私、申し上げていますが、たった一人しか残らないという同期入省、これは会社に置きかえれば同期入社です...全文を見る
○馬淵議員 先ほど来の渡辺大臣の答弁の中にも、いわゆる天下りバンクについては過渡期的なものでというお話もありました。大臣の御答弁を聞いていると、私もこれで丸二日間答弁をお聞きしていると、大臣の中にもじくじたる思いがあるのではないかというのが十分伝わってくるんですね。過渡期的なもの...全文を見る
○馬淵議員 官民の交流については、何らこれは妨げるものではありません。現行の官民交流法も含めて、今民間の方々が役所に来られる、そしてともに知見をぶつけ合ってさまざまな生産的な活動をしていくことについては、これは妨げるものではありません。  ただ、これは当然守秘義務にもかかわって...全文を見る
05月25日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第22号
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○馬淵議員 お答えをさせていただきます。  委員の御指摘、私どもも、まさにこの天下りという言葉のあいまいさといいますか、それが国家公務員並びに特殊法人等々も含めまして、そうした権限のある方々が関係する営利企業や、あるいはまたさらに法人につかれた場合に、そこで何が起きているかとい...全文を見る
○馬淵議員 お答えさせていただきます。  御指摘のように、おそれがあるということは具体的にどういうことなのかということでありますが、私どもが提出した法案の中では、法文の中でしっかりと、離職前五年間に在籍した地位において、本人が直接契約にかかわっている案件、あるいは許認可や届け出...全文を見る
○馬淵議員 委員の御指摘の部分で、民主党が予備的調査で求めたもの、これを天下りの実態と称している、そして、先ほど私が申し上げた我々が提出した法案の中での定義と違うではないか、こういう御指摘だというふうに理解をさせていただきますが、私どもは、まず、法律用語でない天下りと称される国家...全文を見る
○馬淵議員 官民交流でございますが、私どもも、官民交流、人材の交流というのは非常に大事だと思っております。  ただし、視点として大きく違うのは、民においてはさまざま市場の競争があるんですね。民においては、その意味で常に刺激が与えられて、人材の流動化が図られています。だから、本当...全文を見る
○馬淵議員 私どもは、公務員の再就職を制限するものではないんですね。先ほど来申し上げているように、離職前五年間に携わった影響力行使ができる権限、これは例えば契約ですとか、あるいは許認可、行政指導もありますよ、そこにかかわる、これを関係営利企業と呼んでいるんですが、営利企業あるいは...全文を見る
○馬淵議員 今御指摘の部分、「公務員を免職する場合に民間の労働者に準ずる保障」、ここの部分でございましょうか。  当然ながら、これは分限免職を意図しているわけですが、この分限免職を行っていくという段階において、労働三権も含めて労働基本権については何ら現時点では議論がされておりま...全文を見る
○馬淵議員 今御指摘の部分で、分限免職のみならず、これはさまざまな形の免職も含むということでこの条文には定めたつもりでございます。
○馬淵議員 これらさまざまな免職の規定に対して、制度設計というのは、行政刷新会議も含めて我々はしっかりとつくっていくということでございます。
05月30日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第24号
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○馬淵議員 スタッフ制が、複線型の人事が根づくかという御質問であります。  前にもお答えをさせていただいたんですが、八〇年代に民間では能力・実績主義というものが取り上げられるようになりました。いわゆる年功序列制から能力・実績、目標成果主義と呼ばれるものであります。  この中で...全文を見る
○馬淵議員 詳細に関しては、行政刷新会議と我々が提示しているものでありますが、基本的な考え方としては、スタッフについては、これは当然、専門職でありますから、ライン業務、いわゆる人をつかさどるという部門から、専門的な位置づけというふうに考えております。  ただし、そこについて今後...全文を見る
○馬淵議員 お答えいたします。  私ども、附則の方には、「採用後に幹部職員の候補者を選抜し、育成する制度を導入すること。」と規定しておりまして、現行のキャリア制度というものについては廃止していく。また、1種、2種といった採用区分も、これによって昇進が決まるといったものは見直しを...全文を見る
○馬淵議員 委員御指摘の公務員の生産性の向上あるいは公平性といったものをしっかりと担保していかねばならない、天下りばかりが取りざたされるのはいかがなものかということについて、マスコミがそう取り上げている嫌いがあるという御指摘、これは私も現象としてはよく理解はできるんですが、一方で...全文を見る
○馬淵議員 私どもも、この官民の人材交流というのは重要であるという認識であります。  ただし、その人材交流の中で、先ほどの実績にもありましたが、官から民へは直近で十六名ですか、民から官には七十二名ということで、私どもが考えるには、やはり民間というのは、ある意味市場での競争が大変...全文を見る
○馬淵議員 これは、ハローワークで十分ということではなくて、さまざまな方法を考えなければなりません。委員が御指摘のように、まさにマッチングであり、官が民のアイデアや、あるいは人、さまざまな情報をどのように取り入れることができるのかということをやはり真剣に考えていかねばならない。単...全文を見る
○馬淵議員 これも再三こちらの場で御答弁させていただいているんですが、パッケージ論自体は私自身は理解はしますが、繰り返し申し上げますが、今、国民の目はどこに向いているのか。そして、まさにその改革、今求められている改革に我々はフォーカスをしてこの提案をさせていただいたわけでありまし...全文を見る
○馬淵議員 私どもの案では、これは、離職前五年間に直接的に契約やあるいは許認可権限を行使し得る立場にある側、関係するところに五年間は制限をするということでありまして、コンピテンシー、いわゆる能力あるいは競争力を持ってさらに民やさまざまな世界に飛び出していこうというものを制限するも...全文を見る
○馬淵議員 政府案ではこれを内閣府に置くということでありますので、むしろ逆に過剰な内閣府の肥大化ということが招かれるのではないかと思っておりますし、倫理審査会、これは第三者機関、そういう意味では、人事院にありますので独立した機関となります。我々は、事務局等の強化を含めてそこで十分...全文を見る
○馬淵議員 橋本委員には二度目の質疑に立っていただきまして、また、前回は非常に丁寧な質問をされて、私も、一期だけ先輩と言うにはおこがましいですが、国会に少しだけ長くいさせてもらった者としては、すばらしい質問をされるな、いつも場内で大きな声の不規則発言よりも、むしろ質疑者として発言...全文を見る
○馬淵議員 まず、御指摘の部分で、規制というものあるいは権限というものは抑制的に考えねばならないという、その大前提は私も同意するものであります。  ただ、疑わしきは罰せずという言葉もあるという御指摘の部分に関しては、まさに疑わしきは罰せずというのは法格言でございまして、疑わしき...全文を見る
○馬淵議員 この試行について、全然できていないというのが我々の認識でございまして、人事評価の試行が甘いというふうに我々としては思っておる、鷲尾委員がこういう答弁をさせていただいたわけでありますが、この甘いのではないかという指摘は、政府が試行した人事評価制度の評価者数、これは昨年に...全文を見る
○馬淵議員 これも先ほど私は答弁させていただきましたが、やはり事務事業の全体的な見直しということがまず大前提にあります。  これは、単に現行の霞が関の仕事だけではなくて、地方支分部局も含めた事務事業の徹底的な見直しを図っていく。本当に公務員として今求められている目的を達成するた...全文を見る
○馬淵議員 これも繰り返しになるんですが、やはり、皆さん方、現行の政府の中におられて、現行の政府の制度の中で政権運営ということをお考えになるからどうしても視野が狭くなってしまうのじゃないかな、私はそう感じるわけです。  これは、やはり、経営者がかわって新たに刷新をしていこうとい...全文を見る
○馬淵議員 これも先ほども申し上げたんですが、民は本当に市場において競争にさらされています。必要な人材があれば積極的にどんどんとりに行く、あるいはさまざまな情報をとりに行くわけですね。だから、民は、ある意味、官民交流という状況がなくても必要な人材はどんどん探していくわけです。とこ...全文を見る
06月01日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第25号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  今、細野委員が質問をしたその安倍総理の答弁の中で、再就職情報はないという御答弁がありましたが、これについて、総理、再就職情報を持ち得ていない、今、各省庁、再就職情報はないんだということの御認識でよろしいんですか。
○馬淵委員 我々は、だから肩たたきを禁止して、そして、離職前五年間の、その影響力を行使し得る関係の法人等あるいは企業に関しては、五年間の再就職のあっせん禁止を明確に打ち出した対案を出しているんですね。  ところが政府は、今総理がおっしゃった、わからない、十六名のわたりしか出てい...全文を見る
○馬淵委員 結局、公的なあっせん機関を設ける、いわゆる官民のイコールフッティングには全く目を向けない。民間では、これはハローワークを利用したり、あるいはさまざまな人材ヘッドハンティング会社を使ったりしますよ。こうしたことには目を向けずに、あくまで官僚というのは優秀だという、まるで...全文を見る
○馬淵委員 今の御答弁は、総理、国民の方々は全くわからないと思いますよ。なぜ公務員は、官は、税金で再就職があっせんされる機関でその後の人生を開かれるのか、これについては全く理解できないですよ。今既にハローワークという機関があるのに、組織があるのに、これを使わない。公務員は身分が保...全文を見る
○馬淵委員 大臣は記者会見ではかつて、民間を使うつもりはありませんと言明をしておられました。そして、バンクはどういうものをイメージされているのかということについては、例えば防衛省の援護事業、これをイメージしているというふうにおっしゃっておられます。この委員会でも同じようにこの防衛...全文を見る
○馬淵委員 先ほど申し上げたように、大臣が、これは防衛省の再就職あっせんのイメージということで、自衛隊の場合に、若年退職制度がある、その再就職の援護事業、これが参考になろうかと思いますというふうにおっしゃっておられます。  そして、この援護事業というものはどういうものか、これを...全文を見る
○馬淵委員 全くお答えいただいていないようでありますが、数字のことについて説明しますと、確かに退職者は一万四千名。しかし、それに対しての援護希望者がおられる中で、任期制の自衛官、これは二十代でやめていかれます。こうした方々は、これは今回、私は、天下りバンクの設計を、大臣が防衛省の...全文を見る
○馬淵委員 大臣、私は、だから何度も申し上げている。この援護事業をイメージされていくのであれば、援護事業は明確にこれだけ人がかかるというこれは証拠なんですよ、証左なんですよ。そして、かつての試行人材バンクは、全く求人数が集まらないという構造的な問題があるということを示しているんで...全文を見る
○馬淵委員 いいですか、大臣、大臣は、この委員会の中で、例えば二千人を百人ほどのあっせんができれば二十人だ、このようにおっしゃった。大臣は、大変これは私は国民をだます答弁をされているんですよ。  これは、いいですか、大臣、私はなぜ規模のことをお尋ねしたかというと、先ほどの自衛隊...全文を見る
○馬淵委員 いいですか、委員長。いいですか、大臣。大臣、いいですか。大臣はこの委員会の中で、先ほど申し上げたように大変大きな数字を言っておられるんですよ。しかし、民間では、人材あっせん事業では五人から七名ぐらい。しかも、先ほど申し上げたように、試行人材バンクでは、条件面が合わない...全文を見る
○馬淵委員 いいですか、あなたがミスリードして、このいわゆる天下りバンクを、国民には筋肉質の政府をつくると言いながらも、大きな公的あっせん機関をつくろうとしている。それを国民が納得できるんですか。安倍総理も、ハローワークがあるのにと私が言ったのには答えをされない。こんな法案を通す...全文を見る
○馬淵議員 お答えいたします。  今、まさに委員が御指摘のように、この独立行政法人等、こうした公益法人等は、実は天下りの根絶の中で見過ごしてはならない部分であると私どもは考えておりまして、そのために、今回の規制の中では、こうした法人と公益法人等に対しても同様に厳しい制限を設けま...全文を見る
○馬淵議員 これは、細野委員の御指摘の前に、赤澤委員からも同様の御指摘を前回にもいただいたんですが、ハローワークは今のままでいいのかということについて、まさに細野委員の御指摘の部分と重なるわけですが、現行のままではいろいろ問題がある。しかし、そこを、さまざまな方法、知見をもってこ...全文を見る
06月06日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第26号
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○馬淵議員 まず、赤澤委員、いろいろと私どもの対案に対して御意見おありのようですが、冒頭におっしゃった、いい肩たたき、いい退職勧奨と悪い退職勧奨がある、そもそもそんなものはないんですね。  いい退職勧奨、悪い退職勧奨、我々が言っているのは、肩たたきによって組織が停滞、沈滞化する...全文を見る
10月10日第168回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  きょうは予算委員会基本的質疑、政治と金の問題、これがこの国会でも大きく取りざたをされております。総理御自身、就任され、その就任の会見の中でも、信頼なくして改革なし、信頼を取り戻すことが喫緊の課題である、このようにお話をされていました。そ...全文を見る
○馬淵委員 節度を持ってやるといいながらも、このようなことが起きているんですね。現実には、三年前に指摘をされているにもかかわらず、これを放置してきた。これは見逃してきたわけです。確信犯ですよ。  結局、権限ある者がその座についたときに、これは補助金を受ける団体ですから、補助金の...全文を見る
○馬淵委員 総理、これは補助金問題というのがやはり今注目をされているわけです。税金の無駄遣い一掃を我々民主党は訴えましたが、総理も内閣発足時に税金の無駄遣い一掃という言葉を使っておられました。  無駄遣いをとにかく省いてほしい。国民に負担を強いる中で、今、補助金一円たりとも無駄...全文を見る
○馬淵委員 信頼回復ということを訴えられる総理にしては随分と、私は、消極的、後退する御答弁だな、そのように感じるわけであります。  では総理、総理の政治姿勢についてお尋ねをしたい。  総理、政治は最高の道徳である、これはどなたの言葉か御存じでしょうか。総理にお聞きしているんで...全文を見る
○馬淵委員 総理、お父様の福田赳夫元総理がおっしゃっておられた言葉だと私も記憶しております。いろいろな方がおっしゃっていると言われますが、とりわけ福田元総理がおっしゃっておられました。私も、福田元総理の、政治は最高の道徳である、この言葉は本当に感銘を受けております。  福田赳夫...全文を見る
○馬淵委員 微動だにしない政治姿勢である、このようにお答えをいただきました。しかしながら、お金の集め方等々も変わりつつあるんだ、政治資金規正法も変わりつつあると。制度は変わっても、ここで総理がおっしゃっておられるように、政治資金の集め方、使い方については、公私の区別を明確にすべき...全文を見る
○馬淵委員 安倍総理は、説明を果たせなかった者は閣外に去っていただく、このように明確におっしゃいました。福田総理はいかがですか。
○馬淵委員 説明が十分果たせなかったら閣外に去っていただくと安倍前総理はおっしゃいました。福田総理はどのようなお考え方ですか。安倍前総理と同じように、閣外に去っていただく、このように言明されますか。
○馬淵委員 総理の政治姿勢というのを確認させていただいた上で、総理御自身の政治と金の問題について幾つか確認をさせていただきたいというふうに思います。  まず最初に、福田総理の政治団体、これは自由民主党群馬県第四選挙区支部及び関連政治団体、これは福田経済研究会でございますが、そこ...全文を見る
○馬淵委員 修正とおっしゃいましたが、これは明らかにあて名を違ったもので書いて出されたということですから、これは改ざんと呼ぶのではないかと私は思います。  今総理の答弁いただきました百十二枚の領収書、九百五十万円、これは改ざんだと私は思うわけでありますが、非常に総理の政治資金に...全文を見る
○馬淵委員 ほとんどがとおっしゃいますが、明らかにこれは福田経済研究会を、あるいは群馬選挙区支部、つけかえているものもございます。これは、私はうっかりという話じゃないと。つまり、入りのお金というのは各団体に入ってきて、そして、そこで事業を行って処理をしていく中で領収書というものが...全文を見る
○馬淵委員 ずさんな管理をされてこられた。そして、領収書のつけかえをしているということについては、今までそれで通ってきた、このようにおっしゃいますが、今まで通ってきた、だったら、それで直せばいいんだというのは、先ほど来の総理のその政治姿勢と私は随分異なるのではないかなと思うわけで...全文を見る
○馬淵委員 総理、九月二十八日に、今もお話しになられましたが、担当者は間違いなくやっているとこの領収書の改ざん問題についてお答えになられました。私は知らなかったと釈明をされましたが、それがみずからを厳しく戒めた結果の御発言ですか。いかがですか。
○馬淵委員 担当者はそう信じたんだというふうにおっしゃいますが、では総理、この総理の見解、これはまさに今も微動だに変わらないとお話しになられましたが、総理が言われている故意にやるようなことというのは、これはどなたが判断するということでしょうか。政治と金の問題について疑念を持たれて...全文を見る
○馬淵委員 だれが判断されるんですか。その故意かどうかということについては、総理、これは明確に記者会見で言われているんですよ。故意にやるようなことについては問題がある、このように言われています。故意にやったかどうかはどなたが判断されるんですか。
○馬淵委員 本人が判断するということでありますか。総理、そうすれば、では本人が判断して本人がそのように申告する、故意ではないんだと申告すればそれでいい、こういうことですか。いかがですか。
○馬淵委員 みずからが判断するんだということ、故意にやったかどうかについては政治家自身が判断だということであれば、それこそ故意ではないという言い逃れが幾らでもできますよ。  政治と金の問題については信頼回復が必要だ、そして安倍前総理は、説明ができない者については閣僚を去っていた...全文を見る
○馬淵委員 ルールをつくることは、私どもも賛成しております。だからこそ、それこそ完全な公開をして透明性を高めるルールをつくるべきだと私どもは申し上げている。  総理は何やら非常に消極的な発言をされておられますよね。昨日も予算委員会での答弁の中では、政治活動の自由が保障されるかど...全文を見る
○馬淵委員 結局、知らなかったからで済んでしまう、済ませてしまう。みずからがこれをしっかりと不断の監視のもとに明らかにするという姿勢の欠如というのが、やはり総理、残念ながら総理の事務所の中では明らかであるということが、ここでも総理の口から、みずからが説明されたのではないかというふ...全文を見る
○馬淵委員 指摘されてわかった、細心の注意を払っているがそれでもこういうミスが出る、仕組みを考えていかねばならない、これが九月二十八日に総理が語った答弁であり、今も、知らなかった、このようにお話しされていますが、総理、この企業の経営者、清掃会社の経営者の方とは面識ございますか。
○馬淵委員 この清掃会社の公共工事の受注実績というのを調べてみました。国土交通省に求めますと、これは資料保存期間が五年しかないということで、五年分しか出してこないんですが、公共事業を受けておりますね。五年間受けておりました。  そしてさらに、お手元の資料の5に載せておりますが、...全文を見る
○馬淵委員 総理、これをごらんいただいたらわかるように、献金も、だから、選挙のときはちゃんと百万円受けて、そして、選挙がないときは受けていないんですよね。選挙にかかわって献金を受けて、簡単に言えば、これは十年以上公共事業を受けているところからですから、これは、知らなかったんじゃな...全文を見る
○馬淵委員 知らずに受け取ったと。これは国会の本会議の答弁を踏襲されているということでありますが、ならば、お尋ねします。総理、藤田登という方を御存じですか。
○馬淵委員 藤田登氏は、どういうお立場の方でしょうか。一番総理に近い立場ということでお答えいただけませんか。
○馬淵委員 深いおつき合いだということでありますが、藤田登氏は、自由民主党群馬県第四選挙区支部の会計責任者をされておられますね。私の手元にあります収支報告書、ずっと、これは十五年からのでありますが、藤田登氏は会計責任者をされておられます。  さらに、藤田登氏については、今御自身...全文を見る
○馬淵委員 藤田エンジニアリング、藤田登氏がオーナーでいらっしゃいますね。かつて藤田電機という会社であり、現在、ジャスダック上場されておられる会社であります。  この藤田エンジニアリングの、現在、取締役も務めておられる。今は、御子息が代表取締役であるようでありますが。ごめんなさ...全文を見る
○馬淵委員 藤田グループからも、同様に、群馬選挙区第四支部では寄附を受けておられます。  この寄附は、先ほどのパネル、これは清掃会社、建設会社の例でありますが、平成十五年の総選挙のあったとき、公示日の十二日前に藤田エンジニアリングから二百万円、同じく公示日の十二日前、これはもう...全文を見る
○馬淵委員 総理、事務所は先ほどの清掃会社の件は知らなかった、事務所は知らなかったんだと。これもおかしな話だと私は思うわけであります。十年来、公共事業を請け負うための仕事をされている会社が公共事業を受けているとは知らなかった、これは、通常、説明つかないですよ。  そして、今回の...全文を見る
○馬淵委員 いや、総理、会計責任者ですよ、これは。まさに政治資金規正法の中で、代表者、第四選挙区支部、福田康夫ですよ、会計責任者藤田登。まさに、事務所が知らないとか、私はというその第一人称に全部これは含まれますよ、あなたのかわりの会計の責任をとられる方がですから。この方が、オーナ...全文を見る
○馬淵委員 藤田テクノ、藤田エンジニアリング、これは農水省からの仕事を受けておられますよ。選挙の期間中に、関東森林管理局から農水省の仕事を受けておられます。さらには、法務省からも仕事を受けておられますね。法務省からの仕事、これは平成十五年三月二十五日から十二カ月間の工期で一億二千...全文を見る
○馬淵委員 会計責任者の行動まで、これはミスだったといって言い逃れられるのであれば、これはもうまさに、現内閣では何をやったって、いや、私は知らないんだで通るということじゃないですか。福田元総理がずっと言われてきた「政治是最高道徳」は、みずから最も厳しく戒めよ、自粛自戒ということを...全文を見る
○馬淵委員 みずから戒めると言われる方が、御自身の足元の政党支部の団体での違法の疑いのある献金すら、その責任を認められないというような、そんな方の言葉をどうやって信じるんですか。国民が、信頼の回復ということを訴える総理に対して、これはがっかりしていますよ。  もう同僚議員の質問...全文を見る
○馬淵委員 以上で終わります。ありがとうございました。