馬淵澄夫

まぶちすみお

小選挙区(奈良県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

馬淵澄夫の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第169回国会 衆議院 本会議 第4号
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○馬淵澄夫君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました平成十九年度補正予算三案に対し、反対の立場から討論をいたします。(拍手)  補正予算三案の討論を行う前に、一言申し上げさせていただきます。  昨日午後、国会内で与野党幹事長会談が開かれ、自民党伊吹幹事...全文を見る
02月12日第169回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  今国会、予算委員会で、初の質疑の機会をいただきました。  まず、きょうの予算委員会の質疑冒頭に、私の方から確認をさせていただきたいというふうに思います。  先週二月の八日、当委員会におきまして、同僚の笹木委員が、自民党の政党交付金の...全文を見る
○馬淵委員 誤解を生む発言をしたから削除してください、よろしくお願いします、それで済むんでしょうか。この予算委員会、テレビ入りの中で、国民の目の前で町村官房長官は、━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━明確にお答えください。
○馬淵委員 こうした公の場で、官房長官は内閣のかなめであります、内閣のかなめである官房長官が、八日の委員会ではみずから発言をされたんですよ。笹木委員が官房長官に発言を求めたわけではありません。御自身がみずからの意思で発言されたわけです。そのことに対して削除を求めるのであれば、この...全文を見る
○馬淵委員 御迷惑をおかけしておわび申し上げますとの明確な謝罪をいただきました。このような発言が内閣の一員、かなめの官房長官から発されることのなきように、よろしくお願いしたいと思います。  また、笹木委員は決して憶測で物を言ったのではありません。笹木委員の質問の中では、政党交付...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  整備とは、道路の建設あるいは維持修繕等々でございます。この中期計画の中では、すなわち道路の工事を行う、五十九兆円を上回らない中で道路の工事、つくると一概に言うと、また修繕も入るので難しいのかもしれませんが、これは、道路工事を行っていくという...全文を見る
○馬淵委員 つくるとは決めていないけれども、それは財務省の査定もあり、あるいはBバイCを含めた検討を行う、このような大臣の御答弁だったと思いますが、しかし、具体的な道路整備の姿を示した計画、これは過去にも同様のものがございました。  過去においては、第一次から始まる道路整備の五...全文を見る
○馬淵委員 つまり、少なくとも、こうした数次にわたる五カ年計画、道路整備計画の中で、計画を上回る実績値、達成率が残っている、これが今までの現状なんですよ。  そして、今大臣は、いや、この中期計画に関してはそんなことないんだとおっしゃいますが、現実、これまでの推移は、ずっと計画を...全文を見る
○馬淵委員 ちょっと何か遠回しでわかりにくかったんですが、私がお聞きしたのは、五カ年計画というのは、社会資本整備重点計画との関係、どういう位置づけですかとお尋ねしたんですが、いや、これは法律で定められておりますね。道路整備費の財源等の特例に関する法律の第三条の中で明確に定められて...全文を見る
○馬淵委員 そこでお尋ねをしますが、大臣、この中期計画は、まさに五カ年計画のその次に来るものであります。この中期計画、これは十年間に延長した計画でありますが、この中期計画も社会資本整備重点計画に即したものであるという理解でよろしいんでしょうか。
○馬淵委員 確認をさせていただきました。中期計画も社会資本整備重点計画に即したものであると。  今般、法律の改正を内閣からは出されておりまして、今、先ほど申し上げた道路整備費の財源等の特例に関する法律については改正案を出されております。これも同様でありますね。仮にこれが、法律が...全文を見る
○馬淵委員 具体的には何を示すんでしょうか、大臣。
○馬淵委員 具体的な厳格な事業評価というのは、これは中期計画に書いております。これは二十二ページに載っているんですが、「新規採択時から事業完了後まで事業評価の厳格な運用を実施」と書いております。  ここで、国交省が出しております平成十五年四月一日施行の、これはお手元の資料の1に...全文を見る
○馬淵委員 費用対効果分析と実施要領に示してあるのは、大臣が今端的にお答えいただきました、BバイC、すなわち費用と便益、これの対比であります。  お手元の資料3をごらんいただきたいと思いますが、平成十五年の八月に、国土交通省から、費用便益分析マニュアルというのが出ております。な...全文を見る
○馬淵委員 その上で、中期計画は、費用便益分析ということでBバイCを計算しておられるわけですね。かかった費用と得られる効果、それをお金に換算して、かけたお金と、そしてかかった費用と得られる効果、それを比較したときに、かけたお金分以下だったらこれはやる意味がないということで、Bバイ...全文を見る
○馬淵委員 非常に大きな要素、極めて大きな要素であると私も理解をしております。  お手元の資料に、5をごらんいただきますと、これは将来交通量予測のあり方検討委員会報告書、平成十六年三月のものでありますが、道路計画における交通需要推計の主な目的として、評価システムでの活用というの...全文を見る
○馬淵委員 この需要推計というのは、交通センサスと称される、いわゆる交通情勢調査で決されるということの御答弁をいただきました。  そして、もちろん、この需要推計に基づいてBバイCだけですべてが決まるのではないという御答弁でございましたが、お手元に配った資料6、パネルを用意してお...全文を見る
○馬淵委員 そこでお尋ねをしますが、大臣、すなわち、この需要推計が非常に重要であり、その需要推計を導き出す交通センサスが重要であるということになるんですが、先週の武正議員の質問に対して大臣の御答弁は、このセンサスについて、武正議員から、これは平成十一年センサスなんですが、平成十七...全文を見る
○馬淵委員 お手元の資料の7をごらんいただきたいんですが、これはパネルを用意しております。これが今回の中期計画の中で用いられた、走行台キロという単位を使うんですが、全国将来交通需要、平成十四年の十一月に公表されたものであります。  実線であるのは、お手元の資料はカラーでなくて申...全文を見る
○馬淵委員 これは、二〇〇〇年、すなわち平成十二年で実績、とまっているんですね。この実績については国土交通省は把握しておられますか、大臣。実績値ですね、全車、乗用車、貨物車とありますが、走行台キロの実績値、この中期計画では二〇〇〇年の実績値までしか入っていないんですよ。それで計画...全文を見る
○馬淵委員 平成十二年までの実績しか入っていない推計をもとに中期計画がつくられました。しかし、実績は平成十八年までちゃんと追っかけておられますよね。そして、それはこの中期計画の中では実は反映されていないんですね。国土交通省の中で、私、調べました、こういう需要推計の中に実績がプロッ...全文を見る
○馬淵委員 さまざまなグラフはあるんですけれども、ないんですよ、実績が入っているのは。  私もこれは探しました。自動車輸送統計年報というのがあるんですね。平成十二年から、私、全部これをひもときました。その中に細かな台キロの数値が載っています。貨物の台キロあるいは乗用車の台キロで...全文を見る
○馬淵委員 私が申し上げているのは、需要推計というのは極めて重要な要素であるという御答弁をいただく中で、いや、高速道路はまた別なんだというのは、これは全く矛盾した御答弁であるとしか私は思えないんですよ。  いいですか。実績は明らかに乖離しています。そして、この推計値から離れてし...全文を見る
○馬淵委員 全然答えになっていないですよ、大臣。  BバイCはそのときでやっても、交通需要推計はセンサスのデータに基づいた需要推計を使っているんですよ。これは、だから、平成十一年のセンサスに基づいた需要推計がずっと今日まで生きているんです。私がお尋ねしたのは、今、今日実績が乖離...全文を見る
○馬淵委員 いや、オープンじゃないですよ。これはなかなか出なかったんですから、大変だったんですが、まあそれはいいですよ。  大臣、今お話ありました、一部だとおっしゃいますが、これは、先ほど私示しました将来交通量予測のあり方検討委員会の報告書、十六年三月、ここには、交通需要、これ...全文を見る
○馬淵委員 大臣、一部を直しただけとか、先ほどおっしゃいましたね、このデータについては。これは、契約書を見れば、九千八百四十九万円、一億円もかけてつくっているんです。  この財団法人計量計画研究所は、これは天下りの巣窟となっているのかもしれません。これは長妻議員などが指摘をされ...全文を見る
○馬淵委員 今示した報告書の推計値、これは緑のラインですよ、V字回復に無理くりつくっていますが、緑のライン。そして、この中期計画の使用した推計値はこのオレンジのラインですよ。二〇三〇年の数値で、これは既に八・七%も乖離しているんです。中期計画の中には、明確に、厳格な事業評価の前提...全文を見る
○馬淵委員 これは本当に答弁になっていませんよ、大臣。  私が先ほど来言っているのは、業務請負仕様書の中に明確に、社会資本整備重点計画の議論に活用するための予測なんだと。だから、このことはこのデータをもとに議論しなきゃならないんですよ。中期計画は社会資本重点整備計画だと先ほどお...全文を見る
○馬淵委員 違うじゃないですか。平成十四年が最新のもので、二十年秋に出るという答弁は何度も聞きましたよ。しかし、その中間の段階で、まさに社会資本整備重点計画の議論に資するための検討報告書が出ているんですよ。なぜそれを無視するんですかとお聞きしているんですよ。  この業務請負仕様...全文を見る
○馬淵委員 今のBバイCの議論、全然違いますよ。私が言っているのはあくまで推計の話なんですからね。話をごまかさないでくださいよ。  推計値が実績と乖離している中で、その実績乖離を踏まえた検討結果が出ているんです。そして、その検討結果というのは社会資本整備重点計画の議論に資するべ...全文を見る
○馬淵委員 大臣、あなたが言っている最新というのは平成十四年十一月の公表データのことなんですよ。だけれども、ここでは十九年三月にちゃんとこの検討委員会の中の報告書が出ているんです。しかも、その検討委員会の報告書、これについては、乖離が起きた場合には、これは見直しの検討に着手すべき...全文を見る
○馬淵委員 いいですか、一・二とか一・〇の話をしているんじゃないんですよ。  その前に、需要推計というのは最も重要なファクターである。しかも、これは八・七%、二〇三〇年の数値を前提にしているんです、この中期計画は。既にこの推計ですら、私はこれをかなりおかしいと思っていますよ、V...全文を見る
○馬淵委員 大臣、私が聞いていることに何一つ明確にお答えいただいていません。  総理、今私は一時間の時間をかけて、この道路整備というものは、BバイC、費用便益の分析によって決定される、そして、この費用便益に最も大きな影響を与えるのは需要推計だということもきちっと丁寧に確認をして...全文を見る
○馬淵委員 今、総理は、新しいものがいいという御答弁をいただきました。新しいものがいいということであれば、まさに平成十九年三月、昨年の三月時点で国土交通省はこの検討委員会の報告書で挙げた需要推計に乖離してしまっている、この実績値を見て、乖離してしまっている需要推計をもとに中期計画...全文を見る
○馬淵委員 私は政府見解を求めています。総理、私は総理に政府見解を求めています。内閣としての政府見解、総理から御答弁をいただきたかったんですが、御答弁いただけますか、政府見解。今の前提に基づいて、しっかりとこれはやり直すべきなんですよ。総理、政府見解。
○馬淵委員 私は、だからこそ、ここに書いてあるように、業務請負仕様書に書いてあるように、これは今検討に着手すべきなんですよ。これを前提に本来ならば中期計画の検討をしなきゃならないんです。十九年三月の段階でやらないかぬのですよ。それをやらずに、今日、十四年十一月の公表データでやって...全文を見る
○馬淵委員 同僚議員の時間を大分使ってしまいましたが、この問題については、引き続き当予算委員会でしっかりと議論をさせていただきたいと思います。  以上で終わります。
02月15日第169回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  火曜日に引き続きまして質疑の機会をいただきました。きょうは、前回の積み残しと申し上げますか、私は火曜日の質疑の中で、この予算委員会での議論の中心となっております中期計画、この道路の中期計画(素案)、その大前提となる道路センサス調査に基づ...全文を見る
○馬淵委員 訂正すべき点もあるという御答弁をいただいたわけでありまして、そうなると私も前提が大分変わってくるので、ただし、変えていただける部分があるのであれば、これは当然私も要求していかなければいかぬと思います。  さて、大臣、私が、その十一年センサスに基づく十四年推計、公表値...全文を見る
○馬淵委員 具体的な中期計画として示すということでおっしゃったということでありますが、ただし、その具体的な中期計画の前提が崩れているということを私は前回指摘をさせていただいたわけでありまして、そのことについての御答弁をなかなかいただけなかった。そこに出てくる言葉というのが、暫定税...全文を見る
○馬淵委員 今御答弁いただいた部分というのは、私への答弁の後に、笠委員が理事会で御協議をいただいた、そして政府見解として御答弁いただいた部分だと思います。  理事会には、委員長のお許しをいただきまして、政府見解を出してくださいということで文書を出させていただきました。  政府...全文を見る
○馬淵委員 実績値は、十四年推計に比較して明確に十八年まで落ちていたわけですね、全車の。しかしながら、大臣は、いや、増大要因があるんだと。それが、女性や高齢者、運転免許の保有率がふえ、また乗車機会がふえるということで今御答弁いただきましたが、つまり、運転機会がふえるということは、...全文を見る
○馬淵委員 今、私の質疑には、免許の保有率というのは非常に重要なファクターだという御答弁をいただいたというふうに理解いたします。当然ながら、免許がなければ運転できないわけですから、これが前提になるはずです。私もそのように国交省から説明をいただきました。  お手元の資料1、お配り...全文を見る
○馬淵委員 私は大臣にお聞きしたかったんですが、要は、こうした運転免許保有率が非常に大きなファクターであるということの中で、こうしたことを加味するモデルが適切なモデルだという理解でよろしいんではないかと思います。今うなずいていらっしゃいますので、そうだということで理解をいたします...全文を見る
○馬淵委員 大臣、いいですか。私は、この二つの推計方法はほぼ一緒だと申し上げているんです。そして、そこに新たにファクターとして、今、推計値が下がるトレンドが実績として出ているわけですから、それを上げようとするようなファクターを加えようと考えているのではないかとお尋ねしたんですが、...全文を見る
○馬淵委員 こうした計算モデルの欠陥を過去に指摘されたことがあるかということを、イエスかノーでお答えいただけますか。
○馬淵委員 実はこうしたモデル、高齢者、女性の運転機会がふえる、すなわち免許の保有率が高まるということについてのこのスライドモデルは問題であるという指摘がなされております。これは道路公団の民営化の議論がなされていた道路関係四公団民営化推進委員会、この第三十五回の議事録の中に明確に...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  内閣府では、このコーホート分析というのは、特に専門ではないんだけれども、これは一般的な方法だとして取り入れられたそうです。  こうした分析の仕方というのは、SSM、いわゆる社会情勢移動調査というんですか、SSM調査と言われるものだそうであ...全文を見る
○馬淵委員 お手元にお配りしました資料6にありますが、実は、人口統計なんかに最も信頼される調査として、これは厚生労働省の外郭になりますか、国立社会保障・人口問題研究所などではこれは一般的な手法として使われております。「我が国のように詳細な人口統計資料が得られる場合は、コーホート要...全文を見る
○馬淵委員 これは、指摘されていることをそのまま放置しているという現実なんですよ。  消費性向の話を私はしているのではなく、この免許保有率も同様にコーホート分析をすべきであるというこうした提言、また、さまざまな研究分野の識者の方に私はお尋ねをしました。コーホート分析、すぐできる...全文を見る
○馬淵委員 私が申し上げているのは、大臣に、中途段階だとおっしゃるならば、その完成前のステップは何ですかとお尋ねをして、その中途段階のステップについて適切なモデルを構築するという御答弁があったにもかかわらず、そうはなっていないんじゃないですかと聞いているんですよ。  そして、そ...全文を見る
○馬淵委員 私は、政治のリーダーシップを発揮してください、こうお願いしているわけですから、柔軟に取り組んでいただけるというのであれば、これはもうぜひ、それを約束していただけたということで、進めていただきたいと思います。  その上で、私が申し上げているのは、この分析結果を含めて、...全文を見る
○馬淵委員 いや、私は、五%ふえていないなんて言っていないんですよ。五%ふえているかもしれないけれども、これは、供用延長が一二%ふえているんですから、供用延長が延びれば、当然、走行台キロですから、ふえるじゃないですか。だから、私が申し上げているのは、十一年、十七年のお話を反論でさ...全文を見る
○馬淵委員 私のデータじゃないですよ、あれは。運輸統計年報から拾った、国交省がとった実数なんです。実数で実績は落ちているじゃないですかということを指摘しましたよ。  しかし、大臣は、中期計画の百三十ページから百三十六ページのものについてはということで、五%伸びた、五%伸びた、高...全文を見る
○馬淵委員 いいですか、供用区間の延長をした部分ということは、そこのインターチェンジ、インターチェンジ内で、走行台キロ、ちゃんと同じ距離ではかろうとすればこれはできるはずですよ。台キロ出るはずですよ。  だから、大臣、もしあの場面で反論されて、さも高速道路は違うんだとおっしゃる...全文を見る
○馬淵委員 民営化の基本的な枠組みということでの今御答弁をいただいた目的等については、これは政府・与党の申し合わせなんかにも載っておりますが、私は、これは端的に、小泉総理が語られている言葉を拾うと非常にわかりやすいかなと思います。  二〇〇一年五月の二十三日、まさに総理になられ...全文を見る
○馬淵委員 後ろからも、無駄な道路をつくらせないんだというお声が聞こえてまいりますが、この一点に尽きるのではないかと思います。無駄な道路をつくらせてはならないんだ、そして債務を返済させていかねばならないんだ、このことが目的の最大のポイントであった。そして、道路会社と機構に分離をさ...全文を見る
○馬淵委員 その料金の設定、もちろん、返済することを前提に料金の設定をしていくわけですが、料金収入計画、料金を設定して、そして収入を計算するときに、その前提となるものは何かというお尋ねなんです。料金を設定しますね。そして、その収入計画、収入が幾らになるかということを計画、算定して...全文を見る
○馬淵委員 つまり、道路会社の料金収入計画というのは、将来の交通需要推計に基づいてこの計画は立てられるということなんですよ。この道路会社が立てていく収入、料金は料率ということで、将来の交通量を算出する、これは先ほど申し上げている平成十四年の十一月の、このまさに交通需要推計、これら...全文を見る
○馬淵委員 つまり、道路会社から機構への貸付料の支払いの計画が変わってくることになります。そして、こうした推計と実績の乖離は、中期計画の中で述べました費用便益分析に影響を及ぼすのみならず、道路公団民営化の結果の道路会社の経営にまで直接影響を及ぼすことになります。  何度も申し上...全文を見る
○馬淵委員 現時点においてということで今御説明をいただいたと思いますが、少なくとも、推計値と実績が乖離している中で影響を与える、その状況があるのは間違いない。しかし、今大臣は、有識者の中ではその推計値を用いることと結論されたというふうにおっしゃっておりますが、さて、私は本当にそれ...全文を見る
○馬淵委員 今お話しいただきましたが、機構の債務のうち、政府引受債、保証債等々、また財投機関債等々、これが中に含まれているわけですが、これの返済終了が、お手元の資料にありますように、二〇五〇年、平成六十二年度の期首となります。  機構の債務返済の実績ということについてですが、こ...全文を見る
○馬淵委員 お手元の資料に12というのを用意しました。機構の未償還残高、すなわち債務返済計画の実績と計画の比較を載せております。今、平井副大臣が御説明いただいたのは、一番上の表であります。機構が、計画に対して二千五百四十六億、返済が早く進んでいると。一番上の表のところで、実績合計...全文を見る
○馬淵委員 圏央道、このことは、国交省の説明、すぐに上がってくるんですが、私が申し上げているのは、結局、債務が実はずっと隠れてしまう。五年置きの見直しで、毎年毎年の新規の、新設の建設計画というものが、道路会社が出さないがゆえに、実態としての把握が非常に難しくなってしまう可能性があ...全文を見る
02月21日第169回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  この予算委員会、道路問題の集中審議ということで、当予算委員会では三度目の質疑に立たせていただきます。  私は、この予算委員会の中では、道路の中期計画、まさに道路特定財源の、この問題の根幹にかかわる中期計画についてお尋ねをしてまいりまし...全文を見る
○馬淵委員 その中で、需要推計と呼ばれるもの、たびたびこの委員会でも取り上げられているわけでありますが、需要推計というのは、将来の交通量、これがどうなるかということであります。この需要推計というのは、先ほど申し上げているBバイC、すなわち投じる費用に対して効果が上回っているかとい...全文を見る
○馬淵委員 そこで、大臣から確認をさせていただきましたが、費用を上回る効果が当然なければならないということであります。これは必須条件であることは、今大臣の御答弁でも明らかでありますが、これは国交省で通達が出されております。客観的評価指標についてという通達が平成十五年の八月一日に出...全文を見る
○馬淵委員 さて、この平成十四年推計でございます。お手元の資料は2をごらんください。パネルを用意しておりますが、これが平成十四年推計でございます。  平成十四年十一月に公表された推計なんですが、ずっと右肩上がりで交通量がふえているということがこの図で明らかであります。ふえている...全文を見る
○馬淵委員 いろいろな要因があるというお答えでありますが、この実績を見れば、横ばいになり、そして三年連続下がっている。一時的なものというよりも、むしろ、これから人口減少社会の中でいえば、トレンドとしてとらえるべきではないかと思います。大臣は、いやいや、これではわからない、今そうい...全文を見る
○馬淵委員 公表されておると、前回も何かそのように局長は御答弁されましたが、全然これは我々の手にも入らなかったんですよ。これは大変な時間と手間をかけてやっと入手した。その上で、これが出てきたときには、大臣は、いや、途中段階、途中経過、途中報告という御答弁でありました。  ここに...全文を見る
○馬淵委員 大臣、いいですか、これはセンサスの結果だけ載せているわけじゃないんです。センサスの結果をもとに、過去に行った推計方法もきちっと検証しながらデータをつくっているんですよ。それを大臣は、いや、ほかにもある、ほかにもあるとおっしゃいますが、単にふえる要因を探しているだけに聞...全文を見る
○馬淵委員 つくるときにはまたし直すんだとおっしゃっていますが、何度も申し上げるように、これは、もう既に今日までの十三次にわたる五カ年計画でも計画以上につくられてきているんですよ。その踏襲をしているというこの計画は、このまま放置すればつくられていく可能性が十分に高い。だから、我々...全文を見る
○馬淵委員 政策判断というのであれば、この審議を通じて、私は、中期計画が信頼に足るものではないのではないかということ、これはもう十分明らかになっていると思いますよ。まさに政策判断していただかなければならないときに来ていると思います。  さらに、この問題について確認をしていきたい...全文を見る
○馬淵委員 大臣、中期計画にはこの「高規格幹線道路に関する点検について」は一切の記述がないんですが、これはなぜなんでしょうか。今御答弁いただきましたが、これは従っているんですよね。これには一切の記述がないんです。費用便益分析マニュアルにのっとってということしか書いてありません。な...全文を見る
○馬淵委員 そこで、ではお尋ねをしますが、なぜ載せなかったのかわからないということでありますが、この「点検について」という冊子に載っている将来交通量の検討の方法なんですが、お手元の資料7に、お配りをしましたところに載せておりますが、この「点検について」の方法は、将来交通量の推計を...全文を見る
○馬淵委員 ではお尋ねをいたします。  実際の事業評価の費用便益の計算では、このように数値を固定するんでしょうか。これはいかがですか、大臣。
○馬淵委員 いいですか、二〇三〇年の値で固定しているんですね、この中期計画の計算は。そして、私は、これはなぜ固定しているのか、一般の事業評価のときはどうするんですかとお尋ねしているんです。  お配りした資料8をごらんいただくと、これは、実際に便益計算の分析の結果が公表されており...全文を見る
○馬淵委員 これは、私が申し上げたように、実際の評価は、需要推計が下がっていけば便益は減るんですよ。  では、もう一度確認しますが、需要推計が下がっていくということは便益が減るということでよろしいですか、この理解でよろしいですか、端的にお答えください。
○馬淵委員 減るんですよ。減るから、実際に、道路の便益計算算定表を見れば、明らかに減る数値を載せているんです。にもかかわらず、中期計画では固定にして計算をしている、なぜですかとお尋ねをした。先ほどは供用開始年次がわからないからということでありますが、端的に言えば、便益が高くなる計...全文を見る
○馬淵委員 これは、将来交通量予測のあり方検討委員会という報告書が十六年三月に出ております。この中で、需要推計、すなわち交通量が減った場合にどれぐらい便益に影響を与えるかという算定をされています。このあり方検討委員会報告書、これについては、前回の私の質疑の中でも、専門家の方々の意...全文を見る
○馬淵委員 大臣、それなら計画の意味がないじゃないですか。  もともと、五十九兆円で十年間、過去においても五カ年計画、ずっと計画をしてきて、それ以上の実績がある、達成率一〇一%の場合もあったんです。計画以上に道路がつくられてきた。そして、本当に今、特定財源で道路をつくる必要があ...全文を見る
○馬淵委員 大臣の呪文のように唱えるアローアンスというのは、もうこれは破綻していますよ。  総理、もう時間がありませんが、今大臣に私尋ねて、もう全く説得力もない御答弁しか私はいただいていないんですが、総理、先ほどもお尋ねをしました。責任ある立場で、まさに人間が判断すべきと、国民...全文を見る
○馬淵委員 総理は、国民本位の行財政への転換と施政方針演説で語られました。国民のため、国民のためとおっしゃいます。  しかし、お話を聞くと、国民のためではなく、現在ある道路官僚あるいは道路族、まさに国民とかけ離れた政治を行おうとしている姿勢にしか聞こえないということを私は強く申...全文を見る
○馬淵委員 真に必要な道路をつくるための議論として、中期計画がその礎となるという話なんです。しかし、その前提が崩れかけている、いや、崩れている状況をこのまま放置してやろうという総理が国民本位だということを強弁されても、全く説得力がないということを申し上げて、私の質問を終わります。...全文を見る
02月26日第169回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  当安全保障委員会、実は初めて質問をさせていただきます。  きょうは防衛省改革ということで、組織あるいは制度といったもの、これも十分に見直さねばならないということ、これについては質疑をさせていただきたいと思っておりますが、まず冒頭、渡辺...全文を見る
○馬淵委員 答弁が若干、悩みを持っておられるということでありますが、変わったということなんでしょうか。  二十二日の段階では、少なくとも確認中ですがという注釈をつけた上で出せるものは出したいとおっしゃっているわけですね。つまり、とにかく調査中だから出せないんだという話はしたくな...全文を見る
○馬淵委員 私は二十二日の質疑を引用して申し上げているのであって、私は、隠ぺいしていると、どうこう言っているわけではありません。  大臣は今、答弁が変わってきたんだとお認めになられました。二十二日の答弁から確かに変わっておられます。しかし、その変わっているのは、昨晩、未明に発表...全文を見る
○馬淵委員 先ほど、答弁を変えてきたんだとおっしゃっていますから、まさにそこの部分は、当初不正確だった、そして、それがやがて出してはいけない情報になったんだということを今御答弁いただきましたが、当初言われていた、不正確なものであれば、これは確認中ですがという注釈をつけた上で出せる...全文を見る
○馬淵委員 海保の捜査が厳正なものであることは当然だと思いますし、またそのことは我々も望むものであります。  しかし、私は、先ほど申し上げたように、不正確であるもの、そして出してはいけないものというこの二点について、段階的にこれは、出してはいけないものに集約されていった、私はそ...全文を見る
○馬淵委員 つまり、石破大臣が判断されるということですよね。石破大臣が、先ほどのお話ですと、まるで、いや、自分で決められないんだ、調整だ調整だとおっしゃるけれども、調整をした後に決めるのは一人ですよね、少なくとも責任を持たれるわけですから。石破大臣の責任において判断して公表すると...全文を見る
○馬淵委員 石破大臣、社会で、世の中で、部下にそれぞれ専門的なことを聞いて判断する中で、自分が全部決めるわけではないなんというトップはいませんよ。必ず情報を得た上で最終的に責任を持って決めるのはトップじゃないですか。先ほどのお話であれば、これらの事態の公表というのは、すべて石破大...全文を見る
○馬淵委員 大臣、私の質問の論点をずらされていませんか。調整するというのは私は認めているじゃないですか。この審判を踏まえた上で判断するのは大臣なんですよ。だから、大臣が国民に向かって、いや、これは今、先ほど私は確認しているんですよ、答弁が変わりましたねと。不正確なもの、出せない情...全文を見る
○馬淵委員 日ごろ、歯切れのいい石破大臣、私はそのように思っているんですが、非常に、今回のこの問題に関する御答弁は、ちょっと歯切れが悪いんじゃないかなと思っておったのですが、今明確にいただきました。  その上で、このように連絡の早い遅いという問題だけでなく、やはり、今まで防衛省...全文を見る
○馬淵委員 あつれきというよりも、なれ合いの中でお見合いをしてしまっている、まさにそこは組織の緩みであり、問題点だと私は思います。  そもそも、防衛省、少なくとも文民統制、シビリアンコントロールという課題の中で、いわゆる文官と武官との対立とまで言うと言い過ぎなのかもしれませんが...全文を見る
○馬淵委員 今、防衛参事官の名前も出てまいりましたが、それは後ほど確認をしていきたいと思うんですが、今お話にありましたこうした背広組、制服組との職掌の関係性、これについては問題意識をお持ちだということでありますが、先ほど、この報告の通達についてはまた今週中にというお話もございまし...全文を見る
○馬淵委員 大臣の方から、現状のこの二月十九日の通達は、これは全く変えなければならないという認識をいただきました。私もまさにそう思います。  何が軽微で何が重大なのか、この中に書かれているのは、直接に連絡をするということは確かに経路として書かれましたが、それでも一方で、大臣の御...全文を見る
○馬淵委員 今御説明をいただきました。そこで、では、これから改革、今三案あるというお話がございました。方向性としてはあるということでありますが、今、現行の設置法並びに自衛隊法、この法的な根拠、この位置づけの根拠というところを確認していきたいんです。  少なくとも参事官については...全文を見る
○馬淵委員 法的にはつかないということが法を根拠として定められていると今大臣おっしゃいましたが、ではどの部分でそれが読めるのかということ、私ちょっとそこを尋ねたいんですが、これは確認をさせていただきました、通告しているんですが、部局の方。
○馬淵委員 十一条でということでございました。  しかし、久間長官は、少なくとも平成十八年の議論の中で、これはやはり議論をしていかなきゃならないと、問題であるという認識を示されていると、私はこの長島委員の指摘の中から読み取れます。  今大臣は、防衛省改革の中で確かに今三案が議...全文を見る
○馬淵委員 今大臣は、大変な、いろいろな意見もあるだろうけれども、国会で決めていくべきことであり、これはまさに国を守る安全保障の上では重要な課題だ、そういった御答弁をいただきましたが、一方、大臣、先ほどの三案に加えて、石破私案というのを発表されておられる。発表というか、公の場で語...全文を見る
○馬淵委員 この話は、私は一方で公務員制度改革の問題にも取り組んでおりますが、まさに同じ構図なんですね。大臣がどんなに発信をしようとも、古い体質の中で引きとめようとする勢力がある。幾らカンフル剤的な議論を出したとしても、そこで現実問題として動かなくなってしまう。だからこそ、政治家...全文を見る
02月28日第169回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  まず、冬柴大臣、先ほど岡田委員から指摘がありました、大臣の御答弁が変わっていると。この予算委員会の中では、さんざん中期計画、ここでの事業の実施については、一・二というBバイC、費用便益分析の結果、アローアンスを見て一・二、これを見ている...全文を見る
○馬淵委員 一貫して言っていると言っておられますが、確かに中期計画に書いてあることの前提はそうであったけれども、確実に先ほどの御答弁は変わられているわけです。  そして、なぜ変わったかということの確認です。政府確認は、政府見解が出るということですので、それを待ってということにな...全文を見る
○馬淵委員 大臣、一を切ったらやりません、着手しませんと、前回、私の質疑にも答えられました。また、整備に着手するときにはもう一回やるんだと。つまり、現行の中期計画は、これは信頼に足らないとおっしゃっているのと裏返しに聞こえますよ。  私は、政府見解を出していただけるということで...全文を見る
○馬淵委員 百八十七路線のうちの十二路線区間、二百三十九キロメートルが、圏央道、京都縦貫自動車道、西九州自動車道、これが高速道路会社が建設することになっている道路でありますが、このうち事業中のものというのはありますでしょうか。既に建設中ということであります。
○馬淵委員 この中に、既に事業中のもの、高速道路会社が建設しているものがございます。そして、それは百三十八キロメートル。これらの道路は、先ほど来も話に上がっていますが、いわゆる国幹会議で整備計画の決定がなされたものでありますでしょうか。これはいかがでしょうか。
○馬淵委員 いいですか、今私がお尋ねしたのは、圏央道、京都縦貫自動車道、西九州自動車道、これは既に道路会社が整備を行っているわけでありますが、これは国幹会議で整備計画決定がなされたものかとお尋ねしているんです。
○馬淵委員 つまり、この中期計画、今までさんざん議論をしているわけです、これは計画として議論をしているわけでありますが、道路公団が民営化されて民間会社となった道路会社と、そして同時につくられた独立行政法人高速道路機構、こちらの二者が、二つの組織が協定を結んだ、これは事業を進めてい...全文を見る
○馬淵委員 この道路会社がつくっている、これはもう民営化されたんだから、民間で決めていくんだというお話と、この中期計画の位置づけというのが、私はやはり、今の御答弁をいただいても非常にあいまいに聞こえる。  そこで、実は、道路会社が高速道路をつくっていき、そして、この高速道路がつ...全文を見る
○馬淵委員 私は、これはある意味、財務省の、全体をお考えいただいていない答弁だなという気がしてならないんです。  いいですか、三十四兆の債務の中で、財投機関債以外はすべて政府保証にかかわるものなんですよ。つまり、スキームが破綻したら、機構が独自で返済不可能になれば、これは全部国...全文を見る
○馬淵委員 大臣、いいかげんなことを言われたら困るんですよ。料金収入計画も、これはマイレージ割引表を見れば減っているんですよ、若干。つまり、このリスクは間違いなく顕在化する可能性が高いです。しかも、それはずっと先なんです。非常に問題だということを私は申し上げているんですよ。  ...全文を見る
○馬淵委員 話が変わっているじゃないですか。話が、これは大臣、一・二はアローアンスだと言って、この予算委員会の議論、大臣、ずっとそれを言い続けられたんですよ。私、申し上げました、呪文のように繰り返されると。  そして、その上で私が、だから、このように中期計画の算定はおかしいじゃ...全文を見る
○馬淵委員 もう答弁が完全に食い違っていますから、これは精査してください。これではもう前提が崩れますから。これはもう質疑できませんよ。精査をお願いします。委員長、精査してください。精査の時間をとってください。
○馬淵委員 この政府見解、ここで、まずこの政府見解の二番目に「交通量予測値が減少傾向にあることを踏まえ、」と、これは、私が指摘した部分についてここに書かれているわけですが、大臣は、そのことについては当日まで御存じなかったと答弁されていますよ。そして、さらに大臣は、先ほども言いまし...全文を見る
○馬淵委員 いいですか。二十一日の答弁を私は申し上げているんですよ。いろいろ大臣が答弁される中で、右に左に、本当にこれ、言っていることがばらばらなんですよ。  そこで、あの段階で、テレビ入りの集中審議ですよ。集中審議のところで、武正委員が確認をしたら、一・二以上のもの、これは一...全文を見る
○馬淵委員 私が申し上げているのは、二十一日の段階での武正議員の質問に対して、大臣は、私どもは一・二を切ればやりませんとおっしゃった。それが、この政府見解、先ほどの見解が右に左にと揺れるので求めたら、また新たにこれが、便益が費用を上回るというところで整理をされて出してこられたけれ...全文を見る
○馬淵委員 私の質疑に対しての答弁を求めているわけではなくて、私の質疑の後に武正委員が質問したことに対しての答弁は、これは政府見解ですよ。まさに大臣は、「私どもは、」として、国交大臣として、責任所管の立場としておっしゃった言葉なんです。それを、後で、この段階においてまた新たな見解...全文を見る
03月19日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  一年ぶりに内閣委員会にまた戻ってまいりました。ちょうど昨年は、国家公務員法等の一部を改正する法律案、この内閣委員会でも審議をさせていただきました。また、渡辺大臣とは、それこそ大変長時間にわたっての議論をさせていただいたということで、国家...全文を見る
○馬淵委員 もちろん途中の段階であるということは重々承知しております。  三点、今、官房長官から御説明をいただきました。一点目は、内閣人事庁の担当は官房長官である。二点目は、各省の幹部人事原案は各省の閣僚が作成して、人事庁は助言する。三点目が、労働基本権の拡大は引き続き検討して...全文を見る
○馬淵委員 官房長官はこの内閣人事庁の担当大臣となられるわけでありますから、当然御自身の中で、構想は行革推進担当ということで今、渡辺大臣が進めておられるかもしれませんが、その長となられる官房長官が了解をしたということで、今御答弁をいただきました。  さて、渡辺大臣の方は、三月十...全文を見る
○馬淵委員 イメージ合わせという言葉、イメージですから、言葉が宙に浮いていろいろなことをイメージされるんでしょうけれども、少なくとも官房長官は、メモにして総理から渡されたものを読み上げられた、十日の時点でございますが。合意をされたということの答弁をいただいたと思います。  そこ...全文を見る
○馬淵委員 そこでもう少し具体的なところを確認していきたいんですが、担当大臣は官房長官ということの合意もよろしいと。  そして、先ほどの二点目なんですね、幹部人事の原案は各省の閣僚が作成し人事庁は助言するということでありますが、三月の十一日時点、もちろんずっと動いているわけです...全文を見る
○馬淵委員 大臣、一週間ちょっと前のことですが、お忘れになってはいないと思いますね。きちっと記者会見でお話しされているんです。  先ほど町村官房長官が示された二点目のその合意、総理も了解し渡辺大臣も了解されているという二点目の合意、幹部人事の原案は各省閣僚が作成し人事庁は助言す...全文を見る
○馬淵委員 大臣が記者会見でおっしゃっている懇談会というのが、これは何のことかといいますと、公務員制度の総合的な改革に関する懇談会であります。その二〇〇八年二月五日の報告書にも、内閣の一元管理として、内閣人事庁において行うこととして、幹部人事の調整あるいは指定職への任用に際しての...全文を見る
○馬淵委員 法文上の書き方で変わってきたところではないんじゃないかということを私は問題意識として持っております。渡辺大臣が一元管理ということを声高におっしゃっておられたのが、徐々に徐々に後退をしつつあるのではないか。昨年のあのときの御様子とは大分違うように見受けられるわけです。 ...全文を見る
○馬淵委員 私は大変心配しているわけですよ。もちろん、昨年の国家公務員法の一部改正については、これは我々は対案を出していますから問題ありとしているわけですが、しかし、公務員制度改革が後退してしまってはならない、この思いは大臣と私は共通だと思っております。その意味で、しっかりと理念...全文を見る
○馬淵委員 そのとおりでございますと言われても、要は、もちろんここでは「慎重に」というのが入っておりますが、少なくとも大臣は専門調査会で拡大の方針を示して、そしてこのような報告が上がった中で、しかし方向性を明示しないとなれば、これは後退と言われても仕方ないんじゃないですかと、私は...全文を見る
○馬淵委員 現実の問題を直視していただきたいということを私は申し上げているんです。国会で同意がなされない場合も現実に起こり得るわけですよ。今国会でも今そのことで、きょう大変な大きな山場だと私は見ております。その意味で、大臣は、経過措置の間にこの監視委員をつくるんだということで制度...全文を見る
○馬淵委員 時間となりました。この問題につきましては、当委員会でまた引き続き議論させていただきたいというふうに思います。  ありがとうございました。
03月28日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  きょうは、この犯給法、いわゆる犯罪の被害に遭われた方々に対する給付金の支給等の法律の一部改正案ということで、審議の質疑に立たせていただきます。私は、三十分という時間の中で二点、問題意識を持ってお尋ねをしていきたいというふうに思っておりま...全文を見る
○馬淵委員 この基本法、ここには前文で、とにかく犯罪等による被害については第一義的責任を負うのは加害者である、加害者が責任を負うのだということだと。しかしながら、加害者が被害者に対して損害賠償等の責任を負うことが、もちろんこれは責任を負うわけでありますが、対応が十分にできなかった...全文を見る
○馬淵委員 今、官房長からお答えをいただきました。  基本法の方にも国の責務というのは明確に示されております。基本法では、国の責務としては、基本理念にのっとり、犯罪被害者のための施策を総合的に策定し、実施する責務を有すると。すなわち、一義的に加害者に責任が負わされ、そして国は、...全文を見る
○馬淵委員 細かく御説明をいただきました。  六千五十九の申請に対して裁定は五千六百九十八、裁定というのは申請を受けてそれを判断するという業務ですね、そして支給に関しては、五千三百八十三件ということで、支給総額約百八十二億でございますが、総額がこれだけになったということでありま...全文を見る
○馬淵委員 今、御説明をいただきました。いわゆるオウム真理教事件にかかわるものについては四件二十二名ということでございましたが、このオウム真理教、いわゆる国家テロですね、これ以外のものに対しては一件であるというお話でございました。二百二十万円の求償を行った例が一件ある。すなわち、...全文を見る
○馬淵委員 今、端的にお答えいただきましたが、求償を行わない場合、すなわち、一義的に加害者には責任があるとしているわけですね。そして国がそれに対して、加害者に責任があるけれども、相互扶助の精神にのっとって給付金を支給するということでありますが、これは当然ながら一義的に加害者に責任...全文を見る
○馬淵委員 つまり、裁判の結果によって確定するということだと理解をいたします。  もう一つお聞きしますよ。加害者に資力がないというのはどのように判断されますか。
○馬淵委員 今、各都道府県の県警による調べ、公安委員会というお話でございましたが、お手元に犯罪被害者等給付金の求償手続というのを、これは警察庁からいただいた資料でございますが、フローチャートをお渡ししております。  ここで、今、求償を直ちに行うことができない場合の、加害者に資力...全文を見る
○馬淵委員 警察の組織としての責務は、当然ながら、犯罪者を確保する、これは一義的にお持ちいただいていると思います。それがゆえに、我々国民が安心して犯罪防止を警察の方々にゆだねている、今、我々の信頼をしっかりと受けとめていただく組織として頑張っていただける、そう思っております。 ...全文を見る
○馬淵委員 お手元の資料の二枚目に、対策室の組織図をつけさせていただきました。  皆さん頑張っておられますよ、大臣。深夜までもおつき合いいただいて、本当に恐縮でした。警察庁の給与厚生課の犯罪被害者対策室の皆さん方、ここにありますように、課長、対策室長、課長補佐、給付第一係から第...全文を見る
○馬淵委員 大臣、非常にやわらかいお言葉をいただいていますが、何度も何度も申し上げますが、累計で六千五十九件の申請があって、裁定は五千六百九十八、支給裁定五千三百八十三件、それに対して支給された総額は百八十二億六百万。これは本来ならば加害者が責任を持つものであり、加害者に求めるも...全文を見る
○馬淵委員 要請では私は弱いんじゃないか、そういう思いで、法的拘束力を含めた何らかの検討を進めていただけないかということでございましたが、それに対しての明確な御答弁はいただけませんでしたが、引き続き、ワンストップサービス化というのは、これはやはり行政の主導で進めていただきたい。責...全文を見る
04月04日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  前回、三月十九日に一般質疑の機会をいただきました。引き続き、本日はこの一般質疑で、国家公務員制度改革基本法、本日閣議決定がなされたと聞いております。この法案の審議はまた当該委員会、あるいはまた別の場所かわかりませんが、国会での審議という...全文を見る
○馬淵委員 辛うじて、これは必要に応じてということでぎりぎり残ったと言うべきじゃないんでしょうか。大臣ははっきりと、各省事務方の人事権を守るという発想が官僚内閣制と言われることにつながっていくんだと言って、これを明確に否定されておられますよ。これは三月十一日の記者会見です。大臣、...全文を見る
○馬淵委員 併任するということで果たして本当に本来の目的に合致するんでしょうか。  併任というのは、人事院規則の中にも定めていますよ、「現に官職に任用されている職員を、その官職を保有させたまま、他の官職に任用することをいう。」と。人事院規則の二十条に併任というのがあります。つま...全文を見る
○馬淵委員 私は大臣のお気持ちを代弁したつもりだったんですが、言い過ぎだったでしょうか。  ならば大臣、このような併任の形、これはあるべき姿ですか。大臣はどうお考えですか。これは、ああ、すばらしい案になったんだとお考えでしょうか。あるべき姿だとお考えでしょうか。端的にお願いしま...全文を見る
○馬淵委員 懇談会の趣旨を受けて記者会見で述べられた事柄、これは趣旨を受けて、若干異なったということでありますから、じくじたる思いが今のお言葉の中ににじみ出ているなと私は感じるわけであります。  本日閣議決定を出されたわけですから、法案として出したところなわけですから、やっと厳...全文を見る
○馬淵委員 いや、基本法だから細かいところを決められないんだという今のお話は、ちょっと私は理解しがたいんですが、もう一度お尋ねしますよ。政務専門官については内閣人事庁に併任すると明記されておられますよね。そして、幹部職員については所属。二分割ですか。これはどういうことですか。どう...全文を見る
○馬淵委員 大臣、これは法案の審議だったら大変なことになりますよ。一般質疑で私もこのプロセスのお話をさせていただいているので、細かなところということでは言いませんが、しかし、これは明らかにこの法案の問題点だと私は思いますよ。そして、このことについて、いや、これから決めるんだでは、...全文を見る
○馬淵委員 官房長官、官房長官が内閣人事庁のトップになられるわけですから、当然ながら、そのことについては総理とよく御相談をされているかと思います。  私は、三月十九日の当委員会での質疑の中でも、官房長官と渡辺大臣の発言が食い違っているのではないか、その中でずるずると後退をしてい...全文を見る
○馬淵委員 お手元の資料の2、3をごらんください。  これは、内閣官房の行政改革推進室から各府省の法令担当官に発された文書であります。「国家公務員制度改革基本法案について(連絡)」ということで、担当の方々の名前が付されております。ここに、「標記」、つまり、この法案について「現在...全文を見る
○馬淵委員 渡辺大臣、私は応援をしますよ、改革は応援します。  渡辺大臣、先ほど来、非常に苦渋の決断というか、本当にこれは苦慮した結果だとおっしゃいました。このように、二つの省庁、内閣人事庁と各府省に所属するというような形で、まるでぬえのように、あるいはコウモリのように、一体ど...全文を見る
○馬淵委員 もう時間も参りました。  今、道路特定財源問題、大変国会内外でも大きな声が上がっております。税金の使い道に対してです。そして、この税金の使い道について、法案を決めていくのは我々国会であり、そして行政です。行政の制度を議院内閣制のもと一元管理をするという本当に強い信念...全文を見る
04月18日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  前回に引き続き、一般質疑ということで、国家公務員の制度改革基本法案が政府から提出されました。また、我々民主党でも、この公務員制度改革については、後半国会の重要な課題として、対案あるいはまた修正等も含めて御協議をさせていただくという思いを...全文を見る
○馬淵委員 人事院規則では、一般職の国家公務員が、二つの職場というんでしょうか、二つのポストにつく場合には、これは併任しかないんですね。府省をまたがってポストについた場合、前回申し上げたように、人事院規則で定められた併任という形を受けて、そして任務に当たる。しかし、そのときの定員...全文を見る
○馬淵委員 内閣の一元管理のもとにということとまた各府省のという、両方の管理の部分での規則の設定というのはこれからだということでありますが、私がお尋ねしたのは、一方で、総務省の行政管理局所管の総定員法並びに政省令については、これに対してこの基本法制定後にもちろん議論を、今、法文で...全文を見る
○馬淵委員 何かと大臣も御苦労されているという点を私も仄聞いたしておりますので、そうした苦心の作の法案を与党総務会の中でも通されたということですから、我々も、これをしっかりと敬意を持って受けとめたいというふうには考えるわけであります。  ただ、やはり一方で、法的なそごといいます...全文を見る
○馬淵委員 今、大臣の方からも、あくまで与党側が、とにかく大臣の威令をもってコントロールできるようにすることが趣旨なんだという御答弁をいただきました。  重ね重ね恐縮なんですが、我々野党、少なくとも政府側ではない立場で質問を行おうとするときの、その質問の権限を制限するような形で...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。ここは大臣が既に与党内でも問われた部分ではなかったかと思いますが、国会の中で明言いただきました。  さて、政務専門官のイメージなんです。  これも、規模のことに関してはこれから制度設計の中でやっていくんでしょうけれども、恐らく、担当の方々なん...全文を見る
○馬淵委員 先ほどの、制限するものではなく、また、規模に関しても法案では一切述べていないんだ、これからだということであります。  根本に戻りますと、我々はそのようなロビー活動のような官僚との接触というのは基本的には余りありませんし、また、我々は資料あるいは情報提供を、これは何も...全文を見る
○馬淵委員 現状認識もおありではないかなと私は思うわけでありますが、一方、巷間言われているというようなレベルであるならば、これは、制限ということよりも、むしろ情報公開という考え方も一つには成り立つのではないかというふうに思います。  他方、我々の民主党案、これは今まだ中間報告と...全文を見る
○馬淵委員 官房長官にお越しいただきましたので、お尋ねをしたいんです。  再度同じ質問で恐縮ですが、政官の接触の制限、こういう議論がある中で、大臣の意に沿わない、まさに威令をしっかりと受けとめない官僚の存在ということの現状認識、これは、官房長官、さまざまな閣僚経験がございます、...全文を見る
○馬淵委員 法案を提出する所管の大臣と、そしてこの制度改革の中で非常に重要な位置となる内閣人事庁のトップにつかれる官房長官、お二方が、立法事実という部分については正確に把握していないというのは、私は非常にいかがなものかなという気がいたします。いずれにしても、法案の趣旨としてこのよ...全文を見る
○馬淵委員 国会議員の兼職制限緩和の方向なものですから。済みません、国会議員の兼職制限の緩和ということを申し上げたんです。
○馬淵委員 済みません、官房長官、私の質問の仕方が舌足らずだったかもしれません。私が尋ねさせていただきましたのは、国会議員が政府の役職を受けるという部分での、国会議員の兼職制限という部分です。  国会議員が、今例えば官房長官がおられます、そして官房副長官と、国会議員が任用を受け...全文を見る
○馬淵委員 もう時間もありませんが、例えば、我が党の考え方としては、それこそ官房副長官補、あるいは大臣補佐官補等々、補充する、業務を周りからサポートするという立場の人間をもう少し厚くしてもいいのではないかという考え方を持っております。  これはもちろん、本当に必要かどうかという...全文を見る
○馬淵委員 時間が参りました。  官房長官からも、大変示唆に富んだ、我々の対案に対する御意見をいただきました。ぜひ早々に当委員会でこの法案の審議を始めていただくことをお願いいたしまして、私の質疑を終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月09日第169回国会 衆議院 本会議 第27号
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○馬淵澄夫君 民主党の馬淵澄夫です。  私は、ただいま議題となりました国家公務員制度改革基本法案に対し、民主党・無所属クラブを代表して質問いたします。(拍手)  今、この国に、真の公とは何かが問われています。長きにわたり隠ぺいされた年金記録のずさんな管理、イージス艦衝突事故や...全文を見る
05月14日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  国家公務員制度改革基本法、審議に入ったということで、きょうは民主党の一番手として質疑をさせていただきます。  先週、私は本会議での代表質問をさせていただきました。きょうお越しいただいております渡辺担当大臣並びに総理、お二人に質疑をさせ...全文を見る
○馬淵委員 今の御答弁は、まずは国会議員の兼職の緩和の方を言っていただいたということでよろしいんですかね。  ちょっと整理をしますが、まずは一つは政治任用、内外から広く行政内部機関に登用するということで、政治任用という形の特別職での政治主導強化ですね。一般の方、民間の方が入られ...全文を見る
○馬淵委員 確かに、国会法も含めた見直しが必要となります。次の課題であるということではありますが、大臣としては、これは一定の方向性を共有できる部分がある、一致点を見出せるんじゃないかということでよろしいですか。これはイエス、ノーで結構です。
○馬淵委員 今回は、この公務員制度改革の基本法、国会法ではないんだということで御答弁をいただきましたが、大きな方向性を共有しているということで理解をさせていただきます。  さて、では、現行の公務員制度の中での最大の問題点と言われるキャリア制度について、これも代表質問で私は確認を...全文を見る
○馬淵委員 他方、ならばこの問題二点、端的に申し上げたこの二点を解決することに果たして本法案が資するのかということについては、若干不明確な点があるのではないかというふうに感じております。それについてお尋ねをしていきたいと思うんです。  まず、本法案では、試験区分というものを規定...全文を見る
○馬淵委員 この試験制度では幹部候補は固定はされないんだという今御答弁でございますが、内閣人事庁では、同庁へ総合職試験の合格者からの採用を行うんだとしています。これは、適切な人事管理の徹底のための措置として、総合職試験と呼ばれる試験制度で合格された方を内閣人事庁に採用するんだとし...全文を見る
○馬淵委員 簡単にお答えいただきたいんですが、私の質問は総合職試験合格者だけが内閣人事庁採用となるのかということですが、それでよろしいですか。
○馬淵委員 採用段階で内閣人事庁採用、総合職試験だけが、試験区分において、それは将来の昇進も含めてそれを左右するものではないと大臣おっしゃられましたが、少なくとも、総合職試験の合格者だけがまずは内閣人事庁採用となるということですね。  その目的については、先ほどは、将来的には幹...全文を見る
○馬淵委員 このキャリア制度の問題の本質として、いわゆる固定化が問題なんだと、これは総理も大臣も共通の認識を持たれているわけですね。幹部候補として固定化されてしまっている。  それはすべてじゃないですよ、現行でも。いろいろ問題のある方は当然昇進できませんし、すべてではないという...全文を見る
○馬淵委員 もともと固定化するのを変えようというわけですから、やはり、これは入り口のところをまず抜本的に変えねばならないんじゃないでしょうか。  我々は対案を検討してまいりました。同様に試験区分を変えようということを考えております。この試験区分の考え方も、政府・与党と非常に近い...全文を見る
○馬淵委員 原稿段階で呼び水だと今おっしゃいましたけれども、私がお尋ねしているのは、こうした発想をそれこそ大臣が心の中でお持ちで、あるいは、逆に言うと、こういう高いハードルを掲げてしまって、これが下がる。今の制度、1種の方々は約六百名、その枠組みがさしたる数として変わらなければ、...全文を見る
○馬淵委員 大臣、ここは重要なところなので、そんな御答弁では私は簡単に次の議題に移るわけにいかないですね。  いいですか、1種、2種、3種で、先ほど申し上げたように、十八年度で三千四百名、そして十七年度で四千三百名、昨年では三千六百名強ですよ。三千数百から四千強という1種、2種...全文を見る
○馬淵委員 変わらないということですね。
○馬淵委員 次元じゃないですよ。これは総定員法で定められていることも含めて、だから私はお尋ねしているんです。変わらないんですねと聞いているんです。次元の話なんか聞いていませんよ。次元なんか聞いていませんよ。お答えください。
○馬淵委員 事実関係を聞いているんですよ。変わりませんかと聞いているんですよ。議論するかどうかはお尋ねしていません。お答えください。
○馬淵委員 もう一回聞きますよ。変わるかどうか聞いているんです、私は。この国家公務員制度改革基本法の中ではこれは議論されていないから、変わらないんですよ。変わらないということですね。お答えください。
○馬淵委員 いいですか、大臣、もう一度聞きますよ。別途議論じゃなくて、今この議論をしている中で、私は、キャリア制度の廃止については非常に重要な問題をお尋ねしているんですよ。これは総定員法の枠組みの話です。だから、これは変わらないんですよ。変わらないということでよろしいですね。事実...全文を見る
○馬淵委員 その御答弁をいただくのに、これほど数分かけないでいただきたいですね。歯切れよくお答えいただける、そう思って私も質疑に立たせていただいておりますので。  さて、変わらないんですよ、総枠は変わらない状況の中で、再度お尋ねします。  総合職試験の合格者として採用される方...全文を見る
○馬淵委員 私は、これはやはり大事な根幹、ポイントをこの基本法の中で議論して、方向性を確認しなきゃならぬという決意を持っていただけないのは非常に残念ですよ。  これは総枠は変わらないんです。総合職だろうが名前を変えようが、総枠は変わらない中で、かつ、固定化を避ける、あるいは横並...全文を見る
○馬淵委員 同僚議員がまたいろいろと質問を重ねていただけると思うんですが、規模の問題というのは非常に重要ですよ。基本法制定後に任せるといっても、少なくともこの方向、イメージを持たないと、私は何のための制度設計かわからないと思いますよ。  では、大臣、重ねてお尋ねですが、規模につ...全文を見る
○馬淵委員 大臣は、ブレーンストーミングのための百名というのを、先ほど議論を活性化させるためのネタづくりだというふうにおっしゃいましたが、一方で、お考えの一つだということを今言っていただいたんだと思います。  百名という形で非常に狭き門にすることによって、逆に採用段階で選別され...全文を見る
○馬淵委員 現行の仕組みは不十分だということであります。  現行の仕組みはといいますと、これは平成十二年十二月十九日の閣議決定で定められた「事務次官、局長その他の幹部職員の任免に際し内閣の承認を得ることについて」ということで、中央省庁改革基本法、これを踏まえた人事の決定の仕方で...全文を見る
○馬淵委員 今の大臣の御答弁は、いわゆる閣議人事検討会議ですか、こちらは事務方の会議ですから、そこで大臣の了解をいただいていますということがまことしやかに使われて決まってしまうというお話だというふうに理解いたしますが、つまりこれは言いかえれば、各府省がその幹部人事の原案をつくって...全文を見る
○馬淵委員 検討会議の人手不足というか部隊がないんだという、追加の御指摘もありましたが、少なくとも府省の原案作成に原因がある、これはお認めいただいたというふうに思います。  さてそこで、本法案では、各府省が幹部職員の候補者名簿の原案を作成することとなっています。となれば、今お答...全文を見る
○馬淵委員 ここも内閣一元管理といいながらも、これは非常にじくじたる思いでいらっしゃるのではないかというふうに思いますが、この各府省の人事原案というものが原因の本質としてあるんだということであるならば、これは私は変えねばならないポイントではないかというふうに思います。  今、現...全文を見る
○馬淵委員 その適格性の審査というところで、本当に人事案を覆すことができるような具体的な評価のポイントをつくれるのかというのが、この法案には非常に問われるのではないかというふうに私は思います。  実際に、府省の人事案、府省が出してきた原案、これを覆すことができるのかということに...全文を見る
○馬淵委員 そこの担保は内閣総理大臣の承認なんだ、こういう御答弁をいただきましたが、現行も閣議決定なんですよ、人事は。閣議決定なんです。総理大臣を含む閣議の決定なんです。これは重いんですよね。  その意味では、閣議決定であるにもかかわらず内閣一元管理が達成できなかったということ...全文を見る
○馬淵委員 現状をよく見きわめるとこうせざるを得ないんだというお答えをいただいて、私としては、非常に残念というか、だからこういうことになるんだなという気に今改めてなっているんですね。  結局、閣議決定といえども、そこではおれは関係ないわと。これは閣議ですから閣僚全員の決定なんで...全文を見る
○馬淵委員 御苦労されているということについてはよく理解をしているつもりでありますが、私は、この法案の中でも、先ほど来申し上げているポイントについてはやはり骨抜きにされてしまいかねないんだ、このことは懸念として申し上げざるを得ません。  もう残りの時間もわずかとなりました。私は...全文を見る
○馬淵委員 四月の四日提出で、やっと法案審議です。しかも、先週、私が代表質問をさせていただいたにもかかわらず、きょうの審議も実はなかなか決まらないという状況でした。私も非常に心配をしておりましたが、ようやく俎上にのったわけです。  その中で、御苦労されていることも十分理解しなが...全文を見る
05月23日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第19号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  国家公務員制度改革基本法案の審議、私、二度目の質疑の機会をいただきました。もう既に、同僚議員、また与党の皆さん方、大変活発な議論をしていただいていると私もこの委員会の一員として見ておりますが、きょうはまず、本法案では触れられていない天下...全文を見る
○馬淵委員 年内に設置ということでございますから、まだ現時点においては未定ということでありますが、年内に設置される、すなわち施行期日が年内に定められるということは、これは疑いのないところであります。  さて、本年中にこれが設置される、内閣府に置かれるということでありますが、この...全文を見る
○馬淵委員 三年を超えない間ということですから、ことしできれば、そこからセンターの整備を始めて、そして実行するのは三年を超えない期間ということになりますが、その間は移行期間ということで、移行期間の間はどのような対応になるかといいますと、先ほど申し上げている、同時に設置される再就職...全文を見る
○馬淵委員 慎重にお答えをいただきましたが、今の法制局のお答えは、専らですから、この再就職監視委員会に権限があるのだ、すなわち内閣総理大臣にはこの承認の権限はないんだ、こういう御回答をいただいたということで、一般論で結構なんですが、こういった法体系の中ではこういう理解でいいんだと...全文を見る
○馬淵委員 すなわち総理大臣には承認の権限はないんですね。これは内閣法制局が一般論としてということで、あくまで有権解釈は内閣府にあります。  そこで、内閣府にお尋ねをさせていただきたいと思います。私は同じ質問をさせていただきます。国公法の改正を行って、そしてこの附則五条の二項の...全文を見る
○馬淵委員 済みません、山本副大臣、端的にお答えいただきたいんですが、内閣府の見解として、承認の権限は総理大臣にないということでよろしいですか。イエスかノーでお答えをいただきたいんです。
○馬淵委員 いいですか、山本副大臣、私の質問をよく聞いてくださいね。私は、内閣法制局にお尋ねをしているんですが、内閣府所管の、所掌の、あなた山本副大臣所管、担当の方なわけですから、お答えいただきたいんです。  私がお尋ねしているのは、内閣府の見解として、内閣総理大臣に承認の権限...全文を見る
○馬淵委員 いや、副大臣、一般論は内閣法制局がやる。これは有権解釈の立場にないんですから。内閣府はまさに所管ですから。きょうは、内閣府の担当大臣にお越しいただくのは、また理事会等の協議で大変お手を煩わせるということで、副大臣でということで、私はきちっと御答弁いただける、そういう理...全文を見る
○馬淵委員 慎重なお答えになったということで理解いたします。  総理大臣にないんですね。今、そういうお答えです。総理大臣に権限はないと担当府省である内閣府の副大臣が今きちっとおっしゃっていただきました。つまり、専らこれは再就職等監視委員会にあるんだと。この法体系の中では、総理に...全文を見る
○馬淵委員 行使できないということは、権限があっても行使できないんですよ。そのことを今確認させていただきました。もうとにかくこれは再就職等監視委員会でしかできないんです。  山本副大臣、今、与党の中でも理解をなかなかいただけないようなことがあってはならぬですから、これ、有権解釈...全文を見る
○馬淵委員 委員会は置かれるんですが、委員が存在しないという可能性は排除できないと思われると私は申し上げています。それについてはいかがですか。山本副大臣、責任持ってお答えいただきたいと思いますよ。
○馬淵委員 いいですか、副大臣、所管の副大臣でいらっしゃるんだから、さまざまなことをこれは検討しなきゃいかぬわけですよ。  私も申し上げていますよ。何も、同意する、しないなんて私に権限ありませんから。当委員会の中で、こうした問題について私は今整理をしているつもりなんです。その整...全文を見る
○馬淵委員 そうなんですね。つまり、機能しないんですよね。  先ほども、私冒頭申し上げたように、官民人材交流センターとこの監視委員会というのは車の両輪のようなものですよ。各府省の縦割りを排除するということで一元化をしていく、そして一方で、それは行為規制も含めてしっかりと監視する...全文を見る
○馬淵委員 内閣の責任は、進めるということの責任のみならず、不測の事態も含めて、私が先ほど来申し上げているように、可能性を排除できないということを十分理解しながら、その対応は検討するのが責任じゃないでしょうか。副大臣、前に進める、進めるという話だけじゃないですよ。現実に起き得たこ...全文を見る
○馬淵委員 はっきり言っていただいた方がいいと思うんですがね、私は。各省あっせんできなくなるということでしょう、だから。もう一度お答えください。
○馬淵委員 同じことですね。今うなずいていただきましたから結構ですが。  まさに内閣府としても、こういった状況、繰り返しになりますが、可能性を排除できないということに対して、リスクはやはり管理するのがお仕事ですよ。もちろん国会がお決めになることですから、私も一国会議員として国会...全文を見る
○馬淵委員 議事録に残したかったので政府側に言っていただきましたが、つまり、努力されている、前回、五月十四日の委員会の答弁でも、努力しているんだという話でありましたが、やはりこれは是正に対しての本気度というのは私は低いんじゃないかなという気がしてなりません。  そこで、肩たたき...全文を見る
○馬淵委員 私どもの対案は昨年お出しをしましたが、この肩たたきについて、まずこれが根源なんだということで、制度がありませんから廃止というのは変な話で、禁止といういうことで明確に我々の法案では示しました。その趣旨については御理解をいただきながら、能力・実績主義という方向で進めていく...全文を見る
○馬淵委員 今、三つの行政機関にお答えをいただきました。端的にわかりやすく御説明をいただきまして、ありがとうございます。  つまり、組織を改編あるいは新設していくときには、そのような所掌事務を行う組織の新設が必要かどうか、行政上の組織あるいは役割、役職などの設置については、行政...全文を見る
○馬淵委員 こういう、三つどもえと言ったらおしかりいただくのかもしれませんが、関係行政機関が三つあって、その中で人事制度が硬直化しているのではないかという私の問いかけに対して、そういう認識はおありですかということ、ひとつこれを端的にお答えをいただけませんか。
○馬淵委員 御認識をお持ちだという理解をいたします。  そして、これは本当に大変なことなんです、この三つの行政機関、今の仕組みを変えていくということは。きのうも私も何度もいろいろお話を伺うと、では業務プロセスはどうなっているんだ、行管局と財務省と、そしてさらには人事院、三つを連...全文を見る
○馬淵委員 私はそこは大変な難関だとは思うんですが、ぜひこの級別定数等々、すべてこの三つの行政機関の査定というのが硬直化につながりかねない、もちろん当時のこの制度設立のときには、その趣旨、私はあったと思いますが、今のようにスピーディーな対応が求められる時代でありますから、そこをし...全文を見る
05月28日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第20号
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○馬淵委員 お答えをさせていただきます。  私も、この審議で代表質問をさせていただきながら、きょうこうして答弁席にいるということで、言葉にあらわせない気持ちでおります。  今、質問にありました五条二項についてでございますが、そもそも、この理念にあります縦割り行政の弊害の排除、...全文を見る
○馬淵委員 お答え申し上げます。  御指摘のように、府省において局長を次官に昇任させるという場合でも、これにつきましては職の任命ということでございますので、改めて各大臣は内閣総理大臣及び官房長官と協議をした上で行うというふうに考えておりまして、局長を次官に昇任させるということは...全文を見る
○馬淵委員 お答えをさせていただきます。  内部の人材あるいは外部の有識者、これらを幹部に登用しようとする場合は、その人材並びに有識者を内閣官房長官に推薦し、さらに適格性の審査の上、名簿に登載ということになります。各大臣は、この名簿に登載された人材、有識者について、総理大臣並び...全文を見る
06月03日第169回国会 参議院 内閣委員会 第18号
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○衆議院議員(馬淵澄夫君) お答えさせていただきます。  先ほど来より、松井委員並びに松本提出者、さらに渡辺大臣の御議論の中にありました幹部人事、さらには幹部職員、管理職員といった方々、新たな定義を今この委員会の中でも皆様の議論の中で明らかにしていただいたわけでありますが、こう...全文を見る
○衆議院議員(馬淵澄夫君) 御指摘のとおりでございます。
○衆議院議員(馬淵澄夫君) お答えさせていただきます。  この弾力的な運用という中で、今、松井委員の御指摘のように、それこそ恣意的な判断がなされてはならないということにおきまして、この幹部職員の範囲、管理職員の範囲というのは、その給与面におきまして上限から下限までの範囲内におい...全文を見る
○衆議院議員(馬淵澄夫君) ここにおきましては、先ほどのようにいわゆる首にするなどということはこれ当然含まれません。ここにおきましては、転任あるいは配置換え等、これらを想定をしております。
○衆議院議員(馬淵澄夫君) この庁を局にしたということについては、非常に重要な観点を一つ申し述べさせていただきたいと思います。  いわゆる幹部職員等の人事というのは、これは内閣におきまして、これ重要事項でございます。したがいまして、幹部職員の人事におきましては、内閣政権中枢で執...全文を見る
○衆議院議員(馬淵澄夫君) お答えさせていただきます。  各府省の意見を結果的に聞かなければならなくなるのではないかという御懸念に関してなんですが、この修正案では、五条四項九号におきまして、適切な人事管理徹底のために、幹部職員及び幹部候補育成課程の対象となる者の人事に関する情報...全文を見る
10月08日第170回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。質疑の機会をいただきました。  一昨日、昨日と二日間、この補正予算審議、基本的質疑ということで、先輩諸氏が質疑をされておられます。昨日、前原議員が道路特定財源の一般財源化について質疑をされました。私は、このいただいた時間を使って、その後の道...全文を見る
○馬淵委員 一般財源化していくということと同時に必要な道路をつくる、このことは、再三さきの通常国会の中でも議論がございました。  ただ、一般財源化をしていくというこの趣旨、要諦というのは、まさに道路予算の抑制、ここに重点が置かれているのではないかということを昨日も前原議員がお尋...全文を見る
○馬淵委員 あいまいな御答弁ですね。  一般財源化、道路コストの抑制を明確に示されているわけですよ。そのことについては決意を持って臨まれるのかどうかというのを、私、最初の質問にしたんです。そして今も、福田総理の会見の文章、会見の要旨をお伝えしました。金子大臣はこれを無視されるの...全文を見る
○馬淵委員 明確ではないんですが、昨日の金子大臣の御答弁の中には、みんな認めていきたいんだと言うけれども、しかし一方で、年末までに、これは時間をかけて決めていくんだと。これは麻生総理もそうおっしゃっておられましたね。予算編成に向けて、年末にかけて決まっていく、今の段階ではわからな...全文を見る
○馬淵委員 御本人の中では、三割減らすことはできない、もう既に減らすつもりはないとおっしゃっているのと私は一緒だと思いますよ。  三割減らすことができない。では、二割だったらできるのか。これはお答えできますか。大臣、どうですか。
○馬淵委員 お話を伺っても、御本人の中では、抑制をしていく、そして福田総理がおっしゃった、道路特定財源を一般財源化する本来の趣旨というものを十分に御理解されていないのではないか、そのようにも感じます。  麻生総理、こうした一般財源化について総理は、必要と判断される道路、これは資...全文を見る
○馬淵委員 では、もう一度伺いますよ。  必要と判断される道路、これは新しく策定される五年間の中期計画により判断され、費用対便益、BバイC、これで判断されるという御理解をされていますねと聞きました。
○馬淵委員 中期計画で策定された道路、BバイCで決定されるということを認識されていますねという質問ですよ。
○馬淵委員 その御認識をもとに、この中期計画、そしてさらには中期計画のもととなる需要推計の見直し、これが再三、さきの通常国会の中でも議論されました。五月十三日のこの閣議決定の中でも明確に、道路の中期計画は五年とし、最新の需要推計などを基礎に、新たな整備計画を決定するとなっておりま...全文を見る
○馬淵委員 十一月中という答弁をいただきました。秋までに作業完了ということですから、十一月中は秋、十二月は冬だということの御認識だというふうに理解いたします。  これは、お手元の資料3にありますように、福田総理も明確に、このことは四月四日の参議院の本会議で述べられております。今...全文を見る
○馬淵委員 私がお聞きしているのは、この工程表の図、フローチャートがあるじゃないですか、どこの段階まで行っていますかと聞いているんですよ、大臣。
○馬淵委員 現在このフローチャートの三番に入っているということですね。モデルの分析、検討は終わった、そしてモデルの検証も終わった、そしてフレーム構築さらに需要の分析、そこに来た。今明確にいただきました。  大臣、ではお尋ねしますが、この工程表がある。同時に、作業日程の提出という...全文を見る
○馬淵委員 この契約の段階で、これは、見ればわかるように、二月までかかる予定になっているんですね。報告書作成は三月末ですが、二月までの作業工程になっている。その段階で秋までと明言をされておられるわけです。  資料8に、国土交通省の需要推計策定に関する経緯というものを私はまとめま...全文を見る
○馬淵委員 この経緯には、さらに、計量計画研究所とは別の会社との契約も示しております。これは、分布交通量モデルを用いた将来OD表作成検討業務というものなんですが、これは五月の二十三日に、株式会社社会システム研究所と契約を結んでおります。これも同日で、工程表、日程表を受領されている...全文を見る
○馬淵委員 大臣、ことしの通常国会の審議、ごらんになられたでしょう。通常国会で予算委員会の審議、中期計画、これを審議したんですよ。このときにも、中期計画、年間五兆九千億円、十年間で五十九兆円、そして、その根拠は何だといえば、まさに配分交通量、先ほど申し上げている、路線それぞれのB...全文を見る
○馬淵委員 ことしの予算委員会の審議は、そのことが問題になったんですよ。中期計画が緻密なものではないじゃないかということで、再度見直せ、ずさんな計画を審議しても仕方がないだろうということで問題になったんです。今のお話じゃ、一緒じゃないですか。  麻生総理、総理、お聞きいただけま...全文を見る
○馬淵委員 お答えいただいていないということ、麻生総理がこの問題に対しては極めて、誠実なお答えをいただいていないということを私は皆様方にお伝えをして、質疑を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
11月12日第170回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  一般質疑の機会をいただきました。先回の当委員会で大臣発言を受けまして、その大臣発言に対してのこちら一般質疑ということでございます。  まずは冒頭、河村官房長官の発言を受けまして質疑をさせていただきたいというふうに思います。  河村官...全文を見る
○馬淵委員 町村前官房長官のお答えが個人の見解である、このようにおっしゃるんですか。これは明確に、この六月五日の参議院の内閣委員会で官房長官が答弁をされ、さらにはそれを時の担当大臣である渡辺大臣、この段階では所管の大臣として、法案提出者の大臣として権限がございます。その渡辺大臣も...全文を見る
○馬淵委員 国会のことではありますが、この同意人事、あすにも提示だと報道には上がっております。十三日にも提示する方針を決めた、これは本日の朝日新聞で報道に上がっております。  官房長官、これは国会がお決めになることという御答弁は結構です。あす仮にもこれは提示される可能性がある。...全文を見る
○馬淵委員 町村官房長官の方向性は、これはもう確認はされたということですから、これについては受けとめていらっしゃるというふうに私も理解をいたします。  では、仮に、町村官房長官のおっしゃるように総理は権限行使できるんだとした場合に、国会の同意人事についてはまさに国会の形骸化とい...全文を見る
○馬淵委員 いや、そのことを私は、前官房長官はそれをあえてお答えいただいて、二大臣が確認をしたと申し上げているんですよ。お願いしたいという話も私はしていません。さっきおっしゃったじゃないですか、町村官房長官のその答弁を受けてと。受けてということであるならば、それは、その可能性とし...全文を見る
○馬淵委員 いずれにしましても、あす提示されるということであれば、またその後の進展の中ではっきりすると思いますが、この問題につきましてはもうこれ以上お聞きはいたしませんが、今、極めて重要な御答弁をいただいたと私は認識しております。  さて、甘利公務員制度改革担当大臣にも御出席を...全文を見る
○馬淵委員 この顧問会議が設置をされた。この顧問会議が設置をされた上で、さまざまな、まさに甘利さんが先ほどおっしゃっている内閣人事局の設置を初めとする改革が詰められていくわけですが、顧問会議を運営していく中でワーキンググループという、いわゆるさらに中身を詰めていくという会議を設置...全文を見る
○馬淵委員 甘利大臣は、これは二十三日は無理ですよね、まだ閣僚に任命されていないわけですから。十四日の第三回の顧問会議に、フルタイムとおっしゃっていますが、これは九十分間出席をされた。そして、その翌日からワーキンググループがスタートしました。第一回、十五日、第二回、二十四日という...全文を見る
○馬淵委員 もし大臣が主導しようというお気持ちがあるならば、私は、ワーキンググループについてもかなり厳しい監視を向けられるべきではなかったかと思いますね。というのは、何度も申し上げるように、二局母体案などというものが出ているわけですよね。少なくとも出たという報道がなされて、またそ...全文を見る
○馬淵委員 これは、二局母体論が出て、そしてそれであたかも進むかのような流れの中で、一方、事務局としては十一月の期限を殊さらに言っているんですよ。こうした状況がワーキンググループで起きているわけです。大臣、これは単に基本方針を出したからという話じゃないんじゃないでしょうか。  ...全文を見る
○馬淵委員 しかし、岡本次長は繰り返し、十一月までとおっしゃっていますね。これの意図はどういうことなんでしょうか。
○馬淵委員 岡本次長、そういった事実を述べただけだとおっしゃっていますが、これはこの議事録を読めば、事務局の発言として、十一月までということに対して大変拘泥されているというのが読めると思うんです。  では、改めて別の観点でお聞きしますが、内閣人事局、設置を決めたわけではないんだ...全文を見る
○馬淵委員 ワーキンググループで内閣人事局の機能について、そのことを詰めていくという作業は今日までに何回されましたか、岡本次長。
○馬淵委員 お手元の資料二をごらんいただきたいんですが、これまでの議論の経緯というのを見させていただいておりますが、内閣人事局の組織、業務のあり方については、本日の午後五時からとあすの一時半からのこの二回、合計四時間、実質は一時間半ですから合計三時間、これで決めるという工程表にな...全文を見る
○馬淵委員 いやいや、これは機能についてまだ全然詰まっていないじゃないですか。今日までの論点の整理のところを見ても、まだまだこれは全然機能については何も決まっていませんよ。論点が出されているだけですよ。いいかげんなことを言わないでくださいよ。岡本次長、これは詰まっていないじゃない...全文を見る
○馬淵委員 総務省にお尋ねします。行政管理局の管理官、定員総括担当、歴代どこの出身の方ですか。
○馬淵委員 財務省、済みません、給与共済課長の入省年次、端的にそれだけで結構です。
○馬淵委員 人事院の給与二課、ここが級別定数を決めるんです。そして、総務省の行管局の管理官、定員総括担当が定員を定め、そして、財務省給与共済課が当然ながら給与の調整を行う。それぞれの入省年次は、人事院は昭和六十年、総務省は昭和六十三年、財務省は昭和六十一年と非常に近いところです。...全文を見る
○馬淵委員 はい、了解しております。  甘利大臣、参考にさせていただくじゃなくて与野党協議を、それこそ大臣、政治判断していただきたいと思います。それこそが真の政治主導の新たな制度設計になると私は信じております。時間もございませんので質疑はこの辺にさせていただきますが、どうか大臣...全文を見る
11月19日第170回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  一般質疑の機会をいただきました。質疑をさせていただきたいと思いますが、本日午後、長期優良住宅の普及の促進に関する法律案、法案審議がございますが、趣旨説明の省略ということでもございます、また、午後の審議ということでもありますので、私はこの...全文を見る
○馬淵委員 住宅の寿命ということでありますが、今局長から、具体的にはこれは滅失住宅の平均築後年数だ、このように御説明をいただきました。直近の数字では三十年ということであります。  この滅失住宅というのはどういうものかといいますと、これはいわゆる固定資産税、家屋の固定資産台帳から...全文を見る
○馬淵委員 取り壊された建物でございます。建てた年次がはっきりしているもので取り壊された建物、これを統計上確認されたということで、寿命が三十年ということでございますが、さて、この取り壊し、除却の要因というものについては、国土交通省はどういうものなのかということを把握されていますで...全文を見る
○馬淵委員 局長から短くなった要因という御説明の部分もございましたが、除却の要因にどういうものがあるかということでお尋ねしたところ、三点、住宅の質の問題だ、量から質へと転換したけれども、当初は絶対量が足りないがために、量の供給を中心にしてきたために、ありていに言えば質が低かったと...全文を見る
○馬淵委員 大臣からこの三点、まさにこういったものの要因がある中で人間が決めてきたんだ、人が決めてきたもの、私が提出した資料の中の部分を引用していただきましたが、それにまた、背景としては土地の問題というものもあるのではないか、地価の問題というものがあるのではないかという答弁をいた...全文を見る
○馬淵委員 この法律に定めている構造躯体の耐久性、すなわち、ここは何を意味しているかというと、先ほど申し上げた三点の要因のうちの、住宅の質の問題についてその措置を図っている部分だというふうに理解いたします。この質を上げていくためには、構造躯体の耐久性を上げていく、数世代にわたり住...全文を見る
○馬淵委員 直接関係はないということでございましたが、少なくとも、この除却、滅失という期間、直近における期間が三十年という数値がございます。また、過去においては短かったものが、今時においては、良質な住宅の供給の中で、二十六年だったものが三十年に延びているということで、ある一定の関...全文を見る
○馬淵委員 いや、私が申し上げているのは、建物の構造躯体を強化する措置というものは、そもそも材料劣化の抑制だということを先ほどおっしゃったじゃないですか。しかし、その材料劣化というものが建物寿命を決定するものではない、こういった研究もある中で、果たしてこのような措置というのが、こ...全文を見る
○馬淵委員 モデル事業で中小企業、工務店が入っているから大丈夫だというお話じゃないと思いますよ。  いいですか。私が申し上げているのは、措置として、建物の長期優良化に対しては材料の劣化を抑制する措置を盛り込んでいますねと確認をしたんですよ。しかし、それに対しては、材料の劣化がそ...全文を見る
○馬淵委員 財務省はあくまで会計上の問題として取り上げられておるわけですが、この小松教授の研究によりますと、建物というのは部材によって、先ほど、まさに措置の中にあるように構造躯体、重要な構造耐力を保持すべき躯体の部分、柱であったり、はりであったり、壁であったりというところで、そこ...全文を見る
○馬淵委員 検討していただくという答弁をいただきましたので、しっかりとまた検討の経過というものを、この法律が仮に制定された上でも私はしっかりとまた確認をさせていただきたいと思うんです。  時間も余りございませんが、最後に、構造躯体の措置なども含め、先ほどいわゆる可変化とかさまざ...全文を見る
○馬淵委員 どうかめり張りのきいた答弁をまたしていただきたいなということを最後にお願い申し上げて、私の質疑を終わらせていただきます。  ありがとうございます。
12月12日第170回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○馬淵委員 馬淵でございます。  本日、防衛省の給与法の質疑の機会をいただきました。この法案は、一般職の給与改定に準じまして防衛省職員の皆さんの給与改定等を行うということで、大変重要な法案の審議だと認識しております。日ごろ、我が国の防衛という大変重要な任務を担ってくださっている...全文を見る
○馬淵委員 中国のいわゆる公船でございます、この公船が調査船という状況のようでありますが、公船が領海内を侵犯したということで、海保からはこちらに対して出域、退去の勧告を行ったということでございますが、政府の対応ということでございます。  確認をさせていただきますが、海上保安庁か...全文を見る
○馬淵委員 副大臣、お越しいただきましてありがとうございます。昨晩は、ちょっと都合がつかないとお聞きしたんですが、どうもありがとうございます。  端的で結構でございますので、今、複数の外交ルートで中国に対する抗議を行ったということでございました。事細かにお伝えをいただきましたが...全文を見る
○馬淵委員 外務省としては、中国側の発表以外に背景、意図の分析は行っておられないというふうに今お答えいただいたように思うんですが、こうした尖閣諸島への中国船の領海侵犯等々、近接する事案というものがふえれば、これがまた既成事実化していくというおそれもございます。こうした状況の中で、...全文を見る
○馬淵委員 あす、日中韓の首脳会議があるわけですね。その前に存在を誇示している、私はこう考えてもおかしくはないと思うわけであります。中国側の正式なコメントがないということでありますが、日本側が関係悪化を避けたい、そうした思いを、ある意味、対応を見越した中国側のしたたかな計算があっ...全文を見る
○馬淵委員 今回の問題は、私は非常に大きな意味があるというふうに思っております。  今回、公船、調査船ということでありますが、何を調査しているか。一般的に考えれば、それこそ潜水艦の航行のための海底地形の探査等々、さまざまな調査の意図ということがあり得るのではないかと思われるわけ...全文を見る
○馬淵委員 大きな関心を持って注視していただく、それはありがたいんですが、私は、もう一歩進めて、今申し上げたのは、我が国の安全保障に大きな影響を及ぼすのではないか、そういう認識はお持ちですかということをお尋ねしました。関心をお持ちだということですから、認識はおありです。一歩進めて...全文を見る
○馬淵委員 問題認識を受けとめていただくということでございますから、私は、これは非常に重要な問題だということを改めてお伝えしたいと思います。  そこで今回は、先ほども答弁の中にございました、この調査船は国際法に違反する航行であるということで、国連海洋法条約に違反ということであり...全文を見る
○馬淵委員 その地域で通常の任務を行っておられたと。  重ねてお尋ねしますが、では通常の任務の中で、このような状況で駆けつけるということをなされることは可能でしょうか。いかがでしょうか。
○馬淵委員 非常に重要な御答弁をいただいたというふうに思っております。  通常の任務の中で、調査活動も行っている中でさまざまな判断が行われる可能性はあるということを言及いただきましたが、中国側は、これは先ほども御答弁いただきましたように、固有の領土で行った活動だということで、こ...全文を見る
○馬淵委員 中国公船による領海侵犯というのは、過去三回ですね。平成十五年十月海洋調査船、奄美大島周辺の領海内、十六年の二月海洋調査船、尖閣諸島周辺領海内、そして十六年十一月、これは軍艦です、潜水艦が先島諸島周辺海域ということでございます。  こうしたときに、伊藤副大臣が述べられ...全文を見る
○馬淵委員 当然ながら、こうした自衛艦、こうした艦が存在することの抑止力というのは、これは私は大きいと思っておりますし、また、この安保委員会、またさらには昨年のテロ特でも、高村外務大臣あるいは石破防衛両大臣がプレゼンスと抑止力について答弁されておられます。  高村外務大臣は、抑...全文を見る
○馬淵委員 大臣から主体的な行動についての答弁をいただきました。これを強く求めてまいりたいというふうに思いますが、一方で、立法措置についても、私は問題があるのではないかというふうに思っております。  立法措置に関しましては、総合海洋政策本部が設置されまして、我が国においては、先...全文を見る
○馬淵委員 一言、端的にお答えいただけませんでしょうか。では、制定の目標年次、制定の具体的な目標ゴール、いつだということをお決めになっておられますか。
○馬淵委員 委員長にお許しをいただいてお配りした資料の二、三をごらんください。  これは、中国並びに韓国が同様に、こうした外国船籍の海洋調査活動に対して政府の許可を得なければならないという内国法なんですね。このように、他国、中国ではこのような、中国政府からの許可によらなければな...全文を見る
12月12日第170回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  質疑の機会をいただきました。  まず冒頭に、私は、再三こちらでも質疑をさせていただいております国家公務員制度改革ということで、再就職等監視委員会の設置につきましてお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。  昨年の国公法の一部...全文を見る
○馬淵委員 閣議決定を行って政令を定めるということでありますから、今官房長官からは、今国会中に、二十五日までにということで明確な御答弁をいただきました。ここで、これは政令で定めるわけですから、施行日自体は今国会中に定めても、施行日はまた、当然閉会後になるのか、それはまだ決まらない...全文を見る
○馬淵委員 重ねてお尋ねなんですが、ほかにあるとお考えなのか、今ぎりぎりの判断とおっしゃったわけですから、総理が権限を行使できる、もはやその方向で考える以外にはないということなんでしょうか。  今お話ではそれも含めてということでありますが、幾つも方策があるとは考えられないんです...全文を見る
○馬淵委員 大変苦しい御答弁だなというふうに私も感じます。  同意人事、先ほど、同意が得られなかったということでありますが、私どもとしては、昨年の国公法の一部改正案のときにも申し上げたように、天下り根絶ということを党の大きな大方針として掲げています。官民人材交流センターの設置は...全文を見る
○馬淵委員 もう少し具体的なところをお聞きしたいんですが、各省の人材登録、これはどういう形でしょうか。これも端的に、そこだけで結構ですから、事務方にお願いします。
○馬淵委員 まず、五十歳以上、そして課長相当職の登録を各省で行う、これは一般情報であるから各省で行っていく、その上で個人の情報を登録していくということで、個人の情報というのは御本人がされるということだというふうに理解をしております。  このような二段階の仕組みで現在準備中である...全文を見る
○馬淵委員 そこで、これは官民人材交流センターが設置をされ、そして向こう三年間においては、その経過期間の中で官民人材交流センターが十分に機能を発揮できない場合において、再就職等監視委員会で、総理の権限を受けて委任を受けた委員会で認めた場合には各省あっせんを可能とする、こういった法...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。そのような指示の事実は認識していないということを明確に答弁いただきました。  済みません、甘利大臣、今、私もこれは純粋に、情報を得ながら、そんなことがあるのかということで尋ねさせていただいたんですが、大臣の方にもそのような事実あるいはそういった...全文を見る
○馬淵委員 こうした状況、いろいろなことがやゆされる部分があると思いますので、私としては国会の中で明らかにしていけばいいと思っておりますが、今の段階では全くないんだということでございました。  このように、再就職等監視委員会の設置がどうなるかということで、官僚の皆さん、あるいは...全文を見る
○馬淵委員 この顧問会議の報告を受けて、私も質疑させていただきましたが、甘利大臣が政治判断をされるということで、そして、これは麻生総理と懇談をされて、そして甘利大臣は、この内閣人事局の設置に関しては平成二十二年度ということを決断された、いわゆる政治判断をされたわけであります。 ...全文を見る
○馬淵委員 結論ではないんだという状況の中で御判断をいただいたということであるかとは思うんですが、私が危惧するのは、顧問会議、非常に短い時間の中で、大臣は最初から、器の話じゃない、中身の話をしてくれとおっしゃった。しかし、実際の日程から見れば、これはほとんど機能の話ができていない...全文を見る
○馬淵委員 もう時間がございませんが、大臣、今事務局からこのような、事務的な問題だということで説明がありましたが、先ほど申し上げたように、国民の不断の監視の中で、これは、ともすれば骨抜きじゃないかということで大変注視されているものです。ぜひ厳格に対応していただいて、このようなこと...全文を見る
○馬淵委員 終わります。      ————◇—————