馬淵澄夫

まぶちすみお

小選挙区(奈良県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

馬淵澄夫の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月13日第171回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  締めくくり総括質疑をさせていただきます。  この補正予算、二次補正予算の審議が本日で終局となること、これは大変遺憾でありますが、しかし、この一・五日の基本的質疑の中でも大きな問題が明らかとなりました。私は、その中で、天下り推進政令につ...全文を見る
○馬淵委員 この再就職等監視委員会、今渡辺大臣の答弁を引き合いに出したような立法趣旨でつくられたわけでありますが、この再就職等監視委員会、同意人事でございます。  国会の同意人事ということなんですが、まず、この国会同意人事がどういうものか、よく御存じの方もいらっしゃるかもしれま...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございました。  随分古い話であります。昭和二十二年、敗戦後の九十二回の帝国議会で、いわゆる内閣から十分独立させるために、職責上、中立性、公正性、これを担保するために両院の同意というものを義務づけた、これが国会同意人事の始まりであります。その後、こうした同...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  これは、衆議院の議院運営委員会の理事会の中で申し合わせ事項として確認をしたわけです。すなわち、与野党、自民党も含めて、この同意人事の制度というものはどういうものかということを確認した申し合わせでございます。つまり、公務員の任命に当たっては、...全文を見る
○馬淵委員 全くそのとおりであると私も思っております。これは極めて重い国会の意思である、すなわち国民の意思である、重いものである、このように理解をしております。  そして、問題の再就職等監視委員会も、渡辺大臣の答弁を引き合いに出したように、公正中立性、そして独立性を理由に国会の...全文を見る
○馬淵委員 国会の意思、国民の意思なんです。そして、国民の意思として不同意になったんです。そして、今、総理は想定されないとおっしゃいましたが、同意か不同意かというのは国会の中で決定するわけですから、法が予定している話とは別の話なんです。  私がお聞きしているのは、同意人事という...全文を見る
○馬淵委員 今、官房長官、法律で決まったから、そしてそれを通そうとしている中で反対された、このようにおっしゃいます。これ、想定外だということを繰り返しおっしゃいますよね。これは実は仙谷委員の質問に対しても、想定外という言葉が内閣法制局長官から出てまいりました。一月八日の仙谷委員の...全文を見る
○馬淵委員 宮崎長官が法の想定外ということを繰り返しおっしゃり、今、官房長官も法の想定外だと繰り返しおっしゃるんですが、私が最初にこの問題について取り上げたのはいつか、昨年の三月の十九日なんですよ。これは、仙谷委員が一月八日の質疑では、十二月の末に、ひそかに十二月につくったと、ま...全文を見る
○馬淵委員 いや、官房長官、何度も申し上げるように、国会の意思、これは私は歴史的経緯からひもときましたよ。国会の意思なんです。同意するかしないかというのは国会の意思なんです。この国会の意思の中で不同意となることを十分に想定され得るんですよ。法律をつくるときにそれが想定されなくても...全文を見る
○馬淵委員 だから、政府見解として、国会同意がなされないことを外的障害だということでお認めになるかどうか。確認ですよ。確認してください。
02月04日第171回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  本日、予算委員会の総予算基本的質疑二日目の質疑の機会をいただきました。今、前原議員から、道路特定財源の一般財源化の問題について質疑をされましたが、私も昨年に引き続き、この道路問題についてお尋ねをしていきたいというふうに思っております。 ...全文を見る
○馬淵委員 継承され、よく理解されているということを確認させていただきました。  中期計画は、昨年は十年だったんですね。これが、五年に見直すと福田総理がおっしゃった。見直すといっても、それまでの道路整備計画は五カ年計画でしたから、この中期計画で十年に延ばされたものは、ある意味戻...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  厳格な事業評価とは、これは、国交省の政策評価基本計画に公共事業の事業評価が定められております。今、事細かに、また数字までおっしゃっていただきましたが、大きくは三つある。新規事業採択時評価、そしてもう一つが再評価、三つ目が完了後、事後評価、こ...全文を見る
○馬淵委員 三月末でございますね。通常三月末、四月初めとおっしゃっていただきましたが、これは、毎年概算要求時の八月、あるいは予算案の閣議決定が行われる十二月、昨年でいいますと二十四日ですか、こうした時期にも事業評価が公表はされておりますが、その大半は三月ということであります。 ...全文を見る
○馬淵委員 大臣、それはもう私先ほど申し上げました。八月や十二月というのも公表がありますが、わずか数件です。再評価に関してはすべて三月末です。  私がお尋ねしているのは、この年度末、三月末に事業評価が公表されるわけですけれども、どうやってそれを厳格に、事業評価を予算に反映するこ...全文を見る
○馬淵委員 大臣、私が先ほどから聞いているのは、事業評価を厳格に反映していくということで、そして予算審議にもこれを反映させるということを、再三再四政府側は一貫して我々に説明してきているんですよ。しかし、事業評価に関しては、これは三月末の公表なんですよ。財政法上のお話をされますけれ...全文を見る
○馬淵委員 重要な答弁をいただきました。  金子大臣、確認させていただきます。  財政当局と予算審議の過程の中で事業評価を行っていると今おっしゃいましたね。これは確認です。  私は、事業評価は、先ほど来、新規採択時評価、そして再評価、お尋ねしました。今、お話は、財政当局と予...全文を見る
○馬淵委員 今、答弁変わりましたよ。財務当局と、今何とおっしゃいましたか。先ほど事業評価を行っているとおっしゃったじゃないですか。今変わりましたよ。確認ですよ。
○馬淵委員 金子大臣、答弁変わっているじゃないですか。実施評価と事業評価は全然違いますよ。私は、だから確認しているじゃないですか。これでは質問できないじゃないですか。  大臣、私が尋ねているのは、事業評価をやっているとおっしゃったからもう一度確認なんですよ。ちゃんとお答えくださ...全文を見る
○馬淵委員 その前提に事業評価があるだけであって、財務当局とは事業評価、再度やっているということではないんですよ。そこだけ確認します。いいですか。そして、この問題はまだこの先に出てきます。  平成二十年の五月十三日の閣議決定、新たな中期計画には、予算審議だけではありません、執行...全文を見る
○馬淵委員 大臣、質問にちゃんと答えてくださいよ。よくお聞きください。閣議決定にも、「二十年度道路予算の執行にも厳格に反映する。」として、中期計画も、昨年の十二月ですよ、決まったものも、平成二十年度にさかのぼって、平成二十年度予算の執行にもこれは「事業評価を厳格に実施する。」と決...全文を見る
○馬淵委員 私は、二十年度予算執行に厳格に反映していますかと聞いているんですよ。今のお話は、今検討中というお話じゃないですか。二十年度事業予算、これはもう執行しているんですよ。だから、執行しているのにどういうふうに反映したんですかとお尋ねしているんです。
○馬淵委員 だから、新規事業だけの話じゃないんですよ。私が申し上げているのは、これは二十年度予算の執行全部ですよ。二十年度予算の執行すべてについて、これは厳格に評価、反映すると閣議決定でも決めてきたんです。それはどうなんですかとお尋ねしているんですよ。今おっしゃっているのは新規事...全文を見る
○馬淵委員 大臣、全然私の質問に答えられていませんが。では、さらにもう少し確認しますよ。  三月二十七日の福田総理の記者会見。このときに、福田総理は記者からこう聞かれているんです。「二十年度につくる道路についても不要なものはつくらないようにしていく、そういうことなんでしょうか。...全文を見る
○馬淵委員 先ほども申し上げたように、再評価というのは、これも事業評価としてやっているわけですよ。再評価されたものについては、これもまた続けて執行されていくんですね。十一というのは新規事業の話だけですよ。再評価されたものは、その後、毎年度毎年度予算執行されていくんです。  これ...全文を見る
○馬淵委員 これ、話が違うんですが、では、もう一つ別の観点から確認しましょう。(発言する者あり)
○馬淵委員 静粛にさせてください。(発言する者あり)何かまだ言っていますよ。
○馬淵委員 もう一つの観点からお聞きします。  現行の国交省の事業評価制度、先ほどお話ありました。再評価、新規事業採択時評価をクリアした後は、五年間未着工の場合、でも、これは実はまれなんですよ。まれにあります、五年間どうしても事業を進められないものもあります。でも、政府側として...全文を見る
○馬淵委員 必ずしも例外を私は否定しませんよ。そういう場合もありますよ。しかし、昨年の二十年度予算の執行に関しては、BバイC、これを見直さないかぬ、需要推計も新しくなるから、これは厳格に反映するとしていた。その二十年度予算の執行については、わかりやすく言えば、BバイC、事業評価と...全文を見る
○馬淵委員 大臣、二十年度予算ですよ、二十年度予算。これはもう全国に事業として振り向けられているわけですよ。全部反映するのであれば、これは反映させた結果が出てからじゃないとできないじゃないですか。そうやっているんですか、これは全部。違いますよ。大臣、いいかげんなことをおっしゃって...全文を見る
○馬淵委員 これはやっていないんですよ。平成二十年度執行のものについては、すべて再評価ができていないんですよ。閣議決定で「厳格に反映する。」としながら、大臣おっしゃったように、十一の新規事業の話ばかりなんですよ。平成二十年度予算執行は、この閣議決定でした「厳格に反映する。」という...全文を見る
○馬淵委員 大臣、平成二十年度の予算執行の中で、これらに関してはすべて事業評価を実施して反映するということに対して、これはやっていないんですよ。  さっき大臣は、昨年の十一月だからできるわけないじゃないかというお話をされましたけれども、できるわけないじゃないかじゃだめなんですよ...全文を見る
○馬淵委員 大臣、これは答弁になっていないんですね。だから、私が申し上げたのは、平成二十年度予算執行、今やっていると言っても、平成二十年度の予算ですからね、ことしの三月末までの話ですよ。今、二十一年度予算、これから決まるわけですから、始まるわけですから。  二十年度予算なんです...全文を見る
○馬淵委員 引き続き質問をさせていただきますが、このように、国民の皆さんもこれは驚かれると思いますよ。事業評価をやります、厳格に反映しますと言いながら、最初の新規事業採択時評価を通れば十年間ノーチェックなんです。ずっと予算がついていくんです。そして、十年目にもう一回BバイCをとり...全文を見る
○馬淵委員 高規格幹線道路、これはやっていないんですよね。今、やっている最中だとおっしゃいますけれども……(発言する者あり)
○馬淵委員 高規格幹線道路の点検、今やっていますという話でした。これは、先ほどの二十年度予算執行に厳格に反映するという話と同じで、結局は、国土交通省、政府は、高速道路も、あるいは一般国道の事業も含めてまだ反映できていないんですよ。こうした状況なんです。  しかし、現実には、昨年...全文を見る
○馬淵委員 これは、私、出していますよ。そして、これは国交省からもペーパーをファクスでいただきました。一兆二千九百二十億円、七百六十八事業。確認ですからね、これは大臣から言っていただきたかったんですけれども、これはいただいています。  箇所づけという、これだけのボリュームで事業...全文を見る
○馬淵委員 事業評価がなされて、そしてBバイCが一以上のものについて、これがその路線の中で、区間の中で工事費として実際に予算が執行されていく。先ほど金子大臣の説明にもありましたように、財政当局でいわゆる実施計画書の承認がなされて、そしてそれが予算として、いわゆる支出行為として実行...全文を見る
○馬淵委員 大臣、無駄を排除することも重要なんですが、私が申し上げているのは、事業評価の反映がしっかりとなされた結果、BバイCが一以上でこれは執行されているんですかとお尋ねしているんですよ。
○馬淵委員 大臣、私が申し上げているのは、だから、BバイCの再評価というのを平成二十年度予算執行でもこれはやっていないじゃないですかと申し上げているんですよ。すべてについてやっていますかと先ほどから何度も何度も聞いている。反映していますかというのに対しては、今やっている最中です、...全文を見る
○馬淵委員 年度末までにやるというのは、これは三月末なんですよ。また同じ話なんですよ。予算の審議に出してこなければ何も意味がないんですよ。昨年もそのことを申し上げました。そして、二十年度予算に関しては、これは執行するものについては十分反映するというのが閣議決定で決まっていたんです...全文を見る
○馬淵委員 大臣、執行のときの評価というのは、いわゆる事業評価とは違うんですよ。これは単純に数字を積み上げたもののチェックの話ですよ。私が申し上げているのは、きちっとBバイCの評価を行ってくださいと。そしてそれを、今この予算審議の最中ですから、平成二十一年度分については、三月末に...全文を見る
○馬淵委員 いや、何度も申し上げているんですよ。事業評価、これが重要なんですよ。財務省の評価じゃないんですよ。事業評価なんです。これを行わなければならない。個別のものについては予算審議に上げないじゃないんですよ。個別のものでも、これは厳格に実施、反映すると昨年の閣議決定で決めたん...全文を見る
○馬淵委員 だから、申し上げている、それだったらここで出してください。いいですか、予算審議の中で出してください。  少なくとも、昨年、予算執行に厳格に反映しなければならない状況が起きていたわけです。それもまだ今できていません。ならば、この平成二十一年度予算、大事な予算審議の中で...全文を見る
○馬淵委員 いや、大臣、私が申し上げているのは、個別箇所づけをここで決めろとかそんなことを言っているんじゃないですよ。  昨年も、需要推計が新しくなったからこれは実施に反映しなきゃいけないという閣議決定をしたけれども、やっていないんです。だから、ことしに関しては、少なくともこの...全文を見る
○馬淵委員 私は繰り返し申し上げているんですが、結局、やっている、やっていると繰り返して三月末までに出さない。昨年も同じことなんです、二十年度予算も同じこと。そして二十一年度予算もまた同じことをやろうとしているんですよ。  私は繰り返し申し上げますよ。現に、BバイC、昨年の二十...全文を見る
○馬淵委員 公表されますのは三月末のことです。もう予算案審議終わっています。  委員長、これも理事会でしっかりと協議してください。予算案が終わった後に出す、これはまさに、厳格に反映させると言って一切やってこなかった政府の詭弁の踏襲であります。  改めてここでそれを申し上げて、...全文を見る
02月16日第171回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  本日は、この地方公聴会、意見陳述者の皆様方、ありがとうございます。  私の方からは、先ほど来、青森における疲弊した地方のお話を伺わせていただきまして、地域に根差した皆様の御意見を、ぜひともきょうは忌憚ないところをお聞かせいただきたいと...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  今、国会の中でも、総務大臣のこのような発言のもとに、過去の、改革という名のもとに行われた政策に大きな懐疑が示されている。今、まさに現場の、地方行政の立場の方々、あるいは働く方々の代表者たる方々から、いかがなものか、また、乖離が激しいんだとい...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  今、介護報酬あるいは看護報酬含めた、こうした社会保障周辺、あるいは、人にかかわる産業に関する人件費の負担等々、こういったところに施策としてお金を振り向けられないかといった御意見をいただいたというふうに理解をいたします。  その意味では、我...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  道路整備、そしてまた、のみならず公立病院やあるいは特養といった社会保障分野に対する公共事業ということで、行政側、働く側としての意見ということで賜りました。  二千二百億毎年削減されてきた社会保障費、我々もこの問題については大変注視し、また...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  権限の配分の問題、これはまさに地域が主体となって行っていくべきではないか。対等にお話ができるということはそういうことだと思います。重要な御答弁をいただいたなというふうに思いますが、このように、国と地方の問題についてはようやく国会の中でもまと...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  実は、無料化は現実に行われている区間がございます。この青森の隣の秋田では、日沿道で、既に有料と無料の区間ができております。新直轄道路が無料になっておりまして、この秋田の日沿道や、あるいは静岡の四バイパス、あるいは山陰道等、こうした道路を見ま...全文を見る
02月20日第171回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  本日、社会保障等に関する集中審議ということで、質疑の機会をいただきました。  我が国は、ただでさえ世界に類を見ない少子高齢化社会が進んでおります。その上、未曾有の経済危機ということで、社会保障費の財源、この捻出に関しては大変困難な状況...全文を見る
○馬淵委員 この生活対策で高速道路の割引施策、これは、高速道路全体、全車、通行する車を押しなべて見ると三割引きだ、こういうことをざっと今お答えをいただきました。  さて、十年間で三兆円もの拠出をするわけでありますから、当然ながら、この効果の検証というのはもう十分しておられるんだ...全文を見る
○馬淵委員 十分な効果の検討をどれほどされているのか、今の答弁でははっきりわからないんですが。  ここに、国土交通省の研究機関でございます国土交通省国土技術政策総合研究所、これは通称国総研と呼ばれるんですが、国総研の道路研究部道路研究室の報告書があります。これは平成二十年三月に...全文を見る
○馬淵委員 今、大臣から御説明をいただきました。この報告書の目的でありますが、わかりやすく言えば、全国の幹線道路網、全国に高速道路がございます、これらを対象として、料金が割引された場合にどのような形で効果があらわれるのかということを路線別、地域別で検討、推計したものであります。例...全文を見る
○馬淵委員 金子大臣も、そして麻生総理も間違っておられるのは、渋滞をする部分も含めて、渋滞をすれば当然ながらそこには便益が下がるんですよ、それらも含めてトータルで便益が出るんですよ。得する方がいらっしゃるけれども損する方もいらっしゃるという話じゃないんです。それすべてあわせて便益...全文を見る
○馬淵委員 私が申し上げているのは、無料化による効用というのがこれだけ大きく出る、少なくとも三割、五割という検討の中で、効用が出るということが国総研の報告書に出ているわけです。  今、三割引きをやろうとされているわけですよ。十年間で三兆円のお金をかけて、三割引きをやろうとしてい...全文を見る
○馬淵委員 これは、先ほど来申し上げているように、走行便益というのは最も費用対効果の中で大きいんです。その便益を算出した、これは推測の計算結果なんですよ。これを否定されるのは全くおかしな話なんです。  今お話で、なぜそのようになっているかわからないとお話しされました。私もこれは...全文を見る
○馬淵委員 いや、総理、何度も申し上げているように、この効果全体としては、便益が二兆七千億も出るんですよ。少なくとも国土交通省はそういった把握をしているんです。国民が負担している二兆五千億、合わせて五兆二千億ですよ。これだけの効果があるんです。これだけの効果があるにもかかわらず、...全文を見る
○馬淵委員 麻生総理、無料にすれば得をする、そういう計算じゃないんですよ、これは。昨年もやってきたんですよ。便益というのは、トータルでこれが効用があるという、効果をお金に換算した数値なんですよ。そして、この二兆七千億、少なくとも国交省は想定しているわけです。計算されています。 ...全文を見る
02月25日第171回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  先週に引き続きまして、質疑の機会をいただきました。  まず、先週金曜日、私が集中審議で質疑をさせていただきました、その中での金子大臣答弁について確認をさせていただきたいというふうに思います。  先週、私は、国総研、国土交通省の所管で...全文を見る
○馬淵委員 私は、まさに、その施策と一体であるということを前回の質疑の中でも確認をさせていただいたつもりなんですが、殊さらにといいますか、大臣の御答弁の中では、これはあくまで研究目的、このようにおっしゃったので、これは恐らく、この委員会、あるいはあのときにはテレビをごらんいただい...全文を見る
○馬淵委員 現象面をおっしゃったということでありますが、便益のお話をする上においてこれを誤解されてはなりません。これは、すべての路線をつないだ形で総便益をこの報告書では出しておりますので、渋滞する区間があるといって、それでも便益が出るというのに対して、あたかも、いや、それが減る可...全文を見る
○馬淵委員 政策判断も加味するということ自体は私も否定をいたしません。ただし、便益で判断するのがおかしい、評価するのはおかしい、ここに関しては、これは誤解を招きますから、大臣、再度の確認です。
○馬淵委員 前回の大臣の答弁はそのようにはおっしゃっておられません。今そのようにお答えされるのであれば、そこは細かく申し上げませんが、便益だけで判断されるのはおかしいと。そこに、むしろ、料金引き下げは、観光がふえる、物流が効率化されるなどの全体経済効果で評価する必要がある、ここは...全文を見る
○馬淵委員 高速道路だけじゃありません、大臣。こちらの検討報告書には、一般道も含めてすべてが網羅されているわけですね。このように、当然ながら全国の道路網が網羅されて、三割引きで五千二百億、五割引きで一兆二百億の便益が出るという検討結果が出ているわけですが、しかしながら、今回の千円...全文を見る
○馬淵委員 大臣、それは全く筋が通らないと思いますよ。三割では公平性は欠かない、十割だと公平性を欠く。では、五割はどうなんですか、五%はどうなんですか。少なくとも、この公平性を欠く議論というのは、受益と負担の関係で、ドライバー以外は全く負担しちゃだめだというところに成立する論理な...全文を見る
○馬淵委員 大臣、私は、総理の答弁をフォローされた大臣の今の御答弁に対して確認しているんですよ。公平性を欠くということについては矛盾しませんか、三割引きなら税の投入がオーケーで、十割引きは公平性を欠くということについては、これは矛盾しませんかということについては何らまともにお答え...全文を見る
○馬淵委員 大臣がお答えいただけないので、では、別の観点でお伺いしましょう。  三割、五割の国総研の報告書がございましたが、一方で、十割引きの試算はございませんかということで、前回の質疑の中で、これは総理や大臣ともに、見たことはなかった、資料を見たことは私はないと麻生総理はおっ...全文を見る
○馬淵委員 お手元にお配りをしております資料一ですけれども、このように、前回お配りしたのが三割、五割引きの国総研の報告書です。そしてもう一つの、研究過程なんですかね、それがこちらでございますが、少なくとも、このように十割引きで二兆六千七百億、ここに書いてありますように、二・七兆円...全文を見る
○馬淵委員 大臣、実はこれは非常に重要な資料なんですよ。お手元の資料に、十一、十二、十三、十四、ちょっと別刷りでお渡ししましたものがありますが、前回、私はパネルにもして示しました。三割引き、五割引きというこの報告書、公に出ている報告書ですね。  ここでは、例えば十一番は走行便益...全文を見る
○馬淵委員 大臣の見解としては、これがベストだ、ベストプラクティスだというお答えなのかもしれませんが、資料二に示しておりますように、この国民負担というものが、いわゆる通行料金なのかあるいは国費なのかということです。これは大臣の答弁にもつけかえだという表現がございましたが、しかしな...全文を見る
○馬淵委員 大臣、とにかく出していただくということで、期限の方も、速やかにということでよろしゅうございますか。(金子国務大臣「結構です」と呼ぶ)はい。こう言っていただきました。  高速道路の無料化というものがようやくまともな議論の俎上にのると私は思いますので、そういう意味では、...全文を見る
○馬淵委員 直轄事業等ですね。これについてはもう一度確認です、御答弁いただけますでしょうか。
○馬淵委員 直轄事業、高速道路等を含め六百十八件という答弁をいただきました。  この六百十八件、この中で、平成十四年度以降の再評価で、五年間未着手及び着工準備等予算化後五年間経過した事業ということでありますが、いわゆるその他部類に入るんですが、これは何件でございますか。
○馬淵委員 ありがとうございます。  幾つかの数字を言っていただきましたので、委員の皆様方にはわかりにくくなった部分があるかもしれませんが、お手元の資料三、これはちょっと私の方でミスプリで六百十九となっていますが、六百十八の間違いですので、訂正させていただきます。  お手元の...全文を見る
○馬淵委員 平成二十年度ですからもう予算は執行されているんですけれども、これについては七百二十七事業ありますと。そして、この七百二十七事業の中で、新規採択時評価及び再評価を受けた事業、これについては何件ありますでしょうか。これも参考人で。
○馬淵委員 これもお手元の資料四をごらんいただきたいと思うんですが、平成二十年度執行のこの道路事業について言うと、新規事業採択時十七、再評価九十六ということで、すなわち、執行された予算は一・三兆円ほどなんですが、約一兆円、これは一兆三百億だったと思うんですけれども、一兆円は評価さ...全文を見る
○馬淵委員 閣議決定に従っていないんですよ、これは。  五月十三日の閣議決定では、少なくとも、総理が平成二十年度予算執行について厳格に反映と国民の前で明らかにしていったんです。三月二十七日の段階の福田総理の記者会見で、当時は暫定税率が廃止になるかどうかというところの攻防もござい...全文を見る
○馬淵委員 昨年の国会の予算委員会の審議の中で、私は、需要推計が下がるであろうということを明確に申し上げて、そして、そのことも踏まえて見直しを図るとした、平成二十年度予算執行にこれを反映するとしている。しかし、高規格幹線道路に関してはとめられたんですよ。それは、新規の事業化につい...全文を見る
○馬淵委員 つまり、この高規格幹線道路十一事業に関しては、BバイCが一を切る可能性があると判断されたから事業をとめられたということでしょう。一方で、この直轄、一兆円余りのこの事業に関しては、全くそのことを予見しようともせずに執行してしまっているじゃないですか。これは閣議決定を著し...全文を見る
○馬淵委員 私は、閣議決定違反ではないかということを申し上げているんですよ。結局、この今の麻生政権、いや、自民党政権と言っていいんでしょう。さきの天下りの問題もそうでした。政令で読みかえてしまう。これは仙谷委員がガバナビリティーの問題だということを強くおっしゃっておられました。 ...全文を見る
○馬淵委員 恐らく、お立場でいえば、私が就任する前の話だという思いでいらっしゃると思いますし、もうやってしまったものはどうしようもないというお気持ちになられても無理はないなと私も思いますよ。大変苦労した答弁をされているんだろうなというのもこれはそんたくできます。  しかし、やは...全文を見る
○馬淵委員 これも与謝野財務大臣が就任される前の話でありますから、もう既に二十年度予算は執行されてしまっています。二十一年度でやるというお話でありますが、ここは非常に重要なところでございますので、金子大臣に確認を求めますが、二十一年度予算、これに対しては、すべての事業について、こ...全文を見る
○馬淵委員 金子大臣、私もその答弁は前回もいただいておりますよ。そこが問題なんですよ。  年度内というと、これは三月三十一日に例年出ているんですよ。事業評価が出されるのと、そして担当官が執行するいわゆる財務省における実施計画の承認、これは同時なんです。要は、もう予算審議は終わっ...全文を見る
○馬淵委員 それは、大臣、あなたにできることなんですよ。大臣の手でできることなんです。それを言っていれば、結局、ずっとこれは、今年度末までに、今年度までにということは、三月三十一日に出続けているんじゃないですか。  過去において十年間ノーチェックで予算が執行されてきたことを、私...全文を見る
○馬淵委員 これは大臣は、要は、今までどおり、何もやらないと言っているのと同じことなんですよ。  結局、福田総理がある意味大英断されたことを閣議決定、その閣議決定の変更すら行わずに、やっているやっていると言いながらも、実際には閣議決定違反を続け、さらには、みずからが判断して行動...全文を見る
○馬淵委員 もう何をお聞きしてもお答えいただけない状態になっておられると私も思いますよ。しかし、まさに官僚内閣制、政治主導とはほど遠い。こういう予算審議、これをもしテレビでごらんいただいたら、国民の皆さん、残念に思いますよ。なぜそこで英断できないのか、そのように感じられるんじゃな...全文を見る
○馬淵委員 鳩山大臣は非常に明快にお考えをお持ちいただいているんだなというのは、繰り返しの御答弁、申しわけございませんでしたが、再度確認させていただきました。  まさに、国が本来行おうとしているのであれば国の事業として行うべきではないのか、また逆に言うと減らすべきではないのか、...全文を見る
○馬淵委員 これは約九%ふえているんですね。結局、国の直轄事業というのは、地方の要望だなんだとか言われながらふえてしまっている現実があります。一割ふえているんですね。もちろん減っているところも、これは都道府県を全部見ればいろいろでこぼこはありますが、トータルでいうと一割ふえている...全文を見る
○馬淵委員 お出しいただきました資料は添付すると膨大になりますので挙げておりませんが、いわゆる県の土木部長、整備部長、あるいは土木課長、都市計画課長、こういったところにずらずらと出向されているわけですね。  鳩山大臣もいらっしゃるので、総務省もちょっと数字だけ確認しますね。課長...全文を見る
○馬淵委員 金子大臣、ちょっとお休みいただいたので、少し御答弁いただけますか。  先ほど金子大臣、地方とのいろいろな、これは大変なんだとおっしゃっていますが、地方は、現場には実は国交省の職員が行っているんですよ。地方は、まさに国交省、総務省もありますが、このような形で国の本省か...全文を見る
○馬淵委員 わかりました。  総務省は違うという御答弁でありますが、いずれにせよ、私が申し上げたいのは、このような形で中央による支配ということが厳然と、このような出向者の数を見れば明らかであり、そのポストを見れば明らかですよ。  それで、直轄事業の話に戻りますけれども、しかし...全文を見る
○馬淵委員 その年の事業としてこれが短くなってしまう、縮んじゃうと今表現されましたが、これはつまり、その部分は事業がとまるということですね。  国土交通大臣にお尋ねします。直轄負担金の支出を拒んだ場合、事業はどうなるんですか。
○馬淵委員 済みません、金子大臣、鳩山大臣は非常にわかりやすく御答弁いただいたんですが、金子大臣、もう一度聞きますよ。今のはちょっと私、よく理解ができないんです。(発言する者あり)おっしゃるとおり、頭が悪いので申しわけないです。  地方負担金を拒んだ場合、国交省として事業はとめ...全文を見る
○馬淵委員 それは地方が決めるということですか。もう一度確認しますよ、金子大臣。  直轄事業を国が決めているわけですね。そして、国が決めて、当然地方の負担が発生するわけですけれども、この地方負担について、いや、これはもう払えませんと言うということは、では事業は要らないんだな、と...全文を見る
○馬淵委員 済みません、甘利大臣も谷総裁にももう質問の時間がなくなっておりますので、準備をしておりましたが、お仕事忙しいでしょうから、本当に申しわけございません。(発言する者あり)いえいえ、金子大臣にどうしてもこれは確認しておかないかぬですから。  済みません、金子大臣、今のお...全文を見る
○馬淵委員 これも大事な答弁をいただきましたよ。国土交通省としては、その判断の中で、国土交通省は事業をとめるということではないということですね、今のお話ですと。そういうことですよね。  これは、直轄事業について、国が求めて、そしてその負担を当然ながら地方自治体にしていただくと今...全文を見る
○馬淵委員 九十分の時間をいただきながらも、もう時間がなくなってまいりましたが、今、余り明確に私には聞こえなかったんですけれども、何とかお答えをいただいた。少なくとも、国土交通省としては、負担をできなければ事業は進められないという御判断だということで理解をいたしました。  いず...全文を見る
02月26日第171回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  連日の質疑の機会をいただきました。まず金子大臣に、またおまえかという顔をなさらないでください、冒頭に確認をさせていただきたいんですが。  二月二十日の東京新聞でございます。こういった記事が発表されました。これは、「国土交通省は十九日、...全文を見る
○馬淵委員 大臣、聞いたことだけで結構ですから、この問題、そんなにかけませんから、短くでお願いします。  白紙撤回だ、その事情によって変えていくんだということの答弁を今いただいたんだと思います。今後の検討となるということだと思います。  この道路、新直轄ということなんだと思い...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  今確認をさせていただきましたが、報道についての中身の確認ということでございますので。  国幹会議、年度内に開かれるということ、これも一点だけ、これはもう年度内に開かれるということで確定でよろしいですか。
○馬淵委員 いずれも未定であるということの答弁をいただきました。今後もしっかりと、また国会の中からの監視ということを高めていきたいというふうに思います。金子大臣、ありがとうございました。  済みません。昨日、甘利大臣並びに谷総裁、時間をとっていただきましたのに質問できませんでし...全文を見る
○馬淵委員 総務省、財務省、人事院ということで、人事院からは給与二課というのを明確にいただきましたが、もちろん、ごそっとその課が来るということではないということで、組織の名前を挙げにくいということだったのかもしれませんが。  では、改めてお伺いしますが、総務省からは定員総括担当...全文を見る
○馬淵委員 定員総括担当管理官の担われた機能も移るということでよろしゅうございますね。ちょっと今答弁から漏れたようでございますが、今うなずいていただきました。  財務省の給与共済課、そして人事院給与二課、総務省からは定員総括担当管理官、こういった方々が担っていた機能を移すという...全文を見る
○馬淵委員 今確認させていただきましたが、総務省の定員総括管理官においては、四十四年、確認できるとき以来ということですが、大蔵省、今の財務省からの出向なんですよ、これはずっと歴代。そして、人事院の給与二課長も、これは発足以来、二十八年四月以来、大蔵省、財務省ということで、お手元の...全文を見る
○馬淵委員 まさにここは、これから議論していかなければならないところなんですが、結局、本省に戻る、いわゆる本国ありですよ。出向している状況の中で常に本国を見ながらということですから、その指揮命令系統の中である程度影響を及ぼすことも、これは無理からぬことです。  したがって、こう...全文を見る
○馬淵委員 機能の移管ということでありますから、大臣の今のお話であれば、このような過去、それこそ四十四年、あるいは二十七年ですか、長きにわたっての財務省の出向者を受け入れていたこうした仕組みを、この新たな組織、仕組みの中では踏襲しないという御決意だと受けとめてよろしいですか。端的...全文を見る
○馬淵委員 適材適所という言葉でずっとまた変わらず財務省出向の職員に占められるというようなことがあっては、やはり国民の目から見て疑念を持たれるのではないかということを申し添えたいというふうに思います。  さて、その移管でございますが、今議論となっているのは、移管するもとである人...全文を見る
○馬淵委員 随分長く御答弁いただいた、短くで結構でございます。  今いろいろ、るる述べられましたが、いわゆる労働基本権の代償措置機能ということで、これについては最高裁の判例がある、全農林の判例だというお話でありました。  お手元には、資料五でございますが、これは最高裁の判例の...全文を見る
○馬淵委員 今の三点がこの最高裁判決の趣旨だということで答弁をいただきましたが、人事院は一方でそうではないと。ある意味、踏み越えておっしゃっているように私には聞こえます。  そこで、昭和三十六年なんですが、お手元の資料の六でございますけれども、これは公務員制度改革推進本部の事務...全文を見る
○馬淵委員 今法制局の確認もいただきましたが、このように、内閣としては少なくとも憲法との整合性も確認しながら閣法として提出をしてきた経緯がございます。今回も同様でございます。  こうした状況の中におきながらも、人事院谷総裁、先ほどのお話でありますと、憲法とのお話、これは谷総裁が...全文を見る
○馬淵委員 今のお話、可能性を踏まえただけで、最高裁しか判断できないとおっしゃっていますが、少なくとも内閣が判断をして出してきた例もございますし、法制局長官の中では、全農林最高裁判決もこの三点のみに人事院が持つ権能というのは定められる、このような答弁があります。  甘利大臣、谷...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  労働基本権の部分も置き去りではこの問題は解決しませんので、それをしっかりと申し上げて、時間となりました、私の質疑を終わります。ありがとうございました。
03月25日第171回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  国土交通委員会に久しぶりに質疑の機会をいただきました。きょうは、道路問題ということでございます。私も、足かけ二年ばかり、この道路の問題、さまざまな形で国会での議論に参加させていただいております。きょうは、一時間という時間でございますので...全文を見る
○馬淵委員 消えた年金のときもそうなんですよね。なかなか資料をお出しいただけない。そして、出した後に、またそれについてさまざまな理屈をつけるというようなことが往々にしてございますので、国土交通省さんにおかれましてはそのようなことはないと私は信じますが、こうした資料の提出をぜひ速や...全文を見る
○馬淵委員 三割引きの政策の実施を今般行われようとしているということであります。  この三割引き実施に対して、私が昨日いただきました資料で、ここには十割引きというデータがございます。三割引き、五割引き、十割引きと三つの割引ケースを、国総研では高速道路料金割引社会実験効果推計調査...全文を見る
○馬淵委員 首都高、阪神高速を除くその他の有料道路について、十割引きあるいは三割引き、五割引きといった割引実施の、その道路の交通量の配分の効果というものを検討した報告書であります。  そして、十割引きについてはどのような結果になるかということでありますが、私が前回の予算委員会の...全文を見る
○馬淵委員 そういうことで、これはさきの予算委員会での大臣答弁には若干食い違いがあったというふうに、私はここで確認をさせていただきました。  二兆七千億ほどの便益が得られるということで、これは費用便益分析マニュアルに基づく推計値でございます。  そこで、この費用便益分析マニュ...全文を見る
○馬淵委員 この国土交通委員会のメンバーの皆さん方は、これはもう皆さん方は大先輩でよく御存じだと思います。費用便益分析マニュアルに基づいて、いわゆる走行便益というものについては三便益、先ほど申し上げたものがあるということはよく御承知だと思いますが、消費者余剰法、これに基づくんだと...全文を見る
○馬淵委員 今の局長のお話の中で、需要曲線云々と言われると、これはちょっとはあっとなってしまうんですが、今、粗っぽくということで、わかりやすく御説明いただいたと思います。道路整備した場合、しない場合におけるその効果ということであります。  では、重ねてお尋ねをしますが、この消費...全文を見る
○馬淵委員 ここで委員会として整理をさせていただきたいんですが、すべての公共事業について、この道路・街路事業ですね、道路整備、消費者余剰法に基づいて便益を算定しているということが、今局長の答弁でも明らかになりました。多少技術的なことですから、整理をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○馬淵委員 いずれにしても、この七・八兆円だけじゃありません。三割引き、五割引きについても同様に便益が出ております。七・八兆円だけがおかしいという話じゃなくて、こうした消費者余剰法の考え方の一つとして国総研が提示されている。  今回皆さん方が、政府がおやりになられているのは、三...全文を見る
○馬淵委員 私もお出しいただいた資料以上のことはわかりませんので、この中からということでお尋ねしていますので、その部分のただしの説明は結構です。  今お話しいただきました、三割引きで交通量の伸びが一・〇七、七%なんですね。五割引きでは一四%、十割引きで四一%であります。これは平...全文を見る
○馬淵委員 局長、確認しますよ。一般有料道路、これは字が摩滅して皆さん方には見えないですが、一番左の数値は何ですか、変化率。今、何とおっしゃいましたか。二・二一とおっしゃいましたよね。これは一番左の数字は何ですか。余りいいかげんなことをおっしゃると私も困るんですけれどもね。これは...全文を見る
○馬淵委員 分けてお答えいただいたというふうに理解いたします。  高速自動車国道については最大値二・二一倍、一般有料道路については十割引きで最大値九・二四倍なんですね。つまり、交通量の伸びは、平均で見ても三割、四割という伸びを示すわけですよ。さらには、最大値で見れば、交通量の配...全文を見る
○馬淵委員 コストのお話をされましたが、私は、まずはこの国総研の検討報告書の中身についてお尋ねをしております。  今、実はもう一つ重要なことをおっしゃいました。受益者の負担によるということであります。これは麻生総理も同じことをおっしゃっておりましたね。そして、金子大臣も予算委員...全文を見る
○馬淵委員 私は混同しておりませんよ。先ほども何度も申し上げているように、与謝野大臣は税のお話をされている。そして、この割引政策については既に、三割引きを実行するに当たっては、これは受益者負担ではない状態になっているんですよ。これは予算委員会でも指摘しました。だから、この受益者負...全文を見る
○馬淵委員 一・〇以上、一・五以上というのはどういう区間という理解でよろしいんでしょうか。
○馬淵委員 ありがとうございます。  容量に対して一ですから、もういっぱいいっぱいの車ということは、渋滞の可能性のある区間だということでしょうね。一・五以上というのは、これは常時五割増しの交通量が流れるということですから、常時、慢性的な渋滞の区間ということだと思われます。  ...全文を見る
○馬淵委員 つまり、無料化を実施すると、少なくとも二百六十八キロでございますか、高速道路の混雑としては、延長としては二百六十八キロ程度が発生するということであります。  これは、全体のパーセントでいうと何%になりますか。
○馬淵委員 つまり、これはやはり皆さん方にはしっかり理解をしていただかなきゃいかぬと思うんですが、高速道路を無料化して渋滞が起きるじゃないかと。慢性的に渋滞が起きる箇所の高速道路総延長に対する比率というのは三・六%ということなんですよ。  これに関しては、当然ながら措置は必要か...全文を見る
○馬淵委員 一・〇以上、一・五以上、一般並行国道と高速道路、これは若干議論するところがあるという、これはそれで結構です。そのことも議論の対象としていいでしょう。  しかし、私が申し上げたいのは、高速道路であれば四%程度、混雑度一・五以上の混雑度が発生するその延長を見れば、全体で...全文を見る
○馬淵委員 そうすれば、もう一点、同じ観点で、無料化についてのこの報告書に示されているものから、環境への影響というのを少し確認したいと思います。  この無料化、私もいろいろなところで無料化のお話をさせていただくんです。よく言われますのが、いわゆる環境保護団体の方々も含め、そんな...全文を見る
○馬淵委員 一千百万トンから一千四百万トンの削減、運輸部門におけるその目標達成のための数値、目標数値であります。  これをごらんいただきますと、実に三百十万トン、年の数字であります。約四分の一程度、実は高速道路の無料化によってCO2の削減というものが達成されるという、その可能性...全文を見る
○馬淵委員 出せると思いますよ、大臣、これは。図表だけじゃなくて、データ、数字があるはずですから。これが出せないということであれば、これは、そもそも、では、この図表をどうやってつくったのかということですからね。  今、はっきりと出せるというふうに言っていただいたと理解をいたしま...全文を見る
03月31日第171回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  本委員会におきまして、この法案審査の中で二度目の質疑の機会をいただきました。大変感謝しております。  早速、お尋ねをさせていただきます。  まず、さきの予算委員会で、私は、平成二十一年度予算、その中での直轄道路等の新たな需要推計に基...全文を見る
○馬淵委員 これは、平成二十一年度の予算執行に当たっての直轄国道すべてというのは、総事業数、済みません、これは数字だけで結構です。総事業数は何事業、そのうちの十八事業と今お答えいただきました。総事業数についてはお答えいただけますか。
○馬淵委員 直轄五百七十四、高速道が四十三、合わせて六百十七事業、これをすべて一斉に点検いただいたということであります。その中で十八事業がBバイCが一以下となるために、これについては事業執行を当面見合わせることとされたという御答弁を今いただきました。  予算執行が停止されるとい...全文を見る
○馬淵委員 財務省側としては、これは財務省の方で実施計画の承認ということで予算執行されるわけでありますが、実施計画の承認そのものを行わないということでよろしゅうございますか。
○馬淵委員 六百十七事業のうちの十八事業については実施計画を組んでいない、したがいまして、これは予算執行を留保するということでございます。  さて、この十八事業でありますが、これは全事業の一覧が出ておりまして、そこから十八事業ということで、お手元には、これも先ほど慌てて整理させ...全文を見る
○馬淵委員 予算がついていないので、六十億円というのは支払わなければならない、支払いを約束したものであるということですから、今のお話は単純に、現状において平成二十一年度予算として支払わざるを得ないものが六十億円であって、十八事業すべての、平成二十一年度、もし予算として執行されると...全文を見る
○馬淵委員 もちろん確定でないことは重々承知しております。平成二十一年度執行予定であった百三十億円の道路事業が、当面これを見合わせる、すなわち凍結された、こういう理解でよろしいかと思います。  済みません、これは昨日、報道には数字がぼんと出たんですが、昨日の朝刊ですけれども、こ...全文を見る
○馬淵委員 もう一点、これも昨日通告済みでございますが、今、全体事業ということで、総事業五千八百億円、十八事業についてということでありました。残事業、これも複数年度にわたって工事が進められておりますから、それが平成二十一年度においては点検という形で当面凍結ということでありますが、...全文を見る
○馬淵委員 残事業、五千八百億円のうち二千八百億円、これから投じられる、この十八事業の整備のために、平成二十一年度執行予定であった予算が百三十億円程度。しかしながら、これに対してはBバイCのチェックを行って、これは一を切るということから凍結とされた、こういうことだと理解をいたしま...全文を見る
○馬淵委員 今の御答弁の中で、新たな事業推計云々とおっしゃいましたが、私がお尋ねをしたかったのは、いわゆる事業評価、国交省所管の公共事業の再評価実施要領、この実施要領に基づいたものではないということですかというお尋ねなんですが、局長、それでよろしゅうございますか。
○馬淵委員 これも私は予算委員会でも指摘をさせていただきましたが、新規着工時、新規採択時のときに評価を行った後十年間は、いわゆる、今申し上げた公共事業実施要領に基づく再事業評価というのはなされない、十年間はノーチェックなんですね。それを今回は点検という形で行ったということでありま...全文を見る
○馬淵委員 これは、私は実施要領そのものを見直すべきではないかということは指摘をさせていただきました。  なぜこのことをしつこく申し上げるかというと、実施要領には、その事業評価の結果に対して、再評価に対して事業評価監視委員会のチェックがかかるんですね。今のお話の、任意の点検なん...全文を見る
○馬淵委員 とりあえずの点検、あるいは時間がなかったというようなことなのかもしれませんね。  きのう、私の方でレクでも確認をさせていただいたんですが、なぜこれは全体事業で行うのかということをお尋ねしたところ、非常に厳しい、ここはこのように述べています。なぜ今回、全体事業のBバイ...全文を見る
○馬淵委員 私がお尋ねしているのは、このように指針に書いてあるんだけれども、今回は、全体事業がBバイCが一を切った、それで継続ではなくてこれは凍結しているじゃないですか。技術指針では、全体事業が一を切っていても残事業が一以上であればこれは継続なんですよね。今回はこの指針とは違う方...全文を見る
○馬淵委員 私は、時間がなかったとか、そういった理由も理解はできますよ。  ただ、私がここで、これはひょっとしたら問題にならないかなと懸念するのは、今回は事業全体で一を切っている、すなわち、投資効率としてこれは経済性がないという判断です。そこでとめたということでありますが、一方...全文を見る
○馬淵委員 私は何度も、指針の見直しあるいは実施要領の見直し、これを大臣には明言していただきたいと思っておるんですが、承ったというふうに言っていただいていますので、きょうはこれ以上申し上げませんが、でも、今重要なことをおっしゃっていただきました。要は、コスト縮減をしていくというこ...全文を見る
○馬淵委員 今、局次長からは大変重要な御答弁をいただきました。  つまり、BバイCを見直して凍結した、そしてこれを、事業をとめるのではなくてコスト縮減なんだということであれば、コストが下がるわけですから、百三十億よりも下がった部分については、これは余る。余ったお金はどうするのか...全文を見る
○馬淵委員 大臣、今局長は、適切に踏まえて検討していきたいというのは、これは何をやるか、よくわからないんですよ。少なくとも、予算委員会の中の審議というのを思い出していただきたいんですね。  厳しい財政状況の中で、本当に必要な分野にお金を振り向けるということを国民は望んでいるわけ...全文を見る
○馬淵委員 大臣、全然わからないです、今の御答弁は。申しわけないけれども。  私が申し上げているのは、BバイCを点検し直したんですよ。今まで国土交通省はこれをやっていなかったんです。少なくとも十年間は、実施要領に定められて、再評価の十年後までは一切点検なんかなしでそのまま予算が...全文を見る
○馬淵委員 私は、そうやってどっちでもいいような、どっちに転んでも問題ないような答弁をされて、結局、最後ふたをあけてみたら、来年の三月また同じように、予算委員会が終わって、平成二十一年度予算執行の状況を見たら、何のことはない、不用額なんか一円も出てきていない、要はほかの事業に全部...全文を見る
○馬淵委員 これはミクロの話だと私は思っていませんよ。全体事業の、これは道路事業という大きな、国交省の中でも予算権限のある中で、そもそも、根本、需要推計というところから始まって、中期計画の見直しを求め、さらには平成二十年度予算執行分に対して、もうBバイCが一を切っているものに対し...全文を見る
○馬淵委員 もう時間も余りありませんので、これ以上申しませんが、大臣、なぜ見直しをしているかということについて真摯に受けとめられるべきですよ。見直しをしているのは、これは本当に余分なお金が出ていってしまうことのないようにということで、不用額が出れば、民間あるいは世の中で経済効果と...全文を見る
○馬淵委員 では、そこまで言っていただきましたので、これについてもう一点だけ。  それはいつまでぐらいになりますか。
○馬淵委員 四半期に一度ということですから、年度末に一回やられたとすれば、三カ月後ということだと承りました。またそのときには確認をさせていただきたいと思います。  残りの時間を、前回の質疑のおさらいのところで使いたいと思います。  予定していただいた鉄道局長、申しわけございま...全文を見る
○馬淵委員 局長は、前回、この七・八兆円という消費者余剰アプローチの便益に対して質問したときに、こういう答弁をいただいたんですが、一般的な専門の先生方にお聞きをして、こういうふうに言っておられたんですが、その前には、「その評価については、少しまた専門家の意見も聞いてみたいと思って...全文を見る
○馬淵委員 では、確認ですけれども、専門家の意見も聞いてみたいと。これから聞いてみたいと思っている専門家の先生というのも、それから、既にもう聞いている専門家の先生というのも、これは同じ先生方をイメージされているんですか。そういうことですか。
○馬淵委員 お手元の資料、4をごらんいただきたいと思うんですが、これは、国交省が再三、いや、これは検討段階云々というふうにおっしゃっておられます、研究の一助とかいうふうにおっしゃっていますが、私がいつも示しています高速道路料金割引社会実験効果推計調査検討業務、これは随意契約でなさ...全文を見る
○馬淵委員 前回の質疑のときにもそういった答弁をいただきましたが、消費者余剰アプローチ、今、相殺されるというふうにおっしゃいましたが、確かに費用便益分析のところでは完全に相殺です。ただ、この消費者余剰アプローチの場合には、では、すべて相殺かといえば、私は、そうではない、当然ながら...全文を見る
○馬淵委員 前回の質疑でさまざまな指摘をさせていただく中で、金子大臣も、もちろん効果そのものについては異論はないということも御指摘をいただきました。  もう時間もありませんから、せっかくですのでお配りした資料をごらんいただきたいと思いますけれども、5の資料では、これも国総研の資...全文を見る
04月09日第171回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  一般質疑の機会をいただきました。きょうは、冒頭に、防衛大臣からも、また外務大臣からも、北朝鮮のミサイル発射に対する報告をいただきました。この時間を使いまして、ミサイル発射当日、そしてその事前、事後と、この三つの観点から、事実関係の確認と...全文を見る
○馬淵委員 今、複数とおっしゃいました。スパークインフォメーションをSEW入感と取り違えてしまった、ここが一つ目、一番目ですね。今おっしゃった、ここがヒューマンエラーの一つ目ですと。複数とおっしゃっているのは、では、もう一つはどこになるんでしょうか。
○馬淵委員 指揮所でも確認ができるのを、確認を怠った、これは二つ目のエラーだ。そこで、発射とアナウンス、ここについては問題はないんでしょうか。
○馬淵委員 事実関係の確認ですので、今ようやく私も理解できましたが、冒頭申し上げたように、府中の航空総隊司令部で最初の一次情報を取り違えたのが一つ。そして二つ目、市谷の中央指揮所において確認を怠ったのが二つ目。これらの情報を受けて、いわゆる運用企画局の管理職クラスの方が発射という...全文を見る
○馬淵委員 ここは省内でよく検討されるということでございます。  情報の伝達というのは最も重要なものであり、今回の大変緊張感が高まる中でヒューマンエラーと、もちろん、私はこれはよく理解できますよ。強度の緊張感の中で、ついうっかりというのはあります。しかし、それを防ぐフェールセー...全文を見る
○馬淵委員 自衛官がおられるということはお答えいただきましたが、直接にこの情報伝達の立場には自衛官の方が行われるということにはなっていなかったんでしょうか。
○馬淵委員 主体的に自衛官の方がそこで情報の判断も含めて担当されているかということを私は確認したかったんですが、やはりこうした緊迫した状況の中で判断を要する場面では、自衛官の方、現場に精通された方、専門の方がそこで情報を受けて、もちろんオウム返しではありません、伝言ゲームではあり...全文を見る
○馬淵委員 もちろん、内局の方も同様にその任務は遂行しなければならないのは当然なんですが、現在、内閣府の担当として十四名の陸海空の制服組の自衛官が配置されているそうです。昨日、そのようにお聞きしました。  こうした方々がいらっしゃいますが、昨年の七月の十五日、防衛省改革会議報告...全文を見る
○馬淵委員 私の方からも提言という形で、今回の誤報に関しては十分に検証していただく、そして官邸機能強化ということをやはり大枠として十分見据えていただいて、防衛省として、今大臣からもそのような考え方については同意の御発言をいただきました。私自身も機能強化のためには必要ではないかと思...全文を見る
○馬淵委員 私に説明に来られた担当の方も、日ごろの演習の中ではこういうことは余り起きないんですとおっしゃっていました。しかし、一番肝心なときに起きているんですよね。  私が申し上げているのは、それは、日々の演習の中でこういうことが起きないようにというのはよくわかりますが、むしろ...全文を見る
○馬淵委員 あと、その後についてでございますが、もう時間が余りなくなりましたので、端的に質問させていただきます。  その後ということで、今回は太平洋上に飛んでいったということでありますが、今後、こうした北朝鮮の脅威、他国の脅威ということも含め、テロの脅威も含めて、我が国において...全文を見る
○馬淵委員 そのような脅威の中で、我が国の配備でありますが、今回はもちろん、人工衛星だと言った飛翔体でありますから、その対応ということでいうと、イージス艦二隻、PAC3の九高射隊相当対処ということでありますが、正直申し上げて、万全とは到底言いがたい。このような、百基なのか二百基な...全文を見る
○馬淵委員 時間も参りましたが、現行においては、日米間の協力、これ以外にないんだということだと思いますし、もちろんこれについては、日米のガイドライン、法的根拠ではありませんが、「必要に応じ、打撃力を有する部隊の使用を考慮する。」ということがございますので、そこを抑止力だということ...全文を見る
04月28日第171回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  きょうは、質疑の機会をいただきました。きょうは、昨日急遽開かれることになりました国幹会議、これについてちょっと質疑をさせていただきたいと思います。  昨日は、第四回国土開発幹線自動車道建設会議というものが開かれました。私も、この国幹会...全文を見る
○馬淵委員 私も傍聴していますから、お聞きしていますよ。そういう意味不明な答弁はやめてください。  私が申し上げているのは、国幹会議のあり方が全委員がおかしいと言っているのに、それに対して大臣は明確なお答えがなかったから、この委員会の席で、国幹会議、例えば機会もより短縮する。三...全文を見る
○馬淵委員 これは国交省が運営しているわけですから、議長は運営されているわけじゃありませんよね。議長は、議長の名で招集されていますが、国交省の運営です。国交省の判断なんですよ。  昨日は、金子大臣が、ショートノーティスで判断できないという意見がある、そして資料が不足していた、次...全文を見る
○馬淵委員 基本計画の四区間について、環境アセス等、また地方公共団体との意思確認、これは公式ではないけれども、意思確認も行いながら、昨日、整備計画へとこれを格上げしたということであります。  その概算の事業費は予算化していないということでありますが、概算で現時点でわかることは、...全文を見る
○馬淵委員 実は、これは第四回国幹会議ですが、第一回の国幹会議において、当時の佐藤道路局長がこのように述べられております。これは第一回なんですが、「整備計画の決定時、これからは本日を皮切りに、有料道路のグループですが、日本道路公団による整備、あるいは将来、民営化会社ができましたら...全文を見る
○馬淵委員 それはもう私が先ほど第一回の佐藤局長の答弁で申し上げたように、これは整理されているじゃないですか。方針を転換されたということなんですか。  では、私、一つ確認しますよ。一般国道に関しては、自動車専用道路、これは合併施行方式はあります。では、高速自動車国道については、...全文を見る
○馬淵委員 ないですね。それは、ずっと政府が、国交省がおっしゃってきた受益と負担の関係があるからだ。これは金子大臣もいつもおっしゃっていたんですよ。受益者の負担、これは当然ながら、その便益を受けているんだと。受益と負担の関係があるからだ。だから、これについては、高速自動車国道につ...全文を見る
○馬淵委員 国幹会議ではこれは決定事項じゃないんですね。整備手法の検討について説明されただけなんです。そして、これについては今後決定するということでありますが、ここでは既に、国幹会議の場では合併施行方式で高速自動車国道を初めてつくることを示しているわけですよ。決定はしていないとい...全文を見る
○馬淵委員 決定はしていないと言いながらも、もう、BバイCがこういう数値になりました、これは説明がありました。昨日も、配られた資料の中にありました。BバイCが、交通需要推計が低下する中で、外環道が二・九、東関道一・五、名古屋二環一・九、こういう形でBバイCが出ましたと。これは整備...全文を見る
○馬淵委員 これは大きな方針の転換を議案としてではなく説明して、二時間の会議で事前に資料も配らずに、これをしれっと通しているんですよ。これは本来なら予算委員会で徹底的に議論すべき内容ですよ。今年度予算じゃないというお話かもしれませんが、少なくとも方針転換じゃないですか。  お手...全文を見る
○馬淵委員 いろいろ長々答弁されていますが、要は、もともと決めていたことを変えて、国費投入して道路をつくろうという話に変わっているわけじゃないですか。方針大転換ですよ。  ここに基本計画、今は整備計画に格上げされましたけれども、外環道、基本計画では、建設主体は国土交通大臣または...全文を見る
○馬淵委員 時間が終わりましたけれども、また引き続き予算委員会でさせていただきます。  ありがとうございました。
05月08日第171回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  基本的質疑、連休明けの二日目、質疑の機会をいただきました。  まず、この連休中は、高速道路がかつてないほどの混雑をきわめました。とりわけ、休日のETC搭載普通車限定、上限千円、この政府の施策によって、多くの方々が外出するきっかけになっ...全文を見る
○馬淵委員 答弁になっていないと思うんですが。  休日限定ということで渋滞が起きているなと私は思いますが、こうした問題というのは物流にも非常に大きな影響を与えております。  もう一つ、今回の混乱といいますか、利用者の方々は喜んでおられると思いますが、しかし、この施策の中での問...全文を見る
○馬淵委員 この国交省所管のORSEという団体に、役員に役人の方々が天下っている。これは、専務理事、元国交省北海道局長。常務理事が同じ国交省の官房総括監察官。理事二名、この方々は、元経産省の関東経済産業局長と東北経済産業局長。そして、監事は元警察庁関東管区警察局長ということです。...全文を見る
○馬淵委員 このように、クレジットカード会社、そして車載器メーカーから九十四円五十銭がORSEに流れていく。この総額合わせて、平成十九年度、ORSEの事業活動収入は百十五億円でございます。  つまり、ETCの設置は、国民負担をふやす一方で、ORSEにはクレジットカード会社あるい...全文を見る
○馬淵委員 私が申し上げているのは、四月十日段階でこれは国幹会議を経るという前提になっているわけですから、なぜ事前のデータ、資料の開示も含めた手続を踏まないのかということについては、委員の方々、多数の方々が異論を挟まれていたわけです。  こうした形で、国民の方々は余りよく御存じ...全文を見る
○馬淵委員 皆さんのお手元には資料をお配りしております。これは1をごらんいただいたらわかるんですが、各路線の整備手法の検討として国幹会議で説明されました。四路線のうち三路線については合併施行方式という形で書かれております。そして、一路線については直轄方式とすることを基本に検討とい...全文を見る
○馬淵委員 民営化のときには議論はいろいろあったけれども、最終的にはこれは整理されたんですよ。道路公団民営化をしていく中で、道路会社がつくるのは、採算性を考えて道路会社がみずからの経営判断で行う、これを有料道路としてつくっていく。一方で、国がつくるのは、これは税金投入でありますか...全文を見る
○馬淵委員 国交大臣、官僚の皆さんから説明されたんでしょうけれども、この高速道路をつくる仕組み、道路公団民営化のときの九三四二の整理、それは当然ですよ、それまで凍結されていたんですから。私が申し上げているのは、凍結されていたものを今回国幹会議で新たな整備計画として格上げしてきた。...全文を見る
○馬淵委員 総理、一点だけ訂正させていただきますけれども、高速道路はないんですよ。先ほど圏央道とかおっしゃったのは、これは一般道、自動車専用道路です。高速道路はないんです。今回初めてなんですね。  繰り返し申し上げますが、高速自動車国道については、民営化の議論のときに、かつては...全文を見る
○馬淵委員 金子大臣、もう御答弁結構ですから。だから、それを不採算と呼ぶんですよ。まさにそれは不採算なんですよ。  総理、私は話を戻しますよ。閣議決定したこの主意書の答弁は、明らかに、高速道路の新規の路線の建設ではないから趣旨に反するものではないと書いているんですね。でも、今回...全文を見る
○馬淵委員 いや、総理、びっくりしますよ。下の部分は国費を投入して、上の部分は採算が合っているからこれは採算なんだと。下は直轄で上は有料道路で、上は採算が合っているからこれは民営化の趣旨に反しない。これは、だれが聞いたって納得できませんよ。そういう形で今まで道路をつくり続けてきた...全文を見る
○馬淵委員 総理、私が申し上げたのは、これは技術論でも何でもないです。事業の進め方について総理がリーダーシップを持って、あのときに受益者負担の原則を貫くとおっしゃっているんだったら、ここでも貫かなきゃおかしいんですよ。  もう一つの重要な国幹会議で決定した事項についてちょっと触...全文を見る
○馬淵委員 つまり、この合併施行方式、薄皮まんじゅう方式は、国幹会議の決議事項でも何でもないんです。そして、国会でも審議されずに、このまま補正予算の中でこそっと盛り込まれたんですね。  整備手法というのは、自由に、国交省の胸先三寸で決まるんですよ。そして、今回も、これは本来なら...全文を見る
○馬淵委員 まさにモラルハザードですよ。道路公団、当時問題だったんですよ。だから見直そうということで、先ほども申し上げたでしょう、機構法も二十五条で、国費の投入、補助金投入については厳しく制限していますよ。そして、皆さん方は、我々が無料化法案の話をすると、四十五年後、四十五年後と...全文を見る
○馬淵委員 終わります。
05月27日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  質疑の機会をいただきまして、ありがとうございます。私のところにもさまざまな方からの御意見が参りますが、今回のこの四案について、まずはA案についてお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。  先ほど来、脳死を人の死とするということ...全文を見る
○馬淵委員 本人が当然拒否できる、あるいは家族が法的脳死判定を拒否というか同意しないということで、脳死を人の死だと思えない方々に強制するものではない、こういう趣旨で御説明をいただいたと思います。  一方で、先ほど来この脳死の問題については、B案、C案、D案とそれぞれお立場をもっ...全文を見る
○馬淵委員 今A案提出者からは、B案、C案、D案について、それぞれの評価ということを御答弁いただきました。これに対して、B案、C案、D案、それぞれの提出者の方々、今の答弁に対しての御意見等がございましたら、端的にお願いできますか。
○馬淵委員 ありがとうございます。  B案、C案、D案、それぞれの方々に意見をいただきました。  D案の今のお話の中で、脳死が人の死であるかないか、ここについて慎重なということでありましたが、私が一つ思うのは、脳死が人の死でない、あるということを明確にさせない状況の中で、なぜ...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございました。終わります。
11月12日第173回国会 参議院 国土交通委員会 第1号
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○副大臣(馬淵澄夫君) この度、国土交通副大臣を拝命いたしました馬淵澄夫でございます。  今回、この国土交通副大臣として、国土並びに社会資本整備、そして災害対策を担務といたしております。前原大臣のリーダーシップの下、職務に精励をさせていただきたいと存じます。  また、大臣御指...全文を見る
11月13日第173回国会 衆議院 国土交通委員会 第1号
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○馬淵副大臣 このたび、国土交通副大臣を拝命いたしました馬淵澄夫でございます。  皆様に一言ごあいさつをさせていただきます。  この国土交通委員会におきまして、先ほど前原大臣の御指摘にもありました厳しい制約要因、例を見ない少子高齢化、また厳しい財政状況の中、開発ありきの社会資...全文を見る
11月18日第173回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○馬淵副大臣 村井委員にお答えいたします。  こちらへ御提出いただきました資料六、この財団法人への出捐金の会社のリストということでございます。  昨日御通告をいただきまして、当省といたしましても、中身についてということで確認をさせていただきましたが、本日現段階で、詳細について...全文を見る
○馬淵副大臣 これも先ほど申し上げましたように、この財団のみならず、我が省が所管いたします公益法人に関しましては、抜本的な見直しに政権として取り組む、そして、大臣の御指示のもと、この見直しに今取り組んでおるところでございますので、この財団ということでの特定のものではなく、抜本的な...全文を見る
○馬淵副大臣 マニフェスト主要事項に関するヒアリングというものが実施されます。近々にでございますが、一両日中で、こうしたマニフェスト項目につきまして、内閣府また各関係省庁、御相談をさせていただくということになっております。  今委員の御指摘の六千億円の中身につきましても、現時点...全文を見る
○馬淵副大臣 事業評価の件だけ申し上げますが、まさに費用便益のあり方、これはもう当然ながら抜本的な見直しを加えますし、さらには、これらを踏まえた事業評価の仕組みそのものを年内にはしっかりとまとめ上げて、また改めて皆様方に御提示をさせていただきたい、そのように考えております。
11月19日第173回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○副大臣(馬淵澄夫君) お答えをさせていただきます。  この高速道路無料化の社会実験経費として、平成二十二年度概算要求におきましては六千億をこの予算として計上させていただいております。  この高速道路無料化についての社会実験ということでは、まず段階的実施のための初年度、その影...全文を見る
○副大臣(馬淵澄夫君) 今、広田委員の御指摘の、これは利便増進事業として計上された、今年度の予算の中で出たものでございますが、この利便増進事業、御案内のように二兆五千億、また社会実験費用として五千億ということで十年間で三兆円というものが高速道路の割引並びにスマートインターチェンジ...全文を見る
○副大臣(馬淵澄夫君) まず、お尋ねの点でございますが、当然ながらこれは利便増進事業として既に債務の承継を果たしておりますので、その利用に関しては機構並びに財務省とも当然ながら協議の上での判断ということになるかと思いますが、一方でこの利便増進事業、じゃ、あるから使えばいいというこ...全文を見る
○副大臣(馬淵澄夫君) 財務省ともまだ協議も含めてさせていただくことができるというふうに思っております。
○副大臣(馬淵澄夫君) 平成二十二年度、当然ながら来年の四月一日以降の実施というものを検討として今行っておりますが、詳細につきましては、当然ながらシステム改修、様々な準備期間がございますので、これにつきましては現在検討中ということでございます。少なくとも、二十二年度以降ということ...全文を見る
○副大臣(馬淵澄夫君) まさにこの点につきましては検討中でございます。  そもそもこの高速道路無料化の基本的な理念というのは、これ高速道路政策大綱にも記しておりますが、TDMという観点、交通需要管理がそもそものこの無料化政策の根幹となるものです。交通需要を管理しながら国土全体の...全文を見る
○副大臣(馬淵澄夫君) 様々な考え方があるとは思います。  お話のように割引率を上げていく、すなわち限りなく無料化に近いところに下げていく、あるいは時間帯ごと、様々な考え方はあろうかと思いますが、私どもは無料化ということをマニフェストに約束をし、国民の皆様方に説明をしてきたとい...全文を見る
○副大臣(馬淵澄夫君) 今の御指摘の部分というのはまさに私どもも検討している部分だということは付言させていただきます。  すなわち、無料化にできる路線、これは社会実験として予算を計上しながら行ってまいります。無料化でない路線に関しては利便増進という中での割引ということも当然なが...全文を見る
○副大臣(馬淵澄夫君) 当然ながら、この社会実験を行う中でも影響を考慮しながらということでございますので、公共交通機関に対する影響を最大限配慮しながら行うということです。  他の公共交通機関といいますと、大きく交通モードで言えば、内航海運、鉄道、バス、さらには航空と四つの交通モ...全文を見る
○副大臣(馬淵澄夫君) まず、前提として委員にも御理解をいただきたいと思いますのは、当然ながら、今日における利便増進事業によって影響があったということについては、これは少なからず私どもも認めるものであります。  しかしながら、旅客数の減あるいは交通モードの転換も含めまして今日に...全文を見る
○副大臣(馬淵澄夫君) 年末までにまさにその客観的なデータに基づく影響を十分に把握をし、関係業界団体あるいは関係各社の皆様方の理解を得ながら、その上で措置を講じるべきものについては措置の手当てをしていくということでございます。年末までにということですね。
○副大臣(馬淵澄夫君) お答えをさせていただきます。  今委員御指摘のように、中古住宅の流通量というのは極めて欧米諸外国に比べて低いということでございます。いわゆる住宅産業が内需の大きなすそ野を持っていることはもう言うまでもありませんが、私どもとしましても、この中古住宅の流通と...全文を見る
○副大臣(馬淵澄夫君) やはり、私も地元でもよくお聞きするんですが、どこの業者が安心できるんだろうということ、リフォームとなれば様々、中小も含めた工務店の方々が取り組んでおられます。その意味で、このリフォーム工事を安定してゆだねられるようなという意味での情報開示、相談体制の強化と...全文を見る
○副大臣(馬淵澄夫君) 済みません、年間の確認検査数ということでのお尋ねでございますが、ちょっと今手元の方で細かい数字ございません。
○副大臣(馬淵澄夫君) 今委員が御指摘の部分というのは、伝統構法、石場建てについてどのような形で現在の基準法にのっとる形での設計方法を定めていくかということの検討についてのお尋ねだということで理解しております。  今おっしゃった実大震動実験につきましては、現在、伝統的構法木造住...全文を見る
○副大臣(馬淵澄夫君) 平成十九年以降、先ほど申し上げたように、実績が十件、大阪で九件、大分で一件ということでございまして、決して多い数ではないと思っております。その意味では、このE—ディフェンス、これはもちろん計画の中で今後決めていかなければなりませんが、この実証実験というもの...全文を見る
○副大臣(馬淵澄夫君) 各委員の皆さん方御承知かどうかあれです、私の方で存じ上げませんが、この石場建て構法というのは、本来ならば建物であればアンカー等基礎というものを中心に地盤に固結させる、これを今委員の方で緊結というふうにおっしゃいました。石場建てというのは、従来、いわゆる石の...全文を見る
○副大臣(馬淵澄夫君) 一点だけ。  今委員御指摘のマニュアルの件でございますが、いわゆる関東、関西と、西のマニュアル、東のマニュアルと呼ばれるものでございます。これが大きく設計法の思想そのものから違うということで、今委員の御指摘のようなことも十分に承知しております。  しか...全文を見る
○副大臣(馬淵澄夫君) まさに大工、まさに職人の方々が、木の材質の特性、それこそ、その地域におけば、どの山のどの木がどのような材質でかつて造ったことがあるかといったことまで大工さんは、もうこの家を建てるならばこの山のこの木というようなところまで特定をされる方もいらっしゃるというふ...全文を見る
○副大臣(馬淵澄夫君) この伝統構法木造住宅設計法開発のこの委員会につきましては、先ほど申し上げたようにしっかりと見直しをさせていただくことをお約束いたします。
○副大臣(馬淵澄夫君) ありがとうございます。  五問の質問をいただきました。まず、高速道路の無料化の施策に対しましては大変な御関心とまた御心配、御懸念もいただいたということで、そのことについては真摯に受け止めさせていただきたいというふうに思います。  最初の御質問にありまし...全文を見る
11月24日第173回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○副大臣(馬淵澄夫君) 御質問いただきまして、ありがとうございます。荒井委員の大変たぐいまれなるアイデアとまた御見識をお聞きしまして感心しておりまして、私には質問がないかと思っておりました。ありがとうございます。  無料化におけるCO2の削減量ということでございます。排出量につ...全文を見る
○副大臣(馬淵澄夫君) 削減量でございますので、減ります。
○副大臣(馬淵澄夫君) 一点だけ申し上げたいと思います。  三菱総研からのこの研究報告については、いわゆる一般道路から高速道路への交通量の転換というものはこれは考慮されておりませんので、その意味においても客観的な分析というものは今次におきまして今も検討中でございます。  その...全文を見る