馬淵澄夫

まぶちすみお

小選挙区(奈良県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

馬淵澄夫の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月15日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  きょうは、大臣の所信に対する質疑の機会をいただきました。  先日、大臣の所信表明、まさに経済産業省、幅広く所管されている分野に関しての所信をお述べになられたということであります。この所信を伺いながら、私、一点気になることもございました...全文を見る
○馬淵委員 今るる申し述べられましたが、大臣は、廃炉については研究開発支援と。当然ながら、実際の事故対応ということでの汚染水の処理、滞留水の処理を含めて、これは経済産業省で取り組んでいかれる課題であります。  したがいまして、安倍内閣として総合力で解決していく、これは当然です。...全文を見る
○馬淵委員 今、研究開発の部分と、所信以上のことは余り述べられませんでしたが、そこは当然ながらよく御認識されているという前提で承ります。  さて、廃炉の研究開発、これも一つ大きな課題でありますが、一方で、事故が起きた後、いまだもって、例えば溶け落ちたとされる燃料のあり場所を含め...全文を見る
○馬淵委員 御指摘のとおり、まさに汚染拡大防止というのは陸海空に及んでいたんです。  私は、二十六日に呼ばれ、その日からそのプロジェクトに入った。その当時は、実は、一号機の水素濃度が再度上がって、水素爆発の危険性があると言われた状況でした。これはその後、国会事故調でも明らかにな...全文を見る
○馬淵委員 まさに、まだまだ道半ばの状況であるということであります。  その上で、海洋汚染という状況についての認識をお尋ねします。  道半ばでありますが、これも大臣、端的なお尋ねでありますので、端的にお答えいただきたいところでありますが、なかなかそうはいかないかもしれませんが...全文を見る
○馬淵委員 これもるるおっしゃいましたが、海洋汚染はあるんですね。現状あります。  そして、これは重要な観点であり、ここから議論をさせていただきたいと思いますが、事故発災直後から高濃度の汚染水が流れてしまった、それによって海洋が汚染された。しかし、事故発災当初の汚染によってであ...全文を見る
○馬淵委員 私も当時、その対応をしておりまして、東電さんともかかわったわけですね。当時、経産省の皆さん、保安院の方々ともやりました。ここは実は、私がかかわりながら、なかなかに、この地下水の問題については東電さんの対応も鈍かったんです。  容易に想像できることは、目に見えるところ...全文を見る
○馬淵委員 濃度限界を超えているんです。そして、今日においても、これは直近の三月十二日採取ですから、この状況は続いている。  常識的に考えれば、大臣、海というのは外洋ともつながっていますから。そして、流れがないというのは、いつも東電はそういうふうに説明をしていました。流れがない...全文を見る
○馬淵委員 私は、御見解をということでしたので、具体的な数値をお聞きしたわけではありません。そして、私がこの委員会の場で大臣と議論させていただきたいのは、まさに認識の問題なんです。どのような魚がどれだけ出るかということを問うていません。今もって高濃度の滞留水が地下水とまざって流れ...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。そこは本当にニュートラルに受けとめていただいて、感謝申し上げます。私自身も、これは非常に高い関心を持って、今後も見続けていかなければならないと思っております。  その上で、今おっしゃった、大量の地下水がやはり流入はしているんですね。もう既に経産...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  ぜひ幅広い検討をしていただいて、技術屋さんというのが、ある意味、言を弄する場面もあるかもしれません。ここは常識人としての直観で、市民の直観で御判断をいただくことを心から望みまして、私の質疑を終わらせていただきます。  どうもありがとうござ...全文を見る
04月10日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  きょうも一般質疑の機会をいただきました。  まず冒頭、私は前回も原発の事故収束の問題について質疑をさせていただきましたが、本日、朝刊各紙でも、福島第一原発の地下貯水槽、その汚染水漏れに対するさまざまな課題、あるいは疑念、懸念、これが取...全文を見る
○馬淵委員 きょう、この場に東電の責任者である方がおられないことを大変残念に思っています。  私も、昨日、通告の前の場面でも東電の担当者の方に現地に赴くということを伺っておりましたが、社長、副社長がいらっしゃらない、それでここの場に来られないというのは、それは会社を代表する者が...全文を見る
○馬淵委員 今、大臣からそうしたお約束をいただいたということで、受けとめさせていただきます。  その上で、大臣は促すということでありましたが、まず、前回私が尋ねさせていただいた事故収束の責任の所在に関してなんです。前回の私の質問に対しての大臣の答弁は、いわゆる廃炉の問題、このこ...全文を見る
○馬淵委員 大臣に、所管する立場から、前面に立ってこれを推し進めていくんだというかたい決意を述べていただきました。  それでは、私がきょう、質疑の中心に据えて、皆さんに審議を見ていただきたいと思っております、地下貯水槽の水位の低下について質問をさせていただきます。  まず、地...全文を見る
○馬淵委員 審議官、私の質問を聞いて、ちゃんと答えてくださいね。  いつ報告がありましたかとお尋ねしました。
○馬淵委員 四月五日の深夜だというふうに伺っておりますが、これは先ほど審議官も御説明いただきました資料3にあるように、三月二十日以降から貯水率が下がり出した。そして、報告は四月五日です、九五%が徐々に下がり出した段階でということであります。先ほどお話しいただきました。  まさに...全文を見る
○馬淵委員 御指摘のとおりなんですよ。これは二週間たっているんです。二週間たってようやく、これは漏れているかもしれないといって移送を始める。  これは通常の産廃処理に使う遮水シートです。この遮水シートで、例えば、中の内容物が漏れ出る、重金属が漏れ出る、これは通常の産業廃棄物の処...全文を見る
○馬淵委員 大臣、大変迅速な御判断をいただけたと思っております。  これからさらに地下貯水槽の問題点というのを指摘しようと思っていたんです。この間も少しやらせていただきました。  鋼製タンクへ、地上タンクに全て移送する、かつ今後は使わない、そのことについてはまた後ほど問題点を...全文を見る
○馬淵委員 そうなんです。東京電力は、ベントナイトで吸着しているかもしれないなどということを説明しておりました。だから、本来はこの場にて確認をしたかったわけであります。  しかし、ここで2の断面構造をごらんいただきたいと思うんですが、先ほど私が申し上げました五・九掛ける十の三乗...全文を見る
○馬淵委員 あらゆる方法をとって、もうやめるからいいんだということではなくて、現状、漏れ出ていたわけですから、漏れ出ていることに対して、これは経産省として、所管する立場として厳しく、またとり得る対応をしっかりと指導していただきたいというふうに思います。  その上で、先ほど、この...全文を見る
○馬淵委員 済みません、確認であります。昨日私の方で伺った数値に関しては、現時点での貯蔵量二十四・三万トン、そして貯蔵容量二十七・二万トンということでありましたが、今の数値が確定数値だということでよろしいんですか。お願いします。
○馬淵委員 昨日の段階での最新の数量ということで今答弁をいただいたわけでありますが、これで、私が昨日経産省の方からいただいた数値というのが、お手元の資料の10でございます、地上タンク二十四・三万トン、貯蔵容量二十七・二万トンということでありますが、これは数値が変わったということで...全文を見る
○馬淵委員 いずれにしても、貯蔵量に関しては変更なしですか、資料10の。
○馬淵委員 貯蔵量が二十五・六万トン、そして貯蔵容量が二十八万トンという数字を先ほどいただきましたが、すなわち三万トン、逆に言えば、この三万トンの余裕しかないということであります。この三万トンの余裕の中で、地下貯水槽は使わずふやしていくというお話でありました。  このタンクの設...全文を見る
○馬淵委員 となりますと、地下貯水槽、七基分ございます、ここについては既に設置がなされているわけでありますが、改めて、この地下貯水槽の利用、あるいはこの区画のエリアの利用に関しての御見解、どのように考えておられるかということをお伝えいただけますでしょうか。
○馬淵委員 地下貯水槽のエリアに関しても、地上タンクの設置を想定される方向でいかれるのかということを私は今確認しているんです。どのように使われるかということです。
○馬淵委員 この地下貯水槽エリアについて利用することも今お考えだということを確認させていただきました。  ただ、その場合でも、私は前回の質疑でも確認をさせていただきましたが、いずれにせよ、現状ある地上タンク、あるいは地下貯水槽も含めた移送においても、向こう三年しか対応が可能では...全文を見る
○馬淵委員 大分踏み込んで発言をいただけたと思います。抜本的な解決策を講じなければならないという御認識をお持ちだ。そして、現状やろうとしていることについては、抜本的な解決策ではないという御認識を示していただけたと受けとめます。  おっしゃるとおりです。私も再三指摘をさせていただ...全文を見る
○馬淵委員 昨日、一号貯水槽の確認に社長、副社長が飛んでいかれた。そして、昨晩遅くに大臣が御決断いただいたということであります。  私も、昨日、この質疑の準備をしながら、もしそのような判断がなされない状況が続くのであれば、ここは厳しくこの問題について再度追及しなければならないと...全文を見る
05月16日第183回国会 衆議院 経済産業委員会内閣委員会財務金融委員会消費者問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  連合審査での機会をいただきました。  この審議もいよいよ押し迫ってきたというふうに思っております。本日は、提案型の質問をさせていただきたいというふうに思っております。  まず、きょうは、この法案の中の八条に定められています表示規制、...全文を見る
○馬淵委員 三つの意義、誤認防止、値下げ追従防止、そして買いたたき防止、これらが立法趣旨、意義であるということであります。  そして、この八条の規制、いわゆる消費税還元セールの禁止などというものに関しましては、経産委員会でもたびたび憲法との関係も議論がなされました。  これは...全文を見る
○馬淵委員 先ほど申し上げた誤認防止、あるいは追従セールの防止、あるいは買いたたきの防止、この三つの意義、これが規制の中で合理的かつ必要であることが当然ながら要件として求められる、このことの確認をさせていただきました。  その上で、この意義と、規制の必要性と合理性の有無の議論を...全文を見る
○馬淵委員 買いたたきはなかったんですね、九八年度当時。少なくとも公取が把握するものはありませんでした。  では、もう一方で、この消費税還元セール、大手小売スーパーの売り上げが、先ほど申し上げたように三割—六割伸びたんです。その中で、大手小売スーパーに納入する納入業者の売り上げ...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  客観データはないんです。私も確認しましたが、中小スーパーはこういった統計はとっておられません。さらに、小さな納入業者、こういったところは、それこそ細かなデータなどが外に出てくるような集約の方法もないということで、経産省自体が把握するような客...全文を見る
○馬淵委員 客観的なデータはないんですね。  このように、追従セールを余儀なくされるおそれといったもののデータ、客観的なエビデンス、これは政府としては把握していないんです。  三つの意義を森大臣はおっしゃいました。そのうち、買いたたき防止と追従セールの防止、この二点については...全文を見る
○馬淵委員 森大臣、ちゃんとお答えください。  政府はヒアリングをされましたか。明確にお答えください。端的に。
○馬淵委員 政府は行っておられません。そして、与党ではされたということであります。二月、三月、PTでヒアリングをされた。しかし、現場のヒアリングではないですね。  懸念する声というのがどのような形で得られたかということに対しては、これは水かけ論になるでしょう。しかし、私は、現場...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございました。明確な御答弁をありがとうございます。  重ねて森大臣にお尋ねをいたします。  第一義的な趣旨は、消費者に消費税が転嫁されていないかのような誤認を生じさせることの防止であるということを今御答弁いただきました。であるならば、消費者に消費税が転嫁...全文を見る
○馬淵委員 森大臣、重ねて確認です。  今御答弁いただきました。誤認が第一義的意義、そして要件であるということでありますが、これは、一号、二号、三号、すなわち八条の要件であるということでよろしいですね。
○馬淵委員 三つの意義の一番目、いわゆる誤認というのが第一義的意義であり、かつそれが八条の要件であるということを、森大臣から明確に御答弁いただきました。このように、消費者の誤認が規制要件であるということを、私は今、質疑の中で確認させていただいたわけであります。  さて、こうした...全文を見る
06月05日第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第18号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  電力システム改革についての質問の機会をいただきました。  まず冒頭、電力システム改革、この専門委員会の報告書の位置づけについてのお尋ねをさせていただきます。  東日本大震災及び原発事故、この後に、民主党政権で電力システム改革に関する...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  冒頭に、福島第一原発の地下水汚染対策に対してということで、お礼を言われるということはむしろ恐縮いたします。国会というのは、まさに行政の監視並びに国民の生活、安全を守るための機関でありますから、政府がしっかりと受けとめていただいたということで...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  当時の閣議決定では、お手元の資料にありますように、一般競争入札が原則である旨の周知に加えて、各地方公共団体における売電契約の状況について実態調査を行う、二十四年度早期措置としたわけですね。これは、今総務省がお答えのように、経産省のお仕事だと...全文を見る
○馬淵委員 数が多いということで、また、まとめただけで発表するわけにはいかぬですね、政府としては。次の対応を示さないかぬ、準備せないかぬ。よくわかりますが、これまでも、総務省さんは四月に閣議決定した後に即対応されているわけですよ。そして、今回、この電力システム改革の審議に当たって...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  これは国会図書館にもない本なので、私は探すのに苦労しましたが、出てきました。これは財務省の図書館にありました。  そこで、まだほかにも理由がないかということなんですが、地方自治体の随意契約、既存大手電力会社と売電契約を結んでいるもう一つの...全文を見る
○馬淵委員 これも先ほどの逐条解説と同じですよ。長年の慣行の中でこのような状況が続いているんです。二〇〇〇年から全面自由化あるいは一部小売自由化で、それをどんどん逐次展開、拡大していくといっても、これでは進むわけがないんです。  こういった状況、なかなか細かなところで、先ほどお...全文を見る
○馬淵委員 今、重要な御答弁をいただいております。  自治体は、既存の大手電力会社に随契で出していく、そしてその随契の理由というのは、地元自治体に交付金が交付規則に定められたとおりおりるからだということでありましたが、この交付規則というのは慣例であり、かつ従来の安定供給の責を担...全文を見る
○馬淵委員 もちろん、文科大臣との共管でありますから、茂木大臣お一人の判断で進められないということはよく承知をしております。  必要性も認識している、そして必要な見直しを検討していくということでお答えをいただきましたが、御指摘のとおりなんですね。私は、この交付規則が全てだとは申...全文を見る
○馬淵委員 大臣からは、見直す、その思いを伝えていただいたと思います。議事録には、しっかりと見直しを検討していくというふうに言っていただきました。  なぜ私がこのことに強く思いを込めてお伝えするかというと、私も民間におりました。先ほど卸供給というお話をしましたが、卸供給の定義と...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  長々と検討はしないんだということを国会の場でも発言いただきました。  大臣は、冒頭にお話もいただきました地下貯水槽の廃止、中止、そしてさらなる検討結果の提示というもの、これも非常にスムーズに迅速に取り組んでいただいております。そのお言葉を...全文を見る
○馬淵委員 ここの、規制改革会議の中間報告の中で落ちてしまっているんですよ。これは経産大臣の所管ではありません。でも、往々にしてこういうことが起きるんです。既に我々の政権のときにはこれを挙げていました。しかし、今回、規制改革会議のワーキング・グループの中間報告から落としているんで...全文を見る
09月27日第184回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  きょうは、汚染水問題の参考人質疑、廣瀬社長に質疑をさせていただくことになります。よろしくお願いいたします。  今から二年半前です。二〇一一年三月二十六日、私は、官邸からの一本の電話を受け、出先からすぐさま官邸に向かい、そして、その場で...全文を見る
○馬淵委員 社長からも、包み隠さず知り得る限りとお話をいただきました。  まず、当時、どういう状況だったか。  この汚染水の対策も含めた遮蔽チームで、汚染水が漏れ出ているのではないかという議論も当然ながらありました。  四月の二日、二号機の取水口からトレンチ、ピットに水が出...全文を見る
○馬淵委員 当時、その議論はあったんです。しかしながら、私はそのときも東電の技術者の皆さんと議論をしましたが、地下水位の差によって、いわゆる動水勾配、水圧によって水が流れ出る、これはないという説明でありました。  しかし、小学校の理科の教室あるいは授業でも実験します。濃い塩分の...全文を見る
○馬淵委員 社長、大事なことなので、もう一度確認です。  いいですか。ここでは、遮蔽壁の検討、ステップ2と中期的課題、このように、前回からの追加点を赤字で書いてあります。地下水の遮蔽壁の構築というのを中期的課題として決定しています。その認識はおありですかということです。
○馬淵委員 聞いていることだけにお答えください。  地下水の遮蔽壁の構築ということが、中期的課題でこれは決定したんです。六月の十七日です。したがって、このことは赤字で書かれているわけです。こうしたロードマップの変更を私たちは行ったわけでありますが、一方で、この状況の中で、皆さん...全文を見る
○馬淵委員 今お答えいただきました。  この文書をまとめて、そして基本仕様まで固め、ここには課題が書いてあります。先ほど社長がおっしゃった課題と同様のことがあります、工事の干渉等。しかし、繰り返します、これはあくまで施工段階の問題です。設計を実施する計画段階においては、これは何...全文を見る
○馬淵委員 当時の議事メモもございます。  この「「地下バウンダリ」プレスについて」というものをごらんいただきますと、「現在、最も有力な対策と位置づけ。」「一千億円レベルとなる可能性もある。」ということでありました。  しかし、ここで4、「現在、二十二年度の有価証券報告書の監...全文を見る
○馬淵委員 現在、東電側は、引当金九千六百億、さらなる引き当てをするとおっしゃっておられましたが、現状では、電気事業からのコストカットあるいは投資抑制等によって一兆三百億円、これを安定化に振り向ける、このように伺っております。その上で、投資キャッシュフロー、約半分で、六千四百億ほ...全文を見る
○馬淵委員 すぐに使うとはおっしゃれないのはよくわかりますが、国が前面に立つ、このように総理も大臣もおっしゃっていますが、実は課題があるんですよ。技術的難易度という課題があります。  繰り返し申し上げる。遮水壁をベントナイトスラリーウオールで行うこと自体は通常の在来工法です。し...全文を見る
09月30日第184回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  きょうは、金曜日に引き続き質疑の機会をいただきました。  まず冒頭、先週の金曜日、東電の広瀬社長の参考人質疑でございました。せっかくの機会ということで、本来ならば、大臣も御出席いただいて、参考人質疑のみならず委員会審議という形で行いた...全文を見る
○馬淵委員 東電任せではなく、国が前に出てということでありますが、当然ながら、プレーヤーである東電、当該責任者である東電、これは真っ正面で取り組んでいただかなければなりません。  そこで、これは大臣に、端的なお答えで結構ですが、私自身は補佐官を命じられ、二年半前にこの問題に取り...全文を見る
○馬淵委員 大臣からは、これまでの経過の中でもそのような姿勢で取り組んできたという言葉をいただきましたが、今回この方針が出ております。しっかりと抜本的な対策を講じるということをお約束いただきました。  さて、その中で、お手元の資料2には、汚染水問題に対しては、緊急対策と抜本対策...全文を見る
○馬淵委員 緊急対策は当然ながら可及的速やかであると。抜本対策が、資料にありますように、今後一、二年と書かれています。したがって、緊急対策とは、それ以前でありますから、遅くとも一年以内に講ずるべきものであるとの認識でよろしゅうございますでしょうか。事務方、お答えいただけますか。
○馬淵委員 緊急対策でありますから、これは時間をかけては意味がありません。  その緊急対策について、課題についての確認を少ししてまいりたいと思います。  これは緊急対策として掲げられているもの、まずは地下水バイパスであります。  お手元の資料2のところの三ですが、地下水バイ...全文を見る
○馬淵委員 まだ未稼働です。この未稼働に対して、稼働見込み時期というものは今お答えいただけない、努力をされているということでありますが、この地下水バイパスの設備自体は、資料の2にありますように、平成二十五年三月に設置完了なんです。もう既にでき上がっております。そして、それからもう...全文を見る
○馬淵委員 緊急対策というのは、先ほど来申し上げている、これは九月三日に決まった原災本部の対策でありますが、もう既に三月に設置されて、今日もまだ未定である、こういう状況の中で、努力はされているということであります。  一方、課題として次に確認をしていきたいのが、地下水が山側から...全文を見る
○馬淵委員 これはちょっと一年ほど前のデータではあるんですが、当然、事故に近い方が高い数値が出ておかしくないわけですが、大変低い数値です。周辺河川のトリチウム濃度が低い数値になっている。そして、現時点においては、この地下水バイパスのいわゆる井戸からくみ取った水質に関しては、これは...全文を見る
○馬淵委員 提言を含めて検討していきたいという答弁をいただきましたが、これは緊急対策ですから、長々と検討ではなく、二カ月と今おっしゃいました、ぜひその期間内に、多重の防御です、それをしっかりと進めていただくことをお約束いただいたというふうに受けとめます。  その上で、緊急対策は...全文を見る
○馬淵委員 もう一度、端的にお答えいただけますか。  これは、理論上、水が凍れば水は動かないという工学的な理論に基づいてゼロという数字が記されていることでよろしいですか。イエス・オア・ノーでお答えください。
○馬淵委員 要は、机上の論理だけで、このゼロという数字がここに記載されているんです。私は、これは検討に値するのかと、本当に正直、説明いただきまして驚きました。  水が凍れば水は動かない、そのとおりです。しかし、実際には現場は土です、水だけではありません。その粒度も、粘土質のよう...全文を見る
○馬淵委員 実流速ははかっていないということです。フィージビリティースタディーの中で検討していく。結構です。だから、私はそのことは否定をしていません。しかし、リスクの過小評価になる可能性が極めて高いということを私は指摘しているんです。  繰り返します。透水係数ゼロ、遮水能力が高...全文を見る
○馬淵委員 国内でもこのように事例が多数あります。また、米国ではロッキーマウンテンの兵器工場、これは米軍の核兵器の工場ですが、そこで使われた実例などもございます。このように、在来工法なんですね。在来工法で、極めて汎用性の高い工法です。  もちろん、先週の金曜日にも私は東電の社長...全文を見る
○馬淵委員 私も、その報告書を何度もよく読んでいますから、理解しているつもりです。報告書にはそのように書かれている。しかし、繰り返しますよ、この凍土方式に対する脆弱性というものを本当に否定し得るのか。それはFSでやるというお話ですが、ならば同時に、私は、第二壁もFSの中で検討すべ...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  二十七日の、まさにこの対策委員会で出された多重の防御、さらなる対策というのは、私が繰り返し申し上げてきたことをしっかり受けとめてくださった結果であると思っています。  そして、今、否定はしませんとおっしゃいました。ぜひ、この第二壁について...全文を見る
○馬淵委員 九月二十五日の新聞でも、紙上で私と並んで恐縮ですが、大臣の御見解ということで、今おっしゃったことを述べておられますね。確かに、全体の中で議論しなければならない、おっしゃるとおりなんです。  しかし、繰り返し申し上げますが、この予備費の投入等、国費を投入していくという...全文を見る