馬淵澄夫

まぶちすみお

小選挙区(奈良県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

馬淵澄夫の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第189回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  六年ぶりに野党の一員としての予算委員会の質疑に立ちます。きょうは、原子力政策並びにエネルギー政策につきまして質疑をさせていただく、その思いでこの場に立たせていただきました。  今日、原子力政策、川内原発、高浜原発の再稼働、これらが話題...全文を見る
○馬淵委員 安全神話、これと決別する、エネ基に書かれたことを踏襲されるということであると承りました。  さて、電源ごとの発電コストの検証について、ここで改めてベストミックスの議論の中での重要なポイントについてお話をさせていただきたいと思います。  先ほど申し上げた、我々が政権...全文を見る
○馬淵委員 お答えいただけないのはもう私もよくわかっておりまして、経産省の中で審議会、ワーキンググループ等、これはホームページでわかるものだけでも四百以上あります。この中に七名以下はどれぐらいのものがあって、そして民間の研究機関から複数名が入っているようなものはどれぐらいあるかと...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  大臣、大変恐縮ですが、このRITE、組織として、そこには評議員、役員という方々がいらっしゃいます。このRITEの評議員、役員には、電力の関係者は入っておられますでしょうか。済みません、これも大臣にお答えいただけますでしょうか。
○馬淵委員 このRITEには、今申し上げたように、評議員長に電力会社の方、評議員にも入っておられるということであります。  そして、お手元の資料に、三で示しておりますが、役員名簿、こちらの理事長の方も元電力会社の顧問でいらっしゃいました。  このRITEという組織、民間の研究...全文を見る
○馬淵委員 大臣、私、先ほど申し上げたように、我々も政府を経験して、審議会やワーキンググループ等々、どういう成り立ちか、仕組みか、よくわかっているつもりです。その上で、最も根幹になるところだからこそ、より透明性、公平性を担保しなきゃならないと申し上げているんです。  私は、立派...全文を見る
○馬淵委員 繰り返し同じことしか、きょうは言うお気持ちなさそうですので、私はもう申し上げません。  七名のうちの二名が、繰り返し言います、民間であります。公益法人としても、これは民間として活動されているわけですから。これはしっかりと公平性担保をするための仕組みを、役所として私は...全文を見る
○馬淵委員 今申し上げた、私が特にここでも重要視するのは、原発の事故のリスク費用ですね。これは、かつてはなかったんです。だから安価な電源だということで、我々もそう信じてきた。しかしそうではないことが明らかになったからこそ、いわゆるコスト等検証委員会での検証を行ってきたんです。今、...全文を見る
○馬淵委員 今、重要な御発言をいただけたと思います。  このRITEは、繰り返し言いますよ、RITEの所長である方が今回座長になられている。そして、もう一名、七名という中で入っておられる。そのRITEの試算は、十万炉年という極めて低い確率で事故が起きる、ほとんど起きないと言って...全文を見る
○馬淵委員 もちろん、ワーキング、そしてこうした審議会で議論をしていただいて答申を受けるというお立場でありますから、大臣がお決めになる立場じゃないということはよくわかっておりますが、今の大臣のお言葉は非常に重いです。この十万炉年あるいは事故確率というところからコストが大きく変わっ...全文を見る
○馬淵委員 急がせているから、しかし丁寧にやらなければならないから延ばしたと。  大臣、こういうことで政治主導というものがやはり問われるんですね。私は、河野議員が御指摘されているのは、これは本当にもっともだと思いますよ。  行政手続法四十二条の違反だ、このように指摘をされてい...全文を見る
○馬淵委員 閣僚の皆さん、これは笑える話じゃないですよ。ほほ笑みも出ません。こういう手続をそれこそないがしろにする、形骸化させること自体が、このエネルギー問題、それこそ風化させてはならないと閣僚の皆さんが幾ら声高に叫んでもどんどんどんどん風化しているという、これは証左じゃないです...全文を見る
○馬淵委員 いろいろな課題があるのは承知しておりますが、幅広くという言葉で曖昧にならないように。  この討論型世論調査、御指摘のような課題もあるかもしれませんが、少なくとも、今までになかった行政手法を取り入れたわけです。ぜひこれは前向きに取り組んでいただきたい、私はそのように思...全文を見る
○馬淵委員 長期だからということでおっしゃっておられますが、一つ指摘をさせていただきたいと思っています。  先ほど河野議員の指摘のあった省令は、これは一月二十六日、今週の初めに施行されたということであります。これによって、固定価格買い取り制度の見直し、接続留保の問題ということに...全文を見る
○馬淵委員 大き目の数字というのは、すなわち、電力会社が言っていることを、まずそれを受けて、申告をベースにやっているんだという話、そして廃炉等が出てくれば、あきが出てくるから、それについては再生可能エネルギーをその段階で見直す、そういうことでしょうか。  ちょっと、もう時間が余...全文を見る
○馬淵委員 一年程度の頻度で見直しを図る、出力抑制のルールの見直しを図るという御答弁をいただきました。これは重要な御答弁をいただけたと思っています。  総理、今の話もそうなんですが、原発を今後どうするかというところで、結局は、この再生可能との兼ね合いになってしまうんです。ベース...全文を見る
○馬淵委員 明確なお答えだというふうに私は受けとめられません。  残念ながら時間が参りました。引き続き、今後予算委員会にてまた議論をさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
01月30日第189回国会 衆議院 本会議 第3号
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○馬淵澄夫君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました平成二十六年度政府関係補正予算三案に対し、反対の立場から討論を行います。(拍手)  安倍総理は年頭会見で、全国津々浦々、一人でも多くの皆さんにアベノミクスの果実の味を味わっていただきたい、こう述べられま...全文を見る
02月25日第189回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  予算委員会基本的質疑の補充的質疑、改めてきょうは、大臣が辞任をされた、きょうこうして基本的質疑の中でも補充という形で総理に問わなければならないことがある。一つ一つ具体的にお尋ねをしたいと思っております。  一昨日は、西川農水大臣が辞任...全文を見る
○馬淵委員 総理は、任命責任は私にある、今このように答えられました。総理は、この任命責任というものは一体何に対しての責任だとお考えでしょうか。  外形上、西川農水大臣は、違法な行為の疑いを持たざるを得ない、このように何度も指摘をされてきました。このような大臣を任命したこと、その...全文を見る
○馬淵委員 総理、責任という言葉の中に、いろいろな責任を今まぜてお答えになられていますよ。  総理として、内閣が行政権を執行する、全てを、全体を見ていく、認証を受けて、そして信任を受けて、そして任命したんだ、そのとおりです。内閣全体として政策を進めなければならない、そのとおりで...全文を見る
○馬淵委員 総理、もう一度聞きますよ。  おっしゃっているのは執行責任なんですよ。選んだ大臣が職務を執行できるか、内閣として執行してその政策を進めていけるかというのは、これは執行責任なんです。  選んだ責任ということを問うときには、あるいは問われたときには、資質ある大臣を選ん...全文を見る
○馬淵委員 今総理はいろいろおっしゃいましたが、能力を含めて、資質を含めて任命したんだ、このようにおっしゃいました。すなわち、私の問いに対しては、大臣としての資質、そのことに対して、みずからが任命したことについて、今回辞任をされた、この大臣としての資質に対しての自分の任命したこと...全文を見る
○馬淵委員 総理、やはり問題のすりかえをされているんだと私は思います。  今、農協改革だとかおっしゃいました。農水大臣としての行政の執行を一生懸命やってこられたということでありますが、繰り返しになりますが、任命責任というのは、これはまさに、能力を含めて、資質を含めたその判断、そ...全文を見る
○馬淵委員 総理は、すりかえてお話をずっとされていこうとお考えなんでしょうね。  ただ、これは西川前農水大臣も同じなんですよ。資料をお配りしていますけれども、二の資料ですが、ここでは、これ以上国会審議に影響が出ることは避けたいなどとして辞表を提出し、受理されたとあります。西川農...全文を見る
○馬淵委員 みずからだけではなく、それこそ内閣を総理する総理大臣が率先してリーダーシップを持ってその説明責任を果たせよと指示するのは当然だと思うんです。  そこで、今のお話を伺うと、やはり政治と金の問題に対して真剣に目を向けようとされていないということが私は明らかだと感じるんで...全文を見る
○馬淵委員 当時、総理はこうおっしゃっておられますね。国民に対して責任を感じている、今後、このようなことのないように適切に判断したいとおっしゃっている。みずから任命責任は認められておられます。  そして次に、二〇〇七年の八月一日、赤城徳彦農水大臣、事務所費問題等の責任をとり辞任...全文を見る
○馬淵委員 明確ではない、覚えておられないということでありますので、結構です。私の方で調べたことで申し上げます。  当時の赤城農水大臣の辞任について、総理は、これは当然、全て私に責任がある、任命責任は痛感していると述べられ、さらに、約束してきたことを実行することが最大の使命だと...全文を見る
○馬淵委員 当時も同じことをおっしゃっています。責任は私にある、残念だが、農水行政に遅滞がないよう全力を尽くすことで責任を果たしたい。つまり、ここでも、任命責任は認める、そして政策を推進する。  これで、第一次内閣、四人の方が政治と金で大臣を辞される、あるいはおりられるというこ...全文を見る
○馬淵委員 覚えておられないんだったら、また私の方から言います。  総理は、このときも、政治の遅滞は許されない、難問が山積している、経済最優先で政策を前に進めていかなければならない、こうおっしゃっています。ここでも、任命責任は認める、そして政策を推進する。それこそ、冒頭申し上げ...全文を見る
○馬淵委員 全然違う問題を出されても、私、この質疑は総理の任命責任をお話ししているんです。私がかつて野党時代にただしたことについては、政治と金の問題ではありません。そのことを私は今回問うているのではありません。  私が今問うているのは、繰り返しになりますけれども、政治と金の問題...全文を見る
○馬淵委員 お答えいただいていないようなんですが、要は総理は、繰り返しになりますが、政治と金の問題が発覚をして辞任されるたびに、責任は自分にある、任命責任は自分にある、そして政策を推進するということだけしか繰り返しおっしゃっていない。その上で、政治と金に対する対処は一切言及をされ...全文を見る
○馬淵委員 繰り返しですが、総理がみずから総理する内閣のことだったわけですから、やめたら終わりじゃないはずなんです。党総裁でもいらっしゃる。与党として当然これは取り組むべきです。  総理は、今のようなお話を伺って、現状は、今の内閣、全く政治と金の問題はない、このようにお考えです...全文を見る
○馬淵委員 お答えの中では、結局、総理自身がそこは自信がなさげに私には聞こえます。  このままいくと、それこそ八人目、日本憲政史上最悪の、金まみれの内閣ということでの汚名を残すことになりますよ。  総理、これは、みずからが政治と金に対しては対処するという姿勢を示して、それがで...全文を見る
02月27日第189回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  総理、きょうは、集中審議、経済の話、この政策の問題について質問をさせていただきたいと思います。  私自身は、初当選の二〇〇三年以来、昭和恐慌研究会、こういう会がございます、そのメンバーの皆さんと交流を深めてまいりました。これは、当時、...全文を見る
○馬淵委員 繰り返し総理が、これは車の両輪で進めていく、このように答弁されているのも承知しております。  しかし、本当にそのような取り組みになっているんであろうか、また、総理やあるいは政権の方々が気づかない間に政策がねじ曲げられてはいないか、また、本来の姿と違ったりはしていない...全文を見る
○馬淵委員 これは、二〇一四年三月十日公表データ、ちょうど前年の十月から十二月期のいわゆるGDPの二次速報値を用いて出したものです。  そして、続いて、六月二十七日時点のホームページ、これの成果報告、これを見ていただきたいと思います。二で、パネルも用意しております。  こちら...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  六月九日の公表データというのは、ちょうど消費税が上がる前の二〇一四年一月から三月期のGDPの二次速報値を用いて出したものです。  そして、累計とありますのは、これは同じ期間を見ているわけではありません。これはちょうど、二〇一二年の七月から...全文を見る
○馬淵委員 総理、私は質問の中でも、期間を多くとっているというのは、ある意味そこを平均的にならしてということも考えられると私自身申し上げていますし、私は粉飾などとは申し上げていません。  繰り返し申し上げますが、政策を進めようとしているときに、一方でその効果の外向けの発表がねじ...全文を見る
○馬淵委員 今大臣は、少なくとも二〇一四年五月の段階からはマイナスの幅が徐々に減っているということを御指摘されているんだと思います。私もそのことは否定はいたしませんが、しかし、まだまだ消費支出は、少なくとも上振れている状況ではないんですね。まだまだ厳しいマイナスの状況にあるという...全文を見る
○馬淵委員 消費税率引き上げの先送りそのものに関しては、我々も、昨年のその状況のときには、その判断ということについて、我々は野党の立場でありましたが、同じ考え方を持つということで、当時、代表以下、党の執行部、しっかりと表明をさせていただきました。私もそのことは否定いたしておりませ...全文を見る
○馬淵委員 はい、そうですね。これは年率換算、私もちょっと計算をしてみました。細かい数字を言っても余り意味がないので申し上げません。  二〇一四年度、一・四だと見通した。そして、年央、一・二と見通して、実際にはマイナス〇・五だったというのが、これが見込みです。そして、この一—三...全文を見る
○馬淵委員 大臣、私、非常に頑張っておられるということで拝見させていただいていますが、大臣の御発言を見ていると、やはり景気見通し、内閣府の見通しとは別に、財務大臣としての景気見通し、非常にこれも、大変失礼ながら、甘く見ておられるというふうにしか感じられない発信なんですね。  消...全文を見る
○馬淵委員 終わります。ありがとうございました。
03月10日第189回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○馬淵分科員 民主党の馬淵でございます。  一月二十九日に、大臣にはエネルギーの問題に関しまして質疑をさせていただきました。その後、エネルギーミックスの議論、あるいはコスト検証ということで私が質疑に取り上げた問題に関しましては、コスト検証のワーキンググループに新たに二名の委員の...全文を見る
○馬淵分科員 大臣も同じ認識をお持ちいただいているということを確認させていただきました。そして、第二走者である風力の導入促進、これに対しては、第一走者、太陽光が頑張っておられる。これは接続保留の問題もございますが。  ただ一方で、風力、地熱もあるとお話にありましたが、風力発電の...全文を見る
○馬淵分科員 ありがとうございます。ここまでは共通の認識を持っていただいているということであります。  そこで具体的なことをお尋ねしてまいりますが、普及がおくれております風力発電、これは、先ほど申し上げましたように民主党政権下で全面的に進めていくということで、特に、二〇一二年九...全文を見る
○馬淵分科員 ありがとうございます。  今お話ありましたように、第二走者である風力発電、順次導入を促進していくという中で、予算額が年々減少しているという状況に陥っています。予算が減少しているという状況について、なぜこのような状況が起きているか、これについてお答えいただけますでし...全文を見る
○馬淵分科員 もう一点お尋ねします。  では、この予算は毎年度全額執行されていますでしょうか。事務方で結構です。
○馬淵分科員 規模の大きな予算を組んでいただいているということでありました。  それが、実際には、環境影響評価なども行いながら、かつ、実需の部分については今具体的なことはおっしゃいませんでしたが、お尋ねしなかったのでお答えいただいていませんが、土地取得や鉄塔建設等々、いわゆるイ...全文を見る
○馬淵分科員 済みません、重ねてお尋ねしますが、そうなりますと、二十七年度予算でいわゆる実需が発生する。先ほども申し上げたように、年々減っていく状況の中で、執行段階に至っていないということでありましたが、これは百億円程度で足りるんでしょうか。これに関してはいかがでしょうか。
○馬淵分科員 長官、済みません、では重ねてお尋ねですが、執行されなかった部分については繰り越されているんでしょうか、いないんでしょうか。そこはいかがでしょうか。
○馬淵分科員 予算規模は大規模に組んでいただいた。我々が政権のときに概算要求を出した。そして、安倍政権において成立をしていただいた。その後、執行がおくれているけれども、それは繰り越しているということですね。満額かどうかはわかりません、百五十億は検討中ということでありましたが。 ...全文を見る
○馬淵分科員 私は、文言一つ一つ、それこそ間違っているからどうだと重箱の隅をつつく気は一切ありません。御訂正いただいたということで、誤りだということを認めていただきました。ただ、大臣、ここは重要なポイントなんですが、私は、この再生可能エネルギーの導入促進というのが、どうも、ある意...全文を見る
○馬淵分科員 どこでどう誤記、記載、転載になってしまったのかわかりませんが、ただ、こういう間違いが起きるようなことがないようにということであれば、より事業者と緊密な連携をとらなければならないはずなんですね。これは予算ですから。縮減という方向性が示されて、そして予算がそこで概算要求...全文を見る
○馬淵分科員 一千五百億から二千億の規模ということであります。  この一千五百億から二千億の総事業費で、実際に行われる設備容量すなわち発電容量というのは、どの程度をお考えいただいていますか。
○馬淵分科員 三百二十万キロワットから三百五十万キロワット、総事業費千五百億から二千億の規模であります。  これは当然、事業費ですから、国の負担は二分の一、この補助を行うということでありますが、十年程度で千五百億から二千億の総事業費、すなわち、二分の一の国負担ということで七百五...全文を見る
○馬淵分科員 大臣、これは、今説明がありましたように規模が三分の二に縮小されているんですね。半分かもしれません、一千五百億。今長官から、ポテンシャルは六百十五万キロワット、これはトータルです。したがって、その追加の部分でいいますと五百十六・五万キロワットとなります。  総事業費...全文を見る
○馬淵分科員 今、次の段階というふうにおっしゃっていただきましたが、公募で五件の応募がありました。うち、これにつきましては二事業者を選ばれた。すなわち、二事業者の持てる力量、能力に応じた部分が今おっしゃった部分である、こう理解をしています。実際にたえ得る、今後調査を行って整備を行...全文を見る
○馬淵分科員 このポテンシャルを引き出すことが私は極めて重要だと思っております。  実は、当時、電力会社が、事業者が、非常にそこは、表現はいろいろあるかもしれませんが、ありていに申し上げれば、協力的ではなかったということが実態としてございました。北海道・東北地域においては、事業...全文を見る
○馬淵分科員 非常に前向きな御答弁をいただきました。  私も、このSPCスキーム、これは我々の政権時につくりました。これがベストだった。今また改めて考えなければならないところに来ているのかもしれません。当然ながら、民間の事業者がSPCとしてかかわるわけですから、みずからの利益を...全文を見る
○馬淵分科員 ありがとうございます。これも一つの私は選択肢になり得ると思います。  ただ、繰り返し申し上げますが、SPCスキームをやめろと言っているのではありません。なぜならば、この広域的運営推進機関も電力会社の方々がそこに多数入っておられます。結局は再生可能エネルギーはやっぱ...全文を見る
○馬淵分科員 ありがとうございます。  ハードそのものの整備に用意した交付金ではないけれども、自治体の活性化のためにソフトも含めた全体パッケージとしてならば可能性がある、このような答弁をいただいています。縦割りではなく、まさに国を挙げてでありますので、ぜひ、これらの利用も含めた...全文を見る
03月27日第189回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  大臣所信に対する質疑ということで、機会をいただきました。  まず冒頭、大臣、本日私は、温暖化対策の取り組みについてお尋ねをしたいと思います。  重要な課題である温室効果ガスの排出抑制ということでありますが、大臣も所信では、「我が国の...全文を見る
○馬淵委員 おくれについては、原発の事故があった、震災の影響、これも私たちは政権時代に経験をしているわけですからよく承知をしております。  今、いみじくも大臣おっしゃったように、環境省としては前向きに取り組もうとしてきても、一方で、温室効果ガスの排出削減ということについては、こ...全文を見る
○馬淵委員 まさにこれは、二年前の四月に、平成二十五年四月、関係大臣、内閣官房長官、外務大臣、経産大臣、環境大臣で決定した。何を決定したのかというと、お配りした資料一にありますように、電力業界全体の枠組みの構築を促すということで、自主的な枠組みの構築、これを位置づけたということな...全文を見る
○馬淵委員 今、言葉を相当選んでおっしゃっておられますが、要は、電力業界は前向きに進めない、したがって、環境省としては、事務方の方で、どういうことでこの削減目標をつくっていくのかということのひな形、それを提示していこう、ここまでしかできないという状況である。これは私非常に隔靴掻痒...全文を見る
○馬淵委員 事務方にちょっとお尋ねしますが、今大臣からは、官邸に設置された地球温暖化対策推進本部、これがあると。確かに、これが唯一、関係する経産省、大臣と話ができる場だということだと思いますが、それ以外には何か機関はございますか。これは事務方で結構です。
○馬淵委員 ないんですね。地球温暖化対策推進本部しかないんですよ。  では、この地球温暖化対策推進本部、これが前回、前々回、開かれたのはいつでしょうか。また、定期的に開催されていますか。この二点について。
○馬淵委員 これは、今申し上げていただいたように不定期なんですよ。しかも年に一回程度です。その間に何をやってきたかというと、京都議定書目標達成計画の進捗状況についてということで、目標設定できていない状況の中で延々これを続けているんですよ。  大臣、私が申し上げたのは、地球温暖化...全文を見る
○馬淵委員 これはバイで、同じグループですか派閥ですか、御一緒だからということかもしれませんが、その中で話しているレベルではないですよ。これは公の場の設定が必要です。後ほどまたそのことについて申し上げますが、これはぜひ前向きな検討ということで今意思を示していただきましたので、私は...全文を見る
○馬淵委員 途中経過のものだからということで、この数字、この資料は、今お手元に配付させていただきましたが、これを環境省として見込みだということを申し上げることはできないということだと思います。  これもごらんいただいたらわかりますように、低位、中位、高位という推計があります。導...全文を見る
○馬淵委員 経産省に参考にしていただきたいというふうにおっしゃいますが、ここはちょっと重要なところなので、後ほど言いますが、では今、大事なことを一点伺います。  三月三十一日、年度末で当然この報告書というものは受託先三菱総研が納品をされるということになるわけですね。この結果とい...全文を見る
○馬淵委員 これは納品したらすぐ出せるはずです、検収も含めて、事務方が既に中身はチェックしているはずですから。箇所づけなんかは、御案内のように、予算が決まったらその段階ですぐ出てくるわけですから、もう既に準備はされているんです。三月三十一日、年度末で納品されれば、四月一日に提出す...全文を見る
○馬淵委員 大臣のお気持ちは、すぐにでも出したいということだと私は受けとめていますので、これは俎上にのせないかぬです。  その上で、繰り返し申し上げますが、今もう経産主導で進んでいるんですよ。温暖化対策に関しては、環境省の設置法の最も重要な、排出抑制として定められた所管の業務な...全文を見る
○馬淵委員 民主党政権のときには、今申し上げたように、さまざまなトライアルをしました。もちろんうまくいかなかったこともありましたが、私は、役所が役所のメンツを保って、いわゆる大臣同士はしゃんしゃん会合しかやらないなんというものを全部変えてきたと思っています。ですから、これはぜひ前...全文を見る
○馬淵委員 私は応援団ですから、しっかり頑張ってください。  ありがとうございました。
03月27日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  大臣所信の質疑の機会をいただきました。よろしくお願いいたします。  昨晩、私、ちょっと遅い時間になりましたが、昨日行われました発電コスト検証ワーキングのグループでの議論、出席は当然かないませんが、ユーストリーム等で拝見、拝聴することが...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  繰り返し言いますが、十万ではないだろうから一万から五千、あるいは三千、そんな議論ではないはずですから、そこは大臣、しっかりと政治的なリーダーシップをとっていただきたいということを付言させていただきます。  それでは、お手元の資料に基づいて...全文を見る
○馬淵委員 今お答えいただきました原発の設備利用率は、もう当然、フルで動いているといっても六割、七割だった、そしてその後、東日本大震災の原発事故によって、極めて低下した状況にあるということであります。  お手元の資料2に電事連の資料を載せました。今、上田長官からお答えいただいた...全文を見る
○馬淵委員 重要なベースロード電源、準国産のエネルギー源、安定供給性を有して、コスト低廉、このように書かれているということであります。  一方、では、太陽光、風力に関しては、このエネ基においてはベースロード電源として位置づけられておりますでしょうか、イエス、ノーでお答えいただけ...全文を見る
○馬淵委員 これは位置づけられておりません。  ところが、資料の四、1をごらんいただくと、太陽光、風力の拡大により、原子力を代替していくケースと示されているわけですね。  そもそも政府としては、太陽光、風力と原子力というのは異なる性質の電源なわけです、これはもう言わずもがなで...全文を見る
○馬淵委員 おっしゃるとおりで、私が先ほど申し上げたように、これは全く性質の違う電源なわけですね。どのように組み合わせていくかという議論が大切なわけです。二項対立ではない。そのような議論は逆に誤解を招きます。だから、私はミスリーディングと申し上げてきているわけであります。  そ...全文を見る
○馬淵委員 先ほど長官からも答弁をいただきましたよ。原子力はベースロードなんです。そして、片やベースロードではないという性質の異なるエネルギー、これをあたかもそのまま代替するかのごとく示すというのは、完全にミスリードですよ。  御自身もごらんになられなかったということであります...全文を見る
○馬淵委員 大臣にお認めいただきました。  事務方にも確認させていただきたいですが、答弁は要りませんが、ミスリードといえばミスリードだということでありますので、次回の長期需給見通しの中では、必ずこのミスリードの資料は撤回ということで確認をしていただきたいと思います。よろしいです...全文を見る
○馬淵委員 大臣はミスリードをするというふうにおっしゃったわけでありますから、これは撤回をお願いしたいというふうに思います。大臣の御指導をお願いいたします。  さて、では、太陽光、風力はベースロードではないということで、エネ基でもそこはベースロードとは記されていません。しかし、...全文を見る
○馬淵委員 日本風力発電協会は、導入目標値、二〇三〇年には八百四十億キロワットアワーというのを見込んでおられるというのはもう発表されておりますが、ただ、繰り返しになりますが、こういった資料が出てくる中で、第四回の長期エネルギー需給見通し小委員会では、山地委員などは、発言として、風...全文を見る
○馬淵委員 二千六百七十二万キロワットということであります。国内原発の合計出力、これは一Fを含むと四万八千八百四十七メガワットで、およそそれの半分、五割に相当いたします。揚水に大変な規模があるということを申し上げたい。  その上で、揚水発電設備の利用率、設備利用率はどれぐらいで...全文を見る
○馬淵委員 大臣、これは大変低いんですね。  よく御存じのように、揚水発電というのは原発のインフラの一つなんですよ。ベースロードとして夜間も動きますから、その間に揚水で上げていくというバックアップ、蓄電的な設備なんです。それが三%とか数%と非常に低い数値で今日あるということであ...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  こうしたものを使えば、いわゆるベースロード的な運用が可能になっていきます。さらには、系統外の大型蓄電池の設置、こういったものも一つ手だてとして考えられるかと思います。  我々政権時代に、蓄電池戦略というのを策定いたしました。これは、分散電...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  そこで広域運用を図っていくということも含めて前向きな御答弁をいただきました。ぜひやっていただきたいんです。  そして、私、つい先ほど、環境委員会で望月大臣に質疑をしておりました。  資料4をごらんください。これは環境省が三菱総研に委託を...全文を見る
○馬淵委員 突合させることが重要なんです。決められるのは最後は大臣でいらっしゃいます。環境省も最後は環境大臣が決められます。しかし、その途中の過程で両者が調整をするということが重要、それも内々ではなくて、バイナリー、少なくとも場の設置が必要だということを改めて申し上げて、本日、私...全文を見る
04月15日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  質疑の機会をいただきました。前回に引き続き、ベースロード電源につきまして議論をさせていただきたいと思います。  お手元に資料を配付させていただいております。  エネルギーミックスに関する議論の中で、四月七日に自民党の原子力政策・需給...全文を見る
○馬淵委員 政府としては、ベースという言葉はお使いいただけませんでしたが、配慮して進めていくということでの確認をさせていただきました。  そこで、現時点におけるベースロード電源でありますが、これは今、六割以上になっている、この自民党の提言の中では国際的な状況ということを書かれて...全文を見る
○馬淵委員 自民党提言は六割を絶対守れと言っているわけではないというのはよく私も承知しております。  現実には、委員会の中でも、欧米のベースロード電源というのは漸減しているんですね、どんどん減っています。二〇四〇年、ヨーロッパ並びにアメリカにおいてもこれは五割を切る、減る傾向で...全文を見る
○馬淵委員 お立場としてそういう発言をされるのはわからなくはないです。ただ、事務局は、これを説明される中では、国際的に六割を維持している。そして、六割というベースロード電源の比率の高さというのは電気料金、コストとの相関性が高いということで、国際的にもそういった方向に向けるべきでは...全文を見る
○馬淵委員 予断をお持ちでないということであれば、少なくとも役所に対しても大臣の指導力をしっかりと発揮していただきたい。最終的には政府としての判断を持っていただかねばならない、私はこう思います。  エネルギー基本計画の中でも、再生可能エネルギーの推進ということについてはきちっと...全文を見る
○馬淵委員 組み込むことができないということに対して、大臣は何をもって組み込むことができないと閣議後のあの会見でおっしゃったんですか。それについてお答えいただけますか。
○馬淵委員 そうですね。  大臣は、私の前回質疑でも、「環境省の御意見を賜る」ということもおっしゃっておられました。そして、環境省の位置づけでありますが、公式見解であるか否かということが私は問題ではないと思っています。少なくともそれをデータとして価値あるものと判断するかどうか、...全文を見る
○馬淵委員 大臣の会見を、私もこれは動画でしか見ることができませんでしたが、今の御発言の部分というのは、ちょっと途切れて見れませんでした。ただ、組み込むことはできないものだろうというところについては、ユーチューブ等、動画で配信されておりましたので確認しました。今おっしゃったように...全文を見る
○馬淵委員 系統制約の課題というのは、この報告書には詳細に示されております。  二〇三〇年までの導入の見込み量の算出に当たって、太陽光、風力については、電力システム上の制約が発現する可能性を考慮している。その上で、具体的には、電力システム上の制約が存在しない場合の導入見込み量を...全文を見る
○馬淵委員 もう時間が参りましたから終わりますが、エネルギー基本計画でも、二〇一三年から三年間、再生可能エネルギーに関しては導入を最大限加速する、このように書き込まれているわけでありますから、今大臣がおっしゃった、定量的なものはということはここに関しては難しいかもしれないが定性的...全文を見る
04月16日第189回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  まず冒頭、これは、ことしの二月に報じられましたいわゆる東電の相変わらずの情報公開に対する後ろ向きの姿勢、また、規制委員会そのものの管理監督に対する不十分な姿勢、これらにつきまして指摘が繰り返されましたK排水路の汚染水問題について、これを...全文を見る
○馬淵委員 予算委員会等、また予算以外の委員会でも再三指摘をされてきたことに対して、今お話では、三月三十一日、実施計画が提示をされて、それに対する執行をしっかりと監視していくということだというふうに承ります。  私がこの問題について申し上げたいのは、一年近く汚染状況が明らかにさ...全文を見る
○馬淵委員 今委員長から明確に、いまだにまだ十分な状態ではないという御懸念をお持ちだということで、厳しい監視の目を向けるという決意をいただきました。  私も懸念しておったのは、三月四日の委員長の会見録の中では、これは仕方がないと思いますが、一義的には、廃止措置の事業主体、責任は...全文を見る
○馬淵委員 今の御説明で監視・評価検討委員会、これが、東電が示した新たな情報公開の仕組みの中での社外から監視、評価をいただく仕組みである、規制委員会としてはそのように考えているということでよろしいですか。これもイエス・オア・ノーでお答えください。
○馬淵委員 確認させていただきましたが、ここはぜひしっかりと、ガバナンスの欠如、欠陥、これは構造的な問題だと、もうずっとこの四年間、我々は指摘をし続けてきたわけです。当事者でもありました。その上で、やはりガバナンスの欠如ということにつきましては、ここは、今こういう時点でこのような...全文を見る
○馬淵委員 やはり高いハードルですよね。私もそのように思います。新基準の規制を満たした上で、お話がありました劣化に対してということで、延長しようとする期間における健全性を保持しなきゃならない、いわゆる二重の審査を経なければならないということでありますから、そこは高いハードルがある...全文を見る
○馬淵委員 では、重ねて確認ですけれども、ある程度時間がかかるというふうにお考えでしょうか。いかがでしょうか。
○馬淵委員 先ほど来ありましたように、新規制基準に加えて健全性維持という部分で、ここは極めて慎重な審査が必要であるということを確認させていただきました。  そして次に、廃炉についてであります。  これも、先ほどお配りをした資料にございます。規制庁からいただいた資料で、これは運...全文を見る
○馬淵委員 これはもう事務方で結構ですが、今、廃炉につきましては、最終的には事業者の判断になるということでありますが、廃炉に伴う手続の段階でいうと、現時点では電事法上の廃止届だけということであって、今後、廃炉に関しては事業者の判断ということになりますが、残りのプロセスは、どういう...全文を見る
○馬淵委員 今後、これから、まさにこれからなわけでありますが、廃炉について、電力会社の判断ではあるが、少なくとも、今後の廃炉というものが当然ながら次のステップへと進んでいく可能性が十分あるということも確認をさせていただいたところであります。  さて、今、私の方からは、廃炉と運転...全文を見る
○馬淵委員 これは設置変更許可も含めて進んでいるということの御説明をいただきました。  ある意味、PWRの審査に関しては、これは進んでいるという現状だという認識でよろしいでしょうか。
○馬淵委員 PWRは着々と進んでいるという上で、BWRの審査の状況についてお尋ねしたいと思います。  これに関しては東電の問題に絡めてお尋ねをしたいんですが、今後の事業計画において重要な意義を持つこれは柏崎刈羽、KKの審査に関してであります。  これは、東電におきましては、再...全文を見る
○馬淵委員 この柏崎刈羽、今のお話では、ちょっと見通しというのは今立っていない、少なくとも答えられない状況だというお話でありました。  地震、津波関係でのこの審査、敷地及び敷地周辺の地下構造、あるいは断層の活動性評価、地震、地すべり、津波の評価、これを実施中であるということと、...全文を見る
○馬淵委員 このフィルターつきベントに関しては、昨年の八月、いわゆる地上式のみのフィルターつきベントでは規制基準に適合しないという指摘があったということで、再度、東電側は、地下式フィルターつきのベント、これの想定をし、審査に供しているということだと思いますが、今のお話ですと、これ...全文を見る
○馬淵委員 確認させていただきましたのは、結局は、運転延長申請を含めさまざまな申請がなされている中で、PWRに関しては、これは比較的着々と進んでいる。しかし、BWR、柏崎刈羽に関しては、極めてその見通しが立たない状況である。  時間も少なくなりましたが、最後に、その他のBWR、...全文を見る
○馬淵委員 すなわち、KK、柏崎刈羽と同じ論点であるということは、少なくとも今後の見通しについてはPWRとは全く違う状況である、なかなか見通しが立たない状況、厳しい運転制限期間を控えるBWRは審査は順調になかなかいかない、このように指摘をされたということを受けとめさせていただきま...全文を見る
04月24日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  電事法の改正審議の中で、エネルギーに関連することということで質疑に立たせていただきます。  まず冒頭に、エネルギーミックスの議論が佳境を迎えておりまして、来週の二十八日には政府から具体的な数値が示されるということも仄聞をしております。...全文を見る
○馬淵委員 記事には、これはまた他にも出ておりましたが、関係閣僚での議論の中でこのような話が出たということでありますが、いずれにしましても、来週の火曜日二十八日には明らかになる運びだということだと思います。  いずれにしましても、ここで私は、四月十五日の質疑でも、ベースロード六...全文を見る
○馬淵委員 今の状況で、お立場としてはコメントはできないということであり、また、これは法律にのっとって審査を進めていただく、これも規制委員会の所掌であるということでのお答えしかないということはよく承知をしております。  ただ、では規制庁、規制委員会の方はどうかといいますと、これ...全文を見る
○馬淵委員 ただ、今のお話ですと、やはり審査の状況というのは流動的です。すなわち、審査の状況によっては今後はあり得るということですね。いかがでしょうか。
○馬淵委員 現場を預かるお立場であり、かつ所管するお立場であり、かつ最高責任者です。現時点のみならず、将来を予見し見通すことが当然求められます。ですから、私は、特別なことを大臣から答弁を求めようとしているんじゃないんですよ。審査の状況によっては、当然ながら、流動的な事態によっては...全文を見る
○馬淵委員 審査の状況で変わらないと今おっしゃいましたが、それはあくまでも、今、現時点でとつけられました。繰り返し申し上げます、将来の見通しというのは先のことなんですね。現時点、今段階で審査の場にも答えは出ていません。したがって、状況によっては変わり得るのではないかとお尋ねしてい...全文を見る
○馬淵委員 本当にそのように言えるのかということで、では、違う観点からちょっとお尋ねします。  昨年十二月に、経産省の中の審議会、原子力小委員会中間報告で、これは配っておりませんが、中間報告には、「廃炉に見合う供給能力の取扱いを含めた我が国の原子力の将来像が明らかになっていなけ...全文を見る
○馬淵委員 一委員の意見というよりも、少なくとも委員会の中でこのような議論が出されているわけですね。やはり、一定程度そうしたことを、将来を予見すれば、考えているということだと、これは誰が見てもそのように受けとめられるんじゃないでしょうか。  さて、その上で、原発をベースロードと...全文を見る
○馬淵委員 お帰りなさい。三十分前に戻っていただけますか。続き、行きますよ。  柏崎刈羽の問題というところまでお話をさせていただきました。  そこで、その東電の再建の鍵となる柏崎刈羽、これは私、原特委の方でも尋ねたんですが、柏崎に関しては、BWRということで、昨年八月に、フィ...全文を見る
○馬淵委員 認識があるかと私はお尋ねしているんです。大臣に中身のことをお尋ねしているのではありません。  規制委員会としては、これはやはり、なかなか、今後の見通しがどの程度になるかわからない、このようにおっしゃっている。つまり、一定程度の時間がかかるとの課題があるという認識をお...全文を見る
○馬淵委員 マンパワーの問題もあれば、地震動をどのような基準にするかといった課題もあるということで、やはりこれは一定程度かかりますよ。規制委員会の中でも、そこは高いハードルだと、いろいろな言葉を使われていますが、委員長を初め、部長はそのようにおっしゃっておられます。こういう状況が...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  日本原電の筆頭株主は東京電力です。  では、お尋ねします。  東京電力の筆頭株主及び発行済み株式総数に対する株式所有の割合、これを事務的にお答えいただけますでしょうか。
○馬淵委員 ありがとうございます。  今、原電は東電が筆頭株主であり、二八・二三%、四分の一超。そして、この原電の筆頭株主は東電、東電の筆頭株主は機構、それは五四・六九%、過半数以上、こういうことになります。  では、機構が保有する議決権なしの東電B種株、これを議決権ありに転...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  すなわち、機構は東電の過半数を持つ株主、これは支配株です。しかも、議決権なしのB種株をA種株に、何の制約もございません、手続上の問題です、転換をすれば、三分の二超、すなわち特別決議が可能になります。特別決議や、会社の存廃初め、その定款の変更...全文を見る
○馬淵委員 つまり、原電はこの経営の基本計画で、敦賀原発三号機、四号機の増設計画の推進を経営の重要な柱と位置づけているんですね。  繰り返します。原電の筆頭株主は東電です。そして、東電の支配株を有するのは機構であり、機構を所管するのは宮沢大臣でいらっしゃいます。  大臣、この...全文を見る
○馬淵委員 お手元に資料二でお配りをしているのが原電の経営改革プランです。経営改革を進めて事業基盤の拡大、事業の柱として敦賀の発電所増設計画、このように書かれているわけですね。当然ここの筆頭株主として、東電が経営されている。  繰り返しですけれども、東電の経営はもちろん経営主体...全文を見る
○馬淵委員 大臣、上関とこれは一緒にされちゃいかぬと思うんですね。先ほど私が申し上げたように、政府が支配をしている東電が筆頭株主の原電なんです。これは同じではありません。事実上は支配が可能な状況にある。役員を派遣しています。東電の常務が副社長で役員として行かれている。こういう状況...全文を見る
○馬淵委員 当然、関係者には国が入りますよね。あの東電はかかわる。少なくとも四分の一超です。そして東電は、繰り返しになりますが大臣が所管されている機構の支配下にあるわけですから関係者です。したがって、具体化を図るということは実現に至らない、現時点ではというお話になりました。今御答...全文を見る
○馬淵委員 結果については私もここで予測をしているわけではありません。  ただ、繰り返し、規制委員会、規制庁のポジションはどうなのか。そして、東電が柏崎刈羽も含めて審査請求をしながら、非常に高いハードルであるということは、審査の段階で公開されている部分でも、フィルターつきベント...全文を見る
○馬淵委員 大臣としては精いっぱいの御答弁をいただいているんでしょう。  私が申し上げたいのは、やはり向き合わなきゃだめなんですよ、国民の皆さんとは。私は、原発の推進、あるいは再稼働、あるいはとめよというさまざまな声がある。そのどれに対しても、それぞれのお立場の意見があるという...全文を見る
○馬淵委員 今まさに検討中だというふうに受けとめます。これは、規制委員会だけでは、今までも規制委員会と東電とのやりとりを原特委でも私も確認をさせていただいていますが、所管するという立場ではありません。あくまでも適合性審査という立場でいらっしゃいますので非常に難しい。ここは、所管す...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  資料三に新総特の十四ページを配付させていただきました。責任と競争、これは、我々が言っていたいわゆる事故処理を行うということと事業存続のジレンマに陥っていないのか。事故処理というのは責任ですね。そして、事業継続というのは、まさに競争社会に身を...全文を見る
○馬淵委員 原賠機構をつくるときにもさまざまな議論があったわけですから、おっしゃっていることもよく承知をしております。当時も電力債の問題など資本市場の混乱を招くという話もありました。ただ、これも、御党が野党のときには塩崎さんを筆頭に、いわゆる電力債に関しては法改正で済むじゃないか...全文を見る
05月13日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  先回、私、四月二十四日、質疑の機会をいただきました。そのときに、報道で、いわゆるエネルギーミックス、これが先んじて流れたわけでありますが、改めて、四月二十八日の第八回の長期エネルギー需給見通し小委員会、ここでエネルギーミックスの数値が案...全文を見る
○馬淵委員 クイズではありませんから、結構です。通告しておりませんので、恐縮ですが。  日本記者クラブで麻生総理大臣が二〇〇九年に表明をされております。当時、二〇二〇年時点の消費量で、再生可能エネルギーを今より倍増して、世界最高水準の二〇%まで引き上げたい、このようにおっしゃっ...全文を見る
○馬淵委員 それは、与党のプロセスがあることも承知をしています。もちろん、案でありますから、正式なものではないということ、しかし、経産省から出てきたものであります。今後は、御議論の上、正式に決定。既に、上田長官初め皆さん方、与党の説明では、閣議決定はないんだ、また、パブリックコメ...全文を見る
○馬淵委員 大臣、私がお尋ねしているのは、このように委員から審議の場に意見が表明されたわけです。これも、具体的な数値が出て、お三方からこうした意見が出てきたわけですね。すなわち、現時点においては想定していないけれども、俎上にのってきたんだということの認識はお持ちでしょうかと尋ねて...全文を見る
○馬淵委員 俎上にのったかどうかの認識はあるかと聞いているんですよ。上げたかどうかは、まさに審議会で決められるわけですよね。私は、外形的に、具体的な事実を申し上げているんですよ。今までこのような議論は出ていなかったんです。今回初めて、原発が二〇から二二という比率が示された、その機...全文を見る
○馬淵委員 答えが出ないから議論をしていない、これはおかしな話ですよ。答えを出すためには議論があるんですから。大臣、それはおかしな答弁だと私は思いますよ。諮問と正式に表明されない限りは議論になっていないんだという話であれば、答えが出るまで議論がないという話じゃないですか。御答弁と...全文を見る
○馬淵委員 今の御説明は、今回の資料の中にもあった説明の部分だと思います。まさに安全の部分ですね。あるいは、電力システム改革後などを見据えた原子力発電の事業環境整備を図るということが、これもペーパーでは記されていますので。  一方、そこには、再稼働を進めるということも文言として...全文を見る
○馬淵委員 では、改めてお尋ねします。  コストが上乗せされなくなる、すなわち総括原価方式が廃止されるということでしょうか。いかがでしょうか。
○馬淵委員 ありがとうございます。  そうですね、これは基本的なことの確認のために質問させていただきましたが、地域独占や総括原価の規制は撤廃されるということであります。これが自由化の姿だということであります。  その上で、では、原発の比率を決定する上で重要な根拠とされてきたの...全文を見る
○馬淵委員 事故リスク、これに関しては四千炉年ということで、この数字のことは私はきょうは申しません。低廉であるということを結論づけられたということであります。  コストが低いということは、すなわち、今ここで議論されている電力の自由化の中では、自由競争の中で、つまり極めて強い競争...全文を見る
○馬淵委員 低廉なコストであるということは、当然ながら、競争力が優位であるということです。ただ、それもさまざまな条件がつくこともよく承知をしています。  原子力小委員会、昨年の八月二十一日の第五回会合では、原子力事業の特殊性というのを挙げられております。これは三点ございました。...全文を見る
○馬淵委員 これは、資料三でお配りをさせていただきました。  この資料三も、先ほど申し上げた昨年八月二十一日の原子力小委員会の第五回会合で示されたものです。  ここにありますように、原子力事業環境整備として考えられる対応例ということで、CfD、差額決済契約、これはFITではあ...全文を見る
○馬淵委員 これも、もう原子力小委員会の中で、先ほど申し上げたように、原子力事業環境整備として考えられる対応例として示されているんですね。  イギリスは新設です。今大臣がおっしゃったように、アメリカでは、金融機関の、政府の債務保証があります。最大八〇%まで。これは何を意味してい...全文を見る
○馬淵委員 恐らくは現時点ではという留保がつくんでしょうけれども、指示はないという御答弁をいただきました。  イギリスの例は、確かにイギリスは新設がなかなかできなかったということで、ただし、三十五年間の価格保証なんですよ。原発をつくるということがどれほど大変かということは民間事...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございました。質問を終わります。
05月20日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  きょう、再度の質疑の時間をいただきました。法案に関しては、今、同僚の中根理事より詳細な質疑をされました。  私は、二点ばかり、前回質疑で、いわゆる自由化後の競争環境下における原発の運営のあり方についてお尋ねをいたしました。それについて...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。明確な御答弁をいただきました。  国民に向けて、自由化という大きな改革の中では総括原価方式は廃止ということでありますから、それに類するような制度ということは全く矛盾するということを大臣に御理解をいただいているということだと受けとめさせていただき...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  最終的には事業者の判断であるということは、お立場としてはよくわかります。ただ、廃炉決定というのはやはり今後も進んでいく可能性は十分に考えられると私は思いますし、客観的な情勢で見れば、四十年運転制限制にどんどん到来していくわけですから、その制...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  原賠機構法の改正によって廃炉部門ができたことにより、原賠・廃炉支援機構、そして廃炉推進カンパニー、さらには、日本原電もそこにかかわって、いわゆる委託を受けて、民民の契約で助言を行っている、この三者での推進という体制だということであります。 ...全文を見る
○馬淵委員 この三月十七日の協定は、二〇一五年度上期中に百人規模を東電へ派遣、このようにされているということであります。  ただ、これも前回にも前々回にも申し上げた、東京電力、新総特の進みぐあい、さらには、東電本体そのものが、KK、柏崎刈羽の再稼働、このことがやはり収益の重要な...全文を見る
○馬淵委員 なかなか、そうはいいながらも、私が担当補佐官のときも、目に見えるところは比較的一生懸命やられるんですよ、目に見えるところはやりやすいんです。見えないところはなかなか遅々として進まないんです。それが汚染水問題を招いたわけです。茂木元大臣もそのことは大変憂慮されておられま...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  もうこれ以上申し上げませんが、本当に一体的に動かなかったのが現状なんですよ。だから、原賠機構もつくり、原電も協力をさせという、これは政府が進めてきた流れだと私は思っていますが、あと一歩の踏み出しが必要だと思います。  繰り返し申し上げてい...全文を見る
○馬淵委員 我々の提言ではまさにこの部分を一番強く訴えているところでもあります。私も予算委員会でも再三質問させていただきましたが、やはり、国として、東西日本のみならず全国規模での系統の広域融通、これがやはり一体運用、系統運用ルールの見直しということが求められるということを強く訴え...全文を見る
○馬淵委員 提言を受けての前向きな御答弁をいただけたというふうに受けとめさせていただきます。  そして、加えて、「ハード的な対策」ということで、これは五ページにございます。これも我々としては、ハード面の整備ということも必要であるということで、ここは国費の投入も含めた国のリーダー...全文を見る
○馬淵委員 我々は、国がリーダーシップをとるべきであるということからこうした提言をさせていただいているわけであります。大臣も、国会でも、風力に関してはもっと推進したいんだというお話をされました。  この場合にやはりハード面の整備というのは欠かすことができません。その意味で、我々...全文を見る
○馬淵委員 これはもう大臣はよく御存じだと思いますが、これは、実証をつけないと、後年度負担が発生するような予算というのは財政当局はうんと言わないんですよ。ですから、最終的には、上げた段階では実施ということを掲げても、実証実験という形で一旦はワンクッションを置かざるを得ないんです。...全文を見る
○馬淵委員 もちろん、御出身の省であるということもよく承知しておりますが、今は経産省の大臣ですから、お立場としては、経産省を率いるリーダーとして、今私はそこは本当に力強く発言していただきたいなと願っておったわけですが、お立場のことなので、これはよく理解をいたします。ぜひ、そこは前...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  いわゆるインセンティブ、報奨金制度やあるいは義務量制度、こういったものをぜひ検討していただきたいということも我々の提言の中に書かせていただきました。  そして、最後になりますが、原発に関する提案なんですが、ここは真っ向相入れないという御答...全文を見る
○馬淵委員 国民の理解なくしては、これは成立し得ない。特に、エネルギー問題は、まさに原発の事故があったということから、非常に皆さんナーバスになっているところもあります。  これも今までの議論の中で、パブリックコメントを含めてどうするのかという中では、一部には、パブリックコメント...全文を見る
05月29日第189回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  前回、三月二十七日にこの委員会での一般質疑に立たせていただきました。その折には、経産省でいわゆるエネルギーミックス、具体的な試算を行うという段階で、環境省としても積極的に関与すべきであると私は提案をさせていただきました。  そして、経...全文を見る
○馬淵委員 計算の根拠ではないと。ただし、参考にした、協議をしてきた。今、十回の協議というふうにおっしゃいました。  一方で、環境大臣として、私質問させていただいたときには「参考にしていただきたい。」ということでありましたが、大臣は、その三月二十七日には、「こういった数値をいた...全文を見る
○馬淵委員 長期的な導入ポテンシャル、そこからバックキャストして、逆算をして数値を出してきた、こういうことだという御説明を今いただきました。  大臣は、前回の答弁の中では、試行錯誤中の未成熟なものである、こういうふうにおっしゃいました。この未成熟なものであるという位置づけは、環...全文を見る
○馬淵委員 大臣、確認ですけれども、あの三月二十七日の段階で確かにこれはまだ提示をされていませんでした。したがって、事前に漏れていた数値等々、このことに対して言及をされたということで、その後、大臣は、そう時間を置かずに外に発表すると言われ、そのとおりに発表していただいたわけであり...全文を見る
○馬淵委員 将来を見越したものである、環境省としてもそれをしっかりと、今後は参考、もちろん中心に置いての将来見通しの大切な検証の検討結果だ、こういう位置づけだというふうに今確認をさせていただきました。  ただ、一方で、それが反映されたとは言いがたいエネルギーミックスの数値が世の...全文を見る
○馬淵委員 そうなんですね。少なくとも三カ年の事業で最終年度の報告書、今日に至るまでの過去の事業評価、行政事業レビューでは、その必要性、有効性は、自己評価ですが、環境省の地球環境局の中での評価としては有効性に丸をつけておられるんですよ。役所としては、しっかりとこの必要性と有効性と...全文を見る
○馬淵委員 それは後ほどの約束草案のところでも少し触れさせていただきたいと思いますが、私は大臣に申し上げました。宮沢大臣と、閣僚級の会議、しっかりとした会合を持ってこれは議論されるべきだと。事務方の十回の協議だけではだめなんです。  これはまた後ほど、私、資料もつけていますが、...全文を見る
○馬淵委員 積み上げ、少なくとも事前に出たマスコミ報道の数字よりはちょっと上がったんだと思いますよ。ただ、そこで私は満足してもらっちゃ困る。三五%、高位ケースでありますが、少なくとも、三〇%という大きな目標、我々もそれは提示をしてきました。  そして一方で、ここで原発の話をして...全文を見る
○馬淵委員 その数値は、前年度比、二〇〇五年度比、一九九〇年度比で、それぞれ何%のプラスあるいはマイナスということでしょうか。
○馬淵委員 つまり、この二十年ほどでCO2の総排出量というものは約一〇%増加をしているということになります。この数年でもプラスとなっているという中で、今回二六%の削減を国際的にも約束をする、こういうことになります。  これは、二十年以上もかけて、削減どころかふえているんですね。...全文を見る
○馬淵委員 今、決意を述べられているとしか私には思えないんですが。  では、改めて環境省の事務方に尋ねます。  二〇一三年度における我が国の温室効果ガス総排出量、これが十四億八百万トン、そのうちCO2の排出量は何万トンで、総排出量に占める割合はどうなっていますか。お答えいただ...全文を見る
○馬淵委員 約九割で、そのCO2排出量、これはエネルギー由来が九割でというようなお話でありますが、発電に伴う部分、その数値を言っていただけますでしょうか。
○馬淵委員 そうですね。これは約四割なんですね。二六%を目指すという中で、今事務方からありましたけれども、発電に伴うものが約四割。  その上で、さらに、では、このCO2の排出量の内訳、二〇一三年度、今の数字をもとにですが、石炭火力、天然ガス火力、石油火力、それぞれ、これは何万ト...全文を見る
○馬淵委員 つまり、これは火力なんですね。火力が大変、天然ガス、石炭、石油ということで、これがCO2を排出しているということになり、これを最大限減らさないと約束草案の数値というのはおぼつかないということが考えられるわけであります。  そして、経産省の試算では、再エネを二二から二...全文を見る
○馬淵委員 今規制庁からの説明がありましたが、田中委員長を初め、規制庁としてもこれは簡単にいかないんだ、大変高いハードルであるということを再三述べられています。  その上で、昨日でありましたが、高浜の原発のいわゆる運転延長に関しまして、これも規制庁の方で、規制委員会で報道がござ...全文を見る
○馬淵委員 もう時間になりましたが、引き続き、この約束草案の実現性については、当委員会においてまた議論させていただきたいと思います。  ありがとうございました。
06月02日第189回国会 衆議院 環境委員会 第9号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  きょうは、廃掃法並びに災対法の改正につきまして、私は、東日本大震災以降大きな問題となりました放射性廃棄物の扱いについて、まず冒頭、伺っていきたいというふうに思います。  今回の法改正の中でも、法の趣旨として、災害により生じた廃棄物につ...全文を見る
○馬淵委員 そうですね。これは、まさに特措法をつくって、先ほど吉野さんからの質疑にもありましたが、自治体のみならず国がということで、この特措法の中でもしっかりと定めたわけであります、国が責任を持つと。  こうした状況がある中で、今回の廃掃法の改正ということになりますが、その趣旨...全文を見る
○馬淵委員 まさに今、事態対処のさなかである、そして、処理を進めておられる中で得た知見によって今後検討していかねばならないということで、現時点においては、この法律改正の中ではこれは規定をされていない、こういう御答弁だというふうに受けとめます。  これも、巨大地震発生時における災...全文を見る
○馬淵委員 大臣の姿勢というものはよく伝わります。大変苦慮されておられることもよく承知をしております。我々も政権下での、その対応というのは大変に困難をきわめるということ、それに向かって取り組んできたわけです。  しかし、現実的には、これは要は処理の見通しが現状なかなか立っていな...全文を見る
○馬淵委員 原災法を含め、災害対策の中で措置が定められているということでありますが、ならば特措法は要らないんですよね。あの段階でも、やはり特別措置法を図って処理を進めなければならないと判断してきた。そして、現状においてはそれは脇に置く。いずれにせよ、私は、これは何らかの法的措置、...全文を見る
○馬淵委員 大臣、改めて伺いますよ。私は特措法が必要になってしまうのではないかということをお尋ねしているんです。  では、大臣のお答えは、その必要はないということでしょうか。万が一今発生すれば、特措法の制定ということは、政府の責任者として視野に置かれるべきじゃないですか。いかが...全文を見る
○馬淵委員 お立場は、私はよくわかっているつもりなんです。後ほど質問をされる福田さんも、まさにこうした放射性物質で汚染された廃棄物の問題、このことに心を砕かれておられる。同僚議員の質問の中でもさまざまな御意見があると思います。そして、今まさにそこは丁寧な説明をされているさなかです...全文を見る
○馬淵委員 もうきょうは答弁のラインを決めておられるので、多分それははみ出さないようにされているのだと思いますが。  私は、大臣、御苦労もされていることはよくわかるので申し上げているんです。これはきっちり議事録に残していかないかぬことですから。少なくとも、そのことに対して十分な...全文を見る
○馬淵委員 これは、八〇%削減ということで麻生政権で決定をし、その後も、これに関しましては、我々も民主党政権時で第四次の環境基本計画策定、このときの閣議決定、二〇一二年四月二十七日でありましたがこれを行って、二〇五〇年に八〇%削減というのは踏襲をしております。これは当時は二〇〇五...全文を見る
○馬淵委員 変わらなく、そして技術革新ということでお話しいただきました。  お手元に資料を配付させていただきました。これは、麻生政権下における、八〇%削減に向けた、当時の斉藤環境大臣のもとで出された資料の一つであります。  ここには、当時ですが、二〇五〇年八〇%削減に向けたパ...全文を見る
○馬淵委員 社会環境も若干変わった、おっしゃるとおりだと思います。  ただ、二〇〇九年の段階でも、お手元の資料、当時の麻生政権下におきましては、もちろん原発の状況は変わったかもしれませんが、大量のCO2を発生する火力、これをどのような形で吸収させていくかということも含めて、ここ...全文を見る
○馬淵委員 CCS、これはお手元の資料2に書かせていただきました。これは御存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、二酸化炭素を陸上のプラントで抽出して回収をし、地層深くに封入をするという技術。カーボンダイオキサイド・キャプチャー・アンド・ストレージということで、CCS技術。これ...全文を見る
○馬淵委員 我々としても、これは極めて重要な技術だと見ております。二〇二〇年代に商用ベースに乗せていくという目標を掲げておられる。  ただ、これは一概に比較するのは難しいかもしれませんが、かつて地熱の対応に関しましても、これはリードタイムがやはり長くなってしまう。もちろん、環境...全文を見る
○馬淵委員 大臣、お言葉ですが、それじゃだめなんですよ。  幾ら関係閣僚でやっても、宮沢大臣、ここでも、私は質問で答えを受け取って、お話もしましたよ。宮沢大臣は経産省で決めるとおっしゃっているんです、エネルギーに関しては。裏表のCO2の協議に関しては、公式な会談の場もなく、十回...全文を見る
○馬淵委員 しっかりと決意を持って取り組んでいただきますことをお願い申し上げて、私の質疑を終わります。  ありがとうございました。
06月10日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第21号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  六月一日、第十回長期エネルギー需給見通し小委員会が開かれました。そこで、かねてより議論がなされていたエネルギーミックス、二〇三〇年、この断面におけるエネルギーミックスの最終案が提示ということで、原発の比率は二〇から二二%と示されました。...全文を見る
○馬淵委員 いわゆる再稼働、そして運転延長、あと稼働率を高めるというのもお話ありました、これはいろいろな事情がありますけれども。この三つ、一番重要なのは再稼働と運転延長である、これは不可欠の前提だということでよろしゅうございますか。イエスかノーでお答えいただければと思います。
○馬淵委員 そこで、少し事務方の方にお尋ねをします。  今おっしゃった前提において、二二から二〇、どっちから読んでもいいんですが、二〇から二二でもいいですが、これを達成していくというその可能性の検証をしていきたいんですが、我が国に存在する原発の中で、廃炉済み、そして廃炉決定した...全文を見る
○馬淵委員 建設中の三基を含む四十六基ということになりますね。  その中で、原則から確認をしていきたいんですが、仮に、今後この既存原発が全て審査をクリアして、全て再稼働をしていく、そして炉規法のとおり、これらの原発が順次四十年、いわゆる運転制限のそのタイミングが来たときに、運転...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  二十三基の運転延長をしなければ、二〇三〇年現在、その二十三基は動いているという前提になります。  この二十三基、二〇三〇年のときに動いているものという想定でいきますと、これは発電設備容量を全部足していきますと二千五百三十六万キロワットにな...全文を見る
○馬淵委員 そうですね。現時点では一基もありません。  こういう状況で、私、この委員会でも大臣と議論させていただきましたが、いわゆる東電の柏崎刈羽、BWR型炉です。これに関しては、フィルターつきベントの問題がありまして、装置の設置をめぐって一旦不適合となり、まさにこれからという...全文を見る
○馬淵委員 規制委員長は、はっきりと結論をおっしゃっておられます、「なかなか大変なハードルだろうというふうに思っております。」と。  つまり、規制委員会としては、運転延長を申請されても、簡単に順次これが認められるということは見込まれないのではないか、こういうことを規制委員会委員...全文を見る
○馬淵委員 今三十基というお話がございましたが、私、試算をしてみました。  お手元の資料の中にその試算のベースをお配りしておりますが、四十六基の原発の合計の設備容量は四千六百十八・九万キロワットであります。これは単純計算で、概略でやりますよ、四十六基ですから四十六で割りますと、...全文を見る
○馬淵委員 お立場上、そう答えざるを得ないのはよくわかりますが、私は、これは客観的に見ても、どう考えても難しいと思いますよ。  その上、実現可能性の低い目標であるということは明白だと私は思っているんですが、では、困難な状況を想定して、私が申し上げたように、セカンドプランというの...全文を見る
○馬淵委員 それは、繰り返しそのように答弁されているわけでありますが。  では、私、セカンドプランと申し上げているんですね。先ほど試算をお示ししたように、非常にこれは実現達成困難な状況だと。そして今後、運転延長がなかなか進まない場合等々を考えて、そして新増設、リプレースも行わな...全文を見る
○馬淵委員 CO2の問題は、私も、民主党の中では所管をしている立場でありますから、よく承知をしております。だから、私は繰り返し申し上げてきたんです。  今、大臣は重要な発言をされましたよ。つまり、三年置きのエネルギー基本計画の見直し、もう既に一年たっているわけですから、二年未満...全文を見る
○馬淵委員 大臣がおっしゃったように、エネルギーミックスは国際公約でも何でもありません。また、政府は閣議決定もしないということだそうですが、一方で、CO2削減に関しては国際公約であり、これは閣議決定して、まさにこの年末のCOP21に向けて、約束草案として固めていく作業です。だから...全文を見る
06月19日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第24号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  また先週に引き続き、質疑の機会をいただきました。  先週の十日、質疑をさせていただいたときに、大臣に、私は、エネルギーミックスに示された原発比率二〇から二二%、これを達成するということについて、二〇三〇年、その断面でどれぐらいの原発が...全文を見る
○馬淵委員 もちろん、さまざまな仮定が置かれていることは私も否定はいたしません。ただ、これは御案内のように、あのときも説明しましたが、長期エネルギー需給見通し小委員会、ここにおける検討の仮定である七〇%という数値を置きました。それを前提に三十基台半ばという御答弁をいただいた。 ...全文を見る
○馬淵委員 法律上は問題ありません。しかし、ここで改正をしたときには、一回限りというのは、すなわち原則にあわせてその一回限り、これはやはり例外規定だというふうに法理上あるのではないかと私は思っています。  そして、老朽原発十二基以上が稼働する前提だとするならば、すなわち炉規法の...全文を見る
○馬淵委員 ここは見解が違うのはいたし方ないかもしれませんが、少なくともこの法律をつくったときには、やはり例外規定ということが私は十分な議論の中にあった、このように理解をしています。言いかえれば、この三十基台半ばという数値に関しては、老朽原発過半以上の稼動がやはり前提になるという...全文を見る
○馬淵委員 これは閣議決定をされております。今日においてもこれは有効であるということの答弁をいただきました。  二〇五〇年に八〇%の削減です。大変大きな数字ではありますが、しかし、現政権においても、これは麻生政権のときですが、民主党政権、そして安倍政権においても維持をされている...全文を見る
○馬淵委員 長期ですから、二〇五〇年、今やっと二〇三〇年断面を決めたところですから、そこまで見通せない、そのとおりだと思います。ただ、やはり火力で補うという選択肢はなかなか難しくなるだろうということは、容易に想定できるかと思います。  そこで、そういう状況で、今、現時点では申し...全文を見る
○馬淵委員 重ねてお尋ねしますが、先ほどの議論です、全ての原発が運転延長を認められた場合に、二〇五〇年時点で稼働している原発の基数は何基になるでしょうか。
○馬淵委員 極めて長期的ではありますが、二〇五〇年八〇%削減目標を政府は維持している、この閣議決定のもとに、仮に今の電源構成の中で、既存の原発、建設中を含めて、二〇五〇年で、延長が認められた場合には二十三基ということになります。  実際、これ全部がパスするとは私は到底思えないわ...全文を見る
○馬淵委員 私は客観的事実を、事務方からも数値をいただいて、この委員室にいらっしゃる議員の皆さんにも聞いていただいているわけです。  大臣も政治家として誠実な御答弁をいただいている、私はそう思っておりますので、答えを差し控えられるということでありますが、先ほど申し上げた数値は低...全文を見る
○馬淵委員 それほど選択肢があるわけではないわけですね。この八〇%目標があるわけですから、火力はできるだけ低減させていく以外にない。原子力か、再エネか。原発に関しては語れない。再エネも技術的に難しい。  そこで、実は問題になってくるのが火力の直近の話なんですが、今大臣は、再エネ...全文を見る
○馬淵委員 所管する立場として、ぜひこれは強く指導していただきたいと思うんですね。  私は今、環境委員会に所属しておりまして、こうしてこちらの委員会にも質問させていただいていますが、やはり競争条件が整備されないと投資規模も決められないんだというのが事業者の言い分。そして、その言...全文を見る
○馬淵委員 まさに、そこを私は最も懸念しております。既得権を守り、そして古い発電所を廃止するか、これは事業者の判断ですから不透明です。  その意味では、無秩序な石炭火力発電所の建設が進むことのなきように、CO2という観点からも、閣内の一員としてしっかりと指導していただくことを望...全文を見る
08月28日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第30号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  質疑の機会をいただきました。久しぶりでございます。  私は、きょうは、汚染水問題について、福島第一原発、汚染水処理、これは大変まだまだ課題が多いと思っておりますが、総理がアンダーコントロール、このように発言されてから二年が経過していま...全文を見る
○馬淵委員 ようやく漁協の皆さん方の御承認があったということでありますが、なぜこういうことをしなきゃならぬかというと、結局、タンク貯留は汚染水に対処し切れない状況である。そして、私がかつて総理補佐官としてこの対策を行っていたときにも、いわゆる地下水の流入をとめなければならない、さ...全文を見る
○馬淵委員 前に進もうとしているわけですから、私はそれにあえて水を差すわけではありませんが、結局は、措置をしてきた、あるいは繰り返し除去をして安全な状況になって、検証をして、その上で放出するんだということを言っておられますが、再三それでも高濃度の汚染水の漏出というものが出るんです...全文を見る
○馬淵委員 確認ですけれども、つまり、漁連の要望というのは、とにかく建屋内の高濃度汚染水に関しては、除去をする云々ではなくて、このような汚染水を、極めて高濃度なものですから、そもそも海洋に放出するということが地元住民や漁連の理解なしで行われることは絶対にあってはならない、漁業の再...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  そのような政府の姿勢がある上で、私が少し懸念をしておりますのは、実は東電の対応なんです。  八月十二日、これは毎日新聞で報じられたものであります。済みません、これは資料をお渡ししておりませんが、その報道では、十一日の福島県漁連臨時組合長会...全文を見る
○馬淵委員 大臣、私は、全ての可能性を否定するようなことはしたことがありません。あらゆる可能性というのは私もよく理解をしているつもりです。ただ、そうした言葉によって、漁連の方々が非常に不安に思われることがあるわけです。  繰り返し申し上げますが、信頼関係が損なわれたといった、要...全文を見る
○馬淵委員 凍結を開始して年度内には閉合、すなわち完全に閉ループにする、こういうことだというふうに承知をしております。  そして、その状況で、私、この中身についてはまだこれからお尋ねしていきたいんですが、事務方で結構です、さらにお尋ねをいたします。  今、凍結を開始していると...全文を見る
○馬淵委員 ちょっと、田中さん、私、正確に聞いておきたいんですが、水位管理はできているか。温度管理はわかりました。水位管理はできているか、そして、地下水の流入量はどうなっているか、この二つお答えいただけますか。
○馬淵委員 今の答弁を聞くと、すなわち、壁はまだできていないわけですよ。凍結管の削孔が進み、現時点においては九一%ですか、これだけの凍結管が挿入されている。その状況で一部凍結を開始している。この状況は当然まだ閉合されていませんから、地下水はどんどん流入している。だから、流入の減少...全文を見る
○馬淵委員 私も、まさに田中さんの立場で、当時、この汚染水問題も、まだそれこそ事態が動いている状況の中で取り組んだわけですから、大変な御苦労はよくわかりますよ。しかし、明らかにしなきゃいけないのは、現状においても地下水は流入し、そして水位管理ができるかも明らかではない、そして、挿...全文を見る
○馬淵委員 お手元に、委員長のお許しをいただいてお配りしました資料二をごらんいただきたいと思います。この二の資料は、平成二十五年五月三十日、汚染水処理対策委員会が発表した「地下水の流入抑制のための対策」すなわちここで凍土壁ということを提唱され、それを政府は決めていくわけですが、こ...全文を見る
○馬淵委員 終わりますが、最後に一言。  私は、だから、当委員会でも第二壁を提案してまいりました。凍土壁を全部否定するのではないが、第二壁も考えるべきであると。これはぜひ真剣な御検討をお願いしたいということを申し上げて、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
12月18日第189回国会 衆議院 環境委員会 第14号
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○馬淵委員 民主党の馬淵でございます。  閉会中審査ということでの環境委員会、質疑の機会をいただきましたが、まずは冒頭、大臣は所信も述べられておりません。COP21という重要な国際会議の成果の御報告ということでありますが、与党さらには政権は、この重要な期間に臨時国会も開かない。...全文を見る
○馬淵委員 現実的な数値をということではありますが、今お話しいただいたことは、望月大臣からも同様の答弁をいただいております。  特に、政府側の発表としては、国際的に遜色のない野心的な目標ということで、とりわけ、GDP当たりの排出量を四割以上改善する、あるいは一人当たりの排出量を...全文を見る
○馬淵委員 そのようにお答えになられるとは承知をしておりますが、ただ、先ほど申し上げたように、欧米諸国から比べてもこれは低い数字なんですよ。そして、我々は高い目標を掲げているんですね。二〇五〇年に八〇%です。果たしてこれが現実において野心ある目標だと言えるのか。それについては、今...全文を見る
○馬淵委員 私は今、回数をお尋ねしたので、回数をお答えいただきました。一回です。二週間の中で、二週間を超えましたね、一回。もちろん、ぶら下がり等々あるいはバイの会談、さまざまなことをやってこられたのはよく承知をしています。このような状況の中でたった一回の、初回の一回の公式会見のみ...全文を見る
○馬淵委員 野心連合は、百以上の国、地域が参加をしている。最終日ですよ、最終日に、状況を見て、そして参加を決めた。これは協定の締結日です。野心的な目標を掲げて、かつ率先してリーダーシップを発揮したと自画自賛されている政府でありますが、現実には、このような動きの中で、最終日、全く動...全文を見る
○馬淵委員 大臣、就任されてすぐにCOP21という、これだけ大変大きな、非常に重い役割を背負っての国際会議ということですから、それは私も、同じように政府にいた者としては御心情も含めまして理解はいたします。  ただ、申し上げたいのは、やはり役所というのは、これは役所の皆さんを私は...全文を見る
○馬淵委員 これも私はずっと望月大臣に申し上げてきたんですよ。電力業界はなかなかぐずぐずして前へ進まないわけです。だから私は、この委員会も出席をし、そして経産委員会も出て、裏表の質問を繰り返しやってきました。これはなかなか進まないんです。  安倍政権はその一方で、実は、石炭火力...全文を見る
○馬淵委員 確認ですけれども、石炭火力に対して低減させていくという方針を環境省としては明確にお持ちだということですか。イエス・オア・ノーで答えてください。
○馬淵委員 先ほど申し上げたように、九〇年比で見ても非常に低い数値なんです。その中で、安倍政権では、現状の三〇%、これを二〇三〇年に二二から二六程度に減らすという、そのレベルなんです。それではまだまだ足りない。  いいですか、大臣。私は望月大臣にも確認をしていますが、山口県の西...全文を見る
○馬淵委員 これは本当に相当程度取り組まないと。繰り返し申し上げますが、私、経産委員会にもまた行って質問しますけれども、強い力で。  環境省はいつも、私らの質問通告のときには、経産、環境が並んでやるときなんかは、環境省の皆さんは下を向いちゃいますよ。気の毒ですよ。私も役所にいた...全文を見る
○馬淵委員 大臣、私が言っているのは海外への支援の話なんですね。エネルギーミックスの話は、二二から二六は我が国の話です。  海外への支援もこれは同様なんですよ、世界でそれこそ削減目標を定めているわけですから。海外への支援も見直さなければなりません。二〇〇七年から二〇一四年まで世...全文を見る
○馬淵委員 もう時間で終わりますけれども、大臣、そんな経産大臣みたいなことを言わないで、あなたは環境大臣なんだから。  環境省の代表としてしっかりと地球温暖化対策に取り組んでいただきますことを強く求めまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。