馬淵澄夫

まぶちすみお

小選挙区(奈良県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

馬淵澄夫の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月10日第200回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○馬淵委員 御無沙汰しております。立憲民主・国民・社保・無所属フォーラムの馬淵澄夫でございます。  きょうは、第四次安倍第二次改造内閣の閣僚の皆さんに質疑の機会をいただきました。  私自身は、二年前の総選挙で落選をし、ことしの二月の五日に繰上げ当選でこちらに戻りましたが、無所...全文を見る
○馬淵委員 査察は強制的な調査であり、帳簿などの押収もできるということであります。任意調査、これはあくまで任意に応じるだけ、こういうことでありました。  今お話しいただきました任意調査の中での反面調査というのは、どういう場合に行われますか。端的にお答えください。
○馬淵委員 この査察における、すなわち資金の流れ、あるいは授受の趣旨、こういったものについて聴取をするのが反面調査ということであります。  こうした中で必ず確認をとっていくということでよろしいですか。これはイエス・オア・ノーで、イエスかノーかでお答えいただけますか。次長、どうぞ...全文を見る
○馬淵委員 つまり、今回、吉田開発に査察が入りました。そしてそこで、会社やあるいはその先の金銭の流れの中で、個人の不正な金銭の流れが発覚した場合には、取引先に対して反面調査で実態並びに趣旨、これについて供述をとってくるということであります。  さて、今回の事例は、報道によります...全文を見る
○馬淵委員 菅原大臣、この文書の存在について御存じでしょうか。
○馬淵委員 お二方とも、この告発文書、直接御存じない、このようにおっしゃったというふうに受けとめます。  この文書、この存在が一部に知られることになったのは、先ほど申し上げたように、一つ目は三月の十日です。そして、二つ目は六月の三日以降ということになりますが、ことしの八月ごろで...全文を見る
○馬淵委員 つまりは、経産省は、電力事業者のコンプライアンスに関しては、これはみずからがさまざまな形で情報収集、あるいは報告を受ける義務をまさに責任官庁として負っているという認識はお持ちなんでしょうか。
○馬淵委員 いや、報告徴収で、事態が発覚してから聞くじゃだめなんですよ。常に電力事業者に対するコンプライアンスの監視が必要なんです。  まず、吉田開発に査察が入ってから二年近くにわたって、原子力行政がゆがめられる可能性を見過ごしてきたという現実があります。その上で、大きなお金が...全文を見る
○馬淵委員 いや、結局は、経産省は能動的にこのコンプライアンスの部分にかかわっているという、国民の理解できるような御答弁じゃないですよ。  今、報告徴収は第三者委員会を設置してということを何度も、きょうも御答弁されておられますが、この第三者委員会、先ほど来、これも、関電の人間が...全文を見る
○馬淵委員 いや、この第三者委員会に対しては、これはきょうも産経で出ておりますが、問われる独立性ということで、いわゆる名ばかり第三者委員会、これは逆に企業価値を毀損する事態を招くという声明を、これは企業法務が専門の弁護士らでつくる第三者委員会報告書格付け委員会、これは昨年二月にこ...全文を見る
○馬淵委員 だから、実態としては、もうそういう第三者委員会は名ばかり第三者委員会だと言われ出しているんですよ。そのことに目を向けなければ、菅原大臣、これは本当に、関電問題を覆い隠そうとしている、あなたはその先頭に立っていると言われかねませんよ。  改めて申し上げますが、この第三...全文を見る
○馬淵委員 つまりは、関電側も当然ながらここに、先ほど、一枚かんでいたと私はちょっとげすな言い方をしましたが、いわゆる受注調整にかかわっていたということです。  これに対して、業者を罰したわけですが、当然ながら、この受注調整を促すようなことをやった関電に対しても公取は対応されて...全文を見る
○馬淵委員 つまりは、発注側の関電にも、これを改善しなさい、そしてその効果の検証をしなさい、公表しなさい、こういう、ある意味、まあ命令とは言わないそうです、申入れと言うそうですが、こういった形で公取から関電に申し入れた。  そして、関電は、公取申入れに対して、翌月にプレスリリー...全文を見る
○馬淵委員 公取にもぜひ厳しい目を向けていただきたいわけですが、これは、経産大臣、通告外ですが、このような公取からの関電への申入れ、そして関電が約束をしていた、こういった事情も菅原大臣は御存じでしたでしょうか。これは通告外ですから、端的で結構です。
○馬淵委員 菅原大臣、通告外で恐縮でしたが、御存じないということでありますが、繰り返し申し上げますけれども、このように、公表して、改善しますと約束をしていても、それができていない経営層なんですよ。  私も所管内の奈良に住まう人間でありますから、大変お世話になっています。しかし、...全文を見る
○馬淵委員 相当強い憤り、そしてあきれ、このようにおっしゃっておられたわけであります。  本来、規制委員会は技術的な安全性ということの厳格な審査がそのお立場でありますが、更田委員長は、当日の会見の中でも、やはりコンプライアンスというものが実は重要な要素としてこの審査の中にも加味...全文を見る
○馬淵委員 ここは、今後、事態の解明の中で、やはり、さまざまな観点からということでの、このプロセスをしっかり見直すということも私は必要ではないかということを改めて申し上げておきたいと思います。  こうした、きょうは関電の役員の皆さんがいらっしゃいませんから、今申し上げたように、...全文を見る
○馬淵委員 本当に重く受けとめていただいているということであれば、繰り返し申し上げますが、国会で明らかにしていかなければなりません。関電の経営陣の参考人招致は、これは国会でお決めになることとおっしゃると思いますが、それでも強く、これは私、党のリーダーとしてしっかりと指示を出してい...全文を見る
10月30日第200回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○馬淵委員 立国社の馬淵でございます。  久しぶりに国土交通委員会で質疑をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  去る十月十二日の台風十九号の襲来による甚大な被害ということで、また、先週は千葉での豪雨もございまして、さらなる被害が発生いたしました。心からお見舞いとお...全文を見る
○馬淵委員 委員長のお許しをいただいて、お手元に貯水池の容量配分図をお配りをしています。  非洪水期には、計画堆砂容量というのが、これはダムを設計して、そして最終的に土砂が流れ込んできますので、これぐらいがたまってしまうだろうという想定の上で、有効貯水量の部分は九千万立米。非洪...全文を見る
○馬淵委員 すなわち、八ツ場ダムでは試験湛水が始まっていたということであります。しかし、そこにたまった水の量は五百五十万立米ということでありますから、この配分図から見ても、ほとんどゼロに近いところ。そこに大量の雨水が流れ込んできたということになります。これは、もう既に出ております...全文を見る
○馬淵委員 それはもう容易に、私も答弁として想定をしております。すなわち、この二千五百万立米の利水容量というのは調整可能なんです。しかし、利水で必要ですから。河川の枯渇や、あるいはさまざまな利水で使うわけでして、これら農業、工業、こうした河川の枯渇に対応のこの水をためておかないと...全文を見る
○馬淵委員 局長、じゃ、もう一点。これは大臣じゃなく局長にお尋ねします。  今は検証をこれからしなきゃならないということでありますが、ダム単独です、ダム単独で、下流域の河川の氾濫防止にどのような効果を持つかという検証というのは、国土交通省でやられたことはありますか。あるいは、こ...全文を見る
○馬淵委員 五道さん、私の質問をちゃんと聞いてくださいよ。  単独のダムの検証をやったことはあるか、あるいは八ツ場ダムでもやったことはあるかということを聞いているんです。単独のダムということで、お答えいただけますか。
○馬淵委員 これは大臣、重要なところなんですが、要は、まあネットの世界ですから、私もそのことをとやかく申し上げません、しかし、国土交通省としてしっかりとした見識を示す必要があります。  単独のダムの検証なんというのは、これは意味がないんです。利根川流域において複数のダムがありま...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。大臣のお考えというのはよく私に伝わりました。  その上で、これは議事録に残すための確認ですが、国土交通省として、この十九号の台風の襲来による豪雨災害の中で八ツ場ダムが効果があったのかということの問いに対しては、これを明確にお答えいただきたいんで...全文を見る
○馬淵委員 予算委員会では、住民の安全な暮らしに大きく寄与するものというところでとどめておられましたが、今のお話ですと、越水にまでこれが寄与したとなると、これは効果があったということを国交省としてお答えされたということになりますが、それでよろしいですか。  効果の検証はされてい...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  つまりは、単独ダムの効果というのは検証されていません。そして、これは非常に難しい問題なんですね。  したがって、国土交通省としては、検証結果がない中で、効果があった、なかったかというのは、これは安易に私は踏み込むべきではないと思いますし、...全文を見る
○馬淵委員 これは、おっしゃるとおり、設置当時はなかったけれどもということかもしれませんが、いずれにせよ、これは二十九年のこのタイムラインでも明確に浸水地域にあることが示されています。  その上で、これは鉄道局長なんでしょうね、洪水発生の際の新幹線車両の事前の退避の行動計画とい...全文を見る
○馬淵委員 そうなんです。このタイムライン、せっかくすばらしいタイムラインを用意しているにもかかわらず、新幹線の退避、車両の退避は、浸水地域にあったにもかかわらず、規定されていないんです。  詳細を見ますと、このタイムライン、氾濫危険水位を超える予測が出た場合、洪水予測、氾濫警...全文を見る
○馬淵委員 飛行機であれば空港から別の空港に飛ばす、あるいは船舶であればこれも退避させる等々、これはBCPの問題ですので、やはりここは、JR東日本さんとか鉄道事業者さんに任せるという話ではなくて、繰り返し申し上げますが、この報告書はすばらしいんです、これをまとめておられるのは、か...全文を見る
○馬淵委員 ありがとうございます。  赤羽大臣並びに平副大臣、ぜひともしっかりと、皆さん方、政策決定プロセスを明確化しながら、役所を率い、そして国民の安全、安心をつくっていただくよう重ねてお願い申し上げながら、私からの質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。