三ッ矢憲生

みつやのりお

小選挙区(三重県第四区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数6回

三ッ矢憲生の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月26日第179回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○三ッ矢委員 自由民主党の三ッ矢憲生でございます。  外務委員会に久しぶりに戻ってまいりまして、野党になって初めて戻ってまいりました。  きょうはまず、大臣の外交姿勢全般について若干お伺いしたいのと、その後、TPP、さらに普天間の問題も伺おうと思ったんですが、河井委員が相当突...全文を見る
○三ッ矢委員 今大臣がおっしゃった国益の最大化、これはそのとおりだと思うんですが、今の日本の外交、あるいは、もっと言うと外務省と言ってもいいかもしれませんが、そのために十分機能しているとお考えでしょうか。
○三ッ矢委員 今の日本にとりまして、外交を進めていく上でのツールというのでしょうか、政策手段と言ってもいいかもしれませんが、日本は軍事力は対外的には使わないと。一部、PKOとか、これは軍事力というよりは、むしろ平和維持のための協力でありますけれども。それから、経済力に陰りが見えて...全文を見る
○三ッ矢委員 得点の方が、密約文書の公開だとか、その程度の……(発言する者あり)それはウィキリークスの方がよっぽど立派なことをやっているのかもしれませんけれども、アフガンの話にしたって、インド洋の給油をやめちゃったわけですよね。私は、そっちのマイナスの方がずっと大きいと思いますよ...全文を見る
○三ッ矢委員 若干危惧されるのは、ブロック経済化なんですよね。そこまでいくのかどうかわかりません、もちろん、まだ日本も入ると決めているわけでもありませんから。  よく経済界の、大臣も経団連の皆さんと、この間お会いになってお話をされたようですけれども、バスに乗りおくれるなとかいう...全文を見る
○三ッ矢委員 要するに、その程度なんですよ。ところが、円は今もう七十五円台になっていて、つい数カ月前までは八十五、六円ぐらいだったわけですね。これで、この七十五、六円という状況がいつまで続くのかわかりませんけれども、日本が今最も貿易に関してやるべきことというのは円高対策なんです。...全文を見る
○三ッ矢委員 それなら、私は今まで、情報がとれないからという話も大分聞いてきたんですけれども、とれているんだけれども隠してきたということですよ。(玄葉国務大臣「いや、結構出していますよ、今は」と呼ぶ)出していないですよ。  それはいいとして、こういう貿易、経済にかかわる話という...全文を見る
○三ッ矢委員 農業のことに大臣が言及されましたので、攻めの農業と言っているんですが、民主党がとっている政策は戸別の所得補償とか、私は、あれは農業の自由化とセットであればわからぬでもないんですよ。もともとそうだったんだと思うんですけれども、途中でそっちの方の旗をおろしちゃっています...全文を見る
○三ッ矢委員 今のお話ですと、例えばほかのアジアの国、中国にしても、あるいはインドネシアやタイにしても、後から入ってくる可能性もあるじゃないかと。日本も後から入ったらいいじゃないですか。どうしてだめなんですか。
○三ッ矢委員 TPPは、関税に関して言えば例外なしですから、砂糖はどうなるか知りませんよ、アメリカが言ってどうなるか知りませんけれども、原則例外なしですから。それは、日本が何を主張するのか知りませんけれども、例えば米は今七七〇%の関税がかかっていますけれども、五十年かけてゼロにし...全文を見る
○三ッ矢委員 ちょっと気をつけないといけないのは、余り中身の話に入るつもりもないんですけれども、御存じかもしれませんけれども、TPPはネガリスト方式ですから。WTOはポジリスト方式で、要するに、ネガリストに入っていないものは全部対象になっちゃうわけです、そこでかち取れなければ。だ...全文を見る
○三ッ矢委員 それはだから、オバマさんが議会で恐らく非常に苦しい立場にありますからね、選挙も近いし。だけれども、日本としての主張は私はやるべきだと思いますよ。日本は二国間のFTAは望んでいないんですか。
○三ッ矢委員 韓国ができて日本ができないという理由は私は何もないと思うし、アメリカが二国間のFTAは韓国とのものが最後だと言っているのかどうか知りませんけれども、私は、それだったら韓国もTPPに入ってもらえばいいので、どうもなかなか国際的な整合性というか、余り論理的な展開になって...全文を見る
○三ッ矢委員 実は行動規範までいかなかったわけですね。中国の楊外務大臣は、大変いい結果だったと喜んでいたらしいですけれども。  それはともかくとして、次のEAS、十一月の十九ですか、そこでぜひ日本の立場を、もう少し鮮明に私は打ち出してほしいと思います。法的な問題を中心に話をして...全文を見る
○三ッ矢委員 ミャンマーは地理的にも、私は、ASEANが今一生懸命力を入れているコネクティビティーですか、連結性の強化を進めていく上でも非常に重要な位置を占めていると思いますので、アンダマン海からインドシナ半島を通って陸路で物資を輸送するとか、そういうことも考えられるわけですから...全文を見る
11月30日第179回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○三ッ矢委員 自由民主党の三ッ矢憲生でございます。  前回の十月二十六日の委員会以降、一カ月ほどたったわけでありますが、今の河井委員とのやりとりを聞いていまして、特に普天間の問題、防衛省の問題でありますけれども、私、実は尖閣のときもそう思ったんですけれども、やはり今の政府のガバ...全文を見る
○三ッ矢委員 私が伺ったのは、今のTPPの枠組みの中でタンジブルなというのは、例えば日本の輸出がその九カ国を相手にふえるのか。あるいは、ルールメーキングと大臣おっしゃいますが、それによって日本が得るものがどういうものがあるのか。それから、安全保障上のメリットの話もされましたけれど...全文を見る
○三ッ矢委員 私は、実はアメリカのねらいははっきりしていると思っているんですよ。これは、日本が入らなければほとんど意味のない仕組みなんですね、残りの九カ国というのはみんな小さな国ばかりですから。しかも、マレーシアとかシンガポールに至っては、GDPより輸出額の方が大きいような国です...全文を見る
○三ッ矢委員 安全保障との関係でいいますと、TPPと絡めて言う人もいるんですけれども、私自身は、さっきも申し上げたように、余り関係ないと思っているんです。というのは、アメリカにとりましての日本の戦略的な地位といいますかね、ほとんど変わらないと思います、TPPに入ろうが入るまいが。...全文を見る
○三ッ矢委員 一つだけ指摘しておきますと、大臣の評価はそういうことなんでしょうけれども、実は、インドネシアの大統領と会えていないんですよね、ユドヨノ大統領と。これはAPECのときも会えなかったし、今回のバリでも会えていないわけです。私に言わせると、ていよく断られているわけですよ、...全文を見る
○三ッ矢委員 求めません。  それで、ちょっとさっきのアメリカのダーウィンの話を聞きたいと思うんですが、オバマがバリに行く前にダーウィンに寄って、オーストラリアと包括的な協定について合意した。これは、海兵隊の移駐の話ばかり言われていますけれども、実は、港を使ったりあるいは空港を...全文を見る
○三ッ矢委員 いつも最後にミャンマーのことを聞こうと思って聞けなくなっちゃうんですが、クリントンが今度ミャンマーに行きますね、近々。ミャンマー、これは三年後ですか、ASEANの議長国になると聞いていますし、文民政権になって相当対応も変わってきた。日本としてはいろいろな面で協力をし...全文を見る