三ッ矢憲生

みつやのりお

小選挙区(三重県第四区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数6回

三ッ矢憲生の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月07日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○三ッ矢委員 自由民主党の三ッ矢憲生でございます。  大臣とはお久しぶりでございます。きょうは一時間いただいておりますので、安住大臣とじっくりと議論をさせていただきたいと思っております。  質問に入る前に、間もなく三月十一日を迎えるわけでございます。改めて、被災者の皆さんにお...全文を見る
○三ッ矢委員 別に私、埋め立てして、また空港をつくれとか港湾をつくれとかと言っているわけではなくて、処理の仕方として海面でやるというのが、これはちょっと時間がかかるかもしれないんですけれども、逆に早いんじゃないかと思っているんですね。アセスメントとかいろいろな手続が要ると思います...全文を見る
○三ッ矢委員 まさに先送りしただけの話だと私は思っているんですが。  といいますのは、大臣が、野党を説得する努力を続けていきたい、こうおっしゃいました。昨年の八月に特例公債法案、去年の分は通ったわけですが、これは、要するに菅前総理の、首と引きかえというとちょっと語弊があるかもし...全文を見る
○三ッ矢委員 正直にお答えいただきまして、ありがとうございました。  私も、その基金を取り崩すしかないと思っているんです。わかっていて聞いているわけですけれども、いずれにしても、そういう事態が長く続くというのは不健全なことでありますから、消費税の法案、いつ出されるのかわかりませ...全文を見る
○三ッ矢委員 確かに、きっかけはそうだと思うんですね。  ただ、実は、リーマン・ショック以前の数年間、南欧とか中東欧に対して民間の信用がすごく膨張しているんですね。物すごい勢いで投資が行われて、いわばバブルだったわけでありますが、ところが、リーマン・ショックで世界的な信用収縮が...全文を見る
○三ッ矢委員 私の理解では、このG20の場で、二つのセーフティーネットのことが話し合われて、一つは、IMFの融資枠というんでしょうか、四千億ドルから九千億ドルに拡大しようじゃないかという話、それからもう一つは、ヨーロッパの中の話でありますけれども、今、欧州金融安定化基金、EFSF...全文を見る
○三ッ矢委員 三年ぐらい前ですかね、政務官をさせていただいていまして、大臣の代理で、ブラジル・サンパウロで開かれたG20というのがあったんですね。そのときは、アメリカは防戦一方で、新興国が勢いを増してきている。  アメリカは、さっきもちょっと申し上げましたけれども、要するに、サ...全文を見る
○三ッ矢委員 まあ、これからの話でありますから、うまくやってほしいなと思います。  ちょっと視点を変えまして、ギリシャにかかわる民間債務の方を。  民間の債務削減、これは、元本の五三・五%、それから、借りかえによる金利収入の減少分まで含めると、どうも七三とか四%の借金の棒引き...全文を見る
○三ッ矢委員 三月の二日に、ムーディーズがギリシャ国債の格付をCaからCに下げたんですね。これ以上下はないんですが。  これは予想されていたことかもしれませんが、万が一ギリシャがデフォルトに陥った場合、どんなことが起こるんでしょうか。
○三ッ矢委員 私は、デフォルトはないと思っているんです。  というのは、ギリシャだけのデフォルトというのはあり得ないです。ギリシャがドラクマという通貨を使っているんだったら別ですけれども、ユーロを使っているわけですから。もちろん、財政上の緊縮措置とか、これはとらないといけないで...全文を見る
○三ッ矢委員 多分、二つのルートであると思うんですね。  一つは、欧州の景気後退そのものによって、これは日本からの輸出も減るでしょうし、それから新興国からの輸出が減りますから、その新興国に日本から部品提供、供給とかやっていて、実体経済面でも影響が出てくる。  それから、信用収...全文を見る
○三ッ矢委員 白川総裁は、たしか六・三兆円とおっしゃっていたと思うんですね、一%上がったら。だから、一・五%上がれば、多分その一・五掛けだと思っておけばいいのかなというふうに思っているんですが。  これは、だけれども、政府の国債費は二年目二・四兆ふえるということですと、消費税一...全文を見る
○三ッ矢委員 何かわかりにくい説明だったと思いますけれども、もうちょっとわかりやすく説明した方がいいんじゃないですかね。  ところで、やはり民主党政権は、税と社会保障の一体改革をやる、こう言っていたわけですけれども、税金の方はともかくとして、社会保障制度の見直し、これが一向に具...全文を見る
○三ッ矢委員 せっかく税と社会保障の一体改革と言っているわけですから、消費税ばかりじゃなくて、ぜひほかの税目についても考えていただいて、いい方向に持っていっていただきたいなというふうに思います。我々もまた提案をさせていただきたいと思っています。  最後に、消費税の話をちょっと一...全文を見る
○三ッ矢委員 今の日本の経済の状況というのは、恐らく、坂道に車がとまっていて、エンジンがかかっていない、自分の重みでちょっとずるずる下がっていっている。この間、ちょっと日銀がああいうことをやりまして、ガソリンをちょっと入れたんですね。それだけでも実は円安の方向に振れたし、株も少し...全文を見る
○三ッ矢委員 終わります。
03月08日第180回国会 衆議院 本会議 第8号
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○三ッ矢憲生君 自由民主党の三ッ矢憲生でございます。  私は、自由民主党・無所属の会を代表して、平成二十四年度予算政府案には反対、自由民主党・無所属の会提出の編成替えを求める動議に賛成の立場で討論を行います。(拍手)  なお、我が党は、復興特別会計を含む復興関係予算には賛成で...全文を見る
06月15日第180回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○三ッ矢委員 自由民主党の三ッ矢憲生でございます。  この前、この委員会でいつ質問したのか、ほとんど忘れてしまいまして、大臣の顔も忘れかけていた。懐かしいお顔を拝見するような気がしております。  最初に、通告にはないんですが、いよいよ社会保障と税の一体改革の三党協議が大詰めを...全文を見る
○三ッ矢委員 三年前といいますか前の選挙のときに、民主党の皆さんがどうおっしゃっていたのか。大臣御自身がどうおっしゃっていたのか、私はよく存じませんが、それはさておきまして、もしこの協議が合意が成立して、ただ、ちょっと心配なのは、民主党の中がどうも治安の状況が余りよくなくて、シリ...全文を見る
○三ッ矢委員 この話、外務委員会で余りこんなことばかり言っていてもしようがないので、この辺でやめますが、とにかくグッドラックというふうに申し上げておきたいと思います。  それでは、本来の外務委員会での質問をさせていただきたいと思います。  最初に、米軍再編についてお伺いしたい...全文を見る
○三ッ矢委員 他方で、上海協力機構、これは中国がロシアあるいはカザフスタンとかあの地域の国々を集めて、これはイランも参加しているようでありますけれども、どちらかというとアメリカに対抗しようということでやっているのではないかと思いますけれども、中ロがかつてない接近ぶりを見せていまし...全文を見る
○三ッ矢委員 ちょっと具体的なことも伺おうと思っていたんですが、大臣の方から先に言及されましたので。  共同訓練とか、それから、テニアンとかあるいはパガンの訓練施設整備、これは具体的にもう話はされているんだと思いますけれども、この費用負担について、日本政府として、これで新たな負...全文を見る
○三ッ矢委員 いずれにしましても、私は、我が国も戦後六十数年間を経て、アメリカあるいは中国、ロシア、アジア全体もそうでしょうし、世界的にもそうかもしれませんが、いろいろパワーバランスが変化してきている中で、日本もそろそろ自前の安全保障を真剣に考えるべき時期に来ているんだと思うんで...全文を見る
○三ッ矢委員 日中韓のことも言及されましたので、この前、日中韓の協議でFTAの推進について話をされて、年内ですか。  ただ、私は正直言いまして、例えば、日韓のFTAといいますかEPAについては、もう何年も何年もやってきているけれども全然進展していないわけですね。これは当然なんで...全文を見る
○三ッ矢委員 時間が来ましたので、この辺で終わらせてもらおうと思いますが、ちょっと一つだけ。  イランに対する制裁、これは非常に各国厳しくなっています。ところが、もう既に核を持っている北朝鮮に対して、ちょっとバランスを失しているんじゃないかと。もっと強く北朝鮮に対して私は国際社...全文を見る
08月01日第180回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○三ッ矢委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   我が国に未曾有の...全文を見る
08月07日第180回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○三ッ矢委員 自由民主党の三ッ矢憲生でございます。  きょうは、大きく三つのテーマについて御質問しようと思っておったんですが、三十分しか時間がないものですから、お示した三つのうち、二番目の公的支援を行った理由を中心に話を伺いたいと思います。  ただ、その前に、そもそも日本航空...全文を見る
○三ッ矢委員 それから、後ほどお伺いすることともちょっと関連するんですが、日本航空が膨大な累積債務を抱えている。破綻したときには二兆円を超えるような債務を抱えておったんですが、この原因というか、内容は何だと大臣はお考えになりますか。
○三ッ矢委員 この中身が実は問題なんですよね。つまり、私が何を言いたいかといいますと、真面目に経営努力をしたけれどもやむを得ず出てしまった欠損なのか、あるいは、非効率な経営をやってきた、あるいは体質として非常に甘い体質があってその結果出てしまった債務なのか。今の局長の答弁ですと、...全文を見る
○三ッ矢委員 二社体制が望ましいというのを誰が判断したのか、私はわからないんですけれども。  さっき塩崎委員からも質問がありましたが、それに関連しますけれども、今回、会社更生法と公的資金の注入という両方を使った。こういう例というのはないんですね。世界でも類例がない。しかも、三千...全文を見る
○三ッ矢委員 どういう公益性なんですか。インパクトが大きいというのはどういう意味ですか。
○三ッ矢委員 これは例が悪いですけれども、デパートが潰れるのとどう違うんですかという話なんですよ。  先ほどから御答弁されているのを聞いておりますと、要するに、日本航空の公益性が高いというのは、航空ネットワークを維持する必要があるんだ、そういう理由で公的資金をつぎ込んだ、こう言...全文を見る
○三ッ矢委員 それでは伺いたいと思いますが、この公的資金が国民生活に必要なネットワーク維持のために使われた、あるいは使われているとお考えですか。
○三ッ矢委員 いや、再生過程の問題じゃなくて、本当にそれがそういうふうに使われたのかということを伺っているんです。  日本航空が実は国内線を四十三路線切りました。そのうち、JAL単独で飛んでいた路線というのは二十九路線あるんですね。要するに、日本航空でしか飛んでいなかった路線を...全文を見る
○三ッ矢委員 要するに、日本航空が残した路線というのは競合路線がほとんどなんですよ。国際線もそうですね。五社も六社も飛んでいるところを残しているんです。単独路線は切っちゃっている。これでネットワークの維持と言えるんですか、本当に。こんなことのために公的資金をつぎ込んだんですか。も...全文を見る
○三ッ矢委員 これはらちが明かないので、ちょっと別の切り口で聞きたいと思います。  機構に伺いたいと思うんですが、支援基準というのがありますね。その中で、「事業再生計画の実施が過剰供給構造の解消を妨げるものでないこと。」という一項が入っていますね。今回のこの日本航空の事業再生計...全文を見る
○三ッ矢委員 今の答えはおかしいですよね。公的資金をつぎ込む理由がネットワークの維持というんだったら、不採算だから切りますよという理由にならないんです、これは。おかしいですよ。  もう一つ申し上げますと、当時、リーマン・ショックの直後だったわけですね。多くの路線、国際線について...全文を見る
○三ッ矢委員 それは日本航空だけの問題であって、まさに路線そのものが過剰供給だったかどうかというのは、誰がどうやって判断したんですか。
○三ッ矢委員 ちょっと大串政務官にも伺いたいと思いますが、機構の支援委員会が、管財人が所管している企業の、この場合JALですけれども、特に支援基準に合っているかどうかというのをチェックするはずなんですね。  ところが、瀬戸さんは、管財人であり、支援委員会の委員長なんです。知って...全文を見る
○三ッ矢委員 ぜひお願いしたいんですが、それぞれの路線について全部チェックしたということですから、根拠となる数字を出してください。運賃が下がっていなかったとかロードファクターが下がっていなかったとか、全部調べたというんだったら、全部出してください。要求しておきます。  ちょっと...全文を見る
○三ッ矢委員 これはさっきの支援基準の話とまた絡んでくるんですね。先ほど要求した資料は、委員長、ぜひ前向きに御検討をお願いしたいと思います。
○三ッ矢委員 この新規の路線についてもぜひお願いしたいと思います。
○三ッ矢委員 こういうことをやって、しかも公的資金を使って新規の路線を開設したり、ボストン線なんて787を買わなかったらできなかった路線なんですよ。大臣は、これでもまだ不公平じゃないとおっしゃるんですか。不公平だと思われますか。
○三ッ矢委員 不公平じゃないとおっしゃるのであれば、それは大問題ですね。何でもありになっちゃうじゃないですか。公的資金をもらって、補助金をもらった会社がどんどん事業を拡張していって、真面目にやっている会社がそういうところと競争しないといけないというのは、不公平そのものじゃないです...全文を見る
○三ッ矢委員 監視じゃだめなんですよね。  先ほど徳田委員から自民党の決議についての話がありました。我々も別にやみくもに再上場に反対と言っているわけじゃないんですよ。公平性が確保されるべきだと。そのために、ガイドラインのようなものもつくり、また、一定程度の事業の抑制も事後措置と...全文を見る
○三ッ矢委員 至極ごもっともな答弁だと思います。  私は別に公取にガイドラインをつくってくれと言っているんじゃなくて、やはり国土交通省が何か考えるべきなんです。二年前のこの委員会で、実は当時の前原大臣ともやり合った話なんですが、前原さんも、何らかの措置をとらないといけないですね...全文を見る
○三ッ矢委員 竹島委員長にこれは要望だけ申し上げておきますが、ごく最近、競争政策研究センターの方で「競争法の観点からみた国家補助規制」というレポートが出されていると思うんです。この観点から国交省とも話をしていただいて、どういう手だてといいますか手当てが適切なのか、ぜひ御協議をいた...全文を見る
○三ッ矢委員 法的根拠はあるんですよ。国交省設置法ですよ。何と書いてあるんですか。「航空運送及び航空に関する事業の発展、改善及び調整に関すること」とちゃんと書いてあります。あなたはできるんですよ。もっと自信を持ってやってくださいよ。  もう一つ、ちょっと別の話を申し上げたいと思...全文を見る
○三ッ矢委員 大臣、そんなに役人の書いた文章を読んでばかりいないで、ちゃんと自分の言葉で答えてくださいよ。  最後にもう一つ、実はこの問題はもう二年前から申し上げているんですが、情報公開が非常に不十分なんですね。さっき冒頭にも申し上げましたが、では、累積債務がどうしてこんなにた...全文を見る
○三ッ矢委員 交通政策審議会もいいんですけれども、やはり国会の場で出すべきですよ。  委員長、この件につきましても、ぜひ情報公開をこの委員会でされるようにお願いしておきたいと思います。
○三ッ矢委員 時間もなくなってまいりました。  今回のケースは、今ちょうどオリンピックをやっていますけれども、試合に負けた選手がぼろぼろになっていて即退場するはずだったのを、助けたわけですね。敗者復活戦というのは普通は銅メダルまでしか行かないんだけれども、これは金メダルをとらせ...全文を見る
○三ッ矢委員 終わります。