緑川貴士

みどりかわたかし

小選挙区(秋田県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数2回

緑川貴士の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○緑川分科員 本日は、貴重な機会をいただきましてありがとうございます。希望の党・無所属クラブの緑川貴士と申します。  私からは、中小企業支援対策として、事業承継税制の改正についてまずはお尋ねさせていただきます。  中小企業経営者の高齢化が急速に進む中にありまして、世代交代を後...全文を見る
○緑川分科員 ありがとうございます。かいつまんで御説明をいただきました。  先代経営者から受け継いだ全ての非上場株式に係る課税価格に対応する贈与税、相続税の一〇〇%についてまず納税を猶予する、そして、先代経営者以外の複数の株主から贈与された株式についても納税猶予、これを対象にす...全文を見る
○緑川分科員 ありがとうございます。  地域のために、総合的な税制も含んだ政策をしっかりと進めていくというお話を頂戴いたしました。先ほどの私がお話しした数字の深刻さと、そして大臣の思い、ぜひ共有をさせていただきたいと思います。  一方で、事業承継税制のこのたびの改正について進...全文を見る
○緑川分科員 ありがとうございます。  平成二十一年の創設以来、二千件という中で、これから徐々にこの数をふやしていきたいという思いだろうというふうに感じております。  これまで税制を適用してきた株式会社の株式評価額というものを、実は経産省の担当課にもお尋ねをしたんですけれども...全文を見る
○緑川分科員 そうですね。株式会社の数は国内では百九十万社にも上るわけでございます。数千、もしかしたら数万というところでもまだまだ適用が足りない、そうした現状になるかというふうに考えております。  現状ではやはり大変少ない数字であるというふうに言わざるを得ません。株式会社の評価...全文を見る
○緑川分科員 そうですね。黒字の企業で、それでいて、かつ廃業せざるを得ないという企業、これを、できれば客観的な指標で、わかる限り、何かあればありがたいと思います。
○緑川分科員 ありがとうございます。  半数が黒字、でも、逆に言いますと、残りの半数はやはり赤字だということで、これは大きな説得材料とはなかなか言えないものとも言えるかなというふうに考えております。  何といっても、中小企業経営は、国内三千三百万人の従業員の生活を支えているや...全文を見る
○緑川分科員 ありがとうございました。  冒頭で触れましたように、十年後、七十歳以上になる経営者が二百四十五万人、そして、うち半数が後継ぎが見つかるかどうかわからない。それ以上に、そして私が御紹介した秋田県の例で、七割の経営者が後継ぎを諦めざるを得ない状況が今既に、十年後ではな...全文を見る
○緑川分科員 済みません。一店舗当たりというよりは、トータル、事業所のトータルの売場面積と、そしてトータルの事業所数、国内の事業所数、小売業について、改めてお尋ねいたします。
○緑川分科員 済みません。あわせて、過去のデータで同じ指標で伺いたいと思うんですけれども、例えば十年前とか、何かございますでしょうか。
○緑川分科員 今お話しのように、平成二十六年では七十七万余り。そして、これは四十年ほど前のデータではあるんですけれども、百五十万以上ございました。事業所数が実に四十年前に比べて半分ほどに減ってしまっております。そして、近年十年では、売場面積トータルは一億三千四百、一億四千四百、こ...全文を見る
○緑川分科員 ありがとうございました。  新しい小規模事業者の販売形態というものも、刻一刻と、時代が進むにつれて、やはりこれは変化してきている。それに対応した国の支援のあり方というものもやはり見直していく、そうした世耕大臣の熱い思いも伺わせていただきました。  地域の喫緊の課...全文を見る
02月26日第196回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○緑川分科員 おはようございます。本日は、貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。二日目のトップバッターを務めさせていただきます希望の党・無所属クラブの緑川貴士と申します。  私からは、二〇一五年度にスタートさせました地方の人口減少対策、まち・ひと・しごと創生総合戦略...全文を見る
○緑川分科員 かいつまんで御説明いただきまして、ありがとうございます。  人の流れ、つまり、東京圏の転出数と転入数を、超過数を、これを均衡させるといったこの基本目標についてなんですけれども、人口移動報告によれば、昨年、二〇一七年は東京圏への転入者が転出者を十二万人近く上回り、二...全文を見る
○緑川分科員 まず、若者の仕事が着実にふえている、しかしながら、転入超過という形の傾向は残念だけれども変わっていないということで、ただ、今御答弁で気になったところで、政策をこのまま変えずに進めていくという認識でよろしいでしょうか。
○緑川分科員 先ほどの御答弁で、政府の基本目標をお話しいただきました。改めまして、二〇二〇年に、東京圏での転入超過、それから転出超過を均衡させるという目標でございます。つまり、東京圏から地方への人の流れ、出ていく数と、そして地方から東京に入ってくる数、これを均衡させるということ、...全文を見る
○緑川分科員 先ほど、目標は変えずにということで、数値目標もこれは揺るがないという認識でおりますけれども、きらりと光る地方大学のこういった促進とか農業の振興、これはもう大いに賛同させていただくところでございますけれども、その前提として、やはり東京オリンピックという開催の前に、既に...全文を見る
○緑川分科員 つまり、二〇一九年度末、ここまでに、つまり二〇二〇年の四月になった時点で、この東京圏での転入超過、転出超過というものは、もうこれはプラス・マイナス・ゼロになっている、こういう認識でよろしいでしょうか。
○緑川分科員 この五カ年計画という中で、地方圏から東京圏への転入超過を六万人下げて、そして東京圏から地方に流れる人の数を四万人ふやすというんです。この数字上、やはりどうしても私は、先ほどの御答弁を伺っても、この六万の東京の超過減、それから地方への人口の移動、四万人の移動というもの...全文を見る
○緑川分科員 達成できない可能性は、私は大いにあると思っているんです。いろいろなこのKPIの数字、これは達成できない可能性があるなというふうに感じている中で、結果責任というものをやはり政治がしっかり負っていかなきゃいけない。  このことに対して、目標を掲げるのは、これは誰でもで...全文を見る
○緑川分科員 目標を変えずに、もちろん、大変この覚悟を感じたお言葉でございますけれども、やはり、こうなった場合、結果が出なかった場合を聞いていかなければ、全く建設的なお話になっていかないと思うんですね。  ただ目標を先送りというだけで、いろいろな今までの政策はそうなっております...全文を見る
○緑川分科員 何度も同じ議論になってしまうのであれですけれども、私からやはりあえて申し上げたいことは、知らず知らずに、この結果を表にあえて出さずに、また新しい看板のかけかえみたいなことは、ぜひやめていただきたいというふうに思います。目標の数値に対しては、しっかりとやはり政治家とし...全文を見る
○緑川分科員 ありがとうございました。  やはり、地域の活力が失われている原因の一つに、もちろん直接的な地域でのいろいろな影響はあると思います。そして、東京への人口流入がとまっていかない、これがやはりいろいろな方に作用しているものだというふうに考えております。  まち・ひと・...全文を見る
○緑川分科員 ありがとうございました。
03月20日第196回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第5号
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○緑川委員 希望の党・無所属クラブの緑川貴士と申します。  皆様、二日目の法案質疑、そして夕刻、大変お疲れのところ、そしてまた、参議院から梶山大臣、息を切らしながら、また小走りで到着いただきまして、本当にお疲れさまでございます。私がお話ししている間に息を整えていただければと思っ...全文を見る
○緑川委員 梶山大臣、ありがとうございます。  現状の御認識を共有させていただいて、秋田県では、全国に先駆けて、篠原委員もおっしゃったように、一九七〇年代後半から人口減少が始まっているということで、大変全国に先駆けてこの課題を、地方から課題を解消していくことが地方の本当の創生に...全文を見る
○緑川委員 ありがとうございます。  地方でチャンスをつくるために、国がやはりこれは先頭に立って、まずは、先例的な事例もいろいろなものがあると思いますけれども、そうしたものも示しながら、地方にとって自由度のきく、こうした取組を応援していく、これがやはり国の使命であるというふうに...全文を見る
○緑川委員 そうですね。そうした地方への還流をやはり息の長い取組で進めていかなければならないというふうに梶山大臣はお答えをされますけれども、人の流れというKPI、数値目標で見た場合には、二〇二〇年時点という目標を明確に立てていらっしゃるわけです。こうした中で、時限的な目標達成とい...全文を見る
○緑川委員 今回の両法案の中身の前の時点でのお答えも求めていきたいわけであります。  まち・ひと・しごと創生本部、この総合戦略を打ち出す前には両法案についてはまだ審議がないわけですから、この時点でやはりこの目標を、二〇二〇年に東京圏での転出、転入の均衡というものを定めたわけです...全文を見る
○緑川委員 ありがとうございます。  参考人からは、こうした目標の見直しはやはり考えていないということでありますが、この地方創生、先頭に立って進められる長である梶山大臣はどのようにお考えでしょうか。
○緑川委員 ありがとうございます。  地域活性化のために、この地方創生委員会の委員もきょうもまた遅くまで審議を続けて、そして職員の皆様もお知恵を出し合って、できるだけ多くのものを振り絞って、連日、国費を投じて、きょうもこの審議を進めている状況であります。  その一方で、今のお...全文を見る
○緑川委員 ありがとうございます。  この税制は昨今始まったものではない。つまり、前の姿が、社会福祉の増進に関する事業等を行う株式会社に対する投資促進税制ということで、昨今というか、ここ二年とかという話ではなくて、二〇一二年度から二〇一五年度まで、既にこれは四年間で実施されてき...全文を見る
○緑川委員 改正後の適用された投資促進税制についてもまた後で少しお話もしたいところではありますが、いずれにしても、今後、どの程度の幅で、この六年間で二件ということです、今回、設立時出資も認めるという形であれば、具体的な数値ももしあれば、どの程度まで活用が広がっていく、あるいは広げ...全文を見る
○緑川委員 この小さな拠点の形成に資する会社自体の母数、もともとの数が少ないということももしかして視野に入れていらっしゃって、今回、この設立時出資も、大幅に、大胆に変えようというふうな取組なのかもしれない。でも、実際まだ活用はされていない、二件ということですから。  私は思うん...全文を見る
○緑川委員 地域での実情というものをやはり受けとめて、それを手がかりに地方創生をしっかり前に進めていっていただきたいということで、現状のニーズは、現状はまだ正確には把握されていないということになろうかと思います。  改めてですけれども、租税特別措置法によれば、法律上の根拠もお伺...全文を見る
○緑川委員 先ほどのお話で、公益的な存在ということがまず前提だというお話でございます。  しかし、考えてみますと、小さな拠点、これは地域にどうしても欠かせない存在だと私は思っております。この形成を進めていこう、その数をふやしていこう、こういう今回の投資促進税制のはずですね。この...全文を見る
○緑川委員 ありがとうございます。  この方向性はいいというふうにもしかしたら御承知いただけるかもしれませんけれども、投資促進税制の枠組みの中では御検討はいかがでしょうか。
○緑川委員 ありがとうございます。  そうしたお答えも踏まえて、さらに、私から僣越ながら提案のような形になってしまうかもしれませんけれども、やはり税法関連になるかもわかりませんが、これをすぐに改正できない、こうした事情は大いに承知いたします。省庁の横断的な議論を今後も積み重ねて...全文を見る
○緑川委員 ありがとうございます。  この小さな拠点、そして地域運営組織、これは同列にはできないけれども、同じものとしては扱えないけれども、同じ方向性を持って進めているものということ。  NPO法人についてなんですけれども、私、またその上で更に提案させていただきたいんですが、...全文を見る
○緑川委員 いろいろなまた提案型の議論を進めてまいりたいと思いますし、またここで言い足りなかったところがありまして、少し長い時間でいろいろ御答弁いただきまして、感謝申し上げたいと思います。  私の暮らす秋田県、本当に、山があって、三方は山に囲まれて、そして日本海が広がっている。...全文を見る
03月22日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○緑川委員 希望の党・無所属クラブの緑川貴士と申します。  議題となっています改正法案について質疑に立たせていただきます。機会をいただきましてありがとうございます。  それでは、早速入らせていただきますが、私の地元秋田県は、男鹿半島がございます。漁場へのアクセスに大変恵まれて...全文を見る
○緑川委員 ありがとうございます。  この改正、そうした項目ごとにやはり数が変わっていくわけですけれども、五年前の改正で適用から外れた品目の中にハタハタという魚がございます。  御存じの皆さんもいらっしゃるかと思いますけれども、これは秋田県の県の魚、県魚なんです。冬の日本海で...全文を見る
○緑川委員 御丁寧な答弁、ありがとうございます。  大変前向きな御検討をいただけているというふうな理解をさせていただきたいと思うんですけれども、このハタハタ、御答弁ありましたように、その一端の中にありましたが、漁獲については、大変不振の状況が実は続いております。長期的な気候変動...全文を見る
○緑川委員 ありがとうございます。  この生産量、原材料から加工するという生産量の条件、過去には緩和している傾向ですね。という中で、今、五年後の話なんて想像できないかもわかりませんけれども、条件を緩和していくという動きは、今後はどうなんでしょうか。今回、三十年の時点でまた要件を...全文を見る
○緑川委員 そうですね。今、歴史的な漁獲不振という、これは不振の中でも程度があるんですね。大変これは振れ幅が大きい。漁獲枠を明らかにもう半分近く下回ってしまっているような年もあるわけで、これは想定外なんですね、漁業者にとっては。漁業と水産加工業というのは密接にかかわっているわけで...全文を見る
○緑川委員 まことに御丁寧なお答えをありがとうございました。  六次産業化、生産から加工、流通、販売と、やはり一手に担いたいという事業者も私は期待したいと思うんですね。そうした思いも込めまして、どうか前向きな御検討をまた重ねてお願いを申し上げたいというふうに思います。  また...全文を見る
○緑川委員 これで改正法案についてのお話、一旦ちょっと締めさせていただきたいと思います。  先ほど後半でお話をするとお話ししたハタハタの漁獲不振についてですけれども、これは、昭和中期に毎年一万トンを超えておりましたハタハタの漁獲量が、歴史を少し説明させていただきますと、昭和四十...全文を見る
○緑川委員 何か、お気持ちのこもったお答え、本当に、地元も、私は代弁してお話しさせてもらっていますけれども、これは大変喜ばしい、うれしいお話かなというふうに思います。  現状はもちろん深刻であることは受けとめながらですけれども、昭和の最盛期の時代に比べて、御紹介したように、近年...全文を見る
○緑川委員 ありがとうございます。  資源管理という要素が一つ、そして、もしお答えできる範囲、これは大変難しい、科学的な問題になってしまうかもしれませんけれども、自然が大変大きく影響している話なので、現状で把握できる背景の分析は必要ではないかと思うんですが、海洋の潮流とか、これ...全文を見る
○緑川委員 ある種難しいお話をわかる限りお答えいただいたことに敬意を、そして感謝を申し上げたいというふうに思います。  把握できるものから取り組んでいく、そして資源調査をより充実させていくことで、資源管理、これを一層高い段階に高度化させていくこと、これは不可欠なことだというふう...全文を見る
○緑川委員 御丁寧な御答弁、本当にありがとうございます。  地域の多様な立場、年代、今回の改正法案に対するお声も含めて、それに応えられる水産行政であるとともに、水産業の衰退に歯どめをかけて、どうにか、この存続のための議論を今後も深めてまいりたいというふうに思います。  ありが...全文を見る
03月23日第196回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○緑川委員 皆様、お疲れさまでございます。朝の質疑からまた昼前となりますけれども、よろしくお願いいたします。希望の党・無所属クラブの緑川貴士と申します。  私からは、私の地元が秋田県ですので、現在二〇二三年度に配備が検討されているイージス・アショアについて、ひたすらという感じに...全文を見る
○緑川委員 ありがとうございます。  ロシアとか中国にとっては、この東アジアの情勢の中で日本がこういう動きをしていると、これは何か北朝鮮だけの対応にも見えない、それだけには見えないように映っている、そうした懸念も私はあると思うんですね。  実際には、ラブロフ外相、イージス・ア...全文を見る
○緑川委員 どうもありがとうございます。  また、その周辺国との関係で、一方では中国があるわけですけれども、日中平和友好条約の締結から、ことし、冬ですか、四十周年ということを迎えます。  先ほどの話に加えて、影響を与えそうなお話があります。小野寺防衛大臣がことしの一月、ハワイ...全文を見る
○緑川委員 ありがとうございます。  考えてはいなくても、いずれにしても実装できるという能力を備えているということで、やはり、これは考え方によっては想定できるというふうにも言えると思うんですね。  そして、周辺国を結局仮想敵国というふうにしているようにも見えるこの方針の結末は...全文を見る
○緑川委員 もちろん、日本で原則として掲げている専守防衛、この理念、やはりこれを堅持するという、ここがもちろん大前提であるというふうに考えております。  ロシアが安全保障上警戒しているようなこうした今回の配備を、結局これは、大陸側に向けながら、脅威は与えません、大丈夫です、心配...全文を見る
○緑川委員 ありがとうございます。  今、安全保障面でのお話の中で、これはやはり、いずれにしても、別に武器というふうに私は言っているわけではありません、安全保障面での緊張というのが取れないわけですね。そうした中で平和ムードを醸成するという、これは難しい話だと思っています。  ...全文を見る
○緑川委員 どうもありがとうございます。御説明いただきました。  イージス・アショアの導入の話、この経緯を少しまとめさせていただきましたけれども、これは一年ほど前にお話が出てきたと。去年の三月ですね。自民党安全保障調査会で、政府への提言で検討すべき弾道ミサイル対策の一つに挙げて...全文を見る
○緑川委員 御丁寧に説明ありがとうございます。  北朝鮮の核・ミサイル開発、本当にこれは、もう日進月歩というか、すごいスピードで急速に進んでいるように、やはりこれは報道のとおりであります。  しかし、新たな段階の北朝鮮の差し迫った脅威といいながら、地上イージスの契約から稼働ま...全文を見る
○緑川委員 ありがとうございます。  今後、この五年間がなかなか、イージス・アショアに期待が大きかった分、ほかの部分での防備の強化というところがどのぐらいなのかというところはまだわかりませんけれども。今後五年の間にこの差し迫った脅威が国内に万が一被害をもたらす結果となった場合で...全文を見る
○緑川委員 ありがとうございます。さらなる問いに対しての丁寧なお答えをいただきました。  私も、もちろん、有事への備え、ミサイルが飛んできたときに、やはりこれを防衛する能力は当たり前に必要です。その備えを否定するものではありませんが、どうしても、時系列で見たら、これは素人でも疑...全文を見る
○緑川委員 どうもありがとうございます。  きょうは、住民の方からいただいたお手紙もあって、読もうと思ったんですが、一部だけ。幼稚園や小学校、高齢者福祉施設などが隣接している配備候補地、そこに配備計画を進めることは余りに拙速だと言わざるを得ませんというふうにつづられております。...全文を見る
○緑川委員 御丁寧に、本当にありがとうございます。  この国民に対する情報提供そして丁寧な説明、これを何とか尽くして、議論もより一層深めてまいりたいと思います。今後も質問に立たせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
03月29日第196回国会 衆議院 本会議 第13号
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○緑川貴士君 希望の党・無所属クラブ、秋田県に住んでいる緑川貴士と申します。(拍手)  本題に入る前に、私からも、森友文書改ざん問題についてお尋ねしなければなりません。  おととい、衆参両院において佐川前国税庁長官の証人喚問が行われましたが、佐川証人は証言拒否を連発し、真相究...全文を見る
04月04日第196回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○緑川委員 皆様お疲れさまでございます。朝からの質疑、そして、またイージス・アショア、地上配備型弾道ミサイル迎撃システムについて、前回の質疑に続いてまた質問させていただきたいと思います。  国が配備を検討している、報道での限りですけれども、検討されているのが、秋田県の秋田市、そ...全文を見る
○緑川委員 この能力、防衛能力を、持続的に、抜本的に向上させていくという一環の中での導入ということで、性能面について少し触れさせていただきたいです。  特に重要である迎撃能力ですけれども、地上イージスの導入決定の前から実証実験が行われております。日米で共同開発しているこの新型ミ...全文を見る
○緑川委員 十二年間の開発の中で、思い入れももちろん、日米の間で信頼を重ねながら続けてきたところはあると思いますし、三回のうちというまだ少ない実証実験、迎撃実験ですから、今後の成果も大いに期待したいところではございますけれども、現状の数字はこういう状況であり、そして、実戦配備され...全文を見る
○緑川委員 民間企業とのいろいろなすり合わせの中で、やはり性能を高めていくということが、まず、逐次、大事なことだというふうに考えております。情報提供を早目にいただきたいなというふうに考えているところでございます。  私が調べたところですけれども、やはり、仮にこのSPY6を導入す...全文を見る
○緑川委員 国民の生命、そして暮らし、財産を守っていく。状況に応じて、そしてまた、今後新たに得られた情報をもとに有事への備えを柔軟に考えていくということは必要だと思いますし、それと同時に、平時の暮らしの安心、安全というものも並べて私はしかるべきだと思うんですね。  そういった点...全文を見る
○緑川委員 青森県のつがる市の例でも、Xバンドレーダーの配備に当たっての過程の中でも、地元説明会というのを防衛庁の、当時の庁の職員の皆様がお越しいただいて、合わせて五回説明をしているということですけれども、しかしながら、こうした声も一方ではやはり残る。  了承を得るというのはや...全文を見る
○緑川委員 やはりこれが、私は、信頼あるというか、事前に、安心できるために情報を届けていく際に必要な、大切な情報の一つだというふうに思うんですね。  これは、ドクターヘリとか海難救助ヘリが飛行ルートとして使う場合もあるわけです。こうした中で、やはりここが区域になるかならないかと...全文を見る
○緑川委員 御丁寧なお答え、ありがとうございます。  時間が来てしまいましたけれども、電磁波の暮らしへの影響、また健康面、そしてまた通信機器への影響、またもう少し詳しく質疑させていただきたいと思いますし、飛行制限区域のところも含めて、やはり暮らしにかかわるあらゆる部分を可能な限...全文を見る
04月11日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○緑川委員 皆様、お疲れさまでございます。  貴重な機会をいただきまして、ありがとうございます。  秋田の歴史をまた少し御紹介しながら、お話を進めてまいりたいというふうに思います。  私が住んでいるところは秋田県の北部ですけれども、流域でございます米代川、この一級河川、これ...全文を見る
○緑川委員 私有林の人工林には、今回、三分の一ずつというふうに、わかりやすい区分ではありますけれども、引き続き、過去に経営管理してきた部分についても、やはり重要な森林資源としてこれからも制度の支援が、これまでの制度もあわせて支援は必要であると思いますし、森林経営管理法案の中の予算...全文を見る
○緑川委員 夏までということですけれども、なるべく早目に、また検討状況をお伺いできればというふうに思います。  この成長目標を、いずれにしても、まだ明確ではありませんけれども、堅持していく、そして施策の工程に沿っていけるようにする上で、やはり必要となっているのが現場の人材確保、...全文を見る
○緑川委員 もちろん、地元でもそうですし、やはりデータを見ても、これは今後も、先ほどのお話ではないですけれども、より一層拡充を図っていく必要がある事業の一つであるというふうに考えております。  ここで資料をごらんいただきたいんですが、このA3サイズで左側の方になりますが、上の新...全文を見る
○緑川委員 そのグラフ、やや上昇傾向というふうな折れ線の形ではありますけれども、全体の就業者数を見たときに、一万五千人コンスタントに、単純計算でいえばふえるはず。でも、六千人下がっているということは、これはやはり若い人もリタイアしている、途中で退職している場合もあるんじゃないかと...全文を見る
○緑川委員 定着率がもう少し一〇〇%に近いとか、そういうことは理想ではありますけれども、やはり卒業してから三年、四年たってくると定着率も少し下がっていく、そうした傾向も見られるというお話でございます。  キャリアアップということの観点からいうと、この緑の雇用事業、これは大変大き...全文を見る
○緑川委員 現場の森林整備の取組、経営体への支援もさることながら、特に現場の作業員ですね。土木建機のオペレーターというのは、大型の機械を導入する際には、募集すれば比較的早く集まる業種であろうかと思います。特殊作業ということで、お金もある程度いいわけです。  しかし、下刈り、こう...全文を見る
○緑川委員 総合評価落札制度、地元の貢献度に応じて落札する事業体が決まっていくような、優先的に決まっていく仕組みであれば大変望ましいことなんですけれども、やはり実態、一つは価格優先の入札であるという側面はどうしても色濃くございます。  人件費など、それが労働条件の悪化にはね返っ...全文を見る
○緑川委員 そうなんですね。やはり地元の雇用を考えたときに、御検討いただけるというお話もございますが、現状の賃金の体系、二省単価という実情の中では、新しい地元雇用、私は大いに期待したいところではございますけれども、これまでの一般競争入札のあり方の中でも、地元の事業者を、これは九割...全文を見る
○緑川委員 その意欲と能力のある林業経営者というのは、事業規模拡大に対する意欲はもちろんあるんでしょうけれども、やはりなかなか収入の一部が削られるということに対して、経営を合理化して、そもそも、これまでの三分の一については引き続き経営管理が必要な中で、新たに三分の一の民間の私有林...全文を見る
○緑川委員 その意欲と能力のある林業経営者が恐らくはまた主体になるかと思いますが、この経営体は、今、一割の経営体が、素材生産においては八割の生産を占めている、支えているわけです。  つまり、事業が特定の経営体に集中しているこの現状を考えれば、私有林の人工林のうち、お話のあったよ...全文を見る
○緑川委員 造林コストのうちのコンテナ苗とか植付けのコストの低減とか、地ごしらえの過程の軽減とか、そうしたところは大変重要なところだと思います。  その上で、経営体がビジネスとして経営が成り立つかどうかも含めて判断することになると思いますけれども、やはり事業拡大の意向があるとい...全文を見る
○緑川委員 「山村等における」という、この山村が私は重要だと思うんですね。  事業体によっては、これは自前の従業員という形で全国を回って活動していく、事業をしていくという可能性も十分考えられるわけです。  地元雇用ということに重きを置くべきだと私は考えておりまして、山村振興法...全文を見る
○緑川委員 ありがとうございました。  路網整備の整備状況は、ヨーロッパと比べるとやはりかなりおくれている現状でございます。林業者の半分以上が一層整備を求めているという結果もありますが、私、立場はそれぞれにあると思うんですね。  高性能な林業機械といっても、これは誰もが導入で...全文を見る
○緑川委員 ありがとうございます。  主伐以外の収入源というのが欠かせないのがこの林業だと思います。杉立木一本当たりの価格がおよそ千七百円、ピーク時に比べれば一割ほどにしかならない現状の中で、主伐以外、間伐材とか、また、加工し終わって残った材、残材の活用方法、こういったものが、...全文を見る
○緑川委員 ありがとうございました。  こうした森林の経営管理、あり方は、息の長い取組の中で、市町村も集積、集約化を図る中で、これは相当、数十年単位でもしかしたら進んでいく話になろうかというふうに思います。  この中で、市町村の負担について私は伺っていきたいと思っておりますが...全文を見る
○緑川委員 都道府県に対して一部事務を委託できたりとか、あるいは、本会議でのお答えの中には、各市町村が複数連携して事務の負担を軽減するといったグループ化なんかについてのお答えもありましたけれども、いずれにしても、これまでの林業行政、相当なものを負っているわけですね。  この中で...全文を見る
○緑川委員 時間が来てしまいました。  林業行政、森林行政は、大変いろいろなものが、複雑に制度があるわけです。この制度と相まって、今回のこの経営管理法、しっかりと林業行政を前に進めていけるようなものにしていきたいと思いますし、この後も議論をさせていただければと思います。  あ...全文を見る
04月17日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○緑川委員 皆様、お疲れさまでございます。希望の党・無所属クラブの緑川貴士と申します。  本法案の質疑の前に、加計問題をめぐるお話について少し時間をいただきたいなというふうに思います。  まず、先週、愛媛県の職員が備忘録として作成した面会記録、この記録文書が農水省内でも見つか...全文を見る
○緑川委員 獣医師法などを担当する課長補佐級の職員が前任者から文書を引き継いだということですけれども、やはりまず農水省内から見つかった文書ということで、入手の経緯が、この文書を見た記憶がない、そしてその前任者の職員は保有することになった経緯もわからないということで、この文書が出て...全文を見る
○緑川委員 関連部局、職員の聞き取り調査の結果で、記憶がない、仮にそして定かでないというようなお答えであれば、これを補う方法として、やはり省内のイントラネットをまずチェックするとか、あとパソコン内のメール履歴、こうしたものも検索は比較的早目にできるのではないかというふうに思うわけ...全文を見る
○緑川委員 その前任者ですけれども、説明として、担当者と面会したという明確な認識がない、そして後任に渡した記憶もないけれども、後任者が文書を持っているなら異動時に配付したのであろうというような、ちょっと奥歯に物が挟まったような、非常に微妙な言い回しもされているわけですけれども、記...全文を見る
○緑川委員 前任者が行政文書ではないと言っても、引継ぎの資料の一部として三年前に後任者に引き継がせた。そして、その後任者は、これを受け取って、結局、異動の際には次の後任者には渡さなかった。  とはいっても、これは、捨てずに個人ファイルに三年間保管していた。途中で破棄してもよかっ...全文を見る
○緑川委員 真摯な御答弁ありがとうございます。  こうした事態がまた起こらないように、重々、私たちも、政治を前に進めていく、そして行政との、さらなる、日本をよくしていく、そうした方針で闘ってまいりたいというふうに考えております。  それでは、森林経営管理法案について質問させて...全文を見る
○緑川委員 需要の掘り起こし、やはり需要があるから供給が対応して、そして価格が上がっていく、需給が逼迫するという形ですけれども、過去の歴史を振り返っても、沖長官おっしゃられるように、素材価格が下がっているのに対応して、山元の立木価格も下がっているわけです。  そして、資料によれ...全文を見る
○緑川委員 原木の供給コストは、おっしゃるような路網の整備、そして高性能林業機械の導入、これで進めていこうというお考えはわかるんですけれども、これはやはり大変息の長い取組であろうかと思います。ヨーロッパに比べれば大変路網の整備状況はやはりおくれている。これは前回の質問でも指摘をさ...全文を見る
○緑川委員 供給の面はちょっと時間もありませんのでこのあたりにさせていただきまして、川下事業について少しお話をさせていただきたいんです。  私の地元、秋田県の北部、杉人工林の面積は全国一だという面積を誇っておりますが、大館北秋田地域は、林野庁の林業成長産業化地域創出モデル事業の...全文を見る
○緑川委員 ありがとうございます。  ちょっとまた秋田県の話で最後は終わらせていただきたいと思いますけれども、私の住んでいるところは、昨年もそうなんですが、熊の被害が大変、これは年々ふえておりまして、目撃件数ももちろんふえているんですけれども、県として、ツキノワグマが生息してい...全文を見る
○緑川委員 済みません、時間が来てしまいましたけれども、農業、農村の十二の機能というお話が先日もありましたけれども、林業、林村の機能、これはやはり大変大きなものがあるかというふうに思います。  私が暮らす秋田県の海岸線は二百六十キロ余りにわたって松林が広がっているんですけれども...全文を見る
05月09日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○緑川委員 国民民主党になりました衆議院議員の緑川貴士と申します。  本日、理事を拝命しました。大変身が引き締まる思いの中で、この委員会の運営に携われること、そして、携わることによって審議を一層充実していけるような立場として尽力をしてまいりたいと思います。よろしくお願いいたしま...全文を見る
○緑川委員 現役の負担による特例業務負担金でもって、統合前から年金受給者の財産権を外形的に支えていた、守っていたということになります。そういう点では、財産権が過去は手厚く保護されているという面が色濃く出ていたのかなというふうに私は思うんですけれども、その後、財政運営の厳しさの中で...全文を見る
○緑川委員 この一時金払い、今回、義務化、もう全ての対象者に対して義務を課すということで、特例年金給付を継続した場合に比べて、どのぐらいのコストの削減につながるんでしょうか。  これは確認なんですけれども、年金受給者とこれからの受給権者が特例年金という形で受け取った場合に、それ...全文を見る
○緑川委員 この二〇〇二年の統合前から年金をもらっている人たちの中で、確かに八割の人が、これはもう一時金でいいというふうに選んでいるわけですけれども、やはりこれは多数派、少数派という話でないと思うんですね。数字として、およそ二割の方々が一時金を望んでいないということが数字にあらわ...全文を見る
○緑川委員 やはり、債務という形で団体が例えば銀行から借り入れるとして、まとまったお金が必要になったときに政府が債務保証をしてあげるとか、いろいろなアプローチで、長期前納という形で最終的に制度が、スケジュール感で見てしっかりとその着地点に支払いが完了できるように、何とか努めていた...全文を見る
○緑川委員 本当にまだ長い、これから制度完了にまで取組が求められると思いますので、最後の一人までしっかりと一時金が行き渡るということを重ねてお願いを申し上げたいというふうに思います。  農林年金改正法について、この質疑を終わらせていただきまして、続いて、資料もあるんですけれども...全文を見る
○緑川委員 この農産物検査の仕組みの見直しの中で、一つやはり指摘しておきたいのが、米の検査規格の一つ、着色粒の混入限度であります。  カメムシが稲について米の栄養を吸ってしまうことで米が黒くなったりあるいは斑点になっている斑点米というものが生じたり、これは着色粒というふうに、着...全文を見る
○緑川委員 検討というお言葉をいただいている以上は、しっかりと、科学的な知見に基づいての分析、これを積み上げていただきたいというふうに思います。  これは自治体からの要請もありまして、資料二枚目の黄色いマーカーが引いてある問五というところをごらんいただきたいんですが、私の地元の...全文を見る
○緑川委員 時間が来てしまいました。  それを裏づける、歩留りが大きく低下をしてしまうおそれがあるということに対する有識者のさまざまな見解もありまして、つまり、防除をしてもしなくても、これは米の斑点米の混入率に影響がないというふうにしているデータも上がってきているんですね。詳し...全文を見る
05月16日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○緑川委員 皆様、お疲れさまでございます。国民民主党・無所属クラブの緑川貴士と申します。  一般の質疑に入る前に、けさ報道のありました東北農政局の現役職員による情報流出問題、これについて少し質問をさせていただきます。  職員が、報道によれば、落札の決め手となる情報はOBに伝え...全文を見る
○緑川委員 これまでも、報道の後を追う形で政府の対応がある。やはり、そうすると、国民の政治や行政に対する、これまでただでさえ数え切れないほどの問題が今湧き起こっている中で、またこうした、後で、イニシアチブをとれないままに対応されるということになると、余計に国民の信頼が揺らぐことに...全文を見る
○緑川委員 年によっては、数倍どころか、先ほど七億円と、金額が乱高下する、そういうネズミの被害であります。  隣のウサギを見ても、これはやはりコンスタントに被害が数字としてあらわれているわけで、この冬は特に、高く積もった雪を利用して、枝に足が伸びるわけですね、ウサギの。そうする...全文を見る
○緑川委員 さまざまな対策をとって、現場の命とも言える果樹をやはり守っていかなければなりません。抜本的な対策をとることがやはり難しい、根本策というよりはそれに対する対症療法的な対応ということになろうかと思いますが、そのシーズンの積雪の量を踏まえながら、こうした被害を最小限に食いと...全文を見る
○緑川委員 一回食い荒らされれば、この木は、いろいろな技術を使わなければやはり再生することは難しいんですね。  秋田県では、りんごの学校といって、接ぎ木の技術を応用して、たとえ重要な器官が食われたとしても、別の形で、接ぎ木をすることで養分をまた行き届かせることができるような、こ...全文を見る
○緑川委員 御丁寧なお答えをありがとうございます。  広大な果樹園、その広い地域で繁殖力旺盛な小動物に対する対応、大変これは心労が絶えない、そして、わなをかけるにも、もう途方もない努力なわけです。どうか、一筋縄ではいかない難しい取組ではありますが、御配慮のほどお願い申し上げたい...全文を見る
○緑川委員 やはり、現場の声を置き去りにしない林業、森林行政、お願いを申し上げたいというふうに思います。  また、木材の供給面での増大が今後この森林経営管理法の施行によって見込まれるということになるかと思いますが、これまで外材に押されていた国産材が、今も供給量をふやし続けている...全文を見る
○緑川委員 さらなる活用が見込まれている未利用の間伐材を通じた未利用木質バイオマスの可能性、これは大きく私も期待をしたいというふうに思いますが、実際の燃料材の収集方法など、これは課題を残しております。  未利用材として、特に木の根元の部分、タンコロと呼ばれますが、それから枝、こ...全文を見る
○緑川委員 今後の森林経営管理法とあわせて、やはりこの中で、これまでの森林・林業行政の培ってきた政策をもフル動員して、路網の整備を始めとして、基盤となる部分の整備は不可欠だと思うんですね。  その上で、各地のさまざまな取組をどうか御支援いただきたいと思いますが、参考として、木材...全文を見る
○緑川委員 この駆け込みによって、高く買い取ってもらいたいという事業者がふえてこういう数字になったというふうに思いますが、この固定価格買取り制度、FITは、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス、再生可能エネルギーを変換して得られた電気、これを国が定めた価格で一定期間電気事業者が買...全文を見る
○緑川委員 数字としても、これは私のお話のとおりかというふうに思います。  木材自給率を先ほどお話しのように高めていく。国内製材の供給が、これはやはりふえていく方向で農水省としては進めていく。その中で、国産製材を使った後に残ってくる材、残材もふえます。この一般木質バイオマスによ...全文を見る
○緑川委員 このパーム油、液体燃料なわけです。ほかの木質バイオマス、固体燃料とは違いますね。これで、安価に入手できる、つまりコスト構造に違いがあるということも踏まえて、今御答弁のように、この買取り価格を、決定の仕方を入札制度によって変えるというふうに仕組みを変えられたということで...全文を見る
○緑川委員 安定確保、だからといって、世界の環境に影響を与えるというような動きも、私はどうかと思います。  熱帯雨林が伐採されることによってCO2の排出量がふえるというだけでは終わりません。熱帯雨林が伐採されればどうなるかといえば、そこに住む希少な生物種のすみかが奪われます。森...全文を見る
○緑川委員 決して日本だけが豊かになるとか一国至上主義という観点でない今後の取組を求めまして、そして、再生可能エネルギーの拡大が結局真逆の、本末転倒の結果を招かないということを申し上げて、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
05月24日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
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○緑川委員 二日目の質疑、大変お疲れさまでございます。国民民主党・無所属クラブの緑川貴士と申します。  重要な論点について重なるところを御答弁いただくことになると思いますけれども、現場のお声をしっかりと届けていけるような議論を進めていきたいと思っております。よろしくお願いいたし...全文を見る
○緑川委員 時代背景も一世紀前とはもちろん様相は大きく異なっておりまして、御答弁いただいたような背景、今の時代に合わせた合理化、流通構造のシステムの改革ということがやはり必要になってきている部分、これは承知はしております。  適正かつ健全な運営をただ確保するという、この大前提に...全文を見る
○緑川委員 骨格となる部分は、やはりこの第三者販売の原則禁止であって、取引委員会によるチェックというものは、あくまで大前提の中にある、これが過去の歴史であります。  平成二十七年度の金額ベースで見た第三者販売の割合は、市場によって大きく異なっています。青果部門では〇から三二・二...全文を見る
○緑川委員 やはり、行政の関与が結局これは薄れてしまう形になります。取引ルールも、開設者自身が、これは、卸売業者、仲卸業者に遵守させるという形で、やはり、みずからルールをつくるという立場であります。そこに行政が関与するという余地は以前よりも大変薄れてしまう、そういう懸念がやはりあ...全文を見る
○緑川委員 人材面の育成、何とか、これは卸売業者だけじゃないですね、仲卸の人材の面でもこれは必要だと思っておりますし、青果、水産物、食肉、花卉、この品質の確かさを見きわめる目きき、仲卸のこの存在によって、いいものが評価をされ、そしていい値段がつく、生産者は更にいいものをつくろうと...全文を見る
○緑川委員 市場の外での取引がやはり広がる以上、食の安全、とにかく人の命にかかわる部分については、先ほど食の安全性の問題も委員からもお話ありました、想定に想定を重ねて、起きてはならないことを未然に防ぐ、これが政治の務めであり、行政のやはり努力だと私は思います。強く戒めさせていただ...全文を見る
05月25日第196回国会 衆議院 本会議 第30号
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○緑川貴士君 秋田県に住んでいる、国民民主党・無所属クラブの緑川貴士です。  ただいま議題となりました卸売市場法及び食品流通構造改善促進法の一部を改正する法律案につきまして、国民民主党・無所属クラブを代表し、反対の立場から討論いたします。(拍手)  卸売市場は、国民に食料を安...全文を見る
06月05日第196回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○緑川委員 お疲れさまでございます。国民民主党・無所属クラブの緑川貴士と申します。  質問の時間をいただき、ありがとうございます。  私からは、来年度で十年がたつ、制度発足から十年を迎える、地域おこし協力隊の制度についてお尋ねをいたします。  都市部から過疎地域などに住民票...全文を見る
○緑川委員 野田大臣のいつも着られているスーツ、お召しのスーツの色が、ふだん青色だったと思うんですけれども、なまはげのお面の色がちょうどそれに近い、深い青色ということで、きょうは触れたいというふうに思っていたんですけれども、ちょっと紺色のスーツということで、私も、済みません、ちょ...全文を見る
○緑川委員 ぜひ、その自治体の担当者に対するノウハウの共有、そしてこの隊員たちに対する地域協力活動への日ごろの取組へのアドバイス、そしてその後の起業へのまた指導、さまざまなもので、どうか情報を共有していただきたいというふうに思います。  自治体は、それぞれが誇る地域資源、我が町...全文を見る
○緑川委員 ぜひ、十年を迎えるに当たって、国がリードして、更にこの制度の進展を図っていただきたいというふうに思います。  この制度を利用している自治体、その地域で活動に取り組む隊員たちにとっても、ただ、今の制度でさえも利用しにくい部分があるということも聞かれます。その一つが予算...全文を見る
○緑川委員 国のこの財政措置の仕組みが、やはり自治体でも、もちろんわからないところがあるわけですね。  この事後的な交付という部分については、少なくとも、地方の財源の偏在の調整機能がやはりこれはフルに発揮されていないんじゃないかというふうに思いますので、どうか、財政措置のあり方...全文を見る
○緑川委員 この制度からもう十年がたつに当たって、やはりOBの方々もどんどん、運用に当たってふえているわけですね。現役の隊員と……
○緑川委員 ありがとうございます。  行政の関係だけではなくて、OBと現役隊員の関係を、やはり連携を深めていくことも私は大切だというふうに思っております。  長くなりますが、関係人口という総務省のお考えも今進めている中であるというふうに思いますが……
○緑川委員 こうした、ふるさとに何らかの形でかかわっている人たち……(発言する者あり)最後、最後の御挨拶です。  今の制度を一層進展させていくことを求めて、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
06月06日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○緑川委員 皆様、お疲れさまでございます。国民民主党・無所属クラブの緑川貴士と申します。  本日、こうした審議の機会をいただき、また質問の時間をいただき、提出会派に所属する議員の一人として、また質疑者として感謝を申し上げます。  それでは、質問に入らせていただきます。  昨...全文を見る
○緑川委員 各地域でしっかりと対応を図って、農業が将来にわたって各地域で持続的に取り組まれるように、その上で発展していく上で、国内農業の競争力を高めていくことが喫緊の課題ではあります。  その上で、種子生産は、国からの予算措置で賄われ、民間が参入する上でのハードルになっていると...全文を見る
○緑川委員 この民間の活力の取組、地元で、事例もいただきながら、奨励品種以外にも、時間、経費のサポート、こうした取組というものを今具体的にお話をいただきました。新たな条文が盛り込まれることで、民間活力の活用はこの法案でも可能であるというお答えでございます。  民間が開発する品種...全文を見る
○緑川委員 家庭用のブランド米より安いために、農家が生産を敬遠しがちという声も聞かれるんですが、そうした業務用の不足感が広がっていることに対応していくために、商社などでは、農業ベンチャーと提携して、業務用の新品種の普及に力を入れています。そこには、民間の効率性、合理性の高さが発揮...全文を見る
○緑川委員 農業の世界では、種子を制する者が世界を制するというふうに言われています。日本は、だからこそ、種、種子の重要さをわかっていた。だからこそ、一九五二年に主要農作物種子法を制定して、国と県が大きくかかわって種子の供給をしてきたわけです。  県が、国内自給率を下げるばかりで...全文を見る
06月07日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第21号
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○緑川委員 皆様、お疲れさまでございます。国民民主党・無所属クラブの緑川貴士と申します。  本日も質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。  先月の十八日は、秋田で二十四時間雨量が観測史上最大となる記録的な大雨となりまして、県内全域で、床上浸水など建物被害、河川や道...全文を見る
○緑川委員 大臣、ありがとうございます。  地域の農家の所得、やはりこの確保がもう現状で課題となっている中で、これはますます、この被害がきっかけとなって離農が加速しかねないものになるというふうに思いますので、地域への御配慮、サポートをどうかお願いしたいというふうに思います。 ...全文を見る
○緑川委員 その御答弁の中で、歩留りということでまず一つ指摘をさせていただきたいんですが、まず重要なのは、薬剤は使わなくても、まず〇・四%に満たないような、そういった試験データがございます。  まず、審議で柄澤政策統括官にいつもお世話になっておりますので、このお配りしたA4の資...全文を見る
○緑川委員 これが、関係者の御意見というふうに、資料も太字のところであえて書かせてもらったんですけれども、どこまで関係というふうに捉えていらっしゃるか。もしかしたら、狭い範囲での意見しか聞いていないのではないか、このようにも考えてしまうわけなんですけれども。  記載した御答弁の...全文を見る
○緑川委員 では、そうしたいろいろな御意見の関係者というのを私の方からも御紹介させていただきながら、まず、その前に、搗精に時間がかかるとかいろいろな御答弁の中に対しても、まず、歩留りが大きく低下しているということに対しては、これはフォローできると思うんですね、十分現場で。例えば、...全文を見る
○緑川委員 ぜひ、この見直しの判断材料を広く、幅広くとっていただきたいなというふうに思います。  時間が来てしまいましたので、質問を終わります。ありがとうございました。
07月09日第196回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○緑川委員 国民民主党・無所属クラブの緑川貴士と申します。  本日は、質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。  初めに、先週から降り続いた西日本を中心とした豪雨でお亡くなりになられました皆様への御冥福、そして今も行方不明となっている方が一人でも多く御無事でいらっし...全文を見る
○緑川委員 幾度にもわたる日ロの対話を持って、それを重ねてきた今月までなんです。今月でも、外務次官級のそうした協議でも同じ内容を、同じ懸念を示している、このことは、私、重く受けとめるべきだなというふうに思っております。  配備の動きが、ましてや、今後具体的に進んでいくとすれば、...全文を見る
○緑川委員 北朝鮮が具体的な行動を示さない、依然として数百発の日本に届き得る弾道ミサイルをやはり持っているということで、ただ、そういうミサイル、核弾頭を保有しているその北朝鮮がそれらを放てば、確かに十分足らずで日本に着弾することになります。一人一人、だからこそ、命を守る行動をとる...全文を見る
○緑川委員 お答えですと、なかなか、その配備への意欲、熱量と比べると随分冷静だなと。  緊張が揺らいでいるというふうに、私は緊張は緩和の方向へ向かっているというふうな立場でありますけれども、北朝鮮に対してそのような、今先ほどの、脅威は変わっていないという御認識で、お立場であれば...全文を見る
○緑川委員 必要な経費がついた、イージスについてもついたと。これがついたからといって、今後、適地調査費など是が非でもこれを通す。私は、そういう力ずくでは配備先の候補地と言われた地域の思いは動かないと思いますよ。  国が配備の最適候補地として発表した秋田市と山口県の萩市、阿武町、...全文を見る
○緑川委員 答えていただくのは、私の質問したことに対して率直にお答えいただきたいというふうに思います。  要は、住民の生活圏から十分に離れている、そうした距離というのは、今挙げられた四条件には劣る、その四条件が優先されてしまうというのはよくわかりました。住民の生活に影響を与えな...全文を見る
○緑川委員 私は、一つ疑問なのは、どうしても、環境調査あるいは測量調査をやる前に、なぜ最適地というふうな最適という言葉を使っているのかが理解できません。  住民の理解を得た上で配備を最終的に決めていきたいと。それはそうですけれども、そのための誠意を込めるべき丁寧な説明が、イージ...全文を見る
○緑川委員 有事の備えと同時に、平時の安心、安全というのが、これは万全に確保されてしかるべきです。  なぜ住宅地に近いところが最適と言えるのか、この最大の疑念にしっかり答えられない限り地元の了承はあり得ないということを強く申し上げて、質問を終わらせていただきます。  ありがと...全文を見る
11月15日第197回国会 衆議院 本会議 第6号
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○緑川貴士君 秋田県に住んでいる、国民民主党の緑川貴士です。(拍手)  私たちは、改革中道政党です。時代の変化に合わせて、枠組みや制度を変えるべき部分は変えていく、いや、しかし、現状を考えて、守っていかなければならない部分はどこまでも守り抜いていく。守り抜いていかなければならな...全文を見る
11月20日第197回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○緑川委員 皆様、お疲れさまでございます。国民民主党・無所属クラブの緑川貴士と申します。質問のお時間をいただきましてありがとうございます。  来年控えている北九州市長選をめぐって、その一環の中で、北橋市長、現職の市長に対して、人の税金を使って学校に行ったと発言されたことについて...全文を見る
○緑川委員 人の税金というキーワードが出てしまう時点で、やはり受け取る方は、費用の面で公的な負担をしてもらっているというような話と受け取られかねないと思いますよ。  恵まれない家庭に生まれた方も学生の中にはいらっしゃいますよ。不安定な生活環境の中で必死に努力して社会に出ていこう...全文を見る
○緑川委員 質問の順番を変えて、まず軽減税率の方に行きたいと思っておりますが、これに関連して、何が言いたいのかといえば、まず増税と減税をセットにしてきた税制があり、そして反省がございます。おっしゃったような課題が残りました。その上で、これまでの増税、減税の変遷を踏まえれば、消費増...全文を見る
○緑川委員 全く景気対策にはならない、ゼロ、一〇〇の話でないと思います。十分なやはり負担を軽減するものにはならない、そして、その事務負担とか、高額消費者ほど有利になるというこの軽減税率は、やはりデメリット、メリットを考えたときに、低所得者のためにはならないというようなことだという...全文を見る
○緑川委員 これからの政府方針とあわせて、一層の人材への投資、そして個々への給付ということはやはり私は外せない、これからの時代が求めるニーズであることは間違いないというふうに思っております。  あわせて、財政再建についてもちょっと触れたいんですが、少し時間が押している関係もござ...全文を見る
○緑川委員 民主党政権後、アベノミクスが発動され、更に直近でオリンピック景気があり、更にアメリカの百カ月を超えるような好況状況、この長期の好況を享受しながらも、私たちの経済のこの五年間の実質成長を調べると、平均で一・三%しか成長できておりません。これ以上ない、本当に好環境にもかか...全文を見る
○緑川委員 これで終わりにさせていただきたいと思いますが、アメリカから言われていないのであればなおのこと、費用がどんどん膨らんでいることについてやはり逐次国民に説明する責務があるというふうに思います。  そして、配備先についても、秋田、山口、依然として今のような御答弁で、通り一...全文を見る
11月27日第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○緑川委員 皆様、お疲れさまでございます。国民民主党・無所属クラブの緑川貴士と申します。  質問の機会をいただき、ありがとうございます。真摯に議論を進めてまいりたいと思います。  七十年ぶりの大改正、大きな見直しが含まれている。そして、地元漁業者、大きな懸念を、私、秋田県の地...全文を見る
○緑川委員 大臣、今九十九回の説明会等とおっしゃっていただきました。ひたむきな御努力、その数からもうかがえますけれども、漁村の数は日本に六千三百ございます。そして、沿岸距離三万五千キロです。こうした、やはり重く、この日本沿岸全体、しっかりと目で見て捉えていただいた上でこの法案の真...全文を見る
○緑川委員 ぜひ、回数等ではありません、受け取る側のやはり理解、立場をどうか尊重していただいて、青年部、もちろん漁業者の青年のリーダーでありますし、漁協、地元漁業者の代表としっかりとお話をした上で、現場にもしっかりと浸透していただけるような、納得のいく御説明を何度でもお願いをした...全文を見る
○緑川委員 その生産額とか等ではなくて、あくまで数なんです。  真珠の養殖等では確かに大手の水産業者なども参入している。そんな数字なんかもあらわれているとは思うんですが、これを細かく見ると、これらの法人というのは、既に漁業権を取得できている地元漁民七割以上を含んでおります、各法...全文を見る
○緑川委員 適切かつ有効にという定義についてもまた後で触れようと思ったんですけれども、だとすれば、今おっしゃった定義はやはり曖昧なわけなんです。適切かつ有効に活用している場合、それは、漁場の環境に適合するように資源管理や養殖生産を行い、将来にわたり持続的に漁業生産力を高めるように...全文を見る
○緑川委員 何か一〇〇のものをすぐゼロにしてしまっているような感じがします。優先順位を廃止することと守ることというのは、ゼロか一〇〇かの話ではなくて、やはり、その七人、地元の雇用をちゃんと守れるかどうか、そこの一点についてこの優先順位の廃止というのは担保されていないんじゃないかと...全文を見る
○緑川委員 優先順位が廃止されて、またこれもちょっと聞きたいと思っておりますけれども、地元漁業会社で、経営を頑張っています、非常に経営者も意欲があって頑張っているけれども成果が上がらない、水揚げ高がなかなか上がっていかない会社と、これは条件として、まだ漁業権がない漁場についてどち...全文を見る
○緑川委員 聞けば聞くほど、なぜそれで優先順位が廃止されるのかというふうにやはり思わざるを得ないところであります。  明治時代に漁業法ができたように、やはりこの沿岸漁業の漁場は、先祖代々の浜であります。江戸時代で言われていたところのいそにこれは当たります。いそは、地面の真ん前に...全文を見る
○緑川委員 そうした、浜を調和させてきたのは、やはり地元の漁民であります。主に漁協にやはり優先的に付与されてきた、あわせて区画漁業権に一本化されることになる特定区画漁業権、これが付与されている漁業権の数としては一番多いです。いかだや生けすなどを利用して小規模な養殖を行う権利が特定...全文を見る
○緑川委員 時代の変化に対応してというふうにさらりとおっしゃられますけれども、これは一万四千八百余りのうちの、漁業権の数の半分近くですからね。これをおいそれと、漁協からすぐに、優先順位を廃止して他の主体に移行させる、実質それが可能になるというのは、大変これは不安定な制度じゃないか...全文を見る
○緑川委員 そこのやはり、防波堤というふうにあえて言いたいと思いますが、その歯どめとなるそこの漁業調整委員会、あるいは策定プロセスの透明化というところを、だとすれば、もっともっと厳格に図っていくような方向で改正をしていただきたいなというふうに考えております。  漁協の役割につい...全文を見る
○緑川委員 ここで、皆様にお配りしたA3の資料をごらんいただきたいと思いますが、図表の1、これは漁協の部門別事業の損益であります。直近の五年間で見ますと、各種事業の中で漁業自営と販売事業とでほかの赤字を補填して、安定的に黒字を出しております。漁協の経営を支えている大きな柱であるこ...全文を見る
○緑川委員 そうなると、やはりこの自由流通を前提としているのであれば、これは当然、結果としてそうなる方向でと思います。それでは漁協が果たしていた産地市場の役割も結局薄れてしまうことになります。販売事業を弱体化させることに結局つながっていくのではないでしょうか。  長官、改めてい...全文を見る
○緑川委員 結局、その産地市場という拠点がなくなることで、これは漁協だけじゃなくて、地元漁業者も販売するルートを一つ失うことになります。そうなれば、結局、漁業をやめる方も、ケースもこれはふえてくるんじゃないでしょうか。  平均所得を上げるということは、数字のある種マジックにも見...全文を見る
○緑川委員 なかなか、浜の絶妙なバランスの中に結局はメスを入れていく、その難しさももちろん承知はいたしますし、その大改正という中での議論ですから、余計に法的な枠組みというのは必要ではないかというふうに私はむしろ考えております。  技術的助言について、今の私のお話の定義よりも一歩...全文を見る
○緑川委員 あわせて、活用状況です。  これは、参入が認められたとして、その後の、第九十条に規定されている、漁業権が付与されて漁場に参入した後、都道府県が国に漁場の活用状況を報告することになっております。この報告する項目についての定めは、先日参考人に伺ったところ、特にまだ定めは...全文を見る
○緑川委員 時間が来てしまいましたけれども、やはり不安の残る、議論、まだまだしていきたいというふうに思っております。  何といっても、適正な資源管理、そして成長産業化。本当に、林業と農業、そして漁業にわたる今回の抜本的な見直しであります。ただ、大事なのは、やはり統一的な、何度も...全文を見る
11月28日第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○緑川委員 国民民主党・無所属クラブの緑川貴士です。  ただいま議題となっている漁業法等の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論をいたします。  漁場の有効活用を通じた漁業生産力の拡大、そして持続可能な浜の暮らし、目指す将来性、方向性は共有をいたしますが、そうした漁...全文を見る
12月05日第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○緑川委員 皆さん、お疲れさまでございます。国民民主党・無所属クラブの緑川貴士と申します。  今回も時間をいただきまして、ありがとうございます。  私からは、一般の主食用米と区別されるくず米の流通と、それに絡む法律、制度の現状について質疑をいたします。  まず、早速ですが、...全文を見る
○緑川委員 百万トン以上ということで、自家消費以外の未検査米が相当数流通している。そもそも、農産物検査を受けても規格外になるのはわかっていますので、検査をそもそも受けない米であります。  くず米を含めたこの未検査米、相当数生産されているという御答弁をいただきました。このうち、そ...全文を見る
○緑川委員 そういう、本来取り除いたはずのくず米がまた主食用米に戻っているという。三十万から四十万トンですよ。主食用と言いましたが、三十万から四十万トンといえば、全生産量の主食用のうちの五%前後になります。これが転用されているわけですから。これが米余りを助長していることにもつなが...全文を見る
○緑川委員 でも、そうやって、格安の米に対して、例えばディスカウントストアで売り出して安く売っていたら、結局米価は下がりますよ。一等米で販売をして所得を上げたいと願う、そして、そういう制度に基づいて正直に生産している生産者にとって、これは皮肉な現状ですよ。くず米入りの主食用米の肝...全文を見る
○緑川委員 いや、法の目的はもうわかっているんですよ。取引記録からどうやって特定をすることができるのか。途中で伝票と現物がもはやわからなくなってしまう、その米だとわからなくなってしまう中でどうやって特定するかという具体的な方法をお聞きしております。  流通ルートを特定できないと...全文を見る
○緑川委員 結局、それは消費者をやはりばかにしているような気がしてなりません。業者を介しさえすれば、検査されていないくず米の情報を自由に、仮に、業者を介すれば表示できるのであれば、産地を虚偽表示したりとか古い米を新米として表示することも、事実上可能になってしまいます。  一方で...全文を見る
○緑川委員 いや、今のこのくず米の流通実態をやはり野放しにするような、それもしようがないというような御答弁にしか伺えません。  私は、済みません、通告していたので、大臣から、最後、一言いただけますでしょうか。
○緑川委員 偽りのない政策をぜひお願いしたいというふうに思います。  この時代の変化に着実に対応できるような法制の見直しを強く求めて、質問を終わります。
12月07日第197回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○緑川委員 国民民主党・無所属クラブの緑川貴士と申します。  私からも、スルガ銀行の不動産不正融資に絡む問題について質疑をいたします。  金融庁がことし十月にスルガ銀行に対して行った、投資用の不動産向けの新規融資の六カ月間の業務停止命令がありました。国内銀行に対する業務停止命...全文を見る
○緑川委員 そもそも市場価格の二倍で取引されている内容であります。そして、この行政処分が下される過程の中で、自殺されている方も出ています。債務者である個人投資家の中には、スマートデイズに多額のキックバック料を含む不当に高額な建設費を請求されている、これで命を絶たれている方もいる、...全文を見る
○緑川委員 このスルガ銀行の、やはりきな臭い、いろんな融資を含めたさまざまな慣習というのは、以前から言われていたことであります。この投資用の不動産への融資業務だけではないさまざまなモラルハザードが行内全体で発生していた状況、これはやはり、企業文化のさまざまな影響があると思いますが...全文を見る
○緑川委員 この間にも、地域の本当に一生懸命に利益を上げようと頑張る地方銀行が、後で触れますけれども、金利政策の影響もあります、収益が本当に減少を続けている中で、六年連続で増益を記録してきた、地銀の優等生とまで言われたスルガ銀行のそのビジネスモデルをまねる地方銀行、信用金庫がある...全文を見る
○緑川委員 地銀の経営の苦しさというものは、やはり私は一因で、今回の一件、大きく関係しているというふうに言わざるを得ません。  地方銀行の経営環境について詳しくお話をしていきたいと思いますが、少子高齢化で地域の人口が大きく減少している中、午前中の審議にもありました、人口減少で新...全文を見る
○緑川委員 地銀への影響は否定されませんでしたし、そして、特異な存在であるスルガ銀行に対しては、今御見解いただきましたけれども、スルガ銀行がなぜそんな極端な、リスク管理も怠るような経営に走ったのか。  いろいろな企業文化の、もちろん、そうした風土、大きな風土があります。スルガ銀...全文を見る
○緑川委員 タイムラグがあるにしても、やはりこれは時間の問題であって、いずれは影響が出てくるというお答えであります。  午前中もお話がありました。世界の流れは、今、金融の引締めに向いております。黒田総裁がみずから掲げながらも六度も先送りを続けている物価上昇目標二%、これがいわば...全文を見る
○緑川委員 やはり説明が後手に回ってしまっているんですね。導入についてもそうですし、山口と秋田、この説明についても、住民から促されてようやく重い腰を上げて説明をする。こういう姿勢では納得は得られないというふうに思います。  このイージス・アショアについては、何度も他の委員会でも...全文を見る
○緑川委員 レーダーの現地調査についてですけれども、やはり影響があると言う専門家もいれば、防衛省では安全だというふうに説明がございます。現地で肝心の電波を発する調査はしないということで、アメリカから仕入れたデータだけで、机上で分析するだけでは、今からやればいい話なんですね。来年の...全文を見る
○緑川委員 余りにも残念なんですよ。なぜシミュレーションで安全が確実に確保されるか、そうしたことができるのか、大変疑問であります。  その上で、最後にお尋ねいたします。
○緑川委員 昨年の行政文書を始め、資料やデータの改ざんなどが公然と行われている政治行政には厳しい目が向けられているわけです。  レーダーから発生する電磁波が安全かどうか平行線をたどっている中、調査の透明性を確保する、それに基づく分析の結果を、防衛省だけの判断ではなくて、客観的に...全文を見る
○緑川委員 前向きなお答えと受けとめて、質問を終わります。