緑川貴士

みどりかわたかし

小選挙区(秋田県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数2回

緑川貴士の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第208回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○緑川分科員 皆様、夕方に差しかかる中で、朝から御審議、大変お疲れさまでございます。立憲民主党・無所属の緑川貴士と申します。今日はよろしくお願いいたします。  国内のコロナの感染拡大が始まって、同じタイミングで、おととしの三月にコロナに関連した融資制度が始まって二年になります。...全文を見る
○緑川分科員 御答弁ありがとうございます。  条件変更が行われてきた件数、やはり、始めがおととしの三月から実行されたという件数ですから、当然、この二十万四千百二十二件の中にはコロナ前の既往債務というものが含まれての数ですので、コロナ特別貸付けの百一万件の内数ということは言えない...全文を見る
○緑川分科員 事業者は、個別の実情が当然あるというふうに思うんです。お金を借りるからには、事業計画とか、また資金繰り表などを基に審査を、大きな材料として返済能力、これは大分厳密に見なければならない側面が当然あります。借換えできない理由というのが、ただ、その上で、やはり大臣がさっき...全文を見る
○緑川分科員 雇用調整助成金など他の施策の効果も当然、複合的な効果がやはり相まっての、今の数字的には倒産件数が抑えられている。融資による支えというものは、一方で非常に大きかったわけです。これまでの累次の要請にもかかわらず、やはり現場での心ない対応がまさに今行われている状況ですから...全文を見る
○緑川分科員 廃業は、やはり納得をした上で、気持ちの踏ん切りをつけた上でステップを踏む、前に進むことができるというふうに思います。ですが、そうじゃない、諦め切れないという事業者のお声がやはり私は根強い、倒産につなげたくないという事業者の信念を感じるところですし、そういう中で、やは...全文を見る
○緑川分科員 大臣から、様々施策メニューを御答弁いただきました。  今私がお話ししたような切実な事業者は、やはり、興味を持って様々なホームページにもちろんアクセスをして、省庁のこの給付金は使えるだろうか、あるいは融資を、これは自分の今の状況には何とかクリアできるんじゃないかと、...全文を見る
○緑川分科員 やはり、何度も申し上げるんですけれども、信用保証ですから、今の審査を前提として、厳しい状況に置かれている事業者はやはりそこではねられてしまう、そういうところの中で、その上でいわゆる売り掛け債権の更なる活用ということを御提案させていただいておりますので、この中で、国と...全文を見る
○緑川分科員 予算づけもして、今二百八十人と聞いていますけれども、それが徐々に、補正予算も組んで三百人台まで来ているというんですが、四十七の都道府県で三百人台の数字です。申込件数が今五千件以上、二〇一九年、コロナ前の二・五倍以上に膨れ上がっていますから、しかも、一つ一つの事例が簡...全文を見る
○緑川分科員 もう質問はいたしませんけれども、スタンドの数以上に減少率が高まっているのが人、やはり担い手なんですね。スタンドの担い手が、やはり人がいなくなってきている。それが、給油所だけではない、給油所過疎地の問題であるというふうに思います。  ですから、従業員の確保、また後継...全文を見る
03月02日第208回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○緑川委員 皆様お疲れさまでございます。立憲民主党・無所属の緑川貴士です。  今日の御審議、ウクライナ情勢について御答弁、議論いただいております。ウクライナの情勢不安による国内農業関連の影響について、私からもお尋ねをいたします。事態の一刻も早い収束に向けて国際社会は一致結束して...全文を見る
○緑川委員 そもそも、元々の、ウクライナ情勢以前の問題であると思います。トウモロコシを始め飼料用穀物の国際価格、中国国内の旺盛な需要というものがこの数年続いております。そして、南米での不作が続いています。天候不順の影響で、非常に穀物の生産というもの自体が厳しくなっている。おととし...全文を見る
○緑川委員 この配合飼料価格安定制度、先ほどの御審議の中でも、四期連続で支出、拠出が続いているということであります。しかしながら、この影響が長期化しているという中で、調達してきたものが、いよいよ、価格のこの高さにもかかわらず、やはり物理的に調達できなくなる、そういう厳しさが出てく...全文を見る
○緑川委員 今やはり世界的に確保が厳しくなっている、調達競争にも発展しかねない状況であるということを楽観視できませんから、非常に注視をして対応していただきたいというふうに思っています。  そして、販売についても、酪農家では生乳が余っている。国内のものは厳しい需給調整が行われてい...全文を見る
○緑川委員 減収補填等々の様々なメニューの組合せというお話をいただいておりますが、例えば、漁業者、養殖業者に対しては水産庁の燃料代の補助制度というものがありますけれども、これらの制度も、事業者が次の原油の高騰に備えて積み立てた基金から補助を受けるという仕組みですから、今の時点で救...全文を見る
○緑川委員 水産庁の御答弁のところで、事業者を募集して、加入をしたとして、その補助の対象にはいつからなるんでしょうか。その加入したところでなるんですか。
○緑川委員 四月一日以前の部分でのこの影響の重大さというところもしっかりと御認識をいただきたいというふうに思います。  リスクに備えていなかったからだといってやはり切り捨てるのではなくて、通常ならば何とか操業できている、このコロナがなければ、そうした状況の経営体が非常に多く聞か...全文を見る
○緑川委員 情報をやはり早くキャッチする、そして分析をしていく、それに越したことはないですが、情報提供されて、その先だと思うんですね。そうした知見、得られた知見とかデータというものをどういうふうに官民が連携して活用していくのか。今の現状の海外依存のリスクをどのように、長期にわたる...全文を見る
○緑川委員 最大限活用した場合の指標であることは分かりました。  では、食料輸入が制限がかかっている、途絶するような、仮にそうした状況を想定するような不測の事態、そのときにおける、国内のその状況における食料自給力指標というものは考えられていますか。
○緑川委員 やはり、条件が整った状況での生産力は当然ですけれども、食料安全保障というのは、条件が整っていない状況下を想定する、最悪の事態を想定しておくということが危機管理の要諦ではないでしょうか。不測の事態のときに発揮できる生産能力でなければ意味がないというふうに思います。  ...全文を見る
○緑川委員 生産資材の安定供給ということと、現状のこの数値を客観的に認識をするということは全く、御答弁がちょっとすれ違ってしまっていて残念ですけれども、時間がないので、最後に問わせていただきます。  これは、食料自給力指標にはない、そしてその根本である法律、今のこの食料・農業・...全文を見る
○緑川委員 質問はいたしませんけれども、やはりこの法律以下の具体的な自給力の指標に表れていないことは大きな問題であるというふうに思います。  国民が国産を買い支える意識、この現状をしっかりと示すことによって、国産を守らなければならないという国民の意識を高めることにつなげていく重...全文を見る
03月16日第208回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第4号
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○緑川委員 皆様、お疲れさまでございます。立憲民主党の緑川貴士です。  まず、技術者を養成する職能短大から大学への編入を認める制度についてお尋ねをいたします。  これまでも、短大や高等専門学校などからは大学への編入ができました。そして、職能短大は省庁大学校の一つです。職業能力...全文を見る
○緑川委員 職能短大というのは公立でありますし、実学的であるということから、家計が厳しくても、早く社会に出て仕事がしたい、でも勉強もしたいという人たち、あるいは、社会人でコロナ禍で離職をされて訓練を始められた方、また、新たなスキルを学ぼうと意欲的に取り組んでいる在職者のニーズにも...全文を見る
○緑川委員 やはり、法令上、高等教育機関という範囲がどうなのかということは、実は明確な定義が法律にはないんですね。省庁大学校にも高等教育機関はあるわけでありまして、省庁の縦割り意識の中でそうした整理がやはり曖昧になってきたという部分があると思います。  一方で、職能大学校が大学...全文を見る
○緑川委員 もちろん、現行制度上でしっかり見出せる部分はしていただくことが大事だと思いますし、そこで収まらない部分もやはりこの時代になって出てきているというふうに思うんですね。  職業大学以外の能開大でも物づくりには当然力を入れています。生産現場のリーダーを担えるような訓練施設...全文を見る
○緑川委員 ありがとうございます。新たな時代に向けた柔軟な制度改革の議論というものを強く求めてまいりたいというふうに思っております。  職能短大から大学への編入を認める際の単位認定、今日も御議論がありますけれども、この編入を認めるには、やはり職能短大の一、二年次の学修内容が大学...全文を見る
○緑川委員 やはり大学によって本当に様々だと思うんですね。職能短大というのはこれまでなかったんですが、例えば高等専門学校から四年制大学に編入する場合の課題というのを伺っております。三年次に編入できないという大学があるんですね。一、二年次はちゃんと別のところで在籍したんだけれども、...全文を見る
○緑川委員 やはり、特区を国として認める以上は、大学の自治というものは尊重しながらも、編入が学生にとって不本意なものにならないように、大学側のニーズというものもしっかり把握をしながら、政府として最大限の対応を取っていただきたいというふうに思っています。  時間が来ておりますので...全文を見る
03月23日第208回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○緑川委員 皆様、おはようございます。立憲民主党の緑川貴士です。  環境への影響を抑えるために、化学農薬あるいは化学肥料をできる限り減らすということ、そして温暖化の防止、気候変動への対応、生物多様性の保全、持続的な農業、こうした方向性として、その重要性を否定する方はいないと思い...全文を見る
○緑川委員 環境負荷の低減を図る方法は様々ありますけれども、やはりこれはトータルで、かつ多角的に見ていく必要があると思います。  化学農薬について言えば、確かに、分解性の高い生物農薬などを用いれば、生物の多様性の保全には貢献できます。その代わりに、では、何が犠牲になりやすいかと...全文を見る
○緑川委員 途中過程で相反するものが生じてきた場合には、かえってこの環境負荷の低減の取組がマイナスになり得る部分が出てくるんじゃないかということを私は懸念をしているわけです。  このみどり戦略の中で、化学農薬について具体的に触れていきたいと思いますけれども、リスク換算で化学農薬...全文を見る
○緑川委員 今後、農薬の成分ごとの指数というものが、これは国からこれから発表されるということになりますけれども、いずれにしても、このリスク評価の在り方というものをやはり現場にしっかりと、分かりやすく、透明性も確保しながら、生産者、そして事業者、また消費者、誰もが納得できるものでな...全文を見る
○緑川委員 高齢化が進んでいる農村の実情に、果たして既存の機械導入というところが実用可能かどうかということも含めて、やはりコストをかけられる見込みがないような中小の家族経営の農家さん、様々な零細農家に対応したその技術導入というものを、今、実装できるものをしっかりと手配をしていく、...全文を見る
○緑川委員 これは、やはり全ての農家に向けた戦略であるわけですから、革新的な技術というものを誰もが安く導入できるという保証はありませんし、有機農業による生産コストを例えば抑えるには、とにかく大規模で効率的な生産をしなければならないという必要性が出てきます。  環境負荷の低減に取...全文を見る
○緑川委員 この有機農業は、やはり四分の一まで目指すわけであります、農地の。今後の国内の食料を安定的に確保していくということを念頭に置きながら、では、もう少し聞きたいですけれども、どの作物をどの程度有機農業で行えばいいかということも、併せてこれは考えなければならないというふうに思...全文を見る
○緑川委員 有機農業かあるいは慣行的な農業との作物との相性、やはり時期的な、今のこの年代でできるものというのはあると思いますし、新たな技術や取組というものが実現可能となる具体的な時期というものも、やはり近くなれば見えてくるところもあると思います。  現実的で実効性ある選択をして...全文を見る
○緑川委員 同じ水田の、やはりメタン排出という部分での、もちろん、アジアの農業の一つの課題というものもございます。  同じ重量で比較しますと、二酸化炭素よりもはるかに強い温室効果を持つメタン、この削減というものは、やはり即効性のある温暖化対策としてはこれは期待をされているところ...全文を見る
○緑川委員 やはり中干し期間をこれ以上延長することができないような地域、カドミウムの濃度の高いという地域があります。土壌の酸性状態を強めるような中干しができないところについての、やはり現場への丁寧な情報の提供というものをお願いしたいというふうに思います。  最後に、環境負荷の低...全文を見る
○緑川委員 やはり変革を迫られる生産と消費の現場、特段のこの配慮、そして力強い後押しをお願いを強く申し上げて、質問を終わります。
03月30日第208回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○緑川委員 皆様、お疲れさまでございます。  みどり法案から、前回から引き続きまたお尋ねをさせていただきたいと思います。  長年取り組んできた有機農家にとっては、有機農業が、もちろん更に広まってほしいという強いお声をいただいておりますし、新規就農の方は有機農業に特に関心が高い...全文を見る
○緑川委員 今、途上ということですけれども、これまでも、やはりカビ毒に対する対策、マニュアルというものも農水省の方で作られたというふうに聞いております。品種改良や栽培方法の改良、また収穫後の速やかな乾燥という様々な組合せ、対策を組み合わせたマニュアルということなんですが、しかし、...全文を見る
○緑川委員 今後の長い有機農業の栽培普及の取組というところの中で、やはり温暖化というものが進んでいくことのリスクも考えなければならないと思うんですね。そうした気候条件を踏まえ、そして農産物の生産段階、あるいは貯蔵時の管理や取扱いなどによっては、農産物に、健康への悪影響というものが...全文を見る
○緑川委員 これまでの農水省のみどり戦略本部と各業界の意見交換会、昨年は二十二回行われたということなんですが、食の安全について意見があったというのは、二十二回のうちの一回の、消費関係団体からの意見だけであった。つまり、食品安全の専門家と正面から議論したという形跡がやはりありません...全文を見る
○緑川委員 団地化した場合に、堆肥の投入というものが、これは場所によっては大量に必要になってくるところもあると思いますが、この堆肥について、衛生管理を誤ってしまっている現場もあるというふうに聞いています。  堆肥を農地に野積みにしたまま放置をして、その堆肥に含まれる窒素が、硝酸...全文を見る
○緑川委員 やはり有機肥料として、本来、これは化学肥料に代わるものとして、土壌改良のための堆肥であるのに、残念ながら、家畜の排せつ物の埋立場のようなところになってしまっている、かえって環境負荷に影響を与えてしまっているような大変残念な事例であるというふうに思います。  法律に基...全文を見る
○緑川委員 今年度に再評価が行われるというふうに聞いておったんですけれども、メーカーの提出期限からどのぐらいでこれは結果が出るんでしょうか。もし何もなければ、お答えいただかなくても大丈夫です。
○緑川委員 農薬取締法によれば、やはり農作物への被害が生じていると認められる場合には、その農薬への登録を変更したり取り消すことができるというふうに定めているわけで、その再評価の結果が待たれている間にも、養蜂家が飼っている蜜蜂への影響、蜜蜂被害というものが深刻です。  蜜蜂の死滅...全文を見る
○緑川委員 最後の質問にいたします。  ネオニコ系農薬の過剰散布の原因になっているのは、指定有害動植物に指定されている斑点米カメムシです。指定有害動植物百十一種ごとに国がIPMの指針を作って対策に取り組む中身になっていますけれども、畦畔の除草とか田んぼの除草というのは、指針に書...全文を見る
○緑川委員 質問を終わります。ありがとうございました。
04月12日第208回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○緑川委員 皆様、お疲れさまでございます。  冒頭、昨年産米へのナラシ対策についてまずお尋ねをしたいと思います。  昨年、米価が大幅に下落したことに伴いまして、その収入減の影響を緩和するナラシ対策として、昨年産米への交付金の申請が対策加入者から今まさに行われているんですけれど...全文を見る
○緑川委員 再度周知をしていただくということでお答えをいただきました。  その周知が届かず、未検査米は対象にならないものとして、従来どおり申請しなかった農家が多いわけなんです。再生協ですら把握していないところが多かったんですから。  しかしながら、今から、期限内とはいっても、...全文を見る
○緑川委員 結局、それでは、周知を行ったとしても、この要件を満たすような書類を提出できないという農家が多くなる場合に対してどのように対応していきますか。
○緑川委員 本来、周知が徹底されていれば、一・七〇ミリ以上のふるい目幅でしっかり調製できていたはずなんです。それが、もはや今のこの時点では、もう出荷が終わっていますから、できなくなってしまっていることに対して、やはり農水省による周知の徹底不足というところが根本的な原因であるという...全文を見る
○緑川委員 是非、今、コロナ禍、確かに、年々の需要減に加えて、コロナの影響ということで、非常に減収著しい米農家に対してナラシ対策が発動されているわけですから、現場に寄り添った対応というものを強く求めたいというふうに思います。  二つの改正案についてお尋ねをしたいと思います。 ...全文を見る
○緑川委員 今後三年間の準備期間の間にも、農政の急な方針の転換ということも想定されなければならないというふうに思いますし、こうした負担も大きくなるということも考えていかなくてはなりません。  特に、水活交付金の交付対象の見直し方針の影響は大きいと思います。畑になっても営農を考え...全文を見る
○緑川委員 水張りのルールの影響についてお答えください。
○緑川委員 今まさに懸念されている、現場で非常に強いお声のあるこの五年以内の水張りルールというものが柔軟な形で見直されなければ、私は、十年先の営農ビジョンを描くのが困難な農地が出てくるというふうに思います。交付金が縮減されることで人の確保が見通せなくなるということに加えて、水田機...全文を見る
○緑川委員 是非、関係者の協議ということ、確かに、当事者同士の協議ということが主軸ですけれども、これは国がしっかりとそうしたところもケアをしていただきたいというふうに思っています。  地域の関係者の協議の結果、農業利用する区域、そして保全や林地化をする区域というふうに整理をして...全文を見る
○緑川委員 先ほど、宮下委員への御答弁で、保全管理をする区域というものを設定したとしても農地面積の確保に資するというような御答弁もありましたけれども、現状では、やはり年々耕地面積というものは二ヘクタールから三ヘクタールずつ減り続けている中で、活性化計画によって保全管理、林地化する...全文を見る
○緑川委員 特に、林地化する区域というのは、そもそも、これは農地として維持が難しいと判断されたから林地化していくわけです。食料の安定供給には利用することができない、これは譲っても、本来は農地なのに農業利用せず粗放的な土地利用にする、やはりそうしたところが出てくる、あるいは、非農地...全文を見る
○緑川委員 是非、保全等の土地利用だけではなくて、林地化する土地についても、できるだけ積極的に活用していける取組事例というものを現場に伝えていただきたいというふうに思います。  地域計画の方に戻りますけれども、計画に沿って農地利用を進める上で担い手の存在は重要ですが、この担い手...全文を見る
○緑川委員 従来の担い手、中心経営体というものを軸に据えながらこれまでも市町村では人・農地プランが作成されてきましたが、アンケートなどを通じて農業者の意向が十分に反映されているプランと、そうでない、地域の経営体や農地のごく一部しか把握されていないプランも多くあります。  そうし...全文を見る
○緑川委員 担い手の高齢化も待ったなしの状況でありますし、農地の効率的な利用、その前提である、農村を守る人を維持できるような支援ということで、両方の計画作りを後押ししていただきたいと思います。  質問を終わります。ありがとうございました。
05月12日第208回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第6号
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○緑川委員 お疲れさまでございます。立憲民主党・無所属の緑川貴士です。  地方の自主裁量を高めるための地方分権改革は、これまで大学に対しても行われてきました。第九次一括法では、公立大学の法人が、自治体など設立団体の長の認可によって、大学の業務などに関係しない土地を外部に貸し付け...全文を見る
○緑川委員 ありがとうございます。  全国に八十六の国立大学があるわけでございますし、必ずしも地方対都市というような構図にはならないにしても、都心にある大学の方がやはり多いわけなんですね。国立大学の中で教員や研究者を多く抱えることができるところであれば、そうした研究成果の活用に...全文を見る
○緑川委員 学生の数というものがこれまで法人化前には踏まえられてきたものが、その影響というもの、その基準というものがどんどん優先度が低くなってきているわけですよね。結果として、そこの地方に通っている、そこの大学の学生にとってはこの額に差が出てきているという結果になっています。 ...全文を見る
○緑川委員 そうした各大学の意欲を酌んだ配分というものについて、評価に基づいて配分をしていくということ自体の課題というのもあると思います。  中期計画は大学ごとに異なる目標をそれぞれ評価しなきゃいけないので、主観的になりがちです。そこで資金に差をつけるということがやはり一つの課...全文を見る
○緑川委員 御答弁ありがとうございます。  時代に合わせたそれぞれの大学の工夫で学生の獲得に努めている状況が、それぞれの大学で見受けられます。女子学生に人気のある国際関係の学部を再編して女性の学生割合が高くなっていたりとか、また、理系の学部では、女性研究者、こうしたビジョンを卒...全文を見る
○緑川委員 九年目で、積極的に出してきた自治体あるいは都道府県というものも次第に少なくなってきているというふうに思います。昨年でも、この提案募集は、提案件数だけではなくて、提案する市町村の数も減っています。  共同提案も含めて、これまで提案のなかったところにいかに出してもらうか...全文を見る
○緑川委員 大臣からも、通告しておりますので、一言いただければと思います。
○緑川委員 今年十二月ですので、システムの運用テスト、綿密なこれまでの取組もあると思いますけれども、あるいは関係機関への十分な周知を徹底していただいて、万全を期していただきたいというふうに思います。  医療機関に関連する課題として私の方から質問させていただきたいものが、保険診療...全文を見る
○緑川委員 これは自治体を通していろいろと提案という今回の議論でもありますので、意見をしっかりと集めていただくということがとても大事かというふうに思います。  大臣、済みません、地方の活性化という観点でこの問題について一言頂戴したいと思うんですが、紹介手続とか逆紹介の手続を取っ...全文を見る
○緑川委員 これで質問を終わります。引き続きまた議論をさせていただきます。  ありがとうございました。
05月18日第208回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○緑川委員 皆様、お疲れさまでございます。  人口減少などに伴う国内市場の縮小もある中で、輸出に活路を求めて、これまでの現地での販売促進あるいは国内の産地支援、官民で輸出体制の強化に取り組んできたという成果は、昨今のこの輸出の数量に確かに表れてきているというふうに思いますが、輸...全文を見る
○緑川委員 御答弁にあるように、もちろん、産地や事業者のこれまでの、やはりなかなか輸出が伸びていかないという中での官民一体での取組というのは評価をしたいんですけれども、輸出額の単純な伸びというのを、やはり輸出だけを見て手放しで喜ぶことはできません。  輸入について見ても、農林水...全文を見る
○緑川委員 実は、政府統計ではそれで算出しているものがあります。カロリーベースの食料自給率を計算するときでも、全体から輸入した飼料の分を除いて算出しているわけですから、できないわけではないんじゃないでしょうか。
○緑川委員 必ずしも個々のそうしたものに対しての事実上の計算ができなくても、ある程度の基準を設けてしっかりと推計をするということは可能であるというふうに思います。今後、是非そうした算定方法での検討をお願いしたいと思います。  先ほど、円相場は名目で見てきたんですけれども、3の資...全文を見る
○緑川委員 こうした輸出が、生産額に対しての今二%という輸出額ですけれども、二〇三〇年にはこれを五倍以上にする、一〇%にするというわけですから、十個のうちの一個が海外向けになるということであります。ですから、国内の食料の安定供給につながるような、一次産業の生産基盤が維持されるのか...全文を見る
○緑川委員 時間がないので、有機酒類についてお伺いをします。  有機米で造る清酒など、有機食品を原料とした有機酒類はJAS法に基づくJAS規格の対象外でしたけれども、これを規格の対象に加えて、国が品質を保証する形で輸出を後押ししていますけれども、これまでなかった有機酒類のJAS...全文を見る
○緑川委員 今、世界的な需要がやはり有機食品で高まっている中で、輸出先の規格と同等に認められるよう、政府の交渉力、期待したいと思います。  最後に、重点品目である米関係について伺います。  米関係の輸出割合を最も伸ばそうとしている先が中国であります。二〇二五年には一九年実績の...全文を見る
○緑川委員 和食のブームというものを更に超えて、海外の食文化に本格的な日本食の浸透が図られる取組、期待したいというふうに思います。  質問を終わります。ありがとうございました。
○緑川委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読して趣旨の説明に代えさせていただきます。     農林水産物及び食品の輸出の促進に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   我が国の...全文を見る