片山大介
かたやまだいすけ
選挙区(兵庫県)選出
日本維新の会
当選回数1回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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10月20日 | 第192回国会 参議院 文教科学委員会 第2号 議事録を見る | ○片山大介君 日本維新の会の片山大介でございます。 私は、今日、議員となって初めての質問になります。これまでは国民の一人として、そして子供を持つ親として教育行政に深い関心を寄せてきました。今日はその思いを直接ぶつけさせていただきたいと思いますので、どうか丁寧で誠実な答弁をお願...全文を見る |
○片山大介君 ありがとうございます。 こうした中、下村元大臣はかつて教育への公的支出について、OECDの平均並みにしたい、それにはおよそ十兆円が掛かる、だけれども、それだけのお金があれば大学の無償化も可能になるし給付型の奨学金もつくることができると、こう言ったんですね。 ...全文を見る | ||
○片山大介君 そうした中、我が党は先日、教育無償化法案というのを提出させていただいたんです。今日は参考資料として皆様にもお配りさせていただいたんですが、この我々の法案だと、その対象は幼児教育から高等教育まで、すなわち幼稚園、小中高、大学、大学院まで全て授業料を無償にしよう、無料化...全文を見る | ||
○片山大介君 そして、この教育の無償化なんですが、実は、日本政府としてはこれは公約になっているわけですね。日本は国際条約の一つの経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約、これ一九七九年に批准しているんです。ただ、その際に、規約の中の一つの規定の無償教育の漸進的導入、これ漸進的...全文を見る | ||
○片山大介君 そうすると、ただ、その後、実際に政治の中では逆行した動きが起きてきているわけなんです。日本では二〇一〇年の四月に、先ほど斎藤委員からもお話のあった高校無償化制度、これをスタートしたんですね。これは、この制度は、公立学校の年間の授業料十一万八千八百円無料に、それで私立...全文を見る | ||
○片山大介君 なかなか今の答弁というのは分かりづらいというか、所得制限を設けたということであれば、やはりそれは漸進的導入からは逆行した動きと、これは、今この話を聞いている人たち、皆さんそのように思うかなというふうに思うんですね。 それで、そのお金を、捻出した財源をほかに回すと...全文を見る | ||
○片山大介君 確かにこの財源の問題、今財政状況がいろいろ厳しい中で、簡単にこの無償化、段階的であっても難しいのはよく承知しています。あと、文部科学省の皆さんも財務省との折衝などで大変御苦労されているというのもよく分かってはいるんですが、それでもやはりこういう教育に対する子供たちへ...全文を見る | ||
○片山大介君 じゃ、続いては奨学金制度についてお話を伺いたい、こう思っています。 今の奨学金制度というのは、御存じのようにほぼ全てが貸与型になっていて、しかも多くが有利子になっている。このため、その返還に対する負担、これが大きな課題になっています。 こうした中で、来年の春...全文を見る | ||
○片山大介君 ただ、私、この新しい制度でも課題があると思っておりまして、今の奨学金の制度であれば一定期間によって返還額が完了するというようになるんですが、この新しい制度になると、二千円から始まって、終わりがいつか見えない形で延びていく感じになると。そうすると、かえって今の問題にな...全文を見る | ||
○片山大介君 ありがとうございます。 だから、私も給付型奨学金の充実の方にやっぱり力を入れなきゃいけないなというふうに思っています。この給付型奨学金、導入していないのがよく皆さんも御存じのように日本とアイスランドだけで、日本は遅れていたわけなんですが、ようやく閣議決定で、次の...全文を見る | ||
○片山大介君 分かりました。 一点気に掛けているのは、閣議決定もされた、安倍首相も所信表明で言われたということがあって、制度ありきになるのが怖いなというか、だから、そのために、一部分だけとか部分的にスタートするだとか、本当に救うべき人たちを救うのではなくてほんの一部の人だけを...全文を見る | ||
○片山大介君 そうすると、その選定基準が家計所得と学力の二つなんですが、家計所得の方でいくと大体規模としてどのくらいの規模を想定しているのか。そこは、大臣なのか、どなたでもいいですけれども。 | ||
○片山大介君 そうすると、やはりこちらの方も大切な財源の問題になってくると思います。 今、これもまだ検討中なのかもしれませんが、特定扶養控除の活用をするというのは検討段階でも出ていると思うんですが、これについてはどのようなお考えでしょうか。 | ||
○片山大介君 政府は、今年、低所得者のお年寄りを対象に臨時福祉給付金、これを出しました。これ、金額は三千六百八十五億円なんですね。今、この給付型奨学金については数百億円ぐらいである程度行き渡らせることができるんじゃないかと言われているわけですね。そうすると、臨時福祉給付金の五分の...全文を見る | ||
○片山大介君 ありがとうございました。 | ||
11月09日 | 第192回国会 参議院 本会議 第9号 議事録を見る | ○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。私は、会派を代表して質問させていただきます。 我が党は、消費税率の引上げを何の条件も付けずに期限だけを決めて実施することには明確に反対であります。このため、衆議院では本法案に反対し、対案として、今月二日に、参議院に消費増税凍結法案を提...全文を見る |
11月16日 | 第192回国会 参議院 憲法審査会 第2号 議事録を見る | ○片山大介君 日本維新の会の片山大介です。発言の機会をいただきまして、ありがとうございます。 私は、各会派の皆さんの意見表明を聞いての感想と、あと、維新の会の我々の考え方、補足的に説明をさせていただきたいと思います。 まず、これまでの憲法改正の議論というのは、どうしても、...全文を見る |
11月17日 | 第192回国会 参議院 文教科学委員会 第4号 議事録を見る | ○片山大介君 日本維新の会の片山大介でございます。 今回の法改正、これからの学校教育を担う教員の方々の資質を向上させようという趣旨は大いに理解できます。この法がより効果があるものになっていくように、幾つか質問させていただきたいと思います。 まず、今回の法の趣旨、教員の資質...全文を見る |
○片山大介君 是非、計画性を持ってやっていただきたいと思います。そのときのいろいろな状況によって確かに採用の枠というのは違ってくるかもしれませんが、是非そこは長期的なスパンで、やはり子供の将来に対する教育なんですからやっていっていただきたいと思います。 そして、そうした中で、...全文を見る | ||
○片山大介君 分かりました。私もこれから就学する子供がいますので、是非そこは頑張ってもらいたいなというふうに思います。 それで、これからは、今回の法案の中身について具体的に見ていきたいと思います。 まず、教育公務員特例法です。まず、その大臣の指針についてはもうこれまでいろ...全文を見る | ||
○片山大介君 ありがとうございました。 それで、指標についてもう一点を確認したいんですが、指標という言葉は、これ辞書などで引くと、物事を判断したり評価したりするための目印となるものと書いてあるんですね。先ほどから委員の皆さんがおっしゃっている、やはりその指標が評価につながらな...全文を見る | ||
○片山大介君 分かりました。 時間がないので、次の質問、教育職員免許法の改正案の方についてちょっとお話をさせていただきます。 ここでの特徴は、学生が大学で学ぶ科目というのを、これ二つを一緒にしようと。元々は二つは、多く分かれていた教科の専門性を学ぶ教科と、あと子供の教え方...全文を見る | ||
○片山大介君 是非それを進めてほしいと思います。 それでは、時間がないので、最後に特別免許状制度についてやはり私も聞かせていただきたいんですが、この免許状というのは、もうそもそも優れた知識や経験がある社会人に都道府県の教育委員会が任命しようというものだったんですけれども、今回...全文を見る | ||
○片山大介君 あと最後に、その特別免許状の教員に対する研修なんですが、今回の法改正は資質の向上と言っているんですが、その特別免許状の教員に対しては初任者研修が行われないんですね。だから、この法の趣旨にのっとれば、これは初任者研修もさせた方がいいんじゃないのかなと思うんですが、それ...全文を見る | ||
○片山大介君 ありがとうございました。 終わります。 | ||
11月18日 | 第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第6号 議事録を見る | ○片山大介君 日本維新の会の片山大介でございます。 今日は、三人の先生方から貴重な御意見をいただきました。また、私は事前に先生方の文献も読ませていただきました。大変参考になりました。 それで、日本維新の会の考え方をちょっとお伝えしておきますと、維新の会はTPPには賛成の立...全文を見る |
○片山大介君 ありがとうございます。私、次に聞きたかったのがまさにその価格競争力のことについて聞きたかったんですね。 それで、価格競争力を上げてコストダウンすると。要はそれで価格を下げて、それでたくさん単収を伸ばして売っていくということなんですが、ただ、これは農家の皆さんにと...全文を見る | ||
○片山大介君 ありがとうございます。 そうした中で、先ほど作山先生からもおっしゃったんですが、その直接支払、やっぱり保護政策が大切になってくると思います。今の日本の保護政策というのは、先ほど言ったように、高関税、消費者負担型と、それともう一つ、直接支払交付金ですか、だから一部...全文を見る | ||
○片山大介君 どうもありがとうございました。 | ||
11月22日 | 第192回国会 参議院 文教科学委員会 第5号 議事録を見る | ○片山大介君 日本維新の片山大介でございます。 今日は、教員の多忙化、長時間労働について質問させていただきたいと思います。私が委員として実は一番気になっている問題でもあります。早速始めさせていただきたいと思います。 教員の多忙化、長時間労働、これをまず世界の各国と比較して...全文を見る |
○片山大介君 そして、その教員が多忙を感じている理由、これ何に負担を感じているのか、こちらの方については、去年文部科学省が調査をして発表もしている。 それによると、教員が負担に感じていること、まずこれ一番多かったのが、図らずも、国や教育委員会からの調査やアンケート、これに答え...全文を見る | ||
○片山大介君 それで、二つ目の質問が、減らすための、そうした負担を減らすための何か取組というのはあるのかどうか、これいかがでしょうか。 | ||
○片山大介君 実は次にそれを聞きたいと思っておったところなんですが、この報告書、今年の六月に堂故委員が大臣政務官として中心になっておまとめになって、是非これを実効性のあるものにしていただきたいと思います。 それで、それについては、私、配付資料で今配っているこれがまさにそうなん...全文を見る | ||
○片山大介君 分かりました。 そして、この勤務実態の把握というのを突き詰めていけば、教員の時間外勤務に対して何らかの対処をしなければいけなくなってくるのではないかと思っています。その教員の時間外勤務の手当については、もう皆さんも御存じのように、勤務内の時間と勤務外の時間の区分...全文を見る | ||
○片山大介君 今、財政的にも大変厳しいというのはよく分かっています。ただ、教員の多忙化の問題というのは業務の適正化だけで終わる話では絶対ないと思います。いわゆるブラック労働のようにならないように十分な配慮をしていただきたいというふうに思います。 それで、次の質問に行きます。 ...全文を見る | ||
○片山大介君 是非実効性のあるものにしてほしいというふうに思います。 それで、さきに述べたその業務の適正化の報告書には、これまでの献身的な教員像だけでは、これを前提とした学校の組織体制であれば質の高い学校教育の持続的発展は困難だと書いているんです。私、全くそのとおりだと思うん...全文を見る | ||
○片山大介君 分かりました。 ありがとうございました。 | ||
12月01日 | 第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第10号 議事録を見る | ○片山大介君 日本維新の会の片山大介でございます。 日本維新の会はTPPに賛成の立場でありましたので、今のTPPの発効に困難な状況になっていることに対しては大変複雑な思いを持っております。今日は、今後の対応と政府がおとといまとめた農業競争力強化プログラムについて、農業対策につ...全文を見る |
○片山大介君 そうすると、アメリカが参加しなかった場合、総理はかねてからアメリカがなしのTPPというのは意味がないとおっしゃっています。私も全くそのとおりだと思います。これまでの交渉で勝ち得たアメリカの市場開放というものが全くなくなるわけだから、それは意味がないと思っています。さ...全文を見る | ||
○片山大介君 そうなると、やはりアメリカの翻意を期待するしかないというので、じゃ、翻意させるための具体的にはどのような手段があり得るのかというのを次に聞きたいと思っているんです。 今の現状では、この国会で承認をしてその思いをアメリカに伝える、分かってもらうということしかないよ...全文を見る | ||
○片山大介君 そうすると、あと、TPPに参加しているほかの国の対応なんですけど、ほかの国でも承認を先に進めているところもあれば、やはり様子見になっているところが増えてきています。ですから、今後この足並みを、日本のようにアメリカの翻意を待ち続けられるかどうかというのも決してこれは限...全文を見る | ||
○片山大介君 そして、もう一つ気になるのが、あとは国民の理解、置き去りにしてはいけないのが国民の理解だと思います。 それで、今日はちょっと資料を用意したんですが、まず一枚目の、これは先日の日経新聞の世論調査の結果です。(資料提示) それで、TPPの今国会での承認について賛...全文を見る | ||
○片山大介君 理解してもらうのは確かに複雑で難しいところもありますけれども、その努力を決して諦めないで続けていってほしいと思います。 次に、農業対策、ここからはちょっとお伺いしたいと思うんですが、政府はおととい農業競争力強化プログラムというのをまとめました。このプログラムの中...全文を見る | ||
○片山大介君 そして、そのプログラムの柱が全農の組織刷新でした。ただ、これ、先日の規制改革会議が示した方針、委託販売の廃止など、やめて、数値目標を盛り込んだ自己改革、これをベースにしているとなっていますね。それで、全農の皆さんもその改革というのは必要だと思っていると思うんですが、...全文を見る | ||
○片山大介君 その今所得が上がるという話についてなんですが、農家の現場では、今、米などでコストを下げるよりも、そのスピードよりも速くもう価格が下がっていっているんですね。ですから、農家の間には価格を下げることへの抵抗感というのがやっぱりすごく強いです。 実際に、農家が農業で得...全文を見る | ||
○片山大介君 時間がないのでちょっと次の質問に行きます。次は、輸出について聞きたいんです。 政府は、農林水産物・食品の輸出目標、これを一年前倒しして三年後に一兆円にしようというふうになっています。それで、去年が七千五百億円なのでほぼ達成できるとは思うんですが、それで結局満足し...全文を見る | ||
○片山大介君 だけど、そう考えると、おとといまとめたプログラムではそんなことは書いていないんですよ。そうなんですよ。だから、もし、農家の人たちが輸出をアップさせることが自分たちの所得増につながっていくというふうに実感を持たせるためにはそれをプログラムに書かなきゃいけないと思います...全文を見る | ||
○片山大介君 時間がなくなってきたので、もう一枚ちょっと資料を用意しているのでそちらの質問をさせていただきます。 実は、農地の企業の参入についてなんですが、実は、日本維新の会では、今、農地法の改正をして企業が農地を所有しやすくするようにしようというふうにしているんです。今のと...全文を見る | ||
○片山大介君 最後に、維新の農地法改正案について伺いたいと思います。 | ||
○片山大介君 ありがとうございました。 | ||
12月12日 | 第192回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○片山大介君 日本維新の会の片山大介でございます。 今日は、食品にまつわる二つの大きなテーマについて質問させていただきたい、そのように思います。 まずは、去年四月から始まった機能性表示食品制度です。 この制度というのは、国ではなくて事業者の責任において安全性や機能性を...全文を見る |
○片山大介君 それで、ここで言っていただけるかなと思ったのがこの買上げ調査なんですけれども、実際に販売後の食品を買い上げて調査するというのをやっているというのを聞いています。 それで、最新のデータだと、去年の四月にスタートして半年間だけのデータがある。これが十七件で買上げ調査...全文を見る | ||
○片山大介君 是非しっかりと情報公開をしてもらいたいなと思います。 それで、もう一つ、消費者庁の方では食品事業者が提出した論文とかをホームページで公開しています。それで、ホームページで消費者の目に触れることによって消費者に安心してもらおうという狙いからなんですが、私も実際その...全文を見る | ||
○片山大介君 是非これ改善してほしいと思います。それで、そんなにお金掛からないと思います、私の経験からすると。 それで、まず、これ実際に一般の消費者がどれくらいアクセスしているか、検索を掛けているかという数字を調べてほしいと思います。それで、やっぱり少なければ、やっぱりあれな...全文を見る | ||
○片山大介君 それで、これが何でこうなったかというと、これは、こうなる煩雑さというのが分かっていたのにもかかわらず、まずTPPでこれ先に導入ありきになって、後から技術論を考えるからこうなっちゃうんですね。 それで、国の検討会がこういう表示の仕方を中間取りまとめしたんですけれど...全文を見る | ||
○片山大介君 私も、今大臣が読まれたのはまさにその中間取りまとめで書いてあった内容でして、それで、高齢者はやはりホームページを余り使わない、ネットリテラシーの話をしていたんですが、それであれば、先ほど機能性表示食品で、その届出では論文とかはホームページで掲載しているということを消...全文を見る | ||
○片山大介君 いずれにしろ、この中間報告、来年度中の施行になるというふうに聞いています。まだ中間の取りまとめの段階ですし、まだまだ時間があります。それで、今のままの分かりづらい表示だったらこれはやらない方がいいというような指摘も消費者団体から実際起きているのは御存じだと思います。...全文を見る | ||
○片山大介君 終わります。ありがとうございました。 |