宮腰光寛

みやこしみつひろ

小選挙区(富山県第二区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8回

宮腰光寛の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第145回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○宮腰分科員 おはようございます。まず、農業共済についてお伺いしたいと思います。  昨日の農林水産委員会におきましてもダイオキシンのお話が出ておりました。隣の先生とお話をしておりまして、このダイオキシンの今の風評被害についても共済の対象にできないのかというような、笑い話のような...全文を見る
○宮腰分科員 今ほど経済局長の方からお話しいただきましたけれども、富山県では、昨年、大豆の被害が極めて大きかったわけであります。壊滅状態と言ってもいいぐらいの状況でありました。転作作物のエースとして、昨年、富山県が初めて大変なてこ入れをいたしまして、大豆のコンバインでありますとか...全文を見る
○宮腰分科員 大豆はそういうことでしっかりと見ていただいたということであります。  水稲共済の問題でありますが、これは要望としてお話を申し上げたいと思います。  現行の農業災害補償制度は、昭和二十二年にスタートいたしまして、既に半世紀が過ぎたところであります。その農作物共済の...全文を見る
○宮腰分科員 大変要望の多い事業だと伺っておりますので、引き続いて推進をしていただくようにお願いしたいと思います。  次に、今のたてやま山麓地区と関係をするといいますか一体的なものでありますけれども、常願寺川国営農地防災事業についてお伺いをいたしたいと思います。  この地域に...全文を見る
○宮腰分科員 実は県と富山市もこの中に含まれておりまして、いろいろな関係で今農業用水の機能が見直しをされてきているわけでありますけれども、生活維持機能等もあります。そういうものを含めて計画をされているわけでありまして、ぜひ、できるだけ早い期間内で完了していただくようにお願いをいた...全文を見る
○宮腰分科員 相手のある話でありますし、EEZ内とは違いますので相当難しいと思いますけれども、全面的にということでなくても、そういう形が幾分かでもできるということが漁業者の皆さん方の不安感を低減させることにつながると思いますので、段階的ということであっても結構でありますので、ぜひ...全文を見る
○宮腰分科員 この資源管理の問題につきましては、将来的に共同委員会で資源の状況などを調査研究されるというふうにうたわれておりますが、その結果として、将来的に危ないといったような数字が出る懸念もあるわけであります。そこで、将来的には、その結果を眺めながらということでありますけれども...全文を見る
○宮腰分科員 規制と実態とは違う面もあるということでありますから、当面は規制そのものを日本、韓国双方ともしっかりと守る、遵守するということでありますが、ぜひ間違いなくそのようにしていただくようにお願いしたいと思います。  次に、海洋深層水の活用についてであります。  大和堆付...全文を見る
○宮腰分科員 海洋深層水を使った氷を使うと、魚の鮮度が普通の氷とは全く違うというようなことも実証されているわけでありますが、そのほかにも、海洋深層水は自然のポカリスエットだというふうに言われておりまして、非水産分野におきましても非常に将来性の高い資源であるというふうに思います。既...全文を見る
○宮腰分科員 今ほどアロケーションというお話が出ました。せっかくの深層水、費用の関係もありまして、全国どこでもくみ上げるということはなかなか難しいわけであります。地形的な条件と申しますか、急激に深くなっている、三百メートル余りの深さのところに短い距離で取水ができるというところでな...全文を見る
04月15日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号
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○宮腰委員 自由民主党の宮腰光寛でございます。  きょうは、この地方公聴会、日本海側で一カ所、福井県で開かれているということでございまして、陳述人の皆さん方には大変御苦労さまでございます。  この福井は、大戦末期に空襲を受けたところである、あるいは戦後しばらくして大地震があっ...全文を見る
○宮腰委員 ありがとうございます。  今ほど多くの先生方から、周辺事態法案における国会の関与のあり方について、いろいろな御意見等を承りました。  須藤先生の方からは、長期にわたる周辺事態については国会の承認ということだろうと思うけれども、緊急の場合、事後報告もしくは事後承認が...全文を見る
○宮腰委員 自治体の非核条例のことで須藤先生にお伺いしたいと思います。  最近、高知県の非核港湾条例案というのが話題になりました。そのほかに、先日、函館市においても、非核条例案が実は継続審議になったわけであります。今回の統一地方選挙で議会の構成が変わりますので、実質的には自動的...全文を見る
○宮腰委員 これも須藤先生にお伺いしたいと思いますが、船舶検査の際の国連安全保障理事会の決議ということであります。  今、ユーゴスラビアのコソボ問題では、NATO軍が国連安保理の決議なしで実際には行動しているわけであります。ミロシェビッチ大統領を相手にして、ほかの方法ではなかな...全文を見る
○宮腰委員 現にできないこともあり得るということだと思います。今特別委員会でこの点も大きな問題の一つになっておりまして、国連決議のみを要件とした場合、公海上で船舶検査ができないこともあり得る。  ただし、それにプラスして、多国間の合意で、国家の組み合わせというのは、どういう組み...全文を見る
○宮腰委員 最後ですけれども、先ほど須藤先生の方からも、島田先生の方からも、集団安保というのは決して憲法違反ではない、自衛権の行使ということで集団的自衛権の行使を認めるべきであるというお話がありました。  そのことについて、有事法制の整備の必要性については須藤先生はどういうふう...全文を見る
○宮腰委員 ありがとうございました。終わります。
04月16日第145回国会 衆議院 建設委員会 第8号
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○宮腰委員 おはようございます。自由民主党の宮腰光寛でございます。初めて質問させていただきます。  私は、海岸線といいますか、海から歩いて三分ぐらいというところに住んでおりまして、いわば海の子でありますから、小さいころのことも思い出しながら質問をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○宮腰委員 次に、水産庁長官にお伺いしたいと思いますが、離岸堤の整備についてであります。  今回の改正案では、海岸保全施設として新たに離岸堤と砂浜を明示いたしております。離岸堤につきましては、これは以前は海面上に波消しブロックが積んでありまして、海岸環境として景観上決して好まし...全文を見る
○宮腰委員 ぜひ理解を得るようにしっかりとお願いいたしたいと思います。  次に、海岸の管理の問題であります。  今回の改正法案では、海岸の管理のための計画制度の見直しということが盛り込まれております。国は基本方針を定め、都道府県知事は海岸保全基本計画を定めることとされておりま...全文を見る
○宮腰委員 今、自動車の乗り入れ制限の話がありました。資料では、海岸へのアクセス方法のうち自動車が全体の七割以上を占めているということでありまして、大抵自動車で海岸まで乗りつけるということになっております。ただ、車のまま砂浜や海浜植物群落に乗り入れた場合に、自然環境に重大な影響を...全文を見る
○宮腰委員 今若いカップルのことだけ申し上げましたけれども、実は高齢者の方々も、なかなか歩いて波打ち際まで行きにくいということがあります。やはり車で乗り入れができれば、波打ち際に行って御夫婦で昔のことを思い出しながらということができるわけでありますので、そういうケースの場合は、今...全文を見る
○宮腰委員 先ほど黒四ダムのことを申し上げましたけれども、実はほとんどのダムが既に土砂で埋まっておりまして、今建設をしていただいております直轄宇奈月ダム、これが今度湛水開始になるわけであります。砂浜の保全につきましては、海岸事業だけでは目的を達成できないという時代になってまいりま...全文を見る
○宮腰委員 下流の沿岸漁業の関係につきましても、ぜひ、これまでのデータもあると思いますので、配慮をしっかりとしていただいて、迷惑のかからないような排砂方式でやっていただきたいというふうに御要望を申し上げたいと思います。  大臣にお伺いいたしますが、世界初の排砂ダムを持つ黒部川と...全文を見る
○宮腰委員 建設省の土木研究所でいろいろ研究していただいているということでありますが、世界で初めての排砂ダムということでありますから、その経験を、日本全国はもちろんでありますけれども、世界にも情報発信をしていただけるような研究をお願いいたしたいというふうに考えております。  次...全文を見る
○宮腰委員 最後になりますけれども、今回の法改正の目的であります海岸の利用ということと沿岸地域の振興のためには、海岸道路の整備がどうしても必要であるというふうに思います。とりわけ、漁村地域において海岸保全事業と海岸道路の整備をあわせて実施することは、高波の被害の未然防止とともに、...全文を見る
○宮腰委員 ありがとうございました。終わります。
04月21日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会公聴会 第1号
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○宮腰委員 自由民主党の宮腰光寛でございます。  きょうは、公述人の先生方には大変貴重な御意見を賜りまして本当にありがとうございます。  まず、最近の世論調査の結果についてお伺いいたします。主に佐々先生にお願いをいたしたいと思います。  四月七日に共同通信社が発表いたしまし...全文を見る
○宮腰委員 大変厳しい御指摘もいただきました。  次に、周辺事態の定義についてお伺いをいたしたいと思います。  政府は周辺事態の定義を、我が国に対する武力攻撃には至らないが、我が国周辺の地域における平和と安全に重要な影響を与える事態といたしておりまして、これまで四つの類型を示...全文を見る
○宮腰委員 そこで、先ほど佐々先生の方からお話がありました、総合的、体系的な国家安全保障の基本法をつくるべきであると。いろいろなお名前を挙げておいでになりましたけれども、例えば危機管理基本法というようなお名前で表現をしておいでになりましたけれども、その考えておいでになる内容につい...全文を見る
○宮腰委員 次に、周辺事態における国会の関与についてお伺いをいたしたいと思います。  この問題は極めて重要な問題であります。周辺事態に際して、敏速に行動する政府の能力を損なうことなくシビリアンコントロールをどう発揮することができるか、安全保障政策を監督する国会の役割をどう果たし...全文を見る
○宮腰委員 公述人の先生方の御意見では、ほとんどの先生方が、事前承認については必ずしも必要としない、迅速な対応ができないので、閣議決定の内容をまず実行すべきであるという御意見であったかと思います。  その中で、森本先生は、国会承認の中身、対象については、領域外における自衛隊の活...全文を見る
○宮腰委員 先ほど、マイナー自衛権というお話がありました。  佐々先生、森本先生にお伺いしたいんですが、個別自衛権でもなく集団自衛権にもよらない、限定地域における不測事態による実力行使のできるマイナー自衛権を、人質救出作戦、あるいは作戦中の紛争処理で我が国の憲法上行使できるとい...全文を見る
○宮腰委員 船舶検査について、お伺いをいたしたいと思います。  先日、福井市で地方公聴会が開かれましたけれども、仮に朝鮮有事あるいは台湾有事の場合において、国連安全保障理事会常任理事国である中国の拒否権によって、経済制裁の実効性を確保するための国連決議は成立する可能性はないとい...全文を見る
○宮腰委員 中国の棄権の可能性は考えられ得るというお話でありますが、もし、それ以外の結果、いわば中国の拒否権によって国連決議が成立をしないといった場合には、やはり国連決議のみを船舶検査の要件としている場合において公海上での船舶検査が不可能となるということに論理の帰結としてなってし...全文を見る
○宮腰委員 国連決議がない場合であっても、多国間合意を要件に盛り込むことにより船舶検査を可能であるとする考え方について、国際的に見て問題があるのかどうか、その辺もお伺いいたしたいと思います。
○宮腰委員 以上で終わります。ありがとうございました。
07月21日第145回国会 衆議院 農林水産委員会 第24号
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○宮腰委員 最初に、持続性の高い農業生産方式の導入に関する法律案について幾つかお尋ねをいたします。  万物は土に返るという哲学があります。自然農法は、土が本来有している力を引き出す生産方法であり、環境三法案の理念と共通しております。その意味で、今回の三法案を高く評価したいと考え...全文を見る
○宮腰委員 この法案につきまして、持続的農業生産を目指す環境保全型農業ということでありますけれども、その最大の課題は、通常の栽培と比べて除草作業などの労働時間が多くかかるということではないかと思います。  農林水産省の行ったアンケート調査によりますと、環境保全型農業の経営が成り...全文を見る
○宮腰委員 昔のことでありますが、私が小学校のときに、理由は覚えておりませんが、学校をずる休みしたことがあります。今で言う登校拒否ということだと思いますが、そのときにおふくろから田の草取りを一日やれと言われまして、朝から夕方までやっておりまして、これが小学生にとりましては大変な重...全文を見る
○宮腰委員 ぜひ、高性能ではあるけれども、低価格な機械を開発していただきたいというふうに御要望申し上げておきたいと思います。  今後このような生産方式の普及を進める際に重要なのは、持続性の高い農業生産方式に取り組む農家のインセンティブをどう高めていくかということでありまして、そ...全文を見る
○宮腰委員 ちょっと話が飛びますけれども、富山県、私の地元でありますが、第二種兼業農家の比率が極めて高いという特殊な地域でありまして、中核農家の育成とともに集落営農を強力に推進しているという状況にあります。この集落営農につきましては、今般成立いたしました新農業基本法の二十八条に一...全文を見る
○宮腰委員 午前中の質問と重複いたしますので、二問ほどカットいたします。  最後に、環境三法に関連いたしまして、カドミによる土壌汚染についてお尋ねをいたしたいと思います。  過去において、富山県を初め幾つかの県でカドミウムによる土壌汚染が発生をいたしまして、汚染田から産出され...全文を見る
○宮腰委員 大臣から、直接ありがたい御答弁を伺いました。ありがとうございました。  次に、神通川流域及び黒部地域における復元事業の完了見通しを伺いたいと思います。
○宮腰委員 ぜひ着実に推進をしていただきまして、一日も早く汚染田がなくなるようにお願いをいたしたいというふうに思います。  次に、大臣にお伺いいたしますが、現在の仕組みにおきましては、カドミ濃度の高い一号地は全部休耕、それからカドミ濃度が一ppm以上出るおそれのある二号地の産米...全文を見る
○宮腰委員 実は、カドミ含有米というのは、先ほどから申し上げておりますように、今のところ完全に流通をストップさせております。カドミ土壌汚染の原点は、本来、加害者と被害者の問題であるということが原点であるというふうに思っておりました。今ほどの御答弁にもありましたとおり、カドミ含有米...全文を見る
○宮腰委員 終わります。ありがとうございました。